中N〖クリスマスイブの夜〗 №2須藤絵里①
中N〖クリスマスイブの夜〗 №2須藤絵里①
2××5年12月23日
わたしは、明日のデートにウキウキしていました。一目見ただけでこの胸をドキドキと高鳴らせてくれた男の子。今は恋人である純次君。その彼と明日のクリスマスイブにデートする予定。《もしかしたらその日に一線超えちゃうかも?》そんな予感を感じていた。
友人達からは、背が低くて所謂顔も身体も幼っぽくて同級生なのに子供扱いされ続けてきた。それで私は、大人の階段を登る行為、つまり男性とそうなるのが夢だったのでした。今なんかも勝負下着を履いて行こうかなって、舞い上がっている。
その時でした、突然に友達から電話がかかってきた。何だろうと思って話を聞くと、それは驚くべき内容だった。「絵里、お願い!メンバーが足りないの~~!!」わたしは『えっ!?』どうやら友達が今日する予定である主に大学生の男の人メンバーとの合コンに、「今更にドタキャンした女の子が居てね、その子の代わりにと人数合わせの為に、絵里に参加して。」って頼まれた。
ちょうど今日は祝日で休みだから、明日(クリスマス・イブ)の為に彼氏をゲットする為にって友人らが前々から計画してたのは知っていたけど、だからって『彼氏のいるわたしも召集するわけ?』、「それは分かっているけど、一生のお願いよ。」、『もう仕方ないな。行くわ。』わたしはお気に入りで愛用している上着のバーカーを着て、集合場所に向かいました。
場所は駅前のカラオケボックスです、そこに着くとこの合コンを取り仕切っている友人が、私を平謝りして迎えた。相手の男性達も揃っていた。
『なんか、あっちの人達。凄い高レベルな面子だね。』
「でしょでしょ、あの人なんて素敵よね。」
「ちょっと~あの人は私が先にマークしたんだから、横取りは駄目よ!」
《どうもみんな、それぞれ狙っている人は決めているみたい、みんな被らないようにそれぞれ相談をしているし、まぁ。わたしはもう彼氏居るし、みんなの余りでいいんだけども。何か必死だよね。》
ふとその時に、わたしは向こうのメンバーの一人が気になりました。男性メンバーだけど、あきらかにイケメンの二枚目の人、明るいキャラで盛り上げる人、それぞれが高いレベルの男性達だらけです。でもね、そんな高レベルの人達の中に一人だけ、雰囲気が暗くて体型は太く、メガネをかけている大人しい人がいた。いかにもって感じの人みたいだけど。
「ねぇ、絵里。ごめんだけど、あの人の相手をしてくれない?」
『え!わたし!?』
すると向こうの仕切りをしている人と話し込んでいた友人が、わたしにその人と相手する事を頼む。当然ながらに彼が余ったみたい。もうみんなそれぞれ相手(ターゲット)を決めていた。
「だって、絵里には彼氏いるでしょ?じゃあ、いいじゃん!」
「なぁ~俺からも頼むよ、あいつ。あんな風だけどいい奴だしさ、楽しませたいんだよ。」
《う~ん。わたしの好みと程遠いし、あんまり気乗りしなかったけど、まぁいいか。》
『わかったわ。あの人と話をしていたらいいんでしょ?』
「うん、まぁjクリスマスだしモテない君に一時の夢の時間をプレゼントしても罰はあたらないわ。」《もう人事(ひとごと)だと思って!》
そういうわけで、合コンは無事に開始されます。
2015/02/01
2××5年12月23日
わたしは、明日のデートにウキウキしていました。一目見ただけでこの胸をドキドキと高鳴らせてくれた男の子。今は恋人である純次君。その彼と明日のクリスマスイブにデートする予定。《もしかしたらその日に一線超えちゃうかも?》そんな予感を感じていた。
友人達からは、背が低くて所謂顔も身体も幼っぽくて同級生なのに子供扱いされ続けてきた。それで私は、大人の階段を登る行為、つまり男性とそうなるのが夢だったのでした。今なんかも勝負下着を履いて行こうかなって、舞い上がっている。
その時でした、突然に友達から電話がかかってきた。何だろうと思って話を聞くと、それは驚くべき内容だった。「絵里、お願い!メンバーが足りないの~~!!」わたしは『えっ!?』どうやら友達が今日する予定である主に大学生の男の人メンバーとの合コンに、「今更にドタキャンした女の子が居てね、その子の代わりにと人数合わせの為に、絵里に参加して。」って頼まれた。
ちょうど今日は祝日で休みだから、明日(クリスマス・イブ)の為に彼氏をゲットする為にって友人らが前々から計画してたのは知っていたけど、だからって『彼氏のいるわたしも召集するわけ?』、「それは分かっているけど、一生のお願いよ。」、『もう仕方ないな。行くわ。』わたしはお気に入りで愛用している上着のバーカーを着て、集合場所に向かいました。
場所は駅前のカラオケボックスです、そこに着くとこの合コンを取り仕切っている友人が、私を平謝りして迎えた。相手の男性達も揃っていた。
『なんか、あっちの人達。凄い高レベルな面子だね。』
「でしょでしょ、あの人なんて素敵よね。」
「ちょっと~あの人は私が先にマークしたんだから、横取りは駄目よ!」
《どうもみんな、それぞれ狙っている人は決めているみたい、みんな被らないようにそれぞれ相談をしているし、まぁ。わたしはもう彼氏居るし、みんなの余りでいいんだけども。何か必死だよね。》
ふとその時に、わたしは向こうのメンバーの一人が気になりました。男性メンバーだけど、あきらかにイケメンの二枚目の人、明るいキャラで盛り上げる人、それぞれが高いレベルの男性達だらけです。でもね、そんな高レベルの人達の中に一人だけ、雰囲気が暗くて体型は太く、メガネをかけている大人しい人がいた。いかにもって感じの人みたいだけど。
「ねぇ、絵里。ごめんだけど、あの人の相手をしてくれない?」
『え!わたし!?』
すると向こうの仕切りをしている人と話し込んでいた友人が、わたしにその人と相手する事を頼む。当然ながらに彼が余ったみたい。もうみんなそれぞれ相手(ターゲット)を決めていた。
「だって、絵里には彼氏いるでしょ?じゃあ、いいじゃん!」
「なぁ~俺からも頼むよ、あいつ。あんな風だけどいい奴だしさ、楽しませたいんだよ。」
《う~ん。わたしの好みと程遠いし、あんまり気乗りしなかったけど、まぁいいか。》
『わかったわ。あの人と話をしていたらいいんでしょ?』
「うん、まぁjクリスマスだしモテない君に一時の夢の時間をプレゼントしても罰はあたらないわ。」《もう人事(ひとごと)だと思って!》
そういうわけで、合コンは無事に開始されます。
2015/02/01
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