名N〖壊れかけた二人2017年版〗第1回
(「達也と美咲」より)
(「会社の同僚にスワッピングを持ちかけられたんだけど」より改訂)
僕は29歳で名前は住谷涼(すみたに・りょう)。中堅商社の会社員で顔は良くも悪くもこざっぱりしている。高身長(180センチ)で昔は痩せ型だったけど最近ちょっと腹が出てきた。嫁の名前は住谷梨花(すみたに・りか:27歳)。身長は161センチ、胸はEカップ(超柔らかい)で美乳。でも本人はこの巨乳がコンプレックスだったらしい。普段はそれを隠すような服装をしていたらしく、僕も付き合うまで全く気づかなかった。
梨花は気が強いけれど、男を立ててくれる大和撫子タイプ。夫の僕が言うのもなんだけどかなりの自慢の嫁さん。惚れた弱みかも知れないが僕としては梨花の顔は美人としか言いようがない。ただ友人からは酔った勢いで〔お前が思っているほど美人じゃないぞ!〕と言われたことがあった。しかし、客観的にみても梨花は中の上だろうと思っている。
同じ会社にいた僕と宇部梨花が、付き合い始めたのは彼女花が入社して2年目からだった。梨花の外面よりも内面に惹かれた。同性に好かれて異性からも友達になりやすいタイプの娘だった。僕がプロポーズをしたのは彼女の部屋。結婚式のTVCMを2人で観ていたら、梨花から『私達もそろそろじゃない?』って尋ねてくる。それで、僕も思わず「そうだね。」という感じで答えてあっさりと決まった。
そして今、結婚して2年目、もう新婚じゃないし夜のほうは前からマンネリ気味になっている。セックスは全くなくなったわけではないけれど週に1回あったのが月に2回に半減していた。梨花はそれほど性欲があるほうじゃないと思っている。だから今の状態を僕に不満を言ったことがない。それに子供作りはもう少し後にしようってことになっていた。
ただ、マンネリ解消のためにセックスの工夫はしている。ソフトSMみたいなもので目隠しプレーには案外梨花は興奮していた。案外Mの傾向があるのかもしれない。SMプレイはその1度きりだったが、興奮している嫁(梨花)の姿に僕は思わず勃起した。
そんなときに友人が【スワッピング】の話を持ち込んできた。ちなみにそいつが前述した〔お前が思っているほど美人じゃないぞ!〕発言した長谷将生(はせ・まさき)だ。将生は会社の同期で年齢も同じ、僕とすごく仲良かったからわが家にも何度か遊びに来ている。梨花とも友達みたいな感じであった。
将生は、顔や体格とかは僕とそんなに変わらない。ただし性格が全然違っていて、どちらかというと内向的な僕と違って社交的でいかにも二枚目の営業マンタイプ。その将生はまだ結婚をしてはいないが、恋人は居る。その彼女とは長く交際していて〔マンネリだからどうかな?〕と、【スワッピング】を僕に持ちかけてきたのだ。 第2回に続く
2017/06/06
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第2回
第1回
長谷将生(はせ・まさき:29歳)が【スワッピング】の提案をしてきた時には僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)もぐでんぐでんに酔っていた訳で、酒の勢いから〔いいだろう。〕、「それグッド!」などと二人で言い合ってかなり盛り上がったのであった。
僕は、帰宅したその晩に酔った勢いのまま嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)に思い切って提案をしてみたら速攻で拒否されてしまいます。それでも粘って「ほら僕たちマンネリになっているじゃん。」と僕が言ったら梨花にも思い当たる節があるみたいで、ちょっと考え込んでいた。
しかし、結局のところ、この【スワッピング】の件はお流れとなってしまう。その原因は、将生の彼女が〚断固拒否〛を貫いたからで、このことを梨花に告げると、かなりホッとしていた。(梨花としては、涼の性癖には戸惑うが、それよりも妻のわたしに何か不満があるのかしら? という気持が大きく。ただ、夫の事を愛しているから、涼が望むのなら、喜ぶのなら、その願望を叶えてもあげてもという思いもあり、夫の要求を受け入れるべきか悩んでいたらしい。)
僕はその事(スワッピングの提案)がきっかけで“梨花が親友とするセックスが見たい”という願望を強く抱くようになる。〖梨花の白いからだを友人の将生が貪(むさぼ)る。ピンク色の巨乳、薄い恥毛、濡れた性器、愛し合う二人。〗僕は果てしない淫らな願望を実現させたくて堪らない思いでいっぱいになっていった。
これを“寝取らせ願望”というらしいのはネットで知る。妻の梨花が他人と交わるのを見てみたい。他人(親友)のちんこで攻め喘がせてみたい願望があるとともに、また、僕に見られながら他人とセックスすることで異常な興奮を梨花に味わわせてみたい気持ちもありました。梨花にべた惚れなこと(美人としか言いようがない)も一因かも知れない。 「こんな可愛い嫁をもっと自慢したい。」 「他の男にも抱かせて梨花の良さを誇りたい。」と強く思うのである。
その愛する梨花が一時的にも他人に奪われるという憔悴感(嫉妬)に興奮するのですが、そんなことは梨花に理解してもらえるとは思っていない。しかし、愛情に溢れているからこそ〖寝取らせ願望〗という性癖が成立しているのでした。
梨花も、「他の人とセックスして凄く気持ちよくなるのを見たい。」と涼太が告白した時に、そう言えば私が以前先輩にセクハラ(酔った勢いでお尻を触った程度)をされたと話したときも、実は少し勃ってしまったと話していたことを思い出す。
そんな中のある日、将生が会社帰りに我が家へ遊びに来たとき三人で食事会をした。その光景は珍しくもなんともなくて月に1回くらいは絶対にあるシーンである。ただし、その時は気まずい雰囲気の食事会だった。なにしろ、あの将生の提案(スワッピング)のあとだから変な緊張感が漂っていた。会話も全く弾まなかった。
それでも僕の脳内は《淫らに悶える梨花が見たくて見たくて》アドレナリンが溢れ出す。ついにブレーキが効かずに食事が終わって三人で軽くワインを飲んで寛いで居る時に、僕は勇気を出して、「スワッピング(梨花と将太がするセックス)を本当はやってみたかったな。」と、言ってみる。そうしたら、梨花が『まだ言ってるの?』って、困ったように苦笑いを浮かべた。 第3回に続く
2017/06/09
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第3回
第2回
親友の長谷将生(はせ・まさき:29歳)もあくまで冗談っぽく〔おれも梨花ちゃんとHをしたかったな~。〕と言い添える。『キャー、セクハラ! セクハラだよ!』って嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)が笑う。それで場の空気が少し和らいだ。そこで僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はすかさず「ちょっと今二人手を繋いでみてよ!」とミニ提案を試みる。梨花は笑いながら『もー仕方ないな。』って、言いながら、ぱっぱっと将生の手を掴んであっという間に離した。僕はそれだけでのことで結構“キタ~”の思い。
僕が「これはちょっとやばいな~興奮するよ。二人とも、もっと手を握っていて!」と言ってみたら、一瞬、梨花の眉間に皺が寄った。それでも梨花はアヒル口を作りながら「・も~う・・・こう?」って、将生の手を握った。将生は「梨花ちゃんの手ってすべすべだな」と、にやにやしている。その一言で僕は半勃起をした。
その時、僕がどんな顔していたのか自分ではわからないのだけれど(凄く複雑な顔をしていたのかもしれない)それで梨花は僕の表情をみてぱっと手を離して、『将生(まさき)君は彼女がいるんでしょ? だから、もうだめだょ~。』って、笑顔で諭した。
将生が〔え? 僕もう彼女とはとっくに別れたよー!〕と、口を尖(とが)らす。僕と梨花は同時に「そうなんだ!」と、ビックリする。(後で将生に尋ねたら、これは真っ赤な嘘だった。しかし僕たちはこの時には信じてしまう。)
将生は〔フリーなんだからいいじゃん。〕とまるで恋人みたいに指を絡めあおうとする。梨花は『えー! ちょっといやだー! このひと。』って笑いながら僕を見てきた。僕が「あー、やばいよ興奮する。」と、言う。『うわーこの二人変態だー、変態ー!』って、囃(はや)す笑顔の梨花。
それでも暫(しばら)く嫁と将生の二人は手を握っていた。しかし、梨花の手は開き気味でぎゅっとは握ろうとしていない。ところが手は依然として繋いでいた。というより将生が梨花の手を離さなかったのだけなのだけど。時間が経つにつれ、梨花の顔は段々と笑顔より困った割合の方が大きくなってきている。
反対に、僕はもっと見たくて「キスとかも、だめかな?」と、梨花に聞いてみた。梨花はそれを聞いた途端に手を離し、将生から距離を取って座る。〔じゃあ~ほっぺにキスでがまんする~。〕と、将生が調子に乗った。
僕も「梨花もそれくらいだったらいいよね。」と、云い添えた。それに対して梨花は『何でキスなの?』って、どうしても納得がいかない感じの様子。すると、将生が梨花の手を引っ張って、またすぐ隣に座らせ、そして頬に軽くキスをする。その時の梨花は、くすぐったそうに『いやだー。』って、言いつつもまだ笑っていた。 第4回に続く
2017/06/15
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第4回
第3回
調子がいい親友の長谷将生(はせ・まさき:29歳)が〔はい梨花ちゃんもチュウ。〕と、言ったら、『えー・・・んー。』って、数秒間は迷った後で嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)が結局頬にチュっとする。でも、そのキスはすっごく素早かった。将生は僕を見てニヤニヤしていたから気が付かなかっただろうが、キスをした後に、梨花は口元を素早く拭(ぬぐ)っていた。
〔なっ涼、梨花ちゃんの口にキスはだめかな?〕と、将生は更に調子づいて、梨花の肩に手を置きながら、お願いをしてくる。梨花は僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)の方を見ながら『だーめ・・・だよね?』って言う。「あ、ああ・・・・そうだよな。」と、同調したものの、ちんこが完全勃起の僕は直ぐに「でも、1回くらいはいいかも。」と前言を翻した。《自分の嫁のくちびるが他人に奪われるのに! 僕はM体質なのかもしれないな。》
梨花は『はぁっ!?』って高音の声を出す。僕が「後ろを向いているからさ。」と、二人に対して背を向けた。その時、梨花が『えっ! ちょ、ちょっとー・・・本当にいいの?』って、戸惑いの声を出します。
何だかこの進行状況が怖くなり、返事が出来なかったから僕は首だけ縦に振った。すると“・・・ん”と声なのか音なのかよくわからん音がする。それで振り返るとニヤニヤしている将生と口元を左手の甲で拭っている梨花が見えた。
将生が〔ごちそうさま。〕と、言って笑う。その途端に梨花は将生の頭をパチンと叩く。〔痛てな~。暴力反対!〕と、軽口を言う将生の口にうっすら口紅がついているのを見て、僕はガチで心が痛んだ。(と同時にこの進行に萌える。)
その時に、僕と将生のアイコンタクトがあり、「いいな?」〔おう!〕こうした意思疎通がある。梨花の隣にいた将生の手が、梨花の胸に伸びた。梨花は身をよじって『いやだよ! っもう!』って、言いながらもあくまで笑顔でいる。
それに続けて、『・・・涼・・・ほんとに~いいの?』って、言いながら僕の方を困った顔で見ました。僕は無理矢理に笑顔を作って「いいよ。メチャクチャ興奮するんだよ。」と、梨花を説得する。《スワッピングを提案した時に僕にはそういう性癖があるっていうのは梨花へ説明をしておいた。しかし、イマイチ嫁さんは理解をしていなかったみたいだけれど。》
それでも多分だけど、梨花もこういうこと(寝取られ)に少しは興味があったのだと思う。お互い性に関しては淡白だったけど、やっぱり彼女にはMの気質(寝取られ的な)があるのかもしれない。 第5回へ
2018/08/13
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第5回
第4回
目立った抵抗をしない梨花が『ううぅ~。』って唸りながら結局将生に(片手を肩に置き、もう片手で)胸を揉まれ始めている。将生が〔うわっでけえな。〕〔予想以上だよ。〕〔めっちゃ幸せ!〕」と歓喜のワードを連発した。
長谷将生(はせ・まさき:29歳)の遠慮のない言葉に、僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はすごくむかついたけれど、その一面すごく興奮もした。嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の顔が真っ赤になり顔を伏せる。梨花の手は、将生を制するように将生の手に重ねていた。しかし、力はまったく入ってなかった。
〔巨乳だなぁ!〕〔何カップなの?〕と、《僕はほんとうに無礼な奴だなと思った。》しかし梨花は完全に無視(シカト)をする。そして、梨花は無言で上目遣いに僕をじぃっと見つめていた。仕方ないので僕が「それは秘密だよ。」と代弁をした。
それから将生が〔よいしょ!〕と、掛け声をかけながら梨花の後ろに座り直し今度は両手で胸を揉み始める。それを1分ほど続けていたら梨花が『はい、もう終わり! 終わりだよ。』って、将生の手をどかした。
梨花は慌てて僕の横に座ってくる。『あつっ~! あついよ~!』って、両手で真っ赤になっている顔を仰ぐ梨花。そして、僕と将生が、再びアイコンタクト。思い切って僕が真剣な顔で「どう・・・将生とやってみない?」と提案をしてみる。梨花は顔を伏せながら『・・・えー!・・・そんな?』って、僕の目をじっとみつめた。
『りょうくんは・・・いいの? 嫌じゃないの?』と言ってくる。「そりゃ嫌だよ! というか梨花とする奴なんて死ねば・・・って思っているさ。」と僕は応えた。将生が〔それはひどいな~。〕と、笑った。梨花も、ぱっと笑顔を浮かべると『それじゃあ駄目だよね!』って、「でも、僕はすっごく見たいんだよ!」と、はっきり言い放つ。
意外と梨花は押しに弱い性格。その時は雰囲気的に彼女自身も〖桃色(性的興奮状態)〗って感じだったから、僕はこのまま勢いで押していく。「なぁ、いいだろう。」すると 梨花が『・・・えーほんとに? 将生君と・・・りょうくん、絶対! 絶対に! わたしのことを嫌いにならない?』って尋ねてきた。
僕は「ならない。絶対にならないよ。」と約束する。『ほんと?・・・ほんとに今夜だけだょ。』って、嫁がか細い声で了承した。僕は平気な風をするが、《ここで心の中でガッツポーズをする。》でもちょっとショックだったかも。《梨花には毅然と断ってほしかったな。》という身勝手すぎる気持ちがあったのも事実だった。 第6回へ
2017/08/23
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第6回
第5回
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)が「それじゃあ、寝室へいこっか。」と促し、嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の手を引いて寝室へ向かう。だが梨花の足取りが超重いので無理矢理に引っ張っていく感じだった。
長谷将生(はせ・まさき:29歳)は、その後を付いて来て、〔おまえらの寝室に入るのは初めてだな。〕とつぶやく。「そうかな?」と、僕が返す。将生は〔ここが二人の愛の巣ですか~。〕と、笑いながら部屋を見渡す。《だけど僕たち最近はセックスを全然していなかったからちょっと気まずかった。》
梨花が、ちょこんとベッドの端に座った。将生はその横に並んで座る。僕が、それを離
れたとこに立って二人を見ていた。嫁の梨花はじっと僕を見つめている。将生が、梨花の顎を掴んでキスをした時にもずっと僕を見ていた。しかし、将生が梨花の服の下から身体を触り始めた時から目を伏せる。
将生は、また梨花の耳元でしつこく、〔何カップだっけ?〕と、尋ねた。服の下では胸の辺りでモゾモゾと将生の手が蠢(うごめ)いている。梨花はかすれた声で『・・・わかんないよ。』って、だけ答える。《将生がこれほどまでに胸の大きさに固執するのかが凄く不明だった。》
梨花をベッドに押し倒すと将生が、少しずつ衣服を脱がせていく。下着姿だけにされた梨花は将生が白いブラジャーを取ろうとすると、『全部は・・・脱がないよ・・。』って梨花がか細い声で拒否をした。その時に僕の視線を感じた梨花は、慌てて掛け布団の中に潜り込む。将生もその中へと続いた。モゾモゾと動く掛け布団の中から、やがて白のショーツが掛け布団の中から吐き出される。
将生の〔梨花ちゃんが超濡れてるんですけど~。〕と、冗談っぽい声が聴こえた。僕は落ち着き無く部屋中歩き回り心臓をバクバクさる。『いやー恥ずかしぃ!』って梨花が、掛け布団をバタバタと動かす。将生が〔梨花ちゃんの裸って白いな~。〕と言うと、『いやン~、いや~ン。』って、くすぐったそうな梨花の声がした。
僕が「ね~梨花、掛け布団を取ってもいいかな? 全然見えなくて邪魔なんだけれどさ。」と、提案するが、『絶対だめ!』って、梨花が即座に拒否をする。そこから将生だけが掛け布団から顔を出した。その際、将生の顔の先には梨花の下半身が見えた。クンニリングスをしていたのだろうなと思った。将生が〔涼! ゴムはある?〕と、尋ねてくる。その時の僕は、ベッドの下にうずくまるように座っていた。 第7回に続く
2018/02/28
名N〖壊れかけた二人 新版〗第7回
第6回
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は「あ、あるよ。」と、どぎまぎした返事をして立ち上がり、ベッドサイドの引き出しの中にあるコンドームを将生に渡した。『・・・ りょうくん・・・ ねっ、ほんとにするの?・・・』って、掛け布団の中から、か細い梨花がか細い声を出す。
ちなみに嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)は僕のことを『あなた、涼、りょうくん』などと呼ぶ。(第三者には上記+旦那とか主人とか夫とか使い分けた。)「ど、どうした?」と答えると、梨花が『・・・ やっぱーするのいやだぁ!』って、訴えてくる。
僕は、それに対して返事が出来なくて、コンドームを着け始めている長谷将生(はせ・まさき:29歳)をじっと見ていた。《ちんこが僕と同じ位に見えたので少しガッカリした。なぜなら、すごくでかいちんこでセックスされる嫁を見たかったのに、その反対だったので心のどこかで安心していた。》
このプレイを決断した理由は、将生が梨花のことを散々に〔そんなに美人じゃないぞ。〕〔おれのタイプじゃない!〕などと、失礼なことを言っていたからで、それだからこそ僕は、安心して抱かせる決心が出来たのである。清純で貞淑な私の嫁(梨花)が親友とするセックスを見たり想像した時の強烈なまでの嫉妬心と、客観的に見た梨花の感じている姿とが入り混じって興奮に変わっていった。
梨花が掛け布団の中から手を出してくる。僕はその手をぎゅっと握った。再度『りょうくん・・・ 絶対、絶対に私のこと嫌いにならないよね?』って、嫁もしっかり握り返してきた。僕は「絶対にならないよ。約束する。」と、しっかり返答をする。梨花のすごく切羽詰った感じの口調だった。
将生が、掛け布団を少しめくる。そのめくられた瞬間、梨花の白い両脚がだらしなく開いていた。梨花の下半身とへそくらいまでが露(あらわ)になる。そして、薄い恥毛のためにすっかり露わになった、その性器は濡れていた。
梨花は、僕の強い視線を感じて、すぐに両脚を閉じる。将生がそれをまた開いてペニスを梨花の下腹部に当てがった。『いや、いや、恥ずかしいから・・・ か、隠して。』ってと、慌てた様子の声を出す。
その声を聞いた将生は、めくった掛け布団に潜り込み、また二人の姿が僕と握っている梨花の手以外は全部掛け布団の中に隠れた。それからギシっと少しベッドが軋みだす。『うっ・・・ ん。』って、梨花のあえぐ声が聞こえた。ゆっくりとギシギシ・・・ とベッドが軋み始めた。梨花の手はメチャクチャ強く僕の手を握りしめている。掛け布団の中からは『ん・・・ ん・・・・・。』って、鼻から息が漏れているような声が聞こえてきた。 第8回へ続く 2018/03/01
名N〖壊れかけた二人 新版〗第8回
第7回 20180301
ギシギシギシ。ギシギシギシ。と、ベッドが軋む音がリズミカルになる。合わせたように『ん・・・は・・・あ・・・・・あ・・・。』って、梨花の喘ぎ声が聞えてきた。クチュクチュと、音も聞こえてくる。『あ、あ・・・・・た、りょうくん・・・。』って、呼んでくる嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の手を僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は強く強く握り直した。
『りょうくん、み・・・見ないで・・・お願い・・・。』
「だ、大丈夫だって・・・見えてないよ。」
『あ、あの・・・ そう・・・ じゃなくて・・・ 恥ずかしいの・・・ お願い。』
「え! え何?」
長谷(将生:はせ・まさき:29歳)が補足するように〔涼は部屋に居ないで欲しいんだよな?〕と、梨花に言った。それから数秒の沈黙が流れる。でもベッドは軋み続けていた。『は、あ、あ、ん、あ。』って、梨花のあえぎ声が続く。
〔だよな? 梨花ちゃん。〕と再び将生が呟いた。そして掛け布団の中から、チュッと、キスをする音がする。〔だってさ。涼!〕と、今度は僕に向けてつぶやいた。その時の僕は、フゴー、フゴーという感じの鼻息だったと思う。
『あ、あ、あ・・・ ごめん・・ねエ・・・ ああ、あ。』って、嫁の喘ぎ声が強まるとともに、僕の手を握る梨花の手が緩まった。『ち、違うのよ・・・ は、恥ずかしい・・・から・・・。』って、梨花が僕に精一杯の声をかけてくる。でも梨花は《自然と声が・・涼のとは・・・ わたしの中で蠢いている長谷君のアレが・・ 感じてる姿を・・見られたくは・・。》って思った。
僕はそっと手を離して「何かあったら、リビングルームにいるから・・・。」と、梨花に言いつつ、「・・・あと絶対に無理矢理なことすんなよ!」と、将生には警告をしておく。将生が〔わかってるっよ!〕と、応えた。
僕が、二人に背中を向けて部屋を出ようとしたときに、梨花は申し訳無さそうな、でも
上擦った声の『あっ、あっ、んっあ・・・! りょうくん・・ ご、ごめんね・・・。』と将生の〔梨花ちゃんの中、超締まり良いんだ。〕と、いう囁きが聞こえてくる。長谷の囁きは僕の胸に響いた。
寝室のドアを閉めても、中からのギシギシ音が強く聞こえてくる。しばらく僕は前で聞き耳立てていたのだけれど何も聞こえず、それで居てもたってもいられなくて、階段下のビングルームに行ったのだけどここでは全然上の音が聞こえてこなかった。
第9回につづく
20190606
名N〖壊れかけた二人 新版〗第9回
第8回 20190606
寝室のドアを閉めても、中からのギシギシ音が強く聞こえてきた。しばらく僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は前で聞き耳立てていたのだけれど何も聞こえず、それで居てもたってもいられなくて、階段下のリビングルームに行ったのだけどここでは全然上の音が聞こえてこない。
それで、僕はもしやと思って寝室の真下の部屋に行ったらビンゴ!以前この部屋に居る時、寝室にいる嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)がスマートフォンで喋っていた。《音漏れがすごいな!》と思ったのを思い出す。寝室の音や声がメチャクチャ聞こえる。梨花の吐息とかも自然に聞こえてきた。
ギシギシギシって軋む音は、僕が部屋に居た時より一層激しくなっている。それにグッチャグッチャって水音も凄かった。長谷将生(はせ・まさき:29歳)の〔なあ? このエロイ音? 聞こえる? ねえ? 梨花ちゃん?〕と、いう言葉責めにも嫁の梨花は一切返答をしていなかった。
『はっ、はっ、はっ、はっ、はっ。』
梨花は犬みたいな声を出している。
〔なあ? ブラ外していいだろ?〕
『だ、だめぇ 長谷君・・恥ずかしいの・・。 だからこれだけは・・あっ、んっ、んっ。』
〔すっげぇ! おっぱいが揺れてるよ! 何カップ?〕
《何故だろう将生が胸の大きさなんか気にするのだろう?》
『あっ、あっ、あっ・・・・し、知らない・・。』
〔すげえ揺れてる。〕
『あっ、あっ、あっ、あっ・・・触っちゃいやだぁ。もう、いや・・あっ、あ!』
段々嫁の声が甘くなっていった。それまでは、ずっと気を行くのを我慢していたのだろう。
ついに梨花が本格的に喘ぎだした。
『あっ、だめ、あっ、そこ、だめぇっ!』
〔ここ? クリ弱いの?〕
『あっ、あっ、あっ、あぁっ! う、うん、そ、そこhだめぇっ!』
〔すっげ! 梨花ちゃんのココ締まるな。〕
将生の感嘆する声が響く。 第10回へ続く
20190607
名N〖壊れかけた二人 新版〗第10回
第9回 20190607
〔すっげぇ! 梨花ちゃんのココ締まるよ。〕
長谷(将生:はせ・まさき:29歳)の感嘆する声が響いた。
『ああっ! あっ! あっ! あんっ! だめ! だめ! そこだめなのぉっ!』
〔ブラを外していい? いいやろ?〕
『だ、だめぇっ! 全部脱ぐのは嫌! だめぇっ・・あっ! あっ! あああ!』
〔梨花ちゃんキス! キスしたいよ!〕
『や、やぁっ! キスはいやぁっ!』
〔キス嫌いなの?〕
『き、嫌いっ!・・・あっ、あっ、はああ・・・ダメよ・・。』
その時に軋む音と喘ぎ声が暫く止む。
〔もっと舌だして!〕
将生が強い調子で嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)に命じた。
『ん・・・。』
《これまで断固拒否していた梨花がついにキスをゆるしたんだ。》
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はセックスの時よりショックを受ける。
それからまた軋み出す音と喘ぎだす梨花の声が再開した。
〔なあ? 次バックしよぅよ? うしろになって。〕
『や、やだぁ・・・ あぁ、あっ、はぁ、あっ!』
〔梨花ちゃんとこはバックはしないの?〕
『しない~ょ。』
〔じゃあ上になれ!〕
また長谷が嫁に強く命令する。
『いやぁ~』
梨花の断る口調がメチャクチャ甘く蕩(と)ろけきった声でやばいくらい可愛いかった。
〔このままなの?〕
『このままでいいの・・・ あっ! あっ! そっ! あっ! そ、そこいやだっ・・・てぇ!』
ベッドが軋む。
『長谷君、ま、まだ? ね~ まだ?』
〔うん、俺イキそうかも。〕
『は、はやく! 逝って! ね~ はやく!』
〔梨花ちゃんもイクの?〕
『あっ、あっ、ああぁん、長谷君、激しい!』
〔イキそぅ? 一緒にイコうよ。〕
『逝かない・・・ 激しい・・・ あっあっあっあっ!』 第11回へつづく
20190617
名N〖壊れかけた二人 新版〗第11回
名N〖壊れかけた二人 新版〗第11回
第10回 20190617
『は、はやく! 逝って! ね~ はやく!』
〔梨花ちゃんもイクの?〕
『あっ、あっ、ああぁん、長谷(将生:はせ・まさき:29歳)君、激しい!』
床が抜けちゃうのじゃないか?と心配するほどベッドの軋みが強くなる。
『あっ! あっ! あっ! はっ!・・・だめ、だめ、だめ・・・だっめぇっ!!!』
最後に一際甲高い嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の声がした。
《こんなすごい声聞いたのはいつ振りだろうか・・。》と僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は割と冷静に聞いていた。というか《梨花を最後にイカせたのはいつだったかな・・・。》って罪の意識を感じる。《それにしても将生のちんこはそんなにいいのだろうか?》声だけで想像するもどかしさを覚えた。《みてみたいな。》
これをきっかけにベッドの軋む音がぴたりと止む。[はぁ、はぁ、はぁ]と、どちらかわからない荒い息遣いが聞こえた。それでしばらくすると〔もう1回してもいい?〕と将生の声がする。梨花の返事は聞こえてこなかったけど、またギシギシってゆっくりとベッドが軋みだした。
嫁の声は『ふっ、ふっ、ふっ。』とか『ひっ、ひっ、ひっ。』って感じでお産している人みたいである。《セックスで僕はこういう声は聞いたことが無かった。》そして、将生の〔もうイクよ。〕の声に、梨花も『あっ、ひっ、ひっ、ひぃ、あっ、ふっ・・・ は、はやく、はやく、逝って!』とこたえる。それで〔うっ!〕という将生の声が聞こえてそれで終わりとなった。しばらく梨花の『はぁ、はぁ、はぁ』って息がきこえていた。
それから一分くらい経って、〔梨花ちゃん、どぅだった?〕と将生の楽しそうな声に、『・・・やばいな。』って梨花が返事する。将生の〔やばかった?〕に梨花が『やばいよ。やばい~ やばい~』って焦ったような声。〔おれはすっごい気持ちよかったよ。〕
会話が途絶えると、ドタバタドタバタとした音が聞こえてくる。そして『ふ、服は・・・ どこ? どこ?』って声が聞こえてきた。それで、僕は慌ててリビングルームへ戻ろうとしたら、寝室でガチャってドアが開く音。僕は急いで戻ったが、どんな顔していたらいいのかわからない。だからリビングルームでは通路に背中を向けて座っていた。
すると後ろからドタドタドタって足音が聞こえてくる。僕が振り向こうか迷っているうちに、梨花が後ろから抱きついてきた。そして、しばらくのあいだ、僕はなすがままになる。梨花も、特に何するでもなく後ろから僕の手を取って握ったり、首筋に軽くキスをしたりしてきた。 第12回に続く
20190618
名N〖壊れかけた二人 新版〗第12回
名N〖壊れかけた二人 新版〗第12回
第10回 20190618
後ろからドタドタドタって足音が聞こえてきた。僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は振り向こうかどうしようか迷っているうちに、嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)が後ろから抱きついてくる。そして、しばらくのあいだ、僕はなすがままになった。
そして、ようやく梨花は口を開いて、『りょうくん・・・好きぃ・・・。』って甘えた口調で言う。「僕も・・・好きだよ。」と、返答して振り返って思いっきりキスをする。さっきまで将生に抱かれていた梨花の顔は紅潮しきっていて、それにちょっと涙目だった。嫁のからだからは将生の香水(オーデコロン)の匂いがしまくってそれがまた僕を興奮させる。
それからの二人は貪りあうようにキスをしていたら服を着た長谷将生(はせ・まさき:29歳)が降りてきた。ニヤニヤしながら〔おおっ、ラブラブじゃん!〕と言ってきたので、僕が「帰れ!」とばっさりと言う。〔ひでえな~〕と将生が笑いながら〔梨花ちゃん、旦那になんとか言ってくれよ。〕と、言ったら梨花も『帰れ!』って即答したので僕たち二人は大爆笑する。それで将生は納得がいかない顔ですごすごと帰っていった。
その後、僕たちは燃え上がるように3回戦もする。付き合っている頃ですらそんな回数はしたことがなかった。《梨花がこんなに性欲があったとは信じられない。それも1日に2人とセックスするなんて・・。》と思うと同時に、異常に興奮する。《多分に嫁も・・・。》それで、もう僕たち動物かってくらい愛し合った。
僕が嫉妬交じりに、「将生のセックスは良かったのか?」と聞きながらバックでガンガン突く。梨花はバックも騎乗位も嫌いじゃないし、むしろ好きな体位だった。『りょうくんが良い! 梨花はね、りょうくんだけだからぁ! もっと突いて!』って、喘ぎまくる。
あの日から2週間が経過した。1度目のプレイが終わった後、僕は梨花を今も愛しているけれど結婚前の恋愛感情がよみがえるっていうか、〖家族愛から恋人愛へ〗と戻るって感じになる。嫁もそうみたいで数日はすごくベタベタしてきた。そして梨花が『もう絶対にやらないよ、やらないからね。』って、何度も何度も僕に念を押してくる。
それでも明日の金曜の晩に長谷を我が家へ招待する予定だ。将生は勿論のこと梨花にも事前に言ってはある。『わたしはもう絶対しないからね。』そう言ってはいたけれど、『りょうくん、お料理は何がいい?』って、聞いてくるぐらいだから、長谷を食事に招待する事自体には問題が無いみたいだった。 第13回へつづく
20190619
名N〖壊れかけた二人 新版〗第13回
第12回 20190619
明日の金曜の晩に長谷(将生:はせ・まさき:29歳)を我が家へ招待する予定である。将生は勿論のこと嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)にも事前に言っていた。『わたしはもう絶対しないからね。』そう言ってはいたけれど、『りょうくん、お料理は何がいい?』って、僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)に聞いてきたぐらいだから、長谷を食事に招待する事自体には問題が無いみたいである。
当日は梨花も将生も照れくさそうというかまるで初対面みたいにぎこちなかった。それで晩御飯を食べて僕と将生が、後片付けしている梨花をリビングルームから眺めているときに、僕が「なぁ将生、後ろから抱きしめてこいよ。」と長谷を唆(そそのか)す。
将生は楽しそうに忍び足で嫁の梨花に接近するのを僕は、その動きを軽く勃起しながら見ていた。長谷が後ろからのハグに成功すると、梨花は僕(涼)だと思ったみたいで、『ちょっと~ りょうくんダメだよ~』って、嬉しそうな口調で振り返る。
でもすぐにそれが夫ではないと気づくと、梨花は『いやいや・・・ 無い無い。』って苦笑い。嫁は、その腕を振りほどき僕の方に小走りで走り寄って来て、僕の手を取ると廊下に連行した。そこで、大きく溜息をつくと『りょうくん、わたしはしないって言ったでしょ? どう思っているの?』って悪戯した子供を諭すみたいに言う。でも僕は嫁が本気で嫌がっている感じはしなかった。まだ、照れ臭さや、こういうプレイに慣れてないだけっぽい。
「イヤなの? どうしても?」と聞くと『嫌です。絶対にしません。』って梨花が返事する。僕が説得の言葉を探していると僕の両手を取って、『わたしはね、今日は、絶対に涼の気分なのね。』って頬を赤らめて上目遣いで言った。その可愛さにあらためて惚れ直す僕は、将生にはもちろん帰って頂く。
長谷が帰ると僕たちはすぐに寝室へ移動し服を脱がしあってセックス。激しくて甘いものだった。『好き。』とか「愛してる。」とかお互いに言い合った。その合間合間で僕は梨花に2週間前の将生とのセックスの様子も聞いてみる。「実際どうだったの?」と尋ねると、拗ねたみたいにアヒル口を作って『ん~ ん~ わかんない。』って首を傾げた。
「声は出たの?」と訊ねても一緒で、「梨花はイッたの?」の問いに、『そんなわけないでしよぅ。』って嘘をつかれたけど、まぁその嘘はまぁ仕方が無いと思う。どうしても気になって、僕は「将生のちんこはどうだった? 大きかった?」としつこく質問したけど、『暗かったから、よくわかんない・・。』って、嫁には上手くはぐらかされた。 第14回につづく
20190620
名N〖壊れかけた二人 新版〗第14回
名N〖壊れかけた二人 新版〗第14回
第13回 20190620
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はどうしても気になって、「長谷(将生:はせ・まさき:29歳)のちんこはどうだった? 大きかった?」としつこく質問したけど、『暗かったから、よくわかんない・・。』って、嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)には上手くはぐらかされる。
「大きかった?」と、また質問をした。梨花は『もう、だからわかんないって。』クスクス笑いながら答える。なおも嫁に質問をかさねたら、恥ずかしそうに且つ真剣に次のように告白した。
『りょうくん以外の男性とセックスするという事は、普通はあり得ない話なのに、夫が他の男とやってもいいって言う事は世間ではまず無いよね。』、 『それと二人の友人でもある長谷君とセックスするって事も、興奮するシチュエーションだったったわ。』それと『自分たちの寝室で、しかも近くにりょうくんがいるのに、長谷君に抱かれている事が、わたしって変態なのかな? って思いながらも、凄く興奮して、ダメだダメだと思いながらも、興奮の度合いは凄かったの。』
僕が将生とプレイ(セックス)した事は、結果としてどんな気持ちでいるのか尋ねると、梨花は『後悔が半分で興奮したのが半分って感じかな。』って言う。『こういうことって普通の事じゃないから、こんな事をするまでは、絶対にあり得ないって思ってたけど、実際に自分がするとは思わなかった。』
そして、『少しおかしいのかも知れないけど、りょうくんの前で長谷君とセックスするって思ったら、物凄く興奮と恥ずかしさがあったけれど・・何故だか見てほしい気持ちがあったの・・ごめんね。』って告白する。
そして、2回戦目が終わった際に僕が「また、将生としてみない?」と訊ねたら、梨花は頭を掻きながら『恥ずかしいな~』って言った。それで、僕は「また、プレイで将生とセックスしてみない?」と再度聞いてみたら、『りょうくんがどうしても望むなら考えてもいいかな。』って、もじもじしながら呟く。
それでも梨花は『プレイをしてもわたしのことを絶対嫌いにならない? いつまでも愛してくれる。』って云うので、「大丈夫だよ。嫌いになるなんてありえないよ。僕は死ぬまで梨花を愛していくよ。」と答える。それで嫁がキスをしてきて『絶対に絶対にわたしのことを嫌いにならない?』って、聞いてきたから僕は「もちろんだよ。」と言って、次のプレイの了承をとった。「じゃあ、何時にする? 来週はどう?」という僕に、『え~? 来週なの? もう、りょうくんは変態だね。』ってくすくす笑う。 第15回に続く
20190621
名N〖壊れかけた二人 新版〗第15回
名N〖壊れかけた二人 新版〗第15回
第14回← 20190621
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)と嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)、友人(長谷将生:はせ・まさき:29歳)。
嫁が『プレイをしてもわたしのことを絶対嫌いにならない? いつまでも愛してくれる?』って云うので、「大丈夫だよ。嫌いになるなんてありえないよ。僕は死ぬまで梨花を愛していくよ。」と答えた。
「それから、たとえほかの男に抱かれても・・梨花と僕は・・いつでもつながっているよ。」それで、梨花は、『あ~ それわかるかも~ わたしも長谷君との・・時はりょうくんのことをずっと考えてたんだよ。』僕は取り敢えず、梨花は変な事になったとは思いながら、興奮したって事は何度も反復して言ってたし、絶対にイヤ!という感覚ではないのだなと思った。
このプレイが世間の常識から考えると、やはり道に外れたことだと考えている。だからその箍(たが)が外れた時にだけしか楽しめないものだとも思うから、梨花の様子を伺うのが大事だった。それに梨花自身が、完全に抵抗感がなくなった訳ではなさそうである。それで、その日はこれ以上は聞かないようにして、一緒に裸のまま寝た。
今週の金曜日にいつも通りの夕食会を開く。しかし、将生は残業で晩メシを社員食堂に済ませてきた。それで20時くらいになって将生が我が家に到着をする。三人でワインを飲んで30分くらい過ぎたころだった。少し酔い気味の梨花が将生にとんでもない質問をする。
『処理はどうしてるの? あっちの方さ。』って、僕も驚いたが、将生は目を白黒していた。
『それでどうなの? 長谷くん?』
酔いに任せた嫁のしつこい追及が続く。
〔ほら、アレだよ、風俗。〕
将生は、諦めたような顔でそんな事を言った。
『え~!? そうなの? どうして? 長谷君ならいくらでも相手いるでしょ?』
〔いやね、エッチすると好きになられたりするからさ。プロなら後腐れないしさ。〕
『なんで!? 好きになってもらうなら、良いじゃん!』
〔いやいや、面倒くさいっしょ!〕
将生は、モテすぎた反動なのか、女性を煩わしいと思っているような口ぶりである。
第16回へ
20200501
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第6回
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第6回
第5回← 20170823
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳) 嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)
友人(長谷将生:はせ・まさき:29歳)
僕が「それじゃあ、寝室へいこっか。」と促し、嫁の手を引いて寝室へ向かいます。だが梨花の足取りが超重いので無理矢理に引っ張っていく感じだった。長谷が、その後を付いて来て、〔おまえらの寝室に入るのは初めてだな。〕とつぶやく。「そうかな?」と、僕が返す。将生は〔ここが二人の愛の巣ですか~〕と、言いながら部屋を見渡す。《僕たちは最近、セックスをしていなかったからちょっと気まずかった。》
梨花は、ちょこんとベッドの端に座ります。将生がその横に並んで座った。僕は、それを離れたとこに立って二人を見ます。梨花はじっと僕を見つめていた。将生は、嫁の顎を掴んでキスした時もずっと僕を見ています。しかし、将生が梨花の服の下から身体を触り始めた時から目を伏せた。
将生が、また梨花の耳元でしつこく〔何センチあるの?〕と、尋ねます。服の下では胸の辺りでモゾモゾと将生の手が蠢(うごめ)いていた。嫁はかすれた声で『・・・わかんないよ。』て、だけ答えます。梨花をベッドに押し倒すと将生は、少しずつ衣服を脱がせていった。下着姿だけになった梨花の白いブラジャーを取ろうとすると、梨花が『全部は・・・ 脱がない。』って、か細い声で拒否をします。
その時に僕の視線を感じた嫁が、慌てて掛け布団の中に潜り込んだ。将生もその中へと続きます。モゾモゾと動く掛け布団の中から、やがて白のショーツが掛け布団の中から吐き出された。長谷の〔梨花ちゃんの超濡れてるんですけど~〕と、冗談っぽい声がします。僕は落ち着き無く部屋中歩き回り心臓をバクバクさせていた。
『いやー 恥ずかしぃ!』って梨花が掛け布団の中でバタバタと動きます。将生は〔梨花
ちゃんの裸ってホント白いな~〕、梨花が『いや~ いや~』ってくすぐったそうな声を
出します。僕はが「ね~ 梨花、掛け布団を取ってもいい? 全然見えなくて邪魔なんだ
けれど」と、提案したが『絶対だめ!』て、梨花は拒否した。
将生だけが掛け布団の端から顔を出す。その際、長谷の顔の先には梨花の下半身が見えた。クンニリングスをしていたのだろう。将生が〔涼! ゴムある?〕と、尋ねます。その時の僕は、ベッドの下にうずくまるように座っていた。僕が「お、おう、あるよ。」と、返事をして立ち上がり引き出しの中にあるコンドームを将生に渡します。
第7回へ
20200722
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第7回
第6回←
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳) 嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)
友人(長谷将生:はせ・まさき:29歳)
『・・・りょうくぅん・・・ ねっ、ほんとにするの?』って、掛け布団の中からか細い梨花の声がした。ちなみに嫁は僕のことを『あなた、涼、りょうくん』などと呼びます。(第三
者には上記+旦那とか主人とか夫とか使い分けをする。)「ど、どうした?」梨花が『・・・やっぱ、するのいやだぁ。』て、訴えてきた。
僕は、それに対して返答が出来なくて、コンドームを着けている将生をじっと見つめます。
(長谷のちんこが僕と同じ位に見えたので少しガッカリする。)なぜなら、すごくでかい
ちんこでセックスされる梨花を見たかったのだ。その反対に心のどこかで安心します。
このプレイを決断した理由が、将生が梨花のことを散々に、〔そんなに美人じゃないよ。〕、〔おれのタイプじゃない。〕などと、失礼なことを言っていたので、それだからこそ僕は、安心して抱かせる決心が出来たのです。清純で貞淑な私の嫁(梨花)が友人とするセックスを見たり想像した時の強烈なまでの嫉妬心と、客観的に見た梨花の感じている姿とが入り混じって興奮に変わっていった。
嫁が掛け布団の中から右手を出してきます。僕はその手ぎゅっと握った。再度『りょうくん・・・ 絶対私のこと嫌いにならないでよ?』って、梨花も握り返してきて問います。僕は「絶対にならないよ。約束するから。」と、しっかり返答をした。梨花がすごく切羽詰った感じの口調だったのでおもわず約束をします。
将生が、掛け布団を少しめくりました。めくられた瞬間、嫁の白い両脚がだらしなく開い
ています。梨花の下半身とへそくらいまでが露(あらわ)になった。そしてその性器は薄
い恥毛のためにすっかり露わになり、心なしか濡れているようにみえます。
嫁は、僕の強い視線を感じたのだろうすぐに下半身を閉じた。将生がそれをまた拡げてちんこを梨花の下腹部に当てがいます。『いや、いや、恥ずかしいから・・・ か、隠して!』と慌てた様子の声でした。それを聞いた将生は、掛け布団に潜り込み、また二人の姿が僕と握っている梨花の手以外は全部掛け布団の中に隠れます。
それからギシっと少しベッドが軋んだ。『・・・ ん。』って、梨花が声を出します。それからゆっくりとギシギシ・・とベッドが軋み始めた。梨花の手はメチャクチャ強く僕の手を握りしめます。掛け布団の中から『ん・・・ ん・・・・・。』って、鼻から息が漏れているような声が聞こえてきた。
第8回へ
20200723
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第8回
第7回←
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳) 嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)
友人(長谷将生:はせ・まさき:29歳)
ギシギシギシ。ギシギシギシ。と、ベッドが軋む音がリズミカルになります。合わせたように『ん・・・ は・・・ あ・・・・・あ・・・。』て、梨花の喘ぎ声を出した。クチュクチュって、音も聞こえてきます。『あ、あ・・・・・り、りょうくん・・・。』って、呼んでくる梨花の手を僕は強く強く握り直した。
『りょうくん、み・・・ 見ないで・・・ お願い・・。』
「だ、大丈夫だって・・・ 見えてないよ。」と、僕が答えます。
『あ、あの・・・ そう・・・じゃなくて・・・ 恥ずかしいの・・・ お願い。』
て、梨花が懇願した。
「え? 何?」
それを将生が補足して〔この部屋に居ないで欲しいんだよな?〕と、梨花に向けて言います。それから数秒の沈黙。でもベッドは軋み続けていた。『は、あ、あ、ん、あ。』って、嫁のあえぎ声が続いた。〔そうだよな? 梨花ちゃん。〕と再び将生が呟きます。そして掛け布団の中から〔ちゅっ〕と、キスをする音がして、〔だってさ。涼!〕と、今度は僕に向けてつぶやいた。その時の僕は、ふごー、ふごーって感じの鼻息だったと思います。
『あ、あ、あ・・・ ごめん、ね・・・ ああ、あ。』って、喘ぎ声が強まるとともに、僕の手を握る嫁の手が緩まった。『ち、違うの・・・ は、恥ずかしい・・・ から・・・。』って、梨花が言い訳してきます。《私(梨花)が恥ずかしいと思ったのは事実、でも長谷君のペニスを受け入れて、夫とは違うセックスの気持ち良さが後ろめたい気持ちだった。》
僕はそっと嫁の手を離して「何かあったら僕、リビングルームにいるから・・・。」と、梨花に言いつつ、「・・・あと絶対に無理矢理なこととかすんなよ。」と、将生には警告をしておいた。将生が〔わかってるっよ。〕と、応えます。
僕が、二人に背中を向けて部屋を出ようとしたときに、梨花の申し訳無さそうな、でも上擦った声で『あっ、あっ、んっあ・・・ り、りょうくん・・・ご、ごめんね・・・。』と将生の〔梨花ちゃんって超締まり良いよな。〕と、いう囁きが聞こえてきた。将生の囁きはきっと僕に対して言ったと思います。友人の妻を征服している優越感から長谷はSの気分になっていた。
20200724
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