長K〚新・壊れかけた二人〛第1話
(原題:達也と美咲 投稿者:達也 投稿日:2011/08/06)
長K〚新・壊れかけた二人〛第2話
第1話
親友の草間正輝(くさま・まさき:29歳)が〔ぼくら(カップル)もマンネリだからどう?〕と、【スワッピング】を俺(松木隆司:まつき・たかし:29歳)に持ちかけてくる。ただし、その提案をしている時はお互いにぐでんぐでんに酔っていた訳で、酒の勢いから「いいね。」、〔そうだろう。〕と、二人で言い合ってかなり盛り上がった。
俺は、帰宅したその晩に酔った勢いのまま嫁(松木陽菜:まつき・はるな:27歳)に思い切って提案をしてみる。しかし速攻で撃退(拒否)されてしまう。それでも粘って「ほら俺たちマンネリになっているじゃん。」と、俺が言ったら、陽菜にも思い当たる節があるみたいで、ちょっと考え込んでいた。
しかし、結局のところ、この【スワッピング】の件はお流れとなってしまう。その原因は、正輝の彼女が“断固拒否”を貫いたからである。(完全に正輝の一人相撲の空回りだった。)この顛末(てんまつ)を嫁の陽菜(はるな)に告げると、かなりホッとしていた。(陽菜としては、夫の嗜好には戸惑うが、それよりも嫁のわたしに何か不満があるのかしら? との気持が大きかった)らしい。ただ、(夫の事を愛しているから、夫が望むのなら、夫が喜ぶのなら、夫の願望を叶えてもあげたいけど・・・。という思いもあり、夫の要求を受け入れるべきか悩んでいた)そうだ。
俺はこの事(【スワッピング】の提案)がきっかけで、《陽菜が親友とするセックスが見たい!》という妄想を強く抱くようになる。《嫁の白いからだを友人の正輝が貪(むさぼ)る。ピンク色の巨乳、薄い恥毛、濡れた性器、愛し合う二人。》俺は果てしない淫らな妄想を実現させたくて堪らない思いでいっぱいになっていった。
こういうことを〚寝取らせ願望〛というらしいのはネットで知る。俺が公認をして、陽菜が了承したうえで、《嫁が親友の正輝と交わるのを見てみたい。正輝のちんこで攻め喘がせてみたい願望があるとともに、また、俺に見られながら草間とセックスすることで異常な興奮を嫁に味わわせてみたい。》気持ちもあった。それは、陽菜に惚れたこと(美人としか言いようがない)も一因かも知れない。《こんな可愛い嫁をもっと自慢したい。草間正輝以外にも抱かせて陽菜の良さを誇りたい。》と強く思ったからだ。 第3話へ続く
2018/02/17
長K〚新・壊れかけた二人〛第3話
第2話
俺(松木隆司:まつき・たかし:29歳)は愛する嫁(松木陽菜:はるな:27歳)が一時的にも親友に奪われるという憔悴感(嫉妬)に興奮するのですが、それを陽菜に理解してもらえるとは思ってない。しかし、愛情に溢れているからこそ〚寝取らせ願望〛という俺の性癖が成立しているのだと思うのです。
陽菜にしても、「親友の草間(くん)とセックスしてわたしが凄く気持ちよくなるのを見たい。」と夫の隆司が告白してきた時に、そう言えば私が以前先輩にセクハラ(酔った勢いでお尻を触った程度)をされたと話したときも、「実は俺、少し勃ってしまったよ。」と話していたことを思い出していた。
そんなある日、草間正輝(くさま・まさき:29歳)が会社帰りに我が家へ遊びに来たとき三人で〖食事会〗をした。その光景は珍しくもなんともなくて月に1回くらいは絶対にあるシーンである。ただし、その時は気まずい雰囲気が漂っていた。なにしろ、あの正輝の提案(【スワッピング】)のあとだから変な緊張感が漂っていて、会話も全く弾みません。
それでも俺の脳内は《淫らに悶える陽菜(はるな)を見たくて見たくて》アドレナリンが溢れ出す。ついにブレーキが効かずに食事が終わって三人で軽くワインを飲んで寛(くつろ)いで居る時に、俺は勇気を出して、「【スワッピング】(陽菜と正輝がするセックス)を本当はやってみたかったな。」と、言ってみた。そしたら、陽菜が『まだ言ってるの~。』って、困ったように苦笑いを浮かべる。
正輝もあくまで冗談っぽく〔おれも陽菜ちゃんとHしたかったな。〕と言い添えた。『キャー、セクハラ! セクハラだよ!』って陽菜が笑う。それで場の空気が少し和らぐ。(陽菜は、アルコールはそれほど弱くはないが、普段よりテンションが上がる傾向にあった。)
そこで俺がすかさず「ちょっと今さ、二人手を繋いでみてよ!」とミニ提案を試みた。陽菜は笑いながら、『もー仕方ないな。』って、言いながら、ぱっぱっと正輝の手を掴んで、すぐに離す。俺は、たったそれだけでのことで結構“キタ~”という感じだ。
俺は「これはちょっとやばいな~興奮する! 二人とも、もっと手を握っていてよ!」と言ってみると、『うちのダンナ、変態ぽいね?』って一瞬、陽菜の眉間に皺が寄る。それでも陽菜はアヒル口を作りながら『ほんとに・・・も~う・・・こう?』って、正輝の手を握った。正輝の方は〔陽菜ちゃんの手ってすべすべだな。〕と、にやにやしている。その一言だけで俺は半勃起をした。 第4話に続く
2018/02/18
長K〚新・壊れかけた二人〛第4話
第3話
反対に、俺はもっと見たくて「キスとかも、だめかな?」と、陽菜に聞いてみた。陽菜はそれを聞いた途端に、正輝から距離を取って座り直した。正輝が、〔じゃあほっぺにキスでがまんする。〕と、調子に乗る。
俺も「陽菜もそれくらいだったらいいよね?」と、云い添えた。それに対して陽菜は、『何でキスなの?』と、どうしても納得がいかない感じの様子。しかし、正輝が強引に陽菜の手を引っ張って、またすぐ隣に座らせ、そして頬に軽くキスをする。その時の陽菜は、くすぐったそうに『いやだー。』って、言いつつも笑っていた。
それで何だかこの進行状況が怖くなり、返事が出来なかったから俺は首だけ縦に振った。すると『・・ん』って声なのか音なのかよくわからない音が・・・。さっと振り返るとまたニヤニヤしている正輝と口元を左手の甲で拭っている嫁の陽菜が見えた。 第5話へ
2018/02/22
長K〚新・壊れかけた二人〛第5話
〔草間君ってオレのことか?〕と正輝が驚いている。俺も突然の降雨で勝利目前なのに球審に“コールドゲーム(何らかの理由により、審判員が打ち切りを命じた試合)”を宣告された投手の気持ちだった。
「いや・・・うん、そうかな・・・。」
『アイツと示し合わせた(前もって相談をして)んですよね?』
「そんなことはない・・・ コンビネーションのなせる技・・ と言うかな・・。」
『ほんと呆れるわ。わたしにだって都合があるのよ。』
《えっ! なにそれ?》
「正輝としてもいいの?」
『ほんと馬鹿コンビね! する訳ないじゃん。』
「だったら・・都合って・・なんだよ。」
『歯も磨いていなかったし、お化粧も・・服だって・・。』
「うん。確かに色気に欠けてるな。」
『ば~か。キスが限界だよ。こころの準備がないのに・・・。』
それを聞いて俺は急にムラムラして、今度は俺が陽菜の腕を引っ張って2階の寝室へ連れて行った。 第6話へ続く
20180411
長K〚新・壊れかけた二人〛第6話
第5話 2018/04/11
俺(松木隆司:まつき・たかし:29歳)は急いで嫁(松木陽菜:まつき・はるな:27歳)のTシャッを脱がせた。ブラジャーをしているものと思ったのに・・・。現れたのは白桃に似た豊かなふたつの乳房。おもわず俺はむしゃぶりつく。
『ちょっと待って、ほんとうにわたしを・・(草間)正輝(くさま・まさき:29歳)君に抱かせたいの?』
「正樹は嫌いか?」
『好きだけど・・・。セックスは別よ・・・。たかしこそ、わたしのこと愛しているの?』
「陽菜のことは大好きさ。心から愛しているよ。でも・・・。」
『「でも」ってなに? それでもわたしが抱かれるのをみたいわけ・・・。』
「ごめん。でも、おまえはイイ女だ・・からだも抜群・・・。そんな陽菜を・・陽菜が草間に抱かれるところを・・・。みたいんだ・・・。ビョウキだよな・・・。ほんと、ごめん。もう言わないよ。」
ところが、半裸の陽菜がベッドの上に突然起き上がる。
『・・・・いいよ。・・・正輝君に抱かれても・・・・。』
「えっッ! ウソ、ウソ本当に・・いいのか?」
『何度も言わせないのよ・・恥ずかしいじゃない!』
俺は興奮がMAXになり、再び陽菜を押し倒し、白桃の胸にむしゃぶりついた。
二回戦の果てに俺はねむり込んでしまう。朝起きると横に寝ていた嫁の陽菜が居ない。昨夜は『いいよ。』って了解したものの、やっぱり変態じみた夫(俺)に愛想をつかして家出を・・・。俺はベッドを飛び出し・・下の階にあわてて降りて行った。「陽菜! 陽菜!」と大声をあげてしまう。するとキッチンから嫁が・・『なに? どうしたの?』って、それをみた俺は、《よかった。》・・・。「きのうのことは忘れてくれ!」と思い切り陽菜にあたまを下げる。
『どうしたのよ? 何を忘れるの?』
「え~と、あの・・草間に・・だ、抱いてもらう件の・・・・。」
『もうしつこいな。やめてもいい訳・・。』
「いや・・・。それは・・陽菜が怒って・・実家に帰ったんじゃないかと・・・。」
『馬鹿ね・・・。もう9時過ぎてるよ・・片付かないから、朝ごはん早くたべてよ!』
嫁の用意した朝食を食べ終えると、俺の前に陽菜が座り、『確認したいことがあるんだけど、たかしはいい?』って真剣なまなざしで訊いてくる。「わかったけど、なんなの?」と聞き返すと、嫁は『コーヒーを入れるわ。』ってキッチンに向かった。その後ろ姿をみて《いいお尻だな。だけど確認って?》と心配になる。 第7話に続く
2018/07/18
長K〚新・壊れかけた二人〛第7話
第6話 20180718
そして松木家の“サミット”が始まります。日米会談なら俺(松木隆司:まつき・たかし:29歳)は断然、日本の立場。超大国の米国はもちろん嫁の陽菜(はるな:27歳)だった。
『先ず訊いておくね。何度も言うけど、わたしのことは愛しているの?』
「も、もちろんさ。死ぬほど愛している。」
『ならなぜ正輝(くさま・まさき:29歳)君に私を抱かせることをするの?』
「それは俺にもよく説明できないんだけど・・・。おまえ・・陽菜は美人だし、スタイルもいい、肌ももち肌で・・そんな俺の嫁を・・自慢したいというか・・どうだこんな女抱いてみたいだろ・・という気持ちかな?」
『たかしは、正輝君に私が抱かれても平気なの、嫌じゃないの?』
「嫌だ! というか陽菜とする奴なんてくたばればいいのに・・って思っているさ。」
『じゃあ駄目じゃん!』
「でもな、俺はすっごく見たいんだ。」
『本当にいいのね? 正輝君としても・・たかし、絶対! 絶対! わたしのことを嫌いにならない?』
「ならない。絶対にならない。」
『分かったわ。1回きりだからね。こんなことわ・・・。』
「ありがとう。」
陽菜が1枚の紙を俺に差し出した。
『よく読んで、サインして、しなけりゃこのはなしはご破算だからね!』
俺はプリンターで印字された文章(いつのまに・・・。)を読んだ。長い内容を要約すると、もしするときは、この家に限ること。ホテルなど絶対に二人きりにはなりません。草間正輝君には必ずコンドームを付けさすこと。一切このことは他人に漏らさないこと。もし破れば正輝君とは一生絶交とします。
長K〚新・壊れかけた二人〛第8話
第7話 2018/07/22
正輝は普段は時間にルーズなのに、今日に限って午後6時の5分前に来る。それに、いつもなら何も持ってこないくせに、今日は陽菜に花束と俺にも高級そうなワインだ。このプレゼントに嫁は大喜びです。やはり女性は贈り物に弱い。正輝としては前回の終わり方が気まずかったのかも知れません。
その時に、陽菜と俺とのあいだに目配せがあり、『いいのね? 始めるわよ。』、「もちろんいいよ。」との意思疎通(アイコンタクト)がおこなわれた。『ね~正輝(呼び捨て!)わたしの胸ってほんとうに大きいよね?』って、尋ねられた正輝の方がビックリしている。〔うん・・・。大きいと思うけど・・。〕
『けど・・って何よ? 草間君疑ってるの?』
〔いやいや・・大きいのは分かるけど・・触ったことも・・・。見たこともないから・・・。〕
『だったら触ってみる?』 第9話に続く
2018/08/18
長K〚新・壊れかけた二人〛第9話
第8話 20180818
〔いやいや・・大きいのは分かるけど・・触ったことも・・・。見たこともないから・・・。〕
『だったら触ってみる?』
嫁(松木陽菜:まつき・はるな:27歳)の挑発に草間正輝(くさま・まさき:29歳)が目を白黒させています。
〔・・隆司・・いいのか? この人(陽菜)大丈夫?〕
俺(松木隆司:まつき・たかし:29歳)もこの急な展開についていけなかった。隣にいた正輝の手が、おそるおそる陽菜の胸に伸びます。
すると陽菜は正輝の手をピシャリ。
〔えっっ? 痛いよ!〕
『草間君はいまどんな女の子とHしてるの?』
〔突然だな。〕
『だって彼女と別れたんでしょ? どう処理してるの?』
〔・・・・・。〕
『セフレかな?』
〔ほら、アレだよ、風俗ね。〕
正輝は、諦めたような顔で告白した。
『え~!? そうなの? どうして? 草間君ならいくらでも相手いるでしょ?』
陽菜は、本当に驚いています。
『そうなんだ。でも、風俗って高いんでしょ? 月にどれくらい行ってるの?』
陽菜は、興味津々という感じだ。正輝が風俗に行っているという事に、嫌悪感を感じていないようだ。
〔う~ん、月に5回とか6回位かな?〕
俺は、意外に多い事に驚きます。
『そんなに!? いくらくらい使ってるの?』
陽菜は、酔っていることもあるのか、根掘り葉掘り質問した。
〔大体、10万とか12万とかかな? 一回2万円くらいだよ」
正輝は、そんな風に答える。私は、驚いてしまった。いくら何でも、使いすぎだと思う。陽菜も、かなり驚いている顔だ。
『2万円って本番のこと?』
「陽菜! 何聞いてるんだ。」
〔そうだよ。まぁピンキリだけどね。陽菜ちゃんなら売れっ子になれるよ。〕
『ふ~ん。おさわりならいくら?』
〔5千円かな。フェラは8千円。〕
『じゃあ5千円でいいよ!』
第10話へ
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