長E〖妻が好き過ぎて〗第1回
(原題:妻の淫靡な遍歴 原作者:ヒロ 投稿日:2006/07/17)
妻の美優(みゆ)を視姦した男達の話です。最初は他愛もない事でした。結婚前に海へ行った時の事です。二人で海から上がって行くと、砂浜の男達の視線が実優(みゆ)の股間に注がれて、不自然さを感じた私(橋内正人:はしうち・まさと)はちょっと前に回って彼女を見てみました。私は気が動転してしまいます。彼女は前日、白の水着を買って着ていたのですが、濡れると透けてしまっていたのでした。インナーを付けてなかったらしく、陰毛がクッキリと見えてしまっていたのです。慌てて彼女の手を引き、帰途についたのは言うまでもありませんでした。
その後、私達は結婚し、京都のアパートで新婚生活がスタートします。3カ月程して、会社の友人達が我が家へ遊びに来た時の事でした。妻(橋内美優:はしうち・みゆ:27歳)は看護師をしていて、私達が酒で盛り上がって来た時に帰って来ます。[実優ちゃんお帰りー! 寂しかったヨー!]益々盛り上がってきました。2間しかないので、隣の部屋に行き妻は着替え始めました。
すると、一番お茶目な山脇が、皆にシーッ!と言うと寝転びながら、襖(ふすま)をそうーっと開け始めたのです。すぐに『キャーッ!』って叫ぶのを、私も友人達も当然予測していたのですが、・・・?!!何の声もせず、ただ衣擦れの音だけがするのでした。慌てて私は、「おーい!
覗かれてるぞー!」と叫びます。
しかし、衣擦れの音は止みません。私の顔の強張りを見た友人の宮内が慌ててその山脇を止めますが、既に彼の目は真顔になっておりピクとも動きません。とうとう着替えショウは終わってしまいました。山脇は照れくさそうに起き上がり、皆も冗談を言ってごまかそうとしますが、妙な緊張の糸が張り詰めてしまいました。
たった六畳間の部屋で、襖が開けられ、私の声も聞こえない筈がありません。案の定、妻の実優は顔を赤らめて出てきました。しかし、なんだか気まずい雰囲気になり、友人達は早々と帰って行きます。
実優はテニスが得意で、国体選手にもなっていました。太腿を付け根まで出してプレイするのを、又彼女が歩く傍(そば)を好色そうな目で見られるのが嫌で、あまり応援にも行かなくなっていました。着替え位は平気になっちゃうのだろうか?モヤモヤした不安が、まさか狂おしい淫靡地獄に引きずり込まれるとまでは、思ってもいませんでした。
そんな折、高校時代の友人が遊びにやってきます。それが淫靡地獄の幕開けとは夢にも思わなかった私でした・・・。友人の栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)は転校生であった事もあって、クラスでは静かにしている事が多く私の中では寡黙な奴というイメージでした。大学を終えて親の仕事を継ぐ為に、鍼灸師とマッサージ師の学校に行き現在は岩手で修業中ということでした。
昼12時頃の電車でやって来るという事になり、私達は駅まで車で迎えに行く事になりました。改札口付近で待っていると、〔おーい!〕という大きな声がしました。振り向くと、手を振りながら栗原がやってきました。
『この前はどうもありがとうございました。』と妻が結婚式のお礼を言います。「ちょっと昼飯でも食ってくか?」そう言って私は歩き出しました。私はいつも少し早く歩く癖があって妻に叱られます。いつの間にか2人が後になってしまいました。振り向くとなにやら楽しげに話しています。昔の友人が遊びに来るのは初めてなので、妻の実優はちょっと緊張気味でしたからホットして先に歩いて行きました。 第2回へ続く 2015/01/04
〖妻が好き過ぎて〗第2回
第1回 2015/01/04
私たちは店に着くとステーキを目の前で焼いてくれるカウンターにすわりました。右隣に友人の栗原(くりはら・よしずみ:30歳)が座り妻(橋内美優:はしうち・みゆ:27歳)は私の左側に来ようとしましたが、〔もうちょっとさっきの話をしようよ!〕と言って栗原が自分の方へ誘いました。ちょっと意外な言葉でしたが私も打ち解けてくれた方が楽なので、「向こうにすわれば?」と言いました。
二人の会話を横で聴いていると、なにやら、身体の事を話しています。そのうち、〔実優ちゃんは、腰が悪いんじゃない?〕、『えー!何でわかるんですかー?!』、〔長い間腰を捻るスポーツをしていると・・。〕どんどん話が盛り上がって行き、私が話に入ろうとしても、生返事しか返ってこなくなり、只の聞き役になってしまいました。
それにしても、(こいつも随分饒舌になったものだ!)って感心もしましたが嫉妬心からか、不愉快な気分にもなってきましたので、早々と店を出る事にしました。車に乗るとき、私の表情を察してか、実優は後ろの座席に乗り栗原は助手席にのりこみました。
私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)は栗原と昔話をちょっとしましたが、又妻と話したがります。身をよじって話しかけるので妻は気を使って座席の真ん中に移動しました。その内、何気に横を向くと後ろを向いている栗原の目線がちょっと下のほうを見ています。私はハッとしました。今日の妻のスカートは余り伸びない生地のミニスカートで、座ると大きくずれ上がってしまうので気をつける様に言っていたのを穿いていたのです。
だんだん気になって来た私はルームミラーを下げてみました・・・最悪の状態が展開しています。後席は真ん中が盛り上がっているので、実優の太腿の奥が見えやすい高さになってしまい、スカートは案の定見事にずれ上がっています。手で押さえているものの、笑ったり仕草をしたりで、奥の濃紺のショーツがチラチラ見え隠れしています。奴を前に向かせ様と何かと話しかけますが、もう上の空で、顔が上気している様です。
何とかアパートに着きました。2階なので、無理に栗原を先に登らせました。勿論目線が気になるからです。まだ早かったのですが暑かったのでビールを飲み始めました。妻は飲めないのでジュースを飲んでいます。私が先に奥に座ってしまったので、隣に栗原、正面に妻が座りました。ようやく、昔話が始まりました。
酒のせいもあって話が盛り上がり、私の気分も大分良くなってきました。すると、又しても奴の目線が気になりはじめました。妻の方を見るとき、必ず妻の目を盗む様に下の方を見るのです。テーブルがあってこちら側からは妻の下半身が見えません。
私はトイレに行くといって立ち上がりました。案の定、実優の見事に発達した太腿はむき出しになり、足を崩し始めた為にさらに卑猥にさえ見えます。成り行きでトイレに立ったものの、むこうが気になってしょうがありません。その時、「キャ!」と妻の声がしました。慌てて戻っていくと、〔ごめん、ごめん!腰のツボが足にもあるんで、ちょっと押してみようと思ったんだけど、いきなりだったんで、びっくりしたみたい。〕栗原は我慢できなくなって、実優に触ってしまった事は明らかです。
何か、嫉妬や怒りを通り越したのか、モヤモヤした気分が襲ってきました。初めて妻の体を他人に触られて、頭がどうかしたのかと思いました。呆然としていると、栗原は図々しくしくも、こういった。〔橋内、奥さんの治療させてくれないか?〕そう言うと、彼女にとうとうと、重症になった人の話をするのです。看護師の妻ですが、東洋医学の知識は珍しいらしく、食い入るように聞いています。
まるで誘惑されて堕ちていく妻を見ている様です。男は女を誘惑する男をみればそれとわかります。栗原は、〔奥さん、触らせてくれ!〕と言っているのです。なのに、『それじゃーお願いします。』実優は、ついに、堕ちてしまいました。 第3回へ続く
2015/01/13
長E〖妻が好き過ぎて〗第3回
友人の栗原に促されて妻の実優が横になろうとした時、私はやっと我に帰り「着替えたほうがいいんじゃないの?」かすれた声で言うのが精一杯でした。何故か喉がカラカラでした。〔あ、ごめん、ごめん。〕と栗原。『そ、そうよね。』と妻は慌てた様子で隣の部屋に消えて行きました。私の耳に衣擦れの音が鮮明に聞こえてきます。
栗原は、正座したまま動きません。彼も耳に全神経を集中しているのでしょう。と、スルッと襖が開きました。『こんなでいいかしら?』テニスに行く時のジャージを上下着ています。一番新しい真っ白の物です。スコートがいつも白なので色を合わせたと確か言っていた。尻と太ももの発達が凄いので、ウェストに合わせて決めるといつも尻と太ももがパンパンになってしまいます。ちょっと透けた生地だとショーツが丸見えの様になる事があります。
〔じゃあ、ここでうつ伏せになって!〕と栗原が慣れた口調で誘導します。ちょっと安心した私。(そうか!マッサージさんだと思えばいい。)〔まず、筋肉を弛めていこう!〕腰に手を当てていきます。・・・!?!!パンパンに盛り上がった尻がクッキリ濃紺に見えます。(しまった!あれほどこのジャージは透けるからと言っておいたのに!!)
栗原の目は大きく開いて、やはり濃紺の尻を見ています。腰を揉まれているうちは、実優も『そこが痛いです。』とか色々話していましたが、栗原の手が尻に移った時、妻は顔を下に向け、急に黙ってしまいました。そして尻の肉をギユッと締め付けています。何とも卑猥な情景です。・・・・栗原の手が、いつまでも、尻から離れません。妻の実優は力がうまく抜けないらしく、締め付けたり緩ませたりを繰り返しています。
いつの間にか、妻の呼吸が速くなって、体の上下の動きが大きくなっています。私の心臓も、頭に響いてくるほど高ぶってきました。いつの間にか、栗原も呼吸が荒くなっています。たまらず、「どうだい?気持ちいいかい?」と声をかけてしまいました。
二人ともハッとして、『ちょっと痛いかな?』とか、〔思ったより悪いかも。〕と話しはじめました。とにかく私はホッとしたし、栗原はしらけたらしく、そそくさと終えてしまいました。まさか、この後、とんでもない展開が待っていようとは思ってもいませんでしたが・・・
夕食を終え、テレビの水着姿のギャルを見て、栗原が〔奥さんの水着姿はきれいだろうなー。〕と実優に言います。付き合いと言われて飲めない酒をのまされ緊張感が取れた実優は『やめてくださいよー!』ってニコニコしています。私は「そろそろ寝ようか!おまえ、先に入れよ。」って栗原を最初に風呂へ入れました。少なくとも妻の後には入れたくなかったのです。私はちょっと眠くなり、テーブルにもたれる様にうとうとしてしまいました。
『ねぇあなた、お風呂どうする?私、先に入っちゃってもいい?』妻が体を揺り動かします。目は覚めたのですが、体が重く、「ああーいいよ。」と言い、妻の実優は着替えを取りに行った様です。そして部屋を通り過ぎて風呂に行きました。
古いアパートですから、脱衣所などは無く、玄関に入るとすぐにキッチン兼脱衣所さらに風呂とトイレが並んでいます。ガラッガラッとガラス戸を開け閉めする音がします。私はまだ横になっていました。しかし、この時何かモヤモヤとした思いが湧き始めます。(栗原は此の儘ここにいるだろうか・・・?)言い知れない不安と興奮と期待に心臓が高鳴ってきました。程無く、〔トイレに行こうかな。〕独り言の様に言って栗原は立ち上がった様です。襖がゆっくりと開いていきます。
2015/01/16
長E〖妻が好き過ぎて〗第4回
まるで忍び足の様にゆっくりと消えて行きました。心臓が飛び出そうに高まっています。何時になってもトイレのドアの音がしません。その内、バシャーと妻の実優が湯船から立ち上がる音がしました。たとえ、曇りガラスとはいえ、妻の全裸が見られてしまう!
私は意を決して立ち上がろうとします。しかし、手足がガタガタ震えて足がうまく動きません。私は四つん這いになり懸命に向かって行きました。呼吸が荒くなり、気付かれるのではと思うほどです。襖が開いていたのでそうっと覗きました。案の定、風呂場の前に栗原の姿が有りました。横になり、息を荒げ、片手で股間を抑えています。妻の実優は座って背中を洗っています。
しかし、更に驚いたのは、まるで透明のガラスの様になっている事です。お湯が跳ねて所々なら解りますが、きれいに拭き取られたように透明になっています。(ヤラレタ・・・)実優は立ち上がり、酒でピンクに染まった尻を洗い始めました。栗原は起き上がり、胡坐をかき、性器を取り出しました。何時の間にかキッチンのティッシュが横に有り、何枚も取り出しています。
大きく前にかがんだ時に妻のオマンコがみえました。栗原はガラスすれすれまで顔を近づけます。激しく擦っています。何時の間にか私も同じことをしています。すると、妻はいきなり向きを変え、斜めにこちらを向いてしまいました。ちょっとビクッとした様に見えました。あちらからだって、風呂の明かりで近く位は見える筈です。栗原は慌てて横になりましたが、万事休すです。私も慌てて元の位置に戻り、横になってしまいました。
でも?栗原が戻って来ません。私は又近付いてみました。栗原は横になったままですが、妻の実優はこちらを向いたまま、座って胸を洗い始めています。目の前に栗原がいる事は判っているはずなのに・・・。
妻の胸はEカップはあります。その乳房の大きな乳輪が私からもハッキリ判ります。その洗う動作が段々揉みしだく様に見えて来ました。そして、時々栗原を見ている様にもみえます。妻の実優は気付いて、見せている!!そう思った瞬間異様な興奮が襲い、私は射精をしてしまいました。
呆然として元に戻り横になりました。まもなく栗原も戻ってきます。5分程して、『あなた、お風呂開いたわよ。』と、実優が私を起こします。栗原はばつが悪いのか、寝たフリをしています。お人好しの私はこれ以上のことは有るまいと、風呂に入ってしまったのでした。
2015/01/31
長E〖妻が好き過ぎて〗第5回
湯船に浸かり、さっきの出来事が頭の中で巡ります。栗原のあの痴態と妻の淫靡な仕草が強烈な映像となって襲います。と、急に茶の間が気になりだし、そそくさと体を洗いガラス戸を勢い良く開けました。すると、ガサガサガサッと音がしました。かなり慌てて身支度をしている様な音に聞こえます。急いで茶の間に戻ると、二人はテレビを見ていました。
『ビール飲む?』と妻の実優(みゆ)に促され、座ってビールを口にしながら、二人を観察しました。衣服の乱れは判りませんが、実優の呼吸がちょっと速く思えます。風呂上りにしても、ちょっと顔も赤すぎます。そして、ビールを注ぐ手が僅かに震えています。(何があったんだ?!)怒りと絶望感が湧き上がり、ほとんど口を利く事も出来無くなり、寝る事にしました。テーブルを上げ栗原の寝床を作り、隣のいつもの部屋で私達は休みました。
ようやく妻の実優が自分に帰って来た様な妙な安心感がありました。と、同時に栗原にも妻にも私の存在をハッキリと示したくなりました。実優を乱暴に引き寄せ、いきなりディープキスをしました。が、妻はすぐに私を押しのけ、『栗原さんが・・とな・・。』言い終えないうちに又引き寄せ、胸を押し開き、大きな乳房にむしゃぶりつきました。
『ウッ』実優は口を閉じ、声を出すまいと顔を歪(ゆが)ませます。感じやすい左の乳房を焦らす様に舐め上げ、尻の肉を乱暴に掴み、揉み出しました。程無く妻は息を荒げ始めました。ショーツを引き降ろし、強引に挿入しようとします。まだ無理かと思いましたが、意外にオマンコはヌルッと迎え入れ、『アウッ、ダメー!』ちょっと大きな声が出てしまいました。
『ダメ!ダメ!』と繰り返します。すると、ちょっと心なしか部屋が明るくなった様な気がします。実優も気付いたのか、ちょっと体を起こす様な仕草で襖の方を見ましたが、すぐまたもとの姿勢で私に犯されはじめました。今度は実優も腰を使い始めました。『ウーン、ウーン』と声を出し始め、ペニスをグングン奥に吸い込み始めました。妻は、逝く寸前は最高の名器になります。
久しぶりに気力を使い果たし、妻の実優を横向きに抱き、ウトウトとしてしまいました。実優の頭を乗せていた腕のシビレで目を覚まし、腕を引き抜こうとしました。と、その時、妻の異常に気付きました。
妻の実優は向こう向きに頭を腕に乗せてはいますが、体はうつ伏せになり、腰がモゾモゾ動いているのです。早くなった熱い息が私の腕にかかっています。薄い掛け布団の妻の方が私の方に捲くられています。私はそうっと掛け布団の中に頭を入れて、右腕で掛け布団を押し上げて見ました。
実優のネグリジェは尻の上まで捲り上げられ、右の太ももは大きく広げられ、腰が実優っくり上下に動いているのです。そして右手が性器をまさぐっています。初めて見る実優のオナニーです。以前、妻にオナニーについて聞いた時は、『そういうのは嫌いなの!!』と門前払いされましたから、信じられない光景に私の息も荒くなってきました。妻の股の向こうに何か黒い物が見えました。襖が30センチ程開けられ、明かりが漏れている事に気付きました・・・栗原です。
2015/02/28
長E〖妻が好き過ぎて〗第6回
栗原の息も聞こえてきました。何か擦(さす)る様な音がします。遂に栗原は妻の太ももを擦り始めた様です。顔は次第に実優の性器に近づいてきて、息がかかるほどになってきました。実優の大きくせり上がった尻で、私の顔が見えなくなってしまっています。(どこまでいくんだろう?)私は金縛りに有った様に身動きが取れません。
『あっ!』という実優の声に又下の方を見ると、栗原の手が遂に性器を捉(とら)えたようです。と同時に性器にあった実優の右手は外され、栗原の手に委ねられた様です。顔はギリギリまで近づき、よく観察されている様です。「あうっ」遂に栗原の口が妻の性器を捉えてしまいました!と同時に妻は尻を少し持ち上げました。それにさらに興奮したのか、栗原は「ウンウン」言いながら、顔を擦りつけ妻の愛汁をチュバチュバ吸い出しました。
『ハッ!ハッ!』と実優の呼吸は速くなり、腰はさらに高く上げられ、まるで後背位の格好です。(ヤラレル!)私は姿勢を変えるフリをしながら、「あー」と大きな声を出しました。実優は慌てて腰を落とし、栗原は襖に頭をぶつけながら戻って行きます。反対を向いた私の背後で実優はそうっと掛け布団をかけ、隣では電気を消す音がしました。
暫らくして隣の部屋で〔おおー!〕という声が微かにしました。また射精した様です。妻の実優を材料に・・・程無く激労で眠りに就いてしまいます。午前4時頃に目が覚めてしまいました。いつも途中で目が覚める事はないのですが・・・。
私の横に寝ていた妻が居ません。短時間の眠りにも関わらず妙に目が冴えています。ちょっと、トイレに行っているのかとも思いましたが、昨夜の事もあり、直ぐに胸騒ぎが襲います。
耳に全神経を集中させました・・・。ぼそぼそと話し声が聞こえます。夏で少し明るくなりかけているとはいえ、こんな時間に二人っきりの会話は不自然です。その時に私は・・・足元の所に小さく包(くる)まったショーツをみつけたのです。
「ノーパン?!」実優はノーパンのままか?いや、昨夜の事で濡れてしまって取り替えたのだろう。ショーツに触ってみると、まだ湿っています。ネグリジェは?・・・ありません。
私はそっと襖の方へ近づき、聞き耳を立てました。話し声はしますが何を喋っているのか判りません。しかし、それより、どんな状況かが気になります。襖はキッチリ閉められています。そっと開けても隣は狭い部屋ですぐ判ってしまうだろう。思い切って勢い良く開けてしまうか!・・・とてもそんな勇気はありません。その時に、下の方に穴がある事を思い出しました。引越しの時、義兄とタンスを運んだ時に破ってしまった穴です。厚い紙なので押し当てておけば目立たないので、そのままにしておいた穴を私は震える手で紙をつまみ、捲(めく)っていきました。
2015/03/07
長E〖妻が好き過ぎて〗第7回
震える手で紙をめくっていきました。私(橋内正人)の息が荒くなって向こうに聞こえるのではと心配する程でした。手が震えてうまくめくれません。結構大きな穴なので全部開けたら丸見えになってしまいます。かすかに二人がこちら側を向いて座っているのが見えましたが、恐くて、すぐ閉じてしまいました。
小心者なのに益々興奮をしてきて、ガタガタ震えがきます。(何で興奮しているのだ?)初めての感覚です。(そうだ、ここで止めればいい!何で私が遠慮する?)という自問自答はあるものの、異様な興奮が遥かに勝ります。
棚から粘着テープを取り、小さく破り取り、又襖の前に立ちました。ガタガタ震える足を抑えて、ようやく座ることができました。穴が下の方なので、今度は腹ばいにならなくてはなりません。
ようやく私は腹ばいになると、必死に呼吸をしずめました。震えが大分治まってきたところで、紙の先端にテープを付け、そーっと捲り上げました。1センチ程開けて止めました。驚く程、声が響きます。隙間が狭いかと思いましたが、目を近づけると意外に広く見えます。
卓上テーブルにはビール一本とグラスが二個置いて有ります。二人は、布団を座布団代わりにして、並んでこちら側を向いて座っています。妻の実優(みゆ)は顔から首筋、胸元まで、ピンクに染まっています。(私があんなに勧めても飲まない、いや飲めない酒をまた飲んだのか!?)彼女は、腕や足はよく日焼けしていますが、顔から胸元までは、しっかり日焼け止めをしているので、真っ白です。
友人の栗原良純はテーブルに右肘をついて、頭を支え実優の方を向いています。そして妻の方は前を見たり下を向いたり、ちょっと緊張気味の様です。栗原が〔実優ちゃんって、ほんっとにきれいだよー!いや、いい女っていうのかなー。〕それを聞いて私は(よく妻は、“いい女”という言われ方をされ、何か妻が汚される様な気がして)不愉快になります。
『あらー、どうもありがとうございます。酔っ払って、目がおかしくなっちゃったんじゃないですか?』
〔いや、何言ってんだよ、昔っから、そう思っていたさ、最初に正人から紹介された時から、そう思ってた。〕
『栗原さんたら、彼女がいる事を聞いてますよ!そんな事言うと怒られますよ?』(これは事実で、「(栗原は)本気でない子が妊娠してしまい、結婚を迫られて弱り果てている」と
実優には話した事があり、たまたま妻の看護師仲間で、嘘をついて結婚を迫っているシタタカな子がいたので『悪い子じゃなければいいけどね?』と言っていた。)
〔正人から何か聞いた?そりゃそうだよなー。夫婦だもんなー。〕
『い、いえ、そんなに詳しく聞いたわけじゃ・・・。』
〔いや、いいんだよ、憧れの実優ちゃんに知って貰えるんなら、なんか、うれしいよ。〕
『そんなー・・・!?』
話の展開に困ってしまったのか、妻の実優は両膝を抱える様にして、前後に体を揺らしていました。私の方からは、彼女の太ももやショーツが丸見えになっています。日焼けした太ももの部分と、股近くの真っ白の部分のコントラストがたまらなく欲情を誘います。
2015/05/16
長E〖妻が好き過ぎて〗第8回
ガラスの卓上テーブルなので、友人の栗原もちょっと前かがみになっているし、見えてしまうのじゃ・・・案の定、栗原の目線は太ももの方に注がれ始めました。妻の実優(みゆ)は隠そうとせず、栗原の顔をジッと見ています。自分の太ももと股間を見つめている栗原をジッと見ています。栗原も目を逸らせようとはしなくなりました。二人とも、一言も言葉を出さず、お互いの、それぞれを見つめています。恐ろしく淫靡な雰囲気になっていました。
実優の目が少し潤んできた様に見えます。栗原の肩が呼吸で動く様になってきました。『私の、どこがそんなにいいのー?』ふいに聞かれた栗原は、かすれた声で、〔んー・・・。〕と実優が『なーんだ、言えないの?』、〔いや、嘘じゃない。テニスを見に行ってから、ずっと憧れていた。本当だよ、嘘じゃない。〕栗原は慌てている。『エーッ!見に来たことあったの?いつ?』
《これは妻には言っていませんでした。付き合い始めた頃、栗原にせがまれて、紹介する為に連れて行った事が有りました。スレンダーな選手が多い中、太ももがムッチリしていて、走ると乳房がけっこう揺れるので、栗原は口をだらしなく開けたまま見ていました。私と趣味が一緒なのです。それにまだ二回戦で圧勝したので、ちょっとカッコよく見えたのかもしれません。〔それにしても、綺麗だなー。〕この一言で、紹介するのは止めました。顔まで好みじゃ危ないと思いましたから・・・。》
「国体の予選の時、正人(私)に連れてって貰ったんだけど、何故か紹介して貰えなくて・・・。」
『えーなんでだろう?・・・結婚式まで会った事なかったもんねー。』
〔それは俺がいい男だからじゃない?〕
『エーー!キャッハッハッハッ』
笑いながら、実優は後ろに仰け反ってしまいます。妻のフトモモも股間のショーツも丸見えになってしまいました。そこを逃さず栗原は股間を凝視しました。姿勢を戻した実優は膝を抱えた姿勢を変えません。
しかし栗原は壊れてしまったのか、股間を凝視したままです。顔が真っ赤になっています。実優も又、栗原の顔を見つめだしました。どれ程の時間か、沈黙が続きました。そして、沈黙を破ったのは、妻でした。『私の・・・裸が・・みたいの?』
《さっき、風呂場で、寝室で、性器を舐められまでしたのに・・・と一瞬思いましたが、何故か新鮮な、圧倒的な衝撃を受けます。直ぐにはその言葉が信じられませんでした。》
栗原も口を開けたままポカンとしています。そして、慌てた様に、〔いいの?見せてもらっても・・・。〕蚊の鳴く様な声で答えます。実優が『見るだけで・・・我慢出来る?栗原さん、本当に・・・約束できる?』栗原は〔うん、我慢する。約束します・・・。〕《私は、まるで、母親と息子の様に思えました。》
それから、暫らくジッと妻の実優は栗原を見つめていました。栗原は、目線に困る様に恐る恐る妻を見ていましたが、〔本当に我慢する。一生の宝にします。〕と、今度は力強く言うと、実優は、『そう。』と言って意を決した様にスッと立ち上がります。
『ちょっと待っていてね。』そう言うと、こちらに歩いて来ました。私(橋内正人)は慌てて布団に飛び込みます。直ぐに、襖(ふすま)が静かに開きました。私は必死に寝息を立てました。(何馬鹿な事やっているんだろう・・・)じっと見られているのが痛い程判ります。 少しイビキをかいてみました。すると、スーと襖が閉まる音がして実優は戻った様です。
2015/05/22
長E〖妻が好き過ぎて〗第9回
慌てて、私(橋内正人)は又襖の方に戻りました。また体が震えてきました。今度は口もガタガタ震えます。妻の実優(みゆ)は友人の栗原の正面に正座していました。
『栗原さん、約束して、これからする事を正人さんには絶対に言わないって!』
〔うん、勿論。〕栗原らしくない、かん高い声になっています。
『私、正人さんを愛しているの。本当に、深く愛しているの。信じてくれる?』
〔勿論、そう思ってる。信じるよ。〕
『だけど、私も何故こんな事するのか判らないの。栗原さん、私が洋服脱ぐところ覗いていたでしょ?あの時、何故止めなかったのか、判らないの。酔っ払っているからしょうがないかとか思ったけど・・・。それから、私が体を洗っている時、目の前にいたわよね。私、ドキッとしたけどなんかそれも止められなくて・・・。そうしたら、栗原さん、変な事始めていたでしょ。何か頭が変になっちゃって、私も変な事しちゃった!』と実優が告白。
『それから、正人さんとセックスしてるとこ、覗いていたでしょ。でも、私、何故か凄く興奮しちゃった。正人さんが寝てからも覗いていたでしょ?私も興奮してワザと裸を見せたりして。お尻をくねらせたりしていたのは、私も悪かったと思う。でも益々興奮しちゃって、舐められてあんなに気持ち良かったのは初めてだし、それがとてもショックだった。愛している正人さんの目の前だったから、よけいにショックだった・・・の。』
ちょっと涙ぐんできた実優を見て、〔ごめん。〕と栗原は、手をついてコクリと頭を下げた。
『ん~ん、謝らなくてイイよ!私も悪いんだから・・・でも、今夜の事、これから始める事は絶対に、絶対に正人さんには内緒にして!約束してね!!』
〔わかった!!〕栗原の声が大きくなって、思わず二人で「シッ!!」と言って笑い合っています。
『それから、もう一つだけ、どんなに興奮しても、絶対に触っちゃダメ!!見るだけなら、言う事聞いてあげるけど、触っちゃダメですよ。わかりました?』
実優の言葉に栗原は真っ赤な顔をして、犬のように首をふっています。妻は大きく深呼吸をすると、スッと立ち上がり、向こうのドアを開けキッチンの前に立ちました。
〔電気を点けてもらってもいい?〕栗原がすかさず注文をつけます。実優が『最初はイヤ!そっちの電気で十分みえますよね?』と拒否をし、向こうを向き、妻は上を見つめ、又大きな深呼吸をしました。そして、今度は両手で体を抱え込む様にして、しゃがみこんでしまいます。
『コワイ!やっぱり怖いよ。』心なしか、妻は震えている様です。それでも栗原が〔ダメだ、おれもう我慢できないよ、本当に見るだけだから・・・お願い、正人には絶対内緒にするから・・・お願い!〕と懇願をした。『ウン。』って実優がおもむろに立ち上がり、向こうを向きながら、頭を下に向け、両手を前に持っていきました。そしてネグリジェのボタンに手を掛けた様です。
2015/05/26
長E〖妻が好き過ぎて〗第10回
妻の実優(みゆ)は、遂にネグリジェのホックに手をかけてしまいました。“パチッ!パチッ!”そんなに大きな音がする筈も無いのに、朝の静けさの中で、私(橋内正人)の耳に鋭く響いてきます。《「実優、頼むからやめてくれー!」という叫びと、【被虐的な興奮】が》同時に私を襲い、頭がガンガン痛くなってきました。
友人の栗原良純(よしずみ)はきちんと正座してしまっています。実優の手が止まりました・・・また深呼吸をしています・・・すると前かがみになり、ネグリジェの前を捲り上げました。続いて実優は、両手を尻の後ろにまわします・・・ショーツを脱ぐようでした。
栗原の方は両手を大きく前に出して四つん這いになり、下から覗き込む様にしています。実優がショーツに手をかけました。(妻は尻の幅は人並みですが、肉の盛り上がりが大きいので、いつもまず尻を出してから横から下ろします。)
“スルッ”と尻が、ネグリジェの中で、丸出しになったみたいです。“スススススス”って膝の所にベージュのショーツが出てきました。実優は左足から脱ごうとしますが、緊張の為か、うまく脱げません。足も震えています。
〔実優ちゃん、大丈夫?〕と栗原はさらに体を前に移動しています。妻が『ダメ!まだ来ないで!』しかし栗原は下がろうとはしません。〔手伝おうか?〕との呼びかけに、『イヤ、そっちに居て!』・・・ついにショーツが脱げてしまいました。
妻の実優はちょっと呆然としていた様ですが、『これも脱ぐわね。』そう言うと、両手が胸元の方にいきます。《私自身の心臓が“ドクドク”と耳でも聞こえました。》フワッとネグリジェが浮いたかと思うと、ゆっくりと足元に落ちていきました。
正面のキッチンの窓からの朝日の光が家の明るさより強い為、実優の裸体のシルエットが、まるで影絵の様に見えます。そして、日焼けをしていない、肩から尻までが、真っ白な肌が浮き上がって見えます。
〔おおーっ!〕と栗原が声を上げました。それで〔もうちょっと近寄ってもいいかな?〕“コクン”と妻が頷きます。栗原は、こちらに聞こえる程に“ハアーッハアーッ”と息を荒げながら、妻に近づいていきました。
栗原が目をつぶりながら髪の匂いを嗅ぎ“あー”とため息を漏らし、実優の肩から背中にかけて又、匂いを嗅ぎながら“ハーッハーッ”と息を荒げています。熱い息が白い背中に当たる度に妻は“ピクンピクン”と体をのけぞらせています。
腰から尻までくると、「おおーっ」と又声を上げています。栗原好みの、割れ目の線の長い、横よりも後ろに豊かにせり出した実優の尻です。栗原がシツコク妻の尻を堪能した後、前に回ろうとすると、『キャッ!』と妻は体をすぼめてしまいました。
〔実優ちゃん、後ろだけ?〕栗原の問いに、妻は首を横に振ると、ゆっくりとこちらを向きました。胸と股間を押さえていた両手を離すと、すかさず栗原は、実優の唇に口を近づけていきました。『ダメーッ。』と妻は横を向きました。
〔大丈夫、約束(絶対に触らない、見るだけ)したろ?〕と言う栗原の目を実優はジイッと見つめると、正面を向き、目をつぶりました。栗原はいったん少し離れると、妻の裸を眺めています。〔本当にきれいだよ。〕それで実優は目を開き、栗原を見つめ出しました。潤んだ様な目で、栗原を見ています。
2015/06/01
長E〖妻が好き過ぎて〗第11回
友人の栗原孝司は又、妻の実優(みゆ)の唇に近づいて行きました。今度は妻も拒みません。目を閉じて、まるで接吻しているかの様です。ちょっと長い時間が過ぎました。そして、実優の呼吸が速くなって来ます。『ウーン』初めて妻の声がしました。
栗原が何か囁きました。実優は首を横に振ります。又栗原が何かささやいて、うなじに息をかけています。『アッ!』と妻が声を出してしまいます。そして、栗原は又何か囁いて、
大きな乳房の前に膝をつきました。乳輪の大きな栗原好みの乳房です。
〔うーん〕〔おおー〕と声を出しながら実優の乳房の匂いを嗅いでいます。熱い息をかけながら・・実優の呼吸がだいぶ速くなってきました。それでも妻の目は栗原の顔を見ています。そして遂に、恥毛の前にやってきました。
『アアン!』と思わず実優は股間を押さえ、中腰になってしまいます。すると栗原は妻の両腕を掴み、見上げながら、何かささやきました。そして二人は暫らく見つめあっていましたが、『ウン。』と言って妻は立ち上がりました。
実優が股間から両手を離すと、栗原はむさぼる様に妻の陰部の匂いを嗅ぎ始めます。そして、〔おおっ、おおっ。〕と唸りながら栗原は、妻の陰部と太ももの間を味わっています。妻の呼吸が一段と速くなり、“ハッハッハッハッ”とまるで挿入されているみたいになってしまい、僅かに尻が動き始めています。さらに膝が“ガクッガクッ”となりはじめた。
『ダメーッ!もう立ってられないよー!ネー終りにしよう!』妻の実優が降参した様です。すると栗原は、シーッと指を立てながら又何かヒソヒソ言っています。『エッ!』と妻は驚いた様子で顔を赤らめています。
栗原はさらにヒソヒソ何か言っています。そして又、陰部に顔を近づけていきました。『あうん。』って妻は直ぐに呼吸を荒げてしまいます。『わ・・・かった・・で・・でも、や・く・・・。』また実優の腰が動き始めてしまいました。〔大丈夫、ハーハー、大、ハー、丈夫。〕これは栗原の声。
フラフラしながら、妻の実優は栗原に支えられる様にして茶の間に戻って来ます。ドサッと倒れこむように実優は栗原の布団に寝かされました。うつ伏せに寝かされた実優の全裸を、栗原は舐める様に見ています。栗原は向こうを向いていますが、頭の動きでよく判ります。
目線が、大きく盛り上がった、真っ白な尻に止まりました・・・栗原はこちら側を向いて目を瞑っている実優を見ながら、汗でびっしょりになっていた。そして、Tシャツを脱ぎ始めました。そして、ふらつきながら立ち上がると、こちらに近づいてきました。慌てて私(橋内正人)は布団に飛び込みます。うつ伏せで、いかにも飛び込みましたという様な変な格好で、又ウソのイビキをかきました。《まったく、俺は何やっているんだ?》情けなくも有りましたが、目の前の展開を止めたくない、異常な興奮が私を支配していました。
襖がそうーっと開き、〔正人。起きてる?〕と力のない小さな声がしました。ドキッとして思わず返事をしかけてしまいますが堪えます。少し間をおいて、又襖が閉まりました。それから、襖の向こうで、“ススッ”と音がした様な気がしました。
私は急いで元に戻ります。覗きこむと、目の前に栗原の、いや妻の実優が貸した私のパジャマのズボンが放置されています。中にパンツも入っているのが見えます・・・そして、栗原が実優の方へそうっと近づいて行きました。やはり、栗原も全裸になっていました。柔道をしていただけあって、ガッチリとした体型ですが、アセモだらけの尻が不快なほど汚く見えます。
私はそれでも、全裸の男女がいて、一方の女性が妻の実優である情景に、狂ったような興奮が芽生え始めました。思わず、自分のペニスを掴んでいました。《実優は、どうなるのだろう・・・》
2015/06/23
長E〖妻が好き過ぎて〗第12回
友人の栗原良純は、妻の実優(みゆ)の尻の方を向いて、そーっと四つん這いになりました。実優の呼吸は静かになっていて、眠っている様にも見えます。栗原の顔が、実優の盛り上がった尻に近づいていきます。呼吸が荒くなっています。
妻の尻に近づけた顔を、左右に動かしています。舐めているつもりになっているようです。
そして、私(橋内正人)は自分のペニスを擦り始めました・・・呼吸が速くなり妻の股間を覗
き込んでいます。
〔アー、アー〕と栗原が声を出し始めました。その時、実優が目を開けました。やはり、眠っていた様な目です。そして怪訝そうに目線を下げ、栗原を発見します。『キャッ!』と叫びます。
『ちょっとー!栗原さん何をやってるの!』
〔いや、ただ・・・〕何も言えず、栗原が右手で頭を掻く・・・暫らく沈黙が続きました。
『ただ、ナニ?』そう言うと、実優はちょっと顔を出して栗原を見つめました。
見つめられた栗原は、〔あー。〕と言いながら又頭を擦(こす)っています。
『怒らないから、ただ、ナニ?』意地悪なのか、訊きたいのか私にもわかりません。
〔・・・だから、見るだけなら、言う事聞くって言っただろ?〕
今度は仰向けに姿勢を変え、ぼんやり天井を見つめながら、『言ったよ・・。』実優が答えます。
〔だから、さっき、最後に、あのー・・・アソコ見せてって言っただろ・・。〕
慌てて実優は又頭を隠してしまいました。
『もー、何で栗原さんはそんな言い方をするのー。』
又沈黙が続きます。
『だってー、栗原さん、あんなにクッツイテくるんだもん。顔に来た時なんか、キスをされちゃうのかと思っちゃったじゃない・・・それに・・・。』
〔それに?〕
『もぅ・・あんなに顔を近づけられたら、触られているみたいじゃない。見るだけって言っていたのに・・。』
〔いやー、ストリップみたいのかと思って・・・。〕
『ストリップ!?』意外そうに言うと、実優は又顔を出しました。
『ストリップがどうしたんですか?』目を丸くして栗原を見つめます。
〔あの・・見るだけなら言う事を聞くって言ったから、ストリップみたいなのかなって・・・。〕
『栗原さん、ストリップって、あんなに顔を近づけるものなの?』
「いやーそうじゃ無いけど・・おま・・いや、あそこを見せる時は、一人一人に覗かせる・・。」
『エー!』と局所を手で隠している実優の顔が真っ赤になりました。
『それじゃあ、女の人が皆の前で、あの、見せるわけ?』
〔いや、いきなりじゃないよ。ちょっと踊りを踊って、焦らす様に脱いで行く訳。〕
栗原は少しおちついたのか、それとも専門?のストリップのことだからか丁寧に説明をしています。それを『ふーん』と実優は真面目な顔で聞いています。
2015/08/30
長E〖妻が好き過ぎて〗第13回
〔それから、横になって、オナニーをする訳で・・。〕と友人の栗原良純(よしずみ:30歳)がたどたどしく説明をしている。
『オナニー!!』また橋内実優(妻:みゆ)の顔が真っ赤になりました。
〔そう、そしてね・・・。〕
『そしてなに?』
〔そしてね、あのー、オチンチンに似た物を取り出して、入れたり出したりする・・・。〕
妻の実優(みゆ:27歳)は、泣き出しそうな顔になっています。
〔実優ちゃん、大丈夫?〕
『もー、早く全部言っちゃってください!』
〔わかったよ。それから皆に近づいていって、一人ひとりにそれをやらせるんだ。それから、誰かを指名するか、手を上げた人を上にあげて、本番をする・・・。〕
『本番って?』
〔セックスをするんだよ!〕
『エー?ウソ!ヤダッ!・・・』
〔でも、皆とは無理だから、別のコーナーに並んで、手や口でして貰う訳。以上!〕
『アアーッ!そんな事をして貰おうと思ってたのー?』
又、実優は布団を被ってしまいました。
〔実優ちゃん。おれはただ・・・。〕
『ただ、ナニ?』まだ頭まで隠したままの妻の実優が沈黙を破ります。
頭を覆っている実優を見ながら、栗原は呟く様に言いました。
〔全部で無くてもイイよ。触らないって約束だから・・・。〕
『あの・・・どこまで・・・したらいいの?・・・。』と実優が尋ねている。
〔だから、・・・触らない・・最後はしない、絶対に。〕
『最後って?・・・じゃあ、見せるだけネ?見せるだけでイイのね?』
〔ウン、見せるだけ。・・・だけど何って言うか、俺がアレを入れるとこを、見るまで。〕
『アーン、やっぱりアレを入れるのー?』と実優が布団の中で体をよじらせています。
私(橋内正人)は《“アレ”の意味がいまいちわからない・・・。》ので注視していました。
〔そのかわり、絶対にしないから、絶対に!〕
ちょっと沈黙の後、実優が栗原に何か言いました。
〔えっ?実優ちゃん、いま何って言ったの?〕
『だ・か・ら、持ってきてって言ったのー・・・汚いのじゃヤだよ。』
栗原の細い目が一瞬大きくなります。
〔ウン、わかった!〕
栗原は周りをキョロキョロ見回すと、キッチンの方へ行きました。又キョロキョロ見回すと何か頷き、冷蔵庫を開けました。ガタガタやっていましたが、何かを取り出すと、自分のバッグを開け、又何かを取り出しました。・・・コンドームです。そして、持って来たのは大きなソーセージでした。そして顔を真っ赤にさせながら、震える手でソーセージにコンドームを被せています。
2015/10/28
長E〖妻が好き過ぎて〗第14回
何時の間にか、妻の橋内実優(みゆ・27歳)が顔を出して友人の栗原良純(よしずみ:30歳)の様子を見ています。栗原はソーセージをかじって長さを調節したり、一生懸命です。
よく見ると、実優は栗原の仕草では無くて、何故か栗原の顔をジッと見ています。
ようやく完成した様子を見て、実優が、『栗原さん。』と声をかけました。
〔オオッ!〕と驚く栗原。
『ネグリジェを取ってきてほしいの。』と
〔わかりました・・。〕いそいそと取りに行きます。
『そっち向いていて下さいね。』実優が言うと、
〔俺、こっちでビールを飲んでいますから・・。〕
注いであった気の抜けたビールを口にします。そして、実優(みゆ)は立ち上がるとネグリジェを素早く身に着けた。
『栗原さん、私にもちょうだい!』
〔だ、大丈夫なの?〕と言いながら、実優のコップに注ごうとします。
『ん~ん、それでいい、栗原さんが飲んでいるので…。』
〔こ、これでいいの?ぬるいよ。〕
『うん、それでいいよ。』
実優は、コップに半分も残っているビールを一気に飲み干してしまいました。
“ゲホッ、ゲホッ”とアルコールに弱い実優はむせてしまったようです。
〔ほんとに大丈夫?〕って栗原が心配するふりをして、背中を擦る(触る)。
『うん、大丈夫、ちょっと待って・・。』
と実優が立ち上がりこちらの方に歩いてきます。私(橋内正人:まさと:30歳)は慌てて、布団に飛び込みました。
直ぐに襖(ふすま)が開きました。どちらの部屋も遮光カーテンなので、(まだ暗くてよか
った・・・)私の演技も通用する様です。???でも、ちょっと長く感じます。閉じると直ぐ
に私も定位置に戻りました。それは、ちょっとの場面も見逃したくなかったからです。
〔寝ていた?」と栗原。
『うん、正人は私が起こさないと起きないから・・・。』
いきなり日常が思い出されて、何故かちょっと悲しい気分。何か妻の実優(みゆ)が遠くに行ってしまう様な気がしました。しかし、それでも淫欲が勝ってしまう自分がありました。今起ころうとしている事への、卑猥な期待感に又心臓が高鳴ってきます。
『ねぇ栗原さん、もうちょっと暗くしてもいいよね。』
〔あ、あー、もちろん。〕栗原がゴクリと喉を鳴らした。
実優は、立ち上がるとゆっくりと紐を引きます。“カチッ”いきなり豆電球が実優を照らし、一瞬にして卑猥な雰囲気になってしまいました。
『踊り、踊れないけど・・・。』そう言って、実優は僅かに腰を左右に振りはじめます。“ゴクッ”と栗原の喉が鳴りました。ゆっくりと妻の手がホックにいきます。目線を少し上に上げて、手探りで外していきます。大きくなってきた息が、胸全体の動きで解かります。胸元まで外された時、手を止めました。息がさらに大きくなり、“ハーハー”と耳にも届く様になって来ました。
今度は手が下腹の辺りにいきました。そして、ネグリジェの裾が徐々に捲られていきます。そして、ムッチリとした太ももが露わになって来ました。左右に腰を揺らす仕草がさらに卑猥さが増します。陰毛ぎりぎりまで来た時、妻はゆっくりと後ろを向きました。また、少しずつ少しずつ捲られていきます。張り出した真っ白な尻が露わになってきました。
左右の尻の肉が、交互に力が入り、この上なく卑猥で欲情を誘います。そして、徐々に背中を見せ、すっかり脱ぎ落とされてしまいました。信じられない事に、妻は手をうなじに当て、髪を上げながら尻を揺らしています。
射精しそうになったのか、栗原は、ペニスから手を離しました。自慢のペニスは見事に反
り返っています。修学旅行で風呂に入った時、栗原が入って来た途端に一瞬静まり返った事を思い出しました。
それから実優がゆっくり栗原の方を向き始めます。まず右手を外し、乳房を見せました。そして今度は両方の乳房を腕で上に押し上げながら、左の乳房をゆっくり揉みし抱き始めました。
2016/01/14
長E〖妻が好き過ぎて〗第15回
『うんっ。』ちょっと声を漏らします。妻の橋内実優(みゆ・27歳)の目線が友人の栗原良純(よしずみ:30歳)の方に下がって来ました。潤んだ目で栗原を見ながら、左手が外されて行きます。『栗原さん・・・。』とかすれた声で妻が呼びました。〔ナニ?〕って栗原の声もかすれています。
『今度はどうして欲しいの・・・?』
〔ああ、んー、じゃあ足を開いてくれる。〕
『・・これくらい?』
〔うん。〕って言いながら、栗原は下から覗き込みます。そして、すかさず要求をしました。
〔よく見えるようにして。〕
それで妻の実優は陰毛を上に撫で上げます。
〔おー、凄い、クリトリスがよく見える。〕
言われた途端に実優の体がガクンガクンと揺れました。
〔実優ちゃん、そこに寝たら?〕って栗原の声が少し震えています。すると、妻は『うん。』と素直に答え栗原の布団に仰向けになりました。胸も腹も大きく揺れています。〔大丈夫?〕って少し震え声で栗原。静かにうなずく実優。〔じゃあ、いい?〕すかさず栗原が言います。『何が?』と小さな声で実優が尋ねます。〔膝を立ててみて。〕それに応えて実優は徐々に膝を立てていきます。
栗原は横向きで実優の足の間に顔を置きます。左手でペニスを掴みながら、〔実優ちゃん、足を開いてくれる。〕そのとき実優の呼吸が又大きくなりました。『わ・・かった・・わ。』実優の足が、ガクッガクッと不器用に開きはじめます。それに伴い栗原の左手の動きが早くなって来ました。
〔み、実優ちゃん・・オマンコ開いてみせて。〕それで実優は、『う~ん。』とため息をつくと、徐々に震える手をオマンコにもって行き、両手の指で広げ始めました。両腕まで振るえながらも、実優の尻は僅かに動いている様に見えます。その尻が、段々浮き沈みする様になってきました。『うーん。う~ん。』と絞り出す様な声が聞こえてきました。尻の上げ方が大きくなってきています。
〔実優ちゃん。アレを入れてもいいかな?〕って栗原が言いました。妻の実優は、うなずきました。そして耐えかねた様に、『ハーッ!ハーッ!』と息を荒げ始めます。栗原は、恐ろしいほどの形相でさっきの異物を取り上げました。その手が微かに震えています。(結婚式で会ったとはいえ、妻にとって初対面同様の友人にオマンコを広げて見せ、異物を入れさせようとしている情景・・・またしても射精してしまいました。パンツの中に・・・)
〔実優ちゃん!〕って栗原が声を掛けると、実優はゆっくりとうなずき、さらに太ももを開いていきました。栗原は、〔はーはー〕いいながら、震える手を妻の股間に近づけていきます。『ウッ!』と実優の体がビクッと動きました。あの異物が触れた様です。しかし、栗原は直ぐ中に入れず、ソーセージでオマンコ周辺を擦っています。
妻の腰が段々それに合わせて、動き始めてきます。実優の様子を確かめながら動かしているのです。そして、ソーセージを突き立てる様にすると遂に一気に入れられてしまいました。『アアア!』妻の叫ぶような声と同時に尻が大きくせりあがりました。まるで、ブリッジをしているようです。初めて見る光景です。栗原も驚いた様に「おおっ!」と声を上げ、次いでこちらを見ました。大きな声に、私(橋内正人:30歳)のことが心配になったのでしょう。
こちらに来ようとしたのか、立ち上がろうとした時、〔ああ!〕って栗原が妻の股間を見て、驚いているようです。実優の、イク寸前の、ペニスの吸い込みが始まってしまったようです。〔ああ!〕また栗原の声。ソーセージがオマンコの中に入ってしまった様です。
〔実優ちゃん、ゴメン!入っちゃった!〕って焦っている。
『大丈夫。もうちょっと待って・・・。』と実優は目をつぶりながら、ようやくそう言いました。〔よかった・・・。〕って栗原もホッとしたようで、良純(よしずみ)は実優の横にゴロンと寝てしまいました。そして、実優の上下している乳房を見ながら、右手で又オナニーをしている様です。
すると実優は突然起き上がります。トイレに行った様でしたが、すぐに戻って来ると、『ほら!』と実優は顔を赤らめながら、異物(ソーセージ)を良純に見せました。そして実優は、それをティッシュで包むと栗原のカバンの奥に入れてしまいます。『ここに有ったら変でしょ?』そう言って振り向いた実優は、ギクッとしました。なんと全裸の妻を見て、栗原がペニスを擦(こす)っていたからです。そして、見事に反り返っていました。
2016/01/23
長E〖妻が好き過ぎて〗第16回
『あっ、ごめんネ、直ぐ服着るから・・・。』
〔実優ちゃん・・・。〕
『何?』
妻の橋内実優(みゆ・27歳)は目のやりどころに困りながら・・・。
『ど、どうしたの?』
ようやく友人の栗原良純(よしずみ:30歳)に聞き返します。
〔俺、治まんないよ!何とかしてくれよ!〕
『何とかって言ったって・・・どうにもなんないわ。というか、彼女とデートをしてくれば?』
〔彼女?!〕栗原はうな垂れてしまいました。実優もそれを言って、ハッとした様です。(栗原は本気でない子が妊娠してしまい、結婚を迫られて弱り果てているのだ)
『ご、ごめんなさい。そうよネ、そうだったわよネ・・・。』
〔俺、実優ちゃんの体でこんなになっちゃったんだから、実優の体でイキタイ!!〕
『ダメダヨー!正人(私)の顔見られなくなっちゃう・・。』
〔じゃー、入れなきゃいいんだろ?これを。〕
実優は、声につられて栗原のペニスを見てしまう。
『ま、まーそうだけど・・・。』
妻の顔が真っ赤になってしまいました。
〔ねー、素股じゃだめ?素股(すまた)。〕
『すまた? すまたって?』
〔お互いの性器をくっつけるんだけど・・入れないで・・ただ、擦るだけ。〕
『えー!間違えて、入っちゃうよー。』
〔だ、大丈夫だよ・・実優ちゃんが上になればいい・・〕
『えー!私が上になるのー?』
〔うん、イヤなら下でもいいけど・・・。〕
『・・・わかったわ。わたしが上になる。』
〔よし!〕素早く栗原は仰向けになりました。『ちょっとー。』って実優は困った様にしながらも、私のよりも大きいペニスに目がいっています。『じゃー、跨ればいいのね?』そう言うと、実優は栗原のペニスにオマンコを合わせていきました。『アッ!』って実優が小さな声を上げました。性器同士が合わさったようです。
〔実優ちゃん、動かして!〕
『エッ!?』
〔実優ちゃんが動かさないと、オレ、イケナイヨ!〕
『わか・・ったわ。』元々実優は騎乗位の時、尻はあまり上下させず、腰筋と腹筋を交互に働かせて器用に出し入れするので、私(橋内正人:30歳)は多分、うまくいってしまうだろうと思いました。
案の定、下を見ながら、前後させていた実優は、段々顔を上げるにつれ、動きが早くなっ
てきました。いつも腹筋を見て、あまりの動きの卑猥さに目を楽しませていたが、今は、栗原が楽しんでいる。やはり、顔を起こして、実優の腹の動きを見ていた。
〔実優ちゃん、す、すごい・・・。〕グチユュグチュとイヤらしい音が響く。(性器と性器を合わせる事に比べると、今までは、前戯にすぎないと思った。)
『アーッ!もうダメ、いっちゃうかも・・・。』
〔実優ちゃん、下になって!〕
コクリと頷くと、実優は、倒れる様に仰向けになります。(ヤラレル!!)そう思った瞬間に
私(橋内正人)は猛烈に震えがきました。又、顎までガクガク震えが来ます。『ダメダヨ!』って実優の蚊の鳴くような声と〔わかってます!〕と怒ったような力強い声が重なる。
栗原は、実優の足を開くと、大きく折り曲げていきました。そして折り曲げた足に両手で
体重をかけられ、実優は動けなくなったのです。栗原はゆっくりと妻のオマンコに巨大なペニスをあてがい、擦(こす)り始めました。オマンコの入り口で、ピタッとペニスを止めると実優は首を激しく左右に振り、『ダメー!』と抵抗します。そして、また擦り始める。そんな事が何度も繰り返され、安心して来たのか、実優も素股の快感に身を委ね始めました。
2016/02/29
長E〖妻が好き過ぎて〗第1回 から読みたい方は ⇒ こちら
長E〖妻が好き過ぎて〗第17回
第16回
栗原良純(よしずみ:30歳)の動きに合わせ、妻(橋内実優:みゆ:27歳)は『うーん、うーん。』って声を出し始めます。そして、次第に腰も動きに合わせる様になって来ました。〔実優ちゃん、気持ちいいかい?〕それで躊躇しながらも、うなずく実優。途端に栗原は腰の動きを早めました。グチュッ、グチュッ、と益々音が大きくなって来ます。
栗原がゆっくりと美優に覆いかぶさると両手を下から廻し、妻の両肩をしっかりとつかんでいました。ちょっと妻の美優は目を開けますが、栗原が“素股”を始めると又安心した様に目をつぶります。すると、栗原は右手だけをそうっと離すと、妻の尻を掴みました。美優はビクッとしますが、すぐに目をつぶり、許してしまいます。栗原はそうと知ると、尻の肉を激しく揉みはじめました。
『あ~ん、ダメー、ダメー。』って妻の喘ぎ声が聞こえてきます。栗原が〔実優、実優。〕と呼び捨てにしていました。そして栗原の腰の動きが激しくなって来ます。〔実優!!〕一段と大きな声で妻を呼ぶと、栗原は腰を少し大きく引き、いっきに妻の股間に沈めていきました。
『ああ!!』って妻の上体が大きく反り、乳房が大きく揺れます。見ると、栗原のペニスが、妻の股間を貫いています。妻の白い愛液が、尻の穴の方へ流れて行きました。まだ、半分位残っていますが、間違いなく、しっかりと美優のオマンコに突き刺さっています。『ん~っ、ダ、ダメ。』って言い終わらないうちに、又栗原のペニスが深く入りました。『あーん! ダメ・・・ダメよ。』さらに、抜き差しする度、ペニスが深く突き刺さります。
五回程押し込まれたところで、すっかり入ってしまいました。妻の体はピンク色に染まっています。栗原の体の大量の汗が妻の体を濡らしていきました。合体した二人は全く動かなくなります。栗原の尻だけが収縮を繰り返していました。
『うーん、う~ん。』って妻は苦しそうな声を出しています。それから、どれ位経ったでしょうか、栗原の腰が少し動き始めました。『アウ! ダ、ダメ!』叫ぶと実優の体がガクン、ガクンと動き始めます。いつもより、かなり大きな動きです。〔あ、あー! 実優ちゃんそんなにしめ・・あっ! し、しまるん、あー!〕と栗原の体が、ビクン、ビクン、と終焉を告げました。(終ったのか? 遂に何も出来ずに妻の実優が犯されてしまった?・・・)
〔しまった! ご、ごめん!!〕と栗原の声。(???)慌てて覗くと、栗原が妻の性器を拭いています。(中出し?!)美優は魂を抜かれた様に、ボーッと天井を見ていましたが、ようやくヨロヨロと起き上がりました。それから、ガラッと音がしてザーッと言う音が聞こえてきます。妻が風呂に入ったみたいです。またガラッと音がしました。栗原も入ったようです。その時、私(橋内正人:まさと:30歳)の心に、悪魔が入りました。
第18回へ続く 2016/07/29
長E〖妻が好き過ぎて〗第18回
栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)が妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)の後を追い、風呂に入っていきます・・・。そのガラス戸の音を聞き、私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)の心に猛烈に嫉妬心がわいてきます。(思いを遂げて、当たり前の様に振舞おうとするのか?!)その瞬間、私の頭にある行動が浮かびました。(栗原の、いや栗原なんかどうでもいい、実優の、実優の真実が知りたい・・・今、ガラス戸を開ければ栗原を殴り倒す事はできるが、実優の本心が永遠に隠れてしまう)そんな気がします。
急いで目についた服を着て、意を決し、襖を開け、茶の間に入りました。そして茶の間の襖を開けますと、栗原の布団の分、隙間が開いています。茶の間を過ぎると、いやでも曇ったガラス戸が目に入り・・・シャワーが出しっぱなしになっていました。栗原の全裸の後姿がわかります。
実優は、全裸のまま、栗原に後ろから抱かれていました。栗原の頭は実優の左肩にもたれる様に乗っています。両腕は実優を抱きこむ様に前に廻されています。その手が、実優の肉体のどこに触れているのかは判りません。しかし、栗原の股間は間違いなく、実優の白く盛り上がった尻の肉に密着されているのは判りました。
ふと我に帰り、私は玄関のドアを思いっきり開けます。古いドアは大きな音を出しました。
「どうした! 何! 高山が事故? ん、ん、わかった、今すぐ行く。」わざと大きな声を上げます。すると“ザブン!!”の音がした。栗原が湯船に飛び込んだ様です。(チッ、相変わらずドジな栗原、おまえが壊すか?!)
とにかく進むしかありません。「実優!! 高山が事故なんだって! タッチャンの車で行ってくるから、ちょっと遠いから昼過ぎになる。じゃあ!」何を言ったか解らないほど頭に血が上っていましたが、意外とうまく言えました。
『わ、わかったわ。』って実優は全裸の後姿を見せながら、首だけちょっと横を向きながら言います。そして、私はドアに向かい、「あれー? 栗原まだいるのかー?!」と靴を見るふりをして言いました。実優は体をすくめた様ですが、これは、あくまで栗原へのメッセージ・・・。
私は茶の間に戻り、躊躇なく栗原のカバンからあのソーセージを取り出します。そして、さっき開けておいた押入れに収めました。襖を閉め切った時、気が付きます。(しまった! これでは見えないぞ!)それで思いついたのは、何故か小学生の時、初めてのキャンプの時に親父に買って貰った登山ナイフ・・・他にも有りそうだがそれしか思い浮かびません。(・・・目の前のサイドボードの一番下の引き出しの中・・・か! 鉢合わせになったらオジャンだ!)
“ガラガラ!”突然ガラス戸が開きました。どちらかが出てきます。静かな足音でした。それは実優の足音の様です。寝室に行きました。そして、ちょっとすると、又戻ってきます。“ガラガラッ”実優が風呂に戻ってしまいました。
それで私は、そうっと又襖を開けます。そして、登山ナイフを取り出し急いで戻りました。息が切れて、まるで長距離を走ったみたいです。落ち着いたら襖に刃を突き立てました。意外に簡単に突き刺さります。縦に慎重に下ろし、右に切っていきました。ちょっと切りすぎたかと思いましたが、手前に引っ張ってみると、風呂場の方まで見えて好都合です。そして向こうの襖の様に小さく折ってみたりしていると、“ガラガラ”と音がしました。 第19回へ続く
2016/12/18
長E〖妻が好き過ぎて〗第19回
第18回
妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)が出てきた様です。体を拭き始めました。続いて栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)がガラス戸を開けバスタオルで風呂場の中で拭いています。そして拭きながらも、実優の裸の仕草を見逃すまいと舐める様に見ていました。
そして、まだろくに拭き終えない内に、実優の右横に近づいていき、屈んで体を拭いている妻に〔実優さん・・・。〕と声をかけます。『エッ?』って体を起こそうとした妻の肩に腕を廻し、右手で実優の顎を引き寄せると、強引に妻の唇を奪っていきました。
『うぐっ。』って実優は手で押し返そうとしながら、顔を左右に動かしています。栗原はその手を緩めようとはせず、左手でさらに妻の体を正面に引き寄せてしまいました。今度は左右に動く実優の頭を左手で押さえ、右手で妻の腰を自分の体に密着させようとしています。実優はまだ顔を左右に動かそうとしています。密着させられた上体から、実優の乳房が卑猥にはみ出しています。
栗原は、自分の上体を微妙に動かして、実優の乳房の弾力を楽しんでいました。そして右手が尻に下りると、ゆっくり大きく妻の尻を擦り始めます。『うーん。』って声を出しながらも実優は尻を動かし、逃れようとしています。しかし、その尻の動きがかえって栗原を興奮させてしまったのか、右手でグッと実優の尻を自分の股間に引き寄せると、大きく卑猥に妻の尻を揉みはじめました。
『アアッ!』って実優が声を上げます。そして、『ううっ。』妻がうめく様な声に変わりました。口を開けた隙に、栗原の舌が実優の中に入ってしまったようです。 又激しく顔を左右に振り始めた実優・・・しかし栗原の興奮はもう鎮められそうにありません。左手でしっかり頭を抑えながら、今度は、右手が妻の左の乳房を捉えられてしまいました。大きく、押し上げるように揉みしだかれ、妻の乳房が栗原の思うように卑猥に形を変えられていきます。
『ああっ。』って妻は又声を上げました。その声に刺激されてか、栗原の腰が前後に動きます。実優はちょっと腰を引きましたが・・・いつのまにか、栗原の舌を受け入れてしまっていました。妻の両手は栗原の両腕を押し返す形のままですが、いつのまにか、力を失い、添えているだけの様になっています。そして、顔をしかめながらも、明らかに、栗原の舌が自分の舌を味わうのを許しています。抵抗する顔の動きも、いつのまにか止まり、明らかに栗原の顔の動きに合わせていました。 第20回に続く
2017/05/25
長E〖妻が好き過ぎて〗第20回
第19回
《私の声を聞いても、もう二人の淫欲は止められないのか・・・?》
妻の、深層の言葉を聴こうとした私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)の思惑は、大きく外されてようとしていました・・・。栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)の舌に犯されながら、妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)は、自ら栗原の舌を味わう事は何とかこらえている様です。それでも段々と穏やかになっていく実優の表情が、栗原の侵入を許し始めている事は明らかでした。
これまで、妻は肉体への侵入を結果として次々と許し、その都度、自分は奈落の底に突き落とされて来ましたが、それでも、心の最後の貞操の、核だけは犯されていないと信じたいと思っていた自分にとって、この二人の淫靡な姿は、自分と実優の最後の絆が断ち切られるかどうかの瀬戸際に思えます。
もっとも、実優が風呂場で乳房を揉みし抱く姿を栗原に覗かせた時に、つい昨日までの、当たり前の普通の生活が、跡形もなく崩れ落ちてしまってはいた。そして・・・これでもかこれでもかと続く淫靡な映像に、まるでいきなり途中から別の映画を見させられている様で、いまだにこの経験を理解出来ていないというのが、正直なところです。
しかしそれにしても今、妻の実優が栗原を心から受け入れ様としている(?)最悪の場面で、言いようの無いこの抑えきれない興奮は、いったい何なのだろう! 《妻が犯されていくことを、夫である自分が望んでいる?!?》・・・なんとも不可解でした。
妻は、栗原にゆっくりと乳房を揉まれながら、次第に甘い表情を見せながら呼吸を早めて来ています。後ろに引いて抵抗していた腰も、栗原の要求に答えるように次第に栗原の陰部に近づいてきていました。
妻の乳房を揉んでいた栗原の右手が背中に回り、実優の背中をゆっくり擦り始めます。時折、妻の体がピクン、ピクンと動いていました。そしてその手が次第に下の方にいき、尻を撫ではじめます。時折、その豊満な尻の肉をグッと掴むと、妻は『アウッ!』って声を上げ、体をビクンと震わせました。栗原はその反応を楽しむ様に何度も繰り返しています。
実優は唇を離し、『やめて・・やめて・・・アー、オネガイ!』ってかすれる様な声がしました。しかし反対に妻の呼吸は段々荒くなってしまっています。そして栗原の指先が妻の尻の割れ目をまさぐり始めると、『いや!』って言いながら、尻をくねらせていました。栗原の指先がどうやら実優の尻の穴をいたぶり始めた様です。妻が、一番恥ずかしがって嫌がるところを感じ取ってか、栗原は〔おー、おー。〕と益々興奮して来たようでした。
それから、何分かそんなことが続き・・・『イヤーー!』って叫ぶと実優は栗原を突き放し、寝室の方へ走って行ってしまいます。呆然と立ち尽くす栗原・・・ポカンと口を開けて妻の方を見ていました。反り上がった見事なペニスが何とも滑稽です。そして我に帰った様に栗原が、〔実優ちゃん・・。〕と言って実優の方へ近づこうとするが、『いや! こないで!』そう言って妻は襖をピシャリと閉めてしまいました。 第21回へ続く
2017/06/13
長E〖妻が好き過ぎて〗第21回
第20回
またもや呆然と立ち尽くす栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)の体が目の前に現れ、私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)は慌てて顔を背ける。栗原はガクッとうな垂れ、座り込んでしまいました。暫らくうな垂れていた栗原は、〔実優ちゃん。〕と、いかにも自信なさげに声をかけます。しかし、『・・・・。』実優は何も答えませんでした。
栗原がちょっと襖に近づき、〔実優ちゃん!〕ちょっと大きな声で呼びますが、『・・・。』妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)は尚も沈黙を保っています。栗原はゆっくりと立ち上がり、タバコを取り上げると窓を開け、上体をもたれ掛けてタバコを吸い始めました。遠くを見ているかと思うと、急にガクッと頭を下げたりしています。中途になってしまった事を残念がっているのか、これまでの事を後悔しているのかは判りません。
それよりも、実優が今、何を思っているのかの方が気になります。興奮も醒め、もうこの悪夢は終わったと思っていた私は、実優と私の将来という、重大な問題に気付き始めました。(今、とても実優の顔をまともには見られないだろう・・・、実優の顔を見て私の心が、行動が、どうするなんて見当もつかない・・・実優は・・・どうするんだ?!・・・)
どれ程の時間が過ぎたでしょうか、突然“バチン”と洋服ダンスの開く音がしました。そして、「バチン」又音がしました。タンスを閉めた様です。そして衣擦れの音がしています。栗原もその音に振り向き、慌てるようにパンツを穿き、ズボンに足を通し始めた時に、襖がスーッとゆっくりと開きました。慌てて穿こうとしてよろめいてしまった栗原を見て、実優は「クスッ」と僅かに笑みを浮かべました。泣いていたのか、目がちょっと腫れぼったく見えます。
『栗原君、何か食べる?』
その声はいつもの優しい声です。
〔あ、あー、いいの?〕
コクリと頷いて実優は台所に行きました。
『栗原君。』
〔ハイッ!〕
栗原は思わず正座をしています。
『正座なんかしなくていいョー、タバコ吸ってもいいって言おうとしただけだから。』
そう言って笑っていました。怒っていない事を知って、栗原はホッとしたのか、急に明るい声になります。
〔あっ、いいの?〕
『うん、正人はいつも構わず吸っているし、私は大丈夫だから・・。』
〔ありがとう。〕
栗原は早速タバコに火を点けました。
『何にもないけどいい?』
〔いいよいいよ、朝ごはんまで、作ってもらうつもり、なかったし・・・実優ちゃんに
二度も作って貰えるなんて、感激だよ!〕
『・・・。』実優は黙っています。 第22回へ続く
2017/08/07
長E〖妻が好き過ぎて〗第22回
第21回 2017/08/07
『何にもないけどいい?』
〔いいよいいよ、朝ごはんまで、作ってもらうつもり、なかったし・・・実優ちゃんに二度も作って貰えるなんて、感激だよ!〕
間も無く、妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)が栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)に食事を持ってきました。
『はい、正人がいつも食べるのと一緒だけど、いい?』
〔うわー、そりゃ感激だー!〕
トーストに雪印のバターを塗って、とろけるチーズを乗せて焼いた物、それに半熟の目玉焼き二個野菜サラダにベーコンにブラックコーヒー・・・。全く同じ・・・。何故か私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)は猛烈に嫉妬します。
〔実優ちゃんは食べないの? いつもは食べないの?〕
『ん~ん、いつも、正人に食べさせながら食べていくヨ!』
〔エー、正人さんは食べさせてもらってんの? いいなー!〕
『だってー、寝ぼけてて食べないんだもん。』
〔うわー! ご馳走様だな、こりゃー。〕
『キャハハ!』
無邪気に笑った実優でしたが、急に顔を両手で覆い、黙ってしまいました。みるみる涙が出てきます。〔どうしたの?〕と、栗原が慌てました。『ん~ん。』って実優は、首を振っています。〔大丈夫?〕と言って栗原は実優の肩に手をかけようとしました。すると、『もう、やめて!』そう言って実優は又寝室に入ってしまいます。
〔実優ちゃん!〕と、慌てて栗原が声をかけますが、寝室の襖は勢い良く閉められてしまいました。驚いた栗原が〔どうしたの?!〕と言いながら慌てて腰を上げ様とした時、『ウウゥ・・。』って、実優の押し殺す様な泣き声が聞こえてきます。
私たちは結婚前に、ある事情が有り、困難な場面も多かったために、何度も実優の泣く姿を見てきました。結婚を諦めかけた事もあり、それだけに、夜中に目が覚めて、隣に実優がいる事に信じられない程の感激を感じる事が有り、そんな時、不思議と実優も目が覚めます。そして、思いっきり抱きしめあう事が度々有りました。
それにしても、実優の、こんなに苦しむような泣き声は聞いた事がありません。栗原も青ざめて固まってしまいました。私は初めて自分の犯した罪に気付きます。私が止めなかった為に、実優をこんなに苦しめる事になってしまった事に、初めて気付きました。
実優の泣き声が一段と大きくなります。襖を突き破って実優を抱きしめてやりたい衝動にかられますが、どうしても襖を開ける勇気が出ません。《結婚の時、何が何でも実優を守り抜いていこうとの想いは、いったい何処へ行ってしまったんだろう・・・?》今行けば、昨夜からの狂乱の記憶が、少なくとも二人の間からは清算出来る様な気さえしました・・・。それでも、どうしても襖を開けることが出来ません。
《何を恐れているんだろう・・・。栗原か?》高校時代にある事があってから、私を正人サン、正人サンとサン付けで呼ぶようになり、私も弟みたいに可愛がってきた栗原を、恐れる筈もありません。《恥ずかしさか?》確かにこんな押入れの中に入っていて、出て行く格好悪さは、未体験ゾーンです。『正人サン、何やってるの?』・・・。想像するだけでも恐ろしい・・・。しかし、それでも《恥ずかしさで実優を救えないのか!》必死に自問自答を繰り返しました。 第23回に続く
2018/08/24
長E〖妻が好き過ぎて〗第23回
長E〖妻が好き過ぎて〗第23回
第22回← 20180824
私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳) 妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)
友人(栗原良純:くりはら・よしずみ:30歳)
私は、こんな押入れの中に入っていて、出て行く格好悪さは、未体験ゾーンです。『正人サン、何やってるの?』・・・。想像するだけでも恐ろしい・・・。それでも、もし、もう少し妻の号泣が続いていたら、私は飛び出してしまっていたかもしれません。私がその気持ちになりかけてきた頃、実優の泣き声が静まってきました。栗原は胡坐をかいて、両手を前で組み、体を丸めてうな垂れています。この時ばかりは、私と同じ運命を背負った同志の様に見えました。
やがて、栗原がおもむろに自分の荷物を片づけ始めます。しかしソーセージには気付きません。何故かかえってホッとしました。それが終わると、ため息をつきながらトイレに行き、又ため息をつきながらティーシャツを着ています。彼は身支度が終わると、ちょっとジッとしていましたが、〔ヨシッ!〕と小さな声を出すと襖の方へ近づいて行きました。
〔実優ちゃん。〕
『・・・・。』返事がありません。
〔実優ちゃん、俺、もう帰るね!〕ちょっと大きな声をかけます。
その時、かすかに実優の声が聞こえました。
〔エ?〕栗原が聞き返しています。今度は襖に耳を付けて、〔実優ちゃん、もう帰るね!〕栗原はもう一度そう言うと、『ちょっと待って!』って、ようやく実優の声が聞こえました。
襖が静かに開いて、実優が現れます。さっきと同じ、外行きのワンピースを着たまま。まぶたがさっきより大きく腫れてしまいました。『ちょっと。』て言いながら、静かに妻が入ってきます。『もうちょっといられる?』かすれた様な小さな声で実優が聞くと、〔あ、あー、全然、仕事休みだし・・・。〕戸惑うように栗原は答えます。『そう、じゃあちょっとお話してもいい?』相変わらず小さなかすれた声。〔あ、あー、もちろん。〕妻が座るのを見て、栗原も慌てて座りました。
正座した実優は、下を向いたまま暫らく黙ってしまいます。何か、重苦しい雰囲気になってしまいました。〔実優ちゃん、何処か出かけるの?〕妻の沈黙に耐えかねた様に、栗原が質問。『エ?』実優が初めて顔を上げます。
第24回へ
20200713
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