短Ⅲ30 友人と友人の夢そして僕 第1話
短Ⅲ30 友人と友人の夢そして僕 第1話
(原題:友達の嫁さんを友達公認でデートしたり抱かせてもらってる 投稿者・投稿日:不明)
僕(田所裕平:たどころ・ゆうへい:36歳:独身) 友人(青山啓一郎:あおやま・けいいちろう:36歳) 友人の嫁(青山果穂:あおやま・かほ:29歳)
青山と僕は大学の同期で、卒業以降1年に1回位の割合で会っている関係です。青山は一部上場の会社に勤めているのだけれど、あまり社交的なタイプじゃなくて定期的に会っている友達は僕くらいだった。
4年前に青山が結婚した時にお嫁さんの果穂ちゃんは25歳です。僕は「若くていいなぁ!」なんて風に茶化しながら スピーチして結構盛り上げられて好評だった。人数少ない静かな結婚式だったから、営業畑の僕みたいなタイプに喋ってもらえてよかったって青山の親にも感謝された。
果穂ちゃんの印象は可愛いのだけど、てきぱき仕事できそうな感じがします。頭良さそうでセクハラ発言とかすると怒られそうというか、
職場にいたら後輩だとしても気を使うだ
ろうなって感じに見えた。
「若くて美人でいいなあ!」と青山に言いつつ、《正直よく青山が口説けたな、でも青山を選んだとはこの子見る目あるなあ。》と両方感じたのを覚えています。青山は男友達と遊ぶ時に女を連れてくるタイプじゃなかった。果穂ちゃんも付いてくるタイプではないです。
僕も果穂ちゃんとは結婚式の時にちょっと喋った位で以後は一度も対面したことはなかった。その後結婚して2年位で青山が事故ります。事故と言っても青山は被害者で連絡が来たのが退院した後だったから状況は良く判らないけど結構大変だったそうだ。
何か脳みそが腫れちゃって開頭手術して、
取った頭蓋骨を暫く太腿かどっかに入れておいてまた戻すみたいな事をしたって話です。今は車椅子は使っているけど全く脚が動かない訳でもないって所までは回復した。
そして、会社も理解のある大きい会社だから普通に仕事にも戻れます。また車椅子に乗りながら運転できるような車を買って外にも出られるようになった。そうなるまでは友人も会いたがらなかったから、車買ったあたりから青山も自信がついたらしくまた会うようになります。
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20200718
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