『逝き過ぎた美香』その4
『逝き過ぎた美香』その4
快感に流されながらも、画面の向こうで美香は優(まさる)にいやらしく奉仕をしていた。ちょっと遠目に撮っていた希美が、撮りながらそばに来た。画面が一気にアップになり、美香の口の動きや舌の様子がはっきりとわかった。
しかし、俺の時はこんなに舌を使ったことのない美香が、積極的にモノのカリに舌を絡ませていた。しばらく舌を絡ませていたかと思うと、口を大きく開けて優の長いモノをディープスロート。優が「おおう、美香ちゃんそれすごいわ・・・」美香は優のモノを吸い込みながら画面越しでもはっきりわかるように口の中で舌を動かしていた。
希美が〘ああ・・・すごいね、美香上手い・・・そうだ、美香、優は先っぽが弱いから、あとタマも〙すると、美香は“ちゅぽん”、と音を立てて離し、先っぽを舌の先を使ってレロレロとしたあと、優のタマに舌をはわせた。
なんなんだ!しかも、こんなテク俺には使ったことないのに・・・。喫茶店の中だというのにドクドクとモノが反応している。少しの刺激で出てしまいそうだ。こんなに興奮するなんて・・・
画面の中では、美香が優のタマを口で愛撫していた。希美が画面外から時々指示しているようで、美香は希美の顔と優の顔を見ながら、口で優のタマをジュボ、っと吸い込んだ。優「おお・・・お、美香ちゃんそれすごい、やばい」美香は上気した顔で優のタマを口に含んで転がしていた。
知らないぞこんなテクニック・・・。希美が〘美香、二ついっぺんに入る?〙すると、美香は口を離して、タマを一つずつ口に入れていた。なかなか難しいのかタマがぽろっと出るのがこんな気分の中でもちょっと可笑しかった。
美香はちょっと口が小さめだ。二つを同時に口に入れるのは無理らしく、タマを上手い具合に一つずつ吸っては離し、吸って舐め・・・。しばらくしてまた美香はまた舌で舐めながら、口をすぼめてゆっくりと前後に竿のストロークを始めた・・・。
また、希美が〘ちょっと待って!待って!〙と声を掛け、どこからか持ってきたコンドームを優に付けさせた。その間美香はローターでまた気持ちよさそうにしていた。美香の『ああ・・・なに?コンドームするの?』という声のあとで、〘まあね、・・・生だと後でバレるし・・・。〙ってボソッと言った。
快感に流されながらも、画面の向こうで美香は優(まさる)にいやらしく奉仕をしていた。ちょっと遠目に撮っていた希美が、撮りながらそばに来た。画面が一気にアップになり、美香の口の動きや舌の様子がはっきりとわかった。
しかし、俺の時はこんなに舌を使ったことのない美香が、積極的にモノのカリに舌を絡ませていた。しばらく舌を絡ませていたかと思うと、口を大きく開けて優の長いモノをディープスロート。優が「おおう、美香ちゃんそれすごいわ・・・」美香は優のモノを吸い込みながら画面越しでもはっきりわかるように口の中で舌を動かしていた。
希美が〘ああ・・・すごいね、美香上手い・・・そうだ、美香、優は先っぽが弱いから、あとタマも〙すると、美香は“ちゅぽん”、と音を立てて離し、先っぽを舌の先を使ってレロレロとしたあと、優のタマに舌をはわせた。
なんなんだ!しかも、こんなテク俺には使ったことないのに・・・。喫茶店の中だというのにドクドクとモノが反応している。少しの刺激で出てしまいそうだ。こんなに興奮するなんて・・・
画面の中では、美香が優のタマを口で愛撫していた。希美が画面外から時々指示しているようで、美香は希美の顔と優の顔を見ながら、口で優のタマをジュボ、っと吸い込んだ。優「おお・・・お、美香ちゃんそれすごい、やばい」美香は上気した顔で優のタマを口に含んで転がしていた。
知らないぞこんなテクニック・・・。希美が〘美香、二ついっぺんに入る?〙すると、美香は口を離して、タマを一つずつ口に入れていた。なかなか難しいのかタマがぽろっと出るのがこんな気分の中でもちょっと可笑しかった。
美香はちょっと口が小さめだ。二つを同時に口に入れるのは無理らしく、タマを上手い具合に一つずつ吸っては離し、吸って舐め・・・。しばらくしてまた美香はまた舌で舐めながら、口をすぼめてゆっくりと前後に竿のストロークを始めた・・・。
また、希美が〘ちょっと待って!待って!〙と声を掛け、どこからか持ってきたコンドームを優に付けさせた。その間美香はローターでまた気持ちよさそうにしていた。美香の『ああ・・・なに?コンドームするの?』という声のあとで、〘まあね、・・・生だと後でバレるし・・・。〙ってボソッと言った。
『妻の貸し出し』パート27
『妻の貸し出し』
パート27
何枚の写真を撮ったのだろう?私の要望が彼の“性癖”を刺激することは分かっていた。元気になってきた要君に何か〖プレゼント〗を贈りたかった。それも彼が真から喜ぶものを・・と、考えた結果がこれである。彼はこの2年間苦しんできた。身体的な障害が、精神(心)までおかしくしていた。最初の半年は夫にどう接したら良いのか戸惑う気持ちでいっぱいになる。
初恋の人が〖要君〗 初めての恋人が〖要さん〗 夫であり最愛の彼で かけがえがない人 どこまでも愛し続ける。 『彼が望むなら 私が出来ることなら何でも してあげたい。』そう思っている。 高橋主任のことだって、この体を一時提供するだけ、浮気でも不倫でもない そういうゲーム(遊び)に過ぎない。心はいつも彼のものなの。
こんなに美玖がセクシーとは思わなかった。いろんなポーズで写真を撮りまくった。次第に過激になり、先ず、ベビードールを脱がせた。次に、ブラジャーを取らせる。かなり恥ずかしそうだったが、僕の目をじっと見つめて、素直に従った。
セミヌードで終わらせようとしたが、彼女の妖しい魅力は上気した肌から立ち上がる。最初はぎこちないポーズも、途中からは自分なりにアングルを計算し、凄くエロチックに見せつけるような恰好をとっていった。「じゃ、美玖。下も脱いでみようか?!」
妻は立ったまま、堂々と僕の正面でショーツを脱ぐ。長い足だけど、脚の付け根やお尻にはふっくらとした肉がついている。恥毛は茶色に近く薄い。やはり恥ずかしいのだろう。ぴったりと両足は合わさっていた。
パート27
何枚の写真を撮ったのだろう?私の要望が彼の“性癖”を刺激することは分かっていた。元気になってきた要君に何か〖プレゼント〗を贈りたかった。それも彼が真から喜ぶものを・・と、考えた結果がこれである。彼はこの2年間苦しんできた。身体的な障害が、精神(心)までおかしくしていた。最初の半年は夫にどう接したら良いのか戸惑う気持ちでいっぱいになる。
初恋の人が〖要君〗 初めての恋人が〖要さん〗 夫であり最愛の彼で かけがえがない人 どこまでも愛し続ける。 『彼が望むなら 私が出来ることなら何でも してあげたい。』そう思っている。 高橋主任のことだって、この体を一時提供するだけ、浮気でも不倫でもない そういうゲーム(遊び)に過ぎない。心はいつも彼のものなの。
こんなに美玖がセクシーとは思わなかった。いろんなポーズで写真を撮りまくった。次第に過激になり、先ず、ベビードールを脱がせた。次に、ブラジャーを取らせる。かなり恥ずかしそうだったが、僕の目をじっと見つめて、素直に従った。
セミヌードで終わらせようとしたが、彼女の妖しい魅力は上気した肌から立ち上がる。最初はぎこちないポーズも、途中からは自分なりにアングルを計算し、凄くエロチックに見せつけるような恰好をとっていった。「じゃ、美玖。下も脱いでみようか?!」
妻は立ったまま、堂々と僕の正面でショーツを脱ぐ。長い足だけど、脚の付け根やお尻にはふっくらとした肉がついている。恥毛は茶色に近く薄い。やはり恥ずかしいのだろう。ぴったりと両足は合わさっていた。
『妻の貸し出し』パート26
『妻の貸し出し』パート26
『デスクにカメラがあるでしょ?』「うん。」『充電もしてあるし、メモリーカードも入れてあるから・・・。』「・・・?」美玖が『早く撮ってよ・・・恥ずかしい・・・』と甘えてせがんだ。僕は急いでカメラ(新品だったが旧いのと同じメーカーなので操作は同じ。)を構えて、連続して写した。少しばかり余裕ができて、「足をもっと開いて!パンツが見えるように!」『もぅ~エッチなんだから・・』と言いつつゆっくりと妻は微かに陰毛の陰りが透いてるショーツを僕の前に晒す。
フレームにまるでセクシーモデルのような姿態をさらして、僕の欲情を誘っている。『要君どう?ちゃんと写してる?』美玖がこんなに色っぽいとは想像できなかった。普段はおとなしく、はっきりと全裸を晒すのは入浴の時(それも最近になってからだ。)くらいで、セックスは決して明るい所ではしなかった。
調子にのってきた僕は「後ろを向いて犬のような姿勢になってくれる。」と、リクエストをする。彼女は素直に『こう?これでいいの?』と応える。「もうすこし、お尻を高く突き上げてくれない?」ショーツも半シスールなので良く引き締まった桃丘が凄く淫らで、ちっちゃな後ろ布からはみ出たお尻が肉感的だった。
着痩せするタイプの妻は、ファッションも化粧も保守的と言うか地味なので、あまり男性の興味をひかない。でも、脱いでみるとスリムなボディにもかかわらず、出るところは美しいラインで出ているし、ウエストは引き締まり、脚はすらっと長い。顔のつくりは中心部に集約された“小顔”。口は典型的な“アヒル口”。
写真に撮ってみると、「いい女だな。」と思った。僕の性癖には〖妻や彼女を他人に見せたい、観てもらいたい。〗という趣向がある。要するに自慢がしたいのだ。そして、それを客観視するために他人に抱かせる、抱いてもらう。それを直接見たり、セックスをしていることを想像・妄想するのが快感になる一種の【恋の病】なのかも知れない・・・。
『デスクにカメラがあるでしょ?』「うん。」『充電もしてあるし、メモリーカードも入れてあるから・・・。』「・・・?」美玖が『早く撮ってよ・・・恥ずかしい・・・』と甘えてせがんだ。僕は急いでカメラ(新品だったが旧いのと同じメーカーなので操作は同じ。)を構えて、連続して写した。少しばかり余裕ができて、「足をもっと開いて!パンツが見えるように!」『もぅ~エッチなんだから・・』と言いつつゆっくりと妻は微かに陰毛の陰りが透いてるショーツを僕の前に晒す。
フレームにまるでセクシーモデルのような姿態をさらして、僕の欲情を誘っている。『要君どう?ちゃんと写してる?』美玖がこんなに色っぽいとは想像できなかった。普段はおとなしく、はっきりと全裸を晒すのは入浴の時(それも最近になってからだ。)くらいで、セックスは決して明るい所ではしなかった。
調子にのってきた僕は「後ろを向いて犬のような姿勢になってくれる。」と、リクエストをする。彼女は素直に『こう?これでいいの?』と応える。「もうすこし、お尻を高く突き上げてくれない?」ショーツも半シスールなので良く引き締まった桃丘が凄く淫らで、ちっちゃな後ろ布からはみ出たお尻が肉感的だった。
着痩せするタイプの妻は、ファッションも化粧も保守的と言うか地味なので、あまり男性の興味をひかない。でも、脱いでみるとスリムなボディにもかかわらず、出るところは美しいラインで出ているし、ウエストは引き締まり、脚はすらっと長い。顔のつくりは中心部に集約された“小顔”。口は典型的な“アヒル口”。
写真に撮ってみると、「いい女だな。」と思った。僕の性癖には〖妻や彼女を他人に見せたい、観てもらいたい。〗という趣向がある。要するに自慢がしたいのだ。そして、それを客観視するために他人に抱かせる、抱いてもらう。それを直接見たり、セックスをしていることを想像・妄想するのが快感になる一種の【恋の病】なのかも知れない・・・。
壊れかけた二人 第18章③
壊れかけた二人18-③
会社には出社したものの、体のだるさと頭痛が収まらずに上司へ早退を願い出た。詩織にもメールで、≪早退します。食欲ないから昼はいらない。≫知らせておく。折り返し、≪大丈夫なの?熱はまだある?≫と返信がきた。≪頭が少し痛いかけど、少し眠ったら治りそうだよ。≫と打って帰宅した。
詩織は翔太にメールをした。≪たっくん昨日から具合悪くて、今日も午前中で早退したの、残念だけど今夜は中止だよ。≫それで、≪後で拓海にメールしてみるわ。でも詩織とHしたいな~。≫といつも通りのテンション。これをすべて転送してくれる。
帰宅して、2時間ほど寝たら、かなり良くなった。下のリビングに降りていき、「おなか減ったよ~」と詩織に声を掛ける。『そう。用意するね。今のうちに熱測っとけば・・。』と電子体温計を渡された。熱は37度丁度。『朝より下がったね。でも食べたらもう少し寝ときなよ。』「うん。そうする。ちょっと汗かいたからシャワー浴びるわ。」詩織が『わかった。新しいパジャマだすね。』『そうそう夕食会はなしだね。』と訊ねてくる。
俺は少し躊躇する。1カ月に1回の楽しみだし、翔太も来週はどうなるか分からないしな。「翔太の退社時間までには決めるわ。それでいい?」と返答すると、詩織は複雑そうな顔をした。『ほんとうに大丈夫なの?1日寝てた方が良くない?』「じゃあ、詩織と翔太はラブホでする?」と言うと、顔を真っ赤にして『馬鹿じゃない。そんなことするわけないでしょ。ごはん終わったら早く寝なさい!』と本気で怒っていた。
会社には出社したものの、体のだるさと頭痛が収まらずに上司へ早退を願い出た。詩織にもメールで、≪早退します。食欲ないから昼はいらない。≫知らせておく。折り返し、≪大丈夫なの?熱はまだある?≫と返信がきた。≪頭が少し痛いかけど、少し眠ったら治りそうだよ。≫と打って帰宅した。
詩織は翔太にメールをした。≪たっくん昨日から具合悪くて、今日も午前中で早退したの、残念だけど今夜は中止だよ。≫それで、≪後で拓海にメールしてみるわ。でも詩織とHしたいな~。≫といつも通りのテンション。これをすべて転送してくれる。
帰宅して、2時間ほど寝たら、かなり良くなった。下のリビングに降りていき、「おなか減ったよ~」と詩織に声を掛ける。『そう。用意するね。今のうちに熱測っとけば・・。』と電子体温計を渡された。熱は37度丁度。『朝より下がったね。でも食べたらもう少し寝ときなよ。』「うん。そうする。ちょっと汗かいたからシャワー浴びるわ。」詩織が『わかった。新しいパジャマだすね。』『そうそう夕食会はなしだね。』と訊ねてくる。
俺は少し躊躇する。1カ月に1回の楽しみだし、翔太も来週はどうなるか分からないしな。「翔太の退社時間までには決めるわ。それでいい?」と返答すると、詩織は複雑そうな顔をした。『ほんとうに大丈夫なの?1日寝てた方が良くない?』「じゃあ、詩織と翔太はラブホでする?」と言うと、顔を真っ赤にして『馬鹿じゃない。そんなことするわけないでしょ。ごはん終わったら早く寝なさい!』と本気で怒っていた。
壊れかけた二人 第18章②
壊れかけた二人18-②
詩織の生理はほぼ28日周期(早かったり遅かったりの変動はある。)だった。かなりきっちりと基礎体温を測っているので“排卵日“や“生理日”は分かっている。前回の生理開始が11月4日で、排卵日は11月17日だった。次の生理の予定は12月1~3日頃。排卵日は12月15日前後。それから例えコンドームをしていても安全を見越して12月8日を〖夕食会〗とした。
俺も詩織も後々に知った事柄なのだけど、詩織が翔太とのセックスで普段以上に感じる(科学的な)理由のひとつだったかもしれません。 ☆参考=「自由恋愛主義 -memorial-」さん☆
《排卵日をピークにその前一週間位がエストロゲン(女性ホルモン)の分泌によって、肌が艶々になり、瞳は潤んでキラキラと輝き、全身からフェロモンを発散して本人の意思は関係なく、男性を引き寄せてしまう時期になる。》
《また、エストロゲンは別の作用として、排卵期の女性を発情(欲情)させて体がセックスをしたがるように仕向ける効果もあり、性器全体を柔らかくしてペニスを受け入れやすくしたり、乳首やクリトリスを敏感にして、愛撫に敏感に反応するような体にしてしまう。》
《そうした関係で男を惹きつけるだけでなく、排卵日には本人もセックスをしたくなるようになる事が多いとされている。実際には匂いとして感じなくても、フェロモンによってペニスの勃起中枢が刺激され、排卵日の女性が近くにいるだけで、若くて精力が有り余っているような男性の場合にはペニスが立ってしまう場合もある。》
詩織は、当時の事を振り返ると、〖翔太との関係が、夫の拓海から許されたもので、公然と安心して、セックス(浮気・不倫)をできることから、心も身体も開放され、『ただ、会っている時に楽しく過ごせればそれでいい。』という気分だった。それで、つい身体ばかりか心(愛情)の部分も流されていた。〗と反省している。
俺は前日(12/7)から体調が優れなかった。インフルエンザではないが風邪に違いない。熱は下がり気味だったが37度5分ある。当日の朝も詩織が『今日は取りやめにしたら。』と心配そうに声を掛けてきた。「いいよ昨日、薬を飲んだから熱は下がってきたよ。」それでも『まだ具合悪そうだよ。』「大丈夫。詩織が楽しみにしている“夕食会”だもんな。」と軽口をたたくと、頬を紅潮させ『もぅ~そんなことないわよ。拓海こそ我慢できないんでしょ?』って反撃してきた。
詩織の生理はほぼ28日周期(早かったり遅かったりの変動はある。)だった。かなりきっちりと基礎体温を測っているので“排卵日“や“生理日”は分かっている。前回の生理開始が11月4日で、排卵日は11月17日だった。次の生理の予定は12月1~3日頃。排卵日は12月15日前後。それから例えコンドームをしていても安全を見越して12月8日を〖夕食会〗とした。
俺も詩織も後々に知った事柄なのだけど、詩織が翔太とのセックスで普段以上に感じる(科学的な)理由のひとつだったかもしれません。 ☆参考=「自由恋愛主義 -memorial-」さん☆
《排卵日をピークにその前一週間位がエストロゲン(女性ホルモン)の分泌によって、肌が艶々になり、瞳は潤んでキラキラと輝き、全身からフェロモンを発散して本人の意思は関係なく、男性を引き寄せてしまう時期になる。》
《また、エストロゲンは別の作用として、排卵期の女性を発情(欲情)させて体がセックスをしたがるように仕向ける効果もあり、性器全体を柔らかくしてペニスを受け入れやすくしたり、乳首やクリトリスを敏感にして、愛撫に敏感に反応するような体にしてしまう。》
《そうした関係で男を惹きつけるだけでなく、排卵日には本人もセックスをしたくなるようになる事が多いとされている。実際には匂いとして感じなくても、フェロモンによってペニスの勃起中枢が刺激され、排卵日の女性が近くにいるだけで、若くて精力が有り余っているような男性の場合にはペニスが立ってしまう場合もある。》
詩織は、当時の事を振り返ると、〖翔太との関係が、夫の拓海から許されたもので、公然と安心して、セックス(浮気・不倫)をできることから、心も身体も開放され、『ただ、会っている時に楽しく過ごせればそれでいい。』という気分だった。それで、つい身体ばかりか心(愛情)の部分も流されていた。〗と反省している。
俺は前日(12/7)から体調が優れなかった。インフルエンザではないが風邪に違いない。熱は下がり気味だったが37度5分ある。当日の朝も詩織が『今日は取りやめにしたら。』と心配そうに声を掛けてきた。「いいよ昨日、薬を飲んだから熱は下がってきたよ。」それでも『まだ具合悪そうだよ。』「大丈夫。詩織が楽しみにしている“夕食会”だもんな。」と軽口をたたくと、頬を紅潮させ『もぅ~そんなことないわよ。拓海こそ我慢できないんでしょ?』って反撃してきた。
『妻の貸し出し』パート25
『妻の貸し出し』パート25
浴室から出て、リビングへ行くが美玖の姿はなかった。テーブルの上にメモが置いてある。〚わたしの部屋に来てください♡〛と書いてあった。何だろう?と訝(いぶか)しげな面持ちで部屋をノックするが返事がない。「入るよ。いい・・。」と呼びかけながら入室すると、薄いグリーンのシーツに包まった美玖が顔と両手首だけ出してこっちをみていた。
「えっ!どうした?」って声を掛けると、上目遣いに妻の瞳が妖しく光ったように感じた。『要君。見てくれる~・・ちょっと恥ずかしぃ・・・』と呟きながら、シーツを外した。そこには、白いベビードール(それもシースル!)姿の美玖がいた。
「うぉー」って驚きの声をあげてしまう。『そんなに驚かないでよ!凄く恥ずかしんだからね。』と再びシーツで隠そうとしている。「美玖、美玖、観てほしいんだろう?」と言うと、『それは・・・そう・・だけ・・・』顔を紅潮させながら、ベッドの上にすくっと立ち上がった。
美玖は、中学・高校と陸上部で短距離の選手だった。運動会でもずっとリレー競技のアンカーで、「スッゲー速いな。」といつも思っていた。身長は164センチで体重は46キロ(こっそりと健康診断の結果をみたことがある。)脚もすらっと長く。モデルタイプだが、普段通勤するときは地味な服装をしている。
性格は真面目。陸上以外は目立つことを嫌う。異性にはシャイだが、同性には友達が多い。本人もファッションに関心がないこともあり、僕と恋人になるまではミニスカートさえ履くことがなかったらしい。それは今でも、僕と一緒に出掛けるとき以外は、“没個性“なのだ。
そんな美玖が、シースルのベビードール、その下は布面積が極端に少ない白のブラジャーとショーツ。胸は大きくはないが見事なお椀型の乳房が際立っている。悩ましいランジェリー姿で僕の前にいた。
浴室から出て、リビングへ行くが美玖の姿はなかった。テーブルの上にメモが置いてある。〚わたしの部屋に来てください♡〛と書いてあった。何だろう?と訝(いぶか)しげな面持ちで部屋をノックするが返事がない。「入るよ。いい・・。」と呼びかけながら入室すると、薄いグリーンのシーツに包まった美玖が顔と両手首だけ出してこっちをみていた。
「えっ!どうした?」って声を掛けると、上目遣いに妻の瞳が妖しく光ったように感じた。『要君。見てくれる~・・ちょっと恥ずかしぃ・・・』と呟きながら、シーツを外した。そこには、白いベビードール(それもシースル!)姿の美玖がいた。
「うぉー」って驚きの声をあげてしまう。『そんなに驚かないでよ!凄く恥ずかしんだからね。』と再びシーツで隠そうとしている。「美玖、美玖、観てほしいんだろう?」と言うと、『それは・・・そう・・だけ・・・』顔を紅潮させながら、ベッドの上にすくっと立ち上がった。
美玖は、中学・高校と陸上部で短距離の選手だった。運動会でもずっとリレー競技のアンカーで、「スッゲー速いな。」といつも思っていた。身長は164センチで体重は46キロ(こっそりと健康診断の結果をみたことがある。)脚もすらっと長く。モデルタイプだが、普段通勤するときは地味な服装をしている。
性格は真面目。陸上以外は目立つことを嫌う。異性にはシャイだが、同性には友達が多い。本人もファッションに関心がないこともあり、僕と恋人になるまではミニスカートさえ履くことがなかったらしい。それは今でも、僕と一緒に出掛けるとき以外は、“没個性“なのだ。
そんな美玖が、シースルのベビードール、その下は布面積が極端に少ない白のブラジャーとショーツ。胸は大きくはないが見事なお椀型の乳房が際立っている。悩ましいランジェリー姿で僕の前にいた。
壊れかけた二人 第18章①
壊れかけた二人
≪第18章≫
18-①
さて前回のプレイ後の“桜さんと交わした際のメール”をまた、こっそりと読んだ。
≪『また、Sとしちゃった(笑)最悪だけどやっぱり気持ち良いわあの馬鹿。(泣)』≫
≪「相変わらず太かったの?(笑)」≫
≪『もう入ってる~って感じだった。(泣)でもキスとかは超我慢しました。(笑)』
≪「どうして?」≫
≪『夫一筋だし。ていうかやっぱり、プレイしちゃうと夫超好き好きモードに入っちゃうね。』≫
これくらいでした。あとプレイに関しても、≪たまになら、刺激になっていいかな、と思えなくもない。≫といったことを(ふとした会話で詩織も言っていたけど)メールをしていた。
プレイを再開することにした。それも、詩織が『たっくんがいいなら〖夕食会』って1月(つき)に1回にしようか?」と切り出したからだ。これまでは、夕食会=プレイ(セックス)になっていたから、詩織にとっては「夕食会」という言葉が使い易かったのだろう。
結局、前回から5週間後の金曜日に予定が組み込まれた。この13回目のプレイは強烈にエロいプレイになった。
〖夕食会〗が決定した後での“桜さんメール”です。詩織の本音が(と言えども微妙なフィルターがかかっていたが・・・・。)見えるので、悪いと思いながら詩織のパソコンを覗いてしまった。
≪『もしかしたら、またSとプレイしなきゃかも(涙)』≫と詩織
≪「やったじゃん(笑)プレイをしたら、また感想教えてね。」≫
≪『え~良くないです。というかマジ嫌なんです。』≫
≪「そこまで嫌なら旦那さんにちゃんと言ったら?」≫
≪『どうしてもって頼まれたから・・・(断言するが、俺はそんな頼み方はしていない)それに色んな人とセックスするのって嫌だからまだSがマシかなと思わなくもない。どっちにしても嫌です。』≫と詩織のなんだか言い訳っぽいメールと思った。
詩織は《性》に対して真面目な部分が強固で、プレイに背徳心をもちながらものめり込んでいる自分を認めたくないという事なのだろう。
≪「だったらウチとスワップする?」≫と桜さんの誘い
≪『無理です。うちの夫を素敵な桜さんと仲良くさせたくない。(笑)』≫と詩織
あとこんなやり取りもあって興奮した。
≪「うちの旦那は大きいよ!(笑)あたしはあんまり好きじゃないけどね。」≫と桜さん
≪『うちの夫で充分です。(笑)でもあたしはどうせなら硬い方が良いな。』≫
≪「色々疲れない?」≫
≪『むしろすっごくテンション上がります。』≫
≪「Sさんとは良い感じなんだっけ?」≫
≪『正直最高(笑)でもその本体がね・・・(しょんぼりした顔文字)』≫
≪「本体って!(笑)」≫
俺はこの文面だけでまたオナニーをする。
≪第18章≫
18-①
さて前回のプレイ後の“桜さんと交わした際のメール”をまた、こっそりと読んだ。
≪『また、Sとしちゃった(笑)最悪だけどやっぱり気持ち良いわあの馬鹿。(泣)』≫
≪「相変わらず太かったの?(笑)」≫
≪『もう入ってる~って感じだった。(泣)でもキスとかは超我慢しました。(笑)』
≪「どうして?」≫
≪『夫一筋だし。ていうかやっぱり、プレイしちゃうと夫超好き好きモードに入っちゃうね。』≫
これくらいでした。あとプレイに関しても、≪たまになら、刺激になっていいかな、と思えなくもない。≫といったことを(ふとした会話で詩織も言っていたけど)メールをしていた。
プレイを再開することにした。それも、詩織が『たっくんがいいなら〖夕食会』って1月(つき)に1回にしようか?」と切り出したからだ。これまでは、夕食会=プレイ(セックス)になっていたから、詩織にとっては「夕食会」という言葉が使い易かったのだろう。
結局、前回から5週間後の金曜日に予定が組み込まれた。この13回目のプレイは強烈にエロいプレイになった。
〖夕食会〗が決定した後での“桜さんメール”です。詩織の本音が(と言えども微妙なフィルターがかかっていたが・・・・。)見えるので、悪いと思いながら詩織のパソコンを覗いてしまった。
≪『もしかしたら、またSとプレイしなきゃかも(涙)』≫と詩織
≪「やったじゃん(笑)プレイをしたら、また感想教えてね。」≫
≪『え~良くないです。というかマジ嫌なんです。』≫
≪「そこまで嫌なら旦那さんにちゃんと言ったら?」≫
≪『どうしてもって頼まれたから・・・(断言するが、俺はそんな頼み方はしていない)それに色んな人とセックスするのって嫌だからまだSがマシかなと思わなくもない。どっちにしても嫌です。』≫と詩織のなんだか言い訳っぽいメールと思った。
詩織は《性》に対して真面目な部分が強固で、プレイに背徳心をもちながらものめり込んでいる自分を認めたくないという事なのだろう。
≪「だったらウチとスワップする?」≫と桜さんの誘い
≪『無理です。うちの夫を素敵な桜さんと仲良くさせたくない。(笑)』≫と詩織
あとこんなやり取りもあって興奮した。
≪「うちの旦那は大きいよ!(笑)あたしはあんまり好きじゃないけどね。」≫と桜さん
≪『うちの夫で充分です。(笑)でもあたしはどうせなら硬い方が良いな。』≫
≪「色々疲れない?」≫
≪『むしろすっごくテンション上がります。』≫
≪「Sさんとは良い感じなんだっけ?」≫
≪『正直最高(笑)でもその本体がね・・・(しょんぼりした顔文字)』≫
≪「本体って!(笑)」≫
俺はこの文面だけでまたオナニーをする。
NTRゲーム 『ヤブヌマ2』
NTRゲーム紹介 『ヤブヌマ2』
〖ヤブヌマ〗浅岡智と咲美は結婚5年目。3歳になるかわいい娘もいる仲睦まじい夫婦だった。何の不満もない、平和で穏やかな生活。しかしある日、智が偶然妻のパート先の上司である、脂ぎった醜悪なオヤジ・藪沼幹夫(ヤブヌマ)に出会った日から、運命の歯車が狂い始める。「藪沼に妻を抱かせてみたい…」。そんな狂気じみた妄想を智は抱くようになり、そのことに気づいた咲美は激怒する。しかし彼女は、智の愛を試すため赴いた温泉宿でヤブヌマに寝取られる(寝取らせる)……。
参考・・・・ 『妻の貸し出し』パート15
〖ヤブヌマ2〗それからしばらくが経ち、家庭生活は平穏を取り戻したかのように見えた。しかし「あの夜」の出来事は、二人の間にしこりを残していた。夫婦の夜の生活の最中にも、あのときの妻の痴態が頭をよぎる。そして智はあの夜から半月後、咲美とヤブヌマを再び対面させるのだが……。ヤブヌマはあの夜のことをネタにしつこく言い寄り始める。中年ならではの淫技は咲美の肉体をとろかし、その極太の肉棒は膣奥まで容赦なく侵入し、人妻の快楽中枢を力強く突き上げてくる。咲美は、心の底から嫌悪していた男・ヤブヌマに心まで堕とされてしまうのか……?
ErogameScape -エロゲー批評空間より imotaさんの「ヤブヌマ2」の感想一部引用
スワッピング、寝取らせという変態願望に対して、主人公は自問自答を繰り返し、しかし止める事もできずにヤブヌマ夫妻と密約を結ぶ。妻もスワッピングの話を聞くや、即娘と実家に帰るほどの拒絶っぷり。ヤブヌマに対しても徹底して心を許さない。しかし、不承不承、一度だけの約束のスワッピングで「副店長、副店長~!」と我を忘れるほどの快楽に溺れてしまう。
主人公もいざ行為が始まると猛烈な後悔に襲われ、二人の部屋の扉を叩き続けるが後の祭り。その癖ヤブヌマからその晩の秘密に撮影したDVDを妻に内緒で受け取ると、とんでもないくらいに興奮してオナニーが止まらない中学生状態。ひとまずは家庭の平穏は戻るも、“寝取らせ計画”は続いていく…。というのが前作の話。
今作で評価の分かれそうなところは、①主人公不在の脅迫寝取られ ②エロは基本ヒロイン視点 という事だろう。
散々に逡巡後悔した主人公も妻への「正しい」愛情を自覚して、ヤブヌマからのアプローチは止めるよう通告する。しかし、このセクハラ親父が素直に言う事を聞くはずもなく、DVD映像をネタに今後一切手出ししない約束で咲美と期間限定でセックスする。
この「セックス」は、単純な身体の交わりではなく、性的なコミュニケーションであり、これが咲美の牙城を崩していく。
ヤブヌマの恐ろしいところは、見た目に反してセックスでは紳士的で、巧みな押し引きで絶頂すらコントロールして、高性能ちんこでダメを押し、そして快楽でトロトロになっている咲美に「どうせ一度見せ合った仲でしょ?」「旦那も浮気を望んでいるよ。」と、じわじわ洗脳していく。
子宮責めで未知の快楽を教え、普段下品な癖に時折紳士的な口調になり、呼び名を変えたり、唇を自然に奪ったり、ベッドの上では無敵状態。
脅迫密会も、最後の回は理由をつけてお預け状態にして、その後は約束通り手を出さずに、開発された身体を自覚させていく。この辺になると、鉄壁だったはずの咲美も「どうしてこんなことになったんだろ…」と自らを持て余す有様で、ヤブヌマの一挙一動に振り回される。
色々こじれて再び別居状態だった主人公がここで復帰するも、見てしまったのは決定的な二人のキス。雪の中、わざわざCG付きでヤブヌマと妻が、純愛ゲームのような、キスをしている。これは単純なエロシーン以上にクラクラきた。寝取られの肝である「心移り」を抽出した名シーンだと思う。
その後紆余曲折を経て、ようやく夫婦で思い出の海に行った時のCGと会話も味わい深い。
◇◇◇ ヤブヌマ2考 ◇◇◇
1年以上前にプレイをしたので忘れている部分もあり、再プレイしました。このゲームは、〖寝取り〗〖寝取られ〗〖寝取らせ〗 まさにNTRの要素を網羅しています。
ゲームシステム的には、リプレイ(シーン)も出来ないし、作画(アニメ)もシンプル(個人的には好きなのだが途中でデッサンがおかしくなる。)最近のゲームとしては脆弱なのだが、それを補って余りあるのが《シナリオ=文章》です。それをこのゲーム終盤の〘行動選択=分岐点〙後に進んでいき、エンド(2通り)を迎えます。それの文章を最後に紹介します。
(5年前に主人公(夫)の智と妻の咲美が結婚を決めた海岸での会話)
仮エンド①
咲美『私、あの頃とあたし変わった?』智「変わらないよ。」『ほんと?』「変わらないよ、何にも。」『あたしは・・・・・・少し変わったよ。』「え?」『少しというか、だいぶかな。』「・・・・・・・・」
『智への気持ちは変わらないよ。もっと・・・大事になった。』 『色々調べてみたんだよね、あたし。』「調べた?」『うん』「何を?」『ほら、・・・その・・・スワッピングとか何とか?』「・・・・・・・・」『そんなことする男って奥さんを愛してないんじゃないかって、ずっと思っていたから。』「・・・・・・・・」『でもなんか、色々ある、いたいだね、男の性癖って。』『少しはあたしも理解出来るように努力しようかなって。』「えっ?」「理解出来るように?」
『あたしのことずっと好きでいてくれる?』「もちろんだよ、ず、ずっと好きだ。」『キスして』『あたし決めた』『あたしのこと、嫌いにならないよね?』「咲美っ」『智の願望叶える。』「叶えるって・・・」『・・・・・・・・』「咲美っ!」『何にも言わないで!』「・・・っ」『ちゃんと誓って。嫌いにならないって。』「嫌いに・・・・・・ならない」『誓う?』「・・・・・・うん。」
一年が過ぎたーーーーーー。(このあとエピソードが続く。)
仮エンド②
咲美『私、あの頃とあたし変わった?』智「変わらないよ。」『ほんと?』「変わらないよ、何にも。」『あたしは・・・・・・少し変わったよ。』「え?」『少しというか、だいぶかな。』「・・・・・・・・」
『智への気持ちは変わらないよ。もっと・・・大事になった。』『色々調べてみたんだよね、あたし。』「調べた?」『うん』「何を?」『ほら、・・・その・・・スワッピングとか何とか?』「・・・・・・・・」
『そんなことする男って奥さんを愛してないんじゃないかって、ずっと思っていたから。』「・・・・・・・・」『でもなんか、色々ある、いたいだね、男の性癖って。』『少しはあたしも理解出来るように努力しようかなって。』「えっ?」「理解出来るように?」(ここまでエンド①と同じ)
「理解って何を?」『智みたいな変態の考えることっ!』「え?ちょ、・・・どういうこと。」「またからかってるんだろう。」『違うよ~~』「嘘つけ」『嘘じゃないよ~』「・・・・・・・・」『智が嫌ならしないよ?』「・・・・・・・・」『心が繋がってるのが大事って、分かったの。』「・・・・・・・・」『あたしのことずっと好きでいてくれる?』「もちろんだよ。ずっと好きだ。」」
『白状しなさいヘンタイ!』「・・・・・・・・」「理解出来るよう努力するって言ったけどさ、どういうふうに?」『どういうのがいいの?』「・・・・・・どういうの?」『やっぱあいつ(ヤブヌマ)がいいの?』「え?」『あいつ』「さ、咲美はどうなんだよ。」『ん~~~』「ぶっちゃけ、あいつどうだったの?」「ど、どうだった?」『あり得ないくらいスケベ。』「・・・・・・・・っ」「す、スケベ?」
『もぉ、智、目が血走ってるよ!』「す、・・・少しはよかった?」「どうなんだ?」『・・・・・・・・』「?」『思ったよりは・・・ね。』『でも本当はあいつじゃないほうがいいかな。』「・・・うん」『智は違うけどね。』「え?」『分かるの、顔に書いてある。』「・・・そんなことないよ、さすがに。」
『危険だよ?あいつ・・・。』「そりゃそうだ。」『ああみえてね。』「どう・・・危険なの?」『ほら、やっぱ気になるんだ。』「・・・・・・・・」『ああみえて、女の扱い上手い。』「・・・っ」『それでもいいの?』「ほ、本気で言ってるの?」『智がどうしてもって言うなら。』「、女の扱い上手いって・・・どんなふうに?」『色々』「いっ、色々って、例えばっ・・・。」『やーい、妬いてる~。』
彼女は僕の股間に手を伸ばした。当然、あそこは硬く勃起していた。
『うわ、やっぱヘンタイだぁ!』「答えろっ、どこがよかった?」『ふふ~ん、どこでしょう。』(こちらはこれで《完》となる。)
〖ヤブヌマ〗浅岡智と咲美は結婚5年目。3歳になるかわいい娘もいる仲睦まじい夫婦だった。何の不満もない、平和で穏やかな生活。しかしある日、智が偶然妻のパート先の上司である、脂ぎった醜悪なオヤジ・藪沼幹夫(ヤブヌマ)に出会った日から、運命の歯車が狂い始める。「藪沼に妻を抱かせてみたい…」。そんな狂気じみた妄想を智は抱くようになり、そのことに気づいた咲美は激怒する。しかし彼女は、智の愛を試すため赴いた温泉宿でヤブヌマに寝取られる(寝取らせる)……。
参考・・・・ 『妻の貸し出し』パート15
〖ヤブヌマ2〗それからしばらくが経ち、家庭生活は平穏を取り戻したかのように見えた。しかし「あの夜」の出来事は、二人の間にしこりを残していた。夫婦の夜の生活の最中にも、あのときの妻の痴態が頭をよぎる。そして智はあの夜から半月後、咲美とヤブヌマを再び対面させるのだが……。ヤブヌマはあの夜のことをネタにしつこく言い寄り始める。中年ならではの淫技は咲美の肉体をとろかし、その極太の肉棒は膣奥まで容赦なく侵入し、人妻の快楽中枢を力強く突き上げてくる。咲美は、心の底から嫌悪していた男・ヤブヌマに心まで堕とされてしまうのか……?
ErogameScape -エロゲー批評空間より imotaさんの「ヤブヌマ2」の感想一部引用
スワッピング、寝取らせという変態願望に対して、主人公は自問自答を繰り返し、しかし止める事もできずにヤブヌマ夫妻と密約を結ぶ。妻もスワッピングの話を聞くや、即娘と実家に帰るほどの拒絶っぷり。ヤブヌマに対しても徹底して心を許さない。しかし、不承不承、一度だけの約束のスワッピングで「副店長、副店長~!」と我を忘れるほどの快楽に溺れてしまう。
主人公もいざ行為が始まると猛烈な後悔に襲われ、二人の部屋の扉を叩き続けるが後の祭り。その癖ヤブヌマからその晩の秘密に撮影したDVDを妻に内緒で受け取ると、とんでもないくらいに興奮してオナニーが止まらない中学生状態。ひとまずは家庭の平穏は戻るも、“寝取らせ計画”は続いていく…。というのが前作の話。
今作で評価の分かれそうなところは、①主人公不在の脅迫寝取られ ②エロは基本ヒロイン視点 という事だろう。
散々に逡巡後悔した主人公も妻への「正しい」愛情を自覚して、ヤブヌマからのアプローチは止めるよう通告する。しかし、このセクハラ親父が素直に言う事を聞くはずもなく、DVD映像をネタに今後一切手出ししない約束で咲美と期間限定でセックスする。
この「セックス」は、単純な身体の交わりではなく、性的なコミュニケーションであり、これが咲美の牙城を崩していく。
ヤブヌマの恐ろしいところは、見た目に反してセックスでは紳士的で、巧みな押し引きで絶頂すらコントロールして、高性能ちんこでダメを押し、そして快楽でトロトロになっている咲美に「どうせ一度見せ合った仲でしょ?」「旦那も浮気を望んでいるよ。」と、じわじわ洗脳していく。
子宮責めで未知の快楽を教え、普段下品な癖に時折紳士的な口調になり、呼び名を変えたり、唇を自然に奪ったり、ベッドの上では無敵状態。
脅迫密会も、最後の回は理由をつけてお預け状態にして、その後は約束通り手を出さずに、開発された身体を自覚させていく。この辺になると、鉄壁だったはずの咲美も「どうしてこんなことになったんだろ…」と自らを持て余す有様で、ヤブヌマの一挙一動に振り回される。
色々こじれて再び別居状態だった主人公がここで復帰するも、見てしまったのは決定的な二人のキス。雪の中、わざわざCG付きでヤブヌマと妻が、純愛ゲームのような、キスをしている。これは単純なエロシーン以上にクラクラきた。寝取られの肝である「心移り」を抽出した名シーンだと思う。
その後紆余曲折を経て、ようやく夫婦で思い出の海に行った時のCGと会話も味わい深い。
◇◇◇ ヤブヌマ2考 ◇◇◇
1年以上前にプレイをしたので忘れている部分もあり、再プレイしました。このゲームは、〖寝取り〗〖寝取られ〗〖寝取らせ〗 まさにNTRの要素を網羅しています。
ゲームシステム的には、リプレイ(シーン)も出来ないし、作画(アニメ)もシンプル(個人的には好きなのだが途中でデッサンがおかしくなる。)最近のゲームとしては脆弱なのだが、それを補って余りあるのが《シナリオ=文章》です。それをこのゲーム終盤の〘行動選択=分岐点〙後に進んでいき、エンド(2通り)を迎えます。それの文章を最後に紹介します。
(5年前に主人公(夫)の智と妻の咲美が結婚を決めた海岸での会話)
仮エンド①
咲美『私、あの頃とあたし変わった?』智「変わらないよ。」『ほんと?』「変わらないよ、何にも。」『あたしは・・・・・・少し変わったよ。』「え?」『少しというか、だいぶかな。』「・・・・・・・・」
『智への気持ちは変わらないよ。もっと・・・大事になった。』 『色々調べてみたんだよね、あたし。』「調べた?」『うん』「何を?」『ほら、・・・その・・・スワッピングとか何とか?』「・・・・・・・・」『そんなことする男って奥さんを愛してないんじゃないかって、ずっと思っていたから。』「・・・・・・・・」『でもなんか、色々ある、いたいだね、男の性癖って。』『少しはあたしも理解出来るように努力しようかなって。』「えっ?」「理解出来るように?」
『あたしのことずっと好きでいてくれる?』「もちろんだよ、ず、ずっと好きだ。」『キスして』『あたし決めた』『あたしのこと、嫌いにならないよね?』「咲美っ」『智の願望叶える。』「叶えるって・・・」『・・・・・・・・』「咲美っ!」『何にも言わないで!』「・・・っ」『ちゃんと誓って。嫌いにならないって。』「嫌いに・・・・・・ならない」『誓う?』「・・・・・・うん。」
一年が過ぎたーーーーーー。(このあとエピソードが続く。)
仮エンド②
咲美『私、あの頃とあたし変わった?』智「変わらないよ。」『ほんと?』「変わらないよ、何にも。」『あたしは・・・・・・少し変わったよ。』「え?」『少しというか、だいぶかな。』「・・・・・・・・」
『智への気持ちは変わらないよ。もっと・・・大事になった。』『色々調べてみたんだよね、あたし。』「調べた?」『うん』「何を?」『ほら、・・・その・・・スワッピングとか何とか?』「・・・・・・・・」
『そんなことする男って奥さんを愛してないんじゃないかって、ずっと思っていたから。』「・・・・・・・・」『でもなんか、色々ある、いたいだね、男の性癖って。』『少しはあたしも理解出来るように努力しようかなって。』「えっ?」「理解出来るように?」(ここまでエンド①と同じ)
「理解って何を?」『智みたいな変態の考えることっ!』「え?ちょ、・・・どういうこと。」「またからかってるんだろう。」『違うよ~~』「嘘つけ」『嘘じゃないよ~』「・・・・・・・・」『智が嫌ならしないよ?』「・・・・・・・・」『心が繋がってるのが大事って、分かったの。』「・・・・・・・・」『あたしのことずっと好きでいてくれる?』「もちろんだよ。ずっと好きだ。」」
『白状しなさいヘンタイ!』「・・・・・・・・」「理解出来るよう努力するって言ったけどさ、どういうふうに?」『どういうのがいいの?』「・・・・・・どういうの?」『やっぱあいつ(ヤブヌマ)がいいの?』「え?」『あいつ』「さ、咲美はどうなんだよ。」『ん~~~』「ぶっちゃけ、あいつどうだったの?」「ど、どうだった?」『あり得ないくらいスケベ。』「・・・・・・・・っ」「す、スケベ?」
『もぉ、智、目が血走ってるよ!』「す、・・・少しはよかった?」「どうなんだ?」『・・・・・・・・』「?」『思ったよりは・・・ね。』『でも本当はあいつじゃないほうがいいかな。』「・・・うん」『智は違うけどね。』「え?」『分かるの、顔に書いてある。』「・・・そんなことないよ、さすがに。」
『危険だよ?あいつ・・・。』「そりゃそうだ。」『ああみえてね。』「どう・・・危険なの?」『ほら、やっぱ気になるんだ。』「・・・・・・・・」『ああみえて、女の扱い上手い。』「・・・っ」『それでもいいの?』「ほ、本気で言ってるの?」『智がどうしてもって言うなら。』「、女の扱い上手いって・・・どんなふうに?」『色々』「いっ、色々って、例えばっ・・・。」『やーい、妬いてる~。』
彼女は僕の股間に手を伸ばした。当然、あそこは硬く勃起していた。
『うわ、やっぱヘンタイだぁ!』「答えろっ、どこがよかった?」『ふふ~ん、どこでしょう。』(こちらはこれで《完》となる。)
壊れかけた二人 第17章⑤
17-⑤
「入って良いか~?」と翔太が声をかける。
詩織は『や~だよ』と即答。
「お邪魔しま~す。」
『やだって言ったじゃん~』
「ドンマイ、ドンマイ、気にしないでくれ」
翔太はスタスタと詩織の隣に腰を下ろすと、そのシーツの山を愛撫するように撫で始めた。
「拓海とはどうだった?」って尋ねられても詩織は無視(シカト)する。それで、翔太は鼻で笑ってシーツを撫でまくる。もぞもぞと動くシーツの山。すると詩織が、『・・・拓海はね・・』「ん?」
『拓海はね、誰かさんと違ってホント優しいから、それが無茶苦茶に気持ちいいの・・・』という声がシーツから漏れてきた。翔太が「おれも優しいじゃん」しかし、詩織の返答は無い。
翔太はシーツを剥ぎ取ろうとしていたがなんだか難儀をしている。「くっ、このっ、おい」とか言って笑っていたから、詩織が中からシーツ掴んで抵抗していたのだと思う。
ようやくシーツが取れると、詩織は翔太に対して背中を向けてごろんと寝転がる。丁度俺と顔が合う形になってビックリした。でも穴はうまくカムフラージュしてある。
「あれ?なんで服着てるの?」
『・・・別に・・いいじゃん。』
「まぁ良いけどな、あとで全部脱がすだけですから」
翔太が、そう言いながら、詩織の後ろから寄り添うように寝転がる。それから両手で詩織の胸や太股を撫で回す。詩織はじっと耐えるように、動かなかった。おそらくキスをしようとしたのだろうが、翔太の指が詩織の顎を掴み、振りかせようとすると、詩織は『んっ!』とそれに強く抵抗した。『キスは、いやっ、いやなの』と、つぶやく。
「なんで?」
『・・・たっくんとだけ・・』
「そうなん?」と鼻で笑う翔太
『あと、服も、だから・・』
「え?」
『全部、脱がないからね。』
「なんで?太った?」
『ばっ、ちがっ・・・拓海にしか、見せたくないもん。』
「今更?おかしくない?」
詩織の返答は無し。
確かに今更だけど、その気持ちはすごく嬉しかった。
「お前キス好きじゃん」
『は~?何言ってんの大嫌いだよ。』
翔太が詩織を仰向けにさせて、覆いかぶさる。そして翔太は早速ショーツを脱がしていった。
片手で詩織の陰部を弄りながら、顔は詩織と頬同士を密着させている。時折詩織はくすぐったそうに首を振っていたから耳を舐められていたのだと思う。
その合間合間に、キスをしようとする翔太に、詩織はいやいやと首を振って避けていた。翔太は手マンでクチュクチュと水音を鳴らしながら、結構しつこくキスを迫っていたけど結局諦めて、そのままクンニリングスに移行していった。
翔太が詩織の股間に顔を埋める。詩織の片手は翔太と指を絡めて繋ぎ、もう片手は手の甲で自分の口を押さえていた。
詩織は『んっ、ふっ・・・・あっ、あぁ・・・ん』と時折切なそうに身を捩りながら、その口からは甘い吐息が漏れだしていた。
翔太は俺(覗き穴から見ている)の事を意識してくれているのだろうか?(隣の部屋に覗き穴を作ったことは知らせてあるが、「見られるのは超恥ずかしいけど、お前のために頑張ってみる」と言っていた。)下品とも言えるくらい、はっきりとぴちゃぴちゃと水音を出してクンニリングスをしだした。
詩織はそれが恥ずかしかったのか、口を押さえていた手で翔太の頭を押さえる。「こ、こら・・・ちょ、そんな・・・あっ、ん・・・はぁ」と吐息交じりに抗議をしていたが直ぐに諦めて、手を口元に戻した。
そして翔太が「詩織、フェラしてくれよ」と顔を上げると、はぁはぁ息切らせながら「・・・・・・絶対やだ」と詩織が断る。翔太が「なんだよ~」って楽しそうに言いながら立ち上がりコンドームを取りに行く。
いつの間にか翔太はパンツを脱いでいたらしく、歩く度に勃起したちんこがぶるんぶるんと揺れていた。翔太が立ちながら、コンドームを自分で着けているところを詩織は明らかにちらちらと盗み見しながら、『・・・ほんと、無駄にでかいよね。君のは。』と、呟いていました。
翔太が「無駄ってなんだよ」って、笑いながら詩織に覆いかぶさる。その際、またどさくさに紛れてキスをしようとするが、やはり詩織は首を振って避けていました。「ちんこがでかいの好きなくせに」
『ばっ・・・かじゃないの?関係ないじゃん。』
翔太の腰が、ぐぐっと前に出て、あっさり正常位で挿入される。でも詩織はそれを気にしない風に、
『・・・あたしの周りじゃ、「大きいのは痛いだけ」、って子多いよ。』と喋り続けていた。
翔太は「ふ~ん、あっそ」とゆさゆさと詩織の身体を前後に揺する。すると、『んっ、あぁ・・・』
詩織の上半身だけがぐっと腹筋をするように浮き上がり、そして結合部を確認するように、詩織の顔が下腹部に向く。
そのとき嫌なものを見たかのように顔を背けて、また身体を倒し、両手でマスクするみたいに鼻と口を覆った。『んっ・・・んっ・・・ふっ・・・うっ』と、指から微妙に漏れてくる吐息が悩ましい。
それ以上に、“ぬっちゃぬっちゃ”と、詩織と翔太の性器が擦(こす)れる音はすごく卑猥(ひわい)だった。『あっ、あっ、んっ・・・やっ、だぁ・・・もう!』詩織は苛立たしげにそう言うと、両手を口元から離して、それを翔太の肩に置いた。
詩織が『ちょ・・・っとぉ・・・・んっ、んっ、あっ・・』
「なんだよ」
『もっと・・・ゆっくり・・・』
「普通だろ?」
『や、だぁ・・・』
詩織は可愛い声でそう言うと、両手を口元に戻した。翔太は詩織に覆いかぶさって、ピストンを速める。『んっ、んっ、んっ、・・・はぁ・・・ん』って、くぐくもった、でも甘く切ない喘ぎ声が漏れ出した。
『ああぁっ・・・やぁ、ん』と詩織はまた両手を口元から離して、翔太の首に両腕を回す。『こ、声・・を・・出したくない・・・』と、言葉とは真逆に蕩けきった声で抗議をしていた。
翔太はピストンを一時中断して、「なんで?」詩織の頭を軽く撫でながらそう尋ねる。『・・・拓海・・・だけなのぉ。』拗ねているのか、甘えているのかわからない口調の詩織
「大丈夫だって~下って音は聞こえないから。」本当は翔太も、俺と詩織のセックスの声はかなり聞こえていたはずだ。もしかしたら本当にゲームをしていて聞こえなかったのかもしれないけれど。(隣にいる俺には、はっきりと聞こえている。)
『そ、そういう問題じゃ・・・あっ、あんっ!』
詩織の言葉を遮り、ピストンを再開する翔太。
『あっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・』
詩織は首をくっ、っと前に曲げながら声を漏らし続ける。
〘どれだけ濡れているんだよ〙、って思うほどの、“ぐっちゃ、ぐっちゃ”、って水音が激しい。
『あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!』
詩織はもう声を我慢しきれなくなっている。
『んっ、くぅっ』と辛そうな声を上げると、両手で翔太の背中をパンパンと、タップするみたいに叩いた。翔太がピストンをまた止めると、はぁはぁと息を荒げながら、詩織は『・・・ちょっと、休憩して・・』と苦しそうに言った。
「イキそう?」
『ち、がう・・・けど』
翔太は鼻で笑うと
「お前イキそうなんだろ?わかりやすいよな」と愉快気に言った。
『ち・・・がう・・・』
「お前さ、イキそうになると、あそこが超ヒクヒクするよな!」
『・・・うるさいな・・・馬鹿・・・じゃ・・ない・・・・あっ、あっ、あぁん!!』
詩織が喋っている途中にちょっと翔太が動いただけで、大きく甘い声を上げる。
翔太は「ただでさえ締まってキツイんだからさ、もう少し中を緩めろよ~」と大げさにいやらしく詩織を挑発した。『やっ・・・だぁ・・・・・・あんっ!あんっ!あんっ!』と詩織が喘ぎ声を出す。
翔太が上半身を密着させたまま、腰を奥に捻じ込むようなピストンを繰り出す。
「イキそう?」
『違う・・・ってばぁ・・・んっ、あっ、あぁっ!』
「じゃ、いいじゃん」
ピストンをさらに加速させる。正常位で、叩きつけるように二人の腰がぶつかる。詩織の上着のシャツはその揺れで、へその上辺りまでめくれ上がっていった。
『あっ!いっ!あっ!あっ!いっ!あっ、あぁんっ!』詩織は翔太の背中に回っている両手のうち片方をまた口元に持っていったけど、声はもう全然我慢できていなかった。『あんっ!あんっ!んっ!はっ!あぁっ!』
翔太は変わらずガシガシと激しいピストンを続ける。やがて詩織は『あっ!ちょっ・・・まっ・・・あっ!だめっ!だめっ!いやっ!やっ、あぁっ!』と切ない声で叫ぶと、また腹筋するように上半身をぐっと折りたたみ、片手は翔太の後頭部を掴み、そしてもう片手はシーツを手繰り寄せるように掴んでいた。
翔太はピストンを止めて、びくっ、びくっ、びくっ、と震える詩織を静観する。『はーっ、はーっ、はーっ』と息を荒げながら、詩織は微妙に身体を痙攣(けいれん)させ続けている。
翔太が「な?久しぶりにどうだった?」と詩織に尋ねた。ふぅふぅ言いながら『・・・別に・・・普通・・だよ・・』とやはり枕の下からの返事だ。「拓海とどっちが良い?」靴下を履きながらそう尋ねる翔太。詩織は『全然たっくん』と即答した。
その返事に「はは」と楽しそうな翔太の笑い声。それが気に障ったのか?詩織は『言っとくけど・・・全然勝負になってないから・・・君とたっくんじゃ。たっくんの方が断トツに上手だし・・・気持ち良いから。』と突き放すような一方的な口調で語る。
正直、二人のセックスを見ていると俺にはもう敗北感しか沸かないのだが、それでも詩織は『たっくんの方が凄く上手だし気持ち良いから』と言ってくれた。翔太は「まぁ好きな人とするのが一番だよな~」と興味無さ気に服を着だしていた。
『・・・当たり前じゃん。』不機嫌そうな詩織。帰る準備が整うと、翔太は詩織の頭をぽんぽんと撫でると「おやすみのキスは要らんの?」と挑発するように聞いた。
詩織は一呼吸置いて『・・・馬鹿じゃないの~』と返事を返す。
「本当はキスしたいくせに。詩織キス超好きじゃん」
『・・・これからたっくんとするの。超するの~』
「はいはい。それじゃ帰るわ。お疲れ」
と翔太が特に気に留める様子もなく、すたすた部屋を出ていくと
詩織は『・・・ほんとウザイ・・やつ・・』と一人呟いていた。
翔太からは、≪帰るわ。お疲れ。またな。≫とメールがきた。
なるべく気持ちを落ちつかせてから、俺は部屋を出る。
覗いている間に一度射精していたが、余裕で再びちんこを勃起していた。
俺が寝室に入ると、詩織はラクビー選手がタックルするみたいに抱きついてきた。最初から、もう下品ってくらいな激しいキスをしてくる。唇が腫れるのじゃないかってくらい二人は吸い合った。
さっきまで翔太に挿入されていた詩織の膣は、やはり挿入の感触が無いくらい緩くなっている。でも俺は逆にそのことが興奮を呼びおこして、またすぐに射精をしてしまった。それでも詩織は、中出しを続ける俺の事を抱きしめてきて、『やっぱり・・・拓海が一番・・・』と甘い声で囁いてきてくれた。
その後イチャイチャしていると詩織が、『あのね?今日ね~キスとかしなかったんだよ。』と、“褒めて褒めて”と言わんばかりの上目遣いで告げてくる。俺が「ありがとう」と素直に嬉しいことを伝えると、詩織は『だってだって、あたしはたっくんのものよ。』と額を俺の胸にぐりぐり押し付けてきた。
更にイチャイチャしていると、俺のスマートフォンが鳴って、詩織が『ちょっと~、女の子だったらどうなるかわかってるよね~?』とニヤニヤしながら着信先を見ると、『うわっ何これ??』といきなり眉間に皺を寄せた。
俺が詩織の手からスマートフォンを取って液晶画面を見ると翔太だった。「あのさ、やっぱもっかいそっちへ行って良い?なんかムラムラしてきちゃって。」との事。それを耳を寄せて一緒に聞いていた詩織は、ばっと俺からスマートフォン取り返して、『邪魔をしないで!』と無表情で冷たく言った。
翔太は面食らった感じで「え?あー」と言い澱んでいると、『じゃ、ま、し、な、い、で!!』とスマートフォンにむかって無機質に宣告した。翔太が「あーはいはい。わかったわかった。」と慌てて電話を切る。
詩織はさっとベッドの脇に俺のスマートフォンを置いた。そして無言でまた俺が腕枕するみたいな体勢に寄り添ってくる。俺を見上げてきて「えへへ」とはにかむように微笑んだ。それが超可愛かったな。
「入って良いか~?」と翔太が声をかける。
詩織は『や~だよ』と即答。
「お邪魔しま~す。」
『やだって言ったじゃん~』
「ドンマイ、ドンマイ、気にしないでくれ」
翔太はスタスタと詩織の隣に腰を下ろすと、そのシーツの山を愛撫するように撫で始めた。
「拓海とはどうだった?」って尋ねられても詩織は無視(シカト)する。それで、翔太は鼻で笑ってシーツを撫でまくる。もぞもぞと動くシーツの山。すると詩織が、『・・・拓海はね・・』「ん?」
『拓海はね、誰かさんと違ってホント優しいから、それが無茶苦茶に気持ちいいの・・・』という声がシーツから漏れてきた。翔太が「おれも優しいじゃん」しかし、詩織の返答は無い。
翔太はシーツを剥ぎ取ろうとしていたがなんだか難儀をしている。「くっ、このっ、おい」とか言って笑っていたから、詩織が中からシーツ掴んで抵抗していたのだと思う。
ようやくシーツが取れると、詩織は翔太に対して背中を向けてごろんと寝転がる。丁度俺と顔が合う形になってビックリした。でも穴はうまくカムフラージュしてある。
「あれ?なんで服着てるの?」
『・・・別に・・いいじゃん。』
「まぁ良いけどな、あとで全部脱がすだけですから」
翔太が、そう言いながら、詩織の後ろから寄り添うように寝転がる。それから両手で詩織の胸や太股を撫で回す。詩織はじっと耐えるように、動かなかった。おそらくキスをしようとしたのだろうが、翔太の指が詩織の顎を掴み、振りかせようとすると、詩織は『んっ!』とそれに強く抵抗した。『キスは、いやっ、いやなの』と、つぶやく。
「なんで?」
『・・・たっくんとだけ・・』
「そうなん?」と鼻で笑う翔太
『あと、服も、だから・・』
「え?」
『全部、脱がないからね。』
「なんで?太った?」
『ばっ、ちがっ・・・拓海にしか、見せたくないもん。』
「今更?おかしくない?」
詩織の返答は無し。
確かに今更だけど、その気持ちはすごく嬉しかった。
「お前キス好きじゃん」
『は~?何言ってんの大嫌いだよ。』
翔太が詩織を仰向けにさせて、覆いかぶさる。そして翔太は早速ショーツを脱がしていった。
片手で詩織の陰部を弄りながら、顔は詩織と頬同士を密着させている。時折詩織はくすぐったそうに首を振っていたから耳を舐められていたのだと思う。
その合間合間に、キスをしようとする翔太に、詩織はいやいやと首を振って避けていた。翔太は手マンでクチュクチュと水音を鳴らしながら、結構しつこくキスを迫っていたけど結局諦めて、そのままクンニリングスに移行していった。
翔太が詩織の股間に顔を埋める。詩織の片手は翔太と指を絡めて繋ぎ、もう片手は手の甲で自分の口を押さえていた。
詩織は『んっ、ふっ・・・・あっ、あぁ・・・ん』と時折切なそうに身を捩りながら、その口からは甘い吐息が漏れだしていた。
翔太は俺(覗き穴から見ている)の事を意識してくれているのだろうか?(隣の部屋に覗き穴を作ったことは知らせてあるが、「見られるのは超恥ずかしいけど、お前のために頑張ってみる」と言っていた。)下品とも言えるくらい、はっきりとぴちゃぴちゃと水音を出してクンニリングスをしだした。
詩織はそれが恥ずかしかったのか、口を押さえていた手で翔太の頭を押さえる。「こ、こら・・・ちょ、そんな・・・あっ、ん・・・はぁ」と吐息交じりに抗議をしていたが直ぐに諦めて、手を口元に戻した。
そして翔太が「詩織、フェラしてくれよ」と顔を上げると、はぁはぁ息切らせながら「・・・・・・絶対やだ」と詩織が断る。翔太が「なんだよ~」って楽しそうに言いながら立ち上がりコンドームを取りに行く。
いつの間にか翔太はパンツを脱いでいたらしく、歩く度に勃起したちんこがぶるんぶるんと揺れていた。翔太が立ちながら、コンドームを自分で着けているところを詩織は明らかにちらちらと盗み見しながら、『・・・ほんと、無駄にでかいよね。君のは。』と、呟いていました。
翔太が「無駄ってなんだよ」って、笑いながら詩織に覆いかぶさる。その際、またどさくさに紛れてキスをしようとするが、やはり詩織は首を振って避けていました。「ちんこがでかいの好きなくせに」
『ばっ・・・かじゃないの?関係ないじゃん。』
翔太の腰が、ぐぐっと前に出て、あっさり正常位で挿入される。でも詩織はそれを気にしない風に、
『・・・あたしの周りじゃ、「大きいのは痛いだけ」、って子多いよ。』と喋り続けていた。
翔太は「ふ~ん、あっそ」とゆさゆさと詩織の身体を前後に揺する。すると、『んっ、あぁ・・・』
詩織の上半身だけがぐっと腹筋をするように浮き上がり、そして結合部を確認するように、詩織の顔が下腹部に向く。
そのとき嫌なものを見たかのように顔を背けて、また身体を倒し、両手でマスクするみたいに鼻と口を覆った。『んっ・・・んっ・・・ふっ・・・うっ』と、指から微妙に漏れてくる吐息が悩ましい。
それ以上に、“ぬっちゃぬっちゃ”と、詩織と翔太の性器が擦(こす)れる音はすごく卑猥(ひわい)だった。『あっ、あっ、んっ・・・やっ、だぁ・・・もう!』詩織は苛立たしげにそう言うと、両手を口元から離して、それを翔太の肩に置いた。
詩織が『ちょ・・・っとぉ・・・・んっ、んっ、あっ・・』
「なんだよ」
『もっと・・・ゆっくり・・・』
「普通だろ?」
『や、だぁ・・・』
詩織は可愛い声でそう言うと、両手を口元に戻した。翔太は詩織に覆いかぶさって、ピストンを速める。『んっ、んっ、んっ、・・・はぁ・・・ん』って、くぐくもった、でも甘く切ない喘ぎ声が漏れ出した。
『ああぁっ・・・やぁ、ん』と詩織はまた両手を口元から離して、翔太の首に両腕を回す。『こ、声・・を・・出したくない・・・』と、言葉とは真逆に蕩けきった声で抗議をしていた。
翔太はピストンを一時中断して、「なんで?」詩織の頭を軽く撫でながらそう尋ねる。『・・・拓海・・・だけなのぉ。』拗ねているのか、甘えているのかわからない口調の詩織
「大丈夫だって~下って音は聞こえないから。」本当は翔太も、俺と詩織のセックスの声はかなり聞こえていたはずだ。もしかしたら本当にゲームをしていて聞こえなかったのかもしれないけれど。(隣にいる俺には、はっきりと聞こえている。)
『そ、そういう問題じゃ・・・あっ、あんっ!』
詩織の言葉を遮り、ピストンを再開する翔太。
『あっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・』
詩織は首をくっ、っと前に曲げながら声を漏らし続ける。
〘どれだけ濡れているんだよ〙、って思うほどの、“ぐっちゃ、ぐっちゃ”、って水音が激しい。
『あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!』
詩織はもう声を我慢しきれなくなっている。
『んっ、くぅっ』と辛そうな声を上げると、両手で翔太の背中をパンパンと、タップするみたいに叩いた。翔太がピストンをまた止めると、はぁはぁと息を荒げながら、詩織は『・・・ちょっと、休憩して・・』と苦しそうに言った。
「イキそう?」
『ち、がう・・・けど』
翔太は鼻で笑うと
「お前イキそうなんだろ?わかりやすいよな」と愉快気に言った。
『ち・・・がう・・・』
「お前さ、イキそうになると、あそこが超ヒクヒクするよな!」
『・・・うるさいな・・・馬鹿・・・じゃ・・ない・・・・あっ、あっ、あぁん!!』
詩織が喋っている途中にちょっと翔太が動いただけで、大きく甘い声を上げる。
翔太は「ただでさえ締まってキツイんだからさ、もう少し中を緩めろよ~」と大げさにいやらしく詩織を挑発した。『やっ・・・だぁ・・・・・・あんっ!あんっ!あんっ!』と詩織が喘ぎ声を出す。
翔太が上半身を密着させたまま、腰を奥に捻じ込むようなピストンを繰り出す。
「イキそう?」
『違う・・・ってばぁ・・・んっ、あっ、あぁっ!』
「じゃ、いいじゃん」
ピストンをさらに加速させる。正常位で、叩きつけるように二人の腰がぶつかる。詩織の上着のシャツはその揺れで、へその上辺りまでめくれ上がっていった。
『あっ!いっ!あっ!あっ!いっ!あっ、あぁんっ!』詩織は翔太の背中に回っている両手のうち片方をまた口元に持っていったけど、声はもう全然我慢できていなかった。『あんっ!あんっ!んっ!はっ!あぁっ!』
翔太は変わらずガシガシと激しいピストンを続ける。やがて詩織は『あっ!ちょっ・・・まっ・・・あっ!だめっ!だめっ!いやっ!やっ、あぁっ!』と切ない声で叫ぶと、また腹筋するように上半身をぐっと折りたたみ、片手は翔太の後頭部を掴み、そしてもう片手はシーツを手繰り寄せるように掴んでいた。
翔太はピストンを止めて、びくっ、びくっ、びくっ、と震える詩織を静観する。『はーっ、はーっ、はーっ』と息を荒げながら、詩織は微妙に身体を痙攣(けいれん)させ続けている。
翔太が「な?久しぶりにどうだった?」と詩織に尋ねた。ふぅふぅ言いながら『・・・別に・・・普通・・だよ・・』とやはり枕の下からの返事だ。「拓海とどっちが良い?」靴下を履きながらそう尋ねる翔太。詩織は『全然たっくん』と即答した。
その返事に「はは」と楽しそうな翔太の笑い声。それが気に障ったのか?詩織は『言っとくけど・・・全然勝負になってないから・・・君とたっくんじゃ。たっくんの方が断トツに上手だし・・・気持ち良いから。』と突き放すような一方的な口調で語る。
正直、二人のセックスを見ていると俺にはもう敗北感しか沸かないのだが、それでも詩織は『たっくんの方が凄く上手だし気持ち良いから』と言ってくれた。翔太は「まぁ好きな人とするのが一番だよな~」と興味無さ気に服を着だしていた。
『・・・当たり前じゃん。』不機嫌そうな詩織。帰る準備が整うと、翔太は詩織の頭をぽんぽんと撫でると「おやすみのキスは要らんの?」と挑発するように聞いた。
詩織は一呼吸置いて『・・・馬鹿じゃないの~』と返事を返す。
「本当はキスしたいくせに。詩織キス超好きじゃん」
『・・・これからたっくんとするの。超するの~』
「はいはい。それじゃ帰るわ。お疲れ」
と翔太が特に気に留める様子もなく、すたすた部屋を出ていくと
詩織は『・・・ほんとウザイ・・やつ・・』と一人呟いていた。
翔太からは、≪帰るわ。お疲れ。またな。≫とメールがきた。
なるべく気持ちを落ちつかせてから、俺は部屋を出る。
覗いている間に一度射精していたが、余裕で再びちんこを勃起していた。
俺が寝室に入ると、詩織はラクビー選手がタックルするみたいに抱きついてきた。最初から、もう下品ってくらいな激しいキスをしてくる。唇が腫れるのじゃないかってくらい二人は吸い合った。
さっきまで翔太に挿入されていた詩織の膣は、やはり挿入の感触が無いくらい緩くなっている。でも俺は逆にそのことが興奮を呼びおこして、またすぐに射精をしてしまった。それでも詩織は、中出しを続ける俺の事を抱きしめてきて、『やっぱり・・・拓海が一番・・・』と甘い声で囁いてきてくれた。
その後イチャイチャしていると詩織が、『あのね?今日ね~キスとかしなかったんだよ。』と、“褒めて褒めて”と言わんばかりの上目遣いで告げてくる。俺が「ありがとう」と素直に嬉しいことを伝えると、詩織は『だってだって、あたしはたっくんのものよ。』と額を俺の胸にぐりぐり押し付けてきた。
更にイチャイチャしていると、俺のスマートフォンが鳴って、詩織が『ちょっと~、女の子だったらどうなるかわかってるよね~?』とニヤニヤしながら着信先を見ると、『うわっ何これ??』といきなり眉間に皺を寄せた。
俺が詩織の手からスマートフォンを取って液晶画面を見ると翔太だった。「あのさ、やっぱもっかいそっちへ行って良い?なんかムラムラしてきちゃって。」との事。それを耳を寄せて一緒に聞いていた詩織は、ばっと俺からスマートフォン取り返して、『邪魔をしないで!』と無表情で冷たく言った。
翔太は面食らった感じで「え?あー」と言い澱んでいると、『じゃ、ま、し、な、い、で!!』とスマートフォンにむかって無機質に宣告した。翔太が「あーはいはい。わかったわかった。」と慌てて電話を切る。
詩織はさっとベッドの脇に俺のスマートフォンを置いた。そして無言でまた俺が腕枕するみたいな体勢に寄り添ってくる。俺を見上げてきて「えへへ」とはにかむように微笑んだ。それが超可愛かったな。
『妻の貸し出し』パート24
パート24
連休の2日目は久しぶりに僕の実家に行った。両親ともに元気になった息子に喜んでくれている。美玖にも「ありがとうね。よく看護してくれたからよ。」と、母が感謝していた。妻の瞳から大粒の涙がこぼれる。弟も交えて近くのレストランで豪勢な夕食会となった。
3日目は、美玖が家に持って帰っている仕事を片付けることになる。昼食も夕食もデリバリーを頼んだ。4日目は午前中はのんびりをして、午後からは水族館に遊びに出かけた。連休最後の日は、ショッピングモールに買い出しに出かけた。
肝心のアマゾンは2日目に届いたらしいが、生憎留守にしたので、宅配業者に再配達の手続きを取り3日目に無事届きました。箱が大小5個もあったが未だに品物が何なのか推せてもらえていない。
「昼から“すき焼き”って?」美玖は真から嬉しそうな顔で『今夜は可愛がってもらわなくちゃ!そのためには精をつけて(元気になることを目的に栄養価の高い食事をとること)頂かないとね・・・。』と、何だか怖ろしげな言葉を吐く。「今夜なの?明日仕事ダシ・・・。」って弱気な僕に、『そんなこと言ってたら、どっかの主任さんに取られちゃうよ?』と脅す。
「で、でもね・・」『ハイハイ。文句言わずに、お肉沢山食べる。ふっふふ。』と、凄い笑顔。僕がカミングアウトして以来、すっかり立場が逆転している。主客転倒で完全に、“性癖の分野”ではリードされている。普段の生活では今まで通りに僕をたててくれるのだが。
美玖は夜食にも、〔鰻のかば焼き〕を出してきた。『もちろん養殖鰻だけど高級うなぎよ!しっかり食べて!』とまるで製造ラインに乗せられた製品の組み立てのように、次は『今日はシャワーだけにしてね。』と僕を急かす。
連休の2日目は久しぶりに僕の実家に行った。両親ともに元気になった息子に喜んでくれている。美玖にも「ありがとうね。よく看護してくれたからよ。」と、母が感謝していた。妻の瞳から大粒の涙がこぼれる。弟も交えて近くのレストランで豪勢な夕食会となった。
3日目は、美玖が家に持って帰っている仕事を片付けることになる。昼食も夕食もデリバリーを頼んだ。4日目は午前中はのんびりをして、午後からは水族館に遊びに出かけた。連休最後の日は、ショッピングモールに買い出しに出かけた。
肝心のアマゾンは2日目に届いたらしいが、生憎留守にしたので、宅配業者に再配達の手続きを取り3日目に無事届きました。箱が大小5個もあったが未だに品物が何なのか推せてもらえていない。
「昼から“すき焼き”って?」美玖は真から嬉しそうな顔で『今夜は可愛がってもらわなくちゃ!そのためには精をつけて(元気になることを目的に栄養価の高い食事をとること)頂かないとね・・・。』と、何だか怖ろしげな言葉を吐く。「今夜なの?明日仕事ダシ・・・。」って弱気な僕に、『そんなこと言ってたら、どっかの主任さんに取られちゃうよ?』と脅す。
「で、でもね・・」『ハイハイ。文句言わずに、お肉沢山食べる。ふっふふ。』と、凄い笑顔。僕がカミングアウトして以来、すっかり立場が逆転している。主客転倒で完全に、“性癖の分野”ではリードされている。普段の生活では今まで通りに僕をたててくれるのだが。
美玖は夜食にも、〔鰻のかば焼き〕を出してきた。『もちろん養殖鰻だけど高級うなぎよ!しっかり食べて!』とまるで製造ラインに乗せられた製品の組み立てのように、次は『今日はシャワーだけにしてね。』と僕を急かす。
『妻の貸し出し』パート23
パート23
ふと思い返すと、いつ頃だったのか、僕が【寝取らせ】を強く意識しだしたのか、それは退院してきて、一人で家にいる時期だった。1日のうち大半をベッドで過ごす生活。人生から落ちこぼれた感じで、社会と接点を持つことを拒否。所謂“引き籠り”状態で、美玖もかなり心配、特に『自殺してしまうのでは・・』と思っていたらしい。
僕は、ほとんどテレビも新聞も見なかった。起きている時間は、電子書籍かインターネットをみていた。そのような時に嵌ったのが、〖寝取り・寝取られ・寝取らせ〗のサイトだった。極度な劣等感に陥っていたこともあり、妻が不倫・浮気して、こんな僕を見捨てるんじゃないだろうか?もう二度とセックスも出来ず(実際のところED状態だった。)美玖を抱くことも出来ないと懼(おそ)れていた。
そのようなサイトでは、妻や恋人が巨根で精力絶倫な男に犯され、次第に惹かれていき、ついに虜になってしまうパターンのはなしが溢(あふ)れている。現実ではないフィクションの世界だろうが、このような考え方や性癖を持っている人が少なくないのも事実だと。
美玖は、夜遅くまで働き、無気力な夫を甲斐甲斐しく世話をし、病院のリハビリに連れ添い。傍目にも疲れている。化粧っ気もなくおしゃれもしない。平凡以下の妻に甘んじている。それなのに僕は、彼女が他の男に抱かれる【妄想】を抱き続けた。あるとき、美玖のスカートから白いショーツが見え、ほかの男に“抱かせる”妄想に変化して異常に興奮を覚えた。
妻は決して、浮気も不倫もしないだろう。そんな気がする。100%とは言い切れないだろうが・・・。サイトでも、寝取りは読む気がしない。寝取られも、到底信じられないシュチエーションのはなしが多く。それに派生して、完全に妻・恋人を奴隷化されるどころか本人さえも服従させられる【寝取られマゾ(M)】が増えている。
そのような中で、〖寝取らせ〗は、夫や恋人が、その妻や彼女の同意のもとで、浮気や不倫をさせ、そのセックス現場を見たり、あとで報告させて、嫉妬感や憔悴感・孤独感を痛烈に感じながらも、自分の妻・恋人・彼女が他人に裸を晒して、今までとはちがうテクニックで性感を開発され、セックスの歓びを味わい、身悶え、時には罪悪感や背徳感を持ちながら、心まで持って行かれそうになる。そうした事態を快感とする“性癖”が自分にもあるのだと気づき、美玖にも〔告白〕し、ついには実行の段階まできている。
最初は、まったく理解できない美玖だったけれど、いろんなサイトをみせたりするうちに、夫の“性癖”が少数派ではあるが、少なくとも存在することは理解できた。実際にするのは、嫌ではあるが、彼が私をきらいになったり離婚したいのではないこと。むしろ、病気のせいで満足させられない罪の意識からくること。私が抱かれることが彼の歓びの一部であること。そういうことを含んで、協力して上げようと今は思っている。
ふと思い返すと、いつ頃だったのか、僕が【寝取らせ】を強く意識しだしたのか、それは退院してきて、一人で家にいる時期だった。1日のうち大半をベッドで過ごす生活。人生から落ちこぼれた感じで、社会と接点を持つことを拒否。所謂“引き籠り”状態で、美玖もかなり心配、特に『自殺してしまうのでは・・』と思っていたらしい。
僕は、ほとんどテレビも新聞も見なかった。起きている時間は、電子書籍かインターネットをみていた。そのような時に嵌ったのが、〖寝取り・寝取られ・寝取らせ〗のサイトだった。極度な劣等感に陥っていたこともあり、妻が不倫・浮気して、こんな僕を見捨てるんじゃないだろうか?もう二度とセックスも出来ず(実際のところED状態だった。)美玖を抱くことも出来ないと懼(おそ)れていた。
そのようなサイトでは、妻や恋人が巨根で精力絶倫な男に犯され、次第に惹かれていき、ついに虜になってしまうパターンのはなしが溢(あふ)れている。現実ではないフィクションの世界だろうが、このような考え方や性癖を持っている人が少なくないのも事実だと。
美玖は、夜遅くまで働き、無気力な夫を甲斐甲斐しく世話をし、病院のリハビリに連れ添い。傍目にも疲れている。化粧っ気もなくおしゃれもしない。平凡以下の妻に甘んじている。それなのに僕は、彼女が他の男に抱かれる【妄想】を抱き続けた。あるとき、美玖のスカートから白いショーツが見え、ほかの男に“抱かせる”妄想に変化して異常に興奮を覚えた。
妻は決して、浮気も不倫もしないだろう。そんな気がする。100%とは言い切れないだろうが・・・。サイトでも、寝取りは読む気がしない。寝取られも、到底信じられないシュチエーションのはなしが多く。それに派生して、完全に妻・恋人を奴隷化されるどころか本人さえも服従させられる【寝取られマゾ(M)】が増えている。
そのような中で、〖寝取らせ〗は、夫や恋人が、その妻や彼女の同意のもとで、浮気や不倫をさせ、そのセックス現場を見たり、あとで報告させて、嫉妬感や憔悴感・孤独感を痛烈に感じながらも、自分の妻・恋人・彼女が他人に裸を晒して、今までとはちがうテクニックで性感を開発され、セックスの歓びを味わい、身悶え、時には罪悪感や背徳感を持ちながら、心まで持って行かれそうになる。そうした事態を快感とする“性癖”が自分にもあるのだと気づき、美玖にも〔告白〕し、ついには実行の段階まできている。
最初は、まったく理解できない美玖だったけれど、いろんなサイトをみせたりするうちに、夫の“性癖”が少数派ではあるが、少なくとも存在することは理解できた。実際にするのは、嫌ではあるが、彼が私をきらいになったり離婚したいのではないこと。むしろ、病気のせいで満足させられない罪の意識からくること。私が抱かれることが彼の歓びの一部であること。そういうことを含んで、協力して上げようと今は思っている。
『妻の貸し出し』パート22
パート22
美玖は会社から貸与されたノートパソコンを持っている。但し、限られたコンテンツとメールしか利用していない。強力なセキュリティソフトも入れている。仕事を自宅でしなければならない(締切がせまっている場合など)データをウィルスから防ぐために、Firefox のセキュリティ機能も使い、用心として暗唱番号やパスワードを入れるサイトは会員にならなかった。専ら、インターネットは夫のノートパソコンを借りることにしていた。
皐月の香りが心地よかった。美玖には“性癖”をカミングアウト(秘密にしていたことを告白する。)しているから、それを理解(納得ではないかも?)しての事かも知れない。〖Hな写真〗は、駆けっこに勝っても負けてもするともりだったのだろう。【寝取らせ】ってMの要素=《寝取られ》もあるし、最愛の妻(彼女)を他人に晒(さら)すというSの要素もある。
つまり、二つの要素が反発・作用・融合する複雑な心理がある。それは“嫉妬”や“憔悴”、さらに“罪悪感”があるが、それを上回る期待感が今は半端なく芽生えている。しかし、第一歩の〖食事〗だけでも、1日中いろいろな妄想が頭を駆け巡り、その度に自分自身でさえも驚くほど自慰行為に及んだ。
夕食を済ませ、二人は恒例になってきた入浴をする。「な~美玖。アマゾンでいろいろ買ったの?」『ほら私の会社業績が良くて来月に臨時賞与が出るの。ちょっと贅沢しちゃった。』と、湯船につかりながらの会話が続く。『もぅ~要君!おっぱい触りすぎだよ・・』「今のうちに揉んでおかないとね(笑)」
『な~に?それ!今のうちって・・』背後からピンクの乳首を撮んで「別の男が今度ここを触ってるかも知れないしな。」ウ~ンと声を出しながら美玖が『・・ホント変態さんだね・・』興奮して硬くなった僕のペニスを“ギュッ”って握り、『私を誰かに抱かせる想像して興奮するんでしょ?』と、小悪魔的な微笑みを返す。
美玖は会社から貸与されたノートパソコンを持っている。但し、限られたコンテンツとメールしか利用していない。強力なセキュリティソフトも入れている。仕事を自宅でしなければならない(締切がせまっている場合など)データをウィルスから防ぐために、Firefox のセキュリティ機能も使い、用心として暗唱番号やパスワードを入れるサイトは会員にならなかった。専ら、インターネットは夫のノートパソコンを借りることにしていた。
皐月の香りが心地よかった。美玖には“性癖”をカミングアウト(秘密にしていたことを告白する。)しているから、それを理解(納得ではないかも?)しての事かも知れない。〖Hな写真〗は、駆けっこに勝っても負けてもするともりだったのだろう。【寝取らせ】ってMの要素=《寝取られ》もあるし、最愛の妻(彼女)を他人に晒(さら)すというSの要素もある。
つまり、二つの要素が反発・作用・融合する複雑な心理がある。それは“嫉妬”や“憔悴”、さらに“罪悪感”があるが、それを上回る期待感が今は半端なく芽生えている。しかし、第一歩の〖食事〗だけでも、1日中いろいろな妄想が頭を駆け巡り、その度に自分自身でさえも驚くほど自慰行為に及んだ。
夕食を済ませ、二人は恒例になってきた入浴をする。「な~美玖。アマゾンでいろいろ買ったの?」『ほら私の会社業績が良くて来月に臨時賞与が出るの。ちょっと贅沢しちゃった。』と、湯船につかりながらの会話が続く。『もぅ~要君!おっぱい触りすぎだよ・・』「今のうちに揉んでおかないとね(笑)」
『な~に?それ!今のうちって・・』背後からピンクの乳首を撮んで「別の男が今度ここを触ってるかも知れないしな。」ウ~ンと声を出しながら美玖が『・・ホント変態さんだね・・』興奮して硬くなった僕のペニスを“ギュッ”って握り、『私を誰かに抱かせる想像して興奮するんでしょ?』と、小悪魔的な微笑みを返す。
壊れかけた二人 第17章④
17-④
そして3週間後の金曜日(11/10)に、「今夜うち来る?」と翔太を誘う(今朝出社前に詩織には伝えてある。)と、「おお。良いな。」との返事で12回目のプレイになる。(3週間前のことは一体なんだったのだ?)
詩織にその旨をメールした。≪はーい ( ´△`)アァ-(溜息の顔文字)≫とだけ返事がきた。「いいの?」と再確認のメールを送ろうとしたけど、それで心変わりされても嫌なので、俺は送らなかった。二人とも残業だったので、俺は翔太を連れて我が家に帰る。晩飯はもう会社で済ましていた。
久しぶりの詩織と翔太の対面になる。「あら奥さん。久しぶりじゃないっすか」詩織は『え?どちら様でしたっけ?ははぁ・・・』と鼻であしらう。「またまたそんな。お前の嫁さんは相変わらずツンデレでいらっしゃるようで」と、翔太が俺に言ってくる。
詩織は顔を歪めて、俺の傍に寄ってくると、『たっくん・・・やっぱりこの人ウザいわ。』と翔太に聞こえるように囁いてきた。
すると、翔太がその背後から笑いながら「なんだとー!?」と、言いつつ、いきなり詩織を抱きしめようとした。詩織は『ひっ!?』と、マジでビビリの声を上げて身を翻したら肘(ひじ)が翔太の顎に当たっちゃったらしくて、かなり本気で鈍い音がした。詩織も『ご、ごめんね』と、素の感じで謝っていた。
その後翔太の彼女に振られた話を肴に、飲みながら三人は楽しく会話をした。『君また振られたの?』と心底楽しそうな詩織に対して、翔太が「振られてねーよ・・・新しい愛の形っていうか、そういうのだ馬鹿たれが」と吠える。
『それってキープされてるだけじゃない?』と、俺ですら気を遣って言えなかったことを、詩織が冷静にぐさりと傷に塩を塗るようなことを口にする。「ち、違う!・・・むしろおれがキープしてやってるんだよ」って強がる翔太に、詩織が『あはは。キープだ。キープ君だ~』とちょっと酔った感じで楽しそうに笑う。翔太は「う、ぐぐ・・・違うっつってんだろ!」って反抗する。
それで翔太は口では負けそうなので、詩織をソファに押し倒し、くすぐり始めた。詩織が『ちょ、やめて~、馬鹿・・・うっ、くっ』と笑いを我慢しながら、必死の抵抗を試みる。
そのうち翔太は、どさくさに紛れて胸を揉みだした。『あっ、こらっ!ちょ、っと!・・・ああもう!』と詩織は困惑の表情で俺を一回ちら見すると、『やめなさい、ってマジで・・・!』と本気で抵抗をしはじめた。
俺はその様子を、ちんこを勃起しながらも楽しそうに見ている。でも、ここはしっかりコントロールしないと、と思って「翔太、やめろ」と渋い声で命令した。翔太が「あ、はい」と素直に止める。
詩織は髪とか服を直しながら『あーもう・・・ほんと・うざ~・・・』と、顔を赤らめている。もうどう仕切って良いものかわからない俺は「じゃ、そろそろ、な?」ってグダグダに進行を進めようとする。
顔を伏せる詩織とは対照的に「おっし。じゃ、詩織行こうぜ」と、ノリノリな翔太。「ほら、立って立って」と詩織を立たそうする翔太の手を振り解いて、詩織が『・・・先にたっくんが、良い。』と顔を伏せたまま言った。
俺が返事しようとすると、「お、じゃあ三人でする?今夜は3Pだ~な」って翔太が口を開いた。詩織は「君は黙ってて。ていうかそいうことを言う人は帰って!」とぴしゃり。翔太が「あ、すんません」って謝りながらしょんぼりする。
優越感に浸りまくった俺は、詩織の手をそっと握って立ち上がる。すると詩織も無言でそれについてきてくれた。詩織の肩を抱きながら寝室に向かう途中に、俺は振り向いて「あ、翔太わるいな。ゲームでもして待っててよ」と、我ながら良い笑顔で翔太に謝った。翔太が「へーい」と苦笑いを浮かべる。
その後、俺と詩織は愛情に溢れたセックスを展開する。部屋に入った瞬間からキスをしまくる。ずっと最後まで唇が繋がっていたといっても過言じゃないくらい、あと詩織は最初からぐっしょりと濡れていた。
それを指摘すると、詩織が『だって・・・たっくんが好きなんだもん。』」と俺にとっては嬉しいけど、よくわからない返しをする。このプレイを楽しみつつ興奮をしていることは意地でも認めたがらないのだ。(多分に翔太とじゃれ合っている時から、“興奮”していたのだろうと推測する。)
前回(11回目8/18)のプレイ中断以降も、詩織は生理の調子も良いということで、ピルを飲むことも続行していたのだが俺とは当然生でも外に出した。
理由としては、中で出すよりもなんかマーキングしたい、って思った。まぁ丁度この後、翔太がするのだから、翔太も中から垂れてくるのが嫌だろうと思った。
俺が射精直前に詩織にそれを言うと、詩織も嬉しそうに、『うん・・たっくん・・かけて』と言った。普段ならそんな事絶対言わないのだが詩織はやはりテンションが上がっている。
しばらくベッドでイチャイチャした後、俺だけ起き上がって服を着だすと、詩織はいきなり俺の腕を引っ張って引き倒す。『ねぇ・・・行かないでよ。』と甘えてくる詩織の表情は、どことなく憂いも含んでいて、すごく可愛かった。
俺は、なんとか詩織を宥めて寝室を出ると、こっそり隣の部屋に行ってから、メールで翔太を呼び出す。覗くと、詩織は服を全部着直していて、ノックの音が聞こえると慌ててシーツを頭から被って寝転んだ。
17
そして3週間後の金曜日(11/10)に、「今夜うち来る?」と翔太を誘う(今朝出社前に詩織には伝えてある。)と、「おお。良いな。」との返事で12回目のプレイになる。(3週間前のことは一体なんだったのだ?)
詩織にその旨をメールした。≪はーい ( ´△`)アァ-(溜息の顔文字)≫とだけ返事がきた。「いいの?」と再確認のメールを送ろうとしたけど、それで心変わりされても嫌なので、俺は送らなかった。二人とも残業だったので、俺は翔太を連れて我が家に帰る。晩飯はもう会社で済ましていた。
久しぶりの詩織と翔太の対面になる。「あら奥さん。久しぶりじゃないっすか」詩織は『え?どちら様でしたっけ?ははぁ・・・』と鼻であしらう。「またまたそんな。お前の嫁さんは相変わらずツンデレでいらっしゃるようで」と、翔太が俺に言ってくる。
詩織は顔を歪めて、俺の傍に寄ってくると、『たっくん・・・やっぱりこの人ウザいわ。』と翔太に聞こえるように囁いてきた。
すると、翔太がその背後から笑いながら「なんだとー!?」と、言いつつ、いきなり詩織を抱きしめようとした。詩織は『ひっ!?』と、マジでビビリの声を上げて身を翻したら肘(ひじ)が翔太の顎に当たっちゃったらしくて、かなり本気で鈍い音がした。詩織も『ご、ごめんね』と、素の感じで謝っていた。
その後翔太の彼女に振られた話を肴に、飲みながら三人は楽しく会話をした。『君また振られたの?』と心底楽しそうな詩織に対して、翔太が「振られてねーよ・・・新しい愛の形っていうか、そういうのだ馬鹿たれが」と吠える。
『それってキープされてるだけじゃない?』と、俺ですら気を遣って言えなかったことを、詩織が冷静にぐさりと傷に塩を塗るようなことを口にする。「ち、違う!・・・むしろおれがキープしてやってるんだよ」って強がる翔太に、詩織が『あはは。キープだ。キープ君だ~』とちょっと酔った感じで楽しそうに笑う。翔太は「う、ぐぐ・・・違うっつってんだろ!」って反抗する。
それで翔太は口では負けそうなので、詩織をソファに押し倒し、くすぐり始めた。詩織が『ちょ、やめて~、馬鹿・・・うっ、くっ』と笑いを我慢しながら、必死の抵抗を試みる。
そのうち翔太は、どさくさに紛れて胸を揉みだした。『あっ、こらっ!ちょ、っと!・・・ああもう!』と詩織は困惑の表情で俺を一回ちら見すると、『やめなさい、ってマジで・・・!』と本気で抵抗をしはじめた。
俺はその様子を、ちんこを勃起しながらも楽しそうに見ている。でも、ここはしっかりコントロールしないと、と思って「翔太、やめろ」と渋い声で命令した。翔太が「あ、はい」と素直に止める。
詩織は髪とか服を直しながら『あーもう・・・ほんと・うざ~・・・』と、顔を赤らめている。もうどう仕切って良いものかわからない俺は「じゃ、そろそろ、な?」ってグダグダに進行を進めようとする。
顔を伏せる詩織とは対照的に「おっし。じゃ、詩織行こうぜ」と、ノリノリな翔太。「ほら、立って立って」と詩織を立たそうする翔太の手を振り解いて、詩織が『・・・先にたっくんが、良い。』と顔を伏せたまま言った。
俺が返事しようとすると、「お、じゃあ三人でする?今夜は3Pだ~な」って翔太が口を開いた。詩織は「君は黙ってて。ていうかそいうことを言う人は帰って!」とぴしゃり。翔太が「あ、すんません」って謝りながらしょんぼりする。
優越感に浸りまくった俺は、詩織の手をそっと握って立ち上がる。すると詩織も無言でそれについてきてくれた。詩織の肩を抱きながら寝室に向かう途中に、俺は振り向いて「あ、翔太わるいな。ゲームでもして待っててよ」と、我ながら良い笑顔で翔太に謝った。翔太が「へーい」と苦笑いを浮かべる。
その後、俺と詩織は愛情に溢れたセックスを展開する。部屋に入った瞬間からキスをしまくる。ずっと最後まで唇が繋がっていたといっても過言じゃないくらい、あと詩織は最初からぐっしょりと濡れていた。
それを指摘すると、詩織が『だって・・・たっくんが好きなんだもん。』」と俺にとっては嬉しいけど、よくわからない返しをする。このプレイを楽しみつつ興奮をしていることは意地でも認めたがらないのだ。(多分に翔太とじゃれ合っている時から、“興奮”していたのだろうと推測する。)
前回(11回目8/18)のプレイ中断以降も、詩織は生理の調子も良いということで、ピルを飲むことも続行していたのだが俺とは当然生でも外に出した。
理由としては、中で出すよりもなんかマーキングしたい、って思った。まぁ丁度この後、翔太がするのだから、翔太も中から垂れてくるのが嫌だろうと思った。
俺が射精直前に詩織にそれを言うと、詩織も嬉しそうに、『うん・・たっくん・・かけて』と言った。普段ならそんな事絶対言わないのだが詩織はやはりテンションが上がっている。
しばらくベッドでイチャイチャした後、俺だけ起き上がって服を着だすと、詩織はいきなり俺の腕を引っ張って引き倒す。『ねぇ・・・行かないでよ。』と甘えてくる詩織の表情は、どことなく憂いも含んでいて、すごく可愛かった。
俺は、なんとか詩織を宥めて寝室を出ると、こっそり隣の部屋に行ってから、メールで翔太を呼び出す。覗くと、詩織は服を全部着直していて、ノックの音が聞こえると慌ててシーツを頭から被って寝転んだ。
17
妻交換【のぞく夫】 (フランス書院文庫)
妻交換【のぞく夫】 (フランス書院文庫) (2012/08/17) 柏木 薫 商品詳細を見る |
〖妻交換〗 の罠に堕ち、夫は愛する新妻を提供した。大学教授の絶倫と性技に屈した妻は、羞じらいもな『いいっ!あなたの××××の方がいいのっ!』とく叫ぶ。 のぞき、浮気、裏切り…暗い悦びが夫を狂わせる。そして結末は・・・。
壊れかけた二人 第17章③
17-③
2カ月のあいだに1度も翔太は我が家に来なかった。しかし、会社帰りには何度か飲むことはあった。プレイのことや詩織についてはほとんど話題にならず。専ら、翔太と彼女の恋愛話しを一方的に聞かされる羽目になる。そんなこともありそれからは疎遠になっていた。
それで、今回は【夕食会】の事を相談というかお願いしに、翔太の職場に出向いた。久しぶりに会う翔太は全然元気がないので心配してそっと尋ねてみたら、彼女と別れたらしい。「本当か?」、「そうなんだよ。な~拓海、はなしをきいてくれよ。」と泣きついてきたので、帰りにいつもの居酒屋で待ち合わせすることになった。
先に着いて飲んでいたら、ご機嫌な翔太がやってくる。「お前元気じゃん。」、「それがねさっき彼女から『土曜に会える?』って電話があったんだ。」と嬉しそうに答える。それで翔太に詳しく聞いてみました。一応は振られたようなのですが、ただ、その割には凹んでいる様子も無くて。どうも友達としての付き合いは続いているらしい。
さらに突っ込んで話を聞いてみたら、どうもその彼女に“キープ”をされているだけなようだ。よくあるパターンの逆バージョンで【都合の良い男】らしいけど、本気で注意するのも大人げないので、そこは俺が口出すものでもないのでスルーをしときました。
そこで俺は翔太に酒を勧めながら、「お前“夕食会”に来ないか?」と、誘ってみたら、「今はそんな気分じゃないなぁ。」と、あっさり流されてしまう。
それでも、しつこく誘っていたら、「あのな、今まで冗談っぽく言っていたけどな、俺マジで詩織の事全然タイプじゃねーんだよ!」と、酔った勢いで怒られてしまいました。
「お前もノリノリだったじゃねーか」、翔太が「うるせー。、詩織は締まりが良いし身体のほうは最高だけど・・」(俺はそんな言葉だけで興奮してしまう。)「お前の嫁みたいなのは駄目なんだよ。」と無下に言い放つ。俺も「どこが?絶対お前の元カノよりは可愛いと思うぞ。」反論する。
すると、「まぁ可愛いっちゃ可愛いけど・・おれのタイプじゃねーんだよ。」(よく言うよ。親友の妻を何回も第解いて・・・。)「なにがタイプじゃないんだ?」、翔太の「地味なんだよなんか・・・」発言に、俺は怒りをぐっと抑え、肩を一発だけ思いっきり殴ると、「まぁ気分が乗ったらまた来いよ。」と、「まあ今度な」と肩さすりながら翔太が笑った。
帰宅すると早速に、翔太が彼女と別れたことを詩織に教える。『・・・え?あ、ふ、ふーん。そうなの?』と、興味無さげな詩織は〈だから何?〉みたいな感じ。「時期はわからないけど、また翔太を“夕食会”に連れてくるわ。」と、言っても、詩織は何かを言いたそうに口元をもごもごさせるもその後は沈黙です。
その後日の詩織と桜さんとのメールです。
≪『やばいです。またSとプレイしなきゃかもです。』≫
≪「良かったじゃん。素直になりなよ。(笑)」≫
≪『その意味わからないけど。Sはマジで嫌だ。(泣)』≫
2カ月のあいだに1度も翔太は我が家に来なかった。しかし、会社帰りには何度か飲むことはあった。プレイのことや詩織についてはほとんど話題にならず。専ら、翔太と彼女の恋愛話しを一方的に聞かされる羽目になる。そんなこともありそれからは疎遠になっていた。
それで、今回は【夕食会】の事を相談というかお願いしに、翔太の職場に出向いた。久しぶりに会う翔太は全然元気がないので心配してそっと尋ねてみたら、彼女と別れたらしい。「本当か?」、「そうなんだよ。な~拓海、はなしをきいてくれよ。」と泣きついてきたので、帰りにいつもの居酒屋で待ち合わせすることになった。
先に着いて飲んでいたら、ご機嫌な翔太がやってくる。「お前元気じゃん。」、「それがねさっき彼女から『土曜に会える?』って電話があったんだ。」と嬉しそうに答える。それで翔太に詳しく聞いてみました。一応は振られたようなのですが、ただ、その割には凹んでいる様子も無くて。どうも友達としての付き合いは続いているらしい。
さらに突っ込んで話を聞いてみたら、どうもその彼女に“キープ”をされているだけなようだ。よくあるパターンの逆バージョンで【都合の良い男】らしいけど、本気で注意するのも大人げないので、そこは俺が口出すものでもないのでスルーをしときました。
そこで俺は翔太に酒を勧めながら、「お前“夕食会”に来ないか?」と、誘ってみたら、「今はそんな気分じゃないなぁ。」と、あっさり流されてしまう。
それでも、しつこく誘っていたら、「あのな、今まで冗談っぽく言っていたけどな、俺マジで詩織の事全然タイプじゃねーんだよ!」と、酔った勢いで怒られてしまいました。
「お前もノリノリだったじゃねーか」、翔太が「うるせー。、詩織は締まりが良いし身体のほうは最高だけど・・」(俺はそんな言葉だけで興奮してしまう。)「お前の嫁みたいなのは駄目なんだよ。」と無下に言い放つ。俺も「どこが?絶対お前の元カノよりは可愛いと思うぞ。」反論する。
すると、「まぁ可愛いっちゃ可愛いけど・・おれのタイプじゃねーんだよ。」(よく言うよ。親友の妻を何回も第解いて・・・。)「なにがタイプじゃないんだ?」、翔太の「地味なんだよなんか・・・」発言に、俺は怒りをぐっと抑え、肩を一発だけ思いっきり殴ると、「まぁ気分が乗ったらまた来いよ。」と、「まあ今度な」と肩さすりながら翔太が笑った。
帰宅すると早速に、翔太が彼女と別れたことを詩織に教える。『・・・え?あ、ふ、ふーん。そうなの?』と、興味無さげな詩織は〈だから何?〉みたいな感じ。「時期はわからないけど、また翔太を“夕食会”に連れてくるわ。」と、言っても、詩織は何かを言いたそうに口元をもごもごさせるもその後は沈黙です。
その後日の詩織と桜さんとのメールです。
≪『やばいです。またSとプレイしなきゃかもです。』≫
≪「良かったじゃん。素直になりなよ。(笑)」≫
≪『その意味わからないけど。Sはマジで嫌だ。(泣)』≫
インフォメーション 20140516
インフォメーション 【information】 =情報。報道。知らせ。
『愛妻倶楽部』に、好評(?)連載中の 作品番号154 『二人ひとつのシルエット』第24話を掲載しました。タイトルは松田聖子さんのシングル並びにアルバムからとりました。主人公以外のエピソードタイトルは中森明菜さんのシングル並びにアルバムです。
あと刺激を受けているのが、日記番号:892番 『愛する妻を堕した男 』 志保の夫さんは 僕の倍くらいの スピードと内容の豊富さに 「あ~負けてるな」と感じている。
『愛妻倶楽部』に、好評(?)連載中の 作品番号154 『二人ひとつのシルエット』第24話を掲載しました。タイトルは松田聖子さんのシングル並びにアルバムからとりました。主人公以外のエピソードタイトルは中森明菜さんのシングル並びにアルバムです。
あと刺激を受けているのが、日記番号:892番 『愛する妻を堕した男 』 志保の夫さんは 僕の倍くらいの スピードと内容の豊富さに 「あ~負けてるな」と感じている。
『逝き過ぎた美香』その3
その3
画面の男はどう見ても優(まさる)だ。心臓が早鐘のように鳴りだした。【なんだよこれは?なんなんだこれは?】と思いつつも、停止ボタンを押すのはためらわれた。この先を、【見てはいけない、でも見てみたい】、その欲求には逆らえなかった。
〘すごいエロいよねえ、それ・・・〙と、希美が小声で囁く。俺も同意する気持ちで、画面を見ていた。薄暗い動画で、はっきりとは見えにくかったが、3人ともかなり酔っぱらっているようだった。特に優は昔、「オレ、飲み過ぎたらわけわかんなくなるんだよね」と言っていた。美香も『飲み過ぎたら記憶がなくなるんだよね。わたし、だから今は絶対に飲<み過ぎない。』
それが最悪の形で・・・画面では飲み過ぎて別人のような優が美香のアソコから指を抜いて、「お〜美香ちゃんすごいなあ〜ヒヒ」みたいに指をアップで見せつけていた。指はトロっとした液体がついて、部屋の明かりでテカテカと光っていた。
画面外から希美が〘じゃあ、そろそろヤル?〙って声をかけている。俺はこのときに思った。こいつ、ひょっとして自分以外に飲ませまくって、こういう状況を作ったんじゃないか?
美香が画面の奥で、『あはあ、いや、もう・・・』って喘いでいる。優が美香の乳首を攻めていた。驚いたのは、美香が自分のアソコにいつのまにかローターを当てていたことだ。『はあん~すごい、これすごい・・・』と、美香はローターを当てて、時々ビクッと震えている。
美香は普段、あんなに喘いだことはない。俺がローターを使おうと思って買ってきたら、『いや!道具に頼るなんて・・・』ときつく一蹴されたのに・・・。
おまけに優が乳首を舐めまくっているから余計だろう。しばらく、ローターのブーンという音と、ピチャピチャと舐める音、そして彼女の喘ぎ声だけがしていた。希美も、すごくいやらしい光景に我を忘れて撮影していた。
すると、希美がひたすら胸を舐め続けている優に〘優、美香にしてもらったら?〙と言った。優「ほえ?ああうーそうだねえ、美香ちゃん、俺のも」と甘えながら、優はベッドに横になっていた美香の顔の横に移動すると、すでに裸だった優<が自分のモノを美香の顔の横に持って行った。優のはカリが少し俺より大きい感じだった、飲み過ぎたせいか半立ちだったが、こうして画面越しでも長いモノだった。
ローターで美香は半分逝きかけていた感じだった。『ああ、はあん、そう、これ、これ・・・』と、半目で快感に浸っていたが、優のモノが顔の横にあるのを見ると、膝立ちで立っている優のほうに目を上げ、うっすら笑って躊躇いもなくモノを咥えた。これはかなり衝撃的だった。美香の違う顔を見た気がして、心臓の鼓動がまたさらに早くなった。
画面の男はどう見ても優(まさる)だ。心臓が早鐘のように鳴りだした。【なんだよこれは?なんなんだこれは?】と思いつつも、停止ボタンを押すのはためらわれた。この先を、【見てはいけない、でも見てみたい】、その欲求には逆らえなかった。
〘すごいエロいよねえ、それ・・・〙と、希美が小声で囁く。俺も同意する気持ちで、画面を見ていた。薄暗い動画で、はっきりとは見えにくかったが、3人ともかなり酔っぱらっているようだった。特に優は昔、「オレ、飲み過ぎたらわけわかんなくなるんだよね」と言っていた。美香も『飲み過ぎたら記憶がなくなるんだよね。わたし、だから今は絶対に飲<み過ぎない。』
それが最悪の形で・・・画面では飲み過ぎて別人のような優が美香のアソコから指を抜いて、「お〜美香ちゃんすごいなあ〜ヒヒ」みたいに指をアップで見せつけていた。指はトロっとした液体がついて、部屋の明かりでテカテカと光っていた。
画面外から希美が〘じゃあ、そろそろヤル?〙って声をかけている。俺はこのときに思った。こいつ、ひょっとして自分以外に飲ませまくって、こういう状況を作ったんじゃないか?
美香が画面の奥で、『あはあ、いや、もう・・・』って喘いでいる。優が美香の乳首を攻めていた。驚いたのは、美香が自分のアソコにいつのまにかローターを当てていたことだ。『はあん~すごい、これすごい・・・』と、美香はローターを当てて、時々ビクッと震えている。
美香は普段、あんなに喘いだことはない。俺がローターを使おうと思って買ってきたら、『いや!道具に頼るなんて・・・』ときつく一蹴されたのに・・・。
おまけに優が乳首を舐めまくっているから余計だろう。しばらく、ローターのブーンという音と、ピチャピチャと舐める音、そして彼女の喘ぎ声だけがしていた。希美も、すごくいやらしい光景に我を忘れて撮影していた。
すると、希美がひたすら胸を舐め続けている優に〘優、美香にしてもらったら?〙と言った。優「ほえ?ああうーそうだねえ、美香ちゃん、俺のも」と甘えながら、優はベッドに横になっていた美香の顔の横に移動すると、すでに裸だった優<が自分のモノを美香の顔の横に持って行った。優のはカリが少し俺より大きい感じだった、飲み過ぎたせいか半立ちだったが、こうして画面越しでも長いモノだった。
ローターで美香は半分逝きかけていた感じだった。『ああ、はあん、そう、これ、これ・・・』と、半目で快感に浸っていたが、優のモノが顔の横にあるのを見ると、膝立ちで立っている優のほうに目を上げ、うっすら笑って躊躇いもなくモノを咥えた。これはかなり衝撃的だった。美香の違う顔を見た気がして、心臓の鼓動がまたさらに早くなった。
明日香と親友 そして俺 第1節③
1-③
その期間、明日香は微妙なニュアンスで、ことあるごとに『本当にいいの直樹は?』って言ってきたけれど最終的に嫌だとは言わなかった。
あと条件については、実行日までに明日香は『高岡君とは絶対に会いたくない。』と言った。その理由は『会うのは恥ずかしすぎるでしょw』と微笑む。
実行日までの間、明日香が俺にこんな事を何度も何度も言ってきた。
『高岡君には【期待しないで】って言っておいてねw』
『【目を瞑ってじっとしているから】と伝えておいて』
本当、毎日毎日俺に対して、『高岡君に、【私はそういうプレイに全然興味無い】からね。』って、ことを伝えて欲しいと頼まれた。
それで実行日(土曜日)の夕方がくる。場所は高岡のマンションです。俺が車で送って行き、そのまま終わるまで待機をする予定。
『直樹には見られたくないの。』という条件を、俺は素直に呑んだ。いきなり目の前で見るというのはさすがにハードルが高いだろうと自覚していたので、自分から「見せてほしい。」とも頼まなかった。
マンションに向かう途中、明日香は何度も何度も『本当にいいの?』と聞いてきた。これから明日香が〖親友に抱かれる〗という現実に、滅茶苦茶に興奮していた俺は理性を失い、運転しながら勃起していたものを触らせると、明日香に呆れた感じで溜息をつかれた。
明日香はマンション前につくと俺に対して指を折りながら、
『一応確認しとくけど本当ぼ~っとしてるだけだからね。』
『あとキスもしないよ。』
『後で高岡君に「つまんない」とか言われても責任ないからね。』と何度も念を押すように言われた。明日香が車を降りる時にすごい勢いで俺にキスをしてきた。“がつんっ”と歯が当たり、すごく痛かった。明日香からそういうことをするのは初めてだ。・
それからが、俺はとにかくやばかった。マジで気が狂いそうだった。後悔の一念。じっとなんてしているのは絶対無理だった。車をあてもなく走らせた。【とにかく苦しい】この一言。覚悟をしていても泣きそうになった。
結局、苦しくなりすぎて車を再び高岡のマンション付近に駐車させて、部屋に向いその玄関前でうろうろした。一度は意を決して郵便受けを明けたりしたけど、中からは何も聞こえて来なかった。外からはカーテンがかかり、部屋の電気は消えていたので、「ああ今やっているのか・・・」って俺の心は壊滅的に凹(へこ)んだ。
このとき実際に目の前で二人のSEXを見ていたら、本当に俺の心は完全に折れていたと思う。それくらい鼓動が荒ぶっていたし、肌寒い夜だったのに嫌な汗が、がんがん出てきていた。
何をしていいかわからなくて近くのコンビニに何度も入ったり出たり(まるで不審者だよ)を繰り返した。“やばいな!これ誰かに止められないと絶対ブレーキが掛けられない”という危機感もその時に持った。
それでも反面、興奮した高揚感もあり、俺が電話をかけたら絶対に出るというルールはあったが、すぐには中止の電話が出来なかった。もう心の中では「興奮」と「嫉妬」の戦いだ。しかし、もうひとつのルールとして時間制が救いになった。20時から22時までの2時間が約束である。
その期間、明日香は微妙なニュアンスで、ことあるごとに『本当にいいの直樹は?』って言ってきたけれど最終的に嫌だとは言わなかった。
あと条件については、実行日までに明日香は『高岡君とは絶対に会いたくない。』と言った。その理由は『会うのは恥ずかしすぎるでしょw』と微笑む。
実行日までの間、明日香が俺にこんな事を何度も何度も言ってきた。
『高岡君には【期待しないで】って言っておいてねw』
『【目を瞑ってじっとしているから】と伝えておいて』
本当、毎日毎日俺に対して、『高岡君に、【私はそういうプレイに全然興味無い】からね。』って、ことを伝えて欲しいと頼まれた。
それで実行日(土曜日)の夕方がくる。場所は高岡のマンションです。俺が車で送って行き、そのまま終わるまで待機をする予定。
『直樹には見られたくないの。』という条件を、俺は素直に呑んだ。いきなり目の前で見るというのはさすがにハードルが高いだろうと自覚していたので、自分から「見せてほしい。」とも頼まなかった。
マンションに向かう途中、明日香は何度も何度も『本当にいいの?』と聞いてきた。これから明日香が〖親友に抱かれる〗という現実に、滅茶苦茶に興奮していた俺は理性を失い、運転しながら勃起していたものを触らせると、明日香に呆れた感じで溜息をつかれた。
明日香はマンション前につくと俺に対して指を折りながら、
『一応確認しとくけど本当ぼ~っとしてるだけだからね。』
『あとキスもしないよ。』
『後で高岡君に「つまんない」とか言われても責任ないからね。』と何度も念を押すように言われた。明日香が車を降りる時にすごい勢いで俺にキスをしてきた。“がつんっ”と歯が当たり、すごく痛かった。明日香からそういうことをするのは初めてだ。・
それからが、俺はとにかくやばかった。マジで気が狂いそうだった。後悔の一念。じっとなんてしているのは絶対無理だった。車をあてもなく走らせた。【とにかく苦しい】この一言。覚悟をしていても泣きそうになった。
結局、苦しくなりすぎて車を再び高岡のマンション付近に駐車させて、部屋に向いその玄関前でうろうろした。一度は意を決して郵便受けを明けたりしたけど、中からは何も聞こえて来なかった。外からはカーテンがかかり、部屋の電気は消えていたので、「ああ今やっているのか・・・」って俺の心は壊滅的に凹(へこ)んだ。
このとき実際に目の前で二人のSEXを見ていたら、本当に俺の心は完全に折れていたと思う。それくらい鼓動が荒ぶっていたし、肌寒い夜だったのに嫌な汗が、がんがん出てきていた。
何をしていいかわからなくて近くのコンビニに何度も入ったり出たり(まるで不審者だよ)を繰り返した。“やばいな!これ誰かに止められないと絶対ブレーキが掛けられない”という危機感もその時に持った。
それでも反面、興奮した高揚感もあり、俺が電話をかけたら絶対に出るというルールはあったが、すぐには中止の電話が出来なかった。もう心の中では「興奮」と「嫉妬」の戦いだ。しかし、もうひとつのルールとして時間制が救いになった。20時から22時までの2時間が約束である。
『妻の貸し出し』パート21
パート21
妻の美玖(みく)はほとんど恋愛体験がない。初キス、初体験は僕だった。ベッドの上で小刻みに震えながら、『要さん。優しくしてね。わたしはじめてだから・・・。』と告白したのを今でも鮮明に覚えている。
結婚してからは、発病するまでの1年のあいだに美玖は僕によって開発(とは言ってもそれほどのテクニックが在るわけではない。)された。それでも、僕が言い出さない限り、妻の方から求めてくることはなかった。
家に戻り、二人で軽い昼食を済ませると、僕は昨夜も遅かったせいもあり、少し疲れたので、「午後から一眠りするから。」と伝えた。美玖は、『うん。ゆっくり眠って、要君もう少しパソコン借りててもいいかな?』と頼んでくる。「あ、いいよ。」と答えた。
僕は自分の部屋に戻り、昨夜の〖食事会〗そして、高橋さんが再び妻を誘ってきた。二人で話し合った結果、了承すると言うか、【寝取らせ】の階段を一歩昇る。人妻と分かっていて誘ってくるバツイチの上司。どうみても“男の下心”は見えている。いくら恋愛体験が乏しい美玖にだってわかるはずだ。それと『恥ずかしいけどHな写真を撮ってほしいの。』には驚いた。なぜだろう?そんな事を考えていたら、いつのまにか睡魔が襲ってきた。
美玖は、再びノートパソコンで、早速にもデジタルカメラを購入した。以前に持っていたのより性能が豊富なのが欲しいなと思っていた。それと先ほど『Hな写真を撮ってほしい。』を実現するには必要だと思った。
なぜ、そんな大胆な言葉が口をついたのか、自分でも分からない。20歳代後半になり、“青春”を記録しておきたい?否、はじめて夫以外の人に“キス”をされたから?〖女〗の自覚?『そうだわ。この2年間おしゃれもしてこなかった。それは仕方ないことだったけれど、貴重な時間を失い灰色のように思えた。だから、今のわたしを、ただポートレート写真(人物をテーマの中心に置いた写真)ではなく、からだを撮ってほしい。』と願った。
妻の美玖(みく)はほとんど恋愛体験がない。初キス、初体験は僕だった。ベッドの上で小刻みに震えながら、『要さん。優しくしてね。わたしはじめてだから・・・。』と告白したのを今でも鮮明に覚えている。
結婚してからは、発病するまでの1年のあいだに美玖は僕によって開発(とは言ってもそれほどのテクニックが在るわけではない。)された。それでも、僕が言い出さない限り、妻の方から求めてくることはなかった。
家に戻り、二人で軽い昼食を済ませると、僕は昨夜も遅かったせいもあり、少し疲れたので、「午後から一眠りするから。」と伝えた。美玖は、『うん。ゆっくり眠って、要君もう少しパソコン借りててもいいかな?』と頼んでくる。「あ、いいよ。」と答えた。
僕は自分の部屋に戻り、昨夜の〖食事会〗そして、高橋さんが再び妻を誘ってきた。二人で話し合った結果、了承すると言うか、【寝取らせ】の階段を一歩昇る。人妻と分かっていて誘ってくるバツイチの上司。どうみても“男の下心”は見えている。いくら恋愛体験が乏しい美玖にだってわかるはずだ。それと『恥ずかしいけどHな写真を撮ってほしいの。』には驚いた。なぜだろう?そんな事を考えていたら、いつのまにか睡魔が襲ってきた。
美玖は、再びノートパソコンで、早速にもデジタルカメラを購入した。以前に持っていたのより性能が豊富なのが欲しいなと思っていた。それと先ほど『Hな写真を撮ってほしい。』を実現するには必要だと思った。
なぜ、そんな大胆な言葉が口をついたのか、自分でも分からない。20歳代後半になり、“青春”を記録しておきたい?否、はじめて夫以外の人に“キス”をされたから?〖女〗の自覚?『そうだわ。この2年間おしゃれもしてこなかった。それは仕方ないことだったけれど、貴重な時間を失い灰色のように思えた。だから、今のわたしを、ただポートレート写真(人物をテーマの中心に置いた写真)ではなく、からだを撮ってほしい。』と願った。
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インフォメーション2014/05/12
毎日ウオッチングしているのが「早漏太郎の活動報告」さん。この分野では有名な『モモと太郎』の原作者。先月からご多忙のようで、前回(4/29)から約2週間のブランクがあって、5/12に 31 副妻とエッチ(扉の向こう) がアップされました。
SでもMでもなくこれは恋とか愛 (角川文庫)キンドル版
SでもMでもなくこれは恋とか愛 (角川文庫) (2014/04/08) サタミシュウ 商品詳細を見る |
おまえ次第 (角川文庫)
おまえ次第 (角川文庫) (2012/09/01) サタミ シュウ 商品詳細を見る |
サタミ シュウは、日本の小説家。主に、官能小説(角川書店などの公式サイトでは「SM青春小説」)を発表している。本名などは非公表で、数多くの小説作品を発表している覆面作家である。
作品リスト
スモールワールド(2005年4月 角川書店)
①【改題】私の奴隷になりなさい(2007年12月 角川文庫)
リモート(2005年6月 角川書店)
②【改題】ご主人様と呼ばせてください(2008年5月 角川文庫)
③おまえ次第(2008年8月 角川文庫)
④はやくいって(2009年2月 角川文庫)
⑤恋するおもちゃ(2011年5月 角川文庫)
⑥彼女はいいなり(2012年9月 角川文庫)
⑦かわいい躾(2012年12月 角川文庫)
⑧SでもMでもなくこれは恋とか愛(2014年3月 角川文庫)
壊れかけた二人 第17章②
17-②
条件の一つだった〖詩織のヌード写真を撮らせること。〗は何だか有耶無耶(うやむや)にされかかっていた。詩織に『わたしが自撮り(じどりselfie)して、たっくんにメールで送るよ。』で誤魔化されている。俺は自分で詩織にポーズを付けて撮りたかったのに、やんわりと拒否される格好だ。
“自撮り写真”は、毎日送られてくる。それはそれなりに興奮する。最近、詩織からは『たっくん!どう?段々うまくなっているかな?』って訊ねられ、確かに初めの頃に比べればいい出来になってきていたが、
「あのね俺が欲しいのは、ちょっと違うんだな。もっとHな写真を・・・・。」
それは、ベッドで1回戦を済ませた後のピロートークで、『なんなの?もう変態さんなんだから(笑)』に続けて、『ここに本物の裸があるでしょ!十分にHじゃない?』俺が「そりゃそうなんだけどね・・ちょっと・・・。」詩織に『ちょっと、って?』との質問が、俺を慌てさせる。賛成
「あのね。詩織はきれいだよ。でもエロくないし・・ちょっと刺激がたりな・・。」と口籠る。『え~っ?いまのセックスでは物足りないの?刺激を感じないの?』とニヤリ。『たっくんは又、【夕食会】をしたいんじゃないの?違う?』とマジな顔で質問をする詩織。
俺は「イヤイヤイヤ・・そんなわけ、ないだろう・・。」と沈黙をする。「詩織がもし賛成してくれるなら再開してもいいけど・・」と小声で答えた。その時、瞳の奥に躊躇(ためら)いとも戸惑いとも判別つかない詩織がいた。『たっくんがいいなら、わたしはそれで良いよ。』
条件の一つだった〖詩織のヌード写真を撮らせること。〗は何だか有耶無耶(うやむや)にされかかっていた。詩織に『わたしが自撮り(じどりselfie)して、たっくんにメールで送るよ。』で誤魔化されている。俺は自分で詩織にポーズを付けて撮りたかったのに、やんわりと拒否される格好だ。
“自撮り写真”は、毎日送られてくる。それはそれなりに興奮する。最近、詩織からは『たっくん!どう?段々うまくなっているかな?』って訊ねられ、確かに初めの頃に比べればいい出来になってきていたが、
「あのね俺が欲しいのは、ちょっと違うんだな。もっとHな写真を・・・・。」
それは、ベッドで1回戦を済ませた後のピロートークで、『なんなの?もう変態さんなんだから(笑)』に続けて、『ここに本物の裸があるでしょ!十分にHじゃない?』俺が「そりゃそうなんだけどね・・ちょっと・・・。」詩織に『ちょっと、って?』との質問が、俺を慌てさせる。賛成
「あのね。詩織はきれいだよ。でもエロくないし・・ちょっと刺激がたりな・・。」と口籠る。『え~っ?いまのセックスでは物足りないの?刺激を感じないの?』とニヤリ。『たっくんは又、【夕食会】をしたいんじゃないの?違う?』とマジな顔で質問をする詩織。
俺は「イヤイヤイヤ・・そんなわけ、ないだろう・・。」と沈黙をする。「詩織がもし賛成してくれるなら再開してもいいけど・・」と小声で答えた。その時、瞳の奥に躊躇(ためら)いとも戸惑いとも判別つかない詩織がいた。『たっくんがいいなら、わたしはそれで良いよ。』
あなたの奥さんもらいます (アクションコミックス)
あなたの奥さんもらいます (アクションコミックス) (2014/02/28) 黒澤R 商品詳細を見る |
『妻の貸し出し』パート20
パート20
初夏の風が爽やかに開け放った窓から入ってくる。『ねぇ~要(かなめ)君。ちょっと散歩に出かけない?』との誘いに応じる。河原の遊歩道には初老のカップルや乳母車を押すファミリーが歩いていた。『気持ちいいな~。走りたい気分。あの橋まで駆けっこしない?』と、「美玖(みく)は陸上が得意だから嫌だよ。」妻は高校、大学と陸上部だったし、僕はまだ脚の運動機能が回復をしていない。『ハンディあげるから、ねっ!駆けっこしようよ。』
遊歩道に設置されたベンチで二人は、『もし要君が勝ったらご褒美をあげるから。』と粘る。「ご褒美って何?」『それは内緒かな。』とにっこりする。ミニスカートから伸びた長い脚をみていると全然勝てる気が起こらない。けれど、「僕に10秒呉れる」と交渉するものの美玖は『ダメダメ。せいぜい5秒です。』「わかった。それでいいよ。」
『じゃ勝負ね。』妻は張り切って屈伸をしている。それから、『もし、わたしが勝ったらひとつ我儘を聞いてくれる?』と訊ねられ、「何だよ我儘って?」美玖が『・・う~ん。それも内緒。うっふふ・・』と意味ありげに僕の方へ微笑んだ。『指切りしましょう。』と小指を差し出す。それに僕が応じると、『約束だよ要君。』
5秒のハンディをもらったのに、残り10mで一気に追いつかれそのまま抜かれてしまう。ぜいぜい言いながら、「やっぱり速いな・・・・まけた・・・・」『へへっ。約束は守ってね。』
家に戻ると驚くことを美玖が言った。『恥ずかしいけどHな写真を撮ってほしいの。』
初夏の風が爽やかに開け放った窓から入ってくる。『ねぇ~要(かなめ)君。ちょっと散歩に出かけない?』との誘いに応じる。河原の遊歩道には初老のカップルや乳母車を押すファミリーが歩いていた。『気持ちいいな~。走りたい気分。あの橋まで駆けっこしない?』と、「美玖(みく)は陸上が得意だから嫌だよ。」妻は高校、大学と陸上部だったし、僕はまだ脚の運動機能が回復をしていない。『ハンディあげるから、ねっ!駆けっこしようよ。』
遊歩道に設置されたベンチで二人は、『もし要君が勝ったらご褒美をあげるから。』と粘る。「ご褒美って何?」『それは内緒かな。』とにっこりする。ミニスカートから伸びた長い脚をみていると全然勝てる気が起こらない。けれど、「僕に10秒呉れる」と交渉するものの美玖は『ダメダメ。せいぜい5秒です。』「わかった。それでいいよ。」
『じゃ勝負ね。』妻は張り切って屈伸をしている。それから、『もし、わたしが勝ったらひとつ我儘を聞いてくれる?』と訊ねられ、「何だよ我儘って?」美玖が『・・う~ん。それも内緒。うっふふ・・』と意味ありげに僕の方へ微笑んだ。『指切りしましょう。』と小指を差し出す。それに僕が応じると、『約束だよ要君。』
5秒のハンディをもらったのに、残り10mで一気に追いつかれそのまま抜かれてしまう。ぜいぜい言いながら、「やっぱり速いな・・・・まけた・・・・」『へへっ。約束は守ってね。』
家に戻ると驚くことを美玖が言った。『恥ずかしいけどHな写真を撮ってほしいの。』
ご主人様と呼ばせてください (角川文庫)
ご主人様と呼ばせてください (角川文庫) (2012/09/01) サタミ シュウ 商品詳細を見る |
サタミ シュウは、日本の小説家。主に、官能小説(角川書店などの公式サイトでは「SM青春小説」)を発表している。本名などは非公表で、数多くの小説作品を発表している覆面作家である。
作品リスト
スモールワールド(2005年4月 角川書店)
①【改題】私の奴隷になりなさい(2007年12月 角川文庫)
リモート(2005年6月 角川書店)
②【改題】ご主人様と呼ばせてください(2008年5月 角川文庫)
③おまえ次第(2008年8月 角川文庫)
④はやくいって(2009年2月 角川文庫)
⑤恋するおもちゃ(2011年5月 角川文庫)
⑥彼女はいいなり(2012年9月 角川文庫)
⑦かわいい躾(2012年12月 角川文庫)
⑧SでもMでもなくこれは恋とか愛(2014年3月 角川文庫)
人妻媚肉調教 ――内助の功は肉体接待―― (リアルドリーム文庫 100)
人妻媚肉調教 ――内助の功は肉体接待―― (リアルドリーム文庫 100) (2012/12/25) 御前零士 商品詳細を見る |
夫のために中年男に穢される貞淑妻!
愛する夫のために憎き男に我が身を差し出す美人妻!
夫の会社を買収した大河内HDの会長を訪ねた妻の美夏は、
会社存続の見返りとして自身の肉体を要求される。
「あなたと、一晩……すれば、助けていただけますか?」
Fカップの豊満な肉体ながら清楚かつ貞操観念篤い人妻が
粗野で醜き肥満中年に汚され、快楽地獄へ堕とされる!
<登場人物>
●天海 美夏 (あまみ みか)
Fカップバスト、色白の美肌に長い黒髪が似合う、結婚五年目二十八歳の美人妻。
不動産業を営む夫とふたり暮らし。普段は温厚だが芯の通った性格。
●大河内 敏哉 (おおこうち としや)
四十八歳で大河内ホールディングスを束ねる会長。全体的に肉の余った体型。
強引な手腕で会社を急成長させる傍ら、美女を漁っては妾として囲っている。
●天海 浩輔 (あまみ こうすけ)
美夏の夫で三十二歳。すらりとした好青年。
祖父の代から受け継いできた不動産会社の社長。
<目次>
第一章 幸福の値段
第二章 穢された媚肉
第三章 背徳の膣内射精
第四章 啜り泣くアヌス
第五章 奪われたアナルバージン
第六章 柔肌に這う手の平の群れ
第七章 甘美なる連続生挿入
第八章 終わらない肉体接待
NTRWIKIにみるNTRについて
リンクにしている“NTRWIKI”は凄い努力の資料サイトだと思う。わたしは多分、『妻物語』に第一種接近遭遇をし、『愛妻倶楽部』で第二種接近遭遇となり、第三種接近遭遇は2006年に愛妻倶楽部へ作品番号154『二人ひとつのシルエット』を掲載開始することになった。
やはり、“寝取り・寝取られ”が多数派であった。その掲載途中で自分の健康状態の悪化などで休載をした。再開したのは、『俺君とAさんとBちゃん』(「最近初めて嫁を他人に抱かせたんだが」)に影響されたからに他ならない。この作品は“寝取らせ“(最初は寝取られの状況で始まる。)の代表格。現在、ここで掲載している「壊れかけた二人」の原作『達也と美咲』もこのNTRWIKIで発見して大いに影響を受けた。
NTRWIKI 2014年4月28日より引用
〖NTRの確立〗
NTR(寝取られ)というジャンルが一般に認知されたのは21世紀に入ってしばらくたってからだと記憶している。「寝取る」とか「寝取られる」と言うように動詞として使われていた単語が「寝取られ」と名詞で使われるようになったとき、多くの人が性的嗜好のカテゴリの一つとしてそれを認知したものと思われる。
妻物語は設立当初より今で言う「寝取られ」嗜好の投稿を掲載するサイトだったが過去ログを見ると初期の作品では「寝取られ」という名詞的な用法でこの単語が使われていないことがわかる。
また、2002年6月に閉鎖された官能小説のリンク集のサイト「正しいH小説のススメ」では閉鎖時点では「寝取られ」というジャンルはなく、それを引き継いだ「正しいH小説の薦め」で2004年2月「寝取られ」というジャンルが追加されることになる。 (「寝取られ」ジャンルに最初に登録されたサイトは Impure Impulse )
また寝取られ体験談の初期の作品に「婚約者M子 http://moemoe.homeip.net/view.php/18」という作品があるが、この作品が「萌えた体験談コピペ保管庫」に保管されたとき、その当時は「寝取られ体験談」というジャンルがなく、「昔の彼女(彼)との体験談」に入れられていたということも注目される。 WebArchive の記録を見ると2004年12月ごろ「寝取られ体験談」に移されているのがわかる。
一般的に認知されるまでには至っていなかったが、2000年頃から「寝取られ」という言葉が徐々に使われ始めている。2000年12月に開始した「彼女または片思いの娘が犯られてしまうゲーム」のスレッド(このスレは「寝取られゲーム総合スレ」に引き継がれる。)の中では「寝取られ」という言葉が名詞的に使われ始めている。
また、スレ内で「彼女または片思いの娘が犯られてしまう」シチュエーションのゲームをなんと呼ぶかというやりとりがあり「寝取られゲー」と呼ぶことで落ち着いている。2001年4月には「寝取られマゾです」のスレも開始しておりこの頃から一部のマニアの間では「寝取られ」という言葉が使われ始め、広まっていったものと思われる。
現在ではH系体験談のコピペサイトで「寝取られ」というカテゴリがないサイトが少ないくらいだが、一般に認知されてから10年も経っていないということがわかる。
1999年5月 妻物語 開設
2000年12月 2ch エロゲー板に 「彼女または片思いの娘が犯られてしまうゲーム」のスレ開始
2001年4月 2ch SM板に 「寝取られマゾです」のスレ開始
2001年8月 自分の彼女が自分以外の人にさえたHな事 1スレめ開始
2002年4月 愛妻倶楽部 開設
2002年6月 「正しいH小説のススメ」閉鎖
閉鎖時点では「寝取られ」というカテゴリはない
http://web.archive.org/web/20020802104209/http://w...
2003年2月 妻と勃起した男達 開設
2004年2月 「正しいH小説の薦め」に「寝取られ」のジャンルができる
http://web.archive.org/web/20070315000548/http://w...
2004年12月 「萌えた体験談コピペ保管庫」に寝取られ体験談のジャンルができる
2010年8月~ 2ch さえたHスレに「公認?浮気デート」が投稿される
NTR体験談に必要とされる要素を全て備えた完成形。今後の作品の評価の基準になっていくと思われる。
〖「寝取られ」から「寝取らせ」へ〗
2010年代に入って「寝取らせ」作品の比率が高まっていることに注目したい。NTRの創成期には「寝取られることによって何故興奮するのかわからないけど、寝取られてみたら興奮してしまった」ということだったのがNTRが一般的になってしまうと「寝取られることは興奮する」というのは周知の事実となってしまった。
そして寝取らせることによって自ら積極的に寝取られの状況を作り出し、興奮を得ようとする者が増えていることが「寝取らせ」作品が増えている原因と思われる。
2chの【えっちねた】板では「自分の彼女が自分以外の人にさえたHな事」が「寝取られ」スレで、「妻・彼女を他の男に抱かせて」が「寝取らせ」スレの役割を担っている。両者の書き込み数を比較してみると、2010年までは2005年に後者が一時に上回ったのを除くと前者のほうが書き込み数が多かったのだが、2011年からの3年間は後者のほうが多くなっていることを見ても「寝取られ」から「寝取らせ」に移ってきていることがわかる。
年 さえたH 妻・彼女を抱かせて
2001年 1949件
2002年 5991件
2003年 12941件 702件
2004年 6161件 3128件
2005年 5646件 6017件
2006年 5014件 3040件
2007年 3257件 1381件
2008年 1074件 445件
2009年 2492件 514件
2010年 3666件 3510件
2011年 4181件 8036件
2012年 5951件 12716件
2013年 2381件 3906件
やはり、“寝取り・寝取られ”が多数派であった。その掲載途中で自分の健康状態の悪化などで休載をした。再開したのは、『俺君とAさんとBちゃん』(「最近初めて嫁を他人に抱かせたんだが」)に影響されたからに他ならない。この作品は“寝取らせ“(最初は寝取られの状況で始まる。)の代表格。現在、ここで掲載している「壊れかけた二人」の原作『達也と美咲』もこのNTRWIKIで発見して大いに影響を受けた。
NTRWIKI 2014年4月28日より引用
〖NTRの確立〗
NTR(寝取られ)というジャンルが一般に認知されたのは21世紀に入ってしばらくたってからだと記憶している。「寝取る」とか「寝取られる」と言うように動詞として使われていた単語が「寝取られ」と名詞で使われるようになったとき、多くの人が性的嗜好のカテゴリの一つとしてそれを認知したものと思われる。
妻物語は設立当初より今で言う「寝取られ」嗜好の投稿を掲載するサイトだったが過去ログを見ると初期の作品では「寝取られ」という名詞的な用法でこの単語が使われていないことがわかる。
また、2002年6月に閉鎖された官能小説のリンク集のサイト「正しいH小説のススメ」では閉鎖時点では「寝取られ」というジャンルはなく、それを引き継いだ「正しいH小説の薦め」で2004年2月「寝取られ」というジャンルが追加されることになる。 (「寝取られ」ジャンルに最初に登録されたサイトは Impure Impulse )
また寝取られ体験談の初期の作品に「婚約者M子 http://moemoe.homeip.net/view.php/18」という作品があるが、この作品が「萌えた体験談コピペ保管庫」に保管されたとき、その当時は「寝取られ体験談」というジャンルがなく、「昔の彼女(彼)との体験談」に入れられていたということも注目される。 WebArchive の記録を見ると2004年12月ごろ「寝取られ体験談」に移されているのがわかる。
一般的に認知されるまでには至っていなかったが、2000年頃から「寝取られ」という言葉が徐々に使われ始めている。2000年12月に開始した「彼女または片思いの娘が犯られてしまうゲーム」のスレッド(このスレは「寝取られゲーム総合スレ」に引き継がれる。)の中では「寝取られ」という言葉が名詞的に使われ始めている。
また、スレ内で「彼女または片思いの娘が犯られてしまう」シチュエーションのゲームをなんと呼ぶかというやりとりがあり「寝取られゲー」と呼ぶことで落ち着いている。2001年4月には「寝取られマゾです」のスレも開始しておりこの頃から一部のマニアの間では「寝取られ」という言葉が使われ始め、広まっていったものと思われる。
現在ではH系体験談のコピペサイトで「寝取られ」というカテゴリがないサイトが少ないくらいだが、一般に認知されてから10年も経っていないということがわかる。
1999年5月 妻物語 開設
2000年12月 2ch エロゲー板に 「彼女または片思いの娘が犯られてしまうゲーム」のスレ開始
2001年4月 2ch SM板に 「寝取られマゾです」のスレ開始
2001年8月 自分の彼女が自分以外の人にさえたHな事 1スレめ開始
2002年4月 愛妻倶楽部 開設
2002年6月 「正しいH小説のススメ」閉鎖
閉鎖時点では「寝取られ」というカテゴリはない
http://web.archive.org/web/20020802104209/http://w...
2003年2月 妻と勃起した男達 開設
2004年2月 「正しいH小説の薦め」に「寝取られ」のジャンルができる
http://web.archive.org/web/20070315000548/http://w...
2004年12月 「萌えた体験談コピペ保管庫」に寝取られ体験談のジャンルができる
2010年8月~ 2ch さえたHスレに「公認?浮気デート」が投稿される
NTR体験談に必要とされる要素を全て備えた完成形。今後の作品の評価の基準になっていくと思われる。
〖「寝取られ」から「寝取らせ」へ〗
2010年代に入って「寝取らせ」作品の比率が高まっていることに注目したい。NTRの創成期には「寝取られることによって何故興奮するのかわからないけど、寝取られてみたら興奮してしまった」ということだったのがNTRが一般的になってしまうと「寝取られることは興奮する」というのは周知の事実となってしまった。
そして寝取らせることによって自ら積極的に寝取られの状況を作り出し、興奮を得ようとする者が増えていることが「寝取らせ」作品が増えている原因と思われる。
2chの【えっちねた】板では「自分の彼女が自分以外の人にさえたHな事」が「寝取られ」スレで、「妻・彼女を他の男に抱かせて」が「寝取らせ」スレの役割を担っている。両者の書き込み数を比較してみると、2010年までは2005年に後者が一時に上回ったのを除くと前者のほうが書き込み数が多かったのだが、2011年からの3年間は後者のほうが多くなっていることを見ても「寝取られ」から「寝取らせ」に移ってきていることがわかる。
年 さえたH 妻・彼女を抱かせて
2001年 1949件
2002年 5991件
2003年 12941件 702件
2004年 6161件 3128件
2005年 5646件 6017件
2006年 5014件 3040件
2007年 3257件 1381件
2008年 1074件 445件
2009年 2492件 514件
2010年 3666件 3510件
2011年 4181件 8036件
2012年 5951件 12716件
2013年 2381件 3906件
『妻の貸し出し』パート19
パート19
『それで要君の返事が聞きたいんだけど?』夫は「逆に美玖はどうしたいの?先ずそれを僕は聞きたいな。」『もうずるい。わたしは二人で話し合ったことをしただけよ。』そして、『次は要君がどうしたいかでしょ?』と問い質す。
「僕が“いいよ”と云えば、そうするの?」(自分のことながら優柔不断な答え&質問だ。)
この時の決断が夫婦のターニングポイントになった。
『わかったわ。要君の望通りに次のお誘いを受ける。』と、きっぱり言い切った。「ごめん。怒ったの?」と僕は美玖の両手を握りしめて「嫌だったら、素直に言ってくれ。」しかし、妻は俯いたままで返事をしない。「僕に尽くしてくれる美玖に我儘を押し付けて・・・」「悪かった。もう二度と言わない。だから機嫌直してくれ。」と一所懸命に頼み込んだ。
すると、俯いたままの妻の口から『ふっふふ、ふっふっ・・・・』と忍び笑いが漏れてくる。“ええっ~?”何が起こっているのか解らなかった。
『要君はそれでいいの?』 《わたしは夫のことを愛している。彼がセックスの面でわたしを満足させていないことに負担を感じていることは分かる。確かにアクメ(性交時の興奮の絶頂)には達していない。でもそれが何?って感じ。》
真顔で言われ、「いやっ、それ・・・・は」と、狼狽(うろた)える夫に、『もう(笑)要君が言い出したことでしょ。わたしは要君の奥さんだから信じて従います。たとえ旦那様が変態君でもね(笑)』 《正直に言うと、高橋主任との“食事”は心地よい緊張が新鮮だった。主任の優しいまなざしや言葉遣いが、自分を〖女〗だということを意識させた。もちろん下心も感じてはいたが、なにしろ夫公認なことに安心感があった。》
要が「ひどくない。変態君って。」『でもデートさせたいんでしょ?つぎはどうなるかわからないよ。それでもいいの?』と小悪魔風に笑みをうかべた。
『それで要君の返事が聞きたいんだけど?』夫は「逆に美玖はどうしたいの?先ずそれを僕は聞きたいな。」『もうずるい。わたしは二人で話し合ったことをしただけよ。』そして、『次は要君がどうしたいかでしょ?』と問い質す。
「僕が“いいよ”と云えば、そうするの?」(自分のことながら優柔不断な答え&質問だ。)
この時の決断が夫婦のターニングポイントになった。
『わかったわ。要君の望通りに次のお誘いを受ける。』と、きっぱり言い切った。「ごめん。怒ったの?」と僕は美玖の両手を握りしめて「嫌だったら、素直に言ってくれ。」しかし、妻は俯いたままで返事をしない。「僕に尽くしてくれる美玖に我儘を押し付けて・・・」「悪かった。もう二度と言わない。だから機嫌直してくれ。」と一所懸命に頼み込んだ。
すると、俯いたままの妻の口から『ふっふふ、ふっふっ・・・・』と忍び笑いが漏れてくる。“ええっ~?”何が起こっているのか解らなかった。
『要君はそれでいいの?』 《わたしは夫のことを愛している。彼がセックスの面でわたしを満足させていないことに負担を感じていることは分かる。確かにアクメ(性交時の興奮の絶頂)には達していない。でもそれが何?って感じ。》
真顔で言われ、「いやっ、それ・・・・は」と、狼狽(うろた)える夫に、『もう(笑)要君が言い出したことでしょ。わたしは要君の奥さんだから信じて従います。たとえ旦那様が変態君でもね(笑)』 《正直に言うと、高橋主任との“食事”は心地よい緊張が新鮮だった。主任の優しいまなざしや言葉遣いが、自分を〖女〗だということを意識させた。もちろん下心も感じてはいたが、なにしろ夫公認なことに安心感があった。》
要が「ひどくない。変態君って。」『でもデートさせたいんでしょ?つぎはどうなるかわからないよ。それでもいいの?』と小悪魔風に笑みをうかべた。
壊れかけた二人 第17章①
第17章
17-①
金木犀(きんもくせい)の香りがする季節 10月を迎えていた。いままで最長の休止期間。2カ月は長いような短いような時間の感覚だった。はじめは二人でいろんな所に遊びに出かけた。まるで交際しはじめた頃のように、手を繋ぎ一日中イチャイチャしていた。でもそのような〖蜜月〗は永くは続かなかった。やはり俺の性癖はいつまでも抑えておけない。ただ詩織とのセックスは楽しい。身体は翔太も褒めるほどだし、凄く悔しいのだがプレイ中に覚えたのか教え込まれたのかわからないが様々なテクニックを使ってくる。それが性癖《寝取らせ》を擽(くすぐ)るのだ。
俺には翔太のようなSっぽいセックスが出来ない。詩織は『たっくんのは、なんかね包まれた優しいから好き。』とは言ってくれる。「翔太の方がいいんじゃない?硬いんだろう?」とセックスの最中に挑発しても、『人それぞれじゃやないの?もう翔太君の話しは無しよ。』でも、“翔太”の名前を出した瞬間に、詩織の膣がキューンと締まった。
〘やはり一度このような《プレイ》を経験してしまうと、〖刺激〗が愛情を上回るのかもしれない。いや、そのようなことはない。例え友人に【からだを貸し出し】はしても【心を貸し出し】たつもりはない。それに対する半端ない嫉妬心が充満して=友人の翔太が調子づいて妻の詩織をデートに誘い、それを詩織が受諾=つい怒りを爆発してしまった。〙
それで、詩織も反省して、プレイの中止が決まる。それ以来、夫婦の仲はすこぶる良い。だが俺は平凡な日常に物足りなさを覚えていた。特に、セックスが。甘い甘いものだったけれど、詩織が満足しているのか?そっと訊ねてみると、『馬鹿ね。幸せだよ。』と微笑んだ。
17-①
金木犀(きんもくせい)の香りがする季節 10月を迎えていた。いままで最長の休止期間。2カ月は長いような短いような時間の感覚だった。はじめは二人でいろんな所に遊びに出かけた。まるで交際しはじめた頃のように、手を繋ぎ一日中イチャイチャしていた。でもそのような〖蜜月〗は永くは続かなかった。やはり俺の性癖はいつまでも抑えておけない。ただ詩織とのセックスは楽しい。身体は翔太も褒めるほどだし、凄く悔しいのだがプレイ中に覚えたのか教え込まれたのかわからないが様々なテクニックを使ってくる。それが性癖《寝取らせ》を擽(くすぐ)るのだ。
俺には翔太のようなSっぽいセックスが出来ない。詩織は『たっくんのは、なんかね包まれた優しいから好き。』とは言ってくれる。「翔太の方がいいんじゃない?硬いんだろう?」とセックスの最中に挑発しても、『人それぞれじゃやないの?もう翔太君の話しは無しよ。』でも、“翔太”の名前を出した瞬間に、詩織の膣がキューンと締まった。
〘やはり一度このような《プレイ》を経験してしまうと、〖刺激〗が愛情を上回るのかもしれない。いや、そのようなことはない。例え友人に【からだを貸し出し】はしても【心を貸し出し】たつもりはない。それに対する半端ない嫉妬心が充満して=友人の翔太が調子づいて妻の詩織をデートに誘い、それを詩織が受諾=つい怒りを爆発してしまった。〙
それで、詩織も反省して、プレイの中止が決まる。それ以来、夫婦の仲はすこぶる良い。だが俺は平凡な日常に物足りなさを覚えていた。特に、セックスが。甘い甘いものだったけれど、詩織が満足しているのか?そっと訊ねてみると、『馬鹿ね。幸せだよ。』と微笑んだ。
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