壊れかけた二人 第18章③
壊れかけた二人18-③
会社には出社したものの、体のだるさと頭痛が収まらずに上司へ早退を願い出た。詩織にもメールで、≪早退します。食欲ないから昼はいらない。≫知らせておく。折り返し、≪大丈夫なの?熱はまだある?≫と返信がきた。≪頭が少し痛いかけど、少し眠ったら治りそうだよ。≫と打って帰宅した。
詩織は翔太にメールをした。≪たっくん昨日から具合悪くて、今日も午前中で早退したの、残念だけど今夜は中止だよ。≫それで、≪後で拓海にメールしてみるわ。でも詩織とHしたいな~。≫といつも通りのテンション。これをすべて転送してくれる。
帰宅して、2時間ほど寝たら、かなり良くなった。下のリビングに降りていき、「おなか減ったよ~」と詩織に声を掛ける。『そう。用意するね。今のうちに熱測っとけば・・。』と電子体温計を渡された。熱は37度丁度。『朝より下がったね。でも食べたらもう少し寝ときなよ。』「うん。そうする。ちょっと汗かいたからシャワー浴びるわ。」詩織が『わかった。新しいパジャマだすね。』『そうそう夕食会はなしだね。』と訊ねてくる。
俺は少し躊躇する。1カ月に1回の楽しみだし、翔太も来週はどうなるか分からないしな。「翔太の退社時間までには決めるわ。それでいい?」と返答すると、詩織は複雑そうな顔をした。『ほんとうに大丈夫なの?1日寝てた方が良くない?』「じゃあ、詩織と翔太はラブホでする?」と言うと、顔を真っ赤にして『馬鹿じゃない。そんなことするわけないでしょ。ごはん終わったら早く寝なさい!』と本気で怒っていた。
会社には出社したものの、体のだるさと頭痛が収まらずに上司へ早退を願い出た。詩織にもメールで、≪早退します。食欲ないから昼はいらない。≫知らせておく。折り返し、≪大丈夫なの?熱はまだある?≫と返信がきた。≪頭が少し痛いかけど、少し眠ったら治りそうだよ。≫と打って帰宅した。
詩織は翔太にメールをした。≪たっくん昨日から具合悪くて、今日も午前中で早退したの、残念だけど今夜は中止だよ。≫それで、≪後で拓海にメールしてみるわ。でも詩織とHしたいな~。≫といつも通りのテンション。これをすべて転送してくれる。
帰宅して、2時間ほど寝たら、かなり良くなった。下のリビングに降りていき、「おなか減ったよ~」と詩織に声を掛ける。『そう。用意するね。今のうちに熱測っとけば・・。』と電子体温計を渡された。熱は37度丁度。『朝より下がったね。でも食べたらもう少し寝ときなよ。』「うん。そうする。ちょっと汗かいたからシャワー浴びるわ。」詩織が『わかった。新しいパジャマだすね。』『そうそう夕食会はなしだね。』と訊ねてくる。
俺は少し躊躇する。1カ月に1回の楽しみだし、翔太も来週はどうなるか分からないしな。「翔太の退社時間までには決めるわ。それでいい?」と返答すると、詩織は複雑そうな顔をした。『ほんとうに大丈夫なの?1日寝てた方が良くない?』「じゃあ、詩織と翔太はラブホでする?」と言うと、顔を真っ赤にして『馬鹿じゃない。そんなことするわけないでしょ。ごはん終わったら早く寝なさい!』と本気で怒っていた。
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