名U トライアングル・リレーション 第18話
名U トライアングル・リレーション 第18話
第17話←
嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身) 僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)
他愛の無い会話が続いていたが、既に時計は5時を指している。間もなく静まり返った。ようやく眠りについたようである。それで眠れない僕はトイレへ向かおうと立ち上がった時、再び寝室からベッドの軋む音が聞こえてきた。《また始めるのか?》
『あっ・・・。はっ、あ、ん・・・。』て優希が喘いでいる。
〔もう明るくなってきたからすぐイカせてやるよ。〕
『凄い・・・ やっぱ凄いよ・・・。あああっ・・・。はぁぁん・・・。』
〔何が凄いって?〕
『あ、やだ、そこっ! んんんん、あぁぁ! 何これ・・・凄い・・。あ、ぁぁぁん」』
〔だから、何が、凄いんだよ?〕
『悠馬さんのが・・当たる・・凄い、あたるの・・・。奥に・・・。届く・・・。』
その後、寝室は優希の『ヒーッ!』っていう押し殺したような苦しげな声を最後に静まりかえった。僕はその後もしばらく耳を澄ませていたが、尿意を我慢できずにトイレへ。勃起したアレを下に向けるのに苦労する・・・。やっとの思いで放尿した後、少し悩んだが努めて自然に、寝室のドアをこっそりと開けた。ムッとするような男と女のにおいが充満している。二度目のセックスを終えた優希だけがベッドの上で眠っていた。悠馬はアリバイつくりのようにベッドの下で寝ている。僕はリビングに戻ってソファで眠りに墜ちた。
嫁に起こされたのは朝の10時である。既に悠馬も身支度を終えていた。優希は何事も無かった様に振る舞う。しかし悠馬はどこかぎこちない。こういう時、女は堂々としたものだ・・・。台所で朝食を作る嫁に聞こえない様に悠馬へ「昨日はしたのか?」と聞いた。悠馬は申し訳なさそうに小さな声で〔ゴメン。〕と言って片手を顔の前に出して詫びてくる。
三人で朝食を取ったが、悠馬だけオドオドしていた。僕の方が落ち込んでいる。その様子
を見て優希が不安そうな表情を浮かべていた。ただし、僕が落ち込んでいた理由は、再び優希が悠馬に抱かれて逝かされたことなのである。
遅い朝食が終わった後、僕は車で悠馬を駅まで送る事にした。助手席の悠馬が昨夜の事をいろいろ話してくれる。僕が「いつ始まったんだよ?」と訊くと〔夜中に優希に起こされたのがキッカケでセックスをしてしまった。〕と言う。「そうすると優希が誘ったのか?」と少し驚く。よく聞くと〔優希に起こされた、とは言っても、『和室に布団を敷いたからパジャマに着替えて寝てくれる。』と言われた。〕って「僕は優希に起こされてないぞ。」、と言ったが、〔そんな事は知らん。〕と言われる。
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20200730
名P〖彼女の恋(修正版)〗その44
その43←
- 僕(周防久志:すおう・ひさし:25歳) 僕の恋人(今野奈々:こんの・なな:22歳)
奈々は僕と逢う度に、秘密があるのが苦しかったと言います。そんな中、あの夜のことがありました。熊野はよく目隠しをしてセックスするのですが、その日も目隠しされて厭らしい言葉をかけながら挿入されます。・・・・いつものことだった・・・・ことが終わり、目隠しを取ると熊野が自分のスマホで誰かと話していました。
僕が奈々と熊野のセックス実況を聴かされた日のことです。(その15参照)奈々は熊野の行動が最初は理解できず、頭がハッキリしてから急いで自分のスマホを見ました。その時には電話は切れていて、履歴を見たら久志くんの名前。本当に目の前が真っ暗になります。
《・・・なんのために熊野の言うことに従っていたのか・・・久志くんに捨てられる・・・久志くんに逢えなくなる・・・ 久志くんと・・・》狂ったように泣き出した今野奈々に熊野健次は、[オレのモノだったのに、他の奴にしっぽ振っているからだ。お前はまたオレのモノになればいいんだよアイツといたら苦しいだけだろ。]と、笑いながら言った。
『あの時・・・、久志くんに捨てられなくて・・本当に嬉しかった・・・。汚い私を・・大好きって
言ってくれて嬉しかった・・・。本当にごめんなさい。』
今野奈々は泣きじゃくりながら僕に何度も謝りました。
「最近、ドタキャンだったり、連絡とれなかったりした時はアイツ(熊野健次)といたの?」
僕の質問に奈々は無言で頷きます。
「昨日、電話の向こうで男の声がしたけど、あれはアイツの声?」
やはり無言で頷く奈々・・・。
「昨日の夜は・・・セックスをしたの?・・・」
『・・久志くん・・・。』
「・・したの? アイツと・・・。」
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20200729
名P〖彼女の恋(修正版)〗その43
その42← 20200206
僕(周防久志:すおう・ひさし:25歳) 僕の恋人(今野奈々:こんの・なな:22歳)
僕は、奈々の言う『地獄の日々が始まった。』っていう言葉に納得できず、どういうことな
のか問い質します。海へ行った日に熊野健次(くまの・けんじ)に偶然会ってしまった。あの色の黒い、見事な腹筋をしていた男のことでした。熊野との事、子供の事、乱れていた性生活の事・・・。いろんなことが頭の中に浮かびあがったそうです。
子供のことや、大学中退のことは時期をみて僕に話すつもりだったようですが、この頃は僕に再会したばかりだったので、僕が空白の2年のことを知って奈々を嫌悪し、また捨てられるのが怖かったようでした。それから数日後のことです。奈々のスマホに知らない番号から電話が・・最初は出なかったのですが、何度となくかかって来ると番号を変えた友人や、かなり大事な用事のある知り合いかもという気になり、出てしまうと、それは熊野からでした。
熊野健次はもう数少なくなった大学の時代の友人を通じて奈々の電話番号を知ったそうです。熊野からの電話の内容は、久しぶりに見た奈々が綺麗だったとまず誉め、その後に当時の思い出という形で奈々との痴態の数々を言って来た。その後、海で見た僕のことに触れ、名前で奈々の元カレと気づいて[また付き合っているのか?]と聞かれます。早く電話を終わらせたい奈々は『(僕が)好きだ。』ってハッキリ伝えた。すると熊野は、[芝崎って奴は奈々の妊娠のこと知ってるの?]
奈々はこの言葉に固まった。[でもあんな気弱そうな奴じゃあ、ビックリすんだろな。また、フラれちゃうんじゃない? 黙っててやるから・・時間作れよ!]これで心がガタガタと崩れた奈々は住んでいる駅を教えてしまい、駅まで来た熊野に奈々のアパートで犯されました。この奈々の話しを聞いた時、僕はかなり動揺をしました。すぐには受け入れることが出来ずにいて、実際は、時間をかけて飲み込んだ感じです。そうしないといけないほど、奈々に惚れていたのでした。
アパートで犯された奈々は、その日のことは忘れようと思ったそうです。しかし、熊野はそれから何かにつけ奈々に連絡をしてきました。最初は駅やアパートで待ち伏せ、[周防が知ったら・・・。]と言われ、カラダの関係を迫られます。
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20200728
中L 寝とらせの行方vol.23
中L 寝とらせの行方vol.23
僕(松本和真:まつもと・かずま:32歳) 妻(松本典子:まつもと・のりこ:30歳)
成田(壮一:なりた・そういち:40歳:社長)
妻の典子に思いを寄せる成田社長は、着々と手を打って(将来を予測して必要な対策を講ずる。)きている。僕もとりあえず対策を講じなければならないが今のところは頭の中に何一つ浮かばなかった。《もちろん嫁を寝取らせる方向には向いているのは良いことだ。》先ずは、いま来たメールを典子に見せることにする。
嫁にスマホを渡し「成田社長からこんなメールが届いたよ。」と告げた。『ほらね。昨日私
が話したとおりでしょ。どうするの?』って訊ねてくる。僕は「どうするって? 典子が
行きたけりゃ行けばいいよ。」と答える。そうすると、『行きたくないって言ったら大森君
はどうするの?』って意味深な笑いを添えて訊いてきた。
横で遊んでいた娘のみのりが〚ママきょうもおでかけ?〛て聞いてくる。典子が『今日はみのりとパパとママで買い物に行くよ。』って言うと、みのりは万歳をして〚ワッ~ やった~ やった~〛って大騒ぎ。『メールの返事は和真に任せたわ。私は和真のいう通りにするから。ほら、みのりとお出かけの支度をしなけりゃね。和真も急いでよ。』て足早にみのりを連れて行ってしまった。
取り残された僕は、買い物から帰ってから“返事”を考えようと着替えに取り掛かる。百貨店って子どもの時分から何かしらワクワクさせるものがあった。両親が子どもと来るのは何か食べさせるか買い与えるかの目的があってだろう。そこを子どもは本能的に察知する。三人で渋谷の百貨店にやってきた。娘のみのりははしゃいでいる。「う~ん感性が鋭いな。」と妙に感心をした。
軍資金の一部は昨日成田社長から典子が頂いた全国の百貨店で使える1万円分の商品券である。典子が『今日は和真のも買ってあげるからね。』て言ってきた。僕は「1万円がベースだからみのりと典子だけでいいよ。」と答える。すると申し訳なさそうな顔で『ごめんなさい。本当は成田さんから貰ったのは3万円の商品券なの・・怒るよね。』って妻に云われ、なぜだか変な嫉妬を覚えたが、典子を金で買われたようなマゾ的な感覚に襲われた。
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20200727
中L 寝とらせの行方vol.22
僕(松本和真:まつもと・かずま:32歳) 妻(松本典子:まつもと・のりこ:30歳)
成田(壮一:なりた・そういち:40歳:社長)
僕が「乾杯しようか?」と言うと、『えっ? 何に?』って妻が不思議そうにみつめている。「寝取らせの第一歩にかな?」と告げると、典子は『ほんと和真は変態さんだね。それで今日の事を酔わせて聞こうとしていない? 何もなかった記念日に乾杯~!』ってグラスを合わせた。
「え~? 何もなかったの?」と、つまらない顔をすると、典子は勢いよくグラスのワインを半分ほど飲み『困った旦那さんね。昼間の銀座で何を期待してるの?』って笑う。「それは手をつないだり・・・。」、『キスしたり?』て典子が言うので、「キ、キスしたの?」と慌てふためく僕に、『キスしたらどうするの?』ってワインを全部飲み干した。
「そ、そんなこと・・・。」会社では優秀な営業マンと言われている僕だが、最近の典子には会話では全然敵わない。典子は空になった自分のグラスにピンク色のワインを注いだ。そのワインを口に含み僕へキスをしてくる。口の中にワインと典子の唾液がまじり、さらに舌を絡めてくる感触が堪らなかった。抱きついた胸はノーブラなのだろうか?豊満で弾力ある胸を押し付けてくる。
『何もなかったことはないよ。あのね・・・。』と言いかけた。「な、なにかあったの?・・」と問いかける。『ほら、美味しいパンケーキを戴いたじゃない。その時にね。成田さんが〔大森君の許可を得るから、今度映画かお芝居を一緒に観に行きませんか?〕と誘われたの。』、「典子はなんて返事をしたの?」と訊ねた。『主人がいいと言うなら、私はいいですよ。』って典子は返答する。僕は成田社長がじわじわと僕と嫁の領域を侵食してくるのを感じた。
日曜日の朝に成田社長から僕のスマホにメールが入る。〔昨日は奥さんにプレゼント選びを手伝って頂いてありがとう。恐縮なのですが、また大森君にお願いがあります。再来週の土曜日に又奥さんをお借りできないかな。ゆっくり考えて返事を下さい。休日にメールして申し訳ありません。〕
女性って自分の容貌に自信がないとよく言うが、案外自分の魅力については自覚があるらしい。典子も『私は普通のおばちゃんよ。』て言うが、僕からすれば顔は可愛いし、それに夫だけがわかる“脱いだらスゴイんです”ボディーなのだ。どうすれば魅力が発揮できるのかを知っているのかも・・・。それと夫以外の異性から好印象を持たれることはやはり気分がいいのだろう。
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20200726
中L 寝とらせの行方vol.21
中L 寝とらせの行方vol.21
僕(松本和真:まつもと・かずま:32歳) 妻(松本典子:まつもと・のりこ:30歳)
成田(壮一:なりた・そういち:40歳:社長)
成田社長は土曜日に関わらず午後から商談があると、地階に移りスイーツ店でフルーツゼリーの詰め合わせとロールケーキ(ストロベリーヨーグルト)を買って下さり、社長は〔これは留守番をしているみのりちゃんへのお土産それと本日のお礼として1万円の商品券です。〕と丁寧に頭を下げられたので受け取った。加えて、〔これでお家に帰ってください。〕ってタクシーチケットまで下さる。
それで百貨店の前で成田社長は迎えの車に乗って行き、典子は滅多に来ない百貨店なのでウインドショッピングの後、頂いたタクシーチケットで帰宅した。典子曰く『優雅でリッチな気分ながら慣れないタクシーに緊張した。』
娘のみのりは、思いがけない“三時のおやつ”に大喜びである。僕は典子の報告を聞きながら複雑な感情を持っていた。それは高校時代に片思いだった子が休日に別の男と手をつないでいるのを見た時と同じような気分である。それと自分と成田社長を対比して、やっぱり財力、スマートさなど男として負けている劣等感も感じていた。
ただ、妻が魅力ある男性(今回なら成田社長)にモテるといった状況は僕の性癖にマッチする。典子に対する僕の信頼は揺るがない。だから、どんなに口説かれても典子が堕ちないと思っていた。そうだけれど、もし典子が男性の誘いを受け入れることになればと妄想する。そして、いまのところはそうなることへの覚悟がないのだが、万が一受け入れたとしても肉体面(セックス)のみで心の部分はいつも僕のことを思っていて欲しいと・・・。
その日、夕食を済ませ、僕がみのりをお風呂に入れる。今日は一日パパと遊べたので大満足の様子ではしゃぎすぎたのか、お風呂から上がるとすぐ眠ってしまう。典子は夕食の後片付けをして、みのりをこども部屋に寝かしつけると、お風呂に入った。
典子が出てくると、僕が「今日はお疲れ様でした。」と妻を労(ねぎら)う。『うん。やっぱり緊張していたのかな? なんだか疲れたわ。』って肩をまわした。「典子、ワインでも飲もうか?」と次のことを考えて勧めてみる。『いいわね。用意するね。』てキッチンに行き、簡単なおつまみとポルトガル産のロゼワインを運んできた。
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20200725
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第8回
第7回←
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳) 嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)
友人(長谷将生:はせ・まさき:29歳)
ギシギシギシ。ギシギシギシ。と、ベッドが軋む音がリズミカルになります。合わせたように『ん・・・ は・・・ あ・・・・・あ・・・。』て、梨花の喘ぎ声を出した。クチュクチュって、音も聞こえてきます。『あ、あ・・・・・り、りょうくん・・・。』って、呼んでくる梨花の手を僕は強く強く握り直した。
『りょうくん、み・・・ 見ないで・・・ お願い・・。』
「だ、大丈夫だって・・・ 見えてないよ。」と、僕が答えます。
『あ、あの・・・ そう・・・じゃなくて・・・ 恥ずかしいの・・・ お願い。』
て、梨花が懇願した。
「え? 何?」
それを将生が補足して〔この部屋に居ないで欲しいんだよな?〕と、梨花に向けて言います。それから数秒の沈黙。でもベッドは軋み続けていた。『は、あ、あ、ん、あ。』って、嫁のあえぎ声が続いた。〔そうだよな? 梨花ちゃん。〕と再び将生が呟きます。そして掛け布団の中から〔ちゅっ〕と、キスをする音がして、〔だってさ。涼!〕と、今度は僕に向けてつぶやいた。その時の僕は、ふごー、ふごーって感じの鼻息だったと思います。
『あ、あ、あ・・・ ごめん、ね・・・ ああ、あ。』って、喘ぎ声が強まるとともに、僕の手を握る嫁の手が緩まった。『ち、違うの・・・ は、恥ずかしい・・・ から・・・。』って、梨花が言い訳してきます。《私(梨花)が恥ずかしいと思ったのは事実、でも長谷君のペニスを受け入れて、夫とは違うセックスの気持ち良さが後ろめたい気持ちだった。》
僕はそっと嫁の手を離して「何かあったら僕、リビングルームにいるから・・・。」と、梨花に言いつつ、「・・・あと絶対に無理矢理なこととかすんなよ。」と、将生には警告をしておいた。将生が〔わかってるっよ。〕と、応えます。
僕が、二人に背中を向けて部屋を出ようとしたときに、梨花の申し訳無さそうな、でも上擦った声で『あっ、あっ、んっあ・・・ り、りょうくん・・・ご、ごめんね・・・。』と将生の〔梨花ちゃんって超締まり良いよな。〕と、いう囁きが聞こえてきた。将生の囁きはきっと僕に対して言ったと思います。友人の妻を征服している優越感から長谷はSの気分になっていた。
20200724
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第7回
第6回←
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳) 嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)
友人(長谷将生:はせ・まさき:29歳)
『・・・りょうくぅん・・・ ねっ、ほんとにするの?』って、掛け布団の中からか細い梨花の声がした。ちなみに嫁は僕のことを『あなた、涼、りょうくん』などと呼びます。(第三
者には上記+旦那とか主人とか夫とか使い分けをする。)「ど、どうした?」梨花が『・・・やっぱ、するのいやだぁ。』て、訴えてきた。
僕は、それに対して返答が出来なくて、コンドームを着けている将生をじっと見つめます。
(長谷のちんこが僕と同じ位に見えたので少しガッカリする。)なぜなら、すごくでかい
ちんこでセックスされる梨花を見たかったのだ。その反対に心のどこかで安心します。
このプレイを決断した理由が、将生が梨花のことを散々に、〔そんなに美人じゃないよ。〕、〔おれのタイプじゃない。〕などと、失礼なことを言っていたので、それだからこそ僕は、安心して抱かせる決心が出来たのです。清純で貞淑な私の嫁(梨花)が友人とするセックスを見たり想像した時の強烈なまでの嫉妬心と、客観的に見た梨花の感じている姿とが入り混じって興奮に変わっていった。
嫁が掛け布団の中から右手を出してきます。僕はその手ぎゅっと握った。再度『りょうくん・・・ 絶対私のこと嫌いにならないでよ?』って、梨花も握り返してきて問います。僕は「絶対にならないよ。約束するから。」と、しっかり返答をした。梨花がすごく切羽詰った感じの口調だったのでおもわず約束をします。
将生が、掛け布団を少しめくりました。めくられた瞬間、嫁の白い両脚がだらしなく開い
ています。梨花の下半身とへそくらいまでが露(あらわ)になった。そしてその性器は薄
い恥毛のためにすっかり露わになり、心なしか濡れているようにみえます。
嫁は、僕の強い視線を感じたのだろうすぐに下半身を閉じた。将生がそれをまた拡げてちんこを梨花の下腹部に当てがいます。『いや、いや、恥ずかしいから・・・ か、隠して!』と慌てた様子の声でした。それを聞いた将生は、掛け布団に潜り込み、また二人の姿が僕と握っている梨花の手以外は全部掛け布団の中に隠れます。
それからギシっと少しベッドが軋んだ。『・・・ ん。』って、梨花が声を出します。それからゆっくりとギシギシ・・とベッドが軋み始めた。梨花の手はメチャクチャ強く僕の手を握りしめます。掛け布団の中から『ん・・・ ん・・・・・。』って、鼻から息が漏れているような声が聞こえてきた。
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20200723
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第6回
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第6回
第5回← 20170823
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳) 嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)
友人(長谷将生:はせ・まさき:29歳)
僕が「それじゃあ、寝室へいこっか。」と促し、嫁の手を引いて寝室へ向かいます。だが梨花の足取りが超重いので無理矢理に引っ張っていく感じだった。長谷が、その後を付いて来て、〔おまえらの寝室に入るのは初めてだな。〕とつぶやく。「そうかな?」と、僕が返す。将生は〔ここが二人の愛の巣ですか~〕と、言いながら部屋を見渡す。《僕たちは最近、セックスをしていなかったからちょっと気まずかった。》
梨花は、ちょこんとベッドの端に座ります。将生がその横に並んで座った。僕は、それを離れたとこに立って二人を見ます。梨花はじっと僕を見つめていた。将生は、嫁の顎を掴んでキスした時もずっと僕を見ています。しかし、将生が梨花の服の下から身体を触り始めた時から目を伏せた。
将生が、また梨花の耳元でしつこく〔何センチあるの?〕と、尋ねます。服の下では胸の辺りでモゾモゾと将生の手が蠢(うごめ)いていた。嫁はかすれた声で『・・・わかんないよ。』て、だけ答えます。梨花をベッドに押し倒すと将生は、少しずつ衣服を脱がせていった。下着姿だけになった梨花の白いブラジャーを取ろうとすると、梨花が『全部は・・・ 脱がない。』って、か細い声で拒否をします。
その時に僕の視線を感じた嫁が、慌てて掛け布団の中に潜り込んだ。将生もその中へと続きます。モゾモゾと動く掛け布団の中から、やがて白のショーツが掛け布団の中から吐き出された。長谷の〔梨花ちゃんの超濡れてるんですけど~〕と、冗談っぽい声がします。僕は落ち着き無く部屋中歩き回り心臓をバクバクさせていた。
『いやー 恥ずかしぃ!』って梨花が掛け布団の中でバタバタと動きます。将生は〔梨花
ちゃんの裸ってホント白いな~〕、梨花が『いや~ いや~』ってくすぐったそうな声を
出します。僕はが「ね~ 梨花、掛け布団を取ってもいい? 全然見えなくて邪魔なんだ
けれど」と、提案したが『絶対だめ!』て、梨花は拒否した。
将生だけが掛け布団の端から顔を出す。その際、長谷の顔の先には梨花の下半身が見えた。クンニリングスをしていたのだろう。将生が〔涼! ゴムある?〕と、尋ねます。その時の僕は、ベッドの下にうずくまるように座っていた。僕が「お、おう、あるよ。」と、返事をして立ち上がり引き出しの中にあるコンドームを将生に渡します。
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20200722
名U トライアングル・リレーション 第17話
名U トライアングル・リレーション 第17話
第16話←
嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身) 僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)
嫁と親友の二人は腰をぶつけ合いながらも会話を続けていた。
〔まじ気持ちいいよ。酔っているのにすぐ出ちゃいそう・・・。〕
『あんっ! あんっ! あんっ・・・。あっ、あっ・・・。』
〔やべえよ、本当に出るかも・・・。〕
『だめ・・・・まだ逝かないで・・・。奥、もっと奥に・・・。』
〔・・うっ・・・・・。〕悠馬は凄い勢いで腰を打ちつける。
『あっ! ああぁぁぁ! やだぁ、そこ、ん、ん、ん!』
〔ここか? ん? そう! ここだろ?〕
『そう、そこっ! 逝くッ・・・。もう逝く・・・。』
〔はは、もうイクのか? 僕も出しちゃうよ? いい?〕
『いいよ・・・・来て・・・・あっあっ・・逝っちゃう・・・。』
ベッドがガタガタと震えだし、そして一気に静まり返った。あと聞こえるのは二人の呼吸だけになり、自然とピロートークになる。
〔優希ちゃん、イク時の声大きすぎだよ。〕
『そうかな?・・・・だって・・・。気持ち・・・・いいんだもん・・・。』
〔まぁ昔っから声の大きい女だとは思っていたけどな。〕
『やだぁ、誰かさんと間違えてるよ。』
まるで恋人同士の様な、じゃれ合う会話が続いていた。
〔さっきの声で一幸起きたかもな?〕
『え? まじ?・・・。』
優希がこちらにくる足音がしたので、僕は慌ててその場で寝たふりをする。ドアが開く音、
沈黙、静かに締まった。そして遠ざかる足音。寝室のドアが閉じられる。
ドアが閉まってしまったので、少し聞き辛かった・・。
『大丈夫だったよ。』って優希が悠馬に告げている。
〔そうなんだ。結構酔っていたからな、あいつも。起きていたら3Pでもしたかったな。〕
『・・・3Pって、それ一幸が言ったの?』
〔いいや。もし一幸がいいならいいの? やっても?〕
『それは無理。絶対やだ。』
〔イイじゃん。普通こんなありえない三角関係は無いんだしさ。〕
『恥ずかし過ぎるよ。』
〔でもこないだは一幸にバッチリ見られてたじゃん。〕
『・・・もう・・・馬鹿・・・。』
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20200721
名U トライアングル・リレーション 第16話
名U トライアングル・リレーション 第16話
第15話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
五分以上続いたところで悠馬が言った。
〔有難う、疲れただろ?〕
『もういいの?』
〔もう入れたいから・・・。〕
『・・・・そうね・・・。カチカチだもんね・・・。悠馬さんの・・・。』
〔あのさ、“さん付け“はやめてくれない? “ゆうま”で良いよ、昔みたいにさ。おれも呼び捨てにするから。〕
『う~ん。今はやっぱり呼び捨てはしたくないよ。』
〔そうか・・・。一幸の事が好きなんだな・・・。〕
『“一幸”しか呼び捨てにしないし、一幸以外にわたしも呼び捨てにされたくないかも。」
〔ラブラブじゃん・・・。〕
悠馬がコンドームの箱を開ける音が聞こえる。
〔いいセックスしてそうだよね。〕
『え? 何のことを言ってるの・・・。』
〔ほら一幸のペニスって亀頭の部分がデカいだろ?・・・。僕の“新幹線N700系”とは大違いだよ・・・。〕
『その例えが分からないけど、そんな事気にするんだね。形や大きさはあんまり関係ないと思うよ・・・。』
〔そうかな・・・。でも優希ちゃん、長いのが好きじゃなかったっけ?〕
『もう、馬鹿ね・・・。それは昔のことだからね・・・。』
チュッ・・・。と、キスの音が聞こえて、ほぼ同時に二人が溜息混じりに「あぁ~・・・。」という感じで声を上げた。そこから微かにベッドの軋む音が断続的に聞こえ始める。
《優希はやっぱり長いのが好きなのか・・・。こないだ見た事もないくらいに喘いでいたのは悠馬の長いアレで奥を圧迫されていたからなのか・・・。》
それで妙に納得するのと同時に自分の短さが気になった。
《優希は僕では満足していないんじゃないだろうか? 今までの僕とのセックスは全て演技なんじゃないだろうか? 他人に嫁を抱かれるそのすぐ隣でウジウジする情けない夫。それは元を言えば身から出た錆びなんだけれど・・・。》乗り越えられない壁のようなものを感じると同時に例えようのない興奮が押し寄せてきた。
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20200720
名U トライアングル・リレーション 第15話
名U トライアングル・リレーション 第15話
第14話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
少し遅れて店に入ってきた優希は、黒のスーツ姿で下はパンツルック。髪は後ろで纏めてあった。気のせいかもしれないが、いつもよりは妙に色っぽい感じがする。《これから他人に抱かれるからだろうか?》優希は僕の隣に座ったが、思いっきり悠馬を意識しているのが丸分かりだ。このぎこちない雰囲気に耐えかねて、僕はおちゃらけながら二人の緊張を解こうとする。《何で僕がこんな事をしてるんだ?》とは思うが、《バカバカしくなる。》ので考えないようにした。
悠馬がやっと話の主導権を握り始める。場が和んで来た頃には三人とも程よく酔っていた。
頃合いかなと「じゃあ僕の家で飲みなおそうか?」と声をかけると、優希が真顔(真剣な顔つき)になって緊張する。それを無視して自宅へタクシーで直行した。直ぐにでも始まるかと思いきや、悠馬が〔飲み足りないからもっと飲もうぜ一幸。〕と言うのでピッチをあげてガバガバ飲み出す男二人。おつまみを調理して戻って来た優希は呆れて『二人とも飲み過ぎだよ。わたしお風呂に入ってくるわ。』って浴室に去って行く。
あとで訊ねてみると、嫁が少し長いお風呂からあがると、(案の定、二人とも飲み過ぎて猛烈な睡魔に襲われてしまっていた。)、悠馬はイビキをかき、僕も眠ってしまっていたらしく、優希は二人にタオルケットを掛けたらしい。結局、この時も二人がセックスを始めているところで目を覚ました。悠馬に悪意はないにしろ、僕が寝ている間に黙って始めてしまう。優希もそれを受け入れてしまうというところが何ともジェラシーを掻き立てられた。
僕が“ゴトッ”という音で目を覚ましたのは朝の4時で、その音は隣の寝室から聞こえてくる。少しだけ開いているドアの側に行くと、そこから悠馬の声が漏れてきた。
〔大丈夫? シャワー浴びてないけど?〕
『・・・・大丈夫だよ・・・。』
《僕達の寝室でふたりはセックスをしているのか?》僕はドアの隙間から中を覗いてみたが、タンスの陰になって二人の姿が見えない。深酒(度を過ごして酒を飲むこと)で軽い頭痛がしたが、神経を耳に集中し、中の様子を探った。そして、フェラチオ特有の音“ジュッ、ジュッ、ジュポッ、ジュッルル。”がはっきりと聞き取れる。
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20200719
名U トライアングル・リレーション 第14話
名U トライアングル・リレーション 第14話
第13話← 20200712
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
そのまま眠りに付こうとする嫁に僕が話し掛けた。
「なぁ、また悠馬を呼んでもいいかな?」
『・・・。それって、どういう意味? 私が悠馬さんにまた抱かれるっていうこと・・・?』
「うん、まぁ・・・。そういう事かな・・・。」
『・・・・・・・。』優希はしばらく言葉を発しない。
そして、優希が少し悲しそうな表情で、口を開く。
『・・・・そんな事・・・・悠馬さんが嫌だと云うに決まってるじゃない。』
「あいつはまだ優希の事を好きだと思う。あいつさえ良ければいいって事だね?」
『・・・・・・。』嫁は返事をしなかった。
「悠馬が良いなら優希もいいんだな?」
『・・・・もう一幸の勝手にすれば・・・。』
この瞬間に夫公認の奇妙な“トライアングル・リレーション(三角関係)”が出来上がる。
僕が翌日すぐに悠馬に連絡をすると、電話の向こうでは飛び上がるほど悠馬が喜ぶ声が聞こえていた。僕はというと、これから起こり得る事に対して興奮するのと同時に、少しの後悔もあり、複雑な心境である。ひょっとすると、《人としての道を踏み外したかな。》と思ったが、もう後戻りする気は無かった。
《一年前の公認から、少なくとも隔週に一度は会わせています。だからこの一年で20回以上?かな・・・。つまり、〖エピソード〗もそれだけあったという事です。この一年、心臓が鷲掴みにされるような苦しさを味わったけど、同じかそれ以上の、正に“異常なくらいの興奮”もあった。勿論、今でもその関係は続いています。》
【公認関係】となってから始めて悠馬を家に呼んだ時の事でした。金曜日の夜、仕事を終えてから居酒屋で待ち合わせる事になる。優希は遅れてくるそうだ。既にテーブルで待っていた悠馬はテンションが高く、よく喋る。僕は少し引いていた。
「悠馬さ、お前やけにテンション高くない?」
〔そりゃ当たり前だろ。〕
「本当は、もっと若い女の子ナンパしていた方が良いんじゃないの?」
〔しないしない、もうナンパなんかしない。優希ちゃん一筋!〕
「・・・・お前、そんなに優希がいいの?」
〔だってそうだろ。美人だし、ダイナマイトボディだもん。〕
「じゃあ何で振ったの?」
〔それは・・・。若かったから・・・。今から思うと失敗したと思ったよ、マジで。〕
悠馬はかなり後悔しているようだった。《あれから何年も経っているのに・・・。》とは思う。
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20200718
短Ⅲ30 友人と友人の夢そして僕 第1話
短Ⅲ30 友人と友人の夢そして僕 第1話
(原題:友達の嫁さんを友達公認でデートしたり抱かせてもらってる 投稿者・投稿日:不明)
僕(田所裕平:たどころ・ゆうへい:36歳:独身) 友人(青山啓一郎:あおやま・けいいちろう:36歳) 友人の嫁(青山果穂:あおやま・かほ:29歳)
青山と僕は大学の同期で、卒業以降1年に1回位の割合で会っている関係です。青山は一部上場の会社に勤めているのだけれど、あまり社交的なタイプじゃなくて定期的に会っている友達は僕くらいだった。
4年前に青山が結婚した時にお嫁さんの果穂ちゃんは25歳です。僕は「若くていいなぁ!」なんて風に茶化しながら スピーチして結構盛り上げられて好評だった。人数少ない静かな結婚式だったから、営業畑の僕みたいなタイプに喋ってもらえてよかったって青山の親にも感謝された。
果穂ちゃんの印象は可愛いのだけど、てきぱき仕事できそうな感じがします。頭良さそうでセクハラ発言とかすると怒られそうというか、
職場にいたら後輩だとしても気を使うだ
ろうなって感じに見えた。
「若くて美人でいいなあ!」と青山に言いつつ、《正直よく青山が口説けたな、でも青山を選んだとはこの子見る目あるなあ。》と両方感じたのを覚えています。青山は男友達と遊ぶ時に女を連れてくるタイプじゃなかった。果穂ちゃんも付いてくるタイプではないです。
僕も果穂ちゃんとは結婚式の時にちょっと喋った位で以後は一度も対面したことはなかった。その後結婚して2年位で青山が事故ります。事故と言っても青山は被害者で連絡が来たのが退院した後だったから状況は良く判らないけど結構大変だったそうだ。
何か脳みそが腫れちゃって開頭手術して、
取った頭蓋骨を暫く太腿かどっかに入れておいてまた戻すみたいな事をしたって話です。今は車椅子は使っているけど全く脚が動かない訳でもないって所までは回復した。
そして、会社も理解のある大きい会社だから普通に仕事にも戻れます。また車椅子に乗りながら運転できるような車を買って外にも出られるようになった。そうなるまでは友人も会いたがらなかったから、車買ったあたりから青山も自信がついたらしくまた会うようになります。
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20200718
超短Ⅱ29 アブノーマル 第8話(完結)
超短Ⅱ29 アブノーマル 第8話(完結)
第7話←
妻(立花美穂:たちばな・みほ:28歳) 私(立花明彦:たちばな・あきひこ:31歳)
深山(勝久:みやま・かつひさ:45歳)さん
妻が失禁しながら果ててしまいました。私はぐったりして動かない美穂が心配でしたが意識はあるようなので、そっとしておきます。
〔初めてでここまで出来る女はなかなかいません。調教したら面白そうですね~(笑)。素質はあるからご主人次第で凄い淫乱になると思いますよ。〕
「そうなんですか? 今までノーマルな事しかしてなかったから…。」
〔多分奥さんはアブノーマルに凄い興味あるんだけど、恥ずかしくて言えないんだと思います。そうじゃなかったら普通ここまで乱れないですよ。〕
「そうなのかなぁ?」
〔試しに今日の帰りは下着だけで帰ってみたら? 家に着く頃にはびしょびしょに濡れてるか
も(笑)。〕
「そうかぁ。やってみるかなぁ。」
深山さんとそんな会話をして私は妻を起こし三人ともシャワーを浴びてホテルを出た。その時に私は美穂にこう告げます。
「下着だけでウチの近くまで帰ろうか。」
『え?! 近所はマズイよ!』
「じゃあ、ちょっと遠回りして帰るから少しの間だけ裸で車に乗って。もう夜中だし郊外だから車も少ないから大丈夫だよ。」
『じゃあ、ちょっとだけよ。』
下着姿のままホテルを出た妻が助手席に座り、最初に待ち合わせした場所で深山さんを降ろします。〔また機会あったら誘って下さい。今日はどうもでした。〕そう挨拶した深山さんと別れ、私達は自宅近くの海辺に向かってドライブしました。付近に家などは無いが、たまに車が通る場所に車を止め、対向車線側にあった自動販売機を指指して「ジュース買ってきて。」と千円札を渡します。
妻も吹っ切れて楽しんでいるのかニコッと笑って勢いよく自販機に向かっていきました。ガコンッとジュースの落ちる音が聞こえ、お釣りが一枚一枚落ちている時、対向車線の遠くにトラックのライトが見えます。しかし妻は焦る様子もなくジュースとお釣りを手にと
り、トラックが通り過ぎるのを待ってから車に戻ってきました。
「度胸あるなぁ。」
『何か大丈夫な気がしたよ(笑)。あぁ、垂れてきた。』
確認してみると確かにマン汁が太股を伝うほどに濡れています。そして、この場所で服を着せて帰宅しました。
「今日どうだった? 俺は興奮し過ぎて疲れた。」
『凄く気持ちよかった。』
「また深山さんとしたい?」
『パパだけでいいよ。けど、たまにはアブノーマルな事もしたいなぁ。』
「アブノーマルにはずっと興味あったの?」
『ん~。いつからかわかんないけど、ミニスカートとか穿いて外出した時に他の人からエ
ッチな視線向けられると何か興奮しちゃう自分に気付いて… 今日初めて露出してみたら
凄い気持ち良くて最後は楽しんでたかな(笑)。』
「そうだったんだ。気付いてあげてれば良かったなぁ。アナルはどうだったの?」
『正直よくわかんない(笑)。たまにならいいかなぁって感じ。』
「そっか。パイパンは本当に美穂がOKしたの?」
『うん(笑)。ちょっと興味あったから♪」
「次はどんな事したい?」
『そういうのはパパが決めて♪ 私はちゃんと付いてくよ(笑)。』
「じゃあ夫婦二人で外出する時は露出しよう! リモコンバイブとかも仕込んで(笑)。」
今回の寝取られを経験して妻の新しい一面を発見し、より一層夫婦仲が良くなったように思えます。今後、寝取られは程々にして妻とアブノーマルな世界に踏み込んでいきたい。
20200717
中L 寝とらせの行方vol.20
中L 寝とらせの行方vol.20
僕(松本和真:まつもと・かずま:32歳) 妻(松本典子:まつもと・のりこ:30歳)
成田(壮一:なりた・そういち:40歳)社長
『今度成田さんの娘さんが8歳のお誕生日なんだって、最近の女の子の欲しいものがさっぱりなので、デパートへ一緒に買い物に行ってほしい。そういうメールが来てるんだけど、行っていいよね? 3時間程度だって、その間みのりの面倒をみてくれる? ファイナルアンサー?』って半強制的な問いかけに、僕は「いいけど。いつなの?」と、言うや否や『来週の土曜日10時集合。明日お返事しとくね。』やけに弾んだ声に僕の嫉妬は120%を超えていた。
今週は僕が意識していたかも知れないが、早く過ぎたように感じる。そして土曜日の朝9時前に典子は成田社長の指定通りにミニのワンピース姿で出かけて行った。直前に妻が『心配しないで。要件が済んだらすぐに帰ってくるから。みのりをよろしくね。お昼ごはんは作っておいたから、お願いします。』って言われる。娘が「ママ、どこへいくの?みのりもいく~ いくよ~」って駄々を捏(こ)ねた。僕は「みのり。パパと一緒に公園へ行こうか? 行く?」と誘うと、僕と遊ぶのが大好きな娘は典子のことは一時記憶喪失になる。「みのりね。パパとお出かけするからママはバイバイ・・。」て手を振って送り出した。
妻は午後2時に帰ってきた。詳しいことは夜に聞くことにして、概要だけの報告を受ける。午前10時に開店する銀座の百貨店で待ち合わせをした。そのまま買い物に行くと思ったら、紳士服のブランド店や有名雑貨の店がある階に向かった。その階にある有名なカフェで、“ストロベリーパンケーキ”を食べたそうである。パンケーキの上にフレッシュな苺とミント、バター、そしてキャラメルソース。典子は料理好きなのでメニューやパンケーキも、スマホで写真(店の方には断ったそうです。)を撮ってきた。
成田さんが〔昨日も夜遅く台湾から帰国して、朝起きたら約束の時間ギリギリで朝食を食べている時間がなかった。〕とのこと。ふんわりながらもしっかりとした生地で結構ボリュームはあった。それから上の階に移動をして、玩具売り場で成田社長の娘さんの誕生日プレゼントを一緒に選び、やはり娘さんお年代が何をほしがっているのか社長は分からないようで、典子が事前にリサーチしたディズニーの人形を社長も気に入り購入してギフト発送した。
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20200717
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その12話
その11話← 20200223
僕(谷口和樹:たにぐち・かずき:28歳) 僕の妻(谷口夏織:たにぐち・かおり:28歳) 稲川貞美(いながわ・さだみ:58歳)
僕は次の日の日曜日、バイブを買いに家をでました。しかし、いざ買うとなるとどこで買っていいのかわかりません。《稲川に聞いてみようかな…。》ゾクゾクしながらメールしました。
「稲川ひま?」
〔いそがしいよ、今作戦考えてる。どうしたの?〕
「バイブを買いたいんだけど、どこで売ってるんですか?」
〔ちょっと待て! それ夏織さん用?〕
「そうですよ。今から買いたいんだけど、いいとこしりませんか?」
〔カズくん俺に選ばせてよ、お願い! いいとこ知ってるから!〕
「いいですよ。じゃあコンビニの前まで来てください。」
〔すぐ行く!〕
マンションから離れてなかったので、稲川はすぐにやって来ます。
〔ハァハァ久しぶりに走ったわ! 夏織さんがバイブとか超びっくりなんだけど!〕
「今回の事も秘密てすよ、さあ車に乗ってください。」
〔うん、わしがDVDを買いよる店にいっぱいあるぞ!〕
稲川は店に着くまでの車の中で大騒ぎし、かなり興奮していました。わたしもそれ以上に興奮してしまいます。
目的の店に入り、大人のおもちゃコーナーに行くと、あるわあるわ色々な種類が並べられていました。
〔どれがいいかな? カズくんはどんなのがいいの?〕
「でかいのがいいな。稲川ぐらいのやつ。」
〔うほほっ! じゃあ、こんくらいになるで!〕
稲川が選んだのは、並んだバイブの中で一番、太く長く、棒の中でパールが回転して、クリトリスとアナルを同時に刺激する凶暴なやつです。
「じゃあそれにしますよ。」
〔うほほ、見て見て!〕
稲川は自分の股間を指差しました。
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20200716
中L 寝とらせの行方vol.19
vol.18← 20191224
僕(松本和真:まつもと・かずま:32歳) 妻(松本典子:まつもと・のりこ:30歳)
成田(壮一:なりた・そういち:40歳)社長
僕の性癖は〖寝取らせ〗である。これは自分の管理下で妻の同意あるいは相手の同意も得て行う非常にゲーム性が高いプレイだ。しかし、高まる欲望や刺激を求める性癖に歯止めが駆けれなくなる可能性が高い。さらに、コントロールしているつもりが、相手に管理されより深い男女関係に発展し取り返しのつかないことになる。
インターネットの世界では、1番多いのは〖寝取られ〗だ。これにまつわるサイトや体験
談(創作を含む)が多数存在する。よくこれだけあるなと思うが、男女(最近では男男とか女女も)の世界ではそうした事例が起こり得ることは理解ができる。僕はこの〖寝取られ〗は嫌だなと感じていた。
結果的には、愛する人が夫や彼あるいは友達を裏切り(或いは強制的な関係を強いられ)、肉体的に(この場合は元に戻る場合がある。)も精神的に(完全に支配・コントロールをされる。)も寝取られる。インターネットは大原則が“匿名”にあり、虚実ないまぜの世界。どこに真実があって、何が嘘であるかは判然とはしない。しかし、セックスを介在する男女が普通の精神状態でおられる筈がないことは自明である。
平凡な家庭、平凡な夫婦、平凡極まりない人生。人は異状・異常・異様な世界に惹かれる生き物かも知れない。大半の人は小さな冒険をして、すぐに引き返す。決して自分の妻を“差し出したり”はしない。だけど、綱渡りに胸がドキドキするように自分の妻が次第に別の男の色に染まっていくのを確認するプレイが〖寝取らせ〗。気付かぬうちに染められてしまうのが〖寝取られ〗。《僕には本物の覚悟があるのだろうか? 手をつないだり、キス、これは空想しただけで胸が痛む行為なのだが・・・。で動揺して、妻の典子が成田に抱かれることは興奮の極致だが精神的に耐えられるだろうか? 全然自信はない。》
《こんなヘタレ(臆病者。弱虫。意気地なし。)が大金持ちで男前、セレブの男にどこを対比しても勝てない。取られたらもう取り返すことなど、典子が僕を愛しているという脆(もろ)い根拠で闘うしか術はない。》などと夢想していたら、急に胸を圧迫されます。気がつけばソファーでうたた寝をしていた僕の上で娘のみのりが「パパ、パパ公園へ行こうよ。」て催促していた。
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20200715
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その14
長11〖Mの彼女と彼氏の僕〗その14
その13← 20200619
僕(森山大志:もりやま・たいし:28歳)と僕の彼女(今井沙羅:いまい・さら:21歳)
早坂(哲朗:はやさか・てつろう:43歳)さん
早坂さんは動きません。沙羅は目を閉じて、荒い呼吸を調えようと、白い胸とお腹を上下させています。沙羅の呼吸が修まりだした頃、早坂さんはゆっくりと、まだ怒張しているペニスを引き抜きました。
『はぅっ!!???』
沙羅は潤んだ目と紅く紅潮した頬のせいか、幼く見えたそうです。
〔沙羅ちゃん、大丈夫? 気持ちよかったかい?〕
『??? なんで?』
沙羅は困惑した顔で聞いたのでした。
『あ、あの。早坂さん、まだ。』
早坂さんは射精していません。
〔私なら大丈夫だよ。それより沙羅ちゃんは気持ちよくなれた?〕
沙羅はコクンっと小さくハッキリとうなずいた。そして、ゆっくりカラダを起こし、小さな手で早坂さんのチンチンをシゴこうとしたそうです。早坂さんは優しく沙羅の手を止めて、抱きしめてベッドに横になりました。
〔いいんだよ(笑)。今日は私のおチンチンを知ってもらうために来たんだから。〕
『でも・・。』
戸惑う沙羅を、早坂さんは優しく抱いて、時間までまったり沙羅のカラダを撫でていたそうです。
ヴヴヴヴヴ、早坂さんのアラームが鳴りました。沙羅がバイト先に向かうために準備する時間です。沙羅は閉じていた目を開け、早坂さんを見上げると、『ちゅっ』てフレンチキスを自らして来たのです。
『あの、今日はありがとうございました(笑)。』
その時の沙羅の笑顔がまぶしいくらいに可愛いかった。早坂さんは今でもそう言います。
初めての早坂さんとのセックスについて、沙羅からの報告はありませんでした。それで早坂さんから詳しく聞きたく、いつもより遅くに沙羅のバイト先である居酒屋へ行きましたが、この日は早坂さんはいません。沙羅はいつも通り、顔を赤くしながらちょこちょこ動いてました。そう、いつも通りだったのです。
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20200714
長E〖妻が好き過ぎて〗第23回
長E〖妻が好き過ぎて〗第23回
第22回← 20180824
私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳) 妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)
友人(栗原良純:くりはら・よしずみ:30歳)
私は、こんな押入れの中に入っていて、出て行く格好悪さは、未体験ゾーンです。『正人サン、何やってるの?』・・・。想像するだけでも恐ろしい・・・。それでも、もし、もう少し妻の号泣が続いていたら、私は飛び出してしまっていたかもしれません。私がその気持ちになりかけてきた頃、実優の泣き声が静まってきました。栗原は胡坐をかいて、両手を前で組み、体を丸めてうな垂れています。この時ばかりは、私と同じ運命を背負った同志の様に見えました。
やがて、栗原がおもむろに自分の荷物を片づけ始めます。しかしソーセージには気付きません。何故かかえってホッとしました。それが終わると、ため息をつきながらトイレに行き、又ため息をつきながらティーシャツを着ています。彼は身支度が終わると、ちょっとジッとしていましたが、〔ヨシッ!〕と小さな声を出すと襖の方へ近づいて行きました。
〔実優ちゃん。〕
『・・・・。』返事がありません。
〔実優ちゃん、俺、もう帰るね!〕ちょっと大きな声をかけます。
その時、かすかに実優の声が聞こえました。
〔エ?〕栗原が聞き返しています。今度は襖に耳を付けて、〔実優ちゃん、もう帰るね!〕栗原はもう一度そう言うと、『ちょっと待って!』って、ようやく実優の声が聞こえました。
襖が静かに開いて、実優が現れます。さっきと同じ、外行きのワンピースを着たまま。まぶたがさっきより大きく腫れてしまいました。『ちょっと。』て言いながら、静かに妻が入ってきます。『もうちょっといられる?』かすれた様な小さな声で実優が聞くと、〔あ、あー、全然、仕事休みだし・・・。〕戸惑うように栗原は答えます。『そう、じゃあちょっとお話してもいい?』相変わらず小さなかすれた声。〔あ、あー、もちろん。〕妻が座るのを見て、栗原も慌てて座りました。
正座した実優は、下を向いたまま暫らく黙ってしまいます。何か、重苦しい雰囲気になってしまいました。〔実優ちゃん、何処か出かけるの?〕妻の沈黙に耐えかねた様に、栗原が質問。『エ?』実優が初めて顔を上げます。
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20200713
名U トライアングル・リレーション 第13話
第12話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
『何となくは、分かっていたけど・・・。困った変態さんだね・・・。』優希が僕の手は握ったまま、天井を見ながら呟く。見間違えかもしれないけど、ほんの少しだけ微笑んだように見えた。《許してくれたのかな?》と、勝手に解釈した僕は、「昨日、どうだった? 悠馬は・・・。」と恐る恐る聞いてみる。
暫く黙った後、嫁が小さく溜息をつきながら言った。
『男ってそんな事ばかり気にして・・・。馬鹿みたいね。』
「・・・。・・・。・・・。」
『あのね。すっごく、気持ち良かったよ。貴方よりずっ~とね。』
僕は心臓が止まりそうになる。そんな僕の表情を見て、プッと笑う優希。
『一幸は・・・・って言って欲しいんでしょ? アハハハ。』
ドッと汗が出る僕。僕の性癖を優希は完全にお見通しなのかもしれない。優希の掌の上で遊ばれているような感覚だった。正直、優希の意外な一面を見た気がして、益々動揺してしまった。
『ほらね、悠馬さんとは昔付き合ってたじゃない。はっきり言って知らない仲ではないし。』
「それって、どういうことなの?」
『私にそこまで言わせるか(笑)。お互いの事は分かっているって事。ツボというか・・・。もう言わせないで!』
僕は無性に興奮するのと同時に不安にもなった。嫁のポイントぐらい僕だって分かってい
るつもりなのに・・・。でも、昨夜の優希の感じ方は普通ではなかった。それで、メラメラと抑えきれない、不健康な性欲が湧き上がり、僕は優希の股間に手を延ばした。一瞬払いのけようとする優希の手を潜り抜け、あそこに触れると・・・。なんとヌルヌルに濡れていた。
「優希・・・。なんで? 悠馬の話していたから、こうなったの?」
『そんなじゃないよ・・・。』って彼女が恥ずかしそうに横を向く。
僕は無我夢中で嫁に抱きつき、正常位で繋がった。二人とも異常に興奮していたと思う。お互い数分で絶頂を迎えてしまった。
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20200712
名U トライアングル・リレーション 第12話
名U トライアングル・リレーション 第12話
第11話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
「優希・・・・今日は辞めとく?」
『・・・・ゴメンね・・・。』
「・・・。・・・。」
僕は嫁から離れ、裸のまま隣に横になった。暫く沈黙が続く。結婚以来、こんなに沈黙が恐いと思った事は一度もなかった。この時間が恐くて苦しい・・・。僕達夫婦は、今後悠馬との事を避けては前に進めないと思い、覚悟を決めて優希に話し掛ける。
「・・・・昨夜の・・・・事だけどさ・・・。」
『う・・・・ん・・・。』
「僕の事・・・・嫌いになった?」
『・・・・・・・・・・・。』
「やっぱり軽蔑しているよな?」
優希は黙ったまま俯いていたが、ゆっくりとこちらを向くと、目は伏せたまま口を開いた。『私の事は嫌いになった?・・・。』
「・・・・え?・・・・そんな訳ないよ。」
『でも好きならあんな事をさせないよ。普通そうでしょ?』
「・・・・・・・・普通・・・は・・・。」
少しの沈黙の後、今度は僕の目をはっきり見て言った。
『一幸は・・・・変態なの?』
それは図星だ。僕は毛布の中で優希の手を握りながら全てを白状する。
僕は正直に悠馬とナンパした時から優希が気になっていた事を白状した。嫁(A子)が悠馬とセックスしている所を見て、B子と繋がっている最中でさえ、優希達の事が気になって仕方なかった事。また、その時の興奮は、生まれて今まで経験した事のないくらいに深く、大きなものであったという事をカミングアウトする。
意外にも、優希は特に驚いた様子もなく、僕のいう事を軽く頷きながら聞いていた。一通り話し終えると、嫁は強く僕の手を握り返しながら、僕の耳に唇が触れそうになるくらいまで近づいて、こう言う。『この変態さん・・・。』滅茶苦茶に動揺する僕、しかし同時にガチガチに勃起した・・・。
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20200711
特名Ⅱ〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第43章
特名Ⅱ〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第43章
第42章←
俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)と嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)
そして後藤和真(ごとう・かずま:30歳)さん
嫁は俺の姿を確認するや否や、一所懸命にアッパーシーツを引っ張って繋がっている所から顔までを隠そうとする。後藤さんは片手で博美を落ち着かせるように博美の肩までの髪をかきあげるみたいにして顔を触っていた。
不思議な事に俺の視線は博美じゃなくて後藤さんの方に行く。後藤さんの裸自体を見るのは初めてだったからかもしれないけど、背が俺より少し高いのは判っていたけど思ったよりガタイ(体格)が良いなあとか、やや毛深いなあとかそんな事を思った。
博美の『なんで、え? 将嗣君がなんでいるの? え! なんで? どうして?』って慌てた声の後、後藤さんがゆっくり前後に腰を動かす。その動きに合わせて明らかに後藤さんと繋がった感じで嫁の上半身が揺れた。(博美としては裸を見られるのは初回の時もあったが、セックスを見られるのは全っく別次元の事だったそうだ。)
博美が歯を食いしばって俯いた後、『後藤さんだめっ! 動かないで・・お願い・・・。』って声。でも明らかに喘ぎ声交じり、何より博美の顔が融けている。顔が真っ赤でエロの表情。いつもは猫目っていうかちょっと強気な顔つきなのだけど完全にエロい顔になっていた。
嫁は少し背が低いのとちょっと痩せ気味だからか、後藤さんが博美の全身を軽々と動かせる感じで、そういう体勢なのに腰を動かした瞬間も博美はなんだか後藤さんの上で動かされている。その嫁の反応で、後藤さんが大丈夫(最悪の事態にはならない)と判断をしたのだ。博美の顎の先端を持って博美の顔を自分のほうに向けて、後藤さん自身は俺の方見ながら、〔なあ将嗣、博美ちゃんに腰使わせちゃっていいよな?〕っていきなり喋ってくる。
俺はこの事態にぼうっとしていたけれど、咄嗟に「構わないよ。それでいいよ。」って掠(かす)れた声で答えた。前もそうだけど後藤さんと博美の絡みの時の間に声を掛けられると、興奮している真っ最中なので、どうしても喉がカラカラになって声は掠れちゃうし、良く頭が廻らず的確な言葉が出てこない。(M体質のせいなのか、凄く興奮すると自然にそうなる。)
第44章へ
20200710
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第42章
特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第42章
第41章← 20200627
俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)と嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)
そして後藤和真(ごとう・かずま:30歳)さん
ドアを開けてすぐ大体の状況が分かる。嫁の声で後藤さんと博美が明らかにフェラチオ中じゃないのは判った。俺はそれで急に心臓が“バクバク”し出している。そのときの俺は予定(思惑?)がはずれたのと、何か予想外の事が起きたのかが判らなくてちょっと気持ちが混乱した。今考えると、それももしかすると後藤さんの雰囲気作りだったのだと思う。
それは、少なくともフェラチオ中じゃなかった。だからマッサージを終えて前戯の最中かもしれないとか、早く来すぎたかもとか一瞬のうちに色々と考えを巡らす。そして、俺が部屋に入ってドアをバタンって閉めた時、一瞬後に博美の『えっ!? この部屋なの?』って声と後藤さんの〔あれ? 将嗣が戻ってきたかな?〕と、いう落ち着いた声。博美が『ええっ? ちょっと・・・ えっ!』って、かなりびっくりした素の声を出した。
その声があまりに絶句しているので、俺は緊張が解けて思わず笑いそうになる。別に博美を馬鹿にしたわけじゃなくて何か緊張の中の緩和みたいな感じになっちゃったのだ。でも、その次に、博美の喘ぎ声ですぐに気持ちが戻る。部屋の向こうで『いやだ、ねえ後藤さん抜いてっ!』って博美の押し殺したような声が聞こえた。〔もう遅いよ博美ちゃん隠して隠して。〕って後藤さんの余裕のある声。
直前にまだ前戯の最中かもしれないとか考えていたから博美の『抜いてっ!』っていう声にはドキッとした。それは『抜いてっ!』ていうか、『これ抜いてぇ!』って感じの語尾がちょっと掠(かす)れている。明らかに挿入れられて動かされている最中の声のように聞こえた。
意を決し、そのまま暗い部屋の中のベッドの方に向って歩を進める。博美と後藤さんに直面した時の衝撃が凄かった。脳内処理が出来ずに、今見ていることが現実なのかさえ判断できない状態になる。勿論二人とも全裸だった。博美の服はもう一方のベッド上に散らばっている。騎乗位と正常位の中間の対面座位(座った体勢で性器を結合させる。男女が正対し、座った男性に上から女性が跨る体勢で結合するみたいな体勢)だった。ベッドの上に騎乗位から博美が後ろに倒れて後藤さんが上半身を持ち上げたような、お互いがベッドに後ろ手を突いて上半身を持ち上げた感じの格好で博美と後藤さんがいる。俺はベッドの上の嫁と思いっきり目が合ってしまった。
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20200709
名U トライアングル・リレーション 第11話
名U トライアングル・リレーション 第11話
第10話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
〔おお、出る・・・。出る! 出る!〕悠馬はそれでコンドームの中に射精、そのまま嫁の上に倒れそうになったが、一瞬僕の方を見て思いとどまり、抜いてからコンドームを外した。5分くらいだろうか、三人共無言のまま時間が過ぎる。そして優希が、腰をふらつかせながらも立ち上がった。それから僕たちに何も言わずに隣の寝室へ入って出てこなくなる。
〔一幸、何と言うか、その、ゴメンな。調子に乗りすぎたわ・・・。〕と悠馬はバツが悪そうに謝った。僕はすぐに返答出来ない。悠馬のセックスに圧倒されていたのだと思う。我に帰り、「あぁ、いいよ・・・。僕が言った事だし・・・。」と、そう言うのが精一杯だった。
〔ごめん一幸、やっぱ俺帰るわ。〕
「え? もう遅いからこのまま泊まってけよ。」
〔いや、そう出来れば有難いけどさ・・・。優希ちゃん、朝会わせる顔ないだろ・・・。〕
《それはそうかも。》と思い、悠馬を送り出し、そして僕はそのままリビングで横になった。今更寝室を覗く気にもなれない・・・。それは正直怖くてできなかっただけだ。 眠れない夜が開け、「散歩に行ってくる。」とメモを置いて出掛ける。優希といきなり顔を合わせるのも何なので、僕なりに配慮したつもりである。
その帰り道、コンビニの前で優希にメールをした。「何か買ってくもの、ある?」と、まだ起きていないかもしれないと思ったら、すぐに『大丈夫だよ。』ってリメールがある。家に戻ってからは昨夜の話は一切無し。不自然なようで、不自然ではないような、不思議な一日だった。
翌日、僕と優希はベッドにいて、いつも通りの愛撫から始めていったが、何となくお互い固い。嫁は嫁で、僕の愛撫に応えようと無理に感情移入をしようとしたり、そうかと思ったら僕から目を背けて唇を噛み締めてみたりしている。
僕は目の前の優希の乳房やお腹や首筋なんかを間近で見て、《昨日は悠馬にオモチャにされていたんだよな・・・。》と妙に感傷的になったり異常な興奮をした。二人とも行動と気持ちがチグハグだったと思う。上半身を一通り愛撫、優希のあそこに触れたのだけど、殆ど濡れていなかった。こんな事、今まで初めてだったので、勇気を出して訊いてみる。
第12話へ
20200708
名U トライアングル・リレーション 第10話
名U トライアングル・リレーション
第10話
第9話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
男に圧倒的に支配される女。僕は目の前の女が嫁の優希であるという現実を受け入れるのに時間がかかった。
『ああああ! 逝くッ!・・・。かずゆき見ないで・・・。』
優希は背中を反らせなが逝き始める。後ろから悠馬が指を優希の口に入れると、一瞬咥え、舌を動かすように見えた。
顔を枕に押し付けてお尻だけを高く上げた状態で優希は荒い呼吸を繰り返す。悠馬は僕の方を見向きもせずに、今度は優希を仰向けにし、再び重なりあっていく。
『ええ?・・・。終わりって・・・。言ったじゃない・・・。』
〔ダメ! 僕は逝ってないんだよ。〕
優希の両脚を抱えてズズッと挿入。そのストロークが長い。これは悠馬のペニスが長い事を意味する。ゆっくりと出し入れしていたが、奥の方までグッと入れると同時に嫁の顎も上がり、必死に何かを堪えているような感じだった。痛いのか、それとも・・・。悠馬が腰を押し付けたまま、グリグリと上下左右に微妙に動くと、優希がついに絶えきれずに声を出す。
『・・・。んあっ!・・・。あぁぁ~、ぁぁぁぁ~!』
〔これだろ? ここだろ、優希ちゃん、奥がいいんだろ?〕との問いにコクコクと嫁が頷く。
『あっ・・・。ぐっ・・・。い、イグッ・・・。見な・・・。いで・・・。・・・。アグッ!』
ピストンをさせずに女がイク姿を始めて見た。優希は苦しそうに呼吸をするだけで、目は虚ろである。身体の柔らかい優希の両脚は、カエルのように開き切っており、わざわざ悠馬が抱えるまでもない状態だった。完全に弛緩しきった嫁に対し、悠馬が本格的なピストン運動を再開する。途中、優希の意識がハッキリしてきた所で、悠馬は舌を伸ばしながらキスしようとした。だが、それに気付いた優希は顔を背け、拒否をする。僕を目の前に、悠馬に対するささやかな抵抗なのだろうと思った。
悠馬の腰の動きが激しさを増し、“ぐっちゃぐっちゃ”という卑猥な音が部屋中に響き始めた時、堪らず優希も声を上げ始める。『いやぁ、いやぁ・・・。もう・・・。ヤダぁ・・・。・・・。あぁぁぁぁぁ、お願い・・・。』それは半分泣いている感じだった。
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20200707
名U トライアングル・リレーション 第9話
名U トライアングル・リレーション 第9話
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僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
〔優希ちゃん、そろそろ・・・・入れていい?〕
『…好きに……すれば…。』って優希の投げやりな言葉。
その時一度、大きくベッドが軋む音がした。
『あっ、あああぁぁあ!・・・。ヤダ・・・。あん・・・。』
〔優希ちゃん、声が大きいよ。〕
『だって・・・。・・・。何これ・・・。んあっ! あ、あ、あ、あ、あ・・・。』
リズミカルにベッドの軋む音が5分以上続く。
『あぁぁぁ!・・・。すごっ・・・。そ、そこ・・・。そこ、いい!・・・。』
「ここだろ? ここがいいんだろ?」
『そう! そこそこ・・・。奥、ヤバい・・・。ダメダメダメェェ!』
絞り出す様な優希の喘ぎ声が聞こえてくる。逝っている証拠だ。しかし、ベッドの軋みは続いている。『ねぇ、もう・・・。お願い、お願いだからぁ・・・。あっあっあっ・・・。』って、優希が半分泣いたような感じで懇願した。しかし、悠馬は〔僕まだだよ。いいから、もう一回イケよ。〕と冷たく突き放している。
一度体位を変えるような会話をしてからは、ピストンの間隔が狭まってきた。優希の喘ぎ
声も再び佳境を迎えている。僕も我慢の限界と、ゆっくりだが、寝返りを打った。二人に気づかれまいと・・・。しかし、あちらを向いた瞬間、優希と目が合ってしまう。
その途端『え・・・。えぇ?・・・。キャァァァッ!』って優希が悲鳴をあげた。二人はバックでセックスしている。それで優希は慌てて腰を引こうとしたが、後ろから両手で腰をガッチリと固定されて動けなかったい。悠馬も一瞬僕の方に目をやったが、すぐに目の前の優希の裸に集中、一層ピストンに拍車をかけて行く。
〔優希ちゃん、いきなり締まるんだけど。見られてるから?〕と悠馬は楽しそうに言った。
『違う、違うから! もう許して!』
〔だめだよ、もう一回逝ったら許してやるよ。〕
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名U トライアングル・リレーション 第8話
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僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳) 嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳) 親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳:僕の同級生で独身)
間もなく悠馬が風呂から上がると同時に僕はバスルーム入り、速攻でシャワーを浴びた。《二人っきりでもう始めていたらどうしよう?》と現実的にはあり得ない情景を思い浮かべるうちに勃起してくる・・・。バスルームから出る時、音を立てない様にこっそりリビングを覗いた。二人とも普通にビールを呑んでいる。でも何となくギクシャクしていた。心なしか、優希の頬も赤いようにも見える。風呂上がりだからかもしれなかった。
僕が合流すると二人ともホッとした表情になる。しかし、僕は二人のこのリアクションで、もう既に二人の世界を作りつつあるような気がした。僕は今や二人にとって邪魔者なんだと思う。まだ付き合い始めて間も無いカップルにありがちな、心地よい緊張感を楽しんでいたように見えた。
急に寂しさと緊張で喉が異常に乾いてきた僕は、缶ビールをがぶ飲みする。そして、三本目を空けた所で僕は眠ってしまったようだ。深夜、嫁の囁き声で目が覚める。カーテンを閉め忘れた室内は月明かりでぼんやりとしていた。
耳を澄ますと『あ・・・。そこは・・・。ダメだよ・・・。』って優希の声が聞こえてくる。〔ここ?
ここは?〕と無遠慮(遠慮をせず、好きなように振る舞う)な悠馬の声。
『あっ・・・。はぁぁ・・・。ダメ・・・。ダーメ・・一幸が・・起きちゃうよ・・・。』
〔大丈夫だって。でも、ぶっちゃけ起きてもいいんじゃない?〕
『ダメダメッ・・・。恥ずかしいよ・・・。あり得ない。』
〔なあ、僕の事さ、まだ好き?〕とストレートな質問。
『ええ~? 何言ってんの・・・。そんな訳ないでしょ・・・。』
〔じゃあ何でこんな事してるの?〕
『・・・・それは・・・・一幸に・・・・頼まれたから・・・。』
〔一幸に、おれのペニスしゃぶれって言われたの?〕
『馬鹿・・・・もう・・・・あ、あぁぁぁっ』
もう既にフェラチオをしてしまったという事か・・・。嫉妬と興奮で心臓が飛び出しそうになっている。寝返りを打てば目の前で二人は抱き合っているはず。でもそうする勇気が出なかった。
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20200705
名U トライアングル・リレーション 第7話
名U トライアングル・リレーション 第7話
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僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
僕は自分が酔っているのもあったが、悠馬に色々と訊いてみた。
「料理どころか、こないだ嫁を喰っただろ!(笑)」
〔まじ悪りい。久々に良い思いさせてもらいました・・・。〕
「〔良い思い〕って普通に夫の前で言うかな?」
〔ほんとにスマン。酔っていたから何か“デジャヴ(ある光景を見てそれを前にも見たことがあると錯覚する現象)”のような・・・。〕
「お前、なんで優希と別れたの?」
〔いろいろあってさ。ま~大人の事情さ。〕
「嘘つけ。ただ飽きたからだろう。」
ここで片づけを終えて台所から優希が戻ってきて、『何楽しそうに話してるの? そうだ電車まだあるかな? 悠馬さん泊まってく? それとも帰る?』って言うと、一も二もなく悠馬は〔お言葉に甘えて、有難く、泊まらせていただきます~〕と気楽な態度。《つい最近、諸事情があったにせよ僕の嫁とセックスしておきながらだ。》、『それじゃあどちらでもいいから、お風呂早く入ってくれる。』って優希が急かすが。僕は「優希が先に入れよ。僕たちの事は気にすんな。適当にしてるから。」、『そう・・・。じゃすぐ入ってくるわ。ゴメンね。』
僕は、嫁がバスルームに入るのを確認してから悠馬に、「なあ、お前、また優希を抱いてもいいんだぞ?」と言った。〔え? マジでっ?・・・。それでいいのか? お前大丈夫かよ?〕と真剣な顔つきの悠馬に「勿論今だけだ。傷心の友を放っておけないからさ。」最初、悠馬は疑心暗鬼だったが、僕が真剣だと分かったら、ウキウキしながら風呂から上がった優希と入れ替わりでバスルームに入っていく。
今度は優希を説得する。最初、全く取り合ってくれなかったが、僕が真面目な顔で訴えると徐々に涙目になった。嫁は動揺した時、いつもこうなる。そして、『一幸本気なの? 私の事が嫌いになったの? この前のこと怒ってるの?』って訴えてくる。「ちがうよ。この前は僕が言い出したことだし、今夜は真面目なお願いとして頼んでいるんだ。悠馬を慰めてやってくれよ。あいつ、今でも優希の事好きみたいだからさ。」
優希は「悠馬は今でも好き」と言う僕の言葉に動揺していた。目が泳いでいるのを見て僕は、《あー やっぱ未だに悠馬の事引きずっているのか?》と、ブルーな気分になる。それは僕の嫁という優位性が崩れた瞬間だった。
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20200704
名U トライアングル・リレーション 第6話
名U トライアングル・リレーション 第6話
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僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
「だから、どうだった?」と懲りずに質問する僕に、『そんなの、わかんないって・・・。』て、ティッシュを取って立ち上がる優希。僕はセックスの時に結構変態じみた事を嫁に要求する為、『もう! 変態!』って怒られる事があった。実は怒られるのも僕にとっては快感だったりする。
3日後、悠馬から〔ごめん、オレやっぱ優希ちゃんとヤったわ。〕というメールが来た。それで、「いや、僕が優希にけしかけたみたいだから、気にしなくていいよ。」と、すぐにリメール(返信)。再度、悠馬から〔本当にごめん。〕しかし、このメールは、《嫁から真相を聞いたんだろうな。》と思った。そしてその事で、僕の知らないところで二人が連絡(電話やメール)を取り合っているのかもしれないという無用な心配をする羽目にもなる。
僕は、二人が元々付き合っていた仲だけに、隠れてコソコソされるより、いっそ堂々として欲しいと思うようになった。それで休日に、僕は悠馬を家に招くことにする。優希は微妙に反対をしていたが、“悠馬を励ます”ということで渋々と同意してくれた。
悠馬を家に招く本当の目的は、嫁と悠馬の距離感を探りたかったからである。僕は優希と付き合いを始めた頃、《優希はまだ悠馬の事を好きのでは?》と思っていて、《本当は悠馬を忘れる為に僕と付き合ったのでは?》と。しかし、付き合いが長くなり、結婚して暫くするとそんな思いは自然と忘れてしまう・・・。今回の一件で再び疑念が生まれ始めていて、どうしてもそれを確かめたかった。
夕食は優希の手料理である。その後、飲みながら悠馬の愚痴を聞いていた。暫くして二人とも酔いが回った頃、ふと悠馬が〔優希ちゃん、相変わらず料理上手いよな。〕と口にする。付き合った事があるからこそのセリフで、僕の嫉妬心に火がついた。恐らく僕の表情は一気に硬くなったはずだが、酔った悠馬は全く気付かない、どころか、自分の発言が僕の気持ちを揺さぶっている事すら分かっていない状態である。台所で片付けしている優希にも聞こえていなかった。
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20200703
名U トライアングル・リレーション 第5話
第4話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
僕は意識がハッキリするにつれ、それが昨夜の光景が理由である事が分かり、寝ぼけている悠馬を無理に起こして確認する。悠馬の言い分は・・・。〔あまり覚えていないけど、優希ちゃんとエッチしてるリアルな夢を見た。〕との事だった。
暫くして目が完全に覚めて現実に戻った悠馬は、やはり暗いのである。それは、昨夜の出来事に対してではなく、失恋した事によるものだった。部屋を出るとき、僕は何気に声をかける。「早く元気出せよ。なんなら優希でエッチな夢でもまた見ろよ(笑)。」帰り道、昨夜の事を思い出しても現実なのかどうなのか確信が持てないでいた。ただ、昔のあの時のシチュエーションと同じだったので、正直興奮したし、当時の自分自身の気持ちまでリアルに思い出してしまう。酔ってもいたので、頭が倒錯していたのかもしれなかった。
しかし、家に着くとあっという間に全ての疑問が解決する。優希が土下座の勢いで『悠馬とセックスをした。』ってカミングアウトをしたのだ。呆気に取られながらも理由を聞く。『わたしが悠馬さんに押し倒されて・・・。抵抗していたんだけど、一幸が「抱かれてやれ!」って、言うから・・・。』、「ええっ? 僕が? そんな事言ったのか?」、『全然覚えてないの?
悠馬さんが可哀想だからって・・・。』
本当に僕は覚えていなかった。合法的に抱かれたようにする為に、二人で口裏を合わせているのかもと思ったが、そんなそぶりもない。優希は『どうせ昔は付き合ってたんだから、って一幸が・・・。』
僕は狐に騙されたような気分になりながらも、思わず訊ねてしまった。「・・・。どうだった?」
質問の意味が分からない嫁は『えっ?』、僕が「良かったの・・・。か?」と、バツが悪そうに俯く優希が、『う・・・。うん、いや、分かんないよ・・。』この返事を聞いた時、下腹部に血が猛烈に流れ込むのを感じる。我慢できずに優希を押し倒した。
前の晩に悠馬に抱かれたからかは分からないが、最初は結構激しく抵抗していたが、強引にねじ伏せて挿入する。愛撫もいい加減だったのに、優希の中は熱くヌルヌルだった。お腹に射精した後、優希に聞いてみた。「悠馬と何が違う?」、『えっ何? 何の話してるの?』
「いや、その・・・。長さとか形とかテクとかさ・・・。」何か引かれている様子で、『・・・・
。』て無言である。「ごめん、何か妙に興奮してさ・・・・僕やっぱ変だよね。」それに優希が頷(うなづ)き『本当に一幸やっぱ変態さんだね。』
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20200702
名U トライアングル・リレーション 第4話
名U トライアングル・リレーション 第4話
第3話←
僕(立木一幸:たちき・かずゆき:29歳)、嫁(立木優希:たちき・ゆうき:27歳)、親友(倉橋悠馬:くらはし・ゆうま:29歳)は僕の同級生で独身。
相談の内容は、やはり悠馬の事だった。でも、僕が思っていたのとは違い、悠馬に対する未練はない様子である。やせ我慢かもしれないが、始終笑いながら、『もう終わった恋だもの。次に踏み出さなきゃ! 次にね。』って言った。
不思議なもので、じっくり話し合うと、結構趣味が近かったりして、凄く話し易くて本当ウマが合っている。それで、次第に休みの日とかに会うようになり、ついに大学の卒業前に付き合うようになった。卒業後に2年半の交際期間を経て、僕達は結婚をする。お察しの通り、そう、A子とは嫁の優希である。
結婚してからは、悠馬と遊ぶ頻度が激減した。せいぜい半年に一度会うか会わないかになる。そして、あれほどの遊び人の悠馬もついに結婚を意識する相手が見つかった。俄かに信じられなかったが、あの悠馬が脇目も振らず、一切の女遊びをやめている。それを見て、これは本気だと思った。確かに凄い美人で、才色兼備って感じである。
ところが、悠馬は振られてしまった。しかも、かなり酷い理由で。悠馬の落ち込みようは凄まじく、ちょっと心配になる位な状態で、仲の良かった友人を集めて悠馬を励ます事になる。当日、僕と悠馬の二人はベロベロに酔っ払い、他の仲間達に介抱されながら悠馬の部屋に収容された。それで、ここからは半分以上記憶がない話である。
因みに、優希と悠馬は僕たちの結婚式以来だから、この2年ほどは一度も会っていなかった。また、悠馬の部屋での乱交?の話題について僕達は一切触れた事もないのである。優希にとっては若気の至りとは言え、消したい過去のはずだ。
断片的な記憶を辿ると・・・。悠馬の部屋で倒れているところに優希から連絡が電話があった(はず)。僕は「今すぐ悠馬の部屋に迎えに来てくれ。」と応答する(はず)。迎えに来た嫁が、パンツ一丁で床に横たわる悠馬に毛布を掛けようとして、悠馬に腕を掴まれて転んでいるのを見てバカ笑いしていた(はず)の僕。そして、優希のカラダの上に悠馬が乗って腰をゆっくり振っていた光景が目に入る。
次に意識が戻ったのは翌朝で、優希は居なかった。ベッドの上にはキチンとTシャツを来て毛布に包(くる)まる悠馬のみである。僕が寝ぼけていた為か、酒が残っていたからかは分からないが、起きた瞬間、何とも言えない嫌な気分になった。
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20200701
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