特名Ⅱ〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第43章
特名Ⅱ〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第43章
第42章←
俺(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:32歳)と嫁(柴﨑博美:しばさき・ひろみ:27歳)
そして後藤和真(ごとう・かずま:30歳)さん
嫁は俺の姿を確認するや否や、一所懸命にアッパーシーツを引っ張って繋がっている所から顔までを隠そうとする。後藤さんは片手で博美を落ち着かせるように博美の肩までの髪をかきあげるみたいにして顔を触っていた。
不思議な事に俺の視線は博美じゃなくて後藤さんの方に行く。後藤さんの裸自体を見るのは初めてだったからかもしれないけど、背が俺より少し高いのは判っていたけど思ったよりガタイ(体格)が良いなあとか、やや毛深いなあとかそんな事を思った。
博美の『なんで、え? 将嗣君がなんでいるの? え! なんで? どうして?』って慌てた声の後、後藤さんがゆっくり前後に腰を動かす。その動きに合わせて明らかに後藤さんと繋がった感じで嫁の上半身が揺れた。(博美としては裸を見られるのは初回の時もあったが、セックスを見られるのは全っく別次元の事だったそうだ。)
博美が歯を食いしばって俯いた後、『後藤さんだめっ! 動かないで・・お願い・・・。』って声。でも明らかに喘ぎ声交じり、何より博美の顔が融けている。顔が真っ赤でエロの表情。いつもは猫目っていうかちょっと強気な顔つきなのだけど完全にエロい顔になっていた。
嫁は少し背が低いのとちょっと痩せ気味だからか、後藤さんが博美の全身を軽々と動かせる感じで、そういう体勢なのに腰を動かした瞬間も博美はなんだか後藤さんの上で動かされている。その嫁の反応で、後藤さんが大丈夫(最悪の事態にはならない)と判断をしたのだ。博美の顎の先端を持って博美の顔を自分のほうに向けて、後藤さん自身は俺の方見ながら、〔なあ将嗣、博美ちゃんに腰使わせちゃっていいよな?〕っていきなり喋ってくる。
俺はこの事態にぼうっとしていたけれど、咄嗟に「構わないよ。それでいいよ。」って掠(かす)れた声で答えた。前もそうだけど後藤さんと博美の絡みの時の間に声を掛けられると、興奮している真っ最中なので、どうしても喉がカラカラになって声は掠れちゃうし、良く頭が廻らず的確な言葉が出てこない。(M体質のせいなのか、凄く興奮すると自然にそうなる。)
第44章へ
20200710
- 関連記事
-
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第30章 (2020/04/07)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第31章 (2020/04/08)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第31章 (2020/04/09)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第32章 (2020/04/10)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第33章 (2020/04/11)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第34章 (2020/04/12)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第35章 (2020/04/13)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第36章 (2020/04/14)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第37章 (2020/06/13)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第38章 (2020/06/14)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第39章 (2020/06/16)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第40章 (2020/06/21)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第41章 (2020/06/27)
- 特名Ⅱ 〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第42章 (2020/07/09)
- 特名Ⅱ〖俺と嫁 嫉妬と興奮の狭間に〗第43章 (2020/07/10)