名C [美鈴(みすず)]その1
名C [美鈴(みすず)]その1
(原題:妻との冒険 投稿者:投稿日:不明)
私(高藤雄平:たかとう:ゆうへい:39歳)と妻(高藤美鈴:たかとう・みすず:36歳)の経験談です。
美鈴は私と結婚するまでに一人の男性しか経験はありませんでした。結婚して12年美鈴は私以外との経験もなくごくごく普通の主婦をしてきいます。子供も大きくなり夫婦だけの時間も少しはとれるようになりましたが、あっちの時間は子供も夜遅くまで起きているようになり、狭い我が家では中々時間も取れませんでした。
そんなことから夫婦で食事に出かけたりした後、ラブホテルに脚を向けることもしばしばです・・・。しかし、何分長い間夫婦を続けてきた二人には最初はラブホテルも気分転換に、少しは刺激になっていたのですが、やはりマンネリ気味になるものでした。
そんな頃でした。いつものように美鈴と食事に出かけたときに、隣の席のサラリーマン風の男性が美鈴をチラチラと見るのです。美鈴自身ミニスカートを履いているわけでもなく、ジーンズにTシャツ姿の普通の格好でした。
美鈴にこっそりと、「隣の人が君のことをチラチラ見てるよ。」と言うと、美鈴は『こんなおばさん見るわけないでしょ!』って笑いながら答えます。食事と酒を終えて帰る前に美鈴がトイレに立った後にチラチラ見ていた若い男も席を立ち、トイレの方へと行きました。私は美鈴が戻るのを待って会計を済ませ店を出ます。
店を出たところで美鈴が私に『さっきの人さぁ~ かなり酔っ払ってたよ。』って私にボソボソと言いました。私が「そんな感じだったね。けどどうしてそんな事いきなり言うの?」と聞くと美鈴は『だってね・・・』って小さく語尾を下げます。
私が「だって、ってどうしたの?」と聞き直すと妻は小さい声で『・・綺麗で・・見とれてました。なんて言うのよ・・・。』って美鈴はとても恥ずかしそうに答えました。私は「あははは・・そりゃかなり酔っ払ってたんだな。おばちゃんからかってどうせ今ごろ君が照れた顔したぞ! なんて仲間と盛り上がっているよ。」
妻の美鈴は私の言葉に少しふて腐れながら『どうせおばちゃんですよ!』ってスタスタと歩き出しました。そんな妻を追いかけて「まだまだいけてるよ御嬢さん。」と、美鈴をからかいながら二人でラブホテルへと向かいます。
ラブホテルでは、いつものように二人で風呂に入りベッドへ移りいつものように妻を愛撫していると、美鈴がいつもと少し違う感じがしました。異常に興奮していたのです。
「どうしたの? きょうは凄く興奮しているんだね?」
『うん・・・。だから・・・。いっぱい抱いて!』
私は美鈴の中に入り激しく興奮をする妻を激しく突き上げました。美鈴のあそこからは信じられない程の愛液が湧き出ています。
「どうしたんだい? もの凄くここが濡れているよ。」
『・・・・・』美鈴は何も答えませんでした。
「ひょっとしてさっきの若い男に綺麗と言われた事が、君を興奮させているのか?」と美鈴を突き上げながら言う。
『いや~ 言わないで!』って言いながら美鈴の膣が激しく私を締め付けてきました。
「君、綺麗って言われてドキドキしたのか? どんな風に言われたんだよ?」
『イヤ! もう覚えてない・・・。』
「言ってみろよ!」
2014/07/19
(原題:妻との冒険 投稿者:投稿日:不明)
私(高藤雄平:たかとう:ゆうへい:39歳)と妻(高藤美鈴:たかとう・みすず:36歳)の経験談です。
美鈴は私と結婚するまでに一人の男性しか経験はありませんでした。結婚して12年美鈴は私以外との経験もなくごくごく普通の主婦をしてきいます。子供も大きくなり夫婦だけの時間も少しはとれるようになりましたが、あっちの時間は子供も夜遅くまで起きているようになり、狭い我が家では中々時間も取れませんでした。
そんなことから夫婦で食事に出かけたりした後、ラブホテルに脚を向けることもしばしばです・・・。しかし、何分長い間夫婦を続けてきた二人には最初はラブホテルも気分転換に、少しは刺激になっていたのですが、やはりマンネリ気味になるものでした。
そんな頃でした。いつものように美鈴と食事に出かけたときに、隣の席のサラリーマン風の男性が美鈴をチラチラと見るのです。美鈴自身ミニスカートを履いているわけでもなく、ジーンズにTシャツ姿の普通の格好でした。
美鈴にこっそりと、「隣の人が君のことをチラチラ見てるよ。」と言うと、美鈴は『こんなおばさん見るわけないでしょ!』って笑いながら答えます。食事と酒を終えて帰る前に美鈴がトイレに立った後にチラチラ見ていた若い男も席を立ち、トイレの方へと行きました。私は美鈴が戻るのを待って会計を済ませ店を出ます。
店を出たところで美鈴が私に『さっきの人さぁ~ かなり酔っ払ってたよ。』って私にボソボソと言いました。私が「そんな感じだったね。けどどうしてそんな事いきなり言うの?」と聞くと美鈴は『だってね・・・』って小さく語尾を下げます。
私が「だって、ってどうしたの?」と聞き直すと妻は小さい声で『・・綺麗で・・見とれてました。なんて言うのよ・・・。』って美鈴はとても恥ずかしそうに答えました。私は「あははは・・そりゃかなり酔っ払ってたんだな。おばちゃんからかってどうせ今ごろ君が照れた顔したぞ! なんて仲間と盛り上がっているよ。」
妻の美鈴は私の言葉に少しふて腐れながら『どうせおばちゃんですよ!』ってスタスタと歩き出しました。そんな妻を追いかけて「まだまだいけてるよ御嬢さん。」と、美鈴をからかいながら二人でラブホテルへと向かいます。
ラブホテルでは、いつものように二人で風呂に入りベッドへ移りいつものように妻を愛撫していると、美鈴がいつもと少し違う感じがしました。異常に興奮していたのです。
「どうしたの? きょうは凄く興奮しているんだね?」
『うん・・・。だから・・・。いっぱい抱いて!』
私は美鈴の中に入り激しく興奮をする妻を激しく突き上げました。美鈴のあそこからは信じられない程の愛液が湧き出ています。
「どうしたんだい? もの凄くここが濡れているよ。」
『・・・・・』美鈴は何も答えませんでした。
「ひょっとしてさっきの若い男に綺麗と言われた事が、君を興奮させているのか?」と美鈴を突き上げながら言う。
『いや~ 言わないで!』って言いながら美鈴の膣が激しく私を締め付けてきました。
「君、綺麗って言われてドキドキしたのか? どんな風に言われたんだよ?」
『イヤ! もう覚えてない・・・。』
「言ってみろよ!」
2014/07/19
『美鈴(みすず)』 1章その2
名C美鈴(みすず)その2
『あ~ん・・・じっと・・・』って、意味不明な美鈴。
「じっと?」
『・・・うん・・・じっと見つめられて・・・』
「見つめられて?」(私はまだ先が見えない。)
美鈴が『・・・顔の近くまで来てね・・・・』と続ける。
「近くまできて?」
『綺麗ですね・・・・って・・・あ~もう許してお願い・・・』
「ドキっとしたんだろ?」との私の問いに妻は答えず。
『・・・』
「ドキっとしたんだろ?」と繰り返すと、
『・・・うん。』
それは私が結婚してから始めて美鈴への嫉妬心が湧きあがった瞬間でした。
美鈴が専業主婦を長年してきて、殆ど家で子供の世話や家事をしてきただけで、私以外の男性を意識することなんてなかったのでしょう。恋愛経験もそれほど無かった真面目な美鈴だけに、そんなことでもドキッとしたのでしょう。それ以来私は美鈴が私以外の男性とセックスすることを想像するようになる。
それからの私達夫婦の営みは、いつも美鈴にあのときの若い男性に口説かれ抱かれることを美鈴に想像させながらのセックスが続きました。私自身も現実に美鈴が私の知らない男性に抱かれることを現実にしてみたい気持ちがどんどん大きくなっていきます。
美鈴の方はセックスの最中には『抱かれたいよ!』なんて言うのですが、普段に二人だけになったときに話すと『何を言っているのよ!』って軽く流されるのが殆どでした。そんな時期にも二人で食事に出かけて、その帰りにラブホテルに寄って帰ることもありました。
しかし、以前のような出来事は起こらないものです。しばらくして仕事の同僚と飲みに会社の近くのスナックに行ったときにバイトで働いている女の子の友人が一人で店に来ていました。彼女はカウンターで時々バイトしている友人と会話をする程度でした。そのうちお客のおじさんが彼女の隣に座って話をしたりしているのを見て、私にメラメラとある計画が湧き上がって来ました。
妻に一人でどこかの店で飲みに行かせて、>美鈴を口説く男性がいるかどうかを見てみたくなりました。私は、早速次の日に美鈴にその話をしてみたのですが、美鈴は『そんな怖いこと一人ではできまないよ。』と断られましたが、「一人じゃできないの?じゃぁ俺も一緒ならいいのか?」と聞き直すと美鈴は『さぁ~?』と笑いで誤魔化す。
それからしばらくして美鈴といつものように居酒屋へ食事がてらに出かけた後、いつもならラブホテルへ向かうのですが、酒の好きな美鈴を何度か行ったことのあるバーへと誘ってみました。
美鈴は『たまにはいいね~』なんて上機嫌です。私はここぞとばかりに「あのさ~ この間言ってたみたいに一人でカウンターで飲んでみてくれないか?カウンターだとマスターも気さくにしゃべってくれるからさ~俺も後から入って他人のふりして君の近くに座るから。」
美鈴は『それならいいよ。安心だし それよりあなたが想像しているようにこんなおばさんに声かける人なんていないって』と俯き加減に言いました。私が「それは分からないよ。この間もドキっとするほどに綺麗って言われたんだろ。」
『あはは あれは私がからかわれただけよ。実際にそんな奇特な人はいませんよ~だ。』美鈴はニコニコしながら私に腕を組んできます。10分ほど離れた店の前へと私達はやってきました。
「先に入ってくれる?じゃ~10分くらいあとから俺も店に入って行くよ。」
『うん。分かった。必ず後から入ってきてよ。もしあなたが15分たってもこなかったらお店を出るからね。』って美鈴は店へと入って行く。
『あ~ん・・・じっと・・・』って、意味不明な美鈴。
「じっと?」
『・・・うん・・・じっと見つめられて・・・』
「見つめられて?」(私はまだ先が見えない。)
美鈴が『・・・顔の近くまで来てね・・・・』と続ける。
「近くまできて?」
『綺麗ですね・・・・って・・・あ~もう許してお願い・・・』
「ドキっとしたんだろ?」との私の問いに妻は答えず。
『・・・』
「ドキっとしたんだろ?」と繰り返すと、
『・・・うん。』
それは私が結婚してから始めて美鈴への嫉妬心が湧きあがった瞬間でした。
美鈴が専業主婦を長年してきて、殆ど家で子供の世話や家事をしてきただけで、私以外の男性を意識することなんてなかったのでしょう。恋愛経験もそれほど無かった真面目な美鈴だけに、そんなことでもドキッとしたのでしょう。それ以来私は美鈴が私以外の男性とセックスすることを想像するようになる。
それからの私達夫婦の営みは、いつも美鈴にあのときの若い男性に口説かれ抱かれることを美鈴に想像させながらのセックスが続きました。私自身も現実に美鈴が私の知らない男性に抱かれることを現実にしてみたい気持ちがどんどん大きくなっていきます。
美鈴の方はセックスの最中には『抱かれたいよ!』なんて言うのですが、普段に二人だけになったときに話すと『何を言っているのよ!』って軽く流されるのが殆どでした。そんな時期にも二人で食事に出かけて、その帰りにラブホテルに寄って帰ることもありました。
しかし、以前のような出来事は起こらないものです。しばらくして仕事の同僚と飲みに会社の近くのスナックに行ったときにバイトで働いている女の子の友人が一人で店に来ていました。彼女はカウンターで時々バイトしている友人と会話をする程度でした。そのうちお客のおじさんが彼女の隣に座って話をしたりしているのを見て、私にメラメラとある計画が湧き上がって来ました。
妻に一人でどこかの店で飲みに行かせて、>美鈴を口説く男性がいるかどうかを見てみたくなりました。私は、早速次の日に美鈴にその話をしてみたのですが、美鈴は『そんな怖いこと一人ではできまないよ。』と断られましたが、「一人じゃできないの?じゃぁ俺も一緒ならいいのか?」と聞き直すと美鈴は『さぁ~?』と笑いで誤魔化す。
それからしばらくして美鈴といつものように居酒屋へ食事がてらに出かけた後、いつもならラブホテルへ向かうのですが、酒の好きな美鈴を何度か行ったことのあるバーへと誘ってみました。
美鈴は『たまにはいいね~』なんて上機嫌です。私はここぞとばかりに「あのさ~ この間言ってたみたいに一人でカウンターで飲んでみてくれないか?カウンターだとマスターも気さくにしゃべってくれるからさ~俺も後から入って他人のふりして君の近くに座るから。」
美鈴は『それならいいよ。安心だし それよりあなたが想像しているようにこんなおばさんに声かける人なんていないって』と俯き加減に言いました。私が「それは分からないよ。この間もドキっとするほどに綺麗って言われたんだろ。」
『あはは あれは私がからかわれただけよ。実際にそんな奇特な人はいませんよ~だ。』美鈴はニコニコしながら私に腕を組んできます。10分ほど離れた店の前へと私達はやってきました。
「先に入ってくれる?じゃ~10分くらいあとから俺も店に入って行くよ。」
『うん。分かった。必ず後から入ってきてよ。もしあなたが15分たってもこなかったらお店を出るからね。』って美鈴は店へと入って行く。
『美鈴(みすず)』 1章その3
名C美鈴(みすず)その3
駅近くにあるオーセンティックバー〖御影〗は落ち着きのある店で、カウンター12席とテーブル14席の26席。会社の上司に連れられて来店した際に、50代前半と思われるマスターと妙にウマが合った(意気投合)のと店の雰囲気が“大人の隠れ家”的なのが気に入り6、7回は訪れています。
今、美鈴がその〖御影〗へと入って行った。その瞬間から、私の頭の中には色んな妄想が浮かんできます。約束した10分間で男女の仲が進展するようなことはないとは思っていても、この10分間が凄く長い時間に感じられました。
腕時計で10分が経過したことを確認、私はドキドキしながら店へと入るといつものようにマスターが「いらっしゃいませ」とにこやかに迎えてくれました。カウンターには美鈴が、ぽっんと坐っていました。意識的に目を合わさなかった。美鈴の少し離れた席にカップルが座っていてカウンター席には3人だけでした。テーブル席はほぼ埋まっていました。
ウェイターに「お一人ですか?カウンターでよろしいでしょうか?」と言われて、私は頷きカップルが座っている反対側の美鈴から離れた席に座りました。そして、美鈴はマスターと楽しそうに時々会話をしています。私は一人カウンターの後ろに並べられた酒を見ながら酒を喉に流し込みました。
30分ほどたった頃でした。カップルが帰って行き、入れ替わるように私より少し年上の男性が一人で店へとやって来ました。その男性は店の常連さんのようで何もいわずに美鈴とカップルとの間の席に座りマスターと話をし出しました。
男性はマスターとゴルフの話題でワイワイと盛り上がって話していて、その男性がゴルフのティーショットを打ってズボンが破れた時の話をしていたときに、美鈴が一瞬クスっと笑います。男性は少し照れながら美鈴に「すみません。お恥ずかしい話をお聞かせしまして。」と照れながら話しかけ、マスターに「この方(美鈴)へ飲み物を」と告げました。
いよいよ私が待ちに待ったときがやって来る。美鈴が男性と会話をするようになり、最初は私の方をチラチラ見ていたのですが酒も進んで酔いもかなり回ってきたのか私の方を見ることもなくなって来たのです。それに美鈴のしゃべりも少し呂律が回らなくなってきたように感じます。
そのうち男性が美鈴との間に一席分の間があったのですが、美鈴の隣へと移りました。それから二人の会話も少しずつトーンダウンしていき、二人の顔の間も近くなって来ています。私はその場面を見ただけでもドキドキ、ハラハラと落ち着きが無くなってきて、二人の会話が聞きたくて仕方がありませんでした。
二人はまるで恋人同士のように話しているのですが、私は一人カウンターで何もしゃべらずに飲んでいるもので、何かそこにいるのはバツが悪いような雰囲気になる。私はトイレへと席を立ち、美鈴のスマホに、≪そろそろ俺店を出るけどいいかな?とメールを送りました。
トイレで用を足して席に戻る。しばらく美鈴がスマホを開いて私に返事をするのを待ったのですが、スマホを触ることもなくその男性となにやら話をしていました。何だか無視され私は少しムッとしましたが、ここで怒ってしまうと何もかもがぶち壊しになるのでマスターに「チェックをしてくれ。」と伝えました。
けれど美鈴はそんな私に気が付く様子もみせないので、私は男性と美鈴に「お先です」と声をかけて店を出ました。店の前で10分も待ったけれど美鈴は店から出て来ません。仕方がないので駅まで行って、まだ開いていた珈琲店に入りました。しかし、そこでも20分待っていたが連絡がない。少し腹を立てながら美鈴に何度も電話をするが応答はない。珈琲店の閉店時間が近づき、≪まだ御影にいるの?連絡をして。俺はもう先に家へ帰る。≫とメールを送りました。
駅近くにあるオーセンティックバー〖御影〗は落ち着きのある店で、カウンター12席とテーブル14席の26席。会社の上司に連れられて来店した際に、50代前半と思われるマスターと妙にウマが合った(意気投合)のと店の雰囲気が“大人の隠れ家”的なのが気に入り6、7回は訪れています。
今、美鈴がその〖御影〗へと入って行った。その瞬間から、私の頭の中には色んな妄想が浮かんできます。約束した10分間で男女の仲が進展するようなことはないとは思っていても、この10分間が凄く長い時間に感じられました。
腕時計で10分が経過したことを確認、私はドキドキしながら店へと入るといつものようにマスターが「いらっしゃいませ」とにこやかに迎えてくれました。カウンターには美鈴が、ぽっんと坐っていました。意識的に目を合わさなかった。美鈴の少し離れた席にカップルが座っていてカウンター席には3人だけでした。テーブル席はほぼ埋まっていました。
ウェイターに「お一人ですか?カウンターでよろしいでしょうか?」と言われて、私は頷きカップルが座っている反対側の美鈴から離れた席に座りました。そして、美鈴はマスターと楽しそうに時々会話をしています。私は一人カウンターの後ろに並べられた酒を見ながら酒を喉に流し込みました。
30分ほどたった頃でした。カップルが帰って行き、入れ替わるように私より少し年上の男性が一人で店へとやって来ました。その男性は店の常連さんのようで何もいわずに美鈴とカップルとの間の席に座りマスターと話をし出しました。
男性はマスターとゴルフの話題でワイワイと盛り上がって話していて、その男性がゴルフのティーショットを打ってズボンが破れた時の話をしていたときに、美鈴が一瞬クスっと笑います。男性は少し照れながら美鈴に「すみません。お恥ずかしい話をお聞かせしまして。」と照れながら話しかけ、マスターに「この方(美鈴)へ飲み物を」と告げました。
いよいよ私が待ちに待ったときがやって来る。美鈴が男性と会話をするようになり、最初は私の方をチラチラ見ていたのですが酒も進んで酔いもかなり回ってきたのか私の方を見ることもなくなって来たのです。それに美鈴のしゃべりも少し呂律が回らなくなってきたように感じます。
そのうち男性が美鈴との間に一席分の間があったのですが、美鈴の隣へと移りました。それから二人の会話も少しずつトーンダウンしていき、二人の顔の間も近くなって来ています。私はその場面を見ただけでもドキドキ、ハラハラと落ち着きが無くなってきて、二人の会話が聞きたくて仕方がありませんでした。
二人はまるで恋人同士のように話しているのですが、私は一人カウンターで何もしゃべらずに飲んでいるもので、何かそこにいるのはバツが悪いような雰囲気になる。私はトイレへと席を立ち、美鈴のスマホに、≪そろそろ俺店を出るけどいいかな?とメールを送りました。
トイレで用を足して席に戻る。しばらく美鈴がスマホを開いて私に返事をするのを待ったのですが、スマホを触ることもなくその男性となにやら話をしていました。何だか無視され私は少しムッとしましたが、ここで怒ってしまうと何もかもがぶち壊しになるのでマスターに「チェックをしてくれ。」と伝えました。
けれど美鈴はそんな私に気が付く様子もみせないので、私は男性と美鈴に「お先です」と声をかけて店を出ました。店の前で10分も待ったけれど美鈴は店から出て来ません。仕方がないので駅まで行って、まだ開いていた珈琲店に入りました。しかし、そこでも20分待っていたが連絡がない。少し腹を立てながら美鈴に何度も電話をするが応答はない。珈琲店の閉店時間が近づき、≪まだ御影にいるの?連絡をして。俺はもう先に家へ帰る。≫とメールを送りました。
『美鈴(みすず)』 1章その4
名C美鈴(みすず)その4
私は、少し腹を立てながらタクシーに乗り、家へと向かっているときにスマホが鳴りました。『もしもし、わたし・・ね~家にかえるの~~?』と、いきなりかなり呂律の回らない美鈴の声です。「留守番している花帆(娘)も心配だから・・・」『おねがいしま~す~』の返事に「俺が店を出るときに無視しただろぅ?メールも電話もしたのに!」と少し声を荒げて美鈴に言うと、『解っていたよ~だ。けどパパは私が口説かれるの見たいんでしょ?だから知らないふりしたの~』って逆に愉快そうに言う。
「それで?君はまだ店にいるの?」
『うん。今トイレから電話してるの~~w』
「かなり酔ってるだろ?」
『うん。酔ってるよ~。パパはわたしに口説かれて欲しいんでしょ?』
「それはそうだけど・・・」と私は息をのむ。「あの横にいた男なのか?」と訊く。
『そ~だ~よ~結構感じいい人だしね~~このままホテルまで行っちゃおうかな~』
「なんで??いきなりそんな?」と慌てる。
『もしパパが嫌だったらお家に帰るよ。』
「判断は君に任せる。」と私は強がった。
『了解です。もしもだよホテルへ行っても怒らない?』と美鈴が真剣に聞いてくる。
「あぁ 怒らないよ。」
『じゃ~もしパパがお望みのようなことになりそうならメールするね。』って、美鈴はそう言って電話を切りました。それから家について私の経験したことのない嬉しいような腹立たしいような不安なようななんとも言えない気持ちで長い時間を過ごしました。
私が家に着いたのは午後11時半ごろだったと思います。美鈴を一人残して店を出てから1時間以上は経っていた。今ごろ妻はどうしているのだろ?すでに店を出てホテルにでも・・・そんな事が私の頭の中を駆け巡ります。やはり一緒に連れて帰ってくればよかった・・・けど美鈴が私以外の男性を知るチャンスでもある・・・。
私が複雑な思いで玄関を開けると、リビングでテレビを見ていた娘の花帆が飛んできて「パパどうしたの?あれ?ママは?」と私に尋ねて来ます。「ママと食事をしに入った店にママの友達がいたんだよ。ママもその友達と女同士盛り上がっていたからパパは先に帰って来た。」娘になんとかごまかすような嘘を言い、「ほら明日が休みでも、もう遅いから早く寝なさい。」と言うと、娘の花帆は「ママが珍しいね。けどたまにはいいんじゃないの。パパおやすみ。」なんていいながら2階の自分の部屋へと上がって行きました。
私は、さーっとシャワーを浴びて、缶ビールを片手に一人リビングでテレビを見ますが一向にその内容は頭には入って来ませんでしたが色んな思いを掻き消すように、ただぼぉ~っとテレビを見るしかありません。時計を見るとすでに午前0時を過ぎていてテレビからはお笑い芸人の笑う声がしている。
美鈴が帰ってくるなら、そろそろかな?なんて美鈴が何事も無く戻って来ることを願う自分もいました。一方、今ごろホテルであの男性に抱かれているのかと思う自分も・・・。いてもたってもいられなくなり、私は美鈴のスマホに≪今、何処にいるんだ?≫とメールを送りました。
10分経っても美鈴からの返事は来ません。20分経っても・・・。私は美鈴がメールの返事を出来ない状態にあることを確信しました。きっと今ごろ美鈴は・・・それしか頭に浮かんで来ませんでした。
私は、少し腹を立てながらタクシーに乗り、家へと向かっているときにスマホが鳴りました。『もしもし、わたし・・ね~家にかえるの~~?』と、いきなりかなり呂律の回らない美鈴の声です。「留守番している花帆(娘)も心配だから・・・」『おねがいしま~す~』の返事に「俺が店を出るときに無視しただろぅ?メールも電話もしたのに!」と少し声を荒げて美鈴に言うと、『解っていたよ~だ。けどパパは私が口説かれるの見たいんでしょ?だから知らないふりしたの~』って逆に愉快そうに言う。
「それで?君はまだ店にいるの?」
『うん。今トイレから電話してるの~~w』
「かなり酔ってるだろ?」
『うん。酔ってるよ~。パパはわたしに口説かれて欲しいんでしょ?』
「それはそうだけど・・・」と私は息をのむ。「あの横にいた男なのか?」と訊く。
『そ~だ~よ~結構感じいい人だしね~~このままホテルまで行っちゃおうかな~』
「なんで??いきなりそんな?」と慌てる。
『もしパパが嫌だったらお家に帰るよ。』
「判断は君に任せる。」と私は強がった。
『了解です。もしもだよホテルへ行っても怒らない?』と美鈴が真剣に聞いてくる。
「あぁ 怒らないよ。」
『じゃ~もしパパがお望みのようなことになりそうならメールするね。』って、美鈴はそう言って電話を切りました。それから家について私の経験したことのない嬉しいような腹立たしいような不安なようななんとも言えない気持ちで長い時間を過ごしました。
私が家に着いたのは午後11時半ごろだったと思います。美鈴を一人残して店を出てから1時間以上は経っていた。今ごろ妻はどうしているのだろ?すでに店を出てホテルにでも・・・そんな事が私の頭の中を駆け巡ります。やはり一緒に連れて帰ってくればよかった・・・けど美鈴が私以外の男性を知るチャンスでもある・・・。
私が複雑な思いで玄関を開けると、リビングでテレビを見ていた娘の花帆が飛んできて「パパどうしたの?あれ?ママは?」と私に尋ねて来ます。「ママと食事をしに入った店にママの友達がいたんだよ。ママもその友達と女同士盛り上がっていたからパパは先に帰って来た。」娘になんとかごまかすような嘘を言い、「ほら明日が休みでも、もう遅いから早く寝なさい。」と言うと、娘の花帆は「ママが珍しいね。けどたまにはいいんじゃないの。パパおやすみ。」なんていいながら2階の自分の部屋へと上がって行きました。
私は、さーっとシャワーを浴びて、缶ビールを片手に一人リビングでテレビを見ますが一向にその内容は頭には入って来ませんでしたが色んな思いを掻き消すように、ただぼぉ~っとテレビを見るしかありません。時計を見るとすでに午前0時を過ぎていてテレビからはお笑い芸人の笑う声がしている。
美鈴が帰ってくるなら、そろそろかな?なんて美鈴が何事も無く戻って来ることを願う自分もいました。一方、今ごろホテルであの男性に抱かれているのかと思う自分も・・・。いてもたってもいられなくなり、私は美鈴のスマホに≪今、何処にいるんだ?≫とメールを送りました。
10分経っても美鈴からの返事は来ません。20分経っても・・・。私は美鈴がメールの返事を出来ない状態にあることを確信しました。きっと今ごろ美鈴は・・・それしか頭に浮かんで来ませんでした。
『美鈴(みすず)』 1章その5
名C美鈴(みすず)その5
午前1時にあと数分という時に玄関のドアが開く音がしました。妻の美鈴が帰って来たのです。それで、私は慌てて玄関へと美鈴を迎えに行きました。やはり呂律が少しまわらない美鈴が『パパただいま~~』って、私が「ずいぶん遅かったじゃないか!」と、少し強く美鈴に言ってしまいました。
『えへへ~ひょっとしてパパ怒っているの?』そう言って美鈴は私の顔を上目使いに見ながらニコニコしています。「怒ってなんかいないよ。ただ心配しただけだ。」と、私が言い返すと、『またまた~顔に怒ってますって、書いてあるよ~』
美鈴はかなり酔っているようです。とにかく足元もフラフラしている美鈴を支えながらリビングへと連れて行きました。「どうだった?」と、私は美鈴に焦るように聞きました。『どうだったって?』って、「だからあれからどこか行った?」と私。『う~ん行ったよ。』って美鈴。「何処に?」、『聞きたいの?ほんとに?』いつもの美鈴とは思えない程、私を弄(もてあそ)ぶかのような表情で私にそう言いました。
「勿論聞きたいさ。ママを待っている間は大変だったんだからな。」、『何が大変だったの~~?パパ~~答えなさい!!』私が「何がって・・・ 今ごろエッチしてるのかな?とか・・・。」と、モジモジしながらそう答えると、美鈴は『パパ!だ~い正解!わたしお風呂入ってくるね。』って浴室へ行く。私は美鈴の後を追い、「だから~本当はどうだったんだよ~。」と美鈴に再度聞きなおします。
美鈴は『ひ・み・つ』って言いながら着ていた服を脱ぎ捨てて浴室のドアを開けて中へと入りシャワーを浴び出しました。美鈴が脱ぎ捨てた服の中にピンクの下着が私の目の中に飛び込んで来ました。今まで一度も美鈴の脱ぎ捨てた下着など手に取ったことすらなかった私が有無を考えずに手にしていました。
前がレースになっている淡いピンクの下着を手に取り、私は美鈴の陰部が当たっていた場所に目をやりました。そこは白く粉がこびりついたようになっていて、私は無意識のうちにその部分を鼻に持っていき匂いまで嗅いでいたのです。その匂いに男の匂いはありませんでした。
少しがっかりしたようなホッとしたような。しかしその部分からは美鈴から発せられたであろう雌の匂いが強烈にありました。私はそのまま服を脱いでギンギンになったペニスを扱きながら美鈴のいる浴室へと入りました。
美鈴はびっくりしたような顔をして『どうしたのパパ?入って来るなんて。』、「あの男としたのか?」私はそういいながら美鈴の脚を開いて陰部へと手を持って行きました。『だめだよ~花帆ちゃんが起きてくる。』、「花帆はもう眠ってるさ。」、『でもダメだって~~』と、美鈴の陰部を触っている私の指にシャワーの水で濡れているのではなくヌルっとした感触のある濡れ方を感じました。
『お願いだから~ここではやめようね?パパお願い。後でゆっくり話すからね?』って美鈴の言葉で、私は冷静さを取り戻し浴室を先に出ました。『あぁ~さっぱりした。』そう言いながらバスタオルを身体に巻きつけて髪の毛をタオルで拭きながら私のいるリビングへと美鈴が入って来ました。
「少し酔いは覚めた?」と私が訊くと、『う~ん、まだ少しフワフワしてるかな。』、「でさ~ あれからどうなったの?」、『あ!そうそう。これ頂いたの。』って言いながら美鈴はさっき持って出かけていたバッグの中をゴソゴソとしながら1枚の名詞を出して私に見せました。『社長さんなんだってあの人。』美鈴がそう言いながら見せる名刺を目にすると、そこには私達が住んでいる街では有名なスーパーの名前があり、代表取締役社長藤堂文隆、と書かれてありました。
午前1時にあと数分という時に玄関のドアが開く音がしました。妻の美鈴が帰って来たのです。それで、私は慌てて玄関へと美鈴を迎えに行きました。やはり呂律が少しまわらない美鈴が『パパただいま~~』って、私が「ずいぶん遅かったじゃないか!」と、少し強く美鈴に言ってしまいました。
『えへへ~ひょっとしてパパ怒っているの?』そう言って美鈴は私の顔を上目使いに見ながらニコニコしています。「怒ってなんかいないよ。ただ心配しただけだ。」と、私が言い返すと、『またまた~顔に怒ってますって、書いてあるよ~』
美鈴はかなり酔っているようです。とにかく足元もフラフラしている美鈴を支えながらリビングへと連れて行きました。「どうだった?」と、私は美鈴に焦るように聞きました。『どうだったって?』って、「だからあれからどこか行った?」と私。『う~ん行ったよ。』って美鈴。「何処に?」、『聞きたいの?ほんとに?』いつもの美鈴とは思えない程、私を弄(もてあそ)ぶかのような表情で私にそう言いました。
「勿論聞きたいさ。ママを待っている間は大変だったんだからな。」、『何が大変だったの~~?パパ~~答えなさい!!』私が「何がって・・・ 今ごろエッチしてるのかな?とか・・・。」と、モジモジしながらそう答えると、美鈴は『パパ!だ~い正解!わたしお風呂入ってくるね。』って浴室へ行く。私は美鈴の後を追い、「だから~本当はどうだったんだよ~。」と美鈴に再度聞きなおします。
美鈴は『ひ・み・つ』って言いながら着ていた服を脱ぎ捨てて浴室のドアを開けて中へと入りシャワーを浴び出しました。美鈴が脱ぎ捨てた服の中にピンクの下着が私の目の中に飛び込んで来ました。今まで一度も美鈴の脱ぎ捨てた下着など手に取ったことすらなかった私が有無を考えずに手にしていました。
前がレースになっている淡いピンクの下着を手に取り、私は美鈴の陰部が当たっていた場所に目をやりました。そこは白く粉がこびりついたようになっていて、私は無意識のうちにその部分を鼻に持っていき匂いまで嗅いでいたのです。その匂いに男の匂いはありませんでした。
少しがっかりしたようなホッとしたような。しかしその部分からは美鈴から発せられたであろう雌の匂いが強烈にありました。私はそのまま服を脱いでギンギンになったペニスを扱きながら美鈴のいる浴室へと入りました。
美鈴はびっくりしたような顔をして『どうしたのパパ?入って来るなんて。』、「あの男としたのか?」私はそういいながら美鈴の脚を開いて陰部へと手を持って行きました。『だめだよ~花帆ちゃんが起きてくる。』、「花帆はもう眠ってるさ。」、『でもダメだって~~』と、美鈴の陰部を触っている私の指にシャワーの水で濡れているのではなくヌルっとした感触のある濡れ方を感じました。
『お願いだから~ここではやめようね?パパお願い。後でゆっくり話すからね?』って美鈴の言葉で、私は冷静さを取り戻し浴室を先に出ました。『あぁ~さっぱりした。』そう言いながらバスタオルを身体に巻きつけて髪の毛をタオルで拭きながら私のいるリビングへと美鈴が入って来ました。
「少し酔いは覚めた?」と私が訊くと、『う~ん、まだ少しフワフワしてるかな。』、「でさ~ あれからどうなったの?」、『あ!そうそう。これ頂いたの。』って言いながら美鈴はさっき持って出かけていたバッグの中をゴソゴソとしながら1枚の名詞を出して私に見せました。『社長さんなんだってあの人。』美鈴がそう言いながら見せる名刺を目にすると、そこには私達が住んでいる街では有名なスーパーの名前があり、代表取締役社長藤堂文隆、と書かれてありました。
『美鈴(みすず)』 1章その6
名C美鈴(みすず)その6
「名刺なんてくれたんだ?」と私が言うと、『うん・・・頂いたの・・。』、「今度電話でもしてくださいってか?」と茶化しても、美鈴は『うん・・・そうかな・・。』って俯(うつむ)く。「結局は何も無かったの?」と尋ねる。『・・・・・』返事がない。「どうなんだよ?」、『・・・少しあったかな・・・。』って答えた。
「少しって?」と私。『うん・・・少しね。』
「少しってなんだよ?」
『パパ、明日土曜日だから・・・一緒にドライブでも行こうよ。その時にゆっくり話すから・・・それじゃダメかな?』
美鈴の表情が、さっきまでの酔って私を弄(もてあそ)ぶような表情の美鈴ではなく、少し目が潤んでいるように真剣な眼差しで私を見つめる姿がありました。私は妻の表情を見て「いいよ。じゃぁ明日ゆっくり話してくれよ。」そのときにそれ以上は訊くことは出来ませんでした。
次の日10時近くに『パパ~~起きてよ~』って美鈴の声で目を覚ましました。『もぉ~ゆっくり寝てるんだから~コーヒーでいい?といつもと変わらない美鈴がそこにいました。「花帆は?」と美鈴に聞くと『部活で学校に出かけたわよ。』ってコーヒーを私の所へと持って来てそう言いました。
私が「なぁ~ 夕べはどうだったんだ?」と訊くと美鈴から少し表情が暗くなったような気がしました。私の問いかけに答えずに美鈴は洗物をしています。「どうだったんだよ?」美鈴の手が止まり水道の蛇口を止めて、私の方を振り返って言いました。
『パパが期待しているような事はなかったよ。』、「エッチはしなかったのか?」すると美鈴が『・・・エッチって?どこまでがエッチなの?』、「胸でも触られた?」の問いには『・・・』
「何処かを触られたの?」に美鈴が『パパ怒らない?』私は「怒らないさ。」、『本当に怒らない?』、「あぁ・・約束をする。」
美鈴は覚悟を決めて『・・・キスをされた・・・。』
「キスされた?」
『ねぇパパ。ドライブへ行こう?』
「わかったよ。」
美鈴は昨日の事で何か後悔しているのか?それとも私に言いにくいことを隠しているのか?そんな気がしました。私は美鈴が答えた〖キスをされた〗って言葉に異様に興奮をしました。美鈴は珍しく黒のワンピースを着て、綺麗に化粧までして出かける準備を整えていました。
私たちは車に乗り込み、行く当ても無くゆっくりと車を走らせました。
「どこか行きたい所でもあるのか?」
『ううん。何処でもいいよ。なんとなく昔パパとよくドライブしたから行きたくなっただけ・・。』
「ママ何かおかしいよ?昨日はセックスをしてないんだろ?」
『してないよ。』って美鈴が答えた。
「じゃぁどうして急にドライブへ行きたくなったりしたんだ?」
『パパはそれで平気なの?』
丁度、赤信号で車をとめたので、助手席の美鈴の顔を見ながら、
「平気って何が?」
『私がパパ以外の人とキスしても・・・。』
「平気じゃないさ!凄く嫉妬して興奮している。」
『私ね・・・出来なかったの・・・。』信号が青になり車を発車させる。
「エッチを?出来なかった?どうして?」
『あれからね。藤堂さんの知っているバーに二人で行ったのね。そこはあのお店(御影)よりもっとムードがあるっていうかな~何かテレビのドラマにでも出て来そうなお店だった。』
「そうなんだ。おしゃれなお店だったんだね?」
『うん。お客さんの殆どがカップルだったから。』
「そっか~ママもそんなお店に行けてよかったじゃない?」
『それに藤堂さんと色んなお話して楽しかったの・・・。』
「名刺なんてくれたんだ?」と私が言うと、『うん・・・頂いたの・・。』、「今度電話でもしてくださいってか?」と茶化しても、美鈴は『うん・・・そうかな・・。』って俯(うつむ)く。「結局は何も無かったの?」と尋ねる。『・・・・・』返事がない。「どうなんだよ?」、『・・・少しあったかな・・・。』って答えた。
「少しって?」と私。『うん・・・少しね。』
「少しってなんだよ?」
『パパ、明日土曜日だから・・・一緒にドライブでも行こうよ。その時にゆっくり話すから・・・それじゃダメかな?』
美鈴の表情が、さっきまでの酔って私を弄(もてあそ)ぶような表情の美鈴ではなく、少し目が潤んでいるように真剣な眼差しで私を見つめる姿がありました。私は妻の表情を見て「いいよ。じゃぁ明日ゆっくり話してくれよ。」そのときにそれ以上は訊くことは出来ませんでした。
次の日10時近くに『パパ~~起きてよ~』って美鈴の声で目を覚ましました。『もぉ~ゆっくり寝てるんだから~コーヒーでいい?といつもと変わらない美鈴がそこにいました。「花帆は?」と美鈴に聞くと『部活で学校に出かけたわよ。』ってコーヒーを私の所へと持って来てそう言いました。
私が「なぁ~ 夕べはどうだったんだ?」と訊くと美鈴から少し表情が暗くなったような気がしました。私の問いかけに答えずに美鈴は洗物をしています。「どうだったんだよ?」美鈴の手が止まり水道の蛇口を止めて、私の方を振り返って言いました。
『パパが期待しているような事はなかったよ。』、「エッチはしなかったのか?」すると美鈴が『・・・エッチって?どこまでがエッチなの?』、「胸でも触られた?」の問いには『・・・』
「何処かを触られたの?」に美鈴が『パパ怒らない?』私は「怒らないさ。」、『本当に怒らない?』、「あぁ・・約束をする。」
美鈴は覚悟を決めて『・・・キスをされた・・・。』
「キスされた?」
『ねぇパパ。ドライブへ行こう?』
「わかったよ。」
美鈴は昨日の事で何か後悔しているのか?それとも私に言いにくいことを隠しているのか?そんな気がしました。私は美鈴が答えた〖キスをされた〗って言葉に異様に興奮をしました。美鈴は珍しく黒のワンピースを着て、綺麗に化粧までして出かける準備を整えていました。
私たちは車に乗り込み、行く当ても無くゆっくりと車を走らせました。
「どこか行きたい所でもあるのか?」
『ううん。何処でもいいよ。なんとなく昔パパとよくドライブしたから行きたくなっただけ・・。』
「ママ何かおかしいよ?昨日はセックスをしてないんだろ?」
『してないよ。』って美鈴が答えた。
「じゃぁどうして急にドライブへ行きたくなったりしたんだ?」
『パパはそれで平気なの?』
丁度、赤信号で車をとめたので、助手席の美鈴の顔を見ながら、
「平気って何が?」
『私がパパ以外の人とキスしても・・・。』
「平気じゃないさ!凄く嫉妬して興奮している。」
『私ね・・・出来なかったの・・・。』信号が青になり車を発車させる。
「エッチを?出来なかった?どうして?」
『あれからね。藤堂さんの知っているバーに二人で行ったのね。そこはあのお店(御影)よりもっとムードがあるっていうかな~何かテレビのドラマにでも出て来そうなお店だった。』
「そうなんだ。おしゃれなお店だったんだね?」
『うん。お客さんの殆どがカップルだったから。』
「そっか~ママもそんなお店に行けてよかったじゃない?」
『それに藤堂さんと色んなお話して楽しかったの・・・。』
『美鈴(みすず)』 1章その7
名C美鈴(みすず)その7
「楽しかったならよかったじゃないか。」と私が答える。美鈴は『けどね、わたし・・・その時本当に独身時代に戻ったように、パパのことも子供のこともすっかり忘れて・・・。』って沈んだ声になる。「そんなもんじゃないのかな?ママもたまには現実逃避もいいんじゃない?」って慰めた。『現実逃避か・・・そうだね。確かに現実逃避だね・・・。』結局美鈴はその後に酔いのせいもあり、すっかり今の自分を忘れるくらい社長さんのペースに引き込まれたようです。
そして、二人はホテルまで行ったとの事でした。ホテルに入り社長さんにキスをされ下着の中に手を入れられたときに私の顔と娘の顔が浮かんだそうです。妻はその場で泣き出しその社長さんに正直に『私と美鈴とで計画したこと』をすべて話したようです。
そして社長さんはその話を聞いて美鈴に名刺を渡し、「今度ご主人と一緒に食事でもしましょう。」と言ってホテルから出て美鈴をタクシーに乗せてくれたと美鈴は私に話してくれました。私は美鈴に同意を求め、車を止めて名刺に書かれた番号に電話をしました。
“プルルルル~”と何度かコールしますが、電話に出ません。このまま電話を切ろうとしたときに「もしも~~し」と少しハスキーで大きな声が電話から聞こえてきました。
「藤堂さんですか?」
〔ええ、そうですが・・?〕
「突然のお電話申し訳ありません。私昨夜美鈴がお世話になった椎名と申しますが。」
〔こちらこそ年甲斐もなく奥様を口説いてしまって申し訳ありません。〕
「いえいえ こちらこそ失礼しました。」
〔あれから奥様は大丈夫でしたか?〕
「ええ大丈夫です。」
〔あ!そうだ今晩お時間ないでしょうか?もしよろしければ奥様にもお伝えしたのですが3人で食事いかがですか?〕
「え?今晩ですか?はい・・・私はいいですが・・・」
〔そうですか!じゃぁ夕方もう一度今かけていただいているスマホの番号にお電話してよろしいですか?〕
「はい 結構ですよ・」
夕方に藤堂さんから電話が在り言われた店へと美鈴と一緒に出向きました。藤堂さんはすでに店に来られていて、私達を優しく迎えていただきました。少し緊張していた私達も、世間話をしながら食事をして酒を飲み緊張がほぐれたころに藤堂さんが私に言いました。
〔ご主人はいい奥様をお持ちですね。実は私は何度かお二人のようなご夫婦とご一緒させていただいたことがあるんですよ。奥様と店でお話させていただいていると、どう考えても普通の奥さんが一人で飲んでいるのは何かあるな?と感じていました。」
「そうだったんですか。」
〔ええ だから奥様をお誘いしたんですがね。奥様の方がまだまだその気になれなかったようで・・。〕
「本当に申し訳ありません。」
〔いえいえとんでもないです。もしお二人がよろしければ私にお二人のお相手をさせていただけませんか?直ぐに返事はしていただかなくってもいいですが。〕そう言って藤堂さんは気を効かせてトイレへと席を立ちました。美鈴に相談をすると『私に任せる。』と美鈴は言いました。しばらくして藤堂さんが席に戻ってきたときに「よろしくお願いします。」と返事をしました。
「楽しかったならよかったじゃないか。」と私が答える。美鈴は『けどね、わたし・・・その時本当に独身時代に戻ったように、パパのことも子供のこともすっかり忘れて・・・。』って沈んだ声になる。「そんなもんじゃないのかな?ママもたまには現実逃避もいいんじゃない?」って慰めた。『現実逃避か・・・そうだね。確かに現実逃避だね・・・。』結局美鈴はその後に酔いのせいもあり、すっかり今の自分を忘れるくらい社長さんのペースに引き込まれたようです。
そして、二人はホテルまで行ったとの事でした。ホテルに入り社長さんにキスをされ下着の中に手を入れられたときに私の顔と娘の顔が浮かんだそうです。妻はその場で泣き出しその社長さんに正直に『私と美鈴とで計画したこと』をすべて話したようです。
そして社長さんはその話を聞いて美鈴に名刺を渡し、「今度ご主人と一緒に食事でもしましょう。」と言ってホテルから出て美鈴をタクシーに乗せてくれたと美鈴は私に話してくれました。私は美鈴に同意を求め、車を止めて名刺に書かれた番号に電話をしました。
“プルルルル~”と何度かコールしますが、電話に出ません。このまま電話を切ろうとしたときに「もしも~~し」と少しハスキーで大きな声が電話から聞こえてきました。
「藤堂さんですか?」
〔ええ、そうですが・・?〕
「突然のお電話申し訳ありません。私昨夜美鈴がお世話になった椎名と申しますが。」
〔こちらこそ年甲斐もなく奥様を口説いてしまって申し訳ありません。〕
「いえいえ こちらこそ失礼しました。」
〔あれから奥様は大丈夫でしたか?〕
「ええ大丈夫です。」
〔あ!そうだ今晩お時間ないでしょうか?もしよろしければ奥様にもお伝えしたのですが3人で食事いかがですか?〕
「え?今晩ですか?はい・・・私はいいですが・・・」
〔そうですか!じゃぁ夕方もう一度今かけていただいているスマホの番号にお電話してよろしいですか?〕
「はい 結構ですよ・」
夕方に藤堂さんから電話が在り言われた店へと美鈴と一緒に出向きました。藤堂さんはすでに店に来られていて、私達を優しく迎えていただきました。少し緊張していた私達も、世間話をしながら食事をして酒を飲み緊張がほぐれたころに藤堂さんが私に言いました。
〔ご主人はいい奥様をお持ちですね。実は私は何度かお二人のようなご夫婦とご一緒させていただいたことがあるんですよ。奥様と店でお話させていただいていると、どう考えても普通の奥さんが一人で飲んでいるのは何かあるな?と感じていました。」
「そうだったんですか。」
〔ええ だから奥様をお誘いしたんですがね。奥様の方がまだまだその気になれなかったようで・・。〕
「本当に申し訳ありません。」
〔いえいえとんでもないです。もしお二人がよろしければ私にお二人のお相手をさせていただけませんか?直ぐに返事はしていただかなくってもいいですが。〕そう言って藤堂さんは気を効かせてトイレへと席を立ちました。美鈴に相談をすると『私に任せる。』と美鈴は言いました。しばらくして藤堂さんが席に戻ってきたときに「よろしくお願いします。」と返事をしました。
『美鈴(みすず)』 1章その8
名C美鈴(みすず)その8
それからお互いの子供の話やゴルフの話などで3人は盛り上がりました。藤堂社長が〔もう1軒行きませんか?〕と私に提案して来たので、私が「ええ、ここからは昨日のやり直しってことで美鈴とどうですか?」と逆提案をする。
藤堂社長も美鈴も私のその言葉を聞いて瞬間固まってしまいましたが、私は伝票を持って「じゃぁ美鈴をよろしくお願いします。」と藤堂さんに告げると、社長は〔でしたらここは私が持ちます。椎名さん。では奥さんをお預かり致します。〕と言って下さり、私が「今夜はママも思い切り現実逃避して若い頃のように頑張れ!」と言うと美鈴は『いいのね?』と返す。私は美鈴を見て頷くと、藤堂さんにお礼を云って店を後にしました。
私は美鈴を残して店を出て家に帰ろうかと思ったのですが、(娘の花帆は妻の実家へ泊りに行って家にはいません。)心理的に妻の近くにいたくて、家には戻らずに店があるエリアを目的もなく歩いていました。昨夜よりも確実に美鈴は私以外の男性に初めて抱かれるって分かるので嫉妬の気持ちと興奮が交じり合って不思議な感覚だった。
10分程して美鈴から私のスマホにメールが来ました。≪今からホテルへ行きます。パパ 私のこと嫌いにならないでね。またメールをします。≫って書かれていました。私は立ち止まり、≪絶対にならないよ。ママも今日は頑張って!≫と返信しました。こんなところでメールを待てないのでネットカフェへ入ります。
ここは完全個室になっている。3時間のプランを申込みリクライニングシートに腰を埋めた。美鈴から次の連絡が来るのが楽しみというか怖いというのか・・・。そこへ突然のメール着信音。≪◇◇のラブホテルに入ったよ。≫短い文面ですが今でもその文字を見たときのことが忘れられません。美鈴は今から藤堂さんに抱かれる・・・自分の意思で私以外の男に・・・(私が背中を押したのだが)・・この気持ち経験した方にしか分からない瞬間です。
それからお互いの子供の話やゴルフの話などで3人は盛り上がりました。藤堂社長が〔もう1軒行きませんか?〕と私に提案して来たので、私が「ええ、ここからは昨日のやり直しってことで美鈴とどうですか?」と逆提案をする。
藤堂社長も美鈴も私のその言葉を聞いて瞬間固まってしまいましたが、私は伝票を持って「じゃぁ美鈴をよろしくお願いします。」と藤堂さんに告げると、社長は〔でしたらここは私が持ちます。椎名さん。では奥さんをお預かり致します。〕と言って下さり、私が「今夜はママも思い切り現実逃避して若い頃のように頑張れ!」と言うと美鈴は『いいのね?』と返す。私は美鈴を見て頷くと、藤堂さんにお礼を云って店を後にしました。
私は美鈴を残して店を出て家に帰ろうかと思ったのですが、(娘の花帆は妻の実家へ泊りに行って家にはいません。)心理的に妻の近くにいたくて、家には戻らずに店があるエリアを目的もなく歩いていました。昨夜よりも確実に美鈴は私以外の男性に初めて抱かれるって分かるので嫉妬の気持ちと興奮が交じり合って不思議な感覚だった。
10分程して美鈴から私のスマホにメールが来ました。≪今からホテルへ行きます。パパ 私のこと嫌いにならないでね。またメールをします。≫って書かれていました。私は立ち止まり、≪絶対にならないよ。ママも今日は頑張って!≫と返信しました。こんなところでメールを待てないのでネットカフェへ入ります。
ここは完全個室になっている。3時間のプランを申込みリクライニングシートに腰を埋めた。美鈴から次の連絡が来るのが楽しみというか怖いというのか・・・。そこへ突然のメール着信音。≪◇◇のラブホテルに入ったよ。≫短い文面ですが今でもその文字を見たときのことが忘れられません。美鈴は今から藤堂さんに抱かれる・・・自分の意思で私以外の男に・・・(私が背中を押したのだが)・・この気持ち経験した方にしか分からない瞬間です。
『美鈴(みすず)』 1章その9
名C美鈴(みすず)その9
美鈴からのメール≪◇◇のラブホテルに入ったよ。≫これだけの文面に、もう胸が張り裂けそうでした。30分後にスマホに着信音が・・・。スマホのディスプレーに登録したての藤堂社長の名前が小さく表示しています。ドキドキしながら震える手でスマホを取り「もしもし」と呼びかける。
しかし、スマホから聞こえて来たのは微かに聞こえる(私が長年聞き覚えのある。)美鈴の声でした。『ハァ~・・・ウ~ン・・・チュッチュッ・・ハァ~ン』私の心臓は張り裂けるかのようにドキドキと音をたてていました。私に聞かせようとしてるのは、こうしたプレイに馴染んでいる藤堂さんのテクニックなのだろう。スマホの音量をマックスにした。
「奥さん気持ちいい?」
『アァ~ン・・・ハー』
「ビチャビチャになってるね?」
“ジュルジュルジュル・・・・”
藤堂さんが美鈴の陰部をいやらしい音を立てて舐めているのでしょう。
『ハー・・・ウゥ~ン・・イヤーン・・・』
“クチュクチュクチュ”今度は美鈴の陰部が指で犯されている音が聞こえて来ました。いつもの美鈴ならもっと激しくすると叫ぶように潮を吹きながら指で逝ってしまうはずです。激しくされているのでしょう。“クチュ!クチュ!クチュ!”と音が段々大きくなって行きます。
『アァ~ダメ・・・お願い許して・・・』微かに美鈴の声が聞こえました。
「奥さん逝っていいよ・・・どうですか?ご主人以外にこんなことされて。」
『アァ~ンそんな事言わないで・・・お願い・・・』と美鈴が喘ぐ。
“クチュクチュックチュ!!クチュックチュックチュ!” 一層水音が強く聞こえてくる。
続いて『アァ~ダメ~~~!!もう許して!!』そして、『アァ~~~~~出ちゃう~~~~!!』それは、美鈴が逝く間際の声でした。
美鈴が結婚して以来、初めて私以外の男に逝かされた瞬間でした。私の股間は痛いくらい固くなり先から我慢汁が沢山出ています。ズボンから出して扱(しご)こうとした瞬間私の意志に反して鈴口(亀頭)から夥(おびただ)しい白い精液が迸(ほとばし)ります。精液は止まることを知らないかのようにドクドクと次から次へと床に飛び散りました。
なおもスマホから臨場感のある悩ましい声が聞こえている。
『イヤ・・・社長さん恥ずかしい・・・ア~ン止めて・・・』
「恥ずかしいのが興奮するんですよ。奥さん。ホラこんなに固くなっているの見てくださいよ。」想像だが藤堂さんは美鈴にペニスを見せつけているのだろう。
『イヤ・・・イヤ・・・』
「ご主人のは舐めるんでしょ?ホラ舐めて」
“チュパ・・ジュボ・・・”この音は美鈴が舐めているのでしょう。
美鈴からのメール≪◇◇のラブホテルに入ったよ。≫これだけの文面に、もう胸が張り裂けそうでした。30分後にスマホに着信音が・・・。スマホのディスプレーに登録したての藤堂社長の名前が小さく表示しています。ドキドキしながら震える手でスマホを取り「もしもし」と呼びかける。
しかし、スマホから聞こえて来たのは微かに聞こえる(私が長年聞き覚えのある。)美鈴の声でした。『ハァ~・・・ウ~ン・・・チュッチュッ・・ハァ~ン』私の心臓は張り裂けるかのようにドキドキと音をたてていました。私に聞かせようとしてるのは、こうしたプレイに馴染んでいる藤堂さんのテクニックなのだろう。スマホの音量をマックスにした。
「奥さん気持ちいい?」
『アァ~ン・・・ハー』
「ビチャビチャになってるね?」
“ジュルジュルジュル・・・・”
藤堂さんが美鈴の陰部をいやらしい音を立てて舐めているのでしょう。
『ハー・・・ウゥ~ン・・イヤーン・・・』
“クチュクチュクチュ”今度は美鈴の陰部が指で犯されている音が聞こえて来ました。いつもの美鈴ならもっと激しくすると叫ぶように潮を吹きながら指で逝ってしまうはずです。激しくされているのでしょう。“クチュ!クチュ!クチュ!”と音が段々大きくなって行きます。
『アァ~ダメ・・・お願い許して・・・』微かに美鈴の声が聞こえました。
「奥さん逝っていいよ・・・どうですか?ご主人以外にこんなことされて。」
『アァ~ンそんな事言わないで・・・お願い・・・』と美鈴が喘ぐ。
“クチュクチュックチュ!!クチュックチュックチュ!” 一層水音が強く聞こえてくる。
続いて『アァ~ダメ~~~!!もう許して!!』そして、『アァ~~~~~出ちゃう~~~~!!』それは、美鈴が逝く間際の声でした。
美鈴が結婚して以来、初めて私以外の男に逝かされた瞬間でした。私の股間は痛いくらい固くなり先から我慢汁が沢山出ています。ズボンから出して扱(しご)こうとした瞬間私の意志に反して鈴口(亀頭)から夥(おびただ)しい白い精液が迸(ほとばし)ります。精液は止まることを知らないかのようにドクドクと次から次へと床に飛び散りました。
なおもスマホから臨場感のある悩ましい声が聞こえている。
『イヤ・・・社長さん恥ずかしい・・・ア~ン止めて・・・』
「恥ずかしいのが興奮するんですよ。奥さん。ホラこんなに固くなっているの見てくださいよ。」想像だが藤堂さんは美鈴にペニスを見せつけているのだろう。
『イヤ・・・イヤ・・・』
「ご主人のは舐めるんでしょ?ホラ舐めて」
“チュパ・・ジュボ・・・”この音は美鈴が舐めているのでしょう。
『美鈴(みすず)』 1章その10
名C美鈴(みすず)その10
私との行為でもあまりフェラチオ(舐めること)を嫌う美鈴が・・・今私以外のペニスを・・・。
『ウ~~ンウ~ン・・ハァ~ イヤ・・・』
「奥さん本当に恥ずかしがりやさんですね。私の顔の上に跨りなさい。そして私のペニスを舐めてください。」
『イヤ・・・そんなこと・・無理・・お願い止めて。』
「嫌ですか?」
『ハイ・・お願い・・もう恥ずかしいから止めて・・・』
「じゃぁ奥さんそろそろ入れちゃいますか?」
『ハーハーハー』
「いいですか?入れますよ。」
『アァ~~~ン、イヤァ~~ン』
“パンパンパン!パンパンパン!”と美鈴が突かれる音がします。
『アァ~~ ウゥ~~ン』
「知ってます?このスマホでご主人は聞いているんですよ。奥さんの声。」
『え??嘘??止めて・・』って美鈴が必死になっている。
“ガサガサ、ゴゴゴゴ”とスマホを動かす音がします。
「もしもしご主人聞いています?奥さんに代わりますね。」
また肉と肉を打ち合う“パンパンパン、パンパンパン”と言う音に続き、
『アァ~~ン聞かないで~~』
「声も聞かせたいけど、動画も送りたいな。いいからだしてるね。」って藤堂さんの声も、
『もしもしパパ?アァ~ン・・・イヤ・・・そんなにしないで・・・』
「ママ?気持ちいい?気持いいの?」と美鈴に訊く。
『アァ~パパーーー!!気持ち良くなって・・ごめんなさい・・・。』
「いいよママ、パパも一緒に興奮しているから。」
『アァ~~~~ン。パパ逝っちゃうよ。パパの声を聞いちゃうと逝っちゃう!!』
私との行為でもあまりフェラチオ(舐めること)を嫌う美鈴が・・・今私以外のペニスを・・・。
『ウ~~ンウ~ン・・ハァ~ イヤ・・・』
「奥さん本当に恥ずかしがりやさんですね。私の顔の上に跨りなさい。そして私のペニスを舐めてください。」
『イヤ・・・そんなこと・・無理・・お願い止めて。』
「嫌ですか?」
『ハイ・・お願い・・もう恥ずかしいから止めて・・・』
「じゃぁ奥さんそろそろ入れちゃいますか?」
『ハーハーハー』
「いいですか?入れますよ。」
『アァ~~~ン、イヤァ~~ン』
“パンパンパン!パンパンパン!”と美鈴が突かれる音がします。
『アァ~~ ウゥ~~ン』
「知ってます?このスマホでご主人は聞いているんですよ。奥さんの声。」
『え??嘘??止めて・・』って美鈴が必死になっている。
“ガサガサ、ゴゴゴゴ”とスマホを動かす音がします。
「もしもしご主人聞いています?奥さんに代わりますね。」
また肉と肉を打ち合う“パンパンパン、パンパンパン”と言う音に続き、
『アァ~~ン聞かないで~~』
「声も聞かせたいけど、動画も送りたいな。いいからだしてるね。」って藤堂さんの声も、
『もしもしパパ?アァ~ン・・・イヤ・・・そんなにしないで・・・』
「ママ?気持ちいい?気持いいの?」と美鈴に訊く。
『アァ~パパーーー!!気持ち良くなって・・ごめんなさい・・・。』
「いいよママ、パパも一緒に興奮しているから。」
『アァ~~~~ン。パパ逝っちゃうよ。パパの声を聞いちゃうと逝っちゃう!!』
『美鈴(みすず)』 1章その11
名C美鈴(みすず)その11
「ママ入っているのか?藤堂さんのが?」
『うん!私の中に入っているの・・・アァ~~ン。もうパパ逝っちゃうよ?』
「いいよ。思いっきり逝ってごらん?」
『アァ~~ン。イクゥ~~~~~』
美鈴は逝ってしまいましたが、それから何度も何度も藤堂さんに突かれまくり、登りつめる美鈴でした。
最後に藤堂さんが逝った後、長い間キスを交わしている音が私の耳にスマホから聞こえて来ました。そのキスをする音で私の嫉妬と興奮は最高に上り詰め2度目の射精をしたのです。
2回目の射精を終えた私は、そっとスマホを切りました。美鈴が他人に抱かれ乱れる姿は見ていないものの美鈴の感じる声を聞いて興奮以上に不安が襲って来ました。それは美鈴が私との行為のとき以上に乱れていたように感じたからです。結婚前もそれほど遊んでいたこともなく、この歳になって私以外の男の良さを感じてしまったのではと。私自身が自分に自信がないこともあったので、これからの美鈴と私の関係がとても不安になりました。
一人で自分の放出した精液を片付けながら空しさだけがこみ上げていたのです。ただ何をするでもなくボォ~ッとパソコンの画面を見ながら煙草を点けては消し、また点けての繰り返しです。
その時に私のマナーモードにしたスマホからバイブ音がブーンブーンとなりました。スマホを見ると美鈴からの電話です。
「もしもし?」
『パパ・・・ごめんね・・・』
“もしもし”の私の声もそうでしたが、美鈴の声もどこか弱弱しく聞こえました。
「もう終わったの?」
『今社長さんはシャワー浴びてる。パパ?もう帰っていい?』
「『もう帰っていいって?』どうしたの?」
『お家に帰りたい・・・パパの顔が見たい・・・。』
私は美鈴の言葉を聞いて情けないことですがふいに涙が溢れて来ました。今夜の事態に興奮はしている。しかし、不安になったり嫉妬で美鈴に腹を立てたりと色んな思いが一人で美鈴を待つ間に感じていたのです。
「わかった。すぐ迎えに行くよ。」
美鈴にそれ以上何も言えませんでした。
美鈴から『ラブホテルの近くのコンビニで待っている。』と聞いたから、パソコンで地図を調べ自分のスマホに転送する。ネットカフェを出てタクシーを拾いそのコンビニまで急いで向かった私でした。運転手さんにスマホの地図をみてもらい、15分でコンビニに着く。タクシーを慌てて降り、店内に入ると少し照れながら私に手を振る美鈴がいました。
ここ数年こんなに美鈴のことを愛しく見えたことはありませんでした。
「おかえり。」と私が声を掛けると、
『ただいま。』って美鈴が答えた。
お互いその言葉しか出てこなかったのを思い出します。
美鈴は藤堂さんに『家に帰りたい。』との事を伝えて、藤堂社長も理解してくれ、先に一人でラブホテルから出てきたようです。私は藤堂さんに電話をかけて、お礼と美鈴が『帰りたい。』と言い出した事をお詫びしました。藤堂さんは機嫌を損ねた雰囲気もなく安心しました。
『パパと二人で散歩がしたいw。』って美鈴が言うので、私達は二人で近くを歩きました。
「ママ現実逃避はできたかい?文字色」と私が訊ねる。
『う~ん・・出来たかな?・・・けど直ぐに現実に引き戻されちゃった。』
「そっか、ママもまだまだだね。」
『まだまだで私は十分よ・・・パパありがとうね。』
「ママ入っているのか?藤堂さんのが?」
『うん!私の中に入っているの・・・アァ~~ン。もうパパ逝っちゃうよ?』
「いいよ。思いっきり逝ってごらん?」
『アァ~~ン。イクゥ~~~~~』
美鈴は逝ってしまいましたが、それから何度も何度も藤堂さんに突かれまくり、登りつめる美鈴でした。
最後に藤堂さんが逝った後、長い間キスを交わしている音が私の耳にスマホから聞こえて来ました。そのキスをする音で私の嫉妬と興奮は最高に上り詰め2度目の射精をしたのです。
2回目の射精を終えた私は、そっとスマホを切りました。美鈴が他人に抱かれ乱れる姿は見ていないものの美鈴の感じる声を聞いて興奮以上に不安が襲って来ました。それは美鈴が私との行為のとき以上に乱れていたように感じたからです。結婚前もそれほど遊んでいたこともなく、この歳になって私以外の男の良さを感じてしまったのではと。私自身が自分に自信がないこともあったので、これからの美鈴と私の関係がとても不安になりました。
一人で自分の放出した精液を片付けながら空しさだけがこみ上げていたのです。ただ何をするでもなくボォ~ッとパソコンの画面を見ながら煙草を点けては消し、また点けての繰り返しです。
その時に私のマナーモードにしたスマホからバイブ音がブーンブーンとなりました。スマホを見ると美鈴からの電話です。
「もしもし?」
『パパ・・・ごめんね・・・』
“もしもし”の私の声もそうでしたが、美鈴の声もどこか弱弱しく聞こえました。
「もう終わったの?」
『今社長さんはシャワー浴びてる。パパ?もう帰っていい?』
「『もう帰っていいって?』どうしたの?」
『お家に帰りたい・・・パパの顔が見たい・・・。』
私は美鈴の言葉を聞いて情けないことですがふいに涙が溢れて来ました。今夜の事態に興奮はしている。しかし、不安になったり嫉妬で美鈴に腹を立てたりと色んな思いが一人で美鈴を待つ間に感じていたのです。
「わかった。すぐ迎えに行くよ。」
美鈴にそれ以上何も言えませんでした。
美鈴から『ラブホテルの近くのコンビニで待っている。』と聞いたから、パソコンで地図を調べ自分のスマホに転送する。ネットカフェを出てタクシーを拾いそのコンビニまで急いで向かった私でした。運転手さんにスマホの地図をみてもらい、15分でコンビニに着く。タクシーを慌てて降り、店内に入ると少し照れながら私に手を振る美鈴がいました。
ここ数年こんなに美鈴のことを愛しく見えたことはありませんでした。
「おかえり。」と私が声を掛けると、
『ただいま。』って美鈴が答えた。
お互いその言葉しか出てこなかったのを思い出します。
美鈴は藤堂さんに『家に帰りたい。』との事を伝えて、藤堂社長も理解してくれ、先に一人でラブホテルから出てきたようです。私は藤堂さんに電話をかけて、お礼と美鈴が『帰りたい。』と言い出した事をお詫びしました。藤堂さんは機嫌を損ねた雰囲気もなく安心しました。
『パパと二人で散歩がしたいw。』って美鈴が言うので、私達は二人で近くを歩きました。
「ママ現実逃避はできたかい?文字色」と私が訊ねる。
『う~ん・・出来たかな?・・・けど直ぐに現実に引き戻されちゃった。』
「そっか、ママもまだまだだね。」
『まだまだで私は十分よ・・・パパありがとうね。』
『美鈴(みすず)』 1章その12
名C美鈴(みすず)その12
「どうして『ありがとう。』なんて言うの?」
『わかんないけど・・・つい言いたくなっちゃったの。』
「今夜のママは変だね。それよりさぁ~電車も無くなった頃だね。」
『ホントだ。タクシーで帰る?』
「同じ支払うならさ、ママさへよければ、さっきまでママがいた部屋に泊まらないか?今夜は家にもどらなくてもいいからね。」と提案をしてみる。
『え??それ真剣に言ってるの?』と美鈴が驚く。
「あぁ真剣だよ。そこでママを思いっきり抱きたいんだ。」
少し考えていた妻は『パパがそうしたいのならいいけど・・でもちょっと恥ずかしいな。』
私達はホンの少し前に美鈴が抱かれたラブホテルへと向かいました。
美鈴にどの部屋だったか確かめてもらい、偶然にも空いていたその部屋に入りました。部屋に入ると私の目に最初に飛び込んで来たのは30分前までそこで私の美鈴が藤堂さんとセックスしていたベッドでした。勿論部屋も綺麗に掃除され、シーツも交換されてはいましたが、そこで美鈴が抱かれていたのは間違いのないことでした。
そのときは実際に美鈴が抱かれているところを見た訳でも無いために、想像だけが私の頭の中に浮かんだ為凄く興奮した。私は美鈴をベッドに押し倒し着ている服を激しく脱がせていきました。
『パパ…どうしたの?そんなにきつくしちゃ嫌だよ。』
「ママはここで抱かれたんだろ?」
『…うん。』って美鈴は恥ずかしそうにして頷(うなづ)く。
「藤堂さんに指で激しくされて潮まで噴いて逝ったんだろ?」
『…うん。ごめんね…逝ったよ。』
美鈴の薄いブルーのショーツを一気に脱がせて大きく脚を開かせました。
「ここに入れたのか?」
『・・・そこは見ないで・・・お願い・・・』
美鈴のあそこは光って濡れていました。
顔を近づけて舐めようとしたときに、美鈴のあそこから微かにゴム臭がしました。どこかホッとし、そのまま舌で舐め上げました。
『パパ止めて汚いから・・・お願い・・。』と美鈴が懇願する。
「ここに入ったんだろ?コンドームを着けてママのこの中でピクピクして射精したんだろ?」
『イヤ・・・そんなこと言わないで・・・お願い・・』
舐めるのを止めて指で美鈴の秘部を攻めながら、
「こんなこともされたんだろ?」
『・・・うん・そうだけど・・止めてお願い~ダメ~~」
そう言って美鈴は身体をピクピクして、押し出されるかのようにビューっと淫水が陰部から吹き出ました。こんな姿を少し前に美鈴は私以外に見せたんだと目の前で苦痛にたえるような美鈴の表情を見て異常なほど嫉妬心と興奮が沸き起こりました。
美鈴に挿入しながら色々と聞くのは最高の興奮でした。
「ママ。藤堂さんのを咥えたんだろ?」
『・・うん・・』
「嫌じゃなかったの?」
『嫌だったよ・・・けど社長さんに悪いでしょ。断ると・・。』
「大きかった?」
『よくわかんないよ。パパとそんなに変わらないような気がする。』
「そうなの?見たり咥えたりして、『あっ!パパより大きい!』なんて思わなかった?」
『そんなに目を開けてジロジロ見たわけでもないし・・・咥えたときはパパと少し違うって思った。』
「何が違ったの?」
『大きいとかじゃなくって・・・形っていうか感触が・・・。』
「ママは入れられて気持ちよかった?」
『・・・うん・・ごめんなさい。』
「俺よりも?」
美鈴は首を横に何度もふりながら『絶対にパパの方がいい。』そう答えてくれました。
「どうして『ありがとう。』なんて言うの?」
『わかんないけど・・・つい言いたくなっちゃったの。』
「今夜のママは変だね。それよりさぁ~電車も無くなった頃だね。」
『ホントだ。タクシーで帰る?』
「同じ支払うならさ、ママさへよければ、さっきまでママがいた部屋に泊まらないか?今夜は家にもどらなくてもいいからね。」と提案をしてみる。
『え??それ真剣に言ってるの?』と美鈴が驚く。
「あぁ真剣だよ。そこでママを思いっきり抱きたいんだ。」
少し考えていた妻は『パパがそうしたいのならいいけど・・でもちょっと恥ずかしいな。』
私達はホンの少し前に美鈴が抱かれたラブホテルへと向かいました。
美鈴にどの部屋だったか確かめてもらい、偶然にも空いていたその部屋に入りました。部屋に入ると私の目に最初に飛び込んで来たのは30分前までそこで私の美鈴が藤堂さんとセックスしていたベッドでした。勿論部屋も綺麗に掃除され、シーツも交換されてはいましたが、そこで美鈴が抱かれていたのは間違いのないことでした。
そのときは実際に美鈴が抱かれているところを見た訳でも無いために、想像だけが私の頭の中に浮かんだ為凄く興奮した。私は美鈴をベッドに押し倒し着ている服を激しく脱がせていきました。
『パパ…どうしたの?そんなにきつくしちゃ嫌だよ。』
「ママはここで抱かれたんだろ?」
『…うん。』って美鈴は恥ずかしそうにして頷(うなづ)く。
「藤堂さんに指で激しくされて潮まで噴いて逝ったんだろ?」
『…うん。ごめんね…逝ったよ。』
美鈴の薄いブルーのショーツを一気に脱がせて大きく脚を開かせました。
「ここに入れたのか?」
『・・・そこは見ないで・・・お願い・・・』
美鈴のあそこは光って濡れていました。
顔を近づけて舐めようとしたときに、美鈴のあそこから微かにゴム臭がしました。どこかホッとし、そのまま舌で舐め上げました。
『パパ止めて汚いから・・・お願い・・。』と美鈴が懇願する。
「ここに入ったんだろ?コンドームを着けてママのこの中でピクピクして射精したんだろ?」
『イヤ・・・そんなこと言わないで・・・お願い・・』
舐めるのを止めて指で美鈴の秘部を攻めながら、
「こんなこともされたんだろ?」
『・・・うん・そうだけど・・止めてお願い~ダメ~~」
そう言って美鈴は身体をピクピクして、押し出されるかのようにビューっと淫水が陰部から吹き出ました。こんな姿を少し前に美鈴は私以外に見せたんだと目の前で苦痛にたえるような美鈴の表情を見て異常なほど嫉妬心と興奮が沸き起こりました。
美鈴に挿入しながら色々と聞くのは最高の興奮でした。
「ママ。藤堂さんのを咥えたんだろ?」
『・・うん・・』
「嫌じゃなかったの?」
『嫌だったよ・・・けど社長さんに悪いでしょ。断ると・・。』
「大きかった?」
『よくわかんないよ。パパとそんなに変わらないような気がする。』
「そうなの?見たり咥えたりして、『あっ!パパより大きい!』なんて思わなかった?」
『そんなに目を開けてジロジロ見たわけでもないし・・・咥えたときはパパと少し違うって思った。』
「何が違ったの?」
『大きいとかじゃなくって・・・形っていうか感触が・・・。』
「ママは入れられて気持ちよかった?」
『・・・うん・・ごめんなさい。』
「俺よりも?」
美鈴は首を横に何度もふりながら『絶対にパパの方がいい。』そう答えてくれました。
『美鈴(みすず)』 1章その13
名C美鈴(みすず)その13
「そうかな?いつもより感じていたような気がしたんだけど?」
『ううん。今の方がいつもより気持ちいいの アァ~ンイイィ~』
確かに美鈴のあそこから湧き出る愛液もいつも以上でした。美鈴の表情もどこか変わったように思えました。
「キスもいっぱいした?」
『・・・ちょっとだけした・・・。』
「ちょっとじゃないだろ?嘘は許さないよ。」
『したかも・・・でもよく覚えてないの・・・』
「覚えてないほど感じていたんだね?」
『ごめんなさい・・・感じたかも。』
「藤堂さんは凄かった?」
『うん・・・凄かったよ・・・。』
「いっぱい逝ってたね?」
『パパ聞いていたんでしょう?恥ずかしいわ・・・。』
そんな質問ばかりしている私でした。
さすがに興奮はしているが、ネットカフェで2回も放出したのでこの歳になると3回目はきつく段々と中折れ状態になっていました。美鈴は凄くショックのようでしたが、事前に2回も発射してしまったことを告げると『パパも歳だね。』と美鈴は笑顔で私に言いました。初めて妻を他人抱かせた後に少しバツが悪かったような気がしますが、なんとか無事に終わったことの安堵感で私達はそのまま朝まで眠りました。
その後、藤堂社長とは終わりにしました。私も美鈴も何回もずるずると続けることを避けたかったからです。けれど、その1回の出来事で美鈴自身から私を求めてくるようにもなりました。いつも受け身なセックスばかりだった美鈴が少し大胆になったのは、このことがあってからです。
美鈴の下着も今までならごく普通のでしたが、あれ以降、色の濃いのや際どいのを身につけるようにもなりました。娘の花帆にまで「ママ綺麗になったね。」といわれるほどでした。
女性は恐ろしいですね。長年夫婦をしていると夫の存在なんて空気みたいになってしまうのでしょうね。夫を男として意識できなくなるんでしょうね。夫以外の男を意識し出すと女性も綺麗になっていくのです。
藤堂さんとのことがあってから約1月ほどしたときに美鈴とよく行く寿司屋で、二人がカウンターに座り食事と酒を楽しんでいると、店に入って来た男性二人組を見て美鈴の表情が少し変わりました。
男性二人連れは私の隣に座り酒を飲みながら仕事の話をしていました。美鈴が私の方を向かなくなったので、私はきっと横の二人が美鈴の知り合いなんだと直感をしました。そこで「隣の人達知り合いか?」と美鈴に聞くと、『高校の同級生だと思うの。』でも美鈴の意識した表情からただの同級生ではないことはなんとなくわかりました。
しばらくして一人の男性がトイレへと席を立ったときにカウンターに残っている男性が美鈴を見て、
〔あれ?ひょっとして山内さん?〕と美鈴の旧姓で声をかけてきました。
「あ!木嶋君だよね?」少し顔を赤く染めながら美鈴が答えました。
〔やっぱり山内さんだよな~ 変わってないよね あ!すみません。ご主人ですか?〕と私に気がつきそう言いました。
美鈴が、『そう。主人です。』と答えたので、私は軽く彼に会釈をしました。
「そうかな?いつもより感じていたような気がしたんだけど?」
『ううん。今の方がいつもより気持ちいいの アァ~ンイイィ~』
確かに美鈴のあそこから湧き出る愛液もいつも以上でした。美鈴の表情もどこか変わったように思えました。
「キスもいっぱいした?」
『・・・ちょっとだけした・・・。』
「ちょっとじゃないだろ?嘘は許さないよ。」
『したかも・・・でもよく覚えてないの・・・』
「覚えてないほど感じていたんだね?」
『ごめんなさい・・・感じたかも。』
「藤堂さんは凄かった?」
『うん・・・凄かったよ・・・。』
「いっぱい逝ってたね?」
『パパ聞いていたんでしょう?恥ずかしいわ・・・。』
そんな質問ばかりしている私でした。
さすがに興奮はしているが、ネットカフェで2回も放出したのでこの歳になると3回目はきつく段々と中折れ状態になっていました。美鈴は凄くショックのようでしたが、事前に2回も発射してしまったことを告げると『パパも歳だね。』と美鈴は笑顔で私に言いました。初めて妻を他人抱かせた後に少しバツが悪かったような気がしますが、なんとか無事に終わったことの安堵感で私達はそのまま朝まで眠りました。
その後、藤堂社長とは終わりにしました。私も美鈴も何回もずるずると続けることを避けたかったからです。けれど、その1回の出来事で美鈴自身から私を求めてくるようにもなりました。いつも受け身なセックスばかりだった美鈴が少し大胆になったのは、このことがあってからです。
美鈴の下着も今までならごく普通のでしたが、あれ以降、色の濃いのや際どいのを身につけるようにもなりました。娘の花帆にまで「ママ綺麗になったね。」といわれるほどでした。
女性は恐ろしいですね。長年夫婦をしていると夫の存在なんて空気みたいになってしまうのでしょうね。夫を男として意識できなくなるんでしょうね。夫以外の男を意識し出すと女性も綺麗になっていくのです。
藤堂さんとのことがあってから約1月ほどしたときに美鈴とよく行く寿司屋で、二人がカウンターに座り食事と酒を楽しんでいると、店に入って来た男性二人組を見て美鈴の表情が少し変わりました。
男性二人連れは私の隣に座り酒を飲みながら仕事の話をしていました。美鈴が私の方を向かなくなったので、私はきっと横の二人が美鈴の知り合いなんだと直感をしました。そこで「隣の人達知り合いか?」と美鈴に聞くと、『高校の同級生だと思うの。』でも美鈴の意識した表情からただの同級生ではないことはなんとなくわかりました。
しばらくして一人の男性がトイレへと席を立ったときにカウンターに残っている男性が美鈴を見て、
〔あれ?ひょっとして山内さん?〕と美鈴の旧姓で声をかけてきました。
「あ!木嶋君だよね?」少し顔を赤く染めながら美鈴が答えました。
〔やっぱり山内さんだよな~ 変わってないよね あ!すみません。ご主人ですか?〕と私に気がつきそう言いました。
美鈴が、『そう。主人です。』と答えたので、私は軽く彼に会釈をしました。
『美鈴(みすず)』 1章その14
名C美鈴(みすず)その14
この瞬間、私の頭の中に美鈴をまた【寝取らせ(2回目)】ようという黒い欲望が湧いてきました。少し経ちトイレに行っていた男性が戻って来た頃合いを見計らい、私から彼らに切り出しました。「よかったらあちらの座敷に4人で移りませんか?」と二人は「よろしいんですか?」と私に言って来たので美鈴に「いいよね?」と告げる。美鈴も少し戸惑ってはいましたが「いいよ。」と返事をし、4人で座敷の方に移動しました。
席を移ってから改めて4人で乾杯し、それから色々と話をしました。彼ら二人は会社の同僚です。美鈴の同級生は木嶋典弘で、なんだか楽しそうに美鈴と二人で話し込んでいた。《思い出話から、お互い好きだったことがわかり、あの頃はまだまだ純情だったね。》のような話の内容は聞こえたが、それ以外の詳しい話しは細切れにしか分からなかった。
それは私がもう一人の安田さんと、お互いの趣味である車の話で盛り上がっていたからです。「このふたりは、今日知り合ったって感じじゃないね~ずっと熱く車語ってるよ。」って木嶋さんに感心される。私は意図的にしたのでもないが4人で一緒に席に着いたにしては、まったく別々の会話をしていました。
【2回目】のこともあって私は美鈴に「せっかく久しぶりに出会ったんだからメルアドを聞いておけば?俺も安田さんとまた車の話をしたいからね。」私の言葉で美鈴と木嶋さんがでんわ番号とメルアドを交換していました。その後お互いに「また一緒に飲みましょう。」と別れを告げて、私と美鈴は駅に向かい、彼ら二人はタクシーをひろって家路へと向かいました。
2、3日して美鈴のスマホに木嶋さんからメールが来たようです。内容は確認してはいませんが、美鈴からの話ではこの前のお礼だったそうです。私が美鈴に「木嶋さんとならメールや電話してもいいよ。」と告げると美鈴は少し嬉しそうでした。
数週間が過ぎた頃、私が期待していたように美鈴から『木嶋さんと食事に行って来てもいいかな。』と訊いてきました。
「食事くらいいいよ。今更そんなこと気にしなくっていいよ。」と私が許可をする。
『ありがとう。でもパパに内緒にして行きたくなかったから。』
「ただね途中の連絡と後で報告をしてくれれば。でも嘘はダメだからね。」とくぎをさす。
『解ったわ。報告と連絡ね。』
「じゃぁ美鈴はまた“現実逃避”をしてくればいいさ、」と真剣半分・冗談半分で言う。
『え???現実逃避って?』
「あはは~美鈴がエッチに誘われればしてもいいよってことだよ。」
『もぉ~~パパったらそんなことばかり言うんだから木嶋君に限ってそんなことにはならないからね。』
「わかんないよ。二人は立派な大人なんだから。」
『でもね~もうおばさんだよ!』
「おばさんでも恋はすればいいさ!」
『もう恋なんてしませんよぉ~だ。』
「けどこれだけは言っておくね。絶対に俺以上に相手を好きにならないこと。そして家族に迷惑をかけるようなことにならないように。それが守れるならママが抱かれてもいいって思えばいいよ。」
『もぉ~パパったら。そんなことする訳ないでしょ。私はパパが一番です。』
「だけどママも人間なんだから雰囲気でしたくなることもあるだろ?」
『そうかもしれないけど・・・。』
「俺はママが誰かに抱かれると興奮する変態だと知っているだろう。怒ったりはしないからママは“現実逃避”して楽しめばいいさ。」
『わかった。そんなことにはならないと思うけど、パパありがとね。』
〖公認デート〗を前にしてそんな会話をしたような気がします。
この瞬間、私の頭の中に美鈴をまた【寝取らせ(2回目)】ようという黒い欲望が湧いてきました。少し経ちトイレに行っていた男性が戻って来た頃合いを見計らい、私から彼らに切り出しました。「よかったらあちらの座敷に4人で移りませんか?」と二人は「よろしいんですか?」と私に言って来たので美鈴に「いいよね?」と告げる。美鈴も少し戸惑ってはいましたが「いいよ。」と返事をし、4人で座敷の方に移動しました。
席を移ってから改めて4人で乾杯し、それから色々と話をしました。彼ら二人は会社の同僚です。美鈴の同級生は木嶋典弘で、なんだか楽しそうに美鈴と二人で話し込んでいた。《思い出話から、お互い好きだったことがわかり、あの頃はまだまだ純情だったね。》のような話の内容は聞こえたが、それ以外の詳しい話しは細切れにしか分からなかった。
それは私がもう一人の安田さんと、お互いの趣味である車の話で盛り上がっていたからです。「このふたりは、今日知り合ったって感じじゃないね~ずっと熱く車語ってるよ。」って木嶋さんに感心される。私は意図的にしたのでもないが4人で一緒に席に着いたにしては、まったく別々の会話をしていました。
【2回目】のこともあって私は美鈴に「せっかく久しぶりに出会ったんだからメルアドを聞いておけば?俺も安田さんとまた車の話をしたいからね。」私の言葉で美鈴と木嶋さんがでんわ番号とメルアドを交換していました。その後お互いに「また一緒に飲みましょう。」と別れを告げて、私と美鈴は駅に向かい、彼ら二人はタクシーをひろって家路へと向かいました。
2、3日して美鈴のスマホに木嶋さんからメールが来たようです。内容は確認してはいませんが、美鈴からの話ではこの前のお礼だったそうです。私が美鈴に「木嶋さんとならメールや電話してもいいよ。」と告げると美鈴は少し嬉しそうでした。
数週間が過ぎた頃、私が期待していたように美鈴から『木嶋さんと食事に行って来てもいいかな。』と訊いてきました。
「食事くらいいいよ。今更そんなこと気にしなくっていいよ。」と私が許可をする。
『ありがとう。でもパパに内緒にして行きたくなかったから。』
「ただね途中の連絡と後で報告をしてくれれば。でも嘘はダメだからね。」とくぎをさす。
『解ったわ。報告と連絡ね。』
「じゃぁ美鈴はまた“現実逃避”をしてくればいいさ、」と真剣半分・冗談半分で言う。
『え???現実逃避って?』
「あはは~美鈴がエッチに誘われればしてもいいよってことだよ。」
『もぉ~~パパったらそんなことばかり言うんだから木嶋君に限ってそんなことにはならないからね。』
「わかんないよ。二人は立派な大人なんだから。」
『でもね~もうおばさんだよ!』
「おばさんでも恋はすればいいさ!」
『もう恋なんてしませんよぉ~だ。』
「けどこれだけは言っておくね。絶対に俺以上に相手を好きにならないこと。そして家族に迷惑をかけるようなことにならないように。それが守れるならママが抱かれてもいいって思えばいいよ。」
『もぉ~パパったら。そんなことする訳ないでしょ。私はパパが一番です。』
「だけどママも人間なんだから雰囲気でしたくなることもあるだろ?」
『そうかもしれないけど・・・。』
「俺はママが誰かに抱かれると興奮する変態だと知っているだろう。怒ったりはしないからママは“現実逃避”して楽しめばいいさ。」
『わかった。そんなことにはならないと思うけど、パパありがとね。』
〖公認デート〗を前にしてそんな会話をしたような気がします。
『美鈴(みすず)』 1章その15
名C美鈴(みすず)その15
そして美鈴は木嶋と食事に出かけることになりました。美鈴自身結婚してから忘れかけていた感情(恋心)を彼に引き出されてしまうことも知らずに・・・。これまで私の中では木嶋さんと呼べるほど余裕があったのですが、急に嫉妬と不安が一杯になり、もう「木嶋」って呼び捨てになった。
木嶋と食事に出かける為に、支度をする美鈴を見ていて本当に高校生の頃の美鈴もこんな感じだったんだろうなと思える程、鼻歌なんか歌いながらお風呂に入り、じっくり下着を選んで色んな服を鏡に向かって合わせたりと始めてデートに出かける若い娘のようでした。
そして、いつも以上にしっかりと化粧をした(なぜか選んだ下着が上下お揃いで黒いレース?)美鈴が私に『じゃぁ行ってくるね。悪いけど夕飯はレンジで温めて食べてね。』と申し訳ないような嬉しそうな言葉と共に出かけて行きました。
不安な気持ちが募ります。その時は、それ以上に美鈴が私以外の二人目の男と関係を持つかもという興奮の方が強かったと思います。美帆は友達とコンサートに行き、そのまま外泊することになったため、一人美鈴の用意してくれた夕飯を温めて食べる私でした。当然それまで一人で家にいても落ち着くことなどありません。テレビを見ても上の空、新聞を読んでも一向に頭に入って来ません。なんとか夕飯を食べる時間までやってきたって感じでした。
美鈴は食事に行く前に何処かでお茶でもと誘われたようで少し早めのお出かけでした。この時間まで美鈴からのメールや電話は何もありませんでした。私は「途中で連絡はいれなさい。」と念を押してあったのに、「きっと木嶋と会ってまいあがっているんだ。」と思うとセックスは許そうとしているのに矛盾はしているが、あくまで自分のコントロールのうえでのことだから、何も連絡してこないのは“浮気”と同じなのだ。そんな美鈴に少し腹立たしさを感じていました。
一人で食べる夕飯は本当に味気がない。缶ビールを飲みながらプロ野球中継を見て時間を過ごしていても頭に浮かんでくるのは、「今ごろ美鈴は何をしているのだろう?」勝手な私の妄想だけが頭を駆け巡ります。私以外の男に腕を組んで楽しそうに街を歩く姿、私にしか見せない満面の笑顔で彼に話をする美鈴の姿、食事をしていてもまるで恋人同士のような美鈴の姿、そんな色んな姿を勝手に想像している私でした。
プロ野球の中継が終わった頃にスマホの着信音が鳴る。首を長くして待っていた私は慌てて電話に出ました。顔は喜色満面だったと思う。
「もしもし」
『パパ?ごはん上手く温めて食べられた?』
「食べたに決まってるだろう。子供じゃないんだから。」
『そっかぁ~良かった。パパは電子レンジなんて使ったことないでしょ?だからきっと面倒くさくなってそのまま冷たいまま食べてるのかって思ってた(笑)』
「それくらいできるよ。ところで君の方は食事もう済んだの?彼とまだ一緒なのか?」
『うん。今食事終わってお店を出たところ。あのね二人で食事している時に話をしていた見たい映画が今日はレイトショーでやっているから見に行ってきていいかな?』
「全然いいよ。映画くらい観てきなさい。」
『ありがとう。遅くなるけど映画が終わったら出来るだけ早く家に帰るからね。』
「わかった。そのあと現実逃避してくればいいよ。」と無理して美鈴を嗾(けしか)ける。
『あはは そんなこと絶対ないよ。そんな雰囲気全然ない。じゃぁ帰る前にまた電話するね。』美鈴はそう言って電話を切りました。
私は「なんだ映画だけか・・・がっかりだな。」そんな思いでした。
そして美鈴は木嶋と食事に出かけることになりました。美鈴自身結婚してから忘れかけていた感情(恋心)を彼に引き出されてしまうことも知らずに・・・。これまで私の中では木嶋さんと呼べるほど余裕があったのですが、急に嫉妬と不安が一杯になり、もう「木嶋」って呼び捨てになった。
木嶋と食事に出かける為に、支度をする美鈴を見ていて本当に高校生の頃の美鈴もこんな感じだったんだろうなと思える程、鼻歌なんか歌いながらお風呂に入り、じっくり下着を選んで色んな服を鏡に向かって合わせたりと始めてデートに出かける若い娘のようでした。
そして、いつも以上にしっかりと化粧をした(なぜか選んだ下着が上下お揃いで黒いレース?)美鈴が私に『じゃぁ行ってくるね。悪いけど夕飯はレンジで温めて食べてね。』と申し訳ないような嬉しそうな言葉と共に出かけて行きました。
不安な気持ちが募ります。その時は、それ以上に美鈴が私以外の二人目の男と関係を持つかもという興奮の方が強かったと思います。美帆は友達とコンサートに行き、そのまま外泊することになったため、一人美鈴の用意してくれた夕飯を温めて食べる私でした。当然それまで一人で家にいても落ち着くことなどありません。テレビを見ても上の空、新聞を読んでも一向に頭に入って来ません。なんとか夕飯を食べる時間までやってきたって感じでした。
美鈴は食事に行く前に何処かでお茶でもと誘われたようで少し早めのお出かけでした。この時間まで美鈴からのメールや電話は何もありませんでした。私は「途中で連絡はいれなさい。」と念を押してあったのに、「きっと木嶋と会ってまいあがっているんだ。」と思うとセックスは許そうとしているのに矛盾はしているが、あくまで自分のコントロールのうえでのことだから、何も連絡してこないのは“浮気”と同じなのだ。そんな美鈴に少し腹立たしさを感じていました。
一人で食べる夕飯は本当に味気がない。缶ビールを飲みながらプロ野球中継を見て時間を過ごしていても頭に浮かんでくるのは、「今ごろ美鈴は何をしているのだろう?」勝手な私の妄想だけが頭を駆け巡ります。私以外の男に腕を組んで楽しそうに街を歩く姿、私にしか見せない満面の笑顔で彼に話をする美鈴の姿、食事をしていてもまるで恋人同士のような美鈴の姿、そんな色んな姿を勝手に想像している私でした。
プロ野球の中継が終わった頃にスマホの着信音が鳴る。首を長くして待っていた私は慌てて電話に出ました。顔は喜色満面だったと思う。
「もしもし」
『パパ?ごはん上手く温めて食べられた?』
「食べたに決まってるだろう。子供じゃないんだから。」
『そっかぁ~良かった。パパは電子レンジなんて使ったことないでしょ?だからきっと面倒くさくなってそのまま冷たいまま食べてるのかって思ってた(笑)』
「それくらいできるよ。ところで君の方は食事もう済んだの?彼とまだ一緒なのか?」
『うん。今食事終わってお店を出たところ。あのね二人で食事している時に話をしていた見たい映画が今日はレイトショーでやっているから見に行ってきていいかな?』
「全然いいよ。映画くらい観てきなさい。」
『ありがとう。遅くなるけど映画が終わったら出来るだけ早く家に帰るからね。』
「わかった。そのあと現実逃避してくればいいよ。」と無理して美鈴を嗾(けしか)ける。
『あはは そんなこと絶対ないよ。そんな雰囲気全然ない。じゃぁ帰る前にまた電話するね。』美鈴はそう言って電話を切りました。
私は「なんだ映画だけか・・・がっかりだな。」そんな思いでした。
『美鈴(みすず)』 1章その16
名C美鈴(みすず)その16
落ち着かない気持ちを抑える為に早い時間から飲み始めたので、美鈴からの電話を切った後、安心したのと酔ったため、うとうととソファで眠ってしまいました。
どれくらい寝ったのか解らないが体の痛みで目が覚めました。不自然な体勢で眠り込んだから背中が痛む。しばらく動けずにいたがようやく体を起こした。でも脳がなかなか活動せずに、ふらふらと冷蔵庫まで歩いて行き冷えた麦茶が入ったポットからコップに注ぎ飲み干すと何故ソファで寝ていたのかを思い出した。
リビングの時計を見ると午前1時半を過ぎている。慌ててスマホを確認すると、美鈴からの着信もメールも届いていなかった。一瞬、「ひょっとして今ごろ・・・。」と思いましたが、遅く始まった映画だと映画が終わってから少し話をしていてもこれくらいの時間になるかと思い返し、今度は冷蔵庫から缶ビールをだして飲み干しました。
2時になっても連絡はありませんでした。自分勝手な想いで美鈴を送り出したのに、いざ美鈴が連絡を寄越さないことに、一気に私の頭に血が上り美鈴のスマホに電話をしました。30秒ほどコールしても美鈴が電話にでません。私はイライラしながらスマホを鳴らし続けました。なぜ出ないのかがわかりません。諦めかけた頃に美鈴が電話に出ました。
美鈴は『もしもし・・・。』って少し酔っているような声です。
「こんな時間まで何処で何をしているんだ!!」と怒鳴ってしまいました。
『ごめんなさい。今家に帰るタクシーの中。もう少しで家に着くから・・・」
そんな美鈴の声の後ろから車のハザードランプ(路上駐車のために停止する際のランプ)の点滅音がカチカチカチと聞こえてきました。(もしかしたら酔っていたので聞き違えていたかも知れないがその時はそう思った。)
「どうしてタクシーに乗っているのにカチカチ聞こえてくるんだ?」
『え??・・・・今曲がるところだよ。』
「嘘を付くなよ!その音は方向指示器じゃないだろ!」
『どうしてそんなこと言うの?』
「もういいよ!勝手にしろ!!」そう言って私は電話を一方的に切りました。
5分もしないうちに美鈴は家に帰って来ました。
『ただいま~~ゴメンネ遅くなりました~~』美鈴は少々酔っていました。
「なんで直ぐに帰って来られるんだ?」
『なんでって・・・家の近所までに着いていたから・・・』
「嘘を付いているだろ!木嶋の車で送ってもらって家の近くで話でもしていたんだろ?!」
『パパおかしいよ?どうしてそんなことを言うの?』
「君が嘘を付くからだよ!」
『嘘なんて付いてないわ!』
「じゃあ帰る前に電話するって言っておいてなぜ電話もしないで帰って来るんだ!」
『遅くなってパパが寝ていると悪いって思ったからだよ!』
「もういい!嘘は付かないって約束だろ!」
『わたし嘘なんて付いてない!』
自分の小ささから来る嫉妬だけの怒りで、私達のいい争いがお互いの歯車を少し狂わせたはじまりでした。
落ち着かない気持ちを抑える為に早い時間から飲み始めたので、美鈴からの電話を切った後、安心したのと酔ったため、うとうととソファで眠ってしまいました。
どれくらい寝ったのか解らないが体の痛みで目が覚めました。不自然な体勢で眠り込んだから背中が痛む。しばらく動けずにいたがようやく体を起こした。でも脳がなかなか活動せずに、ふらふらと冷蔵庫まで歩いて行き冷えた麦茶が入ったポットからコップに注ぎ飲み干すと何故ソファで寝ていたのかを思い出した。
リビングの時計を見ると午前1時半を過ぎている。慌ててスマホを確認すると、美鈴からの着信もメールも届いていなかった。一瞬、「ひょっとして今ごろ・・・。」と思いましたが、遅く始まった映画だと映画が終わってから少し話をしていてもこれくらいの時間になるかと思い返し、今度は冷蔵庫から缶ビールをだして飲み干しました。
2時になっても連絡はありませんでした。自分勝手な想いで美鈴を送り出したのに、いざ美鈴が連絡を寄越さないことに、一気に私の頭に血が上り美鈴のスマホに電話をしました。30秒ほどコールしても美鈴が電話にでません。私はイライラしながらスマホを鳴らし続けました。なぜ出ないのかがわかりません。諦めかけた頃に美鈴が電話に出ました。
美鈴は『もしもし・・・。』って少し酔っているような声です。
「こんな時間まで何処で何をしているんだ!!」と怒鳴ってしまいました。
『ごめんなさい。今家に帰るタクシーの中。もう少しで家に着くから・・・」
そんな美鈴の声の後ろから車のハザードランプ(路上駐車のために停止する際のランプ)の点滅音がカチカチカチと聞こえてきました。(もしかしたら酔っていたので聞き違えていたかも知れないがその時はそう思った。)
「どうしてタクシーに乗っているのにカチカチ聞こえてくるんだ?」
『え??・・・・今曲がるところだよ。』
「嘘を付くなよ!その音は方向指示器じゃないだろ!」
『どうしてそんなこと言うの?』
「もういいよ!勝手にしろ!!」そう言って私は電話を一方的に切りました。
5分もしないうちに美鈴は家に帰って来ました。
『ただいま~~ゴメンネ遅くなりました~~』美鈴は少々酔っていました。
「なんで直ぐに帰って来られるんだ?」
『なんでって・・・家の近所までに着いていたから・・・』
「嘘を付いているだろ!木嶋の車で送ってもらって家の近くで話でもしていたんだろ?!」
『パパおかしいよ?どうしてそんなことを言うの?』
「君が嘘を付くからだよ!」
『嘘なんて付いてないわ!』
「じゃあ帰る前に電話するって言っておいてなぜ電話もしないで帰って来るんだ!」
『遅くなってパパが寝ていると悪いって思ったからだよ!』
「もういい!嘘は付かないって約束だろ!」
『わたし嘘なんて付いてない!』
自分の小ささから来る嫉妬だけの怒りで、私達のいい争いがお互いの歯車を少し狂わせたはじまりでした。
『美鈴(みすず)』 1章その17
名C美鈴(みすず)その17
言い争いをした私達は、美鈴は寝室で私がリビングのソファでと別々の部屋で寝ました。次の朝『パパ起きなさいよ~』という心地よい美鈴の声ではなく、娘の花帆の「パパ起きないと遅刻するって!!」と大きな声で起こされました。そして、『おはよう。』の挨拶もなく、無言で目もあわせないで美鈴は私の所にコーヒーを持って来ました。何の会話をしないまま仕事へと出かけて行く私でした。
当時の私は、絶対に美鈴が嘘を付いていると思い込んでいたので、こちらから話し掛ける事もしませんでした。特に必要以外の会話もなく、ギクシャクした生活をしたままで一週間ほど経った頃、仕事から戻った私が目にしたのは美鈴が慌ててスマホを閉じてソワソワしている姿でした。
「何を慌ててスマホ閉じているんだ?」とけんか腰で訊いてしまう。
『あの・・あなたが帰ってこられたので電話をやめたの・・・。』って美鈴が答えた。
「電話は誰から?」
『うん。木嶋君。』
「俺のいない時にいつもそんな風に隠れて電話しているのか?」
『どうしてそんな言い方をするの?』
「それは君が嘘を付くからだよ。」
『だから嘘なんか付いてないでしょ?今も正直に木嶋君からって言ったじゃないの・・。』
「ふん、俺が帰って来たから慌てて電話切ったんじゃないか?俺に聞かれるとまずい話でもしていたんだろ?」
『・・・そんな風に思われるのが嫌だから切ったんじゃない。』
「どうとでも言えるさ。」
この頃は、自分でも何に腹を立てていたのだろう?他人に妻を抱いてもらう性癖なのに、妻の美鈴が嘘をつくことが許せなかったのか?今でも心の整理はつきかねている。
『パパはどうして私が信用できないの?木嶋君からこの間のお礼のメールが来たから私が≪もうメールも電話もしないで。≫ってメールをしたから、それを心配して電話してきてくれたのよ。』
「あの日君が嘘を付くからだよ。」と水掛け論になる。
『・・・・・わかった。もういいわ。』
それ以後、美鈴は本当に隠れて彼と電話をするようになったと思います。
今までそんなこともしなかった私は美鈴が風呂に入っている間に、こっそりと美鈴のスマホを何度見てもメールも着信の履歴もすべて消去してありました。だけど、私もそのことを美鈴に問いただすこともありませんでした。
言い争いをした私達は、美鈴は寝室で私がリビングのソファでと別々の部屋で寝ました。次の朝『パパ起きなさいよ~』という心地よい美鈴の声ではなく、娘の花帆の「パパ起きないと遅刻するって!!」と大きな声で起こされました。そして、『おはよう。』の挨拶もなく、無言で目もあわせないで美鈴は私の所にコーヒーを持って来ました。何の会話をしないまま仕事へと出かけて行く私でした。
当時の私は、絶対に美鈴が嘘を付いていると思い込んでいたので、こちらから話し掛ける事もしませんでした。特に必要以外の会話もなく、ギクシャクした生活をしたままで一週間ほど経った頃、仕事から戻った私が目にしたのは美鈴が慌ててスマホを閉じてソワソワしている姿でした。
「何を慌ててスマホ閉じているんだ?」とけんか腰で訊いてしまう。
『あの・・あなたが帰ってこられたので電話をやめたの・・・。』って美鈴が答えた。
「電話は誰から?」
『うん。木嶋君。』
「俺のいない時にいつもそんな風に隠れて電話しているのか?」
『どうしてそんな言い方をするの?』
「それは君が嘘を付くからだよ。」
『だから嘘なんか付いてないでしょ?今も正直に木嶋君からって言ったじゃないの・・。』
「ふん、俺が帰って来たから慌てて電話切ったんじゃないか?俺に聞かれるとまずい話でもしていたんだろ?」
『・・・そんな風に思われるのが嫌だから切ったんじゃない。』
「どうとでも言えるさ。」
この頃は、自分でも何に腹を立てていたのだろう?他人に妻を抱いてもらう性癖なのに、妻の美鈴が嘘をつくことが許せなかったのか?今でも心の整理はつきかねている。
『パパはどうして私が信用できないの?木嶋君からこの間のお礼のメールが来たから私が≪もうメールも電話もしないで。≫ってメールをしたから、それを心配して電話してきてくれたのよ。』
「あの日君が嘘を付くからだよ。」と水掛け論になる。
『・・・・・わかった。もういいわ。』
それ以後、美鈴は本当に隠れて彼と電話をするようになったと思います。
今までそんなこともしなかった私は美鈴が風呂に入っている間に、こっそりと美鈴のスマホを何度見てもメールも着信の履歴もすべて消去してありました。だけど、私もそのことを美鈴に問いただすこともありませんでした。
『美鈴(みすず)』 1章その18
名C美鈴(みすず)その18
1カ月ほどたった頃、『子供のお母さん仲間で飲み会するから出かける。』と告げ出かけて行きました。私は疑いましたが、美鈴にそれを言うとまた喧嘩になるだけだと思い何も言いませんでした。夜中の1時頃美鈴は酔って家に帰って来ました。
家に帰って来るなり浴室へと向かいシャワーを浴びていました。私は(浮気を疑い)布団の中で美鈴の下着を確認したくなりましたが、美鈴にばれても困ると思い美鈴が別室(客間)で寝静まってから確認しに行くことにしました。(美鈴と言い争ったあの日以来私達夫婦には夜の営みはありません。)妻が客間に行った後でしばらくして、私はこっそり起きて洗濯機のある洗面所へと向かいました。
驚いたのは、美鈴は洗濯機を回して脱衣カゴのなかの物をすべて洗濯していました。美鈴は証拠を消すために洗濯をしたのだろうか?それとも偶然に溜まった洗濯物を洗濯しただけなのか?美鈴はいつも飲み会に出かけた後、家に帰って来ると酔いをさます為にシャワーは浴びるのです。
私の疑い過ぎだろうか?それとも・・・不安に勝てずに疑心暗鬼になる。そんな思いで喉がカラカラになったので冷えたお茶でも飲もうと真っ暗なリビングに行ったとき青白い光がチカチカと点滅しリビングを照らしていました。
照明を付けて何かと見ると無造作にテーブルの上に置かれた美鈴のバックから発せられるスマホの着信の光でした。ドキドキと心臓の鼓動が激しく私を襲います。「見ようか・・・それとも止めておこうか・・・。」何度も何度も私の心の中で繰り返されます。しばらく動けないままそんな状態でしたが、私は恐る恐る美鈴のスマホをバックから取り出して見てしまったのです。
そこにはメールの着信がありました。受信BOXから受信履歴を開くと美鈴が消し忘れた2通のメールと新着メールがありました。
≪19:28 ゴメン仕事がまだ終わらないよ。≫
≪20:12 今やっと終わったから直ぐに行くね。≫
そして新着メールには
≪俺は真剣に山内(妻の旧姓)のことが好きだから今日の事は後悔していないよ。おやすみ。≫
頭を強烈に殴られたような衝撃が襲います。疑いはしていましたが、真実を目の前にすると何とも言えない孤独感と嫉妬心と・・・そして後悔が私を襲って来ました。私が元々自分自身の性癖で美鈴を嗾(けしか)けておいて、「美鈴を信用してやらなかった代償がこれか?」と悔やんでも悔やみきれません。「美鈴を取り戻さないと・・。」そんな思いがようやく現実を目の前にして起こりました。
私は自分自身の情けなさと後悔と悔しさで胸が張り裂けそうでその夜は一睡もできませんでした。「美鈴は私の為にではなく、自分の意思で抱かれたんだと・・。」そればかりが、ただただ頭の中で朝まで繰り返されました。
1カ月ほどたった頃、『子供のお母さん仲間で飲み会するから出かける。』と告げ出かけて行きました。私は疑いましたが、美鈴にそれを言うとまた喧嘩になるだけだと思い何も言いませんでした。夜中の1時頃美鈴は酔って家に帰って来ました。
家に帰って来るなり浴室へと向かいシャワーを浴びていました。私は(浮気を疑い)布団の中で美鈴の下着を確認したくなりましたが、美鈴にばれても困ると思い美鈴が別室(客間)で寝静まってから確認しに行くことにしました。(美鈴と言い争ったあの日以来私達夫婦には夜の営みはありません。)妻が客間に行った後でしばらくして、私はこっそり起きて洗濯機のある洗面所へと向かいました。
驚いたのは、美鈴は洗濯機を回して脱衣カゴのなかの物をすべて洗濯していました。美鈴は証拠を消すために洗濯をしたのだろうか?それとも偶然に溜まった洗濯物を洗濯しただけなのか?美鈴はいつも飲み会に出かけた後、家に帰って来ると酔いをさます為にシャワーは浴びるのです。
私の疑い過ぎだろうか?それとも・・・不安に勝てずに疑心暗鬼になる。そんな思いで喉がカラカラになったので冷えたお茶でも飲もうと真っ暗なリビングに行ったとき青白い光がチカチカと点滅しリビングを照らしていました。
照明を付けて何かと見ると無造作にテーブルの上に置かれた美鈴のバックから発せられるスマホの着信の光でした。ドキドキと心臓の鼓動が激しく私を襲います。「見ようか・・・それとも止めておこうか・・・。」何度も何度も私の心の中で繰り返されます。しばらく動けないままそんな状態でしたが、私は恐る恐る美鈴のスマホをバックから取り出して見てしまったのです。
そこにはメールの着信がありました。受信BOXから受信履歴を開くと美鈴が消し忘れた2通のメールと新着メールがありました。
≪19:28 ゴメン仕事がまだ終わらないよ。≫
≪20:12 今やっと終わったから直ぐに行くね。≫
そして新着メールには
≪俺は真剣に山内(妻の旧姓)のことが好きだから今日の事は後悔していないよ。おやすみ。≫
頭を強烈に殴られたような衝撃が襲います。疑いはしていましたが、真実を目の前にすると何とも言えない孤独感と嫉妬心と・・・そして後悔が私を襲って来ました。私が元々自分自身の性癖で美鈴を嗾(けしか)けておいて、「美鈴を信用してやらなかった代償がこれか?」と悔やんでも悔やみきれません。「美鈴を取り戻さないと・・。」そんな思いがようやく現実を目の前にして起こりました。
私は自分自身の情けなさと後悔と悔しさで胸が張り裂けそうでその夜は一睡もできませんでした。「美鈴は私の為にではなく、自分の意思で抱かれたんだと・・。」そればかりが、ただただ頭の中で朝まで繰り返されました。
『美鈴(みすず)』 1章その19
名C美鈴(みすず)その19
私は一睡もせずに次の朝を迎えました。娘の花帆がいる手前、美鈴にはその朝には何も言いませんでした。けれど昼休みに美鈴のスマホへメールを送りました。
≪今晩話がしたい。家だと花帆がいるので夜8時に、いつも行く居酒屋で待っている。≫
美鈴からの返事のメールが来たのは昼休みが終わった1時過ぎだったと思います。
内容はただ≪わかりました。≫と、だけでした。美鈴も私が「話をしたい。」と告げたことでどんな話の内容になるのかは、わかっているはずです。
怒りなのかそれとも嫉妬なのか自分でも感じた事のないような胸の奥がなんとも言えない気分のまま、なんとかその日の仕事を無事に終えて美鈴と約束した8時よりも少し早い7時反過ぎに居酒屋に着きました。
私は連れが後から来ることを店員に告げ、個室の席へと案内してもらいました。これから美鈴とどう話そうか・・・そんな事を考えて一人でビールを飲んでいました。しばらくして、8時10分くらい前に美鈴が店員に案内されてやって来ました。『遅れてごめんなさい。』美鈴はそう言って私の顔も見ずに席に着きました。ジーンズ姿で化粧もそれほどしていない、いつもの美鈴が私の目の前で下を向いて座っています。
「飲み物は何にする?料理は適当に頼んでおいたから。」、『うん。ビールをお願いします。』美鈴がそう言って私はビールを注文しました。今までならこの店に来ると直ぐにメニューを開いて『何食べようかな~?』なんて言う美鈴は目の前にはいませんでした。美鈴はただ俯いたままでした。
「昨日は何処に行っていたんだ。」重苦しい雰囲気の中、私はそう切り出します。
『パパは知っているんでしょ?』
「何を?」
『私が何処に行っていたのか・・。』
「どうしてそう思うんだ?」
『・・パパはいつからそうなっちゃったの?』
「それは俺のセリフだよ。君はいつから俺に嘘をついて男と寝るようになったんだ!!」
思わず抑えていた気持ちを抑えきれずに大きな声で言ってしまいました。
美鈴はその一言で、下を向きハンカチで鼻を押さえ泣き出しました。美鈴は泣きながら『パパは私を疑っていたでしょ?』と大きな眼を見開いて大粒の涙をこぼしながらそう言いました。
「疑う?疑われるようなことしていたのは君だろ!」
『どうして勝手にスマホ盗み見したりするのよ。』
「君がこそこそ男と話をしたりしているからだろ!!」
私は頭に血が上りそう怒鳴ってしまいました。
『何も私はパパを裏切るようなことなんかしいてなかった・・。』
「していなかった?じゃぁ今はしているのか!!」
「・・・・・・」
ハンカチで真っ赤になった鼻の下を押さえながら『私の気持ちなんてパパ全然解ってくれていない!』美鈴も大きな声で私にそう言い返しました。
「それは俺が言いたい言葉だ!自分の嫁に浮気された男の気持を考えたことがあるのか!!」
『そうさせたのはパパでしょ?私がどんな思いでいたのか全然知らないのに!』
「何を言っているんだ?俺は君に疾(やま)しいことなんてしていないぞ!!なのに君は俺に堂々と『何もありません。』って言えるのか!!」
『・・・・・。』
しばらく何も言わずに、『パパ・・・お願い・・・それ以上言わないで・・。』
美鈴は一点を見つめたまま小さな声でそう言いました。
「黙っていられる訳ないだろ!俺に嘘までついて男に抱かれたくせに!」
『・・・・お願い・・・パパもう止めて・・・。』
「自分に都合の悪い事を言われるのが嫌なのか!!!」
私は気が付くと美鈴の頬を叩いていました。
私に頬を打たれた美鈴は、今まで一緒に生活してきて見たことも無いような恐ろしい表情で私の目を睨みつけ反論します。
『私の気持ちなんて一つも解ってないじゃない!!私はパパが好きだからパパが喜ぶならって思ったからパパ以外の人にも抱かれたのよ!』続けて美鈴は
『自分で私を他の男のところへ行かせておいて少し帰りが遅くなったからって勝手に誤解をして怒ったりして!!自分勝手なことばかり言わないでよ!!』
「なんだ!!その言い方は!!!俺を裏切っておいて!!」内心は妻に痛いところを突かれたことに忸怩たる思い(自ら恥じ入る気持ちに駆られること。)があった。
『パパが私を勝手に疑ったりして、私を信用してくれなくなったからこんなことになったんじゃない!!』
涙でくちゃくちゃになった顔で私に怒鳴りながらそう言って美鈴は泣き崩れました。
その姿を見て今まで怒鳴っていた私は少し冷静さを取り戻し美鈴に聞きました。
「彼のことは好きなのか?好きになったから抱かれたのか?」
『・・・・・・・・。』美鈴は無言です。
私は一睡もせずに次の朝を迎えました。娘の花帆がいる手前、美鈴にはその朝には何も言いませんでした。けれど昼休みに美鈴のスマホへメールを送りました。
≪今晩話がしたい。家だと花帆がいるので夜8時に、いつも行く居酒屋で待っている。≫
美鈴からの返事のメールが来たのは昼休みが終わった1時過ぎだったと思います。
内容はただ≪わかりました。≫と、だけでした。美鈴も私が「話をしたい。」と告げたことでどんな話の内容になるのかは、わかっているはずです。
怒りなのかそれとも嫉妬なのか自分でも感じた事のないような胸の奥がなんとも言えない気分のまま、なんとかその日の仕事を無事に終えて美鈴と約束した8時よりも少し早い7時反過ぎに居酒屋に着きました。
私は連れが後から来ることを店員に告げ、個室の席へと案内してもらいました。これから美鈴とどう話そうか・・・そんな事を考えて一人でビールを飲んでいました。しばらくして、8時10分くらい前に美鈴が店員に案内されてやって来ました。『遅れてごめんなさい。』美鈴はそう言って私の顔も見ずに席に着きました。ジーンズ姿で化粧もそれほどしていない、いつもの美鈴が私の目の前で下を向いて座っています。
「飲み物は何にする?料理は適当に頼んでおいたから。」、『うん。ビールをお願いします。』美鈴がそう言って私はビールを注文しました。今までならこの店に来ると直ぐにメニューを開いて『何食べようかな~?』なんて言う美鈴は目の前にはいませんでした。美鈴はただ俯いたままでした。
「昨日は何処に行っていたんだ。」重苦しい雰囲気の中、私はそう切り出します。
『パパは知っているんでしょ?』
「何を?」
『私が何処に行っていたのか・・。』
「どうしてそう思うんだ?」
『・・パパはいつからそうなっちゃったの?』
「それは俺のセリフだよ。君はいつから俺に嘘をついて男と寝るようになったんだ!!」
思わず抑えていた気持ちを抑えきれずに大きな声で言ってしまいました。
美鈴はその一言で、下を向きハンカチで鼻を押さえ泣き出しました。美鈴は泣きながら『パパは私を疑っていたでしょ?』と大きな眼を見開いて大粒の涙をこぼしながらそう言いました。
「疑う?疑われるようなことしていたのは君だろ!」
『どうして勝手にスマホ盗み見したりするのよ。』
「君がこそこそ男と話をしたりしているからだろ!!」
私は頭に血が上りそう怒鳴ってしまいました。
『何も私はパパを裏切るようなことなんかしいてなかった・・。』
「していなかった?じゃぁ今はしているのか!!」
「・・・・・・」
ハンカチで真っ赤になった鼻の下を押さえながら『私の気持ちなんてパパ全然解ってくれていない!』美鈴も大きな声で私にそう言い返しました。
「それは俺が言いたい言葉だ!自分の嫁に浮気された男の気持を考えたことがあるのか!!」
『そうさせたのはパパでしょ?私がどんな思いでいたのか全然知らないのに!』
「何を言っているんだ?俺は君に疾(やま)しいことなんてしていないぞ!!なのに君は俺に堂々と『何もありません。』って言えるのか!!」
『・・・・・。』
しばらく何も言わずに、『パパ・・・お願い・・・それ以上言わないで・・。』
美鈴は一点を見つめたまま小さな声でそう言いました。
「黙っていられる訳ないだろ!俺に嘘までついて男に抱かれたくせに!」
『・・・・お願い・・・パパもう止めて・・・。』
「自分に都合の悪い事を言われるのが嫌なのか!!!」
私は気が付くと美鈴の頬を叩いていました。
私に頬を打たれた美鈴は、今まで一緒に生活してきて見たことも無いような恐ろしい表情で私の目を睨みつけ反論します。
『私の気持ちなんて一つも解ってないじゃない!!私はパパが好きだからパパが喜ぶならって思ったからパパ以外の人にも抱かれたのよ!』続けて美鈴は
『自分で私を他の男のところへ行かせておいて少し帰りが遅くなったからって勝手に誤解をして怒ったりして!!自分勝手なことばかり言わないでよ!!』
「なんだ!!その言い方は!!!俺を裏切っておいて!!」内心は妻に痛いところを突かれたことに忸怩たる思い(自ら恥じ入る気持ちに駆られること。)があった。
『パパが私を勝手に疑ったりして、私を信用してくれなくなったからこんなことになったんじゃない!!』
涙でくちゃくちゃになった顔で私に怒鳴りながらそう言って美鈴は泣き崩れました。
その姿を見て今まで怒鳴っていた私は少し冷静さを取り戻し美鈴に聞きました。
「彼のことは好きなのか?好きになったから抱かれたのか?」
『・・・・・・・・。』美鈴は無言です。
『美鈴(みすず)』 1章その20
名C美鈴(みすず)その20
「どうなんだ?好きなのか?」
『・・・わからない・・。』
「わからないのに俺を裏切ったのか?」
『わからないの・・・だけど・・。』
「だけど?」
『・・パパと結婚してから・・始めて・・抱かれても・・いいって心から・・・思った。今の・・私には・・大切な人です。』
美鈴はゆっくりと詰まるようにそう言いました。私は最愛の美鈴から口にされたその言葉に愕然とし、心の中で今まで築き上げてきたのが一瞬に音を発てて崩れて行き、私自身もその場に崩れ落ちました。
当時の私には、ことの発端が私にあったなどと考えることもなく、美鈴からのその言葉を聞いて頭に浮かんだことは、自分を棚においてすべてあの男のせいだと思えたのです。その後は、美鈴とは無言のまま注文をしたものを黙々と食べたが、味などは全く覚えていない。店を出た二人は少し離れて歩き家へと帰りました。
重苦しい雰囲気のまま家に着くと、娘の花帆が〚お帰りなさい。あれ?どうしたの?二人共暗い顔してる。〛と私達に言います。美鈴は『ちょっとパパと喧嘩しちゃった。』と舌を出して娘にそういい、奥の洗面所へと向かいました。〚パパ、ママを泣かしちゃダメだよ!大事にしないとそのうち熟年離婚されるよ。〛と私に笑いながら、〚ママを手伝ってくる。〛と言いました。「そうだな。」と一言しか娘に返せませんでした。
美鈴はだまって花帆が食べ終わった洗い物をいつもと変わらぬように娘としていました。娘と何やら楽しげに話しながら洗い物をしている美鈴の心の中には私以外の男の存在があるのかと思うと、いてもたってもいられなくなり、私は自分の部屋へと行きました。眠ることも出来ずに布団に入っていた私は、花帆が寝静まった頃に美鈴が寝ている寝室へと向かいました。
寝室に入ると今まで二人で寝ていたクイーンサイズのベッドに美鈴は一人寝ていました。「寝たのか?」と美鈴に問いかけると、しばらくして『ううん。』と美鈴が答えます。「ママ?一緒に寝てもいいか?」と私が言うと美鈴は何も言わずに少しベッドの端へと移動しました。
私は美鈴の横に入り、私に背を向けている美鈴を抱きしめようと後ろから肩を抱こうと美鈴に触れた瞬間に美鈴が一瞬ビクッとなりました。「抱いてもいいか?」と聞くと美鈴は無言で私に背を向けていた身体を仰向けにし、目を閉じています。
私は美鈴に覆い被さるように抱きしめキスをします。いつもなら美鈴も私の舌に自分の舌を絡めてくるのですが、自分から絡めて来ることはありませんでした。美鈴に愛撫をしても身体は一瞬ビクッとする。美鈴の下着の中に手を入れて陰部に触れたときに、私は美鈴の心の中を痛感しました。
いつもなら潤んでいるはずの美鈴の陰部は潤んでいることはありませんでした。何とも言えない孤独感と情けなさが私を襲い、そのまま何も言えずに美鈴から離れベッドから出ます。
『・・・パパ・・・ごめんなさい。』
美鈴のその一言を聞いて寝室を後にしました。自分の部屋に戻った私は、美鈴があんなになってしまったのはあの男のせいだと怒りがこみ上げてきました。
その日以来、美鈴とは家庭内別居と言うのでしょうか、殆どしゃべることもなく私の家政婦さんみたいでした。そんな夫婦生活が続いていた頃、出張先からの帰りに駅に着いて改札口を出て歩いていると、私の前から見た顔が歩いて来ました。一度しか見ていませんでしたが、それは間違いなく忘れることの出来ない美鈴が抱かれた男(木嶋)です。私は睨みつけるように前から歩いて来る木嶋を見続けました。木嶋も気が付いたのか私を見て軽く会釈をしました。その瞬間、私は走り寄り、無我夢中で木嶋を一発殴っていました。
「おい!人の嫁さんを弄(もてあそ)んで楽しいか?」
しかし、殴られたのに彼は平気な顔をして
〔ここでは人も多いので、今からお時間ありませんか?」
「何を言っているんだ?君のせいで俺達夫婦はむちゃくちゃだ!」
〔すみません・・・そのことで少しお話を?」
「話なんてここですればいいだろ!とにかくどうしてくれるんだ!!」
私は冷静さを失い、駅前で彼に怒鳴り散らしていました。それから、木嶋に駅前の公園まで連れて行かれました。しかし、公園へ付くなり怒りが収まらない私はまた木嶋を殴りつけます。木嶋は〔殴られても仕方ないと思っています。家庭のある女性を好きになったのは私ですから・・。〕と冷静な口調で私の目を見て言いました。私は余計にその態度が腹立たしく思えてなりません。しかし、相手が冷静であればあるほど自分の情けなさがこみ上げて来ました。
そう感じた私は木嶋に「あんたと話をすることなんかないから帰る。」と言うと彼は
〔奥さんを責めないで下さい。悪いのは私なんです。〕
「当たり前だろ!人の妻を誑(たぶら)かしたんだからな!」
〔いいえ誑かせたりしていません。私は心から美鈴さんが好きです。〕
「よくもそんなことを旦那の前で言えるな!!」
〔ご主人少し考えて見てください。〕
「考える?何を考えるんだ。そんなことよりこれ以上妻に近寄るな!!解ったか!!」
〔・・・・〕
「二度と嫁に会うな!!」
私がそう言うと、木嶋は自身に満ち溢れた態度で私にこう言いました。
〔ご主人!今私が美鈴さんを支えなければ誰が美鈴さんを支えるのですか?〕
「は~?君は何を言っているんだ!!俺が支えるさ!」
〔支えていますか?私にはそう思えません。美鈴さんはあなたから逃げているんですよ?〕
「逃げている?」
〔美鈴さんは一番信用して欲しいあなたに責められ続けてあなたから逃げたんですよ。私は妻も子供もいません。だから真剣に美鈴さんをあなたから奪いたいと必死です。〕
「何を一人でごちゃごちゃ言っているんだ!」
〔今のあなたは美鈴さんには必要のない人ですよ。〕
その言葉を聞いて怒り心頭に発した私は木嶋を数発殴り倒れ込んだ木嶋を残してその場を後にしました。〔美鈴には必要のない人。〕と、彼に冷静にそう言われ私は完敗だと痛感しました。家に帰る気分にも成れずにその夜は酒を浴びるように飲みました。その日から私と木嶋との戦いが始まり、それが美鈴を余計に苦しめることになるとは当時の私には、まったく解っていませんでした。
2014/10/06
「どうなんだ?好きなのか?」
『・・・わからない・・。』
「わからないのに俺を裏切ったのか?」
『わからないの・・・だけど・・。』
「だけど?」
『・・パパと結婚してから・・始めて・・抱かれても・・いいって心から・・・思った。今の・・私には・・大切な人です。』
美鈴はゆっくりと詰まるようにそう言いました。私は最愛の美鈴から口にされたその言葉に愕然とし、心の中で今まで築き上げてきたのが一瞬に音を発てて崩れて行き、私自身もその場に崩れ落ちました。
当時の私には、ことの発端が私にあったなどと考えることもなく、美鈴からのその言葉を聞いて頭に浮かんだことは、自分を棚においてすべてあの男のせいだと思えたのです。その後は、美鈴とは無言のまま注文をしたものを黙々と食べたが、味などは全く覚えていない。店を出た二人は少し離れて歩き家へと帰りました。
重苦しい雰囲気のまま家に着くと、娘の花帆が〚お帰りなさい。あれ?どうしたの?二人共暗い顔してる。〛と私達に言います。美鈴は『ちょっとパパと喧嘩しちゃった。』と舌を出して娘にそういい、奥の洗面所へと向かいました。〚パパ、ママを泣かしちゃダメだよ!大事にしないとそのうち熟年離婚されるよ。〛と私に笑いながら、〚ママを手伝ってくる。〛と言いました。「そうだな。」と一言しか娘に返せませんでした。
美鈴はだまって花帆が食べ終わった洗い物をいつもと変わらぬように娘としていました。娘と何やら楽しげに話しながら洗い物をしている美鈴の心の中には私以外の男の存在があるのかと思うと、いてもたってもいられなくなり、私は自分の部屋へと行きました。眠ることも出来ずに布団に入っていた私は、花帆が寝静まった頃に美鈴が寝ている寝室へと向かいました。
寝室に入ると今まで二人で寝ていたクイーンサイズのベッドに美鈴は一人寝ていました。「寝たのか?」と美鈴に問いかけると、しばらくして『ううん。』と美鈴が答えます。「ママ?一緒に寝てもいいか?」と私が言うと美鈴は何も言わずに少しベッドの端へと移動しました。
私は美鈴の横に入り、私に背を向けている美鈴を抱きしめようと後ろから肩を抱こうと美鈴に触れた瞬間に美鈴が一瞬ビクッとなりました。「抱いてもいいか?」と聞くと美鈴は無言で私に背を向けていた身体を仰向けにし、目を閉じています。
私は美鈴に覆い被さるように抱きしめキスをします。いつもなら美鈴も私の舌に自分の舌を絡めてくるのですが、自分から絡めて来ることはありませんでした。美鈴に愛撫をしても身体は一瞬ビクッとする。美鈴の下着の中に手を入れて陰部に触れたときに、私は美鈴の心の中を痛感しました。
いつもなら潤んでいるはずの美鈴の陰部は潤んでいることはありませんでした。何とも言えない孤独感と情けなさが私を襲い、そのまま何も言えずに美鈴から離れベッドから出ます。
『・・・パパ・・・ごめんなさい。』
美鈴のその一言を聞いて寝室を後にしました。自分の部屋に戻った私は、美鈴があんなになってしまったのはあの男のせいだと怒りがこみ上げてきました。
その日以来、美鈴とは家庭内別居と言うのでしょうか、殆どしゃべることもなく私の家政婦さんみたいでした。そんな夫婦生活が続いていた頃、出張先からの帰りに駅に着いて改札口を出て歩いていると、私の前から見た顔が歩いて来ました。一度しか見ていませんでしたが、それは間違いなく忘れることの出来ない美鈴が抱かれた男(木嶋)です。私は睨みつけるように前から歩いて来る木嶋を見続けました。木嶋も気が付いたのか私を見て軽く会釈をしました。その瞬間、私は走り寄り、無我夢中で木嶋を一発殴っていました。
「おい!人の嫁さんを弄(もてあそ)んで楽しいか?」
しかし、殴られたのに彼は平気な顔をして
〔ここでは人も多いので、今からお時間ありませんか?」
「何を言っているんだ?君のせいで俺達夫婦はむちゃくちゃだ!」
〔すみません・・・そのことで少しお話を?」
「話なんてここですればいいだろ!とにかくどうしてくれるんだ!!」
私は冷静さを失い、駅前で彼に怒鳴り散らしていました。それから、木嶋に駅前の公園まで連れて行かれました。しかし、公園へ付くなり怒りが収まらない私はまた木嶋を殴りつけます。木嶋は〔殴られても仕方ないと思っています。家庭のある女性を好きになったのは私ですから・・。〕と冷静な口調で私の目を見て言いました。私は余計にその態度が腹立たしく思えてなりません。しかし、相手が冷静であればあるほど自分の情けなさがこみ上げて来ました。
そう感じた私は木嶋に「あんたと話をすることなんかないから帰る。」と言うと彼は
〔奥さんを責めないで下さい。悪いのは私なんです。〕
「当たり前だろ!人の妻を誑(たぶら)かしたんだからな!」
〔いいえ誑かせたりしていません。私は心から美鈴さんが好きです。〕
「よくもそんなことを旦那の前で言えるな!!」
〔ご主人少し考えて見てください。〕
「考える?何を考えるんだ。そんなことよりこれ以上妻に近寄るな!!解ったか!!」
〔・・・・〕
「二度と嫁に会うな!!」
私がそう言うと、木嶋は自身に満ち溢れた態度で私にこう言いました。
〔ご主人!今私が美鈴さんを支えなければ誰が美鈴さんを支えるのですか?〕
「は~?君は何を言っているんだ!!俺が支えるさ!」
〔支えていますか?私にはそう思えません。美鈴さんはあなたから逃げているんですよ?〕
「逃げている?」
〔美鈴さんは一番信用して欲しいあなたに責められ続けてあなたから逃げたんですよ。私は妻も子供もいません。だから真剣に美鈴さんをあなたから奪いたいと必死です。〕
「何を一人でごちゃごちゃ言っているんだ!」
〔今のあなたは美鈴さんには必要のない人ですよ。〕
その言葉を聞いて怒り心頭に発した私は木嶋を数発殴り倒れ込んだ木嶋を残してその場を後にしました。〔美鈴には必要のない人。〕と、彼に冷静にそう言われ私は完敗だと痛感しました。家に帰る気分にも成れずにその夜は酒を浴びるように飲みました。その日から私と木嶋との戦いが始まり、それが美鈴を余計に苦しめることになるとは当時の私には、まったく解っていませんでした。
2014/10/06
『美鈴(みすず)』 1章その21
名C美鈴(みすず)その21
それからの私達は、ことあるごとに言い争いが増えて行きました。しかし、私自身は心の奥底では美鈴を嫌いになっていた訳ではなかったように思います。同じように美鈴も少しはそんな思いはあったのでしょう。お互いに自分の言動でこうなってしまったと痛感していたからです。
けれど現実は、お互いに歩み寄ろうとして行動や態度で示しても相手が今までのような言動と違うことに美鈴も私も、苛立ちを感じてそこから言い争いが始まるのでした。そんな頃、娘の花帆は部活の合宿へ行って家を開ける日がありました。
いつもなら花帆がいるので、なんとかぎこちなくとも会話をしていた私達でしたが、その日は私が仕事から帰ってきても重苦しい空気が立ち込めていました。とくに会話もせずに、夕飯を食べてお互い風呂に入り、ただテレビを見ている二人でしたが、ドラマか何かだったと思うのですが、親が離婚を考えている子供が両親に涙で訴えるシーンがありました。美鈴はその画面を見ながら涙しているのが、私にはわかりました。美鈴も私と同じようにそのシーンを自分にダブらせて見ているんだと思いました。
「なぁ~ ママ、彼とはどうなっているんだ?」と重苦しい雰囲気の中私は美鈴に問いかけました。ドラマを見て涙した美鈴は鼻をすすりながら『どうって?』と美鈴が私にそう言いました。
「俺と彼が偶然街で逢ったのは知っているんだろ?」
『・・・・うん。聞いたけど。』
「そっか。で彼とは?」
『時々電話で話しをするくらい・・・。』
「彼は〔俺からママを奪う。〕って言ってた。」
『・・・』
「ママはどうなんだ?」
『・・・わかんない。そんなことわかんな、』
「何がわからないの?」
『私がどうしたいのかが・・。』
「逢ってはいないのか?」
『〔逢おう。〕って言われるけど・・・逢えないよ。』
「どうして?」
『わかんない・・。』美鈴は俯き加減でそう言いました。
「俺は正直、ママを許せないって気持ちがないとはいえないけど俺自身のせいで、こうなったとも思っている。」
『・・・』
「勝手だけど俺はママとは離婚なんか考えていない・・。」
『・・・』美鈴は何も言いませんでした。
「一度彼と逢ってみれば?俺もママが彼に逢いに行って自分自身の気持ちを考えてみるから。」
『・・・』
美鈴は何もいわずに、テーブルの周りを整理して『寝るね。』と言い残し寝室へと行きました。また美鈴に彼に逢いに行けと言ってしまった。美鈴は私のその言葉をどう受け取ったのだろうか?
私は自分自身、性癖を満たす為に彼と逢えと言ったつもりはありませんでした。美鈴自身、彼と逢う事を避けているからにはそれなりの理由があるからだと。それが私に隠れて逢うことを意地になってしなかったのか、それとも逢ってしまうともう私の元へ戻れなくなってしまうのか・・。私はこれからの二人の関係がそれによってすべて判断されると思ったからでした。
次の週の週末に私が仕事をしていると美鈴からメールがありました。≪今日仕事が終われば連絡をください。いつものお店で少し話がしたいので。≫と書いてありました。仕事が終わり美鈴に電話して、店へと行きました。私が店に着いた時には、まだ美鈴は来ていませんでした。けれど店に入って席についた頃に美鈴はやって来ました。
「話って?」と美鈴に聞き、ビールと少しのつまみを注文しました。
『ごめんね。疲れているのに。』
「いいよ。で話ってのは?」
『うん。木嶋君と一度冷静に話をしてくれないかな?』
「なんで?俺があいつと話をしないといけないんだ?」
『パパはどうしてそんな言い方しかしないの?』
「俺が話をする理由なんてないじゃないか。」
『電話でもいいから一度話をしてよ!でなきゃ私、どうすればいいかわかんないの。』
美鈴は目に涙を浮かべて私を見てそう言いました。
「わかった。何を話せばいいのか、わからないけどママがそう言うんだったら。」
『・・・。』
美鈴はそう言ってバックからスマホを出して電話をかけます。
『もしもし? ううん。今主人といるから・・・少し主人と話してくれる?うん。うん。じゃぁ代わるね。』
美鈴はそう言って私にスマホを渡しました。
2014/10/08
それからの私達は、ことあるごとに言い争いが増えて行きました。しかし、私自身は心の奥底では美鈴を嫌いになっていた訳ではなかったように思います。同じように美鈴も少しはそんな思いはあったのでしょう。お互いに自分の言動でこうなってしまったと痛感していたからです。
けれど現実は、お互いに歩み寄ろうとして行動や態度で示しても相手が今までのような言動と違うことに美鈴も私も、苛立ちを感じてそこから言い争いが始まるのでした。そんな頃、娘の花帆は部活の合宿へ行って家を開ける日がありました。
いつもなら花帆がいるので、なんとかぎこちなくとも会話をしていた私達でしたが、その日は私が仕事から帰ってきても重苦しい空気が立ち込めていました。とくに会話もせずに、夕飯を食べてお互い風呂に入り、ただテレビを見ている二人でしたが、ドラマか何かだったと思うのですが、親が離婚を考えている子供が両親に涙で訴えるシーンがありました。美鈴はその画面を見ながら涙しているのが、私にはわかりました。美鈴も私と同じようにそのシーンを自分にダブらせて見ているんだと思いました。
「なぁ~ ママ、彼とはどうなっているんだ?」と重苦しい雰囲気の中私は美鈴に問いかけました。ドラマを見て涙した美鈴は鼻をすすりながら『どうって?』と美鈴が私にそう言いました。
「俺と彼が偶然街で逢ったのは知っているんだろ?」
『・・・・うん。聞いたけど。』
「そっか。で彼とは?」
『時々電話で話しをするくらい・・・。』
「彼は〔俺からママを奪う。〕って言ってた。」
『・・・』
「ママはどうなんだ?」
『・・・わかんない。そんなことわかんな、』
「何がわからないの?」
『私がどうしたいのかが・・。』
「逢ってはいないのか?」
『〔逢おう。〕って言われるけど・・・逢えないよ。』
「どうして?」
『わかんない・・。』美鈴は俯き加減でそう言いました。
「俺は正直、ママを許せないって気持ちがないとはいえないけど俺自身のせいで、こうなったとも思っている。」
『・・・』
「勝手だけど俺はママとは離婚なんか考えていない・・。」
『・・・』美鈴は何も言いませんでした。
「一度彼と逢ってみれば?俺もママが彼に逢いに行って自分自身の気持ちを考えてみるから。」
『・・・』
美鈴は何もいわずに、テーブルの周りを整理して『寝るね。』と言い残し寝室へと行きました。また美鈴に彼に逢いに行けと言ってしまった。美鈴は私のその言葉をどう受け取ったのだろうか?
私は自分自身、性癖を満たす為に彼と逢えと言ったつもりはありませんでした。美鈴自身、彼と逢う事を避けているからにはそれなりの理由があるからだと。それが私に隠れて逢うことを意地になってしなかったのか、それとも逢ってしまうともう私の元へ戻れなくなってしまうのか・・。私はこれからの二人の関係がそれによってすべて判断されると思ったからでした。
次の週の週末に私が仕事をしていると美鈴からメールがありました。≪今日仕事が終われば連絡をください。いつものお店で少し話がしたいので。≫と書いてありました。仕事が終わり美鈴に電話して、店へと行きました。私が店に着いた時には、まだ美鈴は来ていませんでした。けれど店に入って席についた頃に美鈴はやって来ました。
「話って?」と美鈴に聞き、ビールと少しのつまみを注文しました。
『ごめんね。疲れているのに。』
「いいよ。で話ってのは?」
『うん。木嶋君と一度冷静に話をしてくれないかな?』
「なんで?俺があいつと話をしないといけないんだ?」
『パパはどうしてそんな言い方しかしないの?』
「俺が話をする理由なんてないじゃないか。」
『電話でもいいから一度話をしてよ!でなきゃ私、どうすればいいかわかんないの。』
美鈴は目に涙を浮かべて私を見てそう言いました。
「わかった。何を話せばいいのか、わからないけどママがそう言うんだったら。」
『・・・。』
美鈴はそう言ってバックからスマホを出して電話をかけます。
『もしもし? ううん。今主人といるから・・・少し主人と話してくれる?うん。うん。じゃぁ代わるね。』
美鈴はそう言って私にスマホを渡しました。
2014/10/08
『美鈴(みすず)』 1章その22
名C美鈴(みすず)その22
「もしもし。椎名です。」
〔もしもし。何か私にお話でも?〕と木嶋が尋ねた。
「いや。そっちが話があるんじゃないか?美鈴に君(木嶋)と話をしてくれと言われたもので。」
〔そうですか。じゃぁわかりました。短刀直入に言いますが、奥さん(美鈴)と別れていただけませんか?〕
「は~?君は何を言ってるんだ?」
〔奥さん(美鈴)からすべてお話を聞かせていただきました。あなたは最低ですよ。私が奥さんと逢ったのもあなたの指示なんですよね?それだけでも私には理解できませんが、あなたが指示したのに奥さんを責めるなんて。あなたは奥さんを自分の欲求を満たす為の道具にしているだけじゃないですか?〕
「・・・」私は怒りと困惑で無言になります。
〔あなたには奥さんを幸せにできるとは思えません。それはあなた自身が一番お解かりではありませんか?私は前にもお話しましたが、今奥様を支えているのは私です。あなたではありません。おわかりでしょ?〕
私は木嶋の言う事に返す言葉もなく電話を切りました。
「・・ママ(美鈴)・・・ママの好きなようにすればいいよ。明日にでも彼のところへ行けばいい。」
『パパはそれでいいの?』
「仕方ないさ。ママがそうしたいなら。」
その後二人に長い沈黙が続き他の客がワイワイと騒ぐ音だけが耳に入って来ました。私がただ肩を落とし煙草を咥えていると、意を決したように美鈴は口を開きました。
『パパ?・・・明日彼(木嶋)に逢ってきても・・・いいかな? 泊まりに・・・なっても・・・いいかな?』美鈴は言いにくそうに私に問いかけて来ました。
「・・・」考えが頭の中で纏(まと)まらずに返事が出来なかった。
『ダメ?』
「わからない・・今の俺には・・。」と正直に言いました。
『私ね木嶋君からパパと別れろって言われたの・・・。』
「・・・」
『けど・・・自分でもどうしたらいいのかわからないの・・。』
「・・・」
『明日彼と逢って自分の気持ち確かめてみる・・・もし私が泊まらずに帰って来た時は、私を許してくれる?』
「・・・」
『もし・・もしも・・泊まって帰って来たときには・・・私を追い出してくれれば・・・いいから・・・。』
「・・・」
結局、私は美鈴に一言も発せずにビールを一気に飲み店を後にしました。
次の日の土曜日の朝、美鈴は木嶋に逢いに行きました。その美鈴の後ろ姿を何も言えずに見送る私でした。美鈴が我が家を出てから私の頭に浮かんで来ることは後悔だけです。「私がもう少し美鈴を信用して大きな気持ちで妻を見守ることができれば、きっとこんな事にはならなかったと・・・。考えても、考えても仕方無いことはわかっている。できればこうなる前に戻りたいと・・・。」
30分ほどして私のスマホに美鈴からメールが来ました。
≪ごめんなさい。やっぱりパパ行ってくるね。≫
短いメールでしたが、それは美鈴なりに考えた私に言える精一杯の言葉だったのでしょう。花帆も出かけて私一人になった時にこれほど辛いことはありませんでした。以前に美鈴が藤堂さんと出かけた後に一人美鈴の帰りを待つ時とは、全然違うものでした。
自分で何をしているのかも分からないほどで、気が付くと美鈴が寝ている寝室へと来ていました。そこには美鈴の香りがほのかに残っています。なぜかその微かに残る美鈴の香りが私を落ち着かせ、とても懐かしく感じさせました。
そして、ごろっとベッドに寝転び天井を見上げると今までの美鈴との思い出が私の頭の中で駆け巡りました。また寝転ぶと美鈴の香りが尚更増すように感じられ、今までならこんな美鈴の香りさへも感じることなどありませんでした。
始めて美鈴と出会ってデートしたときには美鈴の香りを感じたように思えます。長年夫婦として一緒に生活してきてこんなに美鈴の香りを感じなかった自分を情けなく思いました。クローゼットにある美鈴の衣類、ドレッサーに置かれた美鈴の化粧品。この部屋は美鈴のすべてを感じさせてくれる。美鈴を感じれば感じるほど美鈴の大きさを感じる私でした。
ドレッサーの前に座りその上にある化粧品をボ~ッと見ていると、その横に置かれたゴミ箱の中にクチャクチャに丸められて捨てられている便箋を見つけました。何だろうと思い近寄り、それを手に取りクチャクチャになったものを戻していくと、そこには便箋の表に“パパへ”と美鈴の文字で書かれていました。私は慌ててその便箋をあけました。
パパへ
パパはこの手紙をいつ見つけるのかな?私がこの家から居なくなってからかな・・・。どっちにしろパパがこの手紙を見つけてくれて読んでくれているってことは、私が留守にしているか、家を出て行った後でしょうね。
パパ?今まで普通に何事も無く生活してきて、お互いにうまくいかなくなると、こんなに一緒に生活する事がしんどいなんて思わなかったね?パパも同じだと思うのだけど、私はパパとしんどくない生活に戻りたい。
もし、これをパパが読んでいてくれている時に私達がすでに離婚していたら悲しいけど・・・。パパ?もしそうだとしてもパパが私に憎しみや怒りがあってもどこかに私への愛情が少しでも残っていれば元に戻れるように努力してみてください。お願いします。
2014/10/09
「もしもし。椎名です。」
〔もしもし。何か私にお話でも?〕と木嶋が尋ねた。
「いや。そっちが話があるんじゃないか?美鈴に君(木嶋)と話をしてくれと言われたもので。」
〔そうですか。じゃぁわかりました。短刀直入に言いますが、奥さん(美鈴)と別れていただけませんか?〕
「は~?君は何を言ってるんだ?」
〔奥さん(美鈴)からすべてお話を聞かせていただきました。あなたは最低ですよ。私が奥さんと逢ったのもあなたの指示なんですよね?それだけでも私には理解できませんが、あなたが指示したのに奥さんを責めるなんて。あなたは奥さんを自分の欲求を満たす為の道具にしているだけじゃないですか?〕
「・・・」私は怒りと困惑で無言になります。
〔あなたには奥さんを幸せにできるとは思えません。それはあなた自身が一番お解かりではありませんか?私は前にもお話しましたが、今奥様を支えているのは私です。あなたではありません。おわかりでしょ?〕
私は木嶋の言う事に返す言葉もなく電話を切りました。
「・・ママ(美鈴)・・・ママの好きなようにすればいいよ。明日にでも彼のところへ行けばいい。」
『パパはそれでいいの?』
「仕方ないさ。ママがそうしたいなら。」
その後二人に長い沈黙が続き他の客がワイワイと騒ぐ音だけが耳に入って来ました。私がただ肩を落とし煙草を咥えていると、意を決したように美鈴は口を開きました。
『パパ?・・・明日彼(木嶋)に逢ってきても・・・いいかな? 泊まりに・・・なっても・・・いいかな?』美鈴は言いにくそうに私に問いかけて来ました。
「・・・」考えが頭の中で纏(まと)まらずに返事が出来なかった。
『ダメ?』
「わからない・・今の俺には・・。」と正直に言いました。
『私ね木嶋君からパパと別れろって言われたの・・・。』
「・・・」
『けど・・・自分でもどうしたらいいのかわからないの・・。』
「・・・」
『明日彼と逢って自分の気持ち確かめてみる・・・もし私が泊まらずに帰って来た時は、私を許してくれる?』
「・・・」
『もし・・もしも・・泊まって帰って来たときには・・・私を追い出してくれれば・・・いいから・・・。』
「・・・」
結局、私は美鈴に一言も発せずにビールを一気に飲み店を後にしました。
次の日の土曜日の朝、美鈴は木嶋に逢いに行きました。その美鈴の後ろ姿を何も言えずに見送る私でした。美鈴が我が家を出てから私の頭に浮かんで来ることは後悔だけです。「私がもう少し美鈴を信用して大きな気持ちで妻を見守ることができれば、きっとこんな事にはならなかったと・・・。考えても、考えても仕方無いことはわかっている。できればこうなる前に戻りたいと・・・。」
30分ほどして私のスマホに美鈴からメールが来ました。
≪ごめんなさい。やっぱりパパ行ってくるね。≫
短いメールでしたが、それは美鈴なりに考えた私に言える精一杯の言葉だったのでしょう。花帆も出かけて私一人になった時にこれほど辛いことはありませんでした。以前に美鈴が藤堂さんと出かけた後に一人美鈴の帰りを待つ時とは、全然違うものでした。
自分で何をしているのかも分からないほどで、気が付くと美鈴が寝ている寝室へと来ていました。そこには美鈴の香りがほのかに残っています。なぜかその微かに残る美鈴の香りが私を落ち着かせ、とても懐かしく感じさせました。
そして、ごろっとベッドに寝転び天井を見上げると今までの美鈴との思い出が私の頭の中で駆け巡りました。また寝転ぶと美鈴の香りが尚更増すように感じられ、今までならこんな美鈴の香りさへも感じることなどありませんでした。
始めて美鈴と出会ってデートしたときには美鈴の香りを感じたように思えます。長年夫婦として一緒に生活してきてこんなに美鈴の香りを感じなかった自分を情けなく思いました。クローゼットにある美鈴の衣類、ドレッサーに置かれた美鈴の化粧品。この部屋は美鈴のすべてを感じさせてくれる。美鈴を感じれば感じるほど美鈴の大きさを感じる私でした。
ドレッサーの前に座りその上にある化粧品をボ~ッと見ていると、その横に置かれたゴミ箱の中にクチャクチャに丸められて捨てられている便箋を見つけました。何だろうと思い近寄り、それを手に取りクチャクチャになったものを戻していくと、そこには便箋の表に“パパへ”と美鈴の文字で書かれていました。私は慌ててその便箋をあけました。
パパへ
パパはこの手紙をいつ見つけるのかな?私がこの家から居なくなってからかな・・・。どっちにしろパパがこの手紙を見つけてくれて読んでくれているってことは、私が留守にしているか、家を出て行った後でしょうね。
パパ?今まで普通に何事も無く生活してきて、お互いにうまくいかなくなると、こんなに一緒に生活する事がしんどいなんて思わなかったね?パパも同じだと思うのだけど、私はパパとしんどくない生活に戻りたい。
もし、これをパパが読んでいてくれている時に私達がすでに離婚していたら悲しいけど・・・。パパ?もしそうだとしてもパパが私に憎しみや怒りがあってもどこかに私への愛情が少しでも残っていれば元に戻れるように努力してみてください。お願いします。
2014/10/09
『美鈴(みすず)』 1章その23
名C美鈴(みすず)その23
美鈴は私に助けを求めていたのです。いつこの手紙を書いたのかわかりませんが、美鈴自身も最悪の離婚を考えて書いた手紙だったのかもしれません。しかし、今日出かける前かそれとも少し前かはわかりませんが、美鈴自身がこの手紙を自分で捨てたのは間違いありません。美鈴はこの内容をも諦めてきっと手紙を捨てたのでしょう。私は自分の愚かさを尚更悔やみました。
私は美鈴に直ぐに電話をかけようとしましたが、昨夜少し話しをしたときに美鈴が私に『どんな気持ちになっても絶対に電話やメールはしないで欲しい。』と言われたのを思い出しました。私は美鈴をなぜ引きとめなかったのかと自分を強く攻めながら、家を出て近くの駅や近くの繁華街で美鈴の姿を探しましたが見つける事はできませんでした。
家に戻った頃には花帆も家に帰ってきていて、外は真っ暗になっていました。花帆と食事にでかけ、美鈴のいない2人での食事は私自身は楽しくはありませんでした。花帆も最近私達がうまくいっていないのも察しているようで、美鈴の外出に関しての話は私にはしませんでした。食事を終えてそれぞれが風呂にはいり、それぞれの部屋に戻った頃に時計を見ると午後10時を少し過ぎていました。
もし美鈴が帰って来るならそろそろかな?と少し安堵した気持ちにもなりました。12時を過ぎても美鈴が帰ってないことに苛立ちを感じ始めます。何度もスマホを手にしては美鈴に電話をしようと思うのですが、美鈴との約束を破ることは出来ませんでした。漸(ようや)く 午前2時を過ぎた頃、美鈴からメールが来ました。≪パパごめんなさい。今日は帰れません。≫その内容は私に絶望感を与えました。美鈴と話したときに『泊まらずに帰ってくれば許して欲しい。泊まって帰ってくればわたし(美鈴)を追い出せ。』と自分の口から言っていたのに・・・美鈴は私より木嶋を選んだのです。
「今ごろあの木嶋と・・・俺と花帆を見捨てて自分だけが・・・」最初は怒りで身体が震える程でした。けれどしばらくすると悲しみが私を襲ってきました。自業自得だとはわかっていてもやりきれない寂しさと悲しさがこみ上げ、どうすることも出来ません。頭に浮かぶのは楽しそうに木嶋と戯れる美鈴の姿でした。
私は缶酎ハイを一気に飲みました。いつもならしばらくして酔いが回ってくるのですが、どれだけ飲んでも今の自分の気持ちを忘れさせてくれることはありませんでした。私は泣きに泣きました。まるで子供の頃のように・・・気が付くと辺りがボーッと明るくなり始めていました。何本も飲んだせいで頭はガンガンするし気持ちは悪いし・・・最悪です。布団に入り目を閉じるのですが、目に浮かぶのは美鈴ではなくまだ眠っている花帆の顔でした。自分のせいで娘まで辛い思いをさせるのかと・・・。
花帆のことを考えていると、ふと美鈴が捨てた私への手紙を思い出しました。
《パパにもし少しでも私に愛情が残っているのなら・・・努力してください。》
何度も何度もその手紙を美鈴の寝室から持って来て読みました。読み返しているうちに、自分の中にある美鈴への愛情を確かめながら美鈴を取り戻すことを決意しました。
朝の8時を過ぎた頃だったと思います。美鈴からメールが届きました。
≪パパごめんなさい。今から家に帰ります。≫
私はそのメールを見て大きく深呼吸をして「よし!花帆のためにも」と心の中で叫びました。そして美鈴にメールを返します。
≪気を付けて帰っておいで。≫
そのメールを返信した後に花帆がバタバタと部活に出かけて行きました。しばらくして家の前に車が止まった音がしたので外を見て見ると美鈴がタクシーで帰って来ました。
『ただいま・・・。』と小さな声で玄関を入って来た美鈴はとても疲れているようでした。
「おかえり・・・疲れているみたいだね。」と私が言うと美鈴は目に涙をいっぱい浮かべて言いました。
『パパごめんなさい・・・パパの好きなようにして下さい。』
「わかった・・・。」
『・・・本当に・・・ごめんなさい。』
「俺の好きなようにしていいんだね?」
『うん・・。』
「じゃぁ一緒に風呂でも入るか?」と私が言うと美鈴は目をまん丸にして
『え??どうして?』
「ママさぁ~、俺に手紙書いてくれてただろ?」
『え?手紙?』
「寝室に捨ててあったママが俺に書いてくれた手紙を読んだ。」
『そう・・。』
「あぁ~ とにかく風呂に一緒に入ろうよ。」
『けど・・。』
「けど?どうしたの?」
『私・・・パパに見せられないよ・・・。』
「なぁ~ママ?正直に言うよ。確かに今は怒りもあるのは事実だよ。けどね情けないけどママを許せるかどうか解らないけど、今はママを嫌いにはなれないんだ。」
『・・・・・・・』美鈴は無言です。」
「ママの気持ちはどうか解らないけど、俺は努力してみるよ。」
2014/10/11
美鈴は私に助けを求めていたのです。いつこの手紙を書いたのかわかりませんが、美鈴自身も最悪の離婚を考えて書いた手紙だったのかもしれません。しかし、今日出かける前かそれとも少し前かはわかりませんが、美鈴自身がこの手紙を自分で捨てたのは間違いありません。美鈴はこの内容をも諦めてきっと手紙を捨てたのでしょう。私は自分の愚かさを尚更悔やみました。
私は美鈴に直ぐに電話をかけようとしましたが、昨夜少し話しをしたときに美鈴が私に『どんな気持ちになっても絶対に電話やメールはしないで欲しい。』と言われたのを思い出しました。私は美鈴をなぜ引きとめなかったのかと自分を強く攻めながら、家を出て近くの駅や近くの繁華街で美鈴の姿を探しましたが見つける事はできませんでした。
家に戻った頃には花帆も家に帰ってきていて、外は真っ暗になっていました。花帆と食事にでかけ、美鈴のいない2人での食事は私自身は楽しくはありませんでした。花帆も最近私達がうまくいっていないのも察しているようで、美鈴の外出に関しての話は私にはしませんでした。食事を終えてそれぞれが風呂にはいり、それぞれの部屋に戻った頃に時計を見ると午後10時を少し過ぎていました。
もし美鈴が帰って来るならそろそろかな?と少し安堵した気持ちにもなりました。12時を過ぎても美鈴が帰ってないことに苛立ちを感じ始めます。何度もスマホを手にしては美鈴に電話をしようと思うのですが、美鈴との約束を破ることは出来ませんでした。漸(ようや)く 午前2時を過ぎた頃、美鈴からメールが来ました。≪パパごめんなさい。今日は帰れません。≫その内容は私に絶望感を与えました。美鈴と話したときに『泊まらずに帰ってくれば許して欲しい。泊まって帰ってくればわたし(美鈴)を追い出せ。』と自分の口から言っていたのに・・・美鈴は私より木嶋を選んだのです。
「今ごろあの木嶋と・・・俺と花帆を見捨てて自分だけが・・・」最初は怒りで身体が震える程でした。けれどしばらくすると悲しみが私を襲ってきました。自業自得だとはわかっていてもやりきれない寂しさと悲しさがこみ上げ、どうすることも出来ません。頭に浮かぶのは楽しそうに木嶋と戯れる美鈴の姿でした。
私は缶酎ハイを一気に飲みました。いつもならしばらくして酔いが回ってくるのですが、どれだけ飲んでも今の自分の気持ちを忘れさせてくれることはありませんでした。私は泣きに泣きました。まるで子供の頃のように・・・気が付くと辺りがボーッと明るくなり始めていました。何本も飲んだせいで頭はガンガンするし気持ちは悪いし・・・最悪です。布団に入り目を閉じるのですが、目に浮かぶのは美鈴ではなくまだ眠っている花帆の顔でした。自分のせいで娘まで辛い思いをさせるのかと・・・。
花帆のことを考えていると、ふと美鈴が捨てた私への手紙を思い出しました。
《パパにもし少しでも私に愛情が残っているのなら・・・努力してください。》
何度も何度もその手紙を美鈴の寝室から持って来て読みました。読み返しているうちに、自分の中にある美鈴への愛情を確かめながら美鈴を取り戻すことを決意しました。
朝の8時を過ぎた頃だったと思います。美鈴からメールが届きました。
≪パパごめんなさい。今から家に帰ります。≫
私はそのメールを見て大きく深呼吸をして「よし!花帆のためにも」と心の中で叫びました。そして美鈴にメールを返します。
≪気を付けて帰っておいで。≫
そのメールを返信した後に花帆がバタバタと部活に出かけて行きました。しばらくして家の前に車が止まった音がしたので外を見て見ると美鈴がタクシーで帰って来ました。
『ただいま・・・。』と小さな声で玄関を入って来た美鈴はとても疲れているようでした。
「おかえり・・・疲れているみたいだね。」と私が言うと美鈴は目に涙をいっぱい浮かべて言いました。
『パパごめんなさい・・・パパの好きなようにして下さい。』
「わかった・・・。」
『・・・本当に・・・ごめんなさい。』
「俺の好きなようにしていいんだね?」
『うん・・。』
「じゃぁ一緒に風呂でも入るか?」と私が言うと美鈴は目をまん丸にして
『え??どうして?』
「ママさぁ~、俺に手紙書いてくれてただろ?」
『え?手紙?』
「寝室に捨ててあったママが俺に書いてくれた手紙を読んだ。」
『そう・・。』
「あぁ~ とにかく風呂に一緒に入ろうよ。」
『けど・・。』
「けど?どうしたの?」
『私・・・パパに見せられないよ・・・。』
「なぁ~ママ?正直に言うよ。確かに今は怒りもあるのは事実だよ。けどね情けないけどママを許せるかどうか解らないけど、今はママを嫌いにはなれないんだ。」
『・・・・・・・』美鈴は無言です。」
「ママの気持ちはどうか解らないけど、俺は努力してみるよ。」
2014/10/11
『美鈴(みすず)』 1章その24
名C美鈴(みすず)その24
美鈴は何も言いませんでした。ただ泣きじゃくるだけです。そんな美鈴を浴室へと連れて行き、少し抵抗する美鈴の服を私が脱がせて行きました。美鈴を脱がせていく途中、美鈴の身体の至るところに男から私へのメッセージかのように思えるほど、相手の男が付けたキスマークがありました。美鈴は泣きながら『お願いだからみないで・・・。』そう言って精一杯身体を手で隠そうとします。
美鈴の下着もすべて脱がせて私も裸になりシャワーのコックを開きました。美鈴の身体に熱く勢いよく出る湯を身体に掛けて嫌がる美鈴の身体を私が丁寧に洗います。洗えば洗うほど美鈴の身体に付いた赤く残る痕を目にして美鈴と男の行為が激しかったのを知る私でした。
美鈴も泣きながら私に、『ごめんなさい。ごめんなさい。』と何度も何度も・・・。私も美鈴の身体をすべて綺麗にしてやると思う気持ちで美鈴の身体を洗いました。洗えば洗うほど涙が止まりませんでした。
今でもあのときの美鈴の身体を思い出すと当時の悔しさと自分の情けなさがこみ上げてきて涙してしまうほど、私には一生忘れることのできない美鈴の姿でした。シャワーを浴びてからリビングに戻り冷たいお茶を飲みながら泣きじゃくる美鈴に言いました。
「ママは自分の気持ちが確かめられたの?」
『・・・・』美鈴は答えませんでした。
「答えにくければ答えなくっていい。」そう言うと美鈴は首を横に何度も振りました。
「答えたくないのだろ?」
『違うの・・・。』って美鈴はか細い声でそう言いました。
「何が違うんだ?」
『・・・私は・・・わかったの・。』
「わかった?何が?」
『・・・ここに戻ってきて・・・わかったの・。』
「ん?何が?」
『昨日ね、木嶋君と逢って本当に楽しかった・・・家を出たときには木嶋君にお別れしようと思って家を出たの・・。』
「そうだったんだ。」
『けど・・・けどね逢って話をしたり・・・彼に優しくされると・・・言い出せなくなって・・・時間がびっくりするくらい早く過ぎて・・・家に帰りたくなくなったの。』
「そうか。」
『でもね木嶋君に私の気持ちを言ったの・・・お別れしたいって・・。』
「彼は何て?」
『〔旦那(パパ)のところで我慢できるの?〕って・・・。』
「ママはどう答えたの?」
『答えられなかった・・・それで・・・。』
美鈴はそう言うとまた泣き出します。
「それから彼に抱かれたんだろ?」
『・・・うん・・・ごめん・・・パパごめんなさい。けどね・・・。』
「けど?」
『あのね。抱かれているときにパパの顔と花帆の顔が浮かんで来るの・・・私涙が出てきちゃって・・・。』
「ママは俺より優しいからね・・・。」
『ううん。優しくなんかないよ・・・結局彼に嫌なことすべて忘れさせてやるって言われて・・・。』
私はその場から逃げ出したくなるほど、その美鈴の一言で美鈴と男の行為が美鈴の身体が示す通りに激しかったことを察しました。胃の真ん中がキューッとするほど切なく、悲しく、そして悔しく・・そんな思いです。「けどさぁ~こうやって今ママは家に帰って来ているんだ。」そう言って精一杯の笑顔を作り美鈴に見せます。
『ううん。昨日、私はパパより彼を選んだのよ?パパとのギクシャクした生活より楽しい彼との関係を・・・。』
「そうかな?まだママとは終わってないよ。」
『どうして?』
「ママは俺を裏切ったって思っていて自分を責めているだけだよ。ここへ帰ってから少しは帰る前とどこか変わっただろ?」
『そうかも・・。』
「じゃぁそれでいいよ。」
『けれど・・。』
「直ぐには彼とも切れないだろうし、俺とも元通りにもならないだろうし。ママが思うように過ごせばいいよ。」
『・・・・』
そうして美鈴が彼に逢いに行く前までよりはお互い少しマシな気分になれたような気がします。けれどこれからが私にとっても美鈴にとっても違った意味で大変な生活になるのでした。
2014/10/15
美鈴は何も言いませんでした。ただ泣きじゃくるだけです。そんな美鈴を浴室へと連れて行き、少し抵抗する美鈴の服を私が脱がせて行きました。美鈴を脱がせていく途中、美鈴の身体の至るところに男から私へのメッセージかのように思えるほど、相手の男が付けたキスマークがありました。美鈴は泣きながら『お願いだからみないで・・・。』そう言って精一杯身体を手で隠そうとします。
美鈴の下着もすべて脱がせて私も裸になりシャワーのコックを開きました。美鈴の身体に熱く勢いよく出る湯を身体に掛けて嫌がる美鈴の身体を私が丁寧に洗います。洗えば洗うほど美鈴の身体に付いた赤く残る痕を目にして美鈴と男の行為が激しかったのを知る私でした。
美鈴も泣きながら私に、『ごめんなさい。ごめんなさい。』と何度も何度も・・・。私も美鈴の身体をすべて綺麗にしてやると思う気持ちで美鈴の身体を洗いました。洗えば洗うほど涙が止まりませんでした。
今でもあのときの美鈴の身体を思い出すと当時の悔しさと自分の情けなさがこみ上げてきて涙してしまうほど、私には一生忘れることのできない美鈴の姿でした。シャワーを浴びてからリビングに戻り冷たいお茶を飲みながら泣きじゃくる美鈴に言いました。
「ママは自分の気持ちが確かめられたの?」
『・・・・』美鈴は答えませんでした。
「答えにくければ答えなくっていい。」そう言うと美鈴は首を横に何度も振りました。
「答えたくないのだろ?」
『違うの・・・。』って美鈴はか細い声でそう言いました。
「何が違うんだ?」
『・・・私は・・・わかったの・。』
「わかった?何が?」
『・・・ここに戻ってきて・・・わかったの・。』
「ん?何が?」
『昨日ね、木嶋君と逢って本当に楽しかった・・・家を出たときには木嶋君にお別れしようと思って家を出たの・・。』
「そうだったんだ。」
『けど・・・けどね逢って話をしたり・・・彼に優しくされると・・・言い出せなくなって・・・時間がびっくりするくらい早く過ぎて・・・家に帰りたくなくなったの。』
「そうか。」
『でもね木嶋君に私の気持ちを言ったの・・・お別れしたいって・・。』
「彼は何て?」
『〔旦那(パパ)のところで我慢できるの?〕って・・・。』
「ママはどう答えたの?」
『答えられなかった・・・それで・・・。』
美鈴はそう言うとまた泣き出します。
「それから彼に抱かれたんだろ?」
『・・・うん・・・ごめん・・・パパごめんなさい。けどね・・・。』
「けど?」
『あのね。抱かれているときにパパの顔と花帆の顔が浮かんで来るの・・・私涙が出てきちゃって・・・。』
「ママは俺より優しいからね・・・。」
『ううん。優しくなんかないよ・・・結局彼に嫌なことすべて忘れさせてやるって言われて・・・。』
私はその場から逃げ出したくなるほど、その美鈴の一言で美鈴と男の行為が美鈴の身体が示す通りに激しかったことを察しました。胃の真ん中がキューッとするほど切なく、悲しく、そして悔しく・・そんな思いです。「けどさぁ~こうやって今ママは家に帰って来ているんだ。」そう言って精一杯の笑顔を作り美鈴に見せます。
『ううん。昨日、私はパパより彼を選んだのよ?パパとのギクシャクした生活より楽しい彼との関係を・・・。』
「そうかな?まだママとは終わってないよ。」
『どうして?』
「ママは俺を裏切ったって思っていて自分を責めているだけだよ。ここへ帰ってから少しは帰る前とどこか変わっただろ?」
『そうかも・・。』
「じゃぁそれでいいよ。」
『けれど・・。』
「直ぐには彼とも切れないだろうし、俺とも元通りにもならないだろうし。ママが思うように過ごせばいいよ。」
『・・・・』
そうして美鈴が彼に逢いに行く前までよりはお互い少しマシな気分になれたような気がします。けれどこれからが私にとっても美鈴にとっても違った意味で大変な生活になるのでした。
2014/10/15
『美鈴(みすず)』 1章その25
名C美鈴(みすず)その25
美鈴が戻ってきてからの生活は、会話は以前のように戻った。二人して確信部分には触れないようにという生活が続きました。私は美鈴と彼(木嶋)とがまだ繋がっているのか?それともそうでないのか?・・・そんな思いを持ち、美鈴もまた私が許してくれたのか?・・・お互いその部分に触れる会話は避けていたような気がします。
娘の花帆も気を使っているのか、いつもなら夕飯を食べ終わると自分の部屋へとさっさと行ってしまうのだが、私達とテレビを遅くまで一緒に見てくれているように思いました。
そんなある日、花帆が自分の部屋へと寝に行った後に美鈴から話かけられます。
『花帆も気を使ってるみたいね。』
「そうだね・・・あぁ見えても心配なんだろ。」
『うん。ね・・パパはまだ私を疑っている?。』
「正直言って疑うときもあるかな・・・。」
『そうよね・・・。』
「でも考えないように努力はしているかな・・・。」
『パパはどうして何も聞かないの?』
「聞かないって何を?」
『私と木嶋君のこと。』
「正直に言うと・・・聞くのが怖いかな・・・。」
『そうなんだ・・・わかった・・・。』
私は美鈴の口から『今はもうあったり、電話したりはしていないよ。』と言う言葉を何処かで期待しました。しかし、美鈴はその部分については言う事はありませんでした。
私とギクシャクしだしてからの美鈴は『先に寝るね。お休み。』と言い残し自分の寝室へ。
私はその後、ビールを飲みながら、テレビを見てリビングの電気を消して自分の部屋へと行くパターンになっていました。布団に入り目を閉じると、あれ以来いつも美鈴が彼に抱かれている姿が浮かんできます。心の底から「やめろ!」と大声で言いたくなるほど胸がかきむしられる思いになった後、寂しさがどっと襲って来ます。自分の妻でありながら自分の目の前にいる美鈴が、私以外の男にも心を許している、そんな現実を感じる瞬間なのかもしれません。
そんな思いをしながらいつのまにか眠ってしまうというような生活が続きました。美鈴は美鈴でそんな私を感じてか、私のことをギクシャクする前のようには思えない部分があったと思います。ある週末に美鈴を「久しぶりに外食でもしないか?」と誘ってみると美鈴は以前とは少し違った笑顔でしたが、『いいよとOKしてくれました。』あれ以来久しぶりの会社の帰りに美鈴との待ち合わせに、私は結婚前に戻ったかのようなワクワクとした気持ちで美鈴の待つ場所へと向かいました。
待ち合わせ場所には私よりも美鈴が早く来ていました。私を見つけた美鈴は、久しぶりに見る以前の妻のように私に手を振って微笑んでいます。私にとってその笑顔は一瞬凄く嬉しい気持ちにさせてくれるのですが、すぐにあれ以来どんな美鈴の仕草をみても、「これもあの男に同じように見せたのか・・・。」と思ってしまうのが当時の私でした。
「不機嫌になってはいけない。」、そんな思いでなんとか悟られないようにとするのですが、美鈴も私と長年連れ添ってきたのですからそんな私の一瞬の陰りを察してしまうのです。その日も私自身にその陰りを感じたのか、先ほどまでの笑顔は消えてどこかよそよそしくなってしまいました。
以前なら「何を食べに行く?」私がそう聞くと美鈴は食べたいものを考えて答えてくるのでしたが、その日の美鈴は『パパが食べたい物でいいよ。』と答えてきました。「じゃぁ今日は和食にしようか?」って美鈴に言うと美鈴は『いいけど・・・。』と少しどこか不満そうに言いました。「和食じゃ嫌か?」と聞くと『そうじゃないけど・・・パパと行ってみたいお店があるの・・・。』と少し照れたように言います。
「じゃぁそこに行こうよ!」と私が言うと美鈴は『うん。』と答えて照れ笑いを浮かべる。
一瞬ですがお互い以前のような二人に戻った気がしました。ところがなんと美鈴に案内されて行った店はラーメン屋です。「え???なんでラーメン?」私は美鈴に聞くと、この間テレビで紹介していたらしく白味噌仕立てのスープが自慢の店らしいのです。美鈴が言うには、『どうしても白味噌仕立てのラーメンを味わってみたかった。』
店内に入りラーメンと餃子とビールを頼み、何もしゃべらずに二人で注文の品が来るのを待ちました。出されたラーメンは私にはどうもって感じでしたが、美鈴の方はご満悦のようでした。(味の好みは千差万別です。)ビールを二本ほど飲み、美鈴とそのラーメン屋を後にしました。
今までなら、この後ラブホテルへとのお決まりのコースでしたが、さすがにラブホテルへ行くわけにもいかずに、美鈴に「何処かにいくか?」:と尋ねると『少し二人で歩きたい。』それから、特にあてもなく二人で繁華街を歩きます。
私は何気に美鈴に聞いてみました。
「彼とはあれから逢っているのか?」
『ううん。逢おうとは誘われるけど・・・。』
って事は今でも電話では話しているのか・・・と少し落胆しました。けれども遭ってはいないようです。「そっか。」話が続きません。
2014/10/18
美鈴が戻ってきてからの生活は、会話は以前のように戻った。二人して確信部分には触れないようにという生活が続きました。私は美鈴と彼(木嶋)とがまだ繋がっているのか?それともそうでないのか?・・・そんな思いを持ち、美鈴もまた私が許してくれたのか?・・・お互いその部分に触れる会話は避けていたような気がします。
娘の花帆も気を使っているのか、いつもなら夕飯を食べ終わると自分の部屋へとさっさと行ってしまうのだが、私達とテレビを遅くまで一緒に見てくれているように思いました。
そんなある日、花帆が自分の部屋へと寝に行った後に美鈴から話かけられます。
『花帆も気を使ってるみたいね。』
「そうだね・・・あぁ見えても心配なんだろ。」
『うん。ね・・パパはまだ私を疑っている?。』
「正直言って疑うときもあるかな・・・。」
『そうよね・・・。』
「でも考えないように努力はしているかな・・・。」
『パパはどうして何も聞かないの?』
「聞かないって何を?」
『私と木嶋君のこと。』
「正直に言うと・・・聞くのが怖いかな・・・。」
『そうなんだ・・・わかった・・・。』
私は美鈴の口から『今はもうあったり、電話したりはしていないよ。』と言う言葉を何処かで期待しました。しかし、美鈴はその部分については言う事はありませんでした。
私とギクシャクしだしてからの美鈴は『先に寝るね。お休み。』と言い残し自分の寝室へ。
私はその後、ビールを飲みながら、テレビを見てリビングの電気を消して自分の部屋へと行くパターンになっていました。布団に入り目を閉じると、あれ以来いつも美鈴が彼に抱かれている姿が浮かんできます。心の底から「やめろ!」と大声で言いたくなるほど胸がかきむしられる思いになった後、寂しさがどっと襲って来ます。自分の妻でありながら自分の目の前にいる美鈴が、私以外の男にも心を許している、そんな現実を感じる瞬間なのかもしれません。
そんな思いをしながらいつのまにか眠ってしまうというような生活が続きました。美鈴は美鈴でそんな私を感じてか、私のことをギクシャクする前のようには思えない部分があったと思います。ある週末に美鈴を「久しぶりに外食でもしないか?」と誘ってみると美鈴は以前とは少し違った笑顔でしたが、『いいよとOKしてくれました。』あれ以来久しぶりの会社の帰りに美鈴との待ち合わせに、私は結婚前に戻ったかのようなワクワクとした気持ちで美鈴の待つ場所へと向かいました。
待ち合わせ場所には私よりも美鈴が早く来ていました。私を見つけた美鈴は、久しぶりに見る以前の妻のように私に手を振って微笑んでいます。私にとってその笑顔は一瞬凄く嬉しい気持ちにさせてくれるのですが、すぐにあれ以来どんな美鈴の仕草をみても、「これもあの男に同じように見せたのか・・・。」と思ってしまうのが当時の私でした。
「不機嫌になってはいけない。」、そんな思いでなんとか悟られないようにとするのですが、美鈴も私と長年連れ添ってきたのですからそんな私の一瞬の陰りを察してしまうのです。その日も私自身にその陰りを感じたのか、先ほどまでの笑顔は消えてどこかよそよそしくなってしまいました。
以前なら「何を食べに行く?」私がそう聞くと美鈴は食べたいものを考えて答えてくるのでしたが、その日の美鈴は『パパが食べたい物でいいよ。』と答えてきました。「じゃぁ今日は和食にしようか?」って美鈴に言うと美鈴は『いいけど・・・。』と少しどこか不満そうに言いました。「和食じゃ嫌か?」と聞くと『そうじゃないけど・・・パパと行ってみたいお店があるの・・・。』と少し照れたように言います。
「じゃぁそこに行こうよ!」と私が言うと美鈴は『うん。』と答えて照れ笑いを浮かべる。
一瞬ですがお互い以前のような二人に戻った気がしました。ところがなんと美鈴に案内されて行った店はラーメン屋です。「え???なんでラーメン?」私は美鈴に聞くと、この間テレビで紹介していたらしく白味噌仕立てのスープが自慢の店らしいのです。美鈴が言うには、『どうしても白味噌仕立てのラーメンを味わってみたかった。』
店内に入りラーメンと餃子とビールを頼み、何もしゃべらずに二人で注文の品が来るのを待ちました。出されたラーメンは私にはどうもって感じでしたが、美鈴の方はご満悦のようでした。(味の好みは千差万別です。)ビールを二本ほど飲み、美鈴とそのラーメン屋を後にしました。
今までなら、この後ラブホテルへとのお決まりのコースでしたが、さすがにラブホテルへ行くわけにもいかずに、美鈴に「何処かにいくか?」:と尋ねると『少し二人で歩きたい。』それから、特にあてもなく二人で繁華街を歩きます。
私は何気に美鈴に聞いてみました。
「彼とはあれから逢っているのか?」
『ううん。逢おうとは誘われるけど・・・。』
って事は今でも電話では話しているのか・・・と少し落胆しました。けれども遭ってはいないようです。「そっか。」話が続きません。
2014/10/18
『美鈴(みすず)』 1章その26
名C美鈴(みすず)その26
しばらくして美鈴の方から『そっかだけ?』と私に聞いてきます。「そっか以外に言えないさ・・・俺が巻いた種なんだから。」私がそう言うと美鈴は何も答えませんでした。しばらく何もしゃべらずに歩いていると美鈴の方から話しかけてきました。
『ねっパパ?ホテルに行かない?』
突然の思いもよらない美鈴からの言葉で私は一瞬立ち止まってしまいました。
「え?ホテルに行くのか?」
『・・・うん ダメかな?』
「い・・・い・・いや・・いいけど。」私は焦って言葉がすんなりとは出ませんでした。
『あのね?ラブホテルテルじゃなくって普通のホテルに今夜泊まろうよ。』
「え??どうして??」
私がそう言うと美鈴はスマホをバックから出して娘の花帆に電話をしました。花帆との会話はまるで友達同士のようにキャーキャーとはしゃぐようでした。
電話を切った美鈴は『パパとラブラブで頑張ってね~だって。』と私に苦笑いをしてそう言いました。美鈴がタクシーを止め『○○○ホテルまで行ってください。』と運転手に告げました。そのホテルは夜景が展望できると有名なホテルです。私はタクシーの中で流れる夜のネオンを見ながらどうして美鈴はあのホテルへと・・・そう考えました。
理由はきっと木嶋とそのホテルに泊まったってことは間違いありません。しかしどうして美鈴がそこへ行きたいのか?・・・・私は目を閉じて美鈴との沈黙の時間を過ごすのでした。ホテルに着き私がフロントに行って「今日泊まりたいのですが?」訊いていると美鈴が横から『あの~バスルームから夜景が見えるお部屋ってありますよね?空いていますか?』とフロントに尋ねました。
空いているとのことで部屋へ案内され、中に入り私は美鈴に「どうしてこのホテルに来たの?」と尋ねると美鈴は『わかんないけど、パパと来てみたかった。』と言って『あ!そうそう!!パパ?ここのお風呂凄いんだよ!』と私の手を引いてまるではしゃいだ子供用にバスルームへと私を連れて行くのです。
バスルームは全面ガラス張りを感じさせるほどに街の夜景が一望できるほどでした。ここで美鈴は木嶋と・・・そんな思いが私の頭の中を過ぎります。美鈴は夜景を見ながら「綺麗だねぇ~。」と私にそう言いましたが、私はそんな美鈴に笑顔すら作ることは出来ませんでした。
バスルームから逃げるように部屋へ戻ると、ベッドルームからも夜景が一望できそこには二つのベッドが並んでいます。私の目に飛び込んで来たのはとても私には耐えることの出来ない生々しさの感じられる光景でした。
立ちすくむ私に美鈴が『パパ?このお部屋かどうかはわからないけど、この間ここへ木嶋君と泊まったの。』美鈴は私の目を見てそう言いました。私はそうだとは解っていましたが、マジマジとその部屋で美鈴の口からそう言われると、愕然としました。
今、目の前にいる美鈴は私以外の男とこの同じ夜景を見ながらどんな会話をしたのか・・・そしてこのベッドで・・・そして・・・あのバスルームで・・・色んな情景が私の身体の心底を引きちぎろうと攻め立てます。
私はその場に崩れ去り、唇をかみ締めただ拳を握り締めながら、目からこぼれ落ちる涙を抑えるのに精一杯でした。美鈴は私よりもあの男を選んだ。負けた・・・悔しい・・・悲しい・・・そして私さへ美鈴を焚き付けなければ、そんな後悔・・・何を思ってみても、ここで起こってしまった現実を無くすことはできない・・・そして美鈴の心の中からも消えることはない・・・そして私の心の中からも・・・私は自分を責め続けました。
そんなときでした『パパ・・・ごめんね。』愕然と崩れ落ち、床に膝を着く私の背中から美鈴がそう言って私を抱きしめてくれます。その瞬間、私が我慢していた感情が崩れさり、大粒の涙が何度も何度も頬を伝いました。
美鈴に抱きしめられながら泣き崩れる私に妻は優しく私の頬を伝う涙に何度もキスをしてくれました。二人共言葉もなく、ただ時間だけが過ぎて行く中私の心の中で本当に美鈴の存在が大きいものだと痛感していました。
そんな私に美鈴が『パパ?』と私を覗き込み囁くように呼びました。
けれど私は美鈴の顔を見ることは出来ずに、ただ肩を落とし俯くたけでした。
『今までこんなパパを見たことなんてなかった・・・本当に私は悪い奥さんだね・・・。』
「・・・・・・」
『パパと出会ってから私は凄く幸せだったよ。けどね・・・パパがあんなに怖い顔して怒るの始めて見たかな・・・凄く・・・怖かった。』
「・・・・・・」
『パパから逃げ出したい・・・って思ったよ。』
私の髪の毛を美鈴は子供を慰めるような仕草で撫でながら私に話し続けます。
『木嶋君はね、そんなとき本当に優しく私を支えてくれた・・・木嶋君と話すだけでパパとの嫌なことを忘れることができたの。』
「・・・・・・」
『今まで子供のことや、いろんなことで私が迷ったり落ち込んだりしても、いつも支えてくれたのはパパだった・・・。』
『そのパパが私のことを憎んでいるように感じるのは本当に・・・私も辛かったの・・・。』
美鈴もそう言って自分の涙を手で拭いていました。
『パパと話し合って木嶋君の所へ行くときは、本当にお別れするつもりだったの・・・。』
『その時、木嶋君にすべて経緯を話したの。勿論最初は私も木嶋君を私達夫婦の刺激にするためにってこともね・・・。』
『木嶋君はそれを聞いてね・・・最初は少し怒ったようだった・・・けど出会うきっかけはどうであれ今の私の気持ちが一番大事って言ってくれた。』
私は美鈴に抱かれながら話を聞きます。
『私ね・・・勇気を出して今回のことで迷惑かけてごめんなさいって謝った。そしてもう遭わないって言ったの・・・けど・・・けどね・・・。』
美鈴はこみ上げてくる気持ちを抑えるように涙しながら、私の手を取り煌(きらめ)くような夜景が目の前に見えるベッドへと私を座らせ、そして続けます。
『木嶋君が私にそれでいいのか?って何度も何度も私に言うの・・・私にこの先ずっと自分を押し殺してパパと花帆と過ごすのか?ってね・・・。』
「そっか・・・。」
私はやっと美鈴に言葉を返すことが出来ました。
2014/10/20
しばらくして美鈴の方から『そっかだけ?』と私に聞いてきます。「そっか以外に言えないさ・・・俺が巻いた種なんだから。」私がそう言うと美鈴は何も答えませんでした。しばらく何もしゃべらずに歩いていると美鈴の方から話しかけてきました。
『ねっパパ?ホテルに行かない?』
突然の思いもよらない美鈴からの言葉で私は一瞬立ち止まってしまいました。
「え?ホテルに行くのか?」
『・・・うん ダメかな?』
「い・・・い・・いや・・いいけど。」私は焦って言葉がすんなりとは出ませんでした。
『あのね?ラブホテルテルじゃなくって普通のホテルに今夜泊まろうよ。』
「え??どうして??」
私がそう言うと美鈴はスマホをバックから出して娘の花帆に電話をしました。花帆との会話はまるで友達同士のようにキャーキャーとはしゃぐようでした。
電話を切った美鈴は『パパとラブラブで頑張ってね~だって。』と私に苦笑いをしてそう言いました。美鈴がタクシーを止め『○○○ホテルまで行ってください。』と運転手に告げました。そのホテルは夜景が展望できると有名なホテルです。私はタクシーの中で流れる夜のネオンを見ながらどうして美鈴はあのホテルへと・・・そう考えました。
理由はきっと木嶋とそのホテルに泊まったってことは間違いありません。しかしどうして美鈴がそこへ行きたいのか?・・・・私は目を閉じて美鈴との沈黙の時間を過ごすのでした。ホテルに着き私がフロントに行って「今日泊まりたいのですが?」訊いていると美鈴が横から『あの~バスルームから夜景が見えるお部屋ってありますよね?空いていますか?』とフロントに尋ねました。
空いているとのことで部屋へ案内され、中に入り私は美鈴に「どうしてこのホテルに来たの?」と尋ねると美鈴は『わかんないけど、パパと来てみたかった。』と言って『あ!そうそう!!パパ?ここのお風呂凄いんだよ!』と私の手を引いてまるではしゃいだ子供用にバスルームへと私を連れて行くのです。
バスルームは全面ガラス張りを感じさせるほどに街の夜景が一望できるほどでした。ここで美鈴は木嶋と・・・そんな思いが私の頭の中を過ぎります。美鈴は夜景を見ながら「綺麗だねぇ~。」と私にそう言いましたが、私はそんな美鈴に笑顔すら作ることは出来ませんでした。
バスルームから逃げるように部屋へ戻ると、ベッドルームからも夜景が一望できそこには二つのベッドが並んでいます。私の目に飛び込んで来たのはとても私には耐えることの出来ない生々しさの感じられる光景でした。
立ちすくむ私に美鈴が『パパ?このお部屋かどうかはわからないけど、この間ここへ木嶋君と泊まったの。』美鈴は私の目を見てそう言いました。私はそうだとは解っていましたが、マジマジとその部屋で美鈴の口からそう言われると、愕然としました。
今、目の前にいる美鈴は私以外の男とこの同じ夜景を見ながらどんな会話をしたのか・・・そしてこのベッドで・・・そして・・・あのバスルームで・・・色んな情景が私の身体の心底を引きちぎろうと攻め立てます。
私はその場に崩れ去り、唇をかみ締めただ拳を握り締めながら、目からこぼれ落ちる涙を抑えるのに精一杯でした。美鈴は私よりもあの男を選んだ。負けた・・・悔しい・・・悲しい・・・そして私さへ美鈴を焚き付けなければ、そんな後悔・・・何を思ってみても、ここで起こってしまった現実を無くすことはできない・・・そして美鈴の心の中からも消えることはない・・・そして私の心の中からも・・・私は自分を責め続けました。
そんなときでした『パパ・・・ごめんね。』愕然と崩れ落ち、床に膝を着く私の背中から美鈴がそう言って私を抱きしめてくれます。その瞬間、私が我慢していた感情が崩れさり、大粒の涙が何度も何度も頬を伝いました。
美鈴に抱きしめられながら泣き崩れる私に妻は優しく私の頬を伝う涙に何度もキスをしてくれました。二人共言葉もなく、ただ時間だけが過ぎて行く中私の心の中で本当に美鈴の存在が大きいものだと痛感していました。
そんな私に美鈴が『パパ?』と私を覗き込み囁くように呼びました。
けれど私は美鈴の顔を見ることは出来ずに、ただ肩を落とし俯くたけでした。
『今までこんなパパを見たことなんてなかった・・・本当に私は悪い奥さんだね・・・。』
「・・・・・・」
『パパと出会ってから私は凄く幸せだったよ。けどね・・・パパがあんなに怖い顔して怒るの始めて見たかな・・・凄く・・・怖かった。』
「・・・・・・」
『パパから逃げ出したい・・・って思ったよ。』
私の髪の毛を美鈴は子供を慰めるような仕草で撫でながら私に話し続けます。
『木嶋君はね、そんなとき本当に優しく私を支えてくれた・・・木嶋君と話すだけでパパとの嫌なことを忘れることができたの。』
「・・・・・・」
『今まで子供のことや、いろんなことで私が迷ったり落ち込んだりしても、いつも支えてくれたのはパパだった・・・。』
『そのパパが私のことを憎んでいるように感じるのは本当に・・・私も辛かったの・・・。』
美鈴もそう言って自分の涙を手で拭いていました。
『パパと話し合って木嶋君の所へ行くときは、本当にお別れするつもりだったの・・・。』
『その時、木嶋君にすべて経緯を話したの。勿論最初は私も木嶋君を私達夫婦の刺激にするためにってこともね・・・。』
『木嶋君はそれを聞いてね・・・最初は少し怒ったようだった・・・けど出会うきっかけはどうであれ今の私の気持ちが一番大事って言ってくれた。』
私は美鈴に抱かれながら話を聞きます。
『私ね・・・勇気を出して今回のことで迷惑かけてごめんなさいって謝った。そしてもう遭わないって言ったの・・・けど・・・けどね・・・。』
美鈴はこみ上げてくる気持ちを抑えるように涙しながら、私の手を取り煌(きらめ)くような夜景が目の前に見えるベッドへと私を座らせ、そして続けます。
『木嶋君が私にそれでいいのか?って何度も何度も私に言うの・・・私にこの先ずっと自分を押し殺してパパと花帆と過ごすのか?ってね・・・。』
「そっか・・・。」
私はやっと美鈴に言葉を返すことが出来ました。
2014/10/20
『美鈴(みすず)』 1章その27
名C『美鈴(みすず)』 1章その27
『うん・・・私そのとき・・・パパから・・・逃げたい・・・って思っていた・・・。』と、美鈴は俯(うつむ)きながら本当に小さな声でそう言いました。それは本当にショックでした。何度も何度も自分を否定されてはいましたが、その言葉は私を奈落の底に落とすかのようでした。
しばらく二人の間に沈黙が訪れ、ただ目の前の夜景をどことなく見ている私達でした。その時、美鈴がベッドから立ち上がり窓辺に向かい、夜景を見ながら、
『パパ夜景が凄く綺麗でしょ?・・・私パパから逃げたいって思ってから木嶋君に言われるままここへ来たの。』
「・・・・うん。」
『けどね・・・来たときにこの夜景なんて目に入らなかった・・・。』
「そうなの?どうして?」
『わかんない・・・私泣いているだけだったから・・・。』
「こんなに目の前に見えるのに?」
『・・・うん。木嶋君に部屋に入るなりキスされて・・・目の前のこんな綺麗な夜景もわからないくらいになっていたのね・・・。』
「・・・・・・」無言の気配を察知して美鈴が、
『私ね・・・抵抗はしたんだよ・・・抱かれる前に・・・。』
「そっか・・・。」
『けど・・・けどね・・・木嶋君に優しくキスされるたびにパパの怖い顔が・・・浮かんできたの・・・。』美鈴は声を出し泣きながら、話を続けました。
『ずっと・・・ずっと・・・最後まで・・・抵抗した・・・んだけど・・・。』
美鈴が泣きじゃくりながらそう言った瞬間、私は先ほどとは逆に美鈴を後ろから抱きしめて「ごめん・・・ごめん・・・ごめんよ・・・。」と、何度も美鈴にそう言いながら美鈴をきつく後ろから抱きしめました。
私がそう言うたびに美鈴は何度も何度も左右に首を振ります。
『ううんパパは悪くないよ・・・悪いのは私なの・・・私は・・・私はその後に・・・その後に・・・。』
「その後に?」
『パパ~~ ごめん・・・ごめん・・・。』
美鈴は号泣しながらその場へと崩れ落ちました。
そして泣きじゃくりながら私の方に振り返り私を見つめながら、
『最初は抵抗していたのに・・・その後・・・その後自分から・・・もう一度抱いてって・・・。』
美鈴のその言葉はそのときの私には耐え難いものです。その場から逃げ出したくなるほどでした。しかし美鈴をこれだけ苦しめたのも、すべて自分のせいであることは自分自身が一番納得していることでした。
ここで美鈴の口から出た言葉に動揺をしたのでは美鈴は本当に私の元へと戻って来ることはないと、そのとき確信しました。私は重たい口をなんとか開きます。「抱かれたことは仕方ないさ。それはもう消すことのできない事実なんだから。これからママがどうしたいのかが大事なんじゃないかな?」
『パパはこんな私でもこれから一緒に生活できるの?』
「出来るさ!ママがいなく成る方がその何倍も辛いことだと思っている。」
『・・・・・・』美鈴は無言です。
「ママさえもう一度俺にチャンスをくれるなら絶対にママを振り向かせてみせるから!」
『・・・・・・』
「二度とママにこんな思いをさせないから!!だから俺にチャンスをくれよ!」
必死に美鈴に向かって言いました。
美鈴はただ俯いて泣くだけです。
そして私に言いました。
「パパ?・・・私をここで抱ける?」
美鈴は涙でクシャクシャになった顔で私を見つめてそう言いました。私は何も言わずに美鈴を抱き上げベッドへと運びます。美鈴に何度も何度もキスをしました。そして美鈴の首筋、胸元へと・・・美鈴の身体中にキスをします。
美鈴の身体中にキスをしていると、この数ヶ月のことが頭の中を駆け巡りました。
これで元通りに戻れるんだ・・・そう何度も自分に言い聞かせながら。
しかし・・・美鈴を愛しく思う気持ちは強いくらい感じるのに・・・一向に興奮と言う気持ちが私の中に沸き立ってこないのです。焦れば焦るほどに・・・・美鈴も同じだったのだと思います。ただ二人で抱き合うだけの行為でした。私は美鈴に「ごめん・・・」と。『やっぱり・・・無理だね・・・仕方ないよ。』美鈴は寂しそうに言います。
「焦ることなんてないさ・・・これからゆっくり戻っていけばいいんだ。」
私がそう言うと美鈴は
『本当に戻れるかな?』
「戻れるさ。ママは戻りたいんだろ?」
『・・・・・・』
「木嶋のこと忘れられないのか?」
今まで口にすることの出来なかったことを美鈴に問いかけました。必死のおもいで・・・
美鈴から帰ってきた言葉は『・・わからない・・・。』でした。
2014/10/23
『うん・・・私そのとき・・・パパから・・・逃げたい・・・って思っていた・・・。』と、美鈴は俯(うつむ)きながら本当に小さな声でそう言いました。それは本当にショックでした。何度も何度も自分を否定されてはいましたが、その言葉は私を奈落の底に落とすかのようでした。
しばらく二人の間に沈黙が訪れ、ただ目の前の夜景をどことなく見ている私達でした。その時、美鈴がベッドから立ち上がり窓辺に向かい、夜景を見ながら、
『パパ夜景が凄く綺麗でしょ?・・・私パパから逃げたいって思ってから木嶋君に言われるままここへ来たの。』
「・・・・うん。」
『けどね・・・来たときにこの夜景なんて目に入らなかった・・・。』
「そうなの?どうして?」
『わかんない・・・私泣いているだけだったから・・・。』
「こんなに目の前に見えるのに?」
『・・・うん。木嶋君に部屋に入るなりキスされて・・・目の前のこんな綺麗な夜景もわからないくらいになっていたのね・・・。』
「・・・・・・」無言の気配を察知して美鈴が、
『私ね・・・抵抗はしたんだよ・・・抱かれる前に・・・。』
「そっか・・・。」
『けど・・・けどね・・・木嶋君に優しくキスされるたびにパパの怖い顔が・・・浮かんできたの・・・。』美鈴は声を出し泣きながら、話を続けました。
『ずっと・・・ずっと・・・最後まで・・・抵抗した・・・んだけど・・・。』
美鈴が泣きじゃくりながらそう言った瞬間、私は先ほどとは逆に美鈴を後ろから抱きしめて「ごめん・・・ごめん・・・ごめんよ・・・。」と、何度も美鈴にそう言いながら美鈴をきつく後ろから抱きしめました。
私がそう言うたびに美鈴は何度も何度も左右に首を振ります。
『ううんパパは悪くないよ・・・悪いのは私なの・・・私は・・・私はその後に・・・その後に・・・。』
「その後に?」
『パパ~~ ごめん・・・ごめん・・・。』
美鈴は号泣しながらその場へと崩れ落ちました。
そして泣きじゃくりながら私の方に振り返り私を見つめながら、
『最初は抵抗していたのに・・・その後・・・その後自分から・・・もう一度抱いてって・・・。』
美鈴のその言葉はそのときの私には耐え難いものです。その場から逃げ出したくなるほどでした。しかし美鈴をこれだけ苦しめたのも、すべて自分のせいであることは自分自身が一番納得していることでした。
ここで美鈴の口から出た言葉に動揺をしたのでは美鈴は本当に私の元へと戻って来ることはないと、そのとき確信しました。私は重たい口をなんとか開きます。「抱かれたことは仕方ないさ。それはもう消すことのできない事実なんだから。これからママがどうしたいのかが大事なんじゃないかな?」
『パパはこんな私でもこれから一緒に生活できるの?』
「出来るさ!ママがいなく成る方がその何倍も辛いことだと思っている。」
『・・・・・・』美鈴は無言です。
「ママさえもう一度俺にチャンスをくれるなら絶対にママを振り向かせてみせるから!」
『・・・・・・』
「二度とママにこんな思いをさせないから!!だから俺にチャンスをくれよ!」
必死に美鈴に向かって言いました。
美鈴はただ俯いて泣くだけです。
そして私に言いました。
「パパ?・・・私をここで抱ける?」
美鈴は涙でクシャクシャになった顔で私を見つめてそう言いました。私は何も言わずに美鈴を抱き上げベッドへと運びます。美鈴に何度も何度もキスをしました。そして美鈴の首筋、胸元へと・・・美鈴の身体中にキスをします。
美鈴の身体中にキスをしていると、この数ヶ月のことが頭の中を駆け巡りました。
これで元通りに戻れるんだ・・・そう何度も自分に言い聞かせながら。
しかし・・・美鈴を愛しく思う気持ちは強いくらい感じるのに・・・一向に興奮と言う気持ちが私の中に沸き立ってこないのです。焦れば焦るほどに・・・・美鈴も同じだったのだと思います。ただ二人で抱き合うだけの行為でした。私は美鈴に「ごめん・・・」と。『やっぱり・・・無理だね・・・仕方ないよ。』美鈴は寂しそうに言います。
「焦ることなんてないさ・・・これからゆっくり戻っていけばいいんだ。」
私がそう言うと美鈴は
『本当に戻れるかな?』
「戻れるさ。ママは戻りたいんだろ?」
『・・・・・・』
「木嶋のこと忘れられないのか?」
今まで口にすることの出来なかったことを美鈴に問いかけました。必死のおもいで・・・
美鈴から帰ってきた言葉は『・・わからない・・・。』でした。
2014/10/23
『美鈴(みすず)』 1章その28
名C『美鈴(みすず)』 1章その28
私は美鈴の中で木嶋の存在がどれだけ大きいのかが解りました。どうしようもない悔しさの中をただ受け止めるしかない私に美鈴が言いました。『けれどパパと・・・木嶋君は違うかな・・・。』美鈴はか細い声でそう天井を見つめて言いました。
「違う?何が?」
『パパはね、このまえ木嶋君を殴ったでしょ?』
「あぁ あの時は冷静じゃなかったからな・・・彼にはすまないことをしたと思っている。」
『木嶋君は殴られても仕方ないって言っいてた・・・けどね・・・。』
「けど?」
『私が抱かれてから、木嶋君はパパのことをずっと悪くばかり言うの・・・何につけてもね・・・。』
「そう言われても仕方はないさ。」
『パパはそうじゃなかったでしょ?私が抱かれて帰って来ても木嶋君を責めたり、悪く言ったりしなかった。』
「いや、それは自分で蒔いた種だから・・・。」
『そうかな?』
「そうだよ。」
『でもパパは私のことばかり考えてくれていたよ・・・。』
「俺と彼とでは立場が違うから一緒の様にはいかないさ。」
「ううん・・・違うよ」
「そうかな?俺も彼の立場なら同じだと思うよ」
「そうかな?きっと違うと思う・・・あのね・・・木嶋君にね」
「うん」
「あの日の帰りにも言われたんだけど・・・・パパに絶対に抱かれるなって」
「そうなんだ」
「うん。電話で話してもパパが抱こうとしないか?抱かれてないか?っていつも聞くの・・・」
「抱かれてないって言えばいいじゃないか?」
「そうは言ったよ・・・けどね・・・パパが木嶋君の所へ行かせてくれたでしょ?」
「あぁ」
「パパが今言ったように私も聞いたの。もし立場が逆なら木嶋君はパパとお別れするために私に行かせてくれる?って聞いたの・・・」
「そんなこと聞いたんだ・・・」
「そのときに木嶋君はパパの事・・・バカな旦那だって・・・自分ならそんなこと絶対にさせないし、無理やりでも自分で別れさすって・・・」
「・・・・まぁ情けない旦那だってことかな・・・」
そう私が言うと、美鈴は立ち上がり窓の外をみながら私に言いました。
『私ね・・・パパと今日食事に出かけてからずっと考えていたの。』
「考えていたって?」
『うん。パパとラーメンを食べたよね・・・そして街も歩いた・・・。』
「あぁそうだね。」
『私ね・・・彼に抱かれた後、家に帰る前にここでお風呂に入ったの・・・勿論一人でだよ。』
「彼と一緒にじゃないの?」と私は尋ねる。
『うん。一緒に入ろうって誘われたけどね・・・。』
「断ったんだ?」
『うん。一人でお風呂に入ったときに始めて夜景に気付いたの・・・綺麗だなって。』
「それまで気付かなかったんだ?」
『うん・・・夜景を見ているとね・・・パパとこんなところ来たことないなって・・・。』
「・・・・そうだね・・・。」
『そのことを今日歩いていると思い出したの・・・私がそんなこと思っているときに、パパは私の帰りをずっと待っていてくれたんだって・・・。』
「・・・・・・」そう聞いた時に複雑な想いがした。
『だから私パパと今日ここへ来たかったの・・・。』
「そっか・・・。」
『それでね・・・今日ここへ来てすぐに夜景が綺麗に見えることに気付いたの・・・。』
「うん。」
『でね・・・・私・・・ここへ来てよかったって思う。』
「どうして?」
『今の私が・・・今の・・・私がね本当の私なんだって・・・パパが気付かせてくれた・・・。』
私を見る美鈴の顔は涙は流している。そこには私だけに見せる美鈴の本当の笑顔がありました。私の一番見慣れた美鈴の笑顔が・・・。
《現実逃避》・・・そんな言葉を美鈴に投げかけて私は美鈴に自分の欲求を満足させるために自分以外の男に抱かれる事を企てました。そして美鈴は抱かれました。そこには興奮と嫉妬という性への満足感は満たされました。しかしそのことで、私の心の狭さや、男としての小ささで夫婦にとって大きな代償を払いました。
その代償も私達はなんとか二人の力で乗り越えることが出来たと私自身は考えています。
しかし今でも、私の心の中にも美鈴の心の中にも今回の出来事は決して消えることはありません。ふとした事から思い出してしまうのが人間だけれど私は今でも美鈴を責めることはしないでいます。
しかし、この出来事以来美鈴は本当に綺麗になったと思います。私以外の男性に恋心を抱き、母親からもう一度一人の女として戻ったように私には思えます。今では冗談で私に『パパ~この間、またジロジロ見られちゃったよ~また口説かれたらパパはどうする~~?』なんて私をドキドキさせてくれる美鈴がいます。
2014/10/25
私は美鈴の中で木嶋の存在がどれだけ大きいのかが解りました。どうしようもない悔しさの中をただ受け止めるしかない私に美鈴が言いました。『けれどパパと・・・木嶋君は違うかな・・・。』美鈴はか細い声でそう天井を見つめて言いました。
「違う?何が?」
『パパはね、このまえ木嶋君を殴ったでしょ?』
「あぁ あの時は冷静じゃなかったからな・・・彼にはすまないことをしたと思っている。」
『木嶋君は殴られても仕方ないって言っいてた・・・けどね・・・。』
「けど?」
『私が抱かれてから、木嶋君はパパのことをずっと悪くばかり言うの・・・何につけてもね・・・。』
「そう言われても仕方はないさ。」
『パパはそうじゃなかったでしょ?私が抱かれて帰って来ても木嶋君を責めたり、悪く言ったりしなかった。』
「いや、それは自分で蒔いた種だから・・・。」
『そうかな?』
「そうだよ。」
『でもパパは私のことばかり考えてくれていたよ・・・。』
「俺と彼とでは立場が違うから一緒の様にはいかないさ。」
「ううん・・・違うよ」
「そうかな?俺も彼の立場なら同じだと思うよ」
「そうかな?きっと違うと思う・・・あのね・・・木嶋君にね」
「うん」
「あの日の帰りにも言われたんだけど・・・・パパに絶対に抱かれるなって」
「そうなんだ」
「うん。電話で話してもパパが抱こうとしないか?抱かれてないか?っていつも聞くの・・・」
「抱かれてないって言えばいいじゃないか?」
「そうは言ったよ・・・けどね・・・パパが木嶋君の所へ行かせてくれたでしょ?」
「あぁ」
「パパが今言ったように私も聞いたの。もし立場が逆なら木嶋君はパパとお別れするために私に行かせてくれる?って聞いたの・・・」
「そんなこと聞いたんだ・・・」
「そのときに木嶋君はパパの事・・・バカな旦那だって・・・自分ならそんなこと絶対にさせないし、無理やりでも自分で別れさすって・・・」
「・・・・まぁ情けない旦那だってことかな・・・」
そう私が言うと、美鈴は立ち上がり窓の外をみながら私に言いました。
『私ね・・・パパと今日食事に出かけてからずっと考えていたの。』
「考えていたって?」
『うん。パパとラーメンを食べたよね・・・そして街も歩いた・・・。』
「あぁそうだね。」
『私ね・・・彼に抱かれた後、家に帰る前にここでお風呂に入ったの・・・勿論一人でだよ。』
「彼と一緒にじゃないの?」と私は尋ねる。
『うん。一緒に入ろうって誘われたけどね・・・。』
「断ったんだ?」
『うん。一人でお風呂に入ったときに始めて夜景に気付いたの・・・綺麗だなって。』
「それまで気付かなかったんだ?」
『うん・・・夜景を見ているとね・・・パパとこんなところ来たことないなって・・・。』
「・・・・そうだね・・・。」
『そのことを今日歩いていると思い出したの・・・私がそんなこと思っているときに、パパは私の帰りをずっと待っていてくれたんだって・・・。』
「・・・・・・」そう聞いた時に複雑な想いがした。
『だから私パパと今日ここへ来たかったの・・・。』
「そっか・・・。」
『それでね・・・今日ここへ来てすぐに夜景が綺麗に見えることに気付いたの・・・。』
「うん。」
『でね・・・・私・・・ここへ来てよかったって思う。』
「どうして?」
『今の私が・・・今の・・・私がね本当の私なんだって・・・パパが気付かせてくれた・・・。』
私を見る美鈴の顔は涙は流している。そこには私だけに見せる美鈴の本当の笑顔がありました。私の一番見慣れた美鈴の笑顔が・・・。
《現実逃避》・・・そんな言葉を美鈴に投げかけて私は美鈴に自分の欲求を満足させるために自分以外の男に抱かれる事を企てました。そして美鈴は抱かれました。そこには興奮と嫉妬という性への満足感は満たされました。しかしそのことで、私の心の狭さや、男としての小ささで夫婦にとって大きな代償を払いました。
その代償も私達はなんとか二人の力で乗り越えることが出来たと私自身は考えています。
しかし今でも、私の心の中にも美鈴の心の中にも今回の出来事は決して消えることはありません。ふとした事から思い出してしまうのが人間だけれど私は今でも美鈴を責めることはしないでいます。
しかし、この出来事以来美鈴は本当に綺麗になったと思います。私以外の男性に恋心を抱き、母親からもう一度一人の女として戻ったように私には思えます。今では冗談で私に『パパ~この間、またジロジロ見られちゃったよ~また口説かれたらパパはどうする~~?』なんて私をドキドキさせてくれる美鈴がいます。
2014/10/25
『美鈴(みすず)』 1章その29
名C『美鈴(みすず)』 1章その29
妻の美鈴とホテルに行った次の週に私と美鈴と木嶋との3人で会い話をしました。私の方から「美鈴が私とやり直したい。」と言ってくれた事を木嶋に告げました。勿論美鈴の口からも木嶋に伝えました。木嶋は美鈴に〔それでいいのか?〕と必死に何度も問いかけましたが美鈴の答えは『主人とやり直します。』でした。木嶋は美鈴に〔いつでも戻って来たければ戻ってくればいい。〕と最後にそういい残して店を出て行きました。
現在、私の心の中に時々美鈴を疑ってしまうときがあるのも事実です。美鈴にとっては、やはり木嶋のことを嫌いになって私を選んだ訳ではないので、そう思ってしまう自分に自己嫌悪に陥るときもあります。美鈴とのセックスですが、あの後二人で抱き合いながら試みましたが、そのときは無理でした。
しばらくは美鈴とセックスすることはありませんでした。美鈴の方からは求めてくることはあったのですが、どうしても美鈴の感じる姿を見ると悔しさと寂しさがこみ上げてきて行為には及びませんでした。
そんな中、何度目かの時に美鈴から『パパは聞きたくないの?・・・』と私を見上げて尋ねてきます。
「何を?」
『わたしが木嶋君に抱かれたときのこと・・・。』って言うではないか。
「・・・・」私は突然な問いかけに無言になる。
『わたしが自分から抱いてと言って抱かれたからパパは聞きたくないの?』
「・・・・・・」
『自分から抱いてって言ったんだよ・・・そして・・・自分から木嶋君にキスして・・・。』
美鈴の口から思いがけない言葉を聞いて胸が張り裂けそうになり悔しさがこみ上げます。
しかし、いつもそんな風になってしまう私に美鈴は続けました。
『木嶋君に嫌なこと忘れさせてくれるって言ったの・・・それで彼に抱きついたのよ。』
「・・・・・・」
『自分から・・・木嶋君のペニスを口に・・・。』
私は美鈴の口を塞ぐように激しくキスをしました。美鈴はもっと大きな声で『木嶋君が私の口の中で・・・直ぐに・・・逝・・・。』美鈴に言わさない様に口を塞ごうとキスをするのですが、美鈴は私のキスから逃げるように続けます。『口の中で・・・逝っちゃったの・・・・。』私はもう耐え切れずに「やめてくれ!!」って叫びました。
『その後にね・・・。』と美鈴は続けようとします。
「もう聞きたくない・・・。」
『ダメ・・最後まで聞いて・・・それから二人で抱き合って・・・また木嶋君が私を・・・。』
「・・・・」
『気が狂うほど・・・いっぱいされたの・・・。』
「・・・・・・」
『最後は・・・・また私の口に・・・・。』
私は気が付くと自分のペニスを美鈴の口へと無理やり押し込んでいました。美鈴は『もっと・・・もっと・・固くって・・・いっぱい口の中に・・・。』私は美鈴の髪の毛を掴み「こんな風に咥えさせられたのか!!」と声を荒げて言ってしまいました。
美鈴は私の固くなっていないペニスを咥えながら私の目を見て頷きました。頭の中が真っ白になるほど、嫉妬が沸き起こり私のペニスは固く大きくなり、そのまま美鈴の脚を大きく開かせて一気にペニスを激しく突きたてました。『あん・・・パパ凄いよ・・・あん・・・嬉しい・・・抱いてくれて・・。』いつの間にか私は嫉妬心で興奮し美鈴を攻めていました。
今では美鈴に嫉妬心を煽られて美鈴を抱くことはできるようになりました。セックスの最中だけが、美鈴と木嶋のことに嫉妬心で興奮を覚えますが、セックスが終わってからだと未だに木嶋と美鈴のことを考えると、どうしようもない悔しさと切なさを感じてしまいます。
時が経てば、それも興奮だけに変わるのかもしれませんが、現在は考えないようにと過ごしています。自分の心の中で色んな葛藤が繰り返されてはいますが、私が美鈴を信用しなくては、また美鈴が苦しむだけだということは解っています。
美鈴も私がふとしたときに暗い顔をしているのはわかっているようで、そんなときには美鈴の方から、『パパ!暗い顔しているよ!私はパパのそばがいいんだからね!』と私に声を掛けてくれます。
やはりこんなときは女性の方が強いです。美鈴は今回のことで妻や母親としてじゃなく私以外の男性二人から一人の女として目覚めさせられたような気がします。勿論、私も美鈴を女性として見つめ直したもう一人なのですが・・・。
夫婦の“刺激”は確かに長年一緒に過ごしてくると少なくなってくるのは事実です。“刺激”を求めて色んな事を夫婦二人で楽しむことができるのは、やはりお互いの信頼関係がないと無理なんですね。こんな感じで現在は過ごしています。
2014/10/27
妻の美鈴とホテルに行った次の週に私と美鈴と木嶋との3人で会い話をしました。私の方から「美鈴が私とやり直したい。」と言ってくれた事を木嶋に告げました。勿論美鈴の口からも木嶋に伝えました。木嶋は美鈴に〔それでいいのか?〕と必死に何度も問いかけましたが美鈴の答えは『主人とやり直します。』でした。木嶋は美鈴に〔いつでも戻って来たければ戻ってくればいい。〕と最後にそういい残して店を出て行きました。
現在、私の心の中に時々美鈴を疑ってしまうときがあるのも事実です。美鈴にとっては、やはり木嶋のことを嫌いになって私を選んだ訳ではないので、そう思ってしまう自分に自己嫌悪に陥るときもあります。美鈴とのセックスですが、あの後二人で抱き合いながら試みましたが、そのときは無理でした。
しばらくは美鈴とセックスすることはありませんでした。美鈴の方からは求めてくることはあったのですが、どうしても美鈴の感じる姿を見ると悔しさと寂しさがこみ上げてきて行為には及びませんでした。
そんな中、何度目かの時に美鈴から『パパは聞きたくないの?・・・』と私を見上げて尋ねてきます。
「何を?」
『わたしが木嶋君に抱かれたときのこと・・・。』って言うではないか。
「・・・・」私は突然な問いかけに無言になる。
『わたしが自分から抱いてと言って抱かれたからパパは聞きたくないの?』
「・・・・・・」
『自分から抱いてって言ったんだよ・・・そして・・・自分から木嶋君にキスして・・・。』
美鈴の口から思いがけない言葉を聞いて胸が張り裂けそうになり悔しさがこみ上げます。
しかし、いつもそんな風になってしまう私に美鈴は続けました。
『木嶋君に嫌なこと忘れさせてくれるって言ったの・・・それで彼に抱きついたのよ。』
「・・・・・・」
『自分から・・・木嶋君のペニスを口に・・・。』
私は美鈴の口を塞ぐように激しくキスをしました。美鈴はもっと大きな声で『木嶋君が私の口の中で・・・直ぐに・・・逝・・・。』美鈴に言わさない様に口を塞ごうとキスをするのですが、美鈴は私のキスから逃げるように続けます。『口の中で・・・逝っちゃったの・・・・。』私はもう耐え切れずに「やめてくれ!!」って叫びました。
『その後にね・・・。』と美鈴は続けようとします。
「もう聞きたくない・・・。」
『ダメ・・最後まで聞いて・・・それから二人で抱き合って・・・また木嶋君が私を・・・。』
「・・・・」
『気が狂うほど・・・いっぱいされたの・・・。』
「・・・・・・」
『最後は・・・・また私の口に・・・・。』
私は気が付くと自分のペニスを美鈴の口へと無理やり押し込んでいました。美鈴は『もっと・・・もっと・・固くって・・・いっぱい口の中に・・・。』私は美鈴の髪の毛を掴み「こんな風に咥えさせられたのか!!」と声を荒げて言ってしまいました。
美鈴は私の固くなっていないペニスを咥えながら私の目を見て頷きました。頭の中が真っ白になるほど、嫉妬が沸き起こり私のペニスは固く大きくなり、そのまま美鈴の脚を大きく開かせて一気にペニスを激しく突きたてました。『あん・・・パパ凄いよ・・・あん・・・嬉しい・・・抱いてくれて・・。』いつの間にか私は嫉妬心で興奮し美鈴を攻めていました。
今では美鈴に嫉妬心を煽られて美鈴を抱くことはできるようになりました。セックスの最中だけが、美鈴と木嶋のことに嫉妬心で興奮を覚えますが、セックスが終わってからだと未だに木嶋と美鈴のことを考えると、どうしようもない悔しさと切なさを感じてしまいます。
時が経てば、それも興奮だけに変わるのかもしれませんが、現在は考えないようにと過ごしています。自分の心の中で色んな葛藤が繰り返されてはいますが、私が美鈴を信用しなくては、また美鈴が苦しむだけだということは解っています。
美鈴も私がふとしたときに暗い顔をしているのはわかっているようで、そんなときには美鈴の方から、『パパ!暗い顔しているよ!私はパパのそばがいいんだからね!』と私に声を掛けてくれます。
やはりこんなときは女性の方が強いです。美鈴は今回のことで妻や母親としてじゃなく私以外の男性二人から一人の女として目覚めさせられたような気がします。勿論、私も美鈴を女性として見つめ直したもう一人なのですが・・・。
夫婦の“刺激”は確かに長年一緒に過ごしてくると少なくなってくるのは事実です。“刺激”を求めて色んな事を夫婦二人で楽しむことができるのは、やはりお互いの信頼関係がないと無理なんですね。こんな感じで現在は過ごしています。
2014/10/27
『美鈴(みすず)』 2章その1
名C『美鈴(みすず)』 2章その1
私達夫婦のその後を書かせていただきます。私の中では今でも前回(木嶋)のことは忘れることは出来ていません。美鈴もいい思い出としてかはわかりませんが、あのときのことは残っているでしょう。
美鈴との夜の生活は美鈴からあのときの事を聞きながらの行為が続き、いつのまにか私は美鈴の口から発せられる“言葉責め?”みたいな感じで興奮させられていました。しかし、私の性癖はあのとき以上のものを求めてしまうのも事実で、たびたび色んな妄想を一人抱いて過ごす毎日でした。
美鈴を信用していない訳ではないのですが、自分自身が以前よりも寛大な気持ちで美鈴を見守ることができるのか自信がなかったのも事実です。それは〖寝取らせ〗は良いのに【寝取られ(浮気・不倫)】は嫌だという自分勝手な思いも自覚しています。
美鈴自身はあれ以来、私でさえ見違える程に以前に増して色っぽく、そして今まで地味だった服装(下着を含む)も少し派手なのを身に着けるようになりました。美鈴と買い物へ出かけると以前はそんな事さへ無かったのに時々同年代の男性が美鈴をジロジロと舐めるように見ることも有るほどの美鈴の変わり様には私自身がビックリするほどでした。
そんな頃休みの日に、私は家でのんびりとテレビを見ていると娘の花帆と一緒に買い物に出かけた美鈴と花帆が戻って来て、部屋に入るなり娘が私に、〚パパ!ママがね、ミニのワンピを買ったんだよ?それも超ミニ!〛私は「はぁ~??ミニのワンピってミニスカートってことか?」と尋ねると娘は〚そうだよ!それがさぁ~ママが試着したのだけど凄く似合っているの。私もビックリするくらいよ。〛花帆がそう私に言っているときに美鈴を見ると二人で買ってきた何個かの袋をテーブルに置きながら少し照れたように私の顔を見て舌をペロっと出して苦笑いしていました。
「ママ?いったいどうしたの?」私がそう聞くと美鈴は、『えへへ 私もねミニ履けるのも人生で今しかないかなって思っちゃって。そうだ!今着てみるからパパ見てくれる?もしパパが似合わないって言うのだったら返しに行くから。』
美鈴はそう言って袋からミニのワンピースを取り出し私の見ている前で、ジーンズを脱いで上に着ているのも脱ぎ、以前では決して身に着けなかった黒いレースで包まれた下着姿になり、ワンピースに着替えだします。
美鈴は着替え終えると、私と娘の前でまるでモデルにでもなったかのようにポーズを決めて『どう?パパ。』と小悪魔が微笑むかのように私に尋ねて来ました。確かに未だ脚も太くもなく身長もあることから違和感は全く無く、それより少し屈むだけでショーツが見えてしまうのではないかと思うくらいの本当に超ミニなワンピースでした。「よく似合っているよ。」って返事をすると、『へへ~ん見直したでしょ?おまけにジャンジャジャァ~ン♪♪ロングブーツも買っちゃいました。』とまるで娘と同年代と思えるほどはしゃぐ美鈴でした。
『パパ!折角ミニ買ったからさぁ~今晩お出かけしようよ!』と美鈴が私に言いだし、娘の花帆も賛成してくれたので、その夜に美鈴と二人で食事に出かけることにしました。花帆の夕飯の支度を終えて、美鈴はあのミニのワンピースに着替えて私とタクシーに乗り込み繁華街にある時々行くイタリアンレストランへと向いました。二人で久しぶりにゆっくりと美味しい食事を終えて少し歩いていると、やはり美鈴をチラチラと見る男性も結構いたのも事実です。
美鈴が私に『凄いねぇ~』と言います。
「ん??何が凄いの?」
『だってさぁ~ミニなだけで、これほどジロジロ見られるんだもん。』
「確かにそうだな。」
『パパもやっぱりミニの女の人がいると見ちゃう?』
「男だからね。これでも(笑)」
『ふ~ん。そうなんだ!』
「ママは恥ずかしくないのか?」
『そりゃ~結構恥ずかしいよぉ~だって下から舐めるように見て行く人いるもん。』
確かに美鈴の言うとおり夜の繁華街ってこともあって、美鈴をジロジロいやらしい目で見る男性が多く、私もなぜかあそこがムズムズとしている。妻の美鈴を見られることによって少し興奮を覚えていたのも事実であって、もっと見せてみたいと思う自分もそこには居ました。
「ママは見られて恥ずかしいだけ?」と訊いてみます。
『え?なに?恥ずかしい以外って?』
「例えばドキドキするとかある?」
『ドキドキかぁ~。う~ん、どうだろ?』
「俺はドキドキするかな(笑)」
『え~~~そうなんだ(笑)』
「変かな?」
『ううん変じゃないよ。私も少しドキドキしちゃうかな(笑)』
「そっか!じゃぁ見せちゃえ!」
『え??何それ?』
「今からさぁ~駅前の階段に行こうよ。」
『マジで言ってるの?』
「もちろんさ。」そう言って私は美鈴の手をひっぱり駅の方へと向いました。駅に向かう途中の階段で美鈴はバックをお尻の後ろに持ち、まるで女子高生のように階段を登りました。
「ダメだってそんなことしちゃ。」と私は妻に注意をする。
『え?なんで?』
「見せちゃはなきゃ!バックをそのまま手に持って階段を登って一番上で少し立ち止まってみてよ。」
『もぉ~恥ずかしいって。』
そんなときでした。ふと後ろを見ると私達と同年代くらいの男性が階段を登ってくるのが見え、何気なくチラッと見ると男性は美鈴をしっかりと見ていました。
「ママ見られているよ。」と美鈴の耳元で小さな声で言うと『ホントに?』と言って美鈴の顔が赤くなるのが解り、そのまま二人で階段を登り一番上で二人で立ち止まりました。
階段を登って来た男性は後ろ向きになっている美鈴の横を通り過ぎてから振り返り美鈴の顔を確認するかのように見て行きました。
美鈴はその男性と目があったのかすぐに下を向いてしまい。私の手をひっぱり『もぉ、お願い。ここから移動しようよ。』と私に恥ずかしそうに焦っているようでした。そんな美鈴を見て私の頭の中には、ある計画がムクムクと浮かび上がって来ました。
2014/10/29
私達夫婦のその後を書かせていただきます。私の中では今でも前回(木嶋)のことは忘れることは出来ていません。美鈴もいい思い出としてかはわかりませんが、あのときのことは残っているでしょう。
美鈴との夜の生活は美鈴からあのときの事を聞きながらの行為が続き、いつのまにか私は美鈴の口から発せられる“言葉責め?”みたいな感じで興奮させられていました。しかし、私の性癖はあのとき以上のものを求めてしまうのも事実で、たびたび色んな妄想を一人抱いて過ごす毎日でした。
美鈴を信用していない訳ではないのですが、自分自身が以前よりも寛大な気持ちで美鈴を見守ることができるのか自信がなかったのも事実です。それは〖寝取らせ〗は良いのに【寝取られ(浮気・不倫)】は嫌だという自分勝手な思いも自覚しています。
美鈴自身はあれ以来、私でさえ見違える程に以前に増して色っぽく、そして今まで地味だった服装(下着を含む)も少し派手なのを身に着けるようになりました。美鈴と買い物へ出かけると以前はそんな事さへ無かったのに時々同年代の男性が美鈴をジロジロと舐めるように見ることも有るほどの美鈴の変わり様には私自身がビックリするほどでした。
そんな頃休みの日に、私は家でのんびりとテレビを見ていると娘の花帆と一緒に買い物に出かけた美鈴と花帆が戻って来て、部屋に入るなり娘が私に、〚パパ!ママがね、ミニのワンピを買ったんだよ?それも超ミニ!〛私は「はぁ~??ミニのワンピってミニスカートってことか?」と尋ねると娘は〚そうだよ!それがさぁ~ママが試着したのだけど凄く似合っているの。私もビックリするくらいよ。〛花帆がそう私に言っているときに美鈴を見ると二人で買ってきた何個かの袋をテーブルに置きながら少し照れたように私の顔を見て舌をペロっと出して苦笑いしていました。
「ママ?いったいどうしたの?」私がそう聞くと美鈴は、『えへへ 私もねミニ履けるのも人生で今しかないかなって思っちゃって。そうだ!今着てみるからパパ見てくれる?もしパパが似合わないって言うのだったら返しに行くから。』
美鈴はそう言って袋からミニのワンピースを取り出し私の見ている前で、ジーンズを脱いで上に着ているのも脱ぎ、以前では決して身に着けなかった黒いレースで包まれた下着姿になり、ワンピースに着替えだします。
美鈴は着替え終えると、私と娘の前でまるでモデルにでもなったかのようにポーズを決めて『どう?パパ。』と小悪魔が微笑むかのように私に尋ねて来ました。確かに未だ脚も太くもなく身長もあることから違和感は全く無く、それより少し屈むだけでショーツが見えてしまうのではないかと思うくらいの本当に超ミニなワンピースでした。「よく似合っているよ。」って返事をすると、『へへ~ん見直したでしょ?おまけにジャンジャジャァ~ン♪♪ロングブーツも買っちゃいました。』とまるで娘と同年代と思えるほどはしゃぐ美鈴でした。
『パパ!折角ミニ買ったからさぁ~今晩お出かけしようよ!』と美鈴が私に言いだし、娘の花帆も賛成してくれたので、その夜に美鈴と二人で食事に出かけることにしました。花帆の夕飯の支度を終えて、美鈴はあのミニのワンピースに着替えて私とタクシーに乗り込み繁華街にある時々行くイタリアンレストランへと向いました。二人で久しぶりにゆっくりと美味しい食事を終えて少し歩いていると、やはり美鈴をチラチラと見る男性も結構いたのも事実です。
美鈴が私に『凄いねぇ~』と言います。
「ん??何が凄いの?」
『だってさぁ~ミニなだけで、これほどジロジロ見られるんだもん。』
「確かにそうだな。」
『パパもやっぱりミニの女の人がいると見ちゃう?』
「男だからね。これでも(笑)」
『ふ~ん。そうなんだ!』
「ママは恥ずかしくないのか?」
『そりゃ~結構恥ずかしいよぉ~だって下から舐めるように見て行く人いるもん。』
確かに美鈴の言うとおり夜の繁華街ってこともあって、美鈴をジロジロいやらしい目で見る男性が多く、私もなぜかあそこがムズムズとしている。妻の美鈴を見られることによって少し興奮を覚えていたのも事実であって、もっと見せてみたいと思う自分もそこには居ました。
「ママは見られて恥ずかしいだけ?」と訊いてみます。
『え?なに?恥ずかしい以外って?』
「例えばドキドキするとかある?」
『ドキドキかぁ~。う~ん、どうだろ?』
「俺はドキドキするかな(笑)」
『え~~~そうなんだ(笑)』
「変かな?」
『ううん変じゃないよ。私も少しドキドキしちゃうかな(笑)』
「そっか!じゃぁ見せちゃえ!」
『え??何それ?』
「今からさぁ~駅前の階段に行こうよ。」
『マジで言ってるの?』
「もちろんさ。」そう言って私は美鈴の手をひっぱり駅の方へと向いました。駅に向かう途中の階段で美鈴はバックをお尻の後ろに持ち、まるで女子高生のように階段を登りました。
「ダメだってそんなことしちゃ。」と私は妻に注意をする。
『え?なんで?』
「見せちゃはなきゃ!バックをそのまま手に持って階段を登って一番上で少し立ち止まってみてよ。」
『もぉ~恥ずかしいって。』
そんなときでした。ふと後ろを見ると私達と同年代くらいの男性が階段を登ってくるのが見え、何気なくチラッと見ると男性は美鈴をしっかりと見ていました。
「ママ見られているよ。」と美鈴の耳元で小さな声で言うと『ホントに?』と言って美鈴の顔が赤くなるのが解り、そのまま二人で階段を登り一番上で二人で立ち止まりました。
階段を登って来た男性は後ろ向きになっている美鈴の横を通り過ぎてから振り返り美鈴の顔を確認するかのように見て行きました。
美鈴はその男性と目があったのかすぐに下を向いてしまい。私の手をひっぱり『もぉ、お願い。ここから移動しようよ。』と私に恥ずかしそうに焦っているようでした。そんな美鈴を見て私の頭の中には、ある計画がムクムクと浮かび上がって来ました。
2014/10/29
『美鈴(みすず)』 2章その2
名C『美鈴(みすず)』 2章その2
その夜に美鈴を求めた私は美鈴を愛撫し、美鈴の口から以前(木嶋)のことを聞かなくても私の愚息(ペニス)は固く元気になって、美鈴にもそれを気付かれる程でした。
『パパもう大きくなっているよ。どうしたの?』
「ママを他人(よそのひと)に見られて興奮したのかも?」
『私が他人に見られるとパパは興奮するんだ。』
「あぁ ジロジロいやらしい目で見られたりすると興奮したよ。」
『そうなんだ・・・ひょっとしてパパ変な事考えてないでしょうね?』
「考えているよ。」
『えーーー!!何考えているのよぉ~。』
「秘密さ(笑)」
『変なことは私しないからね。』
「あのさぁ~。」
『何?』
「俺ママが変になるところ見てみたいんだけど。」
『え?私が変になるって何?』
「ママが嫌じゃなかったら今度はママがエッチして変になっているところ見てみたいんだよ。」
『パパは私が目の前で抱かれて変になっても大丈夫なの?』
「多分大丈夫だと思う。確かに今でもママが木嶋君に抱かれたって思うと胸が締め付けられるほど辛くなるよ。」
『・・・ごめんね。』
「いや俺が悪かったんだから・・・でもそれと同じ程興奮している自分もいるんだ。」
『それなら私もパパと一緒の方がいいかな・・・パパに見られてみたいって思うかな・・・。』
「一緒ならいいのか?」
『パパがいつも嫉妬して抱いてくれるのは好きだもん。愛されているって感じるよ。』
「そっか・・・けどもし俺がまたママを信用出来なくなったり怒ったりしたときは・・・。」
『大丈夫だよ。私はパパが一番なんだから・・。』
その夜、不思議とあれ以来胸の奥にあった何かが私の中で変わったような気がしました。
私は先に寝てしまった美鈴を残してパソコンの電源をオンにし、インターネットのサイトで一人の男性を見つけチャット(インターネットを含むコンピュータネットワーク上のデータ通信回線を利用したリアルタイムコミュニケーションの事。chatは英語での雑談の事であり、ネットワーク上のチャットも雑談同様に会話を楽しむ為の手段。)でいろんな話題で盛り上がり、頃合を見て美鈴と電話で話してもらえないかと切り出します。
相手の男性は勿論OKをしてくれ、次の日の夜にまたこのサイトで待ち合わせをすることを約束しました。昼過ぎに起きた私は美鈴に昨夜の男性と盛り上がった内容を話して、美鈴に、「その男性と電話で話をしてくれないか?」と頼んだところ美鈴はいきなり電話するのは嫌なんで美鈴自身も一度チャットをさせて欲しいとのことでした。
その夜知り合った男性Kさんにそのことを伝えて美鈴とチャットを代わり、パソコンのある寝室兼書斎の部屋を出てリビングで一人テレビを見る事にしました。Kさんには《美鈴の反応次第で電話でエッチな会話に持ち込んで欲しい。》と頼み、美鈴には「エッチな気分になれば好きなようにすればいいよ。」と伝えておきました。
1時間ほどして美鈴が私の所へやってきて、
『パパ?結構楽しい人だね。どうしても私の声を聞きたいんだって。どうしようか?』と私にそう言って来ます。
「ママは話してもいいって思ったんだろ?」
『パパがいいなら別にいいかなって思ったの。』
「じゃぁ非通知(電話番号の前に184を付ける)でこちらから掛けてみれば?」
『いいの?パパまた怒ったり疑ったりしない?』
「しないって(笑)」
『じゃぁ電話番号聞いてかけてみるね。でも、もし私が楽しそうに話しているのをパパが聞いて気分害したら直ぐに切るから言ってね。』
「うん。たぶんもうそんな事にはならないよ」
『うん。わかった。』
美鈴はそう言って寝室へと戻って行きました。
10分程して寝室の前で会話をしている美鈴の声を聞き耳立てて聞いてみると笑い声が聞こえて来るので、まだ楽しそうに話しているだけかと少し残念な気分でしたが、この美鈴がいったい、いつKさんの誘いでエッチな気分になるのかが私の中で興味深々でした。
2014/11/01
その夜に美鈴を求めた私は美鈴を愛撫し、美鈴の口から以前(木嶋)のことを聞かなくても私の愚息(ペニス)は固く元気になって、美鈴にもそれを気付かれる程でした。
『パパもう大きくなっているよ。どうしたの?』
「ママを他人(よそのひと)に見られて興奮したのかも?」
『私が他人に見られるとパパは興奮するんだ。』
「あぁ ジロジロいやらしい目で見られたりすると興奮したよ。」
『そうなんだ・・・ひょっとしてパパ変な事考えてないでしょうね?』
「考えているよ。」
『えーーー!!何考えているのよぉ~。』
「秘密さ(笑)」
『変なことは私しないからね。』
「あのさぁ~。」
『何?』
「俺ママが変になるところ見てみたいんだけど。」
『え?私が変になるって何?』
「ママが嫌じゃなかったら今度はママがエッチして変になっているところ見てみたいんだよ。」
『パパは私が目の前で抱かれて変になっても大丈夫なの?』
「多分大丈夫だと思う。確かに今でもママが木嶋君に抱かれたって思うと胸が締め付けられるほど辛くなるよ。」
『・・・ごめんね。』
「いや俺が悪かったんだから・・・でもそれと同じ程興奮している自分もいるんだ。」
『それなら私もパパと一緒の方がいいかな・・・パパに見られてみたいって思うかな・・・。』
「一緒ならいいのか?」
『パパがいつも嫉妬して抱いてくれるのは好きだもん。愛されているって感じるよ。』
「そっか・・・けどもし俺がまたママを信用出来なくなったり怒ったりしたときは・・・。」
『大丈夫だよ。私はパパが一番なんだから・・。』
その夜、不思議とあれ以来胸の奥にあった何かが私の中で変わったような気がしました。
私は先に寝てしまった美鈴を残してパソコンの電源をオンにし、インターネットのサイトで一人の男性を見つけチャット(インターネットを含むコンピュータネットワーク上のデータ通信回線を利用したリアルタイムコミュニケーションの事。chatは英語での雑談の事であり、ネットワーク上のチャットも雑談同様に会話を楽しむ為の手段。)でいろんな話題で盛り上がり、頃合を見て美鈴と電話で話してもらえないかと切り出します。
相手の男性は勿論OKをしてくれ、次の日の夜にまたこのサイトで待ち合わせをすることを約束しました。昼過ぎに起きた私は美鈴に昨夜の男性と盛り上がった内容を話して、美鈴に、「その男性と電話で話をしてくれないか?」と頼んだところ美鈴はいきなり電話するのは嫌なんで美鈴自身も一度チャットをさせて欲しいとのことでした。
その夜知り合った男性Kさんにそのことを伝えて美鈴とチャットを代わり、パソコンのある寝室兼書斎の部屋を出てリビングで一人テレビを見る事にしました。Kさんには《美鈴の反応次第で電話でエッチな会話に持ち込んで欲しい。》と頼み、美鈴には「エッチな気分になれば好きなようにすればいいよ。」と伝えておきました。
1時間ほどして美鈴が私の所へやってきて、
『パパ?結構楽しい人だね。どうしても私の声を聞きたいんだって。どうしようか?』と私にそう言って来ます。
「ママは話してもいいって思ったんだろ?」
『パパがいいなら別にいいかなって思ったの。』
「じゃぁ非通知(電話番号の前に184を付ける)でこちらから掛けてみれば?」
『いいの?パパまた怒ったり疑ったりしない?』
「しないって(笑)」
『じゃぁ電話番号聞いてかけてみるね。でも、もし私が楽しそうに話しているのをパパが聞いて気分害したら直ぐに切るから言ってね。』
「うん。たぶんもうそんな事にはならないよ」
『うん。わかった。』
美鈴はそう言って寝室へと戻って行きました。
10分程して寝室の前で会話をしている美鈴の声を聞き耳立てて聞いてみると笑い声が聞こえて来るので、まだ楽しそうに話しているだけかと少し残念な気分でしたが、この美鈴がいったい、いつKさんの誘いでエッチな気分になるのかが私の中で興味深々でした。
2014/11/01
『美鈴(みすず)』 2章その3
名C『美鈴(みすず)』 2章その3
寝室の前に戻って見ると先ほどまで美鈴の楽しそうに話す声は聞こえて来ませんでした。私は静かに寝室のドアを開けて見ると、美鈴がビックリしたような顔で私を見て手で向こうに行って欲しいような合図をしますが、私は「ダメだ。」と声を出さずに美鈴に伝えます。私はベッドで寝ながら、チャットで話す美鈴の会話を聞き少しずつエッチな会話に変わってきていることに満足して一度寝室を出る。その時にしばらくしてからこっそり覗けるようにと寝室のドアを少し開けておいた。
リビングに戻り飲み残した缶ビールを一気に飲み乾し、私はゆっくりと寝室の前へと戻りドアの隙間から部屋の中の様子を伺いました。『ううんしないよ・・・ホントに?・・・うん・・・今日は紺色かな・・・。』美鈴だけの会話ではどんな内容なのか解りにくいところはありましたが、大体想像出来るのでした。
『・・・わかんない・・・やだ・・主人がいつ来るかわかんないから・・・うん・・・うん・・。』
『持ってないよ・・・したことないもん・・・やだ~・・・言えないよそんなこと・・・やだ~・・・。』
『・・・濡れてないよ・・・え??・・・そうなの?・・・うん・・・聞こえる・・・ハァ~・・。』
美鈴から始めて少し悩ましい声が・・・。
『凄い・・・パンパンって・・・そんなに・・・してるの?・・・。』
『・・・やめて・・・言えない・・・恥ずかしいもん・・・ダメ・・・。』
『濡れてない・・・やだ・・・ハァ~~・・・凄いね・・・そんなに?』
『ハァ~・・・見たいかも・・・エッチじゃないよ・・・やだ・・・。』
『うん・・・開いてる・・・ハァ~・・・ダメそんなこと・・・いわないで・・・ハァ~。』
『お願い・・・アァ~~ン・・・凄い・・・エッチな音・・・ダメ・・・。』
私はドアをゆっくりともう少し開けましたが、美鈴は電話に夢中なのか気付きませんでした。
もう少しドアを開けて床に這うようにして部屋へと入り、私の目に飛び込んで来た美鈴の姿はベッドに寝転んで目を瞑っている美鈴は脚を開き左手でスマホを持ち、右手は紺のショーツの上から自分の敏感な部分に指を這わせています。
『ハァ~ 触ってる・・・うん・・・うん・・・わかんない・・・。』
『恥ずかしい・・・アァ~ン・・・濡れてるかも・・・うん・・・ハァ~。』
『濡れてる・・・うん・・・触ってるよ・・・大きくなってる・・・アァ~~ン・・ダメ~~。』
美鈴の押し殺すような声が私の耳へと入ってき、目には紺のショーツの中でモゾモゾ動く美鈴の右手がありました。
『アァ~~ン・・・イヤァ~~ン・・・うん・・・凄く濡れてる・・・聞こえるかな?・・・。』
そう言って美鈴はスマホを自分の恥ずかしい部分に持って行き、クチュクチュと厭らしい音を発ててKさんに自分の音を聞かせています。
『聞こえた?・・・恥ずかしい・・・アァ~~ン・・・ダメ~~そんなこと言わないで・・・。』
『アァ~~気持ちいぃ~~・・・舐めて・・・うん・・・イヤン・・・・ヤダ・・・。』
『言えない・・・そんなこと・・・あそこ・・・ヤダ・・・。』
私は美鈴に私の存在を知らせました。
美鈴はビックリしていましたが、エッチモードになっているのか反対に私を挑発するようにな目をして続けます。
『指入れてる・・・奥まで・・・固くなってるの?・・・凄い・・・欲しいの・・・。』
『アァ~ン・・・凄い・・・ビチャビチャいってる・・・ダメ・・・逝きそう・・・。』
『ハァ~・・・凄いの・・・こんなに厭らしくなってる・・・アァ~ン・・逝っちゃうよ。』
『お願い・・・一緒に来て・・・アァン・・逝きそう・・・。』
美鈴はそう言って脚をつっぱりながら1回目の絶頂を迎えました。
私はそのまま濡れて光っている部分にキスをしながら丁寧に舐めてやります。
『アァ~~ン気持ちいいの!・・お願いいっぱい出して!!・・・私にかけて!。』
美鈴のあそこはヒクヒクと動いて今にもまた逝きそうな気配でした。
『アァ~~凄いぃ~~厭らしい声・・・そんな声出して・・・逝くの?』
『アァ~~ン。ダメ~~~また来ちゃう・・・。』
美鈴のスマホから始めて相手の吐き捨てるようなハーハーいう声が大きく聞こえて来ました。
『凄いいやらしいよぉ~・・・アン~~ 私も逝っちゃう~~~アァ~~~~~ン。』
私の顔に美鈴から勢い欲噴出した淫液が飛び散って思わず顔を背けてしまいました。
直ぐに美鈴は電話を切り『パパ~~早く入れてぇ~~。』と叫びながら私に催促し、私の固くなったペニスをくわえ込んだ瞬間にブユーっと淫液を飛び散らせながら果てます。そんな美鈴から私の固くなったペニスを抜き去り、美鈴を抱き起こしてヨロヨロする美鈴を冷え切って凍りつきそうな車の中へ乗り込ませて私も乗り込み、夜中の街へと車を出しました。
2014/11/08
寝室の前に戻って見ると先ほどまで美鈴の楽しそうに話す声は聞こえて来ませんでした。私は静かに寝室のドアを開けて見ると、美鈴がビックリしたような顔で私を見て手で向こうに行って欲しいような合図をしますが、私は「ダメだ。」と声を出さずに美鈴に伝えます。私はベッドで寝ながら、チャットで話す美鈴の会話を聞き少しずつエッチな会話に変わってきていることに満足して一度寝室を出る。その時にしばらくしてからこっそり覗けるようにと寝室のドアを少し開けておいた。
リビングに戻り飲み残した缶ビールを一気に飲み乾し、私はゆっくりと寝室の前へと戻りドアの隙間から部屋の中の様子を伺いました。『ううんしないよ・・・ホントに?・・・うん・・・今日は紺色かな・・・。』美鈴だけの会話ではどんな内容なのか解りにくいところはありましたが、大体想像出来るのでした。
『・・・わかんない・・・やだ・・主人がいつ来るかわかんないから・・・うん・・・うん・・。』
『持ってないよ・・・したことないもん・・・やだ~・・・言えないよそんなこと・・・やだ~・・・。』
『・・・濡れてないよ・・・え??・・・そうなの?・・・うん・・・聞こえる・・・ハァ~・・。』
美鈴から始めて少し悩ましい声が・・・。
『凄い・・・パンパンって・・・そんなに・・・してるの?・・・。』
『・・・やめて・・・言えない・・・恥ずかしいもん・・・ダメ・・・。』
『濡れてない・・・やだ・・・ハァ~~・・・凄いね・・・そんなに?』
『ハァ~・・・見たいかも・・・エッチじゃないよ・・・やだ・・・。』
『うん・・・開いてる・・・ハァ~・・・ダメそんなこと・・・いわないで・・・ハァ~。』
『お願い・・・アァ~~ン・・・凄い・・・エッチな音・・・ダメ・・・。』
私はドアをゆっくりともう少し開けましたが、美鈴は電話に夢中なのか気付きませんでした。
もう少しドアを開けて床に這うようにして部屋へと入り、私の目に飛び込んで来た美鈴の姿はベッドに寝転んで目を瞑っている美鈴は脚を開き左手でスマホを持ち、右手は紺のショーツの上から自分の敏感な部分に指を這わせています。
『ハァ~ 触ってる・・・うん・・・うん・・・わかんない・・・。』
『恥ずかしい・・・アァ~ン・・・濡れてるかも・・・うん・・・ハァ~。』
『濡れてる・・・うん・・・触ってるよ・・・大きくなってる・・・アァ~~ン・・ダメ~~。』
美鈴の押し殺すような声が私の耳へと入ってき、目には紺のショーツの中でモゾモゾ動く美鈴の右手がありました。
『アァ~~ン・・・イヤァ~~ン・・・うん・・・凄く濡れてる・・・聞こえるかな?・・・。』
そう言って美鈴はスマホを自分の恥ずかしい部分に持って行き、クチュクチュと厭らしい音を発ててKさんに自分の音を聞かせています。
『聞こえた?・・・恥ずかしい・・・アァ~~ン・・・ダメ~~そんなこと言わないで・・・。』
『アァ~~気持ちいぃ~~・・・舐めて・・・うん・・・イヤン・・・・ヤダ・・・。』
『言えない・・・そんなこと・・・あそこ・・・ヤダ・・・。』
私は美鈴に私の存在を知らせました。
美鈴はビックリしていましたが、エッチモードになっているのか反対に私を挑発するようにな目をして続けます。
『指入れてる・・・奥まで・・・固くなってるの?・・・凄い・・・欲しいの・・・。』
『アァ~ン・・・凄い・・・ビチャビチャいってる・・・ダメ・・・逝きそう・・・。』
『ハァ~・・・凄いの・・・こんなに厭らしくなってる・・・アァ~ン・・逝っちゃうよ。』
『お願い・・・一緒に来て・・・アァン・・逝きそう・・・。』
美鈴はそう言って脚をつっぱりながら1回目の絶頂を迎えました。
私はそのまま濡れて光っている部分にキスをしながら丁寧に舐めてやります。
『アァ~~ン気持ちいいの!・・お願いいっぱい出して!!・・・私にかけて!。』
美鈴のあそこはヒクヒクと動いて今にもまた逝きそうな気配でした。
『アァ~~凄いぃ~~厭らしい声・・・そんな声出して・・・逝くの?』
『アァ~~ン。ダメ~~~また来ちゃう・・・。』
美鈴のスマホから始めて相手の吐き捨てるようなハーハーいう声が大きく聞こえて来ました。
『凄いいやらしいよぉ~・・・アン~~ 私も逝っちゃう~~~アァ~~~~~ン。』
私の顔に美鈴から勢い欲噴出した淫液が飛び散って思わず顔を背けてしまいました。
直ぐに美鈴は電話を切り『パパ~~早く入れてぇ~~。』と叫びながら私に催促し、私の固くなったペニスをくわえ込んだ瞬間にブユーっと淫液を飛び散らせながら果てます。そんな美鈴から私の固くなったペニスを抜き去り、美鈴を抱き起こしてヨロヨロする美鈴を冷え切って凍りつきそうな車の中へ乗り込ませて私も乗り込み、夜中の街へと車を出しました。
2014/11/08
『美鈴(みすず)』 2章その4
名C『美鈴(みすず)』 2章その4
夜の街へと興奮冷め遣らぬ妻の美鈴を車に乗せ、しばらく走ったところで美鈴に問いかけました。
「TELエッチ初体験はどうだった?」
『うん。凄く恥ずかしかった・・・。』
「恥ずかしいだけ?」
『・・・・・・。』その問いかけに美鈴は戸惑う。
「興奮した?」
『・・・うん。』
美鈴は俯き加減で恥ずかしそうに私にそう答えました。
「感想は?」
『うん・・・あまり好きではないかな・・・。』
「好きではない?どうして?」
『よくわかんないけど、恥ずかしさもあるし・・・あと・・・。』
「あとって?」
『うん。どうもお互いに演技をしているみたいで・・・。』
「そうなんだ。じゃぁママはやっぱりリアルがいいんだね?」
『そんなことないけど・・・パパはその方がいい?』
「俺は今ならリアルだともっと興奮するかも。」
『パパは心配にならないの?前みたいに・・・。』
「どうだろなぁ~心配にならないって言えば嘘になるかもだけど、今はママを信用しようと努力はしてみる。」
『そっか・・・パパはどうしてそんな普通じゃないことで興奮するの?』
「普通じゃない?」
「うん。だって普通の男の人は奥さんが他の人とエッチって無理じゃない?」
「う~ん どうしてなんだろなぁ~ ただの変態かも(笑)」
私がそう言うと、美鈴はニッコリ微笑み車の窓から流れ去る町並みを見つめ、そっと私の手を握ってしばらくは何も話しませんでした。私はいつのまにか以前に美鈴を一人でカウンターに座らせスーパーの藤堂社長と知り合わせた店の近くまで車で来ていました。
美鈴もその事がわかったのか私に
『この辺りって前に行ったお店の近くだよね?』と尋ねてきました。
「そうだね。あの頃の俺達とは少し変わったけどね。」
『うん私たち確かに変わったね。』
「まぁあの頃よりはママは綺麗になったよ。」
『そんなことないよ。』
「いやぁ~綺麗になったと思うよ。今ならもっと声をかけられるかも?」
『そんなこと絶対ありえませんよぉ~だ。』
「じゃぁ試してみる?」
「え??試すってひょっとして?」
「そう!また一人でカウンターに座って声を掛けられるかどうか試してみるんだよ」
「・・・本当に?・・・」
「あははは 冗談だよ」
「なぁ~んだ冗談か・・・」
美鈴は少し声のトーンを下げて不満げにそう言いました。
「え?ママは試してみたいの?」
『ううん。』
「なぁ~んだ一瞬期待したのに。」
『違うんだって・・・私はパパを試してみられるかなって・・・。』
「俺を試すって?」
『本当にパパは私を信用してくれるかどうかをね。』
「ほぉ~ じゃぁこうしようよ。今度はママ一人で店に行って俺はこのまま家に帰るよ。」
『え?!帰っちゃうの?後から来てくれないの?』
「行った方がいい?」
『だって不安だもん・・。』
「今度はママが一人でママの気持ちのまま行動すればいいよ。」
『何かあればどうするのよ?』
「あぶない事があれば電話してくれればいいよ。もしもの時の為に近くのネットカフェにでもいるから。」
美鈴はしばらく考えて私に車を止めるよう言いました。
『パパ?何かあれば電話かメールするね。けど、こんなおばさんに誰も声を掛けてこないと思うけどね。』
「わからないよ?ママ綺麗になったから。」
『ありがとう。少し飲んでマスターとお話してから帰ります。その時は電話するから迎えに来てね。』
美鈴はそう言って車を降りて店の方へと歩いて行きました。美鈴は本当に私を試したかったのだと思います。だから店へと向かったのでしょう。私は期待する気持ちより美鈴の私を試したい気持ちの方がとても愛しく思えました。以前の頃よりは数段余裕もあり、美鈴の帰りを単純に1,2時間待てばよいと軽い気持ちでした。
2014/11/13
夜の街へと興奮冷め遣らぬ妻の美鈴を車に乗せ、しばらく走ったところで美鈴に問いかけました。
「TELエッチ初体験はどうだった?」
『うん。凄く恥ずかしかった・・・。』
「恥ずかしいだけ?」
『・・・・・・。』その問いかけに美鈴は戸惑う。
「興奮した?」
『・・・うん。』
美鈴は俯き加減で恥ずかしそうに私にそう答えました。
「感想は?」
『うん・・・あまり好きではないかな・・・。』
「好きではない?どうして?」
『よくわかんないけど、恥ずかしさもあるし・・・あと・・・。』
「あとって?」
『うん。どうもお互いに演技をしているみたいで・・・。』
「そうなんだ。じゃぁママはやっぱりリアルがいいんだね?」
『そんなことないけど・・・パパはその方がいい?』
「俺は今ならリアルだともっと興奮するかも。」
『パパは心配にならないの?前みたいに・・・。』
「どうだろなぁ~心配にならないって言えば嘘になるかもだけど、今はママを信用しようと努力はしてみる。」
『そっか・・・パパはどうしてそんな普通じゃないことで興奮するの?』
「普通じゃない?」
「うん。だって普通の男の人は奥さんが他の人とエッチって無理じゃない?」
「う~ん どうしてなんだろなぁ~ ただの変態かも(笑)」
私がそう言うと、美鈴はニッコリ微笑み車の窓から流れ去る町並みを見つめ、そっと私の手を握ってしばらくは何も話しませんでした。私はいつのまにか以前に美鈴を一人でカウンターに座らせスーパーの藤堂社長と知り合わせた店の近くまで車で来ていました。
美鈴もその事がわかったのか私に
『この辺りって前に行ったお店の近くだよね?』と尋ねてきました。
「そうだね。あの頃の俺達とは少し変わったけどね。」
『うん私たち確かに変わったね。』
「まぁあの頃よりはママは綺麗になったよ。」
『そんなことないよ。』
「いやぁ~綺麗になったと思うよ。今ならもっと声をかけられるかも?」
『そんなこと絶対ありえませんよぉ~だ。』
「じゃぁ試してみる?」
「え??試すってひょっとして?」
「そう!また一人でカウンターに座って声を掛けられるかどうか試してみるんだよ」
「・・・本当に?・・・」
「あははは 冗談だよ」
「なぁ~んだ冗談か・・・」
美鈴は少し声のトーンを下げて不満げにそう言いました。
「え?ママは試してみたいの?」
『ううん。』
「なぁ~んだ一瞬期待したのに。」
『違うんだって・・・私はパパを試してみられるかなって・・・。』
「俺を試すって?」
『本当にパパは私を信用してくれるかどうかをね。』
「ほぉ~ じゃぁこうしようよ。今度はママ一人で店に行って俺はこのまま家に帰るよ。」
『え?!帰っちゃうの?後から来てくれないの?』
「行った方がいい?」
『だって不安だもん・・。』
「今度はママが一人でママの気持ちのまま行動すればいいよ。」
『何かあればどうするのよ?』
「あぶない事があれば電話してくれればいいよ。もしもの時の為に近くのネットカフェにでもいるから。」
美鈴はしばらく考えて私に車を止めるよう言いました。
『パパ?何かあれば電話かメールするね。けど、こんなおばさんに誰も声を掛けてこないと思うけどね。』
「わからないよ?ママ綺麗になったから。」
『ありがとう。少し飲んでマスターとお話してから帰ります。その時は電話するから迎えに来てね。』
美鈴はそう言って車を降りて店の方へと歩いて行きました。美鈴は本当に私を試したかったのだと思います。だから店へと向かったのでしょう。私は期待する気持ちより美鈴の私を試したい気持ちの方がとても愛しく思えました。以前の頃よりは数段余裕もあり、美鈴の帰りを単純に1,2時間待てばよいと軽い気持ちでした。
2014/11/13
『美鈴(みすず)』 2章その5
名C『美鈴(みすず)』 2章その5
私はコインパーキングに車を止めて、近くのネットカフェへと一人歩き出しました。そのときでした。私のスマホに美鈴からメールが来ます。
≪只今私の左隣にはサラリーマン風の若い男性2名、そして右隣には誰もいません^^;≫
そんなメールに私は思わず噴出しそうになり、美鈴へメールを返信しました。
≪残念ですね。いい男性が来られるのを期待します。≫
直ぐに返事がありました。
≪わざわざご心配していただきありがとうございます★≫
美鈴の返信メールを見てネットカフェに入りしばらく美鈴を待つことにします。30分したころに美鈴から
≪サラリーマン風の2名のうちの一人をゲット!≫と絵文字入りで嬉しそうにメールが来ました。
≪おめでとうございます。久しぶりの現実逃避第2弾ですか?≫と美鈴にメールを送りました。
1時間後美鈴からまたメールが届きました。
≪ただいまカラオケしております。変な人でもないので先に家に帰ってください。タクシーででも帰ります。≫
そのメールを目にしたとたん、私の中には期待と興奮が沸き起こり、美鈴にはメールの返事をせずにそのままネットカフェを後にして家路へと向いました。帰りの車を運転しているときも私の頭の中は美鈴がカラオケボックスで先ほど知り合ったばかりの男に唇を奪われ・・・そんな妄想が頭を駆け巡り興奮でいっぱいでした。
家に着き一人で布団に入り妄想で興奮し、私の愚息はギンギンに硬直して鈴口からは我慢汁が溢れ、今にも爆発しそうでした。興奮と嫉妬で寝ることも出来ないまま美鈴の帰りを待っていると私のスマホが鳴ります。美鈴からの電話でした。
「もしもし?」
『パパ?寝てた?』
「いや。寝られるわけないよ。」
『そっか。今から帰るね。』
「うん。それよりどうだった?」
『帰ってから話すね。』美鈴は私の質問には即答しないで電話を切り、私は美鈴の帰りをただ待つしかありません。しばらくすると玄関の鍵を開けて美鈴が『ただいまぁ~』と小さな声でリビングへと入って来ました。
2014/11/16
私はコインパーキングに車を止めて、近くのネットカフェへと一人歩き出しました。そのときでした。私のスマホに美鈴からメールが来ます。
≪只今私の左隣にはサラリーマン風の若い男性2名、そして右隣には誰もいません^^;≫
そんなメールに私は思わず噴出しそうになり、美鈴へメールを返信しました。
≪残念ですね。いい男性が来られるのを期待します。≫
直ぐに返事がありました。
≪わざわざご心配していただきありがとうございます★≫
美鈴の返信メールを見てネットカフェに入りしばらく美鈴を待つことにします。30分したころに美鈴から
≪サラリーマン風の2名のうちの一人をゲット!≫と絵文字入りで嬉しそうにメールが来ました。
≪おめでとうございます。久しぶりの現実逃避第2弾ですか?≫と美鈴にメールを送りました。
1時間後美鈴からまたメールが届きました。
≪ただいまカラオケしております。変な人でもないので先に家に帰ってください。タクシーででも帰ります。≫
そのメールを目にしたとたん、私の中には期待と興奮が沸き起こり、美鈴にはメールの返事をせずにそのままネットカフェを後にして家路へと向いました。帰りの車を運転しているときも私の頭の中は美鈴がカラオケボックスで先ほど知り合ったばかりの男に唇を奪われ・・・そんな妄想が頭を駆け巡り興奮でいっぱいでした。
家に着き一人で布団に入り妄想で興奮し、私の愚息はギンギンに硬直して鈴口からは我慢汁が溢れ、今にも爆発しそうでした。興奮と嫉妬で寝ることも出来ないまま美鈴の帰りを待っていると私のスマホが鳴ります。美鈴からの電話でした。
「もしもし?」
『パパ?寝てた?』
「いや。寝られるわけないよ。」
『そっか。今から帰るね。』
「うん。それよりどうだった?」
『帰ってから話すね。』美鈴は私の質問には即答しないで電話を切り、私は美鈴の帰りをただ待つしかありません。しばらくすると玄関の鍵を開けて美鈴が『ただいまぁ~』と小さな声でリビングへと入って来ました。
2014/11/16
『美鈴(みすず)』 2章その6
名C『美鈴(みすず)』 2章その6
美鈴からは酒の匂いがプンプンとして、顔は真っ赤でかなり酔っているようでした。
そんな美鈴に直ぐに
「だから~どうだったの?」
『聞きたい?』と笑いを浮かべて本当に小悪魔のように私に向かって言いました。
「聞きたいさ。」
美鈴はソファーに座る私を見下げて
『ふ~~ん聞きたいんだ?じゃぁ自分で確認してみれば?』
そう言って私の前に立ちました。そして美鈴は履いていたスカートを一気にめくり上げた瞬間私は驚きました。そこにはいつもなら履いている下着が無かったのです。
「ショーツどうして履いてないの?」
『うふふ。あげちゃったのぉ~』アルコールのせいだろうがハイテンションだ。
「はぁ~~?あげちゃったって?」
『はい。欲しいと言われたのであげちゃいました。』
「なんだそれ?ってことはエッチしたってこと?」
『だから自分で確認しなさぁ~い!』
私は娘の花帆が起きてきたら大変なことになると思い、美鈴を寝室へと連れて行き鍵を閉めて美鈴の着ているのを全て脱がせました。美鈴の身体を見てもどこにもキスマークはありませんでした。問題の美鈴の大事な部分を見るため美鈴をベッドに寝かせて脚を開かせます。
『パパ~そんなに見ないで恥ずかしいから。』
美鈴は電気が光々と付く中で私に自分の大事な部分を見られることに恥じらいを感じて自分の顔を手で覆ってそう言っていましたが、そこはキラっと光る程濡れていて、私の指をも抵抗も無くすんなりと飲み込んでしまうほどでした。匂いを嗅いで見ましたが、精液の匂いは無くコンドームのゴム臭も無い美鈴の厭らしい雌の匂いだけでした。
「しなかったのか?」
『ピンポーン!』
美鈴ははしゃいだ子供のようにそう答えました。
「じゃぁどうしてショーツが無いの?」
『それはね。カラオケで勝負をしたの。』
「勝負?」
『うん。カラオケの得点で競ったのね。そして私が負けたの。』
「負けてショーツあげたの?」
『そうなの。私が勝てばラーメンとタクシー代で、彼が勝つと私のショーツって賭けたの。』
「はぁ~なんだそれ??」
『それで凄く盛り上がってカラオケ行ったのよぉ~ん。』
「じゃあママが負けてショーツをそこで脱いであげたんだ。」
『そう!脱いだのはトイレに行ってだけどね。」
美鈴は上機嫌で楽しそうに私に話してくれました。
「なんだ~。じゃぁエッチなことは無かったんだ?」
『エッチなことはあったじゃない?ショーツをあげたんだよ?』
「まぁそうだけど・・。」
そういう話しをしていたときに美鈴のスマホが鳴りました。
2014/11/19
美鈴からは酒の匂いがプンプンとして、顔は真っ赤でかなり酔っているようでした。
そんな美鈴に直ぐに
「だから~どうだったの?」
『聞きたい?』と笑いを浮かべて本当に小悪魔のように私に向かって言いました。
「聞きたいさ。」
美鈴はソファーに座る私を見下げて
『ふ~~ん聞きたいんだ?じゃぁ自分で確認してみれば?』
そう言って私の前に立ちました。そして美鈴は履いていたスカートを一気にめくり上げた瞬間私は驚きました。そこにはいつもなら履いている下着が無かったのです。
「ショーツどうして履いてないの?」
『うふふ。あげちゃったのぉ~』アルコールのせいだろうがハイテンションだ。
「はぁ~~?あげちゃったって?」
『はい。欲しいと言われたのであげちゃいました。』
「なんだそれ?ってことはエッチしたってこと?」
『だから自分で確認しなさぁ~い!』
私は娘の花帆が起きてきたら大変なことになると思い、美鈴を寝室へと連れて行き鍵を閉めて美鈴の着ているのを全て脱がせました。美鈴の身体を見てもどこにもキスマークはありませんでした。問題の美鈴の大事な部分を見るため美鈴をベッドに寝かせて脚を開かせます。
『パパ~そんなに見ないで恥ずかしいから。』
美鈴は電気が光々と付く中で私に自分の大事な部分を見られることに恥じらいを感じて自分の顔を手で覆ってそう言っていましたが、そこはキラっと光る程濡れていて、私の指をも抵抗も無くすんなりと飲み込んでしまうほどでした。匂いを嗅いで見ましたが、精液の匂いは無くコンドームのゴム臭も無い美鈴の厭らしい雌の匂いだけでした。
「しなかったのか?」
『ピンポーン!』
美鈴ははしゃいだ子供のようにそう答えました。
「じゃぁどうしてショーツが無いの?」
『それはね。カラオケで勝負をしたの。』
「勝負?」
『うん。カラオケの得点で競ったのね。そして私が負けたの。』
「負けてショーツあげたの?」
『そうなの。私が勝てばラーメンとタクシー代で、彼が勝つと私のショーツって賭けたの。』
「はぁ~なんだそれ??」
『それで凄く盛り上がってカラオケ行ったのよぉ~ん。』
「じゃあママが負けてショーツをそこで脱いであげたんだ。」
『そう!脱いだのはトイレに行ってだけどね。」
美鈴は上機嫌で楽しそうに私に話してくれました。
「なんだ~。じゃぁエッチなことは無かったんだ?」
『エッチなことはあったじゃない?ショーツをあげたんだよ?』
「まぁそうだけど・・。」
そういう話しをしていたときに美鈴のスマホが鳴りました。
2014/11/19
『美鈴(みすず)』 2章その6
名C『美鈴(みすず)』 2章その6
美鈴からは酒の匂いがプンプンとして、顔は真っ赤でかなり酔っているようでした。そんな美鈴に直ぐに質問をした。
「だから~どうだったの?」
『聞きたい?』と笑いを浮かべて本当に小悪魔のように私に向かって言いました。
「そりゃ聞きたいさ。」
美鈴はソファーに座る私を見下げて
『ふ~~ん聞きたいんだ?じゃぁ自分で確認してみれば?』
そう言って私の前に立ちました。そして美鈴は履いていたスカートを一気にめくり上げた瞬間私は驚きました。そこにはいつもなら履いている下着が無かったのです。
「ショーツどうして履いてないの?」
『うふふ。あげちゃったのぉ~。』
「はぁ~~?あげちゃったって?」
『欲しいと言われたのであげちゃいました。』
「なんだそれ?ってことはエッチしたってこと?」
『だから自分で確認しなさぁ~い!』
私は娘の花帆が起きてきても困るので、美鈴をそのまま寝室へと連れて行き鍵を閉めて美鈴の着ているのを全て脱がせました。美鈴の身体を見てもキスマークはありませんでした。問題の美鈴の大事な部分を見るため美鈴をベッドに寝かせて脚を開かせます。
『パパ~そんなに見ないで恥ずかしいから。』
美鈴は電気が光々と付く中で、私に自分の大事な部分を見られることに恥じらいを感じて自分の顔を手で覆ってそう言っていましたが、そこはキラっと光る程濡れていて、私の指をも抵抗も無くすんなりと飲み込んでしまうほどです。匂いを嗅いで見ましたが、精液の匂いは無くゴム臭も無い美鈴の厭らしい雌の匂いだけでした。
「しなかったのか?」
『ピンポーン!』
美鈴ははしゃいだ子供のように答えます。
「じゃぁどうしてショーツが無いの?」
『カラオケで勝負したの。』
「勝負?」
『うん。カラオケの得点で競ったのね。そして私が負けたの。』
「負けてショーツあげたの?」
『うん。私が勝てばラーメンとタクシー代で、彼が勝つと私のショーツだったの。』
「はぁ~なんだそれ??」
『それで盛り上がってカラオケ行ったのよぉ~ん。』
「それでママが負けてショーツ脱いであげたの?」
『そう!だけどトイレに行って脱いできた。』
美鈴は上機嫌で楽しそうに私に話してくれました。
「そうなんだ。じゃぁエッチなことは無しだったんだ?」
『エッチなことあったじゃない?ショーツあげたんだよ?』
「まぁそうだけど。」
そう話していたときに美鈴のスマホが鳴り美鈴がスマホを開けます。
『うわぁ~ホントに送ってきた。』と、そう言いながらビックリしているようでしす。
「何が送られて来たの?」
『パパ見たい~~?』
「見せて欲しいよ。」
『じゃぁ見せてあげる。』
そうして私は美鈴からスマホを受け取り画面を見てみるとそこには3枚の写メが送られて来ていました。
2014/12/01
美鈴からは酒の匂いがプンプンとして、顔は真っ赤でかなり酔っているようでした。そんな美鈴に直ぐに質問をした。
「だから~どうだったの?」
『聞きたい?』と笑いを浮かべて本当に小悪魔のように私に向かって言いました。
「そりゃ聞きたいさ。」
美鈴はソファーに座る私を見下げて
『ふ~~ん聞きたいんだ?じゃぁ自分で確認してみれば?』
そう言って私の前に立ちました。そして美鈴は履いていたスカートを一気にめくり上げた瞬間私は驚きました。そこにはいつもなら履いている下着が無かったのです。
「ショーツどうして履いてないの?」
『うふふ。あげちゃったのぉ~。』
「はぁ~~?あげちゃったって?」
『欲しいと言われたのであげちゃいました。』
「なんだそれ?ってことはエッチしたってこと?」
『だから自分で確認しなさぁ~い!』
私は娘の花帆が起きてきても困るので、美鈴をそのまま寝室へと連れて行き鍵を閉めて美鈴の着ているのを全て脱がせました。美鈴の身体を見てもキスマークはありませんでした。問題の美鈴の大事な部分を見るため美鈴をベッドに寝かせて脚を開かせます。
『パパ~そんなに見ないで恥ずかしいから。』
美鈴は電気が光々と付く中で、私に自分の大事な部分を見られることに恥じらいを感じて自分の顔を手で覆ってそう言っていましたが、そこはキラっと光る程濡れていて、私の指をも抵抗も無くすんなりと飲み込んでしまうほどです。匂いを嗅いで見ましたが、精液の匂いは無くゴム臭も無い美鈴の厭らしい雌の匂いだけでした。
「しなかったのか?」
『ピンポーン!』
美鈴ははしゃいだ子供のように答えます。
「じゃぁどうしてショーツが無いの?」
『カラオケで勝負したの。』
「勝負?」
『うん。カラオケの得点で競ったのね。そして私が負けたの。』
「負けてショーツあげたの?」
『うん。私が勝てばラーメンとタクシー代で、彼が勝つと私のショーツだったの。』
「はぁ~なんだそれ??」
『それで盛り上がってカラオケ行ったのよぉ~ん。』
「それでママが負けてショーツ脱いであげたの?」
『そう!だけどトイレに行って脱いできた。』
美鈴は上機嫌で楽しそうに私に話してくれました。
「そうなんだ。じゃぁエッチなことは無しだったんだ?」
『エッチなことあったじゃない?ショーツあげたんだよ?』
「まぁそうだけど。」
そう話していたときに美鈴のスマホが鳴り美鈴がスマホを開けます。
『うわぁ~ホントに送ってきた。』と、そう言いながらビックリしているようでしす。
「何が送られて来たの?」
『パパ見たい~~?』
「見せて欲しいよ。」
『じゃぁ見せてあげる。』
そうして私は美鈴からスマホを受け取り画面を見てみるとそこには3枚の写メが送られて来ていました。
2014/12/01
『美鈴(みすず)』 2章その7
名C『美鈴(みすず)』 2章その7
その写メールには妻の美鈴の下着をマスク代わりのようにして顔にかぶっているのと大きくなった自分のペニスに巻き付けている。そして美鈴の陰部のあたる部分(クロッチ)に射精をしているのでした。
美鈴はいったいどうしてこんな写メを送ってもらったのか?それと写メを送ってきたということは美鈴がその男にメルアドを教えたってことであって・・・そのことは美鈴自身がとった行動には間違いの無いことでした・・・私が美鈴のスマホをマジマジと見ていると、美鈴は私の手から自分のスマホを奪い、『はぁ~いお終い。こんなのはさっさと削除!』と言いながら写メを削除してしまいます。
「えぇ~削除しちゃったの?」と私が言うと美鈴は、
『だってこんなのいつまでも置いておけないよ。けど・・・こんなことするんだ男の人って?』と少し引き気味にそう言いました。
「普通はするんじゃないかな?」
『そうなんだ。なんか気持ち悪いぃ~。』
「でも、あげたのはママでしょ?」
『そうだけど・・・ついつい酔って悪乗りし過ぎたかな?』と少し焦っても見える美鈴です。
「その男はどんな感じの奴だった?」と私が聞くと美鈴が言うには、良くもなく悪くも無く、普通とのことで、明るいスポーツマンタイプの男とのことでした。
彼はあの店で仕事帰りに友人と二人で飲んでいたそうですが、もう一人の男性に電話があり、急用で帰ってから、隣で一人で飲んでいた美鈴に声を掛けてきたそうです。最初はぎこちなく話していた彼も急に酒を飲むペースが速くなり酔いも回ってくると美鈴に話す機会を与えないほどに一人でしゃべり続けるような状態で、いつの間にか〔カラオケに付き合って欲しい。〕と頼まれ、美鈴自身も久しぶりにカラオケに行きたかったので一緒にいったようです。
得点が出るカラオケで最初は1曲、1曲で競いあっていたそうなのですが、最終的には美鈴も酔っ払って履いている下着を賭けたようなのですが、トイレで脱いで来ても脱いだ後は、その男に手渡しもしているでしょう。私にすればその後美鈴はノーパンだったのは間違いの無いことですから、尚更興奮しました。
「なぜママのショーツになった訳?」
『う~ん?ショーツが好きなんだって(笑)』
「好きって言われても普通は生脱ぎしてあげないだろ?」
『そうなんだけど少し可愛そうになっちゃったのね。』
「彼が?」
『うん。だって恥ずかしそうに自分は生身の女性よりショーツに興奮しますって言うんだもん。』
「はぁ~??なんだそれ??ただの変態じゃないかよぉ~」
『え~パパだって十分に変態じゃない(笑)』
その夜はそんな話をして寝たと思います。
2014/12/13
その写メールには妻の美鈴の下着をマスク代わりのようにして顔にかぶっているのと大きくなった自分のペニスに巻き付けている。そして美鈴の陰部のあたる部分(クロッチ)に射精をしているのでした。
美鈴はいったいどうしてこんな写メを送ってもらったのか?それと写メを送ってきたということは美鈴がその男にメルアドを教えたってことであって・・・そのことは美鈴自身がとった行動には間違いの無いことでした・・・私が美鈴のスマホをマジマジと見ていると、美鈴は私の手から自分のスマホを奪い、『はぁ~いお終い。こんなのはさっさと削除!』と言いながら写メを削除してしまいます。
「えぇ~削除しちゃったの?」と私が言うと美鈴は、
『だってこんなのいつまでも置いておけないよ。けど・・・こんなことするんだ男の人って?』と少し引き気味にそう言いました。
「普通はするんじゃないかな?」
『そうなんだ。なんか気持ち悪いぃ~。』
「でも、あげたのはママでしょ?」
『そうだけど・・・ついつい酔って悪乗りし過ぎたかな?』と少し焦っても見える美鈴です。
「その男はどんな感じの奴だった?」と私が聞くと美鈴が言うには、良くもなく悪くも無く、普通とのことで、明るいスポーツマンタイプの男とのことでした。
彼はあの店で仕事帰りに友人と二人で飲んでいたそうですが、もう一人の男性に電話があり、急用で帰ってから、隣で一人で飲んでいた美鈴に声を掛けてきたそうです。最初はぎこちなく話していた彼も急に酒を飲むペースが速くなり酔いも回ってくると美鈴に話す機会を与えないほどに一人でしゃべり続けるような状態で、いつの間にか〔カラオケに付き合って欲しい。〕と頼まれ、美鈴自身も久しぶりにカラオケに行きたかったので一緒にいったようです。
得点が出るカラオケで最初は1曲、1曲で競いあっていたそうなのですが、最終的には美鈴も酔っ払って履いている下着を賭けたようなのですが、トイレで脱いで来ても脱いだ後は、その男に手渡しもしているでしょう。私にすればその後美鈴はノーパンだったのは間違いの無いことですから、尚更興奮しました。
「なぜママのショーツになった訳?」
『う~ん?ショーツが好きなんだって(笑)』
「好きって言われても普通は生脱ぎしてあげないだろ?」
『そうなんだけど少し可愛そうになっちゃったのね。』
「彼が?」
『うん。だって恥ずかしそうに自分は生身の女性よりショーツに興奮しますって言うんだもん。』
「はぁ~??なんだそれ??ただの変態じゃないかよぉ~」
『え~パパだって十分に変態じゃない(笑)』
その夜はそんな話をして寝たと思います。
2014/12/13
『美鈴(みすず)』 2章その8
名C『美鈴(みすず)』 2章その8
しばらくして、妻の美鈴に『(彼から)メールが頻繁に来るようになった。』と告げられました。そのメールは口説くとかの内容ではなく、変態チックなものでもなく、笑えるような内容でさらっと≪下着を見せて欲しい。≫と書き加えるような内容でした。
「そんなに見たいと言うなら送ってやれば?」と美鈴に言うと『えぇ~自分でそんな写真撮るの?』と私の予想していた美鈴の反応は絶対嫌だと言うと思っていたのですが、送ることには嫌ではないのだと思いました。
「俺が撮ってやろうか?それとも鏡に自分を映して撮れば?」と私が言うと美鈴は、『そっか!鏡に映して撮ればいいんだ。』とすでに撮る気満々のようでした。「送るのはいいけど顔は映らないようにしないとネットに出されても困るからね。あ!それと、もし送るならそのときに俺にも一緒にその写メ送ってくれ。」と美鈴に言いました。
次の日の昼休みに私のスマホに美鈴からメールがあり、それを見てみると茶色の上下の下着を身に付けた首から下の美鈴の下着姿の画像が添付されていました。私の知っている美鈴がこんな写真を自分で撮るなんて今までは考えることはできませんでしたが、私に《公認》され好きなようにその男性とメールでき、まるで独身の女性のような気分の美鈴であれば送ることも出来たのでしょう。
そんな美鈴に帰って尋ねました。
「ママもあんな写真よく送ったね?」
『結構綺麗に撮れていたでしょ?』と笑っている。
「まぁ~綺麗には撮れていたけど・・・送って彼の反応はどうだった?」
『凄く喜んでた。仕事は、営業しているみたいなんだけど車の中で撮った彼のエッチな写メを送って来たのよ。』
「エッチな写メって?見せてくれよ。」
『あぁ~もう消しちゃったよ。だってそんなの残しておいて誰かに、もし見られると困るからね。』
「そうなんだ。ママはそれ見てどうだったの?」
『う~ん。正直に言うとなんだか嬉しかったかな。』
「嬉しかった?」
『うん。こんなおばさんの写真で興奮してくれるんだから。』
「え~?彼は下着だけ見て興奮してるんじゃないの?」
『そうなのかな・・・?』
美鈴は少ししょんぼりした顔で
「やっぱりそうなのかなあ・・・」と。
しかし美鈴は今までは母親として、そして私の妻として少し自分の女性としての自身みたいなのを失いかけていたのでしょう。それが私以外の男性を意識するようになり、一人の女性としての自身が彼女を少しずつ綺麗にしてきたのかも知れません。
そして私は、美鈴に以前のように気持ちまで感情移入しないことをしっかりと話し、美鈴自身から私の性癖を彼に話し、どこかで3人で逢うことはできないかと話してみる。最初、美鈴は少し困った表情をしていましたが、『わかったわ。その方がパパと私にとってはいいのね。』とOKをしてくれました。
2015/01/10
しばらくして、妻の美鈴に『(彼から)メールが頻繁に来るようになった。』と告げられました。そのメールは口説くとかの内容ではなく、変態チックなものでもなく、笑えるような内容でさらっと≪下着を見せて欲しい。≫と書き加えるような内容でした。
「そんなに見たいと言うなら送ってやれば?」と美鈴に言うと『えぇ~自分でそんな写真撮るの?』と私の予想していた美鈴の反応は絶対嫌だと言うと思っていたのですが、送ることには嫌ではないのだと思いました。
「俺が撮ってやろうか?それとも鏡に自分を映して撮れば?」と私が言うと美鈴は、『そっか!鏡に映して撮ればいいんだ。』とすでに撮る気満々のようでした。「送るのはいいけど顔は映らないようにしないとネットに出されても困るからね。あ!それと、もし送るならそのときに俺にも一緒にその写メ送ってくれ。」と美鈴に言いました。
次の日の昼休みに私のスマホに美鈴からメールがあり、それを見てみると茶色の上下の下着を身に付けた首から下の美鈴の下着姿の画像が添付されていました。私の知っている美鈴がこんな写真を自分で撮るなんて今までは考えることはできませんでしたが、私に《公認》され好きなようにその男性とメールでき、まるで独身の女性のような気分の美鈴であれば送ることも出来たのでしょう。
そんな美鈴に帰って尋ねました。
「ママもあんな写真よく送ったね?」
『結構綺麗に撮れていたでしょ?』と笑っている。
「まぁ~綺麗には撮れていたけど・・・送って彼の反応はどうだった?」
『凄く喜んでた。仕事は、営業しているみたいなんだけど車の中で撮った彼のエッチな写メを送って来たのよ。』
「エッチな写メって?見せてくれよ。」
『あぁ~もう消しちゃったよ。だってそんなの残しておいて誰かに、もし見られると困るからね。』
「そうなんだ。ママはそれ見てどうだったの?」
『う~ん。正直に言うとなんだか嬉しかったかな。』
「嬉しかった?」
『うん。こんなおばさんの写真で興奮してくれるんだから。』
「え~?彼は下着だけ見て興奮してるんじゃないの?」
『そうなのかな・・・?』
美鈴は少ししょんぼりした顔で
「やっぱりそうなのかなあ・・・」と。
しかし美鈴は今までは母親として、そして私の妻として少し自分の女性としての自身みたいなのを失いかけていたのでしょう。それが私以外の男性を意識するようになり、一人の女性としての自身が彼女を少しずつ綺麗にしてきたのかも知れません。
そして私は、美鈴に以前のように気持ちまで感情移入しないことをしっかりと話し、美鈴自身から私の性癖を彼に話し、どこかで3人で逢うことはできないかと話してみる。最初、美鈴は少し困った表情をしていましたが、『わかったわ。その方がパパと私にとってはいいのね。』とOKをしてくれました。
2015/01/10
名C『美鈴(みすず)』 3章その1
名C『美鈴(みすず)』 3章その1
美鈴は早速彼にメールをしました。数分して彼は驚いたような内容の返事が来ましたが、美鈴は彼に今回の経緯を詳しくメールで返信すると直ぐに彼から、詳しいことは良くわからないが、食事くらいなら私を含めて大丈夫とのメールが来たようです。早速、3人で会うことになりました。
約束した店に美鈴と行くと彼らしき人物は来ていませんでした。しばらくして美鈴のスマホに彼から店に着いたけど何処にいるのかとメールがあり、美鈴は入り口の方へと彼を迎えに行きます。個室の居酒屋でしたので、美鈴と彼とが戸を開けて入ってきたのですが、私は彼があまりに若かったのでびっくりしました。
確かに『可でもなく不可でもない。』と美鈴が言ったようにイケメンではないけれど清潔感溢れた好青年って感じの男性です。美鈴が、『憲弘君です。そして主人です。』と少し照れながら彼と私にお互いを紹介しました。〔始めまして廣岡といいます。〕と彼がしっかりとした口調で私に挨拶してくれました。「こちらこそ始めまして美鈴の主人の椎名です。美鈴が楽しいメールをさせてもらっているようで、ありがとうございます。」と私が言うと彼は顔を赤くして苦笑いをしています。
3人で酒を飲みながらお互いのことなどを話しているときに私が彼に「失礼だが、美鈴から憲弘くんは下着フェチだと聞いたのですが?」と言うと彼はそんなことまで話したの?と言わんばかりで美鈴を見てから私に、〔結構好きですね。〕と照れながらそう言いました。
「美鈴の下着はまだ持っているの?」と尋ねると、
〔え??それまでご存知だったのですか。恥ずかしいな。〕
「私達夫婦は色々ありまして、隠し事をしないで何でも話すようにしているのでね。」
〔そうなんですか?〕
「それで美鈴が憲弘くんにプレゼントした下着はまだ大事にお持ちでしょうか?」
〔はい。お世話になっています。〕
彼は恥ずかしそうに美鈴と私を交互に見ながらそう答えました。美鈴が、『えぇ~まだ持ってるの?汚いから捨てなさぁ~い!』と彼に照れ隠しに笑いながら言います。私は続けて彼に「憲弘くんさへよければ、今日美鈴の生下着姿でも見ていただければと思っているのですが?」すると〔ホントですか?〕って興味津々な様子。「ただし、美鈴がOKしてくれればの話ですがね(笑)」
美鈴が『そんなの無理に決まっているでしょ!』と私を少し睨むように言うと私と彼は声を上げて笑いました。「まぁそれは後々のお楽しみとして、憲弘くんがよければ美鈴と楽しく遊んでやってくださいよ。時々は下着姿の写メくらい送ってくれるでしょうし(笑)」
〔いえいえ。ご主人がおられるのにそんな・・・。〕しばらくそんな内容の話をしていたのですが、美鈴が少し酔ってきたのかトイレに立とうとしたときに少しヨロっとなりその場に座り込んでしまいます。
美鈴はニスカートだったので今まではスカートの前にハンカチを置いて座っていて、その見えなかったスカートの中がよろめいて座り込んだおかげでスカートが競りあがりピンクのショーツが露になりました。
彼はその姿を目を丸くしてマジマジと見ています。「憲弘くんどうですか?美鈴のピンクの下着は?」と私が彼に問いかけると、彼は今までとは別人のように目を輝かせて、〔最高ですよ!〕」と答えました。私は店員の足音がしないのを確認して、少し抵抗する美鈴のミニスカートをたくし上げました。
ベージュのミニスカートを腰までめくり上げ、美鈴が身に着けているピンクのショーツが全て彼に見えるように美鈴の脚を開けて、私は彼に見せました。彼は血走るような目つきで美鈴の閉じようと必死に動く脚と時々見え隠れするピンクの下着で覆われている少し盛り上がったその部分をじっと見つめているのでした。
2015/01/24
美鈴は早速彼にメールをしました。数分して彼は驚いたような内容の返事が来ましたが、美鈴は彼に今回の経緯を詳しくメールで返信すると直ぐに彼から、詳しいことは良くわからないが、食事くらいなら私を含めて大丈夫とのメールが来たようです。早速、3人で会うことになりました。
約束した店に美鈴と行くと彼らしき人物は来ていませんでした。しばらくして美鈴のスマホに彼から店に着いたけど何処にいるのかとメールがあり、美鈴は入り口の方へと彼を迎えに行きます。個室の居酒屋でしたので、美鈴と彼とが戸を開けて入ってきたのですが、私は彼があまりに若かったのでびっくりしました。
確かに『可でもなく不可でもない。』と美鈴が言ったようにイケメンではないけれど清潔感溢れた好青年って感じの男性です。美鈴が、『憲弘君です。そして主人です。』と少し照れながら彼と私にお互いを紹介しました。〔始めまして廣岡といいます。〕と彼がしっかりとした口調で私に挨拶してくれました。「こちらこそ始めまして美鈴の主人の椎名です。美鈴が楽しいメールをさせてもらっているようで、ありがとうございます。」と私が言うと彼は顔を赤くして苦笑いをしています。
3人で酒を飲みながらお互いのことなどを話しているときに私が彼に「失礼だが、美鈴から憲弘くんは下着フェチだと聞いたのですが?」と言うと彼はそんなことまで話したの?と言わんばかりで美鈴を見てから私に、〔結構好きですね。〕と照れながらそう言いました。
「美鈴の下着はまだ持っているの?」と尋ねると、
〔え??それまでご存知だったのですか。恥ずかしいな。〕
「私達夫婦は色々ありまして、隠し事をしないで何でも話すようにしているのでね。」
〔そうなんですか?〕
「それで美鈴が憲弘くんにプレゼントした下着はまだ大事にお持ちでしょうか?」
〔はい。お世話になっています。〕
彼は恥ずかしそうに美鈴と私を交互に見ながらそう答えました。美鈴が、『えぇ~まだ持ってるの?汚いから捨てなさぁ~い!』と彼に照れ隠しに笑いながら言います。私は続けて彼に「憲弘くんさへよければ、今日美鈴の生下着姿でも見ていただければと思っているのですが?」すると〔ホントですか?〕って興味津々な様子。「ただし、美鈴がOKしてくれればの話ですがね(笑)」
美鈴が『そんなの無理に決まっているでしょ!』と私を少し睨むように言うと私と彼は声を上げて笑いました。「まぁそれは後々のお楽しみとして、憲弘くんがよければ美鈴と楽しく遊んでやってくださいよ。時々は下着姿の写メくらい送ってくれるでしょうし(笑)」
〔いえいえ。ご主人がおられるのにそんな・・・。〕しばらくそんな内容の話をしていたのですが、美鈴が少し酔ってきたのかトイレに立とうとしたときに少しヨロっとなりその場に座り込んでしまいます。
美鈴はニスカートだったので今まではスカートの前にハンカチを置いて座っていて、その見えなかったスカートの中がよろめいて座り込んだおかげでスカートが競りあがりピンクのショーツが露になりました。
彼はその姿を目を丸くしてマジマジと見ています。「憲弘くんどうですか?美鈴のピンクの下着は?」と私が彼に問いかけると、彼は今までとは別人のように目を輝かせて、〔最高ですよ!〕」と答えました。私は店員の足音がしないのを確認して、少し抵抗する美鈴のミニスカートをたくし上げました。
ベージュのミニスカートを腰までめくり上げ、美鈴が身に着けているピンクのショーツが全て彼に見えるように美鈴の脚を開けて、私は彼に見せました。彼は血走るような目つきで美鈴の閉じようと必死に動く脚と時々見え隠れするピンクの下着で覆われている少し盛り上がったその部分をじっと見つめているのでした。
2015/01/24
名C『美鈴(みすず)』 3章その2 40
名C『美鈴(みすず)』 3章その2 40
『やめて・・・。』美鈴の声は弱々しく聞こえましたが、それは妻が少し感じ始めた証拠のようにも聞こえます。少し恥ずかしそうに私を見ながら言った美鈴はどことなく私以外の男性に見られる事に感じているのかも知れません。いくら自分の下着をプレゼントした男性であっても今、目の前でマジマジと見られることは美鈴には予想以上の恥じらいによる興奮が増していたのでしょう。
先ほどまで私が脚を開かせようとすると抵抗をしていた美鈴でしたが、脚を拡げたまま閉じようとはしなくなりました。
「憲弘くんどうですか?美鈴の生ショーツは?」
〔え・・・興奮します。〕
彼の言葉を美鈴は聞いて覚悟を決めたのか、時折彼の目をチラチラと見ていました。
「憲弘くん。ここではなんだから、場所を替えませんか?」私の誘いに彼は美鈴を見なが
ら言いました。〔いいのですか?本当に・・・。〕私は美鈴に「憲弘くんが訊いているよ?」と問いかけます。『私に決めろといわれても・・・。』と美鈴。「嫌とは言わなかったので場所を替えましょう。」私は直ぐに行動に移しました。
3人でタクシーに乗り、繁華街から少し離れたラブホテル街がある近くまで行きました。タクシーから降りて、3人で少し歩き、最初にあったラブホテルへと入り「3人で使用可能か?」と訊くと「別料金は発生するがOK。」との事でしたので、一番広い部屋を選び入りました。タクシーに乗ってから部屋に入るまでの間、美鈴も彼も一言もしゃべることはありませんでした。
屋に入り、どことなく緊張する私を含めた3人は何を話せばいいのか解らない状態で私はベッドに寝転び美鈴はソファに座り、彼は部屋に置いてあったマッサージチェアーに座っています。初めに沈黙を破ったのは美鈴でした。
『二人共黙っていないで何か話してよ・・・。』って弱々しい声で美鈴がそう言うと彼は〔すみません。〕と一言美鈴を見ながらそう言って軽く頭を下げました。『悪いのはパパだよ!』と頭を下げる彼を見て美鈴は私の方を睨んで言います。「え??俺?」私のその言葉で美鈴と彼は吹きだしました。テレビを付けて3人でビールを飲みながら少し雰囲気が和んで来たところで冗談半分に彼に言います。
「憲弘くん。もし今美鈴が憲弘くんの前で下着を脱いで憲弘くんに手渡せば、いつも前に美鈴にもらったのでしているように美鈴の目の前でしてくれる?」すると彼は少し驚いたようでしたが覚悟を決めたのか、〔いいですよ。〕と笑顔でそう言いました。
「ママ。見たくない?憲弘くんがどんなことをしているのか。」
『ええ~?そんなの見られないよ・・・。』
「想像はしていたんだろ?憲弘くんがどんな風にしているのか。」
『・・・してないよ。』
「憲弘くん。見せてやってもらえますか?もし見せてやってもらえるなら美鈴はきっと憲弘くんの前で自分から下着を脱いで手渡しますよ。」
私がそう言うと彼は
〔ホントですか?ぜひ見てみたいです。〕
「ママ?見たいんだって憲弘くんは。ママも見たいんだろ?」
『見たくないって・・・。』
美鈴は恥ずかしそうにそう言って黙ってしまいます。そんな美鈴を私は手を引きベッドの上にと連れて行き、先ほどのように嫌がる美鈴の脚を開かせました。
2015/02/25
『やめて・・・。』美鈴の声は弱々しく聞こえましたが、それは妻が少し感じ始めた証拠のようにも聞こえます。少し恥ずかしそうに私を見ながら言った美鈴はどことなく私以外の男性に見られる事に感じているのかも知れません。いくら自分の下着をプレゼントした男性であっても今、目の前でマジマジと見られることは美鈴には予想以上の恥じらいによる興奮が増していたのでしょう。
先ほどまで私が脚を開かせようとすると抵抗をしていた美鈴でしたが、脚を拡げたまま閉じようとはしなくなりました。
「憲弘くんどうですか?美鈴の生ショーツは?」
〔え・・・興奮します。〕
彼の言葉を美鈴は聞いて覚悟を決めたのか、時折彼の目をチラチラと見ていました。
「憲弘くん。ここではなんだから、場所を替えませんか?」私の誘いに彼は美鈴を見なが
ら言いました。〔いいのですか?本当に・・・。〕私は美鈴に「憲弘くんが訊いているよ?」と問いかけます。『私に決めろといわれても・・・。』と美鈴。「嫌とは言わなかったので場所を替えましょう。」私は直ぐに行動に移しました。
3人でタクシーに乗り、繁華街から少し離れたラブホテル街がある近くまで行きました。タクシーから降りて、3人で少し歩き、最初にあったラブホテルへと入り「3人で使用可能か?」と訊くと「別料金は発生するがOK。」との事でしたので、一番広い部屋を選び入りました。タクシーに乗ってから部屋に入るまでの間、美鈴も彼も一言もしゃべることはありませんでした。
屋に入り、どことなく緊張する私を含めた3人は何を話せばいいのか解らない状態で私はベッドに寝転び美鈴はソファに座り、彼は部屋に置いてあったマッサージチェアーに座っています。初めに沈黙を破ったのは美鈴でした。
『二人共黙っていないで何か話してよ・・・。』って弱々しい声で美鈴がそう言うと彼は〔すみません。〕と一言美鈴を見ながらそう言って軽く頭を下げました。『悪いのはパパだよ!』と頭を下げる彼を見て美鈴は私の方を睨んで言います。「え??俺?」私のその言葉で美鈴と彼は吹きだしました。テレビを付けて3人でビールを飲みながら少し雰囲気が和んで来たところで冗談半分に彼に言います。
「憲弘くん。もし今美鈴が憲弘くんの前で下着を脱いで憲弘くんに手渡せば、いつも前に美鈴にもらったのでしているように美鈴の目の前でしてくれる?」すると彼は少し驚いたようでしたが覚悟を決めたのか、〔いいですよ。〕と笑顔でそう言いました。
「ママ。見たくない?憲弘くんがどんなことをしているのか。」
『ええ~?そんなの見られないよ・・・。』
「想像はしていたんだろ?憲弘くんがどんな風にしているのか。」
『・・・してないよ。』
「憲弘くん。見せてやってもらえますか?もし見せてやってもらえるなら美鈴はきっと憲弘くんの前で自分から下着を脱いで手渡しますよ。」
私がそう言うと彼は
〔ホントですか?ぜひ見てみたいです。〕
「ママ?見たいんだって憲弘くんは。ママも見たいんだろ?」
『見たくないって・・・。』
美鈴は恥ずかしそうにそう言って黙ってしまいます。そんな美鈴を私は手を引きベッドの上にと連れて行き、先ほどのように嫌がる美鈴の脚を開かせました。
2015/02/25