長Y〖彼女の恋〗パート1
長Y〖彼女の恋〗パート1
(原題:元カノ 投稿者:らいと 投稿日:2012/07/13)
僕(柴崎孝信:しばさき・たかのぶ)と新島七海(にいじま・ななみ)は2年の付き合いでした。大学4年生の夏に、内定をもらい長かった就活を終えた僕は、友人とビヤホールへ行った時に出逢い、一目ぼれになり、勇気をふるって携帯番号の交換に成功をする。七海とはその後、LINEを通じて、互いの行動などを報告し合った。初めてのデートで、僕から告白。七海が『待っていましたよ(笑)。』って最高の笑顔でOKしてくれました。
付き合ってみると、二つ下の彼女は社会人になった僕よりいろんなことを知っていて、僕が知らないことを見つけると『孝信さん。また一つ、勉強になりましたねぇ(笑)。』って笑って言いました。 七海は決して美人じゃないが笑顔の可愛い娘です。背丈は155㎝と小柄だが、童顔に反して、胸は形の良いCカップで(プールで確認)、お尻も大きいのです。いつも楽しそうで、大きな目が笑顔になるとさらに可愛くなる…その笑顔にいつも癒やされ、僕は大好きでした。
ただ、僕は独占欲が強くて、そのうえとても嫉妬深くバカでした。彼女の周りには人が多くて、彼女が飲み会に行くと聞いては嫉妬し、いらない想像をし、彼女を責めてしまいます。結局、彼女を信じてあげることができなくなってしまい、僕から別れを切り出しました。彼女は泣いて『別れたくない。』と言ってくれましたが……。あれから2年がたち、偶然二人は再会したのです。
僕はその日、仕事の帰りに後輩の高岡俊一と飲みに行き、会社の最寄り駅近くの居酒屋に入りました。金曜日ということもあり人が多かったのですが、運よく席が空いていて座ることができました。〔やっぱり金曜日は混んでいますねぇ。〕しかめっ面の俊一に「しかたないよ(笑)。」と苦笑いの僕。
しばらく仕事の愚痴や俊一の彼女とのケンカの話しなどを聞いて、少し酔いが回ったころ「ちょっと、ごめん。」と言ってトイレに立ちました。小さなお店のため男女兼用のトイレに行くと使用中とのことで扉の前で待っていました。ガチャンと扉が開いて女性が『お待たせしましたぁ。』と明るい声で出てきました。《あれ、この声…》会釈をして通り過ぎるときチラッと見ると…七海に良く似ていました。
慌てて僕はトイレに入り、用を足して出ました。《七海だったのかな?》それとなく辺りを見渡しながら俊一の待つ席へとあるきだしました。すると、こちらを見ながら小さく手をあげている女性と目があったのです。《やはり七海だ…。》七海は少し笑うと目線をそらし、隣に座っている女性と話しはじめた。僕は久しぶりに見た七海になぜか初恋の人に会ったような気持ちになり、ドキドキした心臓を抱えて俊一の待つ席に帰ったのです。
その後は何を話したかあまり思い出せないぐらい彼女が気になってしまい、チラチラ見ていると俊一が、〔あの娘(こ)達が気になるんすか?〕とニヤニヤしながら聞いてきました。僕は「いやいや、ただ知り合いに似ているだけだよ(笑)。」と誤魔化したのですが、〔あっちの娘可愛いですよね(笑)。〕と七海の隣の娘を指します。僕は、「そうかなぁ?」となぜか内心イラっとしながら応えていました。
その後、飲み続けていると俊一がなかなかの酔っ払いへと変身します(笑)。大きな声で笑いながら〔先輩、トイレ行って来ますわぁ。〕と席をたちました。僕はチャンスとばかり七海の方に目をやると、七海の隣の娘も席を空けていて、七海がこっちを見ていたのです…。
目が合った七海は声を出さず、口の動きだけで『元気?』と訊いてきました。僕は小さく笑って、大きく頷きました。そんな僕を見て、クスッと笑う七海の笑顔はあの頃からなんにもかわらず可愛くて、僕の心臓はギュッとなりました。お互い目が合うと少し照れてしまい、手の中のグラスやトイレに行った俊一の方に目をやり、なんだかドキドキと落ち着かない時間が過ぎていった。
2015/09/22
(原題:元カノ 投稿者:らいと 投稿日:2012/07/13)
僕(柴崎孝信:しばさき・たかのぶ)と新島七海(にいじま・ななみ)は2年の付き合いでした。大学4年生の夏に、内定をもらい長かった就活を終えた僕は、友人とビヤホールへ行った時に出逢い、一目ぼれになり、勇気をふるって携帯番号の交換に成功をする。七海とはその後、LINEを通じて、互いの行動などを報告し合った。初めてのデートで、僕から告白。七海が『待っていましたよ(笑)。』って最高の笑顔でOKしてくれました。
付き合ってみると、二つ下の彼女は社会人になった僕よりいろんなことを知っていて、僕が知らないことを見つけると『孝信さん。また一つ、勉強になりましたねぇ(笑)。』って笑って言いました。 七海は決して美人じゃないが笑顔の可愛い娘です。背丈は155㎝と小柄だが、童顔に反して、胸は形の良いCカップで(プールで確認)、お尻も大きいのです。いつも楽しそうで、大きな目が笑顔になるとさらに可愛くなる…その笑顔にいつも癒やされ、僕は大好きでした。
ただ、僕は独占欲が強くて、そのうえとても嫉妬深くバカでした。彼女の周りには人が多くて、彼女が飲み会に行くと聞いては嫉妬し、いらない想像をし、彼女を責めてしまいます。結局、彼女を信じてあげることができなくなってしまい、僕から別れを切り出しました。彼女は泣いて『別れたくない。』と言ってくれましたが……。あれから2年がたち、偶然二人は再会したのです。
僕はその日、仕事の帰りに後輩の高岡俊一と飲みに行き、会社の最寄り駅近くの居酒屋に入りました。金曜日ということもあり人が多かったのですが、運よく席が空いていて座ることができました。〔やっぱり金曜日は混んでいますねぇ。〕しかめっ面の俊一に「しかたないよ(笑)。」と苦笑いの僕。
しばらく仕事の愚痴や俊一の彼女とのケンカの話しなどを聞いて、少し酔いが回ったころ「ちょっと、ごめん。」と言ってトイレに立ちました。小さなお店のため男女兼用のトイレに行くと使用中とのことで扉の前で待っていました。ガチャンと扉が開いて女性が『お待たせしましたぁ。』と明るい声で出てきました。《あれ、この声…》会釈をして通り過ぎるときチラッと見ると…七海に良く似ていました。
慌てて僕はトイレに入り、用を足して出ました。《七海だったのかな?》それとなく辺りを見渡しながら俊一の待つ席へとあるきだしました。すると、こちらを見ながら小さく手をあげている女性と目があったのです。《やはり七海だ…。》七海は少し笑うと目線をそらし、隣に座っている女性と話しはじめた。僕は久しぶりに見た七海になぜか初恋の人に会ったような気持ちになり、ドキドキした心臓を抱えて俊一の待つ席に帰ったのです。
その後は何を話したかあまり思い出せないぐらい彼女が気になってしまい、チラチラ見ていると俊一が、〔あの娘(こ)達が気になるんすか?〕とニヤニヤしながら聞いてきました。僕は「いやいや、ただ知り合いに似ているだけだよ(笑)。」と誤魔化したのですが、〔あっちの娘可愛いですよね(笑)。〕と七海の隣の娘を指します。僕は、「そうかなぁ?」となぜか内心イラっとしながら応えていました。
その後、飲み続けていると俊一がなかなかの酔っ払いへと変身します(笑)。大きな声で笑いながら〔先輩、トイレ行って来ますわぁ。〕と席をたちました。僕はチャンスとばかり七海の方に目をやると、七海の隣の娘も席を空けていて、七海がこっちを見ていたのです…。
目が合った七海は声を出さず、口の動きだけで『元気?』と訊いてきました。僕は小さく笑って、大きく頷きました。そんな僕を見て、クスッと笑う七海の笑顔はあの頃からなんにもかわらず可愛くて、僕の心臓はギュッとなりました。お互い目が合うと少し照れてしまい、手の中のグラスやトイレに行った俊一の方に目をやり、なんだかドキドキと落ち着かない時間が過ぎていった。
2015/09/22
長Y〖彼女の恋〗パート2
長Y〖彼女の恋〗パート2
ガヤガヤウルサかった店内も気になりません。なかなか帰って来ないなぁっと後輩の高岡俊一を気にしていると、トイレのすぐ脇のスペースで誰かと楽しそうに話している俊一を見つけました。(あいつ、何やってんだよぉ…?)新島七海(にいじま・ななみ)が気になって仕方ない僕(柴崎孝信:しばさき・たかのぶ)は俊一が早く帰って来てくれるのを待っていたんです。(誰と話しているのだろ?)と気になって見てみると、七海の連れの女の子でした。
〔先輩、彼女たちと一緒に飲みましょうよぉ(笑)。〕と酔っ払った俊一は満面の笑みで七海の連れの女の子と一緒に帰って来ます。「おぃおぃ、大丈夫かぁ…。すみません後輩がご迷惑を…(汗)。」って謝る僕(柴崎孝信:しばさき・たかのぶ)に彼女は〚全然大丈夫ですよぉ(笑)。この後輩さんはおもしろい人ですねぇ(笑)。もし、よかったらご一緒しませんか?〛と彼女の方からも言って来たのです。
僕達はこの成り行きで、4人で飲むことになった。僕と俊一はビール片手に席を移動し、七海達の席へ行きました。七海とその友達の佐倉朋美(さくら・ともみ)ちゃんは〚いらっしゃ~い(笑)。〛と迎えてくれ、4人で乾杯をし、まるで昔からの友人のように楽しく飲んだのです。
その日、僕らは意気投合し、帰る時になっても、ノリノリの俊一の提案だったが、朋美が〚また一緒に飲みましょう。〛ってことになった。その時、テーブルの下で七海が僕の手をちょんっとつついてきたので、七海の方を見るとあの優しい笑顔が僕をまっすぐに見ていたのです。
終電の時間がせまり、4人がそれぞれ電話番号交換をしてお開きになりました。駅まで4人で歩きます。俊一と朋美ちゃんが大きな声で話している。対照的に僕と七海は静かに話します(笑)。
「元気そうだね。」
『孝信くんも。』
「七海があんなに飲めるようになってるとはねぇ(笑)。」
『あたし、もう大人の女ですからぁ(笑)。』
「僕から見たら、まだまだ可愛い女の子だけどなぁ(笑)。」
『それはそれはありがとうごいますぅ(笑)。』
二人は、こんな会話で笑い合います。
「また会いたいな。」
『あたしもかも(笑)。』
七海が目を細めてその日一番の笑顔を見せました。前を歩く俊一たちを気にしながら、僕と七海はどちらともなく手をつなぎ、駅まで歩きました。あの頃に戻ったように感じ、幸せな気持ちのまま僕は家路についたのです。
2015/09/27
ガヤガヤウルサかった店内も気になりません。なかなか帰って来ないなぁっと後輩の高岡俊一を気にしていると、トイレのすぐ脇のスペースで誰かと楽しそうに話している俊一を見つけました。(あいつ、何やってんだよぉ…?)新島七海(にいじま・ななみ)が気になって仕方ない僕(柴崎孝信:しばさき・たかのぶ)は俊一が早く帰って来てくれるのを待っていたんです。(誰と話しているのだろ?)と気になって見てみると、七海の連れの女の子でした。
〔先輩、彼女たちと一緒に飲みましょうよぉ(笑)。〕と酔っ払った俊一は満面の笑みで七海の連れの女の子と一緒に帰って来ます。「おぃおぃ、大丈夫かぁ…。すみません後輩がご迷惑を…(汗)。」って謝る僕(柴崎孝信:しばさき・たかのぶ)に彼女は〚全然大丈夫ですよぉ(笑)。この後輩さんはおもしろい人ですねぇ(笑)。もし、よかったらご一緒しませんか?〛と彼女の方からも言って来たのです。
僕達はこの成り行きで、4人で飲むことになった。僕と俊一はビール片手に席を移動し、七海達の席へ行きました。七海とその友達の佐倉朋美(さくら・ともみ)ちゃんは〚いらっしゃ~い(笑)。〛と迎えてくれ、4人で乾杯をし、まるで昔からの友人のように楽しく飲んだのです。
その日、僕らは意気投合し、帰る時になっても、ノリノリの俊一の提案だったが、朋美が〚また一緒に飲みましょう。〛ってことになった。その時、テーブルの下で七海が僕の手をちょんっとつついてきたので、七海の方を見るとあの優しい笑顔が僕をまっすぐに見ていたのです。
終電の時間がせまり、4人がそれぞれ電話番号交換をしてお開きになりました。駅まで4人で歩きます。俊一と朋美ちゃんが大きな声で話している。対照的に僕と七海は静かに話します(笑)。
「元気そうだね。」
『孝信くんも。』
「七海があんなに飲めるようになってるとはねぇ(笑)。」
『あたし、もう大人の女ですからぁ(笑)。』
「僕から見たら、まだまだ可愛い女の子だけどなぁ(笑)。」
『それはそれはありがとうごいますぅ(笑)。』
二人は、こんな会話で笑い合います。
「また会いたいな。」
『あたしもかも(笑)。』
七海が目を細めてその日一番の笑顔を見せました。前を歩く俊一たちを気にしながら、僕と七海はどちらともなく手をつなぎ、駅まで歩きました。あの頃に戻ったように感じ、幸せな気持ちのまま僕は家路についたのです。
2015/09/27
長Y〖彼女の恋〗パート3
長Y〖彼女の恋〗パート3
月曜日に出社すると後輩の高岡俊一が僕(柴崎孝信:たかのぶ)のところに来て、〔おはようございます(笑)この前の飲みは楽しかったですねぇ(笑)。あれからずっと(佐倉)朋美ちゃんとメールしてるんですよぉ(笑)。彼女めっちゃ可愛いっすわ(笑)。〕っと、ニヤニヤしながら軽い自慢話しをしてきました。
「俊一、お前彼女いるだろ。大丈夫なんかよ?」
〔大丈夫っすよ。最近彼女とうまくいってないですし(笑)ああ、人生に張りができたぁ(笑)。〕と能天気に言っています。
〔そういえば、先輩はどうなんですか?この前、七海ちゃんと手をつないでいたでしょ?(笑)。〕
「お、お前見ていたのか…?」
〔バッチリっ(笑)。朋美ちゃんも言っていましたけど、七海ちゃんはウチらがお店入ってすぐ先輩のこと、かなり気にしていたみたいですよ(笑)。『知り合いに似てるって。』…あれっそういえば、先輩も同じようなこと言っていましたよね?〕
七海は僕より先に気づいていたのだ。七海の笑顔を思い出し、たまらなく会いたくなる。
すると、“ヴヴヴ”って携帯のバイブ音がした。(まさか?)って思った時に、〔朋美ちゃんからですわ(笑)。〕それは俊一の携帯でした。(なんだよ…。)がっかりついでに自分の携帯
を見ると光っている。見るとメールがきていました。それは新島七海(にいじま・ななみ)からです。
≪おはよう(^O^)/(笑)もうお仕事始まっちゃってるかな?孝信くんは月曜日に弱いから大丈夫かなってメールしちゃいました(b^-゜)……金曜日、逢えて嬉しかった。お仕事頑張って下さいな♪(*^ ・^)ノ⌒☆≫
(やられました(笑)。)僕はすぐに返事を返し、めちゃくちゃ幸せな気持ちで仕事に入りました。
それからは、たまに七海からガンバレメールが来たり、バイト上がりに電話が来たりと、
たまに来る連絡にウキウキと思春期の少年のように浮き足立つ僕がいました。最初の飲み会から2週間後、俊一が来て、〔明日の夜は先輩空いてますか?朋美がまた飲まないかって言うんですよ。もちろん、七海ちゃんも一緒にって(笑)。〕それでも僕は(本心を隠し)勿体ぶり、「明日の夜は予定が・・・。」と言うと、〔先輩、行きましょうよ。〕って、「仕方ないなぁ。お前の頼みだから・・。」心の中で(また七海に会える。)とガッツをする。
そして、あの夜になったのです。僕はいつもより早く仕事を終わらせ、俊一と一緒に会社を出ます。前回と同じ呑み屋でした。店に入ると、すぐに目をキョロキョロ(笑)。七海を見つけた時の心臓の音は、そこにいるお客さん全員に聞こえているのじゃないかというほど大きくうるさかったのです(笑)。
〚こっち、こっちぃ(笑)。〛」
朋美ちゃんが僕たちをみつけ、大きな身振りで呼びます。
〔おぅ、ワルい、ワルい(笑)つぅか、朋美たち早くね(笑)!〕
〚俊一たちが遅いんだよぉ(笑)!〛
僕は七海と目が合う、「よっ!」『よっ(笑)』クスリっと笑う七海の笑顔で、優しい空気があふれます。七海は白のジーンズに紺に白の水玉のキャミソールで、スタイル(胸はDカップ)のよくわかるファッションでした。ガヤガヤした店内で七海は輝いていました。
2015/10/03
月曜日に出社すると後輩の高岡俊一が僕(柴崎孝信:たかのぶ)のところに来て、〔おはようございます(笑)この前の飲みは楽しかったですねぇ(笑)。あれからずっと(佐倉)朋美ちゃんとメールしてるんですよぉ(笑)。彼女めっちゃ可愛いっすわ(笑)。〕っと、ニヤニヤしながら軽い自慢話しをしてきました。
「俊一、お前彼女いるだろ。大丈夫なんかよ?」
〔大丈夫っすよ。最近彼女とうまくいってないですし(笑)ああ、人生に張りができたぁ(笑)。〕と能天気に言っています。
〔そういえば、先輩はどうなんですか?この前、七海ちゃんと手をつないでいたでしょ?(笑)。〕
「お、お前見ていたのか…?」
〔バッチリっ(笑)。朋美ちゃんも言っていましたけど、七海ちゃんはウチらがお店入ってすぐ先輩のこと、かなり気にしていたみたいですよ(笑)。『知り合いに似てるって。』…あれっそういえば、先輩も同じようなこと言っていましたよね?〕
七海は僕より先に気づいていたのだ。七海の笑顔を思い出し、たまらなく会いたくなる。
すると、“ヴヴヴ”って携帯のバイブ音がした。(まさか?)って思った時に、〔朋美ちゃんからですわ(笑)。〕それは俊一の携帯でした。(なんだよ…。)がっかりついでに自分の携帯
を見ると光っている。見るとメールがきていました。それは新島七海(にいじま・ななみ)からです。
≪おはよう(^O^)/(笑)もうお仕事始まっちゃってるかな?孝信くんは月曜日に弱いから大丈夫かなってメールしちゃいました(b^-゜)……金曜日、逢えて嬉しかった。お仕事頑張って下さいな♪(*^ ・^)ノ⌒☆≫
(やられました(笑)。)僕はすぐに返事を返し、めちゃくちゃ幸せな気持ちで仕事に入りました。
それからは、たまに七海からガンバレメールが来たり、バイト上がりに電話が来たりと、
たまに来る連絡にウキウキと思春期の少年のように浮き足立つ僕がいました。最初の飲み会から2週間後、俊一が来て、〔明日の夜は先輩空いてますか?朋美がまた飲まないかって言うんですよ。もちろん、七海ちゃんも一緒にって(笑)。〕それでも僕は(本心を隠し)勿体ぶり、「明日の夜は予定が・・・。」と言うと、〔先輩、行きましょうよ。〕って、「仕方ないなぁ。お前の頼みだから・・。」心の中で(また七海に会える。)とガッツをする。
そして、あの夜になったのです。僕はいつもより早く仕事を終わらせ、俊一と一緒に会社を出ます。前回と同じ呑み屋でした。店に入ると、すぐに目をキョロキョロ(笑)。七海を見つけた時の心臓の音は、そこにいるお客さん全員に聞こえているのじゃないかというほど大きくうるさかったのです(笑)。
〚こっち、こっちぃ(笑)。〛」
朋美ちゃんが僕たちをみつけ、大きな身振りで呼びます。
〔おぅ、ワルい、ワルい(笑)つぅか、朋美たち早くね(笑)!〕
〚俊一たちが遅いんだよぉ(笑)!〛
僕は七海と目が合う、「よっ!」『よっ(笑)』クスリっと笑う七海の笑顔で、優しい空気があふれます。七海は白のジーンズに紺に白の水玉のキャミソールで、スタイル(胸はDカップ)のよくわかるファッションでした。ガヤガヤした店内で七海は輝いていました。
2015/10/03
長Y〖彼女の恋〗パート4
長Y〖彼女の恋〗パート4
4人で飲んでいると、しだいに酔ってきたのですがある事に僕(柴崎孝信:たかのぶ)も新島七海(にいじま・ななみ)も気づきました。後輩の高岡俊一と佐倉朋美(ともみ)ちゃんが異常にべったりなんです。
『・・ふたりってなんか・・そうなの?』
俊一に彼女がいることを知っている僕は言葉を濁しながら答えました。
「まぁ、そんな感じかな。」
ふたりは一度見つめあってから、
『おめでとう。』、「おめでとう。」
と乾杯してふたりのことを肴にお酒をのみました。
あまりに楽しく、明日は休みということも手伝い僕は飲みすぎてしまい、帰るのが億劫になって、「今日は近くのマンガ喫茶にでも泊まるわ(笑)。」と言うと、〚七海の家が近いからみんなで行こうよ。〛と朋美ちゃんが提案します。
〔うわぁ、行きたい、行きたいよ!七海ちゃんの部屋がみたぁい!〕
俊一は大騒ぎをしています。
『片付けていないから、恥ずかしいよ・・・。』
と困惑をしている七海をよそに「みんなで行こう!」ということになり、店を後にしました。
駅の方向とは逆にしばらく歩きました。途中コンビニでお酒とつまみを買います。相変わらず後輩の俊一は大きな声で話し、朋美ちゃんは笑いが止まらないようです。七海はちょっと困り顔でふたりを見ながら、たまに僕を見て“やれやれ”みたいな顔をしました。
10分ほど歩いて、まだ新しい、白い綺麗なアパートに着きました。(ここが七海の住んでいるとこか・・。)『ちょっと片付けるから待っていてくれる?』と言い残して、七海はそのアパートの2階の一番奥の角部屋へ入って行きます。
僕たちは、しばらく待ちました。俊一は朋美ちゃんに何か耳打ちし、それで朋美ちゃんはクスクス笑っています。(それにしても、いつの間に・・こんなに親しい関係に・・・。)漸く七海が顔を出してOKサインを送って来たので、3人は階段を昇り部屋の中へ入りました。
七海の部屋はとても整理されていて、清潔感があり女の子の部屋だなぁと感心しました。
それにアロマなのか良い香りがします。〔めっちゃイイ匂いするわぁ。女の子の部屋ぽいなぁ~。〕とテンションの上がった高岡がいろんなところの匂いをかぎ出しました。
〚ウチに来た時と全然反応違うじゃあん。もう、恥ずかしいことをしないの!〛って朋美ちゃんが軽く叱ると、〔だって、朋美の家は物が多すぎなんだよ。俺の部屋とほとんど代わんないもんなぁ。〕と夫婦喧嘩みたいだ。(・・俊一は朋美ちゃんの部屋へ行ったのかぁ!!)
もう、展開が早くてついていけません。
〔でわでわ、2回戦目、乾杯~。〕
飲み会を再開も束の間。楽しさからのハイペースと、一週間の仕事疲れからか、まもなく僕は寝入ってしまいました。・・・・どの位たったでしょうか?のどの渇きに目を覚ましました。
部屋が暗くて、最初は(ココどこだっけ?)と考えながら横を向くと、暗さに慣れてきた僕の目の前に七海の寝顔がありました。“すーっすー”っと寝息を立てる七海の寝顔は昔よりも少し大人っぽくなりましたが、変わらす綺麗でした。
《別れるなんて、本当にバカだったなぁ・・。》
僕が反省した時です。
〚・・あっ・・あぁ・・ぃい・・。〛
朋美ちゃんの・・あえぎ声が聴こえてきたのです。
2015/10/18
4人で飲んでいると、しだいに酔ってきたのですがある事に僕(柴崎孝信:たかのぶ)も新島七海(にいじま・ななみ)も気づきました。後輩の高岡俊一と佐倉朋美(ともみ)ちゃんが異常にべったりなんです。
『・・ふたりってなんか・・そうなの?』
俊一に彼女がいることを知っている僕は言葉を濁しながら答えました。
「まぁ、そんな感じかな。」
ふたりは一度見つめあってから、
『おめでとう。』、「おめでとう。」
と乾杯してふたりのことを肴にお酒をのみました。
あまりに楽しく、明日は休みということも手伝い僕は飲みすぎてしまい、帰るのが億劫になって、「今日は近くのマンガ喫茶にでも泊まるわ(笑)。」と言うと、〚七海の家が近いからみんなで行こうよ。〛と朋美ちゃんが提案します。
〔うわぁ、行きたい、行きたいよ!七海ちゃんの部屋がみたぁい!〕
俊一は大騒ぎをしています。
『片付けていないから、恥ずかしいよ・・・。』
と困惑をしている七海をよそに「みんなで行こう!」ということになり、店を後にしました。
駅の方向とは逆にしばらく歩きました。途中コンビニでお酒とつまみを買います。相変わらず後輩の俊一は大きな声で話し、朋美ちゃんは笑いが止まらないようです。七海はちょっと困り顔でふたりを見ながら、たまに僕を見て“やれやれ”みたいな顔をしました。
10分ほど歩いて、まだ新しい、白い綺麗なアパートに着きました。(ここが七海の住んでいるとこか・・。)『ちょっと片付けるから待っていてくれる?』と言い残して、七海はそのアパートの2階の一番奥の角部屋へ入って行きます。
僕たちは、しばらく待ちました。俊一は朋美ちゃんに何か耳打ちし、それで朋美ちゃんはクスクス笑っています。(それにしても、いつの間に・・こんなに親しい関係に・・・。)漸く七海が顔を出してOKサインを送って来たので、3人は階段を昇り部屋の中へ入りました。
七海の部屋はとても整理されていて、清潔感があり女の子の部屋だなぁと感心しました。
それにアロマなのか良い香りがします。〔めっちゃイイ匂いするわぁ。女の子の部屋ぽいなぁ~。〕とテンションの上がった高岡がいろんなところの匂いをかぎ出しました。
〚ウチに来た時と全然反応違うじゃあん。もう、恥ずかしいことをしないの!〛って朋美ちゃんが軽く叱ると、〔だって、朋美の家は物が多すぎなんだよ。俺の部屋とほとんど代わんないもんなぁ。〕と夫婦喧嘩みたいだ。(・・俊一は朋美ちゃんの部屋へ行ったのかぁ!!)
もう、展開が早くてついていけません。
〔でわでわ、2回戦目、乾杯~。〕
飲み会を再開も束の間。楽しさからのハイペースと、一週間の仕事疲れからか、まもなく僕は寝入ってしまいました。・・・・どの位たったでしょうか?のどの渇きに目を覚ましました。
部屋が暗くて、最初は(ココどこだっけ?)と考えながら横を向くと、暗さに慣れてきた僕の目の前に七海の寝顔がありました。“すーっすー”っと寝息を立てる七海の寝顔は昔よりも少し大人っぽくなりましたが、変わらす綺麗でした。
《別れるなんて、本当にバカだったなぁ・・。》
僕が反省した時です。
〚・・あっ・・あぁ・・ぃい・・。〛
朋美ちゃんの・・あえぎ声が聴こえてきたのです。
2015/10/18
長Y〖彼女の恋〗パート5
長Y〖彼女の恋〗パート5
〚ああぁ・・すごいぃ!・・〛
(!!!朋美ちゃんだよな・・!!!)
〔声ちょっとガマンしろよ。先輩達起きちゃうゾ。」〕
〚・・だって、俊一が・・あっ・・動くから・・イィ・・大きいぃ・・。〛
床の鳴る音と一緒に、たまに打ちつける音も聴こえます。
暗闇の中、僕(柴崎孝信:たかのぶ)は新島七海(にいじま・ななみ)の顔を見ながら、高岡俊一(しゅんいち)と佐倉朋美(ともみ)ちゃんのセックスを耳に全ての神経を集中して聴いていました。俊一が朋美ちゃんに小さくヒソヒソ囁くと、〚はいっ、・・ああぁぁ・・いっぱいですっ・・マンコいっぱいですっ・・ああぁぁ・・大きいですっ、俊ちゃんのおチンチン大きいですっ・・。〛
さっきまで一緒に笑いながら飲んでいた朋美ちゃんからの隠語は生々しく、僕の下半身に電気が走りました。僕の心臓がドキドキしてきて、それにつられて息も荒くなり、手に汗が・・ふと寝ている七海の方を見ると・・寝顔の表情が少し強張ってるように感じました。
よく観察すると、七海の息が荒いような気がします。《もしかして、起きているのかな?》それで僕はそっと七海に手を伸ばしました。彼女の頬に触ると、ビクッとして目を開けます。七海の目は驚いた表情でしたが、もうすでに潤んでいて、やけにエロく、可愛いもの
でした。
〚ああぁぁ・・、あたりますっ、・・奥ぅ・・はいっ、気持ちいいです・・ダメ・・ああぁ・・。〛
朋美ちゃんも声を抑えながら俊一を受け入れているのだと思いますが、やはり深夜ということもあり、他に音の無い状況でハッキリ聴こえます。
僕たちは朋美ちゃんの声に煽られて、どちらともなくキスをしました。二度、三度と軽くキスをし、ディープキスへ・・。久しぶりの七海の唇に夢中で舌を絡めます。彼女は目をつぶり、僕の腕をつかんできました。その緊張度が僕にも伝わってきます・・。
七海とのキスに僕の理性はショートし、彼女の胸へ手を伸ばします。服の上から触るとブラジャーの硬さが・・『孝信くん・・ダメ・・。』って小さな声で七海が抗議しますが、彼女の胸を揉む僕の手を払うような抵抗はしません。
僕は昔と変わらないDカップの七海の胸に、抑えきれない興奮を感じ、人生で一番というくらいペニスをカチカチに堅くしていました。乳首を攻めていると、キスをしている七海の鼻息もあからさまに荒くなっていき、興奮しているのがわかります。
その時、僕にとっては驚くことが・・昔付き合っていた時、七海はセックスに対して消極的でした。「もっとああして、こうして。」と頼んでも、『恥ずかしいから。』って、してくれませんでした。そんな七海が、興奮して自ら僕のペニスをズボンの上から触りだしたのです。
僕の七海に対する清楚なイメージと鼻息荒くペニスをさするいやらしさのギャップに僕の興奮はMAXです。
『・・・・あの・・する?・・』
小さな声で聞いてくる七海に、
「・・・・うん・・・・。」
と僕は小さな声で答える。
七海が僕のズボンに手をかけたその時です。
〚あぁぁぁぁ・・イキます!俊ちゃん、イキます!・・あっ・・イク、イク、イクぅ!・・〛
パンっパンっパンっという肉がぶつかる音と共に朋美ちゃんの喘ぎ声が・・正直、僕も七海も朋美ちゃんの欲情した声を聞いて正気にもどりました。
2015/10/21
〚ああぁ・・すごいぃ!・・〛
(!!!朋美ちゃんだよな・・!!!)
〔声ちょっとガマンしろよ。先輩達起きちゃうゾ。」〕
〚・・だって、俊一が・・あっ・・動くから・・イィ・・大きいぃ・・。〛
床の鳴る音と一緒に、たまに打ちつける音も聴こえます。
暗闇の中、僕(柴崎孝信:たかのぶ)は新島七海(にいじま・ななみ)の顔を見ながら、高岡俊一(しゅんいち)と佐倉朋美(ともみ)ちゃんのセックスを耳に全ての神経を集中して聴いていました。俊一が朋美ちゃんに小さくヒソヒソ囁くと、〚はいっ、・・ああぁぁ・・いっぱいですっ・・マンコいっぱいですっ・・ああぁぁ・・大きいですっ、俊ちゃんのおチンチン大きいですっ・・。〛
さっきまで一緒に笑いながら飲んでいた朋美ちゃんからの隠語は生々しく、僕の下半身に電気が走りました。僕の心臓がドキドキしてきて、それにつられて息も荒くなり、手に汗が・・ふと寝ている七海の方を見ると・・寝顔の表情が少し強張ってるように感じました。
よく観察すると、七海の息が荒いような気がします。《もしかして、起きているのかな?》それで僕はそっと七海に手を伸ばしました。彼女の頬に触ると、ビクッとして目を開けます。七海の目は驚いた表情でしたが、もうすでに潤んでいて、やけにエロく、可愛いもの
でした。
〚ああぁぁ・・、あたりますっ、・・奥ぅ・・はいっ、気持ちいいです・・ダメ・・ああぁ・・。〛
朋美ちゃんも声を抑えながら俊一を受け入れているのだと思いますが、やはり深夜ということもあり、他に音の無い状況でハッキリ聴こえます。
僕たちは朋美ちゃんの声に煽られて、どちらともなくキスをしました。二度、三度と軽くキスをし、ディープキスへ・・。久しぶりの七海の唇に夢中で舌を絡めます。彼女は目をつぶり、僕の腕をつかんできました。その緊張度が僕にも伝わってきます・・。
七海とのキスに僕の理性はショートし、彼女の胸へ手を伸ばします。服の上から触るとブラジャーの硬さが・・『孝信くん・・ダメ・・。』って小さな声で七海が抗議しますが、彼女の胸を揉む僕の手を払うような抵抗はしません。
僕は昔と変わらないDカップの七海の胸に、抑えきれない興奮を感じ、人生で一番というくらいペニスをカチカチに堅くしていました。乳首を攻めていると、キスをしている七海の鼻息もあからさまに荒くなっていき、興奮しているのがわかります。
その時、僕にとっては驚くことが・・昔付き合っていた時、七海はセックスに対して消極的でした。「もっとああして、こうして。」と頼んでも、『恥ずかしいから。』って、してくれませんでした。そんな七海が、興奮して自ら僕のペニスをズボンの上から触りだしたのです。
僕の七海に対する清楚なイメージと鼻息荒くペニスをさするいやらしさのギャップに僕の興奮はMAXです。
『・・・・あの・・する?・・』
小さな声で聞いてくる七海に、
「・・・・うん・・・・。」
と僕は小さな声で答える。
七海が僕のズボンに手をかけたその時です。
〚あぁぁぁぁ・・イキます!俊ちゃん、イキます!・・あっ・・イク、イク、イクぅ!・・〛
パンっパンっパンっという肉がぶつかる音と共に朋美ちゃんの喘ぎ声が・・正直、僕も七海も朋美ちゃんの欲情した声を聞いて正気にもどりました。
2015/10/21
長Y〖彼女の恋〗パート6
長Y〖彼女の恋〗パート6
〔ばかっ、声っ!〕
後輩の高岡俊一(しゅんいち)が様子を見に来るのではと、僕(柴崎孝信:たかのぶ)はと新島七海(にいじま・ななみ)は身仕度を整え、また寝たふりをしたのです。すると静かな足音とともに、
〔ふぅ、大丈夫かぁ・・危なかったなぁ・・。〕
という俊一の声と遠ざかる足音に、僕はクスリと笑ってしまいました。
傍らを見ると七海もクスクスって笑っている。
『・・あたし達も危なかったね(笑)。』
小さな声でつぶやいて、ぺろっと舌を出したのです。僕は・・不覚にも、可愛いと思いました。
次の日の朝。七海は、楽しそうに笑っている。俊一と佐倉朋美(ともみ)ちゃんも起きて
いて、3人でテレビを見ながら笑っていました。
『あっ、起きたね。おはよう。今、冷たいお茶持ってくるね。』
〔あっ、おはようございます。先輩寝過ぎっすよ。〕
〚おはようございまぁす。柴崎さんって寝顔ちょっと可愛いいですね。〛
俊一も朋美ちゃんも昨夜の生々しいセックスの匂いは一切無ありません。
「おはよう。みんな早いねぇ。」
まだ覚醒しきれてない僕に七海が
『はい、麦茶だよ。』
おしゃれなグラスに冷たい麦茶を入れて持ってきてくれました。
〔あれ、なんで先輩には麦茶なの?俺たちはコーヒーなのに・・。〕
俊一が不思議そうに訊く。
『なんとなくね・・。』
七海はいつもの笑顔で、俊一の質問をはぐらかします。それは堂々としたものでした。僕が朝は冷やしたお茶がさっぱりして好きだということを七海は覚えてくれていたんです。
そのあと、軽い朝食を人数分を作ってくれ、食事を済ませ、みんなで駅まで歩きました。
〔いやぁ、楽しかったな。また、みんなで集まりましょうよ。〕
最後まで上機嫌な俊一は朋美ちゃんと帰る方向が一緒だとのことで、2人で電車に乗って行きました。
『孝信くん。また遊びに来てね。』
「うん。ありがと(笑)。」
『じゃあ・・約束ね(笑)。』
それで七海が小指を僕の顔の前につき出します。僕たちはデートの終わりにお互いに『好きだよ』「僕も好きだ」と言って指切りをしてから家路につくということを当時していました。
七海がそれを覚えていてくれたことに涙が出そうになり、慌てて指切りをして電車に乗りました。電車の中から見ると、七海は見えなくなるまで僕を見送ってくれていました・・。
2015/10/25
〔ばかっ、声っ!〕
後輩の高岡俊一(しゅんいち)が様子を見に来るのではと、僕(柴崎孝信:たかのぶ)はと新島七海(にいじま・ななみ)は身仕度を整え、また寝たふりをしたのです。すると静かな足音とともに、
〔ふぅ、大丈夫かぁ・・危なかったなぁ・・。〕
という俊一の声と遠ざかる足音に、僕はクスリと笑ってしまいました。
傍らを見ると七海もクスクスって笑っている。
『・・あたし達も危なかったね(笑)。』
小さな声でつぶやいて、ぺろっと舌を出したのです。僕は・・不覚にも、可愛いと思いました。
次の日の朝。七海は、楽しそうに笑っている。俊一と佐倉朋美(ともみ)ちゃんも起きて
いて、3人でテレビを見ながら笑っていました。
『あっ、起きたね。おはよう。今、冷たいお茶持ってくるね。』
〔あっ、おはようございます。先輩寝過ぎっすよ。〕
〚おはようございまぁす。柴崎さんって寝顔ちょっと可愛いいですね。〛
俊一も朋美ちゃんも昨夜の生々しいセックスの匂いは一切無ありません。
「おはよう。みんな早いねぇ。」
まだ覚醒しきれてない僕に七海が
『はい、麦茶だよ。』
おしゃれなグラスに冷たい麦茶を入れて持ってきてくれました。
〔あれ、なんで先輩には麦茶なの?俺たちはコーヒーなのに・・。〕
俊一が不思議そうに訊く。
『なんとなくね・・。』
七海はいつもの笑顔で、俊一の質問をはぐらかします。それは堂々としたものでした。僕が朝は冷やしたお茶がさっぱりして好きだということを七海は覚えてくれていたんです。
そのあと、軽い朝食を人数分を作ってくれ、食事を済ませ、みんなで駅まで歩きました。
〔いやぁ、楽しかったな。また、みんなで集まりましょうよ。〕
最後まで上機嫌な俊一は朋美ちゃんと帰る方向が一緒だとのことで、2人で電車に乗って行きました。
『孝信くん。また遊びに来てね。』
「うん。ありがと(笑)。」
『じゃあ・・約束ね(笑)。』
それで七海が小指を僕の顔の前につき出します。僕たちはデートの終わりにお互いに『好きだよ』「僕も好きだ」と言って指切りをしてから家路につくということを当時していました。
七海がそれを覚えていてくれたことに涙が出そうになり、慌てて指切りをして電車に乗りました。電車の中から見ると、七海は見えなくなるまで僕を見送ってくれていました・・。
2015/10/25
長Y〖彼女の恋〗パート7
長Y〖彼女の恋〗パート7
あれから僕達〖僕(柴崎孝信:たかのぶ)・新島七海(にいじま・ななみ)のカップル。後輩の高岡俊一(しゅんいち)・佐倉朋美(ともみ)のカップル〗はよく遊ぶようになった。4人でよく週末に飲んでいたのが、休日になるとドライブに行ったり、ショッピングやカラオケと4人が揃うと楽しかったのです。
その中で俊一と朋美ちゃんはラブラブなのを全然隠そうとしない。ちょっと気の強そうな朋美ちゃんも、俊一の前では可愛い女の子。それと知り合った頃とはファッションも変わったように思う。俊一は露出が多い服が好みのようで、朋美ちゃんと一緒にいる僕は目のやり場に困ります・・・。
ある時、俊一が伝えてきます。〔先輩、俺、彼女と別れました。朋美に惚れまして・・あいつとなら、何があっても笑っていられると思うもんで・・。〕爽やかさすら感じるくらい堂々とハッキリ言われました。「そうか、おめでとう・・は変かな?でも、俊一の気持ちが一番だから、僕はその気持ちを応援するよ。」
恥ずかしながら、俊一のまっすぐさ、行動力に羨(うらや)ましい気持ちになります。僕は未だに七海への未練でグズグズしていました。そんな時、4人で海へ行くことになります。七海の水着姿を見られるとウキウキしながら車で海へ向かう。
白くスレンダーな七海の肌を真っ白な水着が包みます。正直・・可愛いすぎて時間が止まりました。それと形の良いCカップに細くくびれたウエストのギャップにとてもドキドキします。
『孝信くん、あんまりしっかり見ないでね・・。』
恥ずかしそうに胸の前で手を合わせている七海は、髪をいつもと違いアップにしていました。
〚お待たせぇ~。〛
明るい黄色のビキニ姿で現れた朋美ちゃんは、七海をしのぐ巨乳でこぼれそうな!!という表現がピッタリなくらいのスタイルで、砂浜の注目を独り占めという状態です。いつも一緒にいる僕も(こんなに大きかったのか!)圧倒され、ぼぅっと見とれてると腕に激痛が・・・・。
七海が僕の腕をつねっていました。
『・・見すぎ・・!』
僕をにらむ七海がなんだか愛しく、こんな時間が戻ってきたことがただただ嬉しかったんです。(それは、あいつに会うまでは・・・・。)
2015/11/01
あれから僕達〖僕(柴崎孝信:たかのぶ)・新島七海(にいじま・ななみ)のカップル。後輩の高岡俊一(しゅんいち)・佐倉朋美(ともみ)のカップル〗はよく遊ぶようになった。4人でよく週末に飲んでいたのが、休日になるとドライブに行ったり、ショッピングやカラオケと4人が揃うと楽しかったのです。
その中で俊一と朋美ちゃんはラブラブなのを全然隠そうとしない。ちょっと気の強そうな朋美ちゃんも、俊一の前では可愛い女の子。それと知り合った頃とはファッションも変わったように思う。俊一は露出が多い服が好みのようで、朋美ちゃんと一緒にいる僕は目のやり場に困ります・・・。
ある時、俊一が伝えてきます。〔先輩、俺、彼女と別れました。朋美に惚れまして・・あいつとなら、何があっても笑っていられると思うもんで・・。〕爽やかさすら感じるくらい堂々とハッキリ言われました。「そうか、おめでとう・・は変かな?でも、俊一の気持ちが一番だから、僕はその気持ちを応援するよ。」
恥ずかしながら、俊一のまっすぐさ、行動力に羨(うらや)ましい気持ちになります。僕は未だに七海への未練でグズグズしていました。そんな時、4人で海へ行くことになります。七海の水着姿を見られるとウキウキしながら車で海へ向かう。
白くスレンダーな七海の肌を真っ白な水着が包みます。正直・・可愛いすぎて時間が止まりました。それと形の良いCカップに細くくびれたウエストのギャップにとてもドキドキします。
『孝信くん、あんまりしっかり見ないでね・・。』
恥ずかしそうに胸の前で手を合わせている七海は、髪をいつもと違いアップにしていました。
〚お待たせぇ~。〛
明るい黄色のビキニ姿で現れた朋美ちゃんは、七海をしのぐ巨乳でこぼれそうな!!という表現がピッタリなくらいのスタイルで、砂浜の注目を独り占めという状態です。いつも一緒にいる僕も(こんなに大きかったのか!)圧倒され、ぼぅっと見とれてると腕に激痛が・・・・。
七海が僕の腕をつねっていました。
『・・見すぎ・・!』
僕をにらむ七海がなんだか愛しく、こんな時間が戻ってきたことがただただ嬉しかったんです。(それは、あいつに会うまでは・・・・。)
2015/11/01
長Y〖彼女の恋〗パート8
長Y〖彼女の恋〗パート8
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は海で遊ぶのは久しぶりでした。しかも、七海が一緒だなんて夢のようです。一緒に泳いだり、ムダに砂浜をダッシュしたり(昔の青春テレビドラマ
か!)、そして定番のスイカ割りもやって、久しぶりの海を満喫していました。
気がつくと、僕と新島七海(にいじま・ななみ)、後輩の高岡俊一(しゅんいち)と佐倉朋美(ともみ)ちゃんという組になり若干の距離ができていました。すでに俊一と朋美ちゃんは自分たちの世界に入っています。
『あの2人、仲いいねぇ。』
七海が目を細めながら2人を見つめています。
『・・あたしも・・なれるかなぁ・・。』
「・・えっ?」
聞き返す僕に、いつもの笑顔で
『なんでもないょ・・・。』
僕が乗る浮き輪に七海の乗る浮き輪がコツンとあたり、そのまま僕らは軽いキスをしまし
す。・・お昼になり、僕たち4人は砂浜に戻ってお弁当を食べたあと一休みしていた。
〚ちょっとトイレタイムぅぅ。〛
いつも明るい朋美ちゃんがそう言うと、七海も立ちあがり一緒に海の家の方へ歩いて行きました。
〔先輩・・七海さんってめっちゃ綺麗ですよねぇ。それに腰まわりなんてキュッてして、肌
も綺麗っすよねぇ。〕
「俊一、変な目で見るなよ。朋美ちゃんだってすごいじゃん。浜のみんなが見とれているゾ。」
〔・・まぁ、あの巨乳にオレもヤラれましたけど・・。〕
僕らが男の会話をしていると、2人が帰ってきました。
〚・・ねぇ、七海、ほんと大丈夫?〛
朋美ちゃんが浮かない顔で七海に言葉をかけています。
〔朋美どうしたん?〕
俊一が朋美ちゃんに聞いてみたところ、海の家で七海の知り合いに会ったらしい。その男
が七海にものすごく馴れ馴れしく、朋美ちゃんとしては嫌な気持ちになったとのこと。それで〚七海もその男に会ってからちょっと元気がないのだ。〛と朋美ちゃんは言うのだ。
「・・あの、大丈夫?」
僕が訊ねると
『・・大丈夫だよ。・・なんか、ごめんね・・。』
七海は笑顔でこたえますが・・いつもの優しい笑顔ではありませんでした。
その後もみんなで海に入ったのですが、七海は元気なフリをしているように見えました。
笑顔がやっぱり少し違うように感じたのです。・・夕方になり、そろそろ上がろうということになりました。
着替えの前にシャワーを浴びようと僕たちは海の家に有るシャワーを使いに行きます。男女に分かれてシャワー室に入り、カラダを洗い流しました。僕は「先に行っているよ。」と
鼻歌を歌っている俊一に一声かけて外に出る。
海の家の畳の上で3人を待っていると、外から男女の3人組が入って来ました。男2人は、どちらも背が高く、色も黒く精悍で、何より驚いたのはその割れた腹筋です。(すごいなぁ・・格闘家みたいだなぁ・・)っと、一人感心をしてしまいました。
女性は小柄で色白です。AKBのメンバーのような若さが全面に出ているって感じの女の子でした。
〈じゃあ、あとでな・・。〉
男の一人が女性に声を掛け、シャワー室に入っていきました。その時、男が僕を見て、目が合ったのを今でもハッキリ覚えている。
しばらくして、俊一、七海と朋美ちゃんと出て来ました。朋美ちゃんがご機嫌ななめだっ
たので、俊一が理由をきくと、
〚あのね・・シャワーを浴びていたら、昼間のチャラ男といた女の子が入って来たの!なんか、ヤダなぁって思ってさぁ・・。〛
・・っと言うではないですか。七海はというと、何も言いません。・・ということは、あの2人のうちどちらかが七海の知り合いということなのかな?
しかし、僕が見た、黒く精悍な男たちと、七海がつながらず、どんな関係なのだろうか?と気になったのですが聞ける雰囲気ではありませんでした。
〔・・まぁまぁ、気を取り直して飯でも行きましょう!〕
この雰囲気に気をつかった俊一の言葉で、僕たち4人はご飯を食べに行き、お酒も飲んで、楽しく過ごして、それぞれ家路に着きました。
2015/11/05
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は海で遊ぶのは久しぶりでした。しかも、七海が一緒だなんて夢のようです。一緒に泳いだり、ムダに砂浜をダッシュしたり(昔の青春テレビドラマ
か!)、そして定番のスイカ割りもやって、久しぶりの海を満喫していました。
気がつくと、僕と新島七海(にいじま・ななみ)、後輩の高岡俊一(しゅんいち)と佐倉朋美(ともみ)ちゃんという組になり若干の距離ができていました。すでに俊一と朋美ちゃんは自分たちの世界に入っています。
『あの2人、仲いいねぇ。』
七海が目を細めながら2人を見つめています。
『・・あたしも・・なれるかなぁ・・。』
「・・えっ?」
聞き返す僕に、いつもの笑顔で
『なんでもないょ・・・。』
僕が乗る浮き輪に七海の乗る浮き輪がコツンとあたり、そのまま僕らは軽いキスをしまし
す。・・お昼になり、僕たち4人は砂浜に戻ってお弁当を食べたあと一休みしていた。
〚ちょっとトイレタイムぅぅ。〛
いつも明るい朋美ちゃんがそう言うと、七海も立ちあがり一緒に海の家の方へ歩いて行きました。
〔先輩・・七海さんってめっちゃ綺麗ですよねぇ。それに腰まわりなんてキュッてして、肌
も綺麗っすよねぇ。〕
「俊一、変な目で見るなよ。朋美ちゃんだってすごいじゃん。浜のみんなが見とれているゾ。」
〔・・まぁ、あの巨乳にオレもヤラれましたけど・・。〕
僕らが男の会話をしていると、2人が帰ってきました。
〚・・ねぇ、七海、ほんと大丈夫?〛
朋美ちゃんが浮かない顔で七海に言葉をかけています。
〔朋美どうしたん?〕
俊一が朋美ちゃんに聞いてみたところ、海の家で七海の知り合いに会ったらしい。その男
が七海にものすごく馴れ馴れしく、朋美ちゃんとしては嫌な気持ちになったとのこと。それで〚七海もその男に会ってからちょっと元気がないのだ。〛と朋美ちゃんは言うのだ。
「・・あの、大丈夫?」
僕が訊ねると
『・・大丈夫だよ。・・なんか、ごめんね・・。』
七海は笑顔でこたえますが・・いつもの優しい笑顔ではありませんでした。
その後もみんなで海に入ったのですが、七海は元気なフリをしているように見えました。
笑顔がやっぱり少し違うように感じたのです。・・夕方になり、そろそろ上がろうということになりました。
着替えの前にシャワーを浴びようと僕たちは海の家に有るシャワーを使いに行きます。男女に分かれてシャワー室に入り、カラダを洗い流しました。僕は「先に行っているよ。」と
鼻歌を歌っている俊一に一声かけて外に出る。
海の家の畳の上で3人を待っていると、外から男女の3人組が入って来ました。男2人は、どちらも背が高く、色も黒く精悍で、何より驚いたのはその割れた腹筋です。(すごいなぁ・・格闘家みたいだなぁ・・)っと、一人感心をしてしまいました。
女性は小柄で色白です。AKBのメンバーのような若さが全面に出ているって感じの女の子でした。
〈じゃあ、あとでな・・。〉
男の一人が女性に声を掛け、シャワー室に入っていきました。その時、男が僕を見て、目が合ったのを今でもハッキリ覚えている。
しばらくして、俊一、七海と朋美ちゃんと出て来ました。朋美ちゃんがご機嫌ななめだっ
たので、俊一が理由をきくと、
〚あのね・・シャワーを浴びていたら、昼間のチャラ男といた女の子が入って来たの!なんか、ヤダなぁって思ってさぁ・・。〛
・・っと言うではないですか。七海はというと、何も言いません。・・ということは、あの2人のうちどちらかが七海の知り合いということなのかな?
しかし、僕が見た、黒く精悍な男たちと、七海がつながらず、どんな関係なのだろうか?と気になったのですが聞ける雰囲気ではありませんでした。
〔・・まぁまぁ、気を取り直して飯でも行きましょう!〕
この雰囲気に気をつかった俊一の言葉で、僕たち4人はご飯を食べに行き、お酒も飲んで、楽しく過ごして、それぞれ家路に着きました。
2015/11/05
長Y〖彼女の恋〗パート9
長Y〖彼女の恋〗パート9
僕たちはその後も変わらず、僕(柴崎孝信:たかのぶ)と新島七海(にいじま・ななみ)、後輩の高岡俊一(しゅんいち)と佐倉朋美(ともみ)ちゃんの4人で遊んでいました。そして七海は毎日、メールや時間が合うと電話をくれます。僕は、《もう一度七海と・・》いう希望を持つようになっていました。
ある金曜日、4人で夜に集まって七海の家で飲もうということになります。俊一はその日は年休をとり、朝から朋美ちゃんとデートをしてから合流するということでした。その日の僕は、朝に来た七海からのガンバろメールに付いていた顔写メに奮起して、仕事を早く終わらせました。
そして、みんなとの待ち合わせ時間より早く行って、一番乗りしてやろうと思い、ウキウキしながら電車に飛び乗りました。そして、七海の家の最寄り駅で降りると、改札を出ます。
・・・・あっ!!
・・・・・・あの男だ・・。
海の家で見た、黒く精悍な男たちの中で僕と目が合った方の男でした。しかし、男は僕に気づくことなく、改札を通ってホームへ消えて行きます。(・・確かにあの男だよなぁ・・この近くなのかな・・?そういうこともあるのか)と、七海の家へ向かいます。
アパートの前まで来て、七海にメールをしてみます。
≪おつかれさま。仕事がちょっと早く終わったんだけど、今からとか行って大丈夫かな?≫
少しして七海から返事が来ました。
≪孝信くんおつかれさま今日は早いんだね。いっぱいガンバったんだね(b^-゜)もう30分くらいしたら家に着くから、そのくらいに来てくれると嬉しいな待ってまぁす♪(*'-^)-☆≫
(今日はバイトなんだなぁ。)と僕は七海に「了解。」ってメールを送り、アパートの階段下で七海の帰りを待ちます。すると、七海の部屋のボイラーが点火する音がしました。
(あれっ?)っと思いながらしばらく外で待ちます。
なにかイヤな予感を押し殺しながら、それでも七海との約束の30分を辛抱強く待ちました。アパートの昇り口がここしかないことを確認して、階段を昇り七海の部屋のインターホンを押します。
すぐにガチャンとドアが空き、髪を濡らした七海が出てきました。『おつかれさまぁ。こんな格好でゴメンね。今さっき帰って来たもんだから・・散らかっているけど、どうぞ(*^_^*)。』と僕を招き入れる。それは七海が僕にウソをついた瞬間でした・・。
2015/11/12
僕たちはその後も変わらず、僕(柴崎孝信:たかのぶ)と新島七海(にいじま・ななみ)、後輩の高岡俊一(しゅんいち)と佐倉朋美(ともみ)ちゃんの4人で遊んでいました。そして七海は毎日、メールや時間が合うと電話をくれます。僕は、《もう一度七海と・・》いう希望を持つようになっていました。
ある金曜日、4人で夜に集まって七海の家で飲もうということになります。俊一はその日は年休をとり、朝から朋美ちゃんとデートをしてから合流するということでした。その日の僕は、朝に来た七海からのガンバろメールに付いていた顔写メに奮起して、仕事を早く終わらせました。
そして、みんなとの待ち合わせ時間より早く行って、一番乗りしてやろうと思い、ウキウキしながら電車に飛び乗りました。そして、七海の家の最寄り駅で降りると、改札を出ます。
・・・・あっ!!
・・・・・・あの男だ・・。
海の家で見た、黒く精悍な男たちの中で僕と目が合った方の男でした。しかし、男は僕に気づくことなく、改札を通ってホームへ消えて行きます。(・・確かにあの男だよなぁ・・この近くなのかな・・?そういうこともあるのか)と、七海の家へ向かいます。
アパートの前まで来て、七海にメールをしてみます。
≪おつかれさま。仕事がちょっと早く終わったんだけど、今からとか行って大丈夫かな?≫
少しして七海から返事が来ました。
≪孝信くんおつかれさま今日は早いんだね。いっぱいガンバったんだね(b^-゜)もう30分くらいしたら家に着くから、そのくらいに来てくれると嬉しいな待ってまぁす♪(*'-^)-☆≫
(今日はバイトなんだなぁ。)と僕は七海に「了解。」ってメールを送り、アパートの階段下で七海の帰りを待ちます。すると、七海の部屋のボイラーが点火する音がしました。
(あれっ?)っと思いながらしばらく外で待ちます。
なにかイヤな予感を押し殺しながら、それでも七海との約束の30分を辛抱強く待ちました。アパートの昇り口がここしかないことを確認して、階段を昇り七海の部屋のインターホンを押します。
すぐにガチャンとドアが空き、髪を濡らした七海が出てきました。『おつかれさまぁ。こんな格好でゴメンね。今さっき帰って来たもんだから・・散らかっているけど、どうぞ(*^_^*)。』と僕を招き入れる。それは七海が僕にウソをついた瞬間でした・・。
2015/11/12
長Y〖彼女の恋〗パート10
長Y〖彼女の恋〗パート10
僕(柴崎孝信:たかのぶ)はアパートの階段の前に居たことは言いませんでした。まだ濡れている髪を、タオルを使い乾かしながら、新島七海(にいじま・ななみ)は僕を部屋へあげてくれました。
「今日はバイトだったの?」
『うん、そうだよ。孝信くんほど頑張ってないけどねぇ。』
僕は七海のウソを突く勇気がありませんでした。要は七海に嫌われたくなかったのです。
七海とテレビを見ながら話していると、後輩の高岡俊一(しゅんいち)と佐倉朋美(ともみ)ちゃんがやって来ました。いつもの4人の飲み会のスタートです。時計の針が進み、酔いがまわり、気分が高揚してきました。
ふと七海を見ると、ひざを抱えて座り、そのひざの上にホホを乗せた状態で僕の方を見ていました。目が合うと・・。
『ふふふっ』
なにやら楽しそうに笑いました。ほんのり赤くなって酔っているのが一目でわかります。幸せそうに微笑む目はいつもの七海でした。
「どうしたの?」
僕が訊くと
『孝信くんって、雰囲気がいいよね。優しいオーラが出てる。』
「なんだぁよ、急に・・。」
『わかんない。わかんないけど・・あたしには、孝信くんのことわかるんだぁ・・。』
クスクス笑う七海。僕の心がフワリとなって温かくなるのがわかりました。・・そうだ、昔この笑顔に惚れたんだなぁ。
『ずっと、こうしてられたらいいね・・・。』
七海がテーブルの下で僕の手に指を絡ませてくる。それだけで、七海のウソなんか、僕の頭から消えてなくなりました・・・。
終電の時間になり、次の日朝から予定のある僕は帰ることにします。俊一が、〔コンビニに行くついでに駅まで送ります。〕と言ってついて来たのですが、アパートを出てすぐに〔先輩、もしかして、七海ちゃんと付き合っているんすか?〕いきなりの質問にびっくりして俊一の頭を叩いてしまいました。
「つ、付き合ってないよ!!・・・・・・なんで?」
〔あれぇ・・すみません・・いや・・違うなら、大丈夫っす。〕
俊一はなにやら口ごもります。
「・・なんだよ?」
問い詰める僕に、答えない俊一、結局そのまま駅に着き電車に乗りました。
僕は、なんだか・・不安が頭をもたげて、落ち着きません。家にもう少しで着くって時に携帯が鳴りました。七海からのメールです。≪孝信くん。さっきはお見送りできなくてゴメンね(><;)もう、おうち着いたかな?孝信くんと話すと、イヤなこととか忘れて楽しい気持ちになれます。孝信くんはあたしの癒し系だねいつも、ありがとうございます。でわでわ、おやすみなさい♪(*^ ・^)ノ⌒☆≫いつもよりテンションの上がっている七海からのメール。いつもなら嬉しいのに、何か胸につかえて・・僕はただ≪おやすみなさい。≫とだけ返事をしました。
2015/11/16
僕(柴崎孝信:たかのぶ)はアパートの階段の前に居たことは言いませんでした。まだ濡れている髪を、タオルを使い乾かしながら、新島七海(にいじま・ななみ)は僕を部屋へあげてくれました。
「今日はバイトだったの?」
『うん、そうだよ。孝信くんほど頑張ってないけどねぇ。』
僕は七海のウソを突く勇気がありませんでした。要は七海に嫌われたくなかったのです。
七海とテレビを見ながら話していると、後輩の高岡俊一(しゅんいち)と佐倉朋美(ともみ)ちゃんがやって来ました。いつもの4人の飲み会のスタートです。時計の針が進み、酔いがまわり、気分が高揚してきました。
ふと七海を見ると、ひざを抱えて座り、そのひざの上にホホを乗せた状態で僕の方を見ていました。目が合うと・・。
『ふふふっ』
なにやら楽しそうに笑いました。ほんのり赤くなって酔っているのが一目でわかります。幸せそうに微笑む目はいつもの七海でした。
「どうしたの?」
僕が訊くと
『孝信くんって、雰囲気がいいよね。優しいオーラが出てる。』
「なんだぁよ、急に・・。」
『わかんない。わかんないけど・・あたしには、孝信くんのことわかるんだぁ・・。』
クスクス笑う七海。僕の心がフワリとなって温かくなるのがわかりました。・・そうだ、昔この笑顔に惚れたんだなぁ。
『ずっと、こうしてられたらいいね・・・。』
七海がテーブルの下で僕の手に指を絡ませてくる。それだけで、七海のウソなんか、僕の頭から消えてなくなりました・・・。
終電の時間になり、次の日朝から予定のある僕は帰ることにします。俊一が、〔コンビニに行くついでに駅まで送ります。〕と言ってついて来たのですが、アパートを出てすぐに〔先輩、もしかして、七海ちゃんと付き合っているんすか?〕いきなりの質問にびっくりして俊一の頭を叩いてしまいました。
「つ、付き合ってないよ!!・・・・・・なんで?」
〔あれぇ・・すみません・・いや・・違うなら、大丈夫っす。〕
俊一はなにやら口ごもります。
「・・なんだよ?」
問い詰める僕に、答えない俊一、結局そのまま駅に着き電車に乗りました。
僕は、なんだか・・不安が頭をもたげて、落ち着きません。家にもう少しで着くって時に携帯が鳴りました。七海からのメールです。≪孝信くん。さっきはお見送りできなくてゴメンね(><;)もう、おうち着いたかな?孝信くんと話すと、イヤなこととか忘れて楽しい気持ちになれます。孝信くんはあたしの癒し系だねいつも、ありがとうございます。でわでわ、おやすみなさい♪(*^ ・^)ノ⌒☆≫いつもよりテンションの上がっている七海からのメール。いつもなら嬉しいのに、何か胸につかえて・・僕はただ≪おやすみなさい。≫とだけ返事をしました。
2015/11/16
長Y〖彼女の恋〗パート11
長Y〖彼女の恋〗パート11
それから、しばらくはいつもと変わらない毎日でした。新島七海(にいじま・ななみ)はマメに連絡をくれます。そのメールや電話に僕(柴崎孝信:たかのぶ)はいつも癒やされます。ですが、やっぱり“不安”という胸のシコリがたまに出てきて心配になります。
七海には今現在、彼氏はいないと朋美ちゃん経由で確認が取れていました。俊一はあの夜以来、その話題を僕とするのを避けているようです・・。僕はいつまでも心配ばかりするのが居たたまれず、七海に自分の気持ちを伝えようと思いました。≪おつかれさま。今日、仕事が早く終わりそうなのだけど、時間があったらご飯でもどうかな?≫しかし、僕の送ったメールに七海からの返事はありませんでした。
それで、僕は仕事を早く片付けて、定時に退社し、途中で花を買い七海のアパートへ向かいました。不安で心配で、七海が居る居ないなんて考えず、七海の気持ちが知りたかった。しかし、案の定、七海はアパートにいませんでした。
僕は七海の部屋のベルを鳴らしてから気づいたのです。(急に来て居ないのは当たり前かぁ。時間的に仕事だったらまだまだ帰って来ないよなぁ・・。僕は・・何しているんだろ・・。)急に冷静になった僕は、しばらく待って、帰って来ないようなので帰ることにしました。
≪急に誘ってゴメンね。今日は仕事だったかな?また日を改めてみます。仕事ガンバってね(^-^)/≫と七海にメールを送って、駅まで歩きました。そして、駅の近くまで来た時です。(あっ・・またあの男だ。)海で見かけたあの男でした。(やっぱりこの駅の近くに住んでいるのかなぁ・・)七海に馴れ馴れしかったと聞いていたのであまり良い気持ちにはなりません。
(今日は散々だなぁ・・)なんて考えていた時です。驚くことに男のすぐ後ろを七海が歩いて来たのです・・・足が長く、歩くのが速い男の後をちょっと小走りぎみについて行く七海。服装もいつもの七海とは違い、明るい緑のシャツに紺系のインナー。白のミニスカートから伸びる脚には黒のハイソックス。夜目に七海の白い太ももが飛び込んで来ます。
(あんなにオシャレして・・・・)七海は僕に気づいていないようだ。僕は二人を目で追い、ふらふらと後について行きました。どうやら七海のアパートに向かっているみたいです。歩くのが速い男に七海は困ったのか、男のシャツの端を手でつまんで歩いていました。僕の中にイヤな感情がモヤモヤっと膨れだします。
二人は彼女のアパートに到着し、そのまま七海の部屋へ入って行きました。ただ、僕は七海の部屋の窓の灯りをただただ呆然と見ているだけでした・・。どのくらいたったでしょう・・10分、20分?もしかしたら1、2分だったかも・・僕は七海の部屋の窓を見つめていました。その時に、僕の携帯が鳴ります。七海からのメールでした。≪孝信くん、ごめんなさいぃ(><;)バタバタしちゃって携帯見れなかったぁY(>_<、)Yせっかく誘ってもらったのに、今日はまだ帰れなそう(>_<)本当にごめんね(T_T)≫・・・なんで嘘を吐く・・・七海は僕の目の前にいるのに・・。
2015/11/26
それから、しばらくはいつもと変わらない毎日でした。新島七海(にいじま・ななみ)はマメに連絡をくれます。そのメールや電話に僕(柴崎孝信:たかのぶ)はいつも癒やされます。ですが、やっぱり“不安”という胸のシコリがたまに出てきて心配になります。
七海には今現在、彼氏はいないと朋美ちゃん経由で確認が取れていました。俊一はあの夜以来、その話題を僕とするのを避けているようです・・。僕はいつまでも心配ばかりするのが居たたまれず、七海に自分の気持ちを伝えようと思いました。≪おつかれさま。今日、仕事が早く終わりそうなのだけど、時間があったらご飯でもどうかな?≫しかし、僕の送ったメールに七海からの返事はありませんでした。
それで、僕は仕事を早く片付けて、定時に退社し、途中で花を買い七海のアパートへ向かいました。不安で心配で、七海が居る居ないなんて考えず、七海の気持ちが知りたかった。しかし、案の定、七海はアパートにいませんでした。
僕は七海の部屋のベルを鳴らしてから気づいたのです。(急に来て居ないのは当たり前かぁ。時間的に仕事だったらまだまだ帰って来ないよなぁ・・。僕は・・何しているんだろ・・。)急に冷静になった僕は、しばらく待って、帰って来ないようなので帰ることにしました。
≪急に誘ってゴメンね。今日は仕事だったかな?また日を改めてみます。仕事ガンバってね(^-^)/≫と七海にメールを送って、駅まで歩きました。そして、駅の近くまで来た時です。(あっ・・またあの男だ。)海で見かけたあの男でした。(やっぱりこの駅の近くに住んでいるのかなぁ・・)七海に馴れ馴れしかったと聞いていたのであまり良い気持ちにはなりません。
(今日は散々だなぁ・・)なんて考えていた時です。驚くことに男のすぐ後ろを七海が歩いて来たのです・・・足が長く、歩くのが速い男の後をちょっと小走りぎみについて行く七海。服装もいつもの七海とは違い、明るい緑のシャツに紺系のインナー。白のミニスカートから伸びる脚には黒のハイソックス。夜目に七海の白い太ももが飛び込んで来ます。
(あんなにオシャレして・・・・)七海は僕に気づいていないようだ。僕は二人を目で追い、ふらふらと後について行きました。どうやら七海のアパートに向かっているみたいです。歩くのが速い男に七海は困ったのか、男のシャツの端を手でつまんで歩いていました。僕の中にイヤな感情がモヤモヤっと膨れだします。
二人は彼女のアパートに到着し、そのまま七海の部屋へ入って行きました。ただ、僕は七海の部屋の窓の灯りをただただ呆然と見ているだけでした・・。どのくらいたったでしょう・・10分、20分?もしかしたら1、2分だったかも・・僕は七海の部屋の窓を見つめていました。その時に、僕の携帯が鳴ります。七海からのメールでした。≪孝信くん、ごめんなさいぃ(><;)バタバタしちゃって携帯見れなかったぁY(>_<、)Yせっかく誘ってもらったのに、今日はまだ帰れなそう(>_<)本当にごめんね(T_T)≫・・・なんで嘘を吐く・・・七海は僕の目の前にいるのに・・。
2015/11/26
長Y〖彼女の恋〗パート12
長Y〖彼女の恋〗パート12
≪おつかれさま。僕もごめん。急に誘って、七海の都合とか考えてなかった・・今日はアルバイトなの?≫
僕(柴崎孝信:たかのぶ)のメールに返事が来ました。
≪アルバイトなのぉ(;_;)孝信くんからお誘いがあるってわかってたら休んじゃったのに(^ε^)誘ってくれてすっごい嬉しいです(*^o^*)≫
≪今日は遅くなるの?≫
しかし・・・・・・七海からの返事は来ません。そして、七海の部屋の窓の灯りが消えました・・。
その日は何も考えられず、とぼとぼ帰ることにします。最寄りの駅に着く頃には、僕は泣いてしまっていました。頭に浮かぶのは七海の笑顔です・・それと、あの男の黒い肌と割れた腹筋・・僕とは正反対の男とあんなにオシャレをして・・・・
家についても何もする気になれず、もう寝ようと布団にもぐった時です。僕の携帯が鳴りました。(七海かも?)しかし、高岡俊一(しゅんいち)からのメールでした。≪おつかれさまです先輩、今日はめちゃ早く帰ったみたいですけど、もしかして・・今頃、抜け駆けして七海ちゃんの部屋なんてことないですかぁ俺らもさっきまでいつもの店で飲んでまして、これから七海ちゃん家行こうと思うんですが先輩はどうですか?ちなみに・・もうコンビニでぇす。≫
僕はびっくりして、すぐ俊一に電話しました。
トゥルルル・・トゥルルル・・トゥルルル・・ガチャッ
〔おつかれさまっすぅ先輩、今からどうですかぁ?来ますよねぇ?〕
酔って、いつもの大きな声で陽気に話す俊一。
「俊一、今日は七海ちゃんの家行くな!つうか、七海ちゃんに連絡とかしたのかよ?七海ちゃん仕事だって言ってたぞ!今すぐ引き返せ!」
僕のいつもと違う剣幕に気づいたようでした。
〔どうしたんですか・・?さっきから何回か電話やメールしたみたいなんですけど、連絡とれないみたいで・・でも、朋美(ともみ)が言うには今日七海ちゃんお休みみたいですよ・・。〕
僕は佐倉朋美ちゃんが七海のアルバイト仲間であることを忘れていました・・。
「とにかく、急に行ったら迷惑かけちゃうから、今日は止めておこうよ。・・なっ。」
七海の家のすぐ近くまで来ていた俊一達を半ばムリヤリ断念させて、後日また集まる約束をし電話を切りました・・・。
・・その夜僕はなかなか眠れず、ベッドでジタバタしていました。日付が変わろうかという時刻、僕がやっとウトウトしだした時に携帯がなります・・・携帯を開くと、『七海』からの電話です。(・・こんな時間に・・?)七海がこんな時間に電話してきたことなんてありませんでした。
「・・もしもし。どうしたぁ?」
『・・・・・・・・・・』
「・・おぉい?・・七海?・・どしたの?」
【・・・・七海?じゃねえよ。】
男の声でした・・。七海の携帯から男がかけて来たということは・・・・あの黒い男が思い浮かびました。
2015/11/30
≪おつかれさま。僕もごめん。急に誘って、七海の都合とか考えてなかった・・今日はアルバイトなの?≫
僕(柴崎孝信:たかのぶ)のメールに返事が来ました。
≪アルバイトなのぉ(;_;)孝信くんからお誘いがあるってわかってたら休んじゃったのに(^ε^)誘ってくれてすっごい嬉しいです(*^o^*)≫
≪今日は遅くなるの?≫
しかし・・・・・・七海からの返事は来ません。そして、七海の部屋の窓の灯りが消えました・・。
その日は何も考えられず、とぼとぼ帰ることにします。最寄りの駅に着く頃には、僕は泣いてしまっていました。頭に浮かぶのは七海の笑顔です・・それと、あの男の黒い肌と割れた腹筋・・僕とは正反対の男とあんなにオシャレをして・・・・
家についても何もする気になれず、もう寝ようと布団にもぐった時です。僕の携帯が鳴りました。(七海かも?)しかし、高岡俊一(しゅんいち)からのメールでした。≪おつかれさまです先輩、今日はめちゃ早く帰ったみたいですけど、もしかして・・今頃、抜け駆けして七海ちゃんの部屋なんてことないですかぁ俺らもさっきまでいつもの店で飲んでまして、これから七海ちゃん家行こうと思うんですが先輩はどうですか?ちなみに・・もうコンビニでぇす。≫
僕はびっくりして、すぐ俊一に電話しました。
トゥルルル・・トゥルルル・・トゥルルル・・ガチャッ
〔おつかれさまっすぅ先輩、今からどうですかぁ?来ますよねぇ?〕
酔って、いつもの大きな声で陽気に話す俊一。
「俊一、今日は七海ちゃんの家行くな!つうか、七海ちゃんに連絡とかしたのかよ?七海ちゃん仕事だって言ってたぞ!今すぐ引き返せ!」
僕のいつもと違う剣幕に気づいたようでした。
〔どうしたんですか・・?さっきから何回か電話やメールしたみたいなんですけど、連絡とれないみたいで・・でも、朋美(ともみ)が言うには今日七海ちゃんお休みみたいですよ・・。〕
僕は佐倉朋美ちゃんが七海のアルバイト仲間であることを忘れていました・・。
「とにかく、急に行ったら迷惑かけちゃうから、今日は止めておこうよ。・・なっ。」
七海の家のすぐ近くまで来ていた俊一達を半ばムリヤリ断念させて、後日また集まる約束をし電話を切りました・・・。
・・その夜僕はなかなか眠れず、ベッドでジタバタしていました。日付が変わろうかという時刻、僕がやっとウトウトしだした時に携帯がなります・・・携帯を開くと、『七海』からの電話です。(・・こんな時間に・・?)七海がこんな時間に電話してきたことなんてありませんでした。
「・・もしもし。どうしたぁ?」
『・・・・・・・・・・』
「・・おぉい?・・七海?・・どしたの?」
【・・・・七海?じゃねえよ。】
男の声でした・・。七海の携帯から男がかけて来たということは・・・・あの黒い男が思い浮かびました。
2015/11/30
長Y〖彼女の恋〗パート13
長Y〖彼女の恋〗パート13
「・・あのぉ・・誰ですか?・・これ、七海の携帯ですよね?」
おそるおそる聞く僕(柴崎孝信:しばさき:たかのぶ)に、あの男が
【誰じゃねえよ。お前、(新島)七海の昔の男だろ?お前うぜえから、七海の周りに居んなよ。わかったか?】
「・・・・・・・・」
今度は僕が無言に・・なる。
【バーカ!】
ツゥツゥツゥ・・僕が返事をするまえに電話がきれました・・《・・なんだよ!・・なんなんだよ!》だんだん怒りが湧いてきてどうしようもなくなった時、また携帯が鳴りました。
ディスプレイには“七海”の名前が表示されています・・・
僕はまたあいつだと思い、勢いよく電話に出ました。
「なんですか!?」
しかし、思わず電話に出たことを僕は後悔します・・。
しばらく無言の続く電話を握りしめる僕。
【・・・・・・ほら、まだやるぞ。】
いきなり男がしゃべり出しました。
「・・???・・・・なにを?」
先ほどの勢いは無くなってしまいます・・・びっくりして、僕はおどおどしてしまう・・。
【おい、しゃんとしろよ!・・七海、お前、もう何回イッたんだよ?】
『・・・・・・あっ、・・えっ、だ・・っめ・・』
【まだ、まだ許さないからな!股をひらけ!・・ったく、足がもうガクガクじゃねえか!お漏らしする女なんて恥ずかしくねぇのか?】
『ご・・ごめんなさい・・・もうダメ。お願いだから・・もう・・。』
【“もう”なんだよ入れて欲しいのか?・・ほら・・どうだ!】
『あああぁぁっ・・・・やぁっ・・あぁっ・・!』
七海の・・あえぐ声です・・・・。
僕は心臓が痛いくらいギュッとなって、一気に血の気が引いていくのを感じました・・。
【なにが、やぁっだだよ・・グチャグチャじゃねぇか?すげぇ!七海のまんこは正直だな!おい、感じてるのか?なぁ、言、え、よ!】
『・・あぁっ・・あんっ・・やっ・・イっ・・あっ・・それ・・ダメぇぇっ!』
【すげぇ本気汁が溢れてるゾ!七海はデッカいチンチンで突かれるのが大好きだもんな。このスケベおんな!】
『・・やだやだやだっ・・イっ・・イっ・・あっ・・!』
【この前の男さ、前に言ってたお前の初恋だった元カレだろ?】
・・あまりのショックに朦朧(もうろう)としていた僕は、男が始めた話を漠然と聞いていました。
【確か・・『孝信』だっけ?おまえ、よく話していたもんな。おまえらヨリ戻したのか?】
『してなぃ・・・・あっ・・ハァァっ・・もぅっ・・くるっ・・くるっ!』
声が弾んでいるのは、男のペニスが七海の中を入ったり出たりしているからなのだろう。そして、七海のあえぎ声もあの笑顔からは想像するのが難しいくらいエロくて、いやらしかった・・。
【だよなぁ・・あんな男じゃ、おまえは満足できねぇだろ?七海は俺のチンポじゃないとダメなんだよなぁぁぁ。】
『あああぁぁっ・・イクぅぅっ・・だめだめだめぇぇっ・・・・ハァァっ、はっ、はっ、・・・・・・ごめんなさい、もう許して・・・。』
男の息が荒くなったのと同時に、七海のあえぎ声も大きくなり、二人一緒にイッたようでした・・。
【・・はぁ、はぁ、・・七海ぃ、逝ったのは何回目なんだぁ?ビクンビクンしちゃって可愛いなぁもう目隠しとってもいいゾ。】
『・・はぁ、はぁ、はぁ、・・んんっ・・・・・・えっ!・・それっなにしてるの?・・私の携帯?・・電話しているの?誰に・・!』
ツゥツゥツゥ・・電話がきれます・・。
僕はやられました・・それで文字通り、沈むようにベッドに座り込んで動けませんでした・・・。思い描いていた、七海と僕の甘い未来や、七海の幸せそうな笑顔などの映像が、まさにヒビ割れ崩れていく気がしました。
そして今頃、目隠しをとった七海はあの男から携帯を受け取り、話し相手が僕だと気づいたのかな・・?もうこれで、僕たちは・・ダメなのかな・・辛い辛い、そして長い長い夜になりました・・。
2015/12/05
「・・あのぉ・・誰ですか?・・これ、七海の携帯ですよね?」
おそるおそる聞く僕(柴崎孝信:しばさき:たかのぶ)に、あの男が
【誰じゃねえよ。お前、(新島)七海の昔の男だろ?お前うぜえから、七海の周りに居んなよ。わかったか?】
「・・・・・・・・」
今度は僕が無言に・・なる。
【バーカ!】
ツゥツゥツゥ・・僕が返事をするまえに電話がきれました・・《・・なんだよ!・・なんなんだよ!》だんだん怒りが湧いてきてどうしようもなくなった時、また携帯が鳴りました。
ディスプレイには“七海”の名前が表示されています・・・
僕はまたあいつだと思い、勢いよく電話に出ました。
「なんですか!?」
しかし、思わず電話に出たことを僕は後悔します・・。
しばらく無言の続く電話を握りしめる僕。
【・・・・・・ほら、まだやるぞ。】
いきなり男がしゃべり出しました。
「・・???・・・・なにを?」
先ほどの勢いは無くなってしまいます・・・びっくりして、僕はおどおどしてしまう・・。
【おい、しゃんとしろよ!・・七海、お前、もう何回イッたんだよ?】
『・・・・・・あっ、・・えっ、だ・・っめ・・』
【まだ、まだ許さないからな!股をひらけ!・・ったく、足がもうガクガクじゃねえか!お漏らしする女なんて恥ずかしくねぇのか?】
『ご・・ごめんなさい・・・もうダメ。お願いだから・・もう・・。』
【“もう”なんだよ入れて欲しいのか?・・ほら・・どうだ!】
『あああぁぁっ・・・・やぁっ・・あぁっ・・!』
七海の・・あえぐ声です・・・・。
僕は心臓が痛いくらいギュッとなって、一気に血の気が引いていくのを感じました・・。
【なにが、やぁっだだよ・・グチャグチャじゃねぇか?すげぇ!七海のまんこは正直だな!おい、感じてるのか?なぁ、言、え、よ!】
『・・あぁっ・・あんっ・・やっ・・イっ・・あっ・・それ・・ダメぇぇっ!』
【すげぇ本気汁が溢れてるゾ!七海はデッカいチンチンで突かれるのが大好きだもんな。このスケベおんな!】
『・・やだやだやだっ・・イっ・・イっ・・あっ・・!』
【この前の男さ、前に言ってたお前の初恋だった元カレだろ?】
・・あまりのショックに朦朧(もうろう)としていた僕は、男が始めた話を漠然と聞いていました。
【確か・・『孝信』だっけ?おまえ、よく話していたもんな。おまえらヨリ戻したのか?】
『してなぃ・・・・あっ・・ハァァっ・・もぅっ・・くるっ・・くるっ!』
声が弾んでいるのは、男のペニスが七海の中を入ったり出たりしているからなのだろう。そして、七海のあえぎ声もあの笑顔からは想像するのが難しいくらいエロくて、いやらしかった・・。
【だよなぁ・・あんな男じゃ、おまえは満足できねぇだろ?七海は俺のチンポじゃないとダメなんだよなぁぁぁ。】
『あああぁぁっ・・イクぅぅっ・・だめだめだめぇぇっ・・・・ハァァっ、はっ、はっ、・・・・・・ごめんなさい、もう許して・・・。』
男の息が荒くなったのと同時に、七海のあえぎ声も大きくなり、二人一緒にイッたようでした・・。
【・・はぁ、はぁ、・・七海ぃ、逝ったのは何回目なんだぁ?ビクンビクンしちゃって可愛いなぁもう目隠しとってもいいゾ。】
『・・はぁ、はぁ、はぁ、・・んんっ・・・・・・えっ!・・それっなにしてるの?・・私の携帯?・・電話しているの?誰に・・!』
ツゥツゥツゥ・・電話がきれます・・。
僕はやられました・・それで文字通り、沈むようにベッドに座り込んで動けませんでした・・・。思い描いていた、七海と僕の甘い未来や、七海の幸せそうな笑顔などの映像が、まさにヒビ割れ崩れていく気がしました。
そして今頃、目隠しをとった七海はあの男から携帯を受け取り、話し相手が僕だと気づいたのかな・・?もうこれで、僕たちは・・ダメなのかな・・辛い辛い、そして長い長い夜になりました・・。
2015/12/05
長Y〖彼女の恋〗パート14
長Y〖彼女の恋〗パート14
眠れずに朝を迎えました・・・目を閉じると新島七海の笑顔が・・僕(柴崎孝信:しばさき:たかのぶ)は食事もとらず、休日ということもあって布団の中でジッとしていました。いつもなら来る七海からの≪おはよう(^O^)/≫メールが、今日は来ません・・。そのことが、昨日の出来事が現実なんだと、僕に思い出させます。
・・・・・・気づくと昼も過ぎ、さすがに布団から出ようとした時です。僕の携帯が鳴りました・・。しかし、昨日のトラウマが・・・携帯とにらめっこ状態の僕・・それは数秒のこと・・・でも、長い時間のように感じました。鳴り止まないので・・七海だろうかと恐る恐るディスプレイを観ると、それは後輩の高岡俊一(しゅんいち)からでした。
「・・・・どうした?」
〔・・・・先輩・・ちょっといいですか?〕
なぜか電話の向こうの俊一は不機嫌でした。
「・・・・なに?」
〔・・・・先輩、七海ちゃんと何があったんですか?・・七海ちゃん、あれじゃ・・・・可哀想ですよ。〕
(・・???・・なにが?・・可哀想なのは僕だろ?)
「・・どういうこと?」
〔・・今朝、七海ちゃんから朋美に電話が来て、しばらく話していたら朋美がパニクってるもんでおれ代わったんですよ。〕
「・・それで?」
〔七海ちゃん、泣きじゃくって・・酷くパニクってたもんで、ヤバいと思って、すぐに朋美と2人で七海ちゃん家に来たんです。〕
(泣きじゃくって・・??)
〔七海ちゃんは、髪ボサボサで、顔クシャクシャで、泣きじゃくりながら・・・・『孝信くんにまた捨てられちゃう』って泣いていました。・・・・先輩、七海ちゃんに何かしたんですか?〕
僕は俊一の話しを聞いてびっくりしました。フラれたのは僕の方だからです・・。しかし、
いまいち僕は状況が読めずにいた。
「・・・・〔七海ちゃん家に来たんです〕って事はお前、今アパートに居るの?」
〔はい。七海ちゃんを1人にできないんで、今朋美がついています。とにかく、説明して下さい。〕
「ちょっとそこに居てくれ、僕もすぐに行くからそれまで七海をよろしく頼む!」
〔えっ!ちょっ、せ、先輩・・〕
俊一からの電話を一方的に切って、僕はワケもわからずバタバタと床に落ちたままの服を着て、部屋を飛び出しました。
『また孝信くんに捨てられちゃう・・。』
七海の言葉と泣く時に髪をグシャグシャやるクセを思い出し、僕は胸がギュッとなりました。今は何もわかりませんが・・七海のそばに居てあげなきゃと思い、駅に向かって走り出しました。
七海の住む街の駅に着き、アパートに向かう途中で携帯をチェックします。俊一から何度も電話が来ていたが行けば済むと思いそのままにした。心も体も焦ります。ようやくアパートに着き、呼び鈴を押す・・・ピンポーン。そしてガチャっ、と音がしてドアが開き俊一が出て来ました。俊一はなぜかドアの前に立ち、怒った顔で僕を・・・・。
2015/12/11
眠れずに朝を迎えました・・・目を閉じると新島七海の笑顔が・・僕(柴崎孝信:しばさき:たかのぶ)は食事もとらず、休日ということもあって布団の中でジッとしていました。いつもなら来る七海からの≪おはよう(^O^)/≫メールが、今日は来ません・・。そのことが、昨日の出来事が現実なんだと、僕に思い出させます。
・・・・・・気づくと昼も過ぎ、さすがに布団から出ようとした時です。僕の携帯が鳴りました・・。しかし、昨日のトラウマが・・・携帯とにらめっこ状態の僕・・それは数秒のこと・・・でも、長い時間のように感じました。鳴り止まないので・・七海だろうかと恐る恐るディスプレイを観ると、それは後輩の高岡俊一(しゅんいち)からでした。
「・・・・どうした?」
〔・・・・先輩・・ちょっといいですか?〕
なぜか電話の向こうの俊一は不機嫌でした。
「・・・・なに?」
〔・・・・先輩、七海ちゃんと何があったんですか?・・七海ちゃん、あれじゃ・・・・可哀想ですよ。〕
(・・???・・なにが?・・可哀想なのは僕だろ?)
「・・どういうこと?」
〔・・今朝、七海ちゃんから朋美に電話が来て、しばらく話していたら朋美がパニクってるもんでおれ代わったんですよ。〕
「・・それで?」
〔七海ちゃん、泣きじゃくって・・酷くパニクってたもんで、ヤバいと思って、すぐに朋美と2人で七海ちゃん家に来たんです。〕
(泣きじゃくって・・??)
〔七海ちゃんは、髪ボサボサで、顔クシャクシャで、泣きじゃくりながら・・・・『孝信くんにまた捨てられちゃう』って泣いていました。・・・・先輩、七海ちゃんに何かしたんですか?〕
僕は俊一の話しを聞いてびっくりしました。フラれたのは僕の方だからです・・。しかし、
いまいち僕は状況が読めずにいた。
「・・・・〔七海ちゃん家に来たんです〕って事はお前、今アパートに居るの?」
〔はい。七海ちゃんを1人にできないんで、今朋美がついています。とにかく、説明して下さい。〕
「ちょっとそこに居てくれ、僕もすぐに行くからそれまで七海をよろしく頼む!」
〔えっ!ちょっ、せ、先輩・・〕
俊一からの電話を一方的に切って、僕はワケもわからずバタバタと床に落ちたままの服を着て、部屋を飛び出しました。
『また孝信くんに捨てられちゃう・・。』
七海の言葉と泣く時に髪をグシャグシャやるクセを思い出し、僕は胸がギュッとなりました。今は何もわかりませんが・・七海のそばに居てあげなきゃと思い、駅に向かって走り出しました。
七海の住む街の駅に着き、アパートに向かう途中で携帯をチェックします。俊一から何度も電話が来ていたが行けば済むと思いそのままにした。心も体も焦ります。ようやくアパートに着き、呼び鈴を押す・・・ピンポーン。そしてガチャっ、と音がしてドアが開き俊一が出て来ました。俊一はなぜかドアの前に立ち、怒った顔で僕を・・・・。
2015/12/11
長Y〖彼女の恋〗パート15
長Y〖彼女の恋〗パート15
「・・なんだよ?七海は?早く中入れてくれよ!」
僕(柴崎孝信:しばさき:たかのぶ)から口を開きました。
〔今はヤバいです。・・七海ちゃんに先輩が来るって言ったら取り乱しちゃって・・、ワケ聞かないウチは会わせられません・・・。〕
「ワケとかは後でじゃダメか?とにかく七海のそばに居たいんだ。」
〔いや・・ダメです。〕
後輩の高岡俊一がきっぱり言います。俊一の顔を観ると軽々しくやり過ごせない事がわかりました。
「・・ちょっと・・いいかな?」
僕は七海のアパートのすぐ目の前の公園に俊一を誘い、今までのことを話しました・・・
以前七海と付き合っていたこと・・僕の方から一方的に別れたこと・・再会してからの2人のこと・・僕の気持ち・・七海には彼氏がいること・・。
昨夜、その彼氏から電話があって、【もう七海に会うな】と言われたこと・・しかし、僕は男と七海のセックスのことは話しませんでした・・・俊一は最後まで真剣に聞いてくれ、理解しようと何度も頷いています。〔でも先輩、七海ちゃんが本当に好きなのは、先輩ですよ。〕
そして俊一の口から思わぬ言葉が飛び出しました・・・
俊一の言葉に僕はびっくりする。
「なんだよ・・それ?」
〔なに言ってるんですか?七海ちゃんを見ていれば誰だってわかりますよ。一緒の時は先輩ばかり見ているし、先輩と一緒の時はあんなに嬉しそうだし・・・それに・・先輩が居ない時も先輩の話しばっかりでしたよ。・・幸せそうにいつも笑顔で、『孝信くんは、孝信くんは』って・・。好きじゃなけりゃ、なんなんですか・・。〕
僕は初めて知りました・・・。
〔七海ちゃん、彼氏は居ないって言ってました・・。俺達は、先輩と七海ちゃんが早くくっつかないかと待っていたんですよ・・・。〕
そう言う俊一の言葉がささります・・。
「俺だって・・・・俊一、七海に会わせてくれないかな・・。七海が心配なんだ。」
こんどは俊一も反対しません。僕と俊一は共だって七海のアパートに向かいました。七海
の家に上がり、奥に進みます。七海の寝室に七海と朋美ちゃんがいました。
僕と俊一を見るなり、俊一とアイコンタクトをした朋美ちゃんはそっと七海から離れ、僕のためにスペースを空けてくれる。七海はどうやら疲れて寝ているようだ。〚さっき、やっと寝たんだよ・・。〛朋美ちゃんと俊一の密やかな会話が聞こえるくらい、その場は静かだった。
僕は眠っている七海の隣りに座り、顔を覗き込む。かなり泣いたのか、目が腫れぼったくなり、すっぴんの顔は色が白く、不健康そうに見えた。髪はボサボサで、いつものひまわりのような七海からは想像出来ない容姿に、今の七海の状態がわかります。
僕は胸が痛くなり、無意識に七海の髪を撫でていました。その感触で目を覚ました七海は、僕を見つけるなり、驚きの目を見開き、毛布の中に素早く潜り込んでしまいました・・。その瞬間の七海の表情を・・僕は忘れられないのです・・・。 『やだ・・やだ・・やだっ、なんで孝信くんが・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・。』何度も何度も謝りながら、七海は泣いていました。
2015/12/13
「・・なんだよ?七海は?早く中入れてくれよ!」
僕(柴崎孝信:しばさき:たかのぶ)から口を開きました。
〔今はヤバいです。・・七海ちゃんに先輩が来るって言ったら取り乱しちゃって・・、ワケ聞かないウチは会わせられません・・・。〕
「ワケとかは後でじゃダメか?とにかく七海のそばに居たいんだ。」
〔いや・・ダメです。〕
後輩の高岡俊一がきっぱり言います。俊一の顔を観ると軽々しくやり過ごせない事がわかりました。
「・・ちょっと・・いいかな?」
僕は七海のアパートのすぐ目の前の公園に俊一を誘い、今までのことを話しました・・・
以前七海と付き合っていたこと・・僕の方から一方的に別れたこと・・再会してからの2人のこと・・僕の気持ち・・七海には彼氏がいること・・。
昨夜、その彼氏から電話があって、【もう七海に会うな】と言われたこと・・しかし、僕は男と七海のセックスのことは話しませんでした・・・俊一は最後まで真剣に聞いてくれ、理解しようと何度も頷いています。〔でも先輩、七海ちゃんが本当に好きなのは、先輩ですよ。〕
そして俊一の口から思わぬ言葉が飛び出しました・・・
俊一の言葉に僕はびっくりする。
「なんだよ・・それ?」
〔なに言ってるんですか?七海ちゃんを見ていれば誰だってわかりますよ。一緒の時は先輩ばかり見ているし、先輩と一緒の時はあんなに嬉しそうだし・・・それに・・先輩が居ない時も先輩の話しばっかりでしたよ。・・幸せそうにいつも笑顔で、『孝信くんは、孝信くんは』って・・。好きじゃなけりゃ、なんなんですか・・。〕
僕は初めて知りました・・・。
〔七海ちゃん、彼氏は居ないって言ってました・・。俺達は、先輩と七海ちゃんが早くくっつかないかと待っていたんですよ・・・。〕
そう言う俊一の言葉がささります・・。
「俺だって・・・・俊一、七海に会わせてくれないかな・・。七海が心配なんだ。」
こんどは俊一も反対しません。僕と俊一は共だって七海のアパートに向かいました。七海
の家に上がり、奥に進みます。七海の寝室に七海と朋美ちゃんがいました。
僕と俊一を見るなり、俊一とアイコンタクトをした朋美ちゃんはそっと七海から離れ、僕のためにスペースを空けてくれる。七海はどうやら疲れて寝ているようだ。〚さっき、やっと寝たんだよ・・。〛朋美ちゃんと俊一の密やかな会話が聞こえるくらい、その場は静かだった。
僕は眠っている七海の隣りに座り、顔を覗き込む。かなり泣いたのか、目が腫れぼったくなり、すっぴんの顔は色が白く、不健康そうに見えた。髪はボサボサで、いつものひまわりのような七海からは想像出来ない容姿に、今の七海の状態がわかります。
僕は胸が痛くなり、無意識に七海の髪を撫でていました。その感触で目を覚ました七海は、僕を見つけるなり、驚きの目を見開き、毛布の中に素早く潜り込んでしまいました・・。その瞬間の七海の表情を・・僕は忘れられないのです・・・。 『やだ・・やだ・・やだっ、なんで孝信くんが・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・。』何度も何度も謝りながら、七海は泣いていました。
2015/12/13
長Y〖彼女の恋〗パート16
長Y〖彼女の恋〗パート16
パート1から
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は毛布の上から新島七海(にいじま・ななみ)を抱きしめて、「話しをしたくて来たんだ。七海と話したくて・・。顔が見たくて・・・・。」それで、しばらく暴れていた七海は疲れたのか大人しくなりますが、毛布の中で号泣しています。
『・・うぅ・・孝信くんに捨てられちゃうもん・・・・あんなの・・捨てられちゃうもん・・うぅぅ・・また・・捨てられちゃう・・もん・・。』
僕は心が痛くなり、七海を力いっぱい抱きしめました・・。七海を隠している毛布を僕は引っ張り、七海の頭から外します。さらに髪の毛がグシャグシャになった七海が、涙をボロボロこぼしながらそこにいました・・。
こんな時に・・て思われますが、なぜか可愛く見える七海を見て僕は気づいたのです。(やっぱり、七海が好きだ。あきらめられない・・。)泣いている七海を抱きしめて、必死になって謝る七海の顔を見たら知らずに涙が出てきました・・。
僕は七海を抱きしめながら、できるだけ優しく髪を撫でます。どのくらいそうしていたで
しょうか・・最初こそ、逃げようとしていた七海も僕の腕の中でおとなしくなり、僕の背中に手を回し、2人静かに抱き合っていました。
高岡俊一と佐倉朋美ちゃんは七海が心配らしく、僕達2人を部屋の入口で見守っていましたが、七海がおとなしくなったのを見届けたからか隣りの部屋に移動したみたいです。しばらく無言で七海の髪を撫でていると、背中に回された七海の手に力が入り、小さな声で・・
『・・・・孝信くん、ごめんね・・。』
「謝らなくていいよ・・。」
『・・孝信くんに嫌われたく無い・・・・本当に、ごめんね・・。』
「嫌いに・・なんかならないよ。』
いろいろわからないこと、聞きたいこと、知りたいこと、いっぱいありましたが・・変な話しかもしれないのですが、僕の腕のなかで小さな小鳥のように震える七海が僕にしがみついている事実が、僕にとって満足なもので・・結局、僕も七海に嫌われたく無かったのです。
静かな部屋のせいか、泣きつかれたのか、そのうち七海は寝てしまいました。僕は七海に
そっと毛布をかけて、隣りの部屋にいる2人の所へ向かいました。「・・2人共ありがとう。いろいろごめんな・・。」俊一から僕と七海のことを聞いたらしい朋美ちゃんは僕に、〚柴崎さん、俊一も言ったと思うけど、七海は本当に先輩が大好きなんだよ・・それだけは、わかってあげて・・。〛
「・・朋美ちゃん、ありがとう。大丈夫だよ。なんかね・・僕の方が七海のこと大好きだから・・。」
2人を安心させようと作った笑顔は、自分でも上手くできなかった。心配だから、“今日は泊まって行くと言ってくれる2人に「僕がついているから大丈夫だよ。2人とも本当にありがとう。・・感謝している。」と礼を述べて、帰ってもらった。
《2人にはこれ以上甘えられないな》と、変な気をつかってしまったのです。僕はキッチ
ンに入り、七海が目を覚ましたら何か食べさせようと簡単なものを作っていると足音が聞こえてきます。
『・・孝信くん?』
「なんだ、もう起きちゃったの?もう少し休んでいなよ。あっ、朋美ちゃんと俊一はさっき帰ってもらったよ。あの2人には本当に・・。」
七海のことを考えてちょっと高めのテンションで明るく話そうとしていた僕に七海がゆっくり近づいて抱きついてきます。
『孝信くん、ごめんね・・ありがとう。』
いつの間にかまた泣き出した七海と目が合うと、どちらともなく顔を近づけ・・僕は七海とキスをしていました。
2015/12/18
パート1から
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は毛布の上から新島七海(にいじま・ななみ)を抱きしめて、「話しをしたくて来たんだ。七海と話したくて・・。顔が見たくて・・・・。」それで、しばらく暴れていた七海は疲れたのか大人しくなりますが、毛布の中で号泣しています。
『・・うぅ・・孝信くんに捨てられちゃうもん・・・・あんなの・・捨てられちゃうもん・・うぅぅ・・また・・捨てられちゃう・・もん・・。』
僕は心が痛くなり、七海を力いっぱい抱きしめました・・。七海を隠している毛布を僕は引っ張り、七海の頭から外します。さらに髪の毛がグシャグシャになった七海が、涙をボロボロこぼしながらそこにいました・・。
こんな時に・・て思われますが、なぜか可愛く見える七海を見て僕は気づいたのです。(やっぱり、七海が好きだ。あきらめられない・・。)泣いている七海を抱きしめて、必死になって謝る七海の顔を見たら知らずに涙が出てきました・・。
僕は七海を抱きしめながら、できるだけ優しく髪を撫でます。どのくらいそうしていたで
しょうか・・最初こそ、逃げようとしていた七海も僕の腕の中でおとなしくなり、僕の背中に手を回し、2人静かに抱き合っていました。
高岡俊一と佐倉朋美ちゃんは七海が心配らしく、僕達2人を部屋の入口で見守っていましたが、七海がおとなしくなったのを見届けたからか隣りの部屋に移動したみたいです。しばらく無言で七海の髪を撫でていると、背中に回された七海の手に力が入り、小さな声で・・
『・・・・孝信くん、ごめんね・・。』
「謝らなくていいよ・・。」
『・・孝信くんに嫌われたく無い・・・・本当に、ごめんね・・。』
「嫌いに・・なんかならないよ。』
いろいろわからないこと、聞きたいこと、知りたいこと、いっぱいありましたが・・変な話しかもしれないのですが、僕の腕のなかで小さな小鳥のように震える七海が僕にしがみついている事実が、僕にとって満足なもので・・結局、僕も七海に嫌われたく無かったのです。
静かな部屋のせいか、泣きつかれたのか、そのうち七海は寝てしまいました。僕は七海に
そっと毛布をかけて、隣りの部屋にいる2人の所へ向かいました。「・・2人共ありがとう。いろいろごめんな・・。」俊一から僕と七海のことを聞いたらしい朋美ちゃんは僕に、〚柴崎さん、俊一も言ったと思うけど、七海は本当に先輩が大好きなんだよ・・それだけは、わかってあげて・・。〛
「・・朋美ちゃん、ありがとう。大丈夫だよ。なんかね・・僕の方が七海のこと大好きだから・・。」
2人を安心させようと作った笑顔は、自分でも上手くできなかった。心配だから、“今日は泊まって行くと言ってくれる2人に「僕がついているから大丈夫だよ。2人とも本当にありがとう。・・感謝している。」と礼を述べて、帰ってもらった。
《2人にはこれ以上甘えられないな》と、変な気をつかってしまったのです。僕はキッチ
ンに入り、七海が目を覚ましたら何か食べさせようと簡単なものを作っていると足音が聞こえてきます。
『・・孝信くん?』
「なんだ、もう起きちゃったの?もう少し休んでいなよ。あっ、朋美ちゃんと俊一はさっき帰ってもらったよ。あの2人には本当に・・。」
七海のことを考えてちょっと高めのテンションで明るく話そうとしていた僕に七海がゆっくり近づいて抱きついてきます。
『孝信くん、ごめんね・・ありがとう。』
いつの間にかまた泣き出した七海と目が合うと、どちらともなく顔を近づけ・・僕は七海とキスをしていました。
2015/12/18
長Y〖彼女の恋〗パート17
長Y〖彼女の恋〗パート17
僕(柴崎孝信:たかのぶ)と七海のキスは、俊一や朋美ちゃんと初めて七海の部屋に泊まった夜以来です。あの時は深夜に突然聞こえて来た俊一達のセックスに煽られて、二人とも熱くなっていましたが、今夜のキスはしっかりお互いの存在を確かめ合うようなキスでした。
キスをしながら新島七海(にいじま・ななみ)の涙を指の腹で拭いてやると、彼女は唇を離し、『・・孝信くんは、いつも優しいね・・。』と笑います。その笑顔は、泣いてはれた目でしたが、僕らが出逢った頃から変わらない、優しい笑顔でした。
くっついてくる七海を説得して、僕は途中だった料理を仕上げて二人で食べます。『美味しい。』って笑顔で言ってくれるのが嬉しくて、僕も笑顔になる。その夜、七海をベッドで抱きしめ背中をトントンしてあげながら静かに二人とも寝ました。しかし、セックスはしませんでした・・・。
朝、目が覚めると七海が僕の顔を覗き込んでいます。
『おはよ・・クス。』
寝起きにあの優しい笑顔があるなんて・・
「・・眼鏡・・かけていたっけ?」
僕の朝第一声は質問からでした。
七海は黒縁のあまりシャレっ気のない眼鏡をかけています。付き合っていた昔も、再会し
てからも眼鏡姿なんて見たことはありませんでした。
『朝だけね・・クス・・孝信くんの寝顔よく見たいから・・。』
「・・なんか、頭良さそうに見える・・。」
『ほんとにぃ・・じゃあ、孝信くんの前ではいつもかけようかなぁ・・クス。』
「さっきからなに笑ってんの?僕の寝起き顔ヘン?」
『・・違うょ・・クスクス・・なんか、目を覚ました時に孝信くんが居たから、嬉しくなって、寝顔を見ていたら・・クスクス・・子供みたいだもん・・。』
「・・子供って・・まぁ、笑顔が見られて良かったよ。」
伸びをする僕に・・チュッ・・七海がキスをします。驚く僕に七海がいつもの笑顔で、『孝信くん、大好きだよ。』とハッキリとした声で告白されました。『お茶飲む?』そう言って立とうとする七海の腕をつかんで、「僕も、七海が大好きだよ。」って七海にキスをしました。
「・・僕ともう一度付き合って下さい。」
『・・はぃ・・。』
その朝、僕と七海は元カレと元カノから、恋人に戻ったのです・・・。
2015/12/26
僕(柴崎孝信:たかのぶ)と七海のキスは、俊一や朋美ちゃんと初めて七海の部屋に泊まった夜以来です。あの時は深夜に突然聞こえて来た俊一達のセックスに煽られて、二人とも熱くなっていましたが、今夜のキスはしっかりお互いの存在を確かめ合うようなキスでした。
キスをしながら新島七海(にいじま・ななみ)の涙を指の腹で拭いてやると、彼女は唇を離し、『・・孝信くんは、いつも優しいね・・。』と笑います。その笑顔は、泣いてはれた目でしたが、僕らが出逢った頃から変わらない、優しい笑顔でした。
くっついてくる七海を説得して、僕は途中だった料理を仕上げて二人で食べます。『美味しい。』って笑顔で言ってくれるのが嬉しくて、僕も笑顔になる。その夜、七海をベッドで抱きしめ背中をトントンしてあげながら静かに二人とも寝ました。しかし、セックスはしませんでした・・・。
朝、目が覚めると七海が僕の顔を覗き込んでいます。
『おはよ・・クス。』
寝起きにあの優しい笑顔があるなんて・・
「・・眼鏡・・かけていたっけ?」
僕の朝第一声は質問からでした。
七海は黒縁のあまりシャレっ気のない眼鏡をかけています。付き合っていた昔も、再会し
てからも眼鏡姿なんて見たことはありませんでした。
『朝だけね・・クス・・孝信くんの寝顔よく見たいから・・。』
「・・なんか、頭良さそうに見える・・。」
『ほんとにぃ・・じゃあ、孝信くんの前ではいつもかけようかなぁ・・クス。』
「さっきからなに笑ってんの?僕の寝起き顔ヘン?」
『・・違うょ・・クスクス・・なんか、目を覚ました時に孝信くんが居たから、嬉しくなって、寝顔を見ていたら・・クスクス・・子供みたいだもん・・。』
「・・子供って・・まぁ、笑顔が見られて良かったよ。」
伸びをする僕に・・チュッ・・七海がキスをします。驚く僕に七海がいつもの笑顔で、『孝信くん、大好きだよ。』とハッキリとした声で告白されました。『お茶飲む?』そう言って立とうとする七海の腕をつかんで、「僕も、七海が大好きだよ。」って七海にキスをしました。
「・・僕ともう一度付き合って下さい。」
『・・はぃ・・。』
その朝、僕と七海は元カレと元カノから、恋人に戻ったのです・・・。
2015/12/26
長Y〖彼女の恋〗パート18
長Y〖彼女の恋〗パート18
前日の泣きじゃくっていた新島七海(にいじま・ななみ)はもういません。泣き過ぎて目は腫れ、鼻は擦りすぎて赤みが取れず、決して綺麗とは言えないけど、嬉しそうに笑う七海は僕(柴崎孝信:たかのぶ)の心を穏やかにしてくれました。
僕もいろいろ聞きたいこと、知りたいことありましたが、泣きじゃくっていた七海を思い出し、嬉しそうに笑う七海を見ると言葉が出ず、質問は飲み込みました。その日は二人で七海の部屋で過ごします。それで出逢った頃の話しや再会した時のお互いの感情や状況、離れていた2年間の話しをとめどなくしました。
二人の空白の時間をを小さなピースを紡いで埋めようとしていたのだと思います。ただ、あの男についてはお互い意識して回避していたので空白のパズルは完成することはありませんでした・・。
高岡俊一と佐倉朋美ちゃんからは何度も僕や七海の携帯にメールがありました。心配してくれる友人が居るのは本当に嬉しいことで、僕も七海ももう大丈夫って返事しながら胸が熱くなります・・。あの二人にも心配かけたなぁと思い、その日の夜にいつもの居酒屋で4人で会おうということになりました。
七海はちょっとばつが悪いらしく、『まともに二人の顔が見られないよ。』なんて言います。僕は家から出てきて格好のままでした。一方、七海はグレーの柔らかい生地のくるぶしの方まであるロングワンピースにジャケットを羽織り、眼鏡はコンタクトに代えています。
玄関を二人一緒に出ると突然、七海が小さくつぶやいて僕を見ます・・。
『このワンピ可愛いんだけど、歩きづらいんだぁ・・。』
「・・・・・・。」
やっと七海の言葉の意味に気づいた僕が訊きます。
「・・手・・つなごうか?」
『・・うん♪』
嬉しそうな満面の笑みで七海が応えました。
僕達は二人、手をつないで俊一達の待つ居酒屋へ向かいます。俊一と朋美ちゃんは先に居酒屋で待っていてくれました。
〚待ってましたぁ~。〛
〔遅いですよ!〕
いつもの明るい二人の気持ちが嬉しく、僕は不覚にも涙ぐんでしまい、心のなかで《ありがとう》と頭を下げます。
4人でワイワイと、ある程度飲んだところで、「昨日は二人とも心配かけてごめん・・僕と七海はこれから付き合うことにしました。」僕の改まった宣言に途中からきっちり座り直した七海と一緒に頭を下げると、〔おぉぉ~っマジですかぁ~!やったぁ!!おめでとうございます。〕と、俊一が大きな声で喜ぶ。〚・・本当に?良かったねぇ~〛って、七海の顔を目をパチパチしながら見て、涙ぐむ朋美ちゃん。本当に、ありがたい友人です。
俊一からある程度事情を聞いていた朋美ちゃんも、僕と七海の昔のことは知っているし、昨日の出来事から急に付き合うまでは行くと思ってなかったらしく、驚きとともにとても喜んでくれました。
祝いと称した4人の宴会も、七海以外の三人は次の日が仕事ということもあり電車のある内に解散になりました。そして4人で駅まで歩きます。その道中、七海はずっと僕の小指を握っていました。『じゃあ、おつかれぇ♪ありがとう。』朋美ちゃんたちを先に電車に乗せて見送り、僕は逆のホームへ移動しました。
『・・孝信くん、帰っちゃうんだね・・あはっ、寂しいなぁ・・。』
寂しげな空笑いをする七海を抱きしめます。
「またすぐ逢えるよ。帰り道は大丈夫?」
『・・クス・・うん、すぐそこだもん。』
「・・七海、大好きだよ。」
七海の背中をさすってから、僕はキスをして、指切りをしました。
『孝信くん、またね。』
「・・うん。」
七海は見えなくなるまでずっと僕を見つめています・・・。
2016/01/03
前日の泣きじゃくっていた新島七海(にいじま・ななみ)はもういません。泣き過ぎて目は腫れ、鼻は擦りすぎて赤みが取れず、決して綺麗とは言えないけど、嬉しそうに笑う七海は僕(柴崎孝信:たかのぶ)の心を穏やかにしてくれました。
僕もいろいろ聞きたいこと、知りたいことありましたが、泣きじゃくっていた七海を思い出し、嬉しそうに笑う七海を見ると言葉が出ず、質問は飲み込みました。その日は二人で七海の部屋で過ごします。それで出逢った頃の話しや再会した時のお互いの感情や状況、離れていた2年間の話しをとめどなくしました。
二人の空白の時間をを小さなピースを紡いで埋めようとしていたのだと思います。ただ、あの男についてはお互い意識して回避していたので空白のパズルは完成することはありませんでした・・。
高岡俊一と佐倉朋美ちゃんからは何度も僕や七海の携帯にメールがありました。心配してくれる友人が居るのは本当に嬉しいことで、僕も七海ももう大丈夫って返事しながら胸が熱くなります・・。あの二人にも心配かけたなぁと思い、その日の夜にいつもの居酒屋で4人で会おうということになりました。
七海はちょっとばつが悪いらしく、『まともに二人の顔が見られないよ。』なんて言います。僕は家から出てきて格好のままでした。一方、七海はグレーの柔らかい生地のくるぶしの方まであるロングワンピースにジャケットを羽織り、眼鏡はコンタクトに代えています。
玄関を二人一緒に出ると突然、七海が小さくつぶやいて僕を見ます・・。
『このワンピ可愛いんだけど、歩きづらいんだぁ・・。』
「・・・・・・。」
やっと七海の言葉の意味に気づいた僕が訊きます。
「・・手・・つなごうか?」
『・・うん♪』
嬉しそうな満面の笑みで七海が応えました。
僕達は二人、手をつないで俊一達の待つ居酒屋へ向かいます。俊一と朋美ちゃんは先に居酒屋で待っていてくれました。
〚待ってましたぁ~。〛
〔遅いですよ!〕
いつもの明るい二人の気持ちが嬉しく、僕は不覚にも涙ぐんでしまい、心のなかで《ありがとう》と頭を下げます。
4人でワイワイと、ある程度飲んだところで、「昨日は二人とも心配かけてごめん・・僕と七海はこれから付き合うことにしました。」僕の改まった宣言に途中からきっちり座り直した七海と一緒に頭を下げると、〔おぉぉ~っマジですかぁ~!やったぁ!!おめでとうございます。〕と、俊一が大きな声で喜ぶ。〚・・本当に?良かったねぇ~〛って、七海の顔を目をパチパチしながら見て、涙ぐむ朋美ちゃん。本当に、ありがたい友人です。
俊一からある程度事情を聞いていた朋美ちゃんも、僕と七海の昔のことは知っているし、昨日の出来事から急に付き合うまでは行くと思ってなかったらしく、驚きとともにとても喜んでくれました。
祝いと称した4人の宴会も、七海以外の三人は次の日が仕事ということもあり電車のある内に解散になりました。そして4人で駅まで歩きます。その道中、七海はずっと僕の小指を握っていました。『じゃあ、おつかれぇ♪ありがとう。』朋美ちゃんたちを先に電車に乗せて見送り、僕は逆のホームへ移動しました。
『・・孝信くん、帰っちゃうんだね・・あはっ、寂しいなぁ・・。』
寂しげな空笑いをする七海を抱きしめます。
「またすぐ逢えるよ。帰り道は大丈夫?」
『・・クス・・うん、すぐそこだもん。』
「・・七海、大好きだよ。」
七海の背中をさすってから、僕はキスをして、指切りをしました。
『孝信くん、またね。』
「・・うん。」
七海は見えなくなるまでずっと僕を見つめています・・・。
2016/01/03
長Y〖彼女の恋〗パート19
長Y〖彼女の恋〗パート19
その日から僕(柴崎孝信:たかのぶ)は毎日が幸せでした。朝昼夜には新島七海(にいじま・ななみ)から電話やメールが届く。《七海が好きで好きで・・》その幸福な気持ちで、仕事もだんだん調子が上がり、周りの同僚達も僕の変化に気づいたらしいです。
後輩の高岡俊一も、〔先輩、最近元気いっぱいですねぇ!恋すると男も変わっちゃうんすねぇ。〕とからかって来ますが、それすら嬉しく思うのです。そして、付き合い出してからは、週末は七海の部屋に泊まりに行きます。2度目のお泊まりで、僕と七海は結ばれました。
七海が作ってくれたご飯を食べ、それぞれ別々にお風呂に入り、2人で借りて来たDVDを寄り添って観ていました。七海はあの夜以来、僕にくっつくようになります。それで、僕はくっついている七海の体温と髪のシャンプーの香りにドキドキしてしまい、内容が頭に入って来ません・・。
すでに僕のペニスはカチカチに反応し、バレないかとドキドキしていたら、何かの拍子に七海の手がペニスに当たってしまいました。ビクッと手を引っ込めた七海が僕を見ます・・。僕も七海を見ます・・。どのくらい見つめ合っていたでしょうか、僕達は無言でキスをしていました。
“・・ヌチャ・・ヌチャ・・”お互いの舌を絡めるディープキスに漏れる音がイヤらしく、心臓はカラダの外にあるんじゃないかと思うくらいうるさく鳴っています。僕はしばらく七海の唇の柔らかさを味わうようにキスをしていました。思いきって唾液を送ると、七海はコクンとそれを飲んでくれる。そして、七海の可愛らしい舌を僕の舌で誘うと、いやらしく絡めてきた・・。
2年前はこんなにキスだけで興奮したかなぁ・・?この時は単純に、僕は大人の女性になった七海に興奮し、嬉しくなっていました。
『・・脱ごっか?』
「・・う、うん・・。」
僕がドキマギ返事すると、七海はゆっくり立ち上がって、服を脱ぎ始めます・・。暗い部屋
のテレビの明かりに照らされた七海の白い肌は、息を呑むほど綺麗で妖しくて・・淫靡でした。
ピンクの揃いの下着を脱いだ七海をバタバタと全ていっぺんに脱いだ僕が抱きしめます。
七海のふくよかな胸が僕の胸に、七海のお腹が僕のお腹に・・僕が手を七海の背中に回すと、七海も僕の背中に手を回します・・・。
七海の温もりが、スベスベの肌から伝わり、僕は抱きしめているだけで気持ちがいいのです。再びどちらともなくキスをしたかと思うと、七海がスっとしゃがみました。僕は胸のあたりの温もりが去ったのが寂しく、七海を目で追います。なんと、僕のカチカチになったペニスを右手で持った七海が僕を見上げていました。左手は僕の右太ももに添えてあり、やけに意識したのを覚えています。
七海は僕と目が合うと、僕の目を見つめながら・・ニュルっ・・っとペニスを口にふくみまし
た。温かく、柔らかい口の中で動き絡まる七海の舌。僕を見つめながらフェラチオをする七海の上気した顔と、僕のペニスに絡まる七海の舌と、太ももに添えられた手・・全てに興奮して、すぐに七海の口の中に放ってしまった・・。
僕が口の中に放ったのは初めてのことです・・。久しぶりの性行為だからか、あまりに興奮していたからか、驚くほど早く・・僕はイってしまいました。初めての口内射精とあまりに早かったので動揺し、七海の口からすぐ引き抜いてしゃがみ、七海の顔を覗き込む。
「ご、ごめん!?・・大丈夫?」
謝る僕に七海は細い目に涙を溜めて、
『ううん・・嬉しい。』
って一言に僕は七海を抱きしめていました。七海のこの一言のおかげで、僕の恥ずかしい、やら情けないって感情は吹っ飛んで、《愛しい》という気持ちが溢れました。
2016/01/13
その日から僕(柴崎孝信:たかのぶ)は毎日が幸せでした。朝昼夜には新島七海(にいじま・ななみ)から電話やメールが届く。《七海が好きで好きで・・》その幸福な気持ちで、仕事もだんだん調子が上がり、周りの同僚達も僕の変化に気づいたらしいです。
後輩の高岡俊一も、〔先輩、最近元気いっぱいですねぇ!恋すると男も変わっちゃうんすねぇ。〕とからかって来ますが、それすら嬉しく思うのです。そして、付き合い出してからは、週末は七海の部屋に泊まりに行きます。2度目のお泊まりで、僕と七海は結ばれました。
七海が作ってくれたご飯を食べ、それぞれ別々にお風呂に入り、2人で借りて来たDVDを寄り添って観ていました。七海はあの夜以来、僕にくっつくようになります。それで、僕はくっついている七海の体温と髪のシャンプーの香りにドキドキしてしまい、内容が頭に入って来ません・・。
すでに僕のペニスはカチカチに反応し、バレないかとドキドキしていたら、何かの拍子に七海の手がペニスに当たってしまいました。ビクッと手を引っ込めた七海が僕を見ます・・。僕も七海を見ます・・。どのくらい見つめ合っていたでしょうか、僕達は無言でキスをしていました。
“・・ヌチャ・・ヌチャ・・”お互いの舌を絡めるディープキスに漏れる音がイヤらしく、心臓はカラダの外にあるんじゃないかと思うくらいうるさく鳴っています。僕はしばらく七海の唇の柔らかさを味わうようにキスをしていました。思いきって唾液を送ると、七海はコクンとそれを飲んでくれる。そして、七海の可愛らしい舌を僕の舌で誘うと、いやらしく絡めてきた・・。
2年前はこんなにキスだけで興奮したかなぁ・・?この時は単純に、僕は大人の女性になった七海に興奮し、嬉しくなっていました。
『・・脱ごっか?』
「・・う、うん・・。」
僕がドキマギ返事すると、七海はゆっくり立ち上がって、服を脱ぎ始めます・・。暗い部屋
のテレビの明かりに照らされた七海の白い肌は、息を呑むほど綺麗で妖しくて・・淫靡でした。
ピンクの揃いの下着を脱いだ七海をバタバタと全ていっぺんに脱いだ僕が抱きしめます。
七海のふくよかな胸が僕の胸に、七海のお腹が僕のお腹に・・僕が手を七海の背中に回すと、七海も僕の背中に手を回します・・・。
七海の温もりが、スベスベの肌から伝わり、僕は抱きしめているだけで気持ちがいいのです。再びどちらともなくキスをしたかと思うと、七海がスっとしゃがみました。僕は胸のあたりの温もりが去ったのが寂しく、七海を目で追います。なんと、僕のカチカチになったペニスを右手で持った七海が僕を見上げていました。左手は僕の右太ももに添えてあり、やけに意識したのを覚えています。
七海は僕と目が合うと、僕の目を見つめながら・・ニュルっ・・っとペニスを口にふくみまし
た。温かく、柔らかい口の中で動き絡まる七海の舌。僕を見つめながらフェラチオをする七海の上気した顔と、僕のペニスに絡まる七海の舌と、太ももに添えられた手・・全てに興奮して、すぐに七海の口の中に放ってしまった・・。
僕が口の中に放ったのは初めてのことです・・。久しぶりの性行為だからか、あまりに興奮していたからか、驚くほど早く・・僕はイってしまいました。初めての口内射精とあまりに早かったので動揺し、七海の口からすぐ引き抜いてしゃがみ、七海の顔を覗き込む。
「ご、ごめん!?・・大丈夫?」
謝る僕に七海は細い目に涙を溜めて、
『ううん・・嬉しい。』
って一言に僕は七海を抱きしめていました。七海のこの一言のおかげで、僕の恥ずかしい、やら情けないって感情は吹っ飛んで、《愛しい》という気持ちが溢れました。
2016/01/13
長Y〖彼女の恋〗パート20
長Y〖彼女の恋〗パート20
「・・あの、精液は?」と尋ねる僕(柴崎孝信:たかのぶ)に、新島七海(にいじま・ななみ)は口をパッと開けて、『飲んじゃった!』そしてクスクス笑いながら、僕に抱きついてきます。僕は精液を飲んだ七海に興奮し、押し倒し、七海のオマンコを荒々しく舐めました。
『・・ハゥ・・ヤァァ・・あぁぁ、孝信くん・・。』
僕は七海のあげる小さな喘ぎ声にも煽られ、夢中で舐めます。七海の白く細く長い脚を大きく開いて、中心で僕の唾液と七海の愛液とでピカピカに光るオマンコがとても綺麗でした。
「・・七海、すごいよ。・・すごく濡れている。溢れているよ。・・・・綺麗だ。」
うわごとのように僕が言うと。
『ヤダ、恥ずかしいよぉ・・。・・あっあっ、見ないで、おねがい・・あぁぁ・・。』
カラダの前で腕を合わせながら七海は手で隠そうとしました。
「ダぁメ!」
僕は隠そうとする七海の手を抑えながら、中指に七海の溢れる愛液を絡めるとオマンコの中に進入します。ニュルンっと抵抗無く入ったのですが、中は指一本でも中の肉が四方から包み込んでくる感覚があり、かなり狭い感じです。
何より、七海の中は“熱い”の一言でドキドキしました。
『あぁぁぁ・・イィ・・。』
指を入れただけで背中を弓なりに反るほど感じてしまう七海に興奮しながら、僕は指でピストンします。合間に親指の腹でクリを潰すようにグリグリとする。
『・・あっ、ダメぇ!!あっあっあっ・・声、止まっんない・・あぁぁ!!・・』
と、顔を真っ赤にしながら感じています。
以前から七海は感じ出すと何かを掴もうとするクセがあり、シーツや僕の背中や腕は終わるころには傷だらけってことがよくありました。この時も感じ出した七海が僕の腕を掴むので、僕は興奮と懐かしさで胸がいっぱいになりました。
僕は、頬を紅く染めて泣きそうな声で感じる七海を舌と指で高めて行くことに興奮し、僕の息子(ペニス)も再び元気になります。僕が、「入れたい・・。」と言うと何度か頷いて同意してくれました。そして、小さな声で、『・・ハァ、ハァ・・そこの小さな引き出しの中に・・。』
言われた通りに僕がその小さな引き出しを開けると、布の掛けてある箱にコンドームが・・
(・・なんで、女性の独り暮らしの部屋に?)と、思いましたが七海と久しぶりに繋がる興奮に考えるのを止めてコンドームを取り出し装着します。七海の方へ歩いて行くと、目をウルウルさせて頬を紅く上気させた暗がりでもわかる真っ白なはだかの七海が両手を広げて待っていました。
『・・孝信くん、ぎゅってして・・。』
僕は七海を抱きしめ、キスをします。二人の荒い鼻息、舌を絡める度に聴こえてくる濡れた音に気持ちが高ぶり、僕は七海の中へカチカチになった分身(ペニス)を挿入していきました。
『ンンンー!!!』ふさがった七海の唇から声が漏れるのに僕(柴崎孝信:たかのぶ)は興奮をしました。七海の中は、コンドーム越しでも十分わかるほど熱く、お湯に入ったような心持ちで・・なおかつまとわりついてきます。僕にとっては、改めての感動でした。
2016/01/19
「・・あの、精液は?」と尋ねる僕(柴崎孝信:たかのぶ)に、新島七海(にいじま・ななみ)は口をパッと開けて、『飲んじゃった!』そしてクスクス笑いながら、僕に抱きついてきます。僕は精液を飲んだ七海に興奮し、押し倒し、七海のオマンコを荒々しく舐めました。
『・・ハゥ・・ヤァァ・・あぁぁ、孝信くん・・。』
僕は七海のあげる小さな喘ぎ声にも煽られ、夢中で舐めます。七海の白く細く長い脚を大きく開いて、中心で僕の唾液と七海の愛液とでピカピカに光るオマンコがとても綺麗でした。
「・・七海、すごいよ。・・すごく濡れている。溢れているよ。・・・・綺麗だ。」
うわごとのように僕が言うと。
『ヤダ、恥ずかしいよぉ・・。・・あっあっ、見ないで、おねがい・・あぁぁ・・。』
カラダの前で腕を合わせながら七海は手で隠そうとしました。
「ダぁメ!」
僕は隠そうとする七海の手を抑えながら、中指に七海の溢れる愛液を絡めるとオマンコの中に進入します。ニュルンっと抵抗無く入ったのですが、中は指一本でも中の肉が四方から包み込んでくる感覚があり、かなり狭い感じです。
何より、七海の中は“熱い”の一言でドキドキしました。
『あぁぁぁ・・イィ・・。』
指を入れただけで背中を弓なりに反るほど感じてしまう七海に興奮しながら、僕は指でピストンします。合間に親指の腹でクリを潰すようにグリグリとする。
『・・あっ、ダメぇ!!あっあっあっ・・声、止まっんない・・あぁぁ!!・・』
と、顔を真っ赤にしながら感じています。
以前から七海は感じ出すと何かを掴もうとするクセがあり、シーツや僕の背中や腕は終わるころには傷だらけってことがよくありました。この時も感じ出した七海が僕の腕を掴むので、僕は興奮と懐かしさで胸がいっぱいになりました。
僕は、頬を紅く染めて泣きそうな声で感じる七海を舌と指で高めて行くことに興奮し、僕の息子(ペニス)も再び元気になります。僕が、「入れたい・・。」と言うと何度か頷いて同意してくれました。そして、小さな声で、『・・ハァ、ハァ・・そこの小さな引き出しの中に・・。』
言われた通りに僕がその小さな引き出しを開けると、布の掛けてある箱にコンドームが・・
(・・なんで、女性の独り暮らしの部屋に?)と、思いましたが七海と久しぶりに繋がる興奮に考えるのを止めてコンドームを取り出し装着します。七海の方へ歩いて行くと、目をウルウルさせて頬を紅く上気させた暗がりでもわかる真っ白なはだかの七海が両手を広げて待っていました。
『・・孝信くん、ぎゅってして・・。』
僕は七海を抱きしめ、キスをします。二人の荒い鼻息、舌を絡める度に聴こえてくる濡れた音に気持ちが高ぶり、僕は七海の中へカチカチになった分身(ペニス)を挿入していきました。
『ンンンー!!!』ふさがった七海の唇から声が漏れるのに僕(柴崎孝信:たかのぶ)は興奮をしました。七海の中は、コンドーム越しでも十分わかるほど熱く、お湯に入ったような心持ちで・・なおかつまとわりついてきます。僕にとっては、改めての感動でした。
2016/01/19
長Y〖彼女の恋〗パート21
長Y〖彼女の恋〗パート21
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は自分のペニスがパンパンになっているのがよくわかります。新島七海(にいじま・ななみ)の熱く濡れたオマンコに出し入れするたびに クチュ クチュ といやらしい音が聞こえ、『・・アッ、アッ、・・タカノブゥ、・・ンッ・・。』っと鼻にかかった七海の喘ぎ声に僕はどんどん高まっていきました。
七海は普段、僕のことを『孝信くん。』と呼びますが、エッチの時に気持ちが高ぶると、細い目を潤ませて、白い頬を赤らめて、『・・タカノブ。』と呼び捨てにします。その時の七海は本当に綺麗で、可愛くて、色っぽくて、大人の女だなぁって感じがしました。
僕は七海の中に出し入れをしながら、「気持ちいい?気持ちいい?」と何度も聞いていました。すると七海は眉間にシワをよせて、目をギュッとつぶりながら、何度も頷きます。その仕草が僕は大好きで、セックスの間は七海に話しかけます。
『・・・すごく気持ちいいよ・・・。』
と返してくれます。それを見ると、僕は七海への気持ちが膨らんでもっともっと感じて欲しくなり、腰をふるのが速くなります
『・・アァァっ、イィ・・タカノブゥゥ・・やぁぁ・・。』
七海が顔を真っ赤にして声をあげるなか、パンッパンッと肉打つ音。
「七海、逝くよ!!!」
『来てぇ・・、来てぇぇぇ・・。』
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は七海の中でコンドームの先をふくらませました・・。七海のふくよかな胸に頬をつけて、余韻に浸っていました。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、・・。」
聞こえるのは二人の息づかい。・・・すると、
『・・ハァ・・ハァ・・・・孝信くん、ありがとう。大好きだよ・・。』
七海は僕の頭を優しく撫でながら、笑顔を僕に向けます。その夜は二人抱き合いながら眠りました。
その日から僕と七海は空白の2年間を埋めるかのように逢っては繋がります。僕は七海の
白くてスベスベのカラダに溺れ、ほぼ24時間と言っていいほど七海のことを考えていました。そんな日々が過ぎて行き、あの男のことなんかも考えなくなっていきます。
そんな時でした。
〔先輩、今週末なんですけど、七海ちゃんや(佐倉)朋美とウチで飲みませんか?〕
最近小さな焼酎サーバー(焼酎を熟成させる壷)を購入したと自慢気味の後輩、高岡俊一の家での飲み会に誘われました。週末に七海の最寄り駅で待ち合わせて僕達は俊一の住むアパートに向かいます。
胸の前に柄の入った白のワンピースに赤のカーディガンを羽織り、髪をシュシュで一つにまとめ、僕の要望で今夜はコンタクトから黒ブチメガネに代えて七海は待ち合わせ場所に来ました。遠くからでもすぐ七海が来たのがわかり、あまりの可愛らしさにドキドキしてしまいます。
『お待たせ・・メガネはやっぱりちょっと恥ずかしいなぁ・・。』
人前でのメガネ姿にちょっと抵抗があるらしく、恥ずかしがる仕草がまた可愛らしく僕は幸せになりました。俊一のアパートに着くと二人が出迎えてくれます。
俊一はメガネ姿の七海を見て目をまん丸にして、
〔・・うわっ、どうしたんですか?・・七海ちゃんめちゃ可愛い・・。〕
嬉しい反応の俊一に気を良くした僕はこの後いつも以上のペースで飲んでしまい、帰るタイミングを逃し、七海と一緒に俊一のアパートに泊めてもらうことにしました。
僕も七海の仕草の一つ一つが可愛く思います。
〔いやぁ~、本当に七海ちゃん可愛いよ。朋美もメガネかけるか?〕
後輩の俊一は酔いが回って、七海のことをやたら誉めます。
〚メガネかけたら俊ちゃんは優しくなるかなぁ?けど、七海ほど似合う自信無い。〛
朋美ちゃんも酔ってどんどん楽しくからんできます。やっぱり、この4人は楽しい。
お酒が無くなり、七海と朋美ちゃんが近くのコンビニへ行くことになりました。2人がアパートを出ると、俊一が急に話し出しました。
〔先輩、俺ついにやっちゃいましたよ。〕
「やったってなにを?」
〔・・・・スワッピング・・・。〕
「はぁ!?」
2016/01/29
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は自分のペニスがパンパンになっているのがよくわかります。新島七海(にいじま・ななみ)の熱く濡れたオマンコに出し入れするたびに クチュ クチュ といやらしい音が聞こえ、『・・アッ、アッ、・・タカノブゥ、・・ンッ・・。』っと鼻にかかった七海の喘ぎ声に僕はどんどん高まっていきました。
七海は普段、僕のことを『孝信くん。』と呼びますが、エッチの時に気持ちが高ぶると、細い目を潤ませて、白い頬を赤らめて、『・・タカノブ。』と呼び捨てにします。その時の七海は本当に綺麗で、可愛くて、色っぽくて、大人の女だなぁって感じがしました。
僕は七海の中に出し入れをしながら、「気持ちいい?気持ちいい?」と何度も聞いていました。すると七海は眉間にシワをよせて、目をギュッとつぶりながら、何度も頷きます。その仕草が僕は大好きで、セックスの間は七海に話しかけます。
『・・・すごく気持ちいいよ・・・。』
と返してくれます。それを見ると、僕は七海への気持ちが膨らんでもっともっと感じて欲しくなり、腰をふるのが速くなります
『・・アァァっ、イィ・・タカノブゥゥ・・やぁぁ・・。』
七海が顔を真っ赤にして声をあげるなか、パンッパンッと肉打つ音。
「七海、逝くよ!!!」
『来てぇ・・、来てぇぇぇ・・。』
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は七海の中でコンドームの先をふくらませました・・。七海のふくよかな胸に頬をつけて、余韻に浸っていました。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、・・。」
聞こえるのは二人の息づかい。・・・すると、
『・・ハァ・・ハァ・・・・孝信くん、ありがとう。大好きだよ・・。』
七海は僕の頭を優しく撫でながら、笑顔を僕に向けます。その夜は二人抱き合いながら眠りました。
その日から僕と七海は空白の2年間を埋めるかのように逢っては繋がります。僕は七海の
白くてスベスベのカラダに溺れ、ほぼ24時間と言っていいほど七海のことを考えていました。そんな日々が過ぎて行き、あの男のことなんかも考えなくなっていきます。
そんな時でした。
〔先輩、今週末なんですけど、七海ちゃんや(佐倉)朋美とウチで飲みませんか?〕
最近小さな焼酎サーバー(焼酎を熟成させる壷)を購入したと自慢気味の後輩、高岡俊一の家での飲み会に誘われました。週末に七海の最寄り駅で待ち合わせて僕達は俊一の住むアパートに向かいます。
胸の前に柄の入った白のワンピースに赤のカーディガンを羽織り、髪をシュシュで一つにまとめ、僕の要望で今夜はコンタクトから黒ブチメガネに代えて七海は待ち合わせ場所に来ました。遠くからでもすぐ七海が来たのがわかり、あまりの可愛らしさにドキドキしてしまいます。
『お待たせ・・メガネはやっぱりちょっと恥ずかしいなぁ・・。』
人前でのメガネ姿にちょっと抵抗があるらしく、恥ずかしがる仕草がまた可愛らしく僕は幸せになりました。俊一のアパートに着くと二人が出迎えてくれます。
俊一はメガネ姿の七海を見て目をまん丸にして、
〔・・うわっ、どうしたんですか?・・七海ちゃんめちゃ可愛い・・。〕
嬉しい反応の俊一に気を良くした僕はこの後いつも以上のペースで飲んでしまい、帰るタイミングを逃し、七海と一緒に俊一のアパートに泊めてもらうことにしました。
僕も七海の仕草の一つ一つが可愛く思います。
〔いやぁ~、本当に七海ちゃん可愛いよ。朋美もメガネかけるか?〕
後輩の俊一は酔いが回って、七海のことをやたら誉めます。
〚メガネかけたら俊ちゃんは優しくなるかなぁ?けど、七海ほど似合う自信無い。〛
朋美ちゃんも酔ってどんどん楽しくからんできます。やっぱり、この4人は楽しい。
お酒が無くなり、七海と朋美ちゃんが近くのコンビニへ行くことになりました。2人がアパートを出ると、俊一が急に話し出しました。
〔先輩、俺ついにやっちゃいましたよ。〕
「やったってなにを?」
〔・・・・スワッピング・・・。〕
「はぁ!?」
2016/01/29
長Y〖彼女の恋〗パート22
長Y〖彼女の恋〗パート22
〔先輩、知らないんですか?スワッピングを。〕
酔っているとはいえ、僕にとって衝撃的な後輩の高岡俊一のカミングアウトです。
〔他のカップルと一緒にヤるんですよ。(佐倉)朋美は相手の彼氏さんとして、おれは相手の彼女さんと・・凄かったです!〕
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は、その時の写メを見せながら、楽しそうに話す俊一の顔を見ながら、あの七海のアパートで聴いた俊一と朋美ちゃんのセックスを思い出して下半身が熱くなりました。
「ホントかすごいな・・朋美ちゃんは嫌じゃなかったの?」
〔大丈夫ですアイツ、気の強そうな顔をしていますけど、実はドMでエッチ大好きなんですから。〕
僕は勃起しているのを悟られないようにするので頭がいっぱいになります。
〔朋美が他の男とするのを初めて見ましたけど、おかしくなりそうなくらい興奮して、クセになりそうですよ。〕
俊一が笑って手に持つ携帯を僕の方に見せました。そこには、知らない男の人の上にまたがり、深く挿入されながらカメラを見る全裸の朋美ちゃんが写っていました。その感じた顔の朋美ちゃんはとても綺麗でした。
ガチャリっ、『ただいまぁ♪』〚ただいま~。〛2人が帰って来たので慌てて携帯を戻します。僕は朋美ちゃんの顔をまともに見られません。すると、隣りに座った七海が僕の顔を覗きこみ、『孝信くん?どうしたの?』って小首を傾げて伺ってきます。
《七海も僕以外の男に抱かれたら・・あんな顔するのかな・・?》
(・・・思い出しながらなので多少の違いはありますが、すでに僕と七海が通って来た事です。ただ、あの頃はそうしたいとかはまだ無く、単純に後輩の下ネタに煽られていました。まだあの男との事がありましたので複雑な鬱勃起ってとこでしょうか・・・)
後輩の俊一とその彼女佐倉朋美ちゃんの思いがけない性生活を聞いて、僕は少なからず驚きました。俊一はもちろん、朋美ちゃんにもそれらしさは見受けられず、七海と笑いなが
らテレビを観ている朋美ちゃんを何度となくチラ見しては、《朋美ちゃんがあんな表情をなぁ・・》なんて想いながらお酒を飲みます・・・。
僕は、七海とあの男のことが頭をよぎりました・・嫌な気持ちが甦り・・僕の知らない七海がいることがモヤモヤしました。夜も更け、お酒も進みいつの間にか寝てしまいました。
そんな飲み会から数日後、僕は七海とデートの約束がありましたが、その朝にメールがあ
り、『急用ができたのごめんなさい。』ってデートをキャンセルされます。それは僕達が付
き合い出して初めてでした。僕は1日丸々空いたのでぶらぶら雑貨屋を巡り、古本屋で七海が好きな作家の恋愛小説を見つけて思わず買いました。
夜にはアパートにいるかなと思い、20時頃に買った小説と雑貨を自慢しに七海のアパートへ向かいました。しかし、残念なことに留守です。僕は七海のアパートの近くで時間をつぶし、帰って来たら一目逢って、七海に買った小説や雑貨を渡して帰るつもりでした。七海に少しでも逢いたかったのです。
ファーストフード店で待っている間、何度か七海にメールをしてみました。電話も掛けて
みますが・・返事は返って来ません。《今日は逢えないのかな?・・がっかりだなぁ・・・》22時
を過ぎた頃、アパートに行ってみましたが・・やっぱり帰っていません。
僕(柴崎孝信)は小説や雑貨を袋ごとドアに掛け、≪七海の探していた本と可愛い雑貨があったから買ってみたよ。オヤスミ♪≫と最後にメールを打って帰ります。新島七海(にいじま・ななみ)から返事が来たのは翌朝でした。
≪おはようございます。孝信くん、昨日は本当にごめんね。本と・・変な人形アリガトウすごく嬉しい。大切にするね。わたしね、孝信くんが大好きだよ♪昨日の埋め合わせは絶対します。今日も1日頑張ろうね。≫
僕はメールを読んでほっとする反面、何時に帰ったんだろ?何をしていたんだろ?と聴きたいことが頭をよぎりました。
2016/02/05
〔先輩、知らないんですか?スワッピングを。〕
酔っているとはいえ、僕にとって衝撃的な後輩の高岡俊一のカミングアウトです。
〔他のカップルと一緒にヤるんですよ。(佐倉)朋美は相手の彼氏さんとして、おれは相手の彼女さんと・・凄かったです!〕
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は、その時の写メを見せながら、楽しそうに話す俊一の顔を見ながら、あの七海のアパートで聴いた俊一と朋美ちゃんのセックスを思い出して下半身が熱くなりました。
「ホントかすごいな・・朋美ちゃんは嫌じゃなかったの?」
〔大丈夫ですアイツ、気の強そうな顔をしていますけど、実はドMでエッチ大好きなんですから。〕
僕は勃起しているのを悟られないようにするので頭がいっぱいになります。
〔朋美が他の男とするのを初めて見ましたけど、おかしくなりそうなくらい興奮して、クセになりそうですよ。〕
俊一が笑って手に持つ携帯を僕の方に見せました。そこには、知らない男の人の上にまたがり、深く挿入されながらカメラを見る全裸の朋美ちゃんが写っていました。その感じた顔の朋美ちゃんはとても綺麗でした。
ガチャリっ、『ただいまぁ♪』〚ただいま~。〛2人が帰って来たので慌てて携帯を戻します。僕は朋美ちゃんの顔をまともに見られません。すると、隣りに座った七海が僕の顔を覗きこみ、『孝信くん?どうしたの?』って小首を傾げて伺ってきます。
《七海も僕以外の男に抱かれたら・・あんな顔するのかな・・?》
(・・・思い出しながらなので多少の違いはありますが、すでに僕と七海が通って来た事です。ただ、あの頃はそうしたいとかはまだ無く、単純に後輩の下ネタに煽られていました。まだあの男との事がありましたので複雑な鬱勃起ってとこでしょうか・・・)
後輩の俊一とその彼女佐倉朋美ちゃんの思いがけない性生活を聞いて、僕は少なからず驚きました。俊一はもちろん、朋美ちゃんにもそれらしさは見受けられず、七海と笑いなが
らテレビを観ている朋美ちゃんを何度となくチラ見しては、《朋美ちゃんがあんな表情をなぁ・・》なんて想いながらお酒を飲みます・・・。
僕は、七海とあの男のことが頭をよぎりました・・嫌な気持ちが甦り・・僕の知らない七海がいることがモヤモヤしました。夜も更け、お酒も進みいつの間にか寝てしまいました。
そんな飲み会から数日後、僕は七海とデートの約束がありましたが、その朝にメールがあ
り、『急用ができたのごめんなさい。』ってデートをキャンセルされます。それは僕達が付
き合い出して初めてでした。僕は1日丸々空いたのでぶらぶら雑貨屋を巡り、古本屋で七海が好きな作家の恋愛小説を見つけて思わず買いました。
夜にはアパートにいるかなと思い、20時頃に買った小説と雑貨を自慢しに七海のアパートへ向かいました。しかし、残念なことに留守です。僕は七海のアパートの近くで時間をつぶし、帰って来たら一目逢って、七海に買った小説や雑貨を渡して帰るつもりでした。七海に少しでも逢いたかったのです。
ファーストフード店で待っている間、何度か七海にメールをしてみました。電話も掛けて
みますが・・返事は返って来ません。《今日は逢えないのかな?・・がっかりだなぁ・・・》22時
を過ぎた頃、アパートに行ってみましたが・・やっぱり帰っていません。
僕(柴崎孝信)は小説や雑貨を袋ごとドアに掛け、≪七海の探していた本と可愛い雑貨があったから買ってみたよ。オヤスミ♪≫と最後にメールを打って帰ります。新島七海(にいじま・ななみ)から返事が来たのは翌朝でした。
≪おはようございます。孝信くん、昨日は本当にごめんね。本と・・変な人形アリガトウすごく嬉しい。大切にするね。わたしね、孝信くんが大好きだよ♪昨日の埋め合わせは絶対します。今日も1日頑張ろうね。≫
僕はメールを読んでほっとする反面、何時に帰ったんだろ?何をしていたんだろ?と聴きたいことが頭をよぎりました。
2016/02/05
長Y〖彼女の恋〗パート23
長Y〖彼女の恋〗パート23
新島七海(にいじま・ななみ)とのデートがドタキャンになった日からも僕(柴崎孝信:たかのぶ)と彼女(七海)はいつも通りでした。朝から、昼、夜と電話やメールでやりとりをし、その日気になったことを交換日記のように写メで交換してあーだこーだ話をして『おやすみ。』の挨拶で就寝・・。
休み前には逢ってデートです。美味しいご飯食べて、雑貨屋を巡って、映画観て、ホテルで繋がって、駅で指切りしてからバイバイ。まるで止まっていた僕の青春が七海と再会して動き出したようです。
七海の声を聴いたり、逢うたびに僕はどんどん七海が好きになり、今、一緒にいることに幸せを感じていました。また、七海とセックスをするたびに七海が綺麗になっていくことに気づきます。その白い肌はスベスベで張りが増して、胸も一段と大きくなり、それが童顔との対比がアンバランスで、それが行為の時にはかえって厭らしく見えました。
僕の自意識過剰だと思いますが、デートの時に道行く他人が七海を見ているのに気づくと・・たまらなく嬉しかったです。僕は輝きを増していく七海にまさに溺れて、七海のちょっとした変化には気づかないふりをしていたのだと思います・・。
あの日以来、ごくたまに急に逢えなくなるということがありました。また、その日は決まってほとんど連絡も取れなかったのです。しかし、そういった後で、七海が前よりも僕に甘えることが強くなりました。『孝信くん・・わたしのことを捨てちゃヤダよ・・。』、『孝信くん、わたしのこと好き?』、『ずっと一緒に居てよ・・。』と言ってくる。
そして、七海が、冗談だけどと前置きしてから、「僕は七海を捨てません。ずっと一緒にいます。」という誓約書を書かされます。変だなと思ったが、最初に付き合い、そして別れた
時に僕から離れて行ったことが原因かなとこの時は考えていました・・。
七海と付き合って、しばらくした夏のことです。僕(柴崎孝信)は地元の友達との飲み会に出ていました。7人ほどの小さな集まりでしたが、久しぶりに会う友達はヒゲを生やしたやつ、太ったやつなどちょっとした変化はありましたが話しているとすっかり昔に戻って楽しかったです。
お酒も進み、下ネタも飛び交うなか、嫁さんや彼女の話しになるとみんなからグチめいたことが出てきました。そんな話しのなかで、
〈・・そういえば、孝信、あの子とまだ付き合っているのか?〉
〚柴崎の彼女可愛かったなぁ。なんか、いつも笑顔でさ。〛
[そうそう、いつも笑っていたよな。]
みんなから七海の話しが出て僕は嬉しくなります。
「・・うん。一度別れたけど・・またくっついた感じかな。今はまた付き合っているよ。]
〈なんだよぉ・・孝信の幸せ話しなんかいらないよ・・!〉
みんながそれを聞いて、ゲラゲラと大笑いです。
[・・でも、彼女と柴崎のセックスなんて想像できないなぁ。]
って友人の1人が下ネタに走る。
〚確かに!!柴崎は、ちゃんと抱いてやってるのか?〛
「ばか・・猿よりヤってるよ・・なんちゃって・・。」
〈想像できないよ!!! 〉
ひとしきり笑って、みんながかなり酔ってきたところで解散になり、家が同じ方向の友人2人と一緒に帰りました。
〚・・楽しかったな。また集まりたいね!〛
[・・なぁ、今から柴崎の所へ行かねぇか?彼女見たくなっちった]
「いやいや、ウチに来ても居ないよ。同棲しているわけじゃないからな。」
[な~んだ、ガッカリだよ・・彼女の笑顔を観て帰ろうかなと思ったのにな・・・。]
「せっかく、ここまで来たから・・ウチへ寄って行く?何も無いけどな。」
[行く!行く!]
そういうことになります。それでウチに着いてから友人達にお酒を出すと、僕はこっそり七海に電話したのでした。
2016/02/20
長Y〖彼女の恋〗パート01から読みたい方は ⇒ こちら
新島七海(にいじま・ななみ)とのデートがドタキャンになった日からも僕(柴崎孝信:たかのぶ)と彼女(七海)はいつも通りでした。朝から、昼、夜と電話やメールでやりとりをし、その日気になったことを交換日記のように写メで交換してあーだこーだ話をして『おやすみ。』の挨拶で就寝・・。
休み前には逢ってデートです。美味しいご飯食べて、雑貨屋を巡って、映画観て、ホテルで繋がって、駅で指切りしてからバイバイ。まるで止まっていた僕の青春が七海と再会して動き出したようです。
七海の声を聴いたり、逢うたびに僕はどんどん七海が好きになり、今、一緒にいることに幸せを感じていました。また、七海とセックスをするたびに七海が綺麗になっていくことに気づきます。その白い肌はスベスベで張りが増して、胸も一段と大きくなり、それが童顔との対比がアンバランスで、それが行為の時にはかえって厭らしく見えました。
僕の自意識過剰だと思いますが、デートの時に道行く他人が七海を見ているのに気づくと・・たまらなく嬉しかったです。僕は輝きを増していく七海にまさに溺れて、七海のちょっとした変化には気づかないふりをしていたのだと思います・・。
あの日以来、ごくたまに急に逢えなくなるということがありました。また、その日は決まってほとんど連絡も取れなかったのです。しかし、そういった後で、七海が前よりも僕に甘えることが強くなりました。『孝信くん・・わたしのことを捨てちゃヤダよ・・。』、『孝信くん、わたしのこと好き?』、『ずっと一緒に居てよ・・。』と言ってくる。
そして、七海が、冗談だけどと前置きしてから、「僕は七海を捨てません。ずっと一緒にいます。」という誓約書を書かされます。変だなと思ったが、最初に付き合い、そして別れた
時に僕から離れて行ったことが原因かなとこの時は考えていました・・。
七海と付き合って、しばらくした夏のことです。僕(柴崎孝信)は地元の友達との飲み会に出ていました。7人ほどの小さな集まりでしたが、久しぶりに会う友達はヒゲを生やしたやつ、太ったやつなどちょっとした変化はありましたが話しているとすっかり昔に戻って楽しかったです。
お酒も進み、下ネタも飛び交うなか、嫁さんや彼女の話しになるとみんなからグチめいたことが出てきました。そんな話しのなかで、
〈・・そういえば、孝信、あの子とまだ付き合っているのか?〉
〚柴崎の彼女可愛かったなぁ。なんか、いつも笑顔でさ。〛
[そうそう、いつも笑っていたよな。]
みんなから七海の話しが出て僕は嬉しくなります。
「・・うん。一度別れたけど・・またくっついた感じかな。今はまた付き合っているよ。]
〈なんだよぉ・・孝信の幸せ話しなんかいらないよ・・!〉
みんながそれを聞いて、ゲラゲラと大笑いです。
[・・でも、彼女と柴崎のセックスなんて想像できないなぁ。]
って友人の1人が下ネタに走る。
〚確かに!!柴崎は、ちゃんと抱いてやってるのか?〛
「ばか・・猿よりヤってるよ・・なんちゃって・・。」
〈想像できないよ!!! 〉
ひとしきり笑って、みんながかなり酔ってきたところで解散になり、家が同じ方向の友人2人と一緒に帰りました。
〚・・楽しかったな。また集まりたいね!〛
[・・なぁ、今から柴崎の所へ行かねぇか?彼女見たくなっちった]
「いやいや、ウチに来ても居ないよ。同棲しているわけじゃないからな。」
[な~んだ、ガッカリだよ・・彼女の笑顔を観て帰ろうかなと思ったのにな・・・。]
「せっかく、ここまで来たから・・ウチへ寄って行く?何も無いけどな。」
[行く!行く!]
そういうことになります。それでウチに着いてから友人達にお酒を出すと、僕はこっそり七海に電話したのでした。
2016/02/20
長Y〖彼女の恋〗パート01から読みたい方は ⇒ こちら
長Y〖彼女の恋〗パート24
長Y〖彼女の恋〗パート24
「・・って感じで七海の話しで盛り上がったんだ。」
『何それぇ!わたしのイメージどんなのぉ!でも、そんなに話しに出してくれるなんて嬉しいね・・今から行っちゃおっかな♪』
「・・本当に!!!」
『明日お休みだし・・孝信くんがいいならだけど・・お友達とか大丈夫?』
「大丈夫、大丈夫・・逆に喜ぶよ・・夜遅いけど大丈夫?」
『大丈夫よ!すぐ行くね。で・・なんか買っていく物ある?』
それから1時間もしないうちに七海が僕(柴崎孝信)の部屋へ来ます。彼女はピンクのキャップに黒縁メガネ。白のTシャツに緑の七分丈パンツをサスペンダーで吊って、カラフルなスニーカーで片手にビールの入ったコンビニ袋をさげていました。
ニコニコ笑顔で入ってきた七海は友人の大塚と今成に挨拶をしてから僕の隣に座ります。大塚と今成は最初ポカンとした表情で新島七海(にいじま・ななみ)を観て、
[えぇ!!柴崎の彼女?あの時の?]
〚高校の後輩の?めっちゃ綺麗になったねぇ!!〛
酔っ払い2人のテンションが一気にあがり、僕も2人の反応に嬉しくなります。七海はというと、酔っ払い2人を見事に笑顔でさばいていました。4人の飲み会は進み、夜も更けていつの間にか僕は酔っ払い、寝てしまいます。
・・・・・・ハハハ・・ハハハ・・ウソダァ・・
遠くで声が聞こえました。
・・・・オオツカ?・・・・ネチャッタヨコイツ・・・・
・・・・・・・・ナナミチャン・・・・ヨッテル?・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
声が途絶えました・・。
《みんな寝ちゃったのかな?》僕は寝ぼけながら寝るか起きるか迷います。《ここはどこかな?》どうやら僕は誰かが掛けてくれた毛布と暗い部屋の感じから居間の隣の寝室にいる
ようでした。
・・・・・・・・・・・・・・アッ・・・・ハアッ・・
『ん?』
・・・・ダメ・・・・イイジャン・・ヤメテクダ・・オキナイヨ・・アアッ・・
『んん?』
・・スゴイヨ・・・・イヤラシ・・・・・キレイダ・・・
僕(柴崎孝信)の頭はだんだん醒めてきて、スリ硝子の引き戸の向こう側で何が始まっているのか理解できてきました・・。(この声は今成に違いない)グツグツと暗い嫉妬が僕に湧き上がってきました・・。
大塚雅一と今成和巳は地元の友人で、2人とも僕と同歳でした。大塚は坊主頭にヒゲ、ガタイの良さから怖いイメージを持たれますが、涙もろい優しいヤツで、僕と小・中・高と一緒で親友です。
今成は大塚の紹介で高校から知り合い、明るくて気さくな性格で誰ともすぐ仲良くなれるヤツで、僕達ともすぐ仲良くなって今ではグループの中で目立つ存在でした。長身・長髪・知的な会話に知的なメガネ・・今成はモテるのです。そして、いつもグループの下ネタの中心にいます。
そんな今成と七海が・・スリ硝子の向こうで・・僕はグツグツと暗い嫉妬をハッキリ感じていました。
・・・・ヤダ・・ウソ・・・・・・ダメ・・・・チョットダケ・・
・・聴こえて来るのは・・・テレビの音の中・・・微かな2人の押し問答・・・。
七海が辛うじて小さな抵抗をしているように聴こえたのがせめてもの救いでした・・。
僕はお酒のせいで天井がグルグル回っています。それでも、スリ硝子の方へ、のそのそ這って行きました。テレビのチカチカする光を見ながら、引き戸に近づくといくぶん良く聴
こえてくる2人の声・・。
『・・ンッ・・やめて下さい。大塚さんが・・ンッ・・起きちゃいますよ・・。』
[・・大丈夫、大丈夫。コイツ(大塚)酒が入ると全然起きないから・・・七海ちゃんの肌は本当に気持ちいいや♪]
『ほんとうに・・・やめ・・・。』
[綺麗だなぁ・・。スベスベだわ。柴崎としかエッチしてないの?もったいないよ♪七海ちゃん・・もっと楽しんだらどうかなぁ?]
『・・・・・・・・・・』
[あれれ・・否定しないの・・脈あり?・・・オレはいつでも準備OKだからね。]
僕はゆっくり引き戸を開け、2人の見える位置にカラダを動かします。それで今成の背中が見えてくる。その背中の肩辺りに七海の後頭部が・・どうやら今成は七海を後ろから抱え込んでいるようだった。
『・・本当に・・やめましょう・・孝信くんも隣に居るし・・。』
[柴崎が居なかったらいいの?じゃあ、今度デートしてくれる?]
『・・しません・・。』
[じゃあ、今夜エッチしようよ♪・・七海ちゃんのブラ、さっきからすこぉし透けていてエロかったんだよねぇ♪]
『アアンッ!・・ダメ・・ダメ・・』
それを聞いた僕は怒りの余り、立ち上がって飛び出してやろうとしましたが・・酔いがひどく、周りがグルグル回るせいで立ち上がるのに失敗したあげく・・・・急に喉の奥からこみ上げてきた・・つまり、酔っ払って吐いちゃいました。
2016/02/27
長Y〖彼女の恋〗パート9 を読みたい方は ⇒ こちら
長Y〖彼女の恋〗パート01から読みたい方は ⇒ こちら
「・・って感じで七海の話しで盛り上がったんだ。」
『何それぇ!わたしのイメージどんなのぉ!でも、そんなに話しに出してくれるなんて嬉しいね・・今から行っちゃおっかな♪』
「・・本当に!!!」
『明日お休みだし・・孝信くんがいいならだけど・・お友達とか大丈夫?』
「大丈夫、大丈夫・・逆に喜ぶよ・・夜遅いけど大丈夫?」
『大丈夫よ!すぐ行くね。で・・なんか買っていく物ある?』
それから1時間もしないうちに七海が僕(柴崎孝信)の部屋へ来ます。彼女はピンクのキャップに黒縁メガネ。白のTシャツに緑の七分丈パンツをサスペンダーで吊って、カラフルなスニーカーで片手にビールの入ったコンビニ袋をさげていました。
ニコニコ笑顔で入ってきた七海は友人の大塚と今成に挨拶をしてから僕の隣に座ります。大塚と今成は最初ポカンとした表情で新島七海(にいじま・ななみ)を観て、
[えぇ!!柴崎の彼女?あの時の?]
〚高校の後輩の?めっちゃ綺麗になったねぇ!!〛
酔っ払い2人のテンションが一気にあがり、僕も2人の反応に嬉しくなります。七海はというと、酔っ払い2人を見事に笑顔でさばいていました。4人の飲み会は進み、夜も更けていつの間にか僕は酔っ払い、寝てしまいます。
・・・・・・ハハハ・・ハハハ・・ウソダァ・・
遠くで声が聞こえました。
・・・・オオツカ?・・・・ネチャッタヨコイツ・・・・
・・・・・・・・ナナミチャン・・・・ヨッテル?・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
声が途絶えました・・。
《みんな寝ちゃったのかな?》僕は寝ぼけながら寝るか起きるか迷います。《ここはどこかな?》どうやら僕は誰かが掛けてくれた毛布と暗い部屋の感じから居間の隣の寝室にいる
ようでした。
・・・・・・・・・・・・・・アッ・・・・ハアッ・・
『ん?』
・・・・ダメ・・・・イイジャン・・ヤメテクダ・・オキナイヨ・・アアッ・・
『んん?』
・・スゴイヨ・・・・イヤラシ・・・・・キレイダ・・・
僕(柴崎孝信)の頭はだんだん醒めてきて、スリ硝子の引き戸の向こう側で何が始まっているのか理解できてきました・・。(この声は今成に違いない)グツグツと暗い嫉妬が僕に湧き上がってきました・・。
大塚雅一と今成和巳は地元の友人で、2人とも僕と同歳でした。大塚は坊主頭にヒゲ、ガタイの良さから怖いイメージを持たれますが、涙もろい優しいヤツで、僕と小・中・高と一緒で親友です。
今成は大塚の紹介で高校から知り合い、明るくて気さくな性格で誰ともすぐ仲良くなれるヤツで、僕達ともすぐ仲良くなって今ではグループの中で目立つ存在でした。長身・長髪・知的な会話に知的なメガネ・・今成はモテるのです。そして、いつもグループの下ネタの中心にいます。
そんな今成と七海が・・スリ硝子の向こうで・・僕はグツグツと暗い嫉妬をハッキリ感じていました。
・・・・ヤダ・・ウソ・・・・・・ダメ・・・・チョットダケ・・
・・聴こえて来るのは・・・テレビの音の中・・・微かな2人の押し問答・・・。
七海が辛うじて小さな抵抗をしているように聴こえたのがせめてもの救いでした・・。
僕はお酒のせいで天井がグルグル回っています。それでも、スリ硝子の方へ、のそのそ這って行きました。テレビのチカチカする光を見ながら、引き戸に近づくといくぶん良く聴
こえてくる2人の声・・。
『・・ンッ・・やめて下さい。大塚さんが・・ンッ・・起きちゃいますよ・・。』
[・・大丈夫、大丈夫。コイツ(大塚)酒が入ると全然起きないから・・・七海ちゃんの肌は本当に気持ちいいや♪]
『ほんとうに・・・やめ・・・。』
[綺麗だなぁ・・。スベスベだわ。柴崎としかエッチしてないの?もったいないよ♪七海ちゃん・・もっと楽しんだらどうかなぁ?]
『・・・・・・・・・・』
[あれれ・・否定しないの・・脈あり?・・・オレはいつでも準備OKだからね。]
僕はゆっくり引き戸を開け、2人の見える位置にカラダを動かします。それで今成の背中が見えてくる。その背中の肩辺りに七海の後頭部が・・どうやら今成は七海を後ろから抱え込んでいるようだった。
『・・本当に・・やめましょう・・孝信くんも隣に居るし・・。』
[柴崎が居なかったらいいの?じゃあ、今度デートしてくれる?]
『・・しません・・。』
[じゃあ、今夜エッチしようよ♪・・七海ちゃんのブラ、さっきからすこぉし透けていてエロかったんだよねぇ♪]
『アアンッ!・・ダメ・・ダメ・・』
それを聞いた僕は怒りの余り、立ち上がって飛び出してやろうとしましたが・・酔いがひどく、周りがグルグル回るせいで立ち上がるのに失敗したあげく・・・・急に喉の奥からこみ上げてきた・・つまり、酔っ払って吐いちゃいました。
2016/02/27
長Y〖彼女の恋〗パート9 を読みたい方は ⇒ こちら
長Y〖彼女の恋〗パート01から読みたい方は ⇒ こちら
長Y〖彼女の恋〗パート25
長Y〖彼女の恋〗パート25
〖パート24〗
その声(音?)に気づいたのか、新島七海(にいじま・ななみ)が今成和巳を弾き飛ばして僕(柴崎孝信)の所へやって来ます。心配そうにすぐ来てくれたことに少しほっとしました。
あの日は僕も大塚雅一もベロベロだったから今成和巳は大丈夫だと思ったらしい。七海は、お酒が入るととても危なくなって相手に誤解されることがあります・・だから、本当は僕がつぶれちゃダメなんですよね(汗)。
吐いてしまった僕に駆け寄る七海は本当に心配そうな顔です。僕は嬉しくなって、可笑しくもないのに笑っていました。。
『孝信くん大丈夫!?』
僕を起こして座らせた七海は、一度戻って、濡れたタオルを二枚持ってきました。そして、テキパキと一枚で僕の顔や胸などを、もう一枚で、床などを片づけて行きます。
すると、僕はさっきまでの怒りはどっかへ行ってしまう。
《七海も酔っているはずなのにすごいなぁ・・なんだか母親みたいだなぁ》
などと呑気なことを考えていました。その後、僕を着替えさせてくれて、タオルを片づけた七海はコップに水を持ってきてくれます。
『はい、綺麗になったよ♪ 気分はどう? 大丈夫?』
と聞きながら、換気のために窓を開けてくれました。
「・・うん。・・ありがと・・。」
嫌な顔を一度もせずに僕の世話をしてくれた七海に、改めて心奪われました。
しかし、落ち着いて七海を観るとサスペンダーは肩から落ち、パンツのチャックも途中まで降りていて、さっきまでの会話も思い出され、僕はムカムカして来ます。七海は僕の視線に気づいたのか、部屋を片付けるフリをしながら、ジッパーを上げ、サスペンダーも肩に掛けてから僕の隣に座り、僕の背中に手を添えながらカラダを寄せて甘えて来ました。
《・・そういえば、こんな感じ・・最近よくあるな・・》
七海が甘えて来るのは・・逢えなかった日や連絡が取れなかった時の後です。僕は居間にいる今成和巳に視線を向け、厭な想像に行きそうな僕の意識を必死に抑えました・・。今成はなぜか心配そうに僕を見ています。大塚雅一は僕たちのドタバタをよそに気持ちよさそうに爆睡していました。
[大丈夫かよ・・。あんなに飲むから・・。寝ていた方がいいんじゃねぇ?]
今成が寝室まで来て言います。
「・・・・・・」
[柴崎、もう寝ろよ。顔色が悪いゾ・・。]
「今成・・お前も寝ろよ。もう遅いから今日はお開きにしよう。七海、おいで。」
『・・うん。』
僕は七海を引っ張って布団にもぐり込みます。今成は何やら言いたげでしたが、居間の方へ戻りました。テレビの音と大塚のいびきが聴こえます。そして七海は僕に抱きつきながら、
『孝信くん。本当に大丈夫?』
「・・うん。七海が居るから気分良くなってきた。」
『クスクス。変なのぉ。』
七海は、満面の笑顔で僕に顔を近づけます。僕の胸がキュッとなる良い笑顔でした。しかし、僕は七海の笑顔を見て、いたずら心が沸いてきます。
2016/03/13
長Y〖彼女の恋〗パート01から読みたい方は ⇒ こちら
〖パート24〗
その声(音?)に気づいたのか、新島七海(にいじま・ななみ)が今成和巳を弾き飛ばして僕(柴崎孝信)の所へやって来ます。心配そうにすぐ来てくれたことに少しほっとしました。
あの日は僕も大塚雅一もベロベロだったから今成和巳は大丈夫だと思ったらしい。七海は、お酒が入るととても危なくなって相手に誤解されることがあります・・だから、本当は僕がつぶれちゃダメなんですよね(汗)。
吐いてしまった僕に駆け寄る七海は本当に心配そうな顔です。僕は嬉しくなって、可笑しくもないのに笑っていました。。
『孝信くん大丈夫!?』
僕を起こして座らせた七海は、一度戻って、濡れたタオルを二枚持ってきました。そして、テキパキと一枚で僕の顔や胸などを、もう一枚で、床などを片づけて行きます。
すると、僕はさっきまでの怒りはどっかへ行ってしまう。
《七海も酔っているはずなのにすごいなぁ・・なんだか母親みたいだなぁ》
などと呑気なことを考えていました。その後、僕を着替えさせてくれて、タオルを片づけた七海はコップに水を持ってきてくれます。
『はい、綺麗になったよ♪ 気分はどう? 大丈夫?』
と聞きながら、換気のために窓を開けてくれました。
「・・うん。・・ありがと・・。」
嫌な顔を一度もせずに僕の世話をしてくれた七海に、改めて心奪われました。
しかし、落ち着いて七海を観るとサスペンダーは肩から落ち、パンツのチャックも途中まで降りていて、さっきまでの会話も思い出され、僕はムカムカして来ます。七海は僕の視線に気づいたのか、部屋を片付けるフリをしながら、ジッパーを上げ、サスペンダーも肩に掛けてから僕の隣に座り、僕の背中に手を添えながらカラダを寄せて甘えて来ました。
《・・そういえば、こんな感じ・・最近よくあるな・・》
七海が甘えて来るのは・・逢えなかった日や連絡が取れなかった時の後です。僕は居間にいる今成和巳に視線を向け、厭な想像に行きそうな僕の意識を必死に抑えました・・。今成はなぜか心配そうに僕を見ています。大塚雅一は僕たちのドタバタをよそに気持ちよさそうに爆睡していました。
[大丈夫かよ・・。あんなに飲むから・・。寝ていた方がいいんじゃねぇ?]
今成が寝室まで来て言います。
「・・・・・・」
[柴崎、もう寝ろよ。顔色が悪いゾ・・。]
「今成・・お前も寝ろよ。もう遅いから今日はお開きにしよう。七海、おいで。」
『・・うん。』
僕は七海を引っ張って布団にもぐり込みます。今成は何やら言いたげでしたが、居間の方へ戻りました。テレビの音と大塚のいびきが聴こえます。そして七海は僕に抱きつきながら、
『孝信くん。本当に大丈夫?』
「・・うん。七海が居るから気分良くなってきた。」
『クスクス。変なのぉ。』
七海は、満面の笑顔で僕に顔を近づけます。僕の胸がキュッとなる良い笑顔でした。しかし、僕は七海の笑顔を見て、いたずら心が沸いてきます。
2016/03/13
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長Y〖彼女の恋〗パート26
長Y〖彼女の恋〗パート26
僕(柴崎孝信)の手は新島七海(にいじま・ななみ)のお尻へと伸びました。そしてお尻をパンティラインに合わせて優しくなぞります。
『・・んっ・・孝信くん?・・ダメだよ・・。』
七海のお尻を撫でながら、僕は黙ってキスをしました。
「・・チュッ・・クチュクチュ・・クチャッ・・チュパッ・・・・」
しかし、わざと音がするようにキスをしました。
“ミシミシ・・”居間のほうで誰かが動く音が・・今成和巳です。僕は仕返しとばかりに七海とのキスの音を今成に聴かせて悔しがらせようと考えました。
『・・ハァァ・・孝信くん、好き。・・チュッ・・大好き・・チュパッ・・孝信くん・・。』
キスだけでスイッチの入った七海はそれでも居間の2人を気にしてか囁くように喘ぎ出します。
「・し、舌・・出して・・。」
今成を意識してか、いつもより緊張してしまう僕の指示にも顔を真っ赤にしながら七海は従います。七海が一生懸命に伸ばす舌を僕は吸いました。七海は興奮したのか、荒くなる鼻息のなかに小さな小さな喘ぎ声が・・。
すると、そっと七海の手が布越しに僕のペニスに添えられます。今成に見られている・・僕は不思議とその事実に興奮し、七海がしごいて来ると一気に射精感に襲われました。七海は僕が感じているのに気づいたのか、僕のペニスを直接触り始めました。
「あっ・・!」
不覚にも声がもれてしまう僕に・・。
『クスクス・・孝信くん、声出しちゃダメだよ。今成さん達が起きちゃうよ♪』
七海は僕の耳に唇をつけて、囁くように僕を刺激してきます。
カラダを密着させながら、七海の吐息混じりの言葉で刺激され、手でしごかれる僕は・・。
「七海・・ヤバい! イクよ!」
僕の切迫した告白に、七海は素早く僕のペニスを口に咥(くわ)えました。ヌルっと柔らかい感触に包まれ僕はあっという間に射精してしまいました。七海はそれを飲み込みます。
それでも七海はビクビクする僕のペニスを長く咥え、チュッと音を立てて、そっと唇を離し、チロッと先っちょを舐めてから満面の笑顔で僕にこう告げます。
『気持ち良かったね♪』
僕は潤んだ目で笑う七海にドキドキしながら、聴いてみる・・
「飲んじゃったの?」
『・・うん♪・・なんか、嬉しくて!』
僕はその言葉にたまらなくなって、七海をぎゅっと抱きしめます。
『孝信くん、大好き♪ でも今日はここまでね♪ 今成さん達起きちゃうからね。』
僕だけ気持ち良くなってすまない気もありましたが、幸せな雰囲気にそのまま寝ることにしました。
翌朝目が醒めると七海と今成和巳が笑って話していました。大塚はまだ寝ていたので僕は「雅一、いつまで寝ているんだ!」と叩いて起こし、今成と2人帰って行きます。
〔七海ちゃん、楽しかったよ。じゃまたね。〕
今成の言葉に少し引っかかりましたが、僕は早く七海と2人きりになりたくて流しました・・・。あの言葉の意味は今成に実際聞きました。それは、もう少し後になります・・・・・。新島七海は普段しっかりしているのですが、お酒を飲み過ぎるとエッチな気持ちが強くなるらしく、ちょっと危なっかしいんです。それに押しにも弱く、危なっかしいことがちょこちょこありましたので、かなり心配していのです。
2016/03/20
僕(柴崎孝信)の手は新島七海(にいじま・ななみ)のお尻へと伸びました。そしてお尻をパンティラインに合わせて優しくなぞります。
『・・んっ・・孝信くん?・・ダメだよ・・。』
七海のお尻を撫でながら、僕は黙ってキスをしました。
「・・チュッ・・クチュクチュ・・クチャッ・・チュパッ・・・・」
しかし、わざと音がするようにキスをしました。
“ミシミシ・・”居間のほうで誰かが動く音が・・今成和巳です。僕は仕返しとばかりに七海とのキスの音を今成に聴かせて悔しがらせようと考えました。
『・・ハァァ・・孝信くん、好き。・・チュッ・・大好き・・チュパッ・・孝信くん・・。』
キスだけでスイッチの入った七海はそれでも居間の2人を気にしてか囁くように喘ぎ出します。
「・し、舌・・出して・・。」
今成を意識してか、いつもより緊張してしまう僕の指示にも顔を真っ赤にしながら七海は従います。七海が一生懸命に伸ばす舌を僕は吸いました。七海は興奮したのか、荒くなる鼻息のなかに小さな小さな喘ぎ声が・・。
すると、そっと七海の手が布越しに僕のペニスに添えられます。今成に見られている・・僕は不思議とその事実に興奮し、七海がしごいて来ると一気に射精感に襲われました。七海は僕が感じているのに気づいたのか、僕のペニスを直接触り始めました。
「あっ・・!」
不覚にも声がもれてしまう僕に・・。
『クスクス・・孝信くん、声出しちゃダメだよ。今成さん達が起きちゃうよ♪』
七海は僕の耳に唇をつけて、囁くように僕を刺激してきます。
カラダを密着させながら、七海の吐息混じりの言葉で刺激され、手でしごかれる僕は・・。
「七海・・ヤバい! イクよ!」
僕の切迫した告白に、七海は素早く僕のペニスを口に咥(くわ)えました。ヌルっと柔らかい感触に包まれ僕はあっという間に射精してしまいました。七海はそれを飲み込みます。
それでも七海はビクビクする僕のペニスを長く咥え、チュッと音を立てて、そっと唇を離し、チロッと先っちょを舐めてから満面の笑顔で僕にこう告げます。
『気持ち良かったね♪』
僕は潤んだ目で笑う七海にドキドキしながら、聴いてみる・・
「飲んじゃったの?」
『・・うん♪・・なんか、嬉しくて!』
僕はその言葉にたまらなくなって、七海をぎゅっと抱きしめます。
『孝信くん、大好き♪ でも今日はここまでね♪ 今成さん達起きちゃうからね。』
僕だけ気持ち良くなってすまない気もありましたが、幸せな雰囲気にそのまま寝ることにしました。
翌朝目が醒めると七海と今成和巳が笑って話していました。大塚はまだ寝ていたので僕は「雅一、いつまで寝ているんだ!」と叩いて起こし、今成と2人帰って行きます。
〔七海ちゃん、楽しかったよ。じゃまたね。〕
今成の言葉に少し引っかかりましたが、僕は早く七海と2人きりになりたくて流しました・・・。あの言葉の意味は今成に実際聞きました。それは、もう少し後になります・・・・・。新島七海は普段しっかりしているのですが、お酒を飲み過ぎるとエッチな気持ちが強くなるらしく、ちょっと危なっかしいんです。それに押しにも弱く、危なっかしいことがちょこちょこありましたので、かなり心配していのです。
2016/03/20
長Y〖彼女の恋〗パート27
長Y〖彼女の恋〗パート27
パート26
大塚雅一と今成和巳が帰ったあと、僕(柴崎孝信)と新島七海(ななみ)は夕方くらいまで2人で愛し合います。前の夜に中途半端で止めていたからか、七海はいつも以上に乱れ、そのギャップに僕もドキドキしていつも以上に七海を攻めました。
落ち着いた後、2人でシャワーを浴びる。そして、早めの夕食がてらよく行く居酒屋へ行きました。帰り際にキスをして指切りげんまん・・「好きだよ。」、『私は・・大・好き♪』と笑う七海に嬉しくなって、思わず抱きしめました。
それからも日々幸せでした。相変わらず、たまに逢えない時や連絡できない時はありましたが、だんだんと慣れてきます。それに慣れると逢える時、連絡が来た時などがたまらなく嬉しく、僕はどんどん七海が愛しく想えました。
そういう中、僕たちは久しぶりに高岡俊一と佐倉朋美ちゃんと4人で飲みに行きます。七海と朋美ちゃんはキャラキャラ笑いながらガールズトーク。僕達は2人を見ながらボーイズトーク。
〔・・いやぁ、七海ちゃん、本当に可愛いっすねぇ・・。〕
「朋美ちゃんだって可愛いだろぉ。」
〔あたりまえじゃないですか! なんちゃって!〕
馬鹿話しばっかりですがとても楽しい時間が過ぎていきます。
〔そうだ、先輩!温泉へ行きませんか?〕
「・・いきなりだな!?」
俊一からの提案にそれまでガールズトークに専念していた2人もこっちに参加してきます。そして、一気に話しが進み、次の月の連休に合わせて4人の温泉旅行が決まりました。
『孝信くん、楽しみだね♪』
僕はトントン拍子に話しが進み、びっくりしていましたが、七海の楽しそうな笑顔を見て、それもいいなと思いました。温泉旅行の日が近くなると、七海は目に見えて輝いて見えます。
逢うといつも笑顔・・・会話にはよく旅行の話題が・・デートの日には、着ていく物から下着まで、歯ブラシやら小物からお菓子まで・・・2人で一緒に選びながらどんどん気持ちも高まって行きました。
温泉地は石段街で有名な群馬県渋川市の伊香保温泉に決まりました。高岡俊一がどんどん場所や宿、観て回るコースなどを決めてくれる中、僕たちは旅行の内容はやる気の塊の俊一に任せて、当日の旅行を楽しみに待っていました。そして、温泉旅行を明日に控えたその日になります。
2016/03/27
パート26
大塚雅一と今成和巳が帰ったあと、僕(柴崎孝信)と新島七海(ななみ)は夕方くらいまで2人で愛し合います。前の夜に中途半端で止めていたからか、七海はいつも以上に乱れ、そのギャップに僕もドキドキしていつも以上に七海を攻めました。
落ち着いた後、2人でシャワーを浴びる。そして、早めの夕食がてらよく行く居酒屋へ行きました。帰り際にキスをして指切りげんまん・・「好きだよ。」、『私は・・大・好き♪』と笑う七海に嬉しくなって、思わず抱きしめました。
それからも日々幸せでした。相変わらず、たまに逢えない時や連絡できない時はありましたが、だんだんと慣れてきます。それに慣れると逢える時、連絡が来た時などがたまらなく嬉しく、僕はどんどん七海が愛しく想えました。
そういう中、僕たちは久しぶりに高岡俊一と佐倉朋美ちゃんと4人で飲みに行きます。七海と朋美ちゃんはキャラキャラ笑いながらガールズトーク。僕達は2人を見ながらボーイズトーク。
〔・・いやぁ、七海ちゃん、本当に可愛いっすねぇ・・。〕
「朋美ちゃんだって可愛いだろぉ。」
〔あたりまえじゃないですか! なんちゃって!〕
馬鹿話しばっかりですがとても楽しい時間が過ぎていきます。
〔そうだ、先輩!温泉へ行きませんか?〕
「・・いきなりだな!?」
俊一からの提案にそれまでガールズトークに専念していた2人もこっちに参加してきます。そして、一気に話しが進み、次の月の連休に合わせて4人の温泉旅行が決まりました。
『孝信くん、楽しみだね♪』
僕はトントン拍子に話しが進み、びっくりしていましたが、七海の楽しそうな笑顔を見て、それもいいなと思いました。温泉旅行の日が近くなると、七海は目に見えて輝いて見えます。
逢うといつも笑顔・・・会話にはよく旅行の話題が・・デートの日には、着ていく物から下着まで、歯ブラシやら小物からお菓子まで・・・2人で一緒に選びながらどんどん気持ちも高まって行きました。
温泉地は石段街で有名な群馬県渋川市の伊香保温泉に決まりました。高岡俊一がどんどん場所や宿、観て回るコースなどを決めてくれる中、僕たちは旅行の内容はやる気の塊の俊一に任せて、当日の旅行を楽しみに待っていました。そして、温泉旅行を明日に控えたその日になります。
2016/03/27
長Y〖彼女の恋〗パート28
長Y〖彼女の恋〗パート28
パート27
新島七海(ななみ)は仕事が終わったら僕(柴崎孝信)の部屋へ来て一泊し、朝迎えに来る高岡俊一たちの車で一緒に出発する予定になりました。それで僕は仕事を早めに終わらせ、明日へ意識が飛び飛びの中、早足で部屋へ戻ります。
明日の準備の最終チェックをしたり、2人分の夕飯を用意したりして待っていると携帯の着信音が・・それは七海からでした。《まさか?》って気持ちで電話に出ると。
『・・あっ、孝信くん?・・あのね、・・ごめんなんだけど・・・今日、行けなくなっちゃって・・・。』
《あーやっぱり・・》
「なんで?・・明日早いんだよ。・・なんか、最近多くない? こういうの・・。」
僕は普段は訊かないのですが、この時は思わず訊いてしまいました。
『・・・・あのね・・本当にごめんね・・ごめんなさい・・。・・あの、ちゃんと間に合うように行くから。』
「そうじゃなくてさ・・。」
このときは、もう僕は止まれませんでした・・
「・・なんか七海、変だよ。・・なにか、僕に隠し事をしてない。」
『・・あの・・・・・・「ぉぃっ!」・・あの、ごめんなさい。明日は、絶対に間に合うように行くから・・ごめんなさい。・・ガチャ・・。』
七海の無言の合間に小さく男の声が聴こえた気がしますた。慌てて切られた電話にイラっとして、七海の携帯にかけ直しましたが・・電源が・・入っていないか・・のコール・・。
「・・なんだよ・・これ・・。」
僕は明け方までよく眠れずウトウトした時です。ガチャガチャっ、玄関のドアを開ける音で目が覚めました。時計を見ると朝の6時前です。僕には誰だかすぐわかりましたが、わざと寝たフリをしました。
その誰かは僕の頭のところにしゃがんで僕の顔を覗き込んでいるようでした。そして、彼女のいつもの香りが僕にも届きます。
『・・ごめんね・・。』
小さな声が聴こえ、遠ざかる気配がしました・・。七海のことを判っていたつもりだったんですが・・後から思うと七海もこの時が一番辛かったようです。
しばらくして僕はそっと隣の部屋を覗こうと体を起こしました。新島七海は暗い部屋の中、一人掛けの簡易ソファに座っています。僕に気づいた七海は、スッと立ち上がってピンと立ち不安気な顔で僕を見つめていました。
『あっ・・孝信くん・・おはよぅ・・。』
「おはよう・・。」
『・・勝手に入ってごめんね・・。』
「そんなことはいい・・・理由(わけ)は?なに?」
『・・・・・・。』
「理由は話してくれないの?」
『あの、・・ごめんなさい・・。』
僕は昔、自分の嫉妬から七海を疑い、一度は別れ、傷つけたというのが心にあるので我慢してきたのですが・・
「話してくれないと、七海のこと信じられなくなる。」
『・・・・・・。』
無言で佇(たたず)む七海に僕は・・
「旅行中がリミットだよ。最近のおかしな行動をちゃんと説明してくれなかったら・・・・。」
『・・・・なかったら?』
「・・別れる。」
七海は顔をぐしゃぐしゃにして座り込んでしまいます。僕はそんな彼女を見つめるしかありませんでした。
2016/04/01
パート27
新島七海(ななみ)は仕事が終わったら僕(柴崎孝信)の部屋へ来て一泊し、朝迎えに来る高岡俊一たちの車で一緒に出発する予定になりました。それで僕は仕事を早めに終わらせ、明日へ意識が飛び飛びの中、早足で部屋へ戻ります。
明日の準備の最終チェックをしたり、2人分の夕飯を用意したりして待っていると携帯の着信音が・・それは七海からでした。《まさか?》って気持ちで電話に出ると。
『・・あっ、孝信くん?・・あのね、・・ごめんなんだけど・・・今日、行けなくなっちゃって・・・。』
《あーやっぱり・・》
「なんで?・・明日早いんだよ。・・なんか、最近多くない? こういうの・・。」
僕は普段は訊かないのですが、この時は思わず訊いてしまいました。
『・・・・あのね・・本当にごめんね・・ごめんなさい・・。・・あの、ちゃんと間に合うように行くから。』
「そうじゃなくてさ・・。」
このときは、もう僕は止まれませんでした・・
「・・なんか七海、変だよ。・・なにか、僕に隠し事をしてない。」
『・・あの・・・・・・「ぉぃっ!」・・あの、ごめんなさい。明日は、絶対に間に合うように行くから・・ごめんなさい。・・ガチャ・・。』
七海の無言の合間に小さく男の声が聴こえた気がしますた。慌てて切られた電話にイラっとして、七海の携帯にかけ直しましたが・・電源が・・入っていないか・・のコール・・。
「・・なんだよ・・これ・・。」
僕は明け方までよく眠れずウトウトした時です。ガチャガチャっ、玄関のドアを開ける音で目が覚めました。時計を見ると朝の6時前です。僕には誰だかすぐわかりましたが、わざと寝たフリをしました。
その誰かは僕の頭のところにしゃがんで僕の顔を覗き込んでいるようでした。そして、彼女のいつもの香りが僕にも届きます。
『・・ごめんね・・。』
小さな声が聴こえ、遠ざかる気配がしました・・。七海のことを判っていたつもりだったんですが・・後から思うと七海もこの時が一番辛かったようです。
しばらくして僕はそっと隣の部屋を覗こうと体を起こしました。新島七海は暗い部屋の中、一人掛けの簡易ソファに座っています。僕に気づいた七海は、スッと立ち上がってピンと立ち不安気な顔で僕を見つめていました。
『あっ・・孝信くん・・おはよぅ・・。』
「おはよう・・。」
『・・勝手に入ってごめんね・・。』
「そんなことはいい・・・理由(わけ)は?なに?」
『・・・・・・。』
「理由は話してくれないの?」
『あの、・・ごめんなさい・・。』
僕は昔、自分の嫉妬から七海を疑い、一度は別れ、傷つけたというのが心にあるので我慢してきたのですが・・
「話してくれないと、七海のこと信じられなくなる。」
『・・・・・・。』
無言で佇(たたず)む七海に僕は・・
「旅行中がリミットだよ。最近のおかしな行動をちゃんと説明してくれなかったら・・・・。」
『・・・・なかったら?』
「・・別れる。」
七海は顔をぐしゃぐしゃにして座り込んでしまいます。僕はそんな彼女を見つめるしかありませんでした。
2016/04/01
長Y〖彼女の恋〗パート29
長Y〖彼女の恋〗パート29
パート28
僕(柴崎孝信)も新島七海(にいじま・ななみ)も無言です。そして部屋には七海のしゃくりあげる声だけ・・僕は迎えの車(高岡俊一と佐倉朋美ちゃん)が来るのにはまだ少し時間があるなぁ・・なんて考えていた・・。
『・・孝信くん。・・ごめん・・私、孝信くんに言ってないこと・・ある・・。』
しゃくりあげながら七海が話し始めます。僕は七海の話しをしっかり聞かなくちゃいけないと思いました。
『・・私・・・・前に・・子供できたの・・・・。』
「・・えっ!?」
七海は目を真っ赤にして、真っ直ぐ僕を見ながら少しずつ過去の事を話してくれました。
大学生の時に僕と別れた後、とても親身に話しを聞いてくれて励ましてくれる人(熊野健次)がいて、自然な流れで付き合ったとのこと・・・でも、その熊野が本性を出すのに時間はかかりません。そのうちに七海を性奴隷のように扱い、だんだんエスカレートして複数でのセックスや酒の席で男の知り合いに奉仕させられたりしたそうです。
その頃には僕と別れた傷どころか、何も考えられないようになり、その結果が妊娠でした・・・熊野に話したところ、“俺の子供かもわからない”と言われ離れて行ったそうです。七海は一人ぼっちになり、怖くなってしまい・・精神的に弱った為か子供を流産してしまったのです。
七海は泣きながら、話しを続けました。その後、そのことが両親にも知られ、大学を辞めて実家に帰ってしばらく休んだ。しばらくして、いくつか短期のバイトから始めて、佐倉朋美ちゃんと知り合い、人生再スタートのつもりで生きようとやっと考えられるようになった時に僕と再会した。
そして僕や俊一達と4人で海に行った日・・熊野に再会してしまったことで・・また、地獄の日々が始まったと・・。七海の涙ながらの告白を僕は黙って聴いていました。というか・・あまりの内容に動揺してしまい、言葉が出てきませんでした。
僕は、七海の言う『地獄の日々が始まる』という言葉に納得できず、どういうことか問い質します。海へ行った日に熊野健次に偶然会ってしまった。あの色の黒い、見事な腹筋をしていた男のことでした。熊野との事、子供の事、乱れていた性生活の事・・いろんなことが頭の中に浮かびあがったそうです。
子供のことや、大学中退のことは時期をみて僕に話すつもりだったようですが、この頃は僕(柴崎孝信)に再会したばかりだったので、僕が空白の2年のことを知って七海を嫌悪し、また捨てられるのが怖かったようでした。それから数日後のことです。七海の携帯に知らない番号から電話が・・最初は出なかったのですが、何度となくかかって来ると番号を変えた友人や、かなり大事な用事のある知り合いかもという気になり、出てしまいました。それは熊野健次からでした。
2016/04/06
パート28
僕(柴崎孝信)も新島七海(にいじま・ななみ)も無言です。そして部屋には七海のしゃくりあげる声だけ・・僕は迎えの車(高岡俊一と佐倉朋美ちゃん)が来るのにはまだ少し時間があるなぁ・・なんて考えていた・・。
『・・孝信くん。・・ごめん・・私、孝信くんに言ってないこと・・ある・・。』
しゃくりあげながら七海が話し始めます。僕は七海の話しをしっかり聞かなくちゃいけないと思いました。
『・・私・・・・前に・・子供できたの・・・・。』
「・・えっ!?」
七海は目を真っ赤にして、真っ直ぐ僕を見ながら少しずつ過去の事を話してくれました。
大学生の時に僕と別れた後、とても親身に話しを聞いてくれて励ましてくれる人(熊野健次)がいて、自然な流れで付き合ったとのこと・・・でも、その熊野が本性を出すのに時間はかかりません。そのうちに七海を性奴隷のように扱い、だんだんエスカレートして複数でのセックスや酒の席で男の知り合いに奉仕させられたりしたそうです。
その頃には僕と別れた傷どころか、何も考えられないようになり、その結果が妊娠でした・・・熊野に話したところ、“俺の子供かもわからない”と言われ離れて行ったそうです。七海は一人ぼっちになり、怖くなってしまい・・精神的に弱った為か子供を流産してしまったのです。
七海は泣きながら、話しを続けました。その後、そのことが両親にも知られ、大学を辞めて実家に帰ってしばらく休んだ。しばらくして、いくつか短期のバイトから始めて、佐倉朋美ちゃんと知り合い、人生再スタートのつもりで生きようとやっと考えられるようになった時に僕と再会した。
そして僕や俊一達と4人で海に行った日・・熊野に再会してしまったことで・・また、地獄の日々が始まったと・・。七海の涙ながらの告白を僕は黙って聴いていました。というか・・あまりの内容に動揺してしまい、言葉が出てきませんでした。
僕は、七海の言う『地獄の日々が始まる』という言葉に納得できず、どういうことか問い質します。海へ行った日に熊野健次に偶然会ってしまった。あの色の黒い、見事な腹筋をしていた男のことでした。熊野との事、子供の事、乱れていた性生活の事・・いろんなことが頭の中に浮かびあがったそうです。
子供のことや、大学中退のことは時期をみて僕に話すつもりだったようですが、この頃は僕(柴崎孝信)に再会したばかりだったので、僕が空白の2年のことを知って七海を嫌悪し、また捨てられるのが怖かったようでした。それから数日後のことです。七海の携帯に知らない番号から電話が・・最初は出なかったのですが、何度となくかかって来ると番号を変えた友人や、かなり大事な用事のある知り合いかもという気になり、出てしまいました。それは熊野健次からでした。
2016/04/06
長Y〖彼女の恋〗パート30
長Y〖彼女の恋〗パート30
パート29
熊野健次はもう数少なくなった大学の時代の友人を通じて新島七海(にいじま・ななみ)の電話番号を知ったそうです。熊野からの電話の内容は、久しぶりに見た七海が綺麗だったとまず誉め、その後に当時の思い出という形で七海との痴態の数々を言って来たそうです。
その後、海で見た僕(柴崎孝信)のことに触れ、名前で七海の元カレと気づいて[付き合っているのか?]と聞かれました。早く電話を終わらせたい七海は『(僕が)好きだ』ってハッキリ伝えたようです。すると熊野は、[芝崎って奴は七海の妊娠のこと知ってるの?]
七海はこの言葉に固まった。
[あんな気弱そうな奴じゃあ、ビックリすんだろまた、フラれちゃうんじゃない? 黙っててやるから・・時間作れよ!]
心がガタガタと崩れた七海は住んでいる駅を教えてしまい、駅まで来た熊野に七海のアパートで犯されます。
この七海の話しを聞いた時、僕はかなり動揺をしました。すぐには受け入れることが出来ずにいて、実際は、時間をかけて飲み込んだ感じです。そうしないといけないほど、七海に惚れていたのでした。
アパートで犯された七海は、その日のことは忘れようと思ったそうです。しかし、熊野はそれから何かにつけ七海に連絡をしてきました。最初は駅やアパートで待ち伏せ、[柴崎が知ったら・・。]と言われ、カラダの関係を迫られます。
僕と逢う度に、逢えて嬉しいけど秘密があるのが苦しかったと言います。そんな中、あの夜のことがありました。熊野はよく目隠しをしてセックスするのですが、その日も目隠しされて厭らしい言葉をかけながら挿入されます。・・・いつものことだった・・・ことが終わり、目隠しを取ると熊野が自分の携帯で誰かと話していました。
僕が七海と熊野のセックスを聴かされた日のことです。(パート12参照)熊野の行動が最初は理解できず、頭がハッキリしてから急いで携帯を取り上げた。その時には電話は切れていて、履歴を見たら僕の名前。本当に目の前が真っ暗になったそうです。
《・・なんのために熊野の言うことに従っていたのか・・孝信くんに捨てられる・・孝信くんに逢えなくなる・・孝信くんと・・》狂ったように泣き出した新島七海に熊野健次は、[オレのモノだったのに、他の奴にしっぽ振っているからだ。お前はまたオレのモノになればいいんだよアイツといたら苦しいだけだろ。]と、笑いながら言った。
2016/04/12
パート29
熊野健次はもう数少なくなった大学の時代の友人を通じて新島七海(にいじま・ななみ)の電話番号を知ったそうです。熊野からの電話の内容は、久しぶりに見た七海が綺麗だったとまず誉め、その後に当時の思い出という形で七海との痴態の数々を言って来たそうです。
その後、海で見た僕(柴崎孝信)のことに触れ、名前で七海の元カレと気づいて[付き合っているのか?]と聞かれました。早く電話を終わらせたい七海は『(僕が)好きだ』ってハッキリ伝えたようです。すると熊野は、[芝崎って奴は七海の妊娠のこと知ってるの?]
七海はこの言葉に固まった。
[あんな気弱そうな奴じゃあ、ビックリすんだろまた、フラれちゃうんじゃない? 黙っててやるから・・時間作れよ!]
心がガタガタと崩れた七海は住んでいる駅を教えてしまい、駅まで来た熊野に七海のアパートで犯されます。
この七海の話しを聞いた時、僕はかなり動揺をしました。すぐには受け入れることが出来ずにいて、実際は、時間をかけて飲み込んだ感じです。そうしないといけないほど、七海に惚れていたのでした。
アパートで犯された七海は、その日のことは忘れようと思ったそうです。しかし、熊野はそれから何かにつけ七海に連絡をしてきました。最初は駅やアパートで待ち伏せ、[柴崎が知ったら・・。]と言われ、カラダの関係を迫られます。
僕と逢う度に、逢えて嬉しいけど秘密があるのが苦しかったと言います。そんな中、あの夜のことがありました。熊野はよく目隠しをしてセックスするのですが、その日も目隠しされて厭らしい言葉をかけながら挿入されます。・・・いつものことだった・・・ことが終わり、目隠しを取ると熊野が自分の携帯で誰かと話していました。
僕が七海と熊野のセックスを聴かされた日のことです。(パート12参照)熊野の行動が最初は理解できず、頭がハッキリしてから急いで携帯を取り上げた。その時には電話は切れていて、履歴を見たら僕の名前。本当に目の前が真っ暗になったそうです。
《・・なんのために熊野の言うことに従っていたのか・・孝信くんに捨てられる・・孝信くんに逢えなくなる・・孝信くんと・・》狂ったように泣き出した新島七海に熊野健次は、[オレのモノだったのに、他の奴にしっぽ振っているからだ。お前はまたオレのモノになればいいんだよアイツといたら苦しいだけだろ。]と、笑いながら言った。
2016/04/12
長Y〖彼女の恋〗パート31
長Y〖彼女の恋〗パート31
パート30
熊野健次がわざと僕に電話で七海との痴態を聞かせた後のことは
パート13
パート14
パート15
パート16
パート17
『あの時・・、孝信くんに捨てられなくて・・本当に嬉しかった・・。汚い私を・・大好きって言ってくれて嬉しかった・・。本当にごめんなさい。』
新島七海(にいじま・ななみ)は泣きじゃくりながら僕(柴崎孝信)に何度も謝っていました。
「最近、ドタキャンだったり、連絡とれなかったりした時はアイツ(熊野健次)といたの?」
僕の質問に七海は無言で頷きます。
「昨日、電話の向こうで男の声がした。あれはアイツの声?」
やはり無言で頷く七海・・。
「昨日の夜は・・セックスをしたの?・・」
『・・孝信くん・・。』
「・・したの? アイツと・・。」
七海(ななみ)が顔をグシャグシャにしてボロボロ泣きじゃくります・・。
『・・ごえんなしゃいぃ。・・ごえんなしゃい。』
グシャグシャに泣きながら七海が僕に両手を伸ばしてきました。しかし、僕はその両手に応えてあげられません。
僕はすがろうとする七海から目をそらし、台所へ行き水を一杯飲み、少し気持ちを落ち着けて部屋へ戻りました。七海は膝立ちになり、所在無げに両手をダラリと下げ、不安げに僕を見つめています。
『・・孝信くん。・・もう・・ダメかな?・・私じゃ・・ダメだよね・・?』
無言の僕。不思議な気持ちでした。水を飲んで一息いれたからじゃないと思いますが、グシャグシャに泣きながら謝り、許しを乞う七海を見ているうちに気持ちの変化が・・。嫉妬や怒り、失望感が強くありましたが、七海の全身から僕を必要としているのが伝わり、愛しさすら感じます。
ただ、その愛しさも嫉妬や怒りと混ざったモノで・・僕は少し戸惑っていました。七海をこんなにも悲しませたのは僕だという思いも頭の片隅にあります。
「・・とりあえず、後でちゃんと話そう。俊一達がそろそろ来る時間だから・・準備しちゃおう。」
びっくりした顔の七海。
「・・言っとくけど、許せるかわからないし・・まだ納得はしてないから。もう嘘や秘密は絶対に嫌だ。」
七海は両手で顔を覆い、泣きじゃくります。
「それでも、感情のまま終わったら・・・あの日の失敗を繰り返しちゃう・・・僕は、七海に2度出逢えたことを運命だって思っているから。」
七海は声を上げて泣いています。僕も泣いていました。
「・・さぁ、準備をするゾ!・・話し合いは後でだ。」
そう言って、動きだそうとした僕に、七海が
『・・孝信くん。いつもいつも・・優しい・・ありがと・・本当に・・ごめん・・なさい。・・一秒でも、いっぱい孝信くんと・・居たい・・。』
僕は指で七海の涙をふいてあげます。それでも七海の涙はなかなか止まりませんでした。
2016/04/22
パート30
熊野健次がわざと僕に電話で七海との痴態を聞かせた後のことは
パート13
パート14
パート15
パート16
パート17
『あの時・・、孝信くんに捨てられなくて・・本当に嬉しかった・・。汚い私を・・大好きって言ってくれて嬉しかった・・。本当にごめんなさい。』
新島七海(にいじま・ななみ)は泣きじゃくりながら僕(柴崎孝信)に何度も謝っていました。
「最近、ドタキャンだったり、連絡とれなかったりした時はアイツ(熊野健次)といたの?」
僕の質問に七海は無言で頷きます。
「昨日、電話の向こうで男の声がした。あれはアイツの声?」
やはり無言で頷く七海・・。
「昨日の夜は・・セックスをしたの?・・」
『・・孝信くん・・。』
「・・したの? アイツと・・。」
七海(ななみ)が顔をグシャグシャにしてボロボロ泣きじゃくります・・。
『・・ごえんなしゃいぃ。・・ごえんなしゃい。』
グシャグシャに泣きながら七海が僕に両手を伸ばしてきました。しかし、僕はその両手に応えてあげられません。
僕はすがろうとする七海から目をそらし、台所へ行き水を一杯飲み、少し気持ちを落ち着けて部屋へ戻りました。七海は膝立ちになり、所在無げに両手をダラリと下げ、不安げに僕を見つめています。
『・・孝信くん。・・もう・・ダメかな?・・私じゃ・・ダメだよね・・?』
無言の僕。不思議な気持ちでした。水を飲んで一息いれたからじゃないと思いますが、グシャグシャに泣きながら謝り、許しを乞う七海を見ているうちに気持ちの変化が・・。嫉妬や怒り、失望感が強くありましたが、七海の全身から僕を必要としているのが伝わり、愛しさすら感じます。
ただ、その愛しさも嫉妬や怒りと混ざったモノで・・僕は少し戸惑っていました。七海をこんなにも悲しませたのは僕だという思いも頭の片隅にあります。
「・・とりあえず、後でちゃんと話そう。俊一達がそろそろ来る時間だから・・準備しちゃおう。」
びっくりした顔の七海。
「・・言っとくけど、許せるかわからないし・・まだ納得はしてないから。もう嘘や秘密は絶対に嫌だ。」
七海は両手で顔を覆い、泣きじゃくります。
「それでも、感情のまま終わったら・・・あの日の失敗を繰り返しちゃう・・・僕は、七海に2度出逢えたことを運命だって思っているから。」
七海は声を上げて泣いています。僕も泣いていました。
「・・さぁ、準備をするゾ!・・話し合いは後でだ。」
そう言って、動きだそうとした僕に、七海が
『・・孝信くん。いつもいつも・・優しい・・ありがと・・本当に・・ごめん・・なさい。・・一秒でも、いっぱい孝信くんと・・居たい・・。』
僕は指で七海の涙をふいてあげます。それでも七海の涙はなかなか止まりませんでした。
2016/04/22
長Y〖彼女の恋〗パート32
長Y〖彼女の恋〗パート32
パート31
僕達がそれでも慌ただしく準備を終わらせたころ、俊一達(高岡俊一と佐倉朋美)が到着します。
〔おはよぅございまぁす。遅くなりましたぁ。〕
朝からとても元気な俊一と朋美ちゃんに嵐のように連れられて車に乗り込み、一路、僕達は温泉へ向かいました。
群馬県伊香保は僕らの住む街から3時間程で着く比較的近い温泉地です。宿に入るのは午後からなので、観光がてら榛名湖や伊香保グリーン牧場など名所を周り、名物の水沢うどんを食べ、4人ともこの旅行を楽しみました。
ただ、朝のことがあったからでしょうか、新島七海(にいじま・ななみ)は常に僕(柴崎孝信:たかのぶ)の手やズボンやベルトなど何かに触っていました。
〚七海ぃ~柴崎さんとラブラブだねぇ♪〛
朋美ちゃんが冷やかすと、僕と七海は苦笑いです。
〔七海ちゃん昨日は眠れなかったでしょ。先輩が寝かせなかったのかなぁ・・? なんちゃって!〕
俊一のオヤジ発言も変に意識してしまい僕らは苦笑い・・。
それでも楽しく観光をして旅館へ入りました。有名な石段のすぐ近くで綺麗な宿でした。値段も手頃でスタッフの方達も優しく好印象です。部屋は別々で、僕と俊一はそれぞれキーを受け取りました。
〚20分後に迎えに来ますね。〛
俊一達は笑顔で部屋に入って行きます。
僕と七海も自分たちの部屋に入りました。畳の良い匂いがします。荷物を置き振り返ると、僕を見つめる七海と目があう。
『・・荷物、・・ありがとう。』
「・・うん。」
『楽しかったね。』
七海は笑顔を作りますが、僕と2人になった瞬間から緊張しているのが伝わってきます。
「こっちへおいで・・。」
と僕が呼ぶと、七海は小走りに近づいて来て、《なんだか子犬のようだ》と思いました。
僕が両手を広げると七海が僕の目をジッと見つめながら、僕の背中に手をまわします。
「・・まだ、モヤモヤはある。怒りというか、悔しいって気持ちもある。でも・・、やっぱり七海が好きだ。」
『・・孝信くん・・。』
「僕は・・・七海の笑顔が好きだ。七海の声が好きだ。七海の優しさが好きだ。・・結局、七海が好きなんだ。」
『・・・・・・・・』
「それで・・今日、1日考えた。どうだろう・・・一緒に暮らさないか?・・二人で・・。」
僕(柴崎孝信:たかのぶ)のいきなりの提案に七海は驚きます。
「あ、あのさ、・・いつも一緒なら、独りで悩むこともないだろう・・。アイツ(熊野健次)がやってくることもないだろう・・・でも言っとくけど、嘘や秘密はつかないこと。」
七海は照れ隠しにしゃべり続ける僕をジッと見つめていた。
「あ、あのさ・・嫌かな・・?」
黙っている七海に不安になる僕がたまらずに尋ねると・・。
『・・孝信くんが・・好き・・・大好き・・。』
涙で潤んだ目を僕から離さず最高の笑顔で七海が答えます。
「・・よく泣くな・・七海は・・。」
僕は七海の唇に自分のそれをそっと重ねました。
2016/04/26
パート31
僕達がそれでも慌ただしく準備を終わらせたころ、俊一達(高岡俊一と佐倉朋美)が到着します。
〔おはよぅございまぁす。遅くなりましたぁ。〕
朝からとても元気な俊一と朋美ちゃんに嵐のように連れられて車に乗り込み、一路、僕達は温泉へ向かいました。
群馬県伊香保は僕らの住む街から3時間程で着く比較的近い温泉地です。宿に入るのは午後からなので、観光がてら榛名湖や伊香保グリーン牧場など名所を周り、名物の水沢うどんを食べ、4人ともこの旅行を楽しみました。
ただ、朝のことがあったからでしょうか、新島七海(にいじま・ななみ)は常に僕(柴崎孝信:たかのぶ)の手やズボンやベルトなど何かに触っていました。
〚七海ぃ~柴崎さんとラブラブだねぇ♪〛
朋美ちゃんが冷やかすと、僕と七海は苦笑いです。
〔七海ちゃん昨日は眠れなかったでしょ。先輩が寝かせなかったのかなぁ・・? なんちゃって!〕
俊一のオヤジ発言も変に意識してしまい僕らは苦笑い・・。
それでも楽しく観光をして旅館へ入りました。有名な石段のすぐ近くで綺麗な宿でした。値段も手頃でスタッフの方達も優しく好印象です。部屋は別々で、僕と俊一はそれぞれキーを受け取りました。
〚20分後に迎えに来ますね。〛
俊一達は笑顔で部屋に入って行きます。
僕と七海も自分たちの部屋に入りました。畳の良い匂いがします。荷物を置き振り返ると、僕を見つめる七海と目があう。
『・・荷物、・・ありがとう。』
「・・うん。」
『楽しかったね。』
七海は笑顔を作りますが、僕と2人になった瞬間から緊張しているのが伝わってきます。
「こっちへおいで・・。」
と僕が呼ぶと、七海は小走りに近づいて来て、《なんだか子犬のようだ》と思いました。
僕が両手を広げると七海が僕の目をジッと見つめながら、僕の背中に手をまわします。
「・・まだ、モヤモヤはある。怒りというか、悔しいって気持ちもある。でも・・、やっぱり七海が好きだ。」
『・・孝信くん・・。』
「僕は・・・七海の笑顔が好きだ。七海の声が好きだ。七海の優しさが好きだ。・・結局、七海が好きなんだ。」
『・・・・・・・・』
「それで・・今日、1日考えた。どうだろう・・・一緒に暮らさないか?・・二人で・・。」
僕(柴崎孝信:たかのぶ)のいきなりの提案に七海は驚きます。
「あ、あのさ、・・いつも一緒なら、独りで悩むこともないだろう・・。アイツ(熊野健次)がやってくることもないだろう・・・でも言っとくけど、嘘や秘密はつかないこと。」
七海は照れ隠しにしゃべり続ける僕をジッと見つめていた。
「あ、あのさ・・嫌かな・・?」
黙っている七海に不安になる僕がたまらずに尋ねると・・。
『・・孝信くんが・・好き・・・大好き・・。』
涙で潤んだ目を僕から離さず最高の笑顔で七海が答えます。
「・・よく泣くな・・七海は・・。」
僕は七海の唇に自分のそれをそっと重ねました。
2016/04/26
長Y〖彼女の恋〗パート33
長Y〖彼女の恋〗パート33
パート32
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は、《七海のこと許せるのか? これから付き合って行けるのか?》・・いろいろ考えましたが、新島七海(にいじま・ななみ)を失うことの方が何よりイヤだ》と思いました。それは今でも同じです。
七海はこの頃、(いつバレるのか?)最初の別れが僕の嫉妬でしたから、(本当に不安だった)らしいです。それだけに僕へ正直に話すこともできず、可哀想なことをしました。
《今では、S心をくすぐる可愛い子犬です。》
僕達は深いキスをしました・・・・・クチュ・・クチュ・・チュパ・・クチャ・・僕が口を開けて見つめると、七海はトロンとした目で僕の口内に舌を入れて僕の舌を絡めとります。七海の熱い吐息を顔に感じ、僕はどんどん興奮していきました。それから僕が七海の胸に手を伸ばそうとした時、
トンっトンってノックの音が・・!
びっくりして、僕達はふたりしてドアの方を見て、そのつぎに互いの顔を見合って『・・クスリ』とお互い笑ってしまいました。『・・クスクス・・また、あぶなかったね・・』七海は目を大きく見開いて、僕に最高の笑顔をくれます・・・それをみながら・・僕は・・改めて・・《綺麗だなぁ》って思いました。
〚先輩達お待たせぇ~用意できましたかぁ? 石段を観にいきますよ。〛
僕がドアを開けると元気よく2人(高岡俊一と佐倉朋美)が入ってきます。
〔おぉ・・部屋の感じは同じなんですね。なかなかいいですよね。〕
「ほら、俊一行くぞ! 迎えに来てくれたんだろ?」
〔あっ! そうだったぁ。〕
僕たちはワイワイ言いながら4人で石段を観に向かいました。俊一と朋美ちゃんの明るさにはいつも助けられます。石段を登りきり、頂上にある縁結びの神社として有名な「伊香保神社」にお詣りしました。それから降りてきてお土産屋さんを覗いて、射的や輪投げなどで楽しみます。僕がふと七海を見ると、笑顔の七海が僕を見ていました。
七海の笑顔を見ていると、すべて許そうという気になります。今は、七海と一緒に居ることが僕の幸せなのだと思いました。散策に満足して、僕達は宿へ帰って夕飯を食べ、温泉に入ることにしました。
朋美ちゃんと七海は女湯に、僕(柴崎孝信)と俊一は男湯へ分かれます。〔いやぁ~! 食べましたね・・美味しかった。・・お酒もめちゃめちゃ美味いし、最高だぁぁ!〕と、赤ら顔の俊一は終始笑顔で上機嫌でした。
2人して素っ裸になり温泉へ入ります。俊一はガッチリした男らしい体で、白くて長身の僕と並ぶと一回りも二回りも大きく見えました。体を洗ってから内湯にしばらく浸かり、露天風呂へ移動します。内湯には誰もいなかったのですが、露天には先客が2人いました。
〔先輩、あんまり混んでなくて良かったですね。〕
「そうだな。」
〔今ごろ・・七海ちゃんもカラダ洗っていますかね? どこから洗うのかな?〕
「・・・・たぶん・・俊一・・・首からだよ。」
僕が話しに乗っかったのに気を良くした俊一はどんどん下ネタ方向へ・・。
〔先輩・・やっぱり今夜、ヤルんですか?〕
「・・さぁどうかな?・・お前はどうするんだ?」
〔もちろん! しかし・・今ごろ、朋美のアソコ見て七海ちゃんびっくりしていますよ。〕
「なにそれ? なに??」
意味ありげに笑う俊一に僕の疑問は増しました・・。
2016/05/06
パート32
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は、《七海のこと許せるのか? これから付き合って行けるのか?》・・いろいろ考えましたが、新島七海(にいじま・ななみ)を失うことの方が何よりイヤだ》と思いました。それは今でも同じです。
七海はこの頃、(いつバレるのか?)最初の別れが僕の嫉妬でしたから、(本当に不安だった)らしいです。それだけに僕へ正直に話すこともできず、可哀想なことをしました。
《今では、S心をくすぐる可愛い子犬です。》
僕達は深いキスをしました・・・・・クチュ・・クチュ・・チュパ・・クチャ・・僕が口を開けて見つめると、七海はトロンとした目で僕の口内に舌を入れて僕の舌を絡めとります。七海の熱い吐息を顔に感じ、僕はどんどん興奮していきました。それから僕が七海の胸に手を伸ばそうとした時、
トンっトンってノックの音が・・!
びっくりして、僕達はふたりしてドアの方を見て、そのつぎに互いの顔を見合って『・・クスリ』とお互い笑ってしまいました。『・・クスクス・・また、あぶなかったね・・』七海は目を大きく見開いて、僕に最高の笑顔をくれます・・・それをみながら・・僕は・・改めて・・《綺麗だなぁ》って思いました。
〚先輩達お待たせぇ~用意できましたかぁ? 石段を観にいきますよ。〛
僕がドアを開けると元気よく2人(高岡俊一と佐倉朋美)が入ってきます。
〔おぉ・・部屋の感じは同じなんですね。なかなかいいですよね。〕
「ほら、俊一行くぞ! 迎えに来てくれたんだろ?」
〔あっ! そうだったぁ。〕
僕たちはワイワイ言いながら4人で石段を観に向かいました。俊一と朋美ちゃんの明るさにはいつも助けられます。石段を登りきり、頂上にある縁結びの神社として有名な「伊香保神社」にお詣りしました。それから降りてきてお土産屋さんを覗いて、射的や輪投げなどで楽しみます。僕がふと七海を見ると、笑顔の七海が僕を見ていました。
七海の笑顔を見ていると、すべて許そうという気になります。今は、七海と一緒に居ることが僕の幸せなのだと思いました。散策に満足して、僕達は宿へ帰って夕飯を食べ、温泉に入ることにしました。
朋美ちゃんと七海は女湯に、僕(柴崎孝信)と俊一は男湯へ分かれます。〔いやぁ~! 食べましたね・・美味しかった。・・お酒もめちゃめちゃ美味いし、最高だぁぁ!〕と、赤ら顔の俊一は終始笑顔で上機嫌でした。
2人して素っ裸になり温泉へ入ります。俊一はガッチリした男らしい体で、白くて長身の僕と並ぶと一回りも二回りも大きく見えました。体を洗ってから内湯にしばらく浸かり、露天風呂へ移動します。内湯には誰もいなかったのですが、露天には先客が2人いました。
〔先輩、あんまり混んでなくて良かったですね。〕
「そうだな。」
〔今ごろ・・七海ちゃんもカラダ洗っていますかね? どこから洗うのかな?〕
「・・・・たぶん・・俊一・・・首からだよ。」
僕が話しに乗っかったのに気を良くした俊一はどんどん下ネタ方向へ・・。
〔先輩・・やっぱり今夜、ヤルんですか?〕
「・・さぁどうかな?・・お前はどうするんだ?」
〔もちろん! しかし・・今ごろ、朋美のアソコ見て七海ちゃんびっくりしていますよ。〕
「なにそれ? なに??」
意味ありげに笑う俊一に僕の疑問は増しました・・。
2016/05/06
長Y〖彼女の恋〗パート34
長Y〖彼女の恋〗パート34
パート33
「意味深だなぁ・・早く言えよぉ!」
じれる僕(柴崎孝信:たかのぶ)にニヤニヤ顔の高岡俊一は、
〔実は、前にスワッピングしたって話しをしたじゃないですか?〕
「・・ああっ、写メ見せてくれた話し?」
〔そうです。あれからちょっと進んで、今は固定の単独さんがいるですよ。まぁエッチの時のカンフル剤です。〕
いきなりの俊一の告白に僕の脈拍はドキドキと上がり、頭の中にグラマラスな佐倉朋美(ともみ)ちゃんの映像が様々な痴態を演じてくれました。
「・・こ、固定って、同じ人とってこと?」
〔そうですよ。40代の人なんですが、朋美いわく、その人とエッチすると癒やされるらしいです。〕
「・・大丈夫か? 〚我がまま放題の俊一なんかは要らない〛って言われるぞ。」
〔大丈夫ですよ。でも、若干ヤバいかなって焦る時もあって・・少しは朋美に優しくするようになりました。朋美はそれが嬉しいらしいくて、三人でセックスするようになって朋美との仲が深まりましたよ。〕
俊一の話しを聞きながら、《すごい話しだなぁ・・、違う世界だなぁ・・》なんて思いながら少なからず興味を覚えました。その証拠に、僕のペニスはパツパツに勃起していました。
〔愛してる女が自分じゃない男のチンポでいやらしく喘ぐ姿は・・ものすごい嫉妬と興奮ですよ。好きだから嫉妬をするんだってわかったら・・ハマっちゃいました、【寝取らせ】に。〕
「・・【寝取らせ】?」
〔そうです。【寝取らせ】です。朋美がだんだん相手と親しげになっていく姿や、相手に何度もイカされて頭が真っ白のなか相手の名前を口にする姿・・・自分だけの朋美だと思っていたのに違うのか? って不安や嫉妬が興奮につながるんですよ。〕
「・・す、すごいね・・。」
僕はだんだんテンションの上がっていく俊一に若干呑まれていく。
〔それで、今無いんです。〕
「・・・・えっ?」
なにが? って顔の僕。
〔下の毛ですよ。〕
「・・・・・・ほんとに!?」
〔おまんこの毛を単独さんと一緒にこの前剃ったんです。だから、今ごろ七海ちゃんはびっくりしていますよ。〕
僕は思わずツルツルの朋美ちゃんを妄想し、その後にツルツルの新島七海(にいじま・ななみ)を妄想します。僕はもう、のぼせそうでしたが、湯船からなかなか出られませんでした。
《も~続きが気になるぅー》
「あ、あのさ・・、やっぱり写メとか、また撮っているの?」
すると・・俊一がニヤリと笑う・・。
〔撮っていますよ♪ 単独さんとのセックスを撮って、後で見ながら朋美とヤルんです。あれこれ説明させながらするんですけど・・めちゃめちゃ興奮しますよ♪〕
“・・ごくりっ・・”唾を呑む音に恥ずかしさを覚えます。
〔先輩、写メやビデオ見たいですか?〕
「そうだな・・・・見たいかも。」
〔でもタダじゃぁな・・。〕
「おまえ、金取るのかよぉ!!」
〔ははは。違いますよぉ。あのぉ~・・怒らないで下さいよ。できたら・・七海ちゃんの写メと交換はどうですか?〕
「えっ! 七海の写メと!?」
僕はそんなこと考えたこともありませんでした・・・ただ、七海のはだかを仲の良い後輩に見せるという行為を考えると・・・・熱くなってしまう自分がいました。
2016/05/16
パート33
「意味深だなぁ・・早く言えよぉ!」
じれる僕(柴崎孝信:たかのぶ)にニヤニヤ顔の高岡俊一は、
〔実は、前にスワッピングしたって話しをしたじゃないですか?〕
「・・ああっ、写メ見せてくれた話し?」
〔そうです。あれからちょっと進んで、今は固定の単独さんがいるですよ。まぁエッチの時のカンフル剤です。〕
いきなりの俊一の告白に僕の脈拍はドキドキと上がり、頭の中にグラマラスな佐倉朋美(ともみ)ちゃんの映像が様々な痴態を演じてくれました。
「・・こ、固定って、同じ人とってこと?」
〔そうですよ。40代の人なんですが、朋美いわく、その人とエッチすると癒やされるらしいです。〕
「・・大丈夫か? 〚我がまま放題の俊一なんかは要らない〛って言われるぞ。」
〔大丈夫ですよ。でも、若干ヤバいかなって焦る時もあって・・少しは朋美に優しくするようになりました。朋美はそれが嬉しいらしいくて、三人でセックスするようになって朋美との仲が深まりましたよ。〕
俊一の話しを聞きながら、《すごい話しだなぁ・・、違う世界だなぁ・・》なんて思いながら少なからず興味を覚えました。その証拠に、僕のペニスはパツパツに勃起していました。
〔愛してる女が自分じゃない男のチンポでいやらしく喘ぐ姿は・・ものすごい嫉妬と興奮ですよ。好きだから嫉妬をするんだってわかったら・・ハマっちゃいました、【寝取らせ】に。〕
「・・【寝取らせ】?」
〔そうです。【寝取らせ】です。朋美がだんだん相手と親しげになっていく姿や、相手に何度もイカされて頭が真っ白のなか相手の名前を口にする姿・・・自分だけの朋美だと思っていたのに違うのか? って不安や嫉妬が興奮につながるんですよ。〕
「・・す、すごいね・・。」
僕はだんだんテンションの上がっていく俊一に若干呑まれていく。
〔それで、今無いんです。〕
「・・・・えっ?」
なにが? って顔の僕。
〔下の毛ですよ。〕
「・・・・・・ほんとに!?」
〔おまんこの毛を単独さんと一緒にこの前剃ったんです。だから、今ごろ七海ちゃんはびっくりしていますよ。〕
僕は思わずツルツルの朋美ちゃんを妄想し、その後にツルツルの新島七海(にいじま・ななみ)を妄想します。僕はもう、のぼせそうでしたが、湯船からなかなか出られませんでした。
《も~続きが気になるぅー》
「あ、あのさ・・、やっぱり写メとか、また撮っているの?」
すると・・俊一がニヤリと笑う・・。
〔撮っていますよ♪ 単独さんとのセックスを撮って、後で見ながら朋美とヤルんです。あれこれ説明させながらするんですけど・・めちゃめちゃ興奮しますよ♪〕
“・・ごくりっ・・”唾を呑む音に恥ずかしさを覚えます。
〔先輩、写メやビデオ見たいですか?〕
「そうだな・・・・見たいかも。」
〔でもタダじゃぁな・・。〕
「おまえ、金取るのかよぉ!!」
〔ははは。違いますよぉ。あのぉ~・・怒らないで下さいよ。できたら・・七海ちゃんの写メと交換はどうですか?〕
「えっ! 七海の写メと!?」
僕はそんなこと考えたこともありませんでした・・・ただ、七海のはだかを仲の良い後輩に見せるという行為を考えると・・・・熱くなってしまう自分がいました。
2016/05/16
長Y〖彼女の恋〗パート35
長Y〖彼女の恋〗パート35
パート34
「か、考えておくよ・・。」
そう後輩の高岡俊一に答え、僕(柴崎孝信:たかのぶ)は湯船を出てカラダを洗い始めることで話をごまかします。それから温泉に再びつかり、しばらくして2人で出ました。思ったより長湯だったらしく、出ると新島七海(にいじま・ななみ)と佐倉朋美ちゃんが待っています。濡れ髪の浴衣姿の二人・・ツルツルの朋美ちゃんが目の前にいます・・。
〚二人とも遅いよぉ・・女子かっ!〛
朋美ちゃんが明るく笑う。その横で七海が白い肌を桜色に染めて、楽しそうに微笑む。髪をアップにして、黒縁メガネをかける七海は・・昼間より幼く見えました。
四人、部屋へ戻ろうと歩き出すと、朋美ちゃんとじゃれあっていた俊一が僕の横にやって来ます。
〔・・先輩、七海ちゃん・・すごいですね! 透明感というか、なんかな? 綺麗ですわ・・メガネにやられましたぁ!〕
俊一が驚いた顔で僕に囁きました。
「・・・・僕もヤラれたよ。」
楽しそうに笑う七海は本当に綺麗です。
〔それじゃあ、また後で♪ 先輩、まだ寝ちゃダメっすよ!〕
「はいよ。」
それぞれ部屋へ入って行きました。二人きりになると、変に意識をしてしまいます。
「・・いいお風呂だったね。女湯は広かった?」
『広くて綺麗だったよぉ! 手足が伸ばせて気持ちよかったぁ!』
嬉しそうな七海は自然な動きで僕のためにとお茶を入れてくれました。
『本当に長湯だったね。のぼせなかった?』
「ヤバかったよぉ! 俊一と話しが盛り上がっちゃってさぁ。」
『どんな話ししたのぉ?』
優しい笑顔で七海が聞いてきます。
「べっ、別に・・普通の・・いろんな・・話し・・かな・・?」
おろおろしてボロボロの僕・・。
『・・クスクス・・男の人はいろいろあるもんね!』
バレたかなぁ?・・思えば俊一は飲み会とかでも下話しが好きでよくするもんなぁ・・。
『・・うん、いろいろあるもん・・ね!』
クスクスと笑う七海はやっぱり可愛かった。《そんな自慢の七海の写メ、見てもらいたいかも》
と、この時はだいぶ揺れました。でも、《そんな興奮もあるんだな》って、【寝取らせ】を俊一に植え付けられてからよく考えるようになりました。
2016/05/21
パート34
「か、考えておくよ・・。」
そう後輩の高岡俊一に答え、僕(柴崎孝信:たかのぶ)は湯船を出てカラダを洗い始めることで話をごまかします。それから温泉に再びつかり、しばらくして2人で出ました。思ったより長湯だったらしく、出ると新島七海(にいじま・ななみ)と佐倉朋美ちゃんが待っています。濡れ髪の浴衣姿の二人・・ツルツルの朋美ちゃんが目の前にいます・・。
〚二人とも遅いよぉ・・女子かっ!〛
朋美ちゃんが明るく笑う。その横で七海が白い肌を桜色に染めて、楽しそうに微笑む。髪をアップにして、黒縁メガネをかける七海は・・昼間より幼く見えました。
四人、部屋へ戻ろうと歩き出すと、朋美ちゃんとじゃれあっていた俊一が僕の横にやって来ます。
〔・・先輩、七海ちゃん・・すごいですね! 透明感というか、なんかな? 綺麗ですわ・・メガネにやられましたぁ!〕
俊一が驚いた顔で僕に囁きました。
「・・・・僕もヤラれたよ。」
楽しそうに笑う七海は本当に綺麗です。
〔それじゃあ、また後で♪ 先輩、まだ寝ちゃダメっすよ!〕
「はいよ。」
それぞれ部屋へ入って行きました。二人きりになると、変に意識をしてしまいます。
「・・いいお風呂だったね。女湯は広かった?」
『広くて綺麗だったよぉ! 手足が伸ばせて気持ちよかったぁ!』
嬉しそうな七海は自然な動きで僕のためにとお茶を入れてくれました。
『本当に長湯だったね。のぼせなかった?』
「ヤバかったよぉ! 俊一と話しが盛り上がっちゃってさぁ。」
『どんな話ししたのぉ?』
優しい笑顔で七海が聞いてきます。
「べっ、別に・・普通の・・いろんな・・話し・・かな・・?」
おろおろしてボロボロの僕・・。
『・・クスクス・・男の人はいろいろあるもんね!』
バレたかなぁ?・・思えば俊一は飲み会とかでも下話しが好きでよくするもんなぁ・・。
『・・うん、いろいろあるもん・・ね!』
クスクスと笑う七海はやっぱり可愛かった。《そんな自慢の七海の写メ、見てもらいたいかも》
と、この時はだいぶ揺れました。でも、《そんな興奮もあるんだな》って、【寝取らせ】を俊一に植え付けられてからよく考えるようになりました。
2016/05/21
長Y〖彼女の恋〗パート36
長Y〖彼女の恋〗パート36
パート35
「七海達はお風呂でどんな話ししたの?」
僕(柴崎孝信:たかのぶ)の頭の中にはツルツルの(佐倉)朋美ちゃんが浮かんでいました
『う~ん、ご飯のことや~、今日行ったとこの話しや~、これからのこととかかな。』
「これからのこと?」
『うん♪ 孝信くんと一緒に暮らしたいなって・・・・。』
恥ずかしいのか、下を向いて話す新島七海(にいじま・ななみ)は嬉しそうに目を細めて笑顔になりました。
「もう話したの!?」
『ご、ごめん。ダメだった?・・・・嬉しくて・・つい・・。』
驚いた 顔で僕の目を覗く七海は悲しそうな顔に変わります。本当に七海は表情がよく変わって、見ているとついこちらも気が抜けて笑ってしまいました。
「いやいや、大丈夫だよ。ずいぶん早かったからびっくりしただけ。」
『ほんとに・・?』
湯上がりに眼鏡をかけて幼く見える七海に見つめられると、なにかムラムラとしてしまいます・・。
「・・おいで。」
僕にしがみつく様にくっついてきた七海に何度となく軽いキスをしました。そして、とろんとなる七海を・・・。浴衣を肩から脱がし、帯で上半身だけ裸という状態にして、七海の尖ったピンクの乳首を口に含みます。
「・・七海のおっぱい、綺麗だよ・・・。」
『んんんっ!!・・はぁぁ・・嬉しい・・孝信くん、大好きだよ・・。』
「僕も七海が大好きだ・・愛してる。」
愛撫しながそうら囁くと、細い腕を僕の首に回し頭をクシャクシャにしてキスをせがんできました。
僕(柴崎孝信)は舌を絡めて、クチャクチャと音を楽しみながら七海の唇を堪能します。密着している中、僕は七海の下半身に手を伸ばしました。僕が触った瞬間。
『あぁぁっ!!!』
七海はびくっとカラダを震わせてしがみつく。僕は七海のそういう一つ一つの仕草に気持ちが高まっていきます・・。
「七海・・パンツ濡れているよ・・・イヤらしいなぁ。」
『はぁんっ・・ごめんなさい。孝信くんとくっつくと・・濡れちゃう・・。』
「朋美ちゃんにもココ見せたの?」
クスリと七海が笑います。
『見せなかったけど・・朋美のは見ちゃった♪』
七海はきっと、ツルツルの朋美ちゃんを思い出してクスリとしたのだろう。
「七海のココとは違った?」
僕はわざと強く布越しに指でこすります。
『あぁぁっ!!・・わかんない・・でも、エッチだったの・・。』
「なにがエッチだったの?」
僕は七海のパンツを脱がし、直に触りだしました。七海の息がどんどん荒くなっていきま
す。
『はぁんっ!!・・やぁぁ・・。』
クチュクチュ・・クチュクチュ・・ヤらしい音を立てながら、僕は七海に質問をしていきます。
「ねっ? 朋美ちゃんのおまんこはどんな風にエッチだったの?」
『あっ・・あっ・・ありませんでした・・・。あそこが剃って・・。』
敬語になる七海にS心が膨らみ、熱くクチュクチュに濡れた七海のおまんこに指を挿入していきました。
『あぁぁっ!! ダメっ・・ヤっ・・ばい・・。』
「あそこを剃って? 毛が無かったの?」
なにも知らないフリをしながら僕は質問を繰り返します。七海は首を何度も縦にフルことで答えました。
2016/06/02
パート35
「七海達はお風呂でどんな話ししたの?」
僕(柴崎孝信:たかのぶ)の頭の中にはツルツルの(佐倉)朋美ちゃんが浮かんでいました
『う~ん、ご飯のことや~、今日行ったとこの話しや~、これからのこととかかな。』
「これからのこと?」
『うん♪ 孝信くんと一緒に暮らしたいなって・・・・。』
恥ずかしいのか、下を向いて話す新島七海(にいじま・ななみ)は嬉しそうに目を細めて笑顔になりました。
「もう話したの!?」
『ご、ごめん。ダメだった?・・・・嬉しくて・・つい・・。』
驚いた 顔で僕の目を覗く七海は悲しそうな顔に変わります。本当に七海は表情がよく変わって、見ているとついこちらも気が抜けて笑ってしまいました。
「いやいや、大丈夫だよ。ずいぶん早かったからびっくりしただけ。」
『ほんとに・・?』
湯上がりに眼鏡をかけて幼く見える七海に見つめられると、なにかムラムラとしてしまいます・・。
「・・おいで。」
僕にしがみつく様にくっついてきた七海に何度となく軽いキスをしました。そして、とろんとなる七海を・・・。浴衣を肩から脱がし、帯で上半身だけ裸という状態にして、七海の尖ったピンクの乳首を口に含みます。
「・・七海のおっぱい、綺麗だよ・・・。」
『んんんっ!!・・はぁぁ・・嬉しい・・孝信くん、大好きだよ・・。』
「僕も七海が大好きだ・・愛してる。」
愛撫しながそうら囁くと、細い腕を僕の首に回し頭をクシャクシャにしてキスをせがんできました。
僕(柴崎孝信)は舌を絡めて、クチャクチャと音を楽しみながら七海の唇を堪能します。密着している中、僕は七海の下半身に手を伸ばしました。僕が触った瞬間。
『あぁぁっ!!!』
七海はびくっとカラダを震わせてしがみつく。僕は七海のそういう一つ一つの仕草に気持ちが高まっていきます・・。
「七海・・パンツ濡れているよ・・・イヤらしいなぁ。」
『はぁんっ・・ごめんなさい。孝信くんとくっつくと・・濡れちゃう・・。』
「朋美ちゃんにもココ見せたの?」
クスリと七海が笑います。
『見せなかったけど・・朋美のは見ちゃった♪』
七海はきっと、ツルツルの朋美ちゃんを思い出してクスリとしたのだろう。
「七海のココとは違った?」
僕はわざと強く布越しに指でこすります。
『あぁぁっ!!・・わかんない・・でも、エッチだったの・・。』
「なにがエッチだったの?」
僕は七海のパンツを脱がし、直に触りだしました。七海の息がどんどん荒くなっていきま
す。
『はぁんっ!!・・やぁぁ・・。』
クチュクチュ・・クチュクチュ・・ヤらしい音を立てながら、僕は七海に質問をしていきます。
「ねっ? 朋美ちゃんのおまんこはどんな風にエッチだったの?」
『あっ・・あっ・・ありませんでした・・・。あそこが剃って・・。』
敬語になる七海にS心が膨らみ、熱くクチュクチュに濡れた七海のおまんこに指を挿入していきました。
『あぁぁっ!! ダメっ・・ヤっ・・ばい・・。』
「あそこを剃って? 毛が無かったの?」
なにも知らないフリをしながら僕は質問を繰り返します。七海は首を何度も縦にフルことで答えました。
2016/06/02
長Y〖彼女の恋〗パート37
長Y〖彼女の恋〗パート37
パート36
パート1
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は新島七海(にいじま・ななみ)のおまんこに指を挿入して
「あそこを剃って? 毛が無かったの? 前から?」
『・・ちがっ・・んんんっ!!!』
七海がグンっと伸びます。イったようでした。
僕はすかさず自分のパンツを脱ぎ捨て、七海の熱いまんこにペニスを一気に挿入します。
『あぁぁぁぁっ!』
顔を真っ赤にしながら感じる七海に、僕は興奮してしまい、激しく腰をふりました。
『あっ・・ああっ・・あぁぁっ・・イィ・・はぁんっ・・気持・・ち・・いぃぃ・・!!!』
部屋の中にはテレビの音と、パンっ!パンっ!という肉と肉の弾ける音でいっぱいになった気がしました。
僕のペニスを挿入すると、顔を真っ赤に染めて眉間にシワを寄せ、七海は僕の腕を強く掴みだします。それは七海が本気で感じている時のクセでした。
「七海・・気持ちいいんだね。七海のココ、熱くて締まっている。いやらしい音・・聴こえる?」
『・・あぁっ、だって・・んんんっ・・聴こえるぅ・・ああぁ・・。』
僕が腰を打ちつけるたびに七海と繋がった箇所からグチュっグチュっと水っぽい音が聴こえてきます。
「朋美ちゃんも今頃、俊一のオチンチンで気持ちよくなっているのかな? 俊一の・・太くて大きいから気持ちいいだろうなぁ・・。」
七海は僕の問い掛けには応えず、目をギュッとつぶって快感を噛みしめているようです。
でも、僕は気づいていました。僕が俊一や朋美ちゃんの話題に触れると、七海のマンコがギュゥッと締まるのです。
「七海も朋美ちゃんみたいにツルツルにしてあげようか?赤ちゃんみたいな七海も見てみたいな!」
『・・ああぁっ・・ダ、ダメぇ・・孝信君、イッていい? イッていい?』
「いいよ! 七海、イッていいよ!」
僕は七海をイかせたくてラストスパートをかけます。
『・・ああぁぁぁっ! イッくぅ!! ごめんなさいっ! イクっイッ・・ああぁぁぁっ!!』
ギュッと力の入る七海から僕が急いでペニスを抜いたと同時に僕は七海の白いお腹に放っていました・・。
七海と僕の荒い息づかいが続く中・・僕と七海はお互いの体温を感じたいとぴったりくっついていました。
『・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・。』
僕は七海のお腹の精液をティッシュで拭き取っていきました。それで僕の手が触れるたびにビクッ、ビクッと七海が跳ねます。
僕と七海は荒い息を整えていました。
『・・はぁ・・・はぁ・・・孝信くん・・・。』
「・・はぁ・・はぁ・・なに?」
七海は寝返りをうち、僕の方にカラダを向けます。
『・・んっ・・あたしの中・・孝信くんで・・いっっぱいになっちゃった・・孝信くんが大好き!・・クスクス』
「僕の中も・・七海でいっっっぱいだよ・・。」 パート38へ続く
2016/06/05
パート36
パート1
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は新島七海(にいじま・ななみ)のおまんこに指を挿入して
「あそこを剃って? 毛が無かったの? 前から?」
『・・ちがっ・・んんんっ!!!』
七海がグンっと伸びます。イったようでした。
僕はすかさず自分のパンツを脱ぎ捨て、七海の熱いまんこにペニスを一気に挿入します。
『あぁぁぁぁっ!』
顔を真っ赤にしながら感じる七海に、僕は興奮してしまい、激しく腰をふりました。
『あっ・・ああっ・・あぁぁっ・・イィ・・はぁんっ・・気持・・ち・・いぃぃ・・!!!』
部屋の中にはテレビの音と、パンっ!パンっ!という肉と肉の弾ける音でいっぱいになった気がしました。
僕のペニスを挿入すると、顔を真っ赤に染めて眉間にシワを寄せ、七海は僕の腕を強く掴みだします。それは七海が本気で感じている時のクセでした。
「七海・・気持ちいいんだね。七海のココ、熱くて締まっている。いやらしい音・・聴こえる?」
『・・あぁっ、だって・・んんんっ・・聴こえるぅ・・ああぁ・・。』
僕が腰を打ちつけるたびに七海と繋がった箇所からグチュっグチュっと水っぽい音が聴こえてきます。
「朋美ちゃんも今頃、俊一のオチンチンで気持ちよくなっているのかな? 俊一の・・太くて大きいから気持ちいいだろうなぁ・・。」
七海は僕の問い掛けには応えず、目をギュッとつぶって快感を噛みしめているようです。
でも、僕は気づいていました。僕が俊一や朋美ちゃんの話題に触れると、七海のマンコがギュゥッと締まるのです。
「七海も朋美ちゃんみたいにツルツルにしてあげようか?赤ちゃんみたいな七海も見てみたいな!」
『・・ああぁっ・・ダ、ダメぇ・・孝信君、イッていい? イッていい?』
「いいよ! 七海、イッていいよ!」
僕は七海をイかせたくてラストスパートをかけます。
『・・ああぁぁぁっ! イッくぅ!! ごめんなさいっ! イクっイッ・・ああぁぁぁっ!!』
ギュッと力の入る七海から僕が急いでペニスを抜いたと同時に僕は七海の白いお腹に放っていました・・。
七海と僕の荒い息づかいが続く中・・僕と七海はお互いの体温を感じたいとぴったりくっついていました。
『・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・。』
僕は七海のお腹の精液をティッシュで拭き取っていきました。それで僕の手が触れるたびにビクッ、ビクッと七海が跳ねます。
僕と七海は荒い息を整えていました。
『・・はぁ・・・はぁ・・・孝信くん・・・。』
「・・はぁ・・はぁ・・なに?」
七海は寝返りをうち、僕の方にカラダを向けます。
『・・んっ・・あたしの中・・孝信くんで・・いっっぱいになっちゃった・・孝信くんが大好き!・・クスクス』
「僕の中も・・七海でいっっっぱいだよ・・。」 パート38へ続く
2016/06/05
長Y〖彼女の恋〗パート38
長Y〖彼女の恋〗パート38
パート37
新島七海(にいじま・ななみ)はまだ赤い顔を僕(柴崎孝信:たかのぶ)の胸に乗せ、目をつむり、なぜか左手で僕の小さくなってしまったオチンチンを触っています。その顔は行為の後の気だるさと、安堵からの笑顔とが混ざって、妙に色っぽく見えました・・・。
「・・どこ触っているの? エッチだな!」
『ふふふふ・・孝信くんの可愛くて・・触ってると、なんか安心するの♪』
目をつむりながらおかしな笑い方をする七海はなんだか幼く見えました。七海に触られているうちに僕のオチンチンもムクムクと回復して来ると・・。
『あぁん・・大きくならないで! 可愛いのになってよぉ!』
「ムチャ言うなよぉ!」
『孝信くんの小さいままのオチンチンが柔らかくて可愛いのに・・・。』
七海は僕のすっかり元気になったオチンチンをしごくように触っていました。
『・・孝信くん・・すごくカタイよ・・・・どう・・する?』
「・・もう、1回、いいかな?」
『・・クスクス・・喜んで♪』
七海はカラダを起こし、おもむろに僕のペニスを口に含みます。七海は目を閉じて、少女のような顔で僕のオチンチンを舐めていました・・・。その時です。ヴヴヴ・・ヴヴヴ・・僕の携帯が鳴りました。
「・・なんだろ?・・ちょっと、ごめんね・・。」
『・・モゴ・・モゴモゴ・・』
七海にペニスをくわえられたまま、僕は手を伸ばし、携帯を開きました。
それは後輩の高岡俊一からのメールです。
≪先輩、寝ていませんよね? 七海ちゃんはまだ起きていますか? 先輩、静かに見にきますか?≫
僕はドキリとしました・・・それは七海のアパートで聴いた、朋美ちゃんの喘ぎ声を思い出したからです。
『・・どうしたの?』
「うーん・・明日のことで俊一が僕と話したいみたい・・。ちょっと、行って来るよ。」
『・・こんな時間に?』
「まいったよね・・。ちょっとだけ・・行って来るよ。」
『・・あたしも行くよ。』
「いや・・朋美ちゃんも寝ちゃったみたいだし・・、ちょっとだから・・・。」
『・・・・わかったわ・・。待っているから、早く帰って来てね。』
「うん・・。行ってくるよ。」 パート39へ続く
2016/06/12
パート37
新島七海(にいじま・ななみ)はまだ赤い顔を僕(柴崎孝信:たかのぶ)の胸に乗せ、目をつむり、なぜか左手で僕の小さくなってしまったオチンチンを触っています。その顔は行為の後の気だるさと、安堵からの笑顔とが混ざって、妙に色っぽく見えました・・・。
「・・どこ触っているの? エッチだな!」
『ふふふふ・・孝信くんの可愛くて・・触ってると、なんか安心するの♪』
目をつむりながらおかしな笑い方をする七海はなんだか幼く見えました。七海に触られているうちに僕のオチンチンもムクムクと回復して来ると・・。
『あぁん・・大きくならないで! 可愛いのになってよぉ!』
「ムチャ言うなよぉ!」
『孝信くんの小さいままのオチンチンが柔らかくて可愛いのに・・・。』
七海は僕のすっかり元気になったオチンチンをしごくように触っていました。
『・・孝信くん・・すごくカタイよ・・・・どう・・する?』
「・・もう、1回、いいかな?」
『・・クスクス・・喜んで♪』
七海はカラダを起こし、おもむろに僕のペニスを口に含みます。七海は目を閉じて、少女のような顔で僕のオチンチンを舐めていました・・・。その時です。ヴヴヴ・・ヴヴヴ・・僕の携帯が鳴りました。
「・・なんだろ?・・ちょっと、ごめんね・・。」
『・・モゴ・・モゴモゴ・・』
七海にペニスをくわえられたまま、僕は手を伸ばし、携帯を開きました。
それは後輩の高岡俊一からのメールです。
≪先輩、寝ていませんよね? 七海ちゃんはまだ起きていますか? 先輩、静かに見にきますか?≫
僕はドキリとしました・・・それは七海のアパートで聴いた、朋美ちゃんの喘ぎ声を思い出したからです。
『・・どうしたの?』
「うーん・・明日のことで俊一が僕と話したいみたい・・。ちょっと、行って来るよ。」
『・・こんな時間に?』
「まいったよね・・。ちょっとだけ・・行って来るよ。」
『・・あたしも行くよ。』
「いや・・朋美ちゃんも寝ちゃったみたいだし・・、ちょっとだから・・・。」
『・・・・わかったわ・・。待っているから、早く帰って来てね。』
「うん・・。行ってくるよ。」 パート39へ続く
2016/06/12
長Y〖彼女の恋〗パート39
長Y〖彼女の恋〗パート39
パート38
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は固くなったペニスをパンツにねじ込んで、服を着て部屋を後にします・・・僕は部屋の扉をそっと閉めました。なぜか、悪いことをしているかのように足音まで気にしてしまいます
廊下に出ると俊一達の部屋の前まで移動し、若干震える指で後輩の高岡俊一に、≪部屋の前だけど、どうする?≫メールを打ちました。僕がカラカラの喉に唾を送って立っていると、ガチャンと鍵の開く音がしてドアが開きます。
するとパンツ一丁の俊一が口に指を当てて〔声を出すな!〕のジェスチャーをしながら僕を手招きました。同じ作りの部屋です。しかし、暗くしているのと、奥から 〚・・あっはぁっ・・あっ・・。〛という艶めかしい佐倉朋美ちゃんの喘ぎ声のせいで部屋の空気全体がエロいと感じました。
俊一のサイレントな指示に従いながら、忍び足で奥まで進みます。川に面した窓側に、こちらへ向いて全裸でM字開脚をした朋美ちゃんが 椅子に座らされたまま居ました。ビックリして逃げ腰になる僕に、片手で目を覆い、もう片手でOKサインを出す俊一につられて朋美ちゃんをよく見るとアイマスクで目隠しをしています。
「・・!!・・ゴクリ・・」自分の唾を飲む音がやたら大きく聞こえました・・。すると俊一が朋美ちゃんにゆっくり近づいて、朋美ちゃんの豊満な胸を僕の観ている前で愛撫し出したのです。
〚・・あぁぁっ!・・ねぇ? しゅんちゃん!?・・気持ちいぃ・・よぉ・・。』
〔いやらしいなぁ~朋美は知らない人のオチンチンがそんなにいいのか?〕
僕は2人の会話が“???”でしたが息をひそめて観察していました。そして、気づいたのです。それはM字開脚をしている朋美ちゃんのツルツルのあそこにオモチャが挿さっていたのです。
後で見せてもらったけれど、【ディルド】というシリコンでできた大きなペニスの模型みたいなものでした。その模型が、朋美ちゃんのオマンコに深く挿さって光る光景は・・僕のペニスにストレートに来ました。
《自分の好きな人を他人に見られるのも興奮をするけど、知人、友人の好きな人を見るのも興奮します。ましてや朋美ちゃんが気付いてない状態で、しかも内緒で覗き見る・・最高です。》 パート40に続く
2016/06/19
パート38
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は固くなったペニスをパンツにねじ込んで、服を着て部屋を後にします・・・僕は部屋の扉をそっと閉めました。なぜか、悪いことをしているかのように足音まで気にしてしまいます
廊下に出ると俊一達の部屋の前まで移動し、若干震える指で後輩の高岡俊一に、≪部屋の前だけど、どうする?≫メールを打ちました。僕がカラカラの喉に唾を送って立っていると、ガチャンと鍵の開く音がしてドアが開きます。
するとパンツ一丁の俊一が口に指を当てて〔声を出すな!〕のジェスチャーをしながら僕を手招きました。同じ作りの部屋です。しかし、暗くしているのと、奥から 〚・・あっはぁっ・・あっ・・。〛という艶めかしい佐倉朋美ちゃんの喘ぎ声のせいで部屋の空気全体がエロいと感じました。
俊一のサイレントな指示に従いながら、忍び足で奥まで進みます。川に面した窓側に、こちらへ向いて全裸でM字開脚をした朋美ちゃんが 椅子に座らされたまま居ました。ビックリして逃げ腰になる僕に、片手で目を覆い、もう片手でOKサインを出す俊一につられて朋美ちゃんをよく見るとアイマスクで目隠しをしています。
「・・!!・・ゴクリ・・」自分の唾を飲む音がやたら大きく聞こえました・・。すると俊一が朋美ちゃんにゆっくり近づいて、朋美ちゃんの豊満な胸を僕の観ている前で愛撫し出したのです。
〚・・あぁぁっ!・・ねぇ? しゅんちゃん!?・・気持ちいぃ・・よぉ・・。』
〔いやらしいなぁ~朋美は知らない人のオチンチンがそんなにいいのか?〕
僕は2人の会話が“???”でしたが息をひそめて観察していました。そして、気づいたのです。それはM字開脚をしている朋美ちゃんのツルツルのあそこにオモチャが挿さっていたのです。
後で見せてもらったけれど、【ディルド】というシリコンでできた大きなペニスの模型みたいなものでした。その模型が、朋美ちゃんのオマンコに深く挿さって光る光景は・・僕のペニスにストレートに来ました。
《自分の好きな人を他人に見られるのも興奮をするけど、知人、友人の好きな人を見るのも興奮します。ましてや朋美ちゃんが気付いてない状態で、しかも内緒で覗き見る・・最高です。》 パート40に続く
2016/06/19
長Y〖彼女の恋〗パート40
長Y〖彼女の恋〗パート40
後輩の高岡俊一は彼女の佐倉朋美ちゃんのオマンコに挿さったペニスの模型(ディルド)をゆっくり出し入れしながら囁くように語りかけます。
〔いやらしい音が聴こえるぞ朋美! 誰のオチンチンをくわえてんの?〕
〚わかんないぃ・・。〛
「わかんないの? オレの知らない人? それとも・・徹也さんのオチンチンかな?」
藤本徹也さんという人が固定の単独さんだと後で聞かされました。
〚あぁぁっ!しゅんちゃんのぉ・・しゅんちゃんのがイイ!!〛
〔オレのは朋美にはあげないよ。もっといやらしい女になったら、オレのを挿れてあげるよ。わかった?〕
〚・・あぁぁっ!なるっ! 何でもするから・・しゅんちゃんのを挿れてぇ・・!!〛
朋美ちゃんは、僕から見ても魅力的な女子で、いつも目のやり場に困っています。また、俊一と知り合ってからはドの付くM女子とわかり、さらに魅力的になりました。僕(柴崎孝信:しばさき・たかのぶ)は唾を飲むのも忘れ、カラカラの喉と今までに無い興奮の中、体が固まってしまったような錯覚を覚えました。
〔スケベだなぁ先輩(柴崎孝信)にも見せてあげたいな、朋美のこの姿・・そうだっ!! 先輩に挿れてもらおうか?〕
〚はぁ・・はぁ・・だめ・・七海に悪いから・・。〛
〔でも、先輩のことが好きだろ? 先輩のペニスをこんな風に挿れたいだろ?〕
俊一が模型の出し入れを激しくします。
〚あぁぁぁぁっ!! ダメぇぇっ! イクぅ!〛
〔どうなんだ? 先輩に挿れてもらいたいのか?どうなんだよ?〕
〚挿れてぇっ!! 先輩のオチンチン挿れてもらうぅ!!! ダメぇぇ・・!!〛
プシャァァ・・っという音が聴こえ、朋美ちゃんは潮を噴いてイキました。
僕が俊一を見ると、両手を合わせて【ごめんなさい】のジェスチャーと共に【もう行って下さい】とこれもジェスチャーで伝えて来たのです。僕はまた忍び足でゆっくり入り口まで行き、音がしないようにドアを開け、外へ出ます・・・。心臓が怖いくらいに速く刻み、僕の血管という血管がパンパンに膨らんだような感覚の中、僕は自分の部屋へ帰って行きました。
部屋に戻ると、髪と浴衣をきちんと直した新島七海(にいじま・ななみ)が起きて僕を待ってくれていました。テレビは点いていましたが、七海はそれには目を向けず、本を読んでいたようです。
『おかえり。』
「・・ただいま。待っていてくれたんだ。」
『本を読むのが楽しかったからあっという間だったよ♪』
七海はパァって音が聴こえて来そうな笑顔を僕に向けます。それで僕は七海のそばに行くと、キョトンとしている七海についばむような軽いキスをしました。
『俊一くん、なんだって?』
「・・あ、ああ・・まぁ・・明日も楽しく思い出作ろうって・・。」
『そっかぁ♪クスクス・・楽しみだなぁ!』
七海は楽しそうに本を閉じ、奥の間へと入って行きました。 パート41へ続く
2016/06/24
後輩の高岡俊一は彼女の佐倉朋美ちゃんのオマンコに挿さったペニスの模型(ディルド)をゆっくり出し入れしながら囁くように語りかけます。
〔いやらしい音が聴こえるぞ朋美! 誰のオチンチンをくわえてんの?〕
〚わかんないぃ・・。〛
「わかんないの? オレの知らない人? それとも・・徹也さんのオチンチンかな?」
藤本徹也さんという人が固定の単独さんだと後で聞かされました。
〚あぁぁっ!しゅんちゃんのぉ・・しゅんちゃんのがイイ!!〛
〔オレのは朋美にはあげないよ。もっといやらしい女になったら、オレのを挿れてあげるよ。わかった?〕
〚・・あぁぁっ!なるっ! 何でもするから・・しゅんちゃんのを挿れてぇ・・!!〛
朋美ちゃんは、僕から見ても魅力的な女子で、いつも目のやり場に困っています。また、俊一と知り合ってからはドの付くM女子とわかり、さらに魅力的になりました。僕(柴崎孝信:しばさき・たかのぶ)は唾を飲むのも忘れ、カラカラの喉と今までに無い興奮の中、体が固まってしまったような錯覚を覚えました。
〔スケベだなぁ先輩(柴崎孝信)にも見せてあげたいな、朋美のこの姿・・そうだっ!! 先輩に挿れてもらおうか?〕
〚はぁ・・はぁ・・だめ・・七海に悪いから・・。〛
〔でも、先輩のことが好きだろ? 先輩のペニスをこんな風に挿れたいだろ?〕
俊一が模型の出し入れを激しくします。
〚あぁぁぁぁっ!! ダメぇぇっ! イクぅ!〛
〔どうなんだ? 先輩に挿れてもらいたいのか?どうなんだよ?〕
〚挿れてぇっ!! 先輩のオチンチン挿れてもらうぅ!!! ダメぇぇ・・!!〛
プシャァァ・・っという音が聴こえ、朋美ちゃんは潮を噴いてイキました。
僕が俊一を見ると、両手を合わせて【ごめんなさい】のジェスチャーと共に【もう行って下さい】とこれもジェスチャーで伝えて来たのです。僕はまた忍び足でゆっくり入り口まで行き、音がしないようにドアを開け、外へ出ます・・・。心臓が怖いくらいに速く刻み、僕の血管という血管がパンパンに膨らんだような感覚の中、僕は自分の部屋へ帰って行きました。
部屋に戻ると、髪と浴衣をきちんと直した新島七海(にいじま・ななみ)が起きて僕を待ってくれていました。テレビは点いていましたが、七海はそれには目を向けず、本を読んでいたようです。
『おかえり。』
「・・ただいま。待っていてくれたんだ。」
『本を読むのが楽しかったからあっという間だったよ♪』
七海はパァって音が聴こえて来そうな笑顔を僕に向けます。それで僕は七海のそばに行くと、キョトンとしている七海についばむような軽いキスをしました。
『俊一くん、なんだって?』
「・・あ、ああ・・まぁ・・明日も楽しく思い出作ろうって・・。」
『そっかぁ♪クスクス・・楽しみだなぁ!』
七海は楽しそうに本を閉じ、奥の間へと入って行きました。 パート41へ続く
2016/06/24