中P〖妻と部長〗第1話
中P〖妻と部長〗第1話
(原題:疑惑 原作者:しげる 投稿日:2012/06/11)
あの日から一月以上が経とうとしている。いつもと変わらぬ月曜日の朝、妻はキッチンで朝食を作っている。私はそんな妻の後ろ姿を疑惑の眼で見つめている。三十半ばにさしかかり、日に日に色気を増しているように見える項(うなじ)やお尻。あの日から感じ方が変わったように思えるしフェラチオも変わったように思う。そんな妻を毎晩求めても飽き足りない。
あの日、妻と部長は男と女の関係になったのか…?疑惑の念で頭がいっぱいだが、訊くことも出来ない。まさか、あのような状況になるとは思わなかったとはいえ、あのような状況に導いてしまった自分に腹が立つし後悔もしている。実のところ、あの日の2人はどうだったのだろうか…?
私、伊勢重隆(いせ・しげたか)、39歳。妻、伊勢愛美(いせ・まなみ)、35歳。私達に子供はいない。真田(厚法:さなだ・あつのり)部長は45歳、美人で優しい奥さんの真田典子(さなだ・のりこ)さんは42歳。2人にも子供はいない。真田部長とは出身大学が同じ事もあり、入社当初より弟のように可愛がってもらっている。結婚してからは美人な奥さんの典子さんが妻の愛美を妹のように思ってくれ夫婦共々お世話になっていた。
それが今年の初めに典子さんが家を出て行ってしまった。真田部長の浮気発覚が発端で腹いせに典子さんも浮気をしたのだが、遊び慣れていない典子さんは本気になってしまったらしい。私にも責任があるから、部長にはどこか後ろめたさを感じていた。典子さんが出て行ってから部長は浮気相手と別れたが、部長夫妻の関係は元に戻らなかった。
それから一月位した頃から週末に真田部長を晩御飯に招くようになっていた。典子さんが出て行ってから元気のなかった部長は私達の家に来る度に元気になっているように感じていた。そんなある日、真田部長の知り合いが主催する食事会へ〔代りに夫婦で出席して欲しい。〕と話があった。日頃のお礼がしたいとの事だった。
真田部長は浮気相手と別れたとはいっても形だけなので元カノを誘うことはできたはずだ。私は少し酔っていたからなのだろうか、真田部長に対して後ろめたさがあったからなのだろうか、どうしてあの時、そんな事を言ったのか今でもわからない。 第2話に続く
2015/01/13
(原題:疑惑 原作者:しげる 投稿日:2012/06/11)
あの日から一月以上が経とうとしている。いつもと変わらぬ月曜日の朝、妻はキッチンで朝食を作っている。私はそんな妻の後ろ姿を疑惑の眼で見つめている。三十半ばにさしかかり、日に日に色気を増しているように見える項(うなじ)やお尻。あの日から感じ方が変わったように思えるしフェラチオも変わったように思う。そんな妻を毎晩求めても飽き足りない。
あの日、妻と部長は男と女の関係になったのか…?疑惑の念で頭がいっぱいだが、訊くことも出来ない。まさか、あのような状況になるとは思わなかったとはいえ、あのような状況に導いてしまった自分に腹が立つし後悔もしている。実のところ、あの日の2人はどうだったのだろうか…?
私、伊勢重隆(いせ・しげたか)、39歳。妻、伊勢愛美(いせ・まなみ)、35歳。私達に子供はいない。真田(厚法:さなだ・あつのり)部長は45歳、美人で優しい奥さんの真田典子(さなだ・のりこ)さんは42歳。2人にも子供はいない。真田部長とは出身大学が同じ事もあり、入社当初より弟のように可愛がってもらっている。結婚してからは美人な奥さんの典子さんが妻の愛美を妹のように思ってくれ夫婦共々お世話になっていた。
それが今年の初めに典子さんが家を出て行ってしまった。真田部長の浮気発覚が発端で腹いせに典子さんも浮気をしたのだが、遊び慣れていない典子さんは本気になってしまったらしい。私にも責任があるから、部長にはどこか後ろめたさを感じていた。典子さんが出て行ってから部長は浮気相手と別れたが、部長夫妻の関係は元に戻らなかった。
それから一月位した頃から週末に真田部長を晩御飯に招くようになっていた。典子さんが出て行ってから元気のなかった部長は私達の家に来る度に元気になっているように感じていた。そんなある日、真田部長の知り合いが主催する食事会へ〔代りに夫婦で出席して欲しい。〕と話があった。日頃のお礼がしたいとの事だった。
真田部長は浮気相手と別れたとはいっても形だけなので元カノを誘うことはできたはずだ。私は少し酔っていたからなのだろうか、真田部長に対して後ろめたさがあったからなのだろうか、どうしてあの時、そんな事を言ったのか今でもわからない。 第2話に続く
2015/01/13
中P〖妻と部長〗第2話
中P〖妻と部長〗第2話
会場となるホテルは料理が有名で偶然にも妻の愛美(まなみ)に連れて行って欲しいとせがまれていたところだった。しかし、私は真田部長からの申し出(真田部長の知り合いが主催する食事会の参加)を断った。人見知りする方ではないが既にグループになっている中に入り込んでいくのはどちらかというと苦手でさらに真田部長の代わりと言うことは粗相も出来ない。
プライベートな食事会らしいからあの浮気相手でも誘えばいいのにとも思っていた。真田部長は、〔何とかその食事会に出席してくれないか?〕としつこく言ってきた。愛美は満更でもない様子であった。私はあまりのしつこさにウンザリしていた。その時ふと頭に浮かんだ言葉が口から出た。「愛美でよければ、一緒に行ったらいかがですか?」
私の言葉を聞いた2人は唖然としていた。私は続けて言った。
「愛美、前からここのディナーに行きたいって言っていただろ?真田部長なら安心だし、お供しなよ。真田部長もどうですか?愛美では役不足かもしれませんけど。それとなんなら、送り迎えしますよ。」
私は2人に交互に視線を送った。
『確かにここの料理は食べたいけど…。』
愛美が口ごもった。
〔愛美さんだったら、私も大歓迎だ。しかし、食事会の後は泊まりになっているんだが…。何もしないし、するつもりもないが流石に人の嫁さん、部下の嫁さんと泊まるわけにはいかないだろ?〕
過去には人妻と不倫旅行に行ったこともある真田部長がもっともらしいことを言った。真田部長の不倫については色々と知っているし、恩恵を受けた事もある。なぜか真田部長を信じている自分がそこにいた。私に寝取られ願望はないが執拗に勧めてみた。
「折角だし、愛美行ってきなよ。真田部長が僕の嫁に変なことする訳ないし、こんなチャンスは滅多にないぞ。真田部長も遠慮せずに。どうですか?」
『あなたがそこまで言うなら…。でも、私なんかでいいのかしら?』とまだ迷っている。
〔伊勢君に甘えて、愛美さんと行かせてもらうよ。それにいい案を思いついたよ。伊勢君もホテルに泊まったらどうだ?食事会は愛美さんと参加するがホテルには伊勢君と愛美さんが2人で泊まって、私がシングルにでも泊まればいいだろ?それなら余計な疑いもなくて丸く収まるだろ。〕と部長が提案をしてきた。
「そんな事も出来るんですね。それなら、その方向でお願いします。」と僕は答えた。愛美はなんだか浮かない顔をしながらも頷いていた。真田部長は携帯を取り出し、幹事に電話を掛け、シングルルームを追加で取ってもらうように依頼していた。その日はタクシーを呼んで真田部長は帰って行った。
2015/01/27
会場となるホテルは料理が有名で偶然にも妻の愛美(まなみ)に連れて行って欲しいとせがまれていたところだった。しかし、私は真田部長からの申し出(真田部長の知り合いが主催する食事会の参加)を断った。人見知りする方ではないが既にグループになっている中に入り込んでいくのはどちらかというと苦手でさらに真田部長の代わりと言うことは粗相も出来ない。
プライベートな食事会らしいからあの浮気相手でも誘えばいいのにとも思っていた。真田部長は、〔何とかその食事会に出席してくれないか?〕としつこく言ってきた。愛美は満更でもない様子であった。私はあまりのしつこさにウンザリしていた。その時ふと頭に浮かんだ言葉が口から出た。「愛美でよければ、一緒に行ったらいかがですか?」
私の言葉を聞いた2人は唖然としていた。私は続けて言った。
「愛美、前からここのディナーに行きたいって言っていただろ?真田部長なら安心だし、お供しなよ。真田部長もどうですか?愛美では役不足かもしれませんけど。それとなんなら、送り迎えしますよ。」
私は2人に交互に視線を送った。
『確かにここの料理は食べたいけど…。』
愛美が口ごもった。
〔愛美さんだったら、私も大歓迎だ。しかし、食事会の後は泊まりになっているんだが…。何もしないし、するつもりもないが流石に人の嫁さん、部下の嫁さんと泊まるわけにはいかないだろ?〕
過去には人妻と不倫旅行に行ったこともある真田部長がもっともらしいことを言った。真田部長の不倫については色々と知っているし、恩恵を受けた事もある。なぜか真田部長を信じている自分がそこにいた。私に寝取られ願望はないが執拗に勧めてみた。
「折角だし、愛美行ってきなよ。真田部長が僕の嫁に変なことする訳ないし、こんなチャンスは滅多にないぞ。真田部長も遠慮せずに。どうですか?」
『あなたがそこまで言うなら…。でも、私なんかでいいのかしら?』とまだ迷っている。
〔伊勢君に甘えて、愛美さんと行かせてもらうよ。それにいい案を思いついたよ。伊勢君もホテルに泊まったらどうだ?食事会は愛美さんと参加するがホテルには伊勢君と愛美さんが2人で泊まって、私がシングルにでも泊まればいいだろ?それなら余計な疑いもなくて丸く収まるだろ。〕と部長が提案をしてきた。
「そんな事も出来るんですね。それなら、その方向でお願いします。」と僕は答えた。愛美はなんだか浮かない顔をしながらも頷いていた。真田部長は携帯を取り出し、幹事に電話を掛け、シングルルームを追加で取ってもらうように依頼していた。その日はタクシーを呼んで真田部長は帰って行った。
2015/01/27
中P〖妻と部長〗第3話
中P〖妻と部長〗第3話
その日が近付くにつれて、少し不安になってきた。真田部長のプライベートの集まりという事だがどんな人達の集まりなのだろうか?聞く機会を逃してしまった為、今更聞くに聞けない。私も同席出来るだろうから、滅多な事は起こらないだろう。一人で納得した。妻の愛美(まなみ)は最初は渋々だったが今はその日が楽しみでしょうがないといった感じだ。何を着て行こうかと毎日頭を悩ませている。
そして、その日がやってくる。食事会は夜なのだが真田部長がランチをご馳走してくれる事になり、昼間から出掛けていった。愛美はこの日のために購入したオフホワイトのスーツを着ていた。ブラウスは胸のあたり強調されている感じで谷間がチラチラと見える。スカートは短めで自慢の脚をさらけ出している。改めて、妻を美しく愛おしいと思った。
ランチは和食で真田部長の行きつけの小料理屋だった。雑誌などにも取り上げられることもあるお店で限定ランチが人気である。真田部長は愛美を和ませるため、色々と気を使って話している。愛美が打ち解けていく内に私は不安になっていく。
真田部長は愛美の服装を誉めてくれたが、〔パーティードレスの方がいいと思う。〕と言い出し、〔これから買いに行こう。〕と言う。今夜の食事会に愛美を代理妻として参加するから、〔自分で愛美をプロデュースしたいのだ。〕とも言ってきた。そして、私には〔(真田部長の)車の給油と洗車をしてきて欲しい。〕と云ってきた。
私の答えを待つ前に真田部長は席を立ち、会計に向かう。会計を済ませると真田部長は車の鍵を私に渡し、替わりに私の車の鍵を受け取った。真田部長は愛美をエスコートして、私の車に乗ると午後6時に迎えに来て欲しいとだけといい、車を走らせた。
私は呆然と立ち尽くし、2人を見送った後も立ち尽くしていた。なぜだか自分の考えていた方向と違う方向に向かっている気がしている。そんな事を考えているとふいに怖くなり、何かから逃げるように真田部長の車に乗り込み、ガソリンスタンドに向かった。
午後6時になるまでかなり時間がある。何かをしていないと落ち着かない為、洗車機を使わずに手洗いで洗車する事にした。久しぶりにした手洗いでの洗車に多少手間取ったが余計な事も考えずに集中出来た。それでも時間が余ってしまい、ネットカフェで時間を潰した。そして、いよいよ6時が近付いてきた。少し早かったが真田部長の家に向かった。
真田部長の家には待ち合わせの10分前に到着した。車を停車させ、インターホンを押して待つ。『はい、どちら様。』と愛美の声が返ってきた。「愛美、俺だよ。重隆だ。」と返すと『伊勢さんね。主人と出て行くから、少し待っていてくださいね。』と返してきた。『あなた』ではなく『伊勢さん』と呼ばれたこと、真田部長を『主人』と呼んだに腹が立ったが言い返しもせずに車で待つことにした。
少しして玄関が開き、タキシードを着た真田部長が出てくる。私は車から降りた。「どんな食事会なんだ?」そして、真田部長の後にブルーのドレスで着飾った愛美が出てきた。“我が目を疑った。”それは、つい先程まで腹を立てていた事を忘れるくらいの衝撃であった。
ブルーのドレスの上に薄いラベンダー色のショールを掛けている。ショールで判り難いがドレスの胸元は谷間が見えるくらい深い切り込みが入っているようだ。体のラインがはっきりと分かるくらいタイトで愛美の大きなお尻が強調されている。下半身を見ると右側にスリットが太ももの辺りまで入っている。髪もメイクもプロにしてもらったのだろう。いつも以上に綺麗に見えた。もし愛美を知っている人が見てもほとんどの人が別人だと思うだろう。
愛美の変貌振りを呆然として見ていると急に股間がムクムクと違和感を覚えた。平静を装うように真田部長を後部座席に導いた。真田部長はドアの手前で立ち止まると愛美を誘導して後部座席に先に入れてから、自分が座った。私は愛美が隣に座ると思っていた為、肩透かしをくった形になった。納得はしていないが運転席に座って、エンジンをかけた。
2015/01/31
その日が近付くにつれて、少し不安になってきた。真田部長のプライベートの集まりという事だがどんな人達の集まりなのだろうか?聞く機会を逃してしまった為、今更聞くに聞けない。私も同席出来るだろうから、滅多な事は起こらないだろう。一人で納得した。妻の愛美(まなみ)は最初は渋々だったが今はその日が楽しみでしょうがないといった感じだ。何を着て行こうかと毎日頭を悩ませている。
そして、その日がやってくる。食事会は夜なのだが真田部長がランチをご馳走してくれる事になり、昼間から出掛けていった。愛美はこの日のために購入したオフホワイトのスーツを着ていた。ブラウスは胸のあたり強調されている感じで谷間がチラチラと見える。スカートは短めで自慢の脚をさらけ出している。改めて、妻を美しく愛おしいと思った。
ランチは和食で真田部長の行きつけの小料理屋だった。雑誌などにも取り上げられることもあるお店で限定ランチが人気である。真田部長は愛美を和ませるため、色々と気を使って話している。愛美が打ち解けていく内に私は不安になっていく。
真田部長は愛美の服装を誉めてくれたが、〔パーティードレスの方がいいと思う。〕と言い出し、〔これから買いに行こう。〕と言う。今夜の食事会に愛美を代理妻として参加するから、〔自分で愛美をプロデュースしたいのだ。〕とも言ってきた。そして、私には〔(真田部長の)車の給油と洗車をしてきて欲しい。〕と云ってきた。
私の答えを待つ前に真田部長は席を立ち、会計に向かう。会計を済ませると真田部長は車の鍵を私に渡し、替わりに私の車の鍵を受け取った。真田部長は愛美をエスコートして、私の車に乗ると午後6時に迎えに来て欲しいとだけといい、車を走らせた。
私は呆然と立ち尽くし、2人を見送った後も立ち尽くしていた。なぜだか自分の考えていた方向と違う方向に向かっている気がしている。そんな事を考えているとふいに怖くなり、何かから逃げるように真田部長の車に乗り込み、ガソリンスタンドに向かった。
午後6時になるまでかなり時間がある。何かをしていないと落ち着かない為、洗車機を使わずに手洗いで洗車する事にした。久しぶりにした手洗いでの洗車に多少手間取ったが余計な事も考えずに集中出来た。それでも時間が余ってしまい、ネットカフェで時間を潰した。そして、いよいよ6時が近付いてきた。少し早かったが真田部長の家に向かった。
真田部長の家には待ち合わせの10分前に到着した。車を停車させ、インターホンを押して待つ。『はい、どちら様。』と愛美の声が返ってきた。「愛美、俺だよ。重隆だ。」と返すと『伊勢さんね。主人と出て行くから、少し待っていてくださいね。』と返してきた。『あなた』ではなく『伊勢さん』と呼ばれたこと、真田部長を『主人』と呼んだに腹が立ったが言い返しもせずに車で待つことにした。
少しして玄関が開き、タキシードを着た真田部長が出てくる。私は車から降りた。「どんな食事会なんだ?」そして、真田部長の後にブルーのドレスで着飾った愛美が出てきた。“我が目を疑った。”それは、つい先程まで腹を立てていた事を忘れるくらいの衝撃であった。
ブルーのドレスの上に薄いラベンダー色のショールを掛けている。ショールで判り難いがドレスの胸元は谷間が見えるくらい深い切り込みが入っているようだ。体のラインがはっきりと分かるくらいタイトで愛美の大きなお尻が強調されている。下半身を見ると右側にスリットが太ももの辺りまで入っている。髪もメイクもプロにしてもらったのだろう。いつも以上に綺麗に見えた。もし愛美を知っている人が見てもほとんどの人が別人だと思うだろう。
愛美の変貌振りを呆然として見ていると急に股間がムクムクと違和感を覚えた。平静を装うように真田部長を後部座席に導いた。真田部長はドアの手前で立ち止まると愛美を誘導して後部座席に先に入れてから、自分が座った。私は愛美が隣に座ると思っていた為、肩透かしをくった形になった。納得はしていないが運転席に座って、エンジンをかけた。
2015/01/31
中P〖妻と部長〗第4話
中P〖妻と部長〗第4話
しばらく無言の時間が続いたが静寂を破るように妻の愛美が話し掛けてきた。
『伊勢さん何をイライラしているの?』
私は沈黙を通していた。
『あなたは勘違いしているわ。』
「何を?」私は怒り口調で答えた。
『あなたが今日は真田さんのパートナーとして、食事会に参加するように言ったのよ。だから、私は今、真田さんのパートナーを演じているの。だから、あなたを伊勢さんと呼んでいるのよ。そんな事もわからないの?』
自分には理解出来なかったが、愛美が戸惑っていた理由がわかった気がした。でも、納得がいかない。私は押し黙っている。それで車内は険悪な雰囲気に包まれたが真田部長が私達を宥めてその場は収まった。私はそのまま車を走らせ、しばらくして会場のあるホテルに着く。
ホテル正面玄関では前の車から男性と女性が降りた。ドアマンだろうか、ホテルの従業員が男性からキーを受け取ると車に乗り込み、駐車場の方に車を走らせた。続いて、私が正面玄関の前に車を止める。ドアマンが近づいてきて、後部座席のドアを開けた。真田部長が降り、続いて愛美が降りる。私も2人に続いて車から降りた。ドアマンにキーを渡そうとしたがドアマンはキーを受け取らずに近づいてきて、話しかけてきた。「地下駐車場に行ってください。後ろがつかえてしまいますから。」、「えっ?先程の車は…。」全部言い終わらないうちに「すいません。早く車を移動させてください。」
〔伊勢くん。早く移動させないと。彼も困っいてるだろ。〕と自分の女をエスコートするように愛美の腰に手を回して、真田部長が言ってきた。(まるでお抱え運転手あつかいではないか。)私は納得いかなかったが渋々車に乗り込もうとすると真田部長は愛美の腰に手を回したまま、きびすを返すとホテルに入って行く。愛美は僕に助けを求めるような寂しそうな目をしていたが、真田部長に促されるままホテルに入って行った。
私は2人を悲しい目で見送っていただろう。2人が自動ドアに吸い込まれていくのを見届けてから、車に乗り込み、地下駐車場に向かった。車を駐車してから急いでフロントに向かう。エレベーターがなかなか来ない。ようやくきたエレベーターに乗り込み、フロントのある1階に着いてエレベーターを降りるとフロントに向かう。真田部長と愛美を探したが2人はいない。
フロントで2人の事を聞くと「真田夫妻はすでにチェックインを済ませ、部屋に向かわれました。」との事だったので、私もチェックインの手続きをした。真田部長の話では、私と愛美で泊まる事になっている。愛美が部屋で待っているので急いで部屋に向かった。
部屋の前に着いてドアを開ける。私は部屋の中を見て、驚いた。愛美がいないどころか部屋はシングルだった。真田部長が泊まる予定の部屋のはずだ。私は急いでフロントに向かった。フロントで2人の部屋番号を聞いたが教えて貰えなかった。自分は真田夫妻の運転手であると伝えたが「個人情報は教えられません。」の一点張りで相手にすらしてもらえない。携帯を取り出し、ぶつぶつ言いながら、愛美に掛けたが呼び出し音が鳴るだけだった。続いて、真田部長に掛けたが同じ状態だった。腹を立てながら、部屋に戻って行った。
2015/02/18
しばらく無言の時間が続いたが静寂を破るように妻の愛美が話し掛けてきた。
『伊勢さん何をイライラしているの?』
私は沈黙を通していた。
『あなたは勘違いしているわ。』
「何を?」私は怒り口調で答えた。
『あなたが今日は真田さんのパートナーとして、食事会に参加するように言ったのよ。だから、私は今、真田さんのパートナーを演じているの。だから、あなたを伊勢さんと呼んでいるのよ。そんな事もわからないの?』
自分には理解出来なかったが、愛美が戸惑っていた理由がわかった気がした。でも、納得がいかない。私は押し黙っている。それで車内は険悪な雰囲気に包まれたが真田部長が私達を宥めてその場は収まった。私はそのまま車を走らせ、しばらくして会場のあるホテルに着く。
ホテル正面玄関では前の車から男性と女性が降りた。ドアマンだろうか、ホテルの従業員が男性からキーを受け取ると車に乗り込み、駐車場の方に車を走らせた。続いて、私が正面玄関の前に車を止める。ドアマンが近づいてきて、後部座席のドアを開けた。真田部長が降り、続いて愛美が降りる。私も2人に続いて車から降りた。ドアマンにキーを渡そうとしたがドアマンはキーを受け取らずに近づいてきて、話しかけてきた。「地下駐車場に行ってください。後ろがつかえてしまいますから。」、「えっ?先程の車は…。」全部言い終わらないうちに「すいません。早く車を移動させてください。」
〔伊勢くん。早く移動させないと。彼も困っいてるだろ。〕と自分の女をエスコートするように愛美の腰に手を回して、真田部長が言ってきた。(まるでお抱え運転手あつかいではないか。)私は納得いかなかったが渋々車に乗り込もうとすると真田部長は愛美の腰に手を回したまま、きびすを返すとホテルに入って行く。愛美は僕に助けを求めるような寂しそうな目をしていたが、真田部長に促されるままホテルに入って行った。
私は2人を悲しい目で見送っていただろう。2人が自動ドアに吸い込まれていくのを見届けてから、車に乗り込み、地下駐車場に向かった。車を駐車してから急いでフロントに向かう。エレベーターがなかなか来ない。ようやくきたエレベーターに乗り込み、フロントのある1階に着いてエレベーターを降りるとフロントに向かう。真田部長と愛美を探したが2人はいない。
フロントで2人の事を聞くと「真田夫妻はすでにチェックインを済ませ、部屋に向かわれました。」との事だったので、私もチェックインの手続きをした。真田部長の話では、私と愛美で泊まる事になっている。愛美が部屋で待っているので急いで部屋に向かった。
部屋の前に着いてドアを開ける。私は部屋の中を見て、驚いた。愛美がいないどころか部屋はシングルだった。真田部長が泊まる予定の部屋のはずだ。私は急いでフロントに向かった。フロントで2人の部屋番号を聞いたが教えて貰えなかった。自分は真田夫妻の運転手であると伝えたが「個人情報は教えられません。」の一点張りで相手にすらしてもらえない。携帯を取り出し、ぶつぶつ言いながら、愛美に掛けたが呼び出し音が鳴るだけだった。続いて、真田部長に掛けたが同じ状態だった。腹を立てながら、部屋に戻って行った。
2015/02/18
中P〖妻と部長〗第5話
中P〖妻と部長〗第5話
私は部屋に戻り、冷蔵庫から缶ビールを一本取り出し、プシュッと開けて、ゴクゴクと飲み始めた。ビールが喉を通り過ぎる度に怒りが収まっていくようだ。ふと時計を見ると七時を回っていた。すでに〖食事会〗と言われていたものが始まっているだろう。何階の会場でやっているのだろうか。
少しお腹が空いてきたので、どこで食事をとろうかと考えているときに部屋の電話がなった。誰だろうかと思いながら、受話器を取る。フロントからで、「幹事様から私に食事が用意されています。」との内容で2階にくるようにとの事だった。
受話器を置くと私は2階に向かった。店はムーディーな造りで1人で入るには勇気のいる高級店だった。店員に名前を告げると中庭が見える奥の席に案内された。すでにメニューはオーダーされているようで飲み物は何を飲んでもいいとのことだ。
とりあえず、ビールを飲むことにした。ビールを飲みながら、窓から中庭を眺める。何かのパーティーが行われているようでドレスやタキシードで着飾った男女で賑わっている。ビールを飲みながら眺めていると真田部長と妻の愛美が目に入ってきた。真田部長は相変わらず、愛美の腰に手を回している。
2人とも参加している男女と談笑している。遠目から見る2人はなんとも仲の良い夫婦に見えて、嫉妬心が湧いてきた。真田部長のボディタッチが多いように見える。愛美は嫌がることなく、真田部長のボディタッチに受け、次第に2人の距離が近づいているように見える。
向こうでの会話が気になる。真田部長の知り合い達が2人の距離を更に近付ける。腰に回っていた真田部長の手はいつしか肩に周り、仲の良い夫婦のようだ。ところどころ見えないがキスしているようにも見える。
興奮よりも怒りの感情が心を占める。窓の外ばかりを眺めて怒りに震えているさまは何も知らない店員には不思議に思えるだろう。私が提案したとはいえ、嵌められた気分でいっぱいだった。ついついお酒のペースが上がる。
そんなとき、愛美が真田部長から離れて、建物の方に歩いてきた。トイレにでも来たのだろう。私は席を立ち、店員にすぐ戻る旨を伝えて階下に向かった。階段を降りたところで愛美に出会った。
「大丈夫か?」と声をかける。
『伊勢さん…。どうしたの?ここは貸し切りだから、係の人に見つかると怒られるわよ。』
「う、うん。そうだな。食事会終わったら連絡くれな。」
私はそう言うと2階に戻って行った。
2015/02/22
私は部屋に戻り、冷蔵庫から缶ビールを一本取り出し、プシュッと開けて、ゴクゴクと飲み始めた。ビールが喉を通り過ぎる度に怒りが収まっていくようだ。ふと時計を見ると七時を回っていた。すでに〖食事会〗と言われていたものが始まっているだろう。何階の会場でやっているのだろうか。
少しお腹が空いてきたので、どこで食事をとろうかと考えているときに部屋の電話がなった。誰だろうかと思いながら、受話器を取る。フロントからで、「幹事様から私に食事が用意されています。」との内容で2階にくるようにとの事だった。
受話器を置くと私は2階に向かった。店はムーディーな造りで1人で入るには勇気のいる高級店だった。店員に名前を告げると中庭が見える奥の席に案内された。すでにメニューはオーダーされているようで飲み物は何を飲んでもいいとのことだ。
とりあえず、ビールを飲むことにした。ビールを飲みながら、窓から中庭を眺める。何かのパーティーが行われているようでドレスやタキシードで着飾った男女で賑わっている。ビールを飲みながら眺めていると真田部長と妻の愛美が目に入ってきた。真田部長は相変わらず、愛美の腰に手を回している。
2人とも参加している男女と談笑している。遠目から見る2人はなんとも仲の良い夫婦に見えて、嫉妬心が湧いてきた。真田部長のボディタッチが多いように見える。愛美は嫌がることなく、真田部長のボディタッチに受け、次第に2人の距離が近づいているように見える。
向こうでの会話が気になる。真田部長の知り合い達が2人の距離を更に近付ける。腰に回っていた真田部長の手はいつしか肩に周り、仲の良い夫婦のようだ。ところどころ見えないがキスしているようにも見える。
興奮よりも怒りの感情が心を占める。窓の外ばかりを眺めて怒りに震えているさまは何も知らない店員には不思議に思えるだろう。私が提案したとはいえ、嵌められた気分でいっぱいだった。ついついお酒のペースが上がる。
そんなとき、愛美が真田部長から離れて、建物の方に歩いてきた。トイレにでも来たのだろう。私は席を立ち、店員にすぐ戻る旨を伝えて階下に向かった。階段を降りたところで愛美に出会った。
「大丈夫か?」と声をかける。
『伊勢さん…。どうしたの?ここは貸し切りだから、係の人に見つかると怒られるわよ。』
「う、うん。そうだな。食事会終わったら連絡くれな。」
私はそう言うと2階に戻って行った。
2015/02/22
中P〖妻と部長〗第6話
中P〖妻と部長〗第6話
レストランに戻った私はなぜだかドキドキしていた。自分の妻に少しの間、逢っただけなのに浮かれた気分にもなっている。自分でも不思議な感覚だった。人妻と初めて密会するようなドキドキ感を自分の妻に抱いたのだ。そんな浮かれた気分で席に戻ったがその気分も損なわれる事になった。
席に戻り、新しい酒をオーダーした。酒を飲みながら窓の外に目をやる。ちょうどトイレから会場に戻っていく妻の愛美(まなみ)が目に入った。ゆっくり歩いていた愛美の足どりが急に速くなり、誰かのもとへ小走りで駆けていった。誰のもとに駆けていったかは想像出来たが恐る恐るその先に目をやった。やはりその先にいたのは真田部長だった。こちらからは見えないが愛美は満面の笑みを浮かべているのだろう。そして、真田部長に飛びついた。
そんな光景を見た私はショックを隠せなかった。パートナーを演じるにしても度が過ぎる。もしかして、愛美は私が真田部長の妻の典子さんと関係を持っていることを知っていて、その腹いせでこんな態度をとっているのだろうかと疑心暗鬼になる。そんな思いが頭をよぎったがすぐに振り払う。その光景を茫然と眺めている。心に湧き出てきた嫉妬心は次第に怒りへと変化していく。それから暫くして、私は席を立ちレストランを後にした。
私は愛美からの電話を待つ為に部屋に戻ろうかと思ったが本当に掛かってくるのだろうかと不安になっている状態で待つのは辛く、侘びしいので飲み直すことにする。ホテルの最上階に夜景が綺麗で有名なバーとして雑誌に紹介されていた所があるのでそちらに向かった。
雰囲気がよくカップルに人気らしい。バーにはいるとカウンターの向こうから若いバーテンダーが「いらっしゃいませ。」と迎えてくれた。どこに座ろうかと店内を一望する。早い時間の為、まだ客はいない。カウンターはL字型になっており、正面に5席、奥に2席あり、窓際には2人用のテーブル席が3つあった。窓の向こうには綺麗な夜景が広がっている。私はカウンターの一番奥に座った。
ウィスキーをロックで頼んだ。一口、口に含み流し込む。喉にヒリヒリとした痛みを与えながら、流れ込んできた。先ほどの光景を忘れる為に強い酒を頼んでみたが、効果はないようだ。チェイサー(強い酒をストレートで飲む場合、続けて口直しに飲む水、炭酸水や軽い酒)を飲むと少し冷静になれた気がした。飲み過ぎては愛美からの電話が受けられない。ペースを落とそう。
それからは一人でちびちびと飲んでいた。一時間位経ったころに三十代半ばに見える女性客が2人入ってくる。愛美と同じパーティーに出席していたのだろうか、派手なドレスを
着ていた。2人は少し飲んでいるようでほんのりと赤い顔をしている。そして、窓側のテーブル席ではなく、私の一つ隣、カウンターの角の席に座った。2人とも美人な部類に入るしスタイルも良さそうだ。
特に奥の女性は胸が豊かで巨乳の部類に入る。胸元からのぞく谷間がセクシーだ。 男を挑発する術を知っているのだろう。チラチラとこちらに視線をおくりながら、もじもじと体を動かす度に胸元が強調されている感じだ。私の反応を楽しんでいるのだろう。時折、イタズラっぽい笑みを浮かべる。
私は意識していないようにカウンターの後ろに陳列されている色々な種類の酒を眺めながら飲んでいた。端からみたら、意識しているように見えただろう。手前の女性は私の反応をみているような気がした。
2人は小声で会話を交わしていた。ところどころ聞こえてくるが内容までは、詳しくわからない。わかった範囲では、2人は愛美の出席しているパーティーに出席していた事。パーティーは怪しいものではないこと。2人は飲み屋で知り合った男性客のパートナー(妻役)として参加したが部屋だけは別にしてもらったようだ。
彼女達が入店してから、30分ほど経過したが新たに客は来なかった。知らない間にバーテンダーを含め、彼女達と会話するようになっていた。私は席を移動し彼女達に挟まれるように座りなおす。
彼女達がパーティーに参加したことを聞き、自分は2階のレストランから見ていたと伝えた。パーティーの内容について聞いてみたが女性を連れて美味しい物を泊まりで食べにいく会であること以外は知らないとの事だった。パートナーの女性達は妻と紹介されたが2人のように知り合いに頼まれた人もいれば、明らかに怪しい関係に見える人もいたようだ。
2015/04/02
レストランに戻った私はなぜだかドキドキしていた。自分の妻に少しの間、逢っただけなのに浮かれた気分にもなっている。自分でも不思議な感覚だった。人妻と初めて密会するようなドキドキ感を自分の妻に抱いたのだ。そんな浮かれた気分で席に戻ったがその気分も損なわれる事になった。
席に戻り、新しい酒をオーダーした。酒を飲みながら窓の外に目をやる。ちょうどトイレから会場に戻っていく妻の愛美(まなみ)が目に入った。ゆっくり歩いていた愛美の足どりが急に速くなり、誰かのもとへ小走りで駆けていった。誰のもとに駆けていったかは想像出来たが恐る恐るその先に目をやった。やはりその先にいたのは真田部長だった。こちらからは見えないが愛美は満面の笑みを浮かべているのだろう。そして、真田部長に飛びついた。
そんな光景を見た私はショックを隠せなかった。パートナーを演じるにしても度が過ぎる。もしかして、愛美は私が真田部長の妻の典子さんと関係を持っていることを知っていて、その腹いせでこんな態度をとっているのだろうかと疑心暗鬼になる。そんな思いが頭をよぎったがすぐに振り払う。その光景を茫然と眺めている。心に湧き出てきた嫉妬心は次第に怒りへと変化していく。それから暫くして、私は席を立ちレストランを後にした。
私は愛美からの電話を待つ為に部屋に戻ろうかと思ったが本当に掛かってくるのだろうかと不安になっている状態で待つのは辛く、侘びしいので飲み直すことにする。ホテルの最上階に夜景が綺麗で有名なバーとして雑誌に紹介されていた所があるのでそちらに向かった。
雰囲気がよくカップルに人気らしい。バーにはいるとカウンターの向こうから若いバーテンダーが「いらっしゃいませ。」と迎えてくれた。どこに座ろうかと店内を一望する。早い時間の為、まだ客はいない。カウンターはL字型になっており、正面に5席、奥に2席あり、窓際には2人用のテーブル席が3つあった。窓の向こうには綺麗な夜景が広がっている。私はカウンターの一番奥に座った。
ウィスキーをロックで頼んだ。一口、口に含み流し込む。喉にヒリヒリとした痛みを与えながら、流れ込んできた。先ほどの光景を忘れる為に強い酒を頼んでみたが、効果はないようだ。チェイサー(強い酒をストレートで飲む場合、続けて口直しに飲む水、炭酸水や軽い酒)を飲むと少し冷静になれた気がした。飲み過ぎては愛美からの電話が受けられない。ペースを落とそう。
それからは一人でちびちびと飲んでいた。一時間位経ったころに三十代半ばに見える女性客が2人入ってくる。愛美と同じパーティーに出席していたのだろうか、派手なドレスを
着ていた。2人は少し飲んでいるようでほんのりと赤い顔をしている。そして、窓側のテーブル席ではなく、私の一つ隣、カウンターの角の席に座った。2人とも美人な部類に入るしスタイルも良さそうだ。
特に奥の女性は胸が豊かで巨乳の部類に入る。胸元からのぞく谷間がセクシーだ。 男を挑発する術を知っているのだろう。チラチラとこちらに視線をおくりながら、もじもじと体を動かす度に胸元が強調されている感じだ。私の反応を楽しんでいるのだろう。時折、イタズラっぽい笑みを浮かべる。
私は意識していないようにカウンターの後ろに陳列されている色々な種類の酒を眺めながら飲んでいた。端からみたら、意識しているように見えただろう。手前の女性は私の反応をみているような気がした。
2人は小声で会話を交わしていた。ところどころ聞こえてくるが内容までは、詳しくわからない。わかった範囲では、2人は愛美の出席しているパーティーに出席していた事。パーティーは怪しいものではないこと。2人は飲み屋で知り合った男性客のパートナー(妻役)として参加したが部屋だけは別にしてもらったようだ。
彼女達が入店してから、30分ほど経過したが新たに客は来なかった。知らない間にバーテンダーを含め、彼女達と会話するようになっていた。私は席を移動し彼女達に挟まれるように座りなおす。
彼女達がパーティーに参加したことを聞き、自分は2階のレストランから見ていたと伝えた。パーティーの内容について聞いてみたが女性を連れて美味しい物を泊まりで食べにいく会であること以外は知らないとの事だった。パートナーの女性達は妻と紹介されたが2人のように知り合いに頼まれた人もいれば、明らかに怪しい関係に見える人もいたようだ。
2015/04/02
中P〖妻と部長〗第7話
中P〖妻と部長〗第7話
私は自分の妻(愛美)も出席していた事は伏せておいた。
〚どうしてそんなこと聞くの?〛と左隣に座っている巨乳の女性が怪しげな笑みを浮かべながら聞いてくる。
「いやぁ、人前でキスをしたりとオープンなカップルもいたから気になってたんだ。」
《そうね…。》と右隣に座った女性が天井に目を向け、考えてから続けた。
《確かにこちらが恥ずかしくなるくらいイチャイチャしている人はいたわね。何を考えてるのかしら。》
「そうなんだ。そんなパーティーなら、僕も参加したかったな。パートナーが必要だけどね。」
と言うと左隣の女性が体を寄せてきた。明らかに誘ってきている。彼女の柔らかい胸が腕にあたる。股間がムズムズしてきた。妻の愛美(まなみ)の事で腹を立てていたのにいつの間にか忘れてしまい、初めてあった女性を意識し始めている。
「あ、そう言えば…。」
私が言い掛けるのと同時に右隣の女性も口を開いた。
《ねぇ、涼子、あのパーティーでベストカップルになったご夫婦覚えている?紳士的なご主人とブルーのドレスを着ていた奥さん。》
〚覚えているわよ。麻紀のタイプのご主人ね。でも、それがどうしたの?〛
《今頃、何しているのかなって。》
〚意味わかんない。〛
《だってェ…。ベストカップルに選ばれてキスしたじゃない。》
〚皆ではやし立ててキスさせたやつね。〛
《そうそう。すご~く濃厚なやつ。》
〚夫婦だから、普通じゃない?はやし立てられたからといって、人前であんなに濃厚なのをするかわからないけど。〛
《確かにそうなんだけど、あの奥さん、キスしたら目がトロンとしちゃって…。今頃何しているのかなって…。》
〚妄想し過ぎ!ただ麻紀があの紳士に抱かれたいだけでしょ。〛
《涼子はあの奥さんより自分の方がいい女と思ってるんでしょ。それとあのご主人より伊勢さんがタイプなんでしょ。さっきから彼に胸を押し付けて。》
〚そうよ。悪い?〛と言いながら、涼子が私の頬にキスをしてきた。
私は彼女達の話に聞き入っていた。ベストカップルに選ばれた夫婦は愛美達だろうか?2階から見下ろしていた中には愛美の他にもブルーのドレスを着ていた女性は数名いた。しかし、話を聞く限り、愛美達のように思える。もっと深く聞きたいところだが、二人に不思議がられると思ったので先ほど遮られた話をする事にした。
「ちょっと変な事聞くんだけど、もうパーティーは終わったのかな?」
《終わったけど、それがどうかしたの?》
「いや、君達は途中で抜け出してきたのかなと思っていた。ほら、さっき、パートナーが嫌で泊まるのも嫌とか…。」
〚聞こえてたの?パートナーは嫌だけど、一緒にというか、夫婦役として出席する事をO.K.したから、彼の面子を立てて最後までいたわよ。多分、終わってから一時間は経ってないと思うわよ。〛
私は「そうなんだ。」と納得したように頷いたが顔は不安げだったかもしれない。彼女達が来てから30分強。パーティーが終了してここに来るまでにおしゃべりしていたとしても10分位としてパーティーが終了して50分前後。彼女達の言う事が本当なら。この間、着信を知らせる振動はない。愛美は何をしているのだ。彼女達の話が頭を駆け巡り不安になる。私はウィスキーを口に含んで流し込んだ。そして、ポケットの中に手を入れ、携帯を探した。
2015/04/07
私は自分の妻(愛美)も出席していた事は伏せておいた。
〚どうしてそんなこと聞くの?〛と左隣に座っている巨乳の女性が怪しげな笑みを浮かべながら聞いてくる。
「いやぁ、人前でキスをしたりとオープンなカップルもいたから気になってたんだ。」
《そうね…。》と右隣に座った女性が天井に目を向け、考えてから続けた。
《確かにこちらが恥ずかしくなるくらいイチャイチャしている人はいたわね。何を考えてるのかしら。》
「そうなんだ。そんなパーティーなら、僕も参加したかったな。パートナーが必要だけどね。」
と言うと左隣の女性が体を寄せてきた。明らかに誘ってきている。彼女の柔らかい胸が腕にあたる。股間がムズムズしてきた。妻の愛美(まなみ)の事で腹を立てていたのにいつの間にか忘れてしまい、初めてあった女性を意識し始めている。
「あ、そう言えば…。」
私が言い掛けるのと同時に右隣の女性も口を開いた。
《ねぇ、涼子、あのパーティーでベストカップルになったご夫婦覚えている?紳士的なご主人とブルーのドレスを着ていた奥さん。》
〚覚えているわよ。麻紀のタイプのご主人ね。でも、それがどうしたの?〛
《今頃、何しているのかなって。》
〚意味わかんない。〛
《だってェ…。ベストカップルに選ばれてキスしたじゃない。》
〚皆ではやし立ててキスさせたやつね。〛
《そうそう。すご~く濃厚なやつ。》
〚夫婦だから、普通じゃない?はやし立てられたからといって、人前であんなに濃厚なのをするかわからないけど。〛
《確かにそうなんだけど、あの奥さん、キスしたら目がトロンとしちゃって…。今頃何しているのかなって…。》
〚妄想し過ぎ!ただ麻紀があの紳士に抱かれたいだけでしょ。〛
《涼子はあの奥さんより自分の方がいい女と思ってるんでしょ。それとあのご主人より伊勢さんがタイプなんでしょ。さっきから彼に胸を押し付けて。》
〚そうよ。悪い?〛と言いながら、涼子が私の頬にキスをしてきた。
私は彼女達の話に聞き入っていた。ベストカップルに選ばれた夫婦は愛美達だろうか?2階から見下ろしていた中には愛美の他にもブルーのドレスを着ていた女性は数名いた。しかし、話を聞く限り、愛美達のように思える。もっと深く聞きたいところだが、二人に不思議がられると思ったので先ほど遮られた話をする事にした。
「ちょっと変な事聞くんだけど、もうパーティーは終わったのかな?」
《終わったけど、それがどうかしたの?》
「いや、君達は途中で抜け出してきたのかなと思っていた。ほら、さっき、パートナーが嫌で泊まるのも嫌とか…。」
〚聞こえてたの?パートナーは嫌だけど、一緒にというか、夫婦役として出席する事をO.K.したから、彼の面子を立てて最後までいたわよ。多分、終わってから一時間は経ってないと思うわよ。〛
私は「そうなんだ。」と納得したように頷いたが顔は不安げだったかもしれない。彼女達が来てから30分強。パーティーが終了してここに来るまでにおしゃべりしていたとしても10分位としてパーティーが終了して50分前後。彼女達の言う事が本当なら。この間、着信を知らせる振動はない。愛美は何をしているのだ。彼女達の話が頭を駆け巡り不安になる。私はウィスキーを口に含んで流し込んだ。そして、ポケットの中に手を入れ、携帯を探した。
2015/04/07
中P〖妻と部長〗第8話
中P〖妻と部長〗第8話
ポケットを捜したが携帯電話は見つからなかった。部屋に携帯電話を忘れてしまったようだった。急にゴソゴソと動き出した私に、左隣に座っている涼子が声を掛けてくる。
〚どうかしたの?〛
「いや、携帯忘れたのを思い出して…。」
〚え、そんなのいいわよ。携帯がなくても連絡先は教えるわよ。〛
「うん。ありがとう。助かるよ。」と私は笑顔で答えたがソワソワしていた。
〚まだ、何かあるの?〛
「友達から電話もらう事になっているんだけど…。ところで今何時なのかな?」
涼子が紙のコースターの裏に部屋番号と携帯番号を書いていると若いバーテンダーが「10時15分です。」と答えた。
「まずい。電話が掛かっているかもしれない。そろそろ部屋に戻らないといけない。」
「そうなの?」と悲しい声で2人が言った。私は伝票にサインをして立ち上がると涼子もそれに続き、私を入口まで送ってくれた。ドアの前で振り返り麻紀にも「おやすみ。」と言い、それからドアを開けて店から出ると涼子ももじもじしながら店から出てきた。
涼子は私に紙のコースターを渡してくる。そして、いきなり抱きついてキスをしてきた。(欲求不満なのだろうか?)自ら舌を入れて、口の中で舌を絡める激しいものだった。1分程していただろうか?激しいキスを終えると私はエレベーターに向かった。二組のカップルに見られていたようで恥ずかしかったが涼子とやれないかもしれない残念感の方が大きかった。
部屋に戻ると携帯電話はテーブルの上に置いてあった。点滅しているように見えないので見た感じ着信やメールはなさそうだ。携帯電話を手に取り、画面を見たが着信もメールも着ていない。パーティーが終了して一時間余り経っている。(何をしているのだ?)怒りが込み上げてきた。
もう少し電話を待とうかとも思ったが電話をする事にした。なぜだかドキドキする。もし電源が切られていたら、もし電話に出なかったら、もし真田部長に何かをされながら電話に出たら、そんなことが頭をよぎり、恐る恐る発信ボタンを押す。
“トゥルルル、トゥルルル、…”と受話器から呼び出し音が響く。一応、繋がるようだ。果たして、電話に出るのか?出ないのか?緊張の時間が過ぎていく。呼び出し音だけが耳に入る。繋がったと思い、話し掛ける。「もしもし、愛美か?」受話器の向こうから留守電に切り替わる機械的なメッセージが聞こえてきた。私は溜め息をつきながら、電話を切る。それからストーカーのように何度も電話を掛けたが繋がらなかった。
何度電話を掛けても同じ結果が続いた。掛け始めてから10分近く経っている。電話を掛けるのを諦めようかとしていた。ポケットに手をやると先ほどバーで出会った涼子と名乗る女性から受け取った紙のコースターに触れた。コースターを取り出して見てみると部屋番号と携帯番号が書いてあり、更に〚必ず連絡ください。何時でも待っています。〛と書かれている。
2015/04/09
ポケットを捜したが携帯電話は見つからなかった。部屋に携帯電話を忘れてしまったようだった。急にゴソゴソと動き出した私に、左隣に座っている涼子が声を掛けてくる。
〚どうかしたの?〛
「いや、携帯忘れたのを思い出して…。」
〚え、そんなのいいわよ。携帯がなくても連絡先は教えるわよ。〛
「うん。ありがとう。助かるよ。」と私は笑顔で答えたがソワソワしていた。
〚まだ、何かあるの?〛
「友達から電話もらう事になっているんだけど…。ところで今何時なのかな?」
涼子が紙のコースターの裏に部屋番号と携帯番号を書いていると若いバーテンダーが「10時15分です。」と答えた。
「まずい。電話が掛かっているかもしれない。そろそろ部屋に戻らないといけない。」
「そうなの?」と悲しい声で2人が言った。私は伝票にサインをして立ち上がると涼子もそれに続き、私を入口まで送ってくれた。ドアの前で振り返り麻紀にも「おやすみ。」と言い、それからドアを開けて店から出ると涼子ももじもじしながら店から出てきた。
涼子は私に紙のコースターを渡してくる。そして、いきなり抱きついてキスをしてきた。(欲求不満なのだろうか?)自ら舌を入れて、口の中で舌を絡める激しいものだった。1分程していただろうか?激しいキスを終えると私はエレベーターに向かった。二組のカップルに見られていたようで恥ずかしかったが涼子とやれないかもしれない残念感の方が大きかった。
部屋に戻ると携帯電話はテーブルの上に置いてあった。点滅しているように見えないので見た感じ着信やメールはなさそうだ。携帯電話を手に取り、画面を見たが着信もメールも着ていない。パーティーが終了して一時間余り経っている。(何をしているのだ?)怒りが込み上げてきた。
もう少し電話を待とうかとも思ったが電話をする事にした。なぜだかドキドキする。もし電源が切られていたら、もし電話に出なかったら、もし真田部長に何かをされながら電話に出たら、そんなことが頭をよぎり、恐る恐る発信ボタンを押す。
“トゥルルル、トゥルルル、…”と受話器から呼び出し音が響く。一応、繋がるようだ。果たして、電話に出るのか?出ないのか?緊張の時間が過ぎていく。呼び出し音だけが耳に入る。繋がったと思い、話し掛ける。「もしもし、愛美か?」受話器の向こうから留守電に切り替わる機械的なメッセージが聞こえてきた。私は溜め息をつきながら、電話を切る。それからストーカーのように何度も電話を掛けたが繋がらなかった。
何度電話を掛けても同じ結果が続いた。掛け始めてから10分近く経っている。電話を掛けるのを諦めようかとしていた。ポケットに手をやると先ほどバーで出会った涼子と名乗る女性から受け取った紙のコースターに触れた。コースターを取り出して見てみると部屋番号と携帯番号が書いてあり、更に〚必ず連絡ください。何時でも待っています。〛と書かれている。
2015/04/09
中P〖妻と部長〗第9話
中P〖妻と部長〗第9話
メモを読んでいると涼子の弾力感のある柔らかい体の感触が腕や背中、胸といった触れていた部分が蘇ってくると股間が熱くなってくる。(愛美の事は仕方のないことかもしれない。それならあの女の体に怒り、不安、戸惑い、欲望を全てぶつけようか?)今日は愛美(まなみ)の事を諦めようかと思い、涼子の携帯番号を打ち込んでいる時、愛美から着信があった。携帯電話を操作している時だったのでワンコールで取った。
『もしもし、愛美です。遅くなってごめんなさい。パーティーが終わってから、真田部長の友人と1階の喫茶ルームでお茶してたの。電話しなきゃと思ってたんだけど、部屋に携帯忘れてしまって、それで真田部長より先に部屋に戻ったんだけど、貴方からの着信がなかったから、シャワー浴びてたの。そして、今シャワーから出たら、貴方からの着信が沢山あって、急いで電話したの。』
長々とした妻の愛美の言い訳とも言える話が続いた。最初は言い訳とも思えたが、内容的には食い違いもなく、聞いているうちになぜだか嬉しくなり、声を聞く前の疑念や怒りは消えていた。電話中に真田部長が帰って来たようで部屋に来るようにとの事だった。
その電話を切り、すぐに愛美達の部屋に向かうことにした。出掛ける前に涼子の部屋の内線に掛けた。涼子はすでに部屋に戻っており、〚麻紀はまだバーにいる。〛との事だった。声の感じから涼子が喜んでいる事が手に取るようにわかった。友達と連絡が付き、これから友達と会う旨を伝えた。戻ってから連絡し直していいか確認をとると〚待っているので必ず連絡して欲しい。〛と言ってきた。
私は内線電話を切り、愛美に先ほど言われた部屋階に向かった。部屋の前で深呼吸をする。「何もない。」と自分に言い聞かせ、ノックした。返事がないのでもう一度ノックをすると『ハーイ。』の声とともにドア開く。少し怖かったのか下を向いていた。ドアが開き、部屋の中の光が入ってくる。室内スリッパに素足。少し目を上げると白いバスローブ。驚きながらいっきに上に目をやる。
出迎えてくれたのはまだ乾いていない髪をアップにし、バスローブを纏(まと)った愛美だった。数時間ぶりに会うのに何年も会っていなかったような気分だ。愛美を今まで以上に愛おしく感じた。急に抱きしめたくなり、抱き締めようと近付くと『今は駄目よ。』と言い、くるりと背を向け部屋の中に歩いていく。
私は仕方なく愛美の後について部屋に入っていった。愛美の後ろ姿に欲情する。綺麗な項、大きめのピップ。バスローブを捲り上げてバックから犯したい欲望に駆られた。私は抑えきれなくなり愛美を後ろから抱き締め、堅くなり始めた物を押し付けた。
『キャッ!』と声を上げ振り向いた。そして、小声で『いまはダメって言ったでしょ。真田部長がいるのよ。』と言いながら、浴室を指差した。私は仕方なく小さく頷く。『だから、今はこれで我慢して。』と小声で言いながら、キスをしてきた。
真田部長がいる事を気にしているにも拘(かか)わらず濃厚なキスをしてきた。愛美から舌を入れてくる。私はそれに応えるように舌を絡める。愛美の口の中に男、真田部長の形跡を感じようとしたが歯磨きのミントの味しか感じる事が出来なかった。逆に自分の口の中に別の女の形跡を感じられていないか心配になり、キスに集中出来なかった。キスを終えると『ごめんね。』と愛美が囁いた。
2015/04/15
メモを読んでいると涼子の弾力感のある柔らかい体の感触が腕や背中、胸といった触れていた部分が蘇ってくると股間が熱くなってくる。(愛美の事は仕方のないことかもしれない。それならあの女の体に怒り、不安、戸惑い、欲望を全てぶつけようか?)今日は愛美(まなみ)の事を諦めようかと思い、涼子の携帯番号を打ち込んでいる時、愛美から着信があった。携帯電話を操作している時だったのでワンコールで取った。
『もしもし、愛美です。遅くなってごめんなさい。パーティーが終わってから、真田部長の友人と1階の喫茶ルームでお茶してたの。電話しなきゃと思ってたんだけど、部屋に携帯忘れてしまって、それで真田部長より先に部屋に戻ったんだけど、貴方からの着信がなかったから、シャワー浴びてたの。そして、今シャワーから出たら、貴方からの着信が沢山あって、急いで電話したの。』
長々とした妻の愛美の言い訳とも言える話が続いた。最初は言い訳とも思えたが、内容的には食い違いもなく、聞いているうちになぜだか嬉しくなり、声を聞く前の疑念や怒りは消えていた。電話中に真田部長が帰って来たようで部屋に来るようにとの事だった。
その電話を切り、すぐに愛美達の部屋に向かうことにした。出掛ける前に涼子の部屋の内線に掛けた。涼子はすでに部屋に戻っており、〚麻紀はまだバーにいる。〛との事だった。声の感じから涼子が喜んでいる事が手に取るようにわかった。友達と連絡が付き、これから友達と会う旨を伝えた。戻ってから連絡し直していいか確認をとると〚待っているので必ず連絡して欲しい。〛と言ってきた。
私は内線電話を切り、愛美に先ほど言われた部屋階に向かった。部屋の前で深呼吸をする。「何もない。」と自分に言い聞かせ、ノックした。返事がないのでもう一度ノックをすると『ハーイ。』の声とともにドア開く。少し怖かったのか下を向いていた。ドアが開き、部屋の中の光が入ってくる。室内スリッパに素足。少し目を上げると白いバスローブ。驚きながらいっきに上に目をやる。
出迎えてくれたのはまだ乾いていない髪をアップにし、バスローブを纏(まと)った愛美だった。数時間ぶりに会うのに何年も会っていなかったような気分だ。愛美を今まで以上に愛おしく感じた。急に抱きしめたくなり、抱き締めようと近付くと『今は駄目よ。』と言い、くるりと背を向け部屋の中に歩いていく。
私は仕方なく愛美の後について部屋に入っていった。愛美の後ろ姿に欲情する。綺麗な項、大きめのピップ。バスローブを捲り上げてバックから犯したい欲望に駆られた。私は抑えきれなくなり愛美を後ろから抱き締め、堅くなり始めた物を押し付けた。
『キャッ!』と声を上げ振り向いた。そして、小声で『いまはダメって言ったでしょ。真田部長がいるのよ。』と言いながら、浴室を指差した。私は仕方なく小さく頷く。『だから、今はこれで我慢して。』と小声で言いながら、キスをしてきた。
真田部長がいる事を気にしているにも拘(かか)わらず濃厚なキスをしてきた。愛美から舌を入れてくる。私はそれに応えるように舌を絡める。愛美の口の中に男、真田部長の形跡を感じようとしたが歯磨きのミントの味しか感じる事が出来なかった。逆に自分の口の中に別の女の形跡を感じられていないか心配になり、キスに集中出来なかった。キスを終えると『ごめんね。』と愛美が囁いた。
2015/04/15
中P〖妻と部長〗第10話
中P〖妻と部長〗第10話
部屋の真ん中にダブルベッドが置いてある。キングサイズだろうか?ベッドの対面に60インチのテレビ。窓側にソファとテーブルがあった。テーブルにはウィスキーと氷が置いてある。この部屋で妻の愛美(まなみ)は泊まるのだろうか?真田部長と…。何も起きないといいが…。いや、すでに何か起きた後かもしれない。
パーティーが終了した後の空白の時間。本当にお茶をしていたのだろうか?すでにここで抱かれていたのではないか?なぜ2人ともシャワー浴びたのか?疑惑がどんどん膨らんでいく。そんなことを考えながらベッドを見る。別段、乱れは感じられない。ベッドメイキングされたままの状態だ。やはり、本当にお茶をしていたのだろうと勝手に納得する事にした。
部屋を見回していると浴室からガチャリとノブの回る音がしてバスローブを羽織り、バスタオルで髪を拭きながら真田部長が出てくる。〔伊勢君もう来ていたんだ。〕、「今来たところです。」真田部長はベッドの方に向かい、枕を取るとソファに座った。そして、愛美がその隣に座る。
真田部長は私にベッドに座るように奨めてきた。なぜ愛美は真田部長の隣に座るのかが理解が出来なかった。もうパーティーは終了したのに。それに私の妻なのに。私は渋々ベッドの端に腰掛けた。私は不満げな顔をしているのだろう。先程から気分を抑えきれない。
私のせいで変な空気が流れているのが分かる。何とか気分を変えないといけないと思っていると真田部長の方から話しかけてきた。愛美は三人分の水割りを作り始めている。真田部長は姿勢を改めると、
〔伊勢君、今日は愛美さんを貸してくれて本当にありがとう。君が提案してくれたお陰ですごく気分が良かったよ。〕
「いえいえ。喜んで頂けたなら私もうれしいです。愛美も楽しんだんだろ?」
『料理も美味しかったし、良い人ばかりだったわ。』
と言って愛美は真田部長と目を合わせて笑った。それを見て、また嫌な気分になった。
〔伊勢君、愛美ちゃんは大人気だったんだぞ。綺麗でスタイルも良いし。鼻が高かったよ。君が自慢するだけあったよ。本当に・・。〕
『嘘ぉ!いつも褒めてくれないよね。』と私の方を見ながら、愛美は言った。
〔本当だよ、愛美ちゃん。私が典子の方が良い女だって言うと皆が愛美ちゃんの方が遥かに良い女だって言うんだよ。〕
『そんなぁ!典子さんにはかないませんよ。憧れの女性だし。でも、憧れの典子さんの旦那さまから直接言われるとお世辞でも嬉しいです。』
〔愛美ちゃん、お世辞じゃないよ。本当にそう思うよ。典子も良い女。けれど今は出て行ってるけど…。〕と言って悲しそうな顔をした。愛美が手を真田部長の手の上に置いた。誉める真田部長、喜ぶ愛美に苛立っていたが同情からと言っても旦那の目の前で他の男の手の上に手を奥なんて…。怒りがこみ上げてくるが典子さんの話を出されると後ろめたくなってしまう。
典子さんが出て行ったのは私が発端だと思っているからだ。私は真田部長の浮気のアリバイ作りをよく手伝っていた。典子さんには私とゴルフに行くとか何かと私の名前を使っていた。私も不倫相手の友達を紹介されるなど得することもあった。
その日、典子さんには部長と私が泊まりのゴルフと言うことになっており、私は不倫旅行に同行ではなかったので愛美と出掛ける事にしていた。注意を払って隣県に行ったのだが何故かそこで典子さんに会ってしまう。その日、典子さんは何も言わなかったが後日、連絡が文字色あった。
2015/04/20
部屋の真ん中にダブルベッドが置いてある。キングサイズだろうか?ベッドの対面に60インチのテレビ。窓側にソファとテーブルがあった。テーブルにはウィスキーと氷が置いてある。この部屋で妻の愛美(まなみ)は泊まるのだろうか?真田部長と…。何も起きないといいが…。いや、すでに何か起きた後かもしれない。
パーティーが終了した後の空白の時間。本当にお茶をしていたのだろうか?すでにここで抱かれていたのではないか?なぜ2人ともシャワー浴びたのか?疑惑がどんどん膨らんでいく。そんなことを考えながらベッドを見る。別段、乱れは感じられない。ベッドメイキングされたままの状態だ。やはり、本当にお茶をしていたのだろうと勝手に納得する事にした。
部屋を見回していると浴室からガチャリとノブの回る音がしてバスローブを羽織り、バスタオルで髪を拭きながら真田部長が出てくる。〔伊勢君もう来ていたんだ。〕、「今来たところです。」真田部長はベッドの方に向かい、枕を取るとソファに座った。そして、愛美がその隣に座る。
真田部長は私にベッドに座るように奨めてきた。なぜ愛美は真田部長の隣に座るのかが理解が出来なかった。もうパーティーは終了したのに。それに私の妻なのに。私は渋々ベッドの端に腰掛けた。私は不満げな顔をしているのだろう。先程から気分を抑えきれない。
私のせいで変な空気が流れているのが分かる。何とか気分を変えないといけないと思っていると真田部長の方から話しかけてきた。愛美は三人分の水割りを作り始めている。真田部長は姿勢を改めると、
〔伊勢君、今日は愛美さんを貸してくれて本当にありがとう。君が提案してくれたお陰ですごく気分が良かったよ。〕
「いえいえ。喜んで頂けたなら私もうれしいです。愛美も楽しんだんだろ?」
『料理も美味しかったし、良い人ばかりだったわ。』
と言って愛美は真田部長と目を合わせて笑った。それを見て、また嫌な気分になった。
〔伊勢君、愛美ちゃんは大人気だったんだぞ。綺麗でスタイルも良いし。鼻が高かったよ。君が自慢するだけあったよ。本当に・・。〕
『嘘ぉ!いつも褒めてくれないよね。』と私の方を見ながら、愛美は言った。
〔本当だよ、愛美ちゃん。私が典子の方が良い女だって言うと皆が愛美ちゃんの方が遥かに良い女だって言うんだよ。〕
『そんなぁ!典子さんにはかないませんよ。憧れの女性だし。でも、憧れの典子さんの旦那さまから直接言われるとお世辞でも嬉しいです。』
〔愛美ちゃん、お世辞じゃないよ。本当にそう思うよ。典子も良い女。けれど今は出て行ってるけど…。〕と言って悲しそうな顔をした。愛美が手を真田部長の手の上に置いた。誉める真田部長、喜ぶ愛美に苛立っていたが同情からと言っても旦那の目の前で他の男の手の上に手を奥なんて…。怒りがこみ上げてくるが典子さんの話を出されると後ろめたくなってしまう。
典子さんが出て行ったのは私が発端だと思っているからだ。私は真田部長の浮気のアリバイ作りをよく手伝っていた。典子さんには私とゴルフに行くとか何かと私の名前を使っていた。私も不倫相手の友達を紹介されるなど得することもあった。
その日、典子さんには部長と私が泊まりのゴルフと言うことになっており、私は不倫旅行に同行ではなかったので愛美と出掛ける事にしていた。注意を払って隣県に行ったのだが何故かそこで典子さんに会ってしまう。その日、典子さんは何も言わなかったが後日、連絡が文字色あった。
2015/04/20
中P〖妻と部長〗第11話
中P〖妻と部長〗第11話
部長の奥さんの典子さんに会った時は、ヒヤヒヤものだった。妻の愛美(まなみ)もいたし、もしも問い詰められたら、簡単に白状していただろう。それにしても女は恐ろしい。ゴルフに行っているはずの私に偶然出会っても、疑惑の眼差しを見せずに平然としている典子さんにある種の恐怖を覚えた。私たちは典子さんとは挨拶だけ交わして別れ、私はすぐに真田部長に連絡をいれる。真田部長からは〔後日、典子に何か訊かれたら、妻(愛美)と出掛ける約束を忘れていて、前日に断った事にしておいてくれ。〕と言われた。
真田部長が予想していた通り、典子さんから連絡があった。しかし予想外に愛美を通して食事に誘われたことだった。偶然だったのかわからないが指定して来た日は、真田部長が泊まりの出張で愛美も友達と旅行に行く日だった。愛美が旅行でいないからその日は外食の予定だった。愛美が『1人で食べるくらいなら典子さんと食事に行ってきたら?』と勧める。私は断る理由も見つからず、2人で食事に行くことになった。
《真田部長の事を根掘り葉掘り聞かれたらという不安はあった》しかしそれよりも美人の典子さんと2人で食事が出来る方が嬉しかった。当日、典子さんが予約していたお店に入ると個室に通された。すでに典子さんは来ており、手前に座っていた。私は奥に座り、これで逃げられないと悟った。
典子さんが言うには〚以前から浮気についてはある程度気付いており、先日確信したわ。〛との事だった。幸い私が真田部長の恩恵を受けているとは思っていない。典子さんは〚あの人とは離婚をする気はないが仕返しをしたいの!〛と言い、〚伊勢さんに抱いて欲しい!〛と迫られる。私は再三断ったが結局は典子さんに押し切られる形で抱く事になってしまう。
その夜は空が明け方白むまで何度も体を交えた。典子さんはセックスレスだったらしく、私の愛撫に激しく感じてくれる。そして2人の関係はその日だけで終わらず、真田部長と愛美の目を盗んで何度も逢瀬が続いた。典子さんがのめり込んできたので私は少し距離を置くようにした。
すると、典子さんは私としばらく逢わない間にパート先の上司で年下の社員と関係しだした。その男は独身で今はその男の家にいるようです。今でも私が典子さんの体に火を付けたのだと後ろめたく思っている。
私が話を変えようと真田部長が手にしている枕について訊いてみた。
〔おお、これかぁ!〕と枕を持ち上げる。
〔ベッドで寝ると間違いを起こしそうだからな。俺はソファで寝るつもりだ。〕
「そうしてもらえると安心です。」と私が答える。
そうすると愛美は『でも、ソファだと疲れが取れませんよ。それに体も痛くなるし。真田部長も私も良識ある大人だから、間違いは起こらりませんよ。絶対にね。』と言いだす。
〔ははは。愛美ちゃんありがとうな。〕と言いながら、愛美の肩に手を回した。〔でも俺も男だ。愛美ちゃんみたいに色っぽい女が隣に寝ていたら、間違いを起こしちゃうよ。雄の本能としてね。良識はあっても典子が出て行ってから、セックスをしてないから我慢できなくなるよ。〕と言いながら笑った。
私は真田部長が愛美の肩に手を回した事が許せなかった。それから、愛美が真田部長に肩を寄せたのも許せない。私は真田部長に「あの…手が…。」と、もごもご言った。
〔あぁ、ごめんごめん。〕
『あなたぁ!もしかして妬いているの?』と愛美が笑う。
「そんな事ないよ。」
〔伊勢君。大丈夫、大丈夫。〕
どうも三人の話が噛み合わないままに、気分が乗らない会話が続いた。
2015/04/24
部長の奥さんの典子さんに会った時は、ヒヤヒヤものだった。妻の愛美(まなみ)もいたし、もしも問い詰められたら、簡単に白状していただろう。それにしても女は恐ろしい。ゴルフに行っているはずの私に偶然出会っても、疑惑の眼差しを見せずに平然としている典子さんにある種の恐怖を覚えた。私たちは典子さんとは挨拶だけ交わして別れ、私はすぐに真田部長に連絡をいれる。真田部長からは〔後日、典子に何か訊かれたら、妻(愛美)と出掛ける約束を忘れていて、前日に断った事にしておいてくれ。〕と言われた。
真田部長が予想していた通り、典子さんから連絡があった。しかし予想外に愛美を通して食事に誘われたことだった。偶然だったのかわからないが指定して来た日は、真田部長が泊まりの出張で愛美も友達と旅行に行く日だった。愛美が旅行でいないからその日は外食の予定だった。愛美が『1人で食べるくらいなら典子さんと食事に行ってきたら?』と勧める。私は断る理由も見つからず、2人で食事に行くことになった。
《真田部長の事を根掘り葉掘り聞かれたらという不安はあった》しかしそれよりも美人の典子さんと2人で食事が出来る方が嬉しかった。当日、典子さんが予約していたお店に入ると個室に通された。すでに典子さんは来ており、手前に座っていた。私は奥に座り、これで逃げられないと悟った。
典子さんが言うには〚以前から浮気についてはある程度気付いており、先日確信したわ。〛との事だった。幸い私が真田部長の恩恵を受けているとは思っていない。典子さんは〚あの人とは離婚をする気はないが仕返しをしたいの!〛と言い、〚伊勢さんに抱いて欲しい!〛と迫られる。私は再三断ったが結局は典子さんに押し切られる形で抱く事になってしまう。
その夜は空が明け方白むまで何度も体を交えた。典子さんはセックスレスだったらしく、私の愛撫に激しく感じてくれる。そして2人の関係はその日だけで終わらず、真田部長と愛美の目を盗んで何度も逢瀬が続いた。典子さんがのめり込んできたので私は少し距離を置くようにした。
すると、典子さんは私としばらく逢わない間にパート先の上司で年下の社員と関係しだした。その男は独身で今はその男の家にいるようです。今でも私が典子さんの体に火を付けたのだと後ろめたく思っている。
私が話を変えようと真田部長が手にしている枕について訊いてみた。
〔おお、これかぁ!〕と枕を持ち上げる。
〔ベッドで寝ると間違いを起こしそうだからな。俺はソファで寝るつもりだ。〕
「そうしてもらえると安心です。」と私が答える。
そうすると愛美は『でも、ソファだと疲れが取れませんよ。それに体も痛くなるし。真田部長も私も良識ある大人だから、間違いは起こらりませんよ。絶対にね。』と言いだす。
〔ははは。愛美ちゃんありがとうな。〕と言いながら、愛美の肩に手を回した。〔でも俺も男だ。愛美ちゃんみたいに色っぽい女が隣に寝ていたら、間違いを起こしちゃうよ。雄の本能としてね。良識はあっても典子が出て行ってから、セックスをしてないから我慢できなくなるよ。〕と言いながら笑った。
私は真田部長が愛美の肩に手を回した事が許せなかった。それから、愛美が真田部長に肩を寄せたのも許せない。私は真田部長に「あの…手が…。」と、もごもご言った。
〔あぁ、ごめんごめん。〕
『あなたぁ!もしかして妬いているの?』と愛美が笑う。
「そんな事ないよ。」
〔伊勢君。大丈夫、大丈夫。〕
どうも三人の話が噛み合わないままに、気分が乗らない会話が続いた。
2015/04/24
中P〖妻と部長〗第12話
中P〖妻と部長〗第12話
妻の愛美(まなみ)と真田部長はパーティーの話で盛り上がる。私だけ知らない2人だけの秘密の会話に疎外感を感じる。時間が経つにつれて真田部長も愛美もボディタッチが多くなっていく。仲の良い夫婦ののろけ話を聞かされている感じだ。
段々と私は会話に参加出来なくなっている。凄く悔しかった。気を張っていないと泣いてしまいそうだった。いっそこの部屋から出ていきたかったが、今出たら2人は怪しい関係になるように思えたので我慢をして部屋に居続ける。
それからも疎外感を覚える屈辱の時間は続いたがとうとう愛美も話疲れてきたのかうつらうつらとしだした。そして、とうとう真田部長の肩に寄り添って寝てしまった。真田部長が肩を揺するが『うーん。』と言うだけで全然起きる気配がない。真田部長は立ち上がり、愛美をお姫様抱っこをするとバスローブがずり上がり太ももが露わになった。
胸は見えないが真田部長の位置からは胸元は見えているだろう。愛美は抱きかかえられると寝ぼけたまま真田部長の首に手を回していた。そして真田部長は愛美をベッドまで運んだ。私はすごい怒りがこみ上げてきた。愛美を運ぶと言いだせなかった自分に頭に来たが自分の女のように扱う真田部長にも頭にきた。
愛美をベッドに下ろすと、真田部長が〔そろそろお開きにしようか。〕と告げる。私は愛美を一人で部屋に泊まらせるのは不安であったが、思わず「明日のチェックアウトはどうされます?」と訊いていた。部長が〔今日は疲れたから、10時のチェックアウトでどうかな?〕と答えた。
「それではチェックアウトを済ませて、10時にフロントの前で待っていますね。」
〔そうしよう。伊勢君、本当に今日はありがとう。それじゃあ。おやすみ。〕
と私を早く追いだすように別れの言葉を告げる。私も「おやすみなさい。」と返答をして部屋を出た。
部屋を出た私は少しの間、ドアの前で立っていた。愛美はバスローブの下に何も着けていないはずだ。これからチェックアウトまで2人の行動が私には見えない。不安で頭がいっぱいになり、ドアをノックしていた。
真田部長がドアを開け、少し不満そうに〔どうした?〕と訊いてきた。
「すいません。忘れ物をしたかもしれなくて…。探してもいいですか?」
〔そうか、それなら入れよ。〕
部屋に入ると私は先程座っていたベッドの辺りを探し始める。ちらりとソファを見ると枕と肌掛けが置いてある。そしてベッドの愛美は寝ているようだ。私はありもしない忘れ物を探したふりをしている。本当の忘れ物は愛美の事だけだが…。
〔どうだ?探し物はあったか?〕
「携帯なんですけど…。持って来たと思うのですが…。すいません。一度、鳴らしていただけますか?」
〔ちょっと待ってろよ。」と真田部長が携帯を取り出して、発信をする。部長携帯からの呼び出し音だけで着信音は鳴りません。(とうぜんです、さっき自分の携帯は電源を切っておいた。)
「自分の部屋に忘れてきたみたいですね。私の勘違いでした。すいません。」
〔ああ、気にしなくていいよ。それじゃあ、明日10時に。」
「あ、はい。」
再び就寝の挨拶を交わしてもまだ帰らない私に〔どうした?まだ何か忘れ物か?〕と部長は優しく声を掛けてくれる。
「あ、あの・・その大丈夫ですよね?あの…愛美の事…。手を出さないでくださいね。」
〔わかっているよ。俺を信じてくれ。〕と自分の胸を叩き、部長は話を続けた。
〔君は俺の事を色々知っているから無理ないよな。〕頭を掻きながら続ける。
〔でも、愛美ちゃんだけは安心しろ。彼女も君の事が大好きだし、俺は君達の関係を壊すようなことはしない。間違いも起こさないし一線も越えない。これだけ言っても言葉だけでは信じてもらえないだろうが信じてくれ。〕
無言の私に真田部長は更に続けた。
〔そうだ。何ならこの部屋に泊まっていけよ。愛美ちゃんの隣が空いているし俺はソファで寝るから。〕
その提案を聞いてすぐに《真田部長が私の部屋で寝た方が良いのに》と思った。私は部長の提案を受け入れようと思ったがここまで熱弁を振るう真田部長に対して、自分の器の小ささを感じてしまい、真田部長を信じて部屋を出ることにした。
2015/04/27
妻の愛美(まなみ)と真田部長はパーティーの話で盛り上がる。私だけ知らない2人だけの秘密の会話に疎外感を感じる。時間が経つにつれて真田部長も愛美もボディタッチが多くなっていく。仲の良い夫婦ののろけ話を聞かされている感じだ。
段々と私は会話に参加出来なくなっている。凄く悔しかった。気を張っていないと泣いてしまいそうだった。いっそこの部屋から出ていきたかったが、今出たら2人は怪しい関係になるように思えたので我慢をして部屋に居続ける。
それからも疎外感を覚える屈辱の時間は続いたがとうとう愛美も話疲れてきたのかうつらうつらとしだした。そして、とうとう真田部長の肩に寄り添って寝てしまった。真田部長が肩を揺するが『うーん。』と言うだけで全然起きる気配がない。真田部長は立ち上がり、愛美をお姫様抱っこをするとバスローブがずり上がり太ももが露わになった。
胸は見えないが真田部長の位置からは胸元は見えているだろう。愛美は抱きかかえられると寝ぼけたまま真田部長の首に手を回していた。そして真田部長は愛美をベッドまで運んだ。私はすごい怒りがこみ上げてきた。愛美を運ぶと言いだせなかった自分に頭に来たが自分の女のように扱う真田部長にも頭にきた。
愛美をベッドに下ろすと、真田部長が〔そろそろお開きにしようか。〕と告げる。私は愛美を一人で部屋に泊まらせるのは不安であったが、思わず「明日のチェックアウトはどうされます?」と訊いていた。部長が〔今日は疲れたから、10時のチェックアウトでどうかな?〕と答えた。
「それではチェックアウトを済ませて、10時にフロントの前で待っていますね。」
〔そうしよう。伊勢君、本当に今日はありがとう。それじゃあ。おやすみ。〕
と私を早く追いだすように別れの言葉を告げる。私も「おやすみなさい。」と返答をして部屋を出た。
部屋を出た私は少しの間、ドアの前で立っていた。愛美はバスローブの下に何も着けていないはずだ。これからチェックアウトまで2人の行動が私には見えない。不安で頭がいっぱいになり、ドアをノックしていた。
真田部長がドアを開け、少し不満そうに〔どうした?〕と訊いてきた。
「すいません。忘れ物をしたかもしれなくて…。探してもいいですか?」
〔そうか、それなら入れよ。〕
部屋に入ると私は先程座っていたベッドの辺りを探し始める。ちらりとソファを見ると枕と肌掛けが置いてある。そしてベッドの愛美は寝ているようだ。私はありもしない忘れ物を探したふりをしている。本当の忘れ物は愛美の事だけだが…。
〔どうだ?探し物はあったか?〕
「携帯なんですけど…。持って来たと思うのですが…。すいません。一度、鳴らしていただけますか?」
〔ちょっと待ってろよ。」と真田部長が携帯を取り出して、発信をする。部長携帯からの呼び出し音だけで着信音は鳴りません。(とうぜんです、さっき自分の携帯は電源を切っておいた。)
「自分の部屋に忘れてきたみたいですね。私の勘違いでした。すいません。」
〔ああ、気にしなくていいよ。それじゃあ、明日10時に。」
「あ、はい。」
再び就寝の挨拶を交わしてもまだ帰らない私に〔どうした?まだ何か忘れ物か?〕と部長は優しく声を掛けてくれる。
「あ、あの・・その大丈夫ですよね?あの…愛美の事…。手を出さないでくださいね。」
〔わかっているよ。俺を信じてくれ。〕と自分の胸を叩き、部長は話を続けた。
〔君は俺の事を色々知っているから無理ないよな。〕頭を掻きながら続ける。
〔でも、愛美ちゃんだけは安心しろ。彼女も君の事が大好きだし、俺は君達の関係を壊すようなことはしない。間違いも起こさないし一線も越えない。これだけ言っても言葉だけでは信じてもらえないだろうが信じてくれ。〕
無言の私に真田部長は更に続けた。
〔そうだ。何ならこの部屋に泊まっていけよ。愛美ちゃんの隣が空いているし俺はソファで寝るから。〕
その提案を聞いてすぐに《真田部長が私の部屋で寝た方が良いのに》と思った。私は部長の提案を受け入れようと思ったがここまで熱弁を振るう真田部長に対して、自分の器の小ささを感じてしまい、真田部長を信じて部屋を出ることにした。
2015/04/27
中P〖妻と部長〗第13話
中P〖妻と部長〗第13話
《本当に大丈夫なのか?》と心配だったがここは真田部長を信じる事にして、愛美達の部屋を後にした。部屋に戻って時計を見ると午前0時を回っていた。もう遅いかもかと思ったが内線電話を掛けてみた。5回コールしたが出ない。《でかい魚を取り逃がした》と思いながら、夜も遅いのであと3回コールで切ろうと思った時に繋がった。
〚もしもし…。〛眠そうな声で涼子が出た。
「ごめんね。遅くなっちゃって。」と私は謝る。
〚ううん。こちらこそ少しうとうとしていたみたい。〛
「今日は遅いから止めようか?」
〚いやよ。伊勢さんに部屋へ来て欲しいわ…。〛
「それは嬉しいけど、麻紀ちゃんもいるんだろ?」
〚ううん。麻紀は戻ってないよ。もしかしたら、今日は戻らないかも?〛
「え?麻紀ちゃんはどこに行ったの?」
〚多分、パーティーに参加したパートナーの部屋よ。バーではあんな事言っていたけど、麻紀はまんざらじゃなかったみたい。麻紀のタイプとはちょっと違うんだけど。〛
「そうなんだ。涼子くんはもう寝るの?」
〚寝ないよ。だって、1人だから寂しいの。お願い、早く来て。」
「わかった。すぐ行くよ。待っていて。」
私は電話を切って、急いで部屋を出ました。
《現金なものだ。片や妻が抱かれてしまうことを心配して、片や妻以外の女を抱きに行く。真田部長が妻を抱いても言い訳出来ないし、批判出来る立場でもない。秘密の事とはいえ、部長の奥さんである典子さんを何度も抱いているのだから、妻の愛美(まなみ)を抱かれても文句は言えないのだ。》そんな事を思いながら、涼子の部屋に駆けつけた。
ノックをすると涼子が出迎えてくれた。しかし、バスローブでなくてセクシーなランジェリーを身に着けていたので驚いた。私は部屋に入ると涼子を舐め回すように見た。身長は160センチ前後。胸はEかFカップはありそうだ胸に比べるとお尻は小さめだが形が良かった。私の視線が恥ずかしいのか涼子は手で胸と股間を隠した。
〚恥ずかしいよ。伊勢さん見ないで…。〛
「いや、綺麗だから見ているんだよ。手をどけてよ!」
〚でも恥ずかしい…。〛と言いつつも涼子は従ってくれた。
「涼子さんはいつもそんなランジェリーを着てるんだ?」
〚えっ?今日だけですよ…。〛
「それじゃあ、タイプじゃない言っていたパートナーの為に持って来ていたんだ?」
〚違います…。パーティーで貰いました。〛
「パーティーで?」
〚そう私達が参加していた。〛
「どうしてこんな物を?」
〚今夜のパーティーは出席者が夫婦円満になる主旨で開かれたの、それで夫婦生活を円満にするにはセックスが一番と言うことで参加した女性にプレゼントされたのよ。〛
「そうなんだ…。」
《この話を聞いて不安になる。愛美もこれと同じ物を持っているのか。持っているならば、私が出て行った後、真田部長の為に着ているのではないか?》
「それで、俺の為に着てくれたんだね。ありがとう。」
私がそう言うと涼子が近付いてきてキスをしてきた。先程、別れた時と同じ、濃厚なキスだ。私は涼子の左の乳房を優しく揉んだ。張りが有り過ぎず、丁度良い柔らかさが手に広がる。涼子は甘い吐息を漏らし、体をくねらせる。私の手は次第に強さを増し、涼子の乳房を揉みだした。涼子の手が私の首に回されている為、動かし難い。数分立ったままキスを続けた後、二つあるベッドのうち手前のベッドに涼子を押し倒した。
2015/05/14
《本当に大丈夫なのか?》と心配だったがここは真田部長を信じる事にして、愛美達の部屋を後にした。部屋に戻って時計を見ると午前0時を回っていた。もう遅いかもかと思ったが内線電話を掛けてみた。5回コールしたが出ない。《でかい魚を取り逃がした》と思いながら、夜も遅いのであと3回コールで切ろうと思った時に繋がった。
〚もしもし…。〛眠そうな声で涼子が出た。
「ごめんね。遅くなっちゃって。」と私は謝る。
〚ううん。こちらこそ少しうとうとしていたみたい。〛
「今日は遅いから止めようか?」
〚いやよ。伊勢さんに部屋へ来て欲しいわ…。〛
「それは嬉しいけど、麻紀ちゃんもいるんだろ?」
〚ううん。麻紀は戻ってないよ。もしかしたら、今日は戻らないかも?〛
「え?麻紀ちゃんはどこに行ったの?」
〚多分、パーティーに参加したパートナーの部屋よ。バーではあんな事言っていたけど、麻紀はまんざらじゃなかったみたい。麻紀のタイプとはちょっと違うんだけど。〛
「そうなんだ。涼子くんはもう寝るの?」
〚寝ないよ。だって、1人だから寂しいの。お願い、早く来て。」
「わかった。すぐ行くよ。待っていて。」
私は電話を切って、急いで部屋を出ました。
《現金なものだ。片や妻が抱かれてしまうことを心配して、片や妻以外の女を抱きに行く。真田部長が妻を抱いても言い訳出来ないし、批判出来る立場でもない。秘密の事とはいえ、部長の奥さんである典子さんを何度も抱いているのだから、妻の愛美(まなみ)を抱かれても文句は言えないのだ。》そんな事を思いながら、涼子の部屋に駆けつけた。
ノックをすると涼子が出迎えてくれた。しかし、バスローブでなくてセクシーなランジェリーを身に着けていたので驚いた。私は部屋に入ると涼子を舐め回すように見た。身長は160センチ前後。胸はEかFカップはありそうだ胸に比べるとお尻は小さめだが形が良かった。私の視線が恥ずかしいのか涼子は手で胸と股間を隠した。
〚恥ずかしいよ。伊勢さん見ないで…。〛
「いや、綺麗だから見ているんだよ。手をどけてよ!」
〚でも恥ずかしい…。〛と言いつつも涼子は従ってくれた。
「涼子さんはいつもそんなランジェリーを着てるんだ?」
〚えっ?今日だけですよ…。〛
「それじゃあ、タイプじゃない言っていたパートナーの為に持って来ていたんだ?」
〚違います…。パーティーで貰いました。〛
「パーティーで?」
〚そう私達が参加していた。〛
「どうしてこんな物を?」
〚今夜のパーティーは出席者が夫婦円満になる主旨で開かれたの、それで夫婦生活を円満にするにはセックスが一番と言うことで参加した女性にプレゼントされたのよ。〛
「そうなんだ…。」
《この話を聞いて不安になる。愛美もこれと同じ物を持っているのか。持っているならば、私が出て行った後、真田部長の為に着ているのではないか?》
「それで、俺の為に着てくれたんだね。ありがとう。」
私がそう言うと涼子が近付いてきてキスをしてきた。先程、別れた時と同じ、濃厚なキスだ。私は涼子の左の乳房を優しく揉んだ。張りが有り過ぎず、丁度良い柔らかさが手に広がる。涼子は甘い吐息を漏らし、体をくねらせる。私の手は次第に強さを増し、涼子の乳房を揉みだした。涼子の手が私の首に回されている為、動かし難い。数分立ったままキスを続けた後、二つあるベッドのうち手前のベッドに涼子を押し倒した。
2015/05/14
中P〖妻と部長〗第14話
中P〖妻と部長〗第14話
私(伊勢重隆)は涼子の胸に顔をうずめて巨乳の感触を楽しんだ。いわゆるパフパフだ。乳房の間に舌を這わせる。体が熱くなっているのだろう。少し汗ばんでいる感じだ。それから舌を左の乳房に這わせていく。乳頭に向かって、円を描き、その円を徐々に小さくしていくように舐めていく。乳頭にたどり着くと、そこにある硬くなった乳首を舌で転がした。
左手は右の乳房を揉みつつ、人差し指で乳首を転がすと、涼子は声を押し殺して感じている。舌で乳首を責めると少しずつ声が出てきた。左右の乳首を交互に責めていく。徐々に声が大きくなる。
私は右手を股間に持っていく。割れ目には触れず、股間、股の付け根辺りを、円を描くように指を這わせていく。すでにその周りにも愛液が滴るほどに濡れている。見るとシーツまで染みていた。欲求不満なのか、感じ易いだけなのか、判らないがこんなに感じてくれると、男としては自分のテクニックだと思えるので嬉しい。
指をおまんこに入れると我慢して押し殺していた声がいっきに漏れた。それからは先程とは違って声を出して感じ始めた。その声は隣の部屋にも聞こえてしまうのではないかと心配してしまうほどだった。おまんこを責め始めると涼子の手が私の股間に移動してきてズボンの上からペニスを触ってきた。それからベルトに手を掛けてきたので私は涼子から体を離してベッドの横に立ち上がり、ズボンを脱いだ。ズボンを脱ぐと涼子は体を起こし四つん這いで私の股間に近付く。
涼子は下着姿の私の腰に腕を回し、ブリーフに顔をうずめる。パンツ越しのペニスに頬摺りをしてきた。それからパンツ越しの竿に舌を這わせ、そのままパンツ越しに口に含む。そして、左足の付け根からパンツに手を滑り込ませ、玉を優しく握ってきた。
涼子は下から私を見上げ、玉を触っているその手で竿を握り、パンツの中でゆっくり動かす。私が感じる顔を妖しい笑みを浮かべながら見上げている。左手がブリーフにかけられ、ゆっくりと引き下ろされる。年齢の割には反り返っているペニスが姿を表すと涼子はじっくりと眺めてからゆっくりと舐め始めた。それから口に含んで舌を絡ませる。とろけてしまうのではないかと思うくらいしゃぶられた。
私は我慢出来なくなり、涼子をペニスから離してベッドに押し倒し、涼子に覆い被さる。一応マナーで「生でも大丈夫?」と訊くと、〚安全日だけど外に出して・・。〛と答えた。亀頭をジュクジュクに濡れている割れ目にあてがうとスルスルと飲み込んでいった。肉壁は程よく温かくペニスに絡みついて気持ちが良い。ゆっくり動かすと涼子は直ぐに逝ってしまった。不覚にも私も逝ってしまいそうだったのでしばらくじっとしていた。
私は涼子の中の感触に慣れてからゆっくりと腰を動かし始め、次第に激しくしていった。感じ過ぎる涼子に興奮しいつも以上に激しく腰を振る。涼子は何度も何度も逝き続け、このままおかしくなるのではと思うくらい感じ、いつしか私も限界になり、最後は涼子の腹の上に出すと涼子も痙攣しながら逝ってしまった。しばらく私は涼子の隣に倒れ込みゼイゼイと喘いだ。そして涼子はまだ少しだけ痙攣している。《私は、妻が同じホテルの中にいるのに、今日出会ったばかりの女性と・・セックスする・・背徳的行動に・・一層興奮を覚えた。》
2015/06/01
私(伊勢重隆)は涼子の胸に顔をうずめて巨乳の感触を楽しんだ。いわゆるパフパフだ。乳房の間に舌を這わせる。体が熱くなっているのだろう。少し汗ばんでいる感じだ。それから舌を左の乳房に這わせていく。乳頭に向かって、円を描き、その円を徐々に小さくしていくように舐めていく。乳頭にたどり着くと、そこにある硬くなった乳首を舌で転がした。
左手は右の乳房を揉みつつ、人差し指で乳首を転がすと、涼子は声を押し殺して感じている。舌で乳首を責めると少しずつ声が出てきた。左右の乳首を交互に責めていく。徐々に声が大きくなる。
私は右手を股間に持っていく。割れ目には触れず、股間、股の付け根辺りを、円を描くように指を這わせていく。すでにその周りにも愛液が滴るほどに濡れている。見るとシーツまで染みていた。欲求不満なのか、感じ易いだけなのか、判らないがこんなに感じてくれると、男としては自分のテクニックだと思えるので嬉しい。
指をおまんこに入れると我慢して押し殺していた声がいっきに漏れた。それからは先程とは違って声を出して感じ始めた。その声は隣の部屋にも聞こえてしまうのではないかと心配してしまうほどだった。おまんこを責め始めると涼子の手が私の股間に移動してきてズボンの上からペニスを触ってきた。それからベルトに手を掛けてきたので私は涼子から体を離してベッドの横に立ち上がり、ズボンを脱いだ。ズボンを脱ぐと涼子は体を起こし四つん這いで私の股間に近付く。
涼子は下着姿の私の腰に腕を回し、ブリーフに顔をうずめる。パンツ越しのペニスに頬摺りをしてきた。それからパンツ越しの竿に舌を這わせ、そのままパンツ越しに口に含む。そして、左足の付け根からパンツに手を滑り込ませ、玉を優しく握ってきた。
涼子は下から私を見上げ、玉を触っているその手で竿を握り、パンツの中でゆっくり動かす。私が感じる顔を妖しい笑みを浮かべながら見上げている。左手がブリーフにかけられ、ゆっくりと引き下ろされる。年齢の割には反り返っているペニスが姿を表すと涼子はじっくりと眺めてからゆっくりと舐め始めた。それから口に含んで舌を絡ませる。とろけてしまうのではないかと思うくらいしゃぶられた。
私は我慢出来なくなり、涼子をペニスから離してベッドに押し倒し、涼子に覆い被さる。一応マナーで「生でも大丈夫?」と訊くと、〚安全日だけど外に出して・・。〛と答えた。亀頭をジュクジュクに濡れている割れ目にあてがうとスルスルと飲み込んでいった。肉壁は程よく温かくペニスに絡みついて気持ちが良い。ゆっくり動かすと涼子は直ぐに逝ってしまった。不覚にも私も逝ってしまいそうだったのでしばらくじっとしていた。
私は涼子の中の感触に慣れてからゆっくりと腰を動かし始め、次第に激しくしていった。感じ過ぎる涼子に興奮しいつも以上に激しく腰を振る。涼子は何度も何度も逝き続け、このままおかしくなるのではと思うくらい感じ、いつしか私も限界になり、最後は涼子の腹の上に出すと涼子も痙攣しながら逝ってしまった。しばらく私は涼子の隣に倒れ込みゼイゼイと喘いだ。そして涼子はまだ少しだけ痙攣している。《私は、妻が同じホテルの中にいるのに、今日出会ったばかりの女性と・・セックスする・・背徳的行動に・・一層興奮を覚えた。》
2015/06/01
中P〖妻と部長〗第15話
中P〖妻と部長〗第15話
私達は呼吸が整うまでに時間が掛かった。こんなに激しいセックスはおそらく初めてだ。呼吸が整うとお互いにそんな事を言い合った。腕の中の涼子には先程までのいやらしさはなくなり、どこかサッパリとした感じと言うか吹っ切れたような感じがする。涼子はポツポツと自分の事を話し始めた。
浮気は私(伊勢重隆)が初めてらしい。発端は旦那の浮気。別れる気はなく、麻紀に相談したところ、「涼子も浮気をしたら。」と言われた。散々悩んだが踏み切れず、紹介されたのがパーティーに同席したパートナーだった。
しかし、受け入れられずにパーティー当日の今日、部屋を別々にしてもらった。私が選ばれた理由はタイプだったのは言うまでもないが何かに悩んでいてどこか寂しげで、助けてあげたいとか守ってあげたいとかそんな感情からだそうだ。
涼子に初めての浮気について感想を聞いてみた。〚こんなに気持ちいいセックスは初めてなので、またしてみたいけど、仕返しは一度で十分でもう浮気はしないだろう。〛と言う。その後に〚でも伊勢さんとなら考えてもいいけど。〛と付け加えてくれた。
涼子の言葉は嬉しかったが、私は急に不安になった。《今頃、妻の愛美(まなみ)はどうしているだろうか?あのまま寝ただろうか?知らないはずだが私の腹いせに…。そして、真田部長は約束を守ってくれただろうか?》
私の微妙な心の変化に気づいたのか涼子が私の上に乗ってきて、優しくキスをしてきた。それから全身を舌で愛撫し始める。気分は乗らなかったが涼子の献身的な奉仕で私もその気になり、二回戦へと突入した。先程の獣の交尾のような激しさはなく、お互いがお互いを慰めあい、愛しむようなまったりとした行為であった。涼子は何度も気を遣り、最後には涙を流しながら逝ってしまった。
二回戦終了後、そのまま泊まろうかと思いながら睦みあっていたところに麻紀が戻ってきた。仕方がないので、服を着て部屋を後にした。部屋に戻ると、涼子に≪また逢いたい。≫とメールを送った。返事は勿論OKだった。ひとりになり、最初は涼子との行為を思い出しニヤニヤしていたがそんな気分も長くは続かず、愛美の事を考えるようになっていた。
時計は午前3時を回っている。朝食まで時間はある。私は少しでも寝ようと努めるが色々な事が頭をよぎりなかなか寝付けない。兎に角、目を瞑り寝ようとする。知らないうちにウトウトと眠りに落ちた。
朝は8時前に目が覚める。私は睡眠不足で体がダルいがシャワーを浴びてレストランに向かった。レストランに向かったものの、愛美と真田部長にどんな顔をして会えば良いのかわからず、入り口の手前で足取りが重くなる。考えていても仕方ないので腹を括って入ることにした。
レストランの中に入り、さらっと見回す。愛美達はいないようだ。じっくりと見たかったが怪しまれるのも嫌だったのでトレイを手に取り、バイキングの料理を取り始めた。デザートのところで涼子が〚おはようございます。〛と声を掛けてきたが例のパートナーも来ているようなので会話は挨拶だけに留めた。Sかし、涼子に会えた事で少し気分が良くなる。
私は窓側のテーブルに座った。部屋全体がほぼ見渡せる場所だった。涼子達は入り口に近いテーブルにいる。パートナー達は背中を向けているのでこちらから顔は見えない。やはり、愛美達は見当たらない。時計を見てみると八時半を回っている。10時のチェックアウトなのでそろそろ食事に来ても良い頃だが…。愛美の化粧に時間が掛かっているのだろうか。ゆっくりと食事をしていた。涼子達がレストランを出ていく時、パートナーの顔がチラリと見えた。不思議と優越感が湧いてきた。《あなたのパートナーを昨夜頂きました。》と心の中で呟き、ニヤリとした。
私は食後のコーヒーを飲みながら、愛美達が来るのを待っていたが、午前九時の朝食バイキング終了の時間が近づいてきた。流石にこの時間から朝食に来ないだろう。昨夜、愛美はあのまま寝てしまい、今朝は、きっと早く目覚めたのだ。朝食も早く済ませ、私が来る頃には部屋に戻ったのだと結論付ける。自分の推測に納得したところで席を立った。
2015/06/18
私達は呼吸が整うまでに時間が掛かった。こんなに激しいセックスはおそらく初めてだ。呼吸が整うとお互いにそんな事を言い合った。腕の中の涼子には先程までのいやらしさはなくなり、どこかサッパリとした感じと言うか吹っ切れたような感じがする。涼子はポツポツと自分の事を話し始めた。
浮気は私(伊勢重隆)が初めてらしい。発端は旦那の浮気。別れる気はなく、麻紀に相談したところ、「涼子も浮気をしたら。」と言われた。散々悩んだが踏み切れず、紹介されたのがパーティーに同席したパートナーだった。
しかし、受け入れられずにパーティー当日の今日、部屋を別々にしてもらった。私が選ばれた理由はタイプだったのは言うまでもないが何かに悩んでいてどこか寂しげで、助けてあげたいとか守ってあげたいとかそんな感情からだそうだ。
涼子に初めての浮気について感想を聞いてみた。〚こんなに気持ちいいセックスは初めてなので、またしてみたいけど、仕返しは一度で十分でもう浮気はしないだろう。〛と言う。その後に〚でも伊勢さんとなら考えてもいいけど。〛と付け加えてくれた。
涼子の言葉は嬉しかったが、私は急に不安になった。《今頃、妻の愛美(まなみ)はどうしているだろうか?あのまま寝ただろうか?知らないはずだが私の腹いせに…。そして、真田部長は約束を守ってくれただろうか?》
私の微妙な心の変化に気づいたのか涼子が私の上に乗ってきて、優しくキスをしてきた。それから全身を舌で愛撫し始める。気分は乗らなかったが涼子の献身的な奉仕で私もその気になり、二回戦へと突入した。先程の獣の交尾のような激しさはなく、お互いがお互いを慰めあい、愛しむようなまったりとした行為であった。涼子は何度も気を遣り、最後には涙を流しながら逝ってしまった。
二回戦終了後、そのまま泊まろうかと思いながら睦みあっていたところに麻紀が戻ってきた。仕方がないので、服を着て部屋を後にした。部屋に戻ると、涼子に≪また逢いたい。≫とメールを送った。返事は勿論OKだった。ひとりになり、最初は涼子との行為を思い出しニヤニヤしていたがそんな気分も長くは続かず、愛美の事を考えるようになっていた。
時計は午前3時を回っている。朝食まで時間はある。私は少しでも寝ようと努めるが色々な事が頭をよぎりなかなか寝付けない。兎に角、目を瞑り寝ようとする。知らないうちにウトウトと眠りに落ちた。
朝は8時前に目が覚める。私は睡眠不足で体がダルいがシャワーを浴びてレストランに向かった。レストランに向かったものの、愛美と真田部長にどんな顔をして会えば良いのかわからず、入り口の手前で足取りが重くなる。考えていても仕方ないので腹を括って入ることにした。
レストランの中に入り、さらっと見回す。愛美達はいないようだ。じっくりと見たかったが怪しまれるのも嫌だったのでトレイを手に取り、バイキングの料理を取り始めた。デザートのところで涼子が〚おはようございます。〛と声を掛けてきたが例のパートナーも来ているようなので会話は挨拶だけに留めた。Sかし、涼子に会えた事で少し気分が良くなる。
私は窓側のテーブルに座った。部屋全体がほぼ見渡せる場所だった。涼子達は入り口に近いテーブルにいる。パートナー達は背中を向けているのでこちらから顔は見えない。やはり、愛美達は見当たらない。時計を見てみると八時半を回っている。10時のチェックアウトなのでそろそろ食事に来ても良い頃だが…。愛美の化粧に時間が掛かっているのだろうか。ゆっくりと食事をしていた。涼子達がレストランを出ていく時、パートナーの顔がチラリと見えた。不思議と優越感が湧いてきた。《あなたのパートナーを昨夜頂きました。》と心の中で呟き、ニヤリとした。
私は食後のコーヒーを飲みながら、愛美達が来るのを待っていたが、午前九時の朝食バイキング終了の時間が近づいてきた。流石にこの時間から朝食に来ないだろう。昨夜、愛美はあのまま寝てしまい、今朝は、きっと早く目覚めたのだ。朝食も早く済ませ、私が来る頃には部屋に戻ったのだと結論付ける。自分の推測に納得したところで席を立った。
2015/06/18
中P〖妻と部長〗第16話
中P〖妻と部長〗第16話
私(伊勢重隆)は、レストランを出てから、すぐには部屋に戻らず、ホテル内を散策した。と言っても、一階フロアをぶらりとしただけだが。昨夜、妻の愛美(まなみ)が言っていた喫茶室があった。入り口に9時オープンと書いてあった。こちらでも朝食が取れるんだと思い、中を覗いてみたが愛美達はいなかった。何かが頭の中に引っかかる。何だろうかと考えながら、喫茶室を後にしようとした時に振り返って入り口横の看板をみた。
営業時間 AM9:00~PM9:00 と書いた看板が立っていた。昨夜の事を考える。パーティーが終了してから愛美はここで真田部長と部長の知り合いとお茶をしていたのではなかったか?冷や汗が流れてきた。愛美は私に嘘をついていたのか?それでは、空白のあの時間、私が涼子達とバーにいたあの時間、愛美達はどこで何を…。目の前が真っ暗になる。
私はその場に立ち尽くしていた。《いったい何がどうなっているんだ。愛美に昨日何があったと言うのだ。》絶望は次第に怒りに変化していった。チェックアウトを済ませたカップルが怒りに震えている私を避けながら怪訝そうな目を向けていく。私はエレベーターの方に歩き出し、愛美達の部屋に向かう。
エレベーターが愛美達の部屋の階で止まり、私は降りると足早に愛美達の部屋に向かった。ドアの前でノックをしようとして立ち止まる。怒りにまかせてここまで来たが何をしに来たのだろうか?あたりをキョロキョロと見回し、耳を当ててみる。何やら物音が聞こえる気がする。もう少し聞いていると気のせいかギシギシと物が動くような音に聞こえる。音の正体が気になったが2つ隣の部屋でドアが開く音がしたのでドアから離れ、足早にエレベーターに向かい自分の部屋に戻った。
部屋に戻るとチェックアウトの準備をした。着衣や下着をバッグに入れるだけなのですぐに準備は終わった。携帯電話を見ると着信を示すランプが点滅していた。愛美からの着信かと期待したが涼子からのメールだった。≪今日も会えて嬉しかった。しばらく逢えないかもしれないけど、また逢いたい。必ず連絡ください。≫と言う内容だった。嬉しくなり、すぐにメールを返信したがすぐに気分が重くなった。
携帯を睨みながらベッドの端に座っていた。愛美に電話しようか迷っている。電話するにしても何を話したらよいのか?悩んでいる間にも時間は刻一刻と過ぎていく。手に汗をかいてきた。迷っていても仕方ない。私は深呼吸をすると愛美に電話を掛けた。呼び出し音だけが耳に虚しく響く。なかなか電話に出ないので切ろうかと諦めかけたその時、
『もしもし。どうしたの?』と愛美が出た。
「い、いや、別に用と言う訳じゃないんだけど、用意できたかなぁっと。」と口ごもった。
『まだ、化粧の最中よ。だから、電話を取るのが遅くなっちゃった。ごめんね。』
「朝食は食べた?」
『食べたわよ。それがどうしたの?』
「いやぁ、レストランで見かけなかったから…。」
『多分、時間が違ったのかな?早かったし。』
「そ、そうか・・・。」次の言葉を発する前に、『あなた、ごめんなさい。たいした用がないなら切るわよ。まだ、化粧の途中だから。』と愛美が被(かぶ)せてくる。
「お、おう。」
『それじゃあ、10時にフロントで。』
「わかった。」と言い、電話を切った。
電話の声に怪しいところはない。今はしていないのだろう。自分の中で妄想が先走りしだしているようだ。電話を取るのが遅かったのは真田部長に抱かれている最中だったからじゃないのか?声を聞きながら、声がうわずっていないか確認していた。行為をしながら、電話しているのではないか?先程、喫茶室の営業時間を見てから、最悪の事態ばかり考えてしまう。
それは違うのではないか?ある程度前から最悪の事態を疑っていたのではないか?怒り、失望、虚しさが入り混じる。後悔していた。《どうして真田部長に妻とパーティーに参加するように提案したのだろうか?どうして部屋が違うことを強く抗議しなかったのか?どうして昨夜、愛美を自分の部屋に連れてこなかったのか?》今となっては、遅い事だが私は悔やんだ。
2015/07/13
私(伊勢重隆)は、レストランを出てから、すぐには部屋に戻らず、ホテル内を散策した。と言っても、一階フロアをぶらりとしただけだが。昨夜、妻の愛美(まなみ)が言っていた喫茶室があった。入り口に9時オープンと書いてあった。こちらでも朝食が取れるんだと思い、中を覗いてみたが愛美達はいなかった。何かが頭の中に引っかかる。何だろうかと考えながら、喫茶室を後にしようとした時に振り返って入り口横の看板をみた。
営業時間 AM9:00~PM9:00 と書いた看板が立っていた。昨夜の事を考える。パーティーが終了してから愛美はここで真田部長と部長の知り合いとお茶をしていたのではなかったか?冷や汗が流れてきた。愛美は私に嘘をついていたのか?それでは、空白のあの時間、私が涼子達とバーにいたあの時間、愛美達はどこで何を…。目の前が真っ暗になる。
私はその場に立ち尽くしていた。《いったい何がどうなっているんだ。愛美に昨日何があったと言うのだ。》絶望は次第に怒りに変化していった。チェックアウトを済ませたカップルが怒りに震えている私を避けながら怪訝そうな目を向けていく。私はエレベーターの方に歩き出し、愛美達の部屋に向かう。
エレベーターが愛美達の部屋の階で止まり、私は降りると足早に愛美達の部屋に向かった。ドアの前でノックをしようとして立ち止まる。怒りにまかせてここまで来たが何をしに来たのだろうか?あたりをキョロキョロと見回し、耳を当ててみる。何やら物音が聞こえる気がする。もう少し聞いていると気のせいかギシギシと物が動くような音に聞こえる。音の正体が気になったが2つ隣の部屋でドアが開く音がしたのでドアから離れ、足早にエレベーターに向かい自分の部屋に戻った。
部屋に戻るとチェックアウトの準備をした。着衣や下着をバッグに入れるだけなのですぐに準備は終わった。携帯電話を見ると着信を示すランプが点滅していた。愛美からの着信かと期待したが涼子からのメールだった。≪今日も会えて嬉しかった。しばらく逢えないかもしれないけど、また逢いたい。必ず連絡ください。≫と言う内容だった。嬉しくなり、すぐにメールを返信したがすぐに気分が重くなった。
携帯を睨みながらベッドの端に座っていた。愛美に電話しようか迷っている。電話するにしても何を話したらよいのか?悩んでいる間にも時間は刻一刻と過ぎていく。手に汗をかいてきた。迷っていても仕方ない。私は深呼吸をすると愛美に電話を掛けた。呼び出し音だけが耳に虚しく響く。なかなか電話に出ないので切ろうかと諦めかけたその時、
『もしもし。どうしたの?』と愛美が出た。
「い、いや、別に用と言う訳じゃないんだけど、用意できたかなぁっと。」と口ごもった。
『まだ、化粧の最中よ。だから、電話を取るのが遅くなっちゃった。ごめんね。』
「朝食は食べた?」
『食べたわよ。それがどうしたの?』
「いやぁ、レストランで見かけなかったから…。」
『多分、時間が違ったのかな?早かったし。』
「そ、そうか・・・。」次の言葉を発する前に、『あなた、ごめんなさい。たいした用がないなら切るわよ。まだ、化粧の途中だから。』と愛美が被(かぶ)せてくる。
「お、おう。」
『それじゃあ、10時にフロントで。』
「わかった。」と言い、電話を切った。
電話の声に怪しいところはない。今はしていないのだろう。自分の中で妄想が先走りしだしているようだ。電話を取るのが遅かったのは真田部長に抱かれている最中だったからじゃないのか?声を聞きながら、声がうわずっていないか確認していた。行為をしながら、電話しているのではないか?先程、喫茶室の営業時間を見てから、最悪の事態ばかり考えてしまう。
それは違うのではないか?ある程度前から最悪の事態を疑っていたのではないか?怒り、失望、虚しさが入り混じる。後悔していた。《どうして真田部長に妻とパーティーに参加するように提案したのだろうか?どうして部屋が違うことを強く抗議しなかったのか?どうして昨夜、愛美を自分の部屋に連れてこなかったのか?》今となっては、遅い事だが私は悔やんだ。
2015/07/13
中P〖妻と部長〗第17話
中P〖妻と部長〗第17話
それから私(伊勢重隆)は自分の馬鹿さ加減に呆然としていた。まだ、真田部長と妻の愛美(まなみ)が性的関係をもった事実はないのだが状況的に判断すると怪しいと思えるだけなのに自分で決めつけていた。全てにやる気を失っていた。そんな時、電話が鳴った。
愛美からだった。時計を見ると10時を回っていた。急いでフロントに行くと愛美と真田部長は既に待っていた。真田部長は私らしいと窘(たしな)めてくれたが愛美は少し怒った顔をしていた。チェックアウトを済ませ、私は改めて2人に謝る。それでも愛美はブツブツ言っていたが真田部長が間に入ってくれたので何とか丸く収まった。
正面玄関を出てから私は車を取りに向かった。チェックアウトの時間が重なったのだろう、車を出すのに五分以上掛かった。正面玄関の辺りで待っている2人は仲睦まじく見える。2人に疑惑を抱いている今、その光景は気分の良いもんじゃない。私の遅刻に不機嫌な愛美は行きと同様に後部座席に座るのだろう。また苦痛の時が続くと思っていた。
ロータリーに車を止めると後部座席のドアが開けられ、真田部長が乗り込んだ。帰りは愛美を先に乗せないのだなと思っていると助手席のドアが開き、愛美が乗り込んでくる。私が驚いた顔をしていると“どうしたの?”って逆に不思議な顔をしている。私は単純に嬉しくなり、エンジンをスタートさせる。ホテルの敷地を出たところで左腕を肘掛けに置いた。少しして、愛美の腕が私の腕の上にそっとおかれた。愛美の手が私の手の上におかれ、指を絡めてきた。嬉しい気持ちのまま真田部長の家に向かう。
真田部長の家に着くと私の車の隣に赤いミニクーパーが止まっていた。見たことがある車だった。間違いがなければ、部長の奥さんの典子さんの車だった。真田部長の車と入れ替えようとして車を降りる。玄関から典子さんが出てきた。真田部長も車から降りてきた。真田部長達は何かよそよそしい感じがする。わからないでもないが…。
私達は自分の車と入れ替えて帰ろうとしたところ、典子さんが上がって言って欲しいと言ってきた。愛美と目を合わせ、考えたが断る理由もなく、少しだけお邪魔することにした。
家に入るとダイニングに通され、お茶とお茶菓子が用意された。最初は何を話していいのか分からず、皆、無言であった。最初に話し出したのは典子さんだった。真田部長に家出?したことを謝罪した。しかし、自分の意見、真田部長の浮気への報復だった事もはっきりと伝えた。真田部長もその事に関しては〔自分が悪かった。〕と謝罪した。それから、典子さんは私達に〚心配をかけて申し訳なかった。〛と言ってきた。
典子さんの謝罪が終わると最初にあった緊迫感と言うか違和感もほぐれ、昔のように和気藹々と話し合った。半時ほど、真田部長宅で過ごし、私達は真田部長宅を後にした。帰り際、典子さんが「また、連絡するわね。」と耳元で囁いた。もちろん、私は頷いた。単純な私は愛美への不安もどこかに飛んでしまい嬉しくなっていた。
家に着くまで愛美と手を繋いでいた。手を繋いでいるだけで股間が元気になる。手を繋いだだけでこんなになるのはいつぶりだろうか?遣る事ばかり考えていた20代以来だろうか?あの頃、手を繋いで歩くのが困難なデートもあったなぁと懐かしむ。暫くして家に到着した。
鍵を開けて、家に入る。たった1日空けただけなのになぜだか懐かしい感じがする。改めて考えると昨夜の出来事が真田部長に嫉妬していたあの時間は一夜の出来事じゃないくらいの時間を過ごしたのだろう。家に帰ってきて、愛美を取り戻せたんだ、そんな感覚に浸っている。私は嬉しくなり、愛美を抱きしめてキスをしていた。
愛美は私からの突然のキスに驚いた様子であったが、すぐに目を閉じ受け入れてくれた。私の舌が愛美の口の中に侵入するといつものように舌を絡めてくる。いつもと同じ行為なのに何故か違和感を覚える。新鮮に感じると言うのとは何かが違う。今までこんな絡め方をしてきただろうか?気のせいだろうかいつもよりキスが巧い感じがする。たった1日で変わるわけがないと勝手に結論付け、納得しながら続ける。
2015/07/19
それから私(伊勢重隆)は自分の馬鹿さ加減に呆然としていた。まだ、真田部長と妻の愛美(まなみ)が性的関係をもった事実はないのだが状況的に判断すると怪しいと思えるだけなのに自分で決めつけていた。全てにやる気を失っていた。そんな時、電話が鳴った。
愛美からだった。時計を見ると10時を回っていた。急いでフロントに行くと愛美と真田部長は既に待っていた。真田部長は私らしいと窘(たしな)めてくれたが愛美は少し怒った顔をしていた。チェックアウトを済ませ、私は改めて2人に謝る。それでも愛美はブツブツ言っていたが真田部長が間に入ってくれたので何とか丸く収まった。
正面玄関を出てから私は車を取りに向かった。チェックアウトの時間が重なったのだろう、車を出すのに五分以上掛かった。正面玄関の辺りで待っている2人は仲睦まじく見える。2人に疑惑を抱いている今、その光景は気分の良いもんじゃない。私の遅刻に不機嫌な愛美は行きと同様に後部座席に座るのだろう。また苦痛の時が続くと思っていた。
ロータリーに車を止めると後部座席のドアが開けられ、真田部長が乗り込んだ。帰りは愛美を先に乗せないのだなと思っていると助手席のドアが開き、愛美が乗り込んでくる。私が驚いた顔をしていると“どうしたの?”って逆に不思議な顔をしている。私は単純に嬉しくなり、エンジンをスタートさせる。ホテルの敷地を出たところで左腕を肘掛けに置いた。少しして、愛美の腕が私の腕の上にそっとおかれた。愛美の手が私の手の上におかれ、指を絡めてきた。嬉しい気持ちのまま真田部長の家に向かう。
真田部長の家に着くと私の車の隣に赤いミニクーパーが止まっていた。見たことがある車だった。間違いがなければ、部長の奥さんの典子さんの車だった。真田部長の車と入れ替えようとして車を降りる。玄関から典子さんが出てきた。真田部長も車から降りてきた。真田部長達は何かよそよそしい感じがする。わからないでもないが…。
私達は自分の車と入れ替えて帰ろうとしたところ、典子さんが上がって言って欲しいと言ってきた。愛美と目を合わせ、考えたが断る理由もなく、少しだけお邪魔することにした。
家に入るとダイニングに通され、お茶とお茶菓子が用意された。最初は何を話していいのか分からず、皆、無言であった。最初に話し出したのは典子さんだった。真田部長に家出?したことを謝罪した。しかし、自分の意見、真田部長の浮気への報復だった事もはっきりと伝えた。真田部長もその事に関しては〔自分が悪かった。〕と謝罪した。それから、典子さんは私達に〚心配をかけて申し訳なかった。〛と言ってきた。
典子さんの謝罪が終わると最初にあった緊迫感と言うか違和感もほぐれ、昔のように和気藹々と話し合った。半時ほど、真田部長宅で過ごし、私達は真田部長宅を後にした。帰り際、典子さんが「また、連絡するわね。」と耳元で囁いた。もちろん、私は頷いた。単純な私は愛美への不安もどこかに飛んでしまい嬉しくなっていた。
家に着くまで愛美と手を繋いでいた。手を繋いでいるだけで股間が元気になる。手を繋いだだけでこんなになるのはいつぶりだろうか?遣る事ばかり考えていた20代以来だろうか?あの頃、手を繋いで歩くのが困難なデートもあったなぁと懐かしむ。暫くして家に到着した。
鍵を開けて、家に入る。たった1日空けただけなのになぜだか懐かしい感じがする。改めて考えると昨夜の出来事が真田部長に嫉妬していたあの時間は一夜の出来事じゃないくらいの時間を過ごしたのだろう。家に帰ってきて、愛美を取り戻せたんだ、そんな感覚に浸っている。私は嬉しくなり、愛美を抱きしめてキスをしていた。
愛美は私からの突然のキスに驚いた様子であったが、すぐに目を閉じ受け入れてくれた。私の舌が愛美の口の中に侵入するといつものように舌を絡めてくる。いつもと同じ行為なのに何故か違和感を覚える。新鮮に感じると言うのとは何かが違う。今までこんな絡め方をしてきただろうか?気のせいだろうかいつもよりキスが巧い感じがする。たった1日で変わるわけがないと勝手に結論付け、納得しながら続ける。
2015/07/19
中P〖妻と部長〗第18話
中P〖妻と部長〗第18話
ブラウスの上から胸を揉むと敏感に反応する。いつも以上に敏感だ。妻の愛美(まなみ35歳)はディープキスをされながら、胸を揉まれ、乳首を責められると弱い。服の上からでもメロメロになってしまう。それを知っている私(伊勢重隆39歳)は、結婚前に何かの雑誌に載っていた、“キスは浮気になるか?”と言う問いについて話し合った時に、『キスだけではその先に進む訳がない。』と言い張る愛美の胸を攻めながらキスをして、最後まで済ませ、「これでもキスは浮気にならないのか?」と問い詰めた事を思い出していた。
その時、不意に昨夜のバーでの話(第7話)を思い出した。パーティーのベストカップルに選ばれたブルーのドレスを着た女性が参加者の面前でキスをして、メロメロになった話で、その女性は愛美だったのではないか。もし愛美だったならば、パーティーの後、何かあったのだろうか?パーティーが終了した時には愛美がお茶をしたと言う場所は閉店だった。私は何かがあったかもしれないと疑いだしている。
最初は服の上から、それからブラウスの下から手を入れて直に乳首をじっくりと責めた。愛美がいつも以上に興奮しているのか感じている。真田部長(45歳)の愛撫と比べているのか?私の疑惑は、不安、嫉妬、怒り(もしかしたら興奮にも)に変化していった。ブラウスを脱がし、ブラジャーを荒々しく剥ぎ取ると勃起した乳首が上を向いて愛美の豊かな胸が露わになった。
愛美は興奮しているのか息が荒い。これまで白昼、エッチなことをすることもないし、レースのカーテンだけ引いてある、明るい状況でする事もない。灯りを消して欲しいといつも言うくらいである。そんな愛美が今日は私のペースに乗ってくれている。露わになった愛美の胸をじっくりと見る。こんなにじっくりと見たのは久しぶりだ。首筋から乳房にキスマークが付いていないかチェックをする。明らかにキスマークではない赤味も疑ってしまう。いつもと変わらぬ勃起した乳首も昨夜、真田部長に吸われ過ぎていつもより大きくなっているのではないかと疑ってしまう。考え過ぎて頭がおかしくなってしまう。
私は乳首に顔を近付けて、凝視する。どこかいつもと違っていないだろうか?吸い付く前に息を吹きかける。愛美はビクンと体を震わせた。今までにはない反応。続いて舌ベロ体で乳首をベッチョリと舐める。甘えた声を洩らす。その声を合図に私は愛美の胸を責めたてた。嫉妬心から無意識にキスマークを付けていた。キスマークが付いていては人に見せられないだろう。胸への執拗な責めは続き、立ったまま逝ってしまった。乳首はこんなに敏感だったろうか?恐らく、いつもと何一つ変わっていないはずだが、疑惑の念を抱いている私にはいつも違うように見えてしまう。
昨夜、愛美以外の女に二度も放出したのに私は異常に興奮している。それから愛美にソファに手を付いて、尻を突き上げるように言うと素直に従い、尻を突き上げた。スカートを捲り上げパンスト越しに尻を撫で回すと手の動きに合わせて腰を動かす。それから私は顔を尻に埋め、顔を擦り付けるように左右に振る。そして、顔を離すとパンストを荒々しく引きちぎった。荒々しい行為に興奮しているのか愛液が更に垂れてきた。
ショーツはびしょぬれ状態で淡い黄色が濃い黄色に変色している。顔を近づけ匂いを嗅いでみる。コンドームや精液の匂いはせず、いつもの無臭だった。クロッチを左側にずらし、おまんこを晒す。濡れたビラビラがイヤらしい。本気汁が出ている。指を挿入するとキュッキュと締めながら、くわえ込んでいく。出し入れを繰り返して指を抜くと白い本気汁がべっとりと付いていた。匂いを 嗅いでみたが精液ではないようだ。口に含んだが少し酸味のあるいつもの愛美の本気汁だった。そうとわかっても、信じていない私がいる。おかしくなってしまったようだ。
2015/08/02
ブラウスの上から胸を揉むと敏感に反応する。いつも以上に敏感だ。妻の愛美(まなみ35歳)はディープキスをされながら、胸を揉まれ、乳首を責められると弱い。服の上からでもメロメロになってしまう。それを知っている私(伊勢重隆39歳)は、結婚前に何かの雑誌に載っていた、“キスは浮気になるか?”と言う問いについて話し合った時に、『キスだけではその先に進む訳がない。』と言い張る愛美の胸を攻めながらキスをして、最後まで済ませ、「これでもキスは浮気にならないのか?」と問い詰めた事を思い出していた。
その時、不意に昨夜のバーでの話(第7話)を思い出した。パーティーのベストカップルに選ばれたブルーのドレスを着た女性が参加者の面前でキスをして、メロメロになった話で、その女性は愛美だったのではないか。もし愛美だったならば、パーティーの後、何かあったのだろうか?パーティーが終了した時には愛美がお茶をしたと言う場所は閉店だった。私は何かがあったかもしれないと疑いだしている。
最初は服の上から、それからブラウスの下から手を入れて直に乳首をじっくりと責めた。愛美がいつも以上に興奮しているのか感じている。真田部長(45歳)の愛撫と比べているのか?私の疑惑は、不安、嫉妬、怒り(もしかしたら興奮にも)に変化していった。ブラウスを脱がし、ブラジャーを荒々しく剥ぎ取ると勃起した乳首が上を向いて愛美の豊かな胸が露わになった。
愛美は興奮しているのか息が荒い。これまで白昼、エッチなことをすることもないし、レースのカーテンだけ引いてある、明るい状況でする事もない。灯りを消して欲しいといつも言うくらいである。そんな愛美が今日は私のペースに乗ってくれている。露わになった愛美の胸をじっくりと見る。こんなにじっくりと見たのは久しぶりだ。首筋から乳房にキスマークが付いていないかチェックをする。明らかにキスマークではない赤味も疑ってしまう。いつもと変わらぬ勃起した乳首も昨夜、真田部長に吸われ過ぎていつもより大きくなっているのではないかと疑ってしまう。考え過ぎて頭がおかしくなってしまう。
私は乳首に顔を近付けて、凝視する。どこかいつもと違っていないだろうか?吸い付く前に息を吹きかける。愛美はビクンと体を震わせた。今までにはない反応。続いて舌ベロ体で乳首をベッチョリと舐める。甘えた声を洩らす。その声を合図に私は愛美の胸を責めたてた。嫉妬心から無意識にキスマークを付けていた。キスマークが付いていては人に見せられないだろう。胸への執拗な責めは続き、立ったまま逝ってしまった。乳首はこんなに敏感だったろうか?恐らく、いつもと何一つ変わっていないはずだが、疑惑の念を抱いている私にはいつも違うように見えてしまう。
昨夜、愛美以外の女に二度も放出したのに私は異常に興奮している。それから愛美にソファに手を付いて、尻を突き上げるように言うと素直に従い、尻を突き上げた。スカートを捲り上げパンスト越しに尻を撫で回すと手の動きに合わせて腰を動かす。それから私は顔を尻に埋め、顔を擦り付けるように左右に振る。そして、顔を離すとパンストを荒々しく引きちぎった。荒々しい行為に興奮しているのか愛液が更に垂れてきた。
ショーツはびしょぬれ状態で淡い黄色が濃い黄色に変色している。顔を近づけ匂いを嗅いでみる。コンドームや精液の匂いはせず、いつもの無臭だった。クロッチを左側にずらし、おまんこを晒す。濡れたビラビラがイヤらしい。本気汁が出ている。指を挿入するとキュッキュと締めながら、くわえ込んでいく。出し入れを繰り返して指を抜くと白い本気汁がべっとりと付いていた。匂いを 嗅いでみたが精液ではないようだ。口に含んだが少し酸味のあるいつもの愛美の本気汁だった。そうとわかっても、信じていない私がいる。おかしくなってしまったようだ。
2015/08/02
中P〖妻と部長〗第19話
中P〖妻と部長〗第19話
私(伊勢重隆39歳)がショーツの脇から勃起したペニスを濡れたおまんこに突き刺すと妻の愛美(まなみ35歳)は背を仰け反らせて感じた。私はトロトロになっている愛美のおまんこを味わった。妻の秘部はこんなにも気持ちの良いものだったのか?数日振りに味わったその感触はいつもと違う物に感じる。
おまんこ汁が適度な潤滑油になり、肉壁が柔らかく包み込むようにまとわり付く。昨晩、気持ちのいいおまんこ(涼子)に出会っていなかったら、直ぐに逝っていただろう。それでも愛美のおまんこの感触になれるまでの間、動くことが出来ずにいると愛美の方から腰をくねくねとくねらせてきたので危うく逝ってしまうところだった。
これまで愛美が自ら腰を動かしてきただろうか?思い出せない。誰かに仕込まれたのだろうか?悩みながらも私はゆっくりと腰を動かしはじめると愛美は歓喜の声をあげ逝ってしまい、ソファの背もたれに抱き付くような格好でへたり込んだ。
愛美は荒い息を整えようとしている。私は愛美を振り向かせ、おまんこ汁で濡れた勃起したペニスを顔の前に突き出すと左手で玉を包み込むように触り、右手でペニスを握り、扱きだした。ペニスに顔を近づけると頬ずりをして、『美味しそう〙と言った。いつもの愛美ではないような気がする。こんな行動、こんな言動をしただろうか?付き合い始めた頃にあったかもしれないが…。
頬ずりの後、舌先でチロチロと尿道を舐めてくる。パクリと亀頭だけくわえて舌を絡めるように舐めてくる。生暖かい口の中に包まれたまま、ペニスの根元まで飲み込んでいく。舌が意志を持った生き物のように動く。愛美のフェラチオがこんなに気持ちいいなんて…。久しくフェラチオをされていなかった。知らぬ間に誰かに仕込まれたのだろうか?私達のセックスはマンネリ化して、義務的になっていたのかもしれない。嫉妬心から妻を出会った頃のように責めて、妻の変化に気付く。もしかしたら、変化していないのかもしれない。そんな事を考えながら、妻の口にタップリと放出した。
今までなかったような満足感に包まれていた。愛美は口に受けた私の迸(ほとばし)りを恍惚の表情を浮かべたまま飲み干した。妖しい目で私を見つめる。まるで『これが本当の私よ。』と眼が語りかけてくるようだ。
その場に立ち尽くす私をソファに押し倒すと愛美の愛撫が始まる。いつものように全身を舐めてきたが、いつもとは違い、痴女が男を責めるかのように私を責める度に『どう?あなた気持ちいい?』、『それより、ここが気持ちいいの?』とか訊いてくる。私はいつもの愛美との違いに戸惑いつつも感じてしまっている。先程、放出したばかりなのに、深夜から三度も放出しているのに再び勃起するのに時間は掛からなかった。
私が愛美と態勢を入れ替え、ソファに座らせ、ショーツを脱がせる。脚をV字に開脚させ、おまんこをじっくりと観ようとすると愛美は手で覆うように隠したがショーツを使って両手を軽く縛り上げ、先程以上におまんこを観察する。
いつもは明るいところでの行為を嫌がる愛美だが興奮しているのかいつものように嫌がるような素振りは見せない。時折、『イヤ!』とか『恥ずかしい。』と言いながら、抵抗するが本当に嫌がっているようには見えず、どちらかと言えば、抵抗する自分に感じているように見える。愛美は私の愛撫で何度も絶頂を迎え、ソファには愛美の体液によるシミが出来ていた。
私は勃起したペニスを愛美の中に再び差し込んだ。そして狂ったように腰を振った。愛し合うと言うよりは嫉妬心からくるやり場のない気持ちをぶつけるように私は腰を振る。そして私達は発情した獣のように貪るようにお互いを求め合った。その日は食事をとるのも忘れて求め合い、いつの間にか眠りに落ちていた。その日から毎夜、愛美を求めるようになったが、疑惑については訊く事が出来ずにいるが怪しいところは今のところ見当たらない。
2015/08/11
私(伊勢重隆39歳)がショーツの脇から勃起したペニスを濡れたおまんこに突き刺すと妻の愛美(まなみ35歳)は背を仰け反らせて感じた。私はトロトロになっている愛美のおまんこを味わった。妻の秘部はこんなにも気持ちの良いものだったのか?数日振りに味わったその感触はいつもと違う物に感じる。
おまんこ汁が適度な潤滑油になり、肉壁が柔らかく包み込むようにまとわり付く。昨晩、気持ちのいいおまんこ(涼子)に出会っていなかったら、直ぐに逝っていただろう。それでも愛美のおまんこの感触になれるまでの間、動くことが出来ずにいると愛美の方から腰をくねくねとくねらせてきたので危うく逝ってしまうところだった。
これまで愛美が自ら腰を動かしてきただろうか?思い出せない。誰かに仕込まれたのだろうか?悩みながらも私はゆっくりと腰を動かしはじめると愛美は歓喜の声をあげ逝ってしまい、ソファの背もたれに抱き付くような格好でへたり込んだ。
愛美は荒い息を整えようとしている。私は愛美を振り向かせ、おまんこ汁で濡れた勃起したペニスを顔の前に突き出すと左手で玉を包み込むように触り、右手でペニスを握り、扱きだした。ペニスに顔を近づけると頬ずりをして、『美味しそう〙と言った。いつもの愛美ではないような気がする。こんな行動、こんな言動をしただろうか?付き合い始めた頃にあったかもしれないが…。
頬ずりの後、舌先でチロチロと尿道を舐めてくる。パクリと亀頭だけくわえて舌を絡めるように舐めてくる。生暖かい口の中に包まれたまま、ペニスの根元まで飲み込んでいく。舌が意志を持った生き物のように動く。愛美のフェラチオがこんなに気持ちいいなんて…。久しくフェラチオをされていなかった。知らぬ間に誰かに仕込まれたのだろうか?私達のセックスはマンネリ化して、義務的になっていたのかもしれない。嫉妬心から妻を出会った頃のように責めて、妻の変化に気付く。もしかしたら、変化していないのかもしれない。そんな事を考えながら、妻の口にタップリと放出した。
今までなかったような満足感に包まれていた。愛美は口に受けた私の迸(ほとばし)りを恍惚の表情を浮かべたまま飲み干した。妖しい目で私を見つめる。まるで『これが本当の私よ。』と眼が語りかけてくるようだ。
その場に立ち尽くす私をソファに押し倒すと愛美の愛撫が始まる。いつものように全身を舐めてきたが、いつもとは違い、痴女が男を責めるかのように私を責める度に『どう?あなた気持ちいい?』、『それより、ここが気持ちいいの?』とか訊いてくる。私はいつもの愛美との違いに戸惑いつつも感じてしまっている。先程、放出したばかりなのに、深夜から三度も放出しているのに再び勃起するのに時間は掛からなかった。
私が愛美と態勢を入れ替え、ソファに座らせ、ショーツを脱がせる。脚をV字に開脚させ、おまんこをじっくりと観ようとすると愛美は手で覆うように隠したがショーツを使って両手を軽く縛り上げ、先程以上におまんこを観察する。
いつもは明るいところでの行為を嫌がる愛美だが興奮しているのかいつものように嫌がるような素振りは見せない。時折、『イヤ!』とか『恥ずかしい。』と言いながら、抵抗するが本当に嫌がっているようには見えず、どちらかと言えば、抵抗する自分に感じているように見える。愛美は私の愛撫で何度も絶頂を迎え、ソファには愛美の体液によるシミが出来ていた。
私は勃起したペニスを愛美の中に再び差し込んだ。そして狂ったように腰を振った。愛し合うと言うよりは嫉妬心からくるやり場のない気持ちをぶつけるように私は腰を振る。そして私達は発情した獣のように貪るようにお互いを求め合った。その日は食事をとるのも忘れて求め合い、いつの間にか眠りに落ちていた。その日から毎夜、愛美を求めるようになったが、疑惑については訊く事が出来ずにいるが怪しいところは今のところ見当たらない。
2015/08/11
中P〖妻と部長〗第20話 完結
中P〖妻と部長〗第20話 完結
今夜、久しぶりに真田部長が来る予定になっている。典子さんは用事で来られないらしい。
今、愛美(まなみ:35歳)はキッチンで鼻歌を歌いながら、晩御飯の下拵えをしている。今夜がそれほど楽しみなのだろうか?愛美への疑念はいつ晴れるのだろうか?
典子さんが出て行ったのは私が発端です。私は真田部長の浮気のアリバイ作りをよく手伝っていた。部長は奥さんの典子さんには私とゴルフに行くとか何かと私の名前を使っていた。私も不倫相手の友達を紹介されるなど得することがあった。
その日、典子さんには部長と私が泊まりのゴルフと言うことになっており、私は不倫旅行に同行ではなかったので妻の愛美と出掛ける事にしていた。注意を払って隣県に行ったのだが何故かそこで典子さんに会ってしまう。その日、典子さんは何も言わなかったが後日、連絡があった。
部長の奥さんの典子さんに会った時は、ヒヤヒヤものだった。妻の愛美(まなみ)もいたし、もしも問い詰められたら、簡単に白状していただろう。それにしても女は恐ろしい。ゴルフに行っているはずの私に偶然出会っても、疑惑の眼差しを見せずに平然としている典子さんにある種の恐怖を覚えた。
私たちは典子さんとは挨拶だけ交わして別れ、私はすぐに真田部長に連絡をいれる。真田部長からは〔後日、典子に何か訊かれたら、妻(愛美)と出掛ける約束を忘れていて、前日に断った事にしておいてくれ。〕と言われた。
真田部長が予想をしていた通り、典子さんから連絡があった。しかし予想外に愛美を通して食事に誘われたことだった。偶然だったのかわからないが指定して来た日は、真田部長が泊まりの出張で愛美も友達と旅行に行く日だった。愛美が旅行でいないからその日は外食の予定だった。愛美が『1人で食べるくらいなら典子さんと食事に行ってきたら?』と勧める。私は断る理由も見つからず、2人で食事に行くことになった。
《真田部長の事を根掘り葉掘り聞かれたらという不安はあった。》しかしそれよりも美人の典子さんと2人で食事が出来る方が嬉しかった。当日、典子さんが予約していたお店に入ると個室に通された。すでに典子さんは来ており、手前に座っていた。私は奥に座り、これで逃げられないと悟った。
典子さんが言うには〚以前から浮気についてはある程度気付いており、先日確信したわ。〛との事だった。幸い私が真田部長の恩恵を受けているとは思っていない。典子さんは〚あの人とは離婚をする気はないが仕返しをしたいの!〛と言い、〚伊勢さんに抱いて欲しい!〛と迫られる。私は再三断ったが結局は典子さんに押し切られる形で抱く事になってしまう。
その夜は空が明け方白むまで何度も体を交えた。典子さんはセックスレスだったらしく、私の愛撫に激しく感じてくれる。そして2人の関係はその日だけで終わらず、真田部長と愛美の目を盗んで何度も逢瀬が続いた。典子さんがのめり込んできたので私は少し距離を置くようにした。
すると、典子さんは私としばらく逢わない間にパート先の上司で年下の社員と関係しだした。その男は独身で今はその男の家にいるようです。今でも私が典子さんの体に火を付けたのだと後ろめたく思っている。
私(伊勢重隆:39歳)の疑念はいくつかある。私なりの解釈では、あの日、愛美は真田部長とSEXをする覚悟をしていたと思います。それは典子さんが家を出る原因は私だけでなく愛美にも有ったのではないか?それは妻の愛美が典子に『一回だけだったら家の主人で真田部長に復讐をしてみたら。』と唆していたのではないか?と思っている。
そして、そう考えれば、典子さんと私が関係を持った夜に愛美が旅行だった説明がつく、しかし、愛美にとって予想外だったのは典子さんが浮気に嵌まってしまい家出してしまったことだ。
最初は『真田部長に罰が当たったんだ。』と思っていたのに、パーティーの準備で真田部長宅へお邪魔した時に、部長の落ち込んで荒んだ生活を見て罪の意識を持ってしまい『このパーティーでは典子さんの代わりに部長の妻としてパートナーを勤める。』と覚悟を決めていたのでは・・・当然SEXすることも・・・。実際パーティーで、周りで見ていた涼子までその気にさせる濃厚なキスで愛美も蕩けて部屋にもどり、また濃厚なキスをしたのではないだろうか・・・。
しかし、その夜はそこまでだったと思います。そこは真田部長が私との約束を守ったのではないかと、だから欲求不満状態にされた妻の愛美は、帰宅後に真田部長の事を想像して激しいSEXにのめり込んだ。というのが私の解釈です。パーティーの夜に関係は持ちませんでしたが、もしかしたら食事の後、飲んでしまった真田部長を送る事にして愛美と部長はホテルへ入るかも? 完
2015/10/25
今夜、久しぶりに真田部長が来る予定になっている。典子さんは用事で来られないらしい。
今、愛美(まなみ:35歳)はキッチンで鼻歌を歌いながら、晩御飯の下拵えをしている。今夜がそれほど楽しみなのだろうか?愛美への疑念はいつ晴れるのだろうか?
典子さんが出て行ったのは私が発端です。私は真田部長の浮気のアリバイ作りをよく手伝っていた。部長は奥さんの典子さんには私とゴルフに行くとか何かと私の名前を使っていた。私も不倫相手の友達を紹介されるなど得することがあった。
その日、典子さんには部長と私が泊まりのゴルフと言うことになっており、私は不倫旅行に同行ではなかったので妻の愛美と出掛ける事にしていた。注意を払って隣県に行ったのだが何故かそこで典子さんに会ってしまう。その日、典子さんは何も言わなかったが後日、連絡があった。
部長の奥さんの典子さんに会った時は、ヒヤヒヤものだった。妻の愛美(まなみ)もいたし、もしも問い詰められたら、簡単に白状していただろう。それにしても女は恐ろしい。ゴルフに行っているはずの私に偶然出会っても、疑惑の眼差しを見せずに平然としている典子さんにある種の恐怖を覚えた。
私たちは典子さんとは挨拶だけ交わして別れ、私はすぐに真田部長に連絡をいれる。真田部長からは〔後日、典子に何か訊かれたら、妻(愛美)と出掛ける約束を忘れていて、前日に断った事にしておいてくれ。〕と言われた。
真田部長が予想をしていた通り、典子さんから連絡があった。しかし予想外に愛美を通して食事に誘われたことだった。偶然だったのかわからないが指定して来た日は、真田部長が泊まりの出張で愛美も友達と旅行に行く日だった。愛美が旅行でいないからその日は外食の予定だった。愛美が『1人で食べるくらいなら典子さんと食事に行ってきたら?』と勧める。私は断る理由も見つからず、2人で食事に行くことになった。
《真田部長の事を根掘り葉掘り聞かれたらという不安はあった。》しかしそれよりも美人の典子さんと2人で食事が出来る方が嬉しかった。当日、典子さんが予約していたお店に入ると個室に通された。すでに典子さんは来ており、手前に座っていた。私は奥に座り、これで逃げられないと悟った。
典子さんが言うには〚以前から浮気についてはある程度気付いており、先日確信したわ。〛との事だった。幸い私が真田部長の恩恵を受けているとは思っていない。典子さんは〚あの人とは離婚をする気はないが仕返しをしたいの!〛と言い、〚伊勢さんに抱いて欲しい!〛と迫られる。私は再三断ったが結局は典子さんに押し切られる形で抱く事になってしまう。
その夜は空が明け方白むまで何度も体を交えた。典子さんはセックスレスだったらしく、私の愛撫に激しく感じてくれる。そして2人の関係はその日だけで終わらず、真田部長と愛美の目を盗んで何度も逢瀬が続いた。典子さんがのめり込んできたので私は少し距離を置くようにした。
すると、典子さんは私としばらく逢わない間にパート先の上司で年下の社員と関係しだした。その男は独身で今はその男の家にいるようです。今でも私が典子さんの体に火を付けたのだと後ろめたく思っている。
私(伊勢重隆:39歳)の疑念はいくつかある。私なりの解釈では、あの日、愛美は真田部長とSEXをする覚悟をしていたと思います。それは典子さんが家を出る原因は私だけでなく愛美にも有ったのではないか?それは妻の愛美が典子に『一回だけだったら家の主人で真田部長に復讐をしてみたら。』と唆していたのではないか?と思っている。
そして、そう考えれば、典子さんと私が関係を持った夜に愛美が旅行だった説明がつく、しかし、愛美にとって予想外だったのは典子さんが浮気に嵌まってしまい家出してしまったことだ。
最初は『真田部長に罰が当たったんだ。』と思っていたのに、パーティーの準備で真田部長宅へお邪魔した時に、部長の落ち込んで荒んだ生活を見て罪の意識を持ってしまい『このパーティーでは典子さんの代わりに部長の妻としてパートナーを勤める。』と覚悟を決めていたのでは・・・当然SEXすることも・・・。実際パーティーで、周りで見ていた涼子までその気にさせる濃厚なキスで愛美も蕩けて部屋にもどり、また濃厚なキスをしたのではないだろうか・・・。
しかし、その夜はそこまでだったと思います。そこは真田部長が私との約束を守ったのではないかと、だから欲求不満状態にされた妻の愛美は、帰宅後に真田部長の事を想像して激しいSEXにのめり込んだ。というのが私の解釈です。パーティーの夜に関係は持ちませんでしたが、もしかしたら食事の後、飲んでしまった真田部長を送る事にして愛美と部長はホテルへ入るかも? 完
2015/10/25
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