中P〖妻と部長〗第7話
中P〖妻と部長〗第7話
私は自分の妻(愛美)も出席していた事は伏せておいた。
〚どうしてそんなこと聞くの?〛と左隣に座っている巨乳の女性が怪しげな笑みを浮かべながら聞いてくる。
「いやぁ、人前でキスをしたりとオープンなカップルもいたから気になってたんだ。」
《そうね…。》と右隣に座った女性が天井に目を向け、考えてから続けた。
《確かにこちらが恥ずかしくなるくらいイチャイチャしている人はいたわね。何を考えてるのかしら。》
「そうなんだ。そんなパーティーなら、僕も参加したかったな。パートナーが必要だけどね。」
と言うと左隣の女性が体を寄せてきた。明らかに誘ってきている。彼女の柔らかい胸が腕にあたる。股間がムズムズしてきた。妻の愛美(まなみ)の事で腹を立てていたのにいつの間にか忘れてしまい、初めてあった女性を意識し始めている。
「あ、そう言えば…。」
私が言い掛けるのと同時に右隣の女性も口を開いた。
《ねぇ、涼子、あのパーティーでベストカップルになったご夫婦覚えている?紳士的なご主人とブルーのドレスを着ていた奥さん。》
〚覚えているわよ。麻紀のタイプのご主人ね。でも、それがどうしたの?〛
《今頃、何しているのかなって。》
〚意味わかんない。〛
《だってェ…。ベストカップルに選ばれてキスしたじゃない。》
〚皆ではやし立ててキスさせたやつね。〛
《そうそう。すご~く濃厚なやつ。》
〚夫婦だから、普通じゃない?はやし立てられたからといって、人前であんなに濃厚なのをするかわからないけど。〛
《確かにそうなんだけど、あの奥さん、キスしたら目がトロンとしちゃって…。今頃何しているのかなって…。》
〚妄想し過ぎ!ただ麻紀があの紳士に抱かれたいだけでしょ。〛
《涼子はあの奥さんより自分の方がいい女と思ってるんでしょ。それとあのご主人より伊勢さんがタイプなんでしょ。さっきから彼に胸を押し付けて。》
〚そうよ。悪い?〛と言いながら、涼子が私の頬にキスをしてきた。
私は彼女達の話に聞き入っていた。ベストカップルに選ばれた夫婦は愛美達だろうか?2階から見下ろしていた中には愛美の他にもブルーのドレスを着ていた女性は数名いた。しかし、話を聞く限り、愛美達のように思える。もっと深く聞きたいところだが、二人に不思議がられると思ったので先ほど遮られた話をする事にした。
「ちょっと変な事聞くんだけど、もうパーティーは終わったのかな?」
《終わったけど、それがどうかしたの?》
「いや、君達は途中で抜け出してきたのかなと思っていた。ほら、さっき、パートナーが嫌で泊まるのも嫌とか…。」
〚聞こえてたの?パートナーは嫌だけど、一緒にというか、夫婦役として出席する事をO.K.したから、彼の面子を立てて最後までいたわよ。多分、終わってから一時間は経ってないと思うわよ。〛
私は「そうなんだ。」と納得したように頷いたが顔は不安げだったかもしれない。彼女達が来てから30分強。パーティーが終了してここに来るまでにおしゃべりしていたとしても10分位としてパーティーが終了して50分前後。彼女達の言う事が本当なら。この間、着信を知らせる振動はない。愛美は何をしているのだ。彼女達の話が頭を駆け巡り不安になる。私はウィスキーを口に含んで流し込んだ。そして、ポケットの中に手を入れ、携帯を探した。
2015/04/07
私は自分の妻(愛美)も出席していた事は伏せておいた。
〚どうしてそんなこと聞くの?〛と左隣に座っている巨乳の女性が怪しげな笑みを浮かべながら聞いてくる。
「いやぁ、人前でキスをしたりとオープンなカップルもいたから気になってたんだ。」
《そうね…。》と右隣に座った女性が天井に目を向け、考えてから続けた。
《確かにこちらが恥ずかしくなるくらいイチャイチャしている人はいたわね。何を考えてるのかしら。》
「そうなんだ。そんなパーティーなら、僕も参加したかったな。パートナーが必要だけどね。」
と言うと左隣の女性が体を寄せてきた。明らかに誘ってきている。彼女の柔らかい胸が腕にあたる。股間がムズムズしてきた。妻の愛美(まなみ)の事で腹を立てていたのにいつの間にか忘れてしまい、初めてあった女性を意識し始めている。
「あ、そう言えば…。」
私が言い掛けるのと同時に右隣の女性も口を開いた。
《ねぇ、涼子、あのパーティーでベストカップルになったご夫婦覚えている?紳士的なご主人とブルーのドレスを着ていた奥さん。》
〚覚えているわよ。麻紀のタイプのご主人ね。でも、それがどうしたの?〛
《今頃、何しているのかなって。》
〚意味わかんない。〛
《だってェ…。ベストカップルに選ばれてキスしたじゃない。》
〚皆ではやし立ててキスさせたやつね。〛
《そうそう。すご~く濃厚なやつ。》
〚夫婦だから、普通じゃない?はやし立てられたからといって、人前であんなに濃厚なのをするかわからないけど。〛
《確かにそうなんだけど、あの奥さん、キスしたら目がトロンとしちゃって…。今頃何しているのかなって…。》
〚妄想し過ぎ!ただ麻紀があの紳士に抱かれたいだけでしょ。〛
《涼子はあの奥さんより自分の方がいい女と思ってるんでしょ。それとあのご主人より伊勢さんがタイプなんでしょ。さっきから彼に胸を押し付けて。》
〚そうよ。悪い?〛と言いながら、涼子が私の頬にキスをしてきた。
私は彼女達の話に聞き入っていた。ベストカップルに選ばれた夫婦は愛美達だろうか?2階から見下ろしていた中には愛美の他にもブルーのドレスを着ていた女性は数名いた。しかし、話を聞く限り、愛美達のように思える。もっと深く聞きたいところだが、二人に不思議がられると思ったので先ほど遮られた話をする事にした。
「ちょっと変な事聞くんだけど、もうパーティーは終わったのかな?」
《終わったけど、それがどうかしたの?》
「いや、君達は途中で抜け出してきたのかなと思っていた。ほら、さっき、パートナーが嫌で泊まるのも嫌とか…。」
〚聞こえてたの?パートナーは嫌だけど、一緒にというか、夫婦役として出席する事をO.K.したから、彼の面子を立てて最後までいたわよ。多分、終わってから一時間は経ってないと思うわよ。〛
私は「そうなんだ。」と納得したように頷いたが顔は不安げだったかもしれない。彼女達が来てから30分強。パーティーが終了してここに来るまでにおしゃべりしていたとしても10分位としてパーティーが終了して50分前後。彼女達の言う事が本当なら。この間、着信を知らせる振動はない。愛美は何をしているのだ。彼女達の話が頭を駆け巡り不安になる。私はウィスキーを口に含んで流し込んだ。そして、ポケットの中に手を入れ、携帯を探した。
2015/04/07
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