短B「寝取らせ好きが・・・」 vol.1
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.1 ※ボリューム【volume】=書物の巻。冊。vol.と略記する。
(原題:妻がベンチャー企業の社長に寝取られた話 投稿者・投稿日:不明)
僕(大森隆司:おおもり・たかし)は会社の取引先でベンチャー企業の社長 工藤敦(くどう・あつし:38歳)と仲良くさせてもらっている。仕事の打ち合わせ終わりに料理店で工藤社長と会食をしている時に、その工藤社長がスマホの待ち受け画面(壁紙)に設定している娘さんの写真を自慢してくる。
工藤社長はバツ1(一度離婚した経験を持つ人のこと。)で娘さんが1人いるらしいけど、別れた奥さんが会わせてくれないらしい。だからマンションに帰っても「“ぼっち(一人ぼっちのこと。)”なので寂しい。」と時々僕を誘う。酒が進んでくると、僕の妻(愛菜:まな)と「会わせてほしい」「デートをしたい。」って酔っているのか真面目に言っているのか分からないが、しきりに頼んでくる。以前偶然に街中で、僕達夫婦が工藤社長と出会って好印象をもったらしい。
それで、愛菜に「ほら、前に話していた僕の大切な取引先の社長がどうしても君に会いたいって言うんだけど、家に呼んでもいいかな?」『隆司の営業にプラスになるなら、いいよ。でも変な事かんがえてないよね。』と釘を刺される。
僕と愛菜は結婚して6年目。僕が33歳、愛菜が31歳。娘のみのりが4歳。結婚2年目に妊娠したので甘い新婚生活は短かった。みのりが生まれてからは、夜の回数がめっきり減った。いわゆる〚倦怠期〛と重なったのと、いくらか妻が年齢を重ねるごとに“鮮度”が落ちてくる(失礼な話です)。直接には僕には不平を言わないが、生理前とかで夜の営みがない日が続くと明らかに機嫌が悪くなる。 vol.2に続く
2014/06/23
(原題:妻がベンチャー企業の社長に寝取られた話 投稿者・投稿日:不明)
僕(大森隆司:おおもり・たかし)は会社の取引先でベンチャー企業の社長 工藤敦(くどう・あつし:38歳)と仲良くさせてもらっている。仕事の打ち合わせ終わりに料理店で工藤社長と会食をしている時に、その工藤社長がスマホの待ち受け画面(壁紙)に設定している娘さんの写真を自慢してくる。
工藤社長はバツ1(一度離婚した経験を持つ人のこと。)で娘さんが1人いるらしいけど、別れた奥さんが会わせてくれないらしい。だからマンションに帰っても「“ぼっち(一人ぼっちのこと。)”なので寂しい。」と時々僕を誘う。酒が進んでくると、僕の妻(愛菜:まな)と「会わせてほしい」「デートをしたい。」って酔っているのか真面目に言っているのか分からないが、しきりに頼んでくる。以前偶然に街中で、僕達夫婦が工藤社長と出会って好印象をもったらしい。
それで、愛菜に「ほら、前に話していた僕の大切な取引先の社長がどうしても君に会いたいって言うんだけど、家に呼んでもいいかな?」『隆司の営業にプラスになるなら、いいよ。でも変な事かんがえてないよね。』と釘を刺される。
僕と愛菜は結婚して6年目。僕が33歳、愛菜が31歳。娘のみのりが4歳。結婚2年目に妊娠したので甘い新婚生活は短かった。みのりが生まれてからは、夜の回数がめっきり減った。いわゆる〚倦怠期〛と重なったのと、いくらか妻が年齢を重ねるごとに“鮮度”が落ちてくる(失礼な話です)。直接には僕には不平を言わないが、生理前とかで夜の営みがない日が続くと明らかに機嫌が悪くなる。 vol.2に続く
2014/06/23
「寝取らせ好きが・・・」 vol.2
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.2
倦怠期だから愛情が薄くなった訳ではない。でも同じ相手とのセックスに新鮮さを求めるのには限界がある。米国では(ドラマや映画の場合だが)夫婦やカップルが常にベッドを共にして、愛し合っている。ときたま本当にそうなのか?と疑いたくなる。
それでも一応の努力で週1回がノルマになっている。ノルマと称している段階でアウトかもしれない。案外セックスって肉体もそうだが精神的にもエネルギーがいるものである。そのためには“燃焼促進剤”が必要になり、それが僕にとっては【寝取らせ願望】だったのです。
セックスの前戯に、あそこを指で弄りながら、「なあ愛菜。ここを他の男の指がはいってきたらどうする?」とか、「指じゃなくて太いペニスだったら?」って耳元で囁くと、最初の頃は『何言ってるの?』と素っ気ない態度だった。数回繰り返すうちに、愛菜もこの〖言葉遊び〗に慣れてきたのか、『私が浮気してもいいの?ここに男の人のオチンチンがはいるのよ。』と反応をしてくる。そして、愛菜が僕のペニスを“ギュッ”と思い切り握る。
『どうしたの?いつもより硬くなるのね。』と云いながら、愛菜がペニスを強く扱(しご)く。「愛菜だめだよ!出ちゃうよ!」と『こんなので弱音を吐くの?私強い男の人が好きよ。』「そんなあ~」僕は頭に血が昇り、愛菜の両足を割ってコンドームを装着したペニスを突き立てた。愛菜の中も愛蜜があふれだしていた。歪(ゆが)んだ劣情が脳内で増幅され怒涛のピストンと化した。
愛菜も快感の波にのまれる。『隆司・・すごいよ・・。』とキレギレの喘ぎ声。僕は一時の激情を乗り切り、まだまだ硬いペニスをゆっくりとゆっくり中で掻きまわした。もう《ノルマ》ではない。「愛菜って・・暴走しすぎ・・・。」と言いつつ、愛菜の快感のポイントを的確に突く。すると『もう許して・・・ねぇ・・逝かせて・・。』ってお願いをする。
僕は再び《ノルマ》に戻り、二人の頂点を目指した。汗と冷や汗がないまぜになり、ようやく愛菜が逝き、僕は射精をした。『ごめんね。言い過ぎたわ・・・・。』と謝ってくる妻に、僕は自分の性癖を告白し、「いいんだよ。そういうのに興奮するんだ。でも本当にするのはなしだよ。」って正直に言うと、少し愛菜が驚いた顔をした後で、『変な事を考えるのね。いいよ私を満足させてくれるなら。でもさぼると浮気しちゃうよ。』と言い渡される。
倦怠期だから愛情が薄くなった訳ではない。でも同じ相手とのセックスに新鮮さを求めるのには限界がある。米国では(ドラマや映画の場合だが)夫婦やカップルが常にベッドを共にして、愛し合っている。ときたま本当にそうなのか?と疑いたくなる。
それでも一応の努力で週1回がノルマになっている。ノルマと称している段階でアウトかもしれない。案外セックスって肉体もそうだが精神的にもエネルギーがいるものである。そのためには“燃焼促進剤”が必要になり、それが僕にとっては【寝取らせ願望】だったのです。
セックスの前戯に、あそこを指で弄りながら、「なあ愛菜。ここを他の男の指がはいってきたらどうする?」とか、「指じゃなくて太いペニスだったら?」って耳元で囁くと、最初の頃は『何言ってるの?』と素っ気ない態度だった。数回繰り返すうちに、愛菜もこの〖言葉遊び〗に慣れてきたのか、『私が浮気してもいいの?ここに男の人のオチンチンがはいるのよ。』と反応をしてくる。そして、愛菜が僕のペニスを“ギュッ”と思い切り握る。
『どうしたの?いつもより硬くなるのね。』と云いながら、愛菜がペニスを強く扱(しご)く。「愛菜だめだよ!出ちゃうよ!」と『こんなので弱音を吐くの?私強い男の人が好きよ。』「そんなあ~」僕は頭に血が昇り、愛菜の両足を割ってコンドームを装着したペニスを突き立てた。愛菜の中も愛蜜があふれだしていた。歪(ゆが)んだ劣情が脳内で増幅され怒涛のピストンと化した。
愛菜も快感の波にのまれる。『隆司・・すごいよ・・。』とキレギレの喘ぎ声。僕は一時の激情を乗り切り、まだまだ硬いペニスをゆっくりとゆっくり中で掻きまわした。もう《ノルマ》ではない。「愛菜って・・暴走しすぎ・・・。」と言いつつ、愛菜の快感のポイントを的確に突く。すると『もう許して・・・ねぇ・・逝かせて・・。』ってお願いをする。
僕は再び《ノルマ》に戻り、二人の頂点を目指した。汗と冷や汗がないまぜになり、ようやく愛菜が逝き、僕は射精をした。『ごめんね。言い過ぎたわ・・・・。』と謝ってくる妻に、僕は自分の性癖を告白し、「いいんだよ。そういうのに興奮するんだ。でも本当にするのはなしだよ。」って正直に言うと、少し愛菜が驚いた顔をした後で、『変な事を考えるのね。いいよ私を満足させてくれるなら。でもさぼると浮気しちゃうよ。』と言い渡される。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.3
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.3
それ以来、《ノルマ》以外でも頑張る日が増えた。もちろん、セックスの“燃焼促進剤”は有効活用される。僕の方は、愛菜の初体験を含めた元彼たち?のアレコレを尋ねるのだが、愛菜は『イヤだよ。はずかしいし、もう過去の出来事だよ。』と中々告白してくれない。そうすると僕のペニスは硬くならないものだから、愛菜が一生懸命に口や手で戦闘可能状態にしようとするのだが、僕は完全に“白旗”状態だった。
そうなると、愛菜も作戦を変更して、『あのね。本格的な初デートは高校2年だったんだけど、詳しいこと隆司は聞きたい・・・』って巧妙なエサを撒いてくる。思わず食い付く僕。「そうなんだ。それからどうしたの?」からチョット初キスの件(くだり)になると、そんなことでも僕のペニスは強く反応した。
『ほんと隆司はおかしいね。こんなのでいいの?私が他の男との人と本当にしたらどうなるの?』と呆れかえられるが、その言葉に先ほどよりもっと興奮する。「愛菜はやっぱり僕以外の男としたいの?」と恐る恐る尋ねた。僕の程よく硬くなるペニスを横から舐めていた妻はニッコリして『それはね、たまにはいつもと違ったものを味あってみるのもね・・』って挑発してくる。
「たとえば初恋のやつか・・?」ときく、『してみたいかな?』の返事に、コンマ何秒かで僕の脳内は淫らな妄想が駆け巡った。「そいつとは卒業後会ったことがあるの?」と愛菜は『どうでしょう?会ったことがあると思う。どう?』とグイグイ攻めてくる。「どこに住んでるの?同窓会であった?」と僕はオタオタした。
『そんなことより、早く満足させて~でなきゃ浮気・・。』という最後の言葉を言う前に僕のペニスは愛菜を射抜いていた。『あ~ん。すごくイイ。イイよ。』と大きな喘ぎ声を出す。最近の《ノルマ》の日は、娘のみのりを近所に住む愛菜の実家に預けに行く。向こうの親も何となく察知してくれるのと、やはり孫が可愛いので喜んで預かってくれる。それで気兼ねなく、愛情表現が出来るのだ。
「なあ愛菜、そいつとはキスだけなの?」と促進剤を求める。『そうね。胸は触られたかな?』「え~?胸は直接?胸だけ?」『う~ん昔だからね。おっぱいは直にかな?ショーツも触られたかも?』の愛菜の返事に、僕はもう制御不能になり、事前に安全な日と分かっていたので思い切り中に出してしまった。はぁはぁと肩で息する僕を下から満足そうな顔つきながら『君はちょっと変態さんだね。』とからかう愛菜だった。
それ以来、《ノルマ》以外でも頑張る日が増えた。もちろん、セックスの“燃焼促進剤”は有効活用される。僕の方は、愛菜の初体験を含めた元彼たち?のアレコレを尋ねるのだが、愛菜は『イヤだよ。はずかしいし、もう過去の出来事だよ。』と中々告白してくれない。そうすると僕のペニスは硬くならないものだから、愛菜が一生懸命に口や手で戦闘可能状態にしようとするのだが、僕は完全に“白旗”状態だった。
そうなると、愛菜も作戦を変更して、『あのね。本格的な初デートは高校2年だったんだけど、詳しいこと隆司は聞きたい・・・』って巧妙なエサを撒いてくる。思わず食い付く僕。「そうなんだ。それからどうしたの?」からチョット初キスの件(くだり)になると、そんなことでも僕のペニスは強く反応した。
『ほんと隆司はおかしいね。こんなのでいいの?私が他の男との人と本当にしたらどうなるの?』と呆れかえられるが、その言葉に先ほどよりもっと興奮する。「愛菜はやっぱり僕以外の男としたいの?」と恐る恐る尋ねた。僕の程よく硬くなるペニスを横から舐めていた妻はニッコリして『それはね、たまにはいつもと違ったものを味あってみるのもね・・』って挑発してくる。
「たとえば初恋のやつか・・?」ときく、『してみたいかな?』の返事に、コンマ何秒かで僕の脳内は淫らな妄想が駆け巡った。「そいつとは卒業後会ったことがあるの?」と愛菜は『どうでしょう?会ったことがあると思う。どう?』とグイグイ攻めてくる。「どこに住んでるの?同窓会であった?」と僕はオタオタした。
『そんなことより、早く満足させて~でなきゃ浮気・・。』という最後の言葉を言う前に僕のペニスは愛菜を射抜いていた。『あ~ん。すごくイイ。イイよ。』と大きな喘ぎ声を出す。最近の《ノルマ》の日は、娘のみのりを近所に住む愛菜の実家に預けに行く。向こうの親も何となく察知してくれるのと、やはり孫が可愛いので喜んで預かってくれる。それで気兼ねなく、愛情表現が出来るのだ。
「なあ愛菜、そいつとはキスだけなの?」と促進剤を求める。『そうね。胸は触られたかな?』「え~?胸は直接?胸だけ?」『う~ん昔だからね。おっぱいは直にかな?ショーツも触られたかも?』の愛菜の返事に、僕はもう制御不能になり、事前に安全な日と分かっていたので思い切り中に出してしまった。はぁはぁと肩で息する僕を下から満足そうな顔つきながら『君はちょっと変態さんだね。』とからかう愛菜だった。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.4
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.4
世間から見たら、こうした少し変態チックなセックスが、倦怠期を迎える夫婦には丁度格好の刺激になっていた。もちろん、その時はあくまでも二人だけの“言葉遊び”にすぎなかったのだけれど・・・。
今の時代は何事もパソコンやスマホを使って、インターネットで調べたいものを簡単に検索したりできる。昔だったら図書館や書店でいちいち本を読んだり、購入しなくてはいけなかった。まして、セックスのことや〖寝取られ・寝取り・寝取らせ〗のような分野は成人雑誌に頼ることしかできなかった。さらに女性が探究することなど不可能に近かった。
でも今は、主婦の愛菜(まな)でも、というより娘のみのりを朝に幼稚園に預けてしまうと、通園バスを迎えに行く午後2時まである程度は余裕な時間が持てる。家事や簡単な食事を済ませると、これまではテレビを観ることぐらいしかしてこなかった。
だが、夫の“性癖?”といえる言動に妙に興味を持ち、あちこちを検索していくうちに、世の中にはいろんな人がいるのだなと驚いてしまった。これまで《セフレ(セックスフレンドの略。セックスを楽しむことを目的に交際している男女)》ぐらいは何となく知っていたが、《イラマチオ(男性が女性の口を使ってするSEX。フェラチオとは異なり、女性が完全に受身になる。)》、や《中出し(一般に、ペニスを膣に生で挿入して膣中に射精する事。)》、《パイズリ(女性の乳房を使い男性のペニスを刺激する性行為。)》
セックスに関する用語もこんなにあるとは思わなかった。それで夫の〖寝取られ〗とは、(自分の好きな異性が他の者と性的関係になる状況・そのような状況に性的興奮を覚える嗜好・そういう嗜好の人に向けたフィクションなどの創造物のジャンル名、などを指す。ゲーム業界などでは、NTRなどと呼ぶ場合がある。)とされる。
<具体的に言えば、自分の妻や恋人が他の男とセックスしているシーンを想像したり、あるいはセックスしている場面を実際に見たりすることで、性的に激しく興奮するのです。一般的な価値観からすれば、まったく理解不能な人たちです。普通の人であれば怒り狂ったりするような場面なのですが、この人たちは、もちろん中には怒りや嫉妬を感じたりする人もいますが、そういった複雑な感情よりも、わき上がってくる異様な性的興奮に圧倒されてしまうのです。そして、繰り返しこのような場面を想像したり、実際に実行したりして、性的な興奮に浸るのです。
このような寝取られを好む者は、男性にも女性にも見られますが、インターネット上を見ますと、圧倒的に男性が多いようです。そして、このような人たちには、〖寝取られ〗という被虐性を特に好む受け身の人もいれば、逆に自分から積極的に〖寝取らせ(る)〗タイプの人もいます。>
愛菜は自分自身はやはり一般人だと思うが、夫の“性癖”がこの程度なら、最近の夫婦生活の充実ぶりからも、むやみにやめさせようとは思わなくはなっていた。
世間から見たら、こうした少し変態チックなセックスが、倦怠期を迎える夫婦には丁度格好の刺激になっていた。もちろん、その時はあくまでも二人だけの“言葉遊び”にすぎなかったのだけれど・・・。
今の時代は何事もパソコンやスマホを使って、インターネットで調べたいものを簡単に検索したりできる。昔だったら図書館や書店でいちいち本を読んだり、購入しなくてはいけなかった。まして、セックスのことや〖寝取られ・寝取り・寝取らせ〗のような分野は成人雑誌に頼ることしかできなかった。さらに女性が探究することなど不可能に近かった。
でも今は、主婦の愛菜(まな)でも、というより娘のみのりを朝に幼稚園に預けてしまうと、通園バスを迎えに行く午後2時まである程度は余裕な時間が持てる。家事や簡単な食事を済ませると、これまではテレビを観ることぐらいしかしてこなかった。
だが、夫の“性癖?”といえる言動に妙に興味を持ち、あちこちを検索していくうちに、世の中にはいろんな人がいるのだなと驚いてしまった。これまで《セフレ(セックスフレンドの略。セックスを楽しむことを目的に交際している男女)》ぐらいは何となく知っていたが、《イラマチオ(男性が女性の口を使ってするSEX。フェラチオとは異なり、女性が完全に受身になる。)》、や《中出し(一般に、ペニスを膣に生で挿入して膣中に射精する事。)》、《パイズリ(女性の乳房を使い男性のペニスを刺激する性行為。)》
セックスに関する用語もこんなにあるとは思わなかった。それで夫の〖寝取られ〗とは、(自分の好きな異性が他の者と性的関係になる状況・そのような状況に性的興奮を覚える嗜好・そういう嗜好の人に向けたフィクションなどの創造物のジャンル名、などを指す。ゲーム業界などでは、NTRなどと呼ぶ場合がある。)とされる。
<具体的に言えば、自分の妻や恋人が他の男とセックスしているシーンを想像したり、あるいはセックスしている場面を実際に見たりすることで、性的に激しく興奮するのです。一般的な価値観からすれば、まったく理解不能な人たちです。普通の人であれば怒り狂ったりするような場面なのですが、この人たちは、もちろん中には怒りや嫉妬を感じたりする人もいますが、そういった複雑な感情よりも、わき上がってくる異様な性的興奮に圧倒されてしまうのです。そして、繰り返しこのような場面を想像したり、実際に実行したりして、性的な興奮に浸るのです。
このような寝取られを好む者は、男性にも女性にも見られますが、インターネット上を見ますと、圧倒的に男性が多いようです。そして、このような人たちには、〖寝取られ〗という被虐性を特に好む受け身の人もいれば、逆に自分から積極的に〖寝取らせ(る)〗タイプの人もいます。>
愛菜は自分自身はやはり一般人だと思うが、夫の“性癖”がこの程度なら、最近の夫婦生活の充実ぶりからも、むやみにやめさせようとは思わなくはなっていた。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.5
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.5
僕の甘口批評からみても、愛菜(まな)は普通過ぎると思う。4歳の女児(みのり)の母親、34歳(前月になったばかり)の男の妻。31歳(いや2カ月後には32か)の女性。身長は156㎝。その代り笑顔が可愛い。と言うより童顔なので20代前半でも通用する。あとは外部(つまり愛菜を知らない人)から掛かってくる電話でよく“娘さん”と間違えられる幼い声(僕はアニメ声と称しているがすごく嫌がられる。)
普段はオシャレをしない(もちろん僕の稼ぎが少ないせいでもある。)が、時折ママ友(幼い子供の母親であることを共通としてできた母親同士という形の友達)とカフェしたり子供を父親などに預けてカラオケなどに行ったりするとき、愛菜曰く“余所行き(普段と違った所へ外出するときの衣服)”をタンスから引っ張り出してくる程度。
ただ、他の人には分からないが、所謂、《脱がしたら凄い》というタイプで、胸とお尻がなかなかイケてる。愛菜はそんな体型も好きじゃなくて出来る限りラインが目立たない恰好をしているが、みのりが泳ぐの大好き少女で、さかんに「ママ!ママ!泳ぎに行こうよ。」とおねだりするので、僕も連れられ(ガードマン兼ボディガード役)海水浴やプールへ行く。僕も娘と遊ぶが、やっぱりみのりはママと泳ぎたくて、仕方ないので愛菜はゆったりしたワンピース水着になっている。それでも周囲を気にするほどだった。
僕と工藤社長の付き合いは公私共に順調に続いていた。僕の営業成績の約3割という受注を受けていたので、あの“ぼっち解消”の晩飯には3日に1度のペースになっていた。独身で男前だから、当然に愛人はいる(それも2人)が、「結婚は今後もする気はない。」と飲んだら口癖のように言っている。愛人さんたちは写真画像を見せてもらったが、グラビアアイドルのような美貌とスタイルだった。
僕は「羨ましいですね。」と半ば本音を告げると、社長は「じゃ君の奥さんと交換してみようか?そりゃいいな。」とほろ酔い加減で提案してきた。「うちのは平凡いたって普通の主婦ですよ。」と僕はやんわりと拒否する。「君は馬鹿だな。可愛いじゃないか、自然そうナチュラルビューティなんだよ。分かってないな。声がまたイイな。」と社長が愛菜を絶賛する。「なあ大森君、一度検討してみてくれないか?」とほとんどビジネス口調でせまってきた。
その夜、かなり飲んだ工藤社長は迎えに来た専属の運転手さんに「ちょっと寄り道してくれるか?」と言っている。いつもはお見送りして別れるのだが、工藤社長が「大森君も乗って乗って!」と無理やりに車に同乗させた。社長が「え~と◇◇◇通りのアローズへ行ってくれるか。」と告げている。(僕はアローズには行ったことがないけど有名なスイーツ専門店とは知っている。)
アローズでは社長と二人で美味しそうなケーキを選ぶ。「知らなかったな~社長が甘党だったなんて。」と軽口をしたところ、「俺は甘いものは大の苦手だよ。」とさらりと言った。「社長~僕も甘いもはちょっと・・・」と付け加えると、「誰が君にと言った。奥様と御嬢さんのお土産だよ。玄関前で渡すからちょっと顔を拝見したいんだ。いいだろ?」とお願いされる。
もう夜の10時を過ぎていたが、僕は愛菜に電話を掛けて要件を告げた。「あと20分くらいで着くからよろしく頼むよ。」と『そうなの?急いでお化粧するわね。』って電話がきれた。
僕の甘口批評からみても、愛菜(まな)は普通過ぎると思う。4歳の女児(みのり)の母親、34歳(前月になったばかり)の男の妻。31歳(いや2カ月後には32か)の女性。身長は156㎝。その代り笑顔が可愛い。と言うより童顔なので20代前半でも通用する。あとは外部(つまり愛菜を知らない人)から掛かってくる電話でよく“娘さん”と間違えられる幼い声(僕はアニメ声と称しているがすごく嫌がられる。)
普段はオシャレをしない(もちろん僕の稼ぎが少ないせいでもある。)が、時折ママ友(幼い子供の母親であることを共通としてできた母親同士という形の友達)とカフェしたり子供を父親などに預けてカラオケなどに行ったりするとき、愛菜曰く“余所行き(普段と違った所へ外出するときの衣服)”をタンスから引っ張り出してくる程度。
ただ、他の人には分からないが、所謂、《脱がしたら凄い》というタイプで、胸とお尻がなかなかイケてる。愛菜はそんな体型も好きじゃなくて出来る限りラインが目立たない恰好をしているが、みのりが泳ぐの大好き少女で、さかんに「ママ!ママ!泳ぎに行こうよ。」とおねだりするので、僕も連れられ(ガードマン兼ボディガード役)海水浴やプールへ行く。僕も娘と遊ぶが、やっぱりみのりはママと泳ぎたくて、仕方ないので愛菜はゆったりしたワンピース水着になっている。それでも周囲を気にするほどだった。
僕と工藤社長の付き合いは公私共に順調に続いていた。僕の営業成績の約3割という受注を受けていたので、あの“ぼっち解消”の晩飯には3日に1度のペースになっていた。独身で男前だから、当然に愛人はいる(それも2人)が、「結婚は今後もする気はない。」と飲んだら口癖のように言っている。愛人さんたちは写真画像を見せてもらったが、グラビアアイドルのような美貌とスタイルだった。
僕は「羨ましいですね。」と半ば本音を告げると、社長は「じゃ君の奥さんと交換してみようか?そりゃいいな。」とほろ酔い加減で提案してきた。「うちのは平凡いたって普通の主婦ですよ。」と僕はやんわりと拒否する。「君は馬鹿だな。可愛いじゃないか、自然そうナチュラルビューティなんだよ。分かってないな。声がまたイイな。」と社長が愛菜を絶賛する。「なあ大森君、一度検討してみてくれないか?」とほとんどビジネス口調でせまってきた。
その夜、かなり飲んだ工藤社長は迎えに来た専属の運転手さんに「ちょっと寄り道してくれるか?」と言っている。いつもはお見送りして別れるのだが、工藤社長が「大森君も乗って乗って!」と無理やりに車に同乗させた。社長が「え~と◇◇◇通りのアローズへ行ってくれるか。」と告げている。(僕はアローズには行ったことがないけど有名なスイーツ専門店とは知っている。)
アローズでは社長と二人で美味しそうなケーキを選ぶ。「知らなかったな~社長が甘党だったなんて。」と軽口をしたところ、「俺は甘いものは大の苦手だよ。」とさらりと言った。「社長~僕も甘いもはちょっと・・・」と付け加えると、「誰が君にと言った。奥様と御嬢さんのお土産だよ。玄関前で渡すからちょっと顔を拝見したいんだ。いいだろ?」とお願いされる。
もう夜の10時を過ぎていたが、僕は愛菜に電話を掛けて要件を告げた。「あと20分くらいで着くからよろしく頼むよ。」と『そうなの?急いでお化粧するわね。』って電話がきれた。
短B「寝取らせ好きが・・・」 vol.6
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.6
vol.5
工藤社長の車が着いて軽くクラクションが2回鳴らされます。玄関を開けて妻の愛菜が笑顔で出て来た。『こんばんわ。いつも主人がお世話になっています。』とお辞儀した。工藤社長は紙袋を提げて、「いやこちらこそ。大森君を毎度お借りして申し訳ありません。」と丁寧な挨拶をしている。愛菜が『いえいえ。』って、さっきより腰を折ってお辞儀。
「これ、お口に合うかわかりませんが、奥様とお嬢様で召し上がってください。」とアローズのケーキが入った紙袋を手渡す。『わぁ~ここのケーキ食べてみたかったんです。いいんですか?頂いても?』と又お辞儀をする。「夜分に外まで出てきていただき恐縮です。このようなものでよければ毎日お届けしますよ。」と工藤社長はご機嫌だった。「夜も遅いしここで失礼します。ところで奥様、野球観戦は好きですか?」突然の申し出に愛菜も僕も驚く。
「接待用に年間シート席をもっているのですが、来週土曜日は何か予定ありますか?」愛菜が僕の方をみる。僕は「別段これといったのはないですね。」と答えた。愛菜も『野球を観るのは好きです。』そして社長は胸ポケットからスマホを取り出し、確認した。「それでは、詳しいことは大森君と打ち合わせします。本当に夜分失礼をしました。」と一礼し、車に乗って去っていく。僕は、普段の飲み過ぎの社長とは全然違うセレブの態度に驚いていた。
愛菜が『恰好いいね。すごくモテそうだけど?』と訊ねてくる。こんなところで愛人が2人もいるとも言えないので、「玄関の外でそんな話できないよ。」と上手くごまかした。
次の日、会社のパソコンにメールが届く。「なぜパソコン?」って思ったが、メールを開けてみて理由が分かった。野球場のシート席の説明が動画で添付されていて、さすがにスマホでは受信できない感じだった。
工藤社長が、≪やっぱり君の奥さんはいいな。心が安らぐよ。俺の◇◇(名前)と交換しようよ。(これは冗談いや本気?)取り敢えず1土曜日の17時に球場の総合案内所で待ってます。ふたりとも手ぶらで来てください。忘れるところだったお穣さんはどうする?≫との連絡にかなり気合が入っているなと思った。
僕は≪ご招待ありがとうございます。それとケーキもありがとございました。今朝妻と娘が頬張っていました。土曜日ですが娘は実家の両親に預けようと思います。まだ野球がなんなのか分からないので。楽しみにしています。≫と返信をする。後程、社長の≪ケーキなら毎日でも届けるよ。それでひとつ希望だけど、奥さんにはノースリーブでミニのワンピースで来てもらえないかな?いいだろう。≫メールが届いていた。僕はこの時には工藤社長の愛菜への強い執着心を理解していなかった・・・。
vol.7へ続く
2014/07/10
vol.5
工藤社長の車が着いて軽くクラクションが2回鳴らされます。玄関を開けて妻の愛菜が笑顔で出て来た。『こんばんわ。いつも主人がお世話になっています。』とお辞儀した。工藤社長は紙袋を提げて、「いやこちらこそ。大森君を毎度お借りして申し訳ありません。」と丁寧な挨拶をしている。愛菜が『いえいえ。』って、さっきより腰を折ってお辞儀。
「これ、お口に合うかわかりませんが、奥様とお嬢様で召し上がってください。」とアローズのケーキが入った紙袋を手渡す。『わぁ~ここのケーキ食べてみたかったんです。いいんですか?頂いても?』と又お辞儀をする。「夜分に外まで出てきていただき恐縮です。このようなものでよければ毎日お届けしますよ。」と工藤社長はご機嫌だった。「夜も遅いしここで失礼します。ところで奥様、野球観戦は好きですか?」突然の申し出に愛菜も僕も驚く。
「接待用に年間シート席をもっているのですが、来週土曜日は何か予定ありますか?」愛菜が僕の方をみる。僕は「別段これといったのはないですね。」と答えた。愛菜も『野球を観るのは好きです。』そして社長は胸ポケットからスマホを取り出し、確認した。「それでは、詳しいことは大森君と打ち合わせします。本当に夜分失礼をしました。」と一礼し、車に乗って去っていく。僕は、普段の飲み過ぎの社長とは全然違うセレブの態度に驚いていた。
愛菜が『恰好いいね。すごくモテそうだけど?』と訊ねてくる。こんなところで愛人が2人もいるとも言えないので、「玄関の外でそんな話できないよ。」と上手くごまかした。
次の日、会社のパソコンにメールが届く。「なぜパソコン?」って思ったが、メールを開けてみて理由が分かった。野球場のシート席の説明が動画で添付されていて、さすがにスマホでは受信できない感じだった。
工藤社長が、≪やっぱり君の奥さんはいいな。心が安らぐよ。俺の◇◇(名前)と交換しようよ。(これは冗談いや本気?)取り敢えず1土曜日の17時に球場の総合案内所で待ってます。ふたりとも手ぶらで来てください。忘れるところだったお穣さんはどうする?≫との連絡にかなり気合が入っているなと思った。
僕は≪ご招待ありがとうございます。それとケーキもありがとございました。今朝妻と娘が頬張っていました。土曜日ですが娘は実家の両親に預けようと思います。まだ野球がなんなのか分からないので。楽しみにしています。≫と返信をする。後程、社長の≪ケーキなら毎日でも届けるよ。それでひとつ希望だけど、奥さんにはノースリーブでミニのワンピースで来てもらえないかな?いいだろう。≫メールが届いていた。僕はこの時には工藤社長の愛菜への強い執着心を理解していなかった・・・。
vol.7へ続く
2014/07/10
「寝取らせ好きが・・・」 vol.7
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.7
野球観戦の3日前だった。工藤社長に高級割烹で会席料理を御馳走になる。社長いわく「今度のことで骨を折ってもらったお礼だ。」とのこと。僕自身はなにもした覚えはないのだが・・・。座敷ではなくテーブル席だったが、こちらの方が僕としては落ち着く。社長は洋酒もワインも好きだが特に日本酒が大好きで、今夜もやや辛口だが口当たりの良い大吟醸酒を僕に勧める。確かに上手いというか値段も高級ランクらしい。
社長は会社ではワンマンで名が通っていて、この業界では若手ナンバー1の風雲児と呼ばれていた。確かに仕事では厳しい面があり、決して妥協を許さない冷徹な経営者といえる。しかし、取り巻きは多くても「心を許して語り合う友は少ない。」、そして「その数少ない一人が君だよ。」とさえ言って頂く。「君さえよければうちに来ないか。真剣に考えてくれ。」とも言われていた。
それだから、社長とは中々アポは取れないのにこうして、しょっちゅう呼んで頂く。ただ、閉口する(手に負えなくて困る)のは、酒が進むと下ネタが多くなることだ。社長はお酒は好きだが、クラブとかホステスは好きじゃないという。当然に接待や付き合いで高級クラブやバーに連れていかれるが「楽しいと思ったことがない。」と常々言っている。美食家なので滅多に行かないが“おふくろの味”風な店が好きらしい。
すると僕は不思議に思うのだが、どこであんな美しい愛人さんを見つけて来るのか?社長に酔いに任せて聞いてみた。それは社長の友達(なんでも昔の悪友らしい)がテレビ局の重役で、ドラマの打ち上げに引っ張りだされるそうで、よく経済誌に取り上げられる“イケメン社長”だから、タレントの卵やモデルの女の子が寄ってくるし、社長もホステスは苦手だが、この種の子とは波長が合うらしい。僕は「なるほどね。」と感心した。
下ネタから妙なところに飛び火して、僕の性癖がばれてしまう。社長が「ふ~ん寝取られね。俺にはよくわからんな。」と言うが、「いえ、あの寝取られではなく〖寝取らせ願望〗なんです。」と説明しても「寝取られも寝取らせもおんなじだろう?」確かに知識のないものにはその微妙な差異はりかいできないだろうと思う。「そうかならいいじゃないか。君の奥さんを僕にくれても?」と言い出す。「違うんですよ。僕には愛菜を妻を寝取らすつもりはなくて、ただ頭の中で妄想するのが楽しいんです。」と分かったような分からない説明に工藤社長がどこまで理解したのかは怪しかった。
会席料理は、焼き物、煮物、酢の物が出てきて、ご飯・味噌汁・漬物となり最後に水菓子すなわち果物のメロンを食べ終わった。社長が「俺は明日からベトナムへ行かないとならないので今夜はここでお別れするよ。土曜の午後には帰国するから、それと愛菜さんにくれぐれもリクエストした服をお願いしてくれよ。頼んだぞ。」とお迎えに来た秘書と共に帰って行った。
野球観戦の3日前だった。工藤社長に高級割烹で会席料理を御馳走になる。社長いわく「今度のことで骨を折ってもらったお礼だ。」とのこと。僕自身はなにもした覚えはないのだが・・・。座敷ではなくテーブル席だったが、こちらの方が僕としては落ち着く。社長は洋酒もワインも好きだが特に日本酒が大好きで、今夜もやや辛口だが口当たりの良い大吟醸酒を僕に勧める。確かに上手いというか値段も高級ランクらしい。
社長は会社ではワンマンで名が通っていて、この業界では若手ナンバー1の風雲児と呼ばれていた。確かに仕事では厳しい面があり、決して妥協を許さない冷徹な経営者といえる。しかし、取り巻きは多くても「心を許して語り合う友は少ない。」、そして「その数少ない一人が君だよ。」とさえ言って頂く。「君さえよければうちに来ないか。真剣に考えてくれ。」とも言われていた。
それだから、社長とは中々アポは取れないのにこうして、しょっちゅう呼んで頂く。ただ、閉口する(手に負えなくて困る)のは、酒が進むと下ネタが多くなることだ。社長はお酒は好きだが、クラブとかホステスは好きじゃないという。当然に接待や付き合いで高級クラブやバーに連れていかれるが「楽しいと思ったことがない。」と常々言っている。美食家なので滅多に行かないが“おふくろの味”風な店が好きらしい。
すると僕は不思議に思うのだが、どこであんな美しい愛人さんを見つけて来るのか?社長に酔いに任せて聞いてみた。それは社長の友達(なんでも昔の悪友らしい)がテレビ局の重役で、ドラマの打ち上げに引っ張りだされるそうで、よく経済誌に取り上げられる“イケメン社長”だから、タレントの卵やモデルの女の子が寄ってくるし、社長もホステスは苦手だが、この種の子とは波長が合うらしい。僕は「なるほどね。」と感心した。
下ネタから妙なところに飛び火して、僕の性癖がばれてしまう。社長が「ふ~ん寝取られね。俺にはよくわからんな。」と言うが、「いえ、あの寝取られではなく〖寝取らせ願望〗なんです。」と説明しても「寝取られも寝取らせもおんなじだろう?」確かに知識のないものにはその微妙な差異はりかいできないだろうと思う。「そうかならいいじゃないか。君の奥さんを僕にくれても?」と言い出す。「違うんですよ。僕には愛菜を妻を寝取らすつもりはなくて、ただ頭の中で妄想するのが楽しいんです。」と分かったような分からない説明に工藤社長がどこまで理解したのかは怪しかった。
会席料理は、焼き物、煮物、酢の物が出てきて、ご飯・味噌汁・漬物となり最後に水菓子すなわち果物のメロンを食べ終わった。社長が「俺は明日からベトナムへ行かないとならないので今夜はここでお別れするよ。土曜の午後には帰国するから、それと愛菜さんにくれぐれもリクエストした服をお願いしてくれよ。頼んだぞ。」とお迎えに来た秘書と共に帰って行った。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.8
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.8
当日は生憎の雨模様であったが、球場はドームなので影響はなかった。僕と愛菜は予定より早く待ち合わせ場所に着く。すると驚くべきことに工藤社長が先に待っていた。〔お~待っていたぞ。さあ奥さん行きましょう。〕と上機嫌で僕たちの前を歩いていく。
愛菜が『素晴らしい席ですね。』と感嘆した。社長は〔シーズンシートを会社で接待用に購入しているだけですよ。〕すかさず僕も「ベンチの上で観やすいです。」席は通路側に僕、隣に妻、そして工藤社長と並んだ。社長が豪勢なお弁当を用意してくれていた。
試合が白熱する。社長と妻が熱心にタオルを振り回して応援をしていた。敵の攻撃時はビールを飲みながら談笑、僕が二人に「ちょっとトイレへ行ってきます。あと何かつまむ物も買ってきます。」と声をかける。愛菜が『あら私が買ってきましょうか?』と云うのを「いやトイレ行くついでだから。」って応えると、社長が〔大森君必ず手を洗えよ!〕と茶化しつつ目配せをした。(それはゆっくり行って来いよ。の意味なのか?)
僕は仲良く応援や会話をする二人に少し嫉妬をするが、その反面で【寝取らせ願望】も頭をもたげる。トイレが終ってもすぐには戻らず1Fのドリンクやスナックのショップを見て回った。何回かドームには来たがゆっくりみてまわったことがなかった。それで、一口餃子(ちびすけ)とサラダパスタセットにポップコーンバケツを買った。20分程時間を掛けて戻る。
愛菜が『お疲れ様。おいしそうだね。私もトイレ行ってくるね。場所すぐわかる?』と聞いてくる。「奥さん俺も行くから。」と社長が愛菜を案内する。1人残されて、敵チームが追加点をあげるのを観ていた。二人は約10分後に手を繋いで戻ってくる。社長が〔わ~また点を入れられてる。〕と怒っていた。『これ買って頂いた。』ってサインボールを見せてくれる愛菜に「僕も一緒に行けばよかったな。でも邪魔だよね。」と手をつないで帰って来たのを皮肉った。『その話はあとでね。』とこっそり囁く。
試合は最終回に奇跡の同点。当然に延長へ、そして11回裏に逆転をした。三人は試合結果に興奮をした。社長は明日も出張だということで迎えの車に乗って帰って行った。僕たちは丁寧にお礼を述べて別れた。その後、社長が事前に用意していた娘のみのりへのおもちゃを持って電車で帰宅した。
僕が「疲れただろう?」って労(ねぎら)うと、『隆司の大事な得意先の社長さんだから、初めは緊張したわ。でもすっごく気さくな方よね。』と答えた。さきほどのことを思い出し「それで仲良く手をつないだのか?」と蒸し返す。愛菜は『それ妬いてるの?これも接待だよ。ね?それとメールアドレス交換したよ。いけなかった?』の返事に何故か焦った。
当日は生憎の雨模様であったが、球場はドームなので影響はなかった。僕と愛菜は予定より早く待ち合わせ場所に着く。すると驚くべきことに工藤社長が先に待っていた。〔お~待っていたぞ。さあ奥さん行きましょう。〕と上機嫌で僕たちの前を歩いていく。
愛菜が『素晴らしい席ですね。』と感嘆した。社長は〔シーズンシートを会社で接待用に購入しているだけですよ。〕すかさず僕も「ベンチの上で観やすいです。」席は通路側に僕、隣に妻、そして工藤社長と並んだ。社長が豪勢なお弁当を用意してくれていた。
試合が白熱する。社長と妻が熱心にタオルを振り回して応援をしていた。敵の攻撃時はビールを飲みながら談笑、僕が二人に「ちょっとトイレへ行ってきます。あと何かつまむ物も買ってきます。」と声をかける。愛菜が『あら私が買ってきましょうか?』と云うのを「いやトイレ行くついでだから。」って応えると、社長が〔大森君必ず手を洗えよ!〕と茶化しつつ目配せをした。(それはゆっくり行って来いよ。の意味なのか?)
僕は仲良く応援や会話をする二人に少し嫉妬をするが、その反面で【寝取らせ願望】も頭をもたげる。トイレが終ってもすぐには戻らず1Fのドリンクやスナックのショップを見て回った。何回かドームには来たがゆっくりみてまわったことがなかった。それで、一口餃子(ちびすけ)とサラダパスタセットにポップコーンバケツを買った。20分程時間を掛けて戻る。
愛菜が『お疲れ様。おいしそうだね。私もトイレ行ってくるね。場所すぐわかる?』と聞いてくる。「奥さん俺も行くから。」と社長が愛菜を案内する。1人残されて、敵チームが追加点をあげるのを観ていた。二人は約10分後に手を繋いで戻ってくる。社長が〔わ~また点を入れられてる。〕と怒っていた。『これ買って頂いた。』ってサインボールを見せてくれる愛菜に「僕も一緒に行けばよかったな。でも邪魔だよね。」と手をつないで帰って来たのを皮肉った。『その話はあとでね。』とこっそり囁く。
試合は最終回に奇跡の同点。当然に延長へ、そして11回裏に逆転をした。三人は試合結果に興奮をした。社長は明日も出張だということで迎えの車に乗って帰って行った。僕たちは丁寧にお礼を述べて別れた。その後、社長が事前に用意していた娘のみのりへのおもちゃを持って電車で帰宅した。
僕が「疲れただろう?」って労(ねぎら)うと、『隆司の大事な得意先の社長さんだから、初めは緊張したわ。でもすっごく気さくな方よね。』と答えた。さきほどのことを思い出し「それで仲良く手をつないだのか?」と蒸し返す。愛菜は『それ妬いてるの?これも接待だよ。ね?それとメールアドレス交換したよ。いけなかった?』の返事に何故か焦った。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.9
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.9
野球観戦から帰宅した夜は、時間も23時を過ぎていたので、別々にシャワーを浴びて眠ることにした。質問をいくつかしたいなと思ったら先に愛菜は眠りについていた。しかし、取り残された僕は、(工藤社長と仲良く会話をしていたが、どのような内容だろうか?メールアドレスを交換したけどこれからどうするつもりか?社長は愛菜を口説いたのだろうか?)そのようなことを考えているうちに、(社長は本気で愛菜を寝取ってしまうかもしれないな。)と思うとますます眠ることができなくなった。
日曜日の朝、いつもであったらゆっくり寝ている僕が、朝刊が届く時間には起きていた。しかし、妻の愛菜はまだ起きる気配がなかった。長時間の野球観戦(延長11回)と得意先の社長の接待で気持ちが附かれたとは思う。しかし、そう思うのだが早く昨日のことを聞きたくてうずうずしている自分が(揺り起こしてでも聞きたい。)なんだか情けなくなっていた。
8時過ぎに漸く目覚めた愛菜が『あら?おはよう。はやいじゃん。』と僕が起きているのに驚いている。『もう少しゆっくり寝てればいいのに、どうしたの?』って尋ねられて、僕は直球(150キロ)を投げれずに、「うん、一緒にモーニングでも行こうかな・・」と、スローカーブでストライクを取ろうとした。『いいね。ちょっと化粧と支度する時間を頂戴。』と上機嫌。
しばらく時間がかかり、家から5分のしゃれた喫茶店に行ってみる。もともと出不精の僕は、『ねえ、みのりと3人でおいしいもの食べに行こうよ。ねえ~?』とせがまれてもと「面倒くさいよ。デリバリー(出前)でいいじゃん。」と日ごろはサービス精神のかけらも示さないダメ夫なのに。
アンティークな椅子やテーブルの室内、数種類のコーヒー、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、厚切りのトーストという至ってシンプルなモーニングセットが実に美味しかった。コーヒーがお替りできるのでお願いする。僕は愛菜にまず「昨日は大変だったね。気疲れしたよね。」とねぎらいの言葉を、愛菜は『ううん。全然楽しかったよ。あんないい席で観れてラッキーだよ。また行きたいな~』とニコニコ顔。「そうか。それは良かった。工藤社長とは話が合った?」と訊ねると、『エライ方だけどちっともそんな感じがしなくて、凄く気さく(気取りがなく親しみやすい)な人柄ね。』「それでどんな話をしたの?」
愛菜は思い出すのが楽しそうで『ほら、昨日はベトナムからお帰りになったでしょ?私はあんまり外国行ったことがないって言ったら、ベトナムの食べ物のことやホテルや空港のことをおもしろいエピソード(興味ある話)付きで話してくださったは。今度みんなでハワイの別荘にいらっしゃいって誘われたよ。ほんとかな?』(セレブはこういう所から攻めて来るのか。と思った)
『あとね昨日の服はね。社長が大学時代に好きだった方と野球観戦されたときに着てきた服装なんだって、もちろんその頃は外野席しか座れなかったとおっしゃってたけど。』と続ける。「それからどんなこと話したの?」としつこく聞く。『そうだ。別れた奥さまが娘になかなか会わせてくれないのが寂しい。家に帰っても一人だから、冗談だと思うけど、私に遊びに来てほしいとか、ダメならデートしませんか?って言われたわ。』
「愛菜はなんて答えたの?」すると『ほら隆司の大事なお客様でしょ。無下に(そっけなく)は断れないじゃない。主人の許可があればいいですよ。と言っちゃった。ダメだったかな?でも私は行かないよ。』ってあまりに僕が真剣な眼差しで妻をみたので慌てて言葉を追加した。「工藤社長はそれになんて応えたの?」愛菜に『それなら大森君に正式に申し込むよ。許可を貰ったら絶対約束は守ってくださいね。』に言ったそうだ。(いよいよ社長の計画が動き出そうとしている。僕はどうするのか?)
野球観戦から帰宅した夜は、時間も23時を過ぎていたので、別々にシャワーを浴びて眠ることにした。質問をいくつかしたいなと思ったら先に愛菜は眠りについていた。しかし、取り残された僕は、(工藤社長と仲良く会話をしていたが、どのような内容だろうか?メールアドレスを交換したけどこれからどうするつもりか?社長は愛菜を口説いたのだろうか?)そのようなことを考えているうちに、(社長は本気で愛菜を寝取ってしまうかもしれないな。)と思うとますます眠ることができなくなった。
日曜日の朝、いつもであったらゆっくり寝ている僕が、朝刊が届く時間には起きていた。しかし、妻の愛菜はまだ起きる気配がなかった。長時間の野球観戦(延長11回)と得意先の社長の接待で気持ちが附かれたとは思う。しかし、そう思うのだが早く昨日のことを聞きたくてうずうずしている自分が(揺り起こしてでも聞きたい。)なんだか情けなくなっていた。
8時過ぎに漸く目覚めた愛菜が『あら?おはよう。はやいじゃん。』と僕が起きているのに驚いている。『もう少しゆっくり寝てればいいのに、どうしたの?』って尋ねられて、僕は直球(150キロ)を投げれずに、「うん、一緒にモーニングでも行こうかな・・」と、スローカーブでストライクを取ろうとした。『いいね。ちょっと化粧と支度する時間を頂戴。』と上機嫌。
しばらく時間がかかり、家から5分のしゃれた喫茶店に行ってみる。もともと出不精の僕は、『ねえ、みのりと3人でおいしいもの食べに行こうよ。ねえ~?』とせがまれてもと「面倒くさいよ。デリバリー(出前)でいいじゃん。」と日ごろはサービス精神のかけらも示さないダメ夫なのに。
アンティークな椅子やテーブルの室内、数種類のコーヒー、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、厚切りのトーストという至ってシンプルなモーニングセットが実に美味しかった。コーヒーがお替りできるのでお願いする。僕は愛菜にまず「昨日は大変だったね。気疲れしたよね。」とねぎらいの言葉を、愛菜は『ううん。全然楽しかったよ。あんないい席で観れてラッキーだよ。また行きたいな~』とニコニコ顔。「そうか。それは良かった。工藤社長とは話が合った?」と訊ねると、『エライ方だけどちっともそんな感じがしなくて、凄く気さく(気取りがなく親しみやすい)な人柄ね。』「それでどんな話をしたの?」
愛菜は思い出すのが楽しそうで『ほら、昨日はベトナムからお帰りになったでしょ?私はあんまり外国行ったことがないって言ったら、ベトナムの食べ物のことやホテルや空港のことをおもしろいエピソード(興味ある話)付きで話してくださったは。今度みんなでハワイの別荘にいらっしゃいって誘われたよ。ほんとかな?』(セレブはこういう所から攻めて来るのか。と思った)
『あとね昨日の服はね。社長が大学時代に好きだった方と野球観戦されたときに着てきた服装なんだって、もちろんその頃は外野席しか座れなかったとおっしゃってたけど。』と続ける。「それからどんなこと話したの?」としつこく聞く。『そうだ。別れた奥さまが娘になかなか会わせてくれないのが寂しい。家に帰っても一人だから、冗談だと思うけど、私に遊びに来てほしいとか、ダメならデートしませんか?って言われたわ。』
「愛菜はなんて答えたの?」すると『ほら隆司の大事なお客様でしょ。無下に(そっけなく)は断れないじゃない。主人の許可があればいいですよ。と言っちゃった。ダメだったかな?でも私は行かないよ。』ってあまりに僕が真剣な眼差しで妻をみたので慌てて言葉を追加した。「工藤社長はそれになんて応えたの?」愛菜に『それなら大森君に正式に申し込むよ。許可を貰ったら絶対約束は守ってくださいね。』に言ったそうだ。(いよいよ社長の計画が動き出そうとしている。僕はどうするのか?)
「寝取らせ好きが・・・」 vol.10
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.10
その時点ではまだまだ僕には精神的な余裕があった。それで「どうかな。お宅へ一人で行くのはなんだか危なそうだけど(笑)デートくらいならいいんじゃない。」と言ってしまう。『やっぱり隆司はそう言うと思ったわ。』って意味深な発言。「えーー何それ?」愛菜はニコリと笑って『だって~いつも「他の人と浮気しろ」とか言うじゃない。』と周りを気にしてか小声で話す。「いや・・・」と僕は強く否定できない。『そうだ〖寝取られ願望』ってのでしょ?奥さんや恋人が寝取られるのが好きなんでしょ。』って日曜日の朝に喫茶店で交わす会話とはとても思えない。
「愛菜はどうなんだい。デートとかお家に行きたいの?」と苦し紛れに聞いてみる。すると『これも山内一豊の妻だよ。』と訳の分からないことを言い出す。「なに?それ?」って『内助の功よ。これも御接待のうちですから。変態の主人を持つと大変だあ。でも工藤社長って超お金持ちだし、おいしいとこ連れて行ってくれそうだしね。』と破顔一笑(顔をほころばせる)の愛菜に、不安を覚える僕だった。
じ~っと僕を見つめて愛菜が『嘘だよ。私は隆司が大好きです。でも隆司が喜ぶなら何でもするよ。さあそろそろ、みのりを迎えに行かなくちゃね。』でこの話は終わった。
それから10日程して、工藤社長にいつものとおり呼び出される。「社長、この前はありがとうございました。妻も大変喜んでいました。」とお礼をのべる。〔いいよ。会社のシート席だから有効活用しなけりゃ、もしかしたら将来我が社の幹部になってくれるかもしれないんだからな。〕と言ってくれた。
〔ドームで君の奥さんに家に来ないですか?とかデートしたいなと口説いてしまった。酔っていたとはいえ失礼なことを言ってしまった。申し訳ない。〕とかなり真剣に謝ってきた。僕は「いいえ。家内も最近そんなこと言ってもらったことがないから、実は喜んでましたよ。」と小さな嘘をつく。すると社長が“4℃(ヨンドシー)”のネックレスを差し出し〔これ奥さんに渡して謝っておいてくれ。頼むよ。〕と深々と頭を下げられると、僕は断ることが出来ず。「わかりました。ありがとうございます。」とこちらもお辞儀をする。
〔良かった。あれから気になってたんだよ。あっそれから君にも謝らないといけないことがある。〕と再び真剣な顔つきになる。「えっなんですか?」と問い返す。〔おれも酔った勢いで愛菜さんと電話番号とメールアドレスを君に内緒で交換させてもらったんだよ。すまん。〕と謝る。「なんだそんなことですか。一向に構いませんよ。」と心の内ではドキドキしながら平気な顔のフリをして無理をした。〔そうか。君の許可を得るまでは、メールも我慢をしてたんだよ。〕とまるで中学生のようなことを言い出す。「どうぞどうぞメールでも電話でも許可させていただきます。」と応諾した。
しかし、思い返せばこれが“ルビコン川を渡る(重大な決断・行動をする)”許可だったのである。この夜は終始工藤社長はご機嫌だった。
その時点ではまだまだ僕には精神的な余裕があった。それで「どうかな。お宅へ一人で行くのはなんだか危なそうだけど(笑)デートくらいならいいんじゃない。」と言ってしまう。『やっぱり隆司はそう言うと思ったわ。』って意味深な発言。「えーー何それ?」愛菜はニコリと笑って『だって~いつも「他の人と浮気しろ」とか言うじゃない。』と周りを気にしてか小声で話す。「いや・・・」と僕は強く否定できない。『そうだ〖寝取られ願望』ってのでしょ?奥さんや恋人が寝取られるのが好きなんでしょ。』って日曜日の朝に喫茶店で交わす会話とはとても思えない。
「愛菜はどうなんだい。デートとかお家に行きたいの?」と苦し紛れに聞いてみる。すると『これも山内一豊の妻だよ。』と訳の分からないことを言い出す。「なに?それ?」って『内助の功よ。これも御接待のうちですから。変態の主人を持つと大変だあ。でも工藤社長って超お金持ちだし、おいしいとこ連れて行ってくれそうだしね。』と破顔一笑(顔をほころばせる)の愛菜に、不安を覚える僕だった。
じ~っと僕を見つめて愛菜が『嘘だよ。私は隆司が大好きです。でも隆司が喜ぶなら何でもするよ。さあそろそろ、みのりを迎えに行かなくちゃね。』でこの話は終わった。
それから10日程して、工藤社長にいつものとおり呼び出される。「社長、この前はありがとうございました。妻も大変喜んでいました。」とお礼をのべる。〔いいよ。会社のシート席だから有効活用しなけりゃ、もしかしたら将来我が社の幹部になってくれるかもしれないんだからな。〕と言ってくれた。
〔ドームで君の奥さんに家に来ないですか?とかデートしたいなと口説いてしまった。酔っていたとはいえ失礼なことを言ってしまった。申し訳ない。〕とかなり真剣に謝ってきた。僕は「いいえ。家内も最近そんなこと言ってもらったことがないから、実は喜んでましたよ。」と小さな嘘をつく。すると社長が“4℃(ヨンドシー)”のネックレスを差し出し〔これ奥さんに渡して謝っておいてくれ。頼むよ。〕と深々と頭を下げられると、僕は断ることが出来ず。「わかりました。ありがとうございます。」とこちらもお辞儀をする。
〔良かった。あれから気になってたんだよ。あっそれから君にも謝らないといけないことがある。〕と再び真剣な顔つきになる。「えっなんですか?」と問い返す。〔おれも酔った勢いで愛菜さんと電話番号とメールアドレスを君に内緒で交換させてもらったんだよ。すまん。〕と謝る。「なんだそんなことですか。一向に構いませんよ。」と心の内ではドキドキしながら平気な顔のフリをして無理をした。〔そうか。君の許可を得るまでは、メールも我慢をしてたんだよ。〕とまるで中学生のようなことを言い出す。「どうぞどうぞメールでも電話でも許可させていただきます。」と応諾した。
しかし、思い返せばこれが“ルビコン川を渡る(重大な決断・行動をする)”許可だったのである。この夜は終始工藤社長はご機嫌だった。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.11
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.11
僕が帰宅すると、珍しく玄関まで愛菜が駆けてきた。『工藤さんからメールを頂いたの。≪私に謝りたい。酔った勢いで余計なことを言ってしまった。申し訳ない。お詫びに今夜大森君にプレゼントを渡したので受け取ってほしい。≫』って届いたメールを読み上げる。(社長は着々と実績を積み上げる人だなと感心した。)
かばんから、ラッピングされたネックレスの箱を取り出して、僕は目を輝かせる愛菜に手渡す。『貰ってもいいのかな?』と尋ねられ、「いいんじゃない。僕は中々買ってあげらねないから・・。」と答えると、『じゃあ貰えない。』と突き返す。「悪かった。言い直すよ。君の内助の功の賜物だから。貰っておいてください。」って丁重に頭を下げて再び手渡す。『いいのね。頂いても?もう返さないよ。』と愛菜がニッコリとほほ笑んだ。
女性は贈り物に弱い。それも身に着ける宝飾品には弱い。だから若い恋人が贈る数千円の品物でも最高の贈り物なのだ。その4℃のネックレスは微妙なプライス(後から調べてわかった。)感で頂いた方が負担にならないギリギリのものだった。
愛菜が『工藤さんにメールを打ってもいい?』とたずねる。「いいよ。」と僕は答えるが、妙な嫉妬心が芽生える。傍らで楽しそうに文面を考えながらメールを打つ妻が自分のものではない感覚。否まだ工藤社長に取られた訳ではない。だが、【寝取らせ願望】のある僕にとっては良い兆候なのかも知れないのだが・・・。
「愛菜一緒にお風呂入ろうか?」と誘ってみる。機嫌がいい妻は『はい。お湯は沸いてるわ。先に入っていて、私みのりの様子をみてくるわ。』と寝室に向った。5分程してハンドタオルで前を隠した愛菜が入ってきた。彼女は自分のボディに自信がないらしい。『おなかにお肉が付いた。』だから、らしい。
僕は世の中の女性が病的なほど痩せようとする気持ちが理解できなかった。確かに170㎝前後の手足が長い若い娘が太りたくないというのはバランス的にも分かる。だが個人の好みとしては日本人の女の人は少しふっくらとしていた方が良いと思っている。さすがにロシアのおばさんが(偏見ですが)ブクブク太る姿は嫌だなとは思う。
僕は全体にやわらかい愛菜の体が好きで、特にお椀型のおっぱいが凄く柔らかくて大好き。シャワーで頭を洗っていると、僕の背中に弾力のある胸を押し付けてきた。『隆司~愛してるよ~』と首に巻きつけてくる。「もう愛菜。シャンプーが目に入るよ~」と言っても手を離さない。『工藤さんと何か企んでいません、か?』と顔を覗かせる。
「いやそんなことないよ、」って否定すると、今度はペニスをぎゅっと握ってきた。『この子は正直だよね。なにしろ親は変態君だから・・。』と愛菜には何だか見透かされている。『硬くなってきたよ。やっぱり私と工藤さんをくっ付けようとしてるでしょ?』とペニスを更に擦ってくる。
僕が帰宅すると、珍しく玄関まで愛菜が駆けてきた。『工藤さんからメールを頂いたの。≪私に謝りたい。酔った勢いで余計なことを言ってしまった。申し訳ない。お詫びに今夜大森君にプレゼントを渡したので受け取ってほしい。≫』って届いたメールを読み上げる。(社長は着々と実績を積み上げる人だなと感心した。)
かばんから、ラッピングされたネックレスの箱を取り出して、僕は目を輝かせる愛菜に手渡す。『貰ってもいいのかな?』と尋ねられ、「いいんじゃない。僕は中々買ってあげらねないから・・。」と答えると、『じゃあ貰えない。』と突き返す。「悪かった。言い直すよ。君の内助の功の賜物だから。貰っておいてください。」って丁重に頭を下げて再び手渡す。『いいのね。頂いても?もう返さないよ。』と愛菜がニッコリとほほ笑んだ。
女性は贈り物に弱い。それも身に着ける宝飾品には弱い。だから若い恋人が贈る数千円の品物でも最高の贈り物なのだ。その4℃のネックレスは微妙なプライス(後から調べてわかった。)感で頂いた方が負担にならないギリギリのものだった。
愛菜が『工藤さんにメールを打ってもいい?』とたずねる。「いいよ。」と僕は答えるが、妙な嫉妬心が芽生える。傍らで楽しそうに文面を考えながらメールを打つ妻が自分のものではない感覚。否まだ工藤社長に取られた訳ではない。だが、【寝取らせ願望】のある僕にとっては良い兆候なのかも知れないのだが・・・。
「愛菜一緒にお風呂入ろうか?」と誘ってみる。機嫌がいい妻は『はい。お湯は沸いてるわ。先に入っていて、私みのりの様子をみてくるわ。』と寝室に向った。5分程してハンドタオルで前を隠した愛菜が入ってきた。彼女は自分のボディに自信がないらしい。『おなかにお肉が付いた。』だから、らしい。
僕は世の中の女性が病的なほど痩せようとする気持ちが理解できなかった。確かに170㎝前後の手足が長い若い娘が太りたくないというのはバランス的にも分かる。だが個人の好みとしては日本人の女の人は少しふっくらとしていた方が良いと思っている。さすがにロシアのおばさんが(偏見ですが)ブクブク太る姿は嫌だなとは思う。
僕は全体にやわらかい愛菜の体が好きで、特にお椀型のおっぱいが凄く柔らかくて大好き。シャワーで頭を洗っていると、僕の背中に弾力のある胸を押し付けてきた。『隆司~愛してるよ~』と首に巻きつけてくる。「もう愛菜。シャンプーが目に入るよ~」と言っても手を離さない。『工藤さんと何か企んでいません、か?』と顔を覗かせる。
「いやそんなことないよ、」って否定すると、今度はペニスをぎゅっと握ってきた。『この子は正直だよね。なにしろ親は変態君だから・・。』と愛菜には何だか見透かされている。『硬くなってきたよ。やっぱり私と工藤さんをくっ付けようとしてるでしょ?』とペニスを更に擦ってくる。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.12
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.12
「もしもだけど、万が一、愛菜が工藤社長と・・・。」と言いかけて澱(よど)んでしまった。すかさず愛菜が『わたしを【寝取らせ】ようとしているでしょ。ひどい旦那さんね?妻が他人に抱かれるのを喜ぶ変態夫だものね。』核心を衝かれて僕はあたふたするが、「僕が一番愛しているのは愛菜とみのり。この家庭を壊すことなんか考えていない。」と、しっかり言えた。
『分かっているわ。わたしもよ。隆司とみのりの三人で幸せな家族でいたいもの。でも隆司は心の奥底にさっきわたしが言ったようなことをしてみたい性癖があるんでしょ?』と僕のペニスをぎゅっと握る。『ほ~ら硬くなってる。』僕は「洗い終わったから風呂に入る。」と一時避難をする。美玖もザアッーとシャワーを浴びると続いて入ってくる。
『わたしもうすぐ32でしょ?正直若くはないからね。出会いもないと思うの、あっ誤解しないでね。不倫や浮気をしたいと言ってるんじゃないよ。ほんとだよ。』と聞いたときに瞬間、僕は思い切った告白をする愛菜には驚くが、この際にこうしたことへの気持ちや考え方を知っておく良い機会になると思った。「解るよ。結婚して、すぐにみのりが生まれて子育てだから、デートも飲みに行くこともできなかったからな。」
『それはそうだけど。みのりを育てるのは大変だけど楽しいことも多いから苦労ではないんだけどね。』もっと話をさせようと「工藤社長に頼まれたんだけど・・・。」『えっ何を?』と聞いてくる。「愛菜とこれからもメル友(メールを通じた友達)になりたい。って許可してくれとお願いされた。」と小さな嘘を織り交ぜて告げた。『隆司はなんて言ったの?』と愛菜が尋ね、「妻が了解するなら良いですよ。と言ったけど・・。愛菜はどうする?」、『あなたがいいなら、メル友もいいけど、ひとつ条件があるけど工藤さんの了承を貰ってくれる?』僕が「なに条件って?」、『それはね。届いたメールは全部隆司に転送します。これを呑んでもらえばわたしは歓迎よ。なんだか楽しいもの♪』と想定外の条件だが、僕はすでにメールなどは了解済みなのを愛菜には言わない。そして社長にも“愛菜の条件”は伝えない。つもりだ。
「いいよ。あとで工藤社長にメールしておくよ。」、『ねえ、隆司はどこまで工藤さんとくっつけようとしてるの?本当に最後の線まで?あっ!また硬くなった?これうそ発見器より正確かもね?』とニコニコ顔で怖いことを平気で聞いてくる。愛菜ってこんな性格だったけ?「僕の限界はデートだよ。許しても手をつなぐまでかな。」と真面目に答える。
すると『ふ~ん。デートは良いのか?メモしとこう。』と手のひらに仮想のメモ書きをしていた。『手も握り合っても可と。』とメモに記帳。『それからは・・どうなの?』と僕と正面になっていた顔をうんと近づけてきた。「それからってなに?」とおうむ返しの質問。『男女がデートします。その場の雰囲気で手をつなぎます。これは“愛”の手前の“恋”ですよ。次はむふっふっですね。』
「なんだいそれ?そうなりたいの?」と言いかけると、『男は度量がないと出世しないよ?妻を遊ばす、お釈迦様のように手の上で遊ばすのが男の器だよ。きみ~』と大会社の社長が述べるようなことを言うので不審に思い、「愛菜それって誰かの真似なの?」と云うと、『えへっ。バレタ。こないだドームで工藤さんがね。「女はお釈迦様の手の上で男が遊ぶのを見ているくらいの器が必要。」と言われたのをアレンジしたの。』
「どうりで愛菜が凄くエライ人に見えたよ。」と笑うと、『その続きがあってね。「前の妻はお釈迦様の手で俺を地獄まで投げ落とした。」と工藤さんが付け加えたの。』、「ほんと社長らしいな。それでも女には懲りないところが凄いけど。だから愛菜のようなタイプが好きになるのかな?」と言うと、『やっぱり恋人とか愛人さんとかいるんだ。』って聞いてくるので、そこは「いるんじゃないかな?」と誤魔化した。
『ほんとうにデートまでならいいのね?ファイナルアンサー?(それでいいんだね?)』、「もちろん男の大きな器だよ。」と笑いながら応じると、『今度娘さんが8歳のお誕生日なんだって、最近の女の子の欲しいものがさっぱりなので、デパートへ一緒に買い物に行ってほしい。そういうメールが来てたんだけど、行っていいのね?3時間程度だって、みのりの面倒をみてくれる?ファイナルアンサー?』と半強制的な問いかけに、僕は「いいけど。いつなの?」って言うや否や『来週の土曜日10時集合。明日お返事しとくね。』のやけに弾んだ声に僕の嫉妬は120%を超えていた。
「もしもだけど、万が一、愛菜が工藤社長と・・・。」と言いかけて澱(よど)んでしまった。すかさず愛菜が『わたしを【寝取らせ】ようとしているでしょ。ひどい旦那さんね?妻が他人に抱かれるのを喜ぶ変態夫だものね。』核心を衝かれて僕はあたふたするが、「僕が一番愛しているのは愛菜とみのり。この家庭を壊すことなんか考えていない。」と、しっかり言えた。
『分かっているわ。わたしもよ。隆司とみのりの三人で幸せな家族でいたいもの。でも隆司は心の奥底にさっきわたしが言ったようなことをしてみたい性癖があるんでしょ?』と僕のペニスをぎゅっと握る。『ほ~ら硬くなってる。』僕は「洗い終わったから風呂に入る。」と一時避難をする。美玖もザアッーとシャワーを浴びると続いて入ってくる。
『わたしもうすぐ32でしょ?正直若くはないからね。出会いもないと思うの、あっ誤解しないでね。不倫や浮気をしたいと言ってるんじゃないよ。ほんとだよ。』と聞いたときに瞬間、僕は思い切った告白をする愛菜には驚くが、この際にこうしたことへの気持ちや考え方を知っておく良い機会になると思った。「解るよ。結婚して、すぐにみのりが生まれて子育てだから、デートも飲みに行くこともできなかったからな。」
『それはそうだけど。みのりを育てるのは大変だけど楽しいことも多いから苦労ではないんだけどね。』もっと話をさせようと「工藤社長に頼まれたんだけど・・・。」『えっ何を?』と聞いてくる。「愛菜とこれからもメル友(メールを通じた友達)になりたい。って許可してくれとお願いされた。」と小さな嘘を織り交ぜて告げた。『隆司はなんて言ったの?』と愛菜が尋ね、「妻が了解するなら良いですよ。と言ったけど・・。愛菜はどうする?」、『あなたがいいなら、メル友もいいけど、ひとつ条件があるけど工藤さんの了承を貰ってくれる?』僕が「なに条件って?」、『それはね。届いたメールは全部隆司に転送します。これを呑んでもらえばわたしは歓迎よ。なんだか楽しいもの♪』と想定外の条件だが、僕はすでにメールなどは了解済みなのを愛菜には言わない。そして社長にも“愛菜の条件”は伝えない。つもりだ。
「いいよ。あとで工藤社長にメールしておくよ。」、『ねえ、隆司はどこまで工藤さんとくっつけようとしてるの?本当に最後の線まで?あっ!また硬くなった?これうそ発見器より正確かもね?』とニコニコ顔で怖いことを平気で聞いてくる。愛菜ってこんな性格だったけ?「僕の限界はデートだよ。許しても手をつなぐまでかな。」と真面目に答える。
すると『ふ~ん。デートは良いのか?メモしとこう。』と手のひらに仮想のメモ書きをしていた。『手も握り合っても可と。』とメモに記帳。『それからは・・どうなの?』と僕と正面になっていた顔をうんと近づけてきた。「それからってなに?」とおうむ返しの質問。『男女がデートします。その場の雰囲気で手をつなぎます。これは“愛”の手前の“恋”ですよ。次はむふっふっですね。』
「なんだいそれ?そうなりたいの?」と言いかけると、『男は度量がないと出世しないよ?妻を遊ばす、お釈迦様のように手の上で遊ばすのが男の器だよ。きみ~』と大会社の社長が述べるようなことを言うので不審に思い、「愛菜それって誰かの真似なの?」と云うと、『えへっ。バレタ。こないだドームで工藤さんがね。「女はお釈迦様の手の上で男が遊ぶのを見ているくらいの器が必要。」と言われたのをアレンジしたの。』
「どうりで愛菜が凄くエライ人に見えたよ。」と笑うと、『その続きがあってね。「前の妻はお釈迦様の手で俺を地獄まで投げ落とした。」と工藤さんが付け加えたの。』、「ほんと社長らしいな。それでも女には懲りないところが凄いけど。だから愛菜のようなタイプが好きになるのかな?」と言うと、『やっぱり恋人とか愛人さんとかいるんだ。』って聞いてくるので、そこは「いるんじゃないかな?」と誤魔化した。
『ほんとうにデートまでならいいのね?ファイナルアンサー?(それでいいんだね?)』、「もちろん男の大きな器だよ。」と笑いながら応じると、『今度娘さんが8歳のお誕生日なんだって、最近の女の子の欲しいものがさっぱりなので、デパートへ一緒に買い物に行ってほしい。そういうメールが来てたんだけど、行っていいのね?3時間程度だって、みのりの面倒をみてくれる?ファイナルアンサー?』と半強制的な問いかけに、僕は「いいけど。いつなの?」って言うや否や『来週の土曜日10時集合。明日お返事しとくね。』のやけに弾んだ声に僕の嫉妬は120%を超えていた。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.13
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.13
〖寝取らせ好き〗ではあるけれど、僕の場合は頭の中だけのことで、願望とか妄想にしか過ぎない。現実には愛菜を誰かに抱かせるなんて気はまったくない。工藤社長と今度は二人きりで会う事さえ嫉妬を覚える。それなのに手をつなぐことを許可してしまった。
僕と愛菜は浴室を出て寝室へ入る。なにか猛烈にSEXがしたくなり、前戯の愛撫もそこそこに、もう暴発しかねないペニスを突きたてた。愛菜の中でグラインド(回転)をする。それで愛菜が『あっ~凄いよ。あ~ん・・・あ~ん・・』と喘ぎ声を出す。愛おしい妻が他人に・・と考えたら、へんな感情が入り混じり、愛菜の躰と心にマーキングをするがごとくピストンを繰り出した。
終わった頃には二人とも全身が大粒の汗。『どうしたの?隆司張り切り過ぎだよ。』って微笑む。セックスをした後の開放感から「うん、愛菜が他の男と手をつなぐ姿を想像したら興奮をしちゃったんだ。」と告白。それを聞いて愛菜が『もう~なんていう夫なの!間違いなく変態夫なのね!』って笑いながら罵る。
愛菜は、(変態さんでもこれだけ頑張ってくれればいいかな(笑)。工藤さんとの買い物になぜこんなに興奮するんだろう?やっぱりわたしを社長さんに抱かせようとしているのかしら?セックスをする気はさらさらないのだけど、夫の公認で男の人と外で会えるのはワクワク・ドキドキするのは本当だけど。)
僕はニヤニヤする愛菜に、「変態夫ってヒドイな。工藤社長のお供をすることを許可しただけだよ。」と言うと、『期待してるんでしょ?』、「え~?なにを?」、『正直になりなさい!』って、ますます笑顔の愛菜が突っ込んでくる。
〖寝取らせ好き〗ではあるけれど、僕の場合は頭の中だけのことで、願望とか妄想にしか過ぎない。現実には愛菜を誰かに抱かせるなんて気はまったくない。工藤社長と今度は二人きりで会う事さえ嫉妬を覚える。それなのに手をつなぐことを許可してしまった。
僕と愛菜は浴室を出て寝室へ入る。なにか猛烈にSEXがしたくなり、前戯の愛撫もそこそこに、もう暴発しかねないペニスを突きたてた。愛菜の中でグラインド(回転)をする。それで愛菜が『あっ~凄いよ。あ~ん・・・あ~ん・・』と喘ぎ声を出す。愛おしい妻が他人に・・と考えたら、へんな感情が入り混じり、愛菜の躰と心にマーキングをするがごとくピストンを繰り出した。
終わった頃には二人とも全身が大粒の汗。『どうしたの?隆司張り切り過ぎだよ。』って微笑む。セックスをした後の開放感から「うん、愛菜が他の男と手をつなぐ姿を想像したら興奮をしちゃったんだ。」と告白。それを聞いて愛菜が『もう~なんていう夫なの!間違いなく変態夫なのね!』って笑いながら罵る。
愛菜は、(変態さんでもこれだけ頑張ってくれればいいかな(笑)。工藤さんとの買い物になぜこんなに興奮するんだろう?やっぱりわたしを社長さんに抱かせようとしているのかしら?セックスをする気はさらさらないのだけど、夫の公認で男の人と外で会えるのはワクワク・ドキドキするのは本当だけど。)
僕はニヤニヤする愛菜に、「変態夫ってヒドイな。工藤社長のお供をすることを許可しただけだよ。」と言うと、『期待してるんでしょ?』、「え~?なにを?」、『正直になりなさい!』って、ますます笑顔の愛菜が突っ込んでくる。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.14
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.14
多分僕は情けない顔つきになっていたと思う。でも、これは〖寝取らせ好き〗のエリアから新しいエリアに進む第一歩になるかも知れない絶好の機会だろう。一方、工藤社長に愛菜を寝取られ結局は離婚だなんていう落とし穴が待ち受けている可能性も・・・。そんな相反する気持ちが嫉妬になり憔悴であり罪悪になる。それ以上に興奮や快感、そして深みに嵌る快楽なるのがこの【性癖】なのである。
愛菜のことは愛している。妻として娘みのりの母としてかけがえのない女性だと心の底から思っている。なのに妄想の中では、『またなにか変なことかんがえているでしょう。でも、わたしは隆司を愛しているから、なんでもしてあげたいと思っているの。これが正直なわたしのキ・モ・チ。ほら今度は隆司の番だよ。』と愛菜が真剣に訊いてくる。
僕も「正直に言うね。愛菜とみのりと僕の三人の家庭家族を壊すつもりは一切ないのは分かってくれる?ただね、これまで〖言葉遊び〗で満足できていたんだけど、最近は刺激が薄れて・・ごめん愛菜に魅力を感じないのじゃない・・。」、『それは分かるは・・結婚生活も長くなると・・ときめきがね・。』、「愛菜を愛しているけど・・セックスはまた別のことだから・・。その・・愛菜が僕以外の男と話をしたり手をつないだり・・それだけで・・興奮したり嫉妬する・・あ、嫉妬も快感なんだ・・変だろ?」と告白する。
愛菜は『変だよね。でも私も勉強したから理解はできるよ。でもでも知識としてね。』僕も「勉強してくれたのかありがとう。それで工藤社長が凄く愛菜がお気に入りで、二人だけで会いたいとか言うのさ。僕の性癖もちょっと云ってあるから社長も遠慮ないんだ。だからメールもぜひ許可してとお願いされ・・ごめんな許可した。」
『やっぱりね。いいわよ工藤さんは隆司の大事な取り引きの方だものね。それに私が工藤さんと二人で会ったりメールをすると興奮してくれるのね。それで私をベッドで愛してくれるのよね。でも工藤さんってイケメンでかっこいいし、それにお金持ちで独身。心を動かさない女の人っていないよ。もしかしたら私も?』
僕はそれに「えっ~愛菜?そんな?」とうろたえる。愛菜が『そういうのが好きなんでしょ?私も少しはときめきたいからね・・・。』、『そうだね覚悟がたりないな俺。こんな性癖なのに本当に覚悟しなきゃ。でも愛菜を絶対に離さない。どんなことがあっても愛菜の事は嫌いにならない。ただ、これからも些細なことでも全部話してほしい。報告をしてほしい。いいよね。』
『勿論だよ。私も隆司を愛している。変態な夫でも好きだよ。でも少し怖いの?』と言ってきた。僕が「何が怖いの?」愛菜は『ほら客観的にも私って美人じゃないよ。(僕の反論に)そうだよ。普通のおばさんなのに?なにか別の目的があるのかも?それで怖いの。』って言う。「別の目的って?」と僕が呟く。
『私の躰?まさかね?』って笑う。「分からないよ。そうかもしれない。」と真面目に言うと、愛菜は驚いていた。
多分僕は情けない顔つきになっていたと思う。でも、これは〖寝取らせ好き〗のエリアから新しいエリアに進む第一歩になるかも知れない絶好の機会だろう。一方、工藤社長に愛菜を寝取られ結局は離婚だなんていう落とし穴が待ち受けている可能性も・・・。そんな相反する気持ちが嫉妬になり憔悴であり罪悪になる。それ以上に興奮や快感、そして深みに嵌る快楽なるのがこの【性癖】なのである。
愛菜のことは愛している。妻として娘みのりの母としてかけがえのない女性だと心の底から思っている。なのに妄想の中では、『またなにか変なことかんがえているでしょう。でも、わたしは隆司を愛しているから、なんでもしてあげたいと思っているの。これが正直なわたしのキ・モ・チ。ほら今度は隆司の番だよ。』と愛菜が真剣に訊いてくる。
僕も「正直に言うね。愛菜とみのりと僕の三人の家庭家族を壊すつもりは一切ないのは分かってくれる?ただね、これまで〖言葉遊び〗で満足できていたんだけど、最近は刺激が薄れて・・ごめん愛菜に魅力を感じないのじゃない・・。」、『それは分かるは・・結婚生活も長くなると・・ときめきがね・。』、「愛菜を愛しているけど・・セックスはまた別のことだから・・。その・・愛菜が僕以外の男と話をしたり手をつないだり・・それだけで・・興奮したり嫉妬する・・あ、嫉妬も快感なんだ・・変だろ?」と告白する。
愛菜は『変だよね。でも私も勉強したから理解はできるよ。でもでも知識としてね。』僕も「勉強してくれたのかありがとう。それで工藤社長が凄く愛菜がお気に入りで、二人だけで会いたいとか言うのさ。僕の性癖もちょっと云ってあるから社長も遠慮ないんだ。だからメールもぜひ許可してとお願いされ・・ごめんな許可した。」
『やっぱりね。いいわよ工藤さんは隆司の大事な取り引きの方だものね。それに私が工藤さんと二人で会ったりメールをすると興奮してくれるのね。それで私をベッドで愛してくれるのよね。でも工藤さんってイケメンでかっこいいし、それにお金持ちで独身。心を動かさない女の人っていないよ。もしかしたら私も?』
僕はそれに「えっ~愛菜?そんな?」とうろたえる。愛菜が『そういうのが好きなんでしょ?私も少しはときめきたいからね・・・。』、『そうだね覚悟がたりないな俺。こんな性癖なのに本当に覚悟しなきゃ。でも愛菜を絶対に離さない。どんなことがあっても愛菜の事は嫌いにならない。ただ、これからも些細なことでも全部話してほしい。報告をしてほしい。いいよね。』
『勿論だよ。私も隆司を愛している。変態な夫でも好きだよ。でも少し怖いの?』と言ってきた。僕が「何が怖いの?」愛菜は『ほら客観的にも私って美人じゃないよ。(僕の反論に)そうだよ。普通のおばさんなのに?なにか別の目的があるのかも?それで怖いの。』って言う。「別の目的って?」と僕が呟く。
『私の躰?まさかね?』って笑う。「分からないよ。そうかもしれない。」と真面目に言うと、愛菜は驚いていた。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.15
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.15
愛菜は夫以外の男から好意をもたれていることが嬉しくもあり、まだまだ“女性(おんな)”として現役でいたいなぁとも思っている。それに加えて夫の隆司が(その性癖ゆえだろうが)工藤さんと交際させようとしている。今週だって二人きりで会うことを公然と奨励している。『どこまで本気なんだろう?いまの口ぶりではセックスしても許す気配だが・・。』
思い切って『正直に言ってね。私は驚かないし、怒らないから、いい?』と隆司に告げた。夫は驚きの目になり、「何?えっなに?」となる。『もう~覚悟がないんだから・・。』ってわらう。『私は工藤さんとどこまでならいいの?キスはいいの?それ以上は?正直に答えてくれる。』(かなり本気で訊いてしまった。)「愛菜!そんなことなぜ言うの?」って、よくギャグマンガで描かれるように“アワワヮ”となっているのをみて思わず笑ってしまう。
「いざとなると女の方が男より度胸がすわるな。」っと僕は思った。愛菜との会話のやりとりで、脳内をコンマ何秒かの間に工藤社長が妻についての印象を語った言葉を記憶の引き出しから取り出す。社長は〔君の奥さんと初めて会ったときの明るい笑顔が可愛いなと思った。〕それから〔ドームで俺のくだらないジョークにも手を叩いて笑ってくれたのが嬉しかった。〕また、料理の事も言っていた。〔家事は嫌いなんだけど、料理だけは好きだし、得意なのだが、君の奥さんも料理教室に通っていて初級コースを卒業したと聞いて、料理の話で盛り上がってさ。〕
全般的に男性は、“女性をリードしたい。”や“女性を守りたい。”そして“女性を笑わせたい”という傾向が強い。男性からのトークに自然な笑いという“良いリアクション”をする女性が好まれる。本来、男性は女性が思っている以上にナイーブな部分を持っているので、「俺の会話で彼女が笑ってくれた!」という自信につながり、女性の笑顔や笑い声は男性をいい気持ちにさせるらしい。
また、どんなに時代が変化しても料理教室がなくならないどころか、盛況のところが多いのは、昔から言い続けられてきたように、「夫や彼が帰ってくるのは妻や彼女が拵(こしら)える美味しい料理があるから。」とか「男性のハートを射止めたかったら、彼の胃袋をつかめ!」なのです。
『大丈夫?ショックだった?』と僕の顔を愛菜が覗きこんでいる。我に返ると、「キスまでかな・・・いや・・でも軽い・・舌を入れない・・ちゅっというのだよ。」と答えていた。愛菜は『そうキスはいいんだね。』と言って、普段なら絶対にしないフェラチオをしてくる。自分の言葉に興奮したのか、潤んだ瞳で、咥えたのを中断して『それ以上はダメなの?』と僕に妖しく尋ねた。
愛菜は夫以外の男から好意をもたれていることが嬉しくもあり、まだまだ“女性(おんな)”として現役でいたいなぁとも思っている。それに加えて夫の隆司が(その性癖ゆえだろうが)工藤さんと交際させようとしている。今週だって二人きりで会うことを公然と奨励している。『どこまで本気なんだろう?いまの口ぶりではセックスしても許す気配だが・・。』
思い切って『正直に言ってね。私は驚かないし、怒らないから、いい?』と隆司に告げた。夫は驚きの目になり、「何?えっなに?」となる。『もう~覚悟がないんだから・・。』ってわらう。『私は工藤さんとどこまでならいいの?キスはいいの?それ以上は?正直に答えてくれる。』(かなり本気で訊いてしまった。)「愛菜!そんなことなぜ言うの?」って、よくギャグマンガで描かれるように“アワワヮ”となっているのをみて思わず笑ってしまう。
「いざとなると女の方が男より度胸がすわるな。」っと僕は思った。愛菜との会話のやりとりで、脳内をコンマ何秒かの間に工藤社長が妻についての印象を語った言葉を記憶の引き出しから取り出す。社長は〔君の奥さんと初めて会ったときの明るい笑顔が可愛いなと思った。〕それから〔ドームで俺のくだらないジョークにも手を叩いて笑ってくれたのが嬉しかった。〕また、料理の事も言っていた。〔家事は嫌いなんだけど、料理だけは好きだし、得意なのだが、君の奥さんも料理教室に通っていて初級コースを卒業したと聞いて、料理の話で盛り上がってさ。〕
全般的に男性は、“女性をリードしたい。”や“女性を守りたい。”そして“女性を笑わせたい”という傾向が強い。男性からのトークに自然な笑いという“良いリアクション”をする女性が好まれる。本来、男性は女性が思っている以上にナイーブな部分を持っているので、「俺の会話で彼女が笑ってくれた!」という自信につながり、女性の笑顔や笑い声は男性をいい気持ちにさせるらしい。
また、どんなに時代が変化しても料理教室がなくならないどころか、盛況のところが多いのは、昔から言い続けられてきたように、「夫や彼が帰ってくるのは妻や彼女が拵(こしら)える美味しい料理があるから。」とか「男性のハートを射止めたかったら、彼の胃袋をつかめ!」なのです。
『大丈夫?ショックだった?』と僕の顔を愛菜が覗きこんでいる。我に返ると、「キスまでかな・・・いや・・でも軽い・・舌を入れない・・ちゅっというのだよ。」と答えていた。愛菜は『そうキスはいいんだね。』と言って、普段なら絶対にしないフェラチオをしてくる。自分の言葉に興奮したのか、潤んだ瞳で、咥えたのを中断して『それ以上はダメなの?』と僕に妖しく尋ねた。
「寝取らせ好きが・・・」vol.16
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.16
そう云って愛菜は再びペニスを咥え直す。上下運動でしゃぶると物凄い快感が押し寄せてきた。もう少しで射精しそうなタイミングで又中断される。『ねぇ隆司・・どうなの?私にHさせたいんでしょ?』の言葉に興奮して僕の体内にアドレナリンが駆け巡る。それは敏感なペニスをピクンとさせた。『やっぱり否定は出来ないよね。ホントこの子は正直なんだから。』とペニスを強く握られる。
『いいのね?工藤さんとHしてもいいのね?構わないならしちゃうよ?』愛菜が僕を興奮(=喜ぶ)させるための“言葉遊び”とは分かっていても、脳内での妄想は、ホテルのベッドで妻の愛菜が工藤社長にバックから攻められているシーンが・・・。そうなると堪らない気持ちで、愛菜を四つん這いにして、我慢しきれなくなったペニスを後ろから突きたてた。『いいよ。ああっ。今夜は凄い・・いくっ・・。』と愛菜が喘ぐ。
「愛菜。想像してみろよ。工藤社長にバックから突かれているんだ。ほらどう・・」と耳元で囁くと、妻の膣が縮む。『そんなぁ~ああっ・・いくぅいくょ・・・』愛菜が想像しているのか?今夜は乱れに乱れている。
セックスの際に愛菜が私に今まで一度も注文を付けたことがない。それが初めて今夜、愛菜の口から『・・上に・・なっても・いい・・』って発せられる。「えっ?」となるが、僕はこくんと頷く。ペニスを抜いて仰向けになると、愛菜が『恥ずかしいから・・・。』と言って、僕に背を向け自分でペニスを握りながらお尻を下げていく。
膣はペニスに纏(まと)わりつき何が何でも離さずに男の精(性)を吸い尽くそうとした。僕は愛菜の激しさに戸惑う。でも快感も増す。愛菜のお尻が忙(せわ)しく上下に動いている。その背中はうっすらと汗が光っていた。
僕を工藤社長に見立ててセックスをしているのか?だから僕の顔を見ないようにしているのだろうか?もう僕は限界点に近づく、
(あと2年は子供をもうけないように二人で決めている。みのりの誕生に合わせて今住んでいるマンションを買った。経済的には厳しいローン払いだが工藤社長のおかげで営業成績が良く役職も給与も上がって何とかやっている。セックスもコンドームでは危険なので愛菜がピルを常用している。)、
愛菜に「逝きそうだ。」と告げると、』上下運動を加速する愛菜が『来て来て!隆司!わたしもイクッ』とほんとに同時に絶頂を迎えた。
「愛菜、今夜はすごかったね。どうしたの?」と訊くと『ごめんね。隆司の「想像してみろよ。工藤社長にバックから突かれているんだ。」を聞いてから頭が真っ白になって・・・わたしにも〖寝取られ願望〗があるのかしら?』と呟いた。
そう云って愛菜は再びペニスを咥え直す。上下運動でしゃぶると物凄い快感が押し寄せてきた。もう少しで射精しそうなタイミングで又中断される。『ねぇ隆司・・どうなの?私にHさせたいんでしょ?』の言葉に興奮して僕の体内にアドレナリンが駆け巡る。それは敏感なペニスをピクンとさせた。『やっぱり否定は出来ないよね。ホントこの子は正直なんだから。』とペニスを強く握られる。
『いいのね?工藤さんとHしてもいいのね?構わないならしちゃうよ?』愛菜が僕を興奮(=喜ぶ)させるための“言葉遊び”とは分かっていても、脳内での妄想は、ホテルのベッドで妻の愛菜が工藤社長にバックから攻められているシーンが・・・。そうなると堪らない気持ちで、愛菜を四つん這いにして、我慢しきれなくなったペニスを後ろから突きたてた。『いいよ。ああっ。今夜は凄い・・いくっ・・。』と愛菜が喘ぐ。
「愛菜。想像してみろよ。工藤社長にバックから突かれているんだ。ほらどう・・」と耳元で囁くと、妻の膣が縮む。『そんなぁ~ああっ・・いくぅいくょ・・・』愛菜が想像しているのか?今夜は乱れに乱れている。
セックスの際に愛菜が私に今まで一度も注文を付けたことがない。それが初めて今夜、愛菜の口から『・・上に・・なっても・いい・・』って発せられる。「えっ?」となるが、僕はこくんと頷く。ペニスを抜いて仰向けになると、愛菜が『恥ずかしいから・・・。』と言って、僕に背を向け自分でペニスを握りながらお尻を下げていく。
膣はペニスに纏(まと)わりつき何が何でも離さずに男の精(性)を吸い尽くそうとした。僕は愛菜の激しさに戸惑う。でも快感も増す。愛菜のお尻が忙(せわ)しく上下に動いている。その背中はうっすらと汗が光っていた。
僕を工藤社長に見立ててセックスをしているのか?だから僕の顔を見ないようにしているのだろうか?もう僕は限界点に近づく、
(あと2年は子供をもうけないように二人で決めている。みのりの誕生に合わせて今住んでいるマンションを買った。経済的には厳しいローン払いだが工藤社長のおかげで営業成績が良く役職も給与も上がって何とかやっている。セックスもコンドームでは危険なので愛菜がピルを常用している。)、
愛菜に「逝きそうだ。」と告げると、』上下運動を加速する愛菜が『来て来て!隆司!わたしもイクッ』とほんとに同時に絶頂を迎えた。
「愛菜、今夜はすごかったね。どうしたの?」と訊くと『ごめんね。隆司の「想像してみろよ。工藤社長にバックから突かれているんだ。」を聞いてから頭が真っ白になって・・・わたしにも〖寝取られ願望〗があるのかしら?』と呟いた。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.17
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.17
愛菜が次の日に照れた顔をして、『おはよう。』と僕に告げる。娘のみのりもママを真似して「パパおはよん~」と言ってきた。つくづく家族3人の幸せが一番大事と思う。しかし、世間の常識からすれば逸脱している(増殖傾向にはあるらしいが)この歪んだ【性癖】を止めることができるだろうか?
インターネットの世界では、1番多いのは〖寝取られ〗だろう。これにまつわるサイトや体験談(創作を含む)が多数存在する。よくこれだけあるなと思うが、男女(最近では男男とか女女も)の世界ではそうした事例が起こり得ることは理解ができる。ただ僕はこの〖寝取られ〗は嫌だなと感じていた。
結果的には、愛する人が夫や彼あるいは友達を裏切り(或いは強制的な関係を強いられ)肉体的に(この場合は元に戻る場合がある。)も精神的に(完全に支配・コントロールをされる。)も寝取られる。
僕の性癖は〖寝取らせ〗で、これは自分の管理下で妻の同意あるいは相手の同意も得て行う非常にゲーム性が高いプレイ。しかし、高まる欲望や刺激を求める性癖に歯止めが駆けれなくなる可能性が高い。さらに、コントロールしているつもりが、相手に管理されより深い男女関係に発展し取り返しのつかないことになる。
インターネットは大原則が“匿名”にあり、虚実ないまぜの世界。どこに真実があって、何が嘘であるかは判然とはしない。しかし、セックスを介在する男女が普通の精神状態でおられる筈がないことは自明である。
平凡な家庭、平凡な夫婦、平凡極まりない人生。しかし一部の人は異状・異常・異様な世界に惹かれる生き物かも知れない。大半の人は小さな冒険をして、すぐに引き返す。決して自分の妻を“差し出したり”はしない。だけど、綱渡りに胸がドキドキするように自分の妻が次第に別の男の色に染まっていくのを確認するプレイが〖寝取らせ〗。気付かぬうちに染められてしまうのが〖寝取られ〗。僕には本物の覚悟があるのだろうか?手をつないだり、キス(これは空想しただけで胸が痛む行為なのだが・・・。)で動揺して、妻の愛菜が工藤社長に抱かれることは興奮の極致だが精神的に耐えられるだろうか?全然自信はない。
こんなヘタレ(臆病者。弱虫。意気地なし。)が大金持ちで男前、セレブの男にどこを対比しても勝てない。取られたらもう取り返すことなど、愛菜が僕を愛しているという脆(もろ)い根拠で闘うしか術はない。
などと夢想していたら、急に胸を圧迫される。気がつけばソファーでうたた寝をしていた僕の上で娘のみのりが「パパ、パパ公園へ行こうよ。」と催促していた。
愛菜が次の日に照れた顔をして、『おはよう。』と僕に告げる。娘のみのりもママを真似して「パパおはよん~」と言ってきた。つくづく家族3人の幸せが一番大事と思う。しかし、世間の常識からすれば逸脱している(増殖傾向にはあるらしいが)この歪んだ【性癖】を止めることができるだろうか?
インターネットの世界では、1番多いのは〖寝取られ〗だろう。これにまつわるサイトや体験談(創作を含む)が多数存在する。よくこれだけあるなと思うが、男女(最近では男男とか女女も)の世界ではそうした事例が起こり得ることは理解ができる。ただ僕はこの〖寝取られ〗は嫌だなと感じていた。
結果的には、愛する人が夫や彼あるいは友達を裏切り(或いは強制的な関係を強いられ)肉体的に(この場合は元に戻る場合がある。)も精神的に(完全に支配・コントロールをされる。)も寝取られる。
僕の性癖は〖寝取らせ〗で、これは自分の管理下で妻の同意あるいは相手の同意も得て行う非常にゲーム性が高いプレイ。しかし、高まる欲望や刺激を求める性癖に歯止めが駆けれなくなる可能性が高い。さらに、コントロールしているつもりが、相手に管理されより深い男女関係に発展し取り返しのつかないことになる。
インターネットは大原則が“匿名”にあり、虚実ないまぜの世界。どこに真実があって、何が嘘であるかは判然とはしない。しかし、セックスを介在する男女が普通の精神状態でおられる筈がないことは自明である。
平凡な家庭、平凡な夫婦、平凡極まりない人生。しかし一部の人は異状・異常・異様な世界に惹かれる生き物かも知れない。大半の人は小さな冒険をして、すぐに引き返す。決して自分の妻を“差し出したり”はしない。だけど、綱渡りに胸がドキドキするように自分の妻が次第に別の男の色に染まっていくのを確認するプレイが〖寝取らせ〗。気付かぬうちに染められてしまうのが〖寝取られ〗。僕には本物の覚悟があるのだろうか?手をつないだり、キス(これは空想しただけで胸が痛む行為なのだが・・・。)で動揺して、妻の愛菜が工藤社長に抱かれることは興奮の極致だが精神的に耐えられるだろうか?全然自信はない。
こんなヘタレ(臆病者。弱虫。意気地なし。)が大金持ちで男前、セレブの男にどこを対比しても勝てない。取られたらもう取り返すことなど、愛菜が僕を愛しているという脆(もろ)い根拠で闘うしか術はない。
などと夢想していたら、急に胸を圧迫される。気がつけばソファーでうたた寝をしていた僕の上で娘のみのりが「パパ、パパ公園へ行こうよ。」と催促していた。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.18
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.18
今週は僕が変に意識していたかも知れないが、早く過ぎたように感じる。そして土曜日の朝10時前に愛菜は工藤社長の指定通りにミニのワンピース姿で出かけて行った。直前に愛菜が『心配しないで。要件が済んだらすぐに帰ってくるから。みのりをよろしくね。お昼ごはんは作っておいたから、お願いします。』と言われる。娘が「ママ、どこへいくの?みのりもいく~いくよ~。」って駄々を捏(こ)ねる。僕は「みのり。パパと一緒に公園へ行こうか?行く?」と誘うと、僕と遊ぶのが大好きな娘は愛菜のことは一時記憶喪失になり、「みのりね。パパとお出かけするからママはバイバイ・・。」と手を振って送り出した。
愛菜は午後2時半すぎに帰ってきた。詳しいことは夜に聞くことにして、概要だけの報告を受ける。10時30分に開店する銀座○○百貨店で待ち合わせをした。そのまま買い物に行くと思ったら、紳士服のブランド店や有名雑貨の店がある階に向かった。その階にある有名なカフェで、“ストロベリーパンケーキ”を食べたそうだ。パンケーキの上にフレッシュな苺とミント、バター、そしてキャラメルソース。愛菜は料理好きなのでメニューやパンケーキも、スマホで写真(店の方には断ったそうです。)を撮ってきた。
工藤さんが〔昨日も夜遅く台湾から帰国して、朝起きたら約束の時間ギリギリで朝食を食べている時間がなかった。〕とのこと。ふんわりながらもしっかりとした生地で結構ボリュームはあったそうです。
それから上の階に移動をして、玩具売り場で工藤社長の娘さんの誕生日プレゼントを一緒に選び、やはり娘さんの年代が何をほしがっているのか社長には分からないようで、愛菜が事前にリサーチしたディズニーのキャラクター人形を社長も気に入り購入してギフト発送した。
工藤社長は土曜日に関わらず午後2時から商談があると、地階に移りスイーツ店でフルーツゼリーの詰め合わせとロールケーキ(ストロベリーヨーグルト)を買って下さり、社長は〔これは留守番をしているみのりちゃんへのお土産それと本日のお礼として1万円の商品券です。〕と丁寧に頭を下げられたので受け取ったそうです。加えて、〔これでお家に帰ってください。〕ってタクシーチケットまで下さる。
それで午後1時に銀座○○百貨店の前で工藤社長は迎えの車に乗って行き、愛菜は滅多に来ない百貨店なのでウインドショッピングをした後、頂いたタクシーチケットで愛菜曰く『優雅でリッチな気分ながら慣れないタクシーに緊張した。』と言って帰宅した。
娘のみのりは、思いがけない《三時のおやつ》に大喜びである。僕は愛菜の報告を聞きながら複雑な感情を持っていた。それは高校時代に片思いだった子が休日に別の男と手をつないで見た時と同じような気分だった。それと自分と工藤社長を対比して、やっぱり財力、スマートさなど男として負けている劣等感も感じていた。
今週は僕が変に意識していたかも知れないが、早く過ぎたように感じる。そして土曜日の朝10時前に愛菜は工藤社長の指定通りにミニのワンピース姿で出かけて行った。直前に愛菜が『心配しないで。要件が済んだらすぐに帰ってくるから。みのりをよろしくね。お昼ごはんは作っておいたから、お願いします。』と言われる。娘が「ママ、どこへいくの?みのりもいく~いくよ~。」って駄々を捏(こ)ねる。僕は「みのり。パパと一緒に公園へ行こうか?行く?」と誘うと、僕と遊ぶのが大好きな娘は愛菜のことは一時記憶喪失になり、「みのりね。パパとお出かけするからママはバイバイ・・。」と手を振って送り出した。
愛菜は午後2時半すぎに帰ってきた。詳しいことは夜に聞くことにして、概要だけの報告を受ける。10時30分に開店する銀座○○百貨店で待ち合わせをした。そのまま買い物に行くと思ったら、紳士服のブランド店や有名雑貨の店がある階に向かった。その階にある有名なカフェで、“ストロベリーパンケーキ”を食べたそうだ。パンケーキの上にフレッシュな苺とミント、バター、そしてキャラメルソース。愛菜は料理好きなのでメニューやパンケーキも、スマホで写真(店の方には断ったそうです。)を撮ってきた。
工藤さんが〔昨日も夜遅く台湾から帰国して、朝起きたら約束の時間ギリギリで朝食を食べている時間がなかった。〕とのこと。ふんわりながらもしっかりとした生地で結構ボリュームはあったそうです。
それから上の階に移動をして、玩具売り場で工藤社長の娘さんの誕生日プレゼントを一緒に選び、やはり娘さんの年代が何をほしがっているのか社長には分からないようで、愛菜が事前にリサーチしたディズニーのキャラクター人形を社長も気に入り購入してギフト発送した。
工藤社長は土曜日に関わらず午後2時から商談があると、地階に移りスイーツ店でフルーツゼリーの詰め合わせとロールケーキ(ストロベリーヨーグルト)を買って下さり、社長は〔これは留守番をしているみのりちゃんへのお土産それと本日のお礼として1万円の商品券です。〕と丁寧に頭を下げられたので受け取ったそうです。加えて、〔これでお家に帰ってください。〕ってタクシーチケットまで下さる。
それで午後1時に銀座○○百貨店の前で工藤社長は迎えの車に乗って行き、愛菜は滅多に来ない百貨店なのでウインドショッピングをした後、頂いたタクシーチケットで愛菜曰く『優雅でリッチな気分ながら慣れないタクシーに緊張した。』と言って帰宅した。
娘のみのりは、思いがけない《三時のおやつ》に大喜びである。僕は愛菜の報告を聞きながら複雑な感情を持っていた。それは高校時代に片思いだった子が休日に別の男と手をつないで見た時と同じような気分だった。それと自分と工藤社長を対比して、やっぱり財力、スマートさなど男として負けている劣等感も感じていた。
「寝取らせ好きが・・・」 vol.19
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.19
ただ、愛菜が魅力ある男性(今回なら工藤社長)にモテるといった状況は僕の性癖にマッチする。愛菜に対する僕の信頼は揺るがない。だから、どんなに口説かれても愛菜が堕ちないと思っています。そうだけれど、もし愛菜が男性の誘いを受け入れることになればと妄想します。そして、いまのところは覚悟がないのですが、万が一受け入れたとしても肉体面(セックス)のみで心の部分はいつも僕のことを思っていて欲しいと・・・。
その日、夕食を済ませ、僕がみのりをお風呂に入れる。今日は一日パパと遊べたので大満足の様子ではしゃぎすぎたのか、お風呂から上がるとすぐ眠ってしまった。愛菜は夕食の後片付けをして、みのりをこども部屋に寝かしつけると、お風呂に入った。
愛菜が出てくると、僕が「今日はお疲れ様でした。」と妻を労(ねぎら)う。『うん。やっぱり緊張していたのかな?なんだか疲れたわ。』って肩をまわした。「愛菜、ワインでも飲もうか?」と次のことを考えて勧めてみた。『いいわね。用意するね。』とキッチンに行き、簡単なおつまみとポルトガル産のロゼワインを運んでくる。
僕が「乾杯しようか?」と言うと、『えっ?何に?』って愛菜が不思議そうにみつめている。「寝取らせの第一歩にかな?」と告げると、愛菜は『ほんと隆司は変態さんだね。でも今日の事を酔わせて聞こうとしていない?何もなかったよ記念日に乾杯~!』ってグラスを合わせる。
「え~?何もなかったの?」とつまらない顔をする。愛菜は勢いよくグラスのワインを半分ほど飲み『もう困った旦那さまね。昼間の銀座で何を期待してるの?』って笑う。「それは手をつないだり・・・。」、『キスしたり?』と愛菜が言うので、「キ、キスしたの?」と慌てふためく僕に、『したらどうするの?』ってワインを全部飲み干した。
「そ、それは・・・」会社では優秀な営業マンと言われている僕だが、最近の愛菜には会話では全然敵わない。愛菜は空になったグラスにピンク色のワインを注ぐ。そのワインを口に含み僕へキスをしてきた。口の中にワインと愛菜の唾液がまじり、さらに舌を絡めてくる感触が堪らなかった。抱きついた胸はノーブラなのだろうか?豊満で弾力ある胸を押し付けてくる。
『何もなかったことはないよ。あのね・・・。』と言いかける。「な、なにかあったの?・・」と問いかける。『ほら、美味しいパンケーキを戴いたじゃない。その時にね。工藤さんが〔大森君の許可を得るから、映画かお芝居を一緒に観に行きませんか?〕と誘われたの。』、「愛菜はなんて返事をしたの?」と訊ねると、『主人がいいと言うなら、私はいいですよ。』って愛菜は返答したらしい。僕にはそんな些細なことでも、工藤社長がじわじわと僕と愛菜の領域を侵食してくるのを感じた。
ただ、愛菜が魅力ある男性(今回なら工藤社長)にモテるといった状況は僕の性癖にマッチする。愛菜に対する僕の信頼は揺るがない。だから、どんなに口説かれても愛菜が堕ちないと思っています。そうだけれど、もし愛菜が男性の誘いを受け入れることになればと妄想します。そして、いまのところは覚悟がないのですが、万が一受け入れたとしても肉体面(セックス)のみで心の部分はいつも僕のことを思っていて欲しいと・・・。
その日、夕食を済ませ、僕がみのりをお風呂に入れる。今日は一日パパと遊べたので大満足の様子ではしゃぎすぎたのか、お風呂から上がるとすぐ眠ってしまった。愛菜は夕食の後片付けをして、みのりをこども部屋に寝かしつけると、お風呂に入った。
愛菜が出てくると、僕が「今日はお疲れ様でした。」と妻を労(ねぎら)う。『うん。やっぱり緊張していたのかな?なんだか疲れたわ。』って肩をまわした。「愛菜、ワインでも飲もうか?」と次のことを考えて勧めてみた。『いいわね。用意するね。』とキッチンに行き、簡単なおつまみとポルトガル産のロゼワインを運んでくる。
僕が「乾杯しようか?」と言うと、『えっ?何に?』って愛菜が不思議そうにみつめている。「寝取らせの第一歩にかな?」と告げると、愛菜は『ほんと隆司は変態さんだね。でも今日の事を酔わせて聞こうとしていない?何もなかったよ記念日に乾杯~!』ってグラスを合わせる。
「え~?何もなかったの?」とつまらない顔をする。愛菜は勢いよくグラスのワインを半分ほど飲み『もう困った旦那さまね。昼間の銀座で何を期待してるの?』って笑う。「それは手をつないだり・・・。」、『キスしたり?』と愛菜が言うので、「キ、キスしたの?」と慌てふためく僕に、『したらどうするの?』ってワインを全部飲み干した。
「そ、それは・・・」会社では優秀な営業マンと言われている僕だが、最近の愛菜には会話では全然敵わない。愛菜は空になったグラスにピンク色のワインを注ぐ。そのワインを口に含み僕へキスをしてきた。口の中にワインと愛菜の唾液がまじり、さらに舌を絡めてくる感触が堪らなかった。抱きついた胸はノーブラなのだろうか?豊満で弾力ある胸を押し付けてくる。
『何もなかったことはないよ。あのね・・・。』と言いかける。「な、なにかあったの?・・」と問いかける。『ほら、美味しいパンケーキを戴いたじゃない。その時にね。工藤さんが〔大森君の許可を得るから、映画かお芝居を一緒に観に行きませんか?〕と誘われたの。』、「愛菜はなんて返事をしたの?」と訊ねると、『主人がいいと言うなら、私はいいですよ。』って愛菜は返答したらしい。僕にはそんな些細なことでも、工藤社長がじわじわと僕と愛菜の領域を侵食してくるのを感じた。
「寝取らせ好きが・・・」vol.20
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.20
日曜日の朝に工藤社長から僕のスマホにメールが入る。≪昨日は奥さんに手伝って頂いてありがとう。恐縮なのですが、また大森君にお願いがあります。再来週の土曜日に又奥さんをお借りできないかな。ゆっくり考えて返事を下さい。休日にメールして申し訳ありません。≫
女性って自分の容貌に自信がないとよく言うが、案外自分の魅力については自覚があるらしい。愛菜も『私は普通のおばちゃん』よと言うが、僕からすれば顔は可愛いし、それに夫だけがわかる“脱いだらスゴイんです”ボディーなのだ。それに愛菜もどうすれば魅力が発揮できるのかを知っているのかも・・・それと夫以外の異性から好印象を持たれることはやはり気分がいいのだろう。
そんな愛菜に思いを寄せる工藤社長は、着々と手を打って(将来を予測して必要な対策を講ずる。)きている。とりあえず対策を講じなければならないが今のところは頭の中に何一つ浮かばない。先ずは、いま来たメールを愛菜に見せることにする。
愛菜にスマホを渡し「工藤社長からこんなメールが届いたよ。」と告げる。『ほらね。昨日私が話したとおりでしょ。どうするの?』と訊ねてくる。僕は「どうするって?愛菜が行きたけりゃ行けばいいよ。」と答える。そうすると、『行きたくないって言ったら大森(おおもり)君(くん)はどうするの?』って意味深な笑いを添えて訊いてきた。
横で遊んでいた娘のみのりが〔ママきょうもおでかけ?〕と聞いてくる。愛菜が『今日はみのりとパパとママで買い物に行くよ。』みのりは万歳をして〔ワッ~やった~やった~〕って大騒ぎ。『メールの返事は隆司に任せたわ。私は隆司のいう通りにするから。ほら、みのりとお出かけの支度をしなけりゃね。隆司も急いでよ。』と足早にみのりを連れて行ってしまった。
取り残された僕は、買い物から帰ってから返事をしようと着替えに取り掛かる。百貨店って子どもの時分から何かしらワクワクさせるものがあった。両親が子どもと来るのは何か食べさせるか買い与えるかの目的があってだろう。そこを子どもは本能的に察知するのだろう。三人で渋谷の百貨店にやってきた。娘のみのりははしゃいでいた。「う~ん感性が鋭いな。」と妙に感心をした。
軍資金は昨日工藤社長から愛菜が頂いた全国の百貨店で使える1万円分の商品券だ。愛菜が『今日は隆司のも買ってあげるから。』と言ってくる。僕は「1万円がベースだからみのりと愛菜だけでいいよ。」と答える。すると申し訳なさそうな顔で『ごめんなさい。本当は工藤さんから貰ったのは3万円の商品券なの・・うそついたから怒るよね。』と愛菜に云われ、なぜだか変な嫉妬を覚えたが、それより愛菜を金で買われたようなマゾ的な感覚に襲われた。
日曜日の朝に工藤社長から僕のスマホにメールが入る。≪昨日は奥さんに手伝って頂いてありがとう。恐縮なのですが、また大森君にお願いがあります。再来週の土曜日に又奥さんをお借りできないかな。ゆっくり考えて返事を下さい。休日にメールして申し訳ありません。≫
女性って自分の容貌に自信がないとよく言うが、案外自分の魅力については自覚があるらしい。愛菜も『私は普通のおばちゃん』よと言うが、僕からすれば顔は可愛いし、それに夫だけがわかる“脱いだらスゴイんです”ボディーなのだ。それに愛菜もどうすれば魅力が発揮できるのかを知っているのかも・・・それと夫以外の異性から好印象を持たれることはやはり気分がいいのだろう。
そんな愛菜に思いを寄せる工藤社長は、着々と手を打って(将来を予測して必要な対策を講ずる。)きている。とりあえず対策を講じなければならないが今のところは頭の中に何一つ浮かばない。先ずは、いま来たメールを愛菜に見せることにする。
愛菜にスマホを渡し「工藤社長からこんなメールが届いたよ。」と告げる。『ほらね。昨日私が話したとおりでしょ。どうするの?』と訊ねてくる。僕は「どうするって?愛菜が行きたけりゃ行けばいいよ。」と答える。そうすると、『行きたくないって言ったら大森(おおもり)君(くん)はどうするの?』って意味深な笑いを添えて訊いてきた。
横で遊んでいた娘のみのりが〔ママきょうもおでかけ?〕と聞いてくる。愛菜が『今日はみのりとパパとママで買い物に行くよ。』みのりは万歳をして〔ワッ~やった~やった~〕って大騒ぎ。『メールの返事は隆司に任せたわ。私は隆司のいう通りにするから。ほら、みのりとお出かけの支度をしなけりゃね。隆司も急いでよ。』と足早にみのりを連れて行ってしまった。
取り残された僕は、買い物から帰ってから返事をしようと着替えに取り掛かる。百貨店って子どもの時分から何かしらワクワクさせるものがあった。両親が子どもと来るのは何か食べさせるか買い与えるかの目的があってだろう。そこを子どもは本能的に察知するのだろう。三人で渋谷の百貨店にやってきた。娘のみのりははしゃいでいた。「う~ん感性が鋭いな。」と妙に感心をした。
軍資金は昨日工藤社長から愛菜が頂いた全国の百貨店で使える1万円分の商品券だ。愛菜が『今日は隆司のも買ってあげるから。』と言ってくる。僕は「1万円がベースだからみのりと愛菜だけでいいよ。」と答える。すると申し訳なさそうな顔で『ごめんなさい。本当は工藤さんから貰ったのは3万円の商品券なの・・うそついたから怒るよね。』と愛菜に云われ、なぜだか変な嫉妬を覚えたが、それより愛菜を金で買われたようなマゾ的な感覚に襲われた。
「寝取らせ好きが・・・」vol.21
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.21
「僕は嘘をつかれるのは嫌いだよ。それに惨めになる。それでも正直に話してくれたから許すよ。これからは正直になんでも話してくれるね。」と告げると、愛菜は少し涙ぐみ『うん。本当にごめんなさい。これからは絶対に嘘や隠し事はしないと誓うわ。』と答えた。そこへ、みのりが可愛い人形を抱えて走り寄ってきた。〔パパ!ママ!みのりこれにする~。いいでしょ!〕と云うので、三人で売り場のレジに向かった。百貨店では愛菜は腕時計を買い、僕もネクタイを買ってもらった。そのあとで8階のレストランで食事をして、みのりが観たがっていたアニメ映画を堪能して家路についた。
夕食を済ませ、興奮の1日をすごした娘のみのりは、お風呂場で寝てしまった。愛菜を呼んで引き取ってもらう。リビングのソファでビールを飲んでいると、愛菜が『よっぽど楽しかったんでしょうね。寝言で〔おにんきょうさんをかってもらったよ。〕と、きっとお友達に夢の中で自慢してるのね。』と伝えてくれる。
「そうか、これも愛菜が稼いできたからだな。」とちょっとからかい半分で言うと、『もう言わないで。反省は充分してるんだから・・・。』としょげ返る(ひどく落ち込む)。
「ごめんよ。そんなつもりで言ったんじゃないからさ。」と謝る。すると愛菜はニッコリして『隆司は私を愛してる。』と訊きながら身を寄せてきた。僕は「もちろんだよ。世界で一番愛しているよ。」と云うと、体を離して『私もビール飲もうっと!隆司ももう1本飲む?』、「ありがたいな。財布のひも・・・うん、ありがとう。」また余計なことを言いそうになったがなんとか誤魔化した。
『じゃ~乾杯しましょ!』と開けた缶ビールを近づける愛菜に、「なにに乾杯なの?」と訊ねると『もちろん世界一愛し合っている二人によ。かんぱい~』と云いながら愛菜はグイグイ飲んだ。『わっ~おいしい。』僕が「ご機嫌だね。」と振ると、『それはね。昨日から言おうか、いつ言えばいいか悩んでいたから、それが言えたからほっとしてるの・・』
「もう怒ってないから訊くけどなぜ言えなかったの?」と云うと、『うーーん、ただ娘さんへの誕生日プレゼントを一緒に買いに行っただけで、ほらケーキで十分と思っていたのに、途中のタクシーで封筒の中をみたら3万円分もあるから驚いたの。これを正直に隆司に言うと気分を悪くさせるような気がして、本当の事が言えなかった・・・』
また涙声になりかけたので「もらったことに怒ってないよ(金で買われたような気分にはなるが)。美人人妻のエスコート代としては妥当だと思うよ。」と冗談めかして言うと、愛菜は『なんか隆司の今の発言は、エロくない!そんな商売しているみたいじゃない。』となぜかむくれる。僕は慌てて「いやいや誤解だよ。そんなつもりは毛頭ないよ。ごめん。」って素直に頭を下げると。突然、愛菜が笑い出した。『嘘芝居だよ。わ~い引っかかった。』と、「もう~やられたな。愛菜の演技はエミー賞(エミー賞は、米国テレビ芸術科学アカデミーの主催で、アメリカのテレビドラマを始めとする番組のほか、テレビに関連する様々な業績に与えられる賞)級だね。」と感心した。
愛菜が『でもそれにしても3万円は多いね?』と首をひねる。「きっと愛菜とみのりと僕の3人分じゃないかな。」、『うんそうかも。お金持ちは違いますな~』と云いながら又冷蔵庫から今度は缶チューハイを取りだし、グビグビと飲んでいる。『庶民はこれですもんね。』と云う。「すまん安月給で。」とまた頭をさげると、『もう工藤さんにメール打った?』と訊ねてくる。「いやまだだけど、それが?」と逆に訊くと、『ならOKと返信して。美人人妻がまた商品券を稼ぐから・・隆司~早く~』と、酔って言っているのか本気(まじ)なのか?でも僕の性癖を確実に刺激していたのは間違いない。
僕は心の内で「愛菜は愛菜なりに、商品券を次でも頂けたら、少しは家計の足しになるとか、贅沢ができるかな。とおもったんだろう。その気持ちは尊い。それと同時に僕の公認とはいえ男性と“準デート”をする罪悪感があるだろう。そこを工藤社長は意識的か無意識なのか、《仕事に対する正当な対価》として、商品券を渡す。それで愛菜には当然の報酬ということで罪悪感を薄めさせることができる。多少僕らとは金銭感覚というかお金の価値観が違うので半日ほどの時間に3万円も出す。底には愛菜に対しての下心も感じることができた。」って考えていた。
愛菜に「ちょっと部屋で工藤社長にメールをしてくるよ。」と云うと、『ほら隆司いそげ~』って楽しそうにしている愛菜の目が真剣だったのに気が付いた。それが何を意味するのかまでは分からない。
≪夜分にすいません。妻とも話し合って、連れて行っていただく。という結論になりました。ついては詳しい段取りは妻の方にメールをくだされば幸いです。また、昨日は過分なものを頂戴いたしまして御礼申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。≫と馬鹿丁寧なメールを工藤社長に返信をした。
それは、この寝取らせゲームの演者として、工藤社長に遜(へりくだ)る(相手を敬って自分を控えめにする)役をこれから僕は演じる。愛菜は、そう今は社長と同伴出勤(アフターもする)ホステスの役。工藤社長は財力と知力で人妻とその夫を籠絡(巧みに手なずけて、自分の思いどおりに操る)する役だ。
「僕は嘘をつかれるのは嫌いだよ。それに惨めになる。それでも正直に話してくれたから許すよ。これからは正直になんでも話してくれるね。」と告げると、愛菜は少し涙ぐみ『うん。本当にごめんなさい。これからは絶対に嘘や隠し事はしないと誓うわ。』と答えた。そこへ、みのりが可愛い人形を抱えて走り寄ってきた。〔パパ!ママ!みのりこれにする~。いいでしょ!〕と云うので、三人で売り場のレジに向かった。百貨店では愛菜は腕時計を買い、僕もネクタイを買ってもらった。そのあとで8階のレストランで食事をして、みのりが観たがっていたアニメ映画を堪能して家路についた。
夕食を済ませ、興奮の1日をすごした娘のみのりは、お風呂場で寝てしまった。愛菜を呼んで引き取ってもらう。リビングのソファでビールを飲んでいると、愛菜が『よっぽど楽しかったんでしょうね。寝言で〔おにんきょうさんをかってもらったよ。〕と、きっとお友達に夢の中で自慢してるのね。』と伝えてくれる。
「そうか、これも愛菜が稼いできたからだな。」とちょっとからかい半分で言うと、『もう言わないで。反省は充分してるんだから・・・。』としょげ返る(ひどく落ち込む)。
「ごめんよ。そんなつもりで言ったんじゃないからさ。」と謝る。すると愛菜はニッコリして『隆司は私を愛してる。』と訊きながら身を寄せてきた。僕は「もちろんだよ。世界で一番愛しているよ。」と云うと、体を離して『私もビール飲もうっと!隆司ももう1本飲む?』、「ありがたいな。財布のひも・・・うん、ありがとう。」また余計なことを言いそうになったがなんとか誤魔化した。
『じゃ~乾杯しましょ!』と開けた缶ビールを近づける愛菜に、「なにに乾杯なの?」と訊ねると『もちろん世界一愛し合っている二人によ。かんぱい~』と云いながら愛菜はグイグイ飲んだ。『わっ~おいしい。』僕が「ご機嫌だね。」と振ると、『それはね。昨日から言おうか、いつ言えばいいか悩んでいたから、それが言えたからほっとしてるの・・』
「もう怒ってないから訊くけどなぜ言えなかったの?」と云うと、『うーーん、ただ娘さんへの誕生日プレゼントを一緒に買いに行っただけで、ほらケーキで十分と思っていたのに、途中のタクシーで封筒の中をみたら3万円分もあるから驚いたの。これを正直に隆司に言うと気分を悪くさせるような気がして、本当の事が言えなかった・・・』
また涙声になりかけたので「もらったことに怒ってないよ(金で買われたような気分にはなるが)。美人人妻のエスコート代としては妥当だと思うよ。」と冗談めかして言うと、愛菜は『なんか隆司の今の発言は、エロくない!そんな商売しているみたいじゃない。』となぜかむくれる。僕は慌てて「いやいや誤解だよ。そんなつもりは毛頭ないよ。ごめん。」って素直に頭を下げると。突然、愛菜が笑い出した。『嘘芝居だよ。わ~い引っかかった。』と、「もう~やられたな。愛菜の演技はエミー賞(エミー賞は、米国テレビ芸術科学アカデミーの主催で、アメリカのテレビドラマを始めとする番組のほか、テレビに関連する様々な業績に与えられる賞)級だね。」と感心した。
愛菜が『でもそれにしても3万円は多いね?』と首をひねる。「きっと愛菜とみのりと僕の3人分じゃないかな。」、『うんそうかも。お金持ちは違いますな~』と云いながら又冷蔵庫から今度は缶チューハイを取りだし、グビグビと飲んでいる。『庶民はこれですもんね。』と云う。「すまん安月給で。」とまた頭をさげると、『もう工藤さんにメール打った?』と訊ねてくる。「いやまだだけど、それが?」と逆に訊くと、『ならOKと返信して。美人人妻がまた商品券を稼ぐから・・隆司~早く~』と、酔って言っているのか本気(まじ)なのか?でも僕の性癖を確実に刺激していたのは間違いない。
僕は心の内で「愛菜は愛菜なりに、商品券を次でも頂けたら、少しは家計の足しになるとか、贅沢ができるかな。とおもったんだろう。その気持ちは尊い。それと同時に僕の公認とはいえ男性と“準デート”をする罪悪感があるだろう。そこを工藤社長は意識的か無意識なのか、《仕事に対する正当な対価》として、商品券を渡す。それで愛菜には当然の報酬ということで罪悪感を薄めさせることができる。多少僕らとは金銭感覚というかお金の価値観が違うので半日ほどの時間に3万円も出す。底には愛菜に対しての下心も感じることができた。」って考えていた。
愛菜に「ちょっと部屋で工藤社長にメールをしてくるよ。」と云うと、『ほら隆司いそげ~』って楽しそうにしている愛菜の目が真剣だったのに気が付いた。それが何を意味するのかまでは分からない。
≪夜分にすいません。妻とも話し合って、連れて行っていただく。という結論になりました。ついては詳しい段取りは妻の方にメールをくだされば幸いです。また、昨日は過分なものを頂戴いたしまして御礼申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。≫と馬鹿丁寧なメールを工藤社長に返信をした。
それは、この寝取らせゲームの演者として、工藤社長に遜(へりくだ)る(相手を敬って自分を控えめにする)役をこれから僕は演じる。愛菜は、そう今は社長と同伴出勤(アフターもする)ホステスの役。工藤社長は財力と知力で人妻とその夫を籠絡(巧みに手なずけて、自分の思いどおりに操る)する役だ。
「寝取らせ好きが・・・」vol.22
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.22
僕は自分が本当に愛妻を他人に委ねることなど出来るのだろうか?毎日考えていた。愛菜が夫の様子が変だと気付き、『ね~隆司・・なんか悩みとか心配ごとがあるの?このところ変だよ?』と訊いてきた。「うん。愛菜がさ・・・」、『えっ?わたしのことなの?なに?』、「だから愛菜を工藤社長にとられちゃうんじ・・・ないかなって・・・。」とか細い声で告げると、『なんだ~そんなこと心配してるの?いつも隆司が「誰かに抱かれてみないか?」みたいなことを勧めているくせに、いざ現実になったら怖くなったの?』とニヤリと笑う。『大丈夫だよ。こんな普通のおばさんを・・・・。』と愛菜は言うが、「いあや結構脱ぐとボインだし色っぽいから・・。」ってまた心配になる。
『ほんとわたしを工藤さんに寝取らせようとしている変態さんなのに、映画やお芝居を観に行くだけのことに何が心配なの?この間まで、工藤さんとセックスしているのをわたしに想像させておいて、可笑しいぞ。』と皮肉る。
『隆司はわたしが工藤さんに抱かれてもいいとおもっていたんじゃないの?例えばですよ。わたしがもし抱かれても、愛しているのは隆司だけだから・・信じて・・信じてくれるよね。』と愛菜に云われる。愛菜は僕の性癖に関する情報をかなり学習している。だから、僕を嫉妬させたり、興奮をさせたりする話術が段々上手になってきている。それと、愛菜自身も寝取られに興味があり、夫公認なら・・・と考えているフシが見受けられる。
「僕はいつだって愛菜を信じているし愛している。」と云うと『嬉しいな。じゃ~ベッド行きましょう~はやく~一杯アイシテネ。』と甘えてくると同時に、寝室に連行される。僕は内心、今日は“ノルマの日”じゃないよ。と思ったが、まんまと妻の策略に引っかかったようだ。
ベッドでも巧妙なトラップ(ワナ)をしかけてくる。もう着ているものを脱いで全裸になっている愛菜は、最近どことなく色っぽいのだ。女性ホルモンのせいかも知れない。着痩せするタイプでほんと脱ぐと巨乳だなと思う。幾分全盛期に比べて、みのりも産んだので、地球の重力に負けそうになってはきているが、乳首もきれいなピンク色だ。
顔が20代前半でも通じる童顔で小顔に巨乳というアンバランスが僕は妙にそそられるが、何しろ6年を超す結婚生活、特にセックスは新鮮さが失われていく。男は定食よりも、鮨とかイタリア料理を食べたくなる時もある。けれど僕は純粋な浮気は1度もしたことがない。どうしても営業の付き合いで風俗には何度か行ったことはある(もちろん愛菜には絶対内緒である。)が基本僕は《愛菜フェチ》なのだ。
それでも男の生理は、興奮する材料がないと勃起はし難いのだ。そこのところを愛菜は巧みに話術で衝いてくる。『ほら、この胸をだれかさんにみられてもいいの?』と愛菜は自分で両手で乳房をもちあげる。もうそれだけで単純思考回路の僕は愛菜に飛び掛かって行った。『ここに、だれかさんのおちんちんが入るのよ。隆司はそうしてほしいのね。』って言葉攻めを繰り出す。大きく太腿を拡げ、淫らな挑発に、自然と僕のペニスは反応し大きく硬くなる。
まるで操り人形みたいなのだが、それがここち良い。〖寝取らせ〗といっても究極的には妻や彼女が寝取られるのに興奮するわけだから、寝取らせまではS気質でも寝取られているときはMになる。もう敗北感と孤独と嫉妬で想像しただけで息が苦しくなり、心に穴が開いた気分になる。でもそういう自分が自分で愛おしくなる快感がある。まあどっちにしても、業の深い深い性癖かもしれない。
僕は自分が本当に愛妻を他人に委ねることなど出来るのだろうか?毎日考えていた。愛菜が夫の様子が変だと気付き、『ね~隆司・・なんか悩みとか心配ごとがあるの?このところ変だよ?』と訊いてきた。「うん。愛菜がさ・・・」、『えっ?わたしのことなの?なに?』、「だから愛菜を工藤社長にとられちゃうんじ・・・ないかなって・・・。」とか細い声で告げると、『なんだ~そんなこと心配してるの?いつも隆司が「誰かに抱かれてみないか?」みたいなことを勧めているくせに、いざ現実になったら怖くなったの?』とニヤリと笑う。『大丈夫だよ。こんな普通のおばさんを・・・・。』と愛菜は言うが、「いあや結構脱ぐとボインだし色っぽいから・・。」ってまた心配になる。
『ほんとわたしを工藤さんに寝取らせようとしている変態さんなのに、映画やお芝居を観に行くだけのことに何が心配なの?この間まで、工藤さんとセックスしているのをわたしに想像させておいて、可笑しいぞ。』と皮肉る。
『隆司はわたしが工藤さんに抱かれてもいいとおもっていたんじゃないの?例えばですよ。わたしがもし抱かれても、愛しているのは隆司だけだから・・信じて・・信じてくれるよね。』と愛菜に云われる。愛菜は僕の性癖に関する情報をかなり学習している。だから、僕を嫉妬させたり、興奮をさせたりする話術が段々上手になってきている。それと、愛菜自身も寝取られに興味があり、夫公認なら・・・と考えているフシが見受けられる。
「僕はいつだって愛菜を信じているし愛している。」と云うと『嬉しいな。じゃ~ベッド行きましょう~はやく~一杯アイシテネ。』と甘えてくると同時に、寝室に連行される。僕は内心、今日は“ノルマの日”じゃないよ。と思ったが、まんまと妻の策略に引っかかったようだ。
ベッドでも巧妙なトラップ(ワナ)をしかけてくる。もう着ているものを脱いで全裸になっている愛菜は、最近どことなく色っぽいのだ。女性ホルモンのせいかも知れない。着痩せするタイプでほんと脱ぐと巨乳だなと思う。幾分全盛期に比べて、みのりも産んだので、地球の重力に負けそうになってはきているが、乳首もきれいなピンク色だ。
顔が20代前半でも通じる童顔で小顔に巨乳というアンバランスが僕は妙にそそられるが、何しろ6年を超す結婚生活、特にセックスは新鮮さが失われていく。男は定食よりも、鮨とかイタリア料理を食べたくなる時もある。けれど僕は純粋な浮気は1度もしたことがない。どうしても営業の付き合いで風俗には何度か行ったことはある(もちろん愛菜には絶対内緒である。)が基本僕は《愛菜フェチ》なのだ。
それでも男の生理は、興奮する材料がないと勃起はし難いのだ。そこのところを愛菜は巧みに話術で衝いてくる。『ほら、この胸をだれかさんにみられてもいいの?』と愛菜は自分で両手で乳房をもちあげる。もうそれだけで単純思考回路の僕は愛菜に飛び掛かって行った。『ここに、だれかさんのおちんちんが入るのよ。隆司はそうしてほしいのね。』って言葉攻めを繰り出す。大きく太腿を拡げ、淫らな挑発に、自然と僕のペニスは反応し大きく硬くなる。
まるで操り人形みたいなのだが、それがここち良い。〖寝取らせ〗といっても究極的には妻や彼女が寝取られるのに興奮するわけだから、寝取らせまではS気質でも寝取られているときはMになる。もう敗北感と孤独と嫉妬で想像しただけで息が苦しくなり、心に穴が開いた気分になる。でもそういう自分が自分で愛おしくなる快感がある。まあどっちにしても、業の深い深い性癖かもしれない。
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.23
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.23
vol.22
週が明けて、木曜日に工藤敦(くどう・あつし:38歳)社長の秘書から本社へ17時頃に来てほしいと依頼があった。僕(大森隆司:おおもり・たかし33歳)は課長に報告をして本社へ向かう。商談後は直帰(出先での勤務が終わったら職場に戻らず、そのまま家に帰ること)にしてもらった。大概、社長と食事や飲み会になるのが通例になっている。
約束の15分前には着いたが、工藤社長の帰国便の到着が遅くなり17時は過ぎるらしい。秘書室長から「しばらく応接室でお待ち下さい。」と言われ、冷たいフレッシュジュースを新人の秘書が持ってきた。室長が「今度、秘書室へ配属になった白瀬です。こちらは□□□商事の大森係長さん。」すると「白瀬真理です。どうぞよろしくお願いします。」とぎこちないお辞儀をされる。僕は慌てて席から立ち上り、「大森隆司です。こちらの室長にはいつもお世話になっています。月に何回かお邪魔しますが、よろしくお願いします。」
「白瀬君。大森係長は社長のお気に入りの方ですから仲良くしてもらってください。」と室長の言葉に彼女は「こちらこそ未熟者ですがよろしくお願い致します。」と深々とまたお辞儀をされる。「大森係長。社長が〔今晩夕食に付き合ってください。〕とのことです。それでこの白瀬も同席させますのでよろしくお願いします。」
これまで秘書さんが同席しての食事や飲み会はなかった。せいぜい社長をお迎えに来るぐらいで、「なぜ今夜は・・・」と不思議に思う。室長が「白瀬君は18時までに私服に着替えなさい。その頃社長は出発されます。いいですね?」と命じると、「招致いたしました。では失礼致します。」またお辞儀をして退出していった。室長も「17時10分には到着されるそうですから、いま暫くお待ち願います。」って言葉を残して秘書室の方へ下がって行った。
僕は妻(大森愛菜:おおもり・まな:31歳)にメールで≪今夜工藤社長と会食。遅くなるからお風呂だけ用意しておいて。終わったらメール入れます。≫と送る。すぐに≪あまり飲みすぎないようにね。メール待ってます。≫って愛菜から返信があった。
工藤社長が17時5分過ぎに応接室に現れる。〔大森君待たせて悪かったな。すまん。〕と丁寧に謝るので、僕は恐縮してしまう。「いえいえ全然大丈夫です。社長今日はどちらからですか?」と訊ねると〔シンガポールからなんだけど、途中で積乱雲(強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した雲)を避けるため遠回りしたんだ。20分遅れて羽田に着いた。〕しばらくすると資材担当の課長が書類を運んできた。それを工藤社長が受け取りチェックして僕に〔6カ月の発注書だ。確認して明日でもまた、この槌田課長に正式な契約書にして持ってきてくれ。〕と手渡す。
これで僕の営業成績は課内でトップになる。「ありがとうございます。明日槌田課長の許(もと)へ持参致します。」社長は〔うん。そうしてくれ。大森君ちょっと今からシャワーを浴びて着替えてくるので待っていてくれ。もう秘書室長から聞いていると思うけど君のために可愛い秘書さんを同席させるから楽しみにしておいてくれ。じゃあ失礼する。〕社長室にはシャワールームとウォークインクローゼットと(内部を歩けるクローゼット収納のこと)が併設してあった。 vol.24に続く
2014/09/02
vol.22
週が明けて、木曜日に工藤敦(くどう・あつし:38歳)社長の秘書から本社へ17時頃に来てほしいと依頼があった。僕(大森隆司:おおもり・たかし33歳)は課長に報告をして本社へ向かう。商談後は直帰(出先での勤務が終わったら職場に戻らず、そのまま家に帰ること)にしてもらった。大概、社長と食事や飲み会になるのが通例になっている。
約束の15分前には着いたが、工藤社長の帰国便の到着が遅くなり17時は過ぎるらしい。秘書室長から「しばらく応接室でお待ち下さい。」と言われ、冷たいフレッシュジュースを新人の秘書が持ってきた。室長が「今度、秘書室へ配属になった白瀬です。こちらは□□□商事の大森係長さん。」すると「白瀬真理です。どうぞよろしくお願いします。」とぎこちないお辞儀をされる。僕は慌てて席から立ち上り、「大森隆司です。こちらの室長にはいつもお世話になっています。月に何回かお邪魔しますが、よろしくお願いします。」
「白瀬君。大森係長は社長のお気に入りの方ですから仲良くしてもらってください。」と室長の言葉に彼女は「こちらこそ未熟者ですがよろしくお願い致します。」と深々とまたお辞儀をされる。「大森係長。社長が〔今晩夕食に付き合ってください。〕とのことです。それでこの白瀬も同席させますのでよろしくお願いします。」
これまで秘書さんが同席しての食事や飲み会はなかった。せいぜい社長をお迎えに来るぐらいで、「なぜ今夜は・・・」と不思議に思う。室長が「白瀬君は18時までに私服に着替えなさい。その頃社長は出発されます。いいですね?」と命じると、「招致いたしました。では失礼致します。」またお辞儀をして退出していった。室長も「17時10分には到着されるそうですから、いま暫くお待ち願います。」って言葉を残して秘書室の方へ下がって行った。
僕は妻(大森愛菜:おおもり・まな:31歳)にメールで≪今夜工藤社長と会食。遅くなるからお風呂だけ用意しておいて。終わったらメール入れます。≫と送る。すぐに≪あまり飲みすぎないようにね。メール待ってます。≫って愛菜から返信があった。
工藤社長が17時5分過ぎに応接室に現れる。〔大森君待たせて悪かったな。すまん。〕と丁寧に謝るので、僕は恐縮してしまう。「いえいえ全然大丈夫です。社長今日はどちらからですか?」と訊ねると〔シンガポールからなんだけど、途中で積乱雲(強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した雲)を避けるため遠回りしたんだ。20分遅れて羽田に着いた。〕しばらくすると資材担当の課長が書類を運んできた。それを工藤社長が受け取りチェックして僕に〔6カ月の発注書だ。確認して明日でもまた、この槌田課長に正式な契約書にして持ってきてくれ。〕と手渡す。
これで僕の営業成績は課内でトップになる。「ありがとうございます。明日槌田課長の許(もと)へ持参致します。」社長は〔うん。そうしてくれ。大森君ちょっと今からシャワーを浴びて着替えてくるので待っていてくれ。もう秘書室長から聞いていると思うけど君のために可愛い秘書さんを同席させるから楽しみにしておいてくれ。じゃあ失礼する。〕社長室にはシャワールームとウォークインクローゼットと(内部を歩けるクローゼット収納のこと)が併設してあった。 vol.24に続く
2014/09/02
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.24
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.24
vol.23
愛菜は複雑な想いでいた。『夫の隆司が私をほんとうはどう思っているのかが分からない。』『セックスのときは結構夫の話しに調子を合わせることによって、確かに自分もキモチ良くなっている。だけど、それは非現実の仮想世界での話に過ぎなかった。』
『知識としては“夫の性癖”が段々と理解できるようにはなった。隆司が口ではそんなことを言っているけど、実際に私が工藤社長に抱かれることになったらきっと隆司は怒って離婚されてしまう?』
それでも、一女性としては男性から“好意”を持たれることは大変うれしい。貞淑な妻であり、娘のみのりが大好きな母親でもあるがわたしはどこかに〖おんな〗として認められたい気持ちが残っていた。
日常は毎日繰り返される普段の生活に過ぎない。そこはわたしにとって安住の地。平和と安心の世界。ただ、平凡なのが退屈であることも間違いない。外からの刺激などがあればいいのだが、普通の主婦にそれはのぞめない。まさか不倫や浮気、ホスト通いなどをするのは論外で勇気もない。でも、そんなところに、夫の公認によって、イケメンのセレブな男性とデートが出来る。
なにしろ夫の隆司がベッドでたびたび《他人とセックスすることを想像させるような話を聞かせる》ものだから、夫の性癖である【寝取られ】への好奇心が次第に湧いてくる。もちろん、私には夫以外の人とセックスするなんて考えられなかった。 vol.25へ
vol.23
愛菜は複雑な想いでいた。『夫の隆司が私をほんとうはどう思っているのかが分からない。』『セックスのときは結構夫の話しに調子を合わせることによって、確かに自分もキモチ良くなっている。だけど、それは非現実の仮想世界での話に過ぎなかった。』
『知識としては“夫の性癖”が段々と理解できるようにはなった。隆司が口ではそんなことを言っているけど、実際に私が工藤社長に抱かれることになったらきっと隆司は怒って離婚されてしまう?』
それでも、一女性としては男性から“好意”を持たれることは大変うれしい。貞淑な妻であり、娘のみのりが大好きな母親でもあるがわたしはどこかに〖おんな〗として認められたい気持ちが残っていた。
日常は毎日繰り返される普段の生活に過ぎない。そこはわたしにとって安住の地。平和と安心の世界。ただ、平凡なのが退屈であることも間違いない。外からの刺激などがあればいいのだが、普通の主婦にそれはのぞめない。まさか不倫や浮気、ホスト通いなどをするのは論外で勇気もない。でも、そんなところに、夫の公認によって、イケメンのセレブな男性とデートが出来る。
なにしろ夫の隆司がベッドでたびたび《他人とセックスすることを想像させるような話を聞かせる》ものだから、夫の性癖である【寝取られ】への好奇心が次第に湧いてくる。もちろん、私には夫以外の人とセックスするなんて考えられなかった。 vol.25へ
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.25
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.25
vol.24
工藤社長から自宅にファックスが届く。その前に僕のスマホにメールが届いていた。やはり分刻みで動く社長だけに、例え土曜日でも半日の時間を空けるのは大変な事だろうと思う。ファックスは〖土曜日のプラン〗と記されている。正午に我が家までお迎えの車が来ます。昼食は帝国ホテル東京の地階にある有名な日本料理店です。社長はそこで合流する(メールで≪東京の羽田空港に帰国するのが11時頃になり、一度本社に立ち寄ってからになります。≫と知らせて来ていた。)。
ここからが驚くのですが、僕と娘のみのりのために迎えの車で昼食は用意して運びます。とある。金持ちのスケールの大きさに圧倒される。昼食後はホテルの真正面にある東京宝塚劇場での観劇。終了後に自宅まで車でお送りをする。帰宅時間は午後7時半を予定しています。
愛菜が『凄いね。帝国ホテルも宝塚も行ったことがないけど、1度行きたいな。と思っていたのよ。いいのかしら?』と随分興奮をしていた。「メールにも書いてあったけど、社長は超のつく宝塚ファンみたいだね。結構一人でも行っているみたいだけど・・。」愛菜がちょっと困った顔をしているので、「何か行くことに問題ある?」と尋ねると、『う~ん。あのね何着て行ったらいいの?』と言うので「ほらママ友と出かける“余所行き”でいいんじゃない。」って、すると『あれはこの辺のカフェに行く時に着るもので、あの帝国ホテルよ。わ~っ困ったわ。どうしよう?やはりお断りしようかな?隆司どう思う。』
安月給(実は愛菜に内緒だが基本給は銀行振り込みだが、歩合給というか報奨金は現金でいただいている。それで結構内緒のヘソクリがある。)なので、住宅ローンもあり、段々と子供にもいろいろな費用が掛かってきている。どうしても愛菜のオシャレまでは行きわたらない。
着ていく服を買うくらいはヘソクリで賄(まかな)えるだろう。次の日に銀行のATMで5万円をおろした。残業もなく珍しく早い時間に家路に着く。「この5万円を渡したら愛菜は驚くかな?」と玄関を開けると、愛菜が慌てて駆け寄り、『工藤さんが・・工藤さんがね・・・。』と主語だけで述語のない話し方で、ただ顔は満面の笑みを浮かべている。
「おいおい、落ち着いて。工藤社長がどうしたって?」と訊くが、まだ靴さえ脱がせてもらえていない。『あのね。お洗濯が終って、ちょっと休憩しようかな・・なんて思って冷凍しておいたブルーベリーとバナナにヨーグルトを混ぜてね・・・』そこで僕は強引に話を中断させた。「とりあえず家に入れてくれないかな?」と漸(ようや)く“関所”を通過する。
リビングまでたどり着くと、今度は娘のみのりが機関銃のようにしゃべりかけてくる。普段は、こんな早い時間に帰って来ないパパに娘は興奮をしている。10分程みのりの話を聞いてあげると、満足したのかテレビを観に行った。入れ替わりに愛菜がうずうずした顔付きでやってくる。『さっきはごめんね。今度はゆっくり話すね。』と言いながら夕食を並べてくれる。
僕は目の前の夕食よりも、愛菜の話が気にかかる。でも妻は『もうこんな時間だわ。みのりを寝かせてくるね?』眠そうなみのりを抱えて『ほら、パパにオヤスミは?』みのりは「おやすみ~」と小さな手を振っている。この間に夕食を平らげた。
愛菜が戻ってくるころには、ソファに座っていたので、愛菜が隣に座った。手には覚えのある封筒を持っている。僕は何となくわかった。「工藤社長がまた商品券をくれたんだろう?」と云うと『え~~なんで・・分かったの?』昼間に書留で送られてきたらしく、あて名が愛菜になっていたので開封したら、商品券7万円が入っていたらしい。すぐに僕に相談しようとしたら、社長からメールが届いて、≪大森君は怒るかも知れないけど、土曜日のオシャレにでも使ってください。≫とあったので、『あなたが帰ってから相談しようと思った。』そうだ。
やはりいい気はしなかった。ただ〖寝取らせ願望〗=Mな気質があるので、妻を金で買われるような被虐的なシュチエーションに嫉妬以上に興奮が勝る。『あなたが嫌ならお返しするけど?』と複雑そうな顔をした僕に気をつかった愛菜に「よく稼いでくれる美人人妻だからな。」と返すと、『社長さんにもっとサービスするともっと頂けるかな?』の言葉に“ぶるっ”とした。
2014/10/24
vol.24
工藤社長から自宅にファックスが届く。その前に僕のスマホにメールが届いていた。やはり分刻みで動く社長だけに、例え土曜日でも半日の時間を空けるのは大変な事だろうと思う。ファックスは〖土曜日のプラン〗と記されている。正午に我が家までお迎えの車が来ます。昼食は帝国ホテル東京の地階にある有名な日本料理店です。社長はそこで合流する(メールで≪東京の羽田空港に帰国するのが11時頃になり、一度本社に立ち寄ってからになります。≫と知らせて来ていた。)。
ここからが驚くのですが、僕と娘のみのりのために迎えの車で昼食は用意して運びます。とある。金持ちのスケールの大きさに圧倒される。昼食後はホテルの真正面にある東京宝塚劇場での観劇。終了後に自宅まで車でお送りをする。帰宅時間は午後7時半を予定しています。
愛菜が『凄いね。帝国ホテルも宝塚も行ったことがないけど、1度行きたいな。と思っていたのよ。いいのかしら?』と随分興奮をしていた。「メールにも書いてあったけど、社長は超のつく宝塚ファンみたいだね。結構一人でも行っているみたいだけど・・。」愛菜がちょっと困った顔をしているので、「何か行くことに問題ある?」と尋ねると、『う~ん。あのね何着て行ったらいいの?』と言うので「ほらママ友と出かける“余所行き”でいいんじゃない。」って、すると『あれはこの辺のカフェに行く時に着るもので、あの帝国ホテルよ。わ~っ困ったわ。どうしよう?やはりお断りしようかな?隆司どう思う。』
安月給(実は愛菜に内緒だが基本給は銀行振り込みだが、歩合給というか報奨金は現金でいただいている。それで結構内緒のヘソクリがある。)なので、住宅ローンもあり、段々と子供にもいろいろな費用が掛かってきている。どうしても愛菜のオシャレまでは行きわたらない。
着ていく服を買うくらいはヘソクリで賄(まかな)えるだろう。次の日に銀行のATMで5万円をおろした。残業もなく珍しく早い時間に家路に着く。「この5万円を渡したら愛菜は驚くかな?」と玄関を開けると、愛菜が慌てて駆け寄り、『工藤さんが・・工藤さんがね・・・。』と主語だけで述語のない話し方で、ただ顔は満面の笑みを浮かべている。
「おいおい、落ち着いて。工藤社長がどうしたって?」と訊くが、まだ靴さえ脱がせてもらえていない。『あのね。お洗濯が終って、ちょっと休憩しようかな・・なんて思って冷凍しておいたブルーベリーとバナナにヨーグルトを混ぜてね・・・』そこで僕は強引に話を中断させた。「とりあえず家に入れてくれないかな?」と漸(ようや)く“関所”を通過する。
リビングまでたどり着くと、今度は娘のみのりが機関銃のようにしゃべりかけてくる。普段は、こんな早い時間に帰って来ないパパに娘は興奮をしている。10分程みのりの話を聞いてあげると、満足したのかテレビを観に行った。入れ替わりに愛菜がうずうずした顔付きでやってくる。『さっきはごめんね。今度はゆっくり話すね。』と言いながら夕食を並べてくれる。
僕は目の前の夕食よりも、愛菜の話が気にかかる。でも妻は『もうこんな時間だわ。みのりを寝かせてくるね?』眠そうなみのりを抱えて『ほら、パパにオヤスミは?』みのりは「おやすみ~」と小さな手を振っている。この間に夕食を平らげた。
愛菜が戻ってくるころには、ソファに座っていたので、愛菜が隣に座った。手には覚えのある封筒を持っている。僕は何となくわかった。「工藤社長がまた商品券をくれたんだろう?」と云うと『え~~なんで・・分かったの?』昼間に書留で送られてきたらしく、あて名が愛菜になっていたので開封したら、商品券7万円が入っていたらしい。すぐに僕に相談しようとしたら、社長からメールが届いて、≪大森君は怒るかも知れないけど、土曜日のオシャレにでも使ってください。≫とあったので、『あなたが帰ってから相談しようと思った。』そうだ。
やはりいい気はしなかった。ただ〖寝取らせ願望〗=Mな気質があるので、妻を金で買われるような被虐的なシュチエーションに嫉妬以上に興奮が勝る。『あなたが嫌ならお返しするけど?』と複雑そうな顔をした僕に気をつかった愛菜に「よく稼いでくれる美人人妻だからな。」と返すと、『社長さんにもっとサービスするともっと頂けるかな?』の言葉に“ぶるっ”とした。
2014/10/24
| ホーム |