中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№1
(原題:先輩の一言から 投稿者:トラレ 投稿日:2013年)
僕達はともに28歳の夫婦です。まだ子供はいません。二人とも性に対して奥手で、出会った頃はお互い異性経験が無く、初めて同士でした。(今や世界遺産級ですね。)以後、僕(佐藤圭一:さとう・けいいち)も嫁(佐藤奈々:さとう・なな)も他の相手としたことがありません。(と思う。)ただ、僕は多少の風俗経験はありますが・・・。
こうなるきっかけは、今年の春先の大学サークルOG・OBの飲み会でした。その時に一人の先輩(西村大輔:にしむら・だいすけ:31歳)が嫁の事をやたらと褒めてきたのです。ちなみに西村先輩は奈々とは何度も顔を合わせた事があり、お互いに気心の知れた仲でもありました。
僕自身、奈々とは長い付き合いだったので、今更キレイだとか色っぽいだとか思わなくなっていたのです。それで先輩が妻を褒める事に“???”な感じでした。試しに「本当にキレイですか?」と訊ねてみたら、〔イヤ、キレイって言うか・・・。抱けるかな(笑)。〕と、本気とも冗談とも取れるような口調で言ったのです。
もともと僕には〖寝取られ〗願望がありました。でも二人とも奥手なので、そういう世界に足を踏み入れる事に、かなり抵抗があったのです。でも西村先輩の一言が僕の心に火を点けました。酔いも手伝い頭の中では奈々が西村先輩に抱かれるシーンで一杯になっています。
飲み会がお開きになり、みんながそれぞれの方面へと歩き始めた時、僕は西村先輩の所へ行き、みんなに聞こえないようにそっと言いました。「先輩・・・。本当に俺の嫁を・・・。抱けますか?」先輩は驚いた顔をして、〔え? あ、ああ。さっきの話な。イヤ、忘れてくれ。いくらなんでもお前の奥さんを抱くわけにはイカンやろ。〕と答えます。
僕は西村先輩に自分が思っていることを話しました。〖寝取られ〗や〖スワッピング〗といった世界があることを・・そして僕自身が密かにそういう【願望】を持っていると。今思えば赤面ものの告白です。先輩は〖寝取られ〗については多少知っていたようで、〔まさか身近にそういう考えの人間が居るとは。〕と驚いていました。
その場で立ち話もなんだったので、落ち着いた雰囲気の喫茶店に入ります。カウンターに座って改めて自分の気持ちや願望を先輩に「僕にはインターネットで募集して嫁を抱いてもらうような大胆なことはできません。ならば身近な存在で嫁に興味を持ってくれている人がいるんだから、先輩にお願いしたい。」と話しました。
もちろん奈々に西村先輩とセックスをしてくれと頼んでも、断られるのは目に見えています。だからあくまで自然に、僕達夫婦と西村先輩の3人で飲み会をして、自然な流れでセックスに持ち込めればイイかなと思っていました。
西村先輩も内心とんでもないことになったな・・自分の不用意な自分の一言がこんなことになるとは・・・。こんなことで後輩の夫婦生活が壊れることにでもなったら一生後悔するぞ。と考えあぐね、この場は〔分かった2、3日考える時間をくれ。お前のスマホにメールするから。〕と告げ、味が全然分からないコーヒーを飲み終えて、その夜は別れた。
№2に続く
2018/07/30
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№2
№1 2018/07/30
この2日間、僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)はスマホのメールを1時間おきにチェックします。しかし、西村(大輔:にしむら・だいすけ:31歳)先輩からのメールは届いてはいなかった。忘れかけていた、木曜の昼ごろにメールが届きます。〔明日夜に会わないか? この前の話をしよう。都合をつけてください。返信を待っています。〕
待ち合わせ場所であるホテルのバーには20時前に着きました。先輩の仕事の都合でこの時間になった。まだ先輩は来ていなかったので、ジンライムを注文します。《西村先輩はどういう結論を出すんだろう?》と考えあぐねました。そこへ、先輩が〔佐藤遅れて悪いな。急に用事が・・・。〕と、僕が「大丈夫です。さっき来たばかりです。先輩、なにを飲まれます?」と尋ねます。メニューを見ながら〔そうだな。マタドールとおつまみセット。それからラザニア・・え~と佐藤お前も食べるよな・・うん2つ。〕とウェイターに注文しました。
西村先輩のカクテルが届き、乾杯をします。注文をしたフードを平らげ、それでおちついたので、先輩に「例(妻の奈々を抱いてもらう。)の件はどうですか?」と思い切って話を切り出しました。西村先輩はしばらく無言でいましたが、突然〔本当に良いんだな? お前後悔しないな?〕と覚悟を確かめられます。
僕は「覚悟は決まってます。どんなことがあっても先輩には迷惑をおかけしません。」、先輩は、ウオツカ・マティーニを注文しました。強いカクテル。かなり本気のモード。それを一口飲んで、〔俺もカミさんがいる。もめごとは嫌だけど、お前がそこまで言うなら真剣に口説くけどいいんだな? あとで泣き言は言うなよ。〕
僕は一抹の不安を覚えますが、動き出した列車を今更止める勇気がなかった。西村先輩は〔そうと決まれば、早いほうが良い。今夜、奥さんは?〕と訊いてきました。さすがに今日の今日とはとも思いましたが、〔善は急げ。〕という事だし、今日を逃したら僕の決心も鈍ってしまうかも知れません。
幸いこの時間なら、嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)はお風呂に入っている時間です。それから簡単に作戦を練り、店を出てタクシーを拾いました。その途中で奈々のスマホに電話します。3コールで嫁は出ました。「急で悪い。」と前置きし、「今夜西村先輩を泊める。途中でビールやつまみは買っていくから。」と伝えると『わ~大変、パジャマに着替えちゃった。何分くらいで帰ってくる?』って奈々が尋ねてきます。「そうだな30分かな?」と言うと、『分かったわ。これから片付けるわね。気を付けて帰って来てね。』、「大丈夫。タクシーで帰るから後はよろしく。」とて言って電話を切りました。 №3へ続く
2018/07/31
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№3
№2 2018/07/31
僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)はその後、タクシーの運転手さんに途中のコンビニに寄ってもらい、缶ビールと酎ハイ、簡単なおつまみを買いました。家に到着し、普段は鳴らさないインターホンを押します。いきなり鍵を開けるのでは嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)も驚くと思いましたので先輩(西村大輔:にしむら・だいすけ:31歳)を連れて玄関へ向かいました。
ここからが作戦の開始です。西村先輩が僕に寄りかかり、僕も先輩の肩を抱いて身体を支えました。そして嫁が鍵を開けてくれて、僕がドアを開けます。すっぴんに部屋着の嫁が僕達を出迎えました。おそらく部屋を片付ける時間だけで、化粧まではできなかったのでしょう。
〔お~久しぶり! 奈々さん! ゴメンな~。急に来ちゃって~。〕と大声で酔った演技に奈々が『西村さんお久しぶりです。良いですよ、うちは全然。』それから挨拶もソコソコに僕達はリビングに移動。先輩をソファに座らせてからキッチンに行った嫁の元へ。「ごめんな、急に。なんか先輩ムチャクチャ酔っちゃってさ。〔今日はお前とトコトン飲むぞ!〕って、それで、どうせならいつでも寝られた方がいいかなと思って、連れて来たんだわ。」
『別に構わないよ。明日休みだしね。私どうしたら良い? 一緒に付き合った方が良い?』
「先輩、お前に会えるんも楽しみにしてたから、ちょっと付き合ってくれる?」
『分かった、いいよ。でもこんな格好でも良いかな? 着替えた方が良い?』
「良いって別に。そんな気を遣う人でもないよ。」と言いつつ、奈々の胸のあたりを見て、
「ところで奈々ノーブラなの?」と、僕が嫁の胸を確認しようとすると、いきなりペシッと手を叩かれました。
『エッチ! でも、ホントは着けてないんだけど良いかな?』
「いや・・僕はこのままでも良いけど。たまには刺激も欲しいじゃん(笑)。それにその服ならノーブラってばれないと思うよ。」
『え~ホントに~~? でもあなた、変な事考えてない? なんか怪しいな・・・。』
「違うよ! ただ単に奈々が先輩の相手している時に“実はノーブラなんですよ~”って、心の中で叫んで興奮したいだけだよ(笑)。」
『う~ん・・・。わかった。でもホントに分からない?』
って言いながら結局嫁はノーブラのままで先輩と飲むことになった。
1時間ほどで普段とはかけ離れた量のお酒を飲ませる事に成功し、奈々はかなり出来上がります。僕も結構調子を合わせて飲みました。いよいよ作戦の第2段階の開始です。西村先輩とアイコンタクト(視線と視線をあわせる。)を行い、僕は胡坐をかいて座ったまま下を向いて寝たフリをしました。先輩と会話をしていた奈々も、僕が会話に入ってこないのに気付きます。『あ~あ、せっかく西村さんが来て楽しくなってきたのに~。いつの間にか寝ちゃってるよ(笑)。でもこの人、一度寝たら起きませんよ~? どうしましよう?』
先輩も〔しょうがないか。今日は結構飲んだからな。このままじゃ風邪ひくしな。寝かそうか?〕って奈々にたずねます。すると、『じゃあ隣の部屋に布団敷きますね。西村さんも今日はこの人の隣で寝て下さい。』そう言って立ち上がった奈々ですが、足元がおぼつかないのかフラフラとしていました。(僕は下を向いていたので実際には見ていませんが、足音が何か変でした。) №4へ
2018/08/01
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№4
№3 2018/08/01
〔奈々ちゃん。オレも手伝うよ。そんなんじゃ危なっかしいから。〕と、先輩(西村大輔:にしむら・だいすけ:31歳)も立ち上がって二人で隣の和室へ行ってしまいます。押入れを開ける音が聞こえ、お客さん用の布団を2組出しているのでしょうか?僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)は二人に気付かれないように顔を少し上げ、隣の様子を見ました。
二人でせっせと布団を敷いています。でも先輩の視線は時々嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)の身体を・・・。チラチラ見ているのではなく、顔を完全に向けて暫く見入っていたので離れた僕にもそれが分かりました。もちろん直ぐそばの奈々にも分かったのでしょう。『もう~にしむらさん。何見てるんですか~?』って笑いながら注意をしていた。〔ゴメンゴメン。奈々ちゃんがあんまりキレイだから見とれちゃった(笑)。〕と言い訳している。『え~? でも西村さん顔じゃない所を見てませんでした~?(笑)。』ってつっこんでいた。
〔え~とバレタか(笑)。だってしょうがないじゃん。こんなに近くに色っぽい人妻がいるんだし、それに・・・・。〕と先輩が口ごもる。『それに? ってなんですか?』って奈々が先輩に質(ただ)した。〔奈々ちゃん、ノーブラだろ? さっき飲んでいたときに気付いちゃったよ(笑)。〕嫁は、『きゃっ! やっぱり分かっちゃいました? もうイヤだ~~~!見ないで下さい! 恥ずかしいんだから!』
〔そんな事言ってもさ~。ノーブラのオッパイがあったら見ちゃうって~(笑)。そんで奈々ちゃんの胸大きいしね。〕
『もう! エッチですね! でもわたしのなんか見てもしょうがないじゃないですか?』
〔そんな事ないない! 奈々ちゃんはいつもキレイで色っぽいよ! いつも圭一が羨ましかった(笑)。〕
《先輩はこのなにやら怪しい会話を続けて、このまま嫁を口説くんでしょうか?》
『西村さんたら~いくら褒めてもなにもでませんよ。』
〔本当だって! もうちょっとだけ奈々ちゃんとこの後二人だけで飲みたいんだけどな。〕
『え~~。いいですけど、なんか今日の西村さんちょっとアブナイな(笑)。』
〔ゴメン! さっきのは謝るから! な、今日だけ!今日だけ!付き合ってよ・・・。〕
『わかりました。でもんまりジロジロ見ないでくださいね。』
〔ありがとう、奈々ちゃん。じゃあさっさとあの邪魔者をこっちに運ぼうよ(笑)。〕
『わっ~ヒドイ! 産業廃棄物じゃないんですから、一応私の主人ですよ。』
って嫁の立場で抗議をしてくれる。《そこのところは非常にうれしかった。》 №5
に続く 2018/08/02
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№5
№4 2018/08/02
それからテキパキと布団を敷いて、二人がこちらにやって来ました。西村(大輔:にしむら・だいすけ:31歳)先輩が僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)を抱えようとするのですが、僕は結構メタボなので、先輩一人では持ち上がりません。〔こいつ、やっぱり産業廃棄物だよ! 重すぎる。奈々ちゃん、俺一人じゃムリ! 手伝って。〕と先輩が頭の方、嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)が足を持って僕を持ち上げます。本当に寝ていたら何も思わなかったでしょうが、こうやって運ばれるのはかなり怖いものでした。
何とか布団まで行って降ろされますが、運んでいる間も、俯き加減の奈々の胸元を、西村先輩はじっと見ています。完全に降ろされる直前に僕はわざと身体を動かしました。すると奈々は態勢を崩します。その時に〔あっ!〕と言って西村先輩が奈々を支えようと手を伸ばしました。でもその手が偶然にも、奈々の大きな胸に当たります。それで、なんとか嫁がこけるのは防ぐことができました。
〔ご、ごめん・・・。触っちゃったね。〕
『い、いえいえ・・・。こっちこそありがとうございます・・・。』
〔それじゃ、向こうで飲みなおそう。でもこいつ太り過ぎだよね。〕
『そうですね。持ち運びには不便ですね。』
との発言に二人は大笑いです。(僕も釣られて笑い出しそうになる。)そのまま産廃処理は終わったとばかりに、さっさっと二人は隣へ戻っていき、和室の戸は閉められてしまいました。
僕はひとり寂しく、暗い部屋でしばらく動かずに隣の様子に聞き耳を立てていました。隣では二人が楽しそうに会話をしています。話題はどうやら西村先輩の過去の恋愛についてのようでした。ちなみに先輩は今までかなりの女性と付き合ってきたらしい。僕も奈々も先輩の恋愛については気になっていたので、嫁の方からその話題に持って行ったのでしょう。僕は、この後の二人の事を想像し、心臓をバクバクさせながら二人の会話を聞いていました。
『へえ~西村さん。凄くモテたんだ~。』
〔そうでもないよ。でもそれなりに努力はしたけどね。〕
『わたし奥さんに密告しようかな~(笑)。』
〔もうとっくに“時効”だよ。それに、うちの奥さんには昔のことは包み隠さず話したからね。いまは一番愛してるし、あっちでは満足もさせてるよ。〕と西村先輩が、巧みに下ネタ方向に誘導をする。 №6へ続く
2018/08/03
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№6
№5 2018/08/03
そこで『〔あっちも満足させてる。〕ってなんですか?』って嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)が食い付いてきた。
〔えっ~? 奈々ちゃんって、カマトト(知っているのに知らないフリをする。)だね。エッチのことだよ。男はベッドで女を満足させなきゃね。〕
『ふ~んそうなんですか。勉強になります。』
先輩(西村大輔:にしむら・だいすけ:31歳)は上手い具合に話を下の方へ持って行きます。ちなみに、この時の西村先輩の話が、本当か嘘かは分かりませんが、僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)は嫁を堕とす為の出鱈目(でたらめ)だと思っていました。奈々はかなり会話に集中している様なので、僕は布団からはい出てリビングと和室を隔てる戸を少しだけ開け、二人の様子を見ることにします。
さっきと同じ位置に二人はいました。嫁の左斜め後方から見る格好なので、ソファに座る西村先輩は足しか確認できません。奈々は先輩の話に集中しているのか?酎ハイの缶を飲みもせずに両手で持っていました。
〔そう・・エッチが良ければ夫婦円満だよね。1週間に3~4回はするからね。ごめんね?
こんな事奈々ちゃんに言う事じゃないよね(笑)。〕
『・・・・・(奈々は下を向いて無言)』
〔なんか変な空気になっちゃったね(笑)。でも・・変な空気のついでに、奈々ちゃんに1つ聞いても良い?〕
『・・・え? 何ですか?』
〔怒らないでよ。圭一とは週に何回してるの?〕
『・・・そ、それは・・・。1回あるかな?・・・』
《そう僕はエッチには淡白で奈々も今のところはそれで良いみたいなので・・・。》
〔マジ、マジかよ? 奈々ちゃんの年ぐらいでよく我慢できるね?〕
『そうなんですか?わたし経験が・・・。』って、持っていた缶チューハイを飲む。〔そうなの? そういや圭一が「奈々は俺としかしたとがない。」と言ってたけど、ホントなの?〕
『・・・はい。そうですけど?(キリッ)』
〔ふ~ん。そうなんだ~(笑)。 圭一はそんなに求めてこないの? それで奈々ちゃんは満足してるの?〕
『あの~満足っていう意味がわからないんです。』
お酒のせいもあるんでしょうか。奈々が僕以外の男性とこんな話をするとは思っていませんでした。 №7に続く
2018/08/05
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№7
№6 2018/08/05
〔え~信じられん! 奈々ちゃんみたいなバストだったら、俺なんて毎日何回でもしちゃうよ~(笑)。〕
『なんで? 見たことないのにそんな事分かるんですか?!』
〔さっき、布団を敷いているときにね(笑)。身体のラインがいいなって・・・。〕
『ウソ! も~ヤダ~~~!』って嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)が騒いでる。
〔仕方ないじゃん。圭一を運ぶ時に胸と乳首がチラチラ見えちゃって(笑)。ごめんな~(笑)。でもノーブラなんだから自然と目に入るじゃん(笑)。〕
『えっ?! わたしの胸、見ちゃったんですか!』
〔ウン(笑)ごちそう様です(笑。)〕
奈々は胸に手を当てて、先輩(西村大輔:にしむら・だいすけ:31歳)を睨みました。(石村先輩やっぱり見ていたんですね・・・。)嫁は先輩に胸や乳首を見られたのが相当ショックだったようです。《これで、警戒心が増してこのまま終わりかなー。》と僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)は思ったのですが、酔っ払っているせいで正常な思考ではないようで、ちょっとテンションは下がっていましたが、そのまま二人で話を続けました。
〔そっか~、圭一あんまり相手にしてくれないんだ~(笑)。〕
『西村さん! またそこに戻るんですか!?』
〔はは(笑)。せっかくなんだし良いじゃん(笑)。この際だから奈々ちゃんも色んなことブチ撒けちゃいなよ?『もっとエッチしたい~!』とか『下手なんじゃ~ない~!!』とかさ~(笑)。〕
『そんなの・・下手とか分かんないじゃないですか・・・。でも・・確かにもっと回数を・・・。』
〔おお!乗ってきたね~。やっぱりもっとして欲しいよな?〕
『・・はい。でも仕事しているから無理ですよね~。次の日の事も考えなきゃだし・・・。』
〔でもその代わり、週末だったら圭一も頑張ってるんでしょ?朝までとか(笑)。〕
『そんな! 朝までなんて・・・。』
〔え? もしかして、一回だけでおわり?〕
『そうですよ? 何か変ですか?』って不思議そうな奈々です。
〔週一って、本当に一回だけなんだ? マジで?〕
『・・それってどういう事ですか?』
〔いやいや・・1回って言ってもエッチする日が週に1回で、その時には実際には2回とか3回とかしないの?〕
『しませんよ・・・。』
〔ふ~ん・・・。そんなんで奈々ちゃんは、ちゃんと満足できてるの?〕
『いえ・・別に・・それは・・・。』
〔あ~やっぱり満足してないか~。そうだろうね。〕
『わたし、そんな事言ってませんから!』
〔いや言わなくても顔に出てるって(笑)。〕
『もうー出ていません!』
奈々は本気で怒っていた。 №8に続く
2018/08/07
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№8
№7 20180807
〔ふ~ん・・・。そんなんで奈々ちゃんは、ちゃんと満足できてるの?〕
『いえ・・別に・・それは・・・。』
〔あ~やっぱり満足してないか~。そうだろうね。〕
『わたし、そんな事は言ってませんから!』
〔じゃあさ、今まで1日に1回以上した日は? それはさすがにあるでしょ?〕
下ネタの質問を連発する西村(大輔:にしむら・だいすけ:31歳)先輩に嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)が嫌がる風でもなく律義に答えている。
『・・・何度かはありますけど。』
〔そん時はどうだったの??奈々ちゃんも1回目より感じなかった?〕
『あんまり憶えてないです・・・。それに途中で終わっちゃったりして・・・。』
〔終わった? 途中で? 圭一はかなり淡白やな・・・。〕
奈々の発言通り、僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)は1日に1回が限度。何時間も2人の時間が取れればもう1回頑張る事もできるんですが、俗に言う賢者タイム(性行為のあとにくる脱力感を感じる時間帯)に入ってしまっているので、途中で萎えてしまう事も多かった。その時は奈々が『1回したから大丈夫だよ。』って言ってくれるのですが、やっぱり不満だったのかな?
話は奈々の番です。ここまで自分の事を曝け出してしまったので、先輩にも同様に曝け出さそうとしていました。
『じゃあ先輩はどうなんですか?・・・あのー 1日に何回もできるんですか?』
〔あ~ できるよ(笑)。昔といっても4、5年前だけど回数が多すぎて相手の体力がもたない事もあったな(笑)。〕
『多すぎって? どれくらいですか?』
奈々は興味津々。
〔1晩に3回はしたね(笑)。そうだな最高は5回(笑)。〕
『すご・・そんなにできるんですね。』
〔もし奈々ちゃんを一晩だけ自由にできるんだったら、3回とは言わず4回、いや5回は頑張るよ(笑)。〕
『いやいやいや・・・。それは遠慮します(笑)。それにわたし人妻ですから・・・。』
〔人妻が良いんだよ。体が熟れてきて食べごろなんだ。どう俺ので試してみる? 可愛い奈々ちゃんを見てたら・・・ほら・・・。〕
『キャッ!! も~!! なんでそんなになっているんですか?!』
会話の内容から察すると、先輩が既にペニスを勃起させていて、それを奈々にも分かるように示したことが窺える。ここから状況が急展開した。 №9へ続く
20190131
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№9
№8 20190131
『キャッ!! も~!! なんでそんなになっているんですか?!』
会話の内容から察すると、先輩(西村(大輔:にしむら・だいすけ:31歳)が既にズボンの中でペニスを勃起させて嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)に見せているのだ。
〔どうだ、試してみるか?〕
『そんな試しません。ただ・・興味あるかも・・・。』
〔一度入れてみればわかるよ。〕
『もーそんなことしません!!』
さすがに直球勝負では、やはり奈々も拒否している。でも、もうこの段階で半分は先輩の策に嵌っているなとも思いました。
〔やっぱムリかぁ~(笑)。あ~あ、結婚前に口説いていたらな~(笑)。そしたら奈々ちゃんも違った世界が見られたのにね(笑)。〕
先輩は笑いながら冗談っぽく言っていましたが、奈々はずっと下を向いたまま固まっている。
〔コイツも勃ち損だよな(笑)。せっかく二人きりになって起きてきたのに(笑)。でもまだ期待して鎮まらね~(笑)。〕
断念するかのように見せて、先輩はまだ諦めません。(頑張れ!)
〔酔っ払ったついでにさ・・奈々ちゃん。・・・ちょっとオレのを・・見てみないか?〕
『えっ!? 何をですか?』
〔コレだよ・・・コレ! 圭一のしか見たこと無いんだろ?〕
『え~~! 何で見なくちゃいけないんですか?』
〔それは社会勉強だよ(笑)。知ってる? コレは形も大きさも色々あるんだぜぃ?〕
『わたしはいいです。そんなの見なくても・・・。』
奈々は、急に無言になりました。
先輩も無言である。僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)も何が起こったのかなと思いましたが、奈々の視線が一方向に固まっていた事で先輩の姿が見えない僕にも何が起きたか理解できました。そう、先輩が奈々に自分のペニスを見せている。
〔どう?違うでしょ(笑)。(奈々に)もっと近づいてみたら。〕
『は、はい・・・すご・・・ぜ、全然ちがう・・・。』って感心していた。
〔奈々ちゃん、圭一と比べてどっちが大きい?(笑)〕
『そんなこと・・・答えません!」』
〔はい、じゃあ終わりね~(笑)。〕
先輩はちょっと見せただけで、すぐにペニスを仕舞ったようである。二人の間に変な空気が流れているのが、離れた所にいる僕にも伝わってきました。何とか奈々を落とそうとしている先輩。その先輩にペニスを見せられてしまい奈々はどうしたら良いのか戸惑う。でも、動き始めてしまった流れはもう止める事なんて出来ない。 №10に続く
20190202
中М〖嫁と先輩と僕の願望〗№10
№9 20190202
〔はい、じゃあ終わりね~(笑)。〕
先輩(西村大輔:にしむら・だいすけ:31歳)は嫁(佐藤奈々:さとう・なな:28歳)にちょっと見せただけで、すぐにペニスを仕舞ったようだった。二人の間に変な空気が流れているのが、離れた所にいる僕(佐藤圭一:さとう・けいいち:28歳)にも伝わってくる。
〔どう、奈々ちゃん感想は? 圭一以外のは、本当に初めてだったんだろ? いつも見ているのとどんな風に違った?〕
と西村先輩が質問。
『う~~ん・・・。よく・・違いが分からないんですけど・・・形? かな?』
〔ふ~ん、形ね・・・どんな風に?〕
『え~~ それ言うんですかぁ?・・・大きさとか・・先っぽの・・所とか・・かな?』
〔あ~ 先っぽね。それはよく言われるんだ。[エラが張ってるね]と(笑)。〕
『どうして?・・・いろんな形があるんでしょうね?』って真剣に先輩へ訊いている。
〔ほら。女の人だって、オッパイもアソコもみんな違うだろ? それと同じじゃない?〕
戸惑ってはいたが、奈々は先輩のペニスに興味を持った。それは間違いないと思う。その証拠に、普段では絶対に拒むような下ネタの会話を、恥ずかしがりながらですが、ちゃんと対応をしていた。
〔そっか~。俺のは圭一のよりもエラが張ってるのか~(笑)。〕
『えっ! 西村さん・・・良くは・・・わかんない?』
〔ホントに?? いつも見ているのなら分かるでしょ(笑)ほら・・・。〕
『きゃっ! また~ センパ~イ!!』
嫁の奈々が手で顔を覆っている。でも指の間から、チラチラと見ているのが僕にも分かりました。
《また先輩がパンツを降ろしたんだな・・・。》
『やっぱり・・違いますね・・・。』
〔ココかい? もっとそばで見たら・・どう?〕
『うん・・・。エラが・・・。』
〔奈々ちゃん。よかったら触ってみる?(笑)〕と大胆な発言。
『え~え~~!! 何を言ってるんですか?』
〔良いから・・・触りなよ!〕
僕の視界に先輩が入ってきました。勃起したペニスを出したまま嫁の傍にやって来る。奈々は身体を捩(よじ)って逃げるようにしましたが、目線は先輩のペニスから離れません。そしてすぐ傍まで来た先輩が、奈々の腕を強引に掴み、自分の股間へ導きました。 №11へ続く
20190418
| ホーム |