短T〔貸出契約〕その1
短T〔貸出契約〕その1
(原題:愛おしい貸し出し 投稿者:イトオシ 投稿日:2016/04/13)
子供が独立して、僕(松永陽一:まつなが・よういち)が47歳で妻(松永朋美:まつなが・ともみ)が46歳の時貸出しが始まります。貸出しを始める6カ月前からセックスをするたびに説得しては、跳ね返されそれでもめげないで説得をと繰り返していました。それは説得し始めて3カ月くらいした頃から朋美に変化が起こります。セックス中、朋美が逝きそうなときに、今日で最後と思い、貸し出したい思いをぶつけました。すると、逝きたかったのか、貸し出しを覚悟していたのか、あっさり『分かったわ。だから逝かせて!』って、と言われ、不覚にも僕も妻と一緒に逝ってしまいます。
気持ちが落ち着くと、《本当に貸し出して良いのだろうか? 今なら引き返せる》との思いから、朋美にやっぱり嫌だと言ってほしい願望に駆られ、「本当に良いのか?」と聞いていました。妻の返事は、『しばらく前から覚悟は決めていたの。』って言う返事で、後悔と期待の入り乱れた不思議な感覚を味わいます。
妻からは貸し出される条件を言われました。『相手は知らない人。』、『貸し出しから帰ってきたら何も聞かないでねください。』、『他の人に抱かれるのだから、身体や仕草に変化が無いとは言えませんので、理解してください。』、『相手は、チャット等で貴方が話をして、いい人だと思ったら、その人と私が話して相性が良かったらその人にします。』って、ということです。
『最後に話しておきたいことは、絶対に家庭を壊さないことを約束してください。』って言われ、「それだけは絶対に無い。」と返答する僕の声が震えていました。女は度胸が良いのか、朋美は直ぐに眠りに着いたのですが、僕は考えただけで、不安と興奮でなかなか寝付けず、朝方に少し眠っただけで、会社に行きましたが、朋美のことばかりが頭の中を駆け巡り不思議と疲れを感じません。しかし、早く家に帰りたくて、いてもたってもいられなくて、会社を定時になるのを待って帰り、朋美に本当に良いのかと聞くと、『本当にいいです。』って言われ、今更ながら僕も覚悟を決めたのです。
それで、その日の、夜から相手探しが始まり、貸し出し関係のチャットを探しては、登録しておく作業が始まりました。いざ探すとなると、《この人はどうかなとか、他にいるのかも》と思いチャットするまでに、2週間もかかってしまい、妻からは『私が探そうか?』とまで言われるほど慎重になっていたのです。
結局、どこの部屋に入るか朋美に決めてもらい、50代の方と話をしました。その方のメッセージには〔大切な奥さまを、お貸しください。大切に育てます。〕と記されています。朋美は、『大切に育てます。と言う言葉が、子供のように優しくするからという意味だから、この人にします。』って言いますが、僕の思った意味は、“最初は優しく、そこからは少しずつ自分の色に調教していく。”と書いてあるようにおもえました。朋美は、『そんなこと、調教なんてあるわけないわ。』って、突っぱねられその方とチャットをすることになります。 その2へ続く
2018/01/13
(原題:愛おしい貸し出し 投稿者:イトオシ 投稿日:2016/04/13)
子供が独立して、僕(松永陽一:まつなが・よういち)が47歳で妻(松永朋美:まつなが・ともみ)が46歳の時貸出しが始まります。貸出しを始める6カ月前からセックスをするたびに説得しては、跳ね返されそれでもめげないで説得をと繰り返していました。それは説得し始めて3カ月くらいした頃から朋美に変化が起こります。セックス中、朋美が逝きそうなときに、今日で最後と思い、貸し出したい思いをぶつけました。すると、逝きたかったのか、貸し出しを覚悟していたのか、あっさり『分かったわ。だから逝かせて!』って、と言われ、不覚にも僕も妻と一緒に逝ってしまいます。
気持ちが落ち着くと、《本当に貸し出して良いのだろうか? 今なら引き返せる》との思いから、朋美にやっぱり嫌だと言ってほしい願望に駆られ、「本当に良いのか?」と聞いていました。妻の返事は、『しばらく前から覚悟は決めていたの。』って言う返事で、後悔と期待の入り乱れた不思議な感覚を味わいます。
妻からは貸し出される条件を言われました。『相手は知らない人。』、『貸し出しから帰ってきたら何も聞かないでねください。』、『他の人に抱かれるのだから、身体や仕草に変化が無いとは言えませんので、理解してください。』、『相手は、チャット等で貴方が話をして、いい人だと思ったら、その人と私が話して相性が良かったらその人にします。』って、ということです。
『最後に話しておきたいことは、絶対に家庭を壊さないことを約束してください。』って言われ、「それだけは絶対に無い。」と返答する僕の声が震えていました。女は度胸が良いのか、朋美は直ぐに眠りに着いたのですが、僕は考えただけで、不安と興奮でなかなか寝付けず、朝方に少し眠っただけで、会社に行きましたが、朋美のことばかりが頭の中を駆け巡り不思議と疲れを感じません。しかし、早く家に帰りたくて、いてもたってもいられなくて、会社を定時になるのを待って帰り、朋美に本当に良いのかと聞くと、『本当にいいです。』って言われ、今更ながら僕も覚悟を決めたのです。
それで、その日の、夜から相手探しが始まり、貸し出し関係のチャットを探しては、登録しておく作業が始まりました。いざ探すとなると、《この人はどうかなとか、他にいるのかも》と思いチャットするまでに、2週間もかかってしまい、妻からは『私が探そうか?』とまで言われるほど慎重になっていたのです。
結局、どこの部屋に入るか朋美に決めてもらい、50代の方と話をしました。その方のメッセージには〔大切な奥さまを、お貸しください。大切に育てます。〕と記されています。朋美は、『大切に育てます。と言う言葉が、子供のように優しくするからという意味だから、この人にします。』って言いますが、僕の思った意味は、“最初は優しく、そこからは少しずつ自分の色に調教していく。”と書いてあるようにおもえました。朋美は、『そんなこと、調教なんてあるわけないわ。』って、突っぱねられその方とチャットをすることになります。 その2へ続く
2018/01/13
短T〔貸出契約〕その2
短T〔貸出契約〕その2
その1
最初は、僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)がチャットをしてその方の人柄を確認して、〔もし貸し出しされたら、奥さまの了解を取ってからプレイを進めます。〕との返答。また、妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)に貸し出しから帰ったときに、何も聞かないことと言われていることを話すと、〔奥様には内緒で、プレイの内容を全てメールで報告します。〕と言ってくださいましたので、僕もかなり好印象を持ちました。僕の後に、朋美もチャットをして『すごく優しくて、心に余裕をかんじた。』って、安堵の表情を浮かべています。しかし、僕の最初におもったことが、現実になっていくこととなるのでした。
初めてのチャット以来、朋美のことばかりが気になり、愛おしい気持ちがさらに強くなり、毎日でも抱きたい気持ちに駆られ、週3回セックスを求めてしまい、朋美は嫌とも言わず応じてくれます。今までなら、僕の方が「先週したばかりだから・・・。」とか、「今日は疲れてるから。」と理由をつけて、2週間に1回位のペースでした。
チャットから、2週間しても進展は無いような感じだったので、僕が「貸し出しのことだけど、あれ以来、あの方とは連絡してないの?」と聞いてみると、僕が後悔していると思っていたらしく、『メールでチャットの誘いは有ったけれど、今は忙しいからと断っていた。』って、とのことです。僕は、「後悔は少し有るけれど、貸し出しされたら、もっと朋美が愛おしいし、新しい朋美を見て見たい。」とつじつまの合わない、理由を並べ僕の迷いが朋美に伝わっていたことに、朋美の優しさを痛感しました。
「明後日の金曜日は僕も早く帰れそうだから、相手の人と連絡をしたらどうか?」と、朋美に提案をすると、『メールをしてみる。』って、返事が返ってきます。僕は、また貸し出しを止められるチャンスを逃してしまった後悔に駆られましたが、貸し出しの期待も更に大きくなって体が熱くなり、朋美を求め安全日ということもあり、久しぶりに中で果てました。
次の日、仕事をしているときに朋美からメールで、〔明日のチャットを楽しみにしています〕との返信が来ました。って、連絡があり、貸し出しが現実に近付くことの不安と、期待の入り混じった興奮がありました。
今日は、妻がチャットをする日、さらに僕も貸し出しの相手として、もう一度冷静に見極めたいとの思いが、朝から空回りして妻に、忘れ物を玄関先で渡される始末です。家を出てからは、仕事モードになるはずなのに何故か、付き合った頃からの、妻のしぐさ、笑い顔、逝くときの顔が、浮かんできて、僕は貸し出しをしても、僕の前では昔からの朋美であってほしいと、繰り返し思いながら会社に着きました。
昼休みには、僕も少し我に帰って、相手の方の名前も知らないし、メールの交換もしていなかったことに気づきます。《妻は、相手の方とメール交換もしていて、何も連絡は取り合っていなかたのか?》急に不審に思い始めた自分がいました。
チャットは、9時からの約束なので、帰ってから余裕をもって始められると思っていたら、急な残業仕事で家に着いたのは9時過ぎ頃になります。しかし、妻はメールで相手の方に僕が遅れることを伝え、先に僕がチャットすることを守ってくれていました。 その3へ続く
2018/01/14
その1
最初は、僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)がチャットをしてその方の人柄を確認して、〔もし貸し出しされたら、奥さまの了解を取ってからプレイを進めます。〕との返答。また、妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)に貸し出しから帰ったときに、何も聞かないことと言われていることを話すと、〔奥様には内緒で、プレイの内容を全てメールで報告します。〕と言ってくださいましたので、僕もかなり好印象を持ちました。僕の後に、朋美もチャットをして『すごく優しくて、心に余裕をかんじた。』って、安堵の表情を浮かべています。しかし、僕の最初におもったことが、現実になっていくこととなるのでした。
初めてのチャット以来、朋美のことばかりが気になり、愛おしい気持ちがさらに強くなり、毎日でも抱きたい気持ちに駆られ、週3回セックスを求めてしまい、朋美は嫌とも言わず応じてくれます。今までなら、僕の方が「先週したばかりだから・・・。」とか、「今日は疲れてるから。」と理由をつけて、2週間に1回位のペースでした。
チャットから、2週間しても進展は無いような感じだったので、僕が「貸し出しのことだけど、あれ以来、あの方とは連絡してないの?」と聞いてみると、僕が後悔していると思っていたらしく、『メールでチャットの誘いは有ったけれど、今は忙しいからと断っていた。』って、とのことです。僕は、「後悔は少し有るけれど、貸し出しされたら、もっと朋美が愛おしいし、新しい朋美を見て見たい。」とつじつまの合わない、理由を並べ僕の迷いが朋美に伝わっていたことに、朋美の優しさを痛感しました。
「明後日の金曜日は僕も早く帰れそうだから、相手の人と連絡をしたらどうか?」と、朋美に提案をすると、『メールをしてみる。』って、返事が返ってきます。僕は、また貸し出しを止められるチャンスを逃してしまった後悔に駆られましたが、貸し出しの期待も更に大きくなって体が熱くなり、朋美を求め安全日ということもあり、久しぶりに中で果てました。
次の日、仕事をしているときに朋美からメールで、〔明日のチャットを楽しみにしています〕との返信が来ました。って、連絡があり、貸し出しが現実に近付くことの不安と、期待の入り混じった興奮がありました。
今日は、妻がチャットをする日、さらに僕も貸し出しの相手として、もう一度冷静に見極めたいとの思いが、朝から空回りして妻に、忘れ物を玄関先で渡される始末です。家を出てからは、仕事モードになるはずなのに何故か、付き合った頃からの、妻のしぐさ、笑い顔、逝くときの顔が、浮かんできて、僕は貸し出しをしても、僕の前では昔からの朋美であってほしいと、繰り返し思いながら会社に着きました。
昼休みには、僕も少し我に帰って、相手の方の名前も知らないし、メールの交換もしていなかったことに気づきます。《妻は、相手の方とメール交換もしていて、何も連絡は取り合っていなかたのか?》急に不審に思い始めた自分がいました。
チャットは、9時からの約束なので、帰ってから余裕をもって始められると思っていたら、急な残業仕事で家に着いたのは9時過ぎ頃になります。しかし、妻はメールで相手の方に僕が遅れることを伝え、先に僕がチャットすることを守ってくれていました。 その3へ続く
2018/01/14
短T〔貸出契約〕その3
短T〔貸出契約〕その3
その2
結婚前の朋美(ともみ)は、僕(松永陽一:まつなが・よういち)の親友(山尾和彦:やまお・かずひこ)の妹でした。当時からおとなしい感じの美人だなと思っていました。社会人になって親友とも遊ぶ機会が減りますが、実家に帰ったときに連絡をとると、たまたま実家に帰っていた朋美もいたのです。その頃の朋美は、21歳で大学生、小柄ですが、胸はほどほどに発達し、ウエストは細く、腰回りも柔らかい曲線で、清楚な感じで僕を引き付けました。親友を通して思いを伝えてもらい、付き合いが始まります。
初めて朋美と身体を合わせたのは、3回目のデートでしたが、処女ではなかったことに少し落胆しました。そして彼女の処女をいただいた男性がいることに、嫉妬と興奮が入り乱れる不思議な感覚を覚えます。朋美が24歳のときに結婚して、1年ほどしてセックスの時に経験人数を聞いたことがあり、僕を含め2人と言っていました。週3回はセックスし、子供ができて、愛情は子供に向き始めセックスの回数も激減します。でも、仲が良いのは全く変わりませんし、僕に対する妻の思いやりは、ありがたいものでした。
僕が残業で遅れたために、夕食を済ませ午後10時頃からチャットをはじめます。打ち合わせしたいこともあり、相手の方との話を見られると、都合が悪いので朋美には、チャット中はお互い見ないようにしようとは話してありましたので、『わたし2階の寝室でテレビを見てるね。』って妻は居間を出ていきました。
まず、チャット開始が遅くなったことをお詫びし、それからお互いに挨拶と自己紹介を行います。彼は名前を羽田昇一(はた・しょういち:53歳)。会社を経営されていて、2年前に伴侶をなくされたとのことでした。その後に、お互いのメルアドを交換します。羽田さんは、前回のチャットの印象と全く変わりません。落ち着いた感じで、朋美が余裕のある感じと言った意味が分かる気がしました。
朋美と、前回のチャットでメール交換していたのに、進展は無かったことについて聞くと、羽田さんの返答は〔あまり、焦って進めるのはよくありません。たとえば、心の準備がないうちに貸し出しに応じてしまったりすると、直ぐに覚めてしまったりすることが多いのです。だから、1度だけはお誘いのメールをしましたが、夫婦でよく話し合われて納得されてから、始めた方が奥さまも、安心して僕に身を任せてくれると思うのです。〕
僕が、「貸し出した時に朋美とのプレイ内容はどうされますか?」と聞くと、羽田さんからは逆に〔ご主人は、どのような奥様になってほしいのかをお聞かせください。〕と言われ、僕は、「これまでとは違う新しい朋美を見たいのでお任せします。」と答えた。
すると羽田さんが、〔奥様と、じっくり話をして出来る限り新しい朋美さんに変わるようにするので、ご安心ください。奥様とは合意の上でプレイを進めますので、ご主人からのNGはなしでお願いします。最後に、事後報告は必ず、詳しく致します。〕との言葉で、僕は、《この人なら愛おしい朋美を預けられる。》との確信を得て、貸出しをしようと決心した時でもありました。 その4へ続く
2018/01/19
その2
結婚前の朋美(ともみ)は、僕(松永陽一:まつなが・よういち)の親友(山尾和彦:やまお・かずひこ)の妹でした。当時からおとなしい感じの美人だなと思っていました。社会人になって親友とも遊ぶ機会が減りますが、実家に帰ったときに連絡をとると、たまたま実家に帰っていた朋美もいたのです。その頃の朋美は、21歳で大学生、小柄ですが、胸はほどほどに発達し、ウエストは細く、腰回りも柔らかい曲線で、清楚な感じで僕を引き付けました。親友を通して思いを伝えてもらい、付き合いが始まります。
初めて朋美と身体を合わせたのは、3回目のデートでしたが、処女ではなかったことに少し落胆しました。そして彼女の処女をいただいた男性がいることに、嫉妬と興奮が入り乱れる不思議な感覚を覚えます。朋美が24歳のときに結婚して、1年ほどしてセックスの時に経験人数を聞いたことがあり、僕を含め2人と言っていました。週3回はセックスし、子供ができて、愛情は子供に向き始めセックスの回数も激減します。でも、仲が良いのは全く変わりませんし、僕に対する妻の思いやりは、ありがたいものでした。
僕が残業で遅れたために、夕食を済ませ午後10時頃からチャットをはじめます。打ち合わせしたいこともあり、相手の方との話を見られると、都合が悪いので朋美には、チャット中はお互い見ないようにしようとは話してありましたので、『わたし2階の寝室でテレビを見てるね。』って妻は居間を出ていきました。
まず、チャット開始が遅くなったことをお詫びし、それからお互いに挨拶と自己紹介を行います。彼は名前を羽田昇一(はた・しょういち:53歳)。会社を経営されていて、2年前に伴侶をなくされたとのことでした。その後に、お互いのメルアドを交換します。羽田さんは、前回のチャットの印象と全く変わりません。落ち着いた感じで、朋美が余裕のある感じと言った意味が分かる気がしました。
朋美と、前回のチャットでメール交換していたのに、進展は無かったことについて聞くと、羽田さんの返答は〔あまり、焦って進めるのはよくありません。たとえば、心の準備がないうちに貸し出しに応じてしまったりすると、直ぐに覚めてしまったりすることが多いのです。だから、1度だけはお誘いのメールをしましたが、夫婦でよく話し合われて納得されてから、始めた方が奥さまも、安心して僕に身を任せてくれると思うのです。〕
僕が、「貸し出した時に朋美とのプレイ内容はどうされますか?」と聞くと、羽田さんからは逆に〔ご主人は、どのような奥様になってほしいのかをお聞かせください。〕と言われ、僕は、「これまでとは違う新しい朋美を見たいのでお任せします。」と答えた。
すると羽田さんが、〔奥様と、じっくり話をして出来る限り新しい朋美さんに変わるようにするので、ご安心ください。奥様とは合意の上でプレイを進めますので、ご主人からのNGはなしでお願いします。最後に、事後報告は必ず、詳しく致します。〕との言葉で、僕は、《この人なら愛おしい朋美を預けられる。》との確信を得て、貸出しをしようと決心した時でもありました。 その4へ続く
2018/01/19
短T〔貸出契約〕その4
短T〔貸出契約〕その4
その3
僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)の次に、妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)がチャットをして、一時間くらいで寝室に戻って来ました。「早かったね。」と声を掛けると、羽田(昇一:はた・しょういち:53歳)さんが〔ご主人は貸し出しを決意された様ですけど、朋美さんはどうされますか?〕と尋ねられたので、『分かりました。お願いします。』って応えたそうです。〔それから、ご主人は新しい朋美さんを見たいとも話されていましたが、それもよろしいですか。〕と確認されたので、妻は『はい。』って答えた。〔出来る限り安心して身を任せる様なプレイを心がけます。〕とも言われ、朋美も安堵した様子が感じられます。
羽田さんとのチャットが終わり、僕も朋美も身体の心が熱くなり、今まで無いような熱いセックスをし、朋美は3回も逝ってしまいました。今になって思うと、〔安心して身を任せるようなプレイ〕という羽田さんの言葉の意味を、僕は、安易に考えていたのだと思い知らされます。
2回目のチャットから、一週間した頃僕に、羽田さんからメールが届きました。〔奥さまとは、何回かメールを交換させていただきました。ご夫婦のあいだで、貸し出しの話は、具体的に進んでいないとのことなので、お会いできる日を決めて、そろそろ実行に移しませんか? この件で奥様と話をして進めていただけたら有り難いです。〕
このメールを会社で、昼休みに見たときから、僕のからだの中の血液が、何倍も早く流れ、《早く朋美の顔を見たい。愛おしい朋美を抱きたい》との衝動に駆られました。会社をほぼ定時に出社して、朋美を抱きたい一心で帰った記憶があります。今考えると、知らない世界に足を踏み入れることの不安と、本当に貸し出しを実行してしまう期待と不安から気持ちが高ぶっていたのだと思います。
自宅に帰って、玄関のドアを閉め朋美を抱きしめ、羽田さんからのメールの内容を話しましたが、朋美も似たような内容のメールを受け取っていたようで、『もう覚悟は決まっているから、心配しないで、新しいわたしをあなたは見たいんでしょ?』って言われ、僕は、心の中で、《朋美は朋美、新しい朋美の魅力が引き出されるだけだ。》と思い、更に強く抱き締めていました。
食事後、まったりしてから、羽田さんと会える日の調整を妻としましたが、年度始めの時期なので、中々都合がつかず、1ヶ月後の土曜日にします。羽田さんに、僕からメールをすると、〔楽しみにしています。待ち合わせ場所は、後日打ち合わせいたしましょう。〕との返信が来ました。
2日後、会社の昼休みに羽田さんと、メールで「僕の方で待ち合わせ場所を決めたいのですが?」と送信したら、しばらくして、〔それでしたら何か食べながら、個室の有るところでゆっくり話せるところがいいので、私の方で見つけますよ。〕という返信が来ます。追伸で、〔奥様が、私を見て嫌ならお断りしていただいても構わないのですが、気に入っていただけたら、2時間か3時間デートができる時間をいただけますか?〕それで僕は、身体が痺れる様な感覚、興奮と嫉妬が入り乱れた感覚の中で、「了解しました。」と返信をしていました。僕は、こういうことが初めてなので、警戒し過ぎなのかも知れませんが、《電話番号の交換は、お会いしてから》と思っていましたので、羽田さんにもその事を伝えたら、メールで〔了解しました。〕と快く言ってくださったので甘えることにしました。 その5へ続く
2018/01/20
その3
僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)の次に、妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)がチャットをして、一時間くらいで寝室に戻って来ました。「早かったね。」と声を掛けると、羽田(昇一:はた・しょういち:53歳)さんが〔ご主人は貸し出しを決意された様ですけど、朋美さんはどうされますか?〕と尋ねられたので、『分かりました。お願いします。』って応えたそうです。〔それから、ご主人は新しい朋美さんを見たいとも話されていましたが、それもよろしいですか。〕と確認されたので、妻は『はい。』って答えた。〔出来る限り安心して身を任せる様なプレイを心がけます。〕とも言われ、朋美も安堵した様子が感じられます。
羽田さんとのチャットが終わり、僕も朋美も身体の心が熱くなり、今まで無いような熱いセックスをし、朋美は3回も逝ってしまいました。今になって思うと、〔安心して身を任せるようなプレイ〕という羽田さんの言葉の意味を、僕は、安易に考えていたのだと思い知らされます。
2回目のチャットから、一週間した頃僕に、羽田さんからメールが届きました。〔奥さまとは、何回かメールを交換させていただきました。ご夫婦のあいだで、貸し出しの話は、具体的に進んでいないとのことなので、お会いできる日を決めて、そろそろ実行に移しませんか? この件で奥様と話をして進めていただけたら有り難いです。〕
このメールを会社で、昼休みに見たときから、僕のからだの中の血液が、何倍も早く流れ、《早く朋美の顔を見たい。愛おしい朋美を抱きたい》との衝動に駆られました。会社をほぼ定時に出社して、朋美を抱きたい一心で帰った記憶があります。今考えると、知らない世界に足を踏み入れることの不安と、本当に貸し出しを実行してしまう期待と不安から気持ちが高ぶっていたのだと思います。
自宅に帰って、玄関のドアを閉め朋美を抱きしめ、羽田さんからのメールの内容を話しましたが、朋美も似たような内容のメールを受け取っていたようで、『もう覚悟は決まっているから、心配しないで、新しいわたしをあなたは見たいんでしょ?』って言われ、僕は、心の中で、《朋美は朋美、新しい朋美の魅力が引き出されるだけだ。》と思い、更に強く抱き締めていました。
食事後、まったりしてから、羽田さんと会える日の調整を妻としましたが、年度始めの時期なので、中々都合がつかず、1ヶ月後の土曜日にします。羽田さんに、僕からメールをすると、〔楽しみにしています。待ち合わせ場所は、後日打ち合わせいたしましょう。〕との返信が来ました。
2日後、会社の昼休みに羽田さんと、メールで「僕の方で待ち合わせ場所を決めたいのですが?」と送信したら、しばらくして、〔それでしたら何か食べながら、個室の有るところでゆっくり話せるところがいいので、私の方で見つけますよ。〕という返信が来ます。追伸で、〔奥様が、私を見て嫌ならお断りしていただいても構わないのですが、気に入っていただけたら、2時間か3時間デートができる時間をいただけますか?〕それで僕は、身体が痺れる様な感覚、興奮と嫉妬が入り乱れた感覚の中で、「了解しました。」と返信をしていました。僕は、こういうことが初めてなので、警戒し過ぎなのかも知れませんが、《電話番号の交換は、お会いしてから》と思っていましたので、羽田さんにもその事を伝えたら、メールで〔了解しました。〕と快く言ってくださったので甘えることにしました。 その5へ続く
2018/01/20
短T〔貸出契約〕その5
短T〔貸出契約〕その5
その4
羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんとお会いするまでには、期間も有るのでチャットを3回しました。順番はいつも僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)が先にして、次に妻がする形です。彼は相変わらず紳士的で、好感度は変わりません。今まで、4人の奥様を借り受け、長い方は今も年に数回借り受けていることも、話してくれて、〔4人ともご主人は、新しく生まれ変わった奥様にビックリされていました。〕とのことでした。しかし、今になって考えると、〔生まれ変わった奥様にビックリされていました〕と言う内容を詳しく聞いておくべきだったのです。
僕の次に、妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)がチャットをしましたが、いつもより長く何を話しているのか気がかりで、終わって寝室に戻って来たときに、「何時もより長かったね。」と言うと、朋美は『趣味のはなしや、好きな芸能人のことで盛り上がったの。』って、返しました。しかし、なんだか戸惑った顔をして、『話の内容とか聞いてくるのならチャットは、もうしないわ。』って言われます。《朋美の性格から、知らない男性とチャットをしていること事体が恥ずかしいのだろう。》と思い、「悪かったな。今度から聞かないようにするよ。」と聞きたい心を抑えて、謝りました。
次の日、昼休みに昨日のチャットのお礼のメールを羽田さんに送ると、しばらくして返信が届きます。その内容は、奥様とのチャット長くなってしまったことのお詫びと、趣味のはなしや芸能人の話題で盛り上がったことが書かれてありました。ほぼ朋美の言う通りたったので、長い時間のチャットに嫉妬して「遅かったね。」と言ってしまったことを、心の中で詫びていました。
直ぐまた、2通目のメールが羽田さんから届いた文面を見て、朋美がこんな話をするのかって、動揺と嫉妬になんとも言えない気持ちが沸き上がって来ます。
〔奥様は、とても素直な方で、少し押しに弱い所が可愛いですね。今までの、経験人数はと問うと、ご主人を含めて3人と話されていました。1人目の男性は、高校の時に付き合っていた人だそうです。2人目は、大学1年生の時アルバイトをしていて、そこの店長で不倫だったようです。この事は、ご主人には話したことがないと奥様は、話されていましたので、貸し出しの報告の練習と思ってください。〕
この内容を見て、恥ずかしがりやで、引っ込み思案な朋美にここまで話をさせる羽田さんの話術に、怖ささえ覚えました。
チャットの2回目です。前回と同様に、僕の次に、妻が羽田さんとチャットをします。今回も、2時間以上していたので、気になって悶々としていました。しかし、仕事の疲れもあり朋美がチャットを終わった頃には、眠ってしまっています。 その6へ続く
2018/01/22
その4
羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんとお会いするまでには、期間も有るのでチャットを3回しました。順番はいつも僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)が先にして、次に妻がする形です。彼は相変わらず紳士的で、好感度は変わりません。今まで、4人の奥様を借り受け、長い方は今も年に数回借り受けていることも、話してくれて、〔4人ともご主人は、新しく生まれ変わった奥様にビックリされていました。〕とのことでした。しかし、今になって考えると、〔生まれ変わった奥様にビックリされていました〕と言う内容を詳しく聞いておくべきだったのです。
僕の次に、妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)がチャットをしましたが、いつもより長く何を話しているのか気がかりで、終わって寝室に戻って来たときに、「何時もより長かったね。」と言うと、朋美は『趣味のはなしや、好きな芸能人のことで盛り上がったの。』って、返しました。しかし、なんだか戸惑った顔をして、『話の内容とか聞いてくるのならチャットは、もうしないわ。』って言われます。《朋美の性格から、知らない男性とチャットをしていること事体が恥ずかしいのだろう。》と思い、「悪かったな。今度から聞かないようにするよ。」と聞きたい心を抑えて、謝りました。
次の日、昼休みに昨日のチャットのお礼のメールを羽田さんに送ると、しばらくして返信が届きます。その内容は、奥様とのチャット長くなってしまったことのお詫びと、趣味のはなしや芸能人の話題で盛り上がったことが書かれてありました。ほぼ朋美の言う通りたったので、長い時間のチャットに嫉妬して「遅かったね。」と言ってしまったことを、心の中で詫びていました。
直ぐまた、2通目のメールが羽田さんから届いた文面を見て、朋美がこんな話をするのかって、動揺と嫉妬になんとも言えない気持ちが沸き上がって来ます。
〔奥様は、とても素直な方で、少し押しに弱い所が可愛いですね。今までの、経験人数はと問うと、ご主人を含めて3人と話されていました。1人目の男性は、高校の時に付き合っていた人だそうです。2人目は、大学1年生の時アルバイトをしていて、そこの店長で不倫だったようです。この事は、ご主人には話したことがないと奥様は、話されていましたので、貸し出しの報告の練習と思ってください。〕
この内容を見て、恥ずかしがりやで、引っ込み思案な朋美にここまで話をさせる羽田さんの話術に、怖ささえ覚えました。
チャットの2回目です。前回と同様に、僕の次に、妻が羽田さんとチャットをします。今回も、2時間以上していたので、気になって悶々としていました。しかし、仕事の疲れもあり朋美がチャットを終わった頃には、眠ってしまっています。 その6へ続く
2018/01/22
短T〔貸出契約〕その6
短T〔貸出契約〕その6
その5
前回と同様に、羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんにお礼のメールを送ると、しばらくして返信がありました。〔昨夜も、雑談をしながら、いろいろ奥さま自身のことを訊きました。ご主人(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)は、奥様(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)の身長やスリーサイズ分かりますか? 奥様に聞いた身長は156センチ、小柄で好みです。スリーサイズは、86D 60 85だそうです。髪は、肩より少し下までの、ストレートだそうですね。かなり私の好みに近いので、貸し出していただく日が、楽しみで仕方がありません。最初は『言えないです。』と言う内容も、雑談しながら、何度もお願いすると、話してくれます。押しに弱い所が、借り受けの方としては、可愛いです。〕
3回目のチャットの時も、長くなったと、記憶しています。何時もと同じように、お礼のメールの返信が届きました。〔奥様に結婚前のセックス経験を聞きました。1人目の時は、彼の家で初めて同士でしたそうです。かなり痛くて、出血もしたとのこと。その後、週1回のペースで、2年付き合ったそうです。大学に入って、アルバイト先の店長との不倫は、約1年半、帰り際に、建物の陰や公園でされることもあったようです。奥様は、優しい性格が押しに弱く、結果尽くしてしまうタイプとお見受けしました。来週は、お会いできるので楽しみです。〕
朋美がチャットで、こんなことまで話をしてしまうなんて、全く考えていませんでしたから、僕のショックは計り知れないものでした。それでも、貸し出してからの、新しく生まれ変わった朋美を、見てみたい衝動は抑えられないところまで来ていました。だから、羽田さんに来週お会いしたら《再度、朋美が安心して身を任せることができるように、また、朋美を新しく生まれ変わらせてくださいとお願いすることを》心の中で思っていました。
明日は、初めて羽田さんにお会いする日です。今週の僕は顔には出しませんが、日を追うごとに落ち着かない、そわそわした、それでいて、一歩を踏み出す新しい世界にたいする不安と期待、その日が来なければいいという思いが入り混じっていたのは事実でした。見栄をはって、平静さを装っています。一方朋美の方は、何時もと全く変わらず、明日の準備なのか、出勤する僕へ『今日は美容院に行き、買い物をしてくるね。』って言ってきました。
その日は会社を定時にでて、家に帰ると朋美は夕食の仕度をしていて、食卓に座っても今日の出来事を何時ものように話してくれます。しかし、僕の耳は左から右へ聞き流しているだけで、内容は理解できないでいました。
優しくて、清楚で綺麗な朋美を明日貸し出してしまうことに、《朋美の方から、『やっぱり止めたいわ。』って、言って来てほしい》と思っている自分が、情けないです。《やっぱり男の方がいざとなったら、踏ん切りがつかないのだな》とつくづく思いました。
その7に続く
2018/01/25
その5
前回と同様に、羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんにお礼のメールを送ると、しばらくして返信がありました。〔昨夜も、雑談をしながら、いろいろ奥さま自身のことを訊きました。ご主人(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)は、奥様(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)の身長やスリーサイズ分かりますか? 奥様に聞いた身長は156センチ、小柄で好みです。スリーサイズは、86D 60 85だそうです。髪は、肩より少し下までの、ストレートだそうですね。かなり私の好みに近いので、貸し出していただく日が、楽しみで仕方がありません。最初は『言えないです。』と言う内容も、雑談しながら、何度もお願いすると、話してくれます。押しに弱い所が、借り受けの方としては、可愛いです。〕
3回目のチャットの時も、長くなったと、記憶しています。何時もと同じように、お礼のメールの返信が届きました。〔奥様に結婚前のセックス経験を聞きました。1人目の時は、彼の家で初めて同士でしたそうです。かなり痛くて、出血もしたとのこと。その後、週1回のペースで、2年付き合ったそうです。大学に入って、アルバイト先の店長との不倫は、約1年半、帰り際に、建物の陰や公園でされることもあったようです。奥様は、優しい性格が押しに弱く、結果尽くしてしまうタイプとお見受けしました。来週は、お会いできるので楽しみです。〕
朋美がチャットで、こんなことまで話をしてしまうなんて、全く考えていませんでしたから、僕のショックは計り知れないものでした。それでも、貸し出してからの、新しく生まれ変わった朋美を、見てみたい衝動は抑えられないところまで来ていました。だから、羽田さんに来週お会いしたら《再度、朋美が安心して身を任せることができるように、また、朋美を新しく生まれ変わらせてくださいとお願いすることを》心の中で思っていました。
明日は、初めて羽田さんにお会いする日です。今週の僕は顔には出しませんが、日を追うごとに落ち着かない、そわそわした、それでいて、一歩を踏み出す新しい世界にたいする不安と期待、その日が来なければいいという思いが入り混じっていたのは事実でした。見栄をはって、平静さを装っています。一方朋美の方は、何時もと全く変わらず、明日の準備なのか、出勤する僕へ『今日は美容院に行き、買い物をしてくるね。』って言ってきました。
その日は会社を定時にでて、家に帰ると朋美は夕食の仕度をしていて、食卓に座っても今日の出来事を何時ものように話してくれます。しかし、僕の耳は左から右へ聞き流しているだけで、内容は理解できないでいました。
優しくて、清楚で綺麗な朋美を明日貸し出してしまうことに、《朋美の方から、『やっぱり止めたいわ。』って、言って来てほしい》と思っている自分が、情けないです。《やっぱり男の方がいざとなったら、踏ん切りがつかないのだな》とつくづく思いました。
その7に続く
2018/01/25
短T〔貸出契約〕その7
短T〔貸出契約〕その7
その6
夕飯を、食べながらじっくりと妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)を観察していると、髪は綺麗に整い、顔の肌も張りがあるように思って見ていると、朋美が、気付いて『エステにも行ってきたわ。貴方のために、綺麗にしたかったから、自慢の奥さんでしよ。』って、僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)に冗談をいう朋美に、《貸し出しに応じてくれてありがとう。》と、心の中で思いました。
「何を買い物をして来たの? 服?」と僕が尋ねると、朋美は『ワンピースだけど、ツーピースに見える服だよ。』って見せてくれたときに、ワイン色の少し高級そうな下着が、買い物袋から出てしまい、急いで隠したしぐさの後、『身だしなみは、下着からだからね。』って呟きました。
その夜は、(貸し出ししてもなにも変わらないのに)朋美を隅々まて、堪能したい衝動に駆られましたが、羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんに〔少しでも、奥様の性欲を残しておいていただけたら、当日は艶のある奥様を見たいので、お願いします。〕と頼まれています。そう言われ、美しいい朋美を自慢したい気持ちもあり、2つ返事で「分かりました。」と答えたものだから、今夜妻を抱けない寂しさに耐えなければならなくなった自分に情けなくなりました。
とうとう羽田さんとお会いする日が来ましたか、ここまでやっとたどり着いた嬉しさもありましたが、《本当に貸し出していいのか? お会いしてから断っても気分を害されないだろうか?》そんなことばかりが頭に浮かんでしまって、《貸し出したいと自分から妻を説得したのに、朋美が断ってくれ!》と心の中で叫んでいる自分がいます。
羽田さんとの待ち合わせ時間は、土曜日で次の日が日曜日ということもあり、18時というゆっくりした時間(最初は昼食を食べながらと、勝手に考えていたのですが)に、わりと広い食事処で、僕の家からは車で1時間半位あれば行き着くことの出来る所でした。
朋美に、「15時に出発して、近くに行ったらドライブをして時間を調整するから。」と伝え、ます。午前中はテレビや新聞等を見て、普通に過ごそうとおもいましたが、テレビも新聞も頭に入って来ない状態でした。朋美は、普段と同じように、平静を装い、家事をしていますが、僕がお茶をたのむと、何時ものよりかなり薄く、お湯を飲んでるようでした。
また、妻が昨夜洗った鍋を片付けているときに、蓋を床に落としてしまったりしたのを見て、「今日は本当に良いのか?」と内心、『止めたい』っていう返事を期待して言うと、朋美は『覚悟を一旦したんだから、迷うようなことは言わないで!』っての強い口調に対して、《すまない。》と心の中で謝ります。 その8へ続く
2018/01/28
その6
夕飯を、食べながらじっくりと妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)を観察していると、髪は綺麗に整い、顔の肌も張りがあるように思って見ていると、朋美が、気付いて『エステにも行ってきたわ。貴方のために、綺麗にしたかったから、自慢の奥さんでしよ。』って、僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)に冗談をいう朋美に、《貸し出しに応じてくれてありがとう。》と、心の中で思いました。
「何を買い物をして来たの? 服?」と僕が尋ねると、朋美は『ワンピースだけど、ツーピースに見える服だよ。』って見せてくれたときに、ワイン色の少し高級そうな下着が、買い物袋から出てしまい、急いで隠したしぐさの後、『身だしなみは、下着からだからね。』って呟きました。
その夜は、(貸し出ししてもなにも変わらないのに)朋美を隅々まて、堪能したい衝動に駆られましたが、羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんに〔少しでも、奥様の性欲を残しておいていただけたら、当日は艶のある奥様を見たいので、お願いします。〕と頼まれています。そう言われ、美しいい朋美を自慢したい気持ちもあり、2つ返事で「分かりました。」と答えたものだから、今夜妻を抱けない寂しさに耐えなければならなくなった自分に情けなくなりました。
とうとう羽田さんとお会いする日が来ましたか、ここまでやっとたどり着いた嬉しさもありましたが、《本当に貸し出していいのか? お会いしてから断っても気分を害されないだろうか?》そんなことばかりが頭に浮かんでしまって、《貸し出したいと自分から妻を説得したのに、朋美が断ってくれ!》と心の中で叫んでいる自分がいます。
羽田さんとの待ち合わせ時間は、土曜日で次の日が日曜日ということもあり、18時というゆっくりした時間(最初は昼食を食べながらと、勝手に考えていたのですが)に、わりと広い食事処で、僕の家からは車で1時間半位あれば行き着くことの出来る所でした。
朋美に、「15時に出発して、近くに行ったらドライブをして時間を調整するから。」と伝え、ます。午前中はテレビや新聞等を見て、普通に過ごそうとおもいましたが、テレビも新聞も頭に入って来ない状態でした。朋美は、普段と同じように、平静を装い、家事をしていますが、僕がお茶をたのむと、何時ものよりかなり薄く、お湯を飲んでるようでした。
また、妻が昨夜洗った鍋を片付けているときに、蓋を床に落としてしまったりしたのを見て、「今日は本当に良いのか?」と内心、『止めたい』っていう返事を期待して言うと、朋美は『覚悟を一旦したんだから、迷うようなことは言わないで!』っての強い口調に対して、《すまない。》と心の中で謝ります。 その8へ続く
2018/01/28
短T〔貸出契約〕その8
短T〔貸出契約〕その8
その7
早めの昼食を済ませ、出掛ける準備を妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)がしています。何時(いつ)もより念入りに、化粧に時間をかけ、髪を昨日美容室で整えたように再現するのを見て、器用なものだなと感心していました。服を着替え、さらに、透き通るようなピンクのマニキュアを塗り、何時もより遥かに綺麗で、清楚な朋美が、そこには居ます。
少し興奮と嫉妬をしていた僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)は、朋美が買ったばかりの下着を着けたと思い、見たい衝動が沸き上がり、「見せてほしい。」と言うと、『日中で恥ずかしいから、駄目。」って言われ、羽田(昇一:はた・しょういち:53歳)さんが、〔お会いするのは、夜の方がいいと思います。〕と、言っていた意味が分かったような気がしました。
僕は、朋美が選んだスーツとネクタイで、準備は簡単に終わります。それを見て、朋美は、僕のネクタイを締め直したり、後ろの髪の乱れを直したり、僕に気配りをする優しさに、「ありがとう」と言うと、『貴方がキッチリしていないと、妻の責任だから。』って言われ、しっかり者の朋美にあらためて感謝しました。
僕は、昔から車が好きで、今は白のクラウンに乗っています。静かで、ゆったりした感じが良かったのですが、今日は僕も朋美も話が続かなくて、目的地が近づくにつれ車の静かさが、かえって緊張を倍増させてしまいました。それから待ち合わせ場所を、間違わないように車に乗ったまま確認したのが、17時近くだったと思います。
少し、時間調整のためのドライブをして、朋美に話しかける言葉も見つからないので、待ち合わせ時間より早めに着いて、待つのも礼儀と思い、17時45分頃に店の駐車場に車を滑り込ませました。店内に入り予約をしていた、羽田さんの名前を告げると、もう、いらっしゃっております。と店員に案内され、僕と朋美も、顔を見合わせて気持ちを震い立たせ、奥へと進みます。僕は店員に案内されながら、羽田さんはどのような方か想像していました。
個室に入ると、身長が180位ある、紳士で筋肉質の男性が、立ちあがり、軽い会釈のあとで握手を求められ、お互いに[よろしくお願いします。]と、同時に同じ言葉で言ってしまい、一気に緊張がほぐれました。しかし朋美は、緊張と恥ずかしさから、一言も声を出せないのか、うつ向き、頭を下げるのが精一杯のようでした。 その9に続く
2018/02/02
その7
早めの昼食を済ませ、出掛ける準備を妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)がしています。何時(いつ)もより念入りに、化粧に時間をかけ、髪を昨日美容室で整えたように再現するのを見て、器用なものだなと感心していました。服を着替え、さらに、透き通るようなピンクのマニキュアを塗り、何時もより遥かに綺麗で、清楚な朋美が、そこには居ます。
少し興奮と嫉妬をしていた僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)は、朋美が買ったばかりの下着を着けたと思い、見たい衝動が沸き上がり、「見せてほしい。」と言うと、『日中で恥ずかしいから、駄目。」って言われ、羽田(昇一:はた・しょういち:53歳)さんが、〔お会いするのは、夜の方がいいと思います。〕と、言っていた意味が分かったような気がしました。
僕は、朋美が選んだスーツとネクタイで、準備は簡単に終わります。それを見て、朋美は、僕のネクタイを締め直したり、後ろの髪の乱れを直したり、僕に気配りをする優しさに、「ありがとう」と言うと、『貴方がキッチリしていないと、妻の責任だから。』って言われ、しっかり者の朋美にあらためて感謝しました。
僕は、昔から車が好きで、今は白のクラウンに乗っています。静かで、ゆったりした感じが良かったのですが、今日は僕も朋美も話が続かなくて、目的地が近づくにつれ車の静かさが、かえって緊張を倍増させてしまいました。それから待ち合わせ場所を、間違わないように車に乗ったまま確認したのが、17時近くだったと思います。
少し、時間調整のためのドライブをして、朋美に話しかける言葉も見つからないので、待ち合わせ時間より早めに着いて、待つのも礼儀と思い、17時45分頃に店の駐車場に車を滑り込ませました。店内に入り予約をしていた、羽田さんの名前を告げると、もう、いらっしゃっております。と店員に案内され、僕と朋美も、顔を見合わせて気持ちを震い立たせ、奥へと進みます。僕は店員に案内されながら、羽田さんはどのような方か想像していました。
個室に入ると、身長が180位ある、紳士で筋肉質の男性が、立ちあがり、軽い会釈のあとで握手を求められ、お互いに[よろしくお願いします。]と、同時に同じ言葉で言ってしまい、一気に緊張がほぐれました。しかし朋美は、緊張と恥ずかしさから、一言も声を出せないのか、うつ向き、頭を下げるのが精一杯のようでした。 その9に続く
2018/02/02
短T〔貸出契約〕その9
短T〔貸出契約〕その9
その8
僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)と妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)は並んで座り、羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんは向かい合あい座りました。食事をしながら、〔奥様は綺麗で清楚ですね。〕と、かなり気に入った様子です。借り受けた奥様方の話等も話してくれて、朋美の緊張をぼぐそうという、気遣いも細やかな方でした。
ただ、貸し出しを朋美が了承したら、小柄の朋美に、僕より10センチ以上大きく、僕を2回りほど大きくしたような体型の、羽田さんを、受け入れることになる事を、想像すると何故か、勃起してしまいます。
羽田さんと、僕のメールで打ち合わせで、会って、しばらくしたら羽田さんが、電話のため席を外し、その席を外しているうちに、僕もトイレにたち、トイレで、羽田さんの一物(ペニス)を見てくださいとのことでした。
打ち合わせでは「羽田さんのものを何故見ないといけないのですか?」「男性のものに興味は無いのですが。」と、僕が言いましたら、羽田さんは、〔ご主人に、一物の実物を見て貰って、もし、奥様が貸し出しを了承された場合、これが挿入されると実感出来ることで、ご主人の嫉妬感は高まると思うからです。〕それから、〔私達2人が退席すると、奥様が、一人になることで、貸し出しに応じるか、じっくり考える事が出来ます。〕
〔じっくり考えた答えは、奥様が納得して、出した答えなので、僕に安心して身を任せるという、決心があると思います。〕
〔僕が二人だけのデートを、提案しますので、奥様が了承したら、契約成立でお願いします。〕
しばらくして、メールでの打ち合わせ通りに、羽田さんが〔電話がきたのですみません。〕と言って、席をたっので、僕は、今のうちにトイレに行ってくると朋美に伝え、席を立ちます。羽田さんは、すでにトイレで待っていて、二人並んで男性用便器に向かい、見せ合いをしました。
羽田さんのスーツの上着で気付かなかったのですが、〔奥様を見たときから勃起したままなんですよ。〕というペニスは、僕より大きく太くて、朋美の腕位あるかの知れないと思うほどです。〔ご主人、これが奥様に挿入されたところを想像出来ますか?〕羽田さんのペニスが、朋美に挿入される事を考えると、僕のペニスも勃起していました。
先にトイレを出て朋美の隣に座り、《羽田さんへの貸し出しは止めよう》と思い、朋美に話そうとしたところに、羽田さんが戻って来られたので、話せないまま時間が過ぎ、アルコールのせいか、笑顔も出てきて少し馴染んできた頃に、朋美もほんのり顔が紅潮し、朋美を見慣れた僕が見ても息を呑んでしまうような女性になっています。 その10に続く
2018/02/04
その8
僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)と妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)は並んで座り、羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんは向かい合あい座りました。食事をしながら、〔奥様は綺麗で清楚ですね。〕と、かなり気に入った様子です。借り受けた奥様方の話等も話してくれて、朋美の緊張をぼぐそうという、気遣いも細やかな方でした。
ただ、貸し出しを朋美が了承したら、小柄の朋美に、僕より10センチ以上大きく、僕を2回りほど大きくしたような体型の、羽田さんを、受け入れることになる事を、想像すると何故か、勃起してしまいます。
羽田さんと、僕のメールで打ち合わせで、会って、しばらくしたら羽田さんが、電話のため席を外し、その席を外しているうちに、僕もトイレにたち、トイレで、羽田さんの一物(ペニス)を見てくださいとのことでした。
打ち合わせでは「羽田さんのものを何故見ないといけないのですか?」「男性のものに興味は無いのですが。」と、僕が言いましたら、羽田さんは、〔ご主人に、一物の実物を見て貰って、もし、奥様が貸し出しを了承された場合、これが挿入されると実感出来ることで、ご主人の嫉妬感は高まると思うからです。〕それから、〔私達2人が退席すると、奥様が、一人になることで、貸し出しに応じるか、じっくり考える事が出来ます。〕
〔じっくり考えた答えは、奥様が納得して、出した答えなので、僕に安心して身を任せるという、決心があると思います。〕
〔僕が二人だけのデートを、提案しますので、奥様が了承したら、契約成立でお願いします。〕
しばらくして、メールでの打ち合わせ通りに、羽田さんが〔電話がきたのですみません。〕と言って、席をたっので、僕は、今のうちにトイレに行ってくると朋美に伝え、席を立ちます。羽田さんは、すでにトイレで待っていて、二人並んで男性用便器に向かい、見せ合いをしました。
羽田さんのスーツの上着で気付かなかったのですが、〔奥様を見たときから勃起したままなんですよ。〕というペニスは、僕より大きく太くて、朋美の腕位あるかの知れないと思うほどです。〔ご主人、これが奥様に挿入されたところを想像出来ますか?〕羽田さんのペニスが、朋美に挿入される事を考えると、僕のペニスも勃起していました。
先にトイレを出て朋美の隣に座り、《羽田さんへの貸し出しは止めよう》と思い、朋美に話そうとしたところに、羽田さんが戻って来られたので、話せないまま時間が過ぎ、アルコールのせいか、笑顔も出てきて少し馴染んできた頃に、朋美もほんのり顔が紅潮し、朋美を見慣れた僕が見ても息を呑んでしまうような女性になっています。 その10に続く
2018/02/04
短T〔貸出契約〕その10
短T〔貸出契約〕その10
その9
羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんは、妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)が打ち解けるのを待っていたかのタイミングで、〔奥様と、二人だけのデートをさせていただけないでしょうか?〕と提案されて、僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)は、「朋美が了承するのなら異存は無いです。」と答えました。
僕は、心の中に、《朋美「絶対に断れ!」と言う自分と「了承してほしい。」と言う自分が》居ます。それでも、こんな事態の中でも僕のペニスは勃起していました。しばらく、静寂が続かき、朋美が顔を上げると、羽田さんの目を見て、『分かりました、よろしくお願いいたします。』って、羽田さんも〔あらためて、よろしくお願いします。〕
それで僕は、呆然とし、身体から力が抜け、《本当に良いのか? 大変な世界に足を踏み入れてしまったのではないか?》僕のわがままで、朋美にすまないと思っているのに、嫉妬と興奮で勃起していました。羽田さんが、〔では、早速デートをしたいと思いますので、奥様をお借りします。〕〔2時間位で戻ります。〕と、言って羽田さんが歩き出すと、朋美が少し後ろを追いかけるように闇に消えて行きます。
羽田さんの少し後を、追いかけるように闇に消えていく朋美を、見えなくなってからも追い続け、もしかしたら朋美が『やっぱり止めました』って、戻って来るかも知れないと、有るはずのない、期待が心の隅にありました。実際に、貸し出してしまうと僕の心の中は、期待と不安、嫉妬で、潰されそうになりながらも、勃起が治まらず、身の置き場に困ります。でも、しっかり者の、朋美だから大丈夫と自分に言い聞かせ、その場を離れました。
さっき、羽田さんは〔2時間位で戻ります。〕と、言いましたか、打ち合わせのメールでは、〔2時間か3時間〕と書いてあったのを思いだし、メールを確認すると、やっぱり〔2時間か3時間〕です。何故、こんな長い時間を、僕は認めてしまったのか、後悔ばかりしていました。時間が来れば、朋美は今までと変わらない笑顔で帰ってくると、思いながらも、2時間は長く、なかなか時間は流れてくれません。時計を見るたびに、5分位しか針が動いていないのです。
しばらく歩いていると、割りと大きなパチンコ店を見つけ、時間を忘れるには良いかなと思って入り、打ちましたが、脳裏から朋美が、闇に消えていく後ろ姿ばかり思い起こし、いくら遣ったのか今でも思い出せません。やっと2時間がたとうと言うのに、羽田さんからも、朋美からもメールが来ませんでした。
2時間が少し過ぎた頃、朋美からメールではなく電話が来たので、《メールでも良いのに》と思いながら、嬉しくて直ぐに受けとると、途切れ途切れの朋美の声です。『タクシーで・・・・ ドライブをして・・・ 今渋滞・・・ してるから・・・・ 遅れます。・・・電波が悪い・・・ので・切ります。』電波が悪い所まで、行ったのなら仕方ないかなと思い、朋美の声を聞いて、気持ちが落ち着きました。 その11に続く
2018/02/08
その9
羽田昇一(はた・しょういち:53歳)さんは、妻(松永朋美:まつなが・ともみ:46歳)が打ち解けるのを待っていたかのタイミングで、〔奥様と、二人だけのデートをさせていただけないでしょうか?〕と提案されて、僕(松永陽一:まつなが・よういち:47歳)は、「朋美が了承するのなら異存は無いです。」と答えました。
僕は、心の中に、《朋美「絶対に断れ!」と言う自分と「了承してほしい。」と言う自分が》居ます。それでも、こんな事態の中でも僕のペニスは勃起していました。しばらく、静寂が続かき、朋美が顔を上げると、羽田さんの目を見て、『分かりました、よろしくお願いいたします。』って、羽田さんも〔あらためて、よろしくお願いします。〕
それで僕は、呆然とし、身体から力が抜け、《本当に良いのか? 大変な世界に足を踏み入れてしまったのではないか?》僕のわがままで、朋美にすまないと思っているのに、嫉妬と興奮で勃起していました。羽田さんが、〔では、早速デートをしたいと思いますので、奥様をお借りします。〕〔2時間位で戻ります。〕と、言って羽田さんが歩き出すと、朋美が少し後ろを追いかけるように闇に消えて行きます。
羽田さんの少し後を、追いかけるように闇に消えていく朋美を、見えなくなってからも追い続け、もしかしたら朋美が『やっぱり止めました』って、戻って来るかも知れないと、有るはずのない、期待が心の隅にありました。実際に、貸し出してしまうと僕の心の中は、期待と不安、嫉妬で、潰されそうになりながらも、勃起が治まらず、身の置き場に困ります。でも、しっかり者の、朋美だから大丈夫と自分に言い聞かせ、その場を離れました。
さっき、羽田さんは〔2時間位で戻ります。〕と、言いましたか、打ち合わせのメールでは、〔2時間か3時間〕と書いてあったのを思いだし、メールを確認すると、やっぱり〔2時間か3時間〕です。何故、こんな長い時間を、僕は認めてしまったのか、後悔ばかりしていました。時間が来れば、朋美は今までと変わらない笑顔で帰ってくると、思いながらも、2時間は長く、なかなか時間は流れてくれません。時計を見るたびに、5分位しか針が動いていないのです。
しばらく歩いていると、割りと大きなパチンコ店を見つけ、時間を忘れるには良いかなと思って入り、打ちましたが、脳裏から朋美が、闇に消えていく後ろ姿ばかり思い起こし、いくら遣ったのか今でも思い出せません。やっと2時間がたとうと言うのに、羽田さんからも、朋美からもメールが来ませんでした。
2時間が少し過ぎた頃、朋美からメールではなく電話が来たので、《メールでも良いのに》と思いながら、嬉しくて直ぐに受けとると、途切れ途切れの朋美の声です。『タクシーで・・・・ ドライブをして・・・ 今渋滞・・・ してるから・・・・ 遅れます。・・・電波が悪い・・・ので・切ります。』電波が悪い所まで、行ったのなら仕方ないかなと思い、朋美の声を聞いて、気持ちが落ち着きました。 その11に続く
2018/02/08
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