特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第1回
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第1回
(原題:うに・彩子・河上……さえた……ゴルァ 投稿者:うに 投稿日:20060509)
僕(柴﨑将嗣:しばさき まさし:24歳)の彼女(濃方博美:のうかた・ひろみ)は19歳です。僕が19の時からの付き合いだからもう5年以上付き合っています。
彼女はまあ、ものすごく可愛いわけではないんだけど、性格がおとなしくて背が小さく、胸が大きいので、それなりに男には言い寄られるほうでした。例えばある集団に入ると一人か二人には告白されるって言う感じです。
僕は浮気するほうじゃないし、彼女も大人しいタイプなので、まあうまくいってました。僕が結構嫉妬深かったのもよかったのかもしれません。それで昨年彼女が京都の大学に受かったので一人暮らしを始めました。僕が神奈川県、彼女が京都府の遠距離恋愛です。2人が仲良くいるためのルール(毎日必ず5分は電話とか、月に一回ずつお互い会いに行くなど。)を決めて最初の1年がなんてことなく過ぎていきました。
博美はまじめに学校に通うタイプで毎日大学に行っていて、生物化学の講義は楽しいようです。結構電話でもその話が多くなるようになり、興味のある研究テーマなんかを僕に嬉々として話していました。
その研究はそのゼミでは毎年続けて引き継がれていくテーマだという事、その引き継いでくれる先輩は河上正樹(かわかみ・まさき:21歳)という名前の男の人です。ちょっと軽い感じで嫌だけど凄く知識があるとかで、頻繁に話しに出るようになっていました。
20191119
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特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第2回
第1回 20191119
濃方博美(のうかた・ひろみ:19歳)のゼミでは毎年続けて引き継がれていく研究テーマがあり、それを引き継いでくれる先輩が河上正樹(かわかみ・まさき:21歳)という名前の男の人でした。ちょっと軽い感じで嫌だけど凄く知識があるとかで、頻繁に話しに出るようになります。
僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)はその時ちょっと気になった。それで「浮気すんなよー!」とか冗談っぽく言っていたら、『やだー 河上先輩となんて研究以外の話なんてしたくないし、まさし君(僕)のことも先輩知ってるもん。』って言っていたので深くは考えないようにしています。《そのことは疑っても辛くなるだけなんだけれど・・・。》
そのなかで、ある時電話したら彼女の家に何人か集まっていた。ちなみに博美の部屋は古民家を改装したアパート、家族3人で暮らすぐらいのスペースがある2部屋で家賃6万です。片方の部屋は勉強をする為用、もう片方は寝室用と使い分けていました。
「どうしたの? さわがしいね?」と聞いたら、研究室の皆が集まってるとの事。「珍しいね。」というと『皆来たいっていったから・・今日は電話ごめん。あしたまたするね。』って云われた。
そして次の日電話で聞くと男が4人、女が3人メンバーで集まったとの事でした。気になったので男のメンバーの名前を聞くと、あの河上先輩とあと3人が同級生です。なぜか、その辺から僕はなんか嫌な感じがしていました。
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20191121
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第3回
第2回 20191121
濃方博美(のうかた・ひろみ:19歳)の家に男が4人、女が3人メンバーで集まったとの事です。気になったので男のメンバーの名前を聞くと、先輩の河上正樹(かわかみ・まさき:21歳)とあと3人が同級生でした。なぜか、僕はなんか嫌な感じがしています。
そしてそれから一ヶ月くらいした時に今度は博美から河上と一緒にご飯を食べたと報告がありました。僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)が「二人で?」と聞くと『研究室を出るのが遅くなっちゃったから、後研究のことで先輩に聞きたいこと結構あったの。もちろん外で食べてすぐ帰ったよう。』ってこと。僕は、その日のうちの電話だったので安心はしたのです。しかし、このことが僕の中で多分凄く大きくなっていました。
それから2週間ぐらいして、 いっつも僕が京都まで会いに行っている2週目の土曜日が駄目になったと博美に言われたのです。「なんで?」と聞くと『研究室がすごく忙しくなっちゃって手伝わなきゃいけないから、夜遅くなりそうなの。だから、その次の週にしよっ。』って言われました。
今までも必ず第2週に会ってたわけじゃないし、その時は
、「うーん。じゃあそうしよっか。」と言って僕は電話を切ったのです。だけど、なんかこの前の河上と一緒にご飯を食べたという話が頭の中に残ってしまっていて、気になって気になって仕方がなかった。
べつに兆候があったとかじゃないのですが、嫌な予感を感じます。それでその2週目の土曜日に京都まで行きます。(今は)僕も寝取られで興奮する性癖なので、その時は興奮していたのかもしれません。
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20191123
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第4回
第3回 20191123
べつに兆候があったとかじゃないのですが、嫌な予感を感じます。それでその2週目の土曜日に京都まで行きました。(今は)僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし)も寝取られに興奮する性癖なのですが、その時も興奮していたのかもしれません。
京都に着いたのは夜8時頃だったのですが、濃方博美(のうかた・ひろみ:19歳)はまだ帰っていませんでした。でも合鍵を持っているので彼女の部屋で待つことにします。 びっくりさせたかったってのもあるし、約束を破って会いに来たので後ろめたかったというのもあって、靴は靴箱の中に隠しておきました。男でも連れて帰ってきたら、と探偵気分だったというのもあります。
僕は勉強部屋のほうで買ってきたペットボトルのお茶飲んで待ちました。結構いらいらしながら待っていたら彼女は午後10時ごろに帰ってきます。表の音で帰ってきたのがわかったので勉強部屋の電気を消して、隠れました。
僕は《博美が勉強部屋のほうに入ってきたら脅かしてやろう。》と考え、《もし寝室へ行ったらちょっと隠れて見ているのも楽しいかも。》とか思います。すると彼女は電話をしながら家に入ってきて、そのまま寝室のほうへ行きました。
聞き耳を立てて聞いていると先輩の河上(正樹:かわかみ・まさき:21歳)からの電話のようです。『えー いまからですか?』とか、『うちじゃ駄目ですよー』って、言っています。なぜか僕は胸が苦しかったのですが、そのまま隠れていることにしました。
しばらくして電話が切れました。それで、彼女は独り言で『きゃー 大変だよ-』って言いながら着替えたり部屋の片づけをしているようです。そうこうしているうち(多分15分くらいだったと思う)に、玄関のドアが叩かれました。河上です。
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20191125
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第5回
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第5回
そうこうしているうち(多分15分くらいだったと思う)に、玄関のドアが叩かれますした。河上正樹(かわかみ・まさき:21歳)でした。〔ごめんなー こんな夜遅くに。どうしても確かめたいデータがあってさ。〕と河上は言い訳をします。それから、2人で寝室のほうに入っていきました。
彼女(濃方博美:のうかた・ひろみ:19歳)がお茶出しますね。って言うと、〔あ、僕ビール買ってきたんだ。〕と言います。2人で飲みながら実験の話をしているようでしたがよく聞こえません。それで僕は隣の部屋から声がよく聞けるように隣の部屋との境目のベランダにゆっくり移動し、2人の会話を聞いていました。
そのうちに、僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)の話になります。そのときですが、突然博美が『この前みたいなのはなしですよ。絶対に!』河上は〔このまえはごめん。でも男ってああなっちゃうと出さないとどうにもなんないんだよ。彼氏とか見てるとそう思わない?〕
いったい何の話をしているんだと思いましたが聞きつづけました。
〔今日もなんかちょっと興奮してるかも・・。〕
『だめ! 絶対駄目です。まさし君に悪いから・・・。この前の後だってすっごい罪悪感だったんだもん。』
〔ごめん。ちょっとだけ、じゃあ髪だけ触らせて。〕
『だめです。今日は勉強しに来たんじゃないんですか?』
というやり取りがあります。その後、おそらく河上が彼女の隣に座って髪をなでているようでした。
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20191127
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第6回
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第5回 20191127
〔ごめん。ちょっとだけ、じゃあ髪だけ触らせて。〕
『だめです。今日は勉強しに来たんじゃないんですか?』
というやり取りがあります。その後、おそらく河上(正樹:かわかみ・まさき:21歳)が濃方博美(のうかた・ひろみ:19歳)の隣に座って髪をなでているようでした。
2~3分ほどしてから声が聞えてきます。
『やっ! んーー』
博美はキスされているようでした。
『もうやめて下さい・・もう絶対しないって言ったじゃないですか。』
〔ごめん。でもどうしようもないんだよ。俺すげ-興奮してる。ねえ、今日も絶対Hは
しないからさ。この前みたいに口で・・。だめかな?〕
『やだーー。もうーー。絶対しないって何回も言ってたじゃないですかぁ。』
〔絶対に入れたりしないよ。口だけだって。絶対それで満足するから。〕
『・・・』
というやり取りの後、10分くらい沈黙がありました。彼女は押し黙っている感じで、河上がさかんに何か言っています。僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)はもうパニクっていて、でも続きが聞きたいようなで。結局ベランダでじっとしていました。
『今日だけですよ。絶対もう2度としないですよ。』
〔わかってるよ。あんまり罪悪感持たせたくないし、でも男ってこうなるとしょうがない
んだ、ごめんね。〕
『じゃあ、どうすれば・・いいですか?』
ここで急に彼女の言葉遣いとかが観念したというか、なんか僕とHする時みたいな色っぽい声になっています。
〔じゃあ、ベッドの上でいい?〕
『うん。でも私がしてあげるだけですからね。この前みたいに触ったら駄目ですよぅ・・。』
〔えーー。じゃあ、上半身だけで譲歩するよ、、ね。〕
『ダメ!』
〔お願い。じゃあ下着姿で。そうしないとなかなかいかないよ。ね。博美のブラみたら凄
い興奮できるからさ。〕
という声の後、彼女は躊躇しながら上着を脱いで下着姿になったようでした。
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20191204
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第7回
第6回 20191204
ここで急に彼女(濃方博美:のうかた・ひろみ:19歳)の言葉遣いが観念したというか、僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)とHする時みたいな色っぽい声になっていました。
〔じゃあ、ベッドの上でいい?〕
『うん。でも私がしてあげるだけですからね。先輩(河上正樹:かわかみ・まさき:21歳)この前みたいに触ったら駄目ですよぅ・・。』
〔えーー。じゃあ、上半身だけで譲歩するよ、、ね。〕
『ダメ!』
〔お願い。じゃあ下着姿で。そうしないとなかなかいかないよ。ね。博美のブラみたら凄い興奮できるからさ。〕
ベランダのすぐ隣がベッドだったのですが、河上が服を窓のほうに放ったらしく、
僕のす
ぐそばで服がばさばさいう音をして窓にあたります。
しばらくごそごそやっていましたが、河上がズボンを脱いでベッドの上で横になったようでした。そのあと『ちゅぱっ』っていう短い音と共に博美がペニスを咥えたみたいです。僕は心臓がバクバクとなりながらも、気になって気になって、ベランダの横で立ち上がり、
少しずつ様子を見ることにしました。
部屋の中には当然、河上と博美がいます。河上はベッドの上で横になって、彼女がベッドの下部分で四つんばいになっていた。博美は河上の脚の間に顔を埋めていて、上半身は水色のブラジャーだけです。下は赤のチェックのスカートでした。彼女の顔は窓向きだったので僕はビックリしてまた座りなおします。2~3分して思い直し、また窓から覗き始めました。
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20191205
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第8回
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第7回 20191205
博美はフェラチオをしている時は顔を上げません。顔を見られるのを極端に恥ずかしがるのからでした。窓から僕が見直してみると、彼女は先輩のペニスを上から咥えて顔を上下させています。はじめてみた河上は、短髪で色が黒く、逞しい感じの男でした。
〔やっべ、この前も思ったけど結構うまいよねー。ほんとに今まで彼氏だけなの? 痛っ!〕
『次は本気で噛みますよぅ。ほんとに先輩が二人目です。』
〔ははっまあ、5年も付き合ってるんだしな。彼フェラ好きなんだろ。。だって首ふるの上手すぎ。あっ噛まないでよ・・ほんと、いたい。〕
と言う会話の間に河上が上半身を起こします。
『痛かったですか? 先輩ごめんなさい。でも先輩が悪いだもん。そーだ。早くイクって言ったのに。』
〔あ、ごめんね。ごめんもう虐めないから。もう少しでイキそうだけど、ね、博美さ、もうちょっと唾多めにつけてくんない? 垂らす感じでさ。〕
『たらすのは、やーだ。』
と言う会話の後に博美はまた、河上の脚の間に顔を入れていきました。実はこのとき、僕は部屋に入って行きそうになります。実はフェラチオが大好きな僕は、最初舌を動かすのも首振るのも嫌がった博美に一生懸命教え込んだのでした。その事思い出して、部唾多めに〕の言葉に思わず飛び出しかかります。その一方で、その時にくらくらするほど興奮していたのも事実で、結局は出て行けませんでした。
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20191207
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第9回
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第8回 20191207
僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)の彼女(濃方博美:のうかた・ひろみ:19歳)は先輩(河上正樹:かわかみ・まさき:21歳)の左斜めぐらいの位置からフェラチオをしていて、河上はけっこう気持ちよさそうで、腰を動かし始めています。
河上が腰動かしたので
、“ちゅっちゅぱっ”という音の間に“チュポッ”っていう口から外れる音がしました。それから河上がブラジャーに手を伸ばしてきて上から揉みはじめます。 博美は『んーんーー』って嫌がっているようでしたが、河上はブラジャーを外してじかに乳首を触り始めます。
博美はもう触られるのをやめさせるより早く逝かせた方がいいと思ったんだと思いました。それで河上の腰からはなれずに、首の動きを止めて、多分、カリの部分に吸い付いて、左手はベッドの上に、右手は竿を握っていたと思います。河上は博美の頭の後ろらへんに手を添えて、腰を上下に振っていました。
〔ごめ、いきそう。口の中出すよ。〕
『んーんーんー』
河上は彼女の頭を離さなかったのですが、博美はへこんでいるほっぺたを元に戻していたので、河上は逝ったのだなと思います。30秒ぐらいして、博美は河上の脚の間から離れました。
〔博美、飲んでー〕
『んーーん。んっんんっん。』
彼女は僕の精液を飲みません。口に出すのには慣れたのですが、必ずティッシュに戻します。
〔ティッシュだめー。飲んでよ。〕
『んっんんっん・・。』
なんか。いつも僕とやっているやり取りと同じでした。ティッシュに手を伸ばす声の出せない博美は幼く見えてほほ笑ましい。僕は思わずベランダで笑いました。それは河上もおんなじだったみたいで笑っています。
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20200106
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第10回
第9回 20200106
濃方博美(のうかた・ひろみ:19歳)が河上正樹(かわかみ・まさき:21歳)の精液をティッシュに出しました。
〔すげーよかった。フェラでいくのって結構上手くないと無理なんだよ。〕
『胸触った・・。ブラとったー』
っていいながら博美はブラジャーを着けています。僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)は《これで終りだな。》と思った。
『先輩・・気持ちよかった? 満足ですよね。もう触ったらダメだよー』」
博美は笑っています。
その後、2人はいろんな話をしていました。河上はベッドの上でタバコを吸っていて、博美はベッドの脇で座っています。それで15分ぐらい経ったときでした。
『あ、今日将嗣君から電話がないな。電話するのは私の番だっけ? もう先輩のせいで電話しずらいよ・・。ばれたらどうしよぅ。』
〔ばれる訳ないよ。彼氏横浜だろ? 電話しなよ。俺本でも読んでる。〕
携帯をされたらこのベランダでなるわけで、僕は速攻で携帯をきります。
『う~ん、将嗣君、電話でないよ。先輩のせいだ。絶対に。』
〔お、俺のせいじゃないだろ。というか、もう電車ないんだけど・・。〕
『ダメッ! 歩いて帰ってください。』
〔もうすっきりしたから、人畜無害やて・・。そちらのベッドから離れた位置で横になるだけだからさ。泊まらせて、たのむよ。〕
『だめですよー してあげたんだから帰ってください。先輩、友達は? ここらへんにいるんじゃないですか?』
〔こんなところに友達なんかいてへん。〕
第11回へ
20200112
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第11回
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第11回
第10回 20200112
『じゃあ、絶対ですよ。絶対だから。先輩(河上正樹:かわかみ・まさき:21歳)はテレビの下で寝てくださいね。このテーブルからこっちは私。入ってきたらだめです。』
なんか、彼女(濃方博美:のうかた・ひろみ:19歳)はちょっと楽しそうです。
〔ははっ。わかったよ。そっちは博美の陣地な。〕
それからTVをみていました。よくわからない番組です。
〔博美はシャワー浴びないの? おれ、明日バイトだからお風呂借りていい?〕
『んーじゃあお湯沸かしますね。』
〔一緒にはいろっか?〕
『人呼びますよ。』
〔誰を?」
『んーーー相良教授。」
〔いいよ。〕
『じゃあ彼氏(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)。』
〔それは勘弁してください。〕
博美、けっこう楽しそうでした。
先に河上が風呂に入ります。その間博美は自分の着がえと、僕のTシャツを出していました。河上は僕より体格がよすぎてTシャツはぎりぎりって感じです。下はトランクスでした。その後、博美が入りました。
博美が入ったとたん、河上は彼女の携帯をチェックし、机の上の日記をチェックしています。しばらくしてからこっちにやってきて、カーテンを閉めました。その時の距離は約50㎝です。慌てて僕はしゃがみ込みました。
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20200115
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第12回
第11回 20200115
河上正樹(かわかみ・まさき:21歳)はカーテン閉めた後、ベッドの横に座って濃方博美(のうかた・ひろみ:19歳)の携帯を見ながらTVをつけます。カーテンを閉めてくれたおかげで僕(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)は見つかる心配が少し薄れてほっとしました。窓があいていたので、TVの音も聞こえてきます。なんかもう、見つかったら僕の居場所がなくなるような気がして、うまく表現できないのですが胸が苦しくなった。
博美がシャワー浴び終わる頃になると河上はベッドに寄りかかって座り、博美を待っているようです。シャワーから出てきた博美はTシャツに下はちょっとだぼっとしたズボンでした。
〔あれ。パジャマじゃないんだ。でも髪濡れてて色っぽいかもな。〕
『いっつもはパジャマなんですけど・・・。今日は先輩いるから・・。』
〔ははっ。もう大丈夫だって。もう寝る?」
『んー。このあとのTVちょっとだけ見たいんですけど、いいですか?』
〔ああ、もちろん付き合うさ。こっち座んなよ。〕
こんなやり取りの後、二人は並んでベッドに寄りかかりながらTVを見ています。番組は確か、若手のお笑い芸人が出ていたが、僕には見覚えなかったので京都でしかやっていなかったのかもしれません。河上はタバコを吸いながら、その左に博美がジュースを飲みながら体育座りで座っていました。
しばらく(15分位)TVを見ていたのですが、河上が博美の肩に手を伸ばしてきます。
『ダメ先輩! もう無しです。』
〔なんか手が寂しくってさ。〕
〔あれ! なに? 寝るのにブラつけてるの? なんで?〕
『ダメだってー。今日はちゃんとした格好で寝るの。もうねますよー。はいはい、離れて、
離れてください。』
第13回へ
20200406
特名Ⅲ 〚僕と彼女 嫉妬と興奮の狭間に〛第13回
第12回 20200406
〔あれ! なに? 寝るのにブラつけてるの? なんで?〕
『ダメだってー。今日はちゃんとした格好で寝るの。もうねますよー。はいはい、離れて、離れてください。』
そう言って濃方博美(のうかた・ひろみ:19歳)は先輩(河上正樹:かわかみ・まさき:21歳)の腕を解いて立ち上がり、TVの前で寝れるように、毛布などを持って来ました。河上もちょっと手伝っています。それから博美は机の上を片付け、寝る準備をしていました。
歯磨きが終わった後、河上がTVの前、博美はベッドのほうに行き、電気を消します。
〔おやすみ。今日はごめん。変なことしちゃってさ。〕
『もうダメですよ。ほんとに。彼(柴﨑将嗣:しばさき・まさし:24歳)最近心配してるし。私ほんとに罪悪感で苦しくなるんだから、さっきので最後ですからね。』
〔ああ、もちろん。〕
『・・・でもちょっとびっくりした。さっきいっぱい出たよね。気持ちよかったの?」
〔ん? すげ-良かったよ。てか電気消したら大胆発言だね。どしたの?」
『んーー。そんなことないもん。いっぱい出たなあって。それだけです。もうこの話おし
まい!おやすみなさいー。』
この後、ちょっとだけ静かになります。その時僕(柴﨑将嗣)はこれで終わりかなと思いました。だけど、《もう何もなくっても、博美が河上と同じ部屋で寝ているんだ。》と思うと帰れません。それでも僕はちょっと離れてコンビニでも行ってトイレを借りて、又戻って来ることにしました。僕は静かにベランダから地面に降ります。隣の部屋の住人にばれるといけないと思い、ゆっくりと道路まで出ました。表通りに出たら、なんか悲しくなりました。
セブンイレブンに着いてから、トイレ行って、雑誌の立ち読みを20分ぐらいしていましたがなに読んでいたかは覚えていません。それから飲み物買って、セブンスター買って、出ました。歩いているとスマホが鳴ります。友達からのメールでした。バイブレーションにしてポケットに突っ込みます。煙草は向こうで吸うわけにはいかないんで、コンビニを出て博美のアパートのそばの公園で吸いました。
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20200615
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