長14「マゾ亭主の性癖」第10回
長14「マゾ亭主の性癖」第10回
第9回 20190619
妻(今宮京香:いまみや・きょうか:38歳)は快感に身をゆだねて、『ああーー 逝きそうなの・・あなた助けて・・・!』私(今宮陽一郎:いまみや・よういちろう:41歳)が「福島(忠雄:ふくしま・ただお:53歳)さんのチンポ嵌められてるんだよ。気持ちいいかい?」と必死で聞きました。『ああ・・・ あなた、いいの・・あなた・・逝きそう・・。』私はたまらなくなり京香にキスをしながら、乳房を揉みます。
『アアアーーー だめー、もっともっと・・イク、イクッーーー』
妻の京香は、男二人の責めで、早々にアクメに達しました。彼女は燃え尽きたようです。福島さん自身はイッテ無いのですが、〔奥さんよかったですよ。最高の身体です。また、お願いしますね。〕と言って、最初の時と同じように部屋を出て行こうとしました。
私はもう少し楽しみたい気分だったで彼を止めたのですが、〔いえ今日は、ここまでにします。あとは夫婦で楽しんで下さい。〕と言いながら帰っていきます。私はネトラレ初体験の興奮が収まらず、その後に、初ネトラレを体験した妻のオメコに前から後ろから嵌めまくり、子宮の奥にザーメンを放出しました。お互い興奮と疲れで、仮眠をしてホテルを出ますと、外は薄暗くなっています。途中で子供の土産を買って帰宅しました。
初ネトラレ体験は、夫婦に刺激をもたらします。私は会社でも時々思い出して、股間を熱
くさせて、トイレに駆け込んでました。京香も、ますます色っぽくなって来ています。性生活も刺激を受けて、週1回のペースで励んでいました。
1カ月を過ぎると、また欲望がもたげてきて、「そろそろ、次どうかな?」と妻に話すと、『1回の約束でしょ。』って、はぐらかされます。そんな、ある日の日曜日に、福島さんから電話がありました。
〔ご主人、そろそろしたいんではないですか?〕
「はい、ただ妻のOKが出なくて・・。」
〔そうなんですね・・・。〕
福島さんに、妻と替わるように言われて、京香に替わります。しばらく、二人で話してから、私に替わりました。
〔奥さんはもう1回なら良いようですから、決まれば連絡下さい。〕
《なんで、OKしたか分かりませんが、理由はどうでも会えればいいのですから・・。》
「本当に良いのか?」と聞くと、『あと1回だけね。』って答えます。
それで、、7月の上旬、土曜日の夜6時に会うことにしました。子供にはコンサートに行くことにします。今度は難波駅前で会いました。車に乗せようとすると、福島さんが妻を後部座席に移らせて、ふたりで座りました。 第11回につづく
20190630
長16〖嫁と知人 そして僕〗第1話
長16〖嫁と知人 そして僕〗第1話
(原題:乗り気じゃない嫁を大学時代の友人に抱かせた 投稿者:愛妻家 投稿日:
20120417)
(名作(改訂版B):明日香と親友 そして俺 より改訂)
僕の名前は加藤文彦(かとう・ふみひこ:29歳)。普通の会社員、優しいけれど内向的な性格。嫁の名前は加藤麻里子(かとう・まりこ:27歳)で勝気な反面、男につくすタイプ。週3日(月・水・金)のコンビニにパート勤務。
僕は角倉麻里子と付き合っている頃から、〖ねとられ〗のフェチ(性癖)をさり気なくアピールをしていた。それでセックスの最中に[昔の男の事」を聞いたりしたり、盛り上がってくると元カレの名前呼んでもらったりもしています。彼女も、最初はドン引きだったけどいつの間にか慣れてきたみたいだ。(いや諦めたといった方が・・・。)
嫌々だけど麻里子は、『仕方ない彼氏だよね』って感じで僕のフェチに付き合ってくれています。それでも結婚した後くらいから、僕がしつこく「昔の男と会いたくない?」と尋ねながらセックスをしていました。そうすると嫁は『ちょっと、わたしに浮気してほしいの?』ってイラツキます。「それは嫌だよ!」と僕は即否定した。
当然にそれはそれで“僕の本音”ではあるけれど、それでも浮気をしている麻里子のことを想像すると、超興奮するのも事実なのですが、そういうことは、麻里子には秘密です。そんな日々の最中、妄想が溜まっていた僕は「ねぇスワッピング(複数のカップルがお互いのパートナーを取り替え、同室もしくは別室で行う集団的性行為。自分の本来のパートナーが別の異性と性行為を行っているという屈辱感や嫉妬などが相乗効果となり、性行為の興奮度を高める)をやってみない?」と思いきって言ってみた。
《何を言ってるの!》って嫁にしかめっ面をされます。いつかは僕が言い出す、と密かに思っていたらしい。ちなみに付き合って現在に至るまで、二人の仲はずっと順調なのだけれど、「やっぱり嫌かな?」と、僕が問い直したら、麻里子には『絶対に嫌です!』って、はっきりと言われます。
さらに『文彦はわたしが他の男とセックスしても平気なの? そんなに別のおんなとやりたいわけ。』って真面目な顔で聞き返されました。これには、「麻里子は魅力的で大好きだから他の男に自慢したいんだ。」と、説得をします。《僕にはそれしか言いようがないし、実際にもそうなのだが、この性癖が分からない人には説得力がないだろうな。》それで結局、スワッピングの件は嫁に『全く意味がわかりません。』って、あっさりと却下されてしまうのが約半年前のことだった。 第2話につづく
20190629
短Ⅲ5〖あなた。よく見ていてね!〗第7回
短Ⅲ5〖あなた。よく見ていてね!〗第7回
第6回 20181211
妻(青葉沙織:あおば・さおり:28歳)の白い肌とセクシーなボディラインはますます色っぽさに磨きをかけ、男性の目を引きつけるのには十分です。そんな身体を、沙織は僕(青葉博史:あおば・ひろし:29歳)に見せつけていました。
『どう?』
僕以外の男(坂口省吾:さかぐち・しょうご:25歳)に会う為に着た服の感想を、夫である僕に求めてきたのです。
「あ・・ああ・・・ 綺麗だよ・・・。」
僕はそう言うしか無かった自分に興奮した。
『ふふ・・ありがとう。』
ノースリーブのシャツに包まれた豊かな乳房が、沙織の歩調に合わせて上下に揺れます。この身体が他の男のものになった事実。そして、これからまた他の男のものになる事実。昨日までの夫婦関係からは考えられない事でした。
『じゃあ、行ってくるわね。』
そう言うと、妻はハンドバッグを掴み、玄関へと歩き始めます。そんな沙織の後ろ姿を見
送る夫・・・。堪らない気持ちがこみ上げて来ました。
「待ってくれ!」
僕は思わず、沙織の後ろ姿に声をかけます。
『え?』
沙織が振り向きました。
「あのさ・・もう、こんな事止めよう・・・謝るから。俺が悪かったから・・・。俺、俺・・・ 沙織の後ろ姿見送るなんて・・・辛くて、出来ないよ。」
僕は顔を顰めながら告白します。
しかし、妻の沙織は僕が苦しそうな表情をすればするほど嬉しそうでした。
『うん、でも約束しちゃったから仕方ないでしょ? 諦めてね。もともとあなたが悪いん
だからね・・。』
「あ、あの・・。」
『約束の時間に遅れちゃうわ。じゃあいってきまーす。』
沙織は僕が次の言葉をかける前に、玄関から出て行きました。そこには、閉じられた後のドアを呆然と見つめる僕が立っているだけです。
時刻は午後9時。妻が出ていってからの数時間が、僕にとってとてつもなく長い時間に感じました。室内が異様に静かに感じ、時計の秒針の音だけが聞こえます。僕は椅子に腰掛け、テーブルの上で両手を組み、色んな想像を巡らせていました。《今ごろ沙織は・・・。》と想像するだけでいてもたってもいられない気分になります。 第8回へ続く
20190628
長N〖寝取らせたけれど・・・。〗VOL2
長N〖寝取らせたけれど・・・。〗VOL2
VOL1 20150423
僕(大森隆司:おおもり・たかし:34歳)は、まだ眠っている娘のみのり(4歳)に「さて、どこのファミレスにする?」と独り言を呟きながら、車のカーナビで家に帰る途中のレストランを検索します。もうすぐ夏を感じる夕景がやけに心の感情と混ざり合っていた。帰宅途中でのファミリーレストランで娘のみのりと二人で夕食を済ませます。帰ってきての入浴後、着替え終わると電池が切れたロボットみたいにみのりはパタ~ンとベッドで眠った。
あれ(愛菜と社長のメール)から、電話もメールもないのが、不安とともに嫉妬の気持ちが沸々と湧いてくる。午後9時が過ぎます。それからの1分1分が途轍もなく長く感じました。《あくまでも“寝取らせ”は僕の頭の中だけのことなのです・・・。》
その時です。妻(大森愛菜:おおもり・まな:32歳)から『もうすぐお家に着きます。遅くなってごめんなさい。』ってメールが届きます。僕はほっとすると同時に、《案外帰って来るのが早いな?》と変に落胆の気持ちもありました。
元気に『ただいま。』って愛菜が帰ってきます。『ごめんなさいね。食事は済ませた? みのりはもう寝た?』って、「ファミレスで食べたよ。みのりは、お風呂を出たらすぐ寝ちゃったよ。愛菜こそ何食べたの?」とたずねると、妻は申し訳なさそうな表情になり、『・・・あの、銀座7丁目のレストランで・・フランス料理を・・・。ごめんなさい・・。』
思わず僕は、現実に戻されました。ファミレスと高級フランス料理店の格差もそうだが、社長(工藤敦:くどう・あつし:38歳)の巧妙な浸食に、陰ながらも協力している自分自身に嫌悪するとともに、愛菜が愛しい妻が僕から遠ざかる怖さを少し覚えていた。
工藤社長が今週から愛菜が通う料理教室に手続きをしたとあかされます。《その行動力には驚きます。》社長は1人暮らしが長いからなのか、包丁の使い方など基本的に料理はできるとのことでした。見た目は、料理をしなさそうですが、愛菜もそのギャップに好感を持っかもしれません。ちなみに僕は全く料理は出来ません。 VOL3につづく
20190627
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その4話
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その4話
その3話 20190616
何日かして、おじさん(稲川貞美:いながわ・さだみ:58歳)から僕(谷口和樹:たにぐち・かずき:28歳)にメールがきます。
〔最近は毎日話してるよ。夏織さんは優しいね。カズくんのおかげで人生に張りができたわ。まあ一応ご主人に知らせとかんと思ってね~〕
「毎日話してるんですか? いくら隣どうしでも、そんなに会わないでしょう?」
〔ありゃ、聞いてなかった? 10時に一階のポストであうよ。そんときに話してるんだよ。〕
「ああポストでね。でも妻(谷口夏織:たにぐち・かおり:28歳)はあまり喋らないでしょう?」
〔まあ喋るのはほとんどわしなんやけど。夏織さんは聞き上手やね。〕
「妻もいそがしいかもしれないんで、あまり長話しないで下さいよ。彼女は話しとか切れな
いタイプなんで。」
〔ありゃ、迷惑やったかな、でも嫌なら時間をずらすやろ?〕
ドキッっとする。作り話と思っていたが、やけに自然な稲川さんの話が気になっていた。
「あっそうですね。下に降りる時間は自由ですもんね。稲川さんは妻がお気に入りみたいですけど、変な気を起こさないでくださいよ~」
かなりイライラしながら、冗談ぽくメールを書きます。
〔実はな、カズくんに謝らんといかんのよ。〕
《えっ? なに!?》
「何をですか?」
なにか妙にドキドキして、返信を待った。そして僕にとっては衝撃的な内容のメールが返ってきます。
〔実はね毎日夏織さんを使いよるんよ。ズリネタ。あはははびっくりした? 手は出してませんよ~ あくまで想像の世界ネ!〕
僕は頭が真っ白になりました。
《このジジイは下品なジョークのつもりなんでしょうか? 僕が人生のほとんどをかけて愛している。僕にとっては、天使にさえ等しい妻をズリネタにとは!》
怒りでドキドキしてパニックになった僕は近くの公園のトイレに駆け込みます。なぜトイレに入ったのかわかりせんでしたが、あることに気づいたのでした。僕の下半身は激しく勃起しています。そしてズボンからペニスを取り出すと激しくシゴキました。そして二回射精します。 その5話へつづく
20190626
名M 『先生が喜ぶことなら』 第46回
名M 『先生が喜ぶことなら』 第46回
第45回 20190326
水口陵介(みずぐち・りょうすけ:39歳)さんは、そのまま妻(浅野美咲:あさの・みさき:28歳)の乳首を舐め続け、もう片方の胸も手で揉み始める。
『あっ・・。ダメぇ・・。ンッ! ダメですってぇ・・。あっ・・。んっ・・・。アっ!』
でも美咲は、口ではダメと言いながらも、手で押しのけようとしたりはしなかった。口だけの拒否で、一切無抵抗である。
水口さんは、夢中と言った感じで美咲の胸を責め続けた。
『ンッ! ンんッ! あっ! あっ! あ、あぁっ! ダメぇ・・。 あっ♡ アン♡・。』
美咲は、あっさりとあえぎ始めている・・・。なにもなく終わることを想像していたのに、始まってしまった・・しかも、美咲がきっかけを作って・・・。
『水口さん・・。上手・・。です・・。あっ♡ あっ♡ か、軽く噛んでぇ・・・。ンンッッ!! そ、そう・・。 あっ! あぁっ! 気持ちいいぃ・・。 あっ♡』
俺(浅野幸也:あさの・ゆきや:37歳)は心底驚いた。言葉も出ない。美咲が、自分で『軽く噛んで』って言う。こんなリクエストはされたこともない・・・。MかSかで言ったら、間違いなく美咲はMだが、噛んでなんてセリフは初めて聞いた。
俺にも内緒の、秘めた願望だったのか、水口さんにリクエスト・・・。そして、言われたとおり噛んだのか、美咲は凄く気持ちよさそうだ。胸を責められて、こんなに感じる美咲はちょっと記憶にない・・・。妻の乳首を噛む・・。少なくても、その初体験は水口さんに奪われてしまう・・・。
『アン♡ あんっ♡ うぅあっ! そう・・。それぇ、 もっと・・。強くぅ・・。 あぁっ!! 凄いぃ・・。気持ち良いよぉ・・。あっひぁっ!!』
美咲がとろけた顔になる。
《他の男に、こんな顔を見せるのか・・・。》
すると、水口さんが急に美咲にキスをした。不意打ちみたいなキスに、妻は一瞬固まったが、すぐにそれを受け入れて舌を絡め始める。俺達のリビングで、俺に内緒で半裸でキスをする。少なくても、これは妻の意思だ。一切俺の指示ではなく、それどころか、俺に内緒での行動・・・。
《やはり、美咲は水口さんの巨根に心奪われてしまったのか?》
泣きそうになったが、勃起がヤバいくらいになっている・・・。さっき、3回出したのに、またしたい・・・。すると、もっと絶望的な展開が待っていた・・・。 第47回に続く
20190625
短Ⅳ17「一度味わった快楽」その18話
その17話 20190608
『こうやって鈴木(浩二:すずき・こうじ:40歳)さんが手の甲を押し当てて来て・・・。それでわたし(須田香保里:すだ・かほり:28歳)は力が抜けたの・・・。気付いた時には、こんな感じに・・・。』
嫁の香保里がとった行動は、私(須田俊哉:すだ・としや:32歳)の手を取り自分の股間に私の手の甲を押し当てていました。
「もしかして、香保里から脚を開いたの? やっぱりそうだよね。鈴木が触りやすいよう
に・・・。そうだろ?」
『うん。』
「その後は・・・?」
『もう、これ以上は・・言えない・・。』
「俺が言ってあげるよ。こうやって香保里の履いているパンティの隙間から、指を入れられたんだろ・・・。正直に言ってごらん。」
『うん。そうよ・・・。としや君が言う通りよ・・・。』
その頃には、嫁の理性は麻痺しかけていました。香保里の後ろから耳元に語りかけていた私の頭を腕を上げて強く抱え込んできます。
鈴木に店の中でどこまでされたのかは分かりませんが、私は嫁の秘部を責めたてました。話の途中で、香保里が一度、逝き果てます。香保里の履いていたパンティもパジャマも香保里から噴き出した愛液で、ビショビショに濡れていました。そして、私は、香保里が身に着けていた物を全て剥ぎ取ります。
全裸になった香保里をベッドにを被せ、体勢は変えないまま、後ろから香保里を抱え込ん
だ状態で私の質問を続けました。一度逝き果てた香保里は朦朧としています。理性が麻痺した嫁を追い込むように言葉で責めていきました。私自身も香保里に問いかける言葉に酔いしれていきます。
「店の中で逝かされたのか?」
香保里は、首を横に振りました。
「正直に言ってごらん。」
『店をでたの・・・。』
「店を出て、どうしたんだ? ホテルにでも行ったのか?」
『違うよ・・・。通りでタクシーに乗ろうとしたら・・手を引っ張られたの、それで通りの裏にあるスーパーの駐車場まで・・・。』
「スーパーの駐車場?」 その19話へ続く
20190624
長8〖嫁がもっと淫らになれば〗第13話
長8〖嫁がもっと淫らになれば〗第13話
第12話 20190602
「いま、給湯室で後ろから抱きしめられたよ。」
僕(小寺晴久:こでら・はるひさ:31歳)は寝転んだままだが、嫁(小寺美沙季:こでら・みさき:29歳)の身体を横向けにして後ろから乳房を揉みしだいた。
『あん・・・ だめ・・・ 誰か来たら・・・ 大変です。』
もう美沙季の頭の中は、給湯室で上地(宗盛:かみじ・むねもり:48歳)部長に身体中を弄りまわされている。
それにしても部長に犯されている状況なら、拒絶する言葉しか出ないはず・・・。しかし嫁の言葉は犯されているのではなく、誰かにバレる事を心配する言葉だった。完全に心の中では部長に身体を許した状態である。
その日僕は愛撫を長くせず、すぐにペニスを入れる事にした。(会社の給湯室では、そんなに長くセックス出来ません。)
〔さあ美沙季君、お尻を突き出しなさい。〕
上地部長に扮した僕が耳元で囁くと、嫁は従順に尻を突き出したのである。もう美沙季は言いなりで、部長のペニスが欲しくて仕方ない状態だった。
『ああぁ・・・。』
寝転んだまま、バックの体勢でペニスを突き刺すと嫁は声を出して喘いでいる。
〔美沙季君、声を出したら誰かに気づかれるぞ。〕
『あぁ・・・ は、はい。』
嫁は声を押し殺し返事をした後、口に手を当て喘ぎ声が出そうなのを我慢していた。
〔明日はもっと胸元の開いたブラウスを着てくるんだぞ。〕
『あん・・・ は、はい。』
〔いいな、絶対だぞ!〕
『あぅ・・・ はい・・・。』
そのままの体勢で声を押し殺し、美沙季は身体をピクピクさせて絶頂に達した。
〔もう、イッたのか? 美沙季君は感度が良くてドスケベだな。〕
『あん・・・ 部長・・・ そんな事言わないで下さい・・・。』
上地部長に抱かれていると嫁が思っているからこその言葉である。
そして、その美沙季の言葉が僕を興奮させてしまった。そのままの体勢で激しく腰を打ち付ける。
『あぅ・・・ だめっ・・・ 部長・・・ 激しくしたら・・・ 声が・・・ 出ちゃう。』
嫁は枕を握りしめ、口を手で覆い、大きな声が出そうなのを必死に我慢した。
第14話につづく
20190623
短Z「妻を差し出すことに」第1話
(原題:調教される妻、智花 投稿者・投稿日:不明)
私(堤雄司:つつみ・ゆうじ)が29歳、智花(ともか)が23歳の時に結婚、妻は2年後に娘を出産しました。彼女は身長156センチ、体重46キロで小柄でスリムな体系です。バストは余り大きくはないがお椀を伏せた円錐型の形の良い乳房で、ヒップも身体の割には大きくて形の良い尻でした。
私のサラリーマン時代は、大きな波もなく幸せな日々を過ごします。その生活が一変したのは、私が34歳で独立したことでした。私の独立を支援してくれたのが大学の先輩でもある熊代幸太郎(くましろ・こうたろう:37歳)さんです。先輩は身長188センチ、体重90キロで学生時代柔道部でオリンピック候補選手に選ばれた経緯がありますが現在は、大手銀行の支店長になっていました。
34歳に会社で部長になり、取締役も夢ではないと言われていたときに、取引していた薬品会社が、医薬品のドリンク類を販売する新会社設立に当たり、熊代支店長が私を推薦してくれます。面接の結果、薬品会社から取締役会長を出し、私が取締役社長に就任することになりました。株式は薬品会社が45% 、銀行が30%、会長15%と私が10%を出資。資本金1億円の株式会社が設立されます。私の出資分も熊代さんが出資してくれました。このことが熊代さんに対する恩義になります。
どんな企業にも山があり、谷があります。設立して3年間で年商80億の企業にと急成長していましたが、その成長が常に続くとは限りません。他社との競争で売上が減少しました。しかし一時期のことと楽観をしていましたがこの低迷の期間が2年続くと経営責任の問題が持ち上がります。このとき社外取締役として「代表取締役社長の堤雄司」を擁護してくれ、銀行の融資もしてくれたのが熊代さんで、お陰で3年目からは業績も回復します。
そんなある夜、熊代さんとホテルのバーで飲むことになりました。「先輩にはお世話になるばかりで、何のお返しもできず本当に申し訳ありません。」と言ってしまったのです。すると熊代さんが真剣な顔で〔俺はこの歳まで独身なのだ。彼女は何人もつくったが俺の意図する女ではなかった。堤君の奥さんこそ俺の理想なんだ。美しくて清楚な智花さんを月に2回か3回で良いから泊まりで預けてくれないだろうか。それと夫婦同伴のパーティのときにもお願いしたい。そうしてくれれば俺の永年の夢が適うんだ。但し、出資金の1000万円は堤君名義に変更する。心からお願いしたい。〕と頭を下げます。
熊代さんは8年前の結婚式で妻を見て、智花を理想の人だと感じたようでした。熊代さんは大恩人でもあるので無碍には断れません。それで私は「考える時間を下さい。」ということで別れました。 第2話へつづく
20190622
名N〖壊れかけた二人 新版〗第14回
名N〖壊れかけた二人 新版〗第14回
第13回 20190620
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はどうしても気になって、「長谷(将生:はせ・まさき:29歳)のちんこはどうだった? 大きかった?」としつこく質問したけど、『暗かったから、よくわかんない・・。』って、嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)には上手くはぐらかされる。
「大きかった?」と、また質問をした。梨花は『もう、だからわかんないって。』クスクス笑いながら答える。なおも嫁に質問をかさねたら、恥ずかしそうに且つ真剣に次のように告白した。
『りょうくん以外の男性とセックスするという事は、普通はあり得ない話なのに、夫が他の男とやってもいいって言う事は世間ではまず無いよね。』、 『それと二人の友人でもある長谷君とセックスするって事も、興奮するシチュエーションだったったわ。』それと『自分たちの寝室で、しかも近くにりょうくんがいるのに、長谷君に抱かれている事が、わたしって変態なのかな? って思いながらも、凄く興奮して、ダメだダメだと思いながらも、興奮の度合いは凄かったの。』
僕が将生とプレイ(セックス)した事は、結果としてどんな気持ちでいるのか尋ねると、梨花は『後悔が半分で興奮したのが半分って感じかな。』って言う。『こういうことって普通の事じゃないから、こんな事をするまでは、絶対にあり得ないって思ってたけど、実際に自分がするとは思わなかった。』
そして、『少しおかしいのかも知れないけど、りょうくんの前で長谷君とセックスするって思ったら、物凄く興奮と恥ずかしさがあったけれど・・何故だか見てほしい気持ちがあったの・・ごめんね。』って告白する。
そして、2回戦目が終わった際に僕が「また、将生としてみない?」と訊ねたら、梨花は頭を掻きながら『恥ずかしいな~』って言った。それで、僕は「また、プレイで将生とセックスしてみない?」と再度聞いてみたら、『りょうくんがどうしても望むなら考えてもいいかな。』って、もじもじしながら呟く。
それでも梨花は『プレイをしてもわたしのことを絶対嫌いにならない? いつまでも愛してくれる。』って云うので、「大丈夫だよ。嫌いになるなんてありえないよ。僕は死ぬまで梨花を愛していくよ。」と答える。それで嫁がキスをしてきて『絶対に絶対にわたしのことを嫌いにならない?』って、聞いてきたから僕は「もちろんだよ。」と言って、次のプレイの了承をとった。「じゃあ、何時にする? 来週はどう?」という僕に、『え~? 来週なの? もう、りょうくんは変態だね。』ってくすくす笑う。 第15回に続く
20190621
名N〖壊れかけた二人 新版〗第13回
第12回 20190619
明日の金曜の晩に長谷(将生:はせ・まさき:29歳)を我が家へ招待する予定である。将生は勿論のこと嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)にも事前に言っていた。『わたしはもう絶対しないからね。』そう言ってはいたけれど、『りょうくん、お料理は何がいい?』って、僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)に聞いてきたぐらいだから、長谷を食事に招待する事自体には問題が無いみたいである。
当日は梨花も将生も照れくさそうというかまるで初対面みたいにぎこちなかった。それで晩御飯を食べて僕と将生が、後片付けしている梨花をリビングルームから眺めているときに、僕が「なぁ将生、後ろから抱きしめてこいよ。」と長谷を唆(そそのか)す。
将生は楽しそうに忍び足で嫁の梨花に接近するのを僕は、その動きを軽く勃起しながら見ていた。長谷が後ろからのハグに成功すると、梨花は僕(涼)だと思ったみたいで、『ちょっと~ りょうくんダメだよ~』って、嬉しそうな口調で振り返る。
でもすぐにそれが夫ではないと気づくと、梨花は『いやいや・・・ 無い無い。』って苦笑い。嫁は、その腕を振りほどき僕の方に小走りで走り寄って来て、僕の手を取ると廊下に連行した。そこで、大きく溜息をつくと『りょうくん、わたしはしないって言ったでしょ? どう思っているの?』って悪戯した子供を諭すみたいに言う。でも僕は嫁が本気で嫌がっている感じはしなかった。まだ、照れ臭さや、こういうプレイに慣れてないだけっぽい。
「イヤなの? どうしても?」と聞くと『嫌です。絶対にしません。』って梨花が返事する。僕が説得の言葉を探していると僕の両手を取って、『わたしはね、今日は、絶対に涼の気分なのね。』って頬を赤らめて上目遣いで言った。その可愛さにあらためて惚れ直す僕は、将生にはもちろん帰って頂く。
長谷が帰ると僕たちはすぐに寝室へ移動し服を脱がしあってセックス。激しくて甘いものだった。『好き。』とか「愛してる。」とかお互いに言い合った。その合間合間で僕は梨花に2週間前の将生とのセックスの様子も聞いてみる。「実際どうだったの?」と尋ねると、拗ねたみたいにアヒル口を作って『ん~ ん~ わかんない。』って首を傾げた。
「声は出たの?」と訊ねても一緒で、「梨花はイッたの?」の問いに、『そんなわけないでしよぅ。』って嘘をつかれたけど、まぁその嘘はまぁ仕方が無いと思う。どうしても気になって、僕は「将生のちんこはどうだった? 大きかった?」としつこく質問したけど、『暗かったから、よくわかんない・・。』って、嫁には上手くはぐらかされた。 第14回につづく
20190620
長14「マゾ亭主の性癖」第9回
第8回 20190609
妻(今宮京香:いまみや・きょうか:38歳)は男ふたりに責められて、身体をうねらせながら、逃れようともがきました。しかし、男ふたりに抱かれていては、どうしようもない状況です。京香の身体の力が、抜けて行くのを感じたところで、私(今宮陽一郎:いまみや・よういちろう:41歳)は湯船から出て行きました。
部屋に戻り、バスタオルで身体を拭きながら、私はガラス張りのお風呂を覗きます。福島忠雄(ふくしま・ただお:53歳)さんは、後ろから京香のうなじに唇を這わせながら、乳房を揉み、乳首をつまんでいました。妻が、主人以外の男に抱かれながら、声を出しています。福島さんが京香の右手を握り、もう大きく勃起しているチンポを握らせました。
妻はチンポを握らされたままで、手を離しません。私は、《なんで手を離さないんだ?》と思いながらも、《京香をもっと淫らにされたい。》自分がいました。福島さんは、妻がチンポをい手に、自分の手を重ねて、上下にしごかせます。
それから妻の唇を奪いました。福島さんが舌を絡めて京香も応じています。妻と他人男の、初めて見るディープキスでした。私は、京香と福島さんの濃厚なキスを見て、嫉妬でチンポがもうはち切れそうなほどにギンギンです。福島さんの手が、妻の下半身に伸びました。初めて福島さんが声を発します。〔奥さん凄いね・・・。もうジュクジュクだよ。〕
これ以上は、我慢が出来ず、風呂に入って行き京香を部屋に連れ出しました。私は、ベッドに仰向けに寝て、妻にフェラチオするように言います。京香は、四つん這いになり、勃起したチンポを咥えこみしゃぶりました。もう我慢できない感じです。
その時、部屋の電気が消されました。福島さんが入って来て、妻のお尻を撫でまわして、オメコに指を差し込みます。『ああ・・アアーー』って京香が喜悦の声を出しました。私が妻に舐め続けるように言うと、必死に頬張ります。
福島さんは、京香のオメコとクリトリスを責め続け、濡れた淫汁音が股間から響いていました。『ああーー いいーー 感じる・・。』私は、福島さんに嵌めるように合図して、妻の唇をふさぎます。同時に、福島さんが硬くなった亀頭をオメコに突き刺しました。
最初はコンドームを付けてでしたが、成り行きで生挿入になります。あのシリコンボール
入りの、逞しい生チンポが、愛する京香のオメコに入り、子宮に届くほどに、奥までを犯しているのでした。
妻は快感に身をゆだねて、『ああーー 逝きそうなの・・あなた助けて・・・!』私が「福島さんのチンポ嵌められてるんだよ。気持ちいいかい?」と必死で聞きます。『ああ・・・ あなた、いいの・・あなた・・逝きそう・・。』私はたまらなくなりキスしながら、乳房を揉みました。途中で入れ替わろうと相談していたのですが、そんな余裕がない状態です。 第10回へ続く
20190619
名N〖壊れかけた二人 新版〗第12回
名N〖壊れかけた二人 新版〗第12回
第10回 20190618
後ろからドタドタドタって足音が聞こえてきた。僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は振り向こうかどうしようか迷っているうちに、嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)が後ろから抱きついてくる。そして、しばらくのあいだ、僕はなすがままになった。
そして、ようやく梨花は口を開いて、『りょうくん・・・好きぃ・・・。』って甘えた口調で言う。「僕も・・・好きだよ。」と、返答して振り返って思いっきりキスをする。さっきまで将生に抱かれていた梨花の顔は紅潮しきっていて、それにちょっと涙目だった。嫁のからだからは将生の香水(オーデコロン)の匂いがしまくってそれがまた僕を興奮させる。
それからの二人は貪りあうようにキスをしていたら服を着た長谷将生(はせ・まさき:29歳)が降りてきた。ニヤニヤしながら〔おおっ、ラブラブじゃん!〕と言ってきたので、僕が「帰れ!」とばっさりと言う。〔ひでえな~〕と将生が笑いながら〔梨花ちゃん、旦那になんとか言ってくれよ。〕と、言ったら梨花も『帰れ!』って即答したので僕たち二人は大爆笑する。それで将生は納得がいかない顔ですごすごと帰っていった。
その後、僕たちは燃え上がるように3回戦もする。付き合っている頃ですらそんな回数はしたことがなかった。《梨花がこんなに性欲があったとは信じられない。それも1日に2人とセックスするなんて・・。》と思うと同時に、異常に興奮する。《多分に嫁も・・・。》それで、もう僕たち動物かってくらい愛し合った。
僕が嫉妬交じりに、「将生のセックスは良かったのか?」と聞きながらバックでガンガン突く。梨花はバックも騎乗位も嫌いじゃないし、むしろ好きな体位だった。『りょうくんが良い! 梨花はね、りょうくんだけだからぁ! もっと突いて!』って、喘ぎまくる。
あの日から2週間が経過した。1度目のプレイが終わった後、僕は梨花を今も愛しているけれど結婚前の恋愛感情がよみがえるっていうか、〖家族愛から恋人愛へ〗と戻るって感じになる。嫁もそうみたいで数日はすごくベタベタしてきた。そして梨花が『もう絶対にやらないよ、やらないからね。』って、何度も何度も僕に念を押してくる。
それでも明日の金曜の晩に長谷を我が家へ招待する予定だ。将生は勿論のこと梨花にも事前に言ってはある。『わたしはもう絶対しないからね。』そう言ってはいたけれど、『りょうくん、お料理は何がいい?』って、聞いてくるぐらいだから、長谷を食事に招待する事自体には問題が無いみたいだった。 第13回へつづく
20190619
名N〖壊れかけた二人 新版〗第11回
名N〖壊れかけた二人 新版〗第11回
第10回 20190617
『は、はやく! 逝って! ね~ はやく!』
〔梨花ちゃんもイクの?〕
『あっ、あっ、ああぁん、長谷(将生:はせ・まさき:29歳)君、激しい!』
床が抜けちゃうのじゃないか?と心配するほどベッドの軋みが強くなる。
『あっ! あっ! あっ! はっ!・・・だめ、だめ、だめ・・・だっめぇっ!!!』
最後に一際甲高い嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の声がした。
《こんなすごい声聞いたのはいつ振りだろうか・・。》と僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は割と冷静に聞いていた。というか《梨花を最後にイカせたのはいつだったかな・・・。》って罪の意識を感じる。《それにしても将生のちんこはそんなにいいのだろうか?》声だけで想像するもどかしさを覚えた。《みてみたいな。》
これをきっかけにベッドの軋む音がぴたりと止む。[はぁ、はぁ、はぁ]と、どちらかわからない荒い息遣いが聞こえた。それでしばらくすると〔もう1回してもいい?〕と将生の声がする。梨花の返事は聞こえてこなかったけど、またギシギシってゆっくりとベッドが軋みだした。
嫁の声は『ふっ、ふっ、ふっ。』とか『ひっ、ひっ、ひっ。』って感じでお産している人みたいである。《セックスで僕はこういう声は聞いたことが無かった。》そして、将生の〔もうイクよ。〕の声に、梨花も『あっ、ひっ、ひっ、ひぃ、あっ、ふっ・・・ は、はやく、はやく、逝って!』とこたえる。それで〔うっ!〕という将生の声が聞こえてそれで終わりとなった。しばらく梨花の『はぁ、はぁ、はぁ』って息がきこえていた。
それから一分くらい経って、〔梨花ちゃん、どぅだった?〕と将生の楽しそうな声に、『・・・やばいな。』って梨花が返事する。将生の〔やばかった?〕に梨花が『やばいよ。やばい~ やばい~』って焦ったような声。〔おれはすっごい気持ちよかったよ。〕
会話が途絶えると、ドタバタドタバタとした音が聞こえてくる。そして『ふ、服は・・・ どこ? どこ?』って声が聞こえてきた。それで、僕は慌ててリビングルームへ戻ろうとしたら、寝室でガチャってドアが開く音。僕は急いで戻ったが、どんな顔していたらいいのかわからない。だからリビングルームでは通路に背中を向けて座っていた。
すると後ろからドタドタドタって足音が聞こえてくる。僕が振り向こうか迷っているうちに、梨花が後ろから抱きついてきた。そして、しばらくのあいだ、僕はなすがままになる。梨花も、特に何するでもなく後ろから僕の手を取って握ったり、首筋に軽くキスをしたりしてきた。 第12回に続く
20190618
名N〖壊れかけた二人 新版〗第10回
第9回 20190607
〔すっげぇ! 梨花ちゃんのココ締まるよ。〕
長谷(将生:はせ・まさき:29歳)の感嘆する声が響いた。
『ああっ! あっ! あっ! あんっ! だめ! だめ! そこだめなのぉっ!』
〔ブラを外していい? いいやろ?〕
『だ、だめぇっ! 全部脱ぐのは嫌! だめぇっ・・あっ! あっ! あああ!』
〔梨花ちゃんキス! キスしたいよ!〕
『や、やぁっ! キスはいやぁっ!』
〔キス嫌いなの?〕
『き、嫌いっ!・・・あっ、あっ、はああ・・・ダメよ・・。』
その時に軋む音と喘ぎ声が暫く止む。
〔もっと舌だして!〕
将生が強い調子で嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)に命じた。
『ん・・・。』
《これまで断固拒否していた梨花がついにキスをゆるしたんだ。》
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はセックスの時よりショックを受ける。
それからまた軋み出す音と喘ぎだす梨花の声が再開した。
〔なあ? 次バックしよぅよ? うしろになって。〕
『や、やだぁ・・・ あぁ、あっ、はぁ、あっ!』
〔梨花ちゃんとこはバックはしないの?〕
『しない~ょ。』
〔じゃあ上になれ!〕
また長谷が嫁に強く命令する。
『いやぁ~』
梨花の断る口調がメチャクチャ甘く蕩(と)ろけきった声でやばいくらい可愛いかった。
〔このままなの?〕
『このままでいいの・・・ あっ! あっ! そっ! あっ! そ、そこいやだっ・・・てぇ!』
ベッドが軋む。
『長谷君、ま、まだ? ね~ まだ?』
〔うん、俺イキそうかも。〕
『は、はやく! 逝って! ね~ はやく!』
〔梨花ちゃんもイクの?〕
『あっ、あっ、ああぁん、長谷君、激しい!』
〔イキそぅ? 一緒にイコうよ。〕
『逝かない・・・ 激しい・・・ あっあっあっあっ!』 第11回へつづく
20190617
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その3話
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その3話
その2話 20190614
それから、おじさん(稲川貞美:いながわ・さだみ:58歳)からのメールが頻繁に届くようになります。内容はくだらないものでしたが、最後は必ず妻(谷口夏織:たにぐち・かおり:28歳)の方向へもっていく文面でした。僕(谷口和樹:たにぐち・かずき:28歳)はイライラしながらもなぜか興奮する自分を不思議に思いながらも、平静を装い、メールを返します。
ある日の午後におじさんからメールが来ました。
〔今日は1Fで夏織さんとばったり会って一時間くらい話したんだ。いやいい女やね、カズくんになりたいわ。〕
《一時間も?? 何を??》
僕は、ドキドキします。
《お隣さんだから一生懸命話してる夏織を想像して、クソエロジジイめ、空気のよめん奴だ! 今日こそ夏織も、お隣さんを悪く言うだろう。》
僕はメールの文面にイライラしながら帰宅しました。『おかえりなさ~い。』って、妻の応対はいつもよりも明るいような感じです。《あれおかしいな?》と思いつつ、僕とおじさんがメル友とも言えず、《何時きりだそうかな。》と思っていました。
それで食事中とうとうがまん出来なくなり、「最近隣の稲川さん見た?」と聞いて見ます。すると夏織は『ときどき見かけるよ。』って応えます。ドキッとしましたが、「なんか話した?」と訊くと、『挨拶するくらいかな。』の答えに僕もホッとして食事を再開しました。
《あの独身エロジジイめ! とうとうくだらん嘘を言うようになったか。》と思いつつ、また興奮してしまった僕は、深夜にとなりの妻の股間をそーっとまさぐってみます。夏織は無言でビクッとしました。妻がきていたのです。もうすでにクリトリスはビンビンで、準備万端でした。夏織はいつになく興奮していて、普段はとても嫌がる騎乗位を自分からしてくれます。僕はすぐ逝ってしまい、その日は三回も逝ってしまいます。
何日かして、おじさんからメールがきました。
〔最近は毎日話してるよ。夏織さんは優しいね。カズくんのおかげで人生に張りができたわ。まあ一応ご主人に知らせとかんと思ってね~〕
《ハイハイ。》と思いつつも、ドキドキしてしまいます。僕の仕事は外回りが多く仕事も落ち着いていたので、その日は稲川さんのメールに付き合うことにしました。 その4話につづく
20190616
短Ⅳ23〖逆転の関係〗その1
短Ⅳ23〖逆転の関係〗その1
(原題:絶倫禿げ社長と妻 投稿者:不明 投稿日:20040102)
《あのとき妻(新島愛海:にいじま・まなみ:29歳)は少なくとも3、4回はイッテしまったと思う。決して社長のピストン運動が長時間だったわけではない・・・。》
僕(新島彰人:にいじま・あきと:30歳)が再就職した武内工務店の社長(武内茂夫:たけうち・しげお:60歳)は、押しが強くていかにも好色そうな男である。こういう男に妻の愛海がどうにかされてしまうことを想像してしまった。そのうちに、実際にどうにかされた妻を見てみたいとさえ思うようになる。
社長はY談が大好きで、酒が入ると俄然エロ自慢。愛人もいるらしいが、〔人妻が一番燃えるんだよ。〕と言っていた。そんな社長におれは妻のことを吹聴する。どんなことをしたら悦ぶとか、どんな声で喘ぐとかの話だが、社長がすぐに食いついてきた。
僕が「夏休みにとった水着の写真があります。」というと、〔見せろ見せろ。〕としつこく要求してくる。しまいには僕の胸ポケットに万札をねじ込んできた。妻は背は低いが胸もお尻も豊満。社長が食入るように写真を見ている。それで僕は社長に、耳打ちをした。「今度の日曜日、社長の家にうちのやつにお中元の届け物をさせますから・・。」社長は、ウンウンと大きく頷いて、僕に握手してくる。その分厚い大きな掌は脂ぎっていて気持ち悪かった。
武内社長へのお中元の届け先は、自宅ではなくマンションの一室だった。それは社長が愛人を囲っている部屋らしいが、そんな曰く付きの部屋だなんて一言も言わずに妻独りで届けに行かせる。
妻の愛海(まなみ)が出かけた後、僕は社長の携帯に電話をした。間違いなく妻一人で行かせたことを伝える。社長は〔任せておけ!〕と意味深な言葉を残して電話を切った。
それからの時間がやけに長く感じる。免許更新のときの退屈な講習でさえ、こんなにも長くは感じないだろう。それでも武内社長の禿頭が愛海に覆い被さる様子を想像するだけでゾクゾクした。ただ一方では、妻があの禿頭を張り倒して帰ってきてしまう不安もある。
愛海が帰宅したとき、僕は何故だか勢い込んで玄関に迎えに出た。いつもとは違う僕の出迎えにも妻は無反応である。普段なら冗談でも言うか、『しんどかったわ。』って文句の一つでも言いそうなものだが、何も言わずに奥へ行った。ここは変に妻を刺激しない方が良さそうだと思ったので、何事もなかったように接することにする。 その2へ続く
20190615
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その2話
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その2話
その1話 20190612
僕(谷口和樹:たにぐち・かずき:28歳)が一人で部屋にいると、メールが来ました。それはおじさん(稲川貞美:いながわ・さだみ:58歳)からです。〔いい女でびっくりした。カズくんがうらやましいよ。〕と、その文面になぜかその時、僕は猛烈な怒りを感じたのでした。
そういえば、妻(谷口夏織:たにぐち・かおり:28歳)を見た時の目…。《あのエロジジイめ! 俺の夏織にいい女だと? あのいやらしい目でみやがった!》怒りが増してきます。
しかしその時に、ある異変に気付きました。なぜか勃起しているのです。(怒りで興奮してしまったのだろうか?)僕は訳がわからずにいました。
『ただいま~』って夏織が帰って来ます。僕は玄関までいくと、その場で抱きしめキスをしました。驚いた妻の夏織は『ど、どうしたの!? あ、ダメまだ明るい…。』って真面目な女性のステレオタイプのようなセリフを言います。
僕はかまわず玄関でセックスをはじめました。異様に興奮してしまい立ったまま妻の後ろからガンガン突き上げます。夏織は僕以外男性経験がなく、僕も夏織をこのように乱暴に扱うことがなかったので、さらに興奮してしまい、バッチンバッチン突き上げました。
妻が『あっ、あっ、はっ。』って声をおしころしています。しかし、感じているのはすぐ分かりました。すごい濡れるのです。そしてクリトリスが大きく勃起するのでした。彼女は他の人と比べたこともなく、男に指摘された事がないので、まったく気づいてないのですが、勃起したときは、小指の先くらいあるのです。
ここを刺激すると、清楚な顔がピンク色になりだらなしなく目がトローンとなり、激しく痙攣して逝ってしまいました。夏織が三度目の激しい立ち痙攣のあと僕もドップリだします。妻はびっくりしたようでしたが、僕が謝ると『うん。』っていいました。
その夜に僕は、おじさんにメールをします。
「いい女でしょう。」
そしてまた興奮してしまい妻を激しく抱きました。まだ僕はこの時に自分自身の性癖に気づいてなく、混乱するばかりだったのです。
それから、おじさんからのメールが頻繁に届くようになりました。内容はくだらないものでしたが、最後は必ず妻の方向へもっていく文面になります。僕はイライラしながらもなぜか興奮する自分を不思議に思いながらも、平静を装い、メールを返していました。 その3話へ続く
20190614
名P〖彼女の恋(修正版)〗その36
その35 20190530
『久志くん大丈夫!?』
僕(周防久志:すおう・ひさし:25歳)を抱き起こして座らせた今野奈々(こんの・なな:22歳)は一度キッチンへ戻って、濡れたタオルを二枚持ってきました。そして、テキパキと一枚で僕の顔や胸などを、もう一枚で、床などを片づけて行きます。
すると、僕はさっきまでの怒りはどっかへ行ってしまう。
《奈々も酔っているはずなのにすごいなぁ・・・なんだか母親みたいだなぁ。》
などと呑気なことを考えていました。その後、僕を着替えさせてくれて、タオルを片づけた奈々はコップに水を持ってきてくれます。
『はい、綺麗になったよ♪ 気分はどう? 大丈夫?』
って聞きながら、換気のために窓を開けてくれました。
「・・・うん。・・・ありがと・・・。」
嫌な顔を一度もせずに僕の世話をしてくれた奈々に、改めて心を奪われます。
しかし、落ち着いて奈々を観るとサスペンダーは肩から落ち、パンツのチャックも途中まで降りていて、さっきまでの会話も思い出され、僕はムカムカして来ました。奈々は僕の視線に気づいたのか、部屋を片付けるフリをしながら、ジッパーを上げ、サスペンダーも肩に掛けてから僕の隣に座り、僕の背中に手を添えながらカラダを寄せて甘えて来ます。
《・・・でもそういえば、こんな感じ・・最近よくあるな・・・。》
奈々が甘えて来るのは・・逢えなかった日や連絡が取れなかった時の後でした。僕は居間にいる今成和巳(いまなり・かずみ:25歳)に視線を向け、厭な想像に行きそうな僕の意識を必死に抑えます・・・。今成がなぜか心配そうに僕を見ています。大塚雅一(おおつか・まさかず:25歳)は僕たちのドタバタをよそに気持ちよさそうに爆睡していました。
[大丈夫かよ・・・。あんなに飲むから・・・。寝ていた方がいいんじゃねぇ?]
今成が寝室まで来て言います。
「・・・・・・・・・。」
[周防、もう寝ろよ。顔色が悪いぞ・・・。]
「今成・・・お前も寝ろよ。もう遅いから今日はお開きにしよう。奈々、おいで。」
『・・・うん。』
僕は奈々を引っ張って布団にもぐり込みました。今成は何か言いたげでしたが、居間の方へ戻ります。テレビの音と大塚のいびきが聴こえまていました。そして奈々が僕に抱きつきます。
『久志くん。本当に大丈夫?』
「・・・うん。奈々が居るから気分良くなってきた。」
『クスクス。変なのぉ。』
奈々は、満面の笑顔で僕に顔を近づけました。僕の胸がキュッとなる良い笑顔です。しかし、僕は奈々の笑顔を見て、いたずら心が沸いてきました。 その37につづく
20190613
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その1話
中Ⅲ3「好きで好きでたまらない」その1話
(原題:最愛の妻 投稿者:ひーさん 投稿日:20100731)
僕(谷口和樹:たにぐち・かずき)と妻(谷口夏織:たにぐち・かおり)は同い年で今年28歳になりますが子供はまだいません。小、中と同級生だった当時僕はずっと夏織の事が好きで好きでたまりませんでした。やさしく清楚で可愛く成績も良かった彼女は僕にとって別世界の人だったのです。大人になっても忘れる事ができずにいたのですが、25歳の時偶然の再会を果たし話して見ると、なんと彼女も僕と同じ気持ちだったのでした。
僕達は結婚する前から僕が住んでいたマンションに住んでいます。隣の住人は、58歳の無職の独身の男(稲川貞美:いながわ・さだみ)がすんでいました。僕がマンションを買った時からの知り合いですが、初対面の時から衝撃的で、引っ越しの挨拶に行くと、〔にーちゃん、これあげるわ。〕と五枚のエロDVDをくれます。
僕はびっくりしましたが、人懐っこいおじさんの態度に警戒せず、おじさんと顔を合わせる度に足を止め話す仲になりました。ある日1Fでおじさんとあった時に〔にーちゃん遊びにおいでよ〕と声をかけられます。結構熱心に誘われたので、お邪魔することにしました。部屋にあがると、そこはエロ屋敷。DVDの山、エロ本などびっしりとあります。僕は呆れながらも、おじさんのエロ話を聞き、酒を飲み、笑い、最後は新作のDVDが入ったら貸してくれるというので携帯のアドレスまで交換しました。
そして結婚して夏織がマンションにやって来ます。おじさんには結婚の事とかは話してなかったので、最愛の新妻をエロオヤジに会わせるのは、いやだったのですが、どうせすぐ分かるだろうと、とりあえず挨拶に行きました。〔えー! カズくん結婚したの? すごいな! おめでとう! 奥さんよろしくね~〕と、とても驚いた様子です。
夏織も緊張ぎみの笑顔で『よろしくお願いします。』って挨拶。あまり妻とおじさんが同じ空気を吸って欲しくなかったので、早々に話を切り上げ部屋に戻りました。部屋に戻ると、夏織にはおじさんの事を全然話したことがなかったので、「あの人は変なおじさんだから、あんまり関わらない方がいいよ。」と言いました。
しかし真面目で優しい妻は、『お隣を悪く言うのは悪いと思うよ。』って真面目な顔で言い返します。僕は思わず、反論しそうになりましたが、ぐっとこらえました。《まあ夏織とおじさんは関係ないのでどうでもいいかな。》と思ったのです。
夏織もマンションに来て一週間ぐらいたったので、土地に少しなれていて、1人で近くのスーパーまで、買い物にいきました。それで僕は一人で部屋にいると、メールが来ます。おじさんからでした。〔いい女でびっくりした。カズくんがうらやましいよ。〕と、なぜかその時、僕は猛烈な怒りを感じたのです。 その2話へつづく
20190612
中Ⅱ33【なんで嫁を寝取らせたのか?】第3回
中Ⅱ33【なんで嫁を寝取らせたのか?】第3回
第2回 20180821
そのPCには嫁(樹下直美:きのした・なおみ:30歳)の全裸写真、ローターで悪戯されてビチャビチャなアソコ、バイブを咥えこんだ画像が・・・。
『ちょっと! 見ないで下さい!!!。』
〔もう見ちゃいましたよ。しかし奥さんいい身体してるねぇ~。〕
江尻(孝之:えじり・たかゆき:38歳)さんは、無防備にしていた直美の胸を揉みました。
『何するんですか! やめて下さい!・・・。主人(樹下春尚:きのした・はるなお:44歳)に言いますよ!!』
〔いいですよ・・・。樹下さんの会社、若い男性が多いからねぇ。樹下さんの奥さんの画像見たら興奮して仕事出来なくなるよ・・・。さっきの画像は俺のスマホに保存しちゃいましたから。樹下さんも自分の奥さんの画像が会社で出回ったら困るだろうなぁ・・・。〕
『そんなことしないで下さい!』
〔こんな写真を見せた奥さんの方が悪いんですよ。どうです奥さん、チョットだけ生でオッパイ見せてくれません? そのTシャツ捲ってチョットだけ見せてくれれば全てを忘れますから・・・。〕
『自分が何を言ってるのか分かってるんですか?! そんなの無理です!』
〔チョットだけ見せれば全て終わるのに・・・。樹下さんが可哀そうだな・・・。〕
『・・・・・・。』
〔どうするの? 奥さん?〕
『・・・。やっぱり出来ません・・・。」
〔それじゃ明日の樹下さんを楽しみにして待ってな。〕
『酷い・・・。江尻さんがこんな人だったなんて・・・。』
〔さあ樹下さんが戻らないうちに、早くしましょうね・・・。〕
放心状態にある尚美のTシャツに江尻さんの毛深い手が掛かります。そのままTシャツを捲られ紺色のブラジャーが江尻さんの目の前に現れました。ゴクリと唾を飲み込む江尻さんは嫁のブラジャーを静かに引き上げます。そして怯える顔の嫁のオッパイに触れた瞬間・・・。
『イヤです! もう帰って下さい!!』
放心状態から我に返った嫁がピシャリと言い放ち寝室へと逃げて行きました・・・。
それから暫くして江尻さんは、何事も無く、そのまま我が家を去ったのです。この詳しい状況は後日PCのメールで確認しました。ここまでは作戦通りの展開です。ここからが賭けでした。 第4回につづく
20190611
中K〖歩美と剛司 第34話〗
第33話 20181216
少しの沈黙の後、剛司(たけし:27歳)は鞄から封筒を取り出す。〔おれさ、遥人も歩美ちゃんも大好きなんだ。これからも一生仲良く付き合いたいと思っているんだよ。〕A4サイズが半分に折りたたまれた封筒をテーブルに置いた。〔お前は楽観的過ぎなんだよ。おれだって男だ。お前に止めてもらわないと、自信持てない事もある・・・・。〕
僕(遥人:はると:27歳)は背筋がザワっとする。変な汗が背骨を伝っていくような気がした。
〔とにかく、歩美(あゆみ:24歳)ちゃんのいないところでこれを見てくれ。情けない話だけど、おれはお前に助けて欲しいのかも・・。〕
剛司はそう言って一枚のDVDケースを置いて部屋を出て行く。
何と無く中身は察しがついた。明るくいつものノリで渡されたなら、ひょっとすると喜んで勃起させていたかもしれない。しかし、剛司のあの思い詰めたような表情で渡されると、正直勃起どころでは無かった。デスクに戻っても仕事に集中出来ない。当初は出張先のビジホで見ようかとも考えたけど、とてもそれまで精神的に持ちそうもない。
僕はいつもより相当早く会社を出てその足で漫画喫茶に向かった。個室でヘッドホンを掛けて一切の音からシャットダウンされた世界に入り混むと、何故か震える手でPCにDVDをセットする。大きく深呼吸してから中を開いた。動画は三つ入っている。一本目、剛司の寝室のベッド横からの映像。誰も居ない部屋に歩美が一人で入って来た。そしてベッドの上に無造作に広げられている剛司のジャケットを慣れた手つきでハンガーに掛け、そこ
に腰掛ける。
少しうな垂れるように座る歩美の表情は見えないが、少なくとも楽しんでいるようには見えず、寧ろ落ち込んでさえいるような佇まい。外から帰ってきた感じですぐに剛司が現れて、被っていたキャップを歩美の頭に無造作に被せ、隣に腰掛けて肩に手を回した。歩美は俯いたままだけど、肩に掛けられた剛司の手を握り、ゆっくり顔を向ける。そしてどちらともなく唇を合わせた。
少し歩美に戸惑いが見られるけど、この自然な流れは恋人同士の雰囲気である。僕は想定よりも二人はかなり親密な感じになっていて早速凹み始めた。しかもキスしながらお互いの服を脱がし始めるのだが、その時の歩美の手際の良さにも驚かされる。少なくとも僕は歩美に服を脱がされた事もないし、脱がせてもらおうとした事もない。歩美は本来始終受け身であって、最近でこそ剛司に抱かれる事によって僅かに積極性も出てきた、位にしか思っていなかった。 第35話につづく
20190610
長14「マゾ亭主の性癖」第8回
第7回 20190604
あれから、1カ月過ぎた頃に、私(今宮陽一郎:いまみや・よういちろう:41歳)が妻(今宮京香:いまみや・きょうか:38歳)に「また3人で会いたいな。」と、話します。京香は『・・また会うの、恥ずかしいよ。』って答えますが、初めての時のような感じとは、違うのが声で分かります。私が「もう1度会ってみない?」と言うと、『本当に1度だけなの?』
私は妻の都合を聞き、また日曜日の同じ時間に会いたいと、福島(忠雄:ふくしま・ただお:53歳)さんに連絡しました。福島さんは、その日に他のご夫婦と会う約束があったようですが、奥さんに会えるならと、キャンセルしてくれます。それで会うまでに、福島さんとはいろいろ電話で相談していました。
2度目の実行日(日曜)、また、車で出発しましました。妻の京香はスカートと、白のブラウスです。胸の膨らみがまぶしい。
《下着は黒にさせました。それは福島さんの希望・・・ 京香は知らないのですが・・・。》
今度は、妻との会話もあり、京香もある程度覚悟をしている様子です。話しながら、約束場所に到着した。
今度は、地下鉄谷町九丁目の駅前で、福島さんを乗せて、前回と同じラブホテルへ。3階
の305号室に入ります。今回は、比較的夫婦とも落ち付いていました。夫婦だけでお風呂に入りますが、部屋のお風呂が前回より大きい。
妻は、朝シャワーを浴びていますので、軽く洗うと、私のいる湯船に入ります。いつものようにキスをすると、舌を絡めて来ました。私が、福島さんとの打ち合わせ通りに「一緒に入りませんか。」と声をかけます。〔いいんですか。〕と福島さんが入って来ました。
『電気を消して下さい・・。』って妻。電気は消えますが、ガラス張りの風呂なので部屋の明
かりで真っ暗にはなりません。福島さんは掛け湯をすると、湯船に・・・ 大きな湯船ですが、
3人だと狭くなります。京香を真ん中にして、前に私、後ろに福島さんでした。
薄暗いお風呂の湯船に、妻の白い裸身が浮かびます。私がキスを始めると、福島さんは無言で、京香の後ろから抱きつき、両方の乳房を撫でたり揉んだりしました。私に、キスされながらも、妻の唇から『アアー こんなの・・だめです・・・。』ってと甘い声が出ます。
福島さんが、うなじから耳たぶへと舌を這わせました。京香の性感帯を前もって教えていたので、上手に責めています。男ふたりに責められて、身体をうねらせながら、逃れようともがきますが、男ふたりに抱かれていては、どうしようもない状況でした。妻の身体の力が、抜けて行くのを感じたところで、私は湯船を出て行きます。これも、途中で京香とふたりにさせる福島さんとの約束通りでした。 第9回につづく
20190609
短Ⅳ17「一度味わった快楽」その17話
その16話 20190607
『わたし(須田香保里:すだ・かほり:28歳)も油断していたの。話が鈴木(浩二:すずき・こうじ:40歳)さんの身の上話になって・・・ 既婚者だって。それでわたしも正直に結婚しているって・・・。でもとしや君の事は言って無いよ。それからカウンターのテーブル下で手を握られたの・・・。暫くは、そんな状態で話をしてたけど・・・。』
「何があったんだ?」
『軽く手を握られている内に、としや君の事を思い出して・・・ 近頃、としや君から変な事を言われるようになった・・・ そんな事を思い出しちゃったの・・・。』
香保里として、精一杯の言い訳だったのかもしれません。正直、香保里の言っている事は間違いではありません・・・ その事については、私(須田俊哉:すだ・としや:32歳)も反論出来ませんでした。
「変な気持ちになったって事・・・?」
『どう表現したらいいのか・・・ 正直ドキドキしたの。イケナイ事だと思うと、またドキドキして・・・。私の手を握ったまま、また鈴木さんが私の太ももを軽く撫でてきて・・・。』
私は、そこまでの説明で嫁の体に触れる事の我慢に限界が・・・ ベッドの置いてある壁にもたれ掛かるように座り、香保里を抱えて起こします。
壁にもたれ座っている私の前に嫁を座らせ、後ろから抱え込む様に嫁を抱きました。その体勢で、嫁の耳元に語り掛ける様に話を続けます。香保里が説明していた通り私も嫁の手を軽く握りました。
「こうやって鈴木に手を握られていたのか?」
『うん。』
「それから・・・ どうなったんだ? 話の続きをして・・・。」
『鈴木さんが優しく私の太ももを撫でだしたの・・・。』
「こんな感じだったの? どんな感じか香保里が俺の手を持ってやってごらん。」
私の片方の手は、自然と嫁の胸を優しく揉んでいます。それだけでも、香保里の声も吐息交じりになってきました。
『こうやって手の甲を押し当てて来て・・・。わたしは力が抜けたの・・・。気付いた時には、こんな感じに・・・。』
嫁がとった行動は、私の手を取り香保里の股間に私の手の甲を押し当てています。
《こんな事をされていたんだ・・・。》
私は、勝手な妄想も混合して香保里に問いかけていました。 その18話へつづく
20190608
短Ⅳ17「一度味わった快楽」その16話
短Ⅳ17「一度味わった快楽」その16話
その15話 20181129
嫁(須田香保里:すだ・かほり:28歳)が、ベッドに入ってきます。私(須田俊哉:すだ・としや:32歳)は香保里に一言掛けましたが、興奮のあまり声が震えてしまい、口の中が乾ききっていました。
「香保里・・・。」
『なに?』
「もう少し話を聞かせてくれないか?」
『はなし?』
「ママの電話だけど・・・・・・。」
香保里も何を私が言いたいのか理解しているようです。
『ごめんなさい・・・・・・。』
私は、まだ何も言っていないのに香保里が先に謝ってきました。
ママ(片山冴子:かたやま・さえこ:46歳)と私の電話で・・嫁は悟っていたのでしょう。空白の時間については隠せないと・・・。
「ママの話ではさー11時に店を上がったって・・・。」
嫁には、これだけの質問で十分でした。
『あのね・・・。店を上がった時間はママの言った通りなの・・店を出て下まで降りると鈴木(浩二:すずき・こうじ:40歳)さんが居たの・・・。後で、思ったわ・・・。ママが今日は11時で上がっていいよって、言っていたのを聞いていたんだと・・・。』
「それより鈴木さんがどうしたの?」
『私もどうかしてたのかも・・・。約束の時間より早く上がる事ができたから、軽い気持ちで、少しの時間ならって一緒に飲みに付いて行ったの・・・。』
「飲みに付いて行っただけ? その店で何かされなかった?」
『付いて行っただけと言うか・・・。店のカウンターに座って飲んでたら、鈴木さんの手が私の太ももの上に・・・。それ以上は、手が入って来ない様に頑張ってたの・・。』
「頑張ってた・・・? 何か意味あり気だな。」
『ママの店で居た時とは鈴木さんのイメージが変わっていて・・・ 世間話をしながら、最初は強引じゃなく軽く太ももに手を置く程度だったから・・・ 私も油断していたの。 話が鈴木さんの身の上話になって・・・ 既婚者だって。私も正直に結婚しているって・・・。としや君の事は言って無いよ。それからカウンターのテーブル下で手を握られたの・・・。暫くは、そんな状態で話をしてたけど・・・。』 その17話に続く
20190607
名N〖壊れかけた二人 新版〗第9回
第8回 20190606
寝室のドアを閉めても、中からのギシギシ音が強く聞こえてきた。しばらく僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は前で聞き耳立てていたのだけれど何も聞こえず、それで居てもたってもいられなくて、階段下のリビングルームに行ったのだけどここでは全然上の音が聞こえてこない。
それで、僕はもしやと思って寝室の真下の部屋に行ったらビンゴ!以前この部屋に居る時、寝室にいる嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)がスマートフォンで喋っていた。《音漏れがすごいな!》と思ったのを思い出す。寝室の音や声がメチャクチャ聞こえる。梨花の吐息とかも自然に聞こえてきた。
ギシギシギシって軋む音は、僕が部屋に居た時より一層激しくなっている。それにグッチャグッチャって水音も凄かった。長谷将生(はせ・まさき:29歳)の〔なあ? このエロイ音? 聞こえる? ねえ? 梨花ちゃん?〕と、いう言葉責めにも嫁の梨花は一切返答をしていなかった。
『はっ、はっ、はっ、はっ、はっ。』
梨花は犬みたいな声を出している。
〔なあ? ブラ外していいだろ?〕
『だ、だめぇ 長谷君・・恥ずかしいの・・。 だからこれだけは・・あっ、んっ、んっ。』
〔すっげぇ! おっぱいが揺れてるよ! 何カップ?〕
《何故だろう将生が胸の大きさなんか気にするのだろう?》
『あっ、あっ、あっ・・・・し、知らない・・。』
〔すげえ揺れてる。〕
『あっ、あっ、あっ、あっ・・・触っちゃいやだぁ。もう、いや・・あっ、あ!』
段々嫁の声が甘くなっていった。それまでは、ずっと気を行くのを我慢していたのだろう。
ついに梨花が本格的に喘ぎだした。
『あっ、だめ、あっ、そこ、だめぇっ!』
〔ここ? クリ弱いの?〕
『あっ、あっ、あっ、あぁっ! う、うん、そ、そこhだめぇっ!』
〔すっげ! 梨花ちゃんのココ締まるな。〕
将生の感嘆する声が響く。 第10回へ続く
20190607
名N〖壊れかけた二人 新版〗第8回
第7回 20180301
ギシギシギシ。ギシギシギシ。と、ベッドが軋む音がリズミカルになる。合わせたように『ん・・・は・・・あ・・・・・あ・・・。』って、梨花の喘ぎ声が聞えてきた。クチュクチュと、音も聞こえてくる。『あ、あ・・・・・た、りょうくん・・・。』って、呼んでくる嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の手を僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)は強く強く握り直した。
『りょうくん、み・・・見ないで・・・お願い・・・。』
「だ、大丈夫だって・・・見えてないよ。」
『あ、あの・・・ そう・・・ じゃなくて・・・ 恥ずかしいの・・・ お願い。』
「え! え何?」
長谷(将生:はせ・まさき:29歳)が補足するように〔涼は部屋に居ないで欲しいんだよな?〕と、梨花に言った。それから数秒の沈黙が流れる。でもベッドは軋み続けていた。『は、あ、あ、ん、あ。』って、梨花のあえぎ声が続く。
〔だよな? 梨花ちゃん。〕と再び将生が呟いた。そして掛け布団の中から、チュッと、キスをする音がする。〔だってさ。涼!〕と、今度は僕に向けてつぶやいた。その時の僕は、フゴー、フゴーという感じの鼻息だったと思う。
『あ、あ、あ・・・ ごめん・・ねエ・・・ ああ、あ。』って、嫁の喘ぎ声が強まるとともに、僕の手を握る梨花の手が緩まった。『ち、違うのよ・・・ は、恥ずかしい・・・から・・・。』って、梨花が僕に精一杯の声をかけてくる。でも梨花は《自然と声が・・涼のとは・・・ わたしの中で蠢いている長谷君のアレが・・ 感じてる姿を・・見られたくは・・。》って思った。
僕はそっと手を離して「何かあったら、リビングルームにいるから・・・。」と、梨花に言いつつ、「・・・あと絶対に無理矢理なことすんなよ!」と、将生には警告をしておく。将生が〔わかってるっよ!〕と、応えた。
僕が、二人に背中を向けて部屋を出ようとしたときに、梨花は申し訳無さそうな、でも
上擦った声の『あっ、あっ、んっあ・・・! りょうくん・・ ご、ごめんね・・・。』と将生の〔梨花ちゃんの中、超締まり良いんだ。〕と、いう囁きが聞こえてくる。長谷の囁きは僕の胸に響いた。
寝室のドアを閉めても、中からのギシギシ音が強く聞こえてくる。しばらく僕は前で聞き耳立てていたのだけれど何も聞こえず、それで居てもたってもいられなくて、階段下のビングルームに行ったのだけどここでは全然上の音が聞こえてこなかった。
第9回につづく
20190606
中21〖たった1度の・・・〗第9回
第8回 2018/09/20
妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)は酔いもあってかこの状況を飲み込めないでいるようです。黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)も逃げるのをやめ、その場でただ呆然と立ち尽くしていました。
〔ゴメン! ホントにゴメン! 悪かった・・・。でも、これには理由(わけ)があるんだ・・・。〕
「いや黒田、お前は悪くない。全部オレ(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)の責任なんだ! オレが頼んでお前の体を触ってもらったんだ・・・。」
『何で!? あれほど他の人はイヤって言ったのに、あなたは私(理央)がこんな事をされても平気なの!?』
「もちろん平気なわけはない! でもそれよりもコイツ(黒田)の手で感じるお前の姿が見たかった・・・。実際オレの愛撫より感じている理央を見て、嫉妬よりも興奮した! ほら、これ見てくれ・・・。」
僕(神崎哲治)はズボンを脱ぎ捨て、いきり立ったペニスを妻に見せます。
『いやっ! 変態! 何で私が他の人に触られて、そんな風になるのよ! 信じらんない!』
「しょうがないやろ。これがオレの性癖なんだから・・・。触ってみて?」
『いやよ! 黒田くんの前で・・何考えてるの!?』
「そんな事言っても、お前さっきまでその黒田に愛撫されて逝ってしまったじゃないか。なぁ黒田?」
〔えっ!? あ、あぁ・・・。スゴい濡れていたよ・・・。それにすぐ逝ったし・・・。〕
「ホントの事いうとな、今日は手料理よりも理央を食べて欲しかった・・・。家庭の味より理央の・・生身の女の体を黒田に味わって欲しかったんだ・・・。」
「ほら見て・・・。黒田もアソコをあんなに固くして・・・。理央の体を見て、触って、あんなになってるんだよ・・・。女として、こんな嬉しい事はないだろ? 理央はまだまだ魅力があるってことじゃないか。」
『でも、他の人とはしたくないって前から言ってるでしょ! 私は貴方だけで良いの!』
「もったいないよ・・・。こんなにイイ体なのに・・・。一生涯でオレしか男を知らないって、ホントにもったいない・・・。それにいくら意識が無かったからって、こんなに感じたのは初めてだろ!」
『確かに気持ちは良かったかも・・・。でもそれとこれとは全く別の話しでしょう!? 私は貴方以外の人に触られて気持ち良くなったんじゃ無いよ・・・・・。眠ってて・・・、そう意識の無い間にムリヤリ犯されたのよ・・・・・。」
「ムリヤリ? そのわりにはムチャクチャな感じ方やったから、すぐ逝ったしな! 口ではそう言ってても、体はしっかり反応しとったやろ!」 第10回につづく
20190605
長14「マゾ亭主の性癖」第7回
第6回 20190531
『パパお願い、今日はここまでにして・・。』って妻(今宮京香:いまみや・きょうか:38歳)が言い、涙ぐんでいる顔が見えました。私(今宮陽一郎:いまみや・よういちろう:41歳)が、福島忠雄(ふくしま・ただお:53歳)さんの顔を見ると彼が頷きます。〔ご主人今日はこれで帰ります。あとはお二人でゆっくり楽しんでください。〕と言って、ベッドから降りると服を着て部屋から出て行きました。
私は申し訳ない気がしましたが、そのまま妻の身体を貪り続けます。妻が逝ったあとに抱き合っていました。
『パパごめんね。初めてで怖くなったの・・・。』
「興奮はした?」
『凄く興奮したの、ベッドに入って来た時・・握らされたのよ。』
「チンポを握らされたのか?」
『そう。』
暗くて全く見えてなかったのですが、そんなことされていたのです。
「チンポはどうだった。大きかったの?」
『大きくて硬かった。それに、イボイボがみたいなのがあったわ。』
私は知らなかったのですが、福島さんはシリコン入りのチンポだった。それを聞いて理由なく興奮します。
その日は、自宅で昼間のことを思い出すと、勃起してきて、我慢できず、妻をもう1度抱きました。京香も拒まず、熱いザーメンを受け入れます。妻も昼間のことを思いながら燃えていたのを、後で白状しました。
福島さんには、翌日にお礼の電話と途中で帰られたお詫びを伝えます。〔ご主人全然気にしなくていいですよ。楽しかったので、奥さま優先で無理せずこれからもお願いします。〕と、気にしていない感じで安心しました。
福島さんに抱かれるまでは行かなかったものの、初めてで3人でホテルに入り、しかもチンポまで握らされてて、妻の京香もそれなりの興奮してたことを知って満足です。このまま進めれば、最後まで行けると確信しました。しばらくは、最初の出会いの余韻を、夫婦で楽しみます。
それから、1カ月過ぎた頃に、妻に「また3人で会いたいな。」と、話しました。京香は『また会うの、恥ずかしいよ。』って答えますが、初めての時のような感じとは、違うのが声で分かります。私が「もう1度会ってみない?」と言うと、『本当に1度だけなの?』って
返事に1度ならいいと言う感じがします。 第8回へつづく
20190604
中Z【満たされない想い】15回
14回 20190427
「だれと?」
私(西尾和正:にしお・かずまさ:35歳)はたまらず妻(旧姓白藤:恵梨香:しらふじ・えりか:33歳)にメールを出すが、返信が来るまでしばらく時間がかかる。
『会社の人が4人とクライアントの人が1人です・・。』
私の頭の中では5人の男にまわされている恵梨香が喘いでいた。
「どんな風に抱かれた?」
私は我慢が出来ずメールをしてしまったが妻からの返信はありません。ビールを何杯飲んだのか、わからないが、全く酔いがまわらなかった。むしろ頭は冴えてきて、興奮してきている。開店した店の中もだいぶお客さんが入ってきて騒がしくなってきた。
ようやく恵梨香から返信がくる。
『ごめんなさい、私の方が出て行きます。』
《妻がいなくなってしまう・・・・私の妻が・・・・。》
妻を傷つけてしまった後悔と、恵梨香を失ってしまう恐怖心が同時に押し寄せてきて、私はたまらず勘定を済ませるとタクシーをつかまえて家に向かった。
2時間近く歩いたのに車なら20分で家に着く。しかし、私にとっては死ぬほど長く感じられる20分だった。家に入ると妻は身支度を整えて家を出て行くところである。
「出て行かないでくれ恵梨香! 頼む! 頼む!」
私は頭を下げて妻に嘆願した。
『やめて、あなたが頭を下げるなんて・・・・。悪いのは・・・ わたしです。』
恵梨香があわてて私の肩を抱く。
『あなた、わたしが・・・・。』
「いいんだ・・・・と、とにかく、君は何も言わなくて・・・・そ、そうだ・・・腹減ったな・・・・今日は私が作るから・・・君はそこに座っていればいい・・・・えーと、何を作ろうかな? おっ、焼きそばがあった・・・・よし、焼きそばを作ろう・・・・上手いぞ・・・・俺の作った焼きそばは・・・・。」
私は涙を流す恵梨香をなんとかリビングのソファに座らせると、必死になってしゃべり続けた。途中で手伝おうとする妻を制して、何度も失敗し黒くこげた焼きそばを作り、恵梨香と二人で食べる。その後も私はしゃべり続けた。とにかく沈黙が怖かった。
『あなたは、わたしを許すことが出来るの?』
さすがに1時間もしゃべり続けると、話すこともなくなり、沈黙の時間が長くなり始めた時に恵梨香が私へ質問をしてくる。
「許せるかどうかなんてまだわからない。今日はまだ結論を出したくない。それより私はそれもこれも全部ひっくるめて、恵梨香のことがより一層愛おしくてたまらないんだ。」
そう言うと私は妻の手を引きベッドルームへ行った。 16回につづく
20190603
長8〖嫁がもっと淫らになれば〗第12話
第11話 20190601
疑似プレイの時に、部長(上地宗盛:かみじ・むねもり:48歳)に抱かれていると嫁(小寺美沙季:こでら・みさき:29歳)が思っているなら、僕(小寺晴久:こでら・はるひさ:31歳)とセックスするより上地部長の方が圧倒的に多いのでだ。そう思いながらも、その日も疑似プレイをしたのは言うまでもありません。
「なあ、部長と会社でエッチするとしたら、どんなシチュエーションなら興奮する?」
『・・・ 給湯室かな・・・ 他の場所は人の気配が気になるからね。』
すんなり嫁が答えるとは・・・ 疑似プレイをしていなかったら、部長とエッチなんてありえないって言う筈だ。
「なんで給湯室なの?」
『鍵もかけられるし、廊下の奥だから・・・。』
「じゃあ今日は給湯室で部長に犯されるんだよ。」
『・・・ そんな事を想像したら・・・ 明日、給湯室に行ったらエッチな気分になっちゃうよ。』
「ならエッチな気分になって、部長を挑発してみなよ!」
『だめよ・・・ 昼間から悶々したら仕事が手につかないわ。』
「明日はさ、胸元の開いたブラウスを着て行けよ。」
美沙季の会社の事務服はベストとスカートは決まっているが、ブラウスは自前で白であればいいらしい。
『それはだめ・・・ 部長の視線がすごくいやらしいんだもん。』
「上地部長・・・ 美沙季のブラを見たら勃起するよ・・・ 部長も妄想で、美沙季を犯すんだろうなぁ。」
僕(小寺晴久:こでら・はるひさ:31歳)は嫁の乳房をゆっくりと揉みしだきながら言った。
『あん・・・ いやらしいわ。』
「ほら、給湯室で今から犯されるよ。」
『あん・・・ あなたは私が部長に抱かれるのを想像するのが、そんなに興奮するの?』
「興奮するよ・・・ もし本当に上地部長に抱かれたら、最高に興奮するだろうな。」
『あん・・・ 変な人・・・ でも、そんなの絶対に無理よ。』
《うっ! 焦りすぎた・・・ ここは焦らずサッと流しておこう・・・。》
「いま、給湯室で後ろから抱きしめられたよ。」
僕は寝転んだままだが、嫁の身体を横向けにして後ろから乳房を揉みしだく。
『あん、だめ・・・ やめて!』
嫁は声を押し殺しながら言う。
〔美沙季君、やめてと言っても、こんなに濡らしてるじゃないか?〕
うなじ、乳房を入念に愛撫した後、僕はオマンコに手を伸ばして言った。
第13話へ続く
20190602
長8〖嫁がもっと淫らになれば〗第11話
長8〖嫁がもっと淫らになれば〗第11話
第10話 20190526
「本当に浮気した事ないの?」
『全くありません。私は潔癖ですよ~だ。』
《くそっ! ん? 普通は喜ぶべき筈なんだが・・・。》
「そういえば部長(上地宗盛:かみじ・むねもり:48歳)が不倫してるって言ってたよな?」
『この間ね、その人と別れたんだって。』
「部長と、そんな話までするの?」
『ううん。営業の人と部長が話してるのが聞こえたの。不倫相手のご主人にバレそうになったみたい。トラブルとか面倒だから別れたらしいよ。』
《そうか・・・。トラブルとかは避けるタイプだったら好都合だな・・・。》
もしも嫁(小寺美沙季:こでら・みさき:29歳)が抱かれる事が実現しても、僕(小寺晴久:こでら・はるひさ:31歳)にバレたと言えば関係を切れそうだ。僕には寝取られ願望はあるが、嫁を独占されたり、ずっと関係を持たれるのは望まない。ある程度で関係を終わらせたいのだ。
僕が実は小心者で自信が無く、長くそんな関係が続くと心まで奪われてしまう気がするからだ。でも美沙季が他人に抱かれるという願望を叶えたいのは、都合が良すぎるのだろうか・・・。
「じゃあ、不倫相手とはそんなに真剣じゃなかったんだ。」
『部長ね、奥さんは大事にしてるみたいだよ。でもエッチは全然してないって。』
「なんだ、そりゃ? それは、美沙季が聞いたの?」
『飲み会の時にね。〔まだ小寺さんとこはお盛んなの?〕と聞かれたから、答えずに部長はどうなんですか? って聞いたら、そう言ったのよ。』
「それで、ウチはお盛んですよって答えたの?」
『普通ですって答えたよ。だってお盛んじゃないもん。』
《むむっ! それなりに俺は頑張ってるぞって言いかけたがやめた。》
「そうだな、俺とのエッチより、部長2号との方が多いもんな。」
『もう! でも・・そういえば普通のエッチしてない気がするね。』
よく考えたら疑似プレイを始めてから普通のセックスは殆どしていなかった。疑似プレイの時に、部長に抱かれていると嫁が思っているなら、僕とセックスするより部長の方が圧倒的に多いのである。 第12話につづく
20190601
| ホーム |