短Ⅳ23〖逆転の関係〗その1
短Ⅳ23〖逆転の関係〗その1
(原題:絶倫禿げ社長と妻 投稿者:不明 投稿日:20040102)
《あのとき妻(新島愛海:にいじま・まなみ:29歳)は少なくとも3、4回はイッテしまったと思う。決して社長のピストン運動が長時間だったわけではない・・・。》
僕(新島彰人:にいじま・あきと:30歳)が再就職した武内工務店の社長(武内茂夫:たけうち・しげお:60歳)は、押しが強くていかにも好色そうな男である。こういう男に妻の愛海がどうにかされてしまうことを想像してしまった。そのうちに、実際にどうにかされた妻を見てみたいとさえ思うようになる。
社長はY談が大好きで、酒が入ると俄然エロ自慢。愛人もいるらしいが、〔人妻が一番燃えるんだよ。〕と言っていた。そんな社長におれは妻のことを吹聴する。どんなことをしたら悦ぶとか、どんな声で喘ぐとかの話だが、社長がすぐに食いついてきた。
僕が「夏休みにとった水着の写真があります。」というと、〔見せろ見せろ。〕としつこく要求してくる。しまいには僕の胸ポケットに万札をねじ込んできた。妻は背は低いが胸もお尻も豊満。社長が食入るように写真を見ている。それで僕は社長に、耳打ちをした。「今度の日曜日、社長の家にうちのやつにお中元の届け物をさせますから・・。」社長は、ウンウンと大きく頷いて、僕に握手してくる。その分厚い大きな掌は脂ぎっていて気持ち悪かった。
武内社長へのお中元の届け先は、自宅ではなくマンションの一室だった。それは社長が愛人を囲っている部屋らしいが、そんな曰く付きの部屋だなんて一言も言わずに妻独りで届けに行かせる。
妻の愛海(まなみ)が出かけた後、僕は社長の携帯に電話をした。間違いなく妻一人で行かせたことを伝える。社長は〔任せておけ!〕と意味深な言葉を残して電話を切った。
それからの時間がやけに長く感じる。免許更新のときの退屈な講習でさえ、こんなにも長くは感じないだろう。それでも武内社長の禿頭が愛海に覆い被さる様子を想像するだけでゾクゾクした。ただ一方では、妻があの禿頭を張り倒して帰ってきてしまう不安もある。
愛海が帰宅したとき、僕は何故だか勢い込んで玄関に迎えに出た。いつもとは違う僕の出迎えにも妻は無反応である。普段なら冗談でも言うか、『しんどかったわ。』って文句の一つでも言いそうなものだが、何も言わずに奥へ行った。ここは変に妻を刺激しない方が良さそうだと思ったので、何事もなかったように接することにする。 その2へ続く
20190615
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