短Ⅳ17「一度味わった快楽」その17話
その16話 20190607
『わたし(須田香保里:すだ・かほり:28歳)も油断していたの。話が鈴木(浩二:すずき・こうじ:40歳)さんの身の上話になって・・・ 既婚者だって。それでわたしも正直に結婚しているって・・・。でもとしや君の事は言って無いよ。それからカウンターのテーブル下で手を握られたの・・・。暫くは、そんな状態で話をしてたけど・・・。』
「何があったんだ?」
『軽く手を握られている内に、としや君の事を思い出して・・・ 近頃、としや君から変な事を言われるようになった・・・ そんな事を思い出しちゃったの・・・。』
香保里として、精一杯の言い訳だったのかもしれません。正直、香保里の言っている事は間違いではありません・・・ その事については、私(須田俊哉:すだ・としや:32歳)も反論出来ませんでした。
「変な気持ちになったって事・・・?」
『どう表現したらいいのか・・・ 正直ドキドキしたの。イケナイ事だと思うと、またドキドキして・・・。私の手を握ったまま、また鈴木さんが私の太ももを軽く撫でてきて・・・。』
私は、そこまでの説明で嫁の体に触れる事の我慢に限界が・・・ ベッドの置いてある壁にもたれ掛かるように座り、香保里を抱えて起こします。
壁にもたれ座っている私の前に嫁を座らせ、後ろから抱え込む様に嫁を抱きました。その体勢で、嫁の耳元に語り掛ける様に話を続けます。香保里が説明していた通り私も嫁の手を軽く握りました。
「こうやって鈴木に手を握られていたのか?」
『うん。』
「それから・・・ どうなったんだ? 話の続きをして・・・。」
『鈴木さんが優しく私の太ももを撫でだしたの・・・。』
「こんな感じだったの? どんな感じか香保里が俺の手を持ってやってごらん。」
私の片方の手は、自然と嫁の胸を優しく揉んでいます。それだけでも、香保里の声も吐息交じりになってきました。
『こうやって手の甲を押し当てて来て・・・。わたしは力が抜けたの・・・。気付いた時には、こんな感じに・・・。』
嫁がとった行動は、私の手を取り香保里の股間に私の手の甲を押し当てています。
《こんな事をされていたんだ・・・。》
私は、勝手な妄想も混合して香保里に問いかけていました。 その18話へつづく
20190608
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