中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.4
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.4
VOL.3
しかし夕食を終えた時、妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)が『ちょっと話があるんだけど・・・。』って、いつになく真剣な表情で私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)を見つめてきます。しかし、「どうしたの?」と聞き返しても黙ってしまう妻。結局『やっぱりいいわ。』って食器を洗い始めました。その後、妻から話を振られた事はありません。
それから妻との“間合い”が少しずつ変わって行きました。それまでは『貴方は今まで通りゆっくりしてていいから。家事は私が全部するから。』って、私が家事を手伝うことを頑なに拒否していた妻が、この頃から私の家事手伝いの提案を断る事もなくなります。
そして、スマホを肌見放さなくなっていったのもこの頃からでした。時には、食器を私が洗っている時に、ソファに座っていた妻がスマホ片手に隣の部屋に慌てて行ってしまう事もありました。少しずつ変わってゆく茜音に戸惑いつつも、しかしどこか以前よりも丸く柔らかくなった印象です。私達夫婦は非常に上手くいっていました。
ある土曜日の事。妻の茜音は、ディナーへ友人と行くことになる。私は専業主婦である妻の行動を制限した事は一度もありませんでした。それは家に閉じ込めて置くのは良くないと思っていましたし、同年代の女の子は皆恋愛や仕事に打ち込んでいるのですから、妻には主婦になって行動が抑制されたと思われたくなかったのです。
身支度をした茜音を玄関で見届けた時、バッチリとメイクした妻の顔を見て、背筋がゾクゾクするほどいい女だと思ったものでした。惚れ直したのを覚えています。普段は付けない香水が仄(ほの)かに香り、ヒラヒラのミニスカートを身に付けた妻はまるで学生の頃のようでした。
茜音は『遅くならないうちに帰るからね。』って私にキスをして出掛ける。しかし帰ってきたのは深夜一時過ぎでした。『ごめん、話が弾んじゃって・・・。』って言う妻は私の目を決して見ようとしません。「何度も電話したのに気付かなかった?」と私が尋ねるが、『ごめんなさい、全然気付かなかった。』って茜音が答えた。
午後9時を回った頃から私は妻に何度も電話を入れますが、すぐに留守電になったり電波が届かなかったりの繰り返しです。茜音は結局私の目を見ることは一度もなく、そのまま浴室に入って行きました。少しだけむくれた私もそのままベッドに入ったのです。
友人達との会食は徐々に増えてゆき、週に2度から3度は出掛けるようになりました。基本的に束縛することはしないものの、流石に仕事に疲れて帰ってきて一人で夕食を取る侘しさに耐えかねてきた私は妻にもう少し頻度を下げてもらえないだろうか、と相談します。ただ、あくまでこちらが下手にです。しかし妻の返事は予想と全く違うもので、『わたしだって本当はまだまだ遊びたかった!』って叫びました。喧嘩をする事はありましたが、私に対して所謂“不満”をもらしたことは一度もなかったのです。だから、この時の妻のこの発言は凄くショックでした。 VOL.5へ続く
2017/06/30
VOL.3
しかし夕食を終えた時、妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)が『ちょっと話があるんだけど・・・。』って、いつになく真剣な表情で私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)を見つめてきます。しかし、「どうしたの?」と聞き返しても黙ってしまう妻。結局『やっぱりいいわ。』って食器を洗い始めました。その後、妻から話を振られた事はありません。
それから妻との“間合い”が少しずつ変わって行きました。それまでは『貴方は今まで通りゆっくりしてていいから。家事は私が全部するから。』って、私が家事を手伝うことを頑なに拒否していた妻が、この頃から私の家事手伝いの提案を断る事もなくなります。
そして、スマホを肌見放さなくなっていったのもこの頃からでした。時には、食器を私が洗っている時に、ソファに座っていた妻がスマホ片手に隣の部屋に慌てて行ってしまう事もありました。少しずつ変わってゆく茜音に戸惑いつつも、しかしどこか以前よりも丸く柔らかくなった印象です。私達夫婦は非常に上手くいっていました。
ある土曜日の事。妻の茜音は、ディナーへ友人と行くことになる。私は専業主婦である妻の行動を制限した事は一度もありませんでした。それは家に閉じ込めて置くのは良くないと思っていましたし、同年代の女の子は皆恋愛や仕事に打ち込んでいるのですから、妻には主婦になって行動が抑制されたと思われたくなかったのです。
身支度をした茜音を玄関で見届けた時、バッチリとメイクした妻の顔を見て、背筋がゾクゾクするほどいい女だと思ったものでした。惚れ直したのを覚えています。普段は付けない香水が仄(ほの)かに香り、ヒラヒラのミニスカートを身に付けた妻はまるで学生の頃のようでした。
茜音は『遅くならないうちに帰るからね。』って私にキスをして出掛ける。しかし帰ってきたのは深夜一時過ぎでした。『ごめん、話が弾んじゃって・・・。』って言う妻は私の目を決して見ようとしません。「何度も電話したのに気付かなかった?」と私が尋ねるが、『ごめんなさい、全然気付かなかった。』って茜音が答えた。
午後9時を回った頃から私は妻に何度も電話を入れますが、すぐに留守電になったり電波が届かなかったりの繰り返しです。茜音は結局私の目を見ることは一度もなく、そのまま浴室に入って行きました。少しだけむくれた私もそのままベッドに入ったのです。
友人達との会食は徐々に増えてゆき、週に2度から3度は出掛けるようになりました。基本的に束縛することはしないものの、流石に仕事に疲れて帰ってきて一人で夕食を取る侘しさに耐えかねてきた私は妻にもう少し頻度を下げてもらえないだろうか、と相談します。ただ、あくまでこちらが下手にです。しかし妻の返事は予想と全く違うもので、『わたしだって本当はまだまだ遊びたかった!』って叫びました。喧嘩をする事はありましたが、私に対して所謂“不満”をもらしたことは一度もなかったのです。だから、この時の妻のこの発言は凄くショックでした。 VOL.5へ続く
2017/06/30
短Ⅲ19〖Mの彼女〗その8
短Ⅲ19〖Mの彼女〗その8
その7
〔・・・ねっ、簡単だよ。キス、イヤだった?〕
『・・・・・・・・・その、なんと言ったらいいか・・・・・・。イヤじゃないかな・・・。』
キスに驚いた今井聡美(いまい・さとみ:21歳)は、ここから急におとなしくなり、雰囲気も変わったと早坂哲朗(はやさか・てつろう:43歳)さんが言いました。聡美は初めてのキスでおとなしくなる。早坂さんは、一気に攻めたい気持ちを我慢して、ゆっくり進めるように意識した。
早坂さんから視線を外し、うつ向いてる聡美・・・でも早坂さんは、聡美の口角が若干上がり、機嫌が良さそうなのに安心したそうです。
〔ここじゃ、みんな居るね。行こうか? それとも、外が好きとかある?(笑)〕
『いえいえ(汗)外なんて・・・・・・。』
外がダメ、っていう答えに早坂さんは満足し、聡美の手をとり立ち上がらせると、二人で歩き出しました。この時、実は二人は初めて手を繋いだそうです。車まで行く途中、聡美がトイレに行きたいと言い、トイレに寄りました。この時、僕(森山大志:もりやま・たいし:28歳)にメールをしたら、「よろしくお願いします。」と返事が来たので、早坂さんは安心したと言いました。報告をしたときに、「やっぱり止めます。」と言われたらどうしようかと思ったそうです。
車に移動、早坂さんがシートベルトをしようとする聡美のあごをとり、深いディープキスをしました・・・。不意に入って来た早坂さんの舌に、聡美は戸惑いながらも次第に舌を絡めて来たそうです・・・クチュックチュックチュッ・・・・・・・・・昼間の公園の駐車場の片隅。車の中という小さな個室の中に、二人の唾液の音だけが響きました。早坂さんはこの時、〔聡美ちゃんの唇の柔らかさに驚いた!〕と未だに言います。
〔・・・・・・。じゃあ、車を出すね。〕
『・・・・・・・・・・・コクンッ。』
聡美が無言で小さくうなずいたのを確認して、早坂さんは車を出しました。公園のすぐ近く、水族館の前にあるラブホテルを通り越してしばらく走り、聡美のバイト先にいくらか近づいた所にあるラブホテルを選んだそうです。バイトの時間に間に合うようにとの早坂さんの配慮でした。
ホテルに車を停めると、ゆっくり歩こうとする早坂さんを駆け足の聡美が急かす形で入った。
〔そんなにあせらないで(笑)。可愛いなぁ(笑)。〕
『なに言ってるんですか?(汗)恥ずかしいだけです(汗)。』
パネルの中から一番高い部屋を選んだ時、聡美が『もっと下の方が・・・。』って答える。すると早坂さんが、〔今日は、聡美ちゃんとの記念日になる日だから、こっちの方が良いんだ。〕と、それで聡美は照れて、『すみません。』って謝ったそうです。 その9へ続く
2017/06/29
その7
〔・・・ねっ、簡単だよ。キス、イヤだった?〕
『・・・・・・・・・その、なんと言ったらいいか・・・・・・。イヤじゃないかな・・・。』
キスに驚いた今井聡美(いまい・さとみ:21歳)は、ここから急におとなしくなり、雰囲気も変わったと早坂哲朗(はやさか・てつろう:43歳)さんが言いました。聡美は初めてのキスでおとなしくなる。早坂さんは、一気に攻めたい気持ちを我慢して、ゆっくり進めるように意識した。
早坂さんから視線を外し、うつ向いてる聡美・・・でも早坂さんは、聡美の口角が若干上がり、機嫌が良さそうなのに安心したそうです。
〔ここじゃ、みんな居るね。行こうか? それとも、外が好きとかある?(笑)〕
『いえいえ(汗)外なんて・・・・・・。』
外がダメ、っていう答えに早坂さんは満足し、聡美の手をとり立ち上がらせると、二人で歩き出しました。この時、実は二人は初めて手を繋いだそうです。車まで行く途中、聡美がトイレに行きたいと言い、トイレに寄りました。この時、僕(森山大志:もりやま・たいし:28歳)にメールをしたら、「よろしくお願いします。」と返事が来たので、早坂さんは安心したと言いました。報告をしたときに、「やっぱり止めます。」と言われたらどうしようかと思ったそうです。
車に移動、早坂さんがシートベルトをしようとする聡美のあごをとり、深いディープキスをしました・・・。不意に入って来た早坂さんの舌に、聡美は戸惑いながらも次第に舌を絡めて来たそうです・・・クチュックチュックチュッ・・・・・・・・・昼間の公園の駐車場の片隅。車の中という小さな個室の中に、二人の唾液の音だけが響きました。早坂さんはこの時、〔聡美ちゃんの唇の柔らかさに驚いた!〕と未だに言います。
〔・・・・・・。じゃあ、車を出すね。〕
『・・・・・・・・・・・コクンッ。』
聡美が無言で小さくうなずいたのを確認して、早坂さんは車を出しました。公園のすぐ近く、水族館の前にあるラブホテルを通り越してしばらく走り、聡美のバイト先にいくらか近づいた所にあるラブホテルを選んだそうです。バイトの時間に間に合うようにとの早坂さんの配慮でした。
ホテルに車を停めると、ゆっくり歩こうとする早坂さんを駆け足の聡美が急かす形で入った。
〔そんなにあせらないで(笑)。可愛いなぁ(笑)。〕
『なに言ってるんですか?(汗)恥ずかしいだけです(汗)。』
パネルの中から一番高い部屋を選んだ時、聡美が『もっと下の方が・・・。』って答える。すると早坂さんが、〔今日は、聡美ちゃんとの記念日になる日だから、こっちの方が良いんだ。〕と、それで聡美は照れて、『すみません。』って謝ったそうです。 その9へ続く
2017/06/29
長Ⅱ3『わたしを守って』第25話
長Ⅱ3『わたしを守って』第25話
第24話
『私にわかるはずないでしょう。さぁ、お風呂に入って!』
妻(司文乃:つかさ・ふみの:33才)が立ち上がろうとしたので私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)は文乃の腕をつかんで無理やりひきよせます。
『あなた、お風呂!』
それを無視して私は無理やり口を合わせました。
それから乱暴に妻を寝かせると、妻のパジャマを脱がせはじめます。文乃は横をむいて、明らかに考え込んでいるようでした。意識が私とのセックスに無い事はあきらかです。妻の性感帯を刺激すれば、『アッ!』と反応はしますが、高ぶってくるフリをしているのはよくわかりました。
挿入の直前になって、「アイツも・・こうやって・・好きな女とやりたいんだろうな?」と言うと文乃は一瞬ですが真顔で私をみます。そしてためらうように、妻は腰を引いてしまいました。しかし私は気づかぬフリをしてイッキに突き上げます。
ためらうような喘ぎに私はひどく興奮してしまいました。自分を想う藤森真一(ふじもり・しんいち:36才)に思いをめぐらせて、私とのセックスにためらうような妻に、私はひどく興奮します。妻がようやく私のペニスの突き上げに負けて高まりをみせはじめた時に、私は腰の動きを止め、ペニスを抜きました。
『アッ。』って目を開いた文乃が私を見ます。潤み始めた妻の目を見るうちに、妻の、藤森への貞操を、私が犯しているような、変な錯覚におちいりました。それで「ああ、なんだか疲れちゃったみたいだから・・寝るは。」と、私は行為を中断します。思いのほかの妻のストレートな反応に私は密かに歓喜しました。
このあと妻は、シャワーを浴びにいきます。いつもなら一緒に行くのですが、妻の後を追いませんでした。性欲が高まったままの妻を一人にすることで、性欲と共に藤森についての想いも膨らませていくのではないかと思います。
シャワーの音を聴いていると、妻が全裸で藤森を想いながら、股間に当たるシャワーの水
圧の刺激に悶える妄想が湧いてきました。私はもう少し文乃を責めてみたくなります。それでそっと風呂にはいると、まだ私に気づいていない妻の肉体を見て、さらに貫きたい衝動を必死に抑えて、文乃に近づきました。
私に気づいた文乃は、はにかむような表情をみせます。やはりというか、どういう心境かはわかりませんが、藤森に想いを馳せていた事は理解できました。それで私は妻の背後にまわります。妻は何故か恥ずかしそうに体をすくめました。文乃が、藤森と私とのハザマで頭が混乱し始めているのを見て、妻を陵辱したい妙な興奮をおぼえてムクムクとペニスが頭をもたげてきます。 第26話に続く
2017/06/28
第24話
『私にわかるはずないでしょう。さぁ、お風呂に入って!』
妻(司文乃:つかさ・ふみの:33才)が立ち上がろうとしたので私(司道孝:つかさ・みちたか:36才)は文乃の腕をつかんで無理やりひきよせます。
『あなた、お風呂!』
それを無視して私は無理やり口を合わせました。
それから乱暴に妻を寝かせると、妻のパジャマを脱がせはじめます。文乃は横をむいて、明らかに考え込んでいるようでした。意識が私とのセックスに無い事はあきらかです。妻の性感帯を刺激すれば、『アッ!』と反応はしますが、高ぶってくるフリをしているのはよくわかりました。
挿入の直前になって、「アイツも・・こうやって・・好きな女とやりたいんだろうな?」と言うと文乃は一瞬ですが真顔で私をみます。そしてためらうように、妻は腰を引いてしまいました。しかし私は気づかぬフリをしてイッキに突き上げます。
ためらうような喘ぎに私はひどく興奮してしまいました。自分を想う藤森真一(ふじもり・しんいち:36才)に思いをめぐらせて、私とのセックスにためらうような妻に、私はひどく興奮します。妻がようやく私のペニスの突き上げに負けて高まりをみせはじめた時に、私は腰の動きを止め、ペニスを抜きました。
『アッ。』って目を開いた文乃が私を見ます。潤み始めた妻の目を見るうちに、妻の、藤森への貞操を、私が犯しているような、変な錯覚におちいりました。それで「ああ、なんだか疲れちゃったみたいだから・・寝るは。」と、私は行為を中断します。思いのほかの妻のストレートな反応に私は密かに歓喜しました。
このあと妻は、シャワーを浴びにいきます。いつもなら一緒に行くのですが、妻の後を追いませんでした。性欲が高まったままの妻を一人にすることで、性欲と共に藤森についての想いも膨らませていくのではないかと思います。
シャワーの音を聴いていると、妻が全裸で藤森を想いながら、股間に当たるシャワーの水
圧の刺激に悶える妄想が湧いてきました。私はもう少し文乃を責めてみたくなります。それでそっと風呂にはいると、まだ私に気づいていない妻の肉体を見て、さらに貫きたい衝動を必死に抑えて、文乃に近づきました。
私に気づいた文乃は、はにかむような表情をみせます。やはりというか、どういう心境かはわかりませんが、藤森に想いを馳せていた事は理解できました。それで私は妻の背後にまわります。妻は何故か恥ずかしそうに体をすくめました。文乃が、藤森と私とのハザマで頭が混乱し始めているのを見て、妻を陵辱したい妙な興奮をおぼえてムクムクとペニスが頭をもたげてきます。 第26話に続く
2017/06/28
長5〖ふたりのめざめ〗その6話
長5〖ふたりのめざめ〗その6話
その5話
妻(渡部真歩:わたべ・まほ:30歳)の『混浴で女の人を見て元気になろうって。』の言葉に。「違う違う、二人で旅行してるんだから、風呂でも真歩と一緒に居たいと思ってただけさ・・・なあ真歩、露天風呂へ行こうよ。」不安を取り除かせようと俺(渡部久志:わたべ・ひさし:33歳)は語る。
『でも・・・混浴だから男の人もいるわよね? やっぱり恥ずかしいよ・・・。』真歩は、羞恥からためらいを見せた。「大丈夫だよサイトには、その露天風呂に入った女性が、[景色は良かったし、入浴してる男性にもジロジロ見られることも無く良かった]ってコメントもあったよ。だから、せっかく行くんだし、絶景の露天風呂を楽しもうよ。」と俺は真歩のためらいを取り除かせようと、サイトの記事のいい部分を引用し口説く。
『それなら考えてみるわ。』って真歩のためらいも和らいだ。《これ以上しつこくして真歩に拒否されたら元も子もない》俺は後は成り行きに任せようと思う。そして、とうとう旅行の日を迎えた。果たして俺の混浴で“真歩の裸を晒す”という目的は達成できるのか?ひとつ言えることは、その混浴露天風呂には[別つの顔]があるからだ。
秋の一泊旅行に出かけた俺と真歩、『いい景色ねー素敵!』紅葉の綺麗さを満喫している。
俺がふと時間を確認した。時計は午後三時を示している。宿に向うにはまだ早い時間だ。《よし、ここで真歩を混浴へ誘おう!》先日俺が誘った時、真歩にはまだ混浴へのためらいがあったが今の真歩には紅葉の絶景が開放感を与えている。それが俺には《チャンス!》と映ったのだった。
「真歩まだ時間あるし、せっかく来たんだ、露天風呂に入って行こうよ。ほら準備もして来たんだ。」と、車に乗り込み、俺は真歩にタオルの入った袋を示す。『そうね・・・時間があるし、あなたが調べたように綺麗な所なら悪くないかもね。』やはり真歩には旅が与える開放感が存在していた。また真歩の温泉好きも後押しして俺に肯定的な返事をする。
真歩の返事に気を良くし、俺は車を発進させた。車は細い山道を進む、渓流沿いの紅葉が楽しめる露天風呂ということもあり、目的の露天風呂は、人里離れた山奥にあった。『うわー本当に凄く綺麗ね!』って真歩の言葉どおり、山奥に進むにつれ観光場所とは比較にならないくらい紅葉が素晴らしい。この絶景から、まさか目的地の露天風呂が絶景とは裏腹な[別つの顔]があるとは、二人が気付く余地は無かった。
絶景を満喫しながら車は山道の行き止まりの狭い駐車場に到着する。《やはり、平日だし地元の人間しか来ていないんだな》他に二台止まっている地元ナンバーの車を見て俺はそう思った。そして・・・《これは今行けば男が入浴しているな》二台の車の雰囲気から、俺は推測する。
《とうとう妻の裸が他の男に・・・》その推測が隣りで絶景に見とれる真歩を余所に、俺に異様な興奮を与えた。「行こうか。」そんな興奮を押さえ、俺は妻の背中を押す。『うん。』もう真歩にはためらいは無い、俺の腕を掴み歩き出だした。 その7話へ続く
2017/06/28
その5話
妻(渡部真歩:わたべ・まほ:30歳)の『混浴で女の人を見て元気になろうって。』の言葉に。「違う違う、二人で旅行してるんだから、風呂でも真歩と一緒に居たいと思ってただけさ・・・なあ真歩、露天風呂へ行こうよ。」不安を取り除かせようと俺(渡部久志:わたべ・ひさし:33歳)は語る。
『でも・・・混浴だから男の人もいるわよね? やっぱり恥ずかしいよ・・・。』真歩は、羞恥からためらいを見せた。「大丈夫だよサイトには、その露天風呂に入った女性が、[景色は良かったし、入浴してる男性にもジロジロ見られることも無く良かった]ってコメントもあったよ。だから、せっかく行くんだし、絶景の露天風呂を楽しもうよ。」と俺は真歩のためらいを取り除かせようと、サイトの記事のいい部分を引用し口説く。
『それなら考えてみるわ。』って真歩のためらいも和らいだ。《これ以上しつこくして真歩に拒否されたら元も子もない》俺は後は成り行きに任せようと思う。そして、とうとう旅行の日を迎えた。果たして俺の混浴で“真歩の裸を晒す”という目的は達成できるのか?ひとつ言えることは、その混浴露天風呂には[別つの顔]があるからだ。
秋の一泊旅行に出かけた俺と真歩、『いい景色ねー素敵!』紅葉の綺麗さを満喫している。
俺がふと時間を確認した。時計は午後三時を示している。宿に向うにはまだ早い時間だ。《よし、ここで真歩を混浴へ誘おう!》先日俺が誘った時、真歩にはまだ混浴へのためらいがあったが今の真歩には紅葉の絶景が開放感を与えている。それが俺には《チャンス!》と映ったのだった。
「真歩まだ時間あるし、せっかく来たんだ、露天風呂に入って行こうよ。ほら準備もして来たんだ。」と、車に乗り込み、俺は真歩にタオルの入った袋を示す。『そうね・・・時間があるし、あなたが調べたように綺麗な所なら悪くないかもね。』やはり真歩には旅が与える開放感が存在していた。また真歩の温泉好きも後押しして俺に肯定的な返事をする。
真歩の返事に気を良くし、俺は車を発進させた。車は細い山道を進む、渓流沿いの紅葉が楽しめる露天風呂ということもあり、目的の露天風呂は、人里離れた山奥にあった。『うわー本当に凄く綺麗ね!』って真歩の言葉どおり、山奥に進むにつれ観光場所とは比較にならないくらい紅葉が素晴らしい。この絶景から、まさか目的地の露天風呂が絶景とは裏腹な[別つの顔]があるとは、二人が気付く余地は無かった。
絶景を満喫しながら車は山道の行き止まりの狭い駐車場に到着する。《やはり、平日だし地元の人間しか来ていないんだな》他に二台止まっている地元ナンバーの車を見て俺はそう思った。そして・・・《これは今行けば男が入浴しているな》二台の車の雰囲気から、俺は推測する。
《とうとう妻の裸が他の男に・・・》その推測が隣りで絶景に見とれる真歩を余所に、俺に異様な興奮を与えた。「行こうか。」そんな興奮を押さえ、俺は妻の背中を押す。『うん。』もう真歩にはためらいは無い、俺の腕を掴み歩き出だした。 その7話へ続く
2017/06/28
長6≪MとS≫ 第12話
長6≪MとS≫ 第12話
第11話
答えは決まっている。妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)は浅尾琢己(あさお・たくみ:49歳)さんの〔桐山さんを喜ばせる為に・・・ゆっくりスカート捲っちゃいましょう。〕言うとおり、車の中でカメラに向かってスカートを捲ってしまうと言うことだ。
少し考える様子を見せている成美は、太もも辺りでスカートを握り締めた。それ以上誰も何も言わない沈黙の車内で成美はゆっくりとロングスカートをたくし上げていく。スカートと同じベージュ色のストッキングに包まれた脚が徐々に露になる。裾は捲り上げられていき、膝が見える辺りでその動きは止まった。
そこまで来て成美はきっと、〔もっと捲ってごらん。〕という言葉が欲しかったのだろう。肝心な時に掛け声があった方が思い切りやすいだろう。しかし、これも浅尾さんの演出なのか?浅尾さんも和田敏彦(わだ・としひこ:44歳)さんも何も言わなかった。車は少し揺れながら走行している。
シーンと静まり返っている車内。動きを見せたのはやはり成美だった。膝上まで捲り上げられたスカートの裾を掴み直し、ゆっくりとそれを上に上げていく。カメラが成美の股間部分を中心に捕らえた。
捲り上げられる成美の手が止まった位置は微かに下着が見える程度である。ここで様子の見えない浅尾さんに代わり和田さんが声をかけた。[成美さん・・・もっと捲ってみましょうか?]に決心していた成美はその和田さんの言葉に素直に従い妻はスカートを捲る。
和田さんが、[そう・・・もっと・・・まだ上げられるよね・・・。まだだよ。まだいけるね・・・。]と声をかけ、徐々に捲らせていったロングスカートは、成美の顔が見えなくなるほど高く上げられてしまった。
ベージュ色のストッキング越しに見える白の下着。それは当然私にも見覚えがある。しかし、こうして画面を通してみると違うものに見えてしまう。私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)ではない見知らぬ男の命令に従って見せてしまったのだから余計にかもしれない。和田さんが[可愛いパンティだよ成美さん。その可愛いパンティをもっと桐山さんが見やすいように脚も広げてみようか?]と命じた。
ここまで来ると成美はその言葉([可愛いパンティをもっと桐山さんが見やすいように脚も広げて])に従う。先ほどと同じように和田さんの[もっと!]と言う言葉が繰り返された。その結果、成美は自分の顔を覆い隠すほどまでスカートを捲らされ、これ以上ないと言うほどに脚を広げさせられる。
和田さんの声が聞こえなくなったことで浅尾さんは予定の格好にさせたことを悟ったのだろう。〔桐山さんも喜んでいるよ成美さん。良いって言うまで下ろしちゃダメだよ。わかった?〕私は、浅尾さんの声を久しぶりと感じてしまう。スカートで成美の顔が隠されているからどんな表情なのかわからない。しかし、微かに見える頭部を見る限りでは浅尾さんの言葉に対して小さく頷いたようにも見えた。 第13話へ続く
2017/06/27
第11話
答えは決まっている。妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)は浅尾琢己(あさお・たくみ:49歳)さんの〔桐山さんを喜ばせる為に・・・ゆっくりスカート捲っちゃいましょう。〕言うとおり、車の中でカメラに向かってスカートを捲ってしまうと言うことだ。
少し考える様子を見せている成美は、太もも辺りでスカートを握り締めた。それ以上誰も何も言わない沈黙の車内で成美はゆっくりとロングスカートをたくし上げていく。スカートと同じベージュ色のストッキングに包まれた脚が徐々に露になる。裾は捲り上げられていき、膝が見える辺りでその動きは止まった。
そこまで来て成美はきっと、〔もっと捲ってごらん。〕という言葉が欲しかったのだろう。肝心な時に掛け声があった方が思い切りやすいだろう。しかし、これも浅尾さんの演出なのか?浅尾さんも和田敏彦(わだ・としひこ:44歳)さんも何も言わなかった。車は少し揺れながら走行している。
シーンと静まり返っている車内。動きを見せたのはやはり成美だった。膝上まで捲り上げられたスカートの裾を掴み直し、ゆっくりとそれを上に上げていく。カメラが成美の股間部分を中心に捕らえた。
捲り上げられる成美の手が止まった位置は微かに下着が見える程度である。ここで様子の見えない浅尾さんに代わり和田さんが声をかけた。[成美さん・・・もっと捲ってみましょうか?]に決心していた成美はその和田さんの言葉に素直に従い妻はスカートを捲る。
和田さんが、[そう・・・もっと・・・まだ上げられるよね・・・。まだだよ。まだいけるね・・・。]と声をかけ、徐々に捲らせていったロングスカートは、成美の顔が見えなくなるほど高く上げられてしまった。
ベージュ色のストッキング越しに見える白の下着。それは当然私にも見覚えがある。しかし、こうして画面を通してみると違うものに見えてしまう。私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)ではない見知らぬ男の命令に従って見せてしまったのだから余計にかもしれない。和田さんが[可愛いパンティだよ成美さん。その可愛いパンティをもっと桐山さんが見やすいように脚も広げてみようか?]と命じた。
ここまで来ると成美はその言葉([可愛いパンティをもっと桐山さんが見やすいように脚も広げて])に従う。先ほどと同じように和田さんの[もっと!]と言う言葉が繰り返された。その結果、成美は自分の顔を覆い隠すほどまでスカートを捲らされ、これ以上ないと言うほどに脚を広げさせられる。
和田さんの声が聞こえなくなったことで浅尾さんは予定の格好にさせたことを悟ったのだろう。〔桐山さんも喜んでいるよ成美さん。良いって言うまで下ろしちゃダメだよ。わかった?〕私は、浅尾さんの声を久しぶりと感じてしまう。スカートで成美の顔が隠されているからどんな表情なのかわからない。しかし、微かに見える頭部を見る限りでは浅尾さんの言葉に対して小さく頷いたようにも見えた。 第13話へ続く
2017/06/27
長5〖ふたりのめざめ〗その5話
長5〖ふたりのめざめ〗その5話
その4話
その週末の夜・・・ベッドの上での夫婦の営み中・・・「すまん・・・真歩・・・俺・・・。」再び、勃起不全に陥る。『いいのよ・・・あなた・・・無理しないで・・・。』妻(渡部真歩:わたべ・まほ:30歳)が勃ちの悪いのを気遣った。先日の会話の中で、真歩を上手く誘えず、実現が難しくなったことが影響してるのか?その翌週も俺(渡部久志:わたべ・ひさし:33歳)は不能な状態になる・・・そのまた翌週も・・・《いかん、やっぱり真歩を混浴に誘って刺激を受けないと・・・》変な危機感が、俺を襲う。
とうとう旅行の数日前に俺は意を決して、真歩に切り出した・・・「なあ真歩・・・宝川温泉の混浴露天風呂のことなんだけど・・・。」俺の言葉に、『えっ! まさか本当に行きたいなんて言うんじゃ?』って真歩は少し驚きながら答える。「まあ・・・あそこ景色綺麗らしいし、せっかく行くんだからさ・・・。」俺のどこか少し後ろめたさがあるような雰囲気に真歩は、『あーさてはあなた、風景より、入ってる女の人の裸を見たいなんて思ってるんじゃない?』うっすら笑みを浮べ、いたずらっぽく切り返した。
「いや、そうじゃない。」
ここが踏ん張り所と言うばかりに俺は言葉に力が入る。
『じゃあ何なのよ?』
俺の真面目な表情とは対象に、真歩は半ば呆れたような表情を見せる。
「本当に違うんだ真歩・・・正直に言うから、真面目に聞いてくれ。」
どうも、俺の態度が何か違うような感じがして、
『あなた何が違うの?』
真歩も俺の様子から何かを察知したように、身構えるのであった。
身構える様子の真歩を見て、《しまった! 真歩には俺の企みを見破られてるかも・・・》俺は冷静に、また少しおどけた感じで次のように言った・・・「いやあ、真歩って俺と一緒に風呂入ってくれないじゃないか・・・だから景色がいい宝川温泉の露天風呂だったら入ってくれると思って・・・。」
確かに真歩は未だに俺の前では肌を露出させない・・・風呂には当然一緒に入ることはないし・・・セックスの時は照明を薄暗くするし・・・また着替えさえ俺の前でしないのだ・・・要するに俺は真歩の全裸を明るい所で見たことはない・・・このことが幸運にも俺に閃きを与えた。『そうなんだ・・・もっと違うことだと思っちゃった。』真歩が安堵した様子で言葉を吐く。
「えっ、違うことって?」俺は、ひょっとして“真歩の裸を晒す”という目的が見破られてるのではないかと、気になる。『その・・・混浴で女の人を見て・・・元気になろうって思ってると・・・。』真歩の予想は俺の目的とは逆であった。最近俺のペニスが硬くならないのは自分の魅力が足りないからだと、夫婦の営みが上手くいかないことに真歩も悩んでいたのである。二人の恒例の旅行は“子作り旅行”という意味も含まれている。だから俺が混浴露天風呂で他の女の裸を見て、それで欲情して夜に挑もうと考えているのだと真歩は思い込んだのであった。 その6話に続く
2017/06/27
その4話
その週末の夜・・・ベッドの上での夫婦の営み中・・・「すまん・・・真歩・・・俺・・・。」再び、勃起不全に陥る。『いいのよ・・・あなた・・・無理しないで・・・。』妻(渡部真歩:わたべ・まほ:30歳)が勃ちの悪いのを気遣った。先日の会話の中で、真歩を上手く誘えず、実現が難しくなったことが影響してるのか?その翌週も俺(渡部久志:わたべ・ひさし:33歳)は不能な状態になる・・・そのまた翌週も・・・《いかん、やっぱり真歩を混浴に誘って刺激を受けないと・・・》変な危機感が、俺を襲う。
とうとう旅行の数日前に俺は意を決して、真歩に切り出した・・・「なあ真歩・・・宝川温泉の混浴露天風呂のことなんだけど・・・。」俺の言葉に、『えっ! まさか本当に行きたいなんて言うんじゃ?』って真歩は少し驚きながら答える。「まあ・・・あそこ景色綺麗らしいし、せっかく行くんだからさ・・・。」俺のどこか少し後ろめたさがあるような雰囲気に真歩は、『あーさてはあなた、風景より、入ってる女の人の裸を見たいなんて思ってるんじゃない?』うっすら笑みを浮べ、いたずらっぽく切り返した。
「いや、そうじゃない。」
ここが踏ん張り所と言うばかりに俺は言葉に力が入る。
『じゃあ何なのよ?』
俺の真面目な表情とは対象に、真歩は半ば呆れたような表情を見せる。
「本当に違うんだ真歩・・・正直に言うから、真面目に聞いてくれ。」
どうも、俺の態度が何か違うような感じがして、
『あなた何が違うの?』
真歩も俺の様子から何かを察知したように、身構えるのであった。
身構える様子の真歩を見て、《しまった! 真歩には俺の企みを見破られてるかも・・・》俺は冷静に、また少しおどけた感じで次のように言った・・・「いやあ、真歩って俺と一緒に風呂入ってくれないじゃないか・・・だから景色がいい宝川温泉の露天風呂だったら入ってくれると思って・・・。」
確かに真歩は未だに俺の前では肌を露出させない・・・風呂には当然一緒に入ることはないし・・・セックスの時は照明を薄暗くするし・・・また着替えさえ俺の前でしないのだ・・・要するに俺は真歩の全裸を明るい所で見たことはない・・・このことが幸運にも俺に閃きを与えた。『そうなんだ・・・もっと違うことだと思っちゃった。』真歩が安堵した様子で言葉を吐く。
「えっ、違うことって?」俺は、ひょっとして“真歩の裸を晒す”という目的が見破られてるのではないかと、気になる。『その・・・混浴で女の人を見て・・・元気になろうって思ってると・・・。』真歩の予想は俺の目的とは逆であった。最近俺のペニスが硬くならないのは自分の魅力が足りないからだと、夫婦の営みが上手くいかないことに真歩も悩んでいたのである。二人の恒例の旅行は“子作り旅行”という意味も含まれている。だから俺が混浴露天風呂で他の女の裸を見て、それで欲情して夜に挑もうと考えているのだと真歩は思い込んだのであった。 その6話に続く
2017/06/27
長Ⅱ9《手紙》第4回
長Ⅱ9《手紙》第4回
第3回
「クラブ、続けられないね。」
『うん……。』
桝田尚子(ますだ・しょうこ:16歳)はまた頷きますが、なぜか私(佐藤和臣:さとう・かずおみ:16歳)とは目を合わせません。
『みんなに言う前に、佐藤さんに伝えたかったの・・。』
「そうか……。」
今度は私が頷きました。
『クラブは3月いっぱい続けるわ。来週からまた練習だね。』尚子は笑顔を見せ、『それじゃ。』って言うと帰っていきます。私は尚子を見送ると、私が来たときに尚子がそうしていたようにぼんやりとグラウンドを眺めました。《尚子がいなくなる……》私は突然胸が締め付けられるような思いがします。
私が友人と遊ぶ時間も惜しんでフルートの練習に打ち込んだのは、当初は楽器を一つ自分のものにしたかったからでしたが、次第に尚子に認められたいという思いからそうしていたのだということがわかりました。尚子がいつしか私に寄り添ってくるような演奏をするようになったとき、私の心の中になんともいえぬ幸福感が生まれていたのです。
ほとんど言葉を交わしませんでしたが、毎日の練習で私と尚子は確かに気持ちを伝え合っていました。ここはもっと早く、もっと強く、もっと優しく、歌うように……私は尚子のフルートの音色の中に尚子の声を聞いていたのです。私自身も自分の思いを演奏に込めていました。尚子と一緒にいられて嬉しい、もっと一緒にいたい、ずっと一緒にいたい……。
私は非常階段を一段抜きで駆け下りました。校門を出たところで、ずっと前のほうで一人で歩いている尚子の姿が見えました。「桝田さん。」と、私が呼ぶと、尚子が驚いたような顔をして振り返りました。私は尚子に向かって駆け寄ります。
「忘れていた……僕からも話があったんだ。」
尚子は私の顔を見ながら首を傾けました。
「時間ある?」
尚子はこっくりと頷きます。とっさのことなので私はどこへ行こうかまったく考えていません。そんな私に尚子が声をかけました。
『港の見える丘公園に行かない?』
「そう……そうだね。」
私たちは駅に向かって歩き出します。尚子は特に小柄というわけではありませんが、180センチを超える私とはかなり身長差があります。大きな歩幅で歩く私に尚子は懸命に着いてきました。 第5回に続く
2017/06/26
第3回
「クラブ、続けられないね。」
『うん……。』
桝田尚子(ますだ・しょうこ:16歳)はまた頷きますが、なぜか私(佐藤和臣:さとう・かずおみ:16歳)とは目を合わせません。
『みんなに言う前に、佐藤さんに伝えたかったの・・。』
「そうか……。」
今度は私が頷きました。
『クラブは3月いっぱい続けるわ。来週からまた練習だね。』尚子は笑顔を見せ、『それじゃ。』って言うと帰っていきます。私は尚子を見送ると、私が来たときに尚子がそうしていたようにぼんやりとグラウンドを眺めました。《尚子がいなくなる……》私は突然胸が締め付けられるような思いがします。
私が友人と遊ぶ時間も惜しんでフルートの練習に打ち込んだのは、当初は楽器を一つ自分のものにしたかったからでしたが、次第に尚子に認められたいという思いからそうしていたのだということがわかりました。尚子がいつしか私に寄り添ってくるような演奏をするようになったとき、私の心の中になんともいえぬ幸福感が生まれていたのです。
ほとんど言葉を交わしませんでしたが、毎日の練習で私と尚子は確かに気持ちを伝え合っていました。ここはもっと早く、もっと強く、もっと優しく、歌うように……私は尚子のフルートの音色の中に尚子の声を聞いていたのです。私自身も自分の思いを演奏に込めていました。尚子と一緒にいられて嬉しい、もっと一緒にいたい、ずっと一緒にいたい……。
私は非常階段を一段抜きで駆け下りました。校門を出たところで、ずっと前のほうで一人で歩いている尚子の姿が見えました。「桝田さん。」と、私が呼ぶと、尚子が驚いたような顔をして振り返りました。私は尚子に向かって駆け寄ります。
「忘れていた……僕からも話があったんだ。」
尚子は私の顔を見ながら首を傾けました。
「時間ある?」
尚子はこっくりと頷きます。とっさのことなので私はどこへ行こうかまったく考えていません。そんな私に尚子が声をかけました。
『港の見える丘公園に行かない?』
「そう……そうだね。」
私たちは駅に向かって歩き出します。尚子は特に小柄というわけではありませんが、180センチを超える私とはかなり身長差があります。大きな歩幅で歩く私に尚子は懸命に着いてきました。 第5回に続く
2017/06/26
長Ⅱ13〖美しく淫らな被写体〗第12回
長Ⅱ13〖美しく淫らな被写体〗第12回
第11回
「杏奈、もし僕がいなかったら、あの人達とやっていたんじゃない?」と僕(田所裕一(たどころ・ゆういち:32才)が言うと、『そんな、あなただけよ、私のここで出来るのは。』って言いつつ、なぜか、妻(田所杏奈:たどころ・あんな:28才)の指の動きが早くなっていくのが判ります。「いや、僕も実はあの時、杏奈は僕の妻だけど、こんなきれいな杏奈を独占してしまうのがもったいないと思ってしまって、みんなの共同の物って感じがしたんだ。」
実際、あのムンムンした狭い部屋で、最愛の妻が、全裸になり、そして、オナニーを見せているのが、妻は手の届かない所に行き、妻でなくなり、そう女優かも、そして男達との共同作業を行う共同体のように感じました。『いやっ、あぁっ、私は、ずっとあなたのものなんだから、来て! 来て!』ってねだってきます。
僕はすかさず、杏奈の指に代えて自分のペニスを挿入し、ピストン運動を始め、妻に口づけしながら、「きれいだよ、やっぱり、杏奈は最高だ。」とささやき、「今日は、僕じゃなくて、あの人たちが杏奈をやっていることにしよう。」と言い、[奥さん、奥さん。]と口調を変えました。『いやっ、そんなあなた、あっあっ!』って抵抗しますが、妻は一挙に上り詰めて行き、ぎゅーと私の物を締めつけてきました。《あっ逝ったな》と思うと同時に妻の中に放出してしまいます。
数日が経過し、仕事から帰ると、杏奈がこの間の服装で私を迎えました。「えっ、どうしたの? そんなかっこうで?」と言うと、杏奈は封筒を私に見せます。その中を開けて見ると、お礼状と杏奈の写真とネガが入っていました。さらにその中に別の封筒が厳重に入っていて、それを開封すると、妻の全てが写っている写真でした。杏奈のオナニーシーンやヒダを広げている写真で、あそこは赤くふくれ、白濁した液体が垂れているのが写っています。
「うわー、すごい! 杏奈、それでか。」『うん、今日は、もう我慢できなくて、いいでしょ。』って誘いました。脚を上げるとミニのワンピースの下には何も履いていません。「やっていたのか?」『うん少し、でも、あなたが帰って来るのをずっと待っていたのよ。』僕はたまらなくなって、妻の毛深いその部分にむしゃぶりついて行き、夕食を食べる前に一戦交えてしまいます。
夕食後、風呂に一緒に入り、先に出てベッドで先程の写真を見ながら、杏奈を待っていると全裸のままの杏奈がやってきました。『どう、実物は?』って言い、写真と同じようなポーズをとります。「やっぱり実物がいいね。電気を点けよう。」と部屋を明るくしました。
『ねー、あなた、そう言えば、写真を届けに来た鶴丸二郎(つるまる・じろう:50才)さんが、モデル代ですって言ってこれだけもらったわ。』って言い片手を広げます。
「へぇー、そんなに! 杏奈は恥ずかしい思いをしたんだから、それは好きにしたらいいよ。」『ありがとう。あなた大好き。』って言いながら、私を仰向けにしてパジャマを脱がせ、いきり立っているペニスを口に含んでフェラチオを始めました。
目の前にある、妻のあそこをクンニリングスしていると、たまらなくなったのか、杏奈は私の上にのり、つながってきます。腰をグラインドさせ、喘ぎながら、『それでね、鶴丸さんが、[またお願いしたいけど、ご主人に止められてしまって、残念です]なんて言ってたわよ。』
「いやー、あのときは、僕もわからなくなって、杏奈が壊れちゃうのかと心配になった。」
『あのね、[よかったら、また、撮りたいですね。]なんて言うんで、私でいいんですかって返事しちゃったの。』
「だって、杏奈が心配だし、やられたら嫌だよ。」
『そんな事にはならないって、それに、結構なアルバイト料だし、ちょっと魅力感じちゃうな。[あなたにもう一度お願いしてみます。]と鶴丸さんはそう言って帰って行ったわよ。』
そして、そのまま杏奈は上り詰めて逝ってしまいました。 第13回に続く
2017/06/25
第11回
「杏奈、もし僕がいなかったら、あの人達とやっていたんじゃない?」と僕(田所裕一(たどころ・ゆういち:32才)が言うと、『そんな、あなただけよ、私のここで出来るのは。』って言いつつ、なぜか、妻(田所杏奈:たどころ・あんな:28才)の指の動きが早くなっていくのが判ります。「いや、僕も実はあの時、杏奈は僕の妻だけど、こんなきれいな杏奈を独占してしまうのがもったいないと思ってしまって、みんなの共同の物って感じがしたんだ。」
実際、あのムンムンした狭い部屋で、最愛の妻が、全裸になり、そして、オナニーを見せているのが、妻は手の届かない所に行き、妻でなくなり、そう女優かも、そして男達との共同作業を行う共同体のように感じました。『いやっ、あぁっ、私は、ずっとあなたのものなんだから、来て! 来て!』ってねだってきます。
僕はすかさず、杏奈の指に代えて自分のペニスを挿入し、ピストン運動を始め、妻に口づけしながら、「きれいだよ、やっぱり、杏奈は最高だ。」とささやき、「今日は、僕じゃなくて、あの人たちが杏奈をやっていることにしよう。」と言い、[奥さん、奥さん。]と口調を変えました。『いやっ、そんなあなた、あっあっ!』って抵抗しますが、妻は一挙に上り詰めて行き、ぎゅーと私の物を締めつけてきました。《あっ逝ったな》と思うと同時に妻の中に放出してしまいます。
数日が経過し、仕事から帰ると、杏奈がこの間の服装で私を迎えました。「えっ、どうしたの? そんなかっこうで?」と言うと、杏奈は封筒を私に見せます。その中を開けて見ると、お礼状と杏奈の写真とネガが入っていました。さらにその中に別の封筒が厳重に入っていて、それを開封すると、妻の全てが写っている写真でした。杏奈のオナニーシーンやヒダを広げている写真で、あそこは赤くふくれ、白濁した液体が垂れているのが写っています。
「うわー、すごい! 杏奈、それでか。」『うん、今日は、もう我慢できなくて、いいでしょ。』って誘いました。脚を上げるとミニのワンピースの下には何も履いていません。「やっていたのか?」『うん少し、でも、あなたが帰って来るのをずっと待っていたのよ。』僕はたまらなくなって、妻の毛深いその部分にむしゃぶりついて行き、夕食を食べる前に一戦交えてしまいます。
夕食後、風呂に一緒に入り、先に出てベッドで先程の写真を見ながら、杏奈を待っていると全裸のままの杏奈がやってきました。『どう、実物は?』って言い、写真と同じようなポーズをとります。「やっぱり実物がいいね。電気を点けよう。」と部屋を明るくしました。
『ねー、あなた、そう言えば、写真を届けに来た鶴丸二郎(つるまる・じろう:50才)さんが、モデル代ですって言ってこれだけもらったわ。』って言い片手を広げます。
「へぇー、そんなに! 杏奈は恥ずかしい思いをしたんだから、それは好きにしたらいいよ。」『ありがとう。あなた大好き。』って言いながら、私を仰向けにしてパジャマを脱がせ、いきり立っているペニスを口に含んでフェラチオを始めました。
目の前にある、妻のあそこをクンニリングスしていると、たまらなくなったのか、杏奈は私の上にのり、つながってきます。腰をグラインドさせ、喘ぎながら、『それでね、鶴丸さんが、[またお願いしたいけど、ご主人に止められてしまって、残念です]なんて言ってたわよ。』
「いやー、あのときは、僕もわからなくなって、杏奈が壊れちゃうのかと心配になった。」
『あのね、[よかったら、また、撮りたいですね。]なんて言うんで、私でいいんですかって返事しちゃったの。』
「だって、杏奈が心配だし、やられたら嫌だよ。」
『そんな事にはならないって、それに、結構なアルバイト料だし、ちょっと魅力感じちゃうな。[あなたにもう一度お願いしてみます。]と鶴丸さんはそう言って帰って行ったわよ。』
そして、そのまま杏奈は上り詰めて逝ってしまいました。 第13回に続く
2017/06/25
短30〖寝取らせて興奮〗その7話
短30〖寝取らせて興奮〗その7話
その6話
《行っちゃった・・か・・。》私(前田正俊:まえだ・まさとし:38歳)は布団から起き上がり、パジャマのままタバコを持って外に出ました。玄関脇の隅っこに新婚旅行で買った、アロハと書かれたガラス製に灰皿が置いてあります。ここが私に許された我が家で唯一の喫煙スペースなのでした。
私はメビウス・ライトを一本取り出し、火をつけます。塀の上に、いつもやって来る大きな顔をしたドラ猫があくびをしながら座っていました。向かいの定年を迎えたご主人が家庭菜園に水をやっています。近く高校のブラスバンド部の楽器の音が風に乗って聞こえてきました。《いつもと変わらない日曜の朝だな。》
夕方5時、駅前にある居酒屋天心の前は、電車を利用する人々や商店街で買い物をする主婦達でごった返しています。私は向かいにあるドラッグストアで、買いもしないヘアマニュキュアの説明書を読むふりをして、妻(前田優希:まえだ・ゆき:36歳)が来るのをこっそり待っていました。午後5時にアルバイトが終わり、その後ゆっくり歩いてきたとしても、10分程で着いてしまう距離です。
虫コナーズの箱を取り上げた時、バイト先のコンビニの方から優希がこちらに歩いて来る
のが見えました。コンビニで着替えたのか、出かける時はジーンズにTシャツだったのが、今はネイビーの小花柄が可愛いチュニックの膝丈ワンピースに黒のパンプス、ゆったりした胸ぐりからシルバーのネックレスがチラチラ見え隠れしています。《優希のスカート姿なんて何年ぶりだろう。子供の入学式以来じゃないかな。しかし、こうやって見ると三十代半ばの人妻には見えないな。振り返って見てる奴も結構いるぞ。》
優希は誰かを探すように、あたりをキョロキョロしながら居酒屋天心の前まで来ると、突然すぐ後ろを歩いていた男が、優希の肩に抱きつきました。《あっ! あの大学生だ!》後ろから抱きついた男は、紛れもない先日コンビ二で妻を口説いていた大学生でした。《やっぱり晴香と食事なんて嘘だったんだ。嘘だと思っていたけど・・・。》
『何!? ちょっとやめてよー! びっくりするじゃない。』
〔来ないかと思ったよ。でも来てくれて超うれしい!〕
『もう、これが最後ね。ちょっと飲んだらすぐに帰るから。』
〔はいはい。それでOKOK。〕
二人が[天心]と書かれたのれんをくぐって店の中に消えた後、しばらくおいてから私も二人の後を追って店の中に入ります。まだ夕方の早い時間の為か、客は少なく店の中は静かでした。店員の女の子がやって来て、[おひとりですか?]って尋ねて来る。「ねえ。 今、若い男と三十歳位の女性のカップルが来たでしょ。自分は浮気の調査員なんだ。だから、そのカップルの隣の席に座りたいんだ。いいかな?」と、千円札二枚を四角く折って、女の子にそっと握らせるとすべて解った様な含み笑いを浮かべて、[OK! 任せて!]ぐっと親指を立てました。 その8話へ続く
2017/06/24
その6話
《行っちゃった・・か・・。》私(前田正俊:まえだ・まさとし:38歳)は布団から起き上がり、パジャマのままタバコを持って外に出ました。玄関脇の隅っこに新婚旅行で買った、アロハと書かれたガラス製に灰皿が置いてあります。ここが私に許された我が家で唯一の喫煙スペースなのでした。
私はメビウス・ライトを一本取り出し、火をつけます。塀の上に、いつもやって来る大きな顔をしたドラ猫があくびをしながら座っていました。向かいの定年を迎えたご主人が家庭菜園に水をやっています。近く高校のブラスバンド部の楽器の音が風に乗って聞こえてきました。《いつもと変わらない日曜の朝だな。》
夕方5時、駅前にある居酒屋天心の前は、電車を利用する人々や商店街で買い物をする主婦達でごった返しています。私は向かいにあるドラッグストアで、買いもしないヘアマニュキュアの説明書を読むふりをして、妻(前田優希:まえだ・ゆき:36歳)が来るのをこっそり待っていました。午後5時にアルバイトが終わり、その後ゆっくり歩いてきたとしても、10分程で着いてしまう距離です。
虫コナーズの箱を取り上げた時、バイト先のコンビニの方から優希がこちらに歩いて来る
のが見えました。コンビニで着替えたのか、出かける時はジーンズにTシャツだったのが、今はネイビーの小花柄が可愛いチュニックの膝丈ワンピースに黒のパンプス、ゆったりした胸ぐりからシルバーのネックレスがチラチラ見え隠れしています。《優希のスカート姿なんて何年ぶりだろう。子供の入学式以来じゃないかな。しかし、こうやって見ると三十代半ばの人妻には見えないな。振り返って見てる奴も結構いるぞ。》
優希は誰かを探すように、あたりをキョロキョロしながら居酒屋天心の前まで来ると、突然すぐ後ろを歩いていた男が、優希の肩に抱きつきました。《あっ! あの大学生だ!》後ろから抱きついた男は、紛れもない先日コンビ二で妻を口説いていた大学生でした。《やっぱり晴香と食事なんて嘘だったんだ。嘘だと思っていたけど・・・。》
『何!? ちょっとやめてよー! びっくりするじゃない。』
〔来ないかと思ったよ。でも来てくれて超うれしい!〕
『もう、これが最後ね。ちょっと飲んだらすぐに帰るから。』
〔はいはい。それでOKOK。〕
二人が[天心]と書かれたのれんをくぐって店の中に消えた後、しばらくおいてから私も二人の後を追って店の中に入ります。まだ夕方の早い時間の為か、客は少なく店の中は静かでした。店員の女の子がやって来て、[おひとりですか?]って尋ねて来る。「ねえ。 今、若い男と三十歳位の女性のカップルが来たでしょ。自分は浮気の調査員なんだ。だから、そのカップルの隣の席に座りたいんだ。いいかな?」と、千円札二枚を四角く折って、女の子にそっと握らせるとすべて解った様な含み笑いを浮かべて、[OK! 任せて!]ぐっと親指を立てました。 その8話へ続く
2017/06/24
短Ⅲ17<嫁の微笑み> 第5話
短Ⅲ17<嫁の微笑み> 第5話
第4話
“ずり、ずり”って敷き布団が動く音がゆっくり聞こえる。それ以外の音は聞こえない。俺(畠田弘文:はただ・ひろふみ:31歳)にはやっぱり現実感がなかった。《隣で何やってんだろ?》と思ったくらい。それで、「見ていい?」と訊いてみたけど返事が無い。
「なぁ?」って再度訊いたら俺への言葉なのに、初めて小声で『・・・だぁめ。』って嫁(畠田未來:はただ・みらい:28歳)が答えた。すっごく掠(かす)れた声っていうか、いかにもエッチ中の声です。って感じが可愛かった。この時、《俺すっごいなぁ》と笑ってしまった。周りからみたら すごいキモかったと思う。でも、本当に超可愛いって思った。
布団とが動く音が次第に激しくなっていく。ゆっさゆっさって揺れていた。たまに“にゅる、にゅる”って音も聞こえてくる。ああ嫁はちゃんと感じているんだなって思って不思議と安心した。ただでさえこんな事させているのに気持ち良くないとかだったら、嫁にとっては踏んだり蹴ったりである。前島伸治(まえじま・しんじ:29歳)も気にするだろう。
次第に前島の動きは激しくなっていく。布団が動く音だけじゃなくて、もう床そのものがぎっぎっぎって揺れていた。ちょっとだけど ぱしんぱしんっと肉がぶつかる音。それから、くっついて離れるような音もする。嫁が、『ちょ、ちょっと待って・・・待って。』って囁いた。
二度目の待っては小声だけどかなり強い口調である。少し時間置いて嫁が深く息を吐く音が聞こえた。『ねぇ? いる?』って聞いてくる。「いるよ。」、『動いていない?』俺としては終始明るい雰囲気に努めようって心に決めていた。「ずっと正座だから足が痺れている。」と冗談を言う。《まぁ本当といえば本当のことだけど》
そうしたら嫁と前島が大爆笑して、未來が『な、なんで正座〜!』ってすっごく笑いながら『やばい写メ取りたい〜!』って超ご機嫌。しばらく嫁と前島ははまっていた。繋がりながら笑いあっている二人の襖1枚を挟んだ隣室で正座をしている俺。《シュールな構図だよな。その時はちょっと惨めだと落ち込んだけど、今では良いオナニーのネタになっている。》
笑い声が無くなると『本当にまだ正座してんの?』って未來に聞かれたから、「うん。」と答えたら『意味わかんないわ。』ってまた笑われた。その後に、『いいよ。』って囁く声がする。すると、ゆさゆさとの振動音。セックスが再開した必みたいだった。床が揺れる音とかでもそれなりに興奮するのだけど、やっぱりじれったくて、でも無断で覗くのは絶対駄目だなってわかっている。
「前島〜!」
〔はい。〕
「どう?」
俺は前島と会話することで、プレイに参入することにした。
〔どうって言われても?〕
前島の声は少し息が弾んでいる。それに喋っている時は床が軋(きし)む音とかが中断するから、《あ、本当に嫁とエッチしてたんだ〜》と実感した。 第6話へ続く
2017/06/23
第4話
“ずり、ずり”って敷き布団が動く音がゆっくり聞こえる。それ以外の音は聞こえない。俺(畠田弘文:はただ・ひろふみ:31歳)にはやっぱり現実感がなかった。《隣で何やってんだろ?》と思ったくらい。それで、「見ていい?」と訊いてみたけど返事が無い。
「なぁ?」って再度訊いたら俺への言葉なのに、初めて小声で『・・・だぁめ。』って嫁(畠田未來:はただ・みらい:28歳)が答えた。すっごく掠(かす)れた声っていうか、いかにもエッチ中の声です。って感じが可愛かった。この時、《俺すっごいなぁ》と笑ってしまった。周りからみたら すごいキモかったと思う。でも、本当に超可愛いって思った。
布団とが動く音が次第に激しくなっていく。ゆっさゆっさって揺れていた。たまに“にゅる、にゅる”って音も聞こえてくる。ああ嫁はちゃんと感じているんだなって思って不思議と安心した。ただでさえこんな事させているのに気持ち良くないとかだったら、嫁にとっては踏んだり蹴ったりである。前島伸治(まえじま・しんじ:29歳)も気にするだろう。
次第に前島の動きは激しくなっていく。布団が動く音だけじゃなくて、もう床そのものがぎっぎっぎって揺れていた。ちょっとだけど ぱしんぱしんっと肉がぶつかる音。それから、くっついて離れるような音もする。嫁が、『ちょ、ちょっと待って・・・待って。』って囁いた。
二度目の待っては小声だけどかなり強い口調である。少し時間置いて嫁が深く息を吐く音が聞こえた。『ねぇ? いる?』って聞いてくる。「いるよ。」、『動いていない?』俺としては終始明るい雰囲気に努めようって心に決めていた。「ずっと正座だから足が痺れている。」と冗談を言う。《まぁ本当といえば本当のことだけど》
そうしたら嫁と前島が大爆笑して、未來が『な、なんで正座〜!』ってすっごく笑いながら『やばい写メ取りたい〜!』って超ご機嫌。しばらく嫁と前島ははまっていた。繋がりながら笑いあっている二人の襖1枚を挟んだ隣室で正座をしている俺。《シュールな構図だよな。その時はちょっと惨めだと落ち込んだけど、今では良いオナニーのネタになっている。》
笑い声が無くなると『本当にまだ正座してんの?』って未來に聞かれたから、「うん。」と答えたら『意味わかんないわ。』ってまた笑われた。その後に、『いいよ。』って囁く声がする。すると、ゆさゆさとの振動音。セックスが再開した必みたいだった。床が揺れる音とかでもそれなりに興奮するのだけど、やっぱりじれったくて、でも無断で覗くのは絶対駄目だなってわかっている。
「前島〜!」
〔はい。〕
「どう?」
俺は前島と会話することで、プレイに参入することにした。
〔どうって言われても?〕
前島の声は少し息が弾んでいる。それに喋っている時は床が軋(きし)む音とかが中断するから、《あ、本当に嫁とエッチしてたんだ〜》と実感した。 第6話へ続く
2017/06/23
長6≪MとS≫ 第11話
長6≪MとS≫ 第11話
第10話
時間が開けば開くほど妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)には浅尾琢己(あさお・たくみ:49歳)さんの質問(〔これからわたしとエッチしますよね?〕)に答えるべきなのだろうかと考える。そして時間が経てば気まずい雰囲気にもなってくるのだ。そんな浅尾さんの演出に根負けして成美が『はい。そうです。』って答えた。
〔そしたらどうせ下着は後で見られちゃうんだし・・・ほら成美さんが答えてくれると会話も続くじゃないですか。教えてくださいよ。〕と言った後は、また浅尾さんの演出する沈黙が続く。やはり今回も根負けしたのは成美だった。『白です。』ってポツリ。〔白ですか。清潔そうな成美さんにはぴったりの色ですね。上下白ですか?〕、成美は俯きながら『え・・・はい。』
〔エッチをするからお揃いにしてきたんですね?〕と問われると『いぇ・・・あ、そうです。』その会話のやり取りを聞いているだけで私の動悸は早くなる。妻の成美が初めて会う男に自分で下着の色を教えているのだ。それにこれから抱かれるとわかっている相手でもある。それだけでも十分過ぎたのだが浅尾さんは私の為に“一種の言葉責め”で演出してくれた。車内の映像を会話だけの間延びした時間にしないようにとのことだろう。
〔じゃあね。成美さん・・・。カメラに向かってスカート捲ってみましょうか?〕和田敏彦(わだ・としひこ:44歳)さんが撮影するカメラは成美に向けられたままだ。声だけ聞こえる浅尾さんは運転中でバックミラー越し程度に成美を見ているのだろう。
『ここで・・・・ですか?』そんな成美の反応に、〔わたしの言葉だけで、成美さんが車の中でスカートを捲る映像って桐山さんも喜んでくれるんじゃないですか?〕そして〔そこなら外からは見えませんよ。〕と付け加える。確かに、運転席のフロントガラスは比較的透明度があるスモークフィルムで後部座席の窓は外が全く見えなかった。
浅尾さんの追い込み方が上手かった。私は今回成美が決心してくれた理由は細かく話していない。しかし、浅尾さんの言葉は私を喜ばせようと健気にこの日を迎えた成美の気持ちを揺さぶるには十分だったのだ。
会ったときから成美は緊張の連続で、これからのセックスを楽しむと言った雰囲気ではない。ひょっとしたら浅尾さんはそんな様子を見て、成美がここに居る理由を推測したのかもしれない。さらに浅尾さんの言葉は成美の心を揺さぶっただけではなく。同時に私の心も大いに揺さぶられた。
「成美・・・言われるまま捲っちゃうのか・・・。」私は肩越しに見ている妻にではなく、画面の中の成美に問いかけた。それは無意識で出てしまった言葉だった。そんな私の言葉が成美に聞こえたのだろう。ヘッドフォンをして返事が聞こえない私に、成美が握っている私のペニスをギュッと握る行為で返事を返してきたのだ。 第12話に続く
2017/06/22
第10話
時間が開けば開くほど妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)には浅尾琢己(あさお・たくみ:49歳)さんの質問(〔これからわたしとエッチしますよね?〕)に答えるべきなのだろうかと考える。そして時間が経てば気まずい雰囲気にもなってくるのだ。そんな浅尾さんの演出に根負けして成美が『はい。そうです。』って答えた。
〔そしたらどうせ下着は後で見られちゃうんだし・・・ほら成美さんが答えてくれると会話も続くじゃないですか。教えてくださいよ。〕と言った後は、また浅尾さんの演出する沈黙が続く。やはり今回も根負けしたのは成美だった。『白です。』ってポツリ。〔白ですか。清潔そうな成美さんにはぴったりの色ですね。上下白ですか?〕、成美は俯きながら『え・・・はい。』
〔エッチをするからお揃いにしてきたんですね?〕と問われると『いぇ・・・あ、そうです。』その会話のやり取りを聞いているだけで私の動悸は早くなる。妻の成美が初めて会う男に自分で下着の色を教えているのだ。それにこれから抱かれるとわかっている相手でもある。それだけでも十分過ぎたのだが浅尾さんは私の為に“一種の言葉責め”で演出してくれた。車内の映像を会話だけの間延びした時間にしないようにとのことだろう。
〔じゃあね。成美さん・・・。カメラに向かってスカート捲ってみましょうか?〕和田敏彦(わだ・としひこ:44歳)さんが撮影するカメラは成美に向けられたままだ。声だけ聞こえる浅尾さんは運転中でバックミラー越し程度に成美を見ているのだろう。
『ここで・・・・ですか?』そんな成美の反応に、〔わたしの言葉だけで、成美さんが車の中でスカートを捲る映像って桐山さんも喜んでくれるんじゃないですか?〕そして〔そこなら外からは見えませんよ。〕と付け加える。確かに、運転席のフロントガラスは比較的透明度があるスモークフィルムで後部座席の窓は外が全く見えなかった。
浅尾さんの追い込み方が上手かった。私は今回成美が決心してくれた理由は細かく話していない。しかし、浅尾さんの言葉は私を喜ばせようと健気にこの日を迎えた成美の気持ちを揺さぶるには十分だったのだ。
会ったときから成美は緊張の連続で、これからのセックスを楽しむと言った雰囲気ではない。ひょっとしたら浅尾さんはそんな様子を見て、成美がここに居る理由を推測したのかもしれない。さらに浅尾さんの言葉は成美の心を揺さぶっただけではなく。同時に私の心も大いに揺さぶられた。
「成美・・・言われるまま捲っちゃうのか・・・。」私は肩越しに見ている妻にではなく、画面の中の成美に問いかけた。それは無意識で出てしまった言葉だった。そんな私の言葉が成美に聞こえたのだろう。ヘッドフォンをして返事が聞こえない私に、成美が握っている私のペニスをギュッと握る行為で返事を返してきたのだ。 第12話に続く
2017/06/22
長4〔公認デート〕その10
長4〔公認デート〕その10
その9
その後、高階健吾(たかしな・けんご:24歳)からは〔あの後何度か頂きました。結構押しに弱いですね。でも舌を入れたら怒られました〕とラインが届く。朝一のキスは、妻(斎藤詩穂:さいとう・しほ:29歳)が初めは周りを気にしていたが、粘っていたら本当に一瞬だけしたらしい。その後、俺(斎藤裕樹:さいとう・ひろき29歳)に証明するため、写真撮りながらしようとしたけど、それは断固拒否された。
それから俺は部屋でずっと頭抱えて、蹲(うずくま)っていた。何も考えられない。気が付いたら日が暮れている。詩穂は普通に帰ってくるが、何の報告も無い。ただ、やはり何となくソワソワしているし、何よりいつもより、明らかに優しかった。晩飯も豪華だったし、いつも嫌がる一緒にお風呂も詩穂のほうから入ってきて背中を流してくれた。
詩穂からは『元気無いわね? どうしたの? 大丈夫?』ってすごく心配される。その晩はキスする気にはなれず、フェラチオだけで2回抜かした。いつもは嫌がる口内射精も、特に嫌がらずにしてくれる。
詩穂と高階がキスをした。俺はなかなかその現実を受け入れられない。別にキスくらい良いじゃんって思うかもしれないけど、キスよりも、まだフェラチオとかの方がダメージ少ない気がした。それほど俺としてはキスが嫌である。
しばらく詩穂の顔がまともに見られなかった。しかし別に怒りは無い。それは詩穂に対しても高階に対してもだ。ただただすごく嫌だった。嫌、としか表現できない。でも何故かえらく興奮をして、詩穂と高階がキスしていた音を思い出してオナニーをする。
直接、詩穂に問い詰められない俺は、後日高階と会う。お互いの仕事帰りに居酒屋へ行った。勿論詩穂には内緒です・・・。それであの時の様子を色々と聞いた。〔初めはやっぱり嫌がっていたっていうか、『斎藤(裕樹)さんの事が好きだから、絶対浮気なんかしたくない。』って言ってましたよ。〕
〔『でも健吾君とデートをすると斎藤さんが以前より自分の事を考えてくれるから、それは素直に嬉しい』って。だからそこを突きました。これは斎藤さんの為でもあるんですよ、と。〕
〔斎藤さんは詩穂さんへの想いが強くなるし、おれも詩穂さんと一緒にいれて幸せだし、あとは詩穂さんが嫌じゃなければですけど。そうしたら『別に健吾君の事は嫌いじゃない。顔はかっこいいと思っていた』って言ってくれました。〕
〔じゃあ無理矢理とかは嫌だから、詩穂さんからしてよ。というと、渋々してくれましたよ。キスした瞬間、唇が超震えていましたね。でも斎藤さんに言ってないそうですね。それじゃ意味無いのに。〕という事だった。 その11へ続く
2017/06/21
その9
その後、高階健吾(たかしな・けんご:24歳)からは〔あの後何度か頂きました。結構押しに弱いですね。でも舌を入れたら怒られました〕とラインが届く。朝一のキスは、妻(斎藤詩穂:さいとう・しほ:29歳)が初めは周りを気にしていたが、粘っていたら本当に一瞬だけしたらしい。その後、俺(斎藤裕樹:さいとう・ひろき29歳)に証明するため、写真撮りながらしようとしたけど、それは断固拒否された。
それから俺は部屋でずっと頭抱えて、蹲(うずくま)っていた。何も考えられない。気が付いたら日が暮れている。詩穂は普通に帰ってくるが、何の報告も無い。ただ、やはり何となくソワソワしているし、何よりいつもより、明らかに優しかった。晩飯も豪華だったし、いつも嫌がる一緒にお風呂も詩穂のほうから入ってきて背中を流してくれた。
詩穂からは『元気無いわね? どうしたの? 大丈夫?』ってすごく心配される。その晩はキスする気にはなれず、フェラチオだけで2回抜かした。いつもは嫌がる口内射精も、特に嫌がらずにしてくれる。
詩穂と高階がキスをした。俺はなかなかその現実を受け入れられない。別にキスくらい良いじゃんって思うかもしれないけど、キスよりも、まだフェラチオとかの方がダメージ少ない気がした。それほど俺としてはキスが嫌である。
しばらく詩穂の顔がまともに見られなかった。しかし別に怒りは無い。それは詩穂に対しても高階に対してもだ。ただただすごく嫌だった。嫌、としか表現できない。でも何故かえらく興奮をして、詩穂と高階がキスしていた音を思い出してオナニーをする。
直接、詩穂に問い詰められない俺は、後日高階と会う。お互いの仕事帰りに居酒屋へ行った。勿論詩穂には内緒です・・・。それであの時の様子を色々と聞いた。〔初めはやっぱり嫌がっていたっていうか、『斎藤(裕樹)さんの事が好きだから、絶対浮気なんかしたくない。』って言ってましたよ。〕
〔『でも健吾君とデートをすると斎藤さんが以前より自分の事を考えてくれるから、それは素直に嬉しい』って。だからそこを突きました。これは斎藤さんの為でもあるんですよ、と。〕
〔斎藤さんは詩穂さんへの想いが強くなるし、おれも詩穂さんと一緒にいれて幸せだし、あとは詩穂さんが嫌じゃなければですけど。そうしたら『別に健吾君の事は嫌いじゃない。顔はかっこいいと思っていた』って言ってくれました。〕
〔じゃあ無理矢理とかは嫌だから、詩穂さんからしてよ。というと、渋々してくれましたよ。キスした瞬間、唇が超震えていましたね。でも斎藤さんに言ってないそうですね。それじゃ意味無いのに。〕という事だった。 その11へ続く
2017/06/21
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.3
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.3
VOL.2
そして一週間程が過ぎて、辛うじて普通に会話が出来るようになった時、妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)におもむろに言われます。『こないだわたしに「浮気して来い」と、言ってたよね? あれ、本気?』私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)は心の内では動揺しながらも、真剣に、言葉を選びながら答えました。「茜音への愛情に変わりはない。ただお前の事が不憫なだけだ、たかがセックスで気分が紛れるのなら俺は寧ろ嬉しいんだ。」
それを茜音は黙って聞いていましたが、ふと寂しそうに笑うと、『貴方の気持ちは分かったけど、私はそんな事はしたくない。絶対にね。』って。そして、この話は何と無く禁句になり、その後から話題に出ることはありませんでした。
それから暫く経ちましたが、私のEDは一向に改善の兆しはない。それに焦る事で更に悪い方向に、という負のスパイラルに陥っていました。医者からは、[肉体的なものではなく、精神的なもの、恐らく流産させてしまった事が遠因である。]と言われます。だが、本人にその自覚が無いだけに出口の見えないトンネルに入った気分でした。
妻に対しての罪悪感も日増しに募っていったのでしょうか、意識せざるとも茜音への接し方にも無意識に変化していたようです。『そんなに自分を卑下しなくても。』『貴方への愛情は何ら変わらないって言ってるでしょ?』『だから貴方は貴方のままでいいんだからね。』類の事をよく言われるようになりました。自分の不甲斐なさから妻の顔色ばかり伺っていたのでしょう。溜息交じりに言われた時など、本当に悲しい気分になりました。
そして八月、蒸し暑いある日です。出先から直帰した私が家に着いたのは午後五時過ぎ。こんな早い時間に帰宅した事はありませんでしたが、夕方になっても三十度を下回らない蒸し暑さに、茜音に連絡することなく家のドアを開けました。
すると、妻の楽しそうな声が聞こえます。誰かと話しているようでした。私は靴を脱いで中に入った時、妻の声が浴室の方から聞こえる事に気付き、そして浴室のドアを開けてしまいました。
目に飛び込んできたのは、スマートフォンを耳に当ててバスタオルを身体に巻いた妻の姿です。茜音は私の存在にまさに飛び上がらんほどに驚き、『ゴメン。』って一言謝るとそこのドアを閉めてしまいました。一瞬、何が起きたのか理解出来ませんでしたが、その時の妻の顔は一生忘れないと思います。
茜音はドアの向こうで密やかな声で電話の人物に謝罪をして切ったようでした。『今日早いですね。連絡してくれればいいのに。』って言って出てきた妻は、既にいつもの妻でした。
「こんな早い時間からシャワー浴びていたの?」
『ええっ、今日暑過ぎて汗かいちゃったから・・・。』
「ふーん。」
そんなとりとめのない会話だったと思います。 VOL.4へ続く
2017/06/21
VOL.2
そして一週間程が過ぎて、辛うじて普通に会話が出来るようになった時、妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)におもむろに言われます。『こないだわたしに「浮気して来い」と、言ってたよね? あれ、本気?』私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)は心の内では動揺しながらも、真剣に、言葉を選びながら答えました。「茜音への愛情に変わりはない。ただお前の事が不憫なだけだ、たかがセックスで気分が紛れるのなら俺は寧ろ嬉しいんだ。」
それを茜音は黙って聞いていましたが、ふと寂しそうに笑うと、『貴方の気持ちは分かったけど、私はそんな事はしたくない。絶対にね。』って。そして、この話は何と無く禁句になり、その後から話題に出ることはありませんでした。
それから暫く経ちましたが、私のEDは一向に改善の兆しはない。それに焦る事で更に悪い方向に、という負のスパイラルに陥っていました。医者からは、[肉体的なものではなく、精神的なもの、恐らく流産させてしまった事が遠因である。]と言われます。だが、本人にその自覚が無いだけに出口の見えないトンネルに入った気分でした。
妻に対しての罪悪感も日増しに募っていったのでしょうか、意識せざるとも茜音への接し方にも無意識に変化していたようです。『そんなに自分を卑下しなくても。』『貴方への愛情は何ら変わらないって言ってるでしょ?』『だから貴方は貴方のままでいいんだからね。』類の事をよく言われるようになりました。自分の不甲斐なさから妻の顔色ばかり伺っていたのでしょう。溜息交じりに言われた時など、本当に悲しい気分になりました。
そして八月、蒸し暑いある日です。出先から直帰した私が家に着いたのは午後五時過ぎ。こんな早い時間に帰宅した事はありませんでしたが、夕方になっても三十度を下回らない蒸し暑さに、茜音に連絡することなく家のドアを開けました。
すると、妻の楽しそうな声が聞こえます。誰かと話しているようでした。私は靴を脱いで中に入った時、妻の声が浴室の方から聞こえる事に気付き、そして浴室のドアを開けてしまいました。
目に飛び込んできたのは、スマートフォンを耳に当ててバスタオルを身体に巻いた妻の姿です。茜音は私の存在にまさに飛び上がらんほどに驚き、『ゴメン。』って一言謝るとそこのドアを閉めてしまいました。一瞬、何が起きたのか理解出来ませんでしたが、その時の妻の顔は一生忘れないと思います。
茜音はドアの向こうで密やかな声で電話の人物に謝罪をして切ったようでした。『今日早いですね。連絡してくれればいいのに。』って言って出てきた妻は、既にいつもの妻でした。
「こんな早い時間からシャワー浴びていたの?」
『ええっ、今日暑過ぎて汗かいちゃったから・・・。』
「ふーん。」
そんなとりとめのない会話だったと思います。 VOL.4へ続く
2017/06/21
長Ⅱ13〖美しく淫らな被写体〗第11回
長Ⅱ13〖美しく淫らな被写体〗第11回
第10回
メンバーの方から口々に褒められましたが、妻(田所杏奈:たどころ・あんな:28才)の痴態をみんなに見られたことと、そんな事を経験させられた杏奈をみて、僕(田所裕一(たどころ・ゆういち:32才)は早く終わりたくてしょうがありませんでした。全裸で横たわっている杏奈を抱き起こし、服を着させます。他の人も手伝うといってくれますが、妻に触れさせたくなく自分で行いました。杏奈のあそこは、ビショビショです。Tバックをはかせるさいに拭こうとしましたが、杏奈は『そのままで。』って言うので、濡れたまま履きました。
帰る際に今回の事は、絶対に秘密にすることを確認し、後日写真とネガをもらう事になります。帰る車中、鶴丸二郎(つるまる・じろう:50歳)さんが、謝ってきます。
[奥さん、ご主人すいませんでした。]
「いや、こちらも途中から盛り上がってしまって、しょうがないですよ。」
[そう言って頂けると、でも、奥さんは、すばらしい、また、お願いしたいです。]
「いや、これで勘弁して下さい。」
[そうですか、残念ですが、しょうがないですね。]
などと、話しをしながら、帰宅しました。
妻を抱えるように家に入り、杏奈のミニのワンピースのお尻を見ると、染みが付いています。玄関を閉めるとその玄関先で妻のTバックを脱がせ、自分も裸になって、そのままつながりました。やられた体位を思い出しながら、そして、妻に挿入しながら、「きっと、あの人達も今日は、杏奈でオナニーをしているに違いないさ、どう思う?」と言うと、妻は大きな声をあげて何度も逝ってしまい、僕も、妻の中に精液を放出してしまいます。さらに、夜明けまで妻のあそこを堪能しました。
妻の杏奈のあそこにいじりながら、今回の事を思い出ます。まさか、他人の前でオナニーのようなことをするとは、思わず、それを見ていた僕も含め、他の男達は激しい情欲にかられていた事だと思います。
「杏奈、すごい事しちゃったね。」
『えっ、いやっ、恥ずかしい。自分でも、訳が判らなくなって・・・。』
今まで夫の私にすらそんな痴態を見せた事もありません。よっぽど興奮したのでしょう。さらに私は2本の指を奥に入れ、かき回しました。
「裸になって脚を広げた時にすでに濡れていたように見えたけどな。」
『あっ、いぃー! だって、あの人達うまい事いうし、のせられてしまって・・・。』
「杏奈は、裸になると興奮しやすいんだね。」
『だって、裸って、気持ちいいし、見られていると思うとなんか、あっ、そんなふうにされると。』妻のあそこをいじっている私の手を太股ではさんできます。
「だって、杏奈がやっていたようにしているんだけど。」と脚を広げさせました。「ねぇー、またしてみてよ。している杏奈を見たい。」と言うと、妻の杏奈は、『えっ、恥ずかしいわ。』って言いつつ、私の指に代わって自分の指を入れてオナニーをし始めました。
『あっあっ、もう見られてしまって、なにも隠す事ないし、あぁっ。』
「なんだい、隠す事ないって? じゃー今までもやっていたの?」
『うん、あなたがいないときとか、最初のモデルの後も、結構しちゃった。』って、あえぐ様に言います。そうか、女性のほとんどはオナニーをするって言うけど、妻も例外では無かったって事かと、変に納得しながら、妻のオナニーを眺めていました。 第12回へ続く
2017/06/20
第10回
メンバーの方から口々に褒められましたが、妻(田所杏奈:たどころ・あんな:28才)の痴態をみんなに見られたことと、そんな事を経験させられた杏奈をみて、僕(田所裕一(たどころ・ゆういち:32才)は早く終わりたくてしょうがありませんでした。全裸で横たわっている杏奈を抱き起こし、服を着させます。他の人も手伝うといってくれますが、妻に触れさせたくなく自分で行いました。杏奈のあそこは、ビショビショです。Tバックをはかせるさいに拭こうとしましたが、杏奈は『そのままで。』って言うので、濡れたまま履きました。
帰る際に今回の事は、絶対に秘密にすることを確認し、後日写真とネガをもらう事になります。帰る車中、鶴丸二郎(つるまる・じろう:50歳)さんが、謝ってきます。
[奥さん、ご主人すいませんでした。]
「いや、こちらも途中から盛り上がってしまって、しょうがないですよ。」
[そう言って頂けると、でも、奥さんは、すばらしい、また、お願いしたいです。]
「いや、これで勘弁して下さい。」
[そうですか、残念ですが、しょうがないですね。]
などと、話しをしながら、帰宅しました。
妻を抱えるように家に入り、杏奈のミニのワンピースのお尻を見ると、染みが付いています。玄関を閉めるとその玄関先で妻のTバックを脱がせ、自分も裸になって、そのままつながりました。やられた体位を思い出しながら、そして、妻に挿入しながら、「きっと、あの人達も今日は、杏奈でオナニーをしているに違いないさ、どう思う?」と言うと、妻は大きな声をあげて何度も逝ってしまい、僕も、妻の中に精液を放出してしまいます。さらに、夜明けまで妻のあそこを堪能しました。
妻の杏奈のあそこにいじりながら、今回の事を思い出ます。まさか、他人の前でオナニーのようなことをするとは、思わず、それを見ていた僕も含め、他の男達は激しい情欲にかられていた事だと思います。
「杏奈、すごい事しちゃったね。」
『えっ、いやっ、恥ずかしい。自分でも、訳が判らなくなって・・・。』
今まで夫の私にすらそんな痴態を見せた事もありません。よっぽど興奮したのでしょう。さらに私は2本の指を奥に入れ、かき回しました。
「裸になって脚を広げた時にすでに濡れていたように見えたけどな。」
『あっ、いぃー! だって、あの人達うまい事いうし、のせられてしまって・・・。』
「杏奈は、裸になると興奮しやすいんだね。」
『だって、裸って、気持ちいいし、見られていると思うとなんか、あっ、そんなふうにされると。』妻のあそこをいじっている私の手を太股ではさんできます。
「だって、杏奈がやっていたようにしているんだけど。」と脚を広げさせました。「ねぇー、またしてみてよ。している杏奈を見たい。」と言うと、妻の杏奈は、『えっ、恥ずかしいわ。』って言いつつ、私の指に代わって自分の指を入れてオナニーをし始めました。
『あっあっ、もう見られてしまって、なにも隠す事ないし、あぁっ。』
「なんだい、隠す事ないって? じゃー今までもやっていたの?」
『うん、あなたがいないときとか、最初のモデルの後も、結構しちゃった。』って、あえぐ様に言います。そうか、女性のほとんどはオナニーをするって言うけど、妻も例外では無かったって事かと、変に納得しながら、妻のオナニーを眺めていました。 第12回へ続く
2017/06/20
長3『やわらかな胸』第3話
長3『やわらかな胸』第3話
第2話
『わかる?』
「そうでもないな~。」
《わかるよ~丸わかりじゃんかー》と言うべきでしょうか? 今後の展開にブレーキがかからないように配慮します。
『本当? でも真山(修造:まやま・しゅうぞう:66歳)さんすっごく見てたのよ・・・。』
「花の苗もらって、そんだけ?」
『ねぇねぇ、見て見て! お庭かわいいでしょ?」
嫁(橋内玲香:はしうち・れいか:29歳)が僕(橋内尚哉:はしうち・なおや:32歳)を手招きをし、カーテンを開けて庭を指さします。リビングから見渡すブロック塀の内側は新築以来手付かずのままでした。そこに横2メートル位、土の色が変わっていて、その中央に白と黄色の花が交互に可愛く並んでいます。
「オー! いいねぇ~。」
『ガーデニングってやった事なかったでしょ? 真山さんが植えるのを手伝ってくれたの。』
“植えるのを・・・手伝う・・・”ドキリとしました・・・、胸騒ぎの様な感覚です。
「同じ格好で外出たの?」
『うん。庭だし・・・。ねぇ! 約束守ったんだよ~。ノーブラ・・・超恥ずかしかった。』
「下も、それ?」
『そだよ。どうして?』
上は・・・乳首の存在は一目瞭然だし、うつむけば胸の谷間どころか生の乳房が十分確認出来るでしょう。あまりユルユルではないので正面からでないと難しいかな? 下は・・・レギンスだと思うのですが、光沢のある黒でピチーッとお尻と太ももに張り付いています。
いつものファッションが実は際どいエロ衣装だった。括(くび)れた腰に反して左右に弾けたヒップは、大きな割れ目そのままに生地がフレキシブルに食い込んで谷底が全く確認出来ません。割れ目の始まりにようやく下着が写っているので間違いなくTバッグです。
よくもまあこんなエロファッションで、これで苗を植えたりしたら・・・
「ちょっと、四つん這いになってみて。」
『え? うん・・・。』
尻が高く上がると・・・ああー見えます、見えます。ハッキリと! 意外にムッチリとした両太ももの根元にもう一つのお尻が・・・
左右対称のぷっくりとした膨らみが、まさしくフランクフルトを挟み込むパンです。
女性の身体って、男を欲情させるように出来てるのかなと本気で思いました。
『透けてる?』
「ン? 全然!」
ノーブラとこの尻、ライブで視姦したならば当然興奮してしまうでしょう。何もしないで帰った真山さん。私なら我慢出来ません!
一応レコーダーをチェックしないと
「ちょっと外を歩いてくる。」
『お風呂入ったのに? 風邪引くわよ。』
「大丈夫すぐ帰るよ!」
もちろんすぐには帰りません。じっくり会話を聴かせて頂きます。 第4話に続く
2017/06/19
第2話
『わかる?』
「そうでもないな~。」
《わかるよ~丸わかりじゃんかー》と言うべきでしょうか? 今後の展開にブレーキがかからないように配慮します。
『本当? でも真山(修造:まやま・しゅうぞう:66歳)さんすっごく見てたのよ・・・。』
「花の苗もらって、そんだけ?」
『ねぇねぇ、見て見て! お庭かわいいでしょ?」
嫁(橋内玲香:はしうち・れいか:29歳)が僕(橋内尚哉:はしうち・なおや:32歳)を手招きをし、カーテンを開けて庭を指さします。リビングから見渡すブロック塀の内側は新築以来手付かずのままでした。そこに横2メートル位、土の色が変わっていて、その中央に白と黄色の花が交互に可愛く並んでいます。
「オー! いいねぇ~。」
『ガーデニングってやった事なかったでしょ? 真山さんが植えるのを手伝ってくれたの。』
“植えるのを・・・手伝う・・・”ドキリとしました・・・、胸騒ぎの様な感覚です。
「同じ格好で外出たの?」
『うん。庭だし・・・。ねぇ! 約束守ったんだよ~。ノーブラ・・・超恥ずかしかった。』
「下も、それ?」
『そだよ。どうして?』
上は・・・乳首の存在は一目瞭然だし、うつむけば胸の谷間どころか生の乳房が十分確認出来るでしょう。あまりユルユルではないので正面からでないと難しいかな? 下は・・・レギンスだと思うのですが、光沢のある黒でピチーッとお尻と太ももに張り付いています。
いつものファッションが実は際どいエロ衣装だった。括(くび)れた腰に反して左右に弾けたヒップは、大きな割れ目そのままに生地がフレキシブルに食い込んで谷底が全く確認出来ません。割れ目の始まりにようやく下着が写っているので間違いなくTバッグです。
よくもまあこんなエロファッションで、これで苗を植えたりしたら・・・
「ちょっと、四つん這いになってみて。」
『え? うん・・・。』
尻が高く上がると・・・ああー見えます、見えます。ハッキリと! 意外にムッチリとした両太ももの根元にもう一つのお尻が・・・
左右対称のぷっくりとした膨らみが、まさしくフランクフルトを挟み込むパンです。
女性の身体って、男を欲情させるように出来てるのかなと本気で思いました。
『透けてる?』
「ン? 全然!」
ノーブラとこの尻、ライブで視姦したならば当然興奮してしまうでしょう。何もしないで帰った真山さん。私なら我慢出来ません!
一応レコーダーをチェックしないと
「ちょっと外を歩いてくる。」
『お風呂入ったのに? 風邪引くわよ。』
「大丈夫すぐ帰るよ!」
もちろんすぐには帰りません。じっくり会話を聴かせて頂きます。 第4話に続く
2017/06/19
長5〖ふたりのめざめ〗その4話
長5〖ふたりのめざめ〗その4話
その3話
まだ子供が居ない俺(渡部久志:わたべ・ひさし:33歳)と妻(渡部真歩:わたべ・まほ:30歳)は、春と秋の旅行が恒例になっている。その今秋の旅行に真歩が『紅葉の綺麗な温泉に行きたいわ。』って言ってきた。俺はそれで《混浴露天風呂で真歩の裸を他の男に晒すチャンスだ!》と思い付いた浴室で、その場面を想像する。そして、興奮して勃起したペニスを扱いて射精した。
《先ずは場所決めだな。》その夜更け、僕はインターネットを見る。“紅葉が見える混浴露天風呂”とキーを叩く。幾つかの記事が表示された。俺は一つ一つクリックして、閲覧をする。運良く候補になりそうな場所が見つかった。“渓流沿いで、秋は紅葉が綺麗、平日は人も少なく清潔な感じ”との内容に・・・《ここなら真歩も、うまく話せば大丈夫だろう・・・あれこれ探してもきりがない、ここにしよう》・・・俺は、この露天風呂の他の記事を探すことも無く決める。
《ええっと、じゃあ宿は宝川温泉(水上温泉郷)だな。》
宿も目星をつけた。
《あとは、どう真歩に切り出すかだな・・・。》
寝静まる真歩を見つめながら、俺はベッドに横たわる。
次の日の夕食時・・・
『あなた昨夜はいろいろ探してくれたみたいね。インターネットの履歴が残っていたわよ。』
真歩が旅行のことを切り出してきた。
「ああ、俺も楽しみだから・・・つい張り切っちゃって、昨夜遅くまで見てたんだよ。」
『それで、行く所は決めたの?』
「ああ、宝川温泉でどうだ?」
まずは場所を示す俺。
『やっぱそうなんだ。あそこは紅葉が綺麗だから、いいわよ。』
真歩の言葉に、
「じゃあ決まりだな」まずは自分の目的を叶える行き先に、真歩が同意したことに安堵する俺。
しかし次の言葉が、いきなり俺の゛課題゛を与えた・・・
「履歴に混浴の露天風呂もあったんだけど・・・そこも行くつもり?」
真歩の言葉に、俺はどう切り出せばいいのか・・・言葉が詰まるのであった・・・
『履歴に混浴の露天風呂があったけど・・・そこへ行くつもり?』
旅行の行き先も決まった所での真歩の言葉。
《うわー! 真歩の方から混浴のことを切り出されるとは・・・》
俺は言葉に詰まる・・・
《まさかストレートに「真歩の裸を他の男に見せたいんだ」なんて言えないし》
上手く切り返せず困惑する俺・・・やっとのことで・・・
「宝川温泉は混浴の露天風呂もあるって聞いたことあるから・・・ついでに調べただけだよ・・・。」
なんとか取り繕う僕。
『ふーん、まあいいか。』
心配していた程、真歩はこだわりは無いことに、俺は安堵した・・・その夜ベッドの中で横で寝静まる真歩を眺めて・・・
《ああ・・・さっきは何で真歩に上手く説明できなかったんだ・・・だめだな・・・》
俺は後悔と伴に自己嫌悪に陥っていた。 その5話に続く
2017/06/19
その3話
まだ子供が居ない俺(渡部久志:わたべ・ひさし:33歳)と妻(渡部真歩:わたべ・まほ:30歳)は、春と秋の旅行が恒例になっている。その今秋の旅行に真歩が『紅葉の綺麗な温泉に行きたいわ。』って言ってきた。俺はそれで《混浴露天風呂で真歩の裸を他の男に晒すチャンスだ!》と思い付いた浴室で、その場面を想像する。そして、興奮して勃起したペニスを扱いて射精した。
《先ずは場所決めだな。》その夜更け、僕はインターネットを見る。“紅葉が見える混浴露天風呂”とキーを叩く。幾つかの記事が表示された。俺は一つ一つクリックして、閲覧をする。運良く候補になりそうな場所が見つかった。“渓流沿いで、秋は紅葉が綺麗、平日は人も少なく清潔な感じ”との内容に・・・《ここなら真歩も、うまく話せば大丈夫だろう・・・あれこれ探してもきりがない、ここにしよう》・・・俺は、この露天風呂の他の記事を探すことも無く決める。
《ええっと、じゃあ宿は宝川温泉(水上温泉郷)だな。》
宿も目星をつけた。
《あとは、どう真歩に切り出すかだな・・・。》
寝静まる真歩を見つめながら、俺はベッドに横たわる。
次の日の夕食時・・・
『あなた昨夜はいろいろ探してくれたみたいね。インターネットの履歴が残っていたわよ。』
真歩が旅行のことを切り出してきた。
「ああ、俺も楽しみだから・・・つい張り切っちゃって、昨夜遅くまで見てたんだよ。」
『それで、行く所は決めたの?』
「ああ、宝川温泉でどうだ?」
まずは場所を示す俺。
『やっぱそうなんだ。あそこは紅葉が綺麗だから、いいわよ。』
真歩の言葉に、
「じゃあ決まりだな」まずは自分の目的を叶える行き先に、真歩が同意したことに安堵する俺。
しかし次の言葉が、いきなり俺の゛課題゛を与えた・・・
「履歴に混浴の露天風呂もあったんだけど・・・そこも行くつもり?」
真歩の言葉に、俺はどう切り出せばいいのか・・・言葉が詰まるのであった・・・
『履歴に混浴の露天風呂があったけど・・・そこへ行くつもり?』
旅行の行き先も決まった所での真歩の言葉。
《うわー! 真歩の方から混浴のことを切り出されるとは・・・》
俺は言葉に詰まる・・・
《まさかストレートに「真歩の裸を他の男に見せたいんだ」なんて言えないし》
上手く切り返せず困惑する俺・・・やっとのことで・・・
「宝川温泉は混浴の露天風呂もあるって聞いたことあるから・・・ついでに調べただけだよ・・・。」
なんとか取り繕う僕。
『ふーん、まあいいか。』
心配していた程、真歩はこだわりは無いことに、俺は安堵した・・・その夜ベッドの中で横で寝静まる真歩を眺めて・・・
《ああ・・・さっきは何で真歩に上手く説明できなかったんだ・・・だめだな・・・》
俺は後悔と伴に自己嫌悪に陥っていた。 その5話に続く
2017/06/19
長1〚妄想を実現〛第3話
長1〚妄想を実現〛第3話
第2話
これまで【妻を寝取らせ・寝取られ】のサイトを見てきた私(今道正明:いまみち・まさあき:40歳)は、以前に投稿されていた疑似プレイの話を参考にして妻(今道友里:いまみち・ゆり:38歳)を責める事にした。その話は、≪ご主人が取引先の社長になりすまし、奥様を責めるという≫もので、その話を読んだ時に凄く興奮したのを覚えている。そして、《これは使える! いつか私も絶対に友里に疑似プレイをしよう》と心に決めたのだ。
ネチっこく、責め方を変えて、妻の全身を弄ぶ。
[友里さん、嫌だ嫌だって言っても、こんなにグチョグチョに濡らして、いやらしいな。]
話し過ぎると雰囲気が壊れそうなので、合間を見てボソッとつぶやく。
『あん・・・感じてないもん。』
ぐちょぐちょに濡れている妻のオマンコにヌプッと二本の指を入れて激しく動かすと、首を大きく振りながら悶え、ひときわ大きな喘ぎ声を上げた。
[感じているだろ?]
『あん・・・だめっ!・・・いっちゃう!』
久しぶりのセックスなので指の挿入だけで、早くも妻は絶頂に達しかける。
「やっぱ、嫌って言っても部長の指でも逝くんだな。」
『あん・・・だって・・・だめっ!いくっ!』
だってもクソもないもんだ。と思いながら指の動きを速めると、軽くピクピクと身体を痙攣させて妻はイッてしまった。
「こんな感じやすい身体だから仕方ないね。きっと部長とエッチしてもイカされっぱなしだな。」
妻の横に寝転び、愛撫しながら言うと
『実際には感じないわ・・・アナタがするから感じるのよ。』
《まあ、一般的な言い訳である。》
その夜、その後に疑似プレイを再開した。身体中を責め立て、ペニスの挿入を焦らし続ける。何度も『入れて!』って言う妻の言葉を無視して部長のふりを続けて責めた。
そして・・・
「誰のチンチンが欲しいんだ?」
『ああん・・・もうダメ・・・部長のを下さい・・・お願いします。』
我慢出来なくなった妻は、とうとう部長のペニスが欲しいと言葉にしてしまう。以前に投
稿があった疑似プレイを模倣して良かった。そして待ち望んだ言葉に私も興奮が最高潮になる。ギンギンになったペニスを妻のオマンコに一気に挿入すると、妻は身体を逸らして大きな喘ぎ声を上げた。
「ほら、部長のオチンチンが入ってるぞ。」
ゆっくりと腰を動かしながら妻に言った。
『あん・・・ダメ・・・やめて。』
「じゃあ抜くよ?」
『あぁ・・・それはダメぇ・・・抜かないで。』
《しかし女心は複雑だ・・・。》 第4話へ続く
2017/06/18
第2話
これまで【妻を寝取らせ・寝取られ】のサイトを見てきた私(今道正明:いまみち・まさあき:40歳)は、以前に投稿されていた疑似プレイの話を参考にして妻(今道友里:いまみち・ゆり:38歳)を責める事にした。その話は、≪ご主人が取引先の社長になりすまし、奥様を責めるという≫もので、その話を読んだ時に凄く興奮したのを覚えている。そして、《これは使える! いつか私も絶対に友里に疑似プレイをしよう》と心に決めたのだ。
ネチっこく、責め方を変えて、妻の全身を弄ぶ。
[友里さん、嫌だ嫌だって言っても、こんなにグチョグチョに濡らして、いやらしいな。]
話し過ぎると雰囲気が壊れそうなので、合間を見てボソッとつぶやく。
『あん・・・感じてないもん。』
ぐちょぐちょに濡れている妻のオマンコにヌプッと二本の指を入れて激しく動かすと、首を大きく振りながら悶え、ひときわ大きな喘ぎ声を上げた。
[感じているだろ?]
『あん・・・だめっ!・・・いっちゃう!』
久しぶりのセックスなので指の挿入だけで、早くも妻は絶頂に達しかける。
「やっぱ、嫌って言っても部長の指でも逝くんだな。」
『あん・・・だって・・・だめっ!いくっ!』
だってもクソもないもんだ。と思いながら指の動きを速めると、軽くピクピクと身体を痙攣させて妻はイッてしまった。
「こんな感じやすい身体だから仕方ないね。きっと部長とエッチしてもイカされっぱなしだな。」
妻の横に寝転び、愛撫しながら言うと
『実際には感じないわ・・・アナタがするから感じるのよ。』
《まあ、一般的な言い訳である。》
その夜、その後に疑似プレイを再開した。身体中を責め立て、ペニスの挿入を焦らし続ける。何度も『入れて!』って言う妻の言葉を無視して部長のふりを続けて責めた。
そして・・・
「誰のチンチンが欲しいんだ?」
『ああん・・・もうダメ・・・部長のを下さい・・・お願いします。』
我慢出来なくなった妻は、とうとう部長のペニスが欲しいと言葉にしてしまう。以前に投
稿があった疑似プレイを模倣して良かった。そして待ち望んだ言葉に私も興奮が最高潮になる。ギンギンになったペニスを妻のオマンコに一気に挿入すると、妻は身体を逸らして大きな喘ぎ声を上げた。
「ほら、部長のオチンチンが入ってるぞ。」
ゆっくりと腰を動かしながら妻に言った。
『あん・・・ダメ・・・やめて。』
「じゃあ抜くよ?」
『あぁ・・・それはダメぇ・・・抜かないで。』
《しかし女心は複雑だ・・・。》 第4話へ続く
2017/06/18
長Ⅱ16〖崩壊の予感〗第10回
長Ⅱ16〖崩壊の予感〗第10回
第9回
『あ~ぁぁぁ~長谷川さんの方が良かった・・・。』
って妻(君原小百合:きみはら・さゆり:33歳)が小さな声で囁いた。
〔えっ! 聞こえない! もっと大きな声で話せよ!〕
『う~ん・・・主人より長谷川さんの方が感じたの・・・。』
私(君原真一:きみはら・しんいち:38歳)はわかっているとはいえ、胸が締め付けられるような心境になった。
長谷川雄一(はせがわ・ゆういち:42歳)は筆を乳首に這わせ、さらに
〔旦那の何より感じたんだ~?〕
『長谷川さんの・・・。アレよ~~・・・。』
〔アレじゃ解らないぞ!〕
ついに長谷川は筆を花弁へ這わせ、ペニスを太股へ押しつけた。
『あ~ぁ・・もう・・・。はずかしい・・長谷川さんの・・・・大きな・・チ・・チンポよ・・・。』
長谷川は本格的に花弁とクリトリスを責め始めていたが、大量の愛液を穂先が吸収し刺激が鋭くなっている。30分も過ぎると小百合の思考能力は破壊され始めていた。1時間近く筆で責められ、そして、言葉でなぶられ、小百合は遠慮なく喘ぎ声をもらし肉体は大きな波のようにうねる。 もう、いつもの小百合ではなく まるで二重人格者のように別の淫乱な小百合が現れていた。
長谷川は足のヒモだけ解き、枕を小百合の腰に差し込み両足を持ち上げて大きく広げ、と小百合の溢れる程濡れた花弁に舌を這わせ始める。
『ああぁ~~! いいわ~! たまらな~ぃ~~!』
私は。長谷川のしゃぶる音と小百合の絶え間ない喘ぎ声を聞きながら自分のペニスを扱いていた。
『いい~~っ! 長谷川さん~~! もう・・・。 逝きそう~~~!』
その直後に小百合の悲鳴が響く。
『イヤ~~~! 逝ちゃう~~~! あああぁぁ・・・。逝く~~~!』
って叫んだ。長谷川はヒモを解き、うつ伏せにして小百合の尻を持ち上げ花弁やアナルを舐めていた。
『だめ~~! 長谷川さん欲しい~! ちょうだ~ぃ・・・!』
〔何が・・欲しい言ってごらん・・・。〕
『ハァ・・ハァ・・あなたの・・・チ、チンポが欲しい~~~!』
〔どこに・・・入れるんだ・・・。〕
『もう・・あ~~ぁ! 我慢出来な~い! 私の・・私のオマンコに・・入れて~~!』
〔じゃ・・・。指でオマンこ広げて・・ぶち込んで~~と言えよ!〕
小百合は自分の両手で花弁を思い切り広げる。
『イャ~! ねぇ~早く・・・大きいチンポ・・・ぶち込んで~~!』
私は唖然とする。いくら興奮しているとはいえ・・小百合がここまで言うのかと・・・。すると長谷川が言い放った。
〔では・・・。そろそろいくか・・・。覚悟しろよ・・・。〕 第11回に続く
2017/06/18
第9回
『あ~ぁぁぁ~長谷川さんの方が良かった・・・。』
って妻(君原小百合:きみはら・さゆり:33歳)が小さな声で囁いた。
〔えっ! 聞こえない! もっと大きな声で話せよ!〕
『う~ん・・・主人より長谷川さんの方が感じたの・・・。』
私(君原真一:きみはら・しんいち:38歳)はわかっているとはいえ、胸が締め付けられるような心境になった。
長谷川雄一(はせがわ・ゆういち:42歳)は筆を乳首に這わせ、さらに
〔旦那の何より感じたんだ~?〕
『長谷川さんの・・・。アレよ~~・・・。』
〔アレじゃ解らないぞ!〕
ついに長谷川は筆を花弁へ這わせ、ペニスを太股へ押しつけた。
『あ~ぁ・・もう・・・。はずかしい・・長谷川さんの・・・・大きな・・チ・・チンポよ・・・。』
長谷川は本格的に花弁とクリトリスを責め始めていたが、大量の愛液を穂先が吸収し刺激が鋭くなっている。30分も過ぎると小百合の思考能力は破壊され始めていた。1時間近く筆で責められ、そして、言葉でなぶられ、小百合は遠慮なく喘ぎ声をもらし肉体は大きな波のようにうねる。 もう、いつもの小百合ではなく まるで二重人格者のように別の淫乱な小百合が現れていた。
長谷川は足のヒモだけ解き、枕を小百合の腰に差し込み両足を持ち上げて大きく広げ、と小百合の溢れる程濡れた花弁に舌を這わせ始める。
『ああぁ~~! いいわ~! たまらな~ぃ~~!』
私は。長谷川のしゃぶる音と小百合の絶え間ない喘ぎ声を聞きながら自分のペニスを扱いていた。
『いい~~っ! 長谷川さん~~! もう・・・。 逝きそう~~~!』
その直後に小百合の悲鳴が響く。
『イヤ~~~! 逝ちゃう~~~! あああぁぁ・・・。逝く~~~!』
って叫んだ。長谷川はヒモを解き、うつ伏せにして小百合の尻を持ち上げ花弁やアナルを舐めていた。
『だめ~~! 長谷川さん欲しい~! ちょうだ~ぃ・・・!』
〔何が・・欲しい言ってごらん・・・。〕
『ハァ・・ハァ・・あなたの・・・チ、チンポが欲しい~~~!』
〔どこに・・・入れるんだ・・・。〕
『もう・・あ~~ぁ! 我慢出来な~い! 私の・・私のオマンコに・・入れて~~!』
〔じゃ・・・。指でオマンこ広げて・・ぶち込んで~~と言えよ!〕
小百合は自分の両手で花弁を思い切り広げる。
『イャ~! ねぇ~早く・・・大きいチンポ・・・ぶち込んで~~!』
私は唖然とする。いくら興奮しているとはいえ・・小百合がここまで言うのかと・・・。すると長谷川が言い放った。
〔では・・・。そろそろいくか・・・。覚悟しろよ・・・。〕 第11回に続く
2017/06/18
短Ⅱ20〖わたしを抱いて〗7話
短Ⅱ20〖わたしを抱いて〗7話
6話
社長(宮内正隆:みやうち・まさたか:43歳)は、妻(篠田歩美:しのだ・あゆみ:31歳)が感じまいと我慢している表情を楽しみながらオマンコを刺激した。沙織(歩美の源氏名)は、ボックス席に腰を浅くして座った状態になり、スリットから入れられた手によって、オマンコからクチャクチャと音を発し始めました。
右の乳首は、強めに摘まれ、左の乳首を舐められ、そして甘噛みされ、とうとう沙織の口から、『あーー! んんんーーー!』って甘えるような声が出始めたのです。妻は愛液が多い方だと思います。オマンコから垂れた愛液はアナルまで届いていました。〔沙織はアナルも感じるのか。ヒクヒクしているぞ。〕と指でアナルを触りはじめたのです。もう妻から『止めて。』との声は出なかった。
妻からの話しを聞き、僕(篠田一之:しのだ・かずゆき:29歳)も宮内社長と同じ気持ちになります。妻は、淫乱ではないのか? 何故、逃げ出さなかったのかと聞くと、『動けなかったの。』ぼんやりと妻の本性を見たような気がしました。
「そんな事をされて、なんでスナックのバイトを続けてんだよ。」と、僕が怒っても妻からの返事がありません。俯き、泣いているようです。「触られただけじゃ無いんだろ?」、『……。』、「社長のペニスも咥えたんだろ?」
返事のないことに僕も苛立ち、乱暴に妻のオマンコに指を突っ込み、かき回し、「他人にこんな事されてヨガってたんだろ! 男なら誰でも言い訳だ。淫乱女!」と罵ると、『やめて!』って妻は激しく抵抗を始めます。僕も押さえが利かなくなり、ネクタイで妻の歩美を後ろ手に、足を大きく開かせた格好でベッドに縛りつけました。
妻の表情がすごくイヤらしくなったように見えます。少し余裕が出て、やさしくクリトリスへの愛撫を始めました。この時異様な興奮が自分を包んだのを憶えています。
「気持ち良かったんだね。又して欲しくってスナックに行くんだろ。僕の事など頭の中から飛んでたんだよね。」
『……ごめんなさい。でもあなたとは別れたくない。こんな私だけど捨てないでお願い。どんな事でもするから。』
「んん、スナックは止めるとは言わないの? そんなに続けたいの?」
すると歩美が話し始めます。『社長さん達の応対で、ある時後ろ手に手錠をかけられたの・・・。その時はボディコンを着ていて、ブラジャーも薄手だったので、乳首が分かる様な感じだったわ。宮内社長さんと常務の田島さんから挟まれた状態で座っていたんだけど、二人から乳首を服の上から摘まれたり、あそこに指を入れられたり……。私、止めてって何度も言ったんだけど、私が止めてっていうと、なおさら激しく触ってきたの。』
星野奈保(ほしの・なほ:34歳)さんも、感じ始めた私を見て、〚沙織さんって、すごいイヤラシイ。口ではイヤって言いながら、すごく濡らしてる。〛って言うのを聞いた時、私は『自分が本当にイヤラシイ女なんだって自覚した時だったわ。』 8話へ続く
2017/06/17
6話
社長(宮内正隆:みやうち・まさたか:43歳)は、妻(篠田歩美:しのだ・あゆみ:31歳)が感じまいと我慢している表情を楽しみながらオマンコを刺激した。沙織(歩美の源氏名)は、ボックス席に腰を浅くして座った状態になり、スリットから入れられた手によって、オマンコからクチャクチャと音を発し始めました。
右の乳首は、強めに摘まれ、左の乳首を舐められ、そして甘噛みされ、とうとう沙織の口から、『あーー! んんんーーー!』って甘えるような声が出始めたのです。妻は愛液が多い方だと思います。オマンコから垂れた愛液はアナルまで届いていました。〔沙織はアナルも感じるのか。ヒクヒクしているぞ。〕と指でアナルを触りはじめたのです。もう妻から『止めて。』との声は出なかった。
妻からの話しを聞き、僕(篠田一之:しのだ・かずゆき:29歳)も宮内社長と同じ気持ちになります。妻は、淫乱ではないのか? 何故、逃げ出さなかったのかと聞くと、『動けなかったの。』ぼんやりと妻の本性を見たような気がしました。
「そんな事をされて、なんでスナックのバイトを続けてんだよ。」と、僕が怒っても妻からの返事がありません。俯き、泣いているようです。「触られただけじゃ無いんだろ?」、『……。』、「社長のペニスも咥えたんだろ?」
返事のないことに僕も苛立ち、乱暴に妻のオマンコに指を突っ込み、かき回し、「他人にこんな事されてヨガってたんだろ! 男なら誰でも言い訳だ。淫乱女!」と罵ると、『やめて!』って妻は激しく抵抗を始めます。僕も押さえが利かなくなり、ネクタイで妻の歩美を後ろ手に、足を大きく開かせた格好でベッドに縛りつけました。
妻の表情がすごくイヤらしくなったように見えます。少し余裕が出て、やさしくクリトリスへの愛撫を始めました。この時異様な興奮が自分を包んだのを憶えています。
「気持ち良かったんだね。又して欲しくってスナックに行くんだろ。僕の事など頭の中から飛んでたんだよね。」
『……ごめんなさい。でもあなたとは別れたくない。こんな私だけど捨てないでお願い。どんな事でもするから。』
「んん、スナックは止めるとは言わないの? そんなに続けたいの?」
すると歩美が話し始めます。『社長さん達の応対で、ある時後ろ手に手錠をかけられたの・・・。その時はボディコンを着ていて、ブラジャーも薄手だったので、乳首が分かる様な感じだったわ。宮内社長さんと常務の田島さんから挟まれた状態で座っていたんだけど、二人から乳首を服の上から摘まれたり、あそこに指を入れられたり……。私、止めてって何度も言ったんだけど、私が止めてっていうと、なおさら激しく触ってきたの。』
星野奈保(ほしの・なほ:34歳)さんも、感じ始めた私を見て、〚沙織さんって、すごいイヤラシイ。口ではイヤって言いながら、すごく濡らしてる。〛って言うのを聞いた時、私は『自分が本当にイヤラシイ女なんだって自覚した時だったわ。』 8話へ続く
2017/06/17
長6≪MとS≫ 第10話
長6≪MとS≫ 第10話
第9話
〔桐山さん・・・成美さんのオッパイすごいですね!・・・〕妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)の胸から手を離そうとせずカメラに向かって私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)に話しかける浅尾(琢己:あさお・たくみ:49歳)さんの姿がアップになる。その瞬間私の股間を握っていた成美の手にギュッと力が込められた。私が後ろを向くと成美は私の背中に顔を付けるようにして隠れる。どうやら気にしてないと言っても気になるのだろう。肩越しから見ていた。
その様子から私はある確信をする。成美は当然この時の様子をはっきりと覚えているのだった。無理もない今日の出来事なのだから、と言う事は他の男に胸を触られているのを私に見られていると思って無意識に力が入ってしまったのではないだろうか?
浅尾さんは、やっと手を離し〔それじゃ行きましょうか・・・。〕と言った。そして画面はまた変わる。今度は移動中の車の中らしい。画面から流れてくる車内の映像。運転は浅尾さんだ。その助手席に和田敏彦(わだ・としひこ:44歳)さんが座り、後部座席に成美が座っている。助手席から後ろを向きカメラを構えて成美を撮り続けていた。相変わらず髪を弄り続ける成美を下から舐め上げるように撮っている。
妻の服装は大人しいものだ。黒のコートを羽織り、白のセーター。ベージュのロングスカート。足元からゆっくりと上に上がり胸で一度その動きが止まる。今、私の後ろにいる成美はまた肩越しから画面を見ているのだろう。
カメラで撮られていることは知っていても、胸をアップに撮られていたなんて気づいてなかったはずだ。画面は白のセーターを盛り上げている双丘で一杯になっていた。成美もまさかこんなものを撮られていたと知って恥ずかしくもなったのだろう。私のペニスを握っていた手の動きを少しながら早めたのだ。私は思わずそれでいってしまいそうになる。上から押さえつけるように手を添えるとその動きは元の動きに戻された。
撮影は私を十分意識して行われたのだろう。所々で私に対しての言葉が入ってくる。〔桐山さん・・・成美さんのオッパイ本当にすごいですね。これが生で見られるなんて・・・有難う御座います。〕と浅尾さんの声に、和田さんもこたえて[いや〜本当ですよ。まさかこんな美人な奥さんが来るなんて思っていませんでしたからね。]そんな会話が聞こえてきた。
車内の映像は所々で中断する。そして映るたびに成美の身体を舐めるように撮っていた。ずっと回し続けていたのではない為、会話の内容は繋がっていない。しかし、私が見たい会話・映像のためにしっかりと回してくれているようである。
〔成美さん。今日の下着って何色?〕と浅尾さんが尋ねる。『え?』それまでどんな会話がされていたのか私には想像出来ない。しかし、成美の反応を見れば極普通の話から唐突に浅尾さんに振られた言葉だったのだろう。〔ほら・・・我々も成美さんがどんな準備してきたとかって知りたいですからね。〕『・・・・・・』画面からは成美が返事に困っている様子が映し出されていた。〔これからわたしとエッチしますよね?〕と、浅尾さんはそれだけ言うと何も言わなくなる。この沈黙の時間はおそらく浅尾さんの演出なのだろう。 第11話に続く
2017/06/17
第9話
〔桐山さん・・・成美さんのオッパイすごいですね!・・・〕妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)の胸から手を離そうとせずカメラに向かって私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)に話しかける浅尾(琢己:あさお・たくみ:49歳)さんの姿がアップになる。その瞬間私の股間を握っていた成美の手にギュッと力が込められた。私が後ろを向くと成美は私の背中に顔を付けるようにして隠れる。どうやら気にしてないと言っても気になるのだろう。肩越しから見ていた。
その様子から私はある確信をする。成美は当然この時の様子をはっきりと覚えているのだった。無理もない今日の出来事なのだから、と言う事は他の男に胸を触られているのを私に見られていると思って無意識に力が入ってしまったのではないだろうか?
浅尾さんは、やっと手を離し〔それじゃ行きましょうか・・・。〕と言った。そして画面はまた変わる。今度は移動中の車の中らしい。画面から流れてくる車内の映像。運転は浅尾さんだ。その助手席に和田敏彦(わだ・としひこ:44歳)さんが座り、後部座席に成美が座っている。助手席から後ろを向きカメラを構えて成美を撮り続けていた。相変わらず髪を弄り続ける成美を下から舐め上げるように撮っている。
妻の服装は大人しいものだ。黒のコートを羽織り、白のセーター。ベージュのロングスカート。足元からゆっくりと上に上がり胸で一度その動きが止まる。今、私の後ろにいる成美はまた肩越しから画面を見ているのだろう。
カメラで撮られていることは知っていても、胸をアップに撮られていたなんて気づいてなかったはずだ。画面は白のセーターを盛り上げている双丘で一杯になっていた。成美もまさかこんなものを撮られていたと知って恥ずかしくもなったのだろう。私のペニスを握っていた手の動きを少しながら早めたのだ。私は思わずそれでいってしまいそうになる。上から押さえつけるように手を添えるとその動きは元の動きに戻された。
撮影は私を十分意識して行われたのだろう。所々で私に対しての言葉が入ってくる。〔桐山さん・・・成美さんのオッパイ本当にすごいですね。これが生で見られるなんて・・・有難う御座います。〕と浅尾さんの声に、和田さんもこたえて[いや〜本当ですよ。まさかこんな美人な奥さんが来るなんて思っていませんでしたからね。]そんな会話が聞こえてきた。
車内の映像は所々で中断する。そして映るたびに成美の身体を舐めるように撮っていた。ずっと回し続けていたのではない為、会話の内容は繋がっていない。しかし、私が見たい会話・映像のためにしっかりと回してくれているようである。
〔成美さん。今日の下着って何色?〕と浅尾さんが尋ねる。『え?』それまでどんな会話がされていたのか私には想像出来ない。しかし、成美の反応を見れば極普通の話から唐突に浅尾さんに振られた言葉だったのだろう。〔ほら・・・我々も成美さんがどんな準備してきたとかって知りたいですからね。〕『・・・・・・』画面からは成美が返事に困っている様子が映し出されていた。〔これからわたしとエッチしますよね?〕と、浅尾さんはそれだけ言うと何も言わなくなる。この沈黙の時間はおそらく浅尾さんの演出なのだろう。 第11話に続く
2017/06/17
長Z《期待した妻の変貌が》第12話
長Z《期待した妻の変貌が》第12話
第11話
『・・・子供ができちゃうよ・・・。』落ち着いてから妻(田澤麻里子:たざわ・まりこ:35才)が私(田澤信宏:たざわ・のぶひろ:40才)にはなしかけます。『また・・アレ飲む?』一人目ができた後、産み分けをしている頃にはピルを飲んでいました。だから、男性用・女性用問わず避妊用具は常備しています。ただ、どちらもその準備に興醒めしてしまい、落ち着くところがピルでした。(最近は昔と違って一度の診察の後は申請するだけで診察なしでもらえます。)私は橋本(徹:はしもと・とおる:46才)さんに抱かれた後で麻里子を抱くのにコンドームなどを着けたくなかった。麻里子と私のセックスは夫婦の純粋なセックスだからこそ、コンドームやマイルーラなどをせずに抱き合いたかったのです。
それから3週間・・・私達の週末の逢瀬は続きました。夏場ということもあり、橋本奈美(はしもと・なみ:44才)さんの大人にしては露出度の多い? 服装に目を奪われます。麻里子はというと、相変わらず大人しい服装ではありましたが、橋本さんと交わす何気ない会話・・・『お醤油いりますか?』〔あ、ちょっとだけ・・・。〕こんな会話の中にも、今までとは違う親密さを感じながら嫉妬してしまう自分がいました。恐らく何も変わっていないのでしょう。ただ、肌を合わせた関係、というものが無言の内に雰囲気に滲み出るもので・・・そんな空気を感じていました。それは恐らく麻里子も同じだったでしょう。たまにふくれっ面で私を悪戯っぽく睨んでいましたから・・・。
何度目からは、昼間に買い物などを口実に会う様になります。ランチを一緒にとり、午後は別れて・・・私はウィンドウショッピングというものが苦手で、決めたものを直感的に買うタイプでしたが、麻里子は買い物そのものを楽しむ?タイプ。女の人はそういうものかと思っていましたが、橋本さんは根気よく麻里子に付き合っていた様です。奈美さんはどちらかと言うと私と同じタイプ。〚これどう?〛なんてミニのワンピースを見せつけながら私のドギマギする反応を楽しんでいたのでした。
ショッピングセンターで買い物をしている間、橋本さんと麻里子を見かけたことがあります。はたから見れば年の離れた? 夫婦よろしく、にこやかに話しながら・・・胸が締め付けられる様な嫉妬を感じました。何より、妻と橋本さんが手を繋いで歩き始めた時・・・麻里子はセックスの時でも手を握り合うことにこだわります。気持ちが通じているみたいに安心するのだと。その妻が手をつないでいる・・・それを目の当たりにすることはセックスの状況を聞かされるよりも衝撃的でした。
ですがその頃・・・私は正直、奈美さんに夢中で・・・。奈美さんというよりも、奈美さんとの刺激的なセックスに惹かれたのです。ミニスカートやガーターなどを着ては男としての私を刺激し、ホテルでは別人の様にセックスの快楽を求め・・・淫らな言葉を口にし、ひです。
麻里子は・・・相変わらず受身のセックスでしたが、フェラチオからバックをしたこと・・・上になったこと・・・など、いつも恥ずかしそうに、そして私の反応を確かめるかの様に話していました。お互いに隠し事のない様に話しながらも、内容の違いから、後ろめたさを感じた私はあまり赤裸々には語れなくなっていました。キスを拒み、当たり前ですが避妊してのセックスの麻里子に対し、私はあまりにも自由奔放なセックスだったからです・・・。正にこの頃・・・私は奈美さんに溺れていました。 第13話に続く
2017/06/16
第11話
『・・・子供ができちゃうよ・・・。』落ち着いてから妻(田澤麻里子:たざわ・まりこ:35才)が私(田澤信宏:たざわ・のぶひろ:40才)にはなしかけます。『また・・アレ飲む?』一人目ができた後、産み分けをしている頃にはピルを飲んでいました。だから、男性用・女性用問わず避妊用具は常備しています。ただ、どちらもその準備に興醒めしてしまい、落ち着くところがピルでした。(最近は昔と違って一度の診察の後は申請するだけで診察なしでもらえます。)私は橋本(徹:はしもと・とおる:46才)さんに抱かれた後で麻里子を抱くのにコンドームなどを着けたくなかった。麻里子と私のセックスは夫婦の純粋なセックスだからこそ、コンドームやマイルーラなどをせずに抱き合いたかったのです。
それから3週間・・・私達の週末の逢瀬は続きました。夏場ということもあり、橋本奈美(はしもと・なみ:44才)さんの大人にしては露出度の多い? 服装に目を奪われます。麻里子はというと、相変わらず大人しい服装ではありましたが、橋本さんと交わす何気ない会話・・・『お醤油いりますか?』〔あ、ちょっとだけ・・・。〕こんな会話の中にも、今までとは違う親密さを感じながら嫉妬してしまう自分がいました。恐らく何も変わっていないのでしょう。ただ、肌を合わせた関係、というものが無言の内に雰囲気に滲み出るもので・・・そんな空気を感じていました。それは恐らく麻里子も同じだったでしょう。たまにふくれっ面で私を悪戯っぽく睨んでいましたから・・・。
何度目からは、昼間に買い物などを口実に会う様になります。ランチを一緒にとり、午後は別れて・・・私はウィンドウショッピングというものが苦手で、決めたものを直感的に買うタイプでしたが、麻里子は買い物そのものを楽しむ?タイプ。女の人はそういうものかと思っていましたが、橋本さんは根気よく麻里子に付き合っていた様です。奈美さんはどちらかと言うと私と同じタイプ。〚これどう?〛なんてミニのワンピースを見せつけながら私のドギマギする反応を楽しんでいたのでした。
ショッピングセンターで買い物をしている間、橋本さんと麻里子を見かけたことがあります。はたから見れば年の離れた? 夫婦よろしく、にこやかに話しながら・・・胸が締め付けられる様な嫉妬を感じました。何より、妻と橋本さんが手を繋いで歩き始めた時・・・麻里子はセックスの時でも手を握り合うことにこだわります。気持ちが通じているみたいに安心するのだと。その妻が手をつないでいる・・・それを目の当たりにすることはセックスの状況を聞かされるよりも衝撃的でした。
ですがその頃・・・私は正直、奈美さんに夢中で・・・。奈美さんというよりも、奈美さんとの刺激的なセックスに惹かれたのです。ミニスカートやガーターなどを着ては男としての私を刺激し、ホテルでは別人の様にセックスの快楽を求め・・・淫らな言葉を口にし、ひです。
麻里子は・・・相変わらず受身のセックスでしたが、フェラチオからバックをしたこと・・・上になったこと・・・など、いつも恥ずかしそうに、そして私の反応を確かめるかの様に話していました。お互いに隠し事のない様に話しながらも、内容の違いから、後ろめたさを感じた私はあまり赤裸々には語れなくなっていました。キスを拒み、当たり前ですが避妊してのセックスの麻里子に対し、私はあまりにも自由奔放なセックスだったからです・・・。正にこの頃・・・私は奈美さんに溺れていました。 第13話に続く
2017/06/16
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第3回
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第3回
第2回
親友の長谷将生(はせ・まさき:29歳)もあくまで冗談っぽく〔おれも梨花ちゃんとHをしたかったな~。〕と言い添える。『キャー、セクハラ! セクハラだよ!』って嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)が笑う。それで場の空気が少し和らいだ。そこで僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はすかさず「ちょっと今二人手を繋いでみてよ!」とミニ提案を試みる。梨花は笑いながら『もー仕方ないな。』って、言いながら、ぱっぱっと将生の手を掴んであっという間に離した。僕はそれだけでのことで結構“キタ~”の思い。
僕が「これはちょっとやばいな~興奮するよ。二人とも、もっと手を握っていて!」と言ってみたら、一瞬、梨花の眉間に皺が寄った。それでも梨花はアヒル口を作りながら「・も~う・・・こう?」って、将生の手を握った。将生は「梨花ちゃんの手ってすべすべだな」と、にやにやしている。その一言で僕は半勃起をした。
その時、僕がどんな顔していたのか自分ではわからないのだけれど(凄く複雑な顔をしていたのかもしれない)それで梨花は僕の表情をみてぱっと手を離して、『将生(まさき)君は彼女がいるんでしょ? だから、もうだめだょ~。』って、笑顔で諭した。
将生が〔え? 僕もう彼女とはとっくに別れたよー!〕と、口を尖(とが)らす。僕と梨花は同時に「そうなんだ!」と、ビックリする。(後で将生に尋ねたら、これは真っ赤な嘘だった。しかし僕たちはこの時には信じてしまう。)
将生は〔フリーなんだからいいじゃん。〕とまるで恋人みたいに指を絡めあおうとする。梨花は『えー! ちょっといやだー! このひと。』って笑いながら僕を見てきた。僕が「あー、やばいよ興奮する。」と、言う。『うわーこの二人変態だー、変態ー!』って、囃(はや)す笑顔の梨花。
それでも暫(しばら)く嫁と将生の二人は手を握っていた。しかし、梨花の手は開き気味でぎゅっとは握ろうとしていない。ところが手は依然として繋いでいた。というより将生が梨花の手を離さなかったのだけなのだけど。時間が経つにつれ、梨花の顔は段々と笑顔より困った割合の方が大きくなってきている。
反対に、僕はもっと見たくて「キスとかも、だめかな?」と、梨花に聞いてみた。梨花はそれを聞いた途端に手を離し、将生から距離を取って座る。〔じゃあ~ほっぺにキスでがまんする~。〕と、将生が調子に乗った。
僕も「梨花もそれくらいだったらいいよね。」と、云い添えた。それに対して梨花は『何でキスなの?』って、どうしても納得がいかない感じの様子。すると、将生が梨花の手を引っ張って、またすぐ隣に座らせ、そして頬に軽くキスをする。その時の梨花は、くすぐったそうに『いやだー。』って、言いつつもまだ笑っていた。 第4回に続く
2017/06/15
第2回
親友の長谷将生(はせ・まさき:29歳)もあくまで冗談っぽく〔おれも梨花ちゃんとHをしたかったな~。〕と言い添える。『キャー、セクハラ! セクハラだよ!』って嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)が笑う。それで場の空気が少し和らいだ。そこで僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はすかさず「ちょっと今二人手を繋いでみてよ!」とミニ提案を試みる。梨花は笑いながら『もー仕方ないな。』って、言いながら、ぱっぱっと将生の手を掴んであっという間に離した。僕はそれだけでのことで結構“キタ~”の思い。
僕が「これはちょっとやばいな~興奮するよ。二人とも、もっと手を握っていて!」と言ってみたら、一瞬、梨花の眉間に皺が寄った。それでも梨花はアヒル口を作りながら「・も~う・・・こう?」って、将生の手を握った。将生は「梨花ちゃんの手ってすべすべだな」と、にやにやしている。その一言で僕は半勃起をした。
その時、僕がどんな顔していたのか自分ではわからないのだけれど(凄く複雑な顔をしていたのかもしれない)それで梨花は僕の表情をみてぱっと手を離して、『将生(まさき)君は彼女がいるんでしょ? だから、もうだめだょ~。』って、笑顔で諭した。
将生が〔え? 僕もう彼女とはとっくに別れたよー!〕と、口を尖(とが)らす。僕と梨花は同時に「そうなんだ!」と、ビックリする。(後で将生に尋ねたら、これは真っ赤な嘘だった。しかし僕たちはこの時には信じてしまう。)
将生は〔フリーなんだからいいじゃん。〕とまるで恋人みたいに指を絡めあおうとする。梨花は『えー! ちょっといやだー! このひと。』って笑いながら僕を見てきた。僕が「あー、やばいよ興奮する。」と、言う。『うわーこの二人変態だー、変態ー!』って、囃(はや)す笑顔の梨花。
それでも暫(しばら)く嫁と将生の二人は手を握っていた。しかし、梨花の手は開き気味でぎゅっとは握ろうとしていない。ところが手は依然として繋いでいた。というより将生が梨花の手を離さなかったのだけなのだけど。時間が経つにつれ、梨花の顔は段々と笑顔より困った割合の方が大きくなってきている。
反対に、僕はもっと見たくて「キスとかも、だめかな?」と、梨花に聞いてみた。梨花はそれを聞いた途端に手を離し、将生から距離を取って座る。〔じゃあ~ほっぺにキスでがまんする~。〕と、将生が調子に乗った。
僕も「梨花もそれくらいだったらいいよね。」と、云い添えた。それに対して梨花は『何でキスなの?』って、どうしても納得がいかない感じの様子。すると、将生が梨花の手を引っ張って、またすぐ隣に座らせ、そして頬に軽くキスをする。その時の梨花は、くすぐったそうに『いやだー。』って、言いつつもまだ笑っていた。 第4回に続く
2017/06/15
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その3話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その3話
その2話
〔大丈夫でした?〕
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君が心配そうに訊いてくる。
「ああ、すぐ戻るって言っていたから。落ち着いたら戻ってくると思うよ。」
嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)の返答を俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)はそのまま答えた。
〔結構飲んでいましたよね?〕
「そうだね。でも、あいつ(綾乃)はもともと酒強い方だから。」
〔綾乃さんよく飲みに行くんですか?〕
「会社の飲みとかにはよく行くよ。」
〔そうなんですか? 心配じゃないですか?」
「しないよ。会社の人とか皆常識あるだろうからね。たまに午前様でかえってくるけど。」
〔まじですか? 気になりません?〕
「なにが?」
〔いや、何をしているのかっていうか、なんか浮気とかしちゃうんじゃないかなって・・・。〕
「そう見える?」
〔スミマセンそういうわけじゃないですけど、結構誘われそうだし・・・あの綾乃さんがそういうのに乗るとは思わないですけど。ぶっちゃけ鹿島さんの奥さんとか抜きで僕のバイトに綾乃さんみたいな感じの人妻がいたとして、飲みの最後まで付き合ってくれるような状況だったらダメ元で誘っちゃいますね。〕
「でも、知り合いだと上手くいかなかったらバツ悪くない?」
〔それは酔った振りすれば大丈夫でしょう。一度前のバイト先の人妻はそれで頂きましたよ。〕
「実際にそういうことがあったんだ? 羨ましいねぇ。」
〔ええ、出会い系で会う人妻とかもお茶だけとか、カラオケだけとか最初は皆そう言うんですけど、いざとなったら、なんだかんだと最終的に皆セックスさせてくれますよ。〕
「へぇ~。」
〔一度やったらそれ以降会うたびにセックスばかりですしね。〕
「そうなんだ。セフレみたいな感じ?」
〔外では堂々と会えないから結果的に・・・そうなりますよね。〕
得意げに中條君が話します。
「そっかぁ・・・うちのは・・・・。」
〔綾乃さんですか、誘っても拒むタイプだと思いますよ。でも・・・。〕
「ん? なに?」
〔でも性格的にノーって強く言えないようにおもいますね。〕
「そう見える?」
〔ええ。だから押し気味にお願いすれば最後までできるかはわかりませんが、途中までは
行けそうですね・・・すいません。〕
中條君の云った言葉に、俺はカァーっとこみ上げるものを感じます。しかし、男の見栄というかその程度で動揺するのを悟られたくなく、「まぁヤラれて今より女らしくなるならそれもいいかもな。」と強がってみせました。 その4話へ続く
2017/06/15
その2話
〔大丈夫でした?〕
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君が心配そうに訊いてくる。
「ああ、すぐ戻るって言っていたから。落ち着いたら戻ってくると思うよ。」
嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)の返答を俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)はそのまま答えた。
〔結構飲んでいましたよね?〕
「そうだね。でも、あいつ(綾乃)はもともと酒強い方だから。」
〔綾乃さんよく飲みに行くんですか?〕
「会社の飲みとかにはよく行くよ。」
〔そうなんですか? 心配じゃないですか?」
「しないよ。会社の人とか皆常識あるだろうからね。たまに午前様でかえってくるけど。」
〔まじですか? 気になりません?〕
「なにが?」
〔いや、何をしているのかっていうか、なんか浮気とかしちゃうんじゃないかなって・・・。〕
「そう見える?」
〔スミマセンそういうわけじゃないですけど、結構誘われそうだし・・・あの綾乃さんがそういうのに乗るとは思わないですけど。ぶっちゃけ鹿島さんの奥さんとか抜きで僕のバイトに綾乃さんみたいな感じの人妻がいたとして、飲みの最後まで付き合ってくれるような状況だったらダメ元で誘っちゃいますね。〕
「でも、知り合いだと上手くいかなかったらバツ悪くない?」
〔それは酔った振りすれば大丈夫でしょう。一度前のバイト先の人妻はそれで頂きましたよ。〕
「実際にそういうことがあったんだ? 羨ましいねぇ。」
〔ええ、出会い系で会う人妻とかもお茶だけとか、カラオケだけとか最初は皆そう言うんですけど、いざとなったら、なんだかんだと最終的に皆セックスさせてくれますよ。〕
「へぇ~。」
〔一度やったらそれ以降会うたびにセックスばかりですしね。〕
「そうなんだ。セフレみたいな感じ?」
〔外では堂々と会えないから結果的に・・・そうなりますよね。〕
得意げに中條君が話します。
「そっかぁ・・・うちのは・・・・。」
〔綾乃さんですか、誘っても拒むタイプだと思いますよ。でも・・・。〕
「ん? なに?」
〔でも性格的にノーって強く言えないようにおもいますね。〕
「そう見える?」
〔ええ。だから押し気味にお願いすれば最後までできるかはわかりませんが、途中までは
行けそうですね・・・すいません。〕
中條君の云った言葉に、俺はカァーっとこみ上げるものを感じます。しかし、男の見栄というかその程度で動揺するのを悟られたくなく、「まぁヤラれて今より女らしくなるならそれもいいかもな。」と強がってみせました。 その4話へ続く
2017/06/15
中16〖これでいいのか?〗第7話
中16〖これでいいのか?〗第7話
第6話
妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)を寝取られた翌日、私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)は早速松野文也(まつの・ふみや:33歳)に連絡し、「今日時間が取れたら食事でも。」と呼び出しました。当然ながら松野も要件は分かっています。話も込み入った話ですので居酒屋の個室を予約し私は彼より先に店につき、ビールと簡単なツマミを頼み先にやっていました。
10分程遅れて松野がやってきます。
〔ごめんごめん、遅くなって。〕
「お疲れ、忙しいみたいだね。いや、こっちこそ悪いな。」
すぐにでも色々聞き出したいところですが、先ず松野のビールと注文を済ませ、一通り頼んだものが出るまでは落ち着きませんので本題には入らず仕事の話をしました。
頼んだものが一通り出て来て、いよいよ本題に入ります。
〔あ、そうそう昨日はご馳走様でした。〕
「〔ご馳走様〕って、上手いこと言うなお前。」
“妻をご馳走様”と言ったのではないことはわかっていますが、敢えて言ってみました。
〔お前・・・。なんだよそれ・・・。〕
長い付き合いの二人なので、お互いかなり察することが出来る間柄です。
「まあまあ、でどうだった?」
〔やっぱ知っていたんだね? ずっと起きていたの?〕
「いや、本当に寝ていたよ。途中で起きて気がついたんだ。」
〔そっか、どこまでわかってるの? てか良かったのかな? おれも結構酔っていたみたいで・・・。〕
「ああ、俺が言い出したことだから、それは良いんだよ。ただ聞かせて欲しいだけだよ。」
〔・・・えっと、何から言えば良いのかな・・・?〕
「そうだね、初め寝ていたからなんでやれちゃう展開になったのかが良くわかってないんだよ。どういう事そうでなったの?」
〔あ、そこのところか、お前本当に寝ていたんだ。まあいびき凄かったもんな。えっと、お前が「おれとまりなさんでセックスをして欲しい」と言ったでしょ? それからちょっとして寝ちゃってさ・・・。〕
ビールを飲みながら私はやや緊張しながら話を聞きます。
〔で、お前が本気っぽいから、まりなさんはどう思っているのかなという感じで・・・。〕
「ふむふむ。」
〔お前が酔ってあんなこと言ったけど、さすがにおれ相手って無理でしょって言ったんだけど、『知らない人の方が無理。』ってまりなさんが言っててさ・・。〕
「ああ、そうだよ。だからお前に期待したんだ。」
〔みたいだな。で、まりなさんが結構悩んでいたっぽいのね。『主人(お前)がそんなに言うなら考えた方が良いのかな?』とかそんなこと言ってたな。〕
「あ、そうなんだ。」
妻は私にはそんなそぶりも見せず、拒否ばかりだったので正直意外でした。
第8話へ続く
2017/06/14
第6話
妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)を寝取られた翌日、私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)は早速松野文也(まつの・ふみや:33歳)に連絡し、「今日時間が取れたら食事でも。」と呼び出しました。当然ながら松野も要件は分かっています。話も込み入った話ですので居酒屋の個室を予約し私は彼より先に店につき、ビールと簡単なツマミを頼み先にやっていました。
10分程遅れて松野がやってきます。
〔ごめんごめん、遅くなって。〕
「お疲れ、忙しいみたいだね。いや、こっちこそ悪いな。」
すぐにでも色々聞き出したいところですが、先ず松野のビールと注文を済ませ、一通り頼んだものが出るまでは落ち着きませんので本題には入らず仕事の話をしました。
頼んだものが一通り出て来て、いよいよ本題に入ります。
〔あ、そうそう昨日はご馳走様でした。〕
「〔ご馳走様〕って、上手いこと言うなお前。」
“妻をご馳走様”と言ったのではないことはわかっていますが、敢えて言ってみました。
〔お前・・・。なんだよそれ・・・。〕
長い付き合いの二人なので、お互いかなり察することが出来る間柄です。
「まあまあ、でどうだった?」
〔やっぱ知っていたんだね? ずっと起きていたの?〕
「いや、本当に寝ていたよ。途中で起きて気がついたんだ。」
〔そっか、どこまでわかってるの? てか良かったのかな? おれも結構酔っていたみたいで・・・。〕
「ああ、俺が言い出したことだから、それは良いんだよ。ただ聞かせて欲しいだけだよ。」
〔・・・えっと、何から言えば良いのかな・・・?〕
「そうだね、初め寝ていたからなんでやれちゃう展開になったのかが良くわかってないんだよ。どういう事そうでなったの?」
〔あ、そこのところか、お前本当に寝ていたんだ。まあいびき凄かったもんな。えっと、お前が「おれとまりなさんでセックスをして欲しい」と言ったでしょ? それからちょっとして寝ちゃってさ・・・。〕
ビールを飲みながら私はやや緊張しながら話を聞きます。
〔で、お前が本気っぽいから、まりなさんはどう思っているのかなという感じで・・・。〕
「ふむふむ。」
〔お前が酔ってあんなこと言ったけど、さすがにおれ相手って無理でしょって言ったんだけど、『知らない人の方が無理。』ってまりなさんが言っててさ・・。〕
「ああ、そうだよ。だからお前に期待したんだ。」
〔みたいだな。で、まりなさんが結構悩んでいたっぽいのね。『主人(お前)がそんなに言うなら考えた方が良いのかな?』とかそんなこと言ってたな。〕
「あ、そうなんだ。」
妻は私にはそんなそぶりも見せず、拒否ばかりだったので正直意外でした。
第8話へ続く
2017/06/14
長4〔公認デート〕その9
長4〔公認デート〕その9
その8
俺(斎藤裕樹:さいとう・ひろき:29歳)は高階健吾(たかしな・けんご:24歳)からのライン〔今日詩穂さんの唇ゴチになりました。〕を読むが、それは何か現実感が無くて、いつも通り晩飯作っている妻(斎藤詩穂:さいとう・しほ:29歳)の後ろ姿と、そのラインを何度も往復して見ていた。
正直なところ、これは嘘だと本気で思った。だから俺には動揺とかもなくて、普通に「今日何かあった?」と訊ける。詩穂も料理作りながら『え~、何も無いよ。何で?』って感じだった。その晩もセックスをする。バックで突いているMモードの時に訊けば答えてくれたかもしれないけど、俺はそうしなかった。
別に怖かったわけじゃない。俺は本当に高階が苦し紛れの嘘をついただけって思っていた。だから、その後に高階とはラインで、「嘘つくな!」、〔嘘じゃないですよ。〕という不毛なやりとりを数度する。
次のデートの日、俺は高階のラインが気になり始めていた。それで、出発する詩穂に玄関先で割と強引にキスをしようとしたけど、やっぱり『ん、もう。はいダメー!』って拒否される。まぁ~いつもの事なので、仕方がないとすごすごと居間に戻った。
すると、その後高階から、〔今からオレの車の中覗いていてくださいよ。見えるでしょ? 詩穂さんとキスしますから。。〕とラインが来た。俺は《馬鹿か?》と思った。どちらにせよ近所の目もあるのに詩穂がそんな事をするわけが無いので俺は無視して、窓の外を見なかった。
そうしたら、その数分後にまた高階からラインが、〔どうでした? 詩穂さんが照れて一瞬だったけど嘘じゃなかったでしょ?〕との内容。俺は慌てて3階の窓から下を見たけど、もう居るなかった。それで俺は「見てないよ。」とだけラインの返信をする。
すぐに高階からは、〔何ですかもう! じゃあ絶対証明してみせますからね。〕とラインが来た。それから1時間後に高階と表示された電話がかかってきたが、これを取っても全然応答が無い。ただ、ステレオから聞こえてくる音楽と、車のエンジン音だけである。
しばらくするとゴソゴソって音がした。そして2人の声が聞こえるようになる。高階の声は鮮明だったが、詩穂の声はよく聞こえない。(後で高階に聞くと、スマホを胸ポケットに入れていたらしい。)
〔ねぇ詩穂さん、もう1回キスをしよ?〕
『え~? なに~? さっきしたでしょ?』
〔だってオレ我慢できないよ。〕
『だ~め! 一日一回って約束でしょ? 今日はもう三回もしてるじゃん。』
〔あと一回。あと一回だけお願い。〕
『も~しょうがないな・・・・。』
その会話の後、暫く無言が続いた・・・・。
俺はその時、とにかく喉が渇いて、頭がガンガンしていた。目もすごく乾燥していた気がする。ステレオとエンジンの音の中で、“ちゅっ、ちゅっ”て音が聞こえた。そして、また少し無言がまた続く。
『はい、おしまいね。もう今日はおしまい! 絶対におしまい!』
〔詩穂さん照れていて可愛いな。唇がすごく柔らかいね。〕
そのあと詩歩と高階の2人は何か喋っていたけど俺には記憶が全く無い。そして何時の間にか電話も切れていた。 その10に続く
2017/06/14
その8
俺(斎藤裕樹:さいとう・ひろき:29歳)は高階健吾(たかしな・けんご:24歳)からのライン〔今日詩穂さんの唇ゴチになりました。〕を読むが、それは何か現実感が無くて、いつも通り晩飯作っている妻(斎藤詩穂:さいとう・しほ:29歳)の後ろ姿と、そのラインを何度も往復して見ていた。
正直なところ、これは嘘だと本気で思った。だから俺には動揺とかもなくて、普通に「今日何かあった?」と訊ける。詩穂も料理作りながら『え~、何も無いよ。何で?』って感じだった。その晩もセックスをする。バックで突いているMモードの時に訊けば答えてくれたかもしれないけど、俺はそうしなかった。
別に怖かったわけじゃない。俺は本当に高階が苦し紛れの嘘をついただけって思っていた。だから、その後に高階とはラインで、「嘘つくな!」、〔嘘じゃないですよ。〕という不毛なやりとりを数度する。
次のデートの日、俺は高階のラインが気になり始めていた。それで、出発する詩穂に玄関先で割と強引にキスをしようとしたけど、やっぱり『ん、もう。はいダメー!』って拒否される。まぁ~いつもの事なので、仕方がないとすごすごと居間に戻った。
すると、その後高階から、〔今からオレの車の中覗いていてくださいよ。見えるでしょ? 詩穂さんとキスしますから。。〕とラインが来た。俺は《馬鹿か?》と思った。どちらにせよ近所の目もあるのに詩穂がそんな事をするわけが無いので俺は無視して、窓の外を見なかった。
そうしたら、その数分後にまた高階からラインが、〔どうでした? 詩穂さんが照れて一瞬だったけど嘘じゃなかったでしょ?〕との内容。俺は慌てて3階の窓から下を見たけど、もう居るなかった。それで俺は「見てないよ。」とだけラインの返信をする。
すぐに高階からは、〔何ですかもう! じゃあ絶対証明してみせますからね。〕とラインが来た。それから1時間後に高階と表示された電話がかかってきたが、これを取っても全然応答が無い。ただ、ステレオから聞こえてくる音楽と、車のエンジン音だけである。
しばらくするとゴソゴソって音がした。そして2人の声が聞こえるようになる。高階の声は鮮明だったが、詩穂の声はよく聞こえない。(後で高階に聞くと、スマホを胸ポケットに入れていたらしい。)
〔ねぇ詩穂さん、もう1回キスをしよ?〕
『え~? なに~? さっきしたでしょ?』
〔だってオレ我慢できないよ。〕
『だ~め! 一日一回って約束でしょ? 今日はもう三回もしてるじゃん。』
〔あと一回。あと一回だけお願い。〕
『も~しょうがないな・・・・。』
その会話の後、暫く無言が続いた・・・・。
俺はその時、とにかく喉が渇いて、頭がガンガンしていた。目もすごく乾燥していた気がする。ステレオとエンジンの音の中で、“ちゅっ、ちゅっ”て音が聞こえた。そして、また少し無言がまた続く。
『はい、おしまいね。もう今日はおしまい! 絶対におしまい!』
〔詩穂さん照れていて可愛いな。唇がすごく柔らかいね。〕
そのあと詩歩と高階の2人は何か喋っていたけど俺には記憶が全く無い。そして何時の間にか電話も切れていた。 その10に続く
2017/06/14
長E〖妻が好き過ぎて〗第20回
長E〖妻が好き過ぎて〗第20回
第19回
《私の声を聞いても、もう二人の淫欲は止められないのか・・・?》
妻の、深層の言葉を聴こうとした私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)の思惑は、大きく外されてようとしていました・・・。栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)の舌に犯されながら、妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)は、自ら栗原の舌を味わう事は何とかこらえている様です。それでも段々と穏やかになっていく実優の表情が、栗原の侵入を許し始めている事は明らかでした。
これまで、妻は肉体への侵入を結果として次々と許し、その都度、自分は奈落の底に突き落とされて来ましたが、それでも、心の最後の貞操の、核だけは犯されていないと信じたいと思っていた自分にとって、この二人の淫靡な姿は、自分と実優の最後の絆が断ち切られるかどうかの瀬戸際に思えます。
もっとも、実優が風呂場で乳房を揉みし抱く姿を栗原に覗かせた時に、つい昨日までの、当たり前の普通の生活が、跡形もなく崩れ落ちてしまってはいた。そして・・・これでもかこれでもかと続く淫靡な映像に、まるでいきなり途中から別の映画を見させられている様で、いまだにこの経験を理解出来ていないというのが、正直なところです。
しかしそれにしても今、妻の実優が栗原を心から受け入れ様としている(?)最悪の場面で、言いようの無いこの抑えきれない興奮は、いったい何なのだろう! 《妻が犯されていくことを、夫である自分が望んでいる?!?》・・・なんとも不可解でした。
妻は、栗原にゆっくりと乳房を揉まれながら、次第に甘い表情を見せながら呼吸を早めて来ています。後ろに引いて抵抗していた腰も、栗原の要求に答えるように次第に栗原の陰部に近づいてきていました。
妻の乳房を揉んでいた栗原の右手が背中に回り、実優の背中をゆっくり擦り始めます。時折、妻の体がピクン、ピクンと動いていました。そしてその手が次第に下の方にいき、尻を撫ではじめます。時折、その豊満な尻の肉をグッと掴むと、妻は『アウッ!』って声を上げ、体をビクンと震わせました。栗原はその反応を楽しむ様に何度も繰り返しています。
実優は唇を離し、『やめて・・やめて・・・アー、オネガイ!』ってかすれる様な声がしました。しかし反対に妻の呼吸は段々荒くなってしまっています。そして栗原の指先が妻の尻の割れ目をまさぐり始めると、『いや!』って言いながら、尻をくねらせていました。栗原の指先がどうやら実優の尻の穴をいたぶり始めた様です。妻が、一番恥ずかしがって嫌がるところを感じ取ってか、栗原は〔おー、おー。〕と益々興奮して来たようでした。
それから、何分かそんなことが続き・・・『イヤーー!』って叫ぶと実優は栗原を突き放し、寝室の方へ走って行ってしまいます。呆然と立ち尽くす栗原・・・ポカンと口を開けて妻の方を見ていました。反り上がった見事なペニスが何とも滑稽です。そして我に帰った様に栗原が、〔実優ちゃん・・。〕と言って実優の方へ近づこうとするが、『いや! こないで!』そう言って妻は襖をピシャリと閉めてしまいました。 第21回へ続く
2017/06/13
第19回
《私の声を聞いても、もう二人の淫欲は止められないのか・・・?》
妻の、深層の言葉を聴こうとした私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)の思惑は、大きく外されてようとしていました・・・。栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)の舌に犯されながら、妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)は、自ら栗原の舌を味わう事は何とかこらえている様です。それでも段々と穏やかになっていく実優の表情が、栗原の侵入を許し始めている事は明らかでした。
これまで、妻は肉体への侵入を結果として次々と許し、その都度、自分は奈落の底に突き落とされて来ましたが、それでも、心の最後の貞操の、核だけは犯されていないと信じたいと思っていた自分にとって、この二人の淫靡な姿は、自分と実優の最後の絆が断ち切られるかどうかの瀬戸際に思えます。
もっとも、実優が風呂場で乳房を揉みし抱く姿を栗原に覗かせた時に、つい昨日までの、当たり前の普通の生活が、跡形もなく崩れ落ちてしまってはいた。そして・・・これでもかこれでもかと続く淫靡な映像に、まるでいきなり途中から別の映画を見させられている様で、いまだにこの経験を理解出来ていないというのが、正直なところです。
しかしそれにしても今、妻の実優が栗原を心から受け入れ様としている(?)最悪の場面で、言いようの無いこの抑えきれない興奮は、いったい何なのだろう! 《妻が犯されていくことを、夫である自分が望んでいる?!?》・・・なんとも不可解でした。
妻は、栗原にゆっくりと乳房を揉まれながら、次第に甘い表情を見せながら呼吸を早めて来ています。後ろに引いて抵抗していた腰も、栗原の要求に答えるように次第に栗原の陰部に近づいてきていました。
妻の乳房を揉んでいた栗原の右手が背中に回り、実優の背中をゆっくり擦り始めます。時折、妻の体がピクン、ピクンと動いていました。そしてその手が次第に下の方にいき、尻を撫ではじめます。時折、その豊満な尻の肉をグッと掴むと、妻は『アウッ!』って声を上げ、体をビクンと震わせました。栗原はその反応を楽しむ様に何度も繰り返しています。
実優は唇を離し、『やめて・・やめて・・・アー、オネガイ!』ってかすれる様な声がしました。しかし反対に妻の呼吸は段々荒くなってしまっています。そして栗原の指先が妻の尻の割れ目をまさぐり始めると、『いや!』って言いながら、尻をくねらせていました。栗原の指先がどうやら実優の尻の穴をいたぶり始めた様です。妻が、一番恥ずかしがって嫌がるところを感じ取ってか、栗原は〔おー、おー。〕と益々興奮して来たようでした。
それから、何分かそんなことが続き・・・『イヤーー!』って叫ぶと実優は栗原を突き放し、寝室の方へ走って行ってしまいます。呆然と立ち尽くす栗原・・・ポカンと口を開けて妻の方を見ていました。反り上がった見事なペニスが何とも滑稽です。そして我に帰った様に栗原が、〔実優ちゃん・・。〕と言って実優の方へ近づこうとするが、『いや! こないで!』そう言って妻は襖をピシャリと閉めてしまいました。 第21回へ続く
2017/06/13
長Ⅱ9《手紙》第3回
長Ⅱ9《手紙》第3回
第2回
秋の文化祭では私(佐藤和臣:さとう・かずおみ)なりに満足できる演奏ができましたし、桝田尚子(ますだ・しょうこ)もそれは感じているようでした。かといって私と尚子は実際にはほとんど会話を交わすことはありませんでした。季節は流れて年が変わり、冬休み明けの3学期の始業式の日、私は廊下で尚子に呼び止められました。
『佐藤さん。』
この時の尚子の思いつめたような表情を今でも思い出します。私は気圧(けお)されるようなものを感じながら「何?」と返事をします。
『ちょっと話があるの・・。』
「ここじゃ駄目?」
尚子はこくりと頷きました。私は「それじゃあ、後で部室の裏で。」と答えます。尚子は再びこくりと頷きます。
始業式の日は授業もないため、教室で簡単な連絡事項が終わったら解放されました。私は尚子と約束した部室の裏の非常階段へ急ぎます。尚子はぼんやりとグラウンドを眺めていました。
「桝田さん!」
私に気づいていなかった尚子は、はっとした表情を向けます。その切れ長の目が光っているのに私は気づきました。
『ああ……ごめんなさい。ぼんやりしていて。』
尚子はそういいながら目元に手をやります。
《泣いていた?》
私は尚子の様子がおかしいことに動揺しましたが、わざと平気を装って尋ねました。
「用って何?」
『あ……。』
尚子は初めて呼び出した用件を思い出したように私を見ます。
『佐藤さん、私、転校しなければいけなくなったの・・。』
「転校?」
思いがけない尚子の言葉に私は驚きました。
「いつ?」
『父の転勤で2年からは新しい学校に……。』
私と尚子の通う学校は公立ですが地域では一応名の通った進学校で、学区外から越境通学をしてくるものもあるほどです。したがってよほどのことがない限り転校するものはありません。
「転勤って、どこへ?」
『金沢に……。』
尚子が口にしたのは北陸の石川県でした。私たちが通う横浜の学校からは相当の距離がありました。
「そうか……。」
私は間の抜けた返事をします。 第4回に続く
2017/06/13
第2回
秋の文化祭では私(佐藤和臣:さとう・かずおみ)なりに満足できる演奏ができましたし、桝田尚子(ますだ・しょうこ)もそれは感じているようでした。かといって私と尚子は実際にはほとんど会話を交わすことはありませんでした。季節は流れて年が変わり、冬休み明けの3学期の始業式の日、私は廊下で尚子に呼び止められました。
『佐藤さん。』
この時の尚子の思いつめたような表情を今でも思い出します。私は気圧(けお)されるようなものを感じながら「何?」と返事をします。
『ちょっと話があるの・・。』
「ここじゃ駄目?」
尚子はこくりと頷きました。私は「それじゃあ、後で部室の裏で。」と答えます。尚子は再びこくりと頷きます。
始業式の日は授業もないため、教室で簡単な連絡事項が終わったら解放されました。私は尚子と約束した部室の裏の非常階段へ急ぎます。尚子はぼんやりとグラウンドを眺めていました。
「桝田さん!」
私に気づいていなかった尚子は、はっとした表情を向けます。その切れ長の目が光っているのに私は気づきました。
『ああ……ごめんなさい。ぼんやりしていて。』
尚子はそういいながら目元に手をやります。
《泣いていた?》
私は尚子の様子がおかしいことに動揺しましたが、わざと平気を装って尋ねました。
「用って何?」
『あ……。』
尚子は初めて呼び出した用件を思い出したように私を見ます。
『佐藤さん、私、転校しなければいけなくなったの・・。』
「転校?」
思いがけない尚子の言葉に私は驚きました。
「いつ?」
『父の転勤で2年からは新しい学校に……。』
私と尚子の通う学校は公立ですが地域では一応名の通った進学校で、学区外から越境通学をしてくるものもあるほどです。したがってよほどのことがない限り転校するものはありません。
「転勤って、どこへ?」
『金沢に……。』
尚子が口にしたのは北陸の石川県でした。私たちが通う横浜の学校からは相当の距離がありました。
「そうか……。」
私は間の抜けた返事をします。 第4回に続く
2017/06/13
長6≪MとS≫ 第9話
長6≪MとS≫ 第9話
第8話
〔え~、今は10時5分前。さっき奥さんから連絡が・・・あっ! あれですかね? うわ~ オッパイが大きい・・・。〕その“オッパイ”という単語に私は反応した。その言葉は間違いなく妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)に向けられたものだ。成美に対して他人が性的発言をしたのを初めて聞いた瞬間だった。近づいてきた成美が『浅尾さん・・・ですか?』浅尾(琢己:あさお・たくみ:49歳)さんとカメラと交互に見る。成美からしてみればどちらが浅尾さんなのか知らないのだ。当然かもしれない。
〔はい。初めまして浅尾琢己です。こっちがカメラ担当の和田です。〕そう紹介され姿の見えないカメラマンの和田敏彦(わだ・としひこ:44歳)さんの声が混じった。〔桐山さん。呼び方は成美さん・・・でいいんですよね?〕、肩よりも長い髪の毛先を指に巻きつけ落ち着きがない妻が『はい。』って返事する。緊張をしているのはすぐにわかる。成美の場合緊張すると髪を触る癖があった。
浅尾さんが〔緊張しているんですか? そりゃ初めてですからね。今日は何をするかってことはご主人から聞いているんですよね?〕それを聞いて画面に映っている成美はこくんと頷いた。〔あの実は桐山さんから奥さんのことって何も聞いてなかったんですよ。ナイスボディでびっくりですよ・・・その・・・・失礼ですが何カップですか?〕あまりにも直接的な質問に視ている私が驚く。普通だったらセクハラ発言だ。しかし、そういう行為を前提にして会っているのだ。成美もそれはしっかりと理解しているのだろう。『はいE・・・です。』浅尾さんが〔Eカップですか? どうりで大きいわけだ。〕
待ち合わせ場所はレストランの駐車場です。営業時間はまだのようで車(ワンボックスカー)が1台しか停まっておらず、人影はなかった。浅尾さんが〔ほら・・・今日することは聞いてきているんでしょ? これくらい出来なきゃ・・・。〕そう言いながら手を伸ばす。画面の中の成美は相変わらず下を向き、髪を触り(緊張すると髪を触る癖がある)続けているだけだ。
そんな妻の胸を浅尾さんの手が触れた。〔そうそう・・・いい子だね・・・。〕33歳の女に向かって子と言うのはどうだろう? そんな疑問を感じる。〔動いちゃダメですよ・・・。〕そう言って手に力を入れていく。成美の胸の大きさを確かめるように指をいっぱいに広げて、弾力を確かめるように握っていく。
成美の胸が・・・もちろん初めて見る光景だ。自分(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)の妻が他の男に胸を揉まれている姿など絶対に見る光景ではないだろう。画面のなかでただ下を向き、ただされるまま成美を見ながら、今胸を押し付けられている背中に神経を通わせた。 第10話へ続く
2017/06/12
第8話
〔え~、今は10時5分前。さっき奥さんから連絡が・・・あっ! あれですかね? うわ~ オッパイが大きい・・・。〕その“オッパイ”という単語に私は反応した。その言葉は間違いなく妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)に向けられたものだ。成美に対して他人が性的発言をしたのを初めて聞いた瞬間だった。近づいてきた成美が『浅尾さん・・・ですか?』浅尾(琢己:あさお・たくみ:49歳)さんとカメラと交互に見る。成美からしてみればどちらが浅尾さんなのか知らないのだ。当然かもしれない。
〔はい。初めまして浅尾琢己です。こっちがカメラ担当の和田です。〕そう紹介され姿の見えないカメラマンの和田敏彦(わだ・としひこ:44歳)さんの声が混じった。〔桐山さん。呼び方は成美さん・・・でいいんですよね?〕、肩よりも長い髪の毛先を指に巻きつけ落ち着きがない妻が『はい。』って返事する。緊張をしているのはすぐにわかる。成美の場合緊張すると髪を触る癖があった。
浅尾さんが〔緊張しているんですか? そりゃ初めてですからね。今日は何をするかってことはご主人から聞いているんですよね?〕それを聞いて画面に映っている成美はこくんと頷いた。〔あの実は桐山さんから奥さんのことって何も聞いてなかったんですよ。ナイスボディでびっくりですよ・・・その・・・・失礼ですが何カップですか?〕あまりにも直接的な質問に視ている私が驚く。普通だったらセクハラ発言だ。しかし、そういう行為を前提にして会っているのだ。成美もそれはしっかりと理解しているのだろう。『はいE・・・です。』浅尾さんが〔Eカップですか? どうりで大きいわけだ。〕
待ち合わせ場所はレストランの駐車場です。営業時間はまだのようで車(ワンボックスカー)が1台しか停まっておらず、人影はなかった。浅尾さんが〔ほら・・・今日することは聞いてきているんでしょ? これくらい出来なきゃ・・・。〕そう言いながら手を伸ばす。画面の中の成美は相変わらず下を向き、髪を触り(緊張すると髪を触る癖がある)続けているだけだ。
そんな妻の胸を浅尾さんの手が触れた。〔そうそう・・・いい子だね・・・。〕33歳の女に向かって子と言うのはどうだろう? そんな疑問を感じる。〔動いちゃダメですよ・・・。〕そう言って手に力を入れていく。成美の胸の大きさを確かめるように指をいっぱいに広げて、弾力を確かめるように握っていく。
成美の胸が・・・もちろん初めて見る光景だ。自分(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)の妻が他の男に胸を揉まれている姿など絶対に見る光景ではないだろう。画面のなかでただ下を向き、ただされるまま成美を見ながら、今胸を押し付けられている背中に神経を通わせた。 第10話へ続く
2017/06/12
長Ⅱ18[夫の性癖 妻の変身]第5回
長Ⅱ18[夫の性癖 妻の変身]第5回
第4回
《しかし見たい! 絵梨が逢沢に犯られるのを見たくてたまらない!》交差する思惑の内で欲望の方が打ち勝ち意を決しようとした所で、『あら、わたしもいただこうかしら。』って入浴を済ませた妻(豊田絵梨:とよだ・えり:34歳)が現れた。駆られる異様な欲情からかそんな冷蔵庫から缶ビールを取り出す絵梨の後ろ姿に妙な艶めかしさを見出だし俺(豊田志朗:とよだ・しろう:38歳)はペ二スを硬くしてしまう。
『あなた、乾杯しよう。』って、そんな俺の覚える自らへの好奇からくる興奮など知る由もなく絵梨はリビングのソファーに並んで座り杯ならぬ缶を重ねた。「ああ乾杯。」と横に座る絵梨に自らのただならぬ試みを悟られまいと俺も調子を合わせる。
だが後輩(逢沢文彦:あいざわ・ふみひこ:26歳)の性の対象という思い込みからか、『あ~美味しい。』ってパジャマにカーディガンを羽織るといういつもと変わらぬ出で立ちな缶を傾ける絵梨に新鮮さを覚えある種のトキメキを感じた。
《何としても絵梨を逢沢に》と、再び寝取られへの実行を思案し出すが、『やだ、あなたどうしたの? 私の事ジィーと見つめちゃって!』って自らに対し見取れた感を伺わせる俺に絵梨は照れを示す。「いやその。」何か自らの異常といえる想いが見透かされたように思ってしまった。
俺は絵梨に動揺を見せてしまうが、「なあ~絵梨~昨夜お預けだったろ? 何か俺、治まりがつかなくてどうだ今夜頼むよ。」昨夜の空振りを持ち出して迫ることにより自らの不謹慎
な欲情を語魔化す。『もう~あなたったら~しょうがないわね~いいわよ。』昨夜の拒みへ
の後ろめたさも有るのか、ビールの酔いも手伝い絵梨はどこか甘い感じにて俺に縋(すが)りOKを出した。
そんな絵梨を抱きしめ、俺は溜め込んだ欲情を爆発させるかのようにキスをしようとするが、『んんダメよ。寝室に行ってからね。』ってキスを受け止めながらも優しげな口調ではあるが絵梨は欲情に逸る俺を窘めるそこへ消そうとしたテレビから二人にとっては刺激的なニュースが流れる
〚今日△◇市○×町の民家にて、この家に住む女性の下着を盗んだ男を、△◇署は逮捕しました。なお・・・。〛消しかけたテレビから流れる下着ドロのニュースに、《ああ逢沢もあの時、俺が見てなければ絵梨の下着を》いやが上にも脳裏に絵梨の使用済のショーツを手にして欲情していた逢沢の破廉恥な行為の記憶が蘇り異様な興奮が湧いてペ二スを硬くしてしまう。
一方絵梨は、『やだ男の人ってこんな事して一体どういうつもりなのかしら?』ってテレビ画面に嫌悪を表す顰(ひそ)めた顔を向06/1ている動揺を見透かし、「何だ? 絵梨、この下着ドロのニュースがそんなに気になるのか? なあ? どうしたんだ?」テレビ画面を眺め続ける絵梨に俺は問い詰めるかのように声を掛けるが、『何でもないわ。早く行きましょ。』俺に動揺を悟られまいという心が働くのか絵梨は些か大袈裟に首を横に振ってから素早くテレビの電源を切ると足早に寝室へと向かう。 第6回に続く
2017/06/11
第4回
《しかし見たい! 絵梨が逢沢に犯られるのを見たくてたまらない!》交差する思惑の内で欲望の方が打ち勝ち意を決しようとした所で、『あら、わたしもいただこうかしら。』って入浴を済ませた妻(豊田絵梨:とよだ・えり:34歳)が現れた。駆られる異様な欲情からかそんな冷蔵庫から缶ビールを取り出す絵梨の後ろ姿に妙な艶めかしさを見出だし俺(豊田志朗:とよだ・しろう:38歳)はペ二スを硬くしてしまう。
『あなた、乾杯しよう。』って、そんな俺の覚える自らへの好奇からくる興奮など知る由もなく絵梨はリビングのソファーに並んで座り杯ならぬ缶を重ねた。「ああ乾杯。」と横に座る絵梨に自らのただならぬ試みを悟られまいと俺も調子を合わせる。
だが後輩(逢沢文彦:あいざわ・ふみひこ:26歳)の性の対象という思い込みからか、『あ~美味しい。』ってパジャマにカーディガンを羽織るといういつもと変わらぬ出で立ちな缶を傾ける絵梨に新鮮さを覚えある種のトキメキを感じた。
《何としても絵梨を逢沢に》と、再び寝取られへの実行を思案し出すが、『やだ、あなたどうしたの? 私の事ジィーと見つめちゃって!』って自らに対し見取れた感を伺わせる俺に絵梨は照れを示す。「いやその。」何か自らの異常といえる想いが見透かされたように思ってしまった。
俺は絵梨に動揺を見せてしまうが、「なあ~絵梨~昨夜お預けだったろ? 何か俺、治まりがつかなくてどうだ今夜頼むよ。」昨夜の空振りを持ち出して迫ることにより自らの不謹慎
な欲情を語魔化す。『もう~あなたったら~しょうがないわね~いいわよ。』昨夜の拒みへ
の後ろめたさも有るのか、ビールの酔いも手伝い絵梨はどこか甘い感じにて俺に縋(すが)りOKを出した。
そんな絵梨を抱きしめ、俺は溜め込んだ欲情を爆発させるかのようにキスをしようとするが、『んんダメよ。寝室に行ってからね。』ってキスを受け止めながらも優しげな口調ではあるが絵梨は欲情に逸る俺を窘めるそこへ消そうとしたテレビから二人にとっては刺激的なニュースが流れる
〚今日△◇市○×町の民家にて、この家に住む女性の下着を盗んだ男を、△◇署は逮捕しました。なお・・・。〛消しかけたテレビから流れる下着ドロのニュースに、《ああ逢沢もあの時、俺が見てなければ絵梨の下着を》いやが上にも脳裏に絵梨の使用済のショーツを手にして欲情していた逢沢の破廉恥な行為の記憶が蘇り異様な興奮が湧いてペ二スを硬くしてしまう。
一方絵梨は、『やだ男の人ってこんな事して一体どういうつもりなのかしら?』ってテレビ画面に嫌悪を表す顰(ひそ)めた顔を向06/1ている動揺を見透かし、「何だ? 絵梨、この下着ドロのニュースがそんなに気になるのか? なあ? どうしたんだ?」テレビ画面を眺め続ける絵梨に俺は問い詰めるかのように声を掛けるが、『何でもないわ。早く行きましょ。』俺に動揺を悟られまいという心が働くのか絵梨は些か大袈裟に首を横に振ってから素早くテレビの電源を切ると足早に寝室へと向かう。 第6回に続く
2017/06/11
長Ⅱ13〖美しく淫らな被写体〗第10回
長Ⅱ13〖美しく淫らな被写体〗第10回
第9回
しばらくして、年長のメンバーが僕(田所裕一(たどころ・ゆういち:32才)の所に来て、〈ありがとうございました。いい写真が撮れました。〉と言い、続きの写真フィルムを見せてくれます。妻(田所杏奈:たどころ・あんな:28才)のあそこは、足首の影になったり、物をおいてあったりして、見えない様に配慮されている構成でした。
〈あの、実は、ここまでが、通常の撮影なのですが、奥様があまりにも魅力的なので、もう少しいいですか?〉と頼まれました。「はぁ?」と聞き返すと、言いにくそうに、〈ほんとは、奥様の全てを撮影したいので、それをお願いできないかと・・〉と言います。〈えっと、つまり、こういった物を無くしてということで・・・。〉とここまで聞くと私にも判ってきました。
「え~っと、つまり、海外の写真のような感じということですね。つまり、妻のあそこも写ってしまう。」と言うと、〈はいっ、実はそうなんです。今日のこの写真は絶対に表に出さないし、ネガも差し上げますので、我々の趣味の一環と言う事でご理解頂ければ。〉と説得されました。杏奈は、全裸のまま、横になっています。その手は、意識していないのか、乳首とあそこを覆い、かすかに動いている様に見えました。そこで、私は、「杏奈、もうちょっとだけ、いいかな? 杏奈の全てを撮影したいそうだ。」と言うと、妻がカメラマンに『どうぞ続けて下さい。』っていいました。
〈ありがとうございます。奥さんすいませんがもう少しおつきあいを。〉といい、再び撮影を始めます。今度は、杏奈のあそこを隠すことなく撮影し、さらに、アシスタントがうつ伏せにして杏奈のお尻をこちらに向かせました。肛門の穴と、あそこが丸見えになっています。明るい照明の中で見る杏奈のあそこは、意外な所に陰毛が生えていたりして、ちょっとした発見をした気分です。つぎには、仰向けにして脚を大きく広げ、杏奈の長い脚をくの字に曲げさせました。ちょうどバックで今まさに挿入しようと言うばかりのポーズです。
杏奈のあそこをみると、透明な液体が、アナルまで落ちてきていました。カメラマンが、アシスタントを呼んで、あそこを拭く様にいいます。その人は、濡れティッシュを持ち、〈すいません。奥さんちょっといいですか。〉と妻のあそこをぬぐいました。
『うっ、あぁ~。』ってかわいい声が聞こえ、その人の手を押さえます。あわててその人が手を引っ込めると、カメラマンが、〈奥さん、いいですよ、もし、よければ、そのまま、指をお願いします。〉と言うと、アシスタントが、今度は、杏奈の手をあそこに持っていかせました。
すると杏奈は、何かに弾かれた様に、ひだの中に中指と挿入し、また、廻りをねぶりはじめます。その様子をハシャパシャと撮影し、今度は、妻を座らせて、あそこを広げる様に言いました。杏奈は、憑かれた様に両手で、自分のあそこのヒダを広げて、全開にさせ、おそらく今まで私しか知らないはずの奥の赤い部分をさらけ出させます。そして、それをおじさん達に見せ、そしてオナニーまでさせられ、さらに撮影されるという恥ずかしい行為に妻はもちろん、私も心が張り裂けそうになりました。それからも、いろいろなポーズで行われ、撮影は、終了しました。 第11回に続く
2017/06/11
第9回
しばらくして、年長のメンバーが僕(田所裕一(たどころ・ゆういち:32才)の所に来て、〈ありがとうございました。いい写真が撮れました。〉と言い、続きの写真フィルムを見せてくれます。妻(田所杏奈:たどころ・あんな:28才)のあそこは、足首の影になったり、物をおいてあったりして、見えない様に配慮されている構成でした。
〈あの、実は、ここまでが、通常の撮影なのですが、奥様があまりにも魅力的なので、もう少しいいですか?〉と頼まれました。「はぁ?」と聞き返すと、言いにくそうに、〈ほんとは、奥様の全てを撮影したいので、それをお願いできないかと・・〉と言います。〈えっと、つまり、こういった物を無くしてということで・・・。〉とここまで聞くと私にも判ってきました。
「え~っと、つまり、海外の写真のような感じということですね。つまり、妻のあそこも写ってしまう。」と言うと、〈はいっ、実はそうなんです。今日のこの写真は絶対に表に出さないし、ネガも差し上げますので、我々の趣味の一環と言う事でご理解頂ければ。〉と説得されました。杏奈は、全裸のまま、横になっています。その手は、意識していないのか、乳首とあそこを覆い、かすかに動いている様に見えました。そこで、私は、「杏奈、もうちょっとだけ、いいかな? 杏奈の全てを撮影したいそうだ。」と言うと、妻がカメラマンに『どうぞ続けて下さい。』っていいました。
〈ありがとうございます。奥さんすいませんがもう少しおつきあいを。〉といい、再び撮影を始めます。今度は、杏奈のあそこを隠すことなく撮影し、さらに、アシスタントがうつ伏せにして杏奈のお尻をこちらに向かせました。肛門の穴と、あそこが丸見えになっています。明るい照明の中で見る杏奈のあそこは、意外な所に陰毛が生えていたりして、ちょっとした発見をした気分です。つぎには、仰向けにして脚を大きく広げ、杏奈の長い脚をくの字に曲げさせました。ちょうどバックで今まさに挿入しようと言うばかりのポーズです。
杏奈のあそこをみると、透明な液体が、アナルまで落ちてきていました。カメラマンが、アシスタントを呼んで、あそこを拭く様にいいます。その人は、濡れティッシュを持ち、〈すいません。奥さんちょっといいですか。〉と妻のあそこをぬぐいました。
『うっ、あぁ~。』ってかわいい声が聞こえ、その人の手を押さえます。あわててその人が手を引っ込めると、カメラマンが、〈奥さん、いいですよ、もし、よければ、そのまま、指をお願いします。〉と言うと、アシスタントが、今度は、杏奈の手をあそこに持っていかせました。
すると杏奈は、何かに弾かれた様に、ひだの中に中指と挿入し、また、廻りをねぶりはじめます。その様子をハシャパシャと撮影し、今度は、妻を座らせて、あそこを広げる様に言いました。杏奈は、憑かれた様に両手で、自分のあそこのヒダを広げて、全開にさせ、おそらく今まで私しか知らないはずの奥の赤い部分をさらけ出させます。そして、それをおじさん達に見せ、そしてオナニーまでさせられ、さらに撮影されるという恥ずかしい行為に妻はもちろん、私も心が張り裂けそうになりました。それからも、いろいろなポーズで行われ、撮影は、終了しました。 第11回に続く
2017/06/11
長6≪MとS≫ 第8話
長6≪MとS≫ 第8話
第7話
DVDプレーヤーにSDXCカードをセットする。ベッドからリモコンの再生ボタンを押そうとした時に、『遅い時間に音を出したらあのが子起きてくるかもしれないよ。』って、「だからって消音で見るってのもな・・・。」と迷う。『ヘッドフォンをして観たら?』って妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)が提案してくれる。「でも、それじゃ君が聞こえないだろ?」と言うと、『私が聞いてもしょうがないでしょ・・・・それに今日は疲れたから眠くなりそうなの・・・。』そう言われて私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)は“はっと”した。
今見ようとしている映像は今日成美が体験をした出来事なのだ。目の前にある大きな胸。私以外もう見ることがないであろうと思っていた秘所。それらを数時間前まで私以外の男が見て触ったのだ。思わず成美の着ているパジャマを透視でもするかのように裸を想像して見てしまう。
「そうだね・・・今日は疲れたよな・・・。」と、私は言葉を濁すしかなかった。『うん・・・わたしはビデオより貴方が喜んでくれている姿を見るよ。』って成美が私の顔を覗き込む。そう言われると私はヘッドフォンをセットしリモコンを手にした。「ほら・・・俺は今まで経験したことがないくらい興奮しているよ。」そう言って再度成美に股間を触らせた。
『ほんとそうだね。』って恥ずかしそうに言うと、また私の背中に胸を押し付けるようにしてくる。そして股間に乗せていた手をトランクスの中にまで入れてきたのだ。少し冷たい成美の手が優しく私のペニスを握ると微かにわかる程度にゆっくりと上下をさせる。私は固くしたペニスを成美の手に握られながら、成美が他の男に抱かれる映像を見るのであった。今まで想像も出来なかった至福の時間が始まる。
大きな息を吐き・・・私はリモコンの再生ボタンを押した。〔撮れていますか?〕の音声。テレビに映し出された映像はどうやら成美と会う前の様子らしい。ビデオカメラのテストも兼ねて回しているのだろう。〔撮れているかな? 和田さん撮れてる?〕とカメラに向かって何度も聞いている浅尾(琢己:あさお・たくみ:49歳)さんの様子と[撮れていますよ。]と私が聞いたことがない声が流れてくる。この声の主がカメラマンの和田さんなのだろう。それから浅尾さんはゴホンと咳払いをするとカメラに向かって話し始めた。
〔桐山さん見ていますか? 今は9時の・・・45分。これから奥さんと会うところです。そう言えば奥さんの事って何も聞いていませんでしたね。うまく会えるかな・・・。〕でも、この様子を成美は知らない。今の成美には音が聞こえてないのでどんな話をしているかもわからないだろう。〔それじゃ、奥さんと会ったらまた映します。一旦切りますね。〕画面の浅尾さんが言うと画面は切り替わった。 第9話へ続く
2017/06/10
第7話
DVDプレーヤーにSDXCカードをセットする。ベッドからリモコンの再生ボタンを押そうとした時に、『遅い時間に音を出したらあのが子起きてくるかもしれないよ。』って、「だからって消音で見るってのもな・・・。」と迷う。『ヘッドフォンをして観たら?』って妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)が提案してくれる。「でも、それじゃ君が聞こえないだろ?」と言うと、『私が聞いてもしょうがないでしょ・・・・それに今日は疲れたから眠くなりそうなの・・・。』そう言われて私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)は“はっと”した。
今見ようとしている映像は今日成美が体験をした出来事なのだ。目の前にある大きな胸。私以外もう見ることがないであろうと思っていた秘所。それらを数時間前まで私以外の男が見て触ったのだ。思わず成美の着ているパジャマを透視でもするかのように裸を想像して見てしまう。
「そうだね・・・今日は疲れたよな・・・。」と、私は言葉を濁すしかなかった。『うん・・・わたしはビデオより貴方が喜んでくれている姿を見るよ。』って成美が私の顔を覗き込む。そう言われると私はヘッドフォンをセットしリモコンを手にした。「ほら・・・俺は今まで経験したことがないくらい興奮しているよ。」そう言って再度成美に股間を触らせた。
『ほんとそうだね。』って恥ずかしそうに言うと、また私の背中に胸を押し付けるようにしてくる。そして股間に乗せていた手をトランクスの中にまで入れてきたのだ。少し冷たい成美の手が優しく私のペニスを握ると微かにわかる程度にゆっくりと上下をさせる。私は固くしたペニスを成美の手に握られながら、成美が他の男に抱かれる映像を見るのであった。今まで想像も出来なかった至福の時間が始まる。
大きな息を吐き・・・私はリモコンの再生ボタンを押した。〔撮れていますか?〕の音声。テレビに映し出された映像はどうやら成美と会う前の様子らしい。ビデオカメラのテストも兼ねて回しているのだろう。〔撮れているかな? 和田さん撮れてる?〕とカメラに向かって何度も聞いている浅尾(琢己:あさお・たくみ:49歳)さんの様子と[撮れていますよ。]と私が聞いたことがない声が流れてくる。この声の主がカメラマンの和田さんなのだろう。それから浅尾さんはゴホンと咳払いをするとカメラに向かって話し始めた。
〔桐山さん見ていますか? 今は9時の・・・45分。これから奥さんと会うところです。そう言えば奥さんの事って何も聞いていませんでしたね。うまく会えるかな・・・。〕でも、この様子を成美は知らない。今の成美には音が聞こえてないのでどんな話をしているかもわからないだろう。〔それじゃ、奥さんと会ったらまた映します。一旦切りますね。〕画面の浅尾さんが言うと画面は切り替わった。 第9話へ続く
2017/06/10
短Ⅱ7《寝取らせ好きが ★アナザーバージョン★》その03
短Ⅱ7《寝取らせ好きが ★アナザーバージョン★》その03
その02
先週の金曜、また社長の新村秀明(にいむら・ひであき:41歳)氏に飲みに連れて行ってもらった時です。僕(森本清志:きよし31歳)は《嫁の件(社長と付き合うこと)について結論をださないといけない。》と思っていました。
最初は仕事の話ではなく他愛のない話をしていたのですが、途中でやはり嫁(森本明日香:もりもと・あすか:29歳)の話題がでてきます。「やっぱり嫁を差し出すことはできません。でも社長が嫁を口説いて(明日香が)受け入れたなら、それは仕方ないかなとは思います。」と曖昧な答えを・・・してしまう。
でも、子供をつくることは断固拒否をしましたし、僕は明日香と離婚する意思はないことも、はっきりと伝えました。それでも、新村社長は喜んでくれて、〔やっぱり受け入れてくれたかぁ。ありがとう。もちろん俺はもう結婚するつもりはない。〕と、それと僕がお願いした条件も受け入れてくれます。それは嫁との経過は少なくともメールで連絡することでした。
社長が嫁の明日香と接触する方法を僕は思案していたのですが、僕が「明日香は週一の月曜日に料理教室に通っています。」と伝えました。社長の会社は変則的に日曜日と月曜日が休業日なのです。それで社長は笑顔で僕に握手をしてきました。
その後、泥酔して深夜に帰宅した僕に『お仕事お疲れさま。』って嫁が出迎えてくれます。
明日香は僕が酔った時は必ず、特製の梅干し入りのおかゆを用意してくれました。おかゆを食べてすぐに寝ようと思いましたが、明日香を社長に売り渡した気分で、その日は中々寝つけません・・・。次の日に社長から連絡があり、〔来週の月曜から料理教室に通う手続きをしたよ。〕とのこと。その行動力には驚かされます。
僕はあれから悩んでいました。《嫁に限って…との思い》とは裏腹に、ただ、嫁が魅力ある男性(今回なら新村社長)にモテるといった状況が良いのかもしれないです。なので、割合を100としたら、90は口説かれても嫁が堕ちないことを望んでいました。でも、残りの10は明日香が男性の誘いを受け入れることに興奮するだろうなと妄想してしまっています。かなりいびつな感情ですけど、《例え万が一受け入れたとしても肉体面のみで心の部分は僕のことを思っていて欲しい》とワガママな思いはありました…。
次の週、月曜日の夜に帰宅すると、『あのね新村さんがね。料理教室に入ってきたのよ。偶然ってあるのね?』って明日香が驚きながら報告してきます。僕は心の中で《社長が嫁の料理教室に入ったのは偶然ではないだけどね…。》と思いながら、聞いていました。新村社長は見た目、料理をしなさそうですが、1人暮らしが長いからか、包丁の使い方など基本的に料理はできるらしいです。嫁もそのギャップに好感を持ったかも・・・ちなみに僕は全く料理が出来ません。 その04へ続く
2017/06/10
その02
先週の金曜、また社長の新村秀明(にいむら・ひであき:41歳)氏に飲みに連れて行ってもらった時です。僕(森本清志:きよし31歳)は《嫁の件(社長と付き合うこと)について結論をださないといけない。》と思っていました。
最初は仕事の話ではなく他愛のない話をしていたのですが、途中でやはり嫁(森本明日香:もりもと・あすか:29歳)の話題がでてきます。「やっぱり嫁を差し出すことはできません。でも社長が嫁を口説いて(明日香が)受け入れたなら、それは仕方ないかなとは思います。」と曖昧な答えを・・・してしまう。
でも、子供をつくることは断固拒否をしましたし、僕は明日香と離婚する意思はないことも、はっきりと伝えました。それでも、新村社長は喜んでくれて、〔やっぱり受け入れてくれたかぁ。ありがとう。もちろん俺はもう結婚するつもりはない。〕と、それと僕がお願いした条件も受け入れてくれます。それは嫁との経過は少なくともメールで連絡することでした。
社長が嫁の明日香と接触する方法を僕は思案していたのですが、僕が「明日香は週一の月曜日に料理教室に通っています。」と伝えました。社長の会社は変則的に日曜日と月曜日が休業日なのです。それで社長は笑顔で僕に握手をしてきました。
その後、泥酔して深夜に帰宅した僕に『お仕事お疲れさま。』って嫁が出迎えてくれます。
明日香は僕が酔った時は必ず、特製の梅干し入りのおかゆを用意してくれました。おかゆを食べてすぐに寝ようと思いましたが、明日香を社長に売り渡した気分で、その日は中々寝つけません・・・。次の日に社長から連絡があり、〔来週の月曜から料理教室に通う手続きをしたよ。〕とのこと。その行動力には驚かされます。
僕はあれから悩んでいました。《嫁に限って…との思い》とは裏腹に、ただ、嫁が魅力ある男性(今回なら新村社長)にモテるといった状況が良いのかもしれないです。なので、割合を100としたら、90は口説かれても嫁が堕ちないことを望んでいました。でも、残りの10は明日香が男性の誘いを受け入れることに興奮するだろうなと妄想してしまっています。かなりいびつな感情ですけど、《例え万が一受け入れたとしても肉体面のみで心の部分は僕のことを思っていて欲しい》とワガママな思いはありました…。
次の週、月曜日の夜に帰宅すると、『あのね新村さんがね。料理教室に入ってきたのよ。偶然ってあるのね?』って明日香が驚きながら報告してきます。僕は心の中で《社長が嫁の料理教室に入ったのは偶然ではないだけどね…。》と思いながら、聞いていました。新村社長は見た目、料理をしなさそうですが、1人暮らしが長いからか、包丁の使い方など基本的に料理はできるらしいです。嫁もそのギャップに好感を持ったかも・・・ちなみに僕は全く料理が出来ません。 その04へ続く
2017/06/10
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第2回
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第2回
第1回
長谷将生(はせ・まさき:29歳)が【スワッピング】の提案をしてきた時には僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)もぐでんぐでんに酔っていた訳で、酒の勢いから〔いいだろう。〕、「それグッド!」などと二人で言い合ってかなり盛り上がったのであった。
僕は、帰宅したその晩に酔った勢いのまま嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)に思い切って提案をしてみたら速攻で拒否されてしまいます。それでも粘って「ほら僕たちマンネリになっているじゃん。」と僕が言ったら梨花にも思い当たる節があるみたいで、ちょっと考え込んでいた。
しかし、結局のところ、この【スワッピング】の件はお流れとなってしまう。その原因は、将生の彼女が〚断固拒否〛を貫いたからで、このことを梨花に告げると、かなりホッとしていた。(梨花としては、涼の性癖には戸惑うが、それよりも妻のわたしに何か不満があるのかしら? という気持が大きく。ただ、夫の事を愛しているから、涼が望むのなら、喜ぶのなら、その願望を叶えてもあげてもという思いもあり、夫の要求を受け入れるべきか悩んでいたらしい。)
僕はその事(スワッピングの提案)がきっかけで“梨花が親友とするセックスが見たい”という願望を強く抱くようになる。〖梨花の白いからだを友人の将生が貪(むさぼ)る。ピンク色の巨乳、薄い恥毛、濡れた性器、愛し合う二人。〗僕は果てしない淫らな願望を実現させたくて堪らない思いでいっぱいになっていった。
これを“寝取らせ願望”というらしいのはネットで知る。妻の梨花が他人と交わるのを見てみたい。他人(親友)のちんこで攻め喘がせてみたい願望があるとともに、また、僕に見られながら他人とセックスすることで異常な興奮を梨花に味わわせてみたい気持ちもありました。梨花にべた惚れなこと(美人としか言いようがない)も一因かも知れない。 「こんな可愛い嫁をもっと自慢したい。」 「他の男にも抱かせて梨花の良さを誇りたい。」と強く思うのである。
その愛する梨花が一時的にも他人に奪われるという憔悴感(嫉妬)に興奮するのですが、そんなことは梨花に理解してもらえるとは思っていない。しかし、愛情に溢れているからこそ〖寝取らせ願望〗という性癖が成立しているのでした。
梨花も、「他の人とセックスして凄く気持ちよくなるのを見たい。」と涼太が告白した時に、そう言えば私が以前先輩にセクハラ(酔った勢いでお尻を触った程度)をされたと話したときも、実は少し勃ってしまったと話していたことを思い出す。
そんな中のある日、将生が会社帰りに我が家へ遊びに来たとき三人で食事会をした。その光景は珍しくもなんともなくて月に1回くらいは絶対にあるシーンである。ただし、その時は気まずい雰囲気の食事会だった。なにしろ、あの将生の提案(スワッピング)のあとだから変な緊張感が漂っていた。会話も全く弾まなかった。
それでも僕の脳内は《淫らに悶える梨花が見たくて見たくて》アドレナリンが溢れ出す。ついにブレーキが効かずに食事が終わって三人で軽くワインを飲んで寛いで居る時に、僕は勇気を出して、「スワッピング(梨花と将太がするセックス)を本当はやってみたかったな。」と、言ってみる。そうしたら、梨花が『まだ言ってるの?』って、困ったように苦笑いを浮かべた。 第3回に続く
2017/06/09
第1回
長谷将生(はせ・まさき:29歳)が【スワッピング】の提案をしてきた時には僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)もぐでんぐでんに酔っていた訳で、酒の勢いから〔いいだろう。〕、「それグッド!」などと二人で言い合ってかなり盛り上がったのであった。
僕は、帰宅したその晩に酔った勢いのまま嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)に思い切って提案をしてみたら速攻で拒否されてしまいます。それでも粘って「ほら僕たちマンネリになっているじゃん。」と僕が言ったら梨花にも思い当たる節があるみたいで、ちょっと考え込んでいた。
しかし、結局のところ、この【スワッピング】の件はお流れとなってしまう。その原因は、将生の彼女が〚断固拒否〛を貫いたからで、このことを梨花に告げると、かなりホッとしていた。(梨花としては、涼の性癖には戸惑うが、それよりも妻のわたしに何か不満があるのかしら? という気持が大きく。ただ、夫の事を愛しているから、涼が望むのなら、喜ぶのなら、その願望を叶えてもあげてもという思いもあり、夫の要求を受け入れるべきか悩んでいたらしい。)
僕はその事(スワッピングの提案)がきっかけで“梨花が親友とするセックスが見たい”という願望を強く抱くようになる。〖梨花の白いからだを友人の将生が貪(むさぼ)る。ピンク色の巨乳、薄い恥毛、濡れた性器、愛し合う二人。〗僕は果てしない淫らな願望を実現させたくて堪らない思いでいっぱいになっていった。
これを“寝取らせ願望”というらしいのはネットで知る。妻の梨花が他人と交わるのを見てみたい。他人(親友)のちんこで攻め喘がせてみたい願望があるとともに、また、僕に見られながら他人とセックスすることで異常な興奮を梨花に味わわせてみたい気持ちもありました。梨花にべた惚れなこと(美人としか言いようがない)も一因かも知れない。 「こんな可愛い嫁をもっと自慢したい。」 「他の男にも抱かせて梨花の良さを誇りたい。」と強く思うのである。
その愛する梨花が一時的にも他人に奪われるという憔悴感(嫉妬)に興奮するのですが、そんなことは梨花に理解してもらえるとは思っていない。しかし、愛情に溢れているからこそ〖寝取らせ願望〗という性癖が成立しているのでした。
梨花も、「他の人とセックスして凄く気持ちよくなるのを見たい。」と涼太が告白した時に、そう言えば私が以前先輩にセクハラ(酔った勢いでお尻を触った程度)をされたと話したときも、実は少し勃ってしまったと話していたことを思い出す。
そんな中のある日、将生が会社帰りに我が家へ遊びに来たとき三人で食事会をした。その光景は珍しくもなんともなくて月に1回くらいは絶対にあるシーンである。ただし、その時は気まずい雰囲気の食事会だった。なにしろ、あの将生の提案(スワッピング)のあとだから変な緊張感が漂っていた。会話も全く弾まなかった。
それでも僕の脳内は《淫らに悶える梨花が見たくて見たくて》アドレナリンが溢れ出す。ついにブレーキが効かずに食事が終わって三人で軽くワインを飲んで寛いで居る時に、僕は勇気を出して、「スワッピング(梨花と将太がするセックス)を本当はやってみたかったな。」と、言ってみる。そうしたら、梨花が『まだ言ってるの?』って、困ったように苦笑いを浮かべた。 第3回に続く
2017/06/09
長Ⅱ9《手紙》第2回
長Ⅱ9《手紙》第2回
第1回
後に私(佐藤和臣:さとう・かずおみ)の妻となる桝田尚子(ますだ・しょうこ)と交際を始めたのは高校1年の時に、ブラスバンド部で同じフルートパートに所属したことがきっかけでした。音楽好きの私は何か一つ楽器をものにしたいという気持ちがあり、ブラスバンド部に入ったのです。楽器は何でも良かったのですが、たまたま3年が引退することによってひとりきりになるフルートパートを補充する必要があるということで、そこに所属させられたのでした。一緒に入った友人たちは男っぽい金管楽器やサックスを選び、フルートでも良いといったのが私だけだったせいもあります。
私自身、楽器は未経験でしたが、尚子は中学時代にもブラスバンド部に所属していたためフルートは相当吹けるだけでなく、子供のころから続けていたピアノもかなりの腕前でした。フルートパートは人数不足だったため、私も入部して数カ月もしないうちに高校野球の応援などで吹かされましたが、テンポが速くなるとまったく指が回らず、音を出すふりをして誤魔化すのが精一杯でした。尚子が装飾音の多いフレーズをやすやすと吹きこなすのを見て私はひどく劣等感に駆られます。
今思うと3年の経験差があるのですから当たり前ですが、その頃は女である尚子に引けを取るというのが我慢できなかったのです。尚子はそんな私に対して優越感を示すでもなく、また同情して教えようともせず、常に淡々としていました。
私は朝早く来ては部室の裏の非常階段で延々とロングトーン(一つの音を出来るだけ長く吹き伸ばすこと)を繰り返し、昼休みも音階やアルペジオ(和音をばらして一音一音発音させる演奏法)といった基礎練習に費やしました。私は楽器の経験はなかったものの耳学問は達者だったため、そういった地味な練習が結局は上達の早道だと考えていたのです。
数カ月の間は苦労の日々が続きましたが、ある時、それまでの基礎練習の効果がようやく現れ出しました。毎日のロングトーンで鍛えられた音色は、自分が吹いていると信じられないほど澄んでおり、地道な音階練習によって鍛えられた指が急に回るようになったのです。
同学年の友人や先輩も、私の突然の上達を驚きの目で見ました。たいていの部員は面白みのない基礎練習を嫌い、演奏会でやる曲の練習ばかりしていたからです。尚子は私から少し離れた場所に立ち、相変わらず冷静な視線を向けていました。私の上達について尚子が何も言いません。それがなんとなく不満でした。
しかし尚子の態度が変わってきたのはその後の、秋の文化祭に向けた練習の時です。彼女はそれまでひたすら譜面と向き合って、自分のパートを正確に吹くことに集中していたのですが、あたかも私に寄り添うような演奏をするようになったのでした。フレーズの開始と終了、2つのフルートが織り成す和音とユニゾン(2つ以上の音が同時に重なった場合をいう)、私は自然と尚子(しょうこ)に導かれるように吹き、楽器を通じて彼女と会話をするような気分になります。これはこれまでの私では経験できなかったことでした。 第3回へ続く
2017/06/08
第1回
後に私(佐藤和臣:さとう・かずおみ)の妻となる桝田尚子(ますだ・しょうこ)と交際を始めたのは高校1年の時に、ブラスバンド部で同じフルートパートに所属したことがきっかけでした。音楽好きの私は何か一つ楽器をものにしたいという気持ちがあり、ブラスバンド部に入ったのです。楽器は何でも良かったのですが、たまたま3年が引退することによってひとりきりになるフルートパートを補充する必要があるということで、そこに所属させられたのでした。一緒に入った友人たちは男っぽい金管楽器やサックスを選び、フルートでも良いといったのが私だけだったせいもあります。
私自身、楽器は未経験でしたが、尚子は中学時代にもブラスバンド部に所属していたためフルートは相当吹けるだけでなく、子供のころから続けていたピアノもかなりの腕前でした。フルートパートは人数不足だったため、私も入部して数カ月もしないうちに高校野球の応援などで吹かされましたが、テンポが速くなるとまったく指が回らず、音を出すふりをして誤魔化すのが精一杯でした。尚子が装飾音の多いフレーズをやすやすと吹きこなすのを見て私はひどく劣等感に駆られます。
今思うと3年の経験差があるのですから当たり前ですが、その頃は女である尚子に引けを取るというのが我慢できなかったのです。尚子はそんな私に対して優越感を示すでもなく、また同情して教えようともせず、常に淡々としていました。
私は朝早く来ては部室の裏の非常階段で延々とロングトーン(一つの音を出来るだけ長く吹き伸ばすこと)を繰り返し、昼休みも音階やアルペジオ(和音をばらして一音一音発音させる演奏法)といった基礎練習に費やしました。私は楽器の経験はなかったものの耳学問は達者だったため、そういった地味な練習が結局は上達の早道だと考えていたのです。
数カ月の間は苦労の日々が続きましたが、ある時、それまでの基礎練習の効果がようやく現れ出しました。毎日のロングトーンで鍛えられた音色は、自分が吹いていると信じられないほど澄んでおり、地道な音階練習によって鍛えられた指が急に回るようになったのです。
同学年の友人や先輩も、私の突然の上達を驚きの目で見ました。たいていの部員は面白みのない基礎練習を嫌い、演奏会でやる曲の練習ばかりしていたからです。尚子は私から少し離れた場所に立ち、相変わらず冷静な視線を向けていました。私の上達について尚子が何も言いません。それがなんとなく不満でした。
しかし尚子の態度が変わってきたのはその後の、秋の文化祭に向けた練習の時です。彼女はそれまでひたすら譜面と向き合って、自分のパートを正確に吹くことに集中していたのですが、あたかも私に寄り添うような演奏をするようになったのでした。フレーズの開始と終了、2つのフルートが織り成す和音とユニゾン(2つ以上の音が同時に重なった場合をいう)、私は自然と尚子(しょうこ)に導かれるように吹き、楽器を通じて彼女と会話をするような気分になります。これはこれまでの私では経験できなかったことでした。 第3回へ続く
2017/06/08
中E〖私の奈緒も〗 13回
中E〖私の奈緒も〗 13回
12回
森崎先生の性感マッサージは、まだ序の口でした。妻(秋月奈緒:あきづき・なお:33歳)が逝くのが早かったので、時間はまだまだ、たっぷりあります。奈緒は、遂に、貞操観念を脱がされました・・・。そして、まだまだ、つづく、先生の愛撫に、本当の意味で全裸を、“女のすべて”を先生にさらけ出してしまうのです。私(秋月通孝:あきづき・みちたか:33歳)の心中は嫉妬と興奮に満ちていました・・・。
奈緒は、全身の力が抜け、グッタリとします。森崎先生は一度、指の振動を止めましたが、右手は、アソコを掌全体で包んだままで、もう片手で、奈緒の肩から胸にかけて、やさしく撫で上げていました。さっきの激しい動きとは正反対の、奈緒を大事なこわれものを扱うような、いたわるような動きです。
奈緒は、果てた余韻に浸っていましたが、すぐに・・・これが、プロの極意なのでしょうか・・・静と動・・・今、絶頂を迎えたばかりの奈緒が、また反応し始めました・・・。
『はあ・・・ああーん!』
一度閉じた脚は、また奈緒自身によって、開帳され、カラダが波打ってきます。
『ああーん、あーん!』
その声は、いつもとまったく、違いました。まったく、別人の女性の喘ぎ声に聞こえます。
何か、色気が違うというか・・・喉の奥から、湧き上がるような、自然と発せられる獣の叫びのようでした。女性って、相手が変わると、声のトーンまで、変わってしまうのでしょうか? 止まっていた先生のオマンコへの指が、また動きだしました。グチュグチュと音をたてて・・・
汁が溢れます。
そして、なんと、その泉からは、奈緒の匂いが、漂っていました。奈緒のオマンコは、普段は、無臭ですが、16年(付き合ってる時期も合わせて)のあいだに数回、この匂いを漂わせたことがあります。どうしてなのかは、わかりませんが、生理的に奈緒が“男”を欲しかった周期だったのでしょうか? その匂いを発した時は、例外なく、奈緒は、自ら、私のペニスを幾度と求め、狂っていました。
今その匂いを奈緒は、溢れさせているのです。先生にも間違いなく匂っているはず。私は、奈緒につぶやきました。
「奈緒、またなのか・・・。オマンコ、もう、ドロドロだよ・・・。」
『いやーん、もう・・・でも、気持ちいいの・・・あーん!』
「ねえ、先生・・・蜜汁の匂いが部屋中にプンプンしてますよね?」
『いやー、はずかしい・・・もう言わないでよ・・・。』
森崎先生は
〔奥様、いい匂いですよ・・・心配しないで、女性が感じてきたら、当然のことですから・・・。〕
『あーん、あーん、いやーん、また・・・気持ちいい・・・。』
また、先生の指が、クライマックスに向けて、激しさを増しました。 14回に続く
2017/06/08
12回
森崎先生の性感マッサージは、まだ序の口でした。妻(秋月奈緒:あきづき・なお:33歳)が逝くのが早かったので、時間はまだまだ、たっぷりあります。奈緒は、遂に、貞操観念を脱がされました・・・。そして、まだまだ、つづく、先生の愛撫に、本当の意味で全裸を、“女のすべて”を先生にさらけ出してしまうのです。私(秋月通孝:あきづき・みちたか:33歳)の心中は嫉妬と興奮に満ちていました・・・。
奈緒は、全身の力が抜け、グッタリとします。森崎先生は一度、指の振動を止めましたが、右手は、アソコを掌全体で包んだままで、もう片手で、奈緒の肩から胸にかけて、やさしく撫で上げていました。さっきの激しい動きとは正反対の、奈緒を大事なこわれものを扱うような、いたわるような動きです。
奈緒は、果てた余韻に浸っていましたが、すぐに・・・これが、プロの極意なのでしょうか・・・静と動・・・今、絶頂を迎えたばかりの奈緒が、また反応し始めました・・・。
『はあ・・・ああーん!』
一度閉じた脚は、また奈緒自身によって、開帳され、カラダが波打ってきます。
『ああーん、あーん!』
その声は、いつもとまったく、違いました。まったく、別人の女性の喘ぎ声に聞こえます。
何か、色気が違うというか・・・喉の奥から、湧き上がるような、自然と発せられる獣の叫びのようでした。女性って、相手が変わると、声のトーンまで、変わってしまうのでしょうか? 止まっていた先生のオマンコへの指が、また動きだしました。グチュグチュと音をたてて・・・
汁が溢れます。
そして、なんと、その泉からは、奈緒の匂いが、漂っていました。奈緒のオマンコは、普段は、無臭ですが、16年(付き合ってる時期も合わせて)のあいだに数回、この匂いを漂わせたことがあります。どうしてなのかは、わかりませんが、生理的に奈緒が“男”を欲しかった周期だったのでしょうか? その匂いを発した時は、例外なく、奈緒は、自ら、私のペニスを幾度と求め、狂っていました。
今その匂いを奈緒は、溢れさせているのです。先生にも間違いなく匂っているはず。私は、奈緒につぶやきました。
「奈緒、またなのか・・・。オマンコ、もう、ドロドロだよ・・・。」
『いやーん、もう・・・でも、気持ちいいの・・・あーん!』
「ねえ、先生・・・蜜汁の匂いが部屋中にプンプンしてますよね?」
『いやー、はずかしい・・・もう言わないでよ・・・。』
森崎先生は
〔奥様、いい匂いですよ・・・心配しないで、女性が感じてきたら、当然のことですから・・・。〕
『あーん、あーん、いやーん、また・・・気持ちいい・・・。』
また、先生の指が、クライマックスに向けて、激しさを増しました。 14回に続く
2017/06/08
中Ⅱ25[お願いします。]第1話
中Ⅱ25[お願いします。]第1話
(原題:仲良し夫婦と王様ゲームをして、嫁が旦那のアレを当てるゲームをした 投稿者:SUGONUKE 投稿日:2015/08/23)
僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)が妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)と結婚して10年経つ。今日は結婚記念日です。その日は子供が体操教室のキャンプでいないということもあり、二人きりで久しぶりにまともなフレンチレストランでも行こうと計画をしていた。でも、数日前に近所の中の良い下條夫婦に声をかけられて、一緒に食事をすることになった。その夫婦とは、もともと息子の体操教室で知り合った夫婦で、私達と歳も同じで、住んでいる所もごく近所という事もあって、家族ぐるみでの付き合いである。
下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんは、色白でとても美しい人だ。いつも上品な感じで、どちらかというと男勝りな香織とは正反対な感じ。そんな正反対な二人なので、二人は昔からの親友みたいに仲良くなる。
僕とご主人(下條秀俊:しもじょう・ひでとし:36歳)とは共通の趣味があることがわかり、親友というか悪友みたいな感じになった。その共通の趣味というのは、言ってみれば趣味と言うよりは性癖で、いわゆる寝取られ性癖といわれるものだ。と言っても、AVなどを見るときのジャンル選択で寝取られモノを選ぶという程度で、実際に自分の妻を他の男に抱かせたいなどとは思っていない。つまりゆるいというかライト層。そして、ボk自身、香織に何も不満はないので、実行に移すと言うことはあり得ないと思っていた。でも、実際に彩美さんとよく顔を合わせるようになると、よからぬ想像もしてしまう日々だった。
妻の香織は身長が165cmと少し高め、体重は教えてくれないが痩せても太ってもいない感じ。でも、胸はFカップ以上はあるはずだ。そのくせウェストはくびれていて、お尻は少し大きめ、最高にエロい体をしている。でも、体が抜群に良い代わりというか、顔はまぁ普通だ。ブスではないと思うが、美人でも可愛らしい感じでもない。よく言えば、アジアンビューティーwかもしれない。
彩美さんは、身長155cmくらいだと思う。そして、体重は下手したら30kg台? というくらい痩せている。痩せているので仕方ないと思うが、胸はぺったんこな感じだ。身体にステータスを割り振らなかった代わりか、顔は抜群に美しい。顔にステータスを全振りしたのかもしれない。
そして、彩美さんの夫の秀俊さんは、180cm位あってかなりいい体をしている。一度筋肉を見せてもらったが、《ボディビルでもやっているのかな?》と思うほどの身体だった。そして、見た目はワイルド系な感じで、昔ちょっとワルかったような雰囲気だ。どちらかというと草食系な僕とは、やっぱり正反対な感じだ。 第2話へ続く
2017/06/08
(原題:仲良し夫婦と王様ゲームをして、嫁が旦那のアレを当てるゲームをした 投稿者:SUGONUKE 投稿日:2015/08/23)
僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)が妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)と結婚して10年経つ。今日は結婚記念日です。その日は子供が体操教室のキャンプでいないということもあり、二人きりで久しぶりにまともなフレンチレストランでも行こうと計画をしていた。でも、数日前に近所の中の良い下條夫婦に声をかけられて、一緒に食事をすることになった。その夫婦とは、もともと息子の体操教室で知り合った夫婦で、私達と歳も同じで、住んでいる所もごく近所という事もあって、家族ぐるみでの付き合いである。
下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんは、色白でとても美しい人だ。いつも上品な感じで、どちらかというと男勝りな香織とは正反対な感じ。そんな正反対な二人なので、二人は昔からの親友みたいに仲良くなる。
僕とご主人(下條秀俊:しもじょう・ひでとし:36歳)とは共通の趣味があることがわかり、親友というか悪友みたいな感じになった。その共通の趣味というのは、言ってみれば趣味と言うよりは性癖で、いわゆる寝取られ性癖といわれるものだ。と言っても、AVなどを見るときのジャンル選択で寝取られモノを選ぶという程度で、実際に自分の妻を他の男に抱かせたいなどとは思っていない。つまりゆるいというかライト層。そして、ボk自身、香織に何も不満はないので、実行に移すと言うことはあり得ないと思っていた。でも、実際に彩美さんとよく顔を合わせるようになると、よからぬ想像もしてしまう日々だった。
妻の香織は身長が165cmと少し高め、体重は教えてくれないが痩せても太ってもいない感じ。でも、胸はFカップ以上はあるはずだ。そのくせウェストはくびれていて、お尻は少し大きめ、最高にエロい体をしている。でも、体が抜群に良い代わりというか、顔はまぁ普通だ。ブスではないと思うが、美人でも可愛らしい感じでもない。よく言えば、アジアンビューティーwかもしれない。
彩美さんは、身長155cmくらいだと思う。そして、体重は下手したら30kg台? というくらい痩せている。痩せているので仕方ないと思うが、胸はぺったんこな感じだ。身体にステータスを割り振らなかった代わりか、顔は抜群に美しい。顔にステータスを全振りしたのかもしれない。
そして、彩美さんの夫の秀俊さんは、180cm位あってかなりいい体をしている。一度筋肉を見せてもらったが、《ボディビルでもやっているのかな?》と思うほどの身体だった。そして、見た目はワイルド系な感じで、昔ちょっとワルかったような雰囲気だ。どちらかというと草食系な僕とは、やっぱり正反対な感じだ。 第2話へ続く
2017/06/08
長6≪MとS≫ 第7話
長6≪MとS≫ 第7話
第6話
その日の夜。私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)はベッドの中で今日のことを妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)に話した。そして段取りを説明しても成美はただ頷くばかり。たまに『わかったわ。』と返事が返ってくるだけだった。
「浅尾(琢己:あさお・たくみ:49歳)さんの電話番号は明日にでも紙に書いておいておく。」
『うん・・・。』
「撮影の方はね・・・。」
『大丈夫。さっきも聞いたよ。』
成美がそう答えて、いつものように笑みを浮かべる。
私は「そっか・・・。」と、そう言って成美を抱き寄せて告白した日と同じように唇を合わせた。成美の手が私の背中に回る。一瞬唇が離れたとき、『わたしがんばってくるね・・・。』
って、そう成美は呟いた。「・・・ありがとう。」それだけ言うと私達はこの日久しぶりのセックスをしたのである。
成美が浅尾さん達と会う日。当然だが私は真面目に仕事など出来るはずはなかった。社内の時計を見ては、「今頃は何を・・・?」と、腕時計を見ては「成美は嫌がってないだろうか?」とか、そんな考えばかりが浮かんでくる。
帰り道も急ぐように帰った。今までの帰宅時間記録を作ってしまったのではないだろうか。玄関を開けると『おかえり。』って、いつもと変わらない成美の声が聞こえてくる。“無事に帰ってきた。”それが最初の安心だった。テレビに夢中になる子供を気にしながらも私は小声で「どうだった?」と成美に訊いた。一刻も早くどうだったのかを聞きたかった。
もちろん子供の前でそんな話が出来ないことはわかっている。それでも聞いてしまった。成美はいつも通りの笑顔を作って頷く。そしてリビングから見えるキッチンの脇に目線を移動させる。私も釣られてそちらを見た。そこには封筒が置かれている。私は慌ててそっちに駆け寄った。
その封筒には予想通りにSDXCカード(事前に私が数枚購入し浅尾さんへ送付していた。)
が入っている。朝10時に待ち合わせて16時に帰宅の予定だった。実際のプレイは約3時間。封筒には手紙が入っていた。
〔桐山さんへ、とても楽しい1日でした。また機会があったら誘ってください。 浅尾〕
短い文章であったが頭のどこかでルール違反があったのでは? と思っていた心配が和らいだ。成美の表情を見ても無理に嫌がる事をされたと言う訳でもないみたいだ。私の選んだ相手は間違っていなかった。そう思うと安堵のため息と同時に腰が砕け落ちそうになる。
そんな不恰好な私の姿を見てクスクスと笑う成美の顔が更に落ち着かせてくれた。
その夜。私と成美の寝ている部屋には小さいがテレビもありDVDを観るためのDVDプレーヤーも接続されている。寝室というと当然に成美もいる。自分が他の男に抱かれている映像を夫と一緒に成美が見られるだろうか? そんな心配があった。別の日にこっそりと1人で見ようかとも考えた。
しかし、成美が頑張ってくれたのは私が喜ぶからという理由だろうか? 私が興奮して成美の映像を見ることが成美にとっては一番良いのではないだろうか? そんな考えが頭の中で交差する。そうした私の葛藤など成美には簡単にわかってしまうものなのだろう。『いいよ・・・喜んでくれるんでしょ?』って、はにかんだ様な笑顔を見せてくる。
「いいんだね。一緒に観ても。」と、私がそう返事するとベッドの縁に座っていた私の背中に豊満な胸を押し付けてきた。そして肩から手を回してくる。私は無理な体勢ながらも後ろを振り返り、唇を付ける。肩から回している成美の片手を取り、ゆっくりと下に下ろしていく。パジャマ代わりにしているジャージの上からでもはっきりと分かるくらい固くなったペニスを触らせた。「まだ見てないのにもう・・・こんなになってるんだ。わかるだろ?」そう云うと成美は目を瞑り何度も小さく首を縦に振った。そして目を開き笑顔を見せる。
第8話に続く
2017/06/07
第6話
その日の夜。私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)はベッドの中で今日のことを妻(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)に話した。そして段取りを説明しても成美はただ頷くばかり。たまに『わかったわ。』と返事が返ってくるだけだった。
「浅尾(琢己:あさお・たくみ:49歳)さんの電話番号は明日にでも紙に書いておいておく。」
『うん・・・。』
「撮影の方はね・・・。」
『大丈夫。さっきも聞いたよ。』
成美がそう答えて、いつものように笑みを浮かべる。
私は「そっか・・・。」と、そう言って成美を抱き寄せて告白した日と同じように唇を合わせた。成美の手が私の背中に回る。一瞬唇が離れたとき、『わたしがんばってくるね・・・。』
って、そう成美は呟いた。「・・・ありがとう。」それだけ言うと私達はこの日久しぶりのセックスをしたのである。
成美が浅尾さん達と会う日。当然だが私は真面目に仕事など出来るはずはなかった。社内の時計を見ては、「今頃は何を・・・?」と、腕時計を見ては「成美は嫌がってないだろうか?」とか、そんな考えばかりが浮かんでくる。
帰り道も急ぐように帰った。今までの帰宅時間記録を作ってしまったのではないだろうか。玄関を開けると『おかえり。』って、いつもと変わらない成美の声が聞こえてくる。“無事に帰ってきた。”それが最初の安心だった。テレビに夢中になる子供を気にしながらも私は小声で「どうだった?」と成美に訊いた。一刻も早くどうだったのかを聞きたかった。
もちろん子供の前でそんな話が出来ないことはわかっている。それでも聞いてしまった。成美はいつも通りの笑顔を作って頷く。そしてリビングから見えるキッチンの脇に目線を移動させる。私も釣られてそちらを見た。そこには封筒が置かれている。私は慌ててそっちに駆け寄った。
その封筒には予想通りにSDXCカード(事前に私が数枚購入し浅尾さんへ送付していた。)
が入っている。朝10時に待ち合わせて16時に帰宅の予定だった。実際のプレイは約3時間。封筒には手紙が入っていた。
〔桐山さんへ、とても楽しい1日でした。また機会があったら誘ってください。 浅尾〕
短い文章であったが頭のどこかでルール違反があったのでは? と思っていた心配が和らいだ。成美の表情を見ても無理に嫌がる事をされたと言う訳でもないみたいだ。私の選んだ相手は間違っていなかった。そう思うと安堵のため息と同時に腰が砕け落ちそうになる。
そんな不恰好な私の姿を見てクスクスと笑う成美の顔が更に落ち着かせてくれた。
その夜。私と成美の寝ている部屋には小さいがテレビもありDVDを観るためのDVDプレーヤーも接続されている。寝室というと当然に成美もいる。自分が他の男に抱かれている映像を夫と一緒に成美が見られるだろうか? そんな心配があった。別の日にこっそりと1人で見ようかとも考えた。
しかし、成美が頑張ってくれたのは私が喜ぶからという理由だろうか? 私が興奮して成美の映像を見ることが成美にとっては一番良いのではないだろうか? そんな考えが頭の中で交差する。そうした私の葛藤など成美には簡単にわかってしまうものなのだろう。『いいよ・・・喜んでくれるんでしょ?』って、はにかんだ様な笑顔を見せてくる。
「いいんだね。一緒に観ても。」と、私がそう返事するとベッドの縁に座っていた私の背中に豊満な胸を押し付けてきた。そして肩から手を回してくる。私は無理な体勢ながらも後ろを振り返り、唇を付ける。肩から回している成美の片手を取り、ゆっくりと下に下ろしていく。パジャマ代わりにしているジャージの上からでもはっきりと分かるくらい固くなったペニスを触らせた。「まだ見てないのにもう・・・こんなになってるんだ。わかるだろ?」そう云うと成美は目を瞑り何度も小さく首を縦に振った。そして目を開き笑顔を見せる。
第8話に続く
2017/06/07
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その13
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その13
その12
岩手出身の、可愛い僕の彼女真田里美(さなだ・さとみ:20歳)。同棲して毎日ラブラブ
で暮らしている。僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は里美と結婚するつもりだし、浮気なんかもせずに、里美一筋で生きていきたいと思っていた。慌てたり、興奮したりすると、なまりが出る里美。そんな所も可愛いと思うし、何より僕に一途でいてくれるのが、奇跡のようなものだと思っている。
それが、些細なことで里美の浮気を疑ってしまった。その妄想というか、思い込みはどんどん大きくなり、ついには里美のことを盗撮してしまう・・・。結果は、良くもあり悪くもあった。その里美が、僕に内緒で親友の二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)と会っていたというのは、凄くショックだったが、会っていた理由が、僕に喜んでもらうためのエッチテクを教わるためだった。健気で可愛いと思うが、やっぱりショックはショックである。
しかも、成り行き上、里美は匠に手コキまでしてしまった。その上里美は、フェラチオまでしようとした・・・。寸前のところで電話をかけて止めた僕だが、心のモヤモヤは大きくなるばかりである。でも、モヤモヤする一番の理由は、フェラチオをしようとする里美を止めたことだった。
あの時、僕が慌てて電話をしなければ、里美は匠のペニスをフェラチオしたと思う。それは、絶対に許せないし、見たくないことだと思うのだけど、里美はどんな風にするのだろう? と、気にする僕がいる。あの日以来、そんなことを考えるようになってしまった。そして、そんな考えに取り憑かれて以来、僕のセックスは変わってくる。もともと、ほぼ毎日里美とはセックスをしていたが、あの一件以来、確実に毎日里美を求めるようになった。
今日は、二人で楽しく食事をし、食べ終えた後片付けをする里美を尻目に、僕は先に風呂に入る。ファミリータイプのデカい浴室につかりながら、匠のデカいアレを手コキする里美を思いだしていた。すると、いきなりガチャッとドアが開く。ビックリしてそっちを見ると、タオルで体を隠した里美がいた。恥ずかしがりの里美は、風呂がデカいのに一緒に入ってくれたことがない。そんな風に、恥じらう里美も可愛いと思っていたが、一緒に入りたいなぁと常々思っていた。
『一緒に入ってもいい?』
凄く恥ずかしそうに、里美が聞く。僕は、大喜びでもちろんと言った。
『あっち向いててね・・・。』
恥ずかしそうに言う里美に従い、壁の方を見て目を閉じる僕。タオルが床に落ちるような音がして、シャワーを浴びる音がする。なんか、妙にドキドキした。数え切れないくらいセックスをしている仲なのに、すぐ後ろでシャワーを浴びていると言うだけで、不思議なくらいドキドキする。 その14へ続く
2017/06/07
その12
岩手出身の、可愛い僕の彼女真田里美(さなだ・さとみ:20歳)。同棲して毎日ラブラブ
で暮らしている。僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は里美と結婚するつもりだし、浮気なんかもせずに、里美一筋で生きていきたいと思っていた。慌てたり、興奮したりすると、なまりが出る里美。そんな所も可愛いと思うし、何より僕に一途でいてくれるのが、奇跡のようなものだと思っている。
それが、些細なことで里美の浮気を疑ってしまった。その妄想というか、思い込みはどんどん大きくなり、ついには里美のことを盗撮してしまう・・・。結果は、良くもあり悪くもあった。その里美が、僕に内緒で親友の二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)と会っていたというのは、凄くショックだったが、会っていた理由が、僕に喜んでもらうためのエッチテクを教わるためだった。健気で可愛いと思うが、やっぱりショックはショックである。
しかも、成り行き上、里美は匠に手コキまでしてしまった。その上里美は、フェラチオまでしようとした・・・。寸前のところで電話をかけて止めた僕だが、心のモヤモヤは大きくなるばかりである。でも、モヤモヤする一番の理由は、フェラチオをしようとする里美を止めたことだった。
あの時、僕が慌てて電話をしなければ、里美は匠のペニスをフェラチオしたと思う。それは、絶対に許せないし、見たくないことだと思うのだけど、里美はどんな風にするのだろう? と、気にする僕がいる。あの日以来、そんなことを考えるようになってしまった。そして、そんな考えに取り憑かれて以来、僕のセックスは変わってくる。もともと、ほぼ毎日里美とはセックスをしていたが、あの一件以来、確実に毎日里美を求めるようになった。
今日は、二人で楽しく食事をし、食べ終えた後片付けをする里美を尻目に、僕は先に風呂に入る。ファミリータイプのデカい浴室につかりながら、匠のデカいアレを手コキする里美を思いだしていた。すると、いきなりガチャッとドアが開く。ビックリしてそっちを見ると、タオルで体を隠した里美がいた。恥ずかしがりの里美は、風呂がデカいのに一緒に入ってくれたことがない。そんな風に、恥じらう里美も可愛いと思っていたが、一緒に入りたいなぁと常々思っていた。
『一緒に入ってもいい?』
凄く恥ずかしそうに、里美が聞く。僕は、大喜びでもちろんと言った。
『あっち向いててね・・・。』
恥ずかしそうに言う里美に従い、壁の方を見て目を閉じる僕。タオルが床に落ちるような音がして、シャワーを浴びる音がする。なんか、妙にドキドキした。数え切れないくらいセックスをしている仲なのに、すぐ後ろでシャワーを浴びていると言うだけで、不思議なくらいドキドキする。 その14へ続く
2017/06/07
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第1回
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第1回
(「達也と美咲」より)
(「会社の同僚にスワッピングを持ちかけられたんだけど」より改訂)
僕は29歳で名前は住谷涼(すみたに・りょう)。中堅商社の会社員で顔は良くも悪くもこざっぱりしている。高身長(180センチ)で昔は痩せ型だったけど最近ちょっと腹が出てきた。嫁の名前は住谷梨花(すみたに・りか:27歳)。身長は161センチ、胸はEカップ(超柔らかい)で美乳。でも本人はこの巨乳がコンプレックスだったらしい。普段はそれを隠すような服装をしていたらしく、僕も付き合うまで全く気づかなかった。
梨花は気が強いけれど、男を立ててくれる大和撫子タイプ。夫の僕が言うのもなんだけどかなりの自慢の嫁さん。惚れた弱みかも知れないが僕としては梨花の顔は美人としか言いようがない。ただ友人からは酔った勢いで〔お前が思っているほど美人じゃないぞ!〕と言われたことがあった。しかし、客観的にみても梨花は中の上だろうと思っている。
同じ会社にいた僕と宇部梨花が、付き合い始めたのは彼女花が入社して2年目からだった。梨花の外面よりも内面に惹かれた。同性に好かれて異性からも友達になりやすいタイプの娘だった。僕がプロポーズをしたのは彼女の部屋。結婚式のTVCMを2人で観ていたら、梨花から『私達もそろそろじゃない?』って尋ねてくる。それで、僕も思わず「そうだね。」という感じで答えてあっさりと決まった。
そして今、結婚して2年目、もう新婚じゃないし夜のほうは前からマンネリ気味になっている。セックスは全くなくなったわけではないけれど週に1回あったのが月に2回に半減していた。梨花はそれほど性欲があるほうじゃないと思っている。だから今の状態を僕に不満を言ったことがない。それに子供作りはもう少し後にしようってことになっていた。
ただ、マンネリ解消のためにセックスの工夫はしている。ソフトSMみたいなもので目隠しプレーには案外梨花は興奮していた。案外Mの傾向があるのかもしれない。SMプレイはその1度きりだったが、興奮している嫁(梨花)の姿に僕は思わず勃起した。
そんなときに友人が【スワッピング】の話を持ち込んできた。ちなみにそいつが前述した〔お前が思っているほど美人じゃないぞ!〕発言した長谷将生(はせ・まさき)だ。将生は会社の同期で年齢も同じ、僕とすごく仲良かったからわが家にも何度か遊びに来ている。梨花とも友達みたいな感じであった。
将生は、顔や体格とかは僕とそんなに変わらない。ただし性格が全然違っていて、どちらかというと内向的な僕と違って社交的でいかにも二枚目の営業マンタイプ。その将生はまだ結婚をしてはいないが、恋人は居る。その彼女とは長く交際していて〔マンネリだからどうかな?〕と、【スワッピング】を僕に持ちかけてきたのだ。 第2回に続く
2017/06/06
(「達也と美咲」より)
(「会社の同僚にスワッピングを持ちかけられたんだけど」より改訂)
僕は29歳で名前は住谷涼(すみたに・りょう)。中堅商社の会社員で顔は良くも悪くもこざっぱりしている。高身長(180センチ)で昔は痩せ型だったけど最近ちょっと腹が出てきた。嫁の名前は住谷梨花(すみたに・りか:27歳)。身長は161センチ、胸はEカップ(超柔らかい)で美乳。でも本人はこの巨乳がコンプレックスだったらしい。普段はそれを隠すような服装をしていたらしく、僕も付き合うまで全く気づかなかった。
梨花は気が強いけれど、男を立ててくれる大和撫子タイプ。夫の僕が言うのもなんだけどかなりの自慢の嫁さん。惚れた弱みかも知れないが僕としては梨花の顔は美人としか言いようがない。ただ友人からは酔った勢いで〔お前が思っているほど美人じゃないぞ!〕と言われたことがあった。しかし、客観的にみても梨花は中の上だろうと思っている。
同じ会社にいた僕と宇部梨花が、付き合い始めたのは彼女花が入社して2年目からだった。梨花の外面よりも内面に惹かれた。同性に好かれて異性からも友達になりやすいタイプの娘だった。僕がプロポーズをしたのは彼女の部屋。結婚式のTVCMを2人で観ていたら、梨花から『私達もそろそろじゃない?』って尋ねてくる。それで、僕も思わず「そうだね。」という感じで答えてあっさりと決まった。
そして今、結婚して2年目、もう新婚じゃないし夜のほうは前からマンネリ気味になっている。セックスは全くなくなったわけではないけれど週に1回あったのが月に2回に半減していた。梨花はそれほど性欲があるほうじゃないと思っている。だから今の状態を僕に不満を言ったことがない。それに子供作りはもう少し後にしようってことになっていた。
ただ、マンネリ解消のためにセックスの工夫はしている。ソフトSMみたいなもので目隠しプレーには案外梨花は興奮していた。案外Mの傾向があるのかもしれない。SMプレイはその1度きりだったが、興奮している嫁(梨花)の姿に僕は思わず勃起した。
そんなときに友人が【スワッピング】の話を持ち込んできた。ちなみにそいつが前述した〔お前が思っているほど美人じゃないぞ!〕発言した長谷将生(はせ・まさき)だ。将生は会社の同期で年齢も同じ、僕とすごく仲良かったからわが家にも何度か遊びに来ている。梨花とも友達みたいな感じであった。
将生は、顔や体格とかは僕とそんなに変わらない。ただし性格が全然違っていて、どちらかというと内向的な僕と違って社交的でいかにも二枚目の営業マンタイプ。その将生はまだ結婚をしてはいないが、恋人は居る。その彼女とは長く交際していて〔マンネリだからどうかな?〕と、【スワッピング】を僕に持ちかけてきたのだ。 第2回に続く
2017/06/06
長U〖綾乃の想い〗第6章その6 38
長U〖綾乃の想い〗第6章その6 38
第6章その5 37
『・・・ハァ・・・・・・。』
終わった後洗面所へ行き鏡で顔をみると、そこには頬をピンク色に染めて目を潤ませている自分がいた。
《・・・これが・・・私・・・? イヤらしい顔をしている。》
藤澤綾乃(ふじさわ・あやの:30歳)は自分でそう思う。
鏡に映っているのは、普段の自分とは明らかに違う、発情した女だった。・・・夫(藤澤良一:ふじさわ・りょういち:37歳)とする時、私こんな顔しているのかな?・・・してない気がする・・・だって・・・今まで良一とする時にこれ程までに興奮した事はない。
そんな事を考えながら、綾乃は服の上から自分の下腹部をそっと触った。
『・・・』
今までになかった程、下腹部が疼(うず)いている。その疼きは日に日に増している気がするし、今日は身体が熱くなったままなかなか治まってくれなかった。
『・・・はァ・・・。』
綾乃は我慢をしている。隣室で三浦智(みうら・さとし:33歳)が繰り広げている淫らな世界に引き込まれながらも、それでも綾乃はあの壁を越えるような事はしなかった。その壁とは、自慰行為の事である。今綾乃がそれをするとしたら、三浦の事を想像しながらする事になってしまう。そう、良一を裏切る事に・・・ここまできても綾乃自身がそれを許させなかったのは、やはり良一に対する愛があったからだ。
しかし、なんとか気丈にその一線を越えないようにしてきた綾乃の我慢も、そろそろ限界を迎えようとしていたのである。それはある意味当たり前だ。日々解消されず溜まっていくものは、いつか決壊を迎える。そう、真面目な綾乃も、1人の人間であり、性欲も持つ女性なのだから。
その日の夕方、なかなか冷めてくれない火照った身体をなんとか治めようと、綾乃はシャワーを浴びる事にした。《・・・早く正気に戻らないと・・・晩御飯の準備もしないといけないし・・・》服を一枚一枚脱ぎ、最後の下半身に付けたショーツだけの姿になった綾乃は、その最後の一枚にも手を掛け、ゆっくりとそれを下げていく。しかしその途中で綾乃は思わずショーツを下げる手を止めた。
『・・・ハァ・・・やだ・・・こんなに・・・。』
一番大事な部分に触れていたショツの布が離れる時、アソコと布の間に綾乃の愛液がトロ~っと糸を引いたである。綾乃は性的快感を欲して涎を垂らしている自分の性器を見た瞬間、頭の中で何かが切れるのを感じた。
『ハァ・・・ハァ・・・。』
綾乃の我慢はその時、決壊を迎える。 第7章その1 39に続く
2017/06/06
第6章その5 37
『・・・ハァ・・・・・・。』
終わった後洗面所へ行き鏡で顔をみると、そこには頬をピンク色に染めて目を潤ませている自分がいた。
《・・・これが・・・私・・・? イヤらしい顔をしている。》
藤澤綾乃(ふじさわ・あやの:30歳)は自分でそう思う。
鏡に映っているのは、普段の自分とは明らかに違う、発情した女だった。・・・夫(藤澤良一:ふじさわ・りょういち:37歳)とする時、私こんな顔しているのかな?・・・してない気がする・・・だって・・・今まで良一とする時にこれ程までに興奮した事はない。
そんな事を考えながら、綾乃は服の上から自分の下腹部をそっと触った。
『・・・』
今までになかった程、下腹部が疼(うず)いている。その疼きは日に日に増している気がするし、今日は身体が熱くなったままなかなか治まってくれなかった。
『・・・はァ・・・。』
綾乃は我慢をしている。隣室で三浦智(みうら・さとし:33歳)が繰り広げている淫らな世界に引き込まれながらも、それでも綾乃はあの壁を越えるような事はしなかった。その壁とは、自慰行為の事である。今綾乃がそれをするとしたら、三浦の事を想像しながらする事になってしまう。そう、良一を裏切る事に・・・ここまできても綾乃自身がそれを許させなかったのは、やはり良一に対する愛があったからだ。
しかし、なんとか気丈にその一線を越えないようにしてきた綾乃の我慢も、そろそろ限界を迎えようとしていたのである。それはある意味当たり前だ。日々解消されず溜まっていくものは、いつか決壊を迎える。そう、真面目な綾乃も、1人の人間であり、性欲も持つ女性なのだから。
その日の夕方、なかなか冷めてくれない火照った身体をなんとか治めようと、綾乃はシャワーを浴びる事にした。《・・・早く正気に戻らないと・・・晩御飯の準備もしないといけないし・・・》服を一枚一枚脱ぎ、最後の下半身に付けたショーツだけの姿になった綾乃は、その最後の一枚にも手を掛け、ゆっくりとそれを下げていく。しかしその途中で綾乃は思わずショーツを下げる手を止めた。
『・・・ハァ・・・やだ・・・こんなに・・・。』
一番大事な部分に触れていたショツの布が離れる時、アソコと布の間に綾乃の愛液がトロ~っと糸を引いたである。綾乃は性的快感を欲して涎を垂らしている自分の性器を見た瞬間、頭の中で何かが切れるのを感じた。
『ハァ・・・ハァ・・・。』
綾乃の我慢はその時、決壊を迎える。 第7章その1 39に続く
2017/06/06
名O【怒りと嫉妬と興奮の寝取らせ】第4話
名O【怒りと嫉妬と興奮の寝取らせ】第4話
第3話
そんなある日、どのくらいたったでしょうか。ある出来事がおきました。妻(湯田葉月:ゆだ・はづき:27歳)が新宿に買い物に行ってきた帰りです。『今日・・・たぶん、教授(皆川誠一郎:みながわ・せいいちろう)を見たよ。電車で。』っていってきたのでした。《皆川は今も地元の学校にいるはずです。なにかの用事で東京に来たのだろうか?》
「葉月は声をかけたのか?」
『ううん。ちょっと離れていたし、でも教授だったよ。』
その時、僕(湯田匡克:ゆだ・まさかつ:27歳)にはとんでもない考えが湧いてきたのです。
彼女は短大を卒業後、地元で幼稚園教諭として就職しました。しかし、その後もずっと教授とは関係が続いていて・・・なんと更に、僕が大学を卒業し、就職してから2年後、僕と結婚し上京する1カ月くらい前まで続いていたそうです。
バカですね。夏や正月は必ず僕は地元に帰って彼女を抱いていた。それなのにまるで気がつかなかったのです。全くおかしい素振りすらありませんでした。いや、ひとつだけ記憶にあるのは、いつかの夏に帰郷したとき、彼女は空港まで迎えにきてくれたのですが、その時、真っ赤な顔をしていたのです。
《あれ? 暑い中、走ってきたのかな?》と不思議に思った。その夜、空港近くのホテルで一泊したのですが、彼女(大原葉月)はクンニの時など、ちょっと嫌がる素振りを見せたのです。『だいぶしてないから、恥ずかしい。』とかなんとか言っていていました。のちに聞くと、その日は昼間、教授と逢って抱かれている。その足で夕方、空港に向かったということです。
《それは僕も覚えている・・。》葉月は『赤い顔をしていたのは、たぶんうしろめたい気持ちがあったから。セックスのときクンニを拒否したのは、シャワーは浴びていたけど、ついさっきまでしていたので、バレそうな気がしたからよ。それから、もう教授の体に慣れてしまい。あ! 匂いとか違う・・って思い、あなたの体に違和感を覚えたから。』って告白しました。
それを聞いたとき、当時、葉月の体は完全に皆川教授のものになってしまっていて、恋人である僕の方が[別の男]だったということなのか・・・とショックを受ける。そのときは、
なにも知らず、なんの疑念も持たず、《相変わらず純情だなあ。こういう恥じらいをなくさない女もちゃんといるんだね。》などと有頂天になっていた。
「愛してる。葉月ちゃん!」などといいながら、数時間前まで皆川教授に散々突込まれ、かき回された恋人のおまんこを愛おしそうになめていたのです。また逆に僕を空港に見送りに行った足で、教授と待ちあわせして、ホテルに直行したこともあったそうです。 第5話へ続く
2017/06/06
第3話
そんなある日、どのくらいたったでしょうか。ある出来事がおきました。妻(湯田葉月:ゆだ・はづき:27歳)が新宿に買い物に行ってきた帰りです。『今日・・・たぶん、教授(皆川誠一郎:みながわ・せいいちろう)を見たよ。電車で。』っていってきたのでした。《皆川は今も地元の学校にいるはずです。なにかの用事で東京に来たのだろうか?》
「葉月は声をかけたのか?」
『ううん。ちょっと離れていたし、でも教授だったよ。』
その時、僕(湯田匡克:ゆだ・まさかつ:27歳)にはとんでもない考えが湧いてきたのです。
彼女は短大を卒業後、地元で幼稚園教諭として就職しました。しかし、その後もずっと教授とは関係が続いていて・・・なんと更に、僕が大学を卒業し、就職してから2年後、僕と結婚し上京する1カ月くらい前まで続いていたそうです。
バカですね。夏や正月は必ず僕は地元に帰って彼女を抱いていた。それなのにまるで気がつかなかったのです。全くおかしい素振りすらありませんでした。いや、ひとつだけ記憶にあるのは、いつかの夏に帰郷したとき、彼女は空港まで迎えにきてくれたのですが、その時、真っ赤な顔をしていたのです。
《あれ? 暑い中、走ってきたのかな?》と不思議に思った。その夜、空港近くのホテルで一泊したのですが、彼女(大原葉月)はクンニの時など、ちょっと嫌がる素振りを見せたのです。『だいぶしてないから、恥ずかしい。』とかなんとか言っていていました。のちに聞くと、その日は昼間、教授と逢って抱かれている。その足で夕方、空港に向かったということです。
《それは僕も覚えている・・。》葉月は『赤い顔をしていたのは、たぶんうしろめたい気持ちがあったから。セックスのときクンニを拒否したのは、シャワーは浴びていたけど、ついさっきまでしていたので、バレそうな気がしたからよ。それから、もう教授の体に慣れてしまい。あ! 匂いとか違う・・って思い、あなたの体に違和感を覚えたから。』って告白しました。
それを聞いたとき、当時、葉月の体は完全に皆川教授のものになってしまっていて、恋人である僕の方が[別の男]だったということなのか・・・とショックを受ける。そのときは、
なにも知らず、なんの疑念も持たず、《相変わらず純情だなあ。こういう恥じらいをなくさない女もちゃんといるんだね。》などと有頂天になっていた。
「愛してる。葉月ちゃん!」などといいながら、数時間前まで皆川教授に散々突込まれ、かき回された恋人のおまんこを愛おしそうになめていたのです。また逆に僕を空港に見送りに行った足で、教授と待ちあわせして、ホテルに直行したこともあったそうです。 第5話へ続く
2017/06/06
超短38〖浮気告白ごっこ〗 後編(完結)
超短38〖浮気告白ごっこ〗 後編(完結)
前編
「理香子(妻)は触られたくて、生足だったのかい?」
『・・・ええ・・・ごめんね・・・触られたかったの・・・。』
「どんなスカートだったの?」
『・・・あの・・・赤いミニスカ-ト。』
「あんな短かいので電車に乗ったら、だめじゃないか。簡単に手が入っちゃうじゃないか?」
『そうよ・・・でも簡単に入れられちゃうから・・・好きなの・・・。』
「ショーツだけかい? 理香子が触られたのは?」
『・・・う・・・ううん・・・その中も・・・。』
このあたりまでくると、僕(倉沢裕樹:くらさわ・ひろき:27歳)はショーツの隙間から指を入れ、ヌルヌルになったアソコをクチュクチュとかき回します。この段階になると妻(倉沢理香子:くらさわ・りかこ:24歳)も興奮し、以後は僕が話す内容を誘導しなくても、ちょっと尋ねるだけで自分からどんどんエッチなことをしゃべるのでした。
やがて僕はたいてい妻が『白状した』体位にして、彼女と結合します。僕は、できるだけゆっくり動かしながら、話しをさせる時間を引き延ばしました。そこから先は、もう、お話しと言うよりは、叫び声の連続です。妻の演技(?)は、ますます盛り上がり、最後まで続きます。
「どこに、出されたんだっ?」
『ああっ・・・中よ・・・あそこに出されたのっ。』
「コンドームはっ? 付けなかったのか?」
『・・・付けなかったわ。』
「どうしてだっ?!」
『欲しかったの・・・そのまま入れて欲しかったのぉっ!』
「それで出されたのかっ?」
『ああんっ・・・そうよっ。』
「奥にかっ?この、奥にかっ?」
『そう・・・ああっ・・・そうよっ・・・おなかの、奥に出されたのよっ!』
「どれくらいだっ?」
『いっぱいよ!・・・ああ・・・すごくいっぱい!・・・いっぱい出されたのっ!』
「この・・・中に・・・出されたんだなっ!」
『ああんっ・・・おじさん、いっぱい・・・おじさんのがいっぱい!』
「よかったのか?」
『あぁぁ、ヨカッタわ・・・いっぱい出たわ・・・もういっぱいに・・・。』
「射精、されたんだなっ!」
『そうよっ、シャセーされたのっ!・・・セイエキ、いっぱい入れてもらったの!』
「うおおおおっ!」
『アアッ、イックウ!・・・イクゥっ!』
僕たち夫婦は、子供が欲しいので、避妊はしていません。妻の膣内に思いきり射精し、燃え尽きて、しばらくは虚脱状態でした。妻の理香子も、アソコから僕の《言っておきますが僕のです!》精液を垂らしながら、しばらく突っ伏しており、その間に元々の人格が戻ってくるようです。
いっとき淫乱娘になっていた妻は、恥ずかしそうに身を起こしました。それから僕のペニスを軽くティッシュでぬぐい、それから口に含んで精液を吸い出します。これは、自分の愛液は口にしたくないからだそうですが、精液は平気のようでした。僕のペニスをキレイにすると、向こうを向いて自分の性器をティッシュでぬぐい、僕と添い寝の位置に戻るのです。
理香子は小さな声で、『さっきのは、全部嘘だから、ね?』って恥ずかしそうに 言うのでした。 僕は思うのです。《うーーん、なんて可愛いんだ。》もう、最高の妻です。《でも妻の浮気告白が次第に過激になってきたことが・・・心配です。》 (完)
2017/06/05
前編
「理香子(妻)は触られたくて、生足だったのかい?」
『・・・ええ・・・ごめんね・・・触られたかったの・・・。』
「どんなスカートだったの?」
『・・・あの・・・赤いミニスカ-ト。』
「あんな短かいので電車に乗ったら、だめじゃないか。簡単に手が入っちゃうじゃないか?」
『そうよ・・・でも簡単に入れられちゃうから・・・好きなの・・・。』
「ショーツだけかい? 理香子が触られたのは?」
『・・・う・・・ううん・・・その中も・・・。』
このあたりまでくると、僕(倉沢裕樹:くらさわ・ひろき:27歳)はショーツの隙間から指を入れ、ヌルヌルになったアソコをクチュクチュとかき回します。この段階になると妻(倉沢理香子:くらさわ・りかこ:24歳)も興奮し、以後は僕が話す内容を誘導しなくても、ちょっと尋ねるだけで自分からどんどんエッチなことをしゃべるのでした。
やがて僕はたいてい妻が『白状した』体位にして、彼女と結合します。僕は、できるだけゆっくり動かしながら、話しをさせる時間を引き延ばしました。そこから先は、もう、お話しと言うよりは、叫び声の連続です。妻の演技(?)は、ますます盛り上がり、最後まで続きます。
「どこに、出されたんだっ?」
『ああっ・・・中よ・・・あそこに出されたのっ。』
「コンドームはっ? 付けなかったのか?」
『・・・付けなかったわ。』
「どうしてだっ?!」
『欲しかったの・・・そのまま入れて欲しかったのぉっ!』
「それで出されたのかっ?」
『ああんっ・・・そうよっ。』
「奥にかっ?この、奥にかっ?」
『そう・・・ああっ・・・そうよっ・・・おなかの、奥に出されたのよっ!』
「どれくらいだっ?」
『いっぱいよ!・・・ああ・・・すごくいっぱい!・・・いっぱい出されたのっ!』
「この・・・中に・・・出されたんだなっ!」
『ああんっ・・・おじさん、いっぱい・・・おじさんのがいっぱい!』
「よかったのか?」
『あぁぁ、ヨカッタわ・・・いっぱい出たわ・・・もういっぱいに・・・。』
「射精、されたんだなっ!」
『そうよっ、シャセーされたのっ!・・・セイエキ、いっぱい入れてもらったの!』
「うおおおおっ!」
『アアッ、イックウ!・・・イクゥっ!』
僕たち夫婦は、子供が欲しいので、避妊はしていません。妻の膣内に思いきり射精し、燃え尽きて、しばらくは虚脱状態でした。妻の理香子も、アソコから僕の《言っておきますが僕のです!》精液を垂らしながら、しばらく突っ伏しており、その間に元々の人格が戻ってくるようです。
いっとき淫乱娘になっていた妻は、恥ずかしそうに身を起こしました。それから僕のペニスを軽くティッシュでぬぐい、それから口に含んで精液を吸い出します。これは、自分の愛液は口にしたくないからだそうですが、精液は平気のようでした。僕のペニスをキレイにすると、向こうを向いて自分の性器をティッシュでぬぐい、僕と添い寝の位置に戻るのです。
理香子は小さな声で、『さっきのは、全部嘘だから、ね?』って恥ずかしそうに 言うのでした。 僕は思うのです。《うーーん、なんて可愛いんだ。》もう、最高の妻です。《でも妻の浮気告白が次第に過激になってきたことが・・・心配です。》 (完)
2017/06/05
超短38〖浮気告白ごっこ〗 前編
超短38〖浮気告白ごっこ〗 前編
(原題:さっきのは、全部嘘だから、ね・・・・ 投稿者:不詳 投稿日:不明)
僕達夫婦(倉沢裕樹:くらさわ・ひろき:27歳と倉沢理香子:くらさわ・りかこ:24歳)は、実際に浮気するまでは行っていない(?)と思うのですが、 よく〖浮気告白ごっこ〗をして夜の生活を楽しんでいました。妻の理香子は、内気で真面目で、浮気などするタイプではありません。 結婚して日も浅いし、僕に惚れているのです。
ただ、僕には、《理香子が他の男に抱かれるのを見たい》という願望があって、インターネットのサイトなどを覗いては欲望を鬱積させていたのでした。しかし実際に浮気されたのではたまりませんが、僕は言葉でその感覚を楽しんでいます。浮気のイメージプレイでした。 理香子も、そういうエッチな話には興奮するようで、 普段はそんな話はしないのに、そういう時は調子を合わせてくれます。
たとえば、その日、妻の理香子は街に出てデパートで買い物をしてきた。それで、これを今日の“おかず”として。僕はセックス前に、下着の上からアソコを撫でている段階で、 話を始めます。具体的には、その日あったことを、ショーツの上で指を動かしながら妻に聞くのです。
「どこに行ったの?」、「電車は混んでたかい?」といった普通の質問からです。それから次第に、「電車で痴漢にあわなかったかい?」とか「ナンパされなかった?」といった少しエッチな内容にしていきました。理香子は最初のうちは、『声なんてかけられてないわ。』とか『そんな事あるわけないでしょ。』って答えているのですが、だんだん息がはずんで来るのがわかります。
「ほんとは、電車で男に触られたんだろ?・・・こんなふうに?」などと言いながら、理香子のヒップを撫で回した。そして後ろのほうからショーツのクロッチを触ります。 すると、下着の上からもジワッっと湿ってくるのがわかりました。
『…そうなの・・・ほんとは・・・触られたのよ・・・。』って、理香子があえぐ。
「やっぱりな・・・どんな男だったんだい?」
『うん・・・あの・・・中年のおじさんよ。』
「いい男だったの?」
『・・・普通のサラリーマンの・・・おじさん・・・。』
妻の理香子はファザコンなのか、同年代の若い男より中年に弱いらしいのです。
「スカートの上から?」
『そ・・・そうよ・・・。』って何故か焦っていました。
「ん? 正直に言ってごらん。ほんとは、スカートの中も触られたんじゃないの?」
『実は・・・そうなの・・・スカートをめくられて・・・下から・・・手が・・・。』
「ストッキングは?」
『・・・今日は、はいてなかったの・・・。』
「だったら生足だったんだね?」 と言いながら理香子のあそこを刺激する。
『・・・そうよ・・・あんっ・・・。』 って喘(あえ)いだ。
「じかに、ショーツを触られたの?」
『触られたわ。』 後編(完結)に続く
2017/06/04
(原題:さっきのは、全部嘘だから、ね・・・・ 投稿者:不詳 投稿日:不明)
僕達夫婦(倉沢裕樹:くらさわ・ひろき:27歳と倉沢理香子:くらさわ・りかこ:24歳)は、実際に浮気するまでは行っていない(?)と思うのですが、 よく〖浮気告白ごっこ〗をして夜の生活を楽しんでいました。妻の理香子は、内気で真面目で、浮気などするタイプではありません。 結婚して日も浅いし、僕に惚れているのです。
ただ、僕には、《理香子が他の男に抱かれるのを見たい》という願望があって、インターネットのサイトなどを覗いては欲望を鬱積させていたのでした。しかし実際に浮気されたのではたまりませんが、僕は言葉でその感覚を楽しんでいます。浮気のイメージプレイでした。 理香子も、そういうエッチな話には興奮するようで、 普段はそんな話はしないのに、そういう時は調子を合わせてくれます。
たとえば、その日、妻の理香子は街に出てデパートで買い物をしてきた。それで、これを今日の“おかず”として。僕はセックス前に、下着の上からアソコを撫でている段階で、 話を始めます。具体的には、その日あったことを、ショーツの上で指を動かしながら妻に聞くのです。
「どこに行ったの?」、「電車は混んでたかい?」といった普通の質問からです。それから次第に、「電車で痴漢にあわなかったかい?」とか「ナンパされなかった?」といった少しエッチな内容にしていきました。理香子は最初のうちは、『声なんてかけられてないわ。』とか『そんな事あるわけないでしょ。』って答えているのですが、だんだん息がはずんで来るのがわかります。
「ほんとは、電車で男に触られたんだろ?・・・こんなふうに?」などと言いながら、理香子のヒップを撫で回した。そして後ろのほうからショーツのクロッチを触ります。 すると、下着の上からもジワッっと湿ってくるのがわかりました。
『…そうなの・・・ほんとは・・・触られたのよ・・・。』って、理香子があえぐ。
「やっぱりな・・・どんな男だったんだい?」
『うん・・・あの・・・中年のおじさんよ。』
「いい男だったの?」
『・・・普通のサラリーマンの・・・おじさん・・・。』
妻の理香子はファザコンなのか、同年代の若い男より中年に弱いらしいのです。
「スカートの上から?」
『そ・・・そうよ・・・。』って何故か焦っていました。
「ん? 正直に言ってごらん。ほんとは、スカートの中も触られたんじゃないの?」
『実は・・・そうなの・・・スカートをめくられて・・・下から・・・手が・・・。』
「ストッキングは?」
『・・・今日は、はいてなかったの・・・。』
「だったら生足だったんだね?」 と言いながら理香子のあそこを刺激する。
『・・・そうよ・・・あんっ・・・。』 って喘(あえ)いだ。
「じかに、ショーツを触られたの?」
『触られたわ。』 後編(完結)に続く
2017/06/04
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その4(9)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その4(9)
第二章その3(8)
そうだな、〔こんなこと繰り返していると、後ろめたさと言うか、罪の意識が薄らいでいって、私のことなど眼中にありません〕という黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんの言葉には共感できた。多分、現在の妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の状態も同じなのだろう。それでも、妻が私(山下一雄:やました・かずお:49歳)の伴侶であって良かったと思うことがある。“最後の一線”なんて、普通はそこまで考えないものだ。
このようなことを繰り返しているうちに慣れきってしまう。罪の意識が麻痺してしまって、気を病むなんてことはこれっぽっちもなくなってしまうのが当たり前だ。自分の心に縛りをかけてまで、私に尽くしてくれる妻のことがとても健気(けなげ)に思える。そこまで私のことを思ってくれている妻に対して申し訳なく思いますが、せっかく、ここまで時間をかけ、繋げてきた計画をご破算にする気にはなれませんでした。
「実は、たってのお願いがあるのですが・・・。」
〔そろそろ、本題ですか? 貴方からのお願いとなると大体わかりますよ。〕
「すっかり、お見通しって訳ですね。どうせ、二つに一つって、言いたいんでしょ?」
〔ははは、それで、私に奥さんを抱いて欲しいのか、奥さんのお相手を紹介してほしいのか、どっちですか?〕
「それは・・・最初に言われた方を、お願いできないかなと思って・・・。」
〔でも、久しぶりにこんなお誘いを受けたとなると、何か山下さんの考えるところがあるんでしょ?〕
「こんなこと、黒沢さんにしか頼めなくて・・・正直に言えば、ゴムをつけずにお願いしたいんです。」
〔それは願ってもないことですが、芳恵さんは、どうなんですか?〕
「妻と話し合って、その点はお互い納得済みです。」
〔そうですか。でも、そこまで漕ぎつけるには、色々とご苦労されたでしょ?。〕
「どうも、彼女にとって、どうしても譲れないものがあったようで・・・『最後の一線』なんて言ってましたが、それを翻意させてしまったんですから、私も罪が深いですよね。」
〔それはそうですよ。何てたって、他人の精液を直に受け入れるんですから・・・貴方のことを思えば思うほど、芳恵さんも罪悪感に苛(さいな)まれますよ。一つ、お聞きしたいのですが、相手が私だってことはご存知なのですか?〕
「多分、黒沢さんだったら間違いはないと思って・・・順序が逆なのかも知れませんが、言い含めてはあります。」
〔そんな風に、私の名前が枕元を飛び交ったとなると、その時の芳恵さんの反応が気になりますね。ご夫婦のことに口出しするつもりはないのですが、山下さんの方から一方的に、私の名前を出されたんじゃないですか?〕
私には、こんなことを尋ねてくる黒沢さんの気持ちがよくわかります。仮に、私が黒沢さんと同じような立場だったとして、ある女性と一夜を過ごすことをその夫から懇願されたとすると、その女性のお相手をするのはやぶさかではありません。しかし当の本人(山下芳恵)が、どのような経緯でそのことを納得し、そして、どれくらい関心をもっているのか、やっぱり気になるだろうと思いました。 第二章その5(10)へ続く
2017/06/03
第二章その3(8)
そうだな、〔こんなこと繰り返していると、後ろめたさと言うか、罪の意識が薄らいでいって、私のことなど眼中にありません〕という黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんの言葉には共感できた。多分、現在の妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の状態も同じなのだろう。それでも、妻が私(山下一雄:やました・かずお:49歳)の伴侶であって良かったと思うことがある。“最後の一線”なんて、普通はそこまで考えないものだ。
このようなことを繰り返しているうちに慣れきってしまう。罪の意識が麻痺してしまって、気を病むなんてことはこれっぽっちもなくなってしまうのが当たり前だ。自分の心に縛りをかけてまで、私に尽くしてくれる妻のことがとても健気(けなげ)に思える。そこまで私のことを思ってくれている妻に対して申し訳なく思いますが、せっかく、ここまで時間をかけ、繋げてきた計画をご破算にする気にはなれませんでした。
「実は、たってのお願いがあるのですが・・・。」
〔そろそろ、本題ですか? 貴方からのお願いとなると大体わかりますよ。〕
「すっかり、お見通しって訳ですね。どうせ、二つに一つって、言いたいんでしょ?」
〔ははは、それで、私に奥さんを抱いて欲しいのか、奥さんのお相手を紹介してほしいのか、どっちですか?〕
「それは・・・最初に言われた方を、お願いできないかなと思って・・・。」
〔でも、久しぶりにこんなお誘いを受けたとなると、何か山下さんの考えるところがあるんでしょ?〕
「こんなこと、黒沢さんにしか頼めなくて・・・正直に言えば、ゴムをつけずにお願いしたいんです。」
〔それは願ってもないことですが、芳恵さんは、どうなんですか?〕
「妻と話し合って、その点はお互い納得済みです。」
〔そうですか。でも、そこまで漕ぎつけるには、色々とご苦労されたでしょ?。〕
「どうも、彼女にとって、どうしても譲れないものがあったようで・・・『最後の一線』なんて言ってましたが、それを翻意させてしまったんですから、私も罪が深いですよね。」
〔それはそうですよ。何てたって、他人の精液を直に受け入れるんですから・・・貴方のことを思えば思うほど、芳恵さんも罪悪感に苛(さいな)まれますよ。一つ、お聞きしたいのですが、相手が私だってことはご存知なのですか?〕
「多分、黒沢さんだったら間違いはないと思って・・・順序が逆なのかも知れませんが、言い含めてはあります。」
〔そんな風に、私の名前が枕元を飛び交ったとなると、その時の芳恵さんの反応が気になりますね。ご夫婦のことに口出しするつもりはないのですが、山下さんの方から一方的に、私の名前を出されたんじゃないですか?〕
私には、こんなことを尋ねてくる黒沢さんの気持ちがよくわかります。仮に、私が黒沢さんと同じような立場だったとして、ある女性と一夜を過ごすことをその夫から懇願されたとすると、その女性のお相手をするのはやぶさかではありません。しかし当の本人(山下芳恵)が、どのような経緯でそのことを納得し、そして、どれくらい関心をもっているのか、やっぱり気になるだろうと思いました。 第二章その5(10)へ続く
2017/06/03
長6≪MとS≫ 第6話
長6≪MとS≫ 第6話
第5話
「そのつもりですが・・・。」と返すと浅尾琢己(あさお・たくみ:49歳)さんが〔どうでしょう? 奥さん(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)が私のことを嫌わないで次があるかどうかって話は別にして、最初は成美さんと2人だけでってのはダメですか? いきなり桐山さんの前では成美さんも緊張をすると思うんですよ。〕と言う。そうかもしれない。しかし、成美が初めての時に私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)の見てないことろで、セックスをする相手と2人きりになるのはどうだろう? 不安が募ってくる。
浅尾さんとはずいぶんメールで連絡を交わしてきた。それで今回のきっかけは私が成美の抱かれる姿が見たいと言うのが発端なのは知っているはずだ。「見られないのならこの話はなかったことに・・・。」そう思った時に口を開いたのは浅尾さんだった。〔私は何回かこうやって人妻さんとプレイしてきましたけど、ビデオを撮って後から見せられるってのも興奮するみたいですよ。何をされても桐山さんが見るのはビデオだから手も口も出せない。そんな興奮もいいみたいですね。〕
「なるほど。」と思った私は変なのであろうか? 立ち会う予定で決めていた気持ちが揺らいでくる。私は「ビデオって・・・ちょっと撮られるって心配なことが・・・。」と情報流出について言及した。〔大丈夫ですよ。ビデオ撮影後に記録したSDXCカード(フルハイビジョンで約10時間保存)は帰る際に成美さんにお渡しします。〕
確かにそれなら心配することはないかも。「わかりました・・・妻には後で私が見る為にビデオの撮影をすると説明しておきます。それで了解を得られるかどうかはわかりません。もしダメなら私が立ち会うことになるかも知れません。」と告げる。
〔それで結構です。奥さんの意見は大事ですから、ぜひ聞いてみてください。それともう一つお願いがあります。〕、「なんでしょう?」すると浅尾さんは〔あの撮影するのにカメラマンをひとり用意したいんです。もちろんカメラマンが成美さんに手を出すなんてことは絶対にありません。私が手で持って撮りながらってのもいいかもしれませんが、それではアングルに乏しくなってしまいます。桐山さんが喜ばれる為・・・のお願いです。〕
《>浅尾さん以外に他の男が混じる・・・。》まったく予想していなかったことだ。いつもの私なら約束が違うと怒っていたかもしれない。しかし、私は「お願いします。」と言ってしまう。この男に抱かれる成美が乱れる姿を想像してしまうことが怒りを起こさせなかった理由だった。
それから私と浅尾さんは、日時や待ち合わせ場所などの話を進める。時間は平日の午前中から子供が帰宅する夕方までの時間とした。だから待ち合わせに私は立ち会うことが出来ない。成美に浅尾さんの携帯番号を教えて会ってもらうと言うことも決めた。浅尾さんは自営業で自由に時間を作れるらしい。そんな理由と主婦である成美が都合のいい時間ということで日時が決まった。 第7話へ続く
2017/06/02
第5話
「そのつもりですが・・・。」と返すと浅尾琢己(あさお・たくみ:49歳)さんが〔どうでしょう? 奥さん(桐山成美:きりやま・なるみ:33歳)が私のことを嫌わないで次があるかどうかって話は別にして、最初は成美さんと2人だけでってのはダメですか? いきなり桐山さんの前では成美さんも緊張をすると思うんですよ。〕と言う。そうかもしれない。しかし、成美が初めての時に私(桐山直哉:きりやま・なおや:36歳)の見てないことろで、セックスをする相手と2人きりになるのはどうだろう? 不安が募ってくる。
浅尾さんとはずいぶんメールで連絡を交わしてきた。それで今回のきっかけは私が成美の抱かれる姿が見たいと言うのが発端なのは知っているはずだ。「見られないのならこの話はなかったことに・・・。」そう思った時に口を開いたのは浅尾さんだった。〔私は何回かこうやって人妻さんとプレイしてきましたけど、ビデオを撮って後から見せられるってのも興奮するみたいですよ。何をされても桐山さんが見るのはビデオだから手も口も出せない。そんな興奮もいいみたいですね。〕
「なるほど。」と思った私は変なのであろうか? 立ち会う予定で決めていた気持ちが揺らいでくる。私は「ビデオって・・・ちょっと撮られるって心配なことが・・・。」と情報流出について言及した。〔大丈夫ですよ。ビデオ撮影後に記録したSDXCカード(フルハイビジョンで約10時間保存)は帰る際に成美さんにお渡しします。〕
確かにそれなら心配することはないかも。「わかりました・・・妻には後で私が見る為にビデオの撮影をすると説明しておきます。それで了解を得られるかどうかはわかりません。もしダメなら私が立ち会うことになるかも知れません。」と告げる。
〔それで結構です。奥さんの意見は大事ですから、ぜひ聞いてみてください。それともう一つお願いがあります。〕、「なんでしょう?」すると浅尾さんは〔あの撮影するのにカメラマンをひとり用意したいんです。もちろんカメラマンが成美さんに手を出すなんてことは絶対にありません。私が手で持って撮りながらってのもいいかもしれませんが、それではアングルに乏しくなってしまいます。桐山さんが喜ばれる為・・・のお願いです。〕
《>浅尾さん以外に他の男が混じる・・・。》まったく予想していなかったことだ。いつもの私なら約束が違うと怒っていたかもしれない。しかし、私は「お願いします。」と言ってしまう。この男に抱かれる成美が乱れる姿を想像してしまうことが怒りを起こさせなかった理由だった。
それから私と浅尾さんは、日時や待ち合わせ場所などの話を進める。時間は平日の午前中から子供が帰宅する夕方までの時間とした。だから待ち合わせに私は立ち会うことが出来ない。成美に浅尾さんの携帯番号を教えて会ってもらうと言うことも決めた。浅尾さんは自営業で自由に時間を作れるらしい。そんな理由と主婦である成美が都合のいい時間ということで日時が決まった。 第7話へ続く
2017/06/02