長U〖綾乃の想い〗第6章その6 38
長U〖綾乃の想い〗第6章その6 38
第6章その5 37
『・・・ハァ・・・・・・。』
終わった後洗面所へ行き鏡で顔をみると、そこには頬をピンク色に染めて目を潤ませている自分がいた。
《・・・これが・・・私・・・? イヤらしい顔をしている。》
藤澤綾乃(ふじさわ・あやの:30歳)は自分でそう思う。
鏡に映っているのは、普段の自分とは明らかに違う、発情した女だった。・・・夫(藤澤良一:ふじさわ・りょういち:37歳)とする時、私こんな顔しているのかな?・・・してない気がする・・・だって・・・今まで良一とする時にこれ程までに興奮した事はない。
そんな事を考えながら、綾乃は服の上から自分の下腹部をそっと触った。
『・・・』
今までになかった程、下腹部が疼(うず)いている。その疼きは日に日に増している気がするし、今日は身体が熱くなったままなかなか治まってくれなかった。
『・・・はァ・・・。』
綾乃は我慢をしている。隣室で三浦智(みうら・さとし:33歳)が繰り広げている淫らな世界に引き込まれながらも、それでも綾乃はあの壁を越えるような事はしなかった。その壁とは、自慰行為の事である。今綾乃がそれをするとしたら、三浦の事を想像しながらする事になってしまう。そう、良一を裏切る事に・・・ここまできても綾乃自身がそれを許させなかったのは、やはり良一に対する愛があったからだ。
しかし、なんとか気丈にその一線を越えないようにしてきた綾乃の我慢も、そろそろ限界を迎えようとしていたのである。それはある意味当たり前だ。日々解消されず溜まっていくものは、いつか決壊を迎える。そう、真面目な綾乃も、1人の人間であり、性欲も持つ女性なのだから。
その日の夕方、なかなか冷めてくれない火照った身体をなんとか治めようと、綾乃はシャワーを浴びる事にした。《・・・早く正気に戻らないと・・・晩御飯の準備もしないといけないし・・・》服を一枚一枚脱ぎ、最後の下半身に付けたショーツだけの姿になった綾乃は、その最後の一枚にも手を掛け、ゆっくりとそれを下げていく。しかしその途中で綾乃は思わずショーツを下げる手を止めた。
『・・・ハァ・・・やだ・・・こんなに・・・。』
一番大事な部分に触れていたショツの布が離れる時、アソコと布の間に綾乃の愛液がトロ~っと糸を引いたである。綾乃は性的快感を欲して涎を垂らしている自分の性器を見た瞬間、頭の中で何かが切れるのを感じた。
『ハァ・・・ハァ・・・。』
綾乃の我慢はその時、決壊を迎える。 第7章その1 39に続く
2017/06/06
第6章その5 37
『・・・ハァ・・・・・・。』
終わった後洗面所へ行き鏡で顔をみると、そこには頬をピンク色に染めて目を潤ませている自分がいた。
《・・・これが・・・私・・・? イヤらしい顔をしている。》
藤澤綾乃(ふじさわ・あやの:30歳)は自分でそう思う。
鏡に映っているのは、普段の自分とは明らかに違う、発情した女だった。・・・夫(藤澤良一:ふじさわ・りょういち:37歳)とする時、私こんな顔しているのかな?・・・してない気がする・・・だって・・・今まで良一とする時にこれ程までに興奮した事はない。
そんな事を考えながら、綾乃は服の上から自分の下腹部をそっと触った。
『・・・』
今までになかった程、下腹部が疼(うず)いている。その疼きは日に日に増している気がするし、今日は身体が熱くなったままなかなか治まってくれなかった。
『・・・はァ・・・。』
綾乃は我慢をしている。隣室で三浦智(みうら・さとし:33歳)が繰り広げている淫らな世界に引き込まれながらも、それでも綾乃はあの壁を越えるような事はしなかった。その壁とは、自慰行為の事である。今綾乃がそれをするとしたら、三浦の事を想像しながらする事になってしまう。そう、良一を裏切る事に・・・ここまできても綾乃自身がそれを許させなかったのは、やはり良一に対する愛があったからだ。
しかし、なんとか気丈にその一線を越えないようにしてきた綾乃の我慢も、そろそろ限界を迎えようとしていたのである。それはある意味当たり前だ。日々解消されず溜まっていくものは、いつか決壊を迎える。そう、真面目な綾乃も、1人の人間であり、性欲も持つ女性なのだから。
その日の夕方、なかなか冷めてくれない火照った身体をなんとか治めようと、綾乃はシャワーを浴びる事にした。《・・・早く正気に戻らないと・・・晩御飯の準備もしないといけないし・・・》服を一枚一枚脱ぎ、最後の下半身に付けたショーツだけの姿になった綾乃は、その最後の一枚にも手を掛け、ゆっくりとそれを下げていく。しかしその途中で綾乃は思わずショーツを下げる手を止めた。
『・・・ハァ・・・やだ・・・こんなに・・・。』
一番大事な部分に触れていたショツの布が離れる時、アソコと布の間に綾乃の愛液がトロ~っと糸を引いたである。綾乃は性的快感を欲して涎を垂らしている自分の性器を見た瞬間、頭の中で何かが切れるのを感じた。
『ハァ・・・ハァ・・・。』
綾乃の我慢はその時、決壊を迎える。 第7章その1 39に続く
2017/06/06
- 関連記事
-
- 長U〖綾乃の想い〗第5章その4 30 (2016/10/19)
- 長U〖綾乃の想い〗第5章その5 31 (2016/11/14)
- 長U〖綾乃の想い〗第5章その6 32 (2016/12/10)
- 長U〖綾乃の想い〗第6章その1 33 (2017/01/04)
- 長U〖綾乃の想い〗第6章その2 34 (2017/01/17)
- 長U〖綾乃の想い〗第6章その3 35 (2017/03/21)
- 長U〖綾乃の想い〗第6章その4 36 (2017/05/07)
- 長U〖綾乃の想い〗第6章その5 37 (2017/05/30)
- 長U〖綾乃の想い〗第6章その6 38 (2017/06/06)
- 長U〖綾乃の想い〗第7章その1 39 (2017/08/20)
- 長U〖綾乃の想い〗第7章その2 40 (2017/08/24)
- 長U〖綾乃の想い〗第7章その3 41 (2017/11/17)
- 長U〖綾乃の想い〗第7章その4 42 (2017/11/30)
- 長U〖綾乃の想い〗第7章その5 43 (2018/01/08)
- 長U〖綾乃の想い〗第7章その6 44 (2018/01/17)
コメント
コメントの投稿