名D『10年目の愛』 VOL1
名D『10年目の愛』 VOL1
(原題:妻にスイートテン 原作者:ジュエリー 投稿日:2007/05/28)
私の名前は古沢祐一(ふるさわ・ゆういち:36歳)、妻の名前は古沢愛(ふるさわ・あい:34歳)、今年がちょうど結婚10年目。その10周年目の結婚記念日(スイート10)に妻へプレゼントをした。ただし、それは物ではなく、若い男性です。
私は大学を卒業して旅行代理店に入った。元来の旅行好きで、会社ではツアープランナーを担当する。そして2年後に入社してきたのが君原愛(きみはら・あい:22歳)だった。愛は研修後、受付カウンターに座り、お客様に商品の説明、問い合わせに笑顔で接していた。そんな笑顔の素敵な愛を積極的に食事や映画に誘い、交際半年でのスピード結婚に持ち込む。
それから10年、私と愛にはいろいろなことがあった。愛はまだ仕事がしたそうだったが、私が専業主婦になることを望み、愛は素直に従ってくれた。仕事で遅くなっても、寝ずに待っていてくれる。子供が出来なかったから、余計に二人はアツアツの結婚生活を送っていた。
しかし、そんな日が長く続かなかった。結婚をして5年がたった頃、私が交通事故に合ってしまう。結果、私は右足を切断、腰も強く打ったため下半身が麻痺をした。事故の後遺症は肉体だけでなく心に、むしろ精神面の打撃が大きかった。「人生から脱落した。」その思いで何もかもが嫌になる。
脱落したのはもうひとつ。男としての存在価値だった。妻を抱くことが出来なくなる。医者が「下半身の麻痺は残念ながら回復をする可能性は低い。」と告げられた。私は愛に離婚を申し入れた。でも愛は、『なに言っているの、これからも二人でがんばろう。』と言ってくれた。それに不幸中の幸いと言うか事故の慰謝料と保険が支払われたので、当面の生活は保障される。
4カ月の入院とリハビリを経て退院。入院中は愛の励ましで、私はリハビリや車椅子の練習にがんばることが出来た。漸(ようや)く外に出ていく勇気が湧いてきて、自動車運転の適性検査も受け、車の運転補助装置も設置した。
そして、前向きになる気持ちが仕事をしようというヤル気を起こした。会社からは事務職の転部を勧められたが、その申し出は断り退社をする。私は今までの経験を生かし、車椅子でも出来る仕事、トラベルプランナーを立ち上げた。これだったら、家に居ながら電話とパソコンで出来るのである。
でも、ひとつ気になるのが妻の愛のことだった。いつだったか、妻は知らないが偶然に妻のオナニーを見てしまった。今まで自分のことばかり考えてきて、妻のことは良くできた家政婦のようにしか思ってみなかった。妻も女性なのだ。そう考えると、どうしていいかわからなかった。
自分の男性自身を触っても、感覚はあるが硬くなる様子はまったくなかった。これでは妻の愛を満足させられない。そこで私は今年の結婚10周年を期に、妻に若い男性をプレゼントすることを思いついた。期間は1カ月、この家に一緒に住んでもらい10年前のように、愛と新婚生活をしてもらうのだ。当然のごとく、妻の愛は猛反対し、一時は口も聞いてくれなかった。しかし、私は熱心に説得した。
「ひょっとしたら、刺激で俺の物も治るかもしれない。」などと、見え透いた嘘も言ってみた。そして、ようやく妻が渋々だがOKをしてくれた。それから私はサイトで若い独身男性を探してみる。応募はたくさんあったが、大抵は興味本位で、中には「1カ月と言わず、ずっと抱いてやってもいいぞ。」と言う既婚者もいた。そのなかで私がピンと来た人がいた。我が家から1時間ほどのところに住んでいる自動車修理工で名前は、立山英樹(たてやま・ひでき:22歳)だった。 VOL2へ続く
2014/10/22
(原題:妻にスイートテン 原作者:ジュエリー 投稿日:2007/05/28)
私の名前は古沢祐一(ふるさわ・ゆういち:36歳)、妻の名前は古沢愛(ふるさわ・あい:34歳)、今年がちょうど結婚10年目。その10周年目の結婚記念日(スイート10)に妻へプレゼントをした。ただし、それは物ではなく、若い男性です。
私は大学を卒業して旅行代理店に入った。元来の旅行好きで、会社ではツアープランナーを担当する。そして2年後に入社してきたのが君原愛(きみはら・あい:22歳)だった。愛は研修後、受付カウンターに座り、お客様に商品の説明、問い合わせに笑顔で接していた。そんな笑顔の素敵な愛を積極的に食事や映画に誘い、交際半年でのスピード結婚に持ち込む。
それから10年、私と愛にはいろいろなことがあった。愛はまだ仕事がしたそうだったが、私が専業主婦になることを望み、愛は素直に従ってくれた。仕事で遅くなっても、寝ずに待っていてくれる。子供が出来なかったから、余計に二人はアツアツの結婚生活を送っていた。
しかし、そんな日が長く続かなかった。結婚をして5年がたった頃、私が交通事故に合ってしまう。結果、私は右足を切断、腰も強く打ったため下半身が麻痺をした。事故の後遺症は肉体だけでなく心に、むしろ精神面の打撃が大きかった。「人生から脱落した。」その思いで何もかもが嫌になる。
脱落したのはもうひとつ。男としての存在価値だった。妻を抱くことが出来なくなる。医者が「下半身の麻痺は残念ながら回復をする可能性は低い。」と告げられた。私は愛に離婚を申し入れた。でも愛は、『なに言っているの、これからも二人でがんばろう。』と言ってくれた。それに不幸中の幸いと言うか事故の慰謝料と保険が支払われたので、当面の生活は保障される。
4カ月の入院とリハビリを経て退院。入院中は愛の励ましで、私はリハビリや車椅子の練習にがんばることが出来た。漸(ようや)く外に出ていく勇気が湧いてきて、自動車運転の適性検査も受け、車の運転補助装置も設置した。
そして、前向きになる気持ちが仕事をしようというヤル気を起こした。会社からは事務職の転部を勧められたが、その申し出は断り退社をする。私は今までの経験を生かし、車椅子でも出来る仕事、トラベルプランナーを立ち上げた。これだったら、家に居ながら電話とパソコンで出来るのである。
でも、ひとつ気になるのが妻の愛のことだった。いつだったか、妻は知らないが偶然に妻のオナニーを見てしまった。今まで自分のことばかり考えてきて、妻のことは良くできた家政婦のようにしか思ってみなかった。妻も女性なのだ。そう考えると、どうしていいかわからなかった。
自分の男性自身を触っても、感覚はあるが硬くなる様子はまったくなかった。これでは妻の愛を満足させられない。そこで私は今年の結婚10周年を期に、妻に若い男性をプレゼントすることを思いついた。期間は1カ月、この家に一緒に住んでもらい10年前のように、愛と新婚生活をしてもらうのだ。当然のごとく、妻の愛は猛反対し、一時は口も聞いてくれなかった。しかし、私は熱心に説得した。
「ひょっとしたら、刺激で俺の物も治るかもしれない。」などと、見え透いた嘘も言ってみた。そして、ようやく妻が渋々だがOKをしてくれた。それから私はサイトで若い独身男性を探してみる。応募はたくさんあったが、大抵は興味本位で、中には「1カ月と言わず、ずっと抱いてやってもいいぞ。」と言う既婚者もいた。そのなかで私がピンと来た人がいた。我が家から1時間ほどのところに住んでいる自動車修理工で名前は、立山英樹(たてやま・ひでき:22歳)だった。 VOL2へ続く
2014/10/22
『10年目の愛』 VOL2
名D『10年目の愛』 VOL2
私は彼(立山英樹)に会い、妻の愛にも彼のことを話した。妻は完全に納得はいかなかったが、了承してくれた。そして彼が私の家に来る日、私は妻に彼を紹介した。「これから1カ月間英樹君にこの家で住んでもらうことにした。そして英樹君は今日から愛の旦那さん、愛と英樹君は新婚夫婦になったんだ。二人で仲良くやって欲しい。」と、私がそういって紹介をしても愛は黙って下を向き、英樹君も黙ったままだった。
そこで私は「もう二人は夫婦なのだから、最初の挨拶として私の前でキスをしてくれないかな。」と、言ってみた。すると愛が私の顔を見て、『そんなことまだ後でいいじゃない?』と小さな声で答える。
「いいやだめだ、もう私と愛は夫婦じゃない、これから1カ月は英樹君と夫婦なのだ。愛は英樹君を会社に送り出し、英樹君の服を洗い、英樹君の食事を作り、そして英樹君と一緒に寝るんだ。」と愛に命じる。そして彼にも、「英樹君は愛のために一生懸命働いてもらいたい。いいな。」立山君が〔はい。〕と応えた。
「それから、二人の新婚生活をこの家の2階でしてもらう。2階には2部屋ある、私は車椅子だから2階には上がれないから遠慮しなくてもいい。それと愛、あとで愛の布団を2階に運ぶんだ、いいな。それからもう愛を名前で呼ばない。英樹君の奥さんになったのだから私も奥さんって呼ばせてもらうよ。私はこの家の居候だから。分かったね。さあ、キスを見せてくれ。」(この時の私は無理していたと思う。)
愛はうつむき涙を流していました。そして英樹君が横からそっと愛にキスをしたんです。愛と結婚して10年、愛が初めて私以外の男性とキスをした瞬間でした。夕食の後も愛は黙ったまま淡々と家事をこなし、私は1階の部屋で仕事をしていました。
そして英樹君が〔奥さんの、いや、愛さんの布団2階にもっていっていいですか?〕と聞いてきた。「ああ、よろしく頼むよ。」私はそう言うのがやっとだった。(自ら命令しておいてだけど・・・。)
私が先にお風呂に入り、次が英樹君、そして愛の順番で風呂にはいった。私はその後自屋で仕事をし、英樹君は2階に上がったままだった。そして愛もさすがに家事もなくなったようで、私に黙って2階へ上がっていった。この1カ月間、他人の奥さんなんだから私に断ることはないと分かっているが・・・。
それから1時間経ち、2時間経ち、2階からは何の声や音もしなかった。「今頃愛は英樹君に抱かれているんだろうか?」、「愛は英樹君を受け入れているんだろうか?」、私の胸に段々と嫉妬心が沸いてきた。「こんなことをしない方が良かったんだろうか?」そして「愛は1カ月後には私のところに戻ってきてくれるんだろうか?」、私の頭にいくつもの疑問がわいていた。
2014/10/24
私は彼(立山英樹)に会い、妻の愛にも彼のことを話した。妻は完全に納得はいかなかったが、了承してくれた。そして彼が私の家に来る日、私は妻に彼を紹介した。「これから1カ月間英樹君にこの家で住んでもらうことにした。そして英樹君は今日から愛の旦那さん、愛と英樹君は新婚夫婦になったんだ。二人で仲良くやって欲しい。」と、私がそういって紹介をしても愛は黙って下を向き、英樹君も黙ったままだった。
そこで私は「もう二人は夫婦なのだから、最初の挨拶として私の前でキスをしてくれないかな。」と、言ってみた。すると愛が私の顔を見て、『そんなことまだ後でいいじゃない?』と小さな声で答える。
「いいやだめだ、もう私と愛は夫婦じゃない、これから1カ月は英樹君と夫婦なのだ。愛は英樹君を会社に送り出し、英樹君の服を洗い、英樹君の食事を作り、そして英樹君と一緒に寝るんだ。」と愛に命じる。そして彼にも、「英樹君は愛のために一生懸命働いてもらいたい。いいな。」立山君が〔はい。〕と応えた。
「それから、二人の新婚生活をこの家の2階でしてもらう。2階には2部屋ある、私は車椅子だから2階には上がれないから遠慮しなくてもいい。それと愛、あとで愛の布団を2階に運ぶんだ、いいな。それからもう愛を名前で呼ばない。英樹君の奥さんになったのだから私も奥さんって呼ばせてもらうよ。私はこの家の居候だから。分かったね。さあ、キスを見せてくれ。」(この時の私は無理していたと思う。)
愛はうつむき涙を流していました。そして英樹君が横からそっと愛にキスをしたんです。愛と結婚して10年、愛が初めて私以外の男性とキスをした瞬間でした。夕食の後も愛は黙ったまま淡々と家事をこなし、私は1階の部屋で仕事をしていました。
そして英樹君が〔奥さんの、いや、愛さんの布団2階にもっていっていいですか?〕と聞いてきた。「ああ、よろしく頼むよ。」私はそう言うのがやっとだった。(自ら命令しておいてだけど・・・。)
私が先にお風呂に入り、次が英樹君、そして愛の順番で風呂にはいった。私はその後自屋で仕事をし、英樹君は2階に上がったままだった。そして愛もさすがに家事もなくなったようで、私に黙って2階へ上がっていった。この1カ月間、他人の奥さんなんだから私に断ることはないと分かっているが・・・。
それから1時間経ち、2時間経ち、2階からは何の声や音もしなかった。「今頃愛は英樹君に抱かれているんだろうか?」、「愛は英樹君を受け入れているんだろうか?」、私の胸に段々と嫉妬心が沸いてきた。「こんなことをしない方が良かったんだろうか?」そして「愛は1カ月後には私のところに戻ってきてくれるんだろうか?」、私の頭にいくつもの疑問がわいていた。
2014/10/24
『10年目の愛』 VOL3
名D『10年目の愛』 VOL3
いつ寝たのかわからないが、起きたら午前9時を回っていた。愛はいつものように洗濯をしていた。いつもならラジオの音楽を聴きながら鼻歌を歌っているのだが、今日は淡々と家事をこなしている。昨日はどうしたんだろ。やけに静かだったが・・「おはよう愛(二人だけの時は呼び捨てでもいいだろう。)、もう英樹君は仕事に行った?新婚初夜はどうだった。久しぶりだったので、よかっただろう。」私は作り笑顔で、愛に挨拶をした。(自分でも無理をしていると思った。)
『おはよう。』って愛は私を見ると、それだけを言ってまた洗濯に取り掛かった。愛がベランダの洗濯物を干し、2階の掃除をしている。いつもはめったに使わない2階の部屋を丹念に掃除機をかけ、雑巾掛けまでしている。ふとベランダを見ると、英樹君のTシャツやパンツ、作業服が愛の洋服の横に干してある。私はそれを見ただけで、胸が痛くなり、嫉妬心が湧いてきた。
夕方、英樹君が帰ってきた。
「お帰り、英樹君。」
〔ただいま、古沢さん。ただいま愛さん。ハイこれ、お弁当箱、とてもおいしかったよ。〕
英樹君はそう言って2階に上がっていった。愛は英樹君に弁当まで作っていた。私一人取り残されているように思えた。
そんな日が2日続き、3日続き、そして5日が過ぎた。英樹君がどこまで理解しているのか、それでも私とだんだん話すようになった。
〔へえ~、こんないいところがあるんですか。僕も行ってみたいな。〕
「ここはね、ここの空港からこう行って、すぐのところにあるんだ。」
〔へえ~、古沢さんってすごいですね、昔はよく行ったんですか?〕
「いいや、カタログや資料をよく頭の中に叩き込んでいて、いつでも説明できるようにしているんだよ。」
〔へえ~、やっぱりすごいや。〕と英樹は感心することしきりです。
そして6日目の朝、英樹君はいつものように仕事に行っていた。
「どうだ、愛、新婚生活は?英樹君もだんだん慣れて来たみたいだし、可愛がってもらっているのか?」私はまるで娘を嫁がせた父親のようだった。
『実は英樹さんね。ここに来てから一度も私を抱いていないの。最初の夜から寝る部屋が別々で、まだ手も握ってないわ。』
「えっ、どうして?」私は驚いた。「今日で6日目、なのに何もしていないなんて・・?」
『英樹さんがね、〔ご主人はああ言っているけれど、愛さんが嫌だったらいくらセックスレスでも他の男性に抱かれることないです。こんなことを若い僕が言うのは変なんだけど、愛さんは古沢さんを愛している、古沢さんも愛さんを愛している。それは僕もわかります。だから、古沢さんは愛さんを僕に託したと思います。だから愛さんがその気になってくれるまで僕は待ちます。1カ月過ぎてももし愛さんがその気にならなかったら、そのときは僕もあきらめて帰ります。〕って、言ってくれたの。』
「そうか、英樹君はそこまで・・、英樹君の言うとおり、僕は愛を嫌いになったわけじゃない。今でも愛している。だから、英樹君のようないい人に愛を抱いてもらいたいのだ。愛は女なんだ。だから化粧もしてもらいたい、いい服も着てもらいたい、いい女になっていつまでもきれいでいてもらいたい、だから英樹くんに託した。」
『あなた、本当にいいの?私が英樹さんに抱かれても。本当に嫌いにならない?』
「ああ、いいよ。今までの分思いっきり抱かれておいで。そしてきれいになって帰ってきてくれ。僕が贈った結婚10周年のプレゼントを受け取らないなら嫌いになるぞ。」と告げる。『あなた・・。』愛は笑顔で泣いている。愛の笑顔は久しぶりだった。
お昼過ぎに愛は夕食の買い物に行って帰ってきた。
「今日の夕食は何?」
『夕食はだんな様の大好きなハンバーグよ。』
「えっ、俺、そんなものいつ好きって言ったっけ?」
『違うよ。これはあなたよりも14歳若い私のだんな様の大好きなものです。』
「なんだ英樹君の好物か。これはなに?」私は食料の袋の横に置いてあった紙包みを開けた。『あっ、それはだめ・・。』と慌てる愛が私の手から取る前に私はそれを見てしまった。そこには[世界初!天然ゴム0.02mm 究極の超薄型コンドーム]と、書いてあった。
2014/10/26
いつ寝たのかわからないが、起きたら午前9時を回っていた。愛はいつものように洗濯をしていた。いつもならラジオの音楽を聴きながら鼻歌を歌っているのだが、今日は淡々と家事をこなしている。昨日はどうしたんだろ。やけに静かだったが・・「おはよう愛(二人だけの時は呼び捨てでもいいだろう。)、もう英樹君は仕事に行った?新婚初夜はどうだった。久しぶりだったので、よかっただろう。」私は作り笑顔で、愛に挨拶をした。(自分でも無理をしていると思った。)
『おはよう。』って愛は私を見ると、それだけを言ってまた洗濯に取り掛かった。愛がベランダの洗濯物を干し、2階の掃除をしている。いつもはめったに使わない2階の部屋を丹念に掃除機をかけ、雑巾掛けまでしている。ふとベランダを見ると、英樹君のTシャツやパンツ、作業服が愛の洋服の横に干してある。私はそれを見ただけで、胸が痛くなり、嫉妬心が湧いてきた。
夕方、英樹君が帰ってきた。
「お帰り、英樹君。」
〔ただいま、古沢さん。ただいま愛さん。ハイこれ、お弁当箱、とてもおいしかったよ。〕
英樹君はそう言って2階に上がっていった。愛は英樹君に弁当まで作っていた。私一人取り残されているように思えた。
そんな日が2日続き、3日続き、そして5日が過ぎた。英樹君がどこまで理解しているのか、それでも私とだんだん話すようになった。
〔へえ~、こんないいところがあるんですか。僕も行ってみたいな。〕
「ここはね、ここの空港からこう行って、すぐのところにあるんだ。」
〔へえ~、古沢さんってすごいですね、昔はよく行ったんですか?〕
「いいや、カタログや資料をよく頭の中に叩き込んでいて、いつでも説明できるようにしているんだよ。」
〔へえ~、やっぱりすごいや。〕と英樹は感心することしきりです。
そして6日目の朝、英樹君はいつものように仕事に行っていた。
「どうだ、愛、新婚生活は?英樹君もだんだん慣れて来たみたいだし、可愛がってもらっているのか?」私はまるで娘を嫁がせた父親のようだった。
『実は英樹さんね。ここに来てから一度も私を抱いていないの。最初の夜から寝る部屋が別々で、まだ手も握ってないわ。』
「えっ、どうして?」私は驚いた。「今日で6日目、なのに何もしていないなんて・・?」
『英樹さんがね、〔ご主人はああ言っているけれど、愛さんが嫌だったらいくらセックスレスでも他の男性に抱かれることないです。こんなことを若い僕が言うのは変なんだけど、愛さんは古沢さんを愛している、古沢さんも愛さんを愛している。それは僕もわかります。だから、古沢さんは愛さんを僕に託したと思います。だから愛さんがその気になってくれるまで僕は待ちます。1カ月過ぎてももし愛さんがその気にならなかったら、そのときは僕もあきらめて帰ります。〕って、言ってくれたの。』
「そうか、英樹君はそこまで・・、英樹君の言うとおり、僕は愛を嫌いになったわけじゃない。今でも愛している。だから、英樹君のようないい人に愛を抱いてもらいたいのだ。愛は女なんだ。だから化粧もしてもらいたい、いい服も着てもらいたい、いい女になっていつまでもきれいでいてもらいたい、だから英樹くんに託した。」
『あなた、本当にいいの?私が英樹さんに抱かれても。本当に嫌いにならない?』
「ああ、いいよ。今までの分思いっきり抱かれておいで。そしてきれいになって帰ってきてくれ。僕が贈った結婚10周年のプレゼントを受け取らないなら嫌いになるぞ。」と告げる。『あなた・・。』愛は笑顔で泣いている。愛の笑顔は久しぶりだった。
お昼過ぎに愛は夕食の買い物に行って帰ってきた。
「今日の夕食は何?」
『夕食はだんな様の大好きなハンバーグよ。』
「えっ、俺、そんなものいつ好きって言ったっけ?」
『違うよ。これはあなたよりも14歳若い私のだんな様の大好きなものです。』
「なんだ英樹君の好物か。これはなに?」私は食料の袋の横に置いてあった紙包みを開けた。『あっ、それはだめ・・。』と慌てる愛が私の手から取る前に私はそれを見てしまった。そこには[世界初!天然ゴム0.02mm 究極の超薄型コンドーム]と、書いてあった。
2014/10/26
『10年目の愛』 VOL4
名D『10年目の愛』 VOL4
その夜、英樹君は私といつものように旅行の話をし、午後10時には2階へ上がっていった。妻の愛も家事を済ませ、お風呂に入るとそそくさと上がっていく。私が見つけたコンドームは、愛が顔を真っ赤にして私から奪い取り、冷蔵庫の上に置いたが、いつの間にか無くなっていた。あの後、愛とは何も話さなかった。
二人が上がって30分経っても1時間経っても2階は静まり返ったままだった。私は仕事部屋と階段の下を車椅子で行ったり来たり、まるで動物園の熊です。内心「これでいいのかもしれない、もともと夫婦じゃないのだから・・・俺は自分の妻に何を押し付けている。愛は俺の妻なのだから。」と言い聞かせた。そして仕事部屋に帰ろうとしたとき、かすかに2階のほうから声がした。
それははっきりした言葉ではなく掠(かす)れたもので、また静かになった。そして私が部屋に行こうとしたとき、また声がし、その声がだんだん大きくなった。『ああ~、ああああっ・・・あああっ・・いいぃ、あああ。』聞き覚えのある・・愛の、久しぶりに聞く喘ぎ声だった。
『ああああっ、いい、あああっいいいぃ。』次第に大きくなる妻の声はついに2階中に響いた。声と声の合間にベッドの軋む音、時には肌と肌がぶつかる音も聞こえる。『ああ、いい、いいわ、ああ、ああああ・・。』私は先ほどのほっとした気持ちが嘘のように胸がドキドキし、嫉妬心がむらむらと沸いてきた。しかし、今夜が二人にとっての〖新婚初夜〗だったことを・・私は確信をした。
愛と英樹君の〖新婚初夜〗から5日が過ぎました。英樹君はいつものように夕食後私と旅行の話をして、午後9時過ぎに2階の部屋に上がっていきます。その間、愛は後片付けをし、それが終わるとそそくさと2階へ上がっていくのです。そしてしばらくすると、『まだだめ、洗濯物を畳んでいるんだから。ああ~ん、もう少し待っていてよ。祐一さんが階段の下にいるかもしれないじゃない。もうだめだったら。ああ、ああ~、いい、いいっ。』
と、いつものように愛の悩ましい声が聞こえるのです。
最近、愛の服装が変わってきました。普段はGパンかパンツしか穿かなかった愛がひだスカートを穿くようになり、胸の大きく開いたTシャツや服を着るようになったのです。今までの愛からすると、一緒に住んでいる私でさえもドキッとする変化です。そして、このあいだは英樹君が仕事に行っている間に美容院へ、髪をカットしパーマをかけ、見事な変身振りに見つめたまま固まってしまいました。愛がこんなに色気があったなんて・・。
2014/10/29
その夜、英樹君は私といつものように旅行の話をし、午後10時には2階へ上がっていった。妻の愛も家事を済ませ、お風呂に入るとそそくさと上がっていく。私が見つけたコンドームは、愛が顔を真っ赤にして私から奪い取り、冷蔵庫の上に置いたが、いつの間にか無くなっていた。あの後、愛とは何も話さなかった。
二人が上がって30分経っても1時間経っても2階は静まり返ったままだった。私は仕事部屋と階段の下を車椅子で行ったり来たり、まるで動物園の熊です。内心「これでいいのかもしれない、もともと夫婦じゃないのだから・・・俺は自分の妻に何を押し付けている。愛は俺の妻なのだから。」と言い聞かせた。そして仕事部屋に帰ろうとしたとき、かすかに2階のほうから声がした。
それははっきりした言葉ではなく掠(かす)れたもので、また静かになった。そして私が部屋に行こうとしたとき、また声がし、その声がだんだん大きくなった。『ああ~、ああああっ・・・あああっ・・いいぃ、あああ。』聞き覚えのある・・愛の、久しぶりに聞く喘ぎ声だった。
『ああああっ、いい、あああっいいいぃ。』次第に大きくなる妻の声はついに2階中に響いた。声と声の合間にベッドの軋む音、時には肌と肌がぶつかる音も聞こえる。『ああ、いい、いいわ、ああ、ああああ・・。』私は先ほどのほっとした気持ちが嘘のように胸がドキドキし、嫉妬心がむらむらと沸いてきた。しかし、今夜が二人にとっての〖新婚初夜〗だったことを・・私は確信をした。
愛と英樹君の〖新婚初夜〗から5日が過ぎました。英樹君はいつものように夕食後私と旅行の話をして、午後9時過ぎに2階の部屋に上がっていきます。その間、愛は後片付けをし、それが終わるとそそくさと2階へ上がっていくのです。そしてしばらくすると、『まだだめ、洗濯物を畳んでいるんだから。ああ~ん、もう少し待っていてよ。祐一さんが階段の下にいるかもしれないじゃない。もうだめだったら。ああ、ああ~、いい、いいっ。』
と、いつものように愛の悩ましい声が聞こえるのです。
最近、愛の服装が変わってきました。普段はGパンかパンツしか穿かなかった愛がひだスカートを穿くようになり、胸の大きく開いたTシャツや服を着るようになったのです。今までの愛からすると、一緒に住んでいる私でさえもドキッとする変化です。そして、このあいだは英樹君が仕事に行っている間に美容院へ、髪をカットしパーマをかけ、見事な変身振りに見つめたまま固まってしまいました。愛がこんなに色気があったなんて・・。
2014/10/29
『10年目の愛』 VOL5
名D『10年目の愛』 VOL5
(妻が美容院へ行った)その日も夕食が終わると、私と英樹君は旅行の話をし、愛はいつものように後片付けをしています。
〔この湖へ一度行ってみたいと思っていたんですよ。〕って彼が言う。
「そうだね、天気がいい日は富士山が見えてきれいなんだよ。ここからだったら日帰りでも行けるし、今度行ったらいいよ。温泉もあるし。」
〔へえ~、そうなんですか。行きたいな~。〕
いつもは、もう2階に上がってしまう英樹君がまだ私と話をしていた。その時、愛が片付けを終え、仕事部屋にコーヒーをもって来てくれた。
〔もうこんな時間か。でも俺、明日休みなんですよ。その代わり日曜日に出勤なんですけどね。そうだ、“愛”、一緒に浴室に入ろうか。まだ二人だけで入ったことがなかったし。〕
英樹君の言葉に私は驚く。妻の愛を呼び捨てにし、なんと私の前で愛を浴室に誘っているのです。その驚きは愛も同じでした。
『えっ、で、でも・・。』と愛は口ごもり、じっと私を見ています。〔いいですよね?俺たち夫婦なんだし・・。〕その問いかけに「あっ、ああ、いいよ。当然じゃないか。」って私
の口からとっさにそんな言葉が出てしまったんです。〔ほら古沢さんも「いいよ。」と言ってくれたし、愛、行こうか?〕そう言って、英樹君は強引に愛の手を引き連れて行ってしまいました。私はあっけにとられ、ただただ二人の行方を見ているだけです。
廊下の突き当たりの浴室から二人の会話が聞こえてくる。
〔愛の肌ってこんなに白いんだ。それにすべすべだし。〕との英樹君の声。
『いやん、そんなとこ触ったら・・。』愛の甘えた声。
〔触ったらどうなるの?愛のおっぱいって、いつ触っても気持ちいいね。〕
『もぅ英樹くんのばか、そんなに大きな声を出したら・・祐一さんに・・。』
〔いいじゃないか聴かれても、俺たち夫婦なんだから・・ほら、俺のここ、もうこんなに固く大きくなってきた。なあなあ、愛、すこしだけ咥えてくれよ。俺もう我慢できないよ。〕
『ええ~っ、ここで?英樹くんったら、もう仕方ないんだから、少しだけよ。』
私はパソコンを開き、画面を見つめながら耳だけはダンボのように二人の会話を聞いている。手は拳を作り、小刻みに震えている。そして、やり場のない嫉妬で、何も感じない足を拳が叩いていた。
愛と英樹君が初めて一緒に浴室に入ったその日の晩も、二人は2階でいちゃついていた。
『英樹くん、早くそっちのシーツの端引っ張ってよ。もう、ふざけないで。早くしないと英樹くんの布団、敷いて上げないよ。』
〔いいよ、どうせ愛の布団で寝るんだし。俺の布団、敷かなくてもいいさ。〕
『でも・・この布団小さいし・・英樹は寝相悪いんだもん。』
〔だったら、俺、愛にできるだけくっ付いて寝るよ。愛もそのほうがいいだろう。それより早く寝ようよ。そんなパジャマ早く脱いでさ。〕
『もう、だめだったら、自分で脱ぐから。』
〔何言っているの?俺の楽しみを奪うなよ。俺は毎晩こうして愛のパジャマを脱がすのが楽しみで仕事しているんだから。〕
『そんなこと、恥ずかしいじゃない。だったら私も英樹くんのパンツ脱がしちゃお。』
〔いいよ。愛も早く俺のちんちんを咥えたいんだ。〕
『もう~、英樹くんの意地悪。』
二人の会話がもう階段の下ではなく、私の仕事部屋でも聞こえてきた。
この数日間、二人のそんな仕草や会話が気になり仕事が進んでいない。そして、「このプレゼントが失敗だったのではないか?」と私を苦しめている。愛は確かに明るくなり、きれいになり、女らしく色気も出てきた。しかし、「このままで愛は私の元に帰ってくるのだろうか?」、そんな疑問さえ頭をかすめた。〖結婚10周年のプレゼント〗、それはこんな形ではなく、“スイートテンの指輪”でも良かったのではと思い悩んだ。「英樹君に帰ってもらおうか?」と何度頭の中で繰り返したか分からない。
2014/10/31
(妻が美容院へ行った)その日も夕食が終わると、私と英樹君は旅行の話をし、愛はいつものように後片付けをしています。
〔この湖へ一度行ってみたいと思っていたんですよ。〕って彼が言う。
「そうだね、天気がいい日は富士山が見えてきれいなんだよ。ここからだったら日帰りでも行けるし、今度行ったらいいよ。温泉もあるし。」
〔へえ~、そうなんですか。行きたいな~。〕
いつもは、もう2階に上がってしまう英樹君がまだ私と話をしていた。その時、愛が片付けを終え、仕事部屋にコーヒーをもって来てくれた。
〔もうこんな時間か。でも俺、明日休みなんですよ。その代わり日曜日に出勤なんですけどね。そうだ、“愛”、一緒に浴室に入ろうか。まだ二人だけで入ったことがなかったし。〕
英樹君の言葉に私は驚く。妻の愛を呼び捨てにし、なんと私の前で愛を浴室に誘っているのです。その驚きは愛も同じでした。
『えっ、で、でも・・。』と愛は口ごもり、じっと私を見ています。〔いいですよね?俺たち夫婦なんだし・・。〕その問いかけに「あっ、ああ、いいよ。当然じゃないか。」って私
の口からとっさにそんな言葉が出てしまったんです。〔ほら古沢さんも「いいよ。」と言ってくれたし、愛、行こうか?〕そう言って、英樹君は強引に愛の手を引き連れて行ってしまいました。私はあっけにとられ、ただただ二人の行方を見ているだけです。
廊下の突き当たりの浴室から二人の会話が聞こえてくる。
〔愛の肌ってこんなに白いんだ。それにすべすべだし。〕との英樹君の声。
『いやん、そんなとこ触ったら・・。』愛の甘えた声。
〔触ったらどうなるの?愛のおっぱいって、いつ触っても気持ちいいね。〕
『もぅ英樹くんのばか、そんなに大きな声を出したら・・祐一さんに・・。』
〔いいじゃないか聴かれても、俺たち夫婦なんだから・・ほら、俺のここ、もうこんなに固く大きくなってきた。なあなあ、愛、すこしだけ咥えてくれよ。俺もう我慢できないよ。〕
『ええ~っ、ここで?英樹くんったら、もう仕方ないんだから、少しだけよ。』
私はパソコンを開き、画面を見つめながら耳だけはダンボのように二人の会話を聞いている。手は拳を作り、小刻みに震えている。そして、やり場のない嫉妬で、何も感じない足を拳が叩いていた。
愛と英樹君が初めて一緒に浴室に入ったその日の晩も、二人は2階でいちゃついていた。
『英樹くん、早くそっちのシーツの端引っ張ってよ。もう、ふざけないで。早くしないと英樹くんの布団、敷いて上げないよ。』
〔いいよ、どうせ愛の布団で寝るんだし。俺の布団、敷かなくてもいいさ。〕
『でも・・この布団小さいし・・英樹は寝相悪いんだもん。』
〔だったら、俺、愛にできるだけくっ付いて寝るよ。愛もそのほうがいいだろう。それより早く寝ようよ。そんなパジャマ早く脱いでさ。〕
『もう、だめだったら、自分で脱ぐから。』
〔何言っているの?俺の楽しみを奪うなよ。俺は毎晩こうして愛のパジャマを脱がすのが楽しみで仕事しているんだから。〕
『そんなこと、恥ずかしいじゃない。だったら私も英樹くんのパンツ脱がしちゃお。』
〔いいよ。愛も早く俺のちんちんを咥えたいんだ。〕
『もう~、英樹くんの意地悪。』
二人の会話がもう階段の下ではなく、私の仕事部屋でも聞こえてきた。
この数日間、二人のそんな仕草や会話が気になり仕事が進んでいない。そして、「このプレゼントが失敗だったのではないか?」と私を苦しめている。愛は確かに明るくなり、きれいになり、女らしく色気も出てきた。しかし、「このままで愛は私の元に帰ってくるのだろうか?」、そんな疑問さえ頭をかすめた。〖結婚10周年のプレゼント〗、それはこんな形ではなく、“スイートテンの指輪”でも良かったのではと思い悩んだ。「英樹君に帰ってもらおうか?」と何度頭の中で繰り返したか分からない。
2014/10/31
『10年目の愛』 VOL6
名D『10年目の愛』 VOL6
そしてあくる朝、私はとんでもないものを見てしまったのです。私が起きたのは9時を過ぎていたと思います。その朝も私は2階の二人が気になり、前の晩なかなか眠れず頭がぼんやりし、車椅子に乗って洗面所へ行ったのです。愛はもうすでに起きていて、洗面所の隣にある洗濯機が回っていました。私は顔を洗うため何気なく洗面所の近くまで行くと、愛と英樹君が抱き合ってキスをしていたのです。
英樹君はまだパジャマ姿、愛はノースリーブのワンピースを着、大きく開いた脇の下からは黒のブラジャーが顔をのぞかせています。愛が背伸びをしながら英樹君の背中に手を回し、英樹君の手は愛の背中とお尻を撫で、キスと言うよりもお互いの口を吸い会っているのです。
今まで、2階の部屋や浴室での二人のいちゃつく会話は聞いていましたが、こうして自分の目で見るのは初めてでした。英樹君の手が時々愛のお尻をつまみ、その手がワンピースの裾(すそ)を引き上げるのです。そして、ついには愛のブラジャーとお揃いの黒のショーツが顔を覗かせ、さらに英樹君の手がショーツの中に入っていくのです。
二人はまだ私に気付いていません。
『だめ、ここでは。』
〔いいじゃないか、まだ起きてこないよ。愛を見ていたら、ほら、こんなに大きくなってきたよ。〕
英樹君はそういって愛の手を握ると、自分の股間のものをパジャマ越しに握らせるのです。
『もう、今日は休みだからって夕べあれだけ出したのに、もうこんなに・・。』
私の目から見ても英樹君の股間のものは大きくなっていました。
〔なあ、俺もう我慢出来ないよ。ここで咥えてくれよ。〕
英樹君はそういって愛をその場に座らせると、すばやくパジャマのズボンとパンツを下げ、一物(ペニス)を愛の顔の前に突き出しました。
『だめ、ここじゃ。』
〔いいじゃないか。〕
英樹君は有無を言わさず、愛の頭を持つと一物を口にあてがい、腰を前に出すと同時に愛の頭を手前に引き寄せました。
『うむううう・・・。』
愛は苦しそうに手で英樹君の腰を押しています。そんな愛に英樹君はかまわず一物を出し入れしています。
〔愛、いいよ、愛のフェラ最高だ。ああ、ああ、出そうだ。〕
『うむむむうう・・・。』
〔ああ、愛、出すよ、出すよ。愛の口に・・ああ~。〕
愛の顔の前で英樹君の腰が急に止まり、今度は小刻みに痙攣しています。
私はこんな愛の姿を初めて見ました。そのとき、車椅子が少し動き柱の当たってしまったのです。
二人の顔が急に私のほうを見ました。愛はまだ英樹君の前に座り、一物を口に咥えたままです。3人の動きが同時に止まり、それが1分なのか、5分なのか、10分なのか分かりませんでした。ただ一番先に動いたのは愛で、口の中に出された英樹君の精液をこぼさないように口を押さえ、台所に消えていった。
2014/11/03
そしてあくる朝、私はとんでもないものを見てしまったのです。私が起きたのは9時を過ぎていたと思います。その朝も私は2階の二人が気になり、前の晩なかなか眠れず頭がぼんやりし、車椅子に乗って洗面所へ行ったのです。愛はもうすでに起きていて、洗面所の隣にある洗濯機が回っていました。私は顔を洗うため何気なく洗面所の近くまで行くと、愛と英樹君が抱き合ってキスをしていたのです。
英樹君はまだパジャマ姿、愛はノースリーブのワンピースを着、大きく開いた脇の下からは黒のブラジャーが顔をのぞかせています。愛が背伸びをしながら英樹君の背中に手を回し、英樹君の手は愛の背中とお尻を撫で、キスと言うよりもお互いの口を吸い会っているのです。
今まで、2階の部屋や浴室での二人のいちゃつく会話は聞いていましたが、こうして自分の目で見るのは初めてでした。英樹君の手が時々愛のお尻をつまみ、その手がワンピースの裾(すそ)を引き上げるのです。そして、ついには愛のブラジャーとお揃いの黒のショーツが顔を覗かせ、さらに英樹君の手がショーツの中に入っていくのです。
二人はまだ私に気付いていません。
『だめ、ここでは。』
〔いいじゃないか、まだ起きてこないよ。愛を見ていたら、ほら、こんなに大きくなってきたよ。〕
英樹君はそういって愛の手を握ると、自分の股間のものをパジャマ越しに握らせるのです。
『もう、今日は休みだからって夕べあれだけ出したのに、もうこんなに・・。』
私の目から見ても英樹君の股間のものは大きくなっていました。
〔なあ、俺もう我慢出来ないよ。ここで咥えてくれよ。〕
英樹君はそういって愛をその場に座らせると、すばやくパジャマのズボンとパンツを下げ、一物(ペニス)を愛の顔の前に突き出しました。
『だめ、ここじゃ。』
〔いいじゃないか。〕
英樹君は有無を言わさず、愛の頭を持つと一物を口にあてがい、腰を前に出すと同時に愛の頭を手前に引き寄せました。
『うむううう・・・。』
愛は苦しそうに手で英樹君の腰を押しています。そんな愛に英樹君はかまわず一物を出し入れしています。
〔愛、いいよ、愛のフェラ最高だ。ああ、ああ、出そうだ。〕
『うむむむうう・・・。』
〔ああ、愛、出すよ、出すよ。愛の口に・・ああ~。〕
愛の顔の前で英樹君の腰が急に止まり、今度は小刻みに痙攣しています。
私はこんな愛の姿を初めて見ました。そのとき、車椅子が少し動き柱の当たってしまったのです。
二人の顔が急に私のほうを見ました。愛はまだ英樹君の前に座り、一物を口に咥えたままです。3人の動きが同時に止まり、それが1分なのか、5分なのか、10分なのか分かりませんでした。ただ一番先に動いたのは愛で、口の中に出された英樹君の精液をこぼさないように口を押さえ、台所に消えていった。
2014/11/03
『10年目の愛』 VOL7
名D『10年目の愛』 VOL7
愛が顔を赤くし、バツの悪そうな顔で帰ってきました。洗濯の続きをするみたいです。私が黙っていると英樹君が突然に、〔ねえ、ねえ、俺、今日、休みだから、これから3人で買い物に行きません。いろいろと買いたい物あるから、ねえ、愛いいだろう。古沢さんもいいでしょ、気晴らしに成るし行きましょうよ。〕と、提案をしてきた。
私は気乗りがしなかったのですが、英樹君が言うように気晴らしになると思い、付いて行くことにしました。英樹君の車に乗せてもらい、近くの大型スーパー店へ、ここへくるのも考えてみれば半年ぶりです。
愛に車椅子を押してもらい三人で店内を探索します。考えてみれば仕事が忙しく愛とこうして歩くのも何カ月ぶりなのだろ?まずは2階のカジュアルショップへ行き、英樹君がGパンとTシャツを買い、ついでに私のTシャツを買いました。
そして1階へ降り、専門店街を歩いていると、急に車椅子が動かなくなりました。私が車椅子を押している愛の顔を振り返って見ると、愛は店先に飾ってある白のブラウスと茶色のロングスカートを見ているのです。
一見、どこにもあるようなブラウスとスカートなのですが、(いままでの愛はTシャツとGパンだった。)英樹君が来るようになってスカートやワンピースを着るようになったのです。私が愛にブラウスとスカートを買ってあげようと思ったとき、英樹君が愛の手を引いてその店の中に入っていったのです。
〔すみません、このブラウスとスカートをください。〕英樹君が店員さんにそう云うと、
『何言っているの?いくらだと思っているの?それにサイズも大きいし・・。』
愛が英樹君の耳元でそっと言っているのが聞こえます。
〔あの?これと同じもので、彼女が着られるサイズってありますか?〕と尋ねた。
「はい、ありますよ。」そう言って、店員さんが奥の棚を見ている間に、英樹君は〔これとこれとこれも買おう〕」と、ブラジャーやショーツなどのランジェリーなどをかごの中に入れていくのです。それには愛もあっけにとられてしまい、ただ従うばかりでした。
その後、食料品を買い、帰ってきました。夕食を作る愛は機嫌がよく、鼻歌を歌っています。そしてその横では英樹君が愛の作る料理を手伝っているのです。歳が12歳も離れているなんて思えないくらいとても仲がよかった。いっそのこと、私が本当に居なくなってしまえばいいのかなと思えるくらい今日の二人はニコニコしています。愛と英樹君、二人で夕食を作っている姿を見ると、もう、何処から見ても夫婦の風景です。私がここにいる以外は・・。
そして、また英樹君が突拍子のないことを言い出しました。
〔そうだ、きょうから三人で同じ部屋で寝ませんか?あっ、それいい。そうだ、なぜ気づかなかったんだろ。いいだろ愛、そうしょう。決めましたよ。〕
愛の笑顔が急に消え、真顔になった。その横で英樹君だけがはしゃいでいました。私は心の中で(三人が同じ部屋で寝るって、愛と英樹君が2階や浴室でのいちゃつき、愛のあえぎ声、いや、今朝の二人のキス、そして愛のフェラチオ、そればかりか英樹君は夫婦の営みまで私に見せつけようというのか?)思った。
「英樹君、申し訳ないけど私は夜中にパソコンで仕事をしているから、二人に迷惑だろ。だから今まで通り二人は2階で寝たらいいよ。」とやんわり断る。
〔何言っているんですか。だったら仕事は昼にしてください。夜は仲良く三人で寝るんですから。〕
「仲良くって。それじゃ君たち二人のしていることを、私は横で・・。」と呟く。
〔愛、何しているの?それ焦げているよ。〕って完全に無視されます。
『ああ、ごめんなさい。』愛は何も言わない。
その日の夕食は、英樹君だけが喋り、私と愛は黙ったまま口だけが動いていた。何も言い返せないまま、英樹君だけがはしゃいで、2階から自分の布団と愛の布団を1階の部屋に運んでいた。愛は黙ったまま後片付けをしている。
〔愛、おいで、布団敷けたよ。古沢さんも仕事はもういいから、さあさあ!寝ましょう。〕
仕事部屋の隣の部屋に布団が3組敷いてあり、私は左端に強引に寝かされた。〔愛は真ん中ね。そして僕が右端。」3人が同時に横になり、天井を見上げている。まだ部屋の電気は点いたままだ。さっき、英樹君に強引に寝かされたとき、愛の枕元にティッシュの箱とコンドームの箱が置いてあった。やはり英樹君は私に二人のセックスを見せ付ける気だ。
〔古沢さん、スーパーに行ったのは久しぶりじゃなかったですか?」
「ああ、半年振りだったよ。」
〔そうだろうと思った。古沢さんたら、きょろきょろしていたから。〕
「そうか、そんなにきょろきょろしていたかな?」
『確かにね。でもよかったわ。あなたが少しでも外に出てくれて。それに私まで英樹君に洋服や他にいろいろ買ってもらったもの。』と愛は素直に喜んでいる。
〔まだ喜ぶのは早いですよ。あれで愛さんには楽しませてもらいますからね。〕と意味深な事を英樹君は言う。
『えっ?・・。』
(ほらきた、やはり男だ。愛に洋服を買ってあげて、私の前で嫌がる愛を抱く気なんだ。)
私はそう思った。
〔それじゃ、電気を消しますよ。いいですか?〕英樹君はそう言って、立ち上がると天井の電気を消し、自分の布団に横になった。目の前が急に暗くなった。シーンと静まり返った部屋からは3人の息と私の心臓の音だけが聞こえていた。
まt、英樹君が〔そうだ、3人で手をつないで寝ましょう。愛、手を左右に広げてみて。古沢さんは愛の左手を右手で握ってください。俺も握りましたから。それじゃ、おやすみなさい。〕愛が『おやすみなさい。』私も「おやすみ。」と言います。
結局、なかなか寝付けなかったけれど、その夜は何もなく終わった。そして次の夜、愛に月のもの(月経)がやってきた。私は胸を撫で下ろしたと同時に愛の枕元にいつも置いてあるティッシュとコンドームの存在が気になった。そして、それらを使うときがついにやって来た。
2014/11/06
愛が顔を赤くし、バツの悪そうな顔で帰ってきました。洗濯の続きをするみたいです。私が黙っていると英樹君が突然に、〔ねえ、ねえ、俺、今日、休みだから、これから3人で買い物に行きません。いろいろと買いたい物あるから、ねえ、愛いいだろう。古沢さんもいいでしょ、気晴らしに成るし行きましょうよ。〕と、提案をしてきた。
私は気乗りがしなかったのですが、英樹君が言うように気晴らしになると思い、付いて行くことにしました。英樹君の車に乗せてもらい、近くの大型スーパー店へ、ここへくるのも考えてみれば半年ぶりです。
愛に車椅子を押してもらい三人で店内を探索します。考えてみれば仕事が忙しく愛とこうして歩くのも何カ月ぶりなのだろ?まずは2階のカジュアルショップへ行き、英樹君がGパンとTシャツを買い、ついでに私のTシャツを買いました。
そして1階へ降り、専門店街を歩いていると、急に車椅子が動かなくなりました。私が車椅子を押している愛の顔を振り返って見ると、愛は店先に飾ってある白のブラウスと茶色のロングスカートを見ているのです。
一見、どこにもあるようなブラウスとスカートなのですが、(いままでの愛はTシャツとGパンだった。)英樹君が来るようになってスカートやワンピースを着るようになったのです。私が愛にブラウスとスカートを買ってあげようと思ったとき、英樹君が愛の手を引いてその店の中に入っていったのです。
〔すみません、このブラウスとスカートをください。〕英樹君が店員さんにそう云うと、
『何言っているの?いくらだと思っているの?それにサイズも大きいし・・。』
愛が英樹君の耳元でそっと言っているのが聞こえます。
〔あの?これと同じもので、彼女が着られるサイズってありますか?〕と尋ねた。
「はい、ありますよ。」そう言って、店員さんが奥の棚を見ている間に、英樹君は〔これとこれとこれも買おう〕」と、ブラジャーやショーツなどのランジェリーなどをかごの中に入れていくのです。それには愛もあっけにとられてしまい、ただ従うばかりでした。
その後、食料品を買い、帰ってきました。夕食を作る愛は機嫌がよく、鼻歌を歌っています。そしてその横では英樹君が愛の作る料理を手伝っているのです。歳が12歳も離れているなんて思えないくらいとても仲がよかった。いっそのこと、私が本当に居なくなってしまえばいいのかなと思えるくらい今日の二人はニコニコしています。愛と英樹君、二人で夕食を作っている姿を見ると、もう、何処から見ても夫婦の風景です。私がここにいる以外は・・。
そして、また英樹君が突拍子のないことを言い出しました。
〔そうだ、きょうから三人で同じ部屋で寝ませんか?あっ、それいい。そうだ、なぜ気づかなかったんだろ。いいだろ愛、そうしょう。決めましたよ。〕
愛の笑顔が急に消え、真顔になった。その横で英樹君だけがはしゃいでいました。私は心の中で(三人が同じ部屋で寝るって、愛と英樹君が2階や浴室でのいちゃつき、愛のあえぎ声、いや、今朝の二人のキス、そして愛のフェラチオ、そればかりか英樹君は夫婦の営みまで私に見せつけようというのか?)思った。
「英樹君、申し訳ないけど私は夜中にパソコンで仕事をしているから、二人に迷惑だろ。だから今まで通り二人は2階で寝たらいいよ。」とやんわり断る。
〔何言っているんですか。だったら仕事は昼にしてください。夜は仲良く三人で寝るんですから。〕
「仲良くって。それじゃ君たち二人のしていることを、私は横で・・。」と呟く。
〔愛、何しているの?それ焦げているよ。〕って完全に無視されます。
『ああ、ごめんなさい。』愛は何も言わない。
その日の夕食は、英樹君だけが喋り、私と愛は黙ったまま口だけが動いていた。何も言い返せないまま、英樹君だけがはしゃいで、2階から自分の布団と愛の布団を1階の部屋に運んでいた。愛は黙ったまま後片付けをしている。
〔愛、おいで、布団敷けたよ。古沢さんも仕事はもういいから、さあさあ!寝ましょう。〕
仕事部屋の隣の部屋に布団が3組敷いてあり、私は左端に強引に寝かされた。〔愛は真ん中ね。そして僕が右端。」3人が同時に横になり、天井を見上げている。まだ部屋の電気は点いたままだ。さっき、英樹君に強引に寝かされたとき、愛の枕元にティッシュの箱とコンドームの箱が置いてあった。やはり英樹君は私に二人のセックスを見せ付ける気だ。
〔古沢さん、スーパーに行ったのは久しぶりじゃなかったですか?」
「ああ、半年振りだったよ。」
〔そうだろうと思った。古沢さんたら、きょろきょろしていたから。〕
「そうか、そんなにきょろきょろしていたかな?」
『確かにね。でもよかったわ。あなたが少しでも外に出てくれて。それに私まで英樹君に洋服や他にいろいろ買ってもらったもの。』と愛は素直に喜んでいる。
〔まだ喜ぶのは早いですよ。あれで愛さんには楽しませてもらいますからね。〕と意味深な事を英樹君は言う。
『えっ?・・。』
(ほらきた、やはり男だ。愛に洋服を買ってあげて、私の前で嫌がる愛を抱く気なんだ。)
私はそう思った。
〔それじゃ、電気を消しますよ。いいですか?〕英樹君はそう言って、立ち上がると天井の電気を消し、自分の布団に横になった。目の前が急に暗くなった。シーンと静まり返った部屋からは3人の息と私の心臓の音だけが聞こえていた。
まt、英樹君が〔そうだ、3人で手をつないで寝ましょう。愛、手を左右に広げてみて。古沢さんは愛の左手を右手で握ってください。俺も握りましたから。それじゃ、おやすみなさい。〕愛が『おやすみなさい。』私も「おやすみ。」と言います。
結局、なかなか寝付けなかったけれど、その夜は何もなく終わった。そして次の夜、愛に月のもの(月経)がやってきた。私は胸を撫で下ろしたと同時に愛の枕元にいつも置いてあるティッシュとコンドームの存在が気になった。そして、それらを使うときがついにやって来た。
2014/11/06
『10年目の愛』 VOL8
名D『10年目の愛』 VOL8
あれから、3人で同じ部屋で手をつないで並んで寝る日が何日か過ぎていく。愛の生理も終わったので、私は今夜こそ、今夜こそと思って、いつしか愛と英樹君が抱き合うのを期待している自分に気がついた。
その日も3人で「お休み」と言い、手をつないで横になる。そして、半時間位すると愛の指がぴくぴくと動くのです。愛の顔を見ると、カーテンの隙間から差し込む光に映し出されるように、愛の眉間に皺がそして鼻の頭に汗が出ていたのです。そして英樹君を見ると、なんと愛に添い寝をするように愛の体にぴったりくっ付き、大胆にも右手で愛の股間に手を入れていたのです。
愛はけな気にも、私に悟られまいとじっと耐えているのです。そして、ついに私と英樹君の目が合ってしまいました。英樹君はにっこり私に微笑み愛の股間をさらに手で捏(こ)ねているのです。そんな事が数分続いたでしょうか、ついに愛の足がまっすぐ伸び、愛の手が私の手をきつく握り、腰が痙攣(けいれん)しだしました。愛の顔を見ると汗だくになり額から汗が流れているのです。
すると英樹君が〔愛、逝ったんだね。〕と言うと、愛の『恥ずかしい。』と言う、小さな声が聞こえました。私は激しい嫉妬に襲われます。「立山君もう止めてくれ!」と叫んで、目が覚めた。隣の愛の横顔を見ても穏やかな寝顔です。私は夢を見ていたのです。それから二人のことが気になって中々寝付けなかった。
翌日、私たちが「お休み。」と言って寝た後、30分位して英樹君が愛の手を離し、空いた左手が愛の股間に伸びていた。その左手は、愛のパジャマのズボンの中に入り、さらにショーツの中に入り、愛の股間を直接撫でていた。私がそれに気がついたのは、手をつないでいる愛の指が私の手を少しきつく握ったからだった。そして、愛の喘ぎ声が『ああ・・。』聞こえる。聞きたくないという気持ちと変な興奮から感じている愛を見てみたいという思いが交錯し、ついに目をあけて愛の顔を見ると、いつもの愛の顔なのです。「ああ・・今夜も夢なのか・・・。」やはりそれから、半分寝ているが半分起きている状態で朝を迎えた。
三日目の夜、ついにその時がやって来た。三人が眠りにつき、(今夜は夢を見ないぞと思う。)そのとき、愛の指がぴくぴくと動き、私に何かを知らせているようだった。そして、『ああっ・・・うっっ・・・。』(また、夢の中で愛のあえぎ声が聞こえてくる。もういい加減ぐっすり寝かせてくれ。)
(目をあけようと思った。こんな苦しい夢はゴメンだ。)カウントダウンで薄目を開けたが、・『ああ・・だめ・・、ううんん・・。』耳元で愛のあえぎ声が聞こえてくる。(ああ~これは夢じゃない。)『ああ、ああ英樹君、ここじゃ、ああ・・いや・・ああ・・。』愛の声が徐々にはっきりと私の耳に入ってくる。愛は私のほうを向き、右手の指を噛んで何かに耐えているようだ。
『ああ・・うんん・・ううううう・・・。』そのとき、愛の脇の下からもう一本手が伸びてきた。その手はパジャマの上から愛の胸をゆっくり揉み、器用にパジャマのボタンを外すとその中に入っていった。『ああ・・だめ。英樹君、ここじゃ、ここじゃいや・・ううう・・。』(えっ、これは、やはりいつもの夢じゃない。)
私は愛をじっと見続けた。脇に下から出た腕は愛のパジャマの中に入り、愛の胸を揉んでいる。そしてその下のほうに目を移すと、もう一本の腕が愛の股間をまさぐっていた。(英樹君が愛を抱いている。)『ああ・・英樹君、英樹君、いや・・ああ・・んんんん・・ああああ・・、いいい。』愛は英樹君の愛撫に耐えるように自分の指を噛み、大きな声を出さないように耐えている。
そんな愛を見ていると私の意識がだんだんとはっきりしてくる。胸に入っていた英樹君の腕がパジャマのボタンを全部外しにかかる。そして、愛の胸が徐々にあらわになってきた。そして、愛の股間のほうにも変化が現れてきた。股間のまさぐっていた手が愛のパジャマのズボンを脱がしにかかる。愛はそれを逃れようとシーツを握り締めていた手を離し、パジャマのズボンを押さえる。
『ああ、だめ、英樹君、ここじゃ、ここじゃいや。』しかし、抵抗もむなしく愛のパジャマが剥ぎ取られていく。愛の張りのある胸が露になり、愛のショーツが顔を出す。しかし、2本の腕はそれだけに収まらず、愛のショーツも脱がしていった。
2014/11/11
あれから、3人で同じ部屋で手をつないで並んで寝る日が何日か過ぎていく。愛の生理も終わったので、私は今夜こそ、今夜こそと思って、いつしか愛と英樹君が抱き合うのを期待している自分に気がついた。
その日も3人で「お休み」と言い、手をつないで横になる。そして、半時間位すると愛の指がぴくぴくと動くのです。愛の顔を見ると、カーテンの隙間から差し込む光に映し出されるように、愛の眉間に皺がそして鼻の頭に汗が出ていたのです。そして英樹君を見ると、なんと愛に添い寝をするように愛の体にぴったりくっ付き、大胆にも右手で愛の股間に手を入れていたのです。
愛はけな気にも、私に悟られまいとじっと耐えているのです。そして、ついに私と英樹君の目が合ってしまいました。英樹君はにっこり私に微笑み愛の股間をさらに手で捏(こ)ねているのです。そんな事が数分続いたでしょうか、ついに愛の足がまっすぐ伸び、愛の手が私の手をきつく握り、腰が痙攣(けいれん)しだしました。愛の顔を見ると汗だくになり額から汗が流れているのです。
すると英樹君が〔愛、逝ったんだね。〕と言うと、愛の『恥ずかしい。』と言う、小さな声が聞こえました。私は激しい嫉妬に襲われます。「立山君もう止めてくれ!」と叫んで、目が覚めた。隣の愛の横顔を見ても穏やかな寝顔です。私は夢を見ていたのです。それから二人のことが気になって中々寝付けなかった。
翌日、私たちが「お休み。」と言って寝た後、30分位して英樹君が愛の手を離し、空いた左手が愛の股間に伸びていた。その左手は、愛のパジャマのズボンの中に入り、さらにショーツの中に入り、愛の股間を直接撫でていた。私がそれに気がついたのは、手をつないでいる愛の指が私の手を少しきつく握ったからだった。そして、愛の喘ぎ声が『ああ・・。』聞こえる。聞きたくないという気持ちと変な興奮から感じている愛を見てみたいという思いが交錯し、ついに目をあけて愛の顔を見ると、いつもの愛の顔なのです。「ああ・・今夜も夢なのか・・・。」やはりそれから、半分寝ているが半分起きている状態で朝を迎えた。
三日目の夜、ついにその時がやって来た。三人が眠りにつき、(今夜は夢を見ないぞと思う。)そのとき、愛の指がぴくぴくと動き、私に何かを知らせているようだった。そして、『ああっ・・・うっっ・・・。』(また、夢の中で愛のあえぎ声が聞こえてくる。もういい加減ぐっすり寝かせてくれ。)
(目をあけようと思った。こんな苦しい夢はゴメンだ。)カウントダウンで薄目を開けたが、・『ああ・・だめ・・、ううんん・・。』耳元で愛のあえぎ声が聞こえてくる。(ああ~これは夢じゃない。)『ああ、ああ英樹君、ここじゃ、ああ・・いや・・ああ・・。』愛の声が徐々にはっきりと私の耳に入ってくる。愛は私のほうを向き、右手の指を噛んで何かに耐えているようだ。
『ああ・・うんん・・ううううう・・・。』そのとき、愛の脇の下からもう一本手が伸びてきた。その手はパジャマの上から愛の胸をゆっくり揉み、器用にパジャマのボタンを外すとその中に入っていった。『ああ・・だめ。英樹君、ここじゃ、ここじゃいや・・ううう・・。』(えっ、これは、やはりいつもの夢じゃない。)
私は愛をじっと見続けた。脇に下から出た腕は愛のパジャマの中に入り、愛の胸を揉んでいる。そしてその下のほうに目を移すと、もう一本の腕が愛の股間をまさぐっていた。(英樹君が愛を抱いている。)『ああ・・英樹君、英樹君、いや・・ああ・・んんんん・・ああああ・・、いいい。』愛は英樹君の愛撫に耐えるように自分の指を噛み、大きな声を出さないように耐えている。
そんな愛を見ていると私の意識がだんだんとはっきりしてくる。胸に入っていた英樹君の腕がパジャマのボタンを全部外しにかかる。そして、愛の胸が徐々にあらわになってきた。そして、愛の股間のほうにも変化が現れてきた。股間のまさぐっていた手が愛のパジャマのズボンを脱がしにかかる。愛はそれを逃れようとシーツを握り締めていた手を離し、パジャマのズボンを押さえる。
『ああ、だめ、英樹君、ここじゃ、ここじゃいや。』しかし、抵抗もむなしく愛のパジャマが剥ぎ取られていく。愛の張りのある胸が露になり、愛のショーツが顔を出す。しかし、2本の腕はそれだけに収まらず、愛のショーツも脱がしていった。
2014/11/11
『10年目の愛』 VOL9
名D『10年目の愛』 VOL9
『ああ、ダメ、お願い、ここじゃいや。英樹君2階に行きましょ。お願い、2階で・・・ああ・・。』愛が裸にされるのにそんなに時間がかからなかった。愛は私のほうを向き、股間を片手で隠しもう片方の手で口を押さえていた。今までの2階の部屋や浴室から聞こえてくる喘ぎ声と違いやはり生々しい。徐々に目が慣れてきて、全貌が見えるようになってきた。まぶたを大きく広げてみたいような、それでもそんな勇気はなかった。
愛の背中から英樹君の顔が見えてきた。英樹君は愛の首筋にキスをしながら、だんだん体を持ち上げてきた。そして、英樹君は愛の後ろですでに裸になっていた。
〔愛、どうだ、古沢さんの前で俺に抱かれる気分は・・。〕
英樹君は愛の後ろから囁きながら、愛の股間をまさぐっている。
『ああ、やっぱりいや、お願いこのまま2階へ行きましょ。ここじゃ・・。』
〔何言っているんだ、あれだけ話し合ってこうしようと決めたんじゃないか。愛も賛成したんだろ。〕
『だって、やっぱり怖いわ。いくら主人に刺激だからといっても・・。』
(えっ、刺激って・・、何?この二人何言っているの?愛、何の話なんだ?)
〔もう遅いよ、古沢さんの前でもう僕たち裸なのだから。それにもう何度もセックスしているし。愛も何度も逝ったじゃないか。〕
『でも、ここじゃ、いや。この前も主人の目の前で英樹君のものを咥えているのを見せたときも死ぬほど恥ずかしかったもの。』
(えっ、あれも芝居、でも、でもどうして・・)
〔あの時も古沢さんのためだって愛も賛成したんだから。ただ僕が緊張して愛の口の中に出してしまったけど。さあ、足を開いて。〕
英樹君はそう言って強引に愛の片足を大きく上に上げると、愛の後ろから自分のペニスをあてがい入れ始めたのです。
『ああ、だめ、だめって言っているのに、ああ・・。』
〔何言っているの、こんなに濡れているのに。それにもう遅いよ。〕
『ああ、だめ。そんなの恥ずかしい。お願い2階で・・まだ遅くないから・・。』
愛は指を噛み、声を抑えようと必死になっている。
〔もう遅いよ。だって、古沢さん、さっきから僕たちのこと聞いているんだから。ねえ、古沢さん!〕
『えっ、主人が?ああ、だめ、だめ、お願い英樹君離れて・・。』
愛が大きく暴れ、その動きを英樹君が後ろから裸でがっしり押さえられている。
『ああ、英樹君、お願い離して!ねえ、お願い、英樹君。』
〔いいじゃないか、僕たちは古沢さんが認めた夫婦なんだから。そうでしょ、古沢さん。もう目を大きく開けてもいいですよ。〕
「ごめん、そんな気じゃなかったんだが、目が覚めたら君たちが・・。」
(何で、何で俺は謝っているのだ。俺はただ目を覚ましただけ、英樹君たちが勝手に・・)
〔・・古沢さん、悪いですが枕もとの電気、点けてくれませんか?〕
『いやよ、あなた!点けないで、いや!』
愛がまたもや暴れだした。よほど、私に裸を見られるのがいやなのだ。
〔古沢さん、早く電気を点けてください・・。〕
私は仕方なく、枕もとの電気を点けた。
『いやあ、あなた、どうして・・。』
〔愛、もういいじゃないか。そんなに暴れなくても。古沢さん、どうです、愛の裸は?〕
電気の光に映し出される愛の裸。それは久しぶり、いや、何年ぶりかに見る眩しいものだった。私が事故でこんな体になってしまってもう8年、それ以来かもしれない。そんな愛の裸を英樹君が後ろから手を回し、愛の胸と股間をまさぐり、愛の動きを封じている。
〔愛の裸なんてもう忘れてしまったんじゃないですか?それとも、もう興味がないですか?それとも、愛にもう魅力がないのかな?〕
「いや、そんなことはない。」
〔それじゃ、どうして何年も愛を、奥さんをほったらかすのですか?奥さんはそれが悲しいと言っていましたよ。〕
「だって、もうこの体じゃ、私はどうすることも・・。」
〔何を言っているんですか?その体でも、ちゃんと奥さんを抱けるじゃないですか?抱き締められるじゃないですか?何もセックスだけが夫婦じゃないんですから。奥さんはただ抱き締めてほしかった。あなたの温もりで眠りたかった。セックスなんて二の次でよかったんですよ。そうでしょ、奥さん。〕
『あなた、ごめんなさい。私が・・私がちゃんと話をしないから・・・。』
〔愛さんは古沢さんが結婚10周年にこの話を持ってきたのは、もう私に魅力がないから、もう、どうなってもいいと思い、いやいや承諾したそうです。そんな愛さんの話を聞いて、僕なりにいろいろ作戦を練ってやって来たつもりなんですが、古沢さんの反応がいまひとつだったもので、悪いと思ったんですがこんな過激なものになってしまって・・。〕
『あなた。英樹君は何も悪くないの。悪いのは私、私がみんな悪いの。』
愛は涙を流し、私に謝ってきた。
2014/11/14
『ああ、ダメ、お願い、ここじゃいや。英樹君2階に行きましょ。お願い、2階で・・・ああ・・。』愛が裸にされるのにそんなに時間がかからなかった。愛は私のほうを向き、股間を片手で隠しもう片方の手で口を押さえていた。今までの2階の部屋や浴室から聞こえてくる喘ぎ声と違いやはり生々しい。徐々に目が慣れてきて、全貌が見えるようになってきた。まぶたを大きく広げてみたいような、それでもそんな勇気はなかった。
愛の背中から英樹君の顔が見えてきた。英樹君は愛の首筋にキスをしながら、だんだん体を持ち上げてきた。そして、英樹君は愛の後ろですでに裸になっていた。
〔愛、どうだ、古沢さんの前で俺に抱かれる気分は・・。〕
英樹君は愛の後ろから囁きながら、愛の股間をまさぐっている。
『ああ、やっぱりいや、お願いこのまま2階へ行きましょ。ここじゃ・・。』
〔何言っているんだ、あれだけ話し合ってこうしようと決めたんじゃないか。愛も賛成したんだろ。〕
『だって、やっぱり怖いわ。いくら主人に刺激だからといっても・・。』
(えっ、刺激って・・、何?この二人何言っているの?愛、何の話なんだ?)
〔もう遅いよ、古沢さんの前でもう僕たち裸なのだから。それにもう何度もセックスしているし。愛も何度も逝ったじゃないか。〕
『でも、ここじゃ、いや。この前も主人の目の前で英樹君のものを咥えているのを見せたときも死ぬほど恥ずかしかったもの。』
(えっ、あれも芝居、でも、でもどうして・・)
〔あの時も古沢さんのためだって愛も賛成したんだから。ただ僕が緊張して愛の口の中に出してしまったけど。さあ、足を開いて。〕
英樹君はそう言って強引に愛の片足を大きく上に上げると、愛の後ろから自分のペニスをあてがい入れ始めたのです。
『ああ、だめ、だめって言っているのに、ああ・・。』
〔何言っているの、こんなに濡れているのに。それにもう遅いよ。〕
『ああ、だめ。そんなの恥ずかしい。お願い2階で・・まだ遅くないから・・。』
愛は指を噛み、声を抑えようと必死になっている。
〔もう遅いよ。だって、古沢さん、さっきから僕たちのこと聞いているんだから。ねえ、古沢さん!〕
『えっ、主人が?ああ、だめ、だめ、お願い英樹君離れて・・。』
愛が大きく暴れ、その動きを英樹君が後ろから裸でがっしり押さえられている。
『ああ、英樹君、お願い離して!ねえ、お願い、英樹君。』
〔いいじゃないか、僕たちは古沢さんが認めた夫婦なんだから。そうでしょ、古沢さん。もう目を大きく開けてもいいですよ。〕
「ごめん、そんな気じゃなかったんだが、目が覚めたら君たちが・・。」
(何で、何で俺は謝っているのだ。俺はただ目を覚ましただけ、英樹君たちが勝手に・・)
〔・・古沢さん、悪いですが枕もとの電気、点けてくれませんか?〕
『いやよ、あなた!点けないで、いや!』
愛がまたもや暴れだした。よほど、私に裸を見られるのがいやなのだ。
〔古沢さん、早く電気を点けてください・・。〕
私は仕方なく、枕もとの電気を点けた。
『いやあ、あなた、どうして・・。』
〔愛、もういいじゃないか。そんなに暴れなくても。古沢さん、どうです、愛の裸は?〕
電気の光に映し出される愛の裸。それは久しぶり、いや、何年ぶりかに見る眩しいものだった。私が事故でこんな体になってしまってもう8年、それ以来かもしれない。そんな愛の裸を英樹君が後ろから手を回し、愛の胸と股間をまさぐり、愛の動きを封じている。
〔愛の裸なんてもう忘れてしまったんじゃないですか?それとも、もう興味がないですか?それとも、愛にもう魅力がないのかな?〕
「いや、そんなことはない。」
〔それじゃ、どうして何年も愛を、奥さんをほったらかすのですか?奥さんはそれが悲しいと言っていましたよ。〕
「だって、もうこの体じゃ、私はどうすることも・・。」
〔何を言っているんですか?その体でも、ちゃんと奥さんを抱けるじゃないですか?抱き締められるじゃないですか?何もセックスだけが夫婦じゃないんですから。奥さんはただ抱き締めてほしかった。あなたの温もりで眠りたかった。セックスなんて二の次でよかったんですよ。そうでしょ、奥さん。〕
『あなた、ごめんなさい。私が・・私がちゃんと話をしないから・・・。』
〔愛さんは古沢さんが結婚10周年にこの話を持ってきたのは、もう私に魅力がないから、もう、どうなってもいいと思い、いやいや承諾したそうです。そんな愛さんの話を聞いて、僕なりにいろいろ作戦を練ってやって来たつもりなんですが、古沢さんの反応がいまひとつだったもので、悪いと思ったんですがこんな過激なものになってしまって・・。〕
『あなた。英樹君は何も悪くないの。悪いのは私、私がみんな悪いの。』
愛は涙を流し、私に謝ってきた。
2014/11/14
『10年目の愛』 VOL10
名D『10年目の愛』 VOL10
「いいや、悪いのはみんな私なんだ。私に勇気がないばかりに、愛に悲しい思いをさせて・・。」
〔古沢さん。ひとつだけ教えてください。こんなこと聞くのも悪いのですが、古沢さんのその・・。〕
英樹君は言いにくそうに訊ねていたが、私にはわかっていた。
「ここかね?」私はそういって自分の股間を指さした。「病院にリハビリに行くたびに訊いているんだが、先生はもう回復の見込みはないと・・というんだ。」
〔そうですか。言いにくいことを他人の私に・・。申し訳ありませんでした。〕
『ごめんなさい。あなたがこんな悲しい思いをしているのに、私ったら・・。』
「もういいよ、私こそすまない。愛、こっちへ来てくれないか。」
『ああ、あなた・・。』
妻の愛は英樹君から逃げるように私の布団に入ってきました。久しぶりの愛のぬくもり、もう忘れていた愛の肌のぬくもりでした。
〔愛さん、よかったですね。〕
『英樹君、ありがとう。』
愛は私と抱き合いながら、顔だけを英樹君に向け、そう言っていました。
英樹君の顔は晴れ晴れとした中にも少し悲しさが残っています。
「英樹君、よかったら日にちがある間、愛を抱いてくれないか。最初の約束通りに。愛、いいだろ。私は英樹君でよかったと思っているんだ。これが英樹君以外の男性だったら、もう愛を抱かせることはないと思う。愛が満足してくれるかわからないけれど、私はこの先、一生愛を抱くつもりだ。だから、愛・・。」私は正直に告白をする。
『わかりました。あなたがそう言うのなら。』
〔いいんですか。こんな僕が古沢さんの奥さんを抱いて・・。〕
「私のほうこそお願いするよ。」
〔分かりました。愛が好きだよ。〕
英樹君はそう言うと、愛を後ろから抱き締めた。それが私と愛と英樹君の3Pの始まりだった。
2014/11/16
「いいや、悪いのはみんな私なんだ。私に勇気がないばかりに、愛に悲しい思いをさせて・・。」
〔古沢さん。ひとつだけ教えてください。こんなこと聞くのも悪いのですが、古沢さんのその・・。〕
英樹君は言いにくそうに訊ねていたが、私にはわかっていた。
「ここかね?」私はそういって自分の股間を指さした。「病院にリハビリに行くたびに訊いているんだが、先生はもう回復の見込みはないと・・というんだ。」
〔そうですか。言いにくいことを他人の私に・・。申し訳ありませんでした。〕
『ごめんなさい。あなたがこんな悲しい思いをしているのに、私ったら・・。』
「もういいよ、私こそすまない。愛、こっちへ来てくれないか。」
『ああ、あなた・・。』
妻の愛は英樹君から逃げるように私の布団に入ってきました。久しぶりの愛のぬくもり、もう忘れていた愛の肌のぬくもりでした。
〔愛さん、よかったですね。〕
『英樹君、ありがとう。』
愛は私と抱き合いながら、顔だけを英樹君に向け、そう言っていました。
英樹君の顔は晴れ晴れとした中にも少し悲しさが残っています。
「英樹君、よかったら日にちがある間、愛を抱いてくれないか。最初の約束通りに。愛、いいだろ。私は英樹君でよかったと思っているんだ。これが英樹君以外の男性だったら、もう愛を抱かせることはないと思う。愛が満足してくれるかわからないけれど、私はこの先、一生愛を抱くつもりだ。だから、愛・・。」私は正直に告白をする。
『わかりました。あなたがそう言うのなら。』
〔いいんですか。こんな僕が古沢さんの奥さんを抱いて・・。〕
「私のほうこそお願いするよ。」
〔分かりました。愛が好きだよ。〕
英樹君はそう言うと、愛を後ろから抱き締めた。それが私と愛と英樹君の3Pの始まりだった。
2014/11/16
『10年目の愛』 VOL11
名D『10年目の愛』 VOL11
『ああ、あなた、いい!いいわ!お願い、もっと強く抱いて!・・』
愛が裸になり、私にしがみ付いている。私も裸で、愛をしっかりと抱きしめている。こんなこと何年ぶりだろう。まさかこんな日が来るとは思ってもいなかった。
『ああ、あなた、しっかり私を抱いていて、私を離さないで、いい!いわ!・』
私が仰向けで寝て、愛が私に覆いかぶさり、お互い抱きしめ合いながらキスをしている。
しかし、愛の後ろでは英樹君が突き出した愛のお尻をがっしりと押さえ、愛の中にペニスを出し入れしている。ペタンペタンと肌と肌がぶつかり音がし、そのたびに愛があえぎ声を出し、私を抱きしめキスを迫ってくる。この夜は遅くまで変則な3Pが続いた。
3人でこんな行為をするようになって5日が過ぎた。最初の頃は恥ずかしがっていた愛も、後片付けが終わるとさっさと浴室に入り、私と英樹君が裸で寝ている間に入り、電気も消さず私にキスをしながらお尻を英樹君のほうに向けている。私が愛のパジャマの上半分を脱がし、英樹君がパジャマのズボンとショーツを脱がし、二人で愛を攻める。
私と愛が抱きあってキスをしている間、英樹君が愛の股間を愛撫し、それが終わると愛が180度回転し私が愛の股間を、愛が今度は英樹君のペニスを咥え、フェラチオをする。
そして、また愛が180度回転をして私とキスをしている間、英樹君のペニスで股間を突いてもらう。
『ああ、あなた、しっかり抱いて、私、私が何処へも行かないように、しっかり抱いて、ああ・・私を、私を離さないで・・。』
〔うう愛さん、もういきそうだ、イクよ、イクよ、ああ・・。〕
『ああ、私も逝く、逝く、逝く・・ああ、あなた・・。』
愛が私の体のうえに力が尽きたように覆いかぶさってくる。そして、英樹君が愛のお尻をがっしり抑え、突き入れていたペニスをゆっくり抜いていく。英樹君のペニスにはさっき愛が手を使わず口だけでつけたコンドームに精液が溜まっていた。
しかし、こんなことも後5日もすると終わってしまう。そう、英樹君と約束した1カ月の期限が来てしまうのだ。英樹君には私たち夫婦のことで大変世話になった。そんなお礼をこめて、延長を勧めてみたが、英樹君が断る。
〔いつかは別れなくてはいけません。古沢さんと愛さんがこんなに幸せなのに私がいては・・それに愛さんへのスイートテンの役目も果たしたと思います。僕もずいぶん楽しませてもらったし・・、でも、期限までは二人がもういいと言っても帰りませんから・・。〕
前半は真面目(まじめ)に後半は笑いながら言いました。
あと4日になり、私は妻の愛と英樹君に「以前、英樹君が言っていた富士山が見える湖への一泊旅行に二人だけで行ったらいい。」最後の提案をした。愛は戸惑っていたが、英樹君は〔古沢さんの提案だから喜んで行かせて貰います。〕と、快く承諾してくれた。留守をする私を心配する愛に「私なら一泊くらいどうってことはない。愛は間英樹君に買ってもらったブラウスとスカートを着ていけばいい。久しぶり旅行を楽しんできたらいいよ。」
2014/11/18
『ああ、あなた、いい!いいわ!お願い、もっと強く抱いて!・・』
愛が裸になり、私にしがみ付いている。私も裸で、愛をしっかりと抱きしめている。こんなこと何年ぶりだろう。まさかこんな日が来るとは思ってもいなかった。
『ああ、あなた、しっかり私を抱いていて、私を離さないで、いい!いわ!・』
私が仰向けで寝て、愛が私に覆いかぶさり、お互い抱きしめ合いながらキスをしている。
しかし、愛の後ろでは英樹君が突き出した愛のお尻をがっしりと押さえ、愛の中にペニスを出し入れしている。ペタンペタンと肌と肌がぶつかり音がし、そのたびに愛があえぎ声を出し、私を抱きしめキスを迫ってくる。この夜は遅くまで変則な3Pが続いた。
3人でこんな行為をするようになって5日が過ぎた。最初の頃は恥ずかしがっていた愛も、後片付けが終わるとさっさと浴室に入り、私と英樹君が裸で寝ている間に入り、電気も消さず私にキスをしながらお尻を英樹君のほうに向けている。私が愛のパジャマの上半分を脱がし、英樹君がパジャマのズボンとショーツを脱がし、二人で愛を攻める。
私と愛が抱きあってキスをしている間、英樹君が愛の股間を愛撫し、それが終わると愛が180度回転し私が愛の股間を、愛が今度は英樹君のペニスを咥え、フェラチオをする。
そして、また愛が180度回転をして私とキスをしている間、英樹君のペニスで股間を突いてもらう。
『ああ、あなた、しっかり抱いて、私、私が何処へも行かないように、しっかり抱いて、ああ・・私を、私を離さないで・・。』
〔うう愛さん、もういきそうだ、イクよ、イクよ、ああ・・。〕
『ああ、私も逝く、逝く、逝く・・ああ、あなた・・。』
愛が私の体のうえに力が尽きたように覆いかぶさってくる。そして、英樹君が愛のお尻をがっしり抑え、突き入れていたペニスをゆっくり抜いていく。英樹君のペニスにはさっき愛が手を使わず口だけでつけたコンドームに精液が溜まっていた。
しかし、こんなことも後5日もすると終わってしまう。そう、英樹君と約束した1カ月の期限が来てしまうのだ。英樹君には私たち夫婦のことで大変世話になった。そんなお礼をこめて、延長を勧めてみたが、英樹君が断る。
〔いつかは別れなくてはいけません。古沢さんと愛さんがこんなに幸せなのに私がいては・・それに愛さんへのスイートテンの役目も果たしたと思います。僕もずいぶん楽しませてもらったし・・、でも、期限までは二人がもういいと言っても帰りませんから・・。〕
前半は真面目(まじめ)に後半は笑いながら言いました。
あと4日になり、私は妻の愛と英樹君に「以前、英樹君が言っていた富士山が見える湖への一泊旅行に二人だけで行ったらいい。」最後の提案をした。愛は戸惑っていたが、英樹君は〔古沢さんの提案だから喜んで行かせて貰います。〕と、快く承諾してくれた。留守をする私を心配する愛に「私なら一泊くらいどうってことはない。愛は間英樹君に買ってもらったブラウスとスカートを着ていけばいい。久しぶり旅行を楽しんできたらいいよ。」
2014/11/18
『10年目の愛』 VOL12
名D『10年目の愛』 VOL12
『ああ、あなた、もっときつく舐めて、ああ、いい、いいわ。』
連日、私と愛と英樹君の3Pは続いていた。特に、愛は今まで失っていた快楽を取り戻すように、連日私に抱き付きお尻を英樹君の方へ向けていた。しかし、今晩だけは違った。
英樹君と約束した日まで後2日、私の提案で明日から愛と英樹君は1泊で富士山の見える湖に旅行に行くことになっていた。私は二人のために湖のほとりの静かな旅館を取ってあげた。そして二人が心行くまで落ち着けるように庭園露天風呂付の部屋を用意した。
そのためか、英樹君は今晩愛を抱かなかった。
今晩は鋭気を蓄えておこうというつもりなのか?英樹君は今、私たちの隣で横になり、私と愛の夫婦の夜の営みを見ている。役に立たない私のペニスでは、夫婦の営みと言えるかはわからないが、一回りも違う英樹君に見られているとなぜか興奮をする。
『ああ、あなた、ああ、そこ、そこいい、いいわ。』
今、私が下になり愛が私の顔にまたがり69の形で愛が私のペニスを咥(くわ)えている。
愛は私を興奮させるためか、時々大きな声でよがりながら私のものを扱(しご)いている。
「愛、もういいよ。愛が咥えてくれても、扱いてくれても私のものは硬くなろうとしないよ。」
『ああ、あなた・・。』
「俺はこうして愛を抱いているだけで満足だ。それに、愛をこうして口と手で満足して上げられるようになっただけでうれしいんだ。これからも努力するから。」
『ああ。あなた、うれしいわ。』
そして翌日、愛と英樹君が旅行に行く時が来た。英樹君は早々と荷物を車に載せ、外で待っている。愛は小さな旅行かばんを持ち、私の前にやってくる。英樹君に買ってもらったブラウスとスカートがとても似合っていた。
『あなた、本当に行っていいのね?一人で大丈夫なのね?』
「ああ、大丈夫だ。英樹君とももうすぐお別れになるね。英樹君にはいろいろ教わった。それに愛にあげるプレゼントになってもらってすまないと思っている。だから愛と英樹君はこの二日間は恋人として楽しく過ごしてきなさい。ちょっとそのかばんを貸しなさい。」
『えっ?かばんをどうするの?』
愛は旅行かばんを私に渡すと不思議そうな顔で見ていた。私は愛が持っているかばんをひざの上に置くと中を開けた。その中の化粧品を入れている小さな入れ物を開けると、やはりあった。その中には今晩使うであろうコンドームが数個入っていた。
『あっ、それは・・。』
愛は隠していた物が見つかったので、気まずい顔をして私を見る。私は何も言わずコンドームだけを抜き、元に戻してかばんを愛に渡した。
『あなた・・。』
愛が何か言いかけたが、私はそれを静止して、
「ほら英樹君が待っているよ。早く行きなさい。」
そう言うのがやっとだった。愛は何も言わずに出て行った。私は見送りもしなかった。(これでいいんだ。これで・・。)何度も、何度も自分に言い聞かせた。
『ああ、あなた、もっときつく舐めて、ああ、いい、いいわ。』
連日、私と愛と英樹君の3Pは続いていた。特に、愛は今まで失っていた快楽を取り戻すように、連日私に抱き付きお尻を英樹君の方へ向けていた。しかし、今晩だけは違った。
英樹君と約束した日まで後2日、私の提案で明日から愛と英樹君は1泊で富士山の見える湖に旅行に行くことになっていた。私は二人のために湖のほとりの静かな旅館を取ってあげた。そして二人が心行くまで落ち着けるように庭園露天風呂付の部屋を用意した。
そのためか、英樹君は今晩愛を抱かなかった。
今晩は鋭気を蓄えておこうというつもりなのか?英樹君は今、私たちの隣で横になり、私と愛の夫婦の夜の営みを見ている。役に立たない私のペニスでは、夫婦の営みと言えるかはわからないが、一回りも違う英樹君に見られているとなぜか興奮をする。
『ああ、あなた、ああ、そこ、そこいい、いいわ。』
今、私が下になり愛が私の顔にまたがり69の形で愛が私のペニスを咥(くわ)えている。
愛は私を興奮させるためか、時々大きな声でよがりながら私のものを扱(しご)いている。
「愛、もういいよ。愛が咥えてくれても、扱いてくれても私のものは硬くなろうとしないよ。」
『ああ、あなた・・。』
「俺はこうして愛を抱いているだけで満足だ。それに、愛をこうして口と手で満足して上げられるようになっただけでうれしいんだ。これからも努力するから。」
『ああ。あなた、うれしいわ。』
そして翌日、愛と英樹君が旅行に行く時が来た。英樹君は早々と荷物を車に載せ、外で待っている。愛は小さな旅行かばんを持ち、私の前にやってくる。英樹君に買ってもらったブラウスとスカートがとても似合っていた。
『あなた、本当に行っていいのね?一人で大丈夫なのね?』
「ああ、大丈夫だ。英樹君とももうすぐお別れになるね。英樹君にはいろいろ教わった。それに愛にあげるプレゼントになってもらってすまないと思っている。だから愛と英樹君はこの二日間は恋人として楽しく過ごしてきなさい。ちょっとそのかばんを貸しなさい。」
『えっ?かばんをどうするの?』
愛は旅行かばんを私に渡すと不思議そうな顔で見ていた。私は愛が持っているかばんをひざの上に置くと中を開けた。その中の化粧品を入れている小さな入れ物を開けると、やはりあった。その中には今晩使うであろうコンドームが数個入っていた。
『あっ、それは・・。』
愛は隠していた物が見つかったので、気まずい顔をして私を見る。私は何も言わずコンドームだけを抜き、元に戻してかばんを愛に渡した。
『あなた・・。』
愛が何か言いかけたが、私はそれを静止して、
「ほら英樹君が待っているよ。早く行きなさい。」
そう言うのがやっとだった。愛は何も言わずに出て行った。私は見送りもしなかった。(これでいいんだ。これで・・。)何度も、何度も自分に言い聞かせた。
『10年目の愛』 VOL13
名D『10年目の愛』 VOL13
その晩、私は一人で夕飯を作っていた。といっても、即席ラーメンです。妻の愛がいない夜、それは私が事故を起こし、病院に入院して以来のことだ。《本当にこれでよかったのだろうか。いやこれでいいんだ。これで・・・。》何度も自分に言い聞かせ、愛を送り出したが・・、ひょっとすると愛は帰ってこないのでは・・そんな不安も頭をかすめる。
そして、英樹君が来た1カ月間を思い出していた。私より一回り、愛より10歳若い英樹君にあえぎ声を出しながら抱かれた愛、二人で浴室に入り私に聞こえんばかりにいちゃついていた愛、そして私に隠れ英樹君のものを口で咥え、口の中に精液を出されたとき私に見つかってうろたえていた愛、私に抱かれながら下半身だけは英樹君に向けていた愛、そして英樹君の物で突かれ私の目の前でよがりいきまくっていた愛、そんな愛が今夜は英樹君と二人だけで過ごしている。
今頃何をしているのだろう?二人で露天風呂に入っているのだろうか?それとも、もう布団に入って抱き合っているのだろうか?いろいろな妄想が沸いてくる。翌日もいつもより早く目が覚めた。右手を横に伸ばしてみても妻の愛には当たらなかった。
その日は仕事が手につかず、パソコンのキーボードを叩いてもミスばかり。(愛、早く帰ってきてくれ、愛)そんなことを考えていると玄関に愛の姿を見つける。
『あなた、ただいま。』
「愛、帰ってきてくれたんだね。」
私は目に涙を溜め、愛を見つめた。
『当たり前じゃないですか。私の帰るところはあなたがいるここしかないんですから。』
「ありがとう。英樹君はどうした?」
『彼はもうここには戻ってきません。もう約束の期間が来たので帰っていきました。あなた宛てに、手紙を預かってきました。』
私は愛から英樹君の手紙をもらった。その手紙を愛にも読み聞かせる・・・。
〔古沢さん、挨拶もなく去っていくことをお許しください。この1カ月間、楽しい日々を過ごさせていただきました。古沢さんの心中を考えると、こんな言葉は不謹慎かもしれませんが、お許しください。でも、古沢さんから愛さんへの愛情、愛さんから古沢さんへの愛情がひしひしと伝わってきました。古沢さんには若い私が生意気なことばかり言って申し訳ありませんでした。今後ともお二人の幸せを祈っています。会うと別れがつらくなるので、手紙で失礼します。
あっ、それともうひとつ。今回の愛さんと私の旅行、本当にありがとうございました。愛さんと楽しい2日間を過ごさせていただきました。古沢さんには本当に申し訳ないのですが、私の記念にと愛さん承諾の元で愛さんの陰毛を剃らせていただきました。この陰毛は私の宝物として生涯持っています。あしからずご了承ください。愛さんには私が無理を言ってのことなので、責めないでください。では失礼します。 英樹〕
手紙を読み終えると、愛が下を向き、
『あなた、あの・・。』と、言いにくそうに呟いた。
「実は、愛に黙っていたが、私が英樹君に無理しなくてもいいけどと断って頼んだことなんだ。愛には恥ずかしい思いをさせてすまなかった。それは今晩じっくりと見せてもらうから・・それより、帰ってきたところで申し訳ないが、おなかが空いてしまって・・、何か作ってくれないか?」
私がそう言うと、愛は笑って台所に走って行く。愛が立ち去った後、私はこれでよかったのだと胸を撫でおろした。
2014/11/28
その晩、私は一人で夕飯を作っていた。といっても、即席ラーメンです。妻の愛がいない夜、それは私が事故を起こし、病院に入院して以来のことだ。《本当にこれでよかったのだろうか。いやこれでいいんだ。これで・・・。》何度も自分に言い聞かせ、愛を送り出したが・・、ひょっとすると愛は帰ってこないのでは・・そんな不安も頭をかすめる。
そして、英樹君が来た1カ月間を思い出していた。私より一回り、愛より10歳若い英樹君にあえぎ声を出しながら抱かれた愛、二人で浴室に入り私に聞こえんばかりにいちゃついていた愛、そして私に隠れ英樹君のものを口で咥え、口の中に精液を出されたとき私に見つかってうろたえていた愛、私に抱かれながら下半身だけは英樹君に向けていた愛、そして英樹君の物で突かれ私の目の前でよがりいきまくっていた愛、そんな愛が今夜は英樹君と二人だけで過ごしている。
今頃何をしているのだろう?二人で露天風呂に入っているのだろうか?それとも、もう布団に入って抱き合っているのだろうか?いろいろな妄想が沸いてくる。翌日もいつもより早く目が覚めた。右手を横に伸ばしてみても妻の愛には当たらなかった。
その日は仕事が手につかず、パソコンのキーボードを叩いてもミスばかり。(愛、早く帰ってきてくれ、愛)そんなことを考えていると玄関に愛の姿を見つける。
『あなた、ただいま。』
「愛、帰ってきてくれたんだね。」
私は目に涙を溜め、愛を見つめた。
『当たり前じゃないですか。私の帰るところはあなたがいるここしかないんですから。』
「ありがとう。英樹君はどうした?」
『彼はもうここには戻ってきません。もう約束の期間が来たので帰っていきました。あなた宛てに、手紙を預かってきました。』
私は愛から英樹君の手紙をもらった。その手紙を愛にも読み聞かせる・・・。
〔古沢さん、挨拶もなく去っていくことをお許しください。この1カ月間、楽しい日々を過ごさせていただきました。古沢さんの心中を考えると、こんな言葉は不謹慎かもしれませんが、お許しください。でも、古沢さんから愛さんへの愛情、愛さんから古沢さんへの愛情がひしひしと伝わってきました。古沢さんには若い私が生意気なことばかり言って申し訳ありませんでした。今後ともお二人の幸せを祈っています。会うと別れがつらくなるので、手紙で失礼します。
あっ、それともうひとつ。今回の愛さんと私の旅行、本当にありがとうございました。愛さんと楽しい2日間を過ごさせていただきました。古沢さんには本当に申し訳ないのですが、私の記念にと愛さん承諾の元で愛さんの陰毛を剃らせていただきました。この陰毛は私の宝物として生涯持っています。あしからずご了承ください。愛さんには私が無理を言ってのことなので、責めないでください。では失礼します。 英樹〕
手紙を読み終えると、愛が下を向き、
『あなた、あの・・。』と、言いにくそうに呟いた。
「実は、愛に黙っていたが、私が英樹君に無理しなくてもいいけどと断って頼んだことなんだ。愛には恥ずかしい思いをさせてすまなかった。それは今晩じっくりと見せてもらうから・・それより、帰ってきたところで申し訳ないが、おなかが空いてしまって・・、何か作ってくれないか?」
私がそう言うと、愛は笑って台所に走って行く。愛が立ち去った後、私はこれでよかったのだと胸を撫でおろした。
2014/11/28
『10年目の愛』 VOL14《完》
名D『10年目の愛』 VOL14《完》
VOL13
あれから、半年後に、突然立山英樹君がやってくる。私の愛する妻の愛へ結婚10周年のプレゼント、それは私の役に立たないペニスに代わり、愛と夜を共にしてもらう英樹君だった。彼との約束の1カ月間が過ぎ、彼は帰っていった。
この《スイートテン》に愛は満足してくれただろうか?それは定かでない。ただ、ひとつ言えることは、英樹君のおかげで私たち夫婦の絆が深くなったと言うことだ。『ああ、いい、そこいい、いいわ。あなた、いい、ああ・・。』愛と英樹君が富士山の見える湖に旅行に行ったとき、愛の陰毛を英樹君に剃って貰った。その無毛の股間を私は今でも口や手、時には道具を使って愛と交わっている。
あの事故以来、夜の生活がなかった私たち夫婦に勇気をくれたのが英樹君だった。半年が過ぎた今では愛も徐々に英樹君のことを言わなくなり、近頃ではすっかり夫婦の話題に出なくなる。そんな時、ひょっこりと英樹君が現れた。
〔お元気でしたか、古沢さん!〕
「やあ、久しぶりじゃないか、英樹君。元気だったかい?」
〔ええ、おかげさまで、古沢さんも元気そうで安心しました。。〕
「ところで、急にどうしたの?」
〔実は、今度、田舎に帰って親父の自動車の修理工場を手伝うことになったんです。田舎に帰るともう此処へは来られなくなるし、挨拶にと思ってきました。〕
「そうか、残念だがお父さんと一緒なら心強いじゃないか。」
〔そうですね。それと田舎に帰って俺結婚するんです。前から付き合っていた彼女が田舎にいるんですが、今までは電話か手紙ばかりで・・でも、古沢さんと愛さんを見ていたらうらやましくなって・・。〕
「それはおめでとう。幸せになってくれよ。」
〔ありがとうございます。ところで愛さんは?・・〕
英樹君が部屋の奥や2階を見回している。
「ああすまん。愛はバレーボールにこっていて、今日は練習に行っているんだよ。」
〔そうなんですか。愛さんの顔を見たかったけれどしかたないです。もう来られないと思いますがよろしく言って下さい。〕
そう告げて英樹君は帰っていった。その英樹君のうしろ姿には、愛に会えなかった寂しさがあった。
英樹君が帰って行ってから1時間もしない間に愛が帰ってきた。
『ただいま、何か変わったことなかった?』
「おかえり、何もなかったよ。今日はどうだった?」
私はあえて英樹君のことは言わなかった。私たちにとってはもう終わったことなのだ。
『うん、今、6カ月に入ったところ。おなかの子供も順調だって。』
「そうか、安心したよ。暑かっただろう、早く入って座って休んだら・・。」
愛は額の汗を拭きながら、大きなおなかを抱えて部屋に入ってくる。そうなのです。愛は妊娠6カ月、今日は病院へ定期検査に行っていたのだ。
『あのう・・あなた・・。』
「どうした。何か心配事でもあるのか?」
愛が何か言いにくそうに私の顔を上目遣いに見る。
『今日ね、病院に行ったら先生や看護士さんが私のあそこをじろじろ見るの。〚ご主人の趣味ですか?〛だって。私恥ずかしくって、まだあそこの毛を剃らなきゃいけない?』
「ああ、あれは私の楽しみ、愛情の証なんだ。それにもうすぐお産だし丁度いいじゃないか。今、剃るのをやめたらチクチクして股間が痒くなるぞ。そうならないように、愛の陰毛は一生私が剃るんだから、いいだろう?」
愛は苦笑いし『もう、しかたないんだから・・。』 完
VOL13
あれから、半年後に、突然立山英樹君がやってくる。私の愛する妻の愛へ結婚10周年のプレゼント、それは私の役に立たないペニスに代わり、愛と夜を共にしてもらう英樹君だった。彼との約束の1カ月間が過ぎ、彼は帰っていった。
この《スイートテン》に愛は満足してくれただろうか?それは定かでない。ただ、ひとつ言えることは、英樹君のおかげで私たち夫婦の絆が深くなったと言うことだ。『ああ、いい、そこいい、いいわ。あなた、いい、ああ・・。』愛と英樹君が富士山の見える湖に旅行に行ったとき、愛の陰毛を英樹君に剃って貰った。その無毛の股間を私は今でも口や手、時には道具を使って愛と交わっている。
あの事故以来、夜の生活がなかった私たち夫婦に勇気をくれたのが英樹君だった。半年が過ぎた今では愛も徐々に英樹君のことを言わなくなり、近頃ではすっかり夫婦の話題に出なくなる。そんな時、ひょっこりと英樹君が現れた。
〔お元気でしたか、古沢さん!〕
「やあ、久しぶりじゃないか、英樹君。元気だったかい?」
〔ええ、おかげさまで、古沢さんも元気そうで安心しました。。〕
「ところで、急にどうしたの?」
〔実は、今度、田舎に帰って親父の自動車の修理工場を手伝うことになったんです。田舎に帰るともう此処へは来られなくなるし、挨拶にと思ってきました。〕
「そうか、残念だがお父さんと一緒なら心強いじゃないか。」
〔そうですね。それと田舎に帰って俺結婚するんです。前から付き合っていた彼女が田舎にいるんですが、今までは電話か手紙ばかりで・・でも、古沢さんと愛さんを見ていたらうらやましくなって・・。〕
「それはおめでとう。幸せになってくれよ。」
〔ありがとうございます。ところで愛さんは?・・〕
英樹君が部屋の奥や2階を見回している。
「ああすまん。愛はバレーボールにこっていて、今日は練習に行っているんだよ。」
〔そうなんですか。愛さんの顔を見たかったけれどしかたないです。もう来られないと思いますがよろしく言って下さい。〕
そう告げて英樹君は帰っていった。その英樹君のうしろ姿には、愛に会えなかった寂しさがあった。
英樹君が帰って行ってから1時間もしない間に愛が帰ってきた。
『ただいま、何か変わったことなかった?』
「おかえり、何もなかったよ。今日はどうだった?」
私はあえて英樹君のことは言わなかった。私たちにとってはもう終わったことなのだ。
『うん、今、6カ月に入ったところ。おなかの子供も順調だって。』
「そうか、安心したよ。暑かっただろう、早く入って座って休んだら・・。」
愛は額の汗を拭きながら、大きなおなかを抱えて部屋に入ってくる。そうなのです。愛は妊娠6カ月、今日は病院へ定期検査に行っていたのだ。
『あのう・・あなた・・。』
「どうした。何か心配事でもあるのか?」
愛が何か言いにくそうに私の顔を上目遣いに見る。
『今日ね、病院に行ったら先生や看護士さんが私のあそこをじろじろ見るの。〚ご主人の趣味ですか?〛だって。私恥ずかしくって、まだあそこの毛を剃らなきゃいけない?』
「ああ、あれは私の楽しみ、愛情の証なんだ。それにもうすぐお産だし丁度いいじゃないか。今、剃るのをやめたらチクチクして股間が痒くなるぞ。そうならないように、愛の陰毛は一生私が剃るんだから、いいだろう?」
愛は苦笑いし『もう、しかたないんだから・・。』 完
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