『10年目の愛』 VOL14《完》
名D『10年目の愛』 VOL14《完》
VOL13
あれから、半年後に、突然立山英樹君がやってくる。私の愛する妻の愛へ結婚10周年のプレゼント、それは私の役に立たないペニスに代わり、愛と夜を共にしてもらう英樹君だった。彼との約束の1カ月間が過ぎ、彼は帰っていった。
この《スイートテン》に愛は満足してくれただろうか?それは定かでない。ただ、ひとつ言えることは、英樹君のおかげで私たち夫婦の絆が深くなったと言うことだ。『ああ、いい、そこいい、いいわ。あなた、いい、ああ・・。』愛と英樹君が富士山の見える湖に旅行に行ったとき、愛の陰毛を英樹君に剃って貰った。その無毛の股間を私は今でも口や手、時には道具を使って愛と交わっている。
あの事故以来、夜の生活がなかった私たち夫婦に勇気をくれたのが英樹君だった。半年が過ぎた今では愛も徐々に英樹君のことを言わなくなり、近頃ではすっかり夫婦の話題に出なくなる。そんな時、ひょっこりと英樹君が現れた。
〔お元気でしたか、古沢さん!〕
「やあ、久しぶりじゃないか、英樹君。元気だったかい?」
〔ええ、おかげさまで、古沢さんも元気そうで安心しました。。〕
「ところで、急にどうしたの?」
〔実は、今度、田舎に帰って親父の自動車の修理工場を手伝うことになったんです。田舎に帰るともう此処へは来られなくなるし、挨拶にと思ってきました。〕
「そうか、残念だがお父さんと一緒なら心強いじゃないか。」
〔そうですね。それと田舎に帰って俺結婚するんです。前から付き合っていた彼女が田舎にいるんですが、今までは電話か手紙ばかりで・・でも、古沢さんと愛さんを見ていたらうらやましくなって・・。〕
「それはおめでとう。幸せになってくれよ。」
〔ありがとうございます。ところで愛さんは?・・〕
英樹君が部屋の奥や2階を見回している。
「ああすまん。愛はバレーボールにこっていて、今日は練習に行っているんだよ。」
〔そうなんですか。愛さんの顔を見たかったけれどしかたないです。もう来られないと思いますがよろしく言って下さい。〕
そう告げて英樹君は帰っていった。その英樹君のうしろ姿には、愛に会えなかった寂しさがあった。
英樹君が帰って行ってから1時間もしない間に愛が帰ってきた。
『ただいま、何か変わったことなかった?』
「おかえり、何もなかったよ。今日はどうだった?」
私はあえて英樹君のことは言わなかった。私たちにとってはもう終わったことなのだ。
『うん、今、6カ月に入ったところ。おなかの子供も順調だって。』
「そうか、安心したよ。暑かっただろう、早く入って座って休んだら・・。」
愛は額の汗を拭きながら、大きなおなかを抱えて部屋に入ってくる。そうなのです。愛は妊娠6カ月、今日は病院へ定期検査に行っていたのだ。
『あのう・・あなた・・。』
「どうした。何か心配事でもあるのか?」
愛が何か言いにくそうに私の顔を上目遣いに見る。
『今日ね、病院に行ったら先生や看護士さんが私のあそこをじろじろ見るの。〚ご主人の趣味ですか?〛だって。私恥ずかしくって、まだあそこの毛を剃らなきゃいけない?』
「ああ、あれは私の楽しみ、愛情の証なんだ。それにもうすぐお産だし丁度いいじゃないか。今、剃るのをやめたらチクチクして股間が痒くなるぞ。そうならないように、愛の陰毛は一生私が剃るんだから、いいだろう?」
愛は苦笑いし『もう、しかたないんだから・・。』 完
VOL13
あれから、半年後に、突然立山英樹君がやってくる。私の愛する妻の愛へ結婚10周年のプレゼント、それは私の役に立たないペニスに代わり、愛と夜を共にしてもらう英樹君だった。彼との約束の1カ月間が過ぎ、彼は帰っていった。
この《スイートテン》に愛は満足してくれただろうか?それは定かでない。ただ、ひとつ言えることは、英樹君のおかげで私たち夫婦の絆が深くなったと言うことだ。『ああ、いい、そこいい、いいわ。あなた、いい、ああ・・。』愛と英樹君が富士山の見える湖に旅行に行ったとき、愛の陰毛を英樹君に剃って貰った。その無毛の股間を私は今でも口や手、時には道具を使って愛と交わっている。
あの事故以来、夜の生活がなかった私たち夫婦に勇気をくれたのが英樹君だった。半年が過ぎた今では愛も徐々に英樹君のことを言わなくなり、近頃ではすっかり夫婦の話題に出なくなる。そんな時、ひょっこりと英樹君が現れた。
〔お元気でしたか、古沢さん!〕
「やあ、久しぶりじゃないか、英樹君。元気だったかい?」
〔ええ、おかげさまで、古沢さんも元気そうで安心しました。。〕
「ところで、急にどうしたの?」
〔実は、今度、田舎に帰って親父の自動車の修理工場を手伝うことになったんです。田舎に帰るともう此処へは来られなくなるし、挨拶にと思ってきました。〕
「そうか、残念だがお父さんと一緒なら心強いじゃないか。」
〔そうですね。それと田舎に帰って俺結婚するんです。前から付き合っていた彼女が田舎にいるんですが、今までは電話か手紙ばかりで・・でも、古沢さんと愛さんを見ていたらうらやましくなって・・。〕
「それはおめでとう。幸せになってくれよ。」
〔ありがとうございます。ところで愛さんは?・・〕
英樹君が部屋の奥や2階を見回している。
「ああすまん。愛はバレーボールにこっていて、今日は練習に行っているんだよ。」
〔そうなんですか。愛さんの顔を見たかったけれどしかたないです。もう来られないと思いますがよろしく言って下さい。〕
そう告げて英樹君は帰っていった。その英樹君のうしろ姿には、愛に会えなかった寂しさがあった。
英樹君が帰って行ってから1時間もしない間に愛が帰ってきた。
『ただいま、何か変わったことなかった?』
「おかえり、何もなかったよ。今日はどうだった?」
私はあえて英樹君のことは言わなかった。私たちにとってはもう終わったことなのだ。
『うん、今、6カ月に入ったところ。おなかの子供も順調だって。』
「そうか、安心したよ。暑かっただろう、早く入って座って休んだら・・。」
愛は額の汗を拭きながら、大きなおなかを抱えて部屋に入ってくる。そうなのです。愛は妊娠6カ月、今日は病院へ定期検査に行っていたのだ。
『あのう・・あなた・・。』
「どうした。何か心配事でもあるのか?」
愛が何か言いにくそうに私の顔を上目遣いに見る。
『今日ね、病院に行ったら先生や看護士さんが私のあそこをじろじろ見るの。〚ご主人の趣味ですか?〛だって。私恥ずかしくって、まだあそこの毛を剃らなきゃいけない?』
「ああ、あれは私の楽しみ、愛情の証なんだ。それにもうすぐお産だし丁度いいじゃないか。今、剃るのをやめたらチクチクして股間が痒くなるぞ。そうならないように、愛の陰毛は一生私が剃るんだから、いいだろう?」
愛は苦笑いし『もう、しかたないんだから・・。』 完
- 関連記事
-
- 名D『10年目の愛』 VOL1 (2014/10/22)
- 『10年目の愛』 VOL2 (2014/10/24)
- 『10年目の愛』 VOL3 (2014/10/26)
- 『10年目の愛』 VOL4 (2014/10/29)
- 『10年目の愛』 VOL5 (2014/10/31)
- 『10年目の愛』 VOL6 (2014/11/03)
- 『10年目の愛』 VOL7 (2014/11/06)
- 『10年目の愛』 VOL8 (2014/11/11)
- 『10年目の愛』 VOL9 (2014/11/14)
- 『10年目の愛』 VOL10 (2014/11/16)
- 『10年目の愛』 VOL11 (2014/11/18)
- 『10年目の愛』 VOL12 (2014/11/25)
- 『10年目の愛』 VOL13 (2014/11/28)
- 『10年目の愛』 VOL14《完》 (2014/11/30)
コメントの投稿