中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その2話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その2話
その1話
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君は2年前くらいに北陸から出てきたそうです。フリーターで年がら年中このお店にいる今時な子で、一見チャラい感じなのですが、友人伝いで知り合ってパチンコの後に皆で何度も飲みにいった事があり、店で会うとよく話をしました。俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)も若い頃は決してまともであると言えない時期があり、当時から一緒に連るんでいたその友人と中條君で一緒になってよく昔のバカ話をしたりと、後輩のような感じで接しています。嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)は年に一度しかつれてこないので今回初対面です。
「結構出してるね。」なんて出るまでの経緯の話を聞きながら、「あっ! これうちの嫁さん。」と綾乃を紹介して、中條君の横の空き席に嫁を座らせて打たせることにしました。『どれを狙えばいいの?』って聞いてくる嫁に適当に教えながら、俺は後ろに立ってART継続中の中條君とスロットの話をしていました。
少しして俺はパチンコが打ちたかったので嫁にお金を少し渡して移動しようとしたとき、嫁がボーナスを引いて『このまま打ってていいの?』って、また聞いてきたので中條君に「パチ打ってくるからちょっと見てやってよ。」と面倒くさい嫁のお守りを任せてパチンコを打ちにいきます。
しばらく打って俺は全く出ず嫁のところに戻ると中條君のARTは終わっていて嫁も半箱と出皿一杯くらい出していました。「からっきしだよ。」と戻ると中條君が〔僕ももう流すんで、一緒に飯でもいきます?〕と言ってきます。それで3人は近くの居酒屋に行くことになりました。
はじめはスロットの話や嫁が見ているドラマの話などで盛り上がっています。酔いも回っていくうちに恋愛話やパートナーの話、下ネタやそれがらみの中條君の失敗談など嫁もかなり楽しそうに話していました。
会話の中で中條君はしきりに嫁の綾乃を持ち上げて、嫁も上機嫌です。俺は2人の会話に相槌を入れる程度で意外と冷静に見ています。しかし、客観的に酔っ払い男の口説きを見ているようでまたその対象が嫁であることに少しドキドキしました。俺も気分が良くいつもよりは酒がすすみます。
結構お酒が入って嫁がトイレに立つと中條君が俺に話しかけてきました。
〔鹿島さんの奥さん綺麗ですね?〕
「そうかぁ? 今はただのデブだよ。」
〔いやそんなことないですよ。綾乃さん全然太ってないですし、超タイプですよ。〕
「かなりマニアだな? 人妻とか熟女が好きなの?」
〔いえ僕はマニアじゃないですけど・・・でも人妻は何度か経験あっていい思いしましたよ。友達とかでも人妻とやったって話は結構聞くし、出会い系とか人妻が多いですしね。〕
「へぇ・・・そうなんだ? 俺もヨソ様の人妻は興味あるけどね。ウチのじゃ興奮しないよ!」
〔いやぁ もったいないですよ。〕
「そうかぁ? 誰か男にそういう目で見られて少しでも痩せたり綺麗になったらいいけど。」
〔いや今のままで十分ですよ。鹿島さん贅沢ですよ」
「初めて会ったからそう思うだけじゃない? 今は酒が入っているしさ。」
〔いえいえ、さっきのスロットで隣のオッサンがチラチラと奥さんを見てましたよ。〕
「見間違いか、横に座って直ぐに出されたから見てたんじゃないの?」
〔いや、僕が奥さんの台を見ながら打ってると、そのおっさんと良く目が合ったし、奥さんが落としたメダルを拾う度に胸元をガン見してましたよ。〕
「・・・ふぅうん・・・。」(ドキッとしてどう言葉を返したらいいかわかりません。綾乃のコートの下はわりと胸元が広い白いニットです。確かにかがめば乳は見えるかも?・・・)
それで急に嫁のことが気になり、大して時間は経っていませんが、俺は「あいつ遅いからチョット見てくるわ。」とトイレに行きました。女子トイレなので入るわけにもいかず、入り口から「大丈夫か?」と声をかけると、綾乃が『大丈夫よ。もうすぐ戻るから。』って返事があったので、とりあえず席に戻りました。 その3話へ続く
2017/05/13
その1話
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君は2年前くらいに北陸から出てきたそうです。フリーターで年がら年中このお店にいる今時な子で、一見チャラい感じなのですが、友人伝いで知り合ってパチンコの後に皆で何度も飲みにいった事があり、店で会うとよく話をしました。俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)も若い頃は決してまともであると言えない時期があり、当時から一緒に連るんでいたその友人と中條君で一緒になってよく昔のバカ話をしたりと、後輩のような感じで接しています。嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)は年に一度しかつれてこないので今回初対面です。
「結構出してるね。」なんて出るまでの経緯の話を聞きながら、「あっ! これうちの嫁さん。」と綾乃を紹介して、中條君の横の空き席に嫁を座らせて打たせることにしました。『どれを狙えばいいの?』って聞いてくる嫁に適当に教えながら、俺は後ろに立ってART継続中の中條君とスロットの話をしていました。
少しして俺はパチンコが打ちたかったので嫁にお金を少し渡して移動しようとしたとき、嫁がボーナスを引いて『このまま打ってていいの?』って、また聞いてきたので中條君に「パチ打ってくるからちょっと見てやってよ。」と面倒くさい嫁のお守りを任せてパチンコを打ちにいきます。
しばらく打って俺は全く出ず嫁のところに戻ると中條君のARTは終わっていて嫁も半箱と出皿一杯くらい出していました。「からっきしだよ。」と戻ると中條君が〔僕ももう流すんで、一緒に飯でもいきます?〕と言ってきます。それで3人は近くの居酒屋に行くことになりました。
はじめはスロットの話や嫁が見ているドラマの話などで盛り上がっています。酔いも回っていくうちに恋愛話やパートナーの話、下ネタやそれがらみの中條君の失敗談など嫁もかなり楽しそうに話していました。
会話の中で中條君はしきりに嫁の綾乃を持ち上げて、嫁も上機嫌です。俺は2人の会話に相槌を入れる程度で意外と冷静に見ています。しかし、客観的に酔っ払い男の口説きを見ているようでまたその対象が嫁であることに少しドキドキしました。俺も気分が良くいつもよりは酒がすすみます。
結構お酒が入って嫁がトイレに立つと中條君が俺に話しかけてきました。
〔鹿島さんの奥さん綺麗ですね?〕
「そうかぁ? 今はただのデブだよ。」
〔いやそんなことないですよ。綾乃さん全然太ってないですし、超タイプですよ。〕
「かなりマニアだな? 人妻とか熟女が好きなの?」
〔いえ僕はマニアじゃないですけど・・・でも人妻は何度か経験あっていい思いしましたよ。友達とかでも人妻とやったって話は結構聞くし、出会い系とか人妻が多いですしね。〕
「へぇ・・・そうなんだ? 俺もヨソ様の人妻は興味あるけどね。ウチのじゃ興奮しないよ!」
〔いやぁ もったいないですよ。〕
「そうかぁ? 誰か男にそういう目で見られて少しでも痩せたり綺麗になったらいいけど。」
〔いや今のままで十分ですよ。鹿島さん贅沢ですよ」
「初めて会ったからそう思うだけじゃない? 今は酒が入っているしさ。」
〔いえいえ、さっきのスロットで隣のオッサンがチラチラと奥さんを見てましたよ。〕
「見間違いか、横に座って直ぐに出されたから見てたんじゃないの?」
〔いや、僕が奥さんの台を見ながら打ってると、そのおっさんと良く目が合ったし、奥さんが落としたメダルを拾う度に胸元をガン見してましたよ。〕
「・・・ふぅうん・・・。」(ドキッとしてどう言葉を返したらいいかわかりません。綾乃のコートの下はわりと胸元が広い白いニットです。確かにかがめば乳は見えるかも?・・・)
それで急に嫁のことが気になり、大して時間は経っていませんが、俺は「あいつ遅いからチョット見てくるわ。」とトイレに行きました。女子トイレなので入るわけにもいかず、入り口から「大丈夫か?」と声をかけると、綾乃が『大丈夫よ。もうすぐ戻るから。』って返事があったので、とりあえず席に戻りました。 その3話へ続く
2017/05/13
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