短Ⅲ1<妻の微笑み>第6回
短Ⅲ1<妻の微笑み>第6回
第5回
昨晩、妻(高瀬由紀:たかせ・ゆき:27歳)とじゃれあいながら話したのですが、由紀いわく『自分の中の天使と悪魔がせめぎ合っていて困惑する。』とのこと。天使は〖結婚しているのにこんなことはいけない〗と止め、悪魔は【せっかくなんだから、やってみれば】と誘う、と。僕(高瀬實:たかせ・みのる:29歳)は「ぼくが望んでいることなのだから、夫のためにやってあげることだ、と天使を説得してみれば?」と言ったのですが、『自分でも恐いのだけれども、溝口さんと会って、セックスまでしてみたいということを否定しきれない。こんな心境なるとは思わなかったわ。』って妻は困ったようなはにかんだ微笑みを浮かべました。
そうした由紀の変化に僕は胸がいっぱいになり「愛しているよ。安心して羽を存分に伸ばしておいで。」と言うと、妻は真っ赤になってソッポを向いてしまいます。『時期は決まっていない』とのことだったので、僕たちにとっていつ頃が良いかについても話をしました。元々は6月に“親戚の結婚式”という嘘のイベントで溝口さんの地元に行く予定だったのですが、もっと早くても良さそうな雰囲気でもあります。それに、僕自身がこうした「宙ぶらりん」の状態であと何ヶ月も耐えられるかが自信ありませんでしたので、早ければ4月中旬から下旬頃に成立するように動いてみることになりました。
それにしても、この企画が動き始めてから、妻の目がキラキラと輝きを増したように感じます。夫公認とはいえ、背徳感のある秘めた行為は、やはり女性をより魅力的にするようです。また、『今更だけどダイエットしようかな・・。』って人目を気にする言動増えました。僕はといえば、脈・血圧が高くなり、食欲が減退、酒量が増えて、不眠気味と健康に悪いことばかりですが、興奮が上回って元気です。妻との会話や触れ合う機会も増えて、(少なくとも今の所は)夫婦にとって素晴らしいスパイスとなっていました。
昨日「他愛のない日常会話とかでもいいから、ログをスクリーンショットして見せて。」と約束していたのに、すっぽかされたので妻に文句。「約束が守れないなら、この企画もネットゲームも終わりにさせる!」と怒った。それでとりあえず反省? をした妻は、僕との連絡用のTwitterを作成中です。
妻は僕に文句を言われて悪戦苦闘しつつTwitterのアカウント(鍵付き:非公開ツイート)を作成したのですが、その勢いのままチャット内でゲーム仲間に4月末に溝口さんの地元に遊びに行くことを宣言した。周りはゲームに集中している時間のせいか、まだリアクションはないけど、《誰か由紀と遊んでくれるかな?》楽しみだし不安でもあります。妻も『(僕に)踊らされているのか、(自分から)踊っているのかわからなくなった。』、『宣言した以上は、行っちゃうからね?!』などと言っていて、可愛いです。
晩御飯のお誘いをかけた4月末の日程、溝口さんは都合が悪くて会えないそうでした。初対面で肉体関係にまで進むなどというのは過度な期待としても、会えなくてはいかんともしがたいです。とはいえ、女の一人旅で何がしかのアバンチュールがあるやもしれないし、せっかくの羽を伸ばす機会でもあるので、由紀が溝口さんの地元まで遊びに行くということ自体は中止にしないつもりでした。 第7回に続く
2017/05/12
第5回
昨晩、妻(高瀬由紀:たかせ・ゆき:27歳)とじゃれあいながら話したのですが、由紀いわく『自分の中の天使と悪魔がせめぎ合っていて困惑する。』とのこと。天使は〖結婚しているのにこんなことはいけない〗と止め、悪魔は【せっかくなんだから、やってみれば】と誘う、と。僕(高瀬實:たかせ・みのる:29歳)は「ぼくが望んでいることなのだから、夫のためにやってあげることだ、と天使を説得してみれば?」と言ったのですが、『自分でも恐いのだけれども、溝口さんと会って、セックスまでしてみたいということを否定しきれない。こんな心境なるとは思わなかったわ。』って妻は困ったようなはにかんだ微笑みを浮かべました。
そうした由紀の変化に僕は胸がいっぱいになり「愛しているよ。安心して羽を存分に伸ばしておいで。」と言うと、妻は真っ赤になってソッポを向いてしまいます。『時期は決まっていない』とのことだったので、僕たちにとっていつ頃が良いかについても話をしました。元々は6月に“親戚の結婚式”という嘘のイベントで溝口さんの地元に行く予定だったのですが、もっと早くても良さそうな雰囲気でもあります。それに、僕自身がこうした「宙ぶらりん」の状態であと何ヶ月も耐えられるかが自信ありませんでしたので、早ければ4月中旬から下旬頃に成立するように動いてみることになりました。
それにしても、この企画が動き始めてから、妻の目がキラキラと輝きを増したように感じます。夫公認とはいえ、背徳感のある秘めた行為は、やはり女性をより魅力的にするようです。また、『今更だけどダイエットしようかな・・。』って人目を気にする言動増えました。僕はといえば、脈・血圧が高くなり、食欲が減退、酒量が増えて、不眠気味と健康に悪いことばかりですが、興奮が上回って元気です。妻との会話や触れ合う機会も増えて、(少なくとも今の所は)夫婦にとって素晴らしいスパイスとなっていました。
昨日「他愛のない日常会話とかでもいいから、ログをスクリーンショットして見せて。」と約束していたのに、すっぽかされたので妻に文句。「約束が守れないなら、この企画もネットゲームも終わりにさせる!」と怒った。それでとりあえず反省? をした妻は、僕との連絡用のTwitterを作成中です。
妻は僕に文句を言われて悪戦苦闘しつつTwitterのアカウント(鍵付き:非公開ツイート)を作成したのですが、その勢いのままチャット内でゲーム仲間に4月末に溝口さんの地元に遊びに行くことを宣言した。周りはゲームに集中している時間のせいか、まだリアクションはないけど、《誰か由紀と遊んでくれるかな?》楽しみだし不安でもあります。妻も『(僕に)踊らされているのか、(自分から)踊っているのかわからなくなった。』、『宣言した以上は、行っちゃうからね?!』などと言っていて、可愛いです。
晩御飯のお誘いをかけた4月末の日程、溝口さんは都合が悪くて会えないそうでした。初対面で肉体関係にまで進むなどというのは過度な期待としても、会えなくてはいかんともしがたいです。とはいえ、女の一人旅で何がしかのアバンチュールがあるやもしれないし、せっかくの羽を伸ばす機会でもあるので、由紀が溝口さんの地元まで遊びに行くということ自体は中止にしないつもりでした。 第7回に続く
2017/05/12
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