「寝取らせ好きが・・・」 vol.10
短B「寝取らせ好きが・・・」vol.10
その時点ではまだまだ僕には精神的な余裕があった。それで「どうかな。お宅へ一人で行くのはなんだか危なそうだけど(笑)デートくらいならいいんじゃない。」と言ってしまう。『やっぱり隆司はそう言うと思ったわ。』って意味深な発言。「えーー何それ?」愛菜はニコリと笑って『だって~いつも「他の人と浮気しろ」とか言うじゃない。』と周りを気にしてか小声で話す。「いや・・・」と僕は強く否定できない。『そうだ〖寝取られ願望』ってのでしょ?奥さんや恋人が寝取られるのが好きなんでしょ。』って日曜日の朝に喫茶店で交わす会話とはとても思えない。
「愛菜はどうなんだい。デートとかお家に行きたいの?」と苦し紛れに聞いてみる。すると『これも山内一豊の妻だよ。』と訳の分からないことを言い出す。「なに?それ?」って『内助の功よ。これも御接待のうちですから。変態の主人を持つと大変だあ。でも工藤社長って超お金持ちだし、おいしいとこ連れて行ってくれそうだしね。』と破顔一笑(顔をほころばせる)の愛菜に、不安を覚える僕だった。
じ~っと僕を見つめて愛菜が『嘘だよ。私は隆司が大好きです。でも隆司が喜ぶなら何でもするよ。さあそろそろ、みのりを迎えに行かなくちゃね。』でこの話は終わった。
それから10日程して、工藤社長にいつものとおり呼び出される。「社長、この前はありがとうございました。妻も大変喜んでいました。」とお礼をのべる。〔いいよ。会社のシート席だから有効活用しなけりゃ、もしかしたら将来我が社の幹部になってくれるかもしれないんだからな。〕と言ってくれた。
〔ドームで君の奥さんに家に来ないですか?とかデートしたいなと口説いてしまった。酔っていたとはいえ失礼なことを言ってしまった。申し訳ない。〕とかなり真剣に謝ってきた。僕は「いいえ。家内も最近そんなこと言ってもらったことがないから、実は喜んでましたよ。」と小さな嘘をつく。すると社長が“4℃(ヨンドシー)”のネックレスを差し出し〔これ奥さんに渡して謝っておいてくれ。頼むよ。〕と深々と頭を下げられると、僕は断ることが出来ず。「わかりました。ありがとうございます。」とこちらもお辞儀をする。
〔良かった。あれから気になってたんだよ。あっそれから君にも謝らないといけないことがある。〕と再び真剣な顔つきになる。「えっなんですか?」と問い返す。〔おれも酔った勢いで愛菜さんと電話番号とメールアドレスを君に内緒で交換させてもらったんだよ。すまん。〕と謝る。「なんだそんなことですか。一向に構いませんよ。」と心の内ではドキドキしながら平気な顔のフリをして無理をした。〔そうか。君の許可を得るまでは、メールも我慢をしてたんだよ。〕とまるで中学生のようなことを言い出す。「どうぞどうぞメールでも電話でも許可させていただきます。」と応諾した。
しかし、思い返せばこれが“ルビコン川を渡る(重大な決断・行動をする)”許可だったのである。この夜は終始工藤社長はご機嫌だった。
その時点ではまだまだ僕には精神的な余裕があった。それで「どうかな。お宅へ一人で行くのはなんだか危なそうだけど(笑)デートくらいならいいんじゃない。」と言ってしまう。『やっぱり隆司はそう言うと思ったわ。』って意味深な発言。「えーー何それ?」愛菜はニコリと笑って『だって~いつも「他の人と浮気しろ」とか言うじゃない。』と周りを気にしてか小声で話す。「いや・・・」と僕は強く否定できない。『そうだ〖寝取られ願望』ってのでしょ?奥さんや恋人が寝取られるのが好きなんでしょ。』って日曜日の朝に喫茶店で交わす会話とはとても思えない。
「愛菜はどうなんだい。デートとかお家に行きたいの?」と苦し紛れに聞いてみる。すると『これも山内一豊の妻だよ。』と訳の分からないことを言い出す。「なに?それ?」って『内助の功よ。これも御接待のうちですから。変態の主人を持つと大変だあ。でも工藤社長って超お金持ちだし、おいしいとこ連れて行ってくれそうだしね。』と破顔一笑(顔をほころばせる)の愛菜に、不安を覚える僕だった。
じ~っと僕を見つめて愛菜が『嘘だよ。私は隆司が大好きです。でも隆司が喜ぶなら何でもするよ。さあそろそろ、みのりを迎えに行かなくちゃね。』でこの話は終わった。
それから10日程して、工藤社長にいつものとおり呼び出される。「社長、この前はありがとうございました。妻も大変喜んでいました。」とお礼をのべる。〔いいよ。会社のシート席だから有効活用しなけりゃ、もしかしたら将来我が社の幹部になってくれるかもしれないんだからな。〕と言ってくれた。
〔ドームで君の奥さんに家に来ないですか?とかデートしたいなと口説いてしまった。酔っていたとはいえ失礼なことを言ってしまった。申し訳ない。〕とかなり真剣に謝ってきた。僕は「いいえ。家内も最近そんなこと言ってもらったことがないから、実は喜んでましたよ。」と小さな嘘をつく。すると社長が“4℃(ヨンドシー)”のネックレスを差し出し〔これ奥さんに渡して謝っておいてくれ。頼むよ。〕と深々と頭を下げられると、僕は断ることが出来ず。「わかりました。ありがとうございます。」とこちらもお辞儀をする。
〔良かった。あれから気になってたんだよ。あっそれから君にも謝らないといけないことがある。〕と再び真剣な顔つきになる。「えっなんですか?」と問い返す。〔おれも酔った勢いで愛菜さんと電話番号とメールアドレスを君に内緒で交換させてもらったんだよ。すまん。〕と謝る。「なんだそんなことですか。一向に構いませんよ。」と心の内ではドキドキしながら平気な顔のフリをして無理をした。〔そうか。君の許可を得るまでは、メールも我慢をしてたんだよ。〕とまるで中学生のようなことを言い出す。「どうぞどうぞメールでも電話でも許可させていただきます。」と応諾した。
しかし、思い返せばこれが“ルビコン川を渡る(重大な決断・行動をする)”許可だったのである。この夜は終始工藤社長はご機嫌だった。
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