長Y〖彼女の恋〗パート22
長Y〖彼女の恋〗パート22
〔先輩、知らないんですか?スワッピングを。〕
酔っているとはいえ、僕にとって衝撃的な後輩の高岡俊一のカミングアウトです。
〔他のカップルと一緒にヤるんですよ。(佐倉)朋美は相手の彼氏さんとして、おれは相手の彼女さんと・・凄かったです!〕
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は、その時の写メを見せながら、楽しそうに話す俊一の顔を見ながら、あの七海のアパートで聴いた俊一と朋美ちゃんのセックスを思い出して下半身が熱くなりました。
「ホントかすごいな・・朋美ちゃんは嫌じゃなかったの?」
〔大丈夫ですアイツ、気の強そうな顔をしていますけど、実はドMでエッチ大好きなんですから。〕
僕は勃起しているのを悟られないようにするので頭がいっぱいになります。
〔朋美が他の男とするのを初めて見ましたけど、おかしくなりそうなくらい興奮して、クセになりそうですよ。〕
俊一が笑って手に持つ携帯を僕の方に見せました。そこには、知らない男の人の上にまたがり、深く挿入されながらカメラを見る全裸の朋美ちゃんが写っていました。その感じた顔の朋美ちゃんはとても綺麗でした。
ガチャリっ、『ただいまぁ♪』〚ただいま~。〛2人が帰って来たので慌てて携帯を戻します。僕は朋美ちゃんの顔をまともに見られません。すると、隣りに座った七海が僕の顔を覗きこみ、『孝信くん?どうしたの?』って小首を傾げて伺ってきます。
《七海も僕以外の男に抱かれたら・・あんな顔するのかな・・?》
(・・・思い出しながらなので多少の違いはありますが、すでに僕と七海が通って来た事です。ただ、あの頃はそうしたいとかはまだ無く、単純に後輩の下ネタに煽られていました。まだあの男との事がありましたので複雑な鬱勃起ってとこでしょうか・・・)
後輩の俊一とその彼女佐倉朋美ちゃんの思いがけない性生活を聞いて、僕は少なからず驚きました。俊一はもちろん、朋美ちゃんにもそれらしさは見受けられず、七海と笑いなが
らテレビを観ている朋美ちゃんを何度となくチラ見しては、《朋美ちゃんがあんな表情をなぁ・・》なんて想いながらお酒を飲みます・・・。
僕は、七海とあの男のことが頭をよぎりました・・嫌な気持ちが甦り・・僕の知らない七海がいることがモヤモヤしました。夜も更け、お酒も進みいつの間にか寝てしまいました。
そんな飲み会から数日後、僕は七海とデートの約束がありましたが、その朝にメールがあ
り、『急用ができたのごめんなさい。』ってデートをキャンセルされます。それは僕達が付
き合い出して初めてでした。僕は1日丸々空いたのでぶらぶら雑貨屋を巡り、古本屋で七海が好きな作家の恋愛小説を見つけて思わず買いました。
夜にはアパートにいるかなと思い、20時頃に買った小説と雑貨を自慢しに七海のアパートへ向かいました。しかし、残念なことに留守です。僕は七海のアパートの近くで時間をつぶし、帰って来たら一目逢って、七海に買った小説や雑貨を渡して帰るつもりでした。七海に少しでも逢いたかったのです。
ファーストフード店で待っている間、何度か七海にメールをしてみました。電話も掛けて
みますが・・返事は返って来ません。《今日は逢えないのかな?・・がっかりだなぁ・・・》22時
を過ぎた頃、アパートに行ってみましたが・・やっぱり帰っていません。
僕(柴崎孝信)は小説や雑貨を袋ごとドアに掛け、≪七海の探していた本と可愛い雑貨があったから買ってみたよ。オヤスミ♪≫と最後にメールを打って帰ります。新島七海(にいじま・ななみ)から返事が来たのは翌朝でした。
≪おはようございます。孝信くん、昨日は本当にごめんね。本と・・変な人形アリガトウすごく嬉しい。大切にするね。わたしね、孝信くんが大好きだよ♪昨日の埋め合わせは絶対します。今日も1日頑張ろうね。≫
僕はメールを読んでほっとする反面、何時に帰ったんだろ?何をしていたんだろ?と聴きたいことが頭をよぎりました。
2016/02/05
〔先輩、知らないんですか?スワッピングを。〕
酔っているとはいえ、僕にとって衝撃的な後輩の高岡俊一のカミングアウトです。
〔他のカップルと一緒にヤるんですよ。(佐倉)朋美は相手の彼氏さんとして、おれは相手の彼女さんと・・凄かったです!〕
僕(柴崎孝信:たかのぶ)は、その時の写メを見せながら、楽しそうに話す俊一の顔を見ながら、あの七海のアパートで聴いた俊一と朋美ちゃんのセックスを思い出して下半身が熱くなりました。
「ホントかすごいな・・朋美ちゃんは嫌じゃなかったの?」
〔大丈夫ですアイツ、気の強そうな顔をしていますけど、実はドMでエッチ大好きなんですから。〕
僕は勃起しているのを悟られないようにするので頭がいっぱいになります。
〔朋美が他の男とするのを初めて見ましたけど、おかしくなりそうなくらい興奮して、クセになりそうですよ。〕
俊一が笑って手に持つ携帯を僕の方に見せました。そこには、知らない男の人の上にまたがり、深く挿入されながらカメラを見る全裸の朋美ちゃんが写っていました。その感じた顔の朋美ちゃんはとても綺麗でした。
ガチャリっ、『ただいまぁ♪』〚ただいま~。〛2人が帰って来たので慌てて携帯を戻します。僕は朋美ちゃんの顔をまともに見られません。すると、隣りに座った七海が僕の顔を覗きこみ、『孝信くん?どうしたの?』って小首を傾げて伺ってきます。
《七海も僕以外の男に抱かれたら・・あんな顔するのかな・・?》
(・・・思い出しながらなので多少の違いはありますが、すでに僕と七海が通って来た事です。ただ、あの頃はそうしたいとかはまだ無く、単純に後輩の下ネタに煽られていました。まだあの男との事がありましたので複雑な鬱勃起ってとこでしょうか・・・)
後輩の俊一とその彼女佐倉朋美ちゃんの思いがけない性生活を聞いて、僕は少なからず驚きました。俊一はもちろん、朋美ちゃんにもそれらしさは見受けられず、七海と笑いなが
らテレビを観ている朋美ちゃんを何度となくチラ見しては、《朋美ちゃんがあんな表情をなぁ・・》なんて想いながらお酒を飲みます・・・。
僕は、七海とあの男のことが頭をよぎりました・・嫌な気持ちが甦り・・僕の知らない七海がいることがモヤモヤしました。夜も更け、お酒も進みいつの間にか寝てしまいました。
そんな飲み会から数日後、僕は七海とデートの約束がありましたが、その朝にメールがあ
り、『急用ができたのごめんなさい。』ってデートをキャンセルされます。それは僕達が付
き合い出して初めてでした。僕は1日丸々空いたのでぶらぶら雑貨屋を巡り、古本屋で七海が好きな作家の恋愛小説を見つけて思わず買いました。
夜にはアパートにいるかなと思い、20時頃に買った小説と雑貨を自慢しに七海のアパートへ向かいました。しかし、残念なことに留守です。僕は七海のアパートの近くで時間をつぶし、帰って来たら一目逢って、七海に買った小説や雑貨を渡して帰るつもりでした。七海に少しでも逢いたかったのです。
ファーストフード店で待っている間、何度か七海にメールをしてみました。電話も掛けて
みますが・・返事は返って来ません。《今日は逢えないのかな?・・がっかりだなぁ・・・》22時
を過ぎた頃、アパートに行ってみましたが・・やっぱり帰っていません。
僕(柴崎孝信)は小説や雑貨を袋ごとドアに掛け、≪七海の探していた本と可愛い雑貨があったから買ってみたよ。オヤスミ♪≫と最後にメールを打って帰ります。新島七海(にいじま・ななみ)から返事が来たのは翌朝でした。
≪おはようございます。孝信くん、昨日は本当にごめんね。本と・・変な人形アリガトウすごく嬉しい。大切にするね。わたしね、孝信くんが大好きだよ♪昨日の埋め合わせは絶対します。今日も1日頑張ろうね。≫
僕はメールを読んでほっとする反面、何時に帰ったんだろ?何をしていたんだろ?と聴きたいことが頭をよぎりました。
2016/02/05
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