長Y〖彼女の恋〗パート12
長Y〖彼女の恋〗パート12
≪おつかれさま。僕もごめん。急に誘って、七海の都合とか考えてなかった・・今日はアルバイトなの?≫
僕(柴崎孝信:たかのぶ)のメールに返事が来ました。
≪アルバイトなのぉ(;_;)孝信くんからお誘いがあるってわかってたら休んじゃったのに(^ε^)誘ってくれてすっごい嬉しいです(*^o^*)≫
≪今日は遅くなるの?≫
しかし・・・・・・七海からの返事は来ません。そして、七海の部屋の窓の灯りが消えました・・。
その日は何も考えられず、とぼとぼ帰ることにします。最寄りの駅に着く頃には、僕は泣いてしまっていました。頭に浮かぶのは七海の笑顔です・・それと、あの男の黒い肌と割れた腹筋・・僕とは正反対の男とあんなにオシャレをして・・・・
家についても何もする気になれず、もう寝ようと布団にもぐった時です。僕の携帯が鳴りました。(七海かも?)しかし、高岡俊一(しゅんいち)からのメールでした。≪おつかれさまです先輩、今日はめちゃ早く帰ったみたいですけど、もしかして・・今頃、抜け駆けして七海ちゃんの部屋なんてことないですかぁ俺らもさっきまでいつもの店で飲んでまして、これから七海ちゃん家行こうと思うんですが先輩はどうですか?ちなみに・・もうコンビニでぇす。≫
僕はびっくりして、すぐ俊一に電話しました。
トゥルルル・・トゥルルル・・トゥルルル・・ガチャッ
〔おつかれさまっすぅ先輩、今からどうですかぁ?来ますよねぇ?〕
酔って、いつもの大きな声で陽気に話す俊一。
「俊一、今日は七海ちゃんの家行くな!つうか、七海ちゃんに連絡とかしたのかよ?七海ちゃん仕事だって言ってたぞ!今すぐ引き返せ!」
僕のいつもと違う剣幕に気づいたようでした。
〔どうしたんですか・・?さっきから何回か電話やメールしたみたいなんですけど、連絡とれないみたいで・・でも、朋美(ともみ)が言うには今日七海ちゃんお休みみたいですよ・・。〕
僕は佐倉朋美ちゃんが七海のアルバイト仲間であることを忘れていました・・。
「とにかく、急に行ったら迷惑かけちゃうから、今日は止めておこうよ。・・なっ。」
七海の家のすぐ近くまで来ていた俊一達を半ばムリヤリ断念させて、後日また集まる約束をし電話を切りました・・・。
・・その夜僕はなかなか眠れず、ベッドでジタバタしていました。日付が変わろうかという時刻、僕がやっとウトウトしだした時に携帯がなります・・・携帯を開くと、『七海』からの電話です。(・・こんな時間に・・?)七海がこんな時間に電話してきたことなんてありませんでした。
「・・もしもし。どうしたぁ?」
『・・・・・・・・・・』
「・・おぉい?・・七海?・・どしたの?」
【・・・・七海?じゃねえよ。】
男の声でした・・。七海の携帯から男がかけて来たということは・・・・あの黒い男が思い浮かびました。
2015/11/30
≪おつかれさま。僕もごめん。急に誘って、七海の都合とか考えてなかった・・今日はアルバイトなの?≫
僕(柴崎孝信:たかのぶ)のメールに返事が来ました。
≪アルバイトなのぉ(;_;)孝信くんからお誘いがあるってわかってたら休んじゃったのに(^ε^)誘ってくれてすっごい嬉しいです(*^o^*)≫
≪今日は遅くなるの?≫
しかし・・・・・・七海からの返事は来ません。そして、七海の部屋の窓の灯りが消えました・・。
その日は何も考えられず、とぼとぼ帰ることにします。最寄りの駅に着く頃には、僕は泣いてしまっていました。頭に浮かぶのは七海の笑顔です・・それと、あの男の黒い肌と割れた腹筋・・僕とは正反対の男とあんなにオシャレをして・・・・
家についても何もする気になれず、もう寝ようと布団にもぐった時です。僕の携帯が鳴りました。(七海かも?)しかし、高岡俊一(しゅんいち)からのメールでした。≪おつかれさまです先輩、今日はめちゃ早く帰ったみたいですけど、もしかして・・今頃、抜け駆けして七海ちゃんの部屋なんてことないですかぁ俺らもさっきまでいつもの店で飲んでまして、これから七海ちゃん家行こうと思うんですが先輩はどうですか?ちなみに・・もうコンビニでぇす。≫
僕はびっくりして、すぐ俊一に電話しました。
トゥルルル・・トゥルルル・・トゥルルル・・ガチャッ
〔おつかれさまっすぅ先輩、今からどうですかぁ?来ますよねぇ?〕
酔って、いつもの大きな声で陽気に話す俊一。
「俊一、今日は七海ちゃんの家行くな!つうか、七海ちゃんに連絡とかしたのかよ?七海ちゃん仕事だって言ってたぞ!今すぐ引き返せ!」
僕のいつもと違う剣幕に気づいたようでした。
〔どうしたんですか・・?さっきから何回か電話やメールしたみたいなんですけど、連絡とれないみたいで・・でも、朋美(ともみ)が言うには今日七海ちゃんお休みみたいですよ・・。〕
僕は佐倉朋美ちゃんが七海のアルバイト仲間であることを忘れていました・・。
「とにかく、急に行ったら迷惑かけちゃうから、今日は止めておこうよ。・・なっ。」
七海の家のすぐ近くまで来ていた俊一達を半ばムリヤリ断念させて、後日また集まる約束をし電話を切りました・・・。
・・その夜僕はなかなか眠れず、ベッドでジタバタしていました。日付が変わろうかという時刻、僕がやっとウトウトしだした時に携帯がなります・・・携帯を開くと、『七海』からの電話です。(・・こんな時間に・・?)七海がこんな時間に電話してきたことなんてありませんでした。
「・・もしもし。どうしたぁ?」
『・・・・・・・・・・』
「・・おぉい?・・七海?・・どしたの?」
【・・・・七海?じゃねえよ。】
男の声でした・・。七海の携帯から男がかけて来たということは・・・・あの黒い男が思い浮かびました。
2015/11/30
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