名I〖愛する人〗第1節2章第3話 [夏6]
名I〖愛する人〗第1節2章第3話 [夏6]
開けた妻(寺川絵里:えり:33歳)のバックの中に白いレースの・・・パンティー・・。ハンカチはこんなに光沢はないはず。さらなる確信を得るために手をバッグの中に入れて触ってみた。そしてそのままバックの中で広げてみる。こ、これは間違いなく妻の白いレースのパンティー・・・。加えて言うと僕(寺川匠真:たくま:36歳)のお気に入りのやつだ。
(・・・どういうこと?)横の妻を見たが相変わらず彼女の視線は遠く前方に向けられたままです。(ひょっとして・・)一つの可能性を瞬時に想像して、少し震える指でラインにメッセージを打つ。[パンツ見つけた。]妻も打ち返す。[脱いじゃった。]画面を凝視しながら、三回その言葉、(脱いじゃった、脱いじゃった、脱いじゃった・・・・。)を脳内で繰り返す。
それで僕は、[いつ?]とメッセージを打つ。[さっき、試着室でね。]すると今履いているスカートの試着をしてから絵里は何も試着していない。ということは妻はこのスカートの下に何も履いていない無防備な状態で数時間過ごしていたことになる。
その事実が信じられない。僕は、[どんな感じ?]と打ち返す。絵里が、[スースーするだけよ(笑)]、続けて [嬉しい?]って返信がくる。(嬉しいに決まってる)[すごい!嬉しい!ありがと!]と打つと妻の口元が、フフッ、と微笑んだ。
確かに、この内容の会話をこんなに人の多い公衆の場でするのは無理だ。こんな至近距離で妻がラインを使う理由が分かる。なんだか秘密めいていて普通に会話するより楽しくなってきた。
続けて打つ。
[絵里、転ばなくて良かったね。]
[きゃーっ!そんなことになったら大変よ(笑)。」
[全然分からなかったよ。]
[分かったら大騒ぎするでしょ(笑)・・・でも、このスカート、生地がすごく軽いから、何も履いてないみたいで・・・ドキドキよ。]って打ってきた。(何も履いてないみたい)という文字に僕はドキッとする。
確かにさっきこのスカートを僕が選んで持った時に、フワッ、サラッとする感覚だった。大事な下半身を隠すものが、こんなにも頼りないフワフワサラサラの布たった一枚だけ・・・・というのは、一体どれほどのドキドキ感なのだろうか?横目で妻を見たが、絵里の視線はまだ真っ直ぐ遠くを見ている。一見落ち着いているように見えるが、よくみると頬と耳が紅潮している。
僕は少し視線を下げて妻の脚を見た。脚が組まれている。座っているのでスカートの裾がけっこう上の方まで際どくせり上がっていた。このスカートの薄い布の下がノーパンと知っただけで本当にものすごく頼りなく見える。フッ、と風を吹きかければすぐにペロンとめくれてしまうだろう。
何を打ち返そうかと僕が思案しながらガラス越しをみると正面反対側のお店の入口の横にベンチがあることに気づいた。ほぼ正面6~7メートル程か・・・誰も座ってない。それで、あることを思いつく。[このまま座っていて。]と打ち、妻の絵里がそれを読むのを確認してから席を立って、足元に置いてあった大きめの紙の買い物袋を僕の代わりに置いてから店外へ出た。
2015/11/30
開けた妻(寺川絵里:えり:33歳)のバックの中に白いレースの・・・パンティー・・。ハンカチはこんなに光沢はないはず。さらなる確信を得るために手をバッグの中に入れて触ってみた。そしてそのままバックの中で広げてみる。こ、これは間違いなく妻の白いレースのパンティー・・・。加えて言うと僕(寺川匠真:たくま:36歳)のお気に入りのやつだ。
(・・・どういうこと?)横の妻を見たが相変わらず彼女の視線は遠く前方に向けられたままです。(ひょっとして・・)一つの可能性を瞬時に想像して、少し震える指でラインにメッセージを打つ。[パンツ見つけた。]妻も打ち返す。[脱いじゃった。]画面を凝視しながら、三回その言葉、(脱いじゃった、脱いじゃった、脱いじゃった・・・・。)を脳内で繰り返す。
それで僕は、[いつ?]とメッセージを打つ。[さっき、試着室でね。]すると今履いているスカートの試着をしてから絵里は何も試着していない。ということは妻はこのスカートの下に何も履いていない無防備な状態で数時間過ごしていたことになる。
その事実が信じられない。僕は、[どんな感じ?]と打ち返す。絵里が、[スースーするだけよ(笑)]、続けて [嬉しい?]って返信がくる。(嬉しいに決まってる)[すごい!嬉しい!ありがと!]と打つと妻の口元が、フフッ、と微笑んだ。
確かに、この内容の会話をこんなに人の多い公衆の場でするのは無理だ。こんな至近距離で妻がラインを使う理由が分かる。なんだか秘密めいていて普通に会話するより楽しくなってきた。
続けて打つ。
[絵里、転ばなくて良かったね。]
[きゃーっ!そんなことになったら大変よ(笑)。」
[全然分からなかったよ。]
[分かったら大騒ぎするでしょ(笑)・・・でも、このスカート、生地がすごく軽いから、何も履いてないみたいで・・・ドキドキよ。]って打ってきた。(何も履いてないみたい)という文字に僕はドキッとする。
確かにさっきこのスカートを僕が選んで持った時に、フワッ、サラッとする感覚だった。大事な下半身を隠すものが、こんなにも頼りないフワフワサラサラの布たった一枚だけ・・・・というのは、一体どれほどのドキドキ感なのだろうか?横目で妻を見たが、絵里の視線はまだ真っ直ぐ遠くを見ている。一見落ち着いているように見えるが、よくみると頬と耳が紅潮している。
僕は少し視線を下げて妻の脚を見た。脚が組まれている。座っているのでスカートの裾がけっこう上の方まで際どくせり上がっていた。このスカートの薄い布の下がノーパンと知っただけで本当にものすごく頼りなく見える。フッ、と風を吹きかければすぐにペロンとめくれてしまうだろう。
何を打ち返そうかと僕が思案しながらガラス越しをみると正面反対側のお店の入口の横にベンチがあることに気づいた。ほぼ正面6~7メートル程か・・・誰も座ってない。それで、あることを思いつく。[このまま座っていて。]と打ち、妻の絵里がそれを読むのを確認してから席を立って、足元に置いてあった大きめの紙の買い物袋を僕の代わりに置いてから店外へ出た。
2015/11/30
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