名I〖愛する人〗第1節2章第1話 [夏4]
名I〖愛する人〗第1節2章第1話 [夏4]
翌日の朝、ベッドの上で目を覚ますともう妻(寺川絵里:えり:33歳)は横にいなかっ
た。僕(寺川匠真:たくま:36歳)が時計を見ると、午前9時。目覚ましをかけなくてい
い朝は格別だな、と思いながら階下に降りる。妻の姿を期待したが、見当たらない。
テーブルの上にはフレンチトーストとウインナーの皿があった。その脇にメモが置いてある。(おはよー、おばあちゃんの家に行ってるよ、ご飯食べててね)文末にはハートマークが添えられている。それを見て、昨日から妻の実家に泊まっている子供の様子を見に行ってるのだと分かった。買い物に出かける時間ぐらいまでには戻ってくるだろう。朝食を食べ終わり、髭を剃っていると玄関に鍵が差し込まれる音がした。妻が戻ってきたらしい。
『おはよー・・ご飯は食べた?』
「食べたよ、ありがとう・・何時に出る?」
『30分後でどう?』
「オッケー!」
絵里は出かける準備の為に2階に上がって行く。男は5分も有れば準備できるが、女性は大変だ。
洗面台で髭を剃り終えて僕も2階の寝室へ上がった。妻は姿鏡の前で軽くダンスしている
かのように正面と後ろ姿を交互にクルクルと写している。
『どう?これでいいかな?』
それは夏らしく白いノースリーブのブラウスに膝丈のタイトススカートです。
タイトスカートは妻の形の良いお尻を強調するので僕は好きです。男目線から言うと、こんなにそそるお尻はない、と思うのだが、絵里は自分のお尻が大き目なのが好きではないらしい。キュッと引き締まった腰から程よく盛り上がったお尻のラインは男の本能を刺激する。
目の前でこの後ろ姿を見せられたら、どんな男でも後をついて行きたくなる衝動に駆られるだろう。絵里の胸はそんなに大きくないが僕の手のひらにちょうど収まるいい形をしている。体型がスレンダーなので細い腰との対比と姿勢の良さで、これもまた男の視線を引き寄せる膨らみを見せている。
やや栗色のセミロングの髪は軽くウェーブがかかっていて、妻が動くたびに背中の上の方でふわふわと揺れる。優しそうなクリッとした目と筋の通った高い鼻のせいでたまにハーフと間違われたりする。口は少し小さめで薄めの唇にピンク系のルージュが似合う。
スタイルもいいのでできれば、その長く美しい脚が強調されるミニスカートを履いて欲しいが、最近は、『もう無理よ。』と言って履いてくれなくなった。そんな希望を言ってみようと思ったが・・・いや、今日は例の願望をもう一度お願いしよう、と思っていたので、僕は、「おっ、いいね。」とだけ感想を言って言葉を続ける。
「で、その下は、履かないで行こっか?」
『フフッ、昨日の続き?・・・でも、それはやっぱり無理よ。』
「えー、やっぱり無理か・・・お願い!今日だけ!」
昨夜のHのこともあったので、ひょっとしてOKかも、と期待をしていたが、いざ実行となると別の話のようだ。
『無理よ。』と、言いながら実は履いてないのかも、と淡い期待を持ちながらお尻を触って確かめる。指先に下着のラインが当たる。『フフッ、残念でした。また今度ね。』これは、妻だけでなく女性独特の断り文句の定番だ。《その今度は、ほぼ訪れることはない》と僕は知っている。《まあしょうがないか》とあきらめて僕も着替え始めた。
2015/11/22
翌日の朝、ベッドの上で目を覚ますともう妻(寺川絵里:えり:33歳)は横にいなかっ
た。僕(寺川匠真:たくま:36歳)が時計を見ると、午前9時。目覚ましをかけなくてい
い朝は格別だな、と思いながら階下に降りる。妻の姿を期待したが、見当たらない。
テーブルの上にはフレンチトーストとウインナーの皿があった。その脇にメモが置いてある。(おはよー、おばあちゃんの家に行ってるよ、ご飯食べててね)文末にはハートマークが添えられている。それを見て、昨日から妻の実家に泊まっている子供の様子を見に行ってるのだと分かった。買い物に出かける時間ぐらいまでには戻ってくるだろう。朝食を食べ終わり、髭を剃っていると玄関に鍵が差し込まれる音がした。妻が戻ってきたらしい。
『おはよー・・ご飯は食べた?』
「食べたよ、ありがとう・・何時に出る?」
『30分後でどう?』
「オッケー!」
絵里は出かける準備の為に2階に上がって行く。男は5分も有れば準備できるが、女性は大変だ。
洗面台で髭を剃り終えて僕も2階の寝室へ上がった。妻は姿鏡の前で軽くダンスしている
かのように正面と後ろ姿を交互にクルクルと写している。
『どう?これでいいかな?』
それは夏らしく白いノースリーブのブラウスに膝丈のタイトススカートです。
タイトスカートは妻の形の良いお尻を強調するので僕は好きです。男目線から言うと、こんなにそそるお尻はない、と思うのだが、絵里は自分のお尻が大き目なのが好きではないらしい。キュッと引き締まった腰から程よく盛り上がったお尻のラインは男の本能を刺激する。
目の前でこの後ろ姿を見せられたら、どんな男でも後をついて行きたくなる衝動に駆られるだろう。絵里の胸はそんなに大きくないが僕の手のひらにちょうど収まるいい形をしている。体型がスレンダーなので細い腰との対比と姿勢の良さで、これもまた男の視線を引き寄せる膨らみを見せている。
やや栗色のセミロングの髪は軽くウェーブがかかっていて、妻が動くたびに背中の上の方でふわふわと揺れる。優しそうなクリッとした目と筋の通った高い鼻のせいでたまにハーフと間違われたりする。口は少し小さめで薄めの唇にピンク系のルージュが似合う。
スタイルもいいのでできれば、その長く美しい脚が強調されるミニスカートを履いて欲しいが、最近は、『もう無理よ。』と言って履いてくれなくなった。そんな希望を言ってみようと思ったが・・・いや、今日は例の願望をもう一度お願いしよう、と思っていたので、僕は、「おっ、いいね。」とだけ感想を言って言葉を続ける。
「で、その下は、履かないで行こっか?」
『フフッ、昨日の続き?・・・でも、それはやっぱり無理よ。』
「えー、やっぱり無理か・・・お願い!今日だけ!」
昨夜のHのこともあったので、ひょっとしてOKかも、と期待をしていたが、いざ実行となると別の話のようだ。
『無理よ。』と、言いながら実は履いてないのかも、と淡い期待を持ちながらお尻を触って確かめる。指先に下着のラインが当たる。『フフッ、残念でした。また今度ね。』これは、妻だけでなく女性独特の断り文句の定番だ。《その今度は、ほぼ訪れることはない》と僕は知っている。《まあしょうがないか》とあきらめて僕も着替え始めた。
2015/11/22
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