名I〖愛する人〗第1節2章第4話 [夏7]
名I〖愛する人〗第1節2章第4話 [夏7]
妻(寺川絵里:えり:33歳)の目線はちょっと心配そうに僕の行方を追っていたが、僕(寺川匠真:たくま:36歳)が店の外の反対側の正面のベンチに座るのを見てちょっと驚いたような表情をした。
そこから妻の方を見て周りの状況を観察する。妻の横は壁で、僕が座っていた隣の席には、大きな紙の買い物袋。その横から4席は人が座っていた。男性ばかりだったがそれぞれノートパソコンやスマホの画面に夢中のようだ。もし一つ席を空けた男性から妻の方を見ても買い物袋が邪魔で妻の下半身は見えないはず。
「よし。」当然カウンター席の腰の辺りのガラスは曇りガラスになっているのでスカートの女性が座ってもその奥まで直接見えないように配慮されていた。しかし明るい日差しの角度具合が良くて、曇りガラスの向こう側の妻の組まれた脚のシルエットや肌の色が意外なほどよくわかるのに驚いた。(おっ、けっこういい感じ・・・さて)
僕にとっては現実にノーパンの妻がそこに座っているという事実だけでもかなりの興奮だったが、自分のその思いつきに頭が痺れるような感覚がしてくる。その反面、絵里が怒り出すのではないか、という不安もあった。
しかし意を決して僕は、ぶるぶる震える指先でスマホをタップする。送る前に画面をもう一度見つめますが、緊張から呼吸がうまくできないほどだった。妻にメッセージ、いや、命令を送信する。[そのまま脚を開いて、ゆっくり。]
送信完了を見届けて妻の方を見た。絵里の目線がスマホの画面にくぎ付けになっている。しばらくそれを見つめたまま固まって動かない。・・時間だけが過ぎていく・・・暑い。まだ妻は画面を見たまま動かない。
(これは・・・やり過ぎた?失敗した?・・・怒ったかなぁ)と、あきらめて店内に戻ろうと考えた時に妻の指先が画面を打つのが見えた。きっと[無理!ばか!(怒)]とかのラインが返ってくるのを予想して気分が重くなる。しかし実際に返ってきた文字を見て驚いた。
[見ててね。]・・・今度はその文字を見て僕の両眼がスマホの画面をから離れられない番だった。(うおお・・マジか?)顔をあげてガラス越しの妻を見る。すると妻と目が合った。ニコッと妻の表情に笑顔が浮かぶ。すぐにその笑顔がスッと消えて妻が目を閉じる。覚悟を決めた表情を見て、綺麗だ、と思った。
そのまま2分程の時間が流れる。ジッと待つ。僕の座っているベンチは日陰になっていたのだがそれでも夏の熱気が僕を包み込み額から汗が流れ落ちてくる。それは、一瞬かもしれない・・・きっとそうだ・・・。だから僕は決して妻の動きから視線を外さない。
絵里の唇が少し開いた。それが合図のように組まれた脚がほどかれてゆっくりと膝が開か
れていく。ものすごくゆっくりと・・・。曇りガラス越しでも妻の脚が開かれていく様子がよく分かる。
当然、絵里も曇りガラスで直接見えていないのが分かっているはずだが、こちら側から実際にどれくらい見えているのかも分からないはず。沢山の買い物客が目の前を通り過ぎる中で無防備な股間をたったガラス一枚を挟んで晒すのはどんな気持ちなのか?きっと通り過ぎる何人かの男はガラス越しの美女をチラチラと見ているに違いない。いい女がいればつい見てしまうのが男の本能だ。
妻の脚が時間をかけてゆっくりと開かれていき肩幅ぐらいまで開いたところで止まった。30センチぐらい・・・いや、もう少し開いているかも・・・。(すごい・・)その開き幅は僕の予想を遥かに越えている。絵里のことだから、ちょっと開いて、[はい、お終い、フフッ]、とラインをしてくるだろうと思っていた。
もし曇りガラスでなかったなら、僕の位置からスカートの奥まで完全に見えているはずの幅だ。目を凝らすと妻の開かれた脚のスカートの奥がうっすらと黒いのがわかる。あれは、ただのスカートの影なのか、あるいは・・・と希望的妄想全開。僕は、周りの注意を引かないようにそっとスマホのカメラで妻の全身の写真を撮った。ついでにズームで曇りガラス越しの開かれた下半身も・・。
そのまま絵里が目を開け [これ以上は無理。]ってラインを打つ。[分かった。そのまま開いたままで、通る人達を見ていてくれる。]と打ち返す。妻が顔をあげて前をみる。目線だけが右から左、左から右へと動き始めた。きっと妻をチラ見しながら通り過ぎる男達の目線が妻の方に注がれているのを感じているはずだ。
僕はしばらくその様子を眺めて楽しむ。はたして妻をチラ見している男達は絵里の脚が開
かれていることに気付いているのか? 少し離れた位置に座っている僕の低い目線からはそれがわかるが、立って歩いている人の目線からだと妻の姿はどう見えているのか?多分、近づくほどカウンターの板が邪魔をしてあまり見えていないはずだが、そんなことは僕にとって重要じゃない。今、男たちの視線を妻に意識させたいという別の意図があった。
2015/12/06
妻(寺川絵里:えり:33歳)の目線はちょっと心配そうに僕の行方を追っていたが、僕(寺川匠真:たくま:36歳)が店の外の反対側の正面のベンチに座るのを見てちょっと驚いたような表情をした。
そこから妻の方を見て周りの状況を観察する。妻の横は壁で、僕が座っていた隣の席には、大きな紙の買い物袋。その横から4席は人が座っていた。男性ばかりだったがそれぞれノートパソコンやスマホの画面に夢中のようだ。もし一つ席を空けた男性から妻の方を見ても買い物袋が邪魔で妻の下半身は見えないはず。
「よし。」当然カウンター席の腰の辺りのガラスは曇りガラスになっているのでスカートの女性が座ってもその奥まで直接見えないように配慮されていた。しかし明るい日差しの角度具合が良くて、曇りガラスの向こう側の妻の組まれた脚のシルエットや肌の色が意外なほどよくわかるのに驚いた。(おっ、けっこういい感じ・・・さて)
僕にとっては現実にノーパンの妻がそこに座っているという事実だけでもかなりの興奮だったが、自分のその思いつきに頭が痺れるような感覚がしてくる。その反面、絵里が怒り出すのではないか、という不安もあった。
しかし意を決して僕は、ぶるぶる震える指先でスマホをタップする。送る前に画面をもう一度見つめますが、緊張から呼吸がうまくできないほどだった。妻にメッセージ、いや、命令を送信する。[そのまま脚を開いて、ゆっくり。]
送信完了を見届けて妻の方を見た。絵里の目線がスマホの画面にくぎ付けになっている。しばらくそれを見つめたまま固まって動かない。・・時間だけが過ぎていく・・・暑い。まだ妻は画面を見たまま動かない。
(これは・・・やり過ぎた?失敗した?・・・怒ったかなぁ)と、あきらめて店内に戻ろうと考えた時に妻の指先が画面を打つのが見えた。きっと[無理!ばか!(怒)]とかのラインが返ってくるのを予想して気分が重くなる。しかし実際に返ってきた文字を見て驚いた。
[見ててね。]・・・今度はその文字を見て僕の両眼がスマホの画面をから離れられない番だった。(うおお・・マジか?)顔をあげてガラス越しの妻を見る。すると妻と目が合った。ニコッと妻の表情に笑顔が浮かぶ。すぐにその笑顔がスッと消えて妻が目を閉じる。覚悟を決めた表情を見て、綺麗だ、と思った。
そのまま2分程の時間が流れる。ジッと待つ。僕の座っているベンチは日陰になっていたのだがそれでも夏の熱気が僕を包み込み額から汗が流れ落ちてくる。それは、一瞬かもしれない・・・きっとそうだ・・・。だから僕は決して妻の動きから視線を外さない。
絵里の唇が少し開いた。それが合図のように組まれた脚がほどかれてゆっくりと膝が開か
れていく。ものすごくゆっくりと・・・。曇りガラス越しでも妻の脚が開かれていく様子がよく分かる。
当然、絵里も曇りガラスで直接見えていないのが分かっているはずだが、こちら側から実際にどれくらい見えているのかも分からないはず。沢山の買い物客が目の前を通り過ぎる中で無防備な股間をたったガラス一枚を挟んで晒すのはどんな気持ちなのか?きっと通り過ぎる何人かの男はガラス越しの美女をチラチラと見ているに違いない。いい女がいればつい見てしまうのが男の本能だ。
妻の脚が時間をかけてゆっくりと開かれていき肩幅ぐらいまで開いたところで止まった。30センチぐらい・・・いや、もう少し開いているかも・・・。(すごい・・)その開き幅は僕の予想を遥かに越えている。絵里のことだから、ちょっと開いて、[はい、お終い、フフッ]、とラインをしてくるだろうと思っていた。
もし曇りガラスでなかったなら、僕の位置からスカートの奥まで完全に見えているはずの幅だ。目を凝らすと妻の開かれた脚のスカートの奥がうっすらと黒いのがわかる。あれは、ただのスカートの影なのか、あるいは・・・と希望的妄想全開。僕は、周りの注意を引かないようにそっとスマホのカメラで妻の全身の写真を撮った。ついでにズームで曇りガラス越しの開かれた下半身も・・。
そのまま絵里が目を開け [これ以上は無理。]ってラインを打つ。[分かった。そのまま開いたままで、通る人達を見ていてくれる。]と打ち返す。妻が顔をあげて前をみる。目線だけが右から左、左から右へと動き始めた。きっと妻をチラ見しながら通り過ぎる男達の目線が妻の方に注がれているのを感じているはずだ。
僕はしばらくその様子を眺めて楽しむ。はたして妻をチラ見している男達は絵里の脚が開
かれていることに気付いているのか? 少し離れた位置に座っている僕の低い目線からはそれがわかるが、立って歩いている人の目線からだと妻の姿はどう見えているのか?多分、近づくほどカウンターの板が邪魔をしてあまり見えていないはずだが、そんなことは僕にとって重要じゃない。今、男たちの視線を妻に意識させたいという別の意図があった。
2015/12/06
- 関連記事
-
- 名I〖愛する人〗第1節1章第1話 [夏1] (2015/11/04)
- 名I〖愛する人〗第1節1章第2話 [夏2] (2015/11/11)
- 名I〖愛する人〗第1節1章第3話 [夏3] (2015/11/15)
- 名I〖愛する人〗第1節2章第1話 [夏4] (2015/11/22)
- 名I〖愛する人〗第1節2章第2話 [夏5] (2015/11/26)
- 名I〖愛する人〗第1節2章第3話 [夏6] (2015/11/30)
- 名I〖愛する人〗第1節2章第4話 [夏7] (2015/12/06)
- 名I〖愛する人〗第1節2章第5話 [夏8] (2015/12/12)
- 名I〖愛する人〗第1節2章第6話 [夏9] (2015/12/23)
- 名I〖愛する人〗第1節2章第7話 [夏10] (2015/12/29)
- 名I〖愛する人〗第1節3章第1話 [夏11] (2016/01/08)
- 名I〖愛する人〗第1節3章第2話 [夏12] (2016/01/27)
- 名I〖愛する人〗第1節3章第3話 [夏13] (2016/02/09)
- 名I〖愛する人〗第1節3章第4話 [夏14] (2016/02/16)
- 名I〖愛する人〗第1節3章第5話 [夏15] (2016/03/05)
コメント
コメントの投稿