『美鈴(みすず)』 1章その11
名C美鈴(みすず)その11
「ママ入っているのか?藤堂さんのが?」
『うん!私の中に入っているの・・・アァ~~ン。もうパパ逝っちゃうよ?』
「いいよ。思いっきり逝ってごらん?」
『アァ~~ン。イクゥ~~~~~』
美鈴は逝ってしまいましたが、それから何度も何度も藤堂さんに突かれまくり、登りつめる美鈴でした。
最後に藤堂さんが逝った後、長い間キスを交わしている音が私の耳にスマホから聞こえて来ました。そのキスをする音で私の嫉妬と興奮は最高に上り詰め2度目の射精をしたのです。
2回目の射精を終えた私は、そっとスマホを切りました。美鈴が他人に抱かれ乱れる姿は見ていないものの美鈴の感じる声を聞いて興奮以上に不安が襲って来ました。それは美鈴が私との行為のとき以上に乱れていたように感じたからです。結婚前もそれほど遊んでいたこともなく、この歳になって私以外の男の良さを感じてしまったのではと。私自身が自分に自信がないこともあったので、これからの美鈴と私の関係がとても不安になりました。
一人で自分の放出した精液を片付けながら空しさだけがこみ上げていたのです。ただ何をするでもなくボォ~ッとパソコンの画面を見ながら煙草を点けては消し、また点けての繰り返しです。
その時に私のマナーモードにしたスマホからバイブ音がブーンブーンとなりました。スマホを見ると美鈴からの電話です。
「もしもし?」
『パパ・・・ごめんね・・・』
“もしもし”の私の声もそうでしたが、美鈴の声もどこか弱弱しく聞こえました。
「もう終わったの?」
『今社長さんはシャワー浴びてる。パパ?もう帰っていい?』
「『もう帰っていいって?』どうしたの?」
『お家に帰りたい・・・パパの顔が見たい・・・。』
私は美鈴の言葉を聞いて情けないことですがふいに涙が溢れて来ました。今夜の事態に興奮はしている。しかし、不安になったり嫉妬で美鈴に腹を立てたりと色んな思いが一人で美鈴を待つ間に感じていたのです。
「わかった。すぐ迎えに行くよ。」
美鈴にそれ以上何も言えませんでした。
美鈴から『ラブホテルの近くのコンビニで待っている。』と聞いたから、パソコンで地図を調べ自分のスマホに転送する。ネットカフェを出てタクシーを拾いそのコンビニまで急いで向かった私でした。運転手さんにスマホの地図をみてもらい、15分でコンビニに着く。タクシーを慌てて降り、店内に入ると少し照れながら私に手を振る美鈴がいました。
ここ数年こんなに美鈴のことを愛しく見えたことはありませんでした。
「おかえり。」と私が声を掛けると、
『ただいま。』って美鈴が答えた。
お互いその言葉しか出てこなかったのを思い出します。
美鈴は藤堂さんに『家に帰りたい。』との事を伝えて、藤堂社長も理解してくれ、先に一人でラブホテルから出てきたようです。私は藤堂さんに電話をかけて、お礼と美鈴が『帰りたい。』と言い出した事をお詫びしました。藤堂さんは機嫌を損ねた雰囲気もなく安心しました。
『パパと二人で散歩がしたいw。』って美鈴が言うので、私達は二人で近くを歩きました。
「ママ現実逃避はできたかい?文字色」と私が訊ねる。
『う~ん・・出来たかな?・・・けど直ぐに現実に引き戻されちゃった。』
「そっか、ママもまだまだだね。」
『まだまだで私は十分よ・・・パパありがとうね。』
「ママ入っているのか?藤堂さんのが?」
『うん!私の中に入っているの・・・アァ~~ン。もうパパ逝っちゃうよ?』
「いいよ。思いっきり逝ってごらん?」
『アァ~~ン。イクゥ~~~~~』
美鈴は逝ってしまいましたが、それから何度も何度も藤堂さんに突かれまくり、登りつめる美鈴でした。
最後に藤堂さんが逝った後、長い間キスを交わしている音が私の耳にスマホから聞こえて来ました。そのキスをする音で私の嫉妬と興奮は最高に上り詰め2度目の射精をしたのです。
2回目の射精を終えた私は、そっとスマホを切りました。美鈴が他人に抱かれ乱れる姿は見ていないものの美鈴の感じる声を聞いて興奮以上に不安が襲って来ました。それは美鈴が私との行為のとき以上に乱れていたように感じたからです。結婚前もそれほど遊んでいたこともなく、この歳になって私以外の男の良さを感じてしまったのではと。私自身が自分に自信がないこともあったので、これからの美鈴と私の関係がとても不安になりました。
一人で自分の放出した精液を片付けながら空しさだけがこみ上げていたのです。ただ何をするでもなくボォ~ッとパソコンの画面を見ながら煙草を点けては消し、また点けての繰り返しです。
その時に私のマナーモードにしたスマホからバイブ音がブーンブーンとなりました。スマホを見ると美鈴からの電話です。
「もしもし?」
『パパ・・・ごめんね・・・』
“もしもし”の私の声もそうでしたが、美鈴の声もどこか弱弱しく聞こえました。
「もう終わったの?」
『今社長さんはシャワー浴びてる。パパ?もう帰っていい?』
「『もう帰っていいって?』どうしたの?」
『お家に帰りたい・・・パパの顔が見たい・・・。』
私は美鈴の言葉を聞いて情けないことですがふいに涙が溢れて来ました。今夜の事態に興奮はしている。しかし、不安になったり嫉妬で美鈴に腹を立てたりと色んな思いが一人で美鈴を待つ間に感じていたのです。
「わかった。すぐ迎えに行くよ。」
美鈴にそれ以上何も言えませんでした。
美鈴から『ラブホテルの近くのコンビニで待っている。』と聞いたから、パソコンで地図を調べ自分のスマホに転送する。ネットカフェを出てタクシーを拾いそのコンビニまで急いで向かった私でした。運転手さんにスマホの地図をみてもらい、15分でコンビニに着く。タクシーを慌てて降り、店内に入ると少し照れながら私に手を振る美鈴がいました。
ここ数年こんなに美鈴のことを愛しく見えたことはありませんでした。
「おかえり。」と私が声を掛けると、
『ただいま。』って美鈴が答えた。
お互いその言葉しか出てこなかったのを思い出します。
美鈴は藤堂さんに『家に帰りたい。』との事を伝えて、藤堂社長も理解してくれ、先に一人でラブホテルから出てきたようです。私は藤堂さんに電話をかけて、お礼と美鈴が『帰りたい。』と言い出した事をお詫びしました。藤堂さんは機嫌を損ねた雰囲気もなく安心しました。
『パパと二人で散歩がしたいw。』って美鈴が言うので、私達は二人で近くを歩きました。
「ママ現実逃避はできたかい?文字色」と私が訊ねる。
『う~ん・・出来たかな?・・・けど直ぐに現実に引き戻されちゃった。』
「そっか、ママもまだまだだね。」
『まだまだで私は十分よ・・・パパありがとうね。』
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