『妻の3年』 vol.5〔嫉妬〕
中D『妻の3年』 vol.5〔嫉妬〕
翌日から妻は前と変わらない琴美(ことみ)に戻ったが、明らかに変わったところがあった。それは、セックスに積極的になったことと、“ヤキモチ焼き”になったことである。それまでは、結婚してからも友だちとソープに行ったり、海外に遊びに行ったりしても、『遊んでいることは判ってるからね!』とは言うものの、別にヤキモチを焼くようなことはなかった。
ところが、あの日以来、雅子さん、杏璃ちゃん、恵実ちゃんの話をしたりすると、ちょっとしたことで言い掛かりをつけてくる。それも、自分から話を振っておいて、鎌を掛けるのである。できるだけ引っ掛からないように、“あ~”とか“う~”とか言っていると、『パパね人の話、真剣に聞いてる?』とくる。仕方がないから、力尽くで押さえ込んで唇を塞ぐ。そうすることによって大人しくなる。ショーツの下に手を入れると決まって愛蜜が溢れかえっていた。
そんな日が3週間ほど続いた。それはそれで、刺激的だった。別な意味で、琴美がまた可愛くなってきた。じゃじゃ馬は乗りこなすと気持ちのいいものだ。一戦が終えると、『パパはあたしのこと愛してる?……』と訊いてくる。それで、また抱きしめてやると脚を絡みつけてしがみついてくる。それが堪らなく可愛いのである。
しかし、ある時不意に、『パパ、パパ、スワッピングって興味ある?』これは、うっかりした返事はできないと思った。正直に言うわけにはいかない。怒り狂ったら手が付けられないと思い、「別に、興味はないな。俺は琴美だけで十分だよ!」って笑って誤魔化そうとした。だが、間髪をいれずに『パパのうそつき!正直に言いなさい。』と言われても、馬鹿正直に「はい。」と答えるほどお人よしではない。
これは何か裏があるぞって思った。すると琴美が『パパにいいもの見せてあげる!』と持ってきたのは裏DVDであった。素人が撮影した映像だったが、割と上手に撮れていた。琴美は、私にピッタリと体をくっつけながら見ていた。顔は少し紅潮しているようだった。
こんな裏DVDを誰に借りてきたんだろうと思った。琴美は、アダルトビデオなども、私の知っている限りでは見たことがないはずだ。あんまり興味も示さなかったし、私もたまに見ることはあったが、一緒に見たというのはこのときが初めてだった。
二人で寄り添いながら、画面を見ていると、なんと雅子さんが出てきた。私は思わず「えっ、これって、雅子さんじゃないの??」って声を出してしまった。琴美は黙って私の眼を見ながら頷いた。何となく判ってきた。この3週間ほどの琴美の変化はこれだったのか、と。だが、次の瞬間、背筋がゾーっと寒くなった。
“もしかして、琴美も映像に出てくるのか?”との疑問だった。案の定、杏璃ちゃんも登場してきた。内容は、〖乱交パーティー〗である。雅子さんの旦那の伊藤さんもいた。杏璃の旦那の岡田さんも映っていた。國貞はいなかった。恵実ちゃんも出てなかった。登場人物は、伊藤夫婦と岡田夫婦の他に、知らないカップルが2組の計4組のカップルによる乱交パーティーだ。心配した琴美は出ていなかった。
琴美の手がギンギンに勃起している私のペニスをしっかりと握ってくる。この状態で、何を言っても言い訳はできない。そして、私の眼をじっと見つめると、股間に顔を埋めていきり立ったペニスに唇を這わせてきた。あの時と同じ眼だった。3週間前までは、好きでもなかったフェラチオを『これはあたしのものよ。ほかの誰にも渡さない。』とでも言いたそうに、私の眼を、時たま上目遣いに見ながら、一心不乱に頭を動かすのであった。それは、挑むような、誘うような嫉妬の眼だった。(この時はスワッピングに対して妻の琴美はどう思っていたのだろうか?)
翌日から妻は前と変わらない琴美(ことみ)に戻ったが、明らかに変わったところがあった。それは、セックスに積極的になったことと、“ヤキモチ焼き”になったことである。それまでは、結婚してからも友だちとソープに行ったり、海外に遊びに行ったりしても、『遊んでいることは判ってるからね!』とは言うものの、別にヤキモチを焼くようなことはなかった。
ところが、あの日以来、雅子さん、杏璃ちゃん、恵実ちゃんの話をしたりすると、ちょっとしたことで言い掛かりをつけてくる。それも、自分から話を振っておいて、鎌を掛けるのである。できるだけ引っ掛からないように、“あ~”とか“う~”とか言っていると、『パパね人の話、真剣に聞いてる?』とくる。仕方がないから、力尽くで押さえ込んで唇を塞ぐ。そうすることによって大人しくなる。ショーツの下に手を入れると決まって愛蜜が溢れかえっていた。
そんな日が3週間ほど続いた。それはそれで、刺激的だった。別な意味で、琴美がまた可愛くなってきた。じゃじゃ馬は乗りこなすと気持ちのいいものだ。一戦が終えると、『パパはあたしのこと愛してる?……』と訊いてくる。それで、また抱きしめてやると脚を絡みつけてしがみついてくる。それが堪らなく可愛いのである。
しかし、ある時不意に、『パパ、パパ、スワッピングって興味ある?』これは、うっかりした返事はできないと思った。正直に言うわけにはいかない。怒り狂ったら手が付けられないと思い、「別に、興味はないな。俺は琴美だけで十分だよ!」って笑って誤魔化そうとした。だが、間髪をいれずに『パパのうそつき!正直に言いなさい。』と言われても、馬鹿正直に「はい。」と答えるほどお人よしではない。
これは何か裏があるぞって思った。すると琴美が『パパにいいもの見せてあげる!』と持ってきたのは裏DVDであった。素人が撮影した映像だったが、割と上手に撮れていた。琴美は、私にピッタリと体をくっつけながら見ていた。顔は少し紅潮しているようだった。
こんな裏DVDを誰に借りてきたんだろうと思った。琴美は、アダルトビデオなども、私の知っている限りでは見たことがないはずだ。あんまり興味も示さなかったし、私もたまに見ることはあったが、一緒に見たというのはこのときが初めてだった。
二人で寄り添いながら、画面を見ていると、なんと雅子さんが出てきた。私は思わず「えっ、これって、雅子さんじゃないの??」って声を出してしまった。琴美は黙って私の眼を見ながら頷いた。何となく判ってきた。この3週間ほどの琴美の変化はこれだったのか、と。だが、次の瞬間、背筋がゾーっと寒くなった。
“もしかして、琴美も映像に出てくるのか?”との疑問だった。案の定、杏璃ちゃんも登場してきた。内容は、〖乱交パーティー〗である。雅子さんの旦那の伊藤さんもいた。杏璃の旦那の岡田さんも映っていた。國貞はいなかった。恵実ちゃんも出てなかった。登場人物は、伊藤夫婦と岡田夫婦の他に、知らないカップルが2組の計4組のカップルによる乱交パーティーだ。心配した琴美は出ていなかった。
琴美の手がギンギンに勃起している私のペニスをしっかりと握ってくる。この状態で、何を言っても言い訳はできない。そして、私の眼をじっと見つめると、股間に顔を埋めていきり立ったペニスに唇を這わせてきた。あの時と同じ眼だった。3週間前までは、好きでもなかったフェラチオを『これはあたしのものよ。ほかの誰にも渡さない。』とでも言いたそうに、私の眼を、時たま上目遣いに見ながら、一心不乱に頭を動かすのであった。それは、挑むような、誘うような嫉妬の眼だった。(この時はスワッピングに対して妻の琴美はどう思っていたのだろうか?)
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