『妻の3年』 vol.8〔パーティーへの誘い〕
中D『妻の3年』 vol.8 〔パーティーへの誘い〕
『ねえねえ、こんなパーティーに誘われたんだけど、パパいきたい? あたしは、パパが行きたいんだったらいいわよ……。前に、雅子さんや杏璃や恵実さんとも、したいっていってたでしょ……』琴美の言葉に私のペニスが反応をする。
「おまえ、いきたいのか?」
『あたしは、べつに………どっちでもいいわよ………。あなたが決めて・・・・。』と、お互いに、相手が行きたいのなら、仕方がないから行く、というシチュエーションにしたい。しかし、琴美が目の前で、他の男に抱かれるのを冷静に見ていられるだろうか?琴美は、私が他の女とセックスしても平気なのだろうか?その日は、何の回答もないままだったがベッドでは二人で激しく燃えた。
翌日、國貞から電話があった。〔ちょっと会いたい。〕と言う。ピンと来た。〔呑みながら話そう。〕と、國貞が接待に使うという小料理屋にいった。呑み始めてすぐに切り出してきた。
〔琴美ちゃんから、話しなかった?〕私は「何の話し?」とぼけて訊いてみた。
〔うん、実は、俺んとこは、セックスレスみたいなもんで、月に1回もあればいい方なんだけど、恵実は不満らしくて、その解消の方法として雅子さんに言われたらしいんだよ。それが、スワッピングなんだけどさ、どうも、杏璃ちゃんとこは、これで上手くいったらしいんだよ。〕
「ああ、その話しか。俺も琴美にDVDを見せられたよ。杏璃ちゃんが映ってたな。思わず興奮したよ!」
「で、今度の土曜日に誘われてないのか?」
「それは言われてないな……」
もちろん琴美に聞いてはいたが、とぼけた。國貞は
〔恵実がさ、どうしても行きたいって言うんだよ。それでどんなものか、一度行ってみようと思っているんだけど、健ちゃんも行かないか?〕そう話す國貞の表情は真剣だった。國貞のところが深刻な状況にあるようなことは、琴美から聞いたことがあるが、具体的なことは何も分からない。
「お前、恵実ちゃんが他の男に抱かれても平気なのか?」と訊ねてみる。
〔いや~分からないけど、そのジェラシーが刺激剤になるらしいんだ。俺、岡田さんに訊いたんだよ。〕
「杏璃ちゃんのところもそうだったのか?」
〔ああ、うちと同じような状況で、杏璃ちゃんと話し合って、このままでは、お互いに年をとるだけで、人生を楽しめなくなるという結論になったらしいよ。だから、早めに解消しようって・・。〕
「じゃあ俺も一度考えてみるよ。」というずるい返事で國貞と別れた。國貞は、一人では心細いので、私にも一緒に参加してほしかったのだろう。國貞に琴美が抱かれる姿を想像してみた。それだけで、胸が焼けるようにジリジリした。私も恵実ちゃんとセックスしている場面を想うとペニスが反応した。杏璃でも雅子さんでも、同じように私のペニスは、正直な反応を示した。
でも女は、どうなのだろう? 男と同じように、他の人にも抱かれてみたいという気持ちがあっても不思議ではないはずだ。琴美があんなに激しく求めてくる時は、そんなことを考えているのかもしれない。他の男に抱かれている自分を想像して、興奮しているのかもしれない。それによって、またお互いを見直すような心理が働くのだろうか。逆に、他の男にイカされる妻を見て嫌になったりはしないのだろうか。考えはまとまらなかった。
琴美もそうだが、私もあまり思慮深い方ではない。友だちに付き合って、自分がそれほどしたくなくても遣ってしまうことが多い。琴美は雅子さんに誘われて、『うん』と言ったのだろうということは想像が付く。うちは、夫婦関係は上手くいっているほうだ。特にこんな荒療治を受ける必要もない。
しかし、あの琴美が“浮気したら許さないからね!”といったときの激しいセックスを思い出した。パーティーにいったとしたら、琴美も他の男たちに遣られてしまうことは判りきっている、が、五分五分の立場なのだ。私も他の女を抱く。私は、琴美がどんな風に変わるのかを見てみたくなった。それに琴美も、“パパが行きたいんなら、あたしも行ってもいいわよ”と理由付けをしたいのだ。
『お帰りなさい、國貞さんと会ったの?』となぜか会ったことを知っている。(國貞の妻)恵実ちゃんから電話があったのかもしれない。話の内容を訊きたそうな顔をしていた。
「別になんてことない話だよ……」とここでもとぼける。
『そうなの………』少しがっかりしたように見えた。正直な性格だ。解り易い。
琴美はやきもち焼きだが、私の遊びに関しては割り切っているのか、嫉妬するようなことはない。もしかしたら、このパーティーも“遊び”として、琴美は胸の内で消化できるのだろうか?“遊び”だったら私は大歓迎である。それにもう一つ、國貞と別れてから、歪んだ欲望が私の中に芽生えていた。【琴美が、他の男に抱かれているのを見てみたい】という欲望である。どんな風に悶えるのか、そんな狂った琴美を想像するとペニスが硬くなってきた。
その夜は思いっきり琴美を抱いた。琴美も激しく応えてきた。脚を広げて硬くなったペニスで穿(うが)ちながら、耳元で、「伊藤さんに、こうやって遣られるんだぞ、どうする……」それに対して、琴美は聞こえないふりをして応えなかったが、体は正直に反応をして激しく悶えていた。
「琴美は、國貞にヤラレても平気なのか?」
『それは、いや~、だめ~、ダメ~~』といいながらも激しく腰を振る。喘ぎも激しくなった。もっと、悶え狂う琴美が見たくなった。「パーティーに行く。」と伝える。琴美は案の定だが、『パパが行きたいんならいいわよ……』と、困ったような表情で応えた。その嘘っぽさが可愛くなって、また強く抱きしめた。
『ねえねえ、こんなパーティーに誘われたんだけど、パパいきたい? あたしは、パパが行きたいんだったらいいわよ……。前に、雅子さんや杏璃や恵実さんとも、したいっていってたでしょ……』琴美の言葉に私のペニスが反応をする。
「おまえ、いきたいのか?」
『あたしは、べつに………どっちでもいいわよ………。あなたが決めて・・・・。』と、お互いに、相手が行きたいのなら、仕方がないから行く、というシチュエーションにしたい。しかし、琴美が目の前で、他の男に抱かれるのを冷静に見ていられるだろうか?琴美は、私が他の女とセックスしても平気なのだろうか?その日は、何の回答もないままだったがベッドでは二人で激しく燃えた。
翌日、國貞から電話があった。〔ちょっと会いたい。〕と言う。ピンと来た。〔呑みながら話そう。〕と、國貞が接待に使うという小料理屋にいった。呑み始めてすぐに切り出してきた。
〔琴美ちゃんから、話しなかった?〕私は「何の話し?」とぼけて訊いてみた。
〔うん、実は、俺んとこは、セックスレスみたいなもんで、月に1回もあればいい方なんだけど、恵実は不満らしくて、その解消の方法として雅子さんに言われたらしいんだよ。それが、スワッピングなんだけどさ、どうも、杏璃ちゃんとこは、これで上手くいったらしいんだよ。〕
「ああ、その話しか。俺も琴美にDVDを見せられたよ。杏璃ちゃんが映ってたな。思わず興奮したよ!」
「で、今度の土曜日に誘われてないのか?」
「それは言われてないな……」
もちろん琴美に聞いてはいたが、とぼけた。國貞は
〔恵実がさ、どうしても行きたいって言うんだよ。それでどんなものか、一度行ってみようと思っているんだけど、健ちゃんも行かないか?〕そう話す國貞の表情は真剣だった。國貞のところが深刻な状況にあるようなことは、琴美から聞いたことがあるが、具体的なことは何も分からない。
「お前、恵実ちゃんが他の男に抱かれても平気なのか?」と訊ねてみる。
〔いや~分からないけど、そのジェラシーが刺激剤になるらしいんだ。俺、岡田さんに訊いたんだよ。〕
「杏璃ちゃんのところもそうだったのか?」
〔ああ、うちと同じような状況で、杏璃ちゃんと話し合って、このままでは、お互いに年をとるだけで、人生を楽しめなくなるという結論になったらしいよ。だから、早めに解消しようって・・。〕
「じゃあ俺も一度考えてみるよ。」というずるい返事で國貞と別れた。國貞は、一人では心細いので、私にも一緒に参加してほしかったのだろう。國貞に琴美が抱かれる姿を想像してみた。それだけで、胸が焼けるようにジリジリした。私も恵実ちゃんとセックスしている場面を想うとペニスが反応した。杏璃でも雅子さんでも、同じように私のペニスは、正直な反応を示した。
でも女は、どうなのだろう? 男と同じように、他の人にも抱かれてみたいという気持ちがあっても不思議ではないはずだ。琴美があんなに激しく求めてくる時は、そんなことを考えているのかもしれない。他の男に抱かれている自分を想像して、興奮しているのかもしれない。それによって、またお互いを見直すような心理が働くのだろうか。逆に、他の男にイカされる妻を見て嫌になったりはしないのだろうか。考えはまとまらなかった。
琴美もそうだが、私もあまり思慮深い方ではない。友だちに付き合って、自分がそれほどしたくなくても遣ってしまうことが多い。琴美は雅子さんに誘われて、『うん』と言ったのだろうということは想像が付く。うちは、夫婦関係は上手くいっているほうだ。特にこんな荒療治を受ける必要もない。
しかし、あの琴美が“浮気したら許さないからね!”といったときの激しいセックスを思い出した。パーティーにいったとしたら、琴美も他の男たちに遣られてしまうことは判りきっている、が、五分五分の立場なのだ。私も他の女を抱く。私は、琴美がどんな風に変わるのかを見てみたくなった。それに琴美も、“パパが行きたいんなら、あたしも行ってもいいわよ”と理由付けをしたいのだ。
『お帰りなさい、國貞さんと会ったの?』となぜか会ったことを知っている。(國貞の妻)恵実ちゃんから電話があったのかもしれない。話の内容を訊きたそうな顔をしていた。
「別になんてことない話だよ……」とここでもとぼける。
『そうなの………』少しがっかりしたように見えた。正直な性格だ。解り易い。
琴美はやきもち焼きだが、私の遊びに関しては割り切っているのか、嫉妬するようなことはない。もしかしたら、このパーティーも“遊び”として、琴美は胸の内で消化できるのだろうか?“遊び”だったら私は大歓迎である。それにもう一つ、國貞と別れてから、歪んだ欲望が私の中に芽生えていた。【琴美が、他の男に抱かれているのを見てみたい】という欲望である。どんな風に悶えるのか、そんな狂った琴美を想像するとペニスが硬くなってきた。
その夜は思いっきり琴美を抱いた。琴美も激しく応えてきた。脚を広げて硬くなったペニスで穿(うが)ちながら、耳元で、「伊藤さんに、こうやって遣られるんだぞ、どうする……」それに対して、琴美は聞こえないふりをして応えなかったが、体は正直に反応をして激しく悶えていた。
「琴美は、國貞にヤラレても平気なのか?」
『それは、いや~、だめ~、ダメ~~』といいながらも激しく腰を振る。喘ぎも激しくなった。もっと、悶え狂う琴美が見たくなった。「パーティーに行く。」と伝える。琴美は案の定だが、『パパが行きたいんならいいわよ……』と、困ったような表情で応えた。その嘘っぽさが可愛くなって、また強く抱きしめた。
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