名N〖壊れかけた二人2017年版〗第5回
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第5回
第4回
目立った抵抗をしない梨花が『ううぅ~。』って唸りながら結局将生に(片手を肩に置き、もう片手で)胸を揉まれ始めている。将生が〔うわっでけえな。〕〔予想以上だよ。〕〔めっちゃ幸せ!〕」と歓喜のワードを連発した。
長谷将生(はせ・まさき:29歳)の遠慮のない言葉に、僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はすごくむかついたけれど、その一面すごく興奮もした。嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の顔が真っ赤になり顔を伏せる。梨花の手は、将生を制するように将生の手に重ねていた。しかし、力はまったく入ってなかった。
〔巨乳だなぁ!〕〔何カップなの?〕と、《僕はほんとうに無礼な奴だなと思った。》しかし梨花は完全に無視(シカト)をする。そして、梨花は無言で上目遣いに僕をじぃっと見つめていた。仕方ないので僕が「それは秘密だよ。」と代弁をした。
それから将生が〔よいしょ!〕と、掛け声をかけながら梨花の後ろに座り直し今度は両手で胸を揉み始める。それを1分ほど続けていたら梨花が『はい、もう終わり! 終わりだよ。』って、将生の手をどかした。
梨花は慌てて僕の横に座ってくる。『あつっ~! あついよ~!』って、両手で真っ赤になっている顔を仰ぐ梨花。そして、僕と将生が、再びアイコンタクト。思い切って僕が真剣な顔で「どう・・・将生とやってみない?」と提案をしてみる。梨花は顔を伏せながら『・・・えー!・・・そんな?』って、僕の目をじっとみつめた。
『りょうくんは・・・いいの? 嫌じゃないの?』と言ってくる。「そりゃ嫌だよ! というか梨花とする奴なんて死ねば・・・って思っているさ。」と僕は応えた。将生が〔それはひどいな~。〕と、笑った。梨花も、ぱっと笑顔を浮かべると『それじゃあ駄目だよね!』って、「でも、僕はすっごく見たいんだよ!」と、はっきり言い放つ。
意外と梨花は押しに弱い性格。その時は雰囲気的に彼女自身も〖桃色(性的興奮状態)〗って感じだったから、僕はこのまま勢いで押していく。「なぁ、いいだろう。」すると 梨花が『・・・えーほんとに? 将生君と・・・りょうくん、絶対! 絶対に! わたしのことを嫌いにならない?』って尋ねてきた。
僕は「ならない。絶対にならないよ。」と約束する。『ほんと?・・・ほんとに今夜だけだょ。』って、嫁がか細い声で了承した。僕は平気な風をするが、《ここで心の中でガッツポーズをする。》でもちょっとショックだったかも。《梨花には毅然と断ってほしかったな。》という身勝手すぎる気持ちがあったのも事実だった。 第6回へ
2017/08/23
第4回
目立った抵抗をしない梨花が『ううぅ~。』って唸りながら結局将生に(片手を肩に置き、もう片手で)胸を揉まれ始めている。将生が〔うわっでけえな。〕〔予想以上だよ。〕〔めっちゃ幸せ!〕」と歓喜のワードを連発した。
長谷将生(はせ・まさき:29歳)の遠慮のない言葉に、僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)はすごくむかついたけれど、その一面すごく興奮もした。嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の顔が真っ赤になり顔を伏せる。梨花の手は、将生を制するように将生の手に重ねていた。しかし、力はまったく入ってなかった。
〔巨乳だなぁ!〕〔何カップなの?〕と、《僕はほんとうに無礼な奴だなと思った。》しかし梨花は完全に無視(シカト)をする。そして、梨花は無言で上目遣いに僕をじぃっと見つめていた。仕方ないので僕が「それは秘密だよ。」と代弁をした。
それから将生が〔よいしょ!〕と、掛け声をかけながら梨花の後ろに座り直し今度は両手で胸を揉み始める。それを1分ほど続けていたら梨花が『はい、もう終わり! 終わりだよ。』って、将生の手をどかした。
梨花は慌てて僕の横に座ってくる。『あつっ~! あついよ~!』って、両手で真っ赤になっている顔を仰ぐ梨花。そして、僕と将生が、再びアイコンタクト。思い切って僕が真剣な顔で「どう・・・将生とやってみない?」と提案をしてみる。梨花は顔を伏せながら『・・・えー!・・・そんな?』って、僕の目をじっとみつめた。
『りょうくんは・・・いいの? 嫌じゃないの?』と言ってくる。「そりゃ嫌だよ! というか梨花とする奴なんて死ねば・・・って思っているさ。」と僕は応えた。将生が〔それはひどいな~。〕と、笑った。梨花も、ぱっと笑顔を浮かべると『それじゃあ駄目だよね!』って、「でも、僕はすっごく見たいんだよ!」と、はっきり言い放つ。
意外と梨花は押しに弱い性格。その時は雰囲気的に彼女自身も〖桃色(性的興奮状態)〗って感じだったから、僕はこのまま勢いで押していく。「なぁ、いいだろう。」すると 梨花が『・・・えーほんとに? 将生君と・・・りょうくん、絶対! 絶対に! わたしのことを嫌いにならない?』って尋ねてきた。
僕は「ならない。絶対にならないよ。」と約束する。『ほんと?・・・ほんとに今夜だけだょ。』って、嫁がか細い声で了承した。僕は平気な風をするが、《ここで心の中でガッツポーズをする。》でもちょっとショックだったかも。《梨花には毅然と断ってほしかったな。》という身勝手すぎる気持ちがあったのも事実だった。 第6回へ
2017/08/23
- 関連記事
-
- 名N〖壊れかけた二人2017年版〗第1回 (2017/06/06)
- 名N〖壊れかけた二人2017年版〗第2回 (2017/06/09)
- 名N〖壊れかけた二人2017年版〗第3回 (2017/06/15)
- 名N〖壊れかけた二人2017年版〗第4回 (2017/08/13)
- 名N〖壊れかけた二人2017年版〗第5回 (2017/08/23)
- 名N〖壊れかけた二人2017年版〗第6回 (2018/02/28)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第7回 (2018/03/01)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第8回 (2019/06/06)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第9回 (2019/06/07)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第10回 (2019/06/17)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第11回 (2019/06/18)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第12回 (2019/06/19)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第13回 (2019/06/20)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第14回 (2019/06/21)
- 名N〖壊れかけた二人 新版〗第15回 (2020/05/01)
コメント
コメントの投稿