名N〖壊れかけた二人2017年版〗第6回
名N〖壊れかけた二人2017年版〗第6回
第5回
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)が「それじゃあ、寝室へいこっか。」と促し、嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の手を引いて寝室へ向かう。だが梨花の足取りが超重いので無理矢理に引っ張っていく感じだった。
長谷将生(はせ・まさき:29歳)は、その後を付いて来て、〔おまえらの寝室に入るのは初めてだな。〕とつぶやく。「そうかな?」と、僕が返す。将生は〔ここが二人の愛の巣ですか~。〕と、笑いながら部屋を見渡す。《だけど僕たち最近はセックスを全然していなかったからちょっと気まずかった。》
梨花が、ちょこんとベッドの端に座った。将生はその横に並んで座る。僕が、それを離
れたとこに立って二人を見ていた。嫁の梨花はじっと僕を見つめている。将生が、梨花の顎を掴んでキスをした時にもずっと僕を見ていた。しかし、将生が梨花の服の下から身体を触り始めた時から目を伏せる。
将生は、また梨花の耳元でしつこく、〔何カップだっけ?〕と、尋ねた。服の下では胸の辺りでモゾモゾと将生の手が蠢(うごめ)いている。梨花はかすれた声で『・・・わかんないよ。』って、だけ答える。《将生がこれほどまでに胸の大きさに固執するのかが凄く不明だった。》
梨花をベッドに押し倒すと将生が、少しずつ衣服を脱がせていく。下着姿だけにされた梨花は将生が白いブラジャーを取ろうとすると、『全部は・・・脱がないよ・・。』って梨花がか細い声で拒否をした。その時に僕の視線を感じた梨花は、慌てて掛け布団の中に潜り込む。将生もその中へと続いた。モゾモゾと動く掛け布団の中から、やがて白のショーツが掛け布団の中から吐き出される。
将生の〔梨花ちゃんが超濡れてるんですけど~。〕と、冗談っぽい声が聴こえた。僕は落ち着き無く部屋中歩き回り心臓をバクバクさる。『いやー恥ずかしぃ!』って梨花が、掛け布団をバタバタと動かす。将生が〔梨花ちゃんの裸って白いな~。〕と言うと、『いやン~、いや~ン。』って、くすぐったそうな梨花の声がした。
僕が「ね~梨花、掛け布団を取ってもいいかな? 全然見えなくて邪魔なんだけれどさ。」と、提案するが、『絶対だめ!』って、梨花が即座に拒否をする。そこから将生だけが掛け布団から顔を出した。その際、将生の顔の先には梨花の下半身が見えた。クンニリングスをしていたのだろうなと思った。将生が〔涼! ゴムはある?〕と、尋ねてくる。その時の僕は、ベッドの下にうずくまるように座っていた。 第7回に続く
2018/02/28
第5回
僕(住谷涼:すみたに・りょう:29歳)が「それじゃあ、寝室へいこっか。」と促し、嫁(住谷梨花:すみたに・りか:27歳)の手を引いて寝室へ向かう。だが梨花の足取りが超重いので無理矢理に引っ張っていく感じだった。
長谷将生(はせ・まさき:29歳)は、その後を付いて来て、〔おまえらの寝室に入るのは初めてだな。〕とつぶやく。「そうかな?」と、僕が返す。将生は〔ここが二人の愛の巣ですか~。〕と、笑いながら部屋を見渡す。《だけど僕たち最近はセックスを全然していなかったからちょっと気まずかった。》
梨花が、ちょこんとベッドの端に座った。将生はその横に並んで座る。僕が、それを離
れたとこに立って二人を見ていた。嫁の梨花はじっと僕を見つめている。将生が、梨花の顎を掴んでキスをした時にもずっと僕を見ていた。しかし、将生が梨花の服の下から身体を触り始めた時から目を伏せる。
将生は、また梨花の耳元でしつこく、〔何カップだっけ?〕と、尋ねた。服の下では胸の辺りでモゾモゾと将生の手が蠢(うごめ)いている。梨花はかすれた声で『・・・わかんないよ。』って、だけ答える。《将生がこれほどまでに胸の大きさに固執するのかが凄く不明だった。》
梨花をベッドに押し倒すと将生が、少しずつ衣服を脱がせていく。下着姿だけにされた梨花は将生が白いブラジャーを取ろうとすると、『全部は・・・脱がないよ・・。』って梨花がか細い声で拒否をした。その時に僕の視線を感じた梨花は、慌てて掛け布団の中に潜り込む。将生もその中へと続いた。モゾモゾと動く掛け布団の中から、やがて白のショーツが掛け布団の中から吐き出される。
将生の〔梨花ちゃんが超濡れてるんですけど~。〕と、冗談っぽい声が聴こえた。僕は落ち着き無く部屋中歩き回り心臓をバクバクさる。『いやー恥ずかしぃ!』って梨花が、掛け布団をバタバタと動かす。将生が〔梨花ちゃんの裸って白いな~。〕と言うと、『いやン~、いや~ン。』って、くすぐったそうな梨花の声がした。
僕が「ね~梨花、掛け布団を取ってもいいかな? 全然見えなくて邪魔なんだけれどさ。」と、提案するが、『絶対だめ!』って、梨花が即座に拒否をする。そこから将生だけが掛け布団から顔を出した。その際、将生の顔の先には梨花の下半身が見えた。クンニリングスをしていたのだろうなと思った。将生が〔涼! ゴムはある?〕と、尋ねてくる。その時の僕は、ベッドの下にうずくまるように座っていた。 第7回に続く
2018/02/28
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