中Ⅱ27 ⦅私に愛を注ぎ込んで⦆ ~2~
中Ⅱ27 ⦅私に愛を注ぎ込んで⦆ ~2~
~1~
「ゆ、祐未子っ・・・!」
私(有島信行:ありしま・のぶゆき:46歳)は思わず小さく叫ぶように声を発してしまっていた。恥ずかしいことにスマホを握り締めていない、もう片方の手は、無意識のうちにパジャマの股間に伸びてしまっている。
『ぁぁぁ、あなたぁ・・・、私、すごく感じちゃってるのよぉぉ・・・ぁぁん、イイィィ・・・チンポいいぃぃぃーーーー!』
電話の向こうでは若い男のペニスが妻(有島祐未子:ありしま・ゆみこ:44歳)の秘部を激しく突き上げているのだろう。啜り泣くような妻のよがり声とそんな光景を想像することで、私の股間はこっけいなほどの興奮を訴えていた。
こんな私の性癖を、妻の相手の男はもちろん、妻の祐未子も十分承知した上でこのような電話をかけてきているのである。いや、むしろ今のこの状況は私自身が望んだものと言ってもよかった。子育ても一段落し良き主婦、良き母親としてのみ生きてきた妻に未知の性の快楽を教え込み、自由奔放にセックスを楽しむ女へと目覚めさせたのは他ならない私なのである・・・。
『ぁん・・・あん、あん、ぁぁぁん・・・ぁぁぉぉぉぉーーっ・・・!』
〔・・・、・・・・・・・〕
男が妻に何か囁いているらしく、祐未子の喘ぎ声に重なって男のくぐもった声が聞こえた。
『あ、はぁぁん・・・そんなぁぁ・・・。』
何を言っているか分からない男の声に、妻は甘えるような声で答えている。
『あ、あなた、ごめんなさい。・・・ あっ、あぁんダメェ・・・ ちょ、ちょっと、いったん電話切りますぅ・・・ あんっ!』
ツーツーツーツー・・・ 思わせぶりな言葉を残して、妻の電話は一方的に切れてしまった。
「ぅぁ・・・、」
後に取り残された私は呆気に取られてスマホのディスプレイを見つめる・・・。と、一時の間のあと、手の中のスマホが再び着信を告げ始めた。表示されているのは妻の名前・・・しかも今度は・・・。
「あ、も、もしもし・・・。」
『ぁぁん、あなたぁぁ・・・。』
小さなディスプレイの中から、愛しい妻がトロンと潤んだ瞳でこちらを見つめている。もう何時間も続いているのだろう淫交の激しさを物語るように乱れた髪と口元から滴る涎・・・。そう。妻はいったん電話を切り、今度は携帯のテレビ電話を使って電話をかけてきたのだ。
『あぁ、あなたぁ、見えるぅぅ? わ、私の感じてる顔ぉぉ・・・。』
画面には妻の顔がアップで映し出され、その背後に男のものらしい裸体がチラチラと写っている。どうやら妻の祐未子はどこか部屋の中で男からバックで貫かれていた。
「あ、あぁ、よく見えるよ。」 ~3~に続く
2018/02/27
~1~
「ゆ、祐未子っ・・・!」
私(有島信行:ありしま・のぶゆき:46歳)は思わず小さく叫ぶように声を発してしまっていた。恥ずかしいことにスマホを握り締めていない、もう片方の手は、無意識のうちにパジャマの股間に伸びてしまっている。
『ぁぁぁ、あなたぁ・・・、私、すごく感じちゃってるのよぉぉ・・・ぁぁん、イイィィ・・・チンポいいぃぃぃーーーー!』
電話の向こうでは若い男のペニスが妻(有島祐未子:ありしま・ゆみこ:44歳)の秘部を激しく突き上げているのだろう。啜り泣くような妻のよがり声とそんな光景を想像することで、私の股間はこっけいなほどの興奮を訴えていた。
こんな私の性癖を、妻の相手の男はもちろん、妻の祐未子も十分承知した上でこのような電話をかけてきているのである。いや、むしろ今のこの状況は私自身が望んだものと言ってもよかった。子育ても一段落し良き主婦、良き母親としてのみ生きてきた妻に未知の性の快楽を教え込み、自由奔放にセックスを楽しむ女へと目覚めさせたのは他ならない私なのである・・・。
『ぁん・・・あん、あん、ぁぁぁん・・・ぁぁぉぉぉぉーーっ・・・!』
〔・・・、・・・・・・・〕
男が妻に何か囁いているらしく、祐未子の喘ぎ声に重なって男のくぐもった声が聞こえた。
『あ、はぁぁん・・・そんなぁぁ・・・。』
何を言っているか分からない男の声に、妻は甘えるような声で答えている。
『あ、あなた、ごめんなさい。・・・ あっ、あぁんダメェ・・・ ちょ、ちょっと、いったん電話切りますぅ・・・ あんっ!』
ツーツーツーツー・・・ 思わせぶりな言葉を残して、妻の電話は一方的に切れてしまった。
「ぅぁ・・・、」
後に取り残された私は呆気に取られてスマホのディスプレイを見つめる・・・。と、一時の間のあと、手の中のスマホが再び着信を告げ始めた。表示されているのは妻の名前・・・しかも今度は・・・。
「あ、も、もしもし・・・。」
『ぁぁん、あなたぁぁ・・・。』
小さなディスプレイの中から、愛しい妻がトロンと潤んだ瞳でこちらを見つめている。もう何時間も続いているのだろう淫交の激しさを物語るように乱れた髪と口元から滴る涎・・・。そう。妻はいったん電話を切り、今度は携帯のテレビ電話を使って電話をかけてきたのだ。
『あぁ、あなたぁ、見えるぅぅ? わ、私の感じてる顔ぉぉ・・・。』
画面には妻の顔がアップで映し出され、その背後に男のものらしい裸体がチラチラと写っている。どうやら妻の祐未子はどこか部屋の中で男からバックで貫かれていた。
「あ、あぁ、よく見えるよ。」 ~3~に続く
2018/02/27
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