中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第四章その6(22)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第四章その6(22)
第四章その5(21)
黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが、さらに力強くペニスを突き込んでいく。すると、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)が、もはや耐えきれないとばかりに『だめっ!』って叫び、黒沢さんにしがみつく。際限なく沸き立つ甘美な快感・・・・
宙に浮いた両脚が揺れている。
〔芳恵さん、ここに来て心変わりはないでしょうが、一応、念のために・・・ 本当にいいんですね? このまま中に出しても・・・。〕
『あぁ・・ ぁ、いいの・・ 出してっ、そのまま、出してぇ・・・・!』
〔どの辺りか、ちゃんと言ってくれなくちゃ・・・。〕
『おく、奥の方の感じるところでぇ・・・・ ぁあぁぁ・・・・ そこ・・。』
〔芳恵さん、ご主人が傍にいるのに、そんなに感じてしまっていいんですか?〕
『あぁ・・・・っ、あなた、わたし、もうだめ・・ いっちゃう、イッちゃう─ぅっ!』
妻は、すぐ傍にいる私(山下一雄:やました・かずお:49歳)のことなどお構いなしに、淫らな言葉を口にした。《それほど、上せあがっているのだろう。》
それに、『あなた』とは、聞き慣れた言葉だけに、私のことを指しているのだと思いたいが、深く折り曲げられた体を黒沢さんに預けて、喜悦を届けてくれる彼のペニスを余すところなく受け入れている姿を見ていると、そうではないように思えます。
体の奥にズンとこたえるペニスが、ゾクゾクした怖気混じりの快感を運んでくると、夢中でシーツを掴んでしまった。こんな風に、頭も体も快感一色に塗りつぶされると、このまま絶頂が続くこと以外、何も考えられなくなってしまうのでしょう。
『あぁ・・ぁ~ ください・・・・ お願い、もう出してぇ・・・・。』
快楽と哀願が入り混じった 切羽づまった声・・・・ 私の耳には、その声が絶頂を嚥下しているように聞こえました。《あぁ・・ そんなに感じてしまって・・・・ 恋火を燃やす男から受けるペニスは、それほど極まりないものなのか・・》よくよく、自制しているつもりなのに、妻のこんな言葉を聞くと恨めしくなってきます。
そのうち、芳恵の上体が ピクっ、ピクっと震えだし、まるで酸欠状態に陥ったかのように、唇がわなわなと震えてきた。私が、今まで妻に与えることの出来なかった愉悦・・・・ 妻の芳恵は今、自分を貫いている黒沢さんからそれを感じているのだ。この甘苦しい至福のひと時が続くためなら、私は今、どんな大きな代償をも惜しまないでしょう。
『ああぁ・・っ もう、だめぇ・・・・! お願い、早く出して~ぇ・・・・!』
妻が、射精を求める言葉を叫んだ。きっと妻にも、黒沢さんが全精力を込めてスラスト(回転軸の軸方向に働く力)していることから、程なく射精の瞬間を迎えることがわかるのでしょう。 第四章その7(23)へ
2018/02/26
第四章その5(21)
黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが、さらに力強くペニスを突き込んでいく。すると、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)が、もはや耐えきれないとばかりに『だめっ!』って叫び、黒沢さんにしがみつく。際限なく沸き立つ甘美な快感・・・・
宙に浮いた両脚が揺れている。
〔芳恵さん、ここに来て心変わりはないでしょうが、一応、念のために・・・ 本当にいいんですね? このまま中に出しても・・・。〕
『あぁ・・ ぁ、いいの・・ 出してっ、そのまま、出してぇ・・・・!』
〔どの辺りか、ちゃんと言ってくれなくちゃ・・・。〕
『おく、奥の方の感じるところでぇ・・・・ ぁあぁぁ・・・・ そこ・・。』
〔芳恵さん、ご主人が傍にいるのに、そんなに感じてしまっていいんですか?〕
『あぁ・・・・っ、あなた、わたし、もうだめ・・ いっちゃう、イッちゃう─ぅっ!』
妻は、すぐ傍にいる私(山下一雄:やました・かずお:49歳)のことなどお構いなしに、淫らな言葉を口にした。《それほど、上せあがっているのだろう。》
それに、『あなた』とは、聞き慣れた言葉だけに、私のことを指しているのだと思いたいが、深く折り曲げられた体を黒沢さんに預けて、喜悦を届けてくれる彼のペニスを余すところなく受け入れている姿を見ていると、そうではないように思えます。
体の奥にズンとこたえるペニスが、ゾクゾクした怖気混じりの快感を運んでくると、夢中でシーツを掴んでしまった。こんな風に、頭も体も快感一色に塗りつぶされると、このまま絶頂が続くこと以外、何も考えられなくなってしまうのでしょう。
『あぁ・・ぁ~ ください・・・・ お願い、もう出してぇ・・・・。』
快楽と哀願が入り混じった 切羽づまった声・・・・ 私の耳には、その声が絶頂を嚥下しているように聞こえました。《あぁ・・ そんなに感じてしまって・・・・ 恋火を燃やす男から受けるペニスは、それほど極まりないものなのか・・》よくよく、自制しているつもりなのに、妻のこんな言葉を聞くと恨めしくなってきます。
そのうち、芳恵の上体が ピクっ、ピクっと震えだし、まるで酸欠状態に陥ったかのように、唇がわなわなと震えてきた。私が、今まで妻に与えることの出来なかった愉悦・・・・ 妻の芳恵は今、自分を貫いている黒沢さんからそれを感じているのだ。この甘苦しい至福のひと時が続くためなら、私は今、どんな大きな代償をも惜しまないでしょう。
『ああぁ・・っ もう、だめぇ・・・・! お願い、早く出して~ぇ・・・・!』
妻が、射精を求める言葉を叫んだ。きっと妻にも、黒沢さんが全精力を込めてスラスト(回転軸の軸方向に働く力)していることから、程なく射精の瞬間を迎えることがわかるのでしょう。 第四章その7(23)へ
2018/02/26
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