壊れかけた二人 第17章①
第17章
17-①
金木犀(きんもくせい)の香りがする季節 10月を迎えていた。いままで最長の休止期間。2カ月は長いような短いような時間の感覚だった。はじめは二人でいろんな所に遊びに出かけた。まるで交際しはじめた頃のように、手を繋ぎ一日中イチャイチャしていた。でもそのような〖蜜月〗は永くは続かなかった。やはり俺の性癖はいつまでも抑えておけない。ただ詩織とのセックスは楽しい。身体は翔太も褒めるほどだし、凄く悔しいのだがプレイ中に覚えたのか教え込まれたのかわからないが様々なテクニックを使ってくる。それが性癖《寝取らせ》を擽(くすぐ)るのだ。
俺には翔太のようなSっぽいセックスが出来ない。詩織は『たっくんのは、なんかね包まれた優しいから好き。』とは言ってくれる。「翔太の方がいいんじゃない?硬いんだろう?」とセックスの最中に挑発しても、『人それぞれじゃやないの?もう翔太君の話しは無しよ。』でも、“翔太”の名前を出した瞬間に、詩織の膣がキューンと締まった。
〘やはり一度このような《プレイ》を経験してしまうと、〖刺激〗が愛情を上回るのかもしれない。いや、そのようなことはない。例え友人に【からだを貸し出し】はしても【心を貸し出し】たつもりはない。それに対する半端ない嫉妬心が充満して=友人の翔太が調子づいて妻の詩織をデートに誘い、それを詩織が受諾=つい怒りを爆発してしまった。〙
それで、詩織も反省して、プレイの中止が決まる。それ以来、夫婦の仲はすこぶる良い。だが俺は平凡な日常に物足りなさを覚えていた。特に、セックスが。甘い甘いものだったけれど、詩織が満足しているのか?そっと訊ねてみると、『馬鹿ね。幸せだよ。』と微笑んだ。
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金木犀(きんもくせい)の香りがする季節 10月を迎えていた。いままで最長の休止期間。2カ月は長いような短いような時間の感覚だった。はじめは二人でいろんな所に遊びに出かけた。まるで交際しはじめた頃のように、手を繋ぎ一日中イチャイチャしていた。でもそのような〖蜜月〗は永くは続かなかった。やはり俺の性癖はいつまでも抑えておけない。ただ詩織とのセックスは楽しい。身体は翔太も褒めるほどだし、凄く悔しいのだがプレイ中に覚えたのか教え込まれたのかわからないが様々なテクニックを使ってくる。それが性癖《寝取らせ》を擽(くすぐ)るのだ。
俺には翔太のようなSっぽいセックスが出来ない。詩織は『たっくんのは、なんかね包まれた優しいから好き。』とは言ってくれる。「翔太の方がいいんじゃない?硬いんだろう?」とセックスの最中に挑発しても、『人それぞれじゃやないの?もう翔太君の話しは無しよ。』でも、“翔太”の名前を出した瞬間に、詩織の膣がキューンと締まった。
〘やはり一度このような《プレイ》を経験してしまうと、〖刺激〗が愛情を上回るのかもしれない。いや、そのようなことはない。例え友人に【からだを貸し出し】はしても【心を貸し出し】たつもりはない。それに対する半端ない嫉妬心が充満して=友人の翔太が調子づいて妻の詩織をデートに誘い、それを詩織が受諾=つい怒りを爆発してしまった。〙
それで、詩織も反省して、プレイの中止が決まる。それ以来、夫婦の仲はすこぶる良い。だが俺は平凡な日常に物足りなさを覚えていた。特に、セックスが。甘い甘いものだったけれど、詩織が満足しているのか?そっと訊ねてみると、『馬鹿ね。幸せだよ。』と微笑んだ。
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