壊れかけた二人 第18章⑤
壊れかけた二人18-⑤
並べられた夕食はかなり豪勢だった。「なんだかね。我が家のエンゲル係数(家計の消費支出に占める飲食費のパーセントのこと。)を押し上げてる。」とつぶやくと、『なら、あいつから会費を取りなよ!』と言ってくる。「そうだな。プレイ代込みで1万円もらおうか?」『なにそれ?わたしそんなんじゃないよ・・。』とかなり怒っている。それでも俺が「安すぎるかな?濃厚なプレイだし2万円の価値はあるかもな。」とからかうと、『ほんと怒るよ!』とキレ気味には言うが、プレイを止めようとは言いださなかった。
まだ風邪は完治してないようで、頭が少し痛かった。『風邪薬飲んでおいたら。病院行けばいいのに?注射か点滴ですぐ直るよ。』と言われるが、「病院は嫌いなんだ。特に注射は・・薬飲むけど眠たくなるしな・・。」詩織は『子供じゃないんだから、薬は飲んどきなよ。』と。「はいはいわかりました。」と言うと、『はいは、1回でいいの・・・。』なんだか、これから行われるプレイへの照れ隠しの“ツン”みたいな気がする。
おとなしく薬を飲む。やはり今日は止めとけばよかったと少し後悔をした。本能(性癖)に引っ張られることが多くなってくる。詩織も最初のころとは違って翔太になじんできていた。というより翔太のペニス(俺のより太くて硬いみたいだ。)とテクニック(キャバ嬢で鍛えられている。)で、セックスの最中は完全に“身も心”も翔太に持って行かれている。かろうじて夫婦という絆で取り戻しているにすぎないのではないか・・・。いつの日にか完全に【寝取られる】ような・・・。
詩織は、心の中で『たっくんも風邪でしんどいのだから今夜は中止にすればいいのに。』と思う一方で、やはり翔太とのセックスが頭をよぎる。最初は夫の願望を叶えてあげようという受動的な姿勢だったのに、正直に言えば、最近では体の奥(子宮)が自然に快感を覚えていて、欲してしまう。さっき拓海に「今日は勝負下着?」と不意に尋ねられ、冷や汗がでるほど慌ててしまう。図星だった。今日の予定が決まってからネット通販で購入した自分でも顔が赤くなるエッチ系の“シースル下着”だったからだ。
翔太君は夫と違い表現がストレート。だからたまに嫌な事も「詩織小腹が出てきたな。おれはそういう人妻の崩れた体型もすきだけどな。」と失礼な言葉を平気で吐く。でも、「詩織の白い肌がおれとセックスするときれいなピンク色に染まっていくのがたまらない。」とか「胸は抜群だが、おれはエロい太腿もメッチャ好きなんだ。ほらセックスしてたらおれをはさんでくるだろう。そのときの太腿の感触がイイんだ。」と露骨だけど翔太流にわたしの体を褒めてくれる。〘ほんとエロい!〙とはじめは嫌いだったが今は何か燃えさせてくれる言葉になっている。
夫の拓海には、翔太とのセックスする前は、すごく罪悪感があるのだけれど、しているときは体が蕩けそうに反応してしまう。特に翔太はキスが上手い。翔太に舌を思い切り吸われると“こころ”を奪われそうになり、思わず【好き】と思ってしまい、わたしの方からも舌を絡めてしまう。そして、いつまでも翔太と居たい。と思ってしまう。もちろん、終わると、心にちいさな棘が刺さるように『たっくん、ごめんなさい。』とおもってしまうのだけれど・・・・。
並べられた夕食はかなり豪勢だった。「なんだかね。我が家のエンゲル係数(家計の消費支出に占める飲食費のパーセントのこと。)を押し上げてる。」とつぶやくと、『なら、あいつから会費を取りなよ!』と言ってくる。「そうだな。プレイ代込みで1万円もらおうか?」『なにそれ?わたしそんなんじゃないよ・・。』とかなり怒っている。それでも俺が「安すぎるかな?濃厚なプレイだし2万円の価値はあるかもな。」とからかうと、『ほんと怒るよ!』とキレ気味には言うが、プレイを止めようとは言いださなかった。
まだ風邪は完治してないようで、頭が少し痛かった。『風邪薬飲んでおいたら。病院行けばいいのに?注射か点滴ですぐ直るよ。』と言われるが、「病院は嫌いなんだ。特に注射は・・薬飲むけど眠たくなるしな・・。」詩織は『子供じゃないんだから、薬は飲んどきなよ。』と。「はいはいわかりました。」と言うと、『はいは、1回でいいの・・・。』なんだか、これから行われるプレイへの照れ隠しの“ツン”みたいな気がする。
おとなしく薬を飲む。やはり今日は止めとけばよかったと少し後悔をした。本能(性癖)に引っ張られることが多くなってくる。詩織も最初のころとは違って翔太になじんできていた。というより翔太のペニス(俺のより太くて硬いみたいだ。)とテクニック(キャバ嬢で鍛えられている。)で、セックスの最中は完全に“身も心”も翔太に持って行かれている。かろうじて夫婦という絆で取り戻しているにすぎないのではないか・・・。いつの日にか完全に【寝取られる】ような・・・。
詩織は、心の中で『たっくんも風邪でしんどいのだから今夜は中止にすればいいのに。』と思う一方で、やはり翔太とのセックスが頭をよぎる。最初は夫の願望を叶えてあげようという受動的な姿勢だったのに、正直に言えば、最近では体の奥(子宮)が自然に快感を覚えていて、欲してしまう。さっき拓海に「今日は勝負下着?」と不意に尋ねられ、冷や汗がでるほど慌ててしまう。図星だった。今日の予定が決まってからネット通販で購入した自分でも顔が赤くなるエッチ系の“シースル下着”だったからだ。
翔太君は夫と違い表現がストレート。だからたまに嫌な事も「詩織小腹が出てきたな。おれはそういう人妻の崩れた体型もすきだけどな。」と失礼な言葉を平気で吐く。でも、「詩織の白い肌がおれとセックスするときれいなピンク色に染まっていくのがたまらない。」とか「胸は抜群だが、おれはエロい太腿もメッチャ好きなんだ。ほらセックスしてたらおれをはさんでくるだろう。そのときの太腿の感触がイイんだ。」と露骨だけど翔太流にわたしの体を褒めてくれる。〘ほんとエロい!〙とはじめは嫌いだったが今は何か燃えさせてくれる言葉になっている。
夫の拓海には、翔太とのセックスする前は、すごく罪悪感があるのだけれど、しているときは体が蕩けそうに反応してしまう。特に翔太はキスが上手い。翔太に舌を思い切り吸われると“こころ”を奪われそうになり、思わず【好き】と思ってしまい、わたしの方からも舌を絡めてしまう。そして、いつまでも翔太と居たい。と思ってしまう。もちろん、終わると、心にちいさな棘が刺さるように『たっくん、ごめんなさい。』とおもってしまうのだけれど・・・・。
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