壊れかけた二人 第18章⑥
壊れかけた二人18-⑥
珍しくお土産のワインを持参してきた翔太が、「拓海大丈夫か?お前もう寝てたら?あとはおれと詩織でよろしくやっとくからさ。」、俺は「馬鹿か?友達の妻を何とおもっているんだ?それに見舞いだったら果物だろ?おまえが飲みたいだけじゃないか。」と言い返す。
そうすると、「ワインは滋養にも良くアルツハイマーにもいいらしいぜ!それと詩織は高級セフレかな。」と言った途端に、詩織から後頭部をはたかれた。「痛いじゃないか!仮にも客だぞ。」詩織が『もう帰ったら、たっくんもまだ治ってないんだから、少しは気を使うのが友人でしょ?』って切れている。
翔太も、「いいんだよ。君の旦那はこういうのが好きなんだよ。」と言いつつ、詩織の胸に手を伸ばす。しかし、再び『この変態。夕食はなしだからね。ほんと帰りなよ。』と差し出した翔太の手を持っていたお玉で撃退していた。「この暴力妻!拓海なんとかしろよ。世間体が悪いぞ!こんな奥さんじゃ。」とかなり痛かったのか本気で怒っている。
「頭がまだ痛いんだから静かに食えよ。」と俺が言うと、「ほら詩織ご主人様がたべなさいとお社ってるんだよ。」と口撃してくると『変態コンビが・・・』ってブツブツ呟いている。翔太も負けじと「その変態に“あっあっ~”って悶えてるのはだれでしょう?♪」と反撃。これには詩織は言い返せず顔を真っ赤にしている。
やっぱり頭が少し痛むので、俺の食事は進まなかった。ただ、喉は渇いたせいで水の替りに翔太が持参したワインを4杯は飲んだ。俺とは反対に翔太の食欲は旺盛で、自分の分ばかりか残した俺の皿まで平らげていた。ワインもお前はフランス人かと言いたくなるほど俺の倍近くは飲んで、持ってきたワインを飲み干し、我が家のワインを出すことにした。詩織は酒に弱かったが、最近は鍛えられてそこそこ飲めるようになり、今夜も2杯目を飲み干す。
珍しくお土産のワインを持参してきた翔太が、「拓海大丈夫か?お前もう寝てたら?あとはおれと詩織でよろしくやっとくからさ。」、俺は「馬鹿か?友達の妻を何とおもっているんだ?それに見舞いだったら果物だろ?おまえが飲みたいだけじゃないか。」と言い返す。
そうすると、「ワインは滋養にも良くアルツハイマーにもいいらしいぜ!それと詩織は高級セフレかな。」と言った途端に、詩織から後頭部をはたかれた。「痛いじゃないか!仮にも客だぞ。」詩織が『もう帰ったら、たっくんもまだ治ってないんだから、少しは気を使うのが友人でしょ?』って切れている。
翔太も、「いいんだよ。君の旦那はこういうのが好きなんだよ。」と言いつつ、詩織の胸に手を伸ばす。しかし、再び『この変態。夕食はなしだからね。ほんと帰りなよ。』と差し出した翔太の手を持っていたお玉で撃退していた。「この暴力妻!拓海なんとかしろよ。世間体が悪いぞ!こんな奥さんじゃ。」とかなり痛かったのか本気で怒っている。
「頭がまだ痛いんだから静かに食えよ。」と俺が言うと、「ほら詩織ご主人様がたべなさいとお社ってるんだよ。」と口撃してくると『変態コンビが・・・』ってブツブツ呟いている。翔太も負けじと「その変態に“あっあっ~”って悶えてるのはだれでしょう?♪」と反撃。これには詩織は言い返せず顔を真っ赤にしている。
やっぱり頭が少し痛むので、俺の食事は進まなかった。ただ、喉は渇いたせいで水の替りに翔太が持参したワインを4杯は飲んだ。俺とは反対に翔太の食欲は旺盛で、自分の分ばかりか残した俺の皿まで平らげていた。ワインもお前はフランス人かと言いたくなるほど俺の倍近くは飲んで、持ってきたワインを飲み干し、我が家のワインを出すことにした。詩織は酒に弱かったが、最近は鍛えられてそこそこ飲めるようになり、今夜も2杯目を飲み干す。
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