明日香と親友 そして俺 第1節③
1-③
その期間、明日香は微妙なニュアンスで、ことあるごとに『本当にいいの直樹は?』って言ってきたけれど最終的に嫌だとは言わなかった。
あと条件については、実行日までに明日香は『高岡君とは絶対に会いたくない。』と言った。その理由は『会うのは恥ずかしすぎるでしょw』と微笑む。
実行日までの間、明日香が俺にこんな事を何度も何度も言ってきた。
『高岡君には【期待しないで】って言っておいてねw』
『【目を瞑ってじっとしているから】と伝えておいて』
本当、毎日毎日俺に対して、『高岡君に、【私はそういうプレイに全然興味無い】からね。』って、ことを伝えて欲しいと頼まれた。
それで実行日(土曜日)の夕方がくる。場所は高岡のマンションです。俺が車で送って行き、そのまま終わるまで待機をする予定。
『直樹には見られたくないの。』という条件を、俺は素直に呑んだ。いきなり目の前で見るというのはさすがにハードルが高いだろうと自覚していたので、自分から「見せてほしい。」とも頼まなかった。
マンションに向かう途中、明日香は何度も何度も『本当にいいの?』と聞いてきた。これから明日香が〖親友に抱かれる〗という現実に、滅茶苦茶に興奮していた俺は理性を失い、運転しながら勃起していたものを触らせると、明日香に呆れた感じで溜息をつかれた。
明日香はマンション前につくと俺に対して指を折りながら、
『一応確認しとくけど本当ぼ~っとしてるだけだからね。』
『あとキスもしないよ。』
『後で高岡君に「つまんない」とか言われても責任ないからね。』と何度も念を押すように言われた。明日香が車を降りる時にすごい勢いで俺にキスをしてきた。“がつんっ”と歯が当たり、すごく痛かった。明日香からそういうことをするのは初めてだ。・
それからが、俺はとにかくやばかった。マジで気が狂いそうだった。後悔の一念。じっとなんてしているのは絶対無理だった。車をあてもなく走らせた。【とにかく苦しい】この一言。覚悟をしていても泣きそうになった。
結局、苦しくなりすぎて車を再び高岡のマンション付近に駐車させて、部屋に向いその玄関前でうろうろした。一度は意を決して郵便受けを明けたりしたけど、中からは何も聞こえて来なかった。外からはカーテンがかかり、部屋の電気は消えていたので、「ああ今やっているのか・・・」って俺の心は壊滅的に凹(へこ)んだ。
このとき実際に目の前で二人のSEXを見ていたら、本当に俺の心は完全に折れていたと思う。それくらい鼓動が荒ぶっていたし、肌寒い夜だったのに嫌な汗が、がんがん出てきていた。
何をしていいかわからなくて近くのコンビニに何度も入ったり出たり(まるで不審者だよ)を繰り返した。“やばいな!これ誰かに止められないと絶対ブレーキが掛けられない”という危機感もその時に持った。
それでも反面、興奮した高揚感もあり、俺が電話をかけたら絶対に出るというルールはあったが、すぐには中止の電話が出来なかった。もう心の中では「興奮」と「嫉妬」の戦いだ。しかし、もうひとつのルールとして時間制が救いになった。20時から22時までの2時間が約束である。
その期間、明日香は微妙なニュアンスで、ことあるごとに『本当にいいの直樹は?』って言ってきたけれど最終的に嫌だとは言わなかった。
あと条件については、実行日までに明日香は『高岡君とは絶対に会いたくない。』と言った。その理由は『会うのは恥ずかしすぎるでしょw』と微笑む。
実行日までの間、明日香が俺にこんな事を何度も何度も言ってきた。
『高岡君には【期待しないで】って言っておいてねw』
『【目を瞑ってじっとしているから】と伝えておいて』
本当、毎日毎日俺に対して、『高岡君に、【私はそういうプレイに全然興味無い】からね。』って、ことを伝えて欲しいと頼まれた。
それで実行日(土曜日)の夕方がくる。場所は高岡のマンションです。俺が車で送って行き、そのまま終わるまで待機をする予定。
『直樹には見られたくないの。』という条件を、俺は素直に呑んだ。いきなり目の前で見るというのはさすがにハードルが高いだろうと自覚していたので、自分から「見せてほしい。」とも頼まなかった。
マンションに向かう途中、明日香は何度も何度も『本当にいいの?』と聞いてきた。これから明日香が〖親友に抱かれる〗という現実に、滅茶苦茶に興奮していた俺は理性を失い、運転しながら勃起していたものを触らせると、明日香に呆れた感じで溜息をつかれた。
明日香はマンション前につくと俺に対して指を折りながら、
『一応確認しとくけど本当ぼ~っとしてるだけだからね。』
『あとキスもしないよ。』
『後で高岡君に「つまんない」とか言われても責任ないからね。』と何度も念を押すように言われた。明日香が車を降りる時にすごい勢いで俺にキスをしてきた。“がつんっ”と歯が当たり、すごく痛かった。明日香からそういうことをするのは初めてだ。・
それからが、俺はとにかくやばかった。マジで気が狂いそうだった。後悔の一念。じっとなんてしているのは絶対無理だった。車をあてもなく走らせた。【とにかく苦しい】この一言。覚悟をしていても泣きそうになった。
結局、苦しくなりすぎて車を再び高岡のマンション付近に駐車させて、部屋に向いその玄関前でうろうろした。一度は意を決して郵便受けを明けたりしたけど、中からは何も聞こえて来なかった。外からはカーテンがかかり、部屋の電気は消えていたので、「ああ今やっているのか・・・」って俺の心は壊滅的に凹(へこ)んだ。
このとき実際に目の前で二人のSEXを見ていたら、本当に俺の心は完全に折れていたと思う。それくらい鼓動が荒ぶっていたし、肌寒い夜だったのに嫌な汗が、がんがん出てきていた。
何をしていいかわからなくて近くのコンビニに何度も入ったり出たり(まるで不審者だよ)を繰り返した。“やばいな!これ誰かに止められないと絶対ブレーキが掛けられない”という危機感もその時に持った。
それでも反面、興奮した高揚感もあり、俺が電話をかけたら絶対に出るというルールはあったが、すぐには中止の電話が出来なかった。もう心の中では「興奮」と「嫉妬」の戦いだ。しかし、もうひとつのルールとして時間制が救いになった。20時から22時までの2時間が約束である。
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