明日香と親友 そして俺 第1節④
明日香と親友 そして俺 第1節
1-④
でもやはり我慢ができなくて、俺は21時過ぎには電話をしてしまった。《電話には絶対出る》というルールだったから。でも『明日香の喘(あえ)ぎ声』とかを聞かされたら(それが目的のひとつのはずなのに)「どうしよう」って思いながらも恐る恐る電話を掛けた。【明日香が親友に抱かれている】って状況だけでもう胸が破裂しそうだった。
そうした心配もあり、明日香にするのが怖くて、高岡のスマホに電話をした。「もしもし」高岡はすぐに出てくれた。俺が「ごめんホント無理!明日香を返して!」と告げる。
「わかったよw」と応諾する高岡。それから俺はすぐに電話を切ってしまった。明日香の声が聞きたかったけれど、やっぱり聞きたくないという矛盾した気持だった。
俺は運転席で待っていた。すぐに明日香はマンションから出てきた。出てくる姿を見ても俺は落ち着いている振りをした。明日香は小走りで車に乗り込んできた。
俺がすごくビクビクしながらもちらっと横目で盗み見したら、明日香はすごく照れくさそうだった。頬は上気して桃色に染まっている。長い黒髪も少し乱れていた。あ、これもう駄目だと思って、俺は強引にこっち向かせてキスをした。
明日香はシャワーを浴びずにすぐ出てきたので〔凄い匂い〕とか、しそうだなとふと思った。俺が興奮していたからかも知れないが明日香の体からはほとんど匂いはしなかった。でも、キスをしても明日香は絶対に口を開けなかった。その理由は後で判明する。
俺が顔を離すと、明日香が『むふふ』って感じで超にやにやしている。〖こいつ、なに上から目線で見ているんだ。〗、と俺は非常にむかついた。でも明日香を超好きだという自覚が同時に湧く。まぁ正直に言えば感情の整理とかは絶対に無理だった。
俺は無言で車を出発させて、二人とも車中では喋らなかった。俺は、とても家まで我慢できなかったので、そのまま途中にあるラブホテルへ向かう。それで、すごく荒い運転になってしまい思わず別の建物の駐車場に突っ込んでしまう。明日香に『あはは』って呆れる感じで笑われてしまった。
俺が無言で車から外に出ると明日香も無言で降りた。でも何かあからさまに“にやにや”したいのを我慢している表情が、このプレイが俺の身勝手とはわかっているけど更に苛つく。
明日香の手を引っ張ってフロントへ向かった。俺は無言のままに部屋を選んでエレベーターで上へ。その間に明日香が『怒ってるの?』と、少し心配そうな感じで尋ねてきたけれど、俺は、無言のまま首を横に振ることしかできなかった。
部屋に入ったら速攻で明日香の服を脱がして前戯(性行為の一部をなす行為である。性交に先立って、互いの興奮を高めるために行われる行為全般を指す。)を省略して挿入する。(中は十分に濡れていた)俺は滅茶苦茶興奮をしていた。高岡とSEXをした明日香の裸は普段の倍以上にエロく見える。
1回戦が終わるまでずっと俺は無言だった。「すげーむかつく。」のと「なにこいつこんな良い女だったの?」とが混合して、プラス緊張で、「なんもしゃべれねー」って感じ。殆(ほとん)ど連続で2回戦をした。
少し間を置いて3回戦へ。明日香も超びっくりしていた。でも求められて安心って感じで笑顔もあった。俺は理性が保てなくて、もう獣状態になる。明日香には『直樹~愛してるよ~』と、今まで言われたことなかった“ワード”を何度も言ってくれた。
ようやく気持ちが落ち着いていつもの感じで俺は喋れるようになる。しかし、実際にはずっと心臓が「ドキドキ」した感じは続いていて、ただ冷静な振りが出来ていただけだった。内心は「なんだよ!なんだよ!畜生!畜生!」と、なっていた。
それでも少しずつ明日香と会話をしだす。といってもピロートーク(夫婦・愛人どうしが寝室で交わす会話)とかする余裕が全然無くて、俺はストレートに「本当にセックスしたの?」って明日香に尋ねてみた。
『・・・うん、まぁね~』
「どうだった?」
『なんか、すごくあれだった。』と意味不明な返事。
「どれだよ?」
『正直に言えばすごく興奮したの!』
明日香は“馬鹿正直な性格”でそういうとこが又好きなとこなのだが、この時ばかりは「もっと嘘は上手くつけよ。」と俺は心底から思った。
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でもやはり我慢ができなくて、俺は21時過ぎには電話をしてしまった。《電話には絶対出る》というルールだったから。でも『明日香の喘(あえ)ぎ声』とかを聞かされたら(それが目的のひとつのはずなのに)「どうしよう」って思いながらも恐る恐る電話を掛けた。【明日香が親友に抱かれている】って状況だけでもう胸が破裂しそうだった。
そうした心配もあり、明日香にするのが怖くて、高岡のスマホに電話をした。「もしもし」高岡はすぐに出てくれた。俺が「ごめんホント無理!明日香を返して!」と告げる。
「わかったよw」と応諾する高岡。それから俺はすぐに電話を切ってしまった。明日香の声が聞きたかったけれど、やっぱり聞きたくないという矛盾した気持だった。
俺は運転席で待っていた。すぐに明日香はマンションから出てきた。出てくる姿を見ても俺は落ち着いている振りをした。明日香は小走りで車に乗り込んできた。
俺がすごくビクビクしながらもちらっと横目で盗み見したら、明日香はすごく照れくさそうだった。頬は上気して桃色に染まっている。長い黒髪も少し乱れていた。あ、これもう駄目だと思って、俺は強引にこっち向かせてキスをした。
明日香はシャワーを浴びずにすぐ出てきたので〔凄い匂い〕とか、しそうだなとふと思った。俺が興奮していたからかも知れないが明日香の体からはほとんど匂いはしなかった。でも、キスをしても明日香は絶対に口を開けなかった。その理由は後で判明する。
俺が顔を離すと、明日香が『むふふ』って感じで超にやにやしている。〖こいつ、なに上から目線で見ているんだ。〗、と俺は非常にむかついた。でも明日香を超好きだという自覚が同時に湧く。まぁ正直に言えば感情の整理とかは絶対に無理だった。
俺は無言で車を出発させて、二人とも車中では喋らなかった。俺は、とても家まで我慢できなかったので、そのまま途中にあるラブホテルへ向かう。それで、すごく荒い運転になってしまい思わず別の建物の駐車場に突っ込んでしまう。明日香に『あはは』って呆れる感じで笑われてしまった。
俺が無言で車から外に出ると明日香も無言で降りた。でも何かあからさまに“にやにや”したいのを我慢している表情が、このプレイが俺の身勝手とはわかっているけど更に苛つく。
明日香の手を引っ張ってフロントへ向かった。俺は無言のままに部屋を選んでエレベーターで上へ。その間に明日香が『怒ってるの?』と、少し心配そうな感じで尋ねてきたけれど、俺は、無言のまま首を横に振ることしかできなかった。
部屋に入ったら速攻で明日香の服を脱がして前戯(性行為の一部をなす行為である。性交に先立って、互いの興奮を高めるために行われる行為全般を指す。)を省略して挿入する。(中は十分に濡れていた)俺は滅茶苦茶興奮をしていた。高岡とSEXをした明日香の裸は普段の倍以上にエロく見える。
1回戦が終わるまでずっと俺は無言だった。「すげーむかつく。」のと「なにこいつこんな良い女だったの?」とが混合して、プラス緊張で、「なんもしゃべれねー」って感じ。殆(ほとん)ど連続で2回戦をした。
少し間を置いて3回戦へ。明日香も超びっくりしていた。でも求められて安心って感じで笑顔もあった。俺は理性が保てなくて、もう獣状態になる。明日香には『直樹~愛してるよ~』と、今まで言われたことなかった“ワード”を何度も言ってくれた。
ようやく気持ちが落ち着いていつもの感じで俺は喋れるようになる。しかし、実際にはずっと心臓が「ドキドキ」した感じは続いていて、ただ冷静な振りが出来ていただけだった。内心は「なんだよ!なんだよ!畜生!畜生!」と、なっていた。
それでも少しずつ明日香と会話をしだす。といってもピロートーク(夫婦・愛人どうしが寝室で交わす会話)とかする余裕が全然無くて、俺はストレートに「本当にセックスしたの?」って明日香に尋ねてみた。
『・・・うん、まぁね~』
「どうだった?」
『なんか、すごくあれだった。』と意味不明な返事。
「どれだよ?」
『正直に言えばすごく興奮したの!』
明日香は“馬鹿正直な性格”でそういうとこが又好きなとこなのだが、この時ばかりは「もっと嘘は上手くつけよ。」と俺は心底から思った。
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