『妻の貸し出し』パート23
パート23
ふと思い返すと、いつ頃だったのか、僕が【寝取らせ】を強く意識しだしたのか、それは退院してきて、一人で家にいる時期だった。1日のうち大半をベッドで過ごす生活。人生から落ちこぼれた感じで、社会と接点を持つことを拒否。所謂“引き籠り”状態で、美玖もかなり心配、特に『自殺してしまうのでは・・』と思っていたらしい。
僕は、ほとんどテレビも新聞も見なかった。起きている時間は、電子書籍かインターネットをみていた。そのような時に嵌ったのが、〖寝取り・寝取られ・寝取らせ〗のサイトだった。極度な劣等感に陥っていたこともあり、妻が不倫・浮気して、こんな僕を見捨てるんじゃないだろうか?もう二度とセックスも出来ず(実際のところED状態だった。)美玖を抱くことも出来ないと懼(おそ)れていた。
そのようなサイトでは、妻や恋人が巨根で精力絶倫な男に犯され、次第に惹かれていき、ついに虜になってしまうパターンのはなしが溢(あふ)れている。現実ではないフィクションの世界だろうが、このような考え方や性癖を持っている人が少なくないのも事実だと。
美玖は、夜遅くまで働き、無気力な夫を甲斐甲斐しく世話をし、病院のリハビリに連れ添い。傍目にも疲れている。化粧っ気もなくおしゃれもしない。平凡以下の妻に甘んじている。それなのに僕は、彼女が他の男に抱かれる【妄想】を抱き続けた。あるとき、美玖のスカートから白いショーツが見え、ほかの男に“抱かせる”妄想に変化して異常に興奮を覚えた。
妻は決して、浮気も不倫もしないだろう。そんな気がする。100%とは言い切れないだろうが・・・。サイトでも、寝取りは読む気がしない。寝取られも、到底信じられないシュチエーションのはなしが多く。それに派生して、完全に妻・恋人を奴隷化されるどころか本人さえも服従させられる【寝取られマゾ(M)】が増えている。
そのような中で、〖寝取らせ〗は、夫や恋人が、その妻や彼女の同意のもとで、浮気や不倫をさせ、そのセックス現場を見たり、あとで報告させて、嫉妬感や憔悴感・孤独感を痛烈に感じながらも、自分の妻・恋人・彼女が他人に裸を晒して、今までとはちがうテクニックで性感を開発され、セックスの歓びを味わい、身悶え、時には罪悪感や背徳感を持ちながら、心まで持って行かれそうになる。そうした事態を快感とする“性癖”が自分にもあるのだと気づき、美玖にも〔告白〕し、ついには実行の段階まできている。
最初は、まったく理解できない美玖だったけれど、いろんなサイトをみせたりするうちに、夫の“性癖”が少数派ではあるが、少なくとも存在することは理解できた。実際にするのは、嫌ではあるが、彼が私をきらいになったり離婚したいのではないこと。むしろ、病気のせいで満足させられない罪の意識からくること。私が抱かれることが彼の歓びの一部であること。そういうことを含んで、協力して上げようと今は思っている。
ふと思い返すと、いつ頃だったのか、僕が【寝取らせ】を強く意識しだしたのか、それは退院してきて、一人で家にいる時期だった。1日のうち大半をベッドで過ごす生活。人生から落ちこぼれた感じで、社会と接点を持つことを拒否。所謂“引き籠り”状態で、美玖もかなり心配、特に『自殺してしまうのでは・・』と思っていたらしい。
僕は、ほとんどテレビも新聞も見なかった。起きている時間は、電子書籍かインターネットをみていた。そのような時に嵌ったのが、〖寝取り・寝取られ・寝取らせ〗のサイトだった。極度な劣等感に陥っていたこともあり、妻が不倫・浮気して、こんな僕を見捨てるんじゃないだろうか?もう二度とセックスも出来ず(実際のところED状態だった。)美玖を抱くことも出来ないと懼(おそ)れていた。
そのようなサイトでは、妻や恋人が巨根で精力絶倫な男に犯され、次第に惹かれていき、ついに虜になってしまうパターンのはなしが溢(あふ)れている。現実ではないフィクションの世界だろうが、このような考え方や性癖を持っている人が少なくないのも事実だと。
美玖は、夜遅くまで働き、無気力な夫を甲斐甲斐しく世話をし、病院のリハビリに連れ添い。傍目にも疲れている。化粧っ気もなくおしゃれもしない。平凡以下の妻に甘んじている。それなのに僕は、彼女が他の男に抱かれる【妄想】を抱き続けた。あるとき、美玖のスカートから白いショーツが見え、ほかの男に“抱かせる”妄想に変化して異常に興奮を覚えた。
妻は決して、浮気も不倫もしないだろう。そんな気がする。100%とは言い切れないだろうが・・・。サイトでも、寝取りは読む気がしない。寝取られも、到底信じられないシュチエーションのはなしが多く。それに派生して、完全に妻・恋人を奴隷化されるどころか本人さえも服従させられる【寝取られマゾ(M)】が増えている。
そのような中で、〖寝取らせ〗は、夫や恋人が、その妻や彼女の同意のもとで、浮気や不倫をさせ、そのセックス現場を見たり、あとで報告させて、嫉妬感や憔悴感・孤独感を痛烈に感じながらも、自分の妻・恋人・彼女が他人に裸を晒して、今までとはちがうテクニックで性感を開発され、セックスの歓びを味わい、身悶え、時には罪悪感や背徳感を持ちながら、心まで持って行かれそうになる。そうした事態を快感とする“性癖”が自分にもあるのだと気づき、美玖にも〔告白〕し、ついには実行の段階まできている。
最初は、まったく理解できない美玖だったけれど、いろんなサイトをみせたりするうちに、夫の“性癖”が少数派ではあるが、少なくとも存在することは理解できた。実際にするのは、嫌ではあるが、彼が私をきらいになったり離婚したいのではないこと。むしろ、病気のせいで満足させられない罪の意識からくること。私が抱かれることが彼の歓びの一部であること。そういうことを含んで、協力して上げようと今は思っている。
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