長E〖妻が好き過ぎて〗第18回
長E〖妻が好き過ぎて〗第18回
栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)が妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)の後を追い、風呂に入っていきます・・・。そのガラス戸の音を聞き、私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)の心に猛烈に嫉妬心がわいてきます。(思いを遂げて、当たり前の様に振舞おうとするのか?!)その瞬間、私の頭にある行動が浮かびました。(栗原の、いや栗原なんかどうでもいい、実優の、実優の真実が知りたい・・・今、ガラス戸を開ければ栗原を殴り倒す事はできるが、実優の本心が永遠に隠れてしまう)そんな気がします。
急いで目についた服を着て、意を決し、襖を開け、茶の間に入りました。そして茶の間の襖を開けますと、栗原の布団の分、隙間が開いています。茶の間を過ぎると、いやでも曇ったガラス戸が目に入り・・・シャワーが出しっぱなしになっていました。栗原の全裸の後姿がわかります。
実優は、全裸のまま、栗原に後ろから抱かれていました。栗原の頭は実優の左肩にもたれる様に乗っています。両腕は実優を抱きこむ様に前に廻されています。その手が、実優の肉体のどこに触れているのかは判りません。しかし、栗原の股間は間違いなく、実優の白く盛り上がった尻の肉に密着されているのは判りました。
ふと我に帰り、私は玄関のドアを思いっきり開けます。古いドアは大きな音を出しました。
「どうした! 何! 高山が事故? ん、ん、わかった、今すぐ行く。」わざと大きな声を上げます。すると“ザブン!!”の音がした。栗原が湯船に飛び込んだ様です。(チッ、相変わらずドジな栗原、おまえが壊すか?!)
とにかく進むしかありません。「実優!! 高山が事故なんだって! タッチャンの車で行ってくるから、ちょっと遠いから昼過ぎになる。じゃあ!」何を言ったか解らないほど頭に血が上っていましたが、意外とうまく言えました。
『わ、わかったわ。』って実優は全裸の後姿を見せながら、首だけちょっと横を向きながら言います。そして、私はドアに向かい、「あれー? 栗原まだいるのかー?!」と靴を見るふりをして言いました。実優は体をすくめた様ですが、これは、あくまで栗原へのメッセージ・・・。
私は茶の間に戻り、躊躇なく栗原のカバンからあのソーセージを取り出します。そして、さっき開けておいた押入れに収めました。襖を閉め切った時、気が付きます。(しまった! これでは見えないぞ!)それで思いついたのは、何故か小学生の時、初めてのキャンプの時に親父に買って貰った登山ナイフ・・・他にも有りそうだがそれしか思い浮かびません。(・・・目の前のサイドボードの一番下の引き出しの中・・・か! 鉢合わせになったらオジャンだ!)
“ガラガラ!”突然ガラス戸が開きました。どちらかが出てきます。静かな足音でした。それは実優の足音の様です。寝室に行きました。そして、ちょっとすると、又戻ってきます。“ガラガラッ”実優が風呂に戻ってしまいました。
それで私は、そうっと又襖を開けます。そして、登山ナイフを取り出し急いで戻りました。息が切れて、まるで長距離を走ったみたいです。落ち着いたら襖に刃を突き立てました。意外に簡単に突き刺さります。縦に慎重に下ろし、右に切っていきました。ちょっと切りすぎたかと思いましたが、手前に引っ張ってみると、風呂場の方まで見えて好都合です。そして向こうの襖の様に小さく折ってみたりしていると、“ガラガラ”と音がしました。 第19回へ続く
2016/12/18
栗原良純(くりはら・よしずみ:30歳)が妻(橋内実優:はしうち・みゆ:27歳)の後を追い、風呂に入っていきます・・・。そのガラス戸の音を聞き、私(橋内正人:はしうち・まさと:30歳)の心に猛烈に嫉妬心がわいてきます。(思いを遂げて、当たり前の様に振舞おうとするのか?!)その瞬間、私の頭にある行動が浮かびました。(栗原の、いや栗原なんかどうでもいい、実優の、実優の真実が知りたい・・・今、ガラス戸を開ければ栗原を殴り倒す事はできるが、実優の本心が永遠に隠れてしまう)そんな気がします。
急いで目についた服を着て、意を決し、襖を開け、茶の間に入りました。そして茶の間の襖を開けますと、栗原の布団の分、隙間が開いています。茶の間を過ぎると、いやでも曇ったガラス戸が目に入り・・・シャワーが出しっぱなしになっていました。栗原の全裸の後姿がわかります。
実優は、全裸のまま、栗原に後ろから抱かれていました。栗原の頭は実優の左肩にもたれる様に乗っています。両腕は実優を抱きこむ様に前に廻されています。その手が、実優の肉体のどこに触れているのかは判りません。しかし、栗原の股間は間違いなく、実優の白く盛り上がった尻の肉に密着されているのは判りました。
ふと我に帰り、私は玄関のドアを思いっきり開けます。古いドアは大きな音を出しました。
「どうした! 何! 高山が事故? ん、ん、わかった、今すぐ行く。」わざと大きな声を上げます。すると“ザブン!!”の音がした。栗原が湯船に飛び込んだ様です。(チッ、相変わらずドジな栗原、おまえが壊すか?!)
とにかく進むしかありません。「実優!! 高山が事故なんだって! タッチャンの車で行ってくるから、ちょっと遠いから昼過ぎになる。じゃあ!」何を言ったか解らないほど頭に血が上っていましたが、意外とうまく言えました。
『わ、わかったわ。』って実優は全裸の後姿を見せながら、首だけちょっと横を向きながら言います。そして、私はドアに向かい、「あれー? 栗原まだいるのかー?!」と靴を見るふりをして言いました。実優は体をすくめた様ですが、これは、あくまで栗原へのメッセージ・・・。
私は茶の間に戻り、躊躇なく栗原のカバンからあのソーセージを取り出します。そして、さっき開けておいた押入れに収めました。襖を閉め切った時、気が付きます。(しまった! これでは見えないぞ!)それで思いついたのは、何故か小学生の時、初めてのキャンプの時に親父に買って貰った登山ナイフ・・・他にも有りそうだがそれしか思い浮かびません。(・・・目の前のサイドボードの一番下の引き出しの中・・・か! 鉢合わせになったらオジャンだ!)
“ガラガラ!”突然ガラス戸が開きました。どちらかが出てきます。静かな足音でした。それは実優の足音の様です。寝室に行きました。そして、ちょっとすると、又戻ってきます。“ガラガラッ”実優が風呂に戻ってしまいました。
それで私は、そうっと又襖を開けます。そして、登山ナイフを取り出し急いで戻りました。息が切れて、まるで長距離を走ったみたいです。落ち着いたら襖に刃を突き立てました。意外に簡単に突き刺さります。縦に慎重に下ろし、右に切っていきました。ちょっと切りすぎたかと思いましたが、手前に引っ張ってみると、風呂場の方まで見えて好都合です。そして向こうの襖の様に小さく折ってみたりしていると、“ガラガラ”と音がしました。 第19回へ続く
2016/12/18
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