長17 【あなたのためなら】第2章
長17 【あなたのためなら】第2章
第1章 20191113
私(小峰謙作:こみね・けんさく:32歳)が妻(小峰咲良:こみね・さくら:28歳)の異変に気付いたのは、あれから 3か月後、夫婦の夜の営みの最中です。
『あなた・・・わたしで
満足してる?』
「してるよ。何でそんなこと聞くの?」
『・・・・雑誌の女性みたいな
旦那さんの為に 旦那さんの性癖を 満たしてあげる奥さんが、いいのかなって 思って・・。』
咲良のその言葉に
私は、確信しました。
《こいつ、あれから何度もあの雑誌を見てるな!》
雑誌の投稿者コメントを読んでいないと出てこない言葉です。私は、慌てずに、その日は、咲良をいつも以上に愛撫をしてやり愛し合います。
それから私は、《ゆっくりとこちらの世界に妻を。》
夜の営みは増えました。「毎回、雑誌の女性を、咲良だと思って見てる。」と言い続けながらセックスをします。
『あぁぁぁ~ どの人を私だと思って見てるの~ あぁぁぁ~』
「12年目の妻を見てください、ってやつだよ! 見てみる?」
『あぁぁぁあぁぁぁ~ 後で見せて~ あぁぁぁ~ 逝く~』
セックスを終えて、雑誌を持ってきて咲良と一緒に見ました。
『この奥さん?』
「そうだよ。凄いだろう。」
『おっぱい大きいわね。』
咲良がそう言いながらコメントを見始めた。5分位の沈黙でしたが私にしては、長く感じます。
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201911115
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