長4〔公認デート〕その15
長4〔公認デート〕その15
その14
「俺も離れたくないよ。」と言うと、妻(斎藤詩穂:さいとう・しほ:29歳)は泣きじゃくった顔を上げて、俺(斎藤裕樹:さいとう・ひろき:29歳)を見ながら嗚咽を漏らして、必死に何度も頷いていた。詩穂は本当に子供みたいに泣きながら謝罪を繰り返している。それを見て、《こんな思いをさせて申し訳ないな。》と思った。
それだから別に興奮なんてしていなかったけど、なんと言うか自分の言葉を証明したくて、妻の詩穂を今すぐ抱こうと思い。乱暴に服を脱がして、詩穂を求めた。30分くらい前まで他の男に抱かれていた詩穂だけど、シャワーを浴びなくても全く気にならない。普段の詩穂は素っ気無いのに、Hになるとすごく従順になる。俺もいざ挿入すると、なんか緊張から解放されて気分が高まっていた。
俺は詩穂を愛しながらも色々と問い詰める。「他の男のちんこは良かったのかよ!?」「あいつ(高階健吾:たかしな・けんご:24歳)のちんこでもそんなに喘いでいたのかよ!?」そんな事を突きながら言う度に詩穂は『ごめんなさい! ごめんなさい!』って何度も何度も謝りながら逝っていた。
詩穂が逝ったあとは、少し落ち着いてゆっくりとしたHをしながら、それでも「俺より良かったのか?」「俺と別れたい?」と訊くと、『そんなわけないよ。』『あなたが一番だから。』って涙目でイヤイヤと首を振りながら答える。
それから、詩穂は正常位なのに、下から腰を動かしてきた。そして、何度もキスをせがんでくる。俺がその時に、「生でやったのか?」と尋ねたら、『一度だけしました。』と答えた。勤務中に倉庫でしたらしい。『でも挿入されて、すぐに止めさした。』『それ以来絶対許していない。』って言った。
俺はそれを聞いて少しへこんだのですが、その時の詩穂の心底申し訳無さそうな顔が愛おしかったのでHは続行する。いやむしろ燃えた。「もういきそうだ。」と詩穂に伝えると、詩穂は下から俺を両手足でガッチリとホールドしてきて、泣きそうな目と掠れた声で『出して!』って中出しを要求してくる。それで俺も黙ってそれに応えて、詩穂の中で出した。
俺と詩穂で中出しHをしたときはいつもそうなのだけど、その時も、逝った後はしばらくつながったまま、余韻を楽しむ。そして、お互いに、ゆっくりと腰を押し付けあうようにピストンをしたり、キスしたりしていた。
そういう時に妻は、決まって俺の顔をさすりながら、『早く子供が欲しいな。』って呟く。出来るだけ冗談っぽく「俺の子供?」と聞いたのだけど、詩穂は少し本気で怒ったようで、そのままの状態で俺の上唇を軽く“ガブっ!”て感じで噛んできた。 その16へ
2017/11/21
その14
「俺も離れたくないよ。」と言うと、妻(斎藤詩穂:さいとう・しほ:29歳)は泣きじゃくった顔を上げて、俺(斎藤裕樹:さいとう・ひろき:29歳)を見ながら嗚咽を漏らして、必死に何度も頷いていた。詩穂は本当に子供みたいに泣きながら謝罪を繰り返している。それを見て、《こんな思いをさせて申し訳ないな。》と思った。
それだから別に興奮なんてしていなかったけど、なんと言うか自分の言葉を証明したくて、妻の詩穂を今すぐ抱こうと思い。乱暴に服を脱がして、詩穂を求めた。30分くらい前まで他の男に抱かれていた詩穂だけど、シャワーを浴びなくても全く気にならない。普段の詩穂は素っ気無いのに、Hになるとすごく従順になる。俺もいざ挿入すると、なんか緊張から解放されて気分が高まっていた。
俺は詩穂を愛しながらも色々と問い詰める。「他の男のちんこは良かったのかよ!?」「あいつ(高階健吾:たかしな・けんご:24歳)のちんこでもそんなに喘いでいたのかよ!?」そんな事を突きながら言う度に詩穂は『ごめんなさい! ごめんなさい!』って何度も何度も謝りながら逝っていた。
詩穂が逝ったあとは、少し落ち着いてゆっくりとしたHをしながら、それでも「俺より良かったのか?」「俺と別れたい?」と訊くと、『そんなわけないよ。』『あなたが一番だから。』って涙目でイヤイヤと首を振りながら答える。
それから、詩穂は正常位なのに、下から腰を動かしてきた。そして、何度もキスをせがんでくる。俺がその時に、「生でやったのか?」と尋ねたら、『一度だけしました。』と答えた。勤務中に倉庫でしたらしい。『でも挿入されて、すぐに止めさした。』『それ以来絶対許していない。』って言った。
俺はそれを聞いて少しへこんだのですが、その時の詩穂の心底申し訳無さそうな顔が愛おしかったのでHは続行する。いやむしろ燃えた。「もういきそうだ。」と詩穂に伝えると、詩穂は下から俺を両手足でガッチリとホールドしてきて、泣きそうな目と掠れた声で『出して!』って中出しを要求してくる。それで俺も黙ってそれに応えて、詩穂の中で出した。
俺と詩穂で中出しHをしたときはいつもそうなのだけど、その時も、逝った後はしばらくつながったまま、余韻を楽しむ。そして、お互いに、ゆっくりと腰を押し付けあうようにピストンをしたり、キスしたりしていた。
そういう時に妻は、決まって俺の顔をさすりながら、『早く子供が欲しいな。』って呟く。出来るだけ冗談っぽく「俺の子供?」と聞いたのだけど、詩穂は少し本気で怒ったようで、そのままの状態で俺の上唇を軽く“ガブっ!”て感じで噛んできた。 その16へ
2017/11/21
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