中H〔夫の願望と妻の体験〕第1章
中H〔夫の願望と妻の体験〕第1章
(原作=夫に寝取られ を告白されました 原作者=ともこ 2013年9月)
夫(片桐博巳:かたぎり・ひろみ)37才。私(片桐智子:かたぎり・ともこ)は38才。結婚14年目を迎えようとしています。子供が2人居ます。成長して少しずつですが手がかからなくなってきて 夫婦だけで過ごす週末の時間が増えはじめました。
そんな頃、夫が単身赴任。仕事が忙しく家に帰って来られない夫の部屋へ、隔週末に通う生活が始まりました。子供を置いて出掛ける事がほとんどなかったので留守にする事に少し不安がありましたが、夫の部屋に通う事は、新婚の頃を思い出す様でちょっぴりですが、私のココロは弾んでいました。部屋の掃除や洗濯、買い物の合間に 夫が見つけたカフェや公園を案内してもらったり、離れて生活していて普段会話出来ない事を語り合ったり、楽しい時間を過ごしていました。
1年が経った頃。夫から話があるからと、普段とは違う表情に戸惑いながらも 夫の前に座りました。夫の話では「元々、自分は性的欲求があまり無い様で(その事について私に不満はありません)単身赴任の頃より特に湧きあがる感覚が少なくなった。自分でいろいろ調べ進めていく内に、自分が異なった性癖である寝取られ願望。がある。事に気が付いてしまった。」のだ、と告白されました。続けて、「寝取られてもらえないか?」と、お願いされました。
夫からの突然の、【寝取られ願望の性癖】と、「寝取られて欲しい。」との告白は衝撃でした。と、共に“寝取られ”の意味すら??全く解らない状況でした。それから、夫にゆっくり説明してもらうようにしました。「私が他の男性に身を委ねている様子を見てみたい事。嫉妬心で締め付けられてジリジリとしてみたい。そのジリジリが快感になり湧きあがってくる。のだという事。嫉妬心が湧きあがる事で、今以上に私への愛情が増す事。今まで何度も私に打ち明けようと悩み躊躇っていた事。」ひとつずつ、私に解るよう丁寧に伝えていってくれました。
夫の説明を聞いている内に“寝取られ”という性癖があるという事。それから、夫は自分では気が付かないまま随分と長い間、この性癖に悩み苦しんでいた。と、いう事を知りました。
普段の夫は、何事にも常に前向きで、私にも子供に対しても真面目に応えようとしてくれます。仕事で辛い状況があったとしても愚痴を零(こぼ)したり、後ろ向きになったりする事は見た事がありません。
いつも明るくて、私に仕事で落ち込むような事があっても一緒に居たり、相談をすると元気な気持ちに呼び戻してくれるような人です。そんな夫が、独りで苦しんで居たのかと思うと、『独り苦しませてゴメンナサイ。』と言う気持ちと『正直に伝えてくれてアリガトウ。』の気持ちが複雑に入り混じり、夫を否定する気持ちにはなりませんでした。
そして“寝取られ”をより理解出来るかも知れない。と、夫からインターネットのサイトをみる事をすすめられました。かなり過激な内容もありますが、夫の気持ちを理解できるヒントになるのでは?と思える投稿に辿り着きました。何度も読み返し、夫の望みを叶えてあげられるのは、妻である私しか居ない。と そう思えるようになってきました。
夫には、『時間がかかるかも知れないけど私にしか叶えられない望みなので叶えてあげたい。』と答えました。 第2章へ続く
(原作=夫に寝取られ を告白されました 原作者=ともこ 2013年9月)
夫(片桐博巳:かたぎり・ひろみ)37才。私(片桐智子:かたぎり・ともこ)は38才。結婚14年目を迎えようとしています。子供が2人居ます。成長して少しずつですが手がかからなくなってきて 夫婦だけで過ごす週末の時間が増えはじめました。
そんな頃、夫が単身赴任。仕事が忙しく家に帰って来られない夫の部屋へ、隔週末に通う生活が始まりました。子供を置いて出掛ける事がほとんどなかったので留守にする事に少し不安がありましたが、夫の部屋に通う事は、新婚の頃を思い出す様でちょっぴりですが、私のココロは弾んでいました。部屋の掃除や洗濯、買い物の合間に 夫が見つけたカフェや公園を案内してもらったり、離れて生活していて普段会話出来ない事を語り合ったり、楽しい時間を過ごしていました。
1年が経った頃。夫から話があるからと、普段とは違う表情に戸惑いながらも 夫の前に座りました。夫の話では「元々、自分は性的欲求があまり無い様で(その事について私に不満はありません)単身赴任の頃より特に湧きあがる感覚が少なくなった。自分でいろいろ調べ進めていく内に、自分が異なった性癖である寝取られ願望。がある。事に気が付いてしまった。」のだ、と告白されました。続けて、「寝取られてもらえないか?」と、お願いされました。
夫からの突然の、【寝取られ願望の性癖】と、「寝取られて欲しい。」との告白は衝撃でした。と、共に“寝取られ”の意味すら??全く解らない状況でした。それから、夫にゆっくり説明してもらうようにしました。「私が他の男性に身を委ねている様子を見てみたい事。嫉妬心で締め付けられてジリジリとしてみたい。そのジリジリが快感になり湧きあがってくる。のだという事。嫉妬心が湧きあがる事で、今以上に私への愛情が増す事。今まで何度も私に打ち明けようと悩み躊躇っていた事。」ひとつずつ、私に解るよう丁寧に伝えていってくれました。
夫の説明を聞いている内に“寝取られ”という性癖があるという事。それから、夫は自分では気が付かないまま随分と長い間、この性癖に悩み苦しんでいた。と、いう事を知りました。
普段の夫は、何事にも常に前向きで、私にも子供に対しても真面目に応えようとしてくれます。仕事で辛い状況があったとしても愚痴を零(こぼ)したり、後ろ向きになったりする事は見た事がありません。
いつも明るくて、私に仕事で落ち込むような事があっても一緒に居たり、相談をすると元気な気持ちに呼び戻してくれるような人です。そんな夫が、独りで苦しんで居たのかと思うと、『独り苦しませてゴメンナサイ。』と言う気持ちと『正直に伝えてくれてアリガトウ。』の気持ちが複雑に入り混じり、夫を否定する気持ちにはなりませんでした。
そして“寝取られ”をより理解出来るかも知れない。と、夫からインターネットのサイトをみる事をすすめられました。かなり過激な内容もありますが、夫の気持ちを理解できるヒントになるのでは?と思える投稿に辿り着きました。何度も読み返し、夫の望みを叶えてあげられるのは、妻である私しか居ない。と そう思えるようになってきました。
夫には、『時間がかかるかも知れないけど私にしか叶えられない望みなので叶えてあげたい。』と答えました。 第2章へ続く
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