短30〖寝取らせて興奮〗その10話
その9話 2018/08/09
優希はしばらくうつむいて黙っていましたが、覚悟したように両腕を降ろして本多真治(ほんだ・しんじ:21歳)に身体を預けます。
《堕ちた! とうとう妻(前田優希:まえだ・ゆき:36歳)はこの男に堕とされた。》
〔優希さん・・ああ・・大好きです・・。〕
男の右手は肩から優希の豊満な乳房に場所を移して、無遠慮に揉みしだきながらすでに大きくしこっている乳首を、服の上からつまみあげ、指先で転がしていました。唇を執拗に吸われ、舐めまわされて、妻の口の回りは二人の唾液でべちょべちょになって、店の薄暗い光にぴかぴか光っています。
男の左手が、チュニックの裾を捲り上げ、白い太ももを足の付け根まで露わにすると、生足の感触を楽しむ様にゆっくり撫でまわしました。やがて紺色の、全面に大きく刺しゅうが施されたセクシーなローライズのショーツまで達すると、優希は慌ててその手を抑えます。
『ダメ! 店員さんに見られちゃう!』
向こうのテーブルにオーダーを運んでいく店員が、こちらをちらっと見ながら通り過ぎていきました。
『今ちょっと、見られちゃったかも・・。』
〔もう出ようか。場所を変えようよ。〕
優希と男は伝票をつかむと立ち上がります。妻はスカートの裾を直し、髪を整えました。
二人が通路に出る際、ちらっと真治が私(前田正俊:まえだ・まさとし:38歳)の方を見
ます。《気づかれたかな?》しかし何事もなかった様に彼は優希の腰に手を回すと顔を寄せて何かひそひそと話しをしながら、出口の方に消えていきました。慌てて追いかけて行っても、もうどうすることも出来ないので、これ以上は諦めるしかありません。
すぐ隣の席で口説かれ、脅迫され、堕とされてしまった愛妻の優希。そしてその行為に際してどうする事も出来なかった、いやしようとせず、むしろ他の男に寝取られることを、切に願った情けない私だった。《恐らく二人の行先は駅裏のフアッションホテル街だろう。》そうと分かっていて指を咥えて見送った私ですが、どうしょうもない無力感、脱力感と共に、心の奥底でちろちろと優希の貞操が奪われる事に対する妖しい嫉妬や焦燥感が燃え出します。そのいてもたってもいられない程の、異常な興奮で私のペニスはこれ以上ない程、勃起していました。 その11話に続く
2019/01/13
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